JP2022034191A - 髄内釘に使用するエンドキャップ、髄内釘、エンドキャップ挿入器具及び髄内釘挿入器具 - Google Patents

髄内釘に使用するエンドキャップ、髄内釘、エンドキャップ挿入器具及び髄内釘挿入器具 Download PDF

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Abstract

【課題】熟練を要さずとも、髄内釘の1つの端部にエンドキャップを嵌めることが出来る、エンドキャップを提供すること【解決手段】エンドキャップは、一方の端部に、上記一方の端部の表面から上記エンドキャップの軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部を備え、上記1以上の突出部の先端は、上記エンドキャップの半径方向に突出した第1の凸部を備え、上記髄内釘の一方の端部に設けられた穴部に上記エンドキャップを挿入すると、上記第1の凸部が上記穴部の一部と係合するようにされる。【選択図】図1

Description

髄腔内に髄内釘を設置後、新生骨の髄内釘内部の侵入を防止し、髄内釘を抜去時に抜去器を接続する為の、髄内釘の1つの端部を保護するエンドキャップに関する。
髄内釘、例えば特許文献1のような髄内釘を、骨折した骨に挿入した後に、髄内釘の1つの端部に嵌めるエンドキャップは、髄内釘の1つの端部には通常雌ねじが切られているため、その雌ねじに係合するようにされた雄ねじを備えている。
特表2018-521822
しかしながら、髄内釘の1つの端部の雌ねじに、エンドキャップを嵌めるためには、雌ねじに嵌るようにエンドキャップの位置を調節する必要があり、エンドキャップを髄内釘に嵌めるのに手間がかかり、熟練を要していた。
したがって、本発明の目的は、熟練を要さずとも、髄内釘の1つの端部にエンドキャップを嵌めることが出来る、エンドキャップを提供することにある。本発明の別の目的は、本願発明のエンドキャップに使用可能な髄内釘を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、本発明のエンドキャップに使用するエンドキャップ挿入器具を提供することにある。本発明のさらに別の目的は、本発明の髄内釘を骨に挿入する際に使用する髄内釘挿入器具を提供することにある。
第一の観点では、髄内釘に使用するエンドキャップであって、上記エンドキャップは、一方の端部に、上記一方の端部の表面から上記エンドキャップの軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部を備え、上記1以上の突出部の先端は、上記エンドキャップの半径方向に突出した第1の凸部を備え、上記髄内釘の一方の端部に設けられた穴部に上記エンドキャップを挿入すると、上記第1の凸部が上記穴部の一部と係合するようにされる。これにより、熟練を要さずとも簡単にエンドキャップを髄内釘に嵌めることが出来る。
この髄内釘に使用するエンドキャップにおいては、上記エンドキャップの上記一方の端部の外周は、上記髄内釘の上記一方の端部に設けられた1以上の外周溝部に嵌るように形成された1以上の第2の凸部をさらに備える。これにより、エンドキャップと髄内釘とが確実に接続されていることを確認できる。
この髄内釘に使用するエンドキャップにおいては、上記エンドキャップの他方の端部はねじ部をさらに備える。これにより、ねじ部に長手部材をねじにより接続することで、骨から離れた位置から、髄内釘にエンドキャップを嵌めることが出来る。
第二の観点では、エンドキャップの他方の端部のねじ部に係合するねじ部を一方の端部に備える、エンドキャップ挿入器具を提供することにある。これにより、骨から離れた位置から、髄内釘にエンドキャップを嵌めることが出来る。
第三の観点では、本発明のエンドキャップを係合可能な穴部を一方の端部に備える髄内釘を提供することにある。これにより、熟練を要さずとも簡単にエンドキャップを髄内釘に嵌めることが出来る。
第四の観点では、髄内釘に使用する髄内釘挿入器具であって、上記髄内釘挿入器具は、一方の端部に、上記一方の端部の表面から上記髄内釘挿入器具の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部を備え、上記1以上の突出部の先端は、上記髄内釘挿入器具の半径方向に突出した第1の凸部を備え、上記髄内釘の一方の端部に設けられた穴部に上記髄内釘挿入器具を挿入すると、上記第1の凸部が上記穴部の一部と係合するようにされる、髄内釘挿入器具を提供することにある。これにより、熟練を要さずとも簡単に髄内釘挿入器具を髄内釘に嵌めることが出来る。
この髄内釘に使用する髄内釘挿入器具においては、上記髄内釘挿入器具は、上記一方の端部の外周に、上記髄内釘の上記一方の端部に設けられた1以上の外周溝部に嵌るように形成された1以上の第2の凸部を備える。これにより、髄内釘挿入器具と髄内釘とが確実に接続されていることを確認出来る。
この髄内釘に使用する髄内釘挿入器具においては、上記髄内釘挿入器具は、他方の端部に髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部をさらに備える。これにより骨から離れた位置であっても、的確に髄内釘を髄腔に配置することが出来る。
この髄内釘に使用する髄内釘挿入器具においては、上記髄内釘挿入器具は、長手方向に延在する貫通孔をさらに備え、髄内釘挿入器具ロックが上記貫通孔に挿入される。
これにより、髄内釘挿入器具の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部が半径方向に弾性変形することを防ぎ、髄内釘から髄内釘挿入器具が不意に外れることを防止することが出来る。
この髄内釘に使用する髄内釘挿入器具においては、上記髄内釘挿入器具は、クロススクリュードリルガイドとの接続部をさらに備える。これにより、髄内釘を骨に固定するクロススクリューを挿入することが出来る。
本発明によれば、エンドキャップと髄内釘においては、まず、熟練を要さずとも簡単にエンドキャップを髄内釘に嵌めることが出来る。さらに、エンドキャップと髄内釘とが確実に接続されていることも確認できる。エンドキャップ挿入器具においては、骨から離れた位置から、髄内釘にエンドキャップを嵌めることが出来る。髄内釘挿入器具においては、まず、熟練を要さずとも簡単に髄内釘挿入器具を髄内釘に嵌めることが出来る。さらに、髄内釘挿入器具と髄内釘とが確実に接続されていることも確認出来る。また、挿入器具ハンドルを使用することにより骨から離れた位置であっても、的確に髄内釘を髄腔に配置することも出来る。さらに、髄内釘挿入器具ロックにより髄内釘から髄内釘挿入器具が不意に外れることを防止することも出来る。また、クロススクリュードリルガイドにより、髄内釘を骨に固定するクロススクリューを挿入することも出来る。
本発明を用いるさらなる有利性、特徴、及び態様は、非限定的な実例として与えられる以下の本発明の実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1は、本発明の一の実施形態に係る髄内釘とエンドキャップの模擬斜視図である。 図2は、本発明の一の実施形態に係る図1の髄内釘とエンドキャップを正面から見た際の部分拡大図である。 図3は、本発明の一の実施形態に係る図2の髄内釘とエンドキャップの断面図である。 図4は、本発明の一の実施形態に係る図3の髄内釘とエンドキャップの断面図において、エンドキャップを髄内釘に嵌めた際の断面図である。 図5は、本発明の一の実施形態に係る髄内釘とエンドキャップとエンドキャップ挿入器具の模擬斜視図である。 図6は、本発明の一の実施形態に係る図5の髄内釘とエンドキャップとエンドキャップ挿入器具を正面から見た際の部分拡大図である。 図7は、本発明の一の実施形態に係る図6の髄内釘とエンドキャップとエンドキャップ挿入器具において、エンドキャップ挿入器具をエンドキャップにねじにより接続した図である。 図8は、本発明の一の実施形態に係る図7の髄内釘とエンドキャップとエンドキャップ挿入器具において、エンドキャップ挿入器具に接続されたエンドキャップを髄内釘に嵌めた際の図である。 図9は、本発明に係る長さの異なるエンドキャップを示す図である。 図10は、本発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具の正面図である。 図11は、本発明に係る一の実施形態に係る図10の髄内釘挿入器具の断面図である。 図12は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具に使用する髄内釘挿入器具ハンドルの斜視図である。 図13は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具に使用する髄内釘挿入器具ロックの平面図である。 図14は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具に使用するクロススクリュードリルガイドの斜視図である。 図15は、本願発明の一の実施形態に係る髄内釘とエンドキャップを用いて折れた鎖骨を治療するために患者がビーチチェアポジションに置かれた状態を示す図である。 図16は、折れた鎖骨の側方断片の骨折端部を骨折部位の切開部から持ち上げる図である。 図17は、クランプを切開部位に用いて、割れ目を減らして、直径2mmのピンを少なくとも15mm骨折端部から中央断片に進めた図である。 図18は、髄腔を広げる段階を示す図である。 図19は、広げられた髄腔内にアライメントガイドを進める段階を示す図である。 図20は、中央断片へ可撓性ドリルガイドを進める段階を示す図である。 図21は、中央断片へ可撓性ドリルを進める段階を示す図である。 図22は、中央断片へタップを進める段階を示す図である。 図23は、タップ、ドリルガイド、アライメントガイドを取り除く段階を示す図である。 図24は、髄内釘、髄内釘挿入器具、髄内釘挿入器具ロック、コンプレッションスリーブを組み立てる段階を示す図である。 図25は、髄内釘の髄腔内への挿入を進める段階を示す図である。 図26は、髄内釘の髄腔内への挿入をさらに進める段階を示す図である。 図27は、髄内釘挿入器具にクロススクリュードリルガイドを装着する段階を示した図である。 図28は、両皮質孔を開ける段階を示す図である。 図29は、クロススクリューを配置する段階を示す図である。 図30は、髄内釘挿入器具を髄内釘から取り外す段階を示す図である。 図31は、髄内釘にエンドキャップを嵌める段階を示す図である。
図1~図14、図23、図28、及び図31を参照しながら本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の一の実施形態に係る髄内釘10とエンドキャップ20の模擬斜視図である。図2は、本発明の一の実施形態に係る図1の髄内釘10とエンドキャップ20を正面から見た際の部分拡大図である。図3は、本発明の一の実施形態に係る図2の髄内釘10とエンドキャップ20の断面図である。図4は、本発明の一の実施形態に係る図3の髄内釘10とエンドキャップ20の断面図において、エンドキャップを髄内釘に嵌めた際の断面図である。図5は、本発明の一の実施形態に係る髄内釘10とエンドキャップ20とエンドキャップ挿入器具30の模擬斜視図である。図6は、本発明の一の実施形態に係る図5の髄内釘10とエンドキャップ20とエンドキャップ挿入器具30を正面から見た際の部分拡大図である。図7は、本発明の一の実施形態に係る図6の髄内釘10とエンドキャップ20とエンドキャップ挿入器具30において、エンドキャップ挿入器具30をエンドキャップ20にねじにより接続した図である。図8は、本発明の一の実施形態に係る図7の髄内釘10とエンドキャップ20とエンドキャップ挿入器具30において、エンドキャップ挿入器具30に接続されたエンドキャップ20を髄内釘10に嵌めた際の図である。図9は、本発明に係る長さの異なるエンドキャップ20を示す図である。図10は、本発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具40の正面図である。図11は、本発明に係る一の実施形態に係る図10の髄内釘挿入器具40の断面図である。図12は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具40に使用する髄内釘挿入器具ハンドル50の斜視図である。図13は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具40に使用する髄内釘挿入器具ロック60の平面図である。図14は、本願発明に係る一の実施形態の髄内釘挿入器具40に使用するクロススクリュードリルガイド70である。図24は、髄内釘10、髄内釘挿入器具40、髄内釘挿入器具ロック60、コンプレッションスリーブ115を組み立てる段階を示す図である。図27は、髄内釘挿入器具40にクロススクリュードリルガイド70を装着する段階を示した図である。図28は、両皮質孔を開ける段階を示す図である。図29は、クロススクリュー119を配置する段階を示す図である。図31は、髄内釘10にエンドキャップ20を嵌める段階を示す図である。
図31に示すように、髄腔103aに設置された髄内釘10には、新生骨の髄内釘内部の侵入を防止し、髄内釘を抜去時に抜去器を接続する為のエンドキャップ20が嵌められる。まず、図1~図4を参照して、髄内釘10に使用するエンドキャップ20は、一方の端部21に、一方の端部の表面22からエンドキャップ20の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部23を備える。図の実施形態では突出部23は2箇所である。1以上の突出部23の先端は、エンドキャップ20の半径方向に突出した第1の凸部24を備える。図の実施形態では、第1の凸部24は2箇所である。髄内釘10の一方の端部11に設けられた穴部12にエンドキャップ20を挿入すると、第1の凸部24が穴部の一部13と係合するようにされる。これにより、熟練を要さずとも簡単にエンドキャップ20を髄内釘10に嵌めることが出来る。係合した際に、パチッというような音を生じさせて聴覚で係合したことを認識させることもできる。図の実施形態では、穴部12は例えば中ぐり加工で設けられており、穴部の一部13は穴の軸方向に垂直方向の直径が他の部分の直径より一段と大きく形成されており、ここに、第1の凸部24が係合することになる。穴部の一部13の構造は、第1の凸部24が係合する構造であれば、どのような構造であってもよい。ここで、エンドキャップ20の材質は、通常チタン合金であるが、金属やポリマーを含む手術用グレードの材料であればどのような材料でもよい。1以上の突出部23の先端及び第1の凸部24は、金属やポリマーを含む生体適合性材料であってもよい。
エンドキャップ20の一方の端部21の外周は、髄内釘10の一方の端部11に設けられた1以上の外周溝部14に嵌るように形成された1以上の第2の凸部26をさらに備える。図の実施形態では、外周溝部14は2箇所であり、第2の凸部26も2箇所である。2箇所の第2の凸部26が、対応する2箇所の外周溝部14に嵌ると、そのクリック感で、感覚的に、エンドキャップ20と髄内釘10とが確実に接続されていることを確認できる。次に、図9を参照すると、エンドキャップ20のバリエーションが示されている。使用する髄内釘10に応じて適切な長さのエンドキャップ20を選択する。
さらに、図5~図8を参照して、エンドキャップ20の他方の端部27はねじ部28をさらに備える。これにより、ねじ部に長手部材30をねじにより接続するで、骨折部位から離れた位置から、髄内釘10にエンドキャップ20を嵌めることが出来る。
この長手部材30は、エンドキャップ20の他方の端部27のねじ部28に係合するねじ部31を一方の端部に備える、エンドキャップ挿入器具30であってもよい。ねじ部28が雌ねじであれば、ねじ部31は雄ねじとなり、ねじ部28が雄ねじであれば、ねじ部31は雌ねじとなる。エンドキャップ挿入器具30の材質は、通常ステンレススチール465であるが、これ以外の金属やポリマーを含む生体適合性材料であってもよい。
また、エンドキャップ20を係合可能な穴部12を一方の端部11に備える髄内釘10を提供する。これにより、熟練を要さずとも簡単にエンドキャップを髄内釘に嵌めることが出来る。このことは、エンドキャップ20と髄内釘10との組み合わせにより、最も適切に達成可能である。もちろん、髄内釘10には、上述したような穴部の一部13や1以上の外周溝部14を備えてもよい。
図24は、髄内釘10、髄内釘挿入器具40、髄内釘挿入器具ロック60、コンプレッションスリーブ115を組み立てる段階を示す図である。まず、図10、図11を参照して、髄内釘10に使用する髄内釘挿入器具40は、一方の端部41に、一方の端部の表面42から髄内釘挿入器具40の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部43を備える。図の実施形態では突出部43は2箇所である。1以上の突出部43の先端は、髄内釘挿入器具40の半径方向に突出した第1の凸部44を備える。図の実施形態では、第1の凸部44は2箇所である。髄内釘10の一方の端部11に設けられた穴部12に髄内釘挿入器具40を挿入すると、第1の凸部44が穴部の一部13と係合するようにされる。これにより、熟練を要さずとも簡単に髄内釘挿入器具40を髄内釘10に嵌めることが出来る。係合した際に、パチッというような音を生じさせて聴覚で係合したことを認識させることもできる。図の実施形態では、穴部12は例えば中ぐり加工で設けられており、穴部の一部13は穴の軸方向に垂直方向の直径が他の部分の直径より一段と大きく形成されており、ここに、第1の凸部44が係合することになる。穴部の一部13の構造は、第1の凸部44が係合する構造であれば、どのような構造であってもよい。ここで、髄内釘挿入器具40の材質は、通常ステンレススチール465であるが、金属やポリマーを含む手術用グレードの材料であればどのような材料でもよい。一方の端部41、一方の端部の表面42、1以上の突出部43、第1の凸部44、外周45の形状を、それぞれ、エンドキャップ20の一方の端部21、一方の端部の表面22、1以上の突出部23、第1の凸部24、外周25の形状と同じ形状にすると、これらは同じ髄内釘10に使用するので、都合がよい。
髄内釘挿入器具40は、一方の端部41の外周45に、髄内釘10の一方の端部11に設けられた外周溝部14に嵌るように形成された1以上の第2の凸部46を備える。図の実施形態では、1以上の外周溝部14は2箇所であり、第2の凸部46も2箇所である。2つの第2の凸部46が、対応する2箇所の外周溝部14に嵌ると、そのクリック感で、感覚的に、髄内釘挿入器具40と髄内釘10とが確実に接続されていることを確認できる。第2の凸部46の形状を、エンドキャップ20の第2の凸部26の形状と同じ形状にすると、これらは同じ髄内釘10に使用するので都合がよい。
次に、図12を参照して、髄内釘挿入器具40は、他方の端部47に髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部48をさらに備える。これにより骨折部位から離れた位置であっても、的確に髄内釘10を髄腔103aに配置することが出来る。髄内釘挿入器具ハンドル50は、貫通孔51と髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52を備え、貫通孔51に髄内釘挿入器具40の髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部48を挿入することにより髄内釘挿入器具ハンドル50を髄内釘挿入器具40に接続可能である。髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52については後述する。
さらに、図13を参照して、髄内釘挿入器具40は、長手方向に延在する貫通孔49をさらに備え、髄内釘挿入器具ロック60が貫通孔49に挿入される。これにより、髄内釘挿入器具40の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部43が半径方向に弾性変形することを防ぎ、髄内釘10から髄内釘挿入器具40が不意に外れることを防止することが出来る。すなわち、髄内釘挿入器具ロック60が貫通孔49を延在することにより、髄内釘挿入器具ロック60のつまみ61とは反対側の端部が、半径方向に弾性のある1以上の突出部43を越えて延在することにより、髄内釘挿入器具ロック60が、突出部43の半径方向の変形を防ぐため、第1の凸部44と髄内釘10の穴部の一部13との係合が保持されたままとなる。髄内釘挿入器具ロック60は、髄内釘挿入器具ハンドルとの係合箇所62を備えており、この髄内釘挿入器具ハンドルとの係合箇所62を、髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52のスリットに入れて、時計回りに回転させて、髄内釘挿入器具40と係合させることにより、髄内釘挿入器具40が、髄内釘10に嵌った状態が保たれる。
図27は、髄内釘挿入器具40にクロススクリュードリルガイド70を装着する段階を示した図であり、図28は、両皮質孔を開ける段階を示す図であり、図29は、クロススクリュー119を配置する段階を示す図である。図10及び図14を参照して、髄内釘挿入器具40は、クロススクリュードリルガイドとの接続部49aをさらに備える、これにより、髄内釘10を骨に固定するクロススクリュー119を挿入することが出来るクロススクリュードリルガイド70の髄内釘挿入器具との接続部71をクロススクリュードリルガイドとの接続部49aに取り付ける。スクリュースリーブ及びドリルスリーブ接続部72にスクリュースリーブ116とドリルスリーブ117をねじ込んで、ドリル118で骨に穴を空けてから、クロススクリュー119で髄内釘10を固定する。
次に、本願発明の実施形態に係る髄内釘10の骨折部位への設置方法を説明する。
図15~31を参照して、図15は、本願発明の一の実施形態に係る髄内釘10とエンドキャップ20を用いて折れた鎖骨を治療するために患者がビーチチェアポジションに置かれた状態を示す図である。図16は、折れた鎖骨の側方断片101の骨折端部102を骨折部位の切開部から持ち上げる図である。図17は、クランプ104を切開部位に用いて、割れ目を減らして、直径2mmのピン(ガイドワイヤー)103を少なくとも15mm、骨折端部102から中央断片100に進めた図である。図18は、髄腔103aを広げる段階を示す図である。図19は、広げられた髄腔103a内にアライメントガイド107を進める段階を示す図である。図20は、中央断片100へ可撓性ドリルガイド111を進める段階を示す図である。図21は、中央断片100へ可撓性ドリル113を進める段階を示す図である。図22は、中央断片100へタップ114を進める段階を示す図である。図23は、タップ114、ドリルガイド114a、アライメントガイド107を取り除く段階を示す図である。図24は、髄内釘10、髄内釘挿入器具40、髄内釘挿入器具ロック60、コンプレッションスリーブ115を組み立てる段階を示す図である。図25は、髄内釘10の髄腔103a内への挿入を進める段階を示す図である。図26は、髄内釘10の髄腔103a内への挿入をさらに進める段階を示す図である。図27は、髄内釘挿入器具40にクロススクリュードリルガイド70を装着する段階を示した図である。図28は、両皮質孔を開ける段階を示す図である。図29は、クロススクリュー119を配置する段階を示す図である。図30は、髄内釘挿入器具40を髄内釘10から取り外す段階を示す図である。図31は、髄内釘10にエンドキャップ20を嵌める段階を示す図である。
図15を参照して、本願発明の一の実施形態に係る髄内釘10とエンドキャップ20を用いて折れた鎖骨を治療するために患者がビーチチェアポジションに置かれた状態を示す図である。Cアームが手術部位の前後(AP)及び頭部の観察を可能にするために配置される。骨折部位で2~3cmの切開がなされる。鎖骨上の中間枝を確認して後退させる。
図16を参照して、折れた鎖骨の側方断片101の骨折端部102を骨折部位の切開部から持ち上げる図である。側方断片101の髄腔103aに直径2.0mmのピンで穴を空けて、側背皮質を通して進める。皮膚を張るようにして、ピンの先端を覆っている部分を小さく1cm切開して、出口ポイントに露出させる。
図17を参照して、クランプ104を切開部位に用いて、割れ目を減らして、直径2mmのピンを少なくとも15mm、骨折端部102から中央断片100に進めた図である。
図18を参照して、髄腔103aを広げる段階を示す図である。直径4.5mmの硬質ドリル106で始めて、組織プロテクター105を介して徐々に髄腔を広げて、中央断片100に、少なくとも10mm、硬質ドリル106を進める。硬質ドリル106の溝は骨折の中間境界に少なくとも平行である。皮質骨を感じない場合には、次の大きさの直径のドリルを使用して髄腔103aを広げる。
図19を参照して、広げられた髄腔103a内にアライメントガイド107を進める段階を示す図である。正しい直径に髄腔103aを広げた後で、アライメントガイド107を前方に押す。平行孔108が骨を捉えるまでアライメントガイド107を回転し、その後、直径2mmのKワイヤー109を平行孔108に配置する。必要とあれば、直径2mmの第2のKワイヤー110を垂直スロットに配置し、皮質骨に入れる。
図20を参照して、中央断片100へ可撓性ドリルガイド111を進める段階を示す図である。まず、硬質ドリル106を外す。次に、硬質ドリル106の大きさに合った可撓性ドリルガイド111を挿入する。そして、穴を空けられた髄腔103aの底部に完全に据え付けられていることを確認する。直径2mmのピン(ガイドワイヤー)103を外して、直径1.1mmの湾曲ワイヤー112を、可撓性ドリルガイド111を介して挿入して、中央断片100に入れる。
図21を参照して、中央断片100へ可撓性ドリル113を進める段階を示す図である。直径3.2mmの可撓性ドリル113を使用して、所望の深さに到達するまで、直径1.1mmの湾曲ワイヤー112を覆って穴をあける(ショートスレッド(ST)、ミディアムスレッド(MT)、ロングスレッド(LT))。
硬質ドリル106、及び可撓性ドリル113の穴開による計測を使用して、適切な深さの髄内釘10及びタップ114を選択する。
図22を参照して、中央断片100へタップ114を進める段階を示す図である。可撓性ドリル113、1.1mmの直径の案内となる湾曲ワイヤー112、及び可撓性ドリルガイド111を外す。使用した硬質ドリル106に対応するタップ114を選択し、髄腔103aへ入れて、髄内釘10の全長までタップ114を進める。
図23を参照して、タップ114、ドリルガイド114a、アライメントガイド107を取り外す段階を示す図である。可撓性のタップ114、垂直の第2のKワイヤー110、ドリルガイド114a、アライメントガイド107を取り外す。そしてクランプ104のみを残す。必要であれば、髄内釘10を案内するために平行のKワイヤー109をその場に残すことも出来る。
図24を参照して、髄内釘10、髄内釘挿入器具40、髄内釘挿入器具ロック60、コンプレッションスリーブ115を組み立てる段階を示す図である。コンプレッションスリーブ115で髄内釘挿入器具40の所望の部分を覆う。髄内釘挿入器具40の髄内釘挿入器具40の髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部48を髄内釘挿入器具ハンドル50の貫通孔51に挿入する。髄内釘10の穴部12に髄内釘挿入器具40の第1の凸部44を挿入して接続する。必要に応じて髄内釘挿入器具ハンドル50を回転させて、第1の凸部44を髄内釘10の外周溝部14に合わせて嵌めて、完全に据え付ける。髄内釘挿入器具ロック60を、髄内釘挿入器具ハンドル50の髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52側から貫通孔51に挿入する。髄内釘挿入器具ハンドルとの係合箇所62を髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52に挿入して、つまみ61を図のように時計回りに回転してロックする。ロックすると髄内釘挿入器具ロック60が、髄内釘挿入器具40の第1の凸部44が半径方向に弾性変形しない位置まで延在しているため、髄内釘挿入器具40が、髄内釘10から不意に外れることはない。
図25を参照して、髄内釘10の髄腔103a内への挿入を進める段階を示す図である。髄内釘10の先端を、必要であれば、平行のKワイヤー109を使用して、穴を空けられた髄腔103aに導入する。髄内釘10が骨折端部102のある骨折線を越えたら、割れ目を減らすクランプ104を取り外すことが出来る。
図26を参照して、髄内釘10の髄腔103a内への挿入をさらに進める段階を示す図である。所望の圧縮が達成されるまで、髄内釘10を髄腔103aの中に進める。骨折の中間境界である骨折端部102に少なくとも髄内釘10の本体(例えばチタニウム製)が延在することを確実にするために、必要であれば、コンプレッションスリーブ115を調整する。
図27を参照して、髄内釘挿入器具40にクロススクリュードリルガイド70を装着する段階を示した図である。クロススクリュードリルガイド70を髄内釘挿入器具40のクロススクリュードリルガイドとの接続部49aを覆うように配置する。その後、クロススクリュードリルガイド70をコンプレッションスリーブ115側に押してロックする。スクリュースリーブ116及びドリルスリーブ117が、皮質骨に接触できるように小さい刺切創を作る。
図28を参照して、両皮質孔を開ける段階を示す図である。直径2.0mmのドリル118をドリルスリーブ117に通して、両皮質孔を開けて、深さを測定して記録する。直径2.0mmのドリル118とドリルスリーブ117を取り外す。
図29を参照して、クロススクリュー119を配置する段階を示す図である。深さゲージを使用して両皮質ねじ長を確認する。スクリュースリーブ116を介してクロススクリュー119を配置する。
図30を参照して、髄内釘挿入器具40を髄内釘10から取り外す段階を示す図である。必要があれば、穴を空けて、第2のクロススクリューを配置する。髄内釘挿入器具ロック60のつまみ61を半時計周りに回して髄内釘挿入器具ハンドルとの係合箇所62を髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所52から外して、髄内釘10と髄内釘挿入器具40とのロックを解除するために、髄内釘挿入器具ロック60を取り外す。髄内釘10から髄内釘挿入器具40を取り外すために、髄内釘挿入器具40を引き出す。必要な張力は、15N~35Nの間であり、大体20N位である。
図31を参照して、髄内釘10にエンドキャップ20を嵌める段階を示す図である。所望のエンドキャップ20のねじ部28にエンドキャップ挿入器具30のねじ部31によりエンドキャップ挿入器具30を接続する。エンドキャップ挿入器具30を使用して、エンドキャップ20の第1の凸部24を髄内釘10の穴部12に押し入れる。エンドキャップ20を時計回りもしくは半時計回りに回すことにより、エンドキャップ20の第2の凸部26が髄内釘10の外周溝部14に嵌り回転が妨げられる。その後、完全にエンドキャップ20が、髄内釘10に据え付けられるまで連続して押圧する。据付後、エンドキャップ挿入器具30を半時計回りに回転して、エンドキャップ20から取り外す。以上で、髄内釘10の骨折部位への設置方法の説明は終了である。
なお、髄内釘10を体内から取り外すには、上記の方法とほぼ逆の手順を行えばよい。この際、エンドキャップ20を髄内釘10から取り外すときは、エンドキャップ挿入器具30を上述したようにエンドキャップ20に接続してから、エンドキャップ挿入器具30を引いて、エンドキャップ20を引き出す。必要な張力は、15N~35Nの間であり、大体20N位である。
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
10 髄内釘
11 一方の端部
12 穴部
13 穴部の一部
14 外周溝部
20 エンドキャップ
21 一方の端部
22 一方の端部の表面
23 1以上の突出部
24 第1の凸部
25 外周
26 第2の凸部
27 他方の端部
28 ねじ部
30 エンドキャップ挿入器具
31 ねじ部
40 髄内釘挿入器具
41 一方の端部
42 一方の端部の表面
43 1以上の突出部
44 第1の凸部
45 外周
46 第2の凸部
47 他方の端部
48 髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部
49 貫通孔
49a クロススクリュードリルガイドとの接続部
50 髄内釘挿入器具ハンドル
51 貫通孔
52 髄内釘挿入器具ロックとの係合箇所
60 髄内釘挿入器具ロック
61 つまみ
62 髄内釘挿入器具ハンドルとの係合箇所
70 クロススクリュードリルガイド
71 髄内釘挿入器具との接続部
72 スクリュースリーブ及びドリルスリーブ接続部
100 中央断片
101 側方断片
102 骨折端部
103 ピン(ガイドワイヤー)
103a 髄腔
104 クランプ
105 組織プロテクター
106 硬質ドリル
107 アライメントガイド
108 平行孔
109 Kワイヤー
110 第2のKワイヤー
111 可撓性ドリルガイド
112 湾曲ワイヤー
113 可撓性ドリル
114 タップ
114aドリルガイド
115 コンプレッションスリーブ
116 スクリュースリーブ
117 ドリルスリーブ
118 ドリル
119 クロススクリュー

Claims (10)

  1. 髄内釘に使用するエンドキャップであって、
    前記エンドキャップは、一方の端部に、前記一方の端部の表面から前記エンドキャップの軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部を備え、
    前記1以上の突出部の先端は、前記エンドキャップの半径方向に突出した第1の凸部を備え、
    前記髄内釘の一方の端部に設けられた穴部に前記エンドキャップを挿入すると、前記第1の凸部が前記穴部の一部と係合するようにされる、エンドキャップ。
  2. 前記エンドキャップの前記一方の端部の外周は、前記髄内釘の前記一方の端部に設けられた1以上の外周溝部に嵌るように形成された1以上の第2の凸部をさらに備える、請求項1に記載のエンドキャップ。
  3. 前記エンドキャップの他方の端部はねじ部をさらに備える、請求項1又は2に記載のエンドキャップ。
  4. 請求項3に記載のエンドキャップの他方の端部のねじ部に係合するねじ部を一方の端部に備える、エンドキャップ挿入器具。
  5. 請求項1~3のいずれか一項に記載のエンドキャップを係合可能な穴部を一方の端部に備える髄内釘。
  6. 髄内釘に使用する髄内釘挿入器具であって、
    前記髄内釘挿入器具は、一方の端部に、前記一方の端部の表面から前記髄内釘挿入器具の軸方向に延在する、半径方向に弾性のある1以上の突出部を備え、
    前記1以上の突出部の先端は、前記髄内釘挿入器具の半径方向に突出した第1の凸部を備え、
    前記髄内釘の一方の端部に設けられた穴部に前記髄内釘挿入器具を挿入すると、前記第1の凸部が前記穴部の一部と係合するようにされる、髄内釘挿入器具。
  7. 前記髄内釘挿入器具は、前記一方の端部の外周に、前記髄内釘の前記一方の端部に設けられた1以上の外周溝部に嵌るように形成された1以上の第2の凸部を備える、請求項6に記載の髄内釘挿入器具。
  8. 前記髄内釘挿入器具は、他方の端部に髄内釘挿入器具ハンドルとの接続部をさらに備える、請求項6又は7に記載の髄内釘挿入器具。
  9. 前記髄内釘挿入器具は、長手方向に延在する貫通孔をさらに備え、髄内釘挿入器具ロックが前記貫通孔に挿入される、請求項6~8のいずれか一項に記載の髄内釘挿入器具。
  10. 前記髄内釘挿入器具は、クロススクリュードリルガイドとの接続部をさらに備える、請求項6~9のいずれか一項に記載の髄内釘挿入器具。
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