JP2022014267A - 3dデータ生成装置、3dデータ生成方法、及び3dデータ生成プログラム - Google Patents

3dデータ生成装置、3dデータ生成方法、及び3dデータ生成プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3Dデータを簡易に生成すること。【解決手段】3Dデータ生成装置100は、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得する取得部110と、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成する生成部120と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、3Dデータ生成装置、3Dデータ生成方法、及び3Dデータ生成プログラムに関する。
従来、ワークを上型と下型とで挟み込み、曲げ線に沿って曲げ加工を実施するプレスブレーキが知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、オペレータがオリジナルに作成した突当先端の情報に付加情報を追加してパラメータ化し、パラメータ化された突当先端の情報を用いて曲げ加工の加工データ(加工プログラム)を作成する技術が開示されている。
特許第6110692号公報
プレスブレーキの使用では、ワークを加工したときの3Dデータを活用することが要求される。すなわち、プレスブレーキの使用では、ワークを加工したときの3Dデータを活用して、曲げ加工の作業をオペレータが行うことがミスを抑制できるため好ましい。但し、オペレータは設計しているわけではないため3Dデータを簡易に生成することが困難である。
本発明は、3Dデータを簡易に生成することが可能な3Dデータ生成装置、3Dデータ生成方法、及び3Dデータ生成プログラムを提供する。
本発明の態様に係る3Dデータ生成装置は、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得する取得部と、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成する生成部と、を備える。
本発明の態様に係る3Dデータ生成方法は、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得することと、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成することと、を含む。
本発明の態様に係る3Dデータ生成プログラムは、コンピュータに、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得することと、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成することと、を実行させる。
本発明の態様に係る3Dデータ生成装置、3Dデータ生成方法、及び3Dデータ生成プログラムによれば、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成するので、3Dデータを簡易に生成することができる。
また、上記態様の3Dデータ生成装置において、加工情報は、曲げる角度、伸び値、バックゲージの位置、及びバックゲージに突き当てる位置を含んでもよい。この態様によれば、展開図データをもとにした3Dデータを高精度に生成できる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、生成部が、展開図データに曲げ線を付加した曲げ線データを生成してもよい。この態様によれば、加工前のワークに対応する展開図データに曲げ線を付加したデータを容易に生成することができる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、取得部が、加工機の機種を示す機種情報を取得し、生成部が、機種情報をもとに、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成してもよい。この態様によれば、機種情報を加味した3Dデータを生成するので、実際に使用する加工機による加工を反映させた3Dデータを生成することができる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、取得部が、金型の種類を示す金型情報を取得し、生成部が、金型情報をもとに、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成してもよい。この様態によれば、金型情報を加味した3Dデータを生成するので、実際に使用する金型による加工を反映させた3Dデータを生成することができる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、展開図データと加工情報とを入力する画面を表示部に表示する表示制御部が備えられてもよい。この態様によれば、ユーザインタフェースを活用した3Dデータの生成を実現できる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、表示制御部が、3Dデータを表示部に表示してもよい。この態様によれば、生成された3Dデータをオペレータに確認させることができる。また、上記態様の3Dデータ生成装置において、表示制御部が、3Dデータに対応する加工の工程の画像を表示部に表示してもよい。この態様によれば、オペレータが3Dデータの生成過程を確認できるので、実際の加工をイメージさせながら3Dデータを生成することができる。
プレスブレーキの例を示す図である。 曲げ加工の実施の例を示す図である。 実施形態に係る3Dデータ生成装置の構成例を示すブロック図である。 実施形態に係る3Dデータ生成用の画面例を示す図である。 実施形態に係る機種情報を設定する画面例を示す図である。 実施形態に係る金型情報、レイアウト情報を設定する画面例を示す図である。 実施形態に係る3Dによる曲げ加工の一工程の画像の例を示す図である。 実施形態に係る3Dデータ、曲げ線データの例を示す図である。 実施形態に係る3Dによる曲げ加工の一工程の画像の例を示す図である。 実施形態に係る3Dデータ、曲げ線データの例を示す図である。 実施形態に係る3Dデータ生成処理の流れの例を示すフローチャートである。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。本発明は、以下に説明する形態に限定されない。図面では、実施形態を説明するために、一部分を拡大、縮小、及び強調して記載する等、縮尺を適宜変更して表現する場合がある。各図においては、XYZ直交座標系を用いて図中の方向を説明する場合がある。XYZ直交座標系においては、鉛直方向をZ方向とし、水平方向をX方向、Y方向とする。例えば、X方向は左右方向であり、Y方向は奥行き方向である。また、各方向においては、矢印の向きを+側(例、+X側)と称し、矢印の向きとは反対側を-側(例、-X側)と称する。
まず、実施形態を説明する前に、プレスブレーキの構成を説明する。図1(A)は、プレスブレーキの例を示す正面図である。図1(B)は、プレスブレーキの例を示す側面図である。プレスブレーキ1は、ワークW(板状のワークW)に曲げ加工を施す曲げ加工機である。プレスブレーキ1は、本体部2と、制御装置4とを備える。
本体部2は、オペレータOPが保持(支持)するワークWに対して、曲げ加工を施すことが可能である。本体部2は、本体フレーム11と、下型(ダイ)12を支持するテーブル13と、一対の側板14とを備える。本体フレーム11は、プレスブレーキ1の外郭を形成する。下型12は、固定側(下側)の金型であり、X方向に形成される。下型12は、V字状の凹部15を有する。凹部15は、X方向に延びる直線溝状である。以下、下型12に対してオペレータOPの方向(-Y側)を前側と呼び、下型12に対してオペレータOPの方向とは反対の方向(+Y側)を後側と呼ぶ場合がある。
テーブル13は、本体フレーム11の前側に取り付けられており、下型12を固定する。側板14は、本体フレーム11の左右の側部にそれぞれに取り付けられている。また、側板14のそれぞれには、上下の二箇所に、内側に突出するガイド板16が形成されている。一対の側板14の間には、前側の上部に上部カバー板17が取り付けられている。
上部カバー板17の後方(+Y側)には、図示しない複数の駆動機構が配置される。駆動機構のそれぞれは、図示しない支持フレーム等により支持される。駆動機構は、ラム18をZ方向に移動(昇降)させる。駆動機構は、例えば、ボールねじ、又はナットを電動モータ等により回転させる機構、油圧又は空圧シリンダを用いた機構等である。
ラム18は、図示しない接続部を介して、上記の駆動機構に接続され、駆動機構に吊り下げられた状態で配置される。ラム18の後方(+Y側)には、ガイド板16を挟み込む一対のローラが設けられる。一対のローラがガイド板16にガイドされることにより、ラム18をZ方向にガイドする。
ラム18の下方には、複数の上型ホルダ19が取り付けられる。複数の上型ホルダ19は、X方向に配列される。上型ホルダ19は、X方向に移動可能に設けられ、上型ホルダ19同士の間隔は任意に設定可能である。上型ホルダ19は、ラム18に対して着脱可能に設けられる。複数の上型ホルダ19は、それぞれ、上型(パンチ)20を保持可能である。例えば、複数の上型ホルダ19は、曲げ加工が実施される際、曲げ加工の各工程に応じた複数種類の上型20を保持する。
上型20は、上型ホルダ19に保持されたとき、下型12の凹部15に対向して配置される。また、上型20は、下型12の凹部15に進入する先端部を有する。ラム18、上型ホルダ19、及び上型20は、一体となってZ方向に移動する。本体部2は、ラム18の移動に伴って上型20が下型12に向かって移動し、上型20と下型12とでワークWを挟み込み、曲げ線BLに沿って曲げ加工する。曲げ線BLは、ワークWにおける設計上の加工線であり、ワークWを上型20上に所定の姿勢で配置された際に、凹部15の谷線とほぼ平行になる。
制御装置4は、本体部2の動作を加工プログラムに応じて制御する。制御装置4は、例えば、操作盤、操作パネル等に設けられる。制御装置4は、オペレータOPの指令、加工プログラムに応じて上記の駆動機構を制御する。制御装置4は、例えば、本体部2の運転状況、運転条件、ワークWの加工条件等の各種情報を表示部21に表示する。オペレータOPは、本体部2の設定、ワークWの材質、加工条件等の情報を制御装置4に入力可能である。
図2(A)は、曲げ加工の実施の例を示す上面図である。図2(B)は、曲げ加工の実施の例を示す側面図である。図2(A)に示すように、ワークWは、下型12上に載置されるとともに図中のブロック矢印方向にオペレータOPによって移動され、バックゲージ25に突き当てられることで、Y方向において位置決めされる。バックゲージ25は、少なくともX方向及びY方向に移動可能であり、設定された位置に固定される。この結果、ワークWの位置決めでは、凹部15の谷線の位置と曲げ線BLの位置とが平行になる。図2(B)に示すように、ワークWは、Y方向において位置決めされた後、上型20が下型12に向かって移動する(図中のブロック矢印方向に移動する)ことで、曲げ線BLに沿って曲げ加工が実施される。
次に、実施形態に係る3Dデータ生成装置を説明する。図3は、実施形態に係る3Dデータ生成装置の構成例を示すブロック図である。3Dデータ生成装置100は、取得部110と、生成部120と、表示制御部130と、記憶部140とを有する。3Dデータ生成装置100は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、メインメモリ、記憶装置、通信装置等を備え、各種情報の処理を実行するコンピュータ装置等である。なお、コンピュータ装置の構成は任意であり、例えば、1つの装置によって構成されてもよいし、複数の装置によって構成されてもよい。また、3Dデータ生成装置100には、入力部101と、表示部102とが接続される。
入力部101は、例えば、操作パネル、タッチパネル、キーボード、マウス、トラックボール等を備える。入力部101は、ユーザからの入力を検出し、入力された情報を3Dデータ生成装置100に供給する。ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータの生成で使用される展開図データや加工情報等を入力する。また、ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータの生成で使用される加工機の機種情報、金型情報、金型のレイアウト情報等を設定する。
表示部102は、例えば、液晶ディスプレイ等を備え、3Dデータ生成装置100(表示制御部130)から供給されるデータや画像等を表示する。表示部102は、入力部101において各種情報が入力された場合、入力用の画像等を表示する。表示部102に表示される画面のデータは、記憶部140等に予め記憶されてもよい。例えば、画面内で選択操作等が行われた場合に次に表示する画面のデータが記憶部140等に記憶される。記憶部140は、不揮発性メモリ等であり、3Dデータ生成装置100の各部における処理で使用される各種情報、表示部102に表示される画面のデータ等を記憶する。
取得部110は、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得する。加工前のワークの展開図データは、例えば、曲げ線BLを含まないDXF(Drawing Exchange Format)データ、曲げ線BLを含まない手書きの図をスキャンしたデータ等でよい。加工前のワークに対する加工情報は、例えば、曲げる角度、伸び値、バックゲージの位置、及びバックゲージに突き当てる加工前のワークの位置等を含む。具体的には、取得部110は、ユーザによる入力部101に対する操作により入力される、展開図データと加工情報とを取得する。また、取得部110は、通信装置等を介して、展開図データと加工情報とを取得してもよい。
図4は、実施形態に係る3Dデータ生成用の画面例を示す図である。図4に示すように、3Dデータ生成用の画面は、設定オブジェクト51~55、入力オブジェクト61~67、指示オブジェクト71~72、実行オブジェクト81を含む。また、3Dデータ生成用の画面は、ワークに曲げ加工を施すプレスブレーキの少なくとも一部の画像を含む。3Dデータ生成装置100は、3Dデータ生成用の画面により、ワークに曲げ加工を施す過程をユーザに確認させながら3Dデータを生成できる。
設定オブジェクト51は、展開図データの入力、3Dデータの保存、曲げ線データの保存等の実行に用いられるオブジェクトである。曲げ線データは、展開図データ(曲げ線BLを含まないデータ)に曲げ線BLを付加したデータである。設定オブジェクト52は、加工機の機種を示す機種情報の設定に用いられるオブジェクトである。設定オブジェクト53は、金型の種類を示す金型情報の設定に用いられるオブジェクトである。設定オブジェクト54は、金型のレイアウトを示すレイアウト情報の設定に用いられるオブジェクトである。設定オブジェクト55は、3Dデータや曲げ線データの確認に用いられるオブジェクトである。
入力オブジェクト61は、目標寸法のデータ入力に用いられるオブジェクトである。目標寸法は、バックゲージに突き当てる位置(ワークの位置)から曲げ線BLまでの距離(Y方向の距離)を示すデータである。入力オブジェクト62は、目標角度のデータ入力に用いられるオブジェクトである。目標角度は、曲げ線BLの位置でワークを曲げ加工するときの角度(曲げ角度)を示すデータである。入力オブジェクト63、入力オブジェクト64、及び入力オブジェクト65は、バックゲージの目標値のデータ入力に用いられるオブジェクトである。例えば、入力オブジェクト63はX方向におけるバックゲージの目標値に対応し、入力オブジェクト64はY方向におけるバックゲージの目標値に対応し、入力オブジェクト65は、Z方向におけるバックゲージの目標値に対応する。
バックゲージの目標位置は、例えば基準位置に対する値となる。基準位置は、バックゲージが配置される初期位置、ワークが突き当てられた後にバックゲージが退避したときの位置等である。X方向におけるバックゲージの目標値(入力オブジェクト63の入力データ)は、指示されたバックゲージを突き当てるワークの位置をもとに算出されてもよい。Y方向におけるバックゲージの目標値(入力オブジェクト64の入力データ)は、目標寸法の入力に応じて算出されてもよい。Z方向におけるバックゲージの目標値(入力オブジェクト65の入力データ)は、デフォルト値を「0」とし、必要に応じて入力可能としてもよい。
入力オブジェクト66は、バックゲージの退避量のデータ入力に用いられるオブジェクトである。バックゲージの退避量とは、ワークが突き当てられた後、曲げ加工が実施される前にバックゲージがワークからどれだけ離れるか(退避するか)を示すデータである。バックゲージの退避は、曲げ加工によりワークが曲げられるときに、ワークとバックゲージとの干渉の抑制を目的として実施される場合がある。バックゲージの退避量は、デフォルト値を「0」として、必要に応じて入力可能としてもよい。
入力オブジェクト67は、伸び値のデータ入力に用いられるオブジェクトである。伸び値は、曲げ加工されるときにワークが伸びる量を示すデータである。伸び値(入力オブジェクト67の入力データ)は、目標角度(入力オブジェクト62の入力データ)が入力されたときに、ルックアップテーブルを参照して設定されてもよい。例えば、ルックアップテーブルでは、曲げ角度と伸び値とが対応付けられる。
指示オブジェクト71は、バックゲージを突き当てる位置(ワークの位置)の指示に用いられるオブジェクトである。例えば、指示オブジェクト71が選択された場合、指示オブジェクト72が表示される。指示オブジェクト72は、バックゲージを突き当てる位置をユーザに指示させるオブジェクトである。ユーザは、入力部101を用いて、バックゲージを突き当てる位置を太線72a等で指示する。
加工情報は、入力オブジェクト61~65、67の入力データと、指示オブジェクト71、72の操作によって指示された指示データ(位置データ)とを含む。すなわち、取得部110は、加工情報として、入力オブジェクト61~65、67の入力データと、指示オブジェクト71、72の操作によって指示された指示データ(位置データ)とを取得する。
また、取得部110は、加工機の機種を示す機種情報、金型の種類を示す金型情報、金型のレイアウトを示すレイアウト情報を取得する。機種情報は、設定オブジェクト52を用いて設定される。金型情報は、設定オブジェクト53を用いて設定される。レイアウト情報は、設定オブジェクト54を用いて設定される。
図5は、実施形態に係る機種情報を設定する画面例を示す図である。設定オブジェクト52が選択された場合、図5に示す機種情報の設定画面が表示される。機種情報の設定画面は、ユーザに選択させる加工機の機種名等の情報を含む。ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータの生成対象となっているワークを加工する加工機の機種を選択する。この結果、取得部110は機種情報を取得する。
図6(A)は、実施形態に係る金型情報を設定する画面例を示す図である。設定オブジェクト53が選択された場合、図6(A)に示す金型の種類を示す金型情報の設定画面が表示される。金型情報の設定画面は、3Dデータの生成対象となっているワークに曲げ加工を施すときに使用される金型(上型)の型番、形状を示す画像等の情報を含む。金型の型番、形状等は絞り込みが可能であり、表示順等を指定可能である。ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータの生成対象となっているワークに曲げ加工を施すときに使用される金型(上型)の種類を選択する。この結果、取得部110は金型情報を取得する。
図6(B)は、実施形態に係るレイアウト情報を設定する画面例を示す図である。設定オブジェクト54が選択された場合、図6(B)に示す金型のレイアウトを示すレイアウト情報の設定画面が表示される。レイアウト情報の設定画面は、3Dデータの生成対象となっているワークに曲げ加工を施すときに使用する金型の画像、該金型の幅を設定するオブジェクト等を含む。金型の画像は、図6(A)で選択された金型に対応する。ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータの生成対象となっているワークに曲げ加工を施すときに使用される金型(上型)の幅を設定(入力)する。この結果、取得部110はレイアウト情報を取得する。
生成部120は、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成する。具体的には、生成部120は、取得部110が取得した加工情報(入力オブジェクト61~65、67の入力データと、指示オブジェクト71、72の操作によって指示された指示データ)を展開図データに適用し、曲げ加工の対象として想定されたワークの3Dデータを生成する。このとき、生成部120は、展開図データに曲げ線BLを付加した曲げ線データを生成してもよい。
また、生成部120は、3Dデータ生成用の画面(図4参照)において、実行オブジェクト81が操作された場合に、3Dデータの生成を実行してもよい。ユーザは、入力部101を用いて、3Dデータ生成用の画面(図4参照)で各加工情報を入力、機種情報を設定、金型情報を設定、レイアウト情報を設定したうえで、実行オブジェクト81を操作する(押下する)。この操作により、生成部120は3Dデータを生成する。
表示制御部130は、表示部102に対する各種画像の表示出力(供給)を制御する。具体的には、表示制御部130は、入力部101に対する各種情報の入力、3Dデータ生成装置100の各部による処理の実行等に応じて、表示部102に表示させる各種画像を生成し、生成した各種画像を表示部102に供給する。例えば、表示制御部130は、図4~図6等に示した各種画面の表示に用いられる各種画像を生成して表示部102に供給する。加えて、表示制御部130は、図7、図9に示す各種画像を生成して表示部102に供給してもよい。
図7は、実施形態に係る3Dによる曲げ加工の一工程の画像の例を示す図である。ユーザによって実行オブジェクト81が操作され、生成部120によって3Dデータが生成される場合、表示制御部130は、図7(A)及び図7(B)に示すように、3Dデータの生成にかかる一工程を示す画像を生成し、表示部120に表示させる。図7(A)はバックゲージにワークを突き当てた状態を示し、図7(B)は曲げ加工が実施された状態を示す。このとき、生成部120では、図7(A)に示すワークの状態における曲げ線データと、図7(B)に示すワークの状態における3Dデータとを生成する。
図8(A)は実施形態に係る3Dデータの例を示す図であり、図8(B)は実施形態に係る曲げ線データの例を示す図である。なお、図8に示す3Dデータ及び曲げ線データは、図7に示した曲げ加工の実施に対応する。生成部120は、図8(A)に示す3Dデータを生成し、図8(B)に示す曲げ線データを生成する。図8(A)及び図8(B)に示す各データは、上述したように、設定オブジェクト55の操作に応じた表示制御部130による制御により表示部102に表示されてもよい。また、ユーザは、必要に応じて次の一工程に対する加工情報等の入力操作を行う。
図9は、実施形態に係る3Dによる曲げ加工の一工程の画像の例を示す図である。図8(A)に示す3Dデータが生成された後、続けて、次の工程にかかる3Dデータが生成部120によって生成される場合、表示制御部130は、図9(A)及び図9(B)に示すように、3Dデータの生成にかかる一工程(次の工程)を示す画像を生成し、表示部120に表示させる。図9(A)は、図7(B)に示す曲げ加工後の次工程においてバックゲージにワークを突き当てた状態を示す。図9(B)は、図7(B)に示す曲げ加工後の次工程において曲げ加工が実施された状態を示す。このとき、生成部120では、図9(A)に示すワークの状態における曲げ線データと、図9(B)に示すワークの状態における3Dデータとを生成する。
図10(A)は実施形態に係る3Dデータの例を示す図であり、図10(B)は実施形態に係る曲げ線データの例を示す図である。なお、図10に示す3Dデータ及び曲げ線データは、図9に示した曲げ加工の実施に対応する。生成部120は、図10(A)に示す3Dデータを生成し、図10(B)に示す曲げ線データを生成する。図10(A)及び図10(B)に示す各データは、上述したように、設定オブジェクト55の操作により表示部102に表示されてもよい。また、ユーザは、必要に応じて次の一工程に対する加工情報等の入力操作を行う。これらのように、3Dデータ等の生成は一工程ごとに実施される。
図11は、実施形態に係る3Dデータ生成処理の流れの例を示すフローチャートである。図11に示すように、取得部110は、展開図データを取得する(ステップS101)。具体的には、取得部110は、曲げ線BLを含まない加工前の展開図データを取得する。また、取得部110は、加工情報を取得する(ステップS102)。具体的には、取得部110は、曲げる角度、伸び値、バックゲージの位置、及びバックゲージに突き当てる加工前のワークの位置等を含む加工情報を取得する。ここで、取得部110は、機種情報、金型情報、レイアウト情報等を取得してもよい。これらの情報は、図4で説明した設定オブジェクト51~55を用いた設定、入力オブジェクト61~67を用いた入力、指示オブジェクト71~72を用いて指示に応じて取得されてもよい。
次に、生成部120は、3Dデータを生成する(ステップS103)。具体的には、生成部120は、取得部110が取得した加工情報を展開図データに適用し、曲げ加工の対象として想定されたワークの3Dデータを生成する。また、生成部120は、機種情報、金型情報、レイアウト情報をもとに、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成してもよい。さらに、生成部120は、展開図データに曲げ線BLを付加した曲げ線データを生成してもよい。
そして、取得部110は、全工程が終了したかを判定する(ステップS104)。取得部110は、次の工程に対する操作が受け付けられない(操作終了等の指示を受け付けた)場合に(ステップS104:YES)、処理を終了する。一方、取得部110は、次の工程に対する操作が受け付けられた場合に(ステップS104:NO)、これまでの工程で使用された展開図データ(少なくとも一部に曲げ線BLが追加された展開図データ)を用いて、ステップS102、ステップS103における処理を再度実行する。なお、表示制御部130は、ステップS101~ステップS104における処理に応じて、適宜、表示部102に画像を表示出力させる。
上述したように、3Dデータ生成装置100は、加工前のワークの展開図データと加工前のワークに対する加工情報とを取得し、取得した加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成するので、3Dデータを簡易に生成することができる。また、3Dデータ生成装置100は、曲げる角度、伸び値、バックゲージの位置、及びバックゲージに突き当てる位置を含む加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成するので、3Dデータを高精度に生成できる。また、3Dデータ生成装置100は、展開図データに曲げ線を付加した曲げ線データを生成するので、展開図データに曲げ線を付加したデータを容易に生成することができる。また、3Dデータ生成装置100は、加工機の機種情報を取得し、取得した機種情報をもとに加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成するので、実際に使用する加工機による加工を反映させた3Dデータを生成することができる。また、3Dデータ生成装置100は、金型の種類を示す金型情報を取得し、取得した金型情報をもとに加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成するので、実際に使用する金型による加工を反映させた3Dデータを生成することができる。また、3Dデータ生成装置100は、展開図データと加工情報とを入力する画面を表示するので、ユーザインタフェースを活用した3Dデータの生成を実現できる。また、3Dデータ生成装置100は、生成した3Dデータを表示するので、生成した3Dデータをオペレータに確認させることができる。また、3Dデータ生成装置100は、3Dデータに対応する加工工程の画像を表示するので、実際の加工をオペレータにイメージさせながら3Dデータを生成することができる。
上述の実施形態において、3Dデータ生成装置100は、例えばコンピュータシステムを含む。3Dデータ生成装置100は、記憶部140に記憶されている3Dデータ生成プログラムを読み出し、3Dデータ生成プログラムに従って各種の処理を実行する。3Dデータ生成プログラムは、例えば、コンピュータに、加工前のワークの展開図データと、加工前のワークに対する加工情報とを取得することと、加工情報を展開図データに適用した3Dデータを生成することと、を実行させる。3Dデータ生成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録されて提供されてもよい。また、3Dデータ生成プログラムは、コンピュータ上でNCデータを作成するCAM(曲げCAMソフト)に組み込まれてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は、上述した実施形態に限定されない。上述した実施形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは当業者において明らかである。また、そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。上述した実施形態等で説明した要件の1つ以上は、省略されることがある。また、上述した実施形態等で説明した要件は、適宜組み合わせることができる。また、本実施形態において示した各処理の実行順序は、前の処理の出力を後の処理で用いるものでない限り、任意の順序で実現可能である。また、上述した実施形態における動作に関して、便宜上「まず」、「次に」、「続いて」等を用いて説明したとしても、この順序で実施することが必須ではない。また、法令で許容される限りにおいて、上述した実施形態等で引用した全ての文献の開示を援用して本文の記載の一部とする。
100・・・3Dデータ生成装置
101・・・入力部
102・・・表示部
110・・・取得部
120・・・生成部
130・・・表示制御部
140・・・記憶部

Claims (11)

  1. 加工前のワークの展開図データと、前記加工前のワークに対する加工情報とを取得する取得部と、
    前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成する生成部と、
    を備える、3Dデータ生成装置。
  2. 前記加工情報は、曲げる角度、伸び値、バックゲージの位置、及び前記バックゲージに突き当てる位置を含む、請求項1に記載の3Dデータ生成装置。
  3. 前記生成部は、前記展開図データに曲げ線を付加した曲げ線データを生成する、請求項1又は請求項2に記載の3Dデータ生成装置。
  4. 前記取得部は、加工機の機種を示す機種情報を取得し、
    前記生成部は、前記機種情報をもとに、前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成する、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の3Dデータ生成装置。
  5. 前記取得部は、金型の種類を示す金型情報を取得し、
    前記生成部は、前記金型情報をもとに、前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成する、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の3Dデータ生成装置。
  6. 前記取得部は、金型のレイアウトを示すレイアウト情報を取得し、
    前記生成部は、前記レイアウト情報をもとに、前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成する、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の3Dデータ生成装置。
  7. 前記展開図データと前記加工情報とを入力する画面を表示部に表示する表示制御部を備える、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の3Dデータ生成装置。
  8. 前記表示制御部は、前記3Dデータを前記表示部に表示する、請求項7に記載の3Dデータ生成装置。
  9. 前記表示制御部は、前記3Dデータに対応する加工の工程の画像を前記表示部に表示する、請求項7又は請求項8に記載の3Dデータ生成装置。
  10. 加工前のワークの展開図データと、前記加工前のワークに対する加工情報とを取得することと、
    前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成することと、
    を含む、3Dデータ生成方法。
  11. コンピュータに、
    加工前のワークの展開図データと、前記加工前のワークに対する加工情報とを取得することと、
    前記加工情報を前記展開図データに適用した3Dデータを生成することと、
    を実行させる、3Dデータ生成プログラム。
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