JP2022036907A - 衣料用液体洗浄剤組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】保存後、特に高温での保存後の洗浄力と泡切れ性に優れた、酵素が配合された衣料用液体洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(a)下記の一般式(1)で表される非イオン界面活性剤、(b)無機カルシウム塩、(c)糖質分解酵素及び水を含有し、(a)の含有量と(c)の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が100以上16000以下である、衣料用液体洗浄剤組成物。R-O-〔(EO)n/(PO)m〕-H (1)〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、n及びmは平均付加モル数であり、nは8以上40以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕【選択図】なし

Description

本発明は、衣料用液体洗浄剤組成物、及び衣料の洗浄方法に関する。
衣料用洗浄剤には高い洗浄性が追及されてきた。一方で、洗濯機の進歩も著しく、洗浄剤や柔軟剤の添加も自動的に添加されるような機種も市場に出てきている。洗浄剤の添加量や使用水量などが管理された洗濯に供する洗浄剤は、その使い始めから使い終わりまでの間に性能が変化せずに維持できることが望まれる。また、できるだけ少量の水ですすぎが完了するようにすすぎ泡切れ性に優れることも望まれる。
衣料に付着した種々の汚れに対する洗浄力の観点で、一般的に衣料用の洗浄剤には酵素が使用されている。しかし、酵素は、水を含む液体の洗浄剤中で不安定であり、酵素が使用されている洗剤を長期間保存すると洗浄力が低下する傾向がある。従来、酵素を配合した液体の洗浄剤において、酵素の安定性を高める提案が種々されている。
特許文献1には、(A)特定のノニオン界面活性剤、(B)ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸又はその塩、(C)直鎖アルキルベンゼンスルホン酸又はその塩、(D)酵素、及び(E)水を含み、成分(A)/[成分(B)+成分(C)]で表される質量比が0.5~3.5であり、成分(B)/成分(C)で表される質量比が90/10~10/90である、衣料用液体洗浄剤が開示されている。
特許文献2には、(A)成分として非イオン界面活性剤、(B)成分として芳香族スルホン酸又はその塩、(C)成分として多価アルコール、(D)成分としてアミラーゼ、(E)成分としてプロテアーゼ、(F)成分として水を含有し、質量比で(C)/(B)の値が0.7~200である、中性洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献3には、(イ)ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンアルキルエーテルと(ロ)トリメチロールプロパンのエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物およびグリセリンのエチレンオキサイド・プロピレンオキサイド付加物の少なくとも一方とを(イ):(ロ)=3:1~20:1の質量比で配合してなる非イオン界面活性剤(A)と、アルカノールアミン(B)と、酵素(C)と、キシレンスルホン酸塩およびクメンスルホン酸塩の少なくとも一方からなる可溶化剤(D)と、カルシウム添加剤と、水とを含有し、硬質表面用液体洗浄剤組成物全体に対し、上記非イオン界面活性剤(A)が1~10質量%、アルカノールアミン(B)が10~30質量%、酵素(C)が0.1~5質量%含有され、硬質表面用液体洗浄剤組成物の25℃におけるpHが8.0~10.0の範囲に設定されている硬質表面用液体洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献4には、(A)ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル6質量%~40質量%、(B)デンプン分解酵素、(C)酵素安定化剤、(D)可溶化剤、及び(E)pH調整剤、を含有する前浸漬用洗浄剤組成物が開示されている。
特許文献5には、(a)特定の非イオン界面活性剤、(b)酵素、(c)酵素安定化剤並びに(d)有機多価カルボン酸及び/又はその塩を含有する液体洗浄剤組成物が開示されている。
国際公開第2017/038930号 特開2018-115286号公報 特開2016-172814号公報 特開2016-11385号公報 特開2002-69489号公報
本発明は、保存後、特に高温での保存後の洗浄力と泡切れ性に優れた、酵素が配合された衣料用液体洗浄剤組成物を提供する。
本発明は、下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を含有し、(a)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が100以上16000以下である、衣料用液体洗浄剤組成物に関する。
(a)成分:下記の一般式(1)で表される非イオン界面活性剤
R-O-〔(EO)/(PO)〕-H (1)
〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、n及びmは平均付加モル数であり、nは8以上40以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕
(b)成分:無機カルシウム塩
(c)成分:糖質分解酵素
また、本発明は、前記本発明の衣料用液体洗浄剤組成物及び水を混合して得た洗浄液で衣料を洗浄し、その後、該衣料を水ですすぐ、衣料の洗浄方法に関する。
本発明によれば、保存後、特に高温での保存後の洗浄力と泡切れ性に優れた、酵素が配合された衣料用液体洗浄剤組成物、及びこれを用いた衣料の洗浄方法が提供される。本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は洗浄力に優れ、且つ例えば40℃程度の高温で保存された後も、優れた洗浄力が発揮でき、また泡切れ性がよいのですすぎの回数や水量を低減することができる。
<衣料用液体洗浄剤組成物>
(a)成分は、下記の一般式(1)で表される非イオン界面活性剤である。
R-O-〔(EO)/(PO)〕-H (1)
〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、n及びmは平均付加モル数であり、nは8以上40以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕
一般式(1)中、Rの炭素数は、洗浄性向上、高温保存後の洗浄性維持(以下、「保存後の洗浄性維持」という)及び泡切れ性向上の観点から、10以上、好ましくは12以上、そして、24以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である。
一般式(1)中、Rの脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基が挙げられ、アルキル基が好ましい。Rは、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、直鎖または分岐鎖の脂肪族炭化水素基、例えば直鎖または分岐鎖アルキル基、直鎖または分岐鎖アルケニル基が好ましく、直鎖アルキル基がより好ましい。
一般式(1)中、nは8以上40以下の数であり、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは14以上、より更に好ましくは16以上、そして、好ましくは35以下、より好ましくは30以下、更に好ましくは24以下、より更に好ましくは20以下である。
一般式(1)中、mは1以上6以下の数であり、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは2以上、そして、好ましくは4以下である。
一般式(1)中のPO付加モル数とEO付加モル数の比、すなわち、nに対するmの比であるm/nは、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは0.7以下、より好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.25以下である。
一般式(1)中のEOとPO総付加モル数中のPO付加モル数の比、すなわち、nとmの合計に対するmの比であるm/(n+m)は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.08以上、そして、好ましくは0.4以下、より好ましくは0.3以下、更に好ましくは0.2以下である。
(a)成分としては、下記の一般式(2)で表される非イオン界面活性剤が好ましい。
R-O-(EO)n1-(PO)-(EO)n2-H (2)
〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、EOとPOはこの順でブロック結合をしており、n1、n2及びmは平均付加モル数であり、n1は0以上20以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、n2は0以上20以下の数であり、n1とn2の合計は8以上であり、EOとPOはブロック付加である。〕
一般式(2)中、R、mの具体例及び好ましい例は一般式(1)と同じである。
一般式(2)中、n1は0以上20以下の数であり、n1が0でない場合は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは12以下である。
一般式(2)中、n2は0以上20以下の数であり、n2が0でない場合は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上、そして、好ましくは19以下、より好ましくは18以下、更に好ましくは17以下である。
一般式(2)中のn1とn2の合計は、一般式(1)のnに相当し、好ましい範囲もnと同じである。
一般式(2)中のPO付加モル数とEO付加モル数の比、すなわち、n1とn2の合計に対するmの比率であるm/(n1+n2)は、一般式(1)の非イオン界面活性剤のm/nに相当し、好ましい範囲もm/nと同じである。
一般式(2)中のEOとPO総付加モル数中のPO付加モル数の比、すなわち、n1とn2とmの合計に対するmの比であるm/(n1+n2+m)は、一般式(1)の非イオン界面活性剤のm/(n+m)に相当し、好ましい範囲もm/(n+m)と同じである。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、(a)成分を、組成物中、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましく8質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下、更に好ましくは25質量%以下含有する。
(b)成分は無機カルシウム塩である。
(b)成分としては、塩化カルシウムなどのハロゲン化カルシウム、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、ケイ酸カルシウムなどが挙げられる
(b)成分は、入手容易性及び保存後の洗浄性維持の観点から、塩化カルシウムが好ましい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、保存後の洗浄性維持の観点から、(b)成分を、組成物中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.008質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.2質量%以下含有する。
(c)成分は糖質分解酵素である。
(c)成分としては、アミラーゼ、スクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、プルラナーゼ、フラクトフラノシダーゼ等が挙げられる。
(c)成分は、アミラーゼが好ましく、洗浄性向上及び保存後の洗浄性維持の観点から、α-アミラーゼがより好ましい。具体的に使用できる市販の酵素としては、商標名ラピダーゼ(ギスト ブロカーズ製)、商標名ターマミル、デュラミル、ステインザイム、およびアンプリファイプライム100L(ノボザイムジャパン(株)製)、商標名プラスターSTおよびプラスターOxAm(ジュネンコア・インターナショナル製)、商標名、プリファレンツS210(デュポン(株)製)を挙げることができる。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上及び保存後の洗浄性維持の観点から、(c)成分を、酵素タンパク質として、組成物中、好ましくは0.0005質量%以上、より好ましくは0.0008質量%以上、更に好ましくは0.001質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下、更に好ましくは0.05質量%以下含有する。なお、本発明において、(c)成分の酵素タンパク質としての量は、(c)成分が市販品で酵素タンパク質としての量が既知であればその値を採用してよい。また、(c)成分の酵素タンパク質としての量を測定する場合は、Lowry法に基づいて測定されたものであってよい。Lowry法には、市販の測定キット、例えば、DCプロテインアッセイキット(BIO-RAD)を用いることができる。DCプロテインアッセイキット(BIO-RAD社)を用いる場合の具体的な測定法は、例えば、次の通りである。DCプロテインアッセイキットのA試薬10μLに対し、適宜希釈した酵素溶液20μLを加え、DCプロテインアッセイキットのB試薬80μLを加えて室温で15分間インキュベートした後、マイクロプレートリーダー(例えば、Infinite(登録商標)200PRO(Tecan社製)など)にて750nmの吸光度を測定する。たんぱく質濃度が既知の試料(例えば、BSA Standard Solution(富士フィルム和光試薬)をなど)から検量線を作成し、前記で得た吸光度から、当該酵素中のたんぱく質量を定量する。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、(a)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が、100以上、好ましくは500以上、より好ましくは700以上、そして、16000以下、より好ましくは10000以下、更に好ましくは7000以下、より更に好ましくは5000以下、より更に好ましくは3000以下、より更に好ましくは1500以下、より更に好ましくは1000以下である。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である(a)/(b)が、好ましくは10以上、より好ましくは50以上、更に好ましくは100以上、そして、好ましくは10000以下、より好ましくは2000以下、更に好ましくは500以下、より更に好ましくは150以下である。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上及び保存後の洗浄性維持の観点から、(b)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(b)/(c)が、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.5以上、より更に好ましくは1以上、より更に好ましくは3以上、そして、より好ましくは100以下、更に好ましくは50以下、より更に好ましくは20以下、より更に好ましくは10以下、より更に好ましくは5以下である。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持、泡切れ性向上、組成物の液安定性向上、及び組成物製造時の作業性向上の観点から、更に、第二級アルコールにエチレンオキサイドが付加した非イオン界面活性剤〔(a)成分を除く〕〔〔以下、(d)成分という〕を含有することができる。
(d)成分は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持、泡切れ性向上、組成物の液安定性向上、及び組成物製造時の作業性向上の観点から、第二級アルコールにエチレンオキサイドが付加した非イオン界面活性剤、具体的には、下記一般式(d1)の非イオン界面活性剤が好ましい。
R-O-(EO)-H (d1)
〔式中、Rは炭素数8以上24以下の直鎖又は分岐鎖の第二級アルキル基であり、EOはエチレンオキシ基であり、sは平均付加モル数であり、3以上24以下の数である。〕
式(d1)中のRは、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持、泡切れ性向上、組成物の液安定性向上、及び組成物製造時の作業性向上の観点から、直鎖の第二級アルキル基であることが好ましく、Rの炭素数は、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である。なお、第二級アルキル基とは、式(d1)中のRの炭素原子のうち-O-と結合する炭素原子が第二級炭素原子であるアルキル基をいう。
式(d1)中のsは、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持、泡切れ性向上、組成物の液安定性向上、及び組成物製造時の作業性向上の観点から、好ましくは4以上、より好ましくは5以上であり、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは12以下である。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、泡切れ性向上、組成物の液安定性向上及び組成物製造時の作業性向上の観点から、(d)成分を、組成物中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、そして、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下含有する。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、本発明の効果に影響を与えない範囲で、更に(e)成分として、(a)成分及び(d)成分以外の界面活性剤を含有することができる。
(e)成分としては、(a)成分及び(d)成分以外の非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、陰イオン界面活性剤、並びに両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。(e)成分の界面活性剤は、分子量5000以下が好ましい。
(a)成分及び(d)成分以外の非イオン界面活性剤としては、アルコールアルコキシレート、エステルアルコキシレート、アルキレンオキシ基を含んでいてもよい多価アルコール脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、ポリエチレングリコール、ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブロックコポリマー、ポリオキシプロピレン・ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレン・ブロックコポリマーなどが挙げられる。アルコールアルコキシレートとしては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルなどが挙げられる。アルキレンオキシ基を含んでいてもよい多価アルコール脂肪酸エステルとしては、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルなどが挙げられる。
陽イオン界面活性剤としては、第4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤が挙げられる。第4級アンモニウム塩型陽イオン界面活性剤は、窒素原子に結合する4つの基のうち、1つ又は2つが炭素数8以上24以下の炭化水素基であり、残りが炭素数1以上3以下の炭化水素基である第4級アンモニウム塩が挙げられる。陽イオン界面活性剤としては、下記一般式(e1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2022036907000001
〔式中、Re1は、炭素数8以上24以下の鎖式炭化水素基であり、Re2は、炭素数8以上24以下の鎖式炭化水素基、炭素数1以上3以下のアルキル基、又は炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基であり、Re3及びRe4は、それぞれ独立に、炭素数1以上3以下のアルキル基、又は炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基であり、Xは炭素数1以上3以下のアルキル硫酸イオン、又はハロゲン化物イオンである。〕
一般式(e1)中、Re1の鎖状炭化水素基の炭素数は、9以上が好ましく、10以上がより好ましく、そして18以下が好ましく、14以下がより好ましく、12以下が更に好ましい。Re2は、炭素数8以上24以下の鎖式炭化水素基、炭素数1以上3以下のアルキル基、又は炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基であり、Re2の鎖状炭化水素基の炭素数は、9以上が好ましく、10以上がより好ましく、そして18以下が好ましく、14以下がより好ましく、12以下が更に好ましい。Re2の鎖式炭化水素基は、アルキル基、アルケニル基が好ましく、アルキル基がより好ましい。Re3、Re4は、それぞれ独立に、メチル基、エチル基、又は炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基である。Re1、Re2の鎖状炭化水素基の具体例は、オクチル基、ノニル基、デシル基、ドデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基であり、ノニル基、デシル基が好ましく、デシル基が更に好ましい。炭素数1以上3以下のヒドロキシアルキル基の具体例は、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基が挙げられる。XはCHSO 、CHCHSO 、又はハロゲン化物イオンである。
前記一般式(e1)で表される化合物のより具体的な化合物は、N-エチル-N,N-ジメチルテトラデシルアンモニウム塩、トリメチルヘキサデシル塩、N,N-ジオクチル-N,N-ジメチルアンモニウム塩、N,N-ジノニル-N,N-ジメチルアンモニウム塩、N,N-ジデシル-N,N-ジメチルアンモニウム塩、N,N-ジオクチル-N-エチル-N-メチルアンモニウム塩、N,N-ジノニル-N-エチル-N-メチルアンモニウム塩、及びN,N-ジデシル-N-エチル-N-メチルアンモニウム塩から選ばれる1種以上の化合物が挙げられ、モノ長鎖型アンモニウム塩とジ長鎖型アンモニウム塩を併用することもできる。これらの塩となる対イオンは、CHSO 、CHCHSO 、又はクロルイオン等のハロゲン化物イオンである。
陰イオン界面活性剤の例として、炭素数8以上18以下の脂肪族炭化水素基を有するスルホン酸塩、炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基を有する硫酸エステル塩、及び炭素数10以上24以下の脂肪酸又はその塩、から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤が挙げられる。
例えば、陰イオン界面活性剤としては、炭素数10以上18以下の内部オレフィンスルホン酸塩、炭素数10以上24以下のアルキル基又はアルケニル基を有する硫酸エステル塩、炭素数10以上24以下のアルキル基又はアルケニル基を有するポリオキシアルキレンアルキル又はアルケニルエーテル硫酸エステル塩、炭素数8以上18以下のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩(炭素数8以上18以下のアルキル基とは、ベンゼン環に置換するアルキル基を意味し、ベンゼン骨格は含まない)、炭素数10以上24以下のアルキル基又はアルケニル基を有するスルホン酸塩(但し、炭素数10以上18以下の内部オレフィンスルホン酸塩を除く)、及び炭素数10以上24以下の脂肪酸又はその塩、から選ばれる1種以上のアニオン界面活性剤などが挙げられる。これらの塩としては、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属(1/2原子)塩、アンモニウム塩又は有機アンモニウム塩が挙げられる。アルカリ金属塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩が挙げられる。有機アンモニウム塩としては、炭素数1以上6以下のアルカノールアンモニウム塩が挙げられる。
両性界面活性剤としては、炭素数10以上24以下のアルキル又はアルケニルアミンオキサイド、炭素数10以上24以下のアルキル又はアルケニルベタイン、炭素数10以上24以下のアルキル又はアルケニルスルホベタインなどが挙げられる。
(e)成分の含有量は、本発明の効果に影響を与えない範囲であれば特に限定するものではないが、組成物中、5質量%以下、更に3質量%以下、2質量%以下、更に1質量%以下、更に0.5質量%以下、更に0.1質量%以下であってよく、0質量%であってもよい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、組成物中の陽イオン界面活性剤の含有量が、5質量%以下、更に3質量%以下、更に1質量%以下であってよく、また、0.1質量%以上、更に0.5質量%以上であってよい。
なお、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、組成物中の陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)の含有量が、1質量%以下、更に0.5質量%以下、更に0.1質量%であることが好ましく、陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)の含有量が0質量%であってもよい。つまり、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)を含有しない、又は陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)の含有量が組成物中1質量%以下であることが好ましい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、組成物中の界面活性剤の含有量が、好ましくは8質量%以上、より好ましくは10質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。界面活性剤の全量は、(a)成分、(d)成分及び(e)成分の合計の含有量であってよい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、組成物中の非イオン界面活性剤の含有量が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは8質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下である。非イオン界面活性剤の全量は、(a)成分、(d)成分、並びに、(e)成分のうちの(a)成分及び(d)成分以外の非イオン界面活性剤の含有量の合計であってよい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上及び泡切れ性向上の観点から、界面活性剤の全量中、(a)成分の割合が、好ましくは20質量%以上、より好ましくは30質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、そして、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは100質量%以下、より好ましくは95質量%以下、更に好ましくは90質量%以下、より更に好ましくは85質量%以下である。界面活性剤の全量は、組成物中の(a)成分、(d)成分及び(e)成分の含有量の合計であってよい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、非イオン界面活性剤の全量中、(a)成分の割合は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下であり、100質量%であってもよい。非イオン界面活性剤の全量は、組成物中の(a)成分、(d)成分、並びに、(e)成分のうちの(a)成分及び(d)成分以外の非イオン界面活性剤の含有量の合計であってよい。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、その他の任意成分として、本発明の効果に影響を与えない範囲で、下記の(1)~(11)の成分を含有することが出来る。
(1)アルカリ剤
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄力の向上の点からアルカリ剤を含有することが好ましい。アルカリ剤は、アルカリ金属水酸化物、アルカリ金属炭酸塩などの無機アルカリ剤、窒素原子に結合する基のうち、1つ以上、3つ以下が炭素数2以上、4以下のアルカノール基であり、残りが炭素数1以上、4以下のアルキル基又は水素原子であるアルカノールアミンを挙げることができる。このうちアルカノール基はヒドロキシアルキル基、更にヒドロキシエチル基であるものが好ましい。アルカノール基以外は水素原子、又はメチル基が好ましく、特に水素原子が好ましい。アルカノールアミンとしては、2-アミノエタノール、N-メチルエタノールアミン、N,N-ジメチルエタノールアミン、N,N-ジエチルエタノールアミン、ジエタノールアミン、N-メチルジエタノールアミン、トリエタノールアミン等のアルカノールアミン類が挙げられる。本発明では、(1)成分として、モノエタノールアミン及びトリエタノールアミンから選ばれるアルカノールアミンが好ましく、モノエタノールアミンがより好ましい。
また、上記(1)成分であるアルカリ剤は、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物のpHを所定の値に調整する為にも用いることが出来る。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物では、(1)成分を、後出するpHになるような量を配合しても良い。具体的には、組成物中、0.01質量%以上、更に0.5質量%以上、そして、10質量%以下、更に8質量%以下、含有しても良い。なお、本発明では、(1)成分のアルカリ剤、中でもアルカノールアミンの配合量には、陰イオン界面活性剤の対イオンなど、他の成分に由来して組成物中に配合される分も算入するものとする。
(2)キレート剤
キレート剤の具体例として、例えば、エチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸等のアミノポリ酢酸又はこれらの塩、クエン酸、乳酸、酒石酸、リンゴ酸等の有機酸又はこれらの塩、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)、これらのアルカリ金属又は低級アミン塩等が挙げられる。(2)成分のキレート剤の含有量は、酸型とみなした場合に、組成物中、0.1質量%以上、5質量%以下であり、好ましくは0.1質量%以上、4質量%以下、より好ましくは0.1質量%以上、3質量%以下である。
(3)再汚染防止剤及び/又はポリマー系分散剤
再汚染防止剤及び/又はポリマー系分散剤としては、ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、カルボキシメチルセルロース等が挙げられる。再汚染防止剤及び/又はポリマー系分散剤の含有量は、組成物中、0.01質量%以上10質量%以下が好ましい。
(4)漂白剤
漂白剤としては、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過硼酸ナトリウム等が挙げられる。漂白剤の含有量は、組成物中、0.01質量%以上10質量%以下が好ましい。
(5)漂白活性化剤
漂白活性化剤としては、テトラアセチルエチレンジアミン、特開平6-316700号の一般式(I-2)~(I-7)で表される漂白活性化剤等が挙げられる。漂白活性化剤の含有量は、組成物中、0.01質量%以上10質量%以下が好ましい。
(6)(c)成分以外の酵素
(c)成分以外の酵素としては、セルラーゼ、プロテアーゼ及びリパーゼから選ばれる1種以上の酵素が挙げられる。酵素の含有量は、組成物中、0.001質量%以上2質量%以下が好ましい。(6)の酵素としては、皮脂汚れが付着した衣料上に、ミートソースなどの食べこぼし汚れが付着した汚れに対して、より高い洗浄性が得られる点で、プロテアーゼを含む酵素であることが好ましい。
なお、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、食べこぼし汚れ洗浄性向上の観点から、酵素の全量中、(c)成分の割合が、好ましくは5質量%以上、より好ましくは20質量%以上、更に好ましくは40質量%以上、そして、好ましくは100質量%以下であり、100質量%であってもよい。
(7)蛍光染料
蛍光染料としては、例えばチノパールCBS(商品名、チバスペシャリティケミカルズ製)やホワイテックスSA(商品名、住友化学社製)として市販されている蛍光染料が挙げられる。蛍光染料の含有量は、組成物中、0.001質量%以上1質量%以下が好ましい。
(8)酸化防止剤
酸化防止剤としては、ブチルヒドロキシトルエン、ジスチレン化クレゾール、亜硫酸ナトリウム及び亜硫酸水素ナトリウム等が挙げられる。酸化防止剤の含有量は、組成物中、0.01質量%以上2質量%以下が好ましい。
(9)色素、香料、抗菌防腐剤、シリコーン等の消泡剤を適量。
(10)水酸基を有する有機溶剤
水酸基を有する有機溶剤としては、以下の(10-1)成分~(10-6)成分から選ばれる1種以上の化合物が用いられる。
(10-1)成分:炭素数2以上6以下の脂肪族炭化水素基を有する1価のアルコール
(10-1)成分として、例えばエタノール、1-プロパノール、2-プロパノール及び1-ブタノールから選ばれる1価のアルコールが挙げられる。
(10-2)成分:炭素数2以上6以下の2価以上6価以下のアルコール
(10-2)成分として、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、2-メチル-2,4-ペンタンジオール、1,5-ペンタンジオール、1,6-ヘキサンジオール及びグリセリンから選ばれる2価又は3価のアルコールが挙げられる。2-メチル-2,4-ペンタンジオールは、ヘキシレングリコールとも称される。
(10-3)成分:炭素数2以上4以下のアルキレングリコール単位を含有するポリアルキレングリコール
(10-3)成分として、例えばジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テトラエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、重量平均分子量400以上4000以下のポリエチレングリコール及び重量平均分子量400以上4000以下のポリプロピレングリコールから選ばれるポリアルキレングリコールが挙げられる。
(10-4)成分:炭素数2以上4以下のアルキレングリコール単位と、炭素数1以上4以下のアルキル基とを有する、(モノ又はポリ)アルキレングリコールのモノアルキルエーテル
(10-4)成分として、例えばジエチレングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、1-メトキシ-2-プロパノール及び1-エトキシ-2-プロパノールから選ばれる化合物が挙げられる。
(10-5)成分:炭素数1以上8以下のアルキルを有するアルキルグリセリルエーテル
(10-5)成分として、例えば1-メチルグリセリルエーテル、2-メチルグリセリルエーテル、1,3-ジメチルグリセリルエーテル、1-エチルグリセリルエーテル、1,3-ジエチルグリセリルエーテル、トリエチルグリセリルエーテル、1-ペンチルグリセリルエーテル、2-ペンチルグリセリルエーテル、1-オクチルグリセリルエーテル及び2-エチルヘキシルグリセリルエーテルから選ばれるアルキルグリセリルエーテルが挙げられる。
(10-6)成分:炭素数2又は3のアルキレングリコール単位を有する(モノ又はポリ)アルキレングリコールの芳香族アルキルエーテル
(10-6)成分として、例えば2-フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル、トリエチレングリコールモノフェニルエーテル、平均分子量約480のポリエチレングリコールモノフェニルエーテル、2-ベンジルオキシエタノール及びジエチレングリコールモノベンジルエーテルから選ばれる化合物が挙げられる。
前記(10-4)成分、(10-6)成分において「(モノ又はポリ)アルキレングリコール」なる用語は、モノアルキレングリコール又はポリアルキレングリコールを意味する。また、「ポリアルキレングリコール」とは、アルキレングリコール単位を2個以上9個以下の量で含有することを意味する。
(10)成分は、低温での保存安定性が更に向上できる観点で、(10-1)成分、(10-2)成分、(10-4)成分、及び(10-6)成分から選ばれる1種以上の化合物が好ましい。
より具体的には、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、エタノール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、2-フェノキシエタノール、ジエチレングリコールモノフェニルエーテル及びトリエチレングリコールモノフェニルエーテルから選ばれる1種以上の化合物を含有することが好ましい。本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、水酸基を有する有機溶剤として、エタノール、プロピレングリコール、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、2-フェノキシエタノール、ポリエチレングリコールフェニルエーテルから選ばれる1種以上の有機溶剤を含有することが好ましい。
(10)成分の含有量は、組成物中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは4質量%以上、更により好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは40質量%以下、より好ましくは20質量%以下、更により好ましくは10質量%以下である。
(11)ハイドロトロープ剤
衣料用液体洗浄剤組成物の安定性のためにハイドロトロープ剤を配合することができる。本発明のハイドロトロープ剤は、陰イオン性基を有する有機化合物であり、更にはメチル基、エチル基又はプロピル基から選ばれるアルキル基を1つ又は2つ含み、スルホン酸基又はカルボン酸基を1つ有するアルキルベンゼンカルボン酸又はアルキルベンゼンスルホン酸又はそれらの塩、並びに安息香酸又はその塩を挙げることができる。より具体的にはパラトルエンスルホン酸、クメンスルホン酸、メタキシレンスルホン酸、安息香酸であり、塩はアルカリ金属塩が好ましい。本発明ではパラトルエンスルホン酸又はそのアルカリ金属塩が好ましく、酸として配合し、組成物中のアルカリ剤で中和してもよい。本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、ハイドロトロープ剤を、酸型化合物に換算して、組成物中、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.5質量%以上、更により好ましくは1質量%以上、そして、好ましくは5質量%以下、より好ましくは4質量%以下、更により好ましくは3質量%以下、含有することができる。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、水を含有する。水は、イオン交換水、蒸留水、水道水、次亜塩素酸塩ナトリウムを1mg/kg以上5mg/kg以下含有する水などを使用することができる。本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、組成物の粘度等の物性や衣料洗浄時の作業性の観点から、水を、組成物中に、好ましくは50質量%以上、より好ましくは60質量%以上、そして、好ましくは90質量%以下、より好ましくは85質量%以下含有する。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、25℃におけるpHが、好ましくは6.5以上、より好ましくは7以上、更に好ましくは8以上、そして、好ましくは11以下、より好ましくは10.5以下、更に好ましくは10以下である。該pHは、ガラス電極を用いて25℃で測定した値である。具体的には、以下の方法で測定されたものである。
<pHの測定方法>
堀場製作所製pHメーター D-52にpH電極(型式6367)をあらかじめフタル酸緩衝液(pH4.01)、リン酸標準液(pH6.84)、ホウ酸塩標準液(pH9.18)で校正し、イオン交換水で十分すすいでおく。温度を25℃に調整した衣料用液体洗浄剤組成物に、上記の通り校正、洗浄したpH電極を入れ、pHメーターのAUTO HOLDモードを用いて、測定値が一定になるまで測定する。
本発明の衣料用液体洗浄剤組成物は、衣類、タオル、寝具、寝具用の繊維製品(シーツ、枕カバーなど)などの衣料の洗浄に用いられる。これら以外の洗濯が可能な繊維製品も本発明では衣料として洗浄の対象とすることができる。
本発明の効果の発現機構の詳細は必ずしも解明されたわけではないが、以下のように考えている。衣料等に付着した汚れの中でも食べこぼし汚れなどは、デンプンなどの糖質成分が水分の蒸発と伴に固結したり変性したりすることにより、その他の汚れと相まって洗浄性を低下させていると考えられる。本発明において、衣料用液体洗浄剤組成物に糖質分解酵素を添加することにより、洗浄性が向上することから、糖質分解酵素が汚れ中の糖質を分解することにより強固に付着している汚れに洗浄成分である界面活性剤が浸透しやすくなることで洗浄性が向上するものと考えられる。さらに、洗浄剤組成物が使われる生活の場を想定して高温保存を行うと保存前に比べ洗浄性が低下するのは、保存による糖質分解酵素の活性低下に起因しているものと推測できる。本発明の衣料用液体洗浄剤組成物においては、本発明の糖質分解酵素が保存中に組成物中で酵素活性部位のコンフォメーションの変化や酵素タンパクの分解、変性を起こすことに対して、本発明の比較的疎水性を有する特定構造の非イオン界面活性剤((a)成分)と本発明の糖質分解酵素((c)成分)とを特定の比率で用いることで、(a)成分が酵素タンパク表面に適度に吸着し、また一般的に酵素安定化に寄与するといわれる無機カルシウム塩((b)成分)との相互作用等も含め、糖質分解反応活性部位を阻害することなく安定化を行っているものと考えられる。一方、一般的な洗濯では、極度に発泡性が高い洗浄剤組成物は、すすぎへの負荷が増大したり、排水で泡があふれたりする不都合が起こる。本発明の糖質分解酵素の安定化に寄与する非イオン界面活性剤は比較的疎水性が高く泡切れ性が優れ、又、(a)成分は、汚れ洗浄成分でもあることから、汚れ成分との相互作用も強いことから、(a)成分と糖質分解酵素との吸着体はより汚れ成分近傍に存在しやすくなり、洗浄性もより向上するものと考えられる。尚、本発明は以上の作用機作に特に制限されるものではない。
<衣料の洗浄方法>
本発明は、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物及び水を混合して得た洗浄液で衣料を洗浄し、その後、該衣料を水ですすぐ、衣料の洗浄方法を提供する。
本発明の衣料の洗浄方法は、(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を含有する洗浄液で衣料を洗浄する、衣料の洗浄方法であってよい。
本発明の衣料の洗浄方法には、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用することができる。
前記洗浄液中の(a)成分の含有量は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは0.0005質量%以上、より好ましくは0.0008質量%以上、更に好ましくは0.001質量%以上、そして、好ましくは0.5質量%以下、より好ましくは0.3質量%以下、更に好ましくは0.1質量%以下である。
また、前記洗浄液中の(b)成分の含有量は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、好ましくは0.000005質量%以上、より好ましくは0.00001質量%以上、更に好ましくは0.00005質量%以上、そして、好ましくは0.01質量%以下、より好ましくは0.0075質量%以下、更に好ましくは0.005質量%以下である。
また、前記洗浄液中の(c)成分の含有量は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、酵素タンパク質として、好ましくは0.0000005質量%以上、より好ましくは0.000001質量%以上、更に好ましくは0.000005質量%以上、そして、好ましくは0.001質量%以下、より好ましくは0.00075質量%以下、更に好ましくは0.0005質量%以下である。
前記洗浄液は、各成分の含有量がこの範囲となるように本発明の衣料用液体洗浄剤組成物を水で希釈して調製することが好ましい。具体的な希釈倍率としては、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物の粘度等の形態や衣料洗浄時の作業性の観点から、好ましくは500倍以上、より好ましくは800倍以上、そして、好ましくは5000倍以下、より好ましくは、3000倍以下であってよい。
本発明の衣料の洗浄方法に使用する水は、硬度を有する水が好ましい。水の硬度は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、ドイツ硬度で、好ましくは1°dH以上、より好ましくは2°dH以上、更に好ましくは3.5°dH以上、より更に好ましくは5°dH以上、より更に好ましくは7°dH以上、そして、好ましくは20°dH以下、より好ましくは18°dH以下、更に好ましくは15°dH以下である。ここで、本明細書におけるドイツ硬度(°dH)とは、水中におけるカルシウム及びマグネシウムの濃度を、CaCO換算濃度で1mg/L(ppm)=約0.056°dH(1°dH=17.8ppm)で表したものを指す。
このドイツ硬度のためのカルシウム及びマグネシウムの濃度は、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム塩を使用したキレート滴定法で求められる。
本明細書における水のドイツ硬度の具体的な測定方法を下記に示す。
<水のドイツ硬度の測定方法>
〔試薬〕
・0.01mol/l EDTA・2Na溶液:エチレンジアミン四酢酸二ナトリウムの0.01mol/l水溶液(滴定用溶液、0.01 M EDTA-Na2、シグマアルドリッチ(SIGMA-ALDRICH)社製)
・Universal BT指示薬(製品名:Universal BT、(株)同仁化学研究所製)
・硬度測定用アンモニア緩衝液(塩化アンモニウム67.5gを28w/v%アンモニア水570mlに溶解し、イオン交換水で全量を1000mlとした溶液)
〔硬度の測定〕
(1)試料となる水20mlをホールピペットでコニカルビーカーに採取する。
(2)硬度測定用アンモニア緩衝液2ml添加する。
(3)Universal BT指示薬を0.5ml添加する。添加後の溶液が赤紫色であることを確認する。
(4)コニカルビーカーをよく振り混ぜながら、ビュレットから0.01mol/l EDTA・2Na溶液を滴下し、試料となる水が青色に変色した時点を滴定の終点とする。(5)全硬度は下記の算出式で求める。
硬度(°dH)=T×0.01×F×56.0774×100/A
T:0.01mol/l EDTA・2Na溶液の滴定量(mL)
A:サンプル容量(20mL、試料となる水の容量)
F:0.01mol/l EDTA・2Na溶液のファクター
本発明で用いられる洗浄液は、洗浄性向上、保存後の洗浄性維持及び泡切れ性向上の観点から、(a)成分、(b)成分、(c)成分、及びドイツ硬度が1°dH以上20°dH以下の水を混合して得られた洗浄液が好ましい。また、前記洗浄液は、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物を、ドイツ硬度が1°dH以上20°dH以下の水を混合して得られた洗浄液であってもよい。
本発明の衣料の洗浄方法において、衣料の質量(kg)と洗浄液の量(リットル)の比で表される浴比の値、すなわち洗浄液の量(リットル)/衣料の質量(kg)(以下、この比を浴比とする場合もある)の値は、洗浄性を確保する観点から、好ましくは2以上、より好ましくは3以上、更に好ましくは4以上、より更に好ましくは5以上、そして、好ましくは400以下、より好ましくは300以下である。
本発明の衣料の洗浄方法において、衣料を洗浄する時間は、洗浄性を確保する観点から、衣料に対する風合い付与効果をより向上できる観点から、好ましくは1分以上、より好ましくは2分以上、更に好ましくは3分以上、そして、好ましくは12時間以下、より好ましくは8時間以下、更に好ましくは6時間以下、より更に好ましくは3時間以下、より更に好ましくは1時間以下である。
本発明の衣料の洗浄方法では、衣料を洗浄した後、該衣料を水ですすぐ。すすぎに用いる水も前記硬度の水であってよい。すすぎでは、前記洗浄液の浴比と同様の比で、すすぎ水を衣料に対して用いることができる。また、すすぎの時間も前記洗浄の時間と同様の範囲とすることができる。
本発明の衣料を洗浄する方法は、回転式洗浄方法にも適している。回転式洗浄方法とは、回転機器に固定されていない衣料が洗浄液と共に、回転軸の周りに回転する洗浄方法を意味する。回転式洗浄方法は回転式洗濯機により実施できる。回転式の洗濯機としては、具体的には、ドラム式洗濯機、パルセータ式洗濯機又はアジテータ式洗濯機が挙げられる。これらの回転式洗濯機は、それぞれ、家庭用として市販されているものを使用することができる。1回の洗濯に使用する水の量がより低減できる点で、近年、ドラム式洗濯機が急速に普及している、ドラム式洗濯機は、とりわけ洗浄時の水の量を低減できる。
以下に本発明の態様を例示する。これらの態様には、本発明の衣料用液体洗浄剤組成物、及び衣料の洗浄方法で述べた事項を、必要に応じて修正して、適用することができる。また、それぞれの態様の記載を、必要に応じて修正して、他の態様に適用することができる。
<1>
下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を含有し、(a)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が100以上16000以下である、衣料用液体洗浄剤組成物。
(a)成分:下記の一般式(1)で表される非イオン界面活性剤
R-O-〔(EO)/(PO)〕-H (1)
〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、n及びmは平均付加モル数であり、nは8以上40以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕
(b)成分:無機カルシウム塩
(c)成分:糖質分解酵素
<2>
一般式(1)中、Rの炭素数が、10以上、好ましくは12以上、そして、24以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である、<1>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<3>
一般式(1)中、Rの脂肪族炭化水素基が、アルキル基又はアルケニル基である、好ましくはアルキル基である、<1>又は<2>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<4>
一般式(1)中、Rが、直鎖または分岐鎖の脂肪族炭化水素基である、更に直鎖もしくは分岐鎖アルキル基、又は直鎖もしくは分岐鎖アルケニル基である、更に直鎖アルキル基である、<1>~<3>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<5>
一般式(1)中、nが、8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは14以上、より更に好ましくは16以上、そして、40以下、好ましくは35以下、より好ましくは30以下、更に好ましくは24以下、より更に好ましくは20以下の数である、<1>~<4>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<6>
一般式(1)中、mが、1以上、好ましくは2以上、そして、6以下、好ましくは4以下の数である、<1>~<5>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<7>
一般式(1)中のnに対するmの比であるm/nが、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは0.7以下、より好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.25以下である、<1>~<6>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<8>
一般式(1)中のnとmの合計に対するmの比であるm/(n+m)が、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.08以上、そして、好ましくは0.4以下、より好ましくは0.3以下、更に好ましくは0.2以下である、<1>~<7>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<9>
(a)成分として、下記の一般式(2)で表される非イオン界面活性剤を含有する、<1>~<8>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
R-O-(EO)n1-(PO)-(EO)n2-H (2)
〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、EOとPOはこの順でブロック結合をしており、n1、n2及びmは平均付加モル数であり、n1は0以上20以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、n2は0以上20以下の数であり、n1とn2の合計は8以上であり、EOとPOはブロック付加である。〕
<10>
一般式(2)中、Rの炭素数が、10以上、好ましくは12以上、そして、24以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である、<9>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<11>
一般式(2)中、Rの脂肪族炭化水素基が、アルキル基又はアルケニル基である、好ましくはアルキル基である、<9>又は<10>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<12>
一般式(2)中、Rが、直鎖または分岐鎖の脂肪族炭化水素基である、更に直鎖もしくは分岐鎖アルキル基、又は直鎖もしくは分岐鎖アルケニル基である、更に直鎖アルキル基である、<9>~<11>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<13>
一般式(2)中、n1が、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは12以下の数である、<9>~<12>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<14>
一般式(2)中、mが、1以上、好ましくは2以上、そして、6以下、好ましくは4以下の数である、<9>~<13>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<15>
一般式(2)中、n2が、好ましくは4以上、より好ましくは5以上、更に好ましくは7以上、そして、好ましくは19以下、より好ましくは18以下、更に好ましくは17以下の数である、<9>~<14>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<16>
一般式(2)中、n1とn2の合計が、8以上、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、更に好ましくは14以上、より更に好ましくは16以上、そして、40以下、好ましくは35以下、より好ましくは30以下、更に好ましくは24以下、より更に好ましくは20以下である、<9>~<15>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<17>
一般式(2)中のn1とn2の合計に対するmの比率であるm/(n1+n2)が、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.1以上、そして、好ましくは0.7以下、より好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.25以下である、<9>~<16>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<18>
一般式(2)中のn1とn2とmの合計に対するmの比であるm/(n1+n2+m)が、好ましくは0.03以上、より好ましくは0.05以上、更に好ましくは0.08以上、そして、好ましくは0.4以下、より好ましくは0.3以下、更に好ましくは0.2以下である、<9>~<17>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<19>
(a)成分を、組成物中、好ましくは3質量%以上、より好ましくは5質量%以上、更に好ましく8質量%以上、そして、好ましくは50質量%以下、より好ましくは30質量%以下、更に好ましくは25質量%以下含有する、<1>~<18>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<20>
(b)成分として、ハロゲン化カルシウム(例えば塩化カルシウム)、炭酸カルシウム、硫酸カルシウム、及びケイ酸カルシウムから選ばれる1種以上の無機カルシウム塩を含有する、<1>~<19>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<21>
(b)成分として、塩化カルシウムを含有する、<1>~<20>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<22>
(b)成分を、組成物中、好ましくは0.001質量%以上、より好ましくは0.005質量%以上、更に好ましくは0.008質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.5質量%以下、更に好ましくは0.2質量%以下含有する、<1>~<21>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<23>
(c)成分として、アミラーゼ、スクラーゼ、マルターゼ、ラクターゼ、プルラナーゼ、及びフラクトフラノシダーゼから選ばれる1種以上の糖質分解酵素を含有する、<1>~<22>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<24>
(c)成分として、アミラーゼ、更にα-アミラーゼを含有する、<1>~<23>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<25>
(c)成分を、酵素タンパク質として、組成物中、好ましくは0.0005質量%以上、より好ましくは0.0008質量%以上、更に好ましくは0.001質量%以上、そして、好ましくは1質量%以下、より好ましくは0.1質量%以下、更に好ましくは0.05質量%以下含有する、<1>~<24>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<26>
(a)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が、100以上、好ましくは500以上、より好ましくは700以上、そして、16000以下、より好ましくは10000以下、更に好ましくは7000以下、より更に好ましくは5000以下、より更に好ましくは3000以下、より更に好ましくは1500以下、より更に好ましくは1000以下である、<1>~<25>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<27>
(a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である(a)/(b)が、好ましくは10以上、より好ましくは50以上、更に好ましくは100以上、そして、好ましくは10000以下、より好ましくは2000以下、更に好ましくは500以下、より更に好ましくは150以下である、<1>~<26>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<28>
(b)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(b)/(c)が、より好ましくは0.1以上、更に好ましくは0.5以上、より更に好ましくは1以上、より更に好ましくは3以上、そして、より好ましくは100以下、更に好ましくは50以下、より更に好ましくは20以下、より更に好ましくは10以下、より更に好ましくは5以下である、<1>~<27>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<29>
更に、(d)成分として、第二級アルコールにエチレンオキサイドが付加した非イオン界面活性剤〔(a)成分を除く〕を含有する、<1>~<28>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<30>
(d)成分として、下記一般式(d1)で表される非イオン界面活性剤を含有する、<29>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
R-O-(EO)-H (d1)
〔式中、Rは炭素数8以上24以下の直鎖又は分岐鎖の第二級アルキル基であり、EOはエチレンオキシ基であり、sは平均付加モル数であり、3以上24以下の数である。〕
<31>
式(d1)中のRの炭素数が、好ましくは10以上、より好ましくは12以上、そして、好ましくは18以下、より好ましくは14以下である、<30>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<32>
式(d1)中のsが、好ましくは4以上、より好ましくは5以上であり、そして、好ましくは18以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは12以下である、<30>又は<31>に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<33>
(d)成分を、組成物中、好ましくは1質量%以上、より好ましくは5質量%以上、そして、好ましくは20質量%以下、より好ましくは15質量%以下含有する、<29>~<32>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<34>
組成物中の陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)の含有量が1質量%以下である、<1>~<33>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<35>
組成物中の陽イオン界面活性剤の含有量が5質量%以下、更に3質量%以下、更に1質量%以下である、<1>~<34>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
<36>
<1>~<35>の何れかに記載の衣料用液体洗浄剤組成物及び水を混合して得た洗浄液で衣料を洗浄し、その後、該衣料を水ですすぐ、衣料の洗浄方法。
<実施例1~13及び比較例1~6>
下記成分を用い、表1、2に示す衣料用液体洗浄剤組成物を調製し、得られた組成物を用いて、下記の方法で保存前後の洗浄力、及び泡切れ性を評価した。
<配合成分>
(a)成分
・(a-1)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で9、mが平均で2、n2が平均で9である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a-2)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で9、mが平均で4、n2が平均で9である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a-3)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で0、mが平均で4、n2が平均で17である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a-4)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で0、mが平均で2、n2が平均で10である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a-5)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で10、mが平均で2、n2が平均で0である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
(a’)成分〔(a)成分の比較化合物〕
・(a’-1)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で6、mが平均で0、n2が平均で0である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a’-2)前記一般式(2)においてRがラウリル基であり、n1が平均で21、mが平均で0、n2が平均で0である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル
・(a’-3)炭素鎖数11~13の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩
・(a’-4)炭素鎖数12のアルキル硫酸ナトリウム塩
(b)成分
・塩化カルシウム
(c)成分
・アミラーゼ:Amplify Plime 100L、ノボザイム社製(製品中の酵素タンパク質含有量は6質量%であり、表中の(c)成分の質量%は酵素タンパク質としての質量%である。)
(d)成分
・(d-1):ソフタノール70H(株式会社日本触媒製)、炭素数12~14の二級アルコールにエチレンオキシドを平均7モル付加したポリオキシアルキレンアルキルエーテル
その他の成分
・陽イオン界面活性剤1:N,N-ジデシル-N-エチル-N-メチルアンモニウム硫酸エチル塩(コータミンD10-ES、花王株式会社製)
・陽イオン界面活性剤2:N-エチル-N,N-ジメチルテトラデシルアンモニウム硫酸エチル塩(コータミン40ES、花王株式会社製)
・ヤシ油脂肪酸(ルナックL55、花王株式会社製)
・アクリル酸ポリマー(アクアリックLK-165、株式会社日本触媒製)
<洗浄性の評価法>
(1)保存前の洗浄性
調製直後の衣料用液体洗浄剤組成物0.5gと水とを混合した洗浄液600mLに、食べこぼし汚染布を5枚入れ、ターゴトメーター(UESHIMA社製MS-8212、内径12cm、高さ17.5cm)にて85rpm/minで10分間洗浄した。洗浄液中の衣料用液体洗浄剤組成物の濃度は0.0833質量%であった。洗浄液は和歌山市水を用いて調製した。洗浄液の水温は20℃であり洗浄中もこの温度を維持した。食べこぼし汚染布は、木綿メリヤス布(6cm×6cm)に、とんかつソース(ブルドックソース株式会社)を0.2mg塗布し、一晩乾燥させたものを用いた。洗浄後、和歌山市水を用いて30秒間すすぎを行った。
汚染前の原布(木綿メリヤス布)及び洗浄前後の汚染布の460nmにおける反射率を自記色彩計(株式会社島津製作所)にて測定し、次式によって洗浄率(%)を求めた。表には、5枚の人工汚染布の洗浄率の平均値を示した。洗浄率は値が高い方が好ましい。
Figure 2022036907000002
(2)保存後の洗浄性
(1)と同様に、ただし、洗浄液を40℃で4週間保存した後の衣料用液体洗浄剤組成物を用いて調製して、洗浄率を測定した。
<泡切れ性の評価法>
スクリュー管Nо.8(マルエム)に和歌山市水50ml、各衣料用液体洗浄剤組成物166.8μlを加え、縦型振とう機(TAITEC社製、SR-2 DW)で5分間、300rpm
で振とうした。振とう終了から10分後の泡高さを測定し、下記の評価基準で評価を行った。
○:10分後の泡高さが10mm以下である。
×:10分後の泡高さが10mmを超える。
Figure 2022036907000003
Figure 2022036907000004
*1 (a’)の割合は、(a’)成分のうちの非イオン界面活性剤に相当する界面活性剤の量で求めた割合である。

Claims (7)

  1. 下記(a)成分、(b)成分、(c)成分及び水を含有し、(a)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(a)/(c)が100以上16000以下である、衣料用液体洗浄剤組成物。
    (a)成分:下記の一般式(1)で表される非イオン界面活性剤
    R-O-〔(EO)/(PO)〕-H (1)
    〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、n及びmは平均付加モル数であり、nは8以上40以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、EOとPOはランダム付加でもブロック付加でもよい。〕
    (b)成分:無機カルシウム塩
    (c)成分:糖質分解酵素
  2. (a)成分が、一般式(1)中のnとmの合計に対するmの比であるm/(n+m)が0.03以上0.4以下の非イオン界面活性剤である、請求項1に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
  3. (a)成分として、下記の一般式(2)で表される非イオン界面活性剤を含有する、請求項1又は請求項2に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
    R-O-(EO)n1-(PO)-(EO)n2-H (2)
    〔式中のRは炭素数10以上24以下の脂肪族炭化水素基であり、EOはエチレンオキシ基であり、POはプロピレンオキシ基であり、EOとPOはこの順でブロック結合をしており、n1、n2及びmは平均付加モル数であり、n1は0以上20以下の数であり、mは1以上6以下の数であり、n2は0以上20以下の数であり、n1とn2の合計は8以上であり、EOとPOはブロック付加である。〕
  4. (b)成分の含有量と(c)成分の酵素タンパク質としての含有量との質量比である(b)/(c)が0.1以上100以下である、請求項1~3の何れか1項に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
  5. (a)成分の含有量と(b)成分の含有量との質量比である(a)/(b)が10以上10000以下である、請求項1~4の何れか1項に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
  6. 組成物中の陰イオン界面活性剤(ただし、脂肪酸を除く)の含有量が1質量%以下である、請求項1~5の何れか1項に記載の衣料用液体洗浄剤組成物。
  7. 請求項1~6の何れか1項に記載の衣料用液体洗浄剤組成物及び水を混合して得た洗浄液で衣料を洗浄し、その後、該衣料を水ですすぐ、衣料の洗浄方法。
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