JP2021523628A - マルチセルidシナリオにおけるセルid選択 - Google Patents

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Abstract

セル識別子(セルID)選択のための無線デバイスによって実行される方法は、無線リソース制御(RRC)接続アクションを試みることを含む。指定セルIDが、システム情報ブロック(SIB)内の複数のセルIDから選択される。識別子が、指定セルIDに基づいて決定される。識別子は、RRC接続アクションの一部としてネットワークノードに送信される。
【選択図】図13、図15

Description

プレリリース14において、SIB1は、以下の情報を有した:1つのセル識別情報、1つのトラッキングエリアコード(TAC:Tracking Area Code)、及び公衆地上移動体通信網(PLMN:Public Land Mobile Network)識別情報の1つのリスト。たとえば、eNBは、以下を送り得る:セルID:1、TAC:M、及び、PLMN A、PLMN B、PLMN C、PLMN D、PLMN E。
このシグナリングで、すべてのPLMN A〜PLMN Eは、同じセルID(前述の例では1)及び同じTAC(前述の例ではM)に関連した。異なるオペレータが、異なるPLMNに関連した場合、それは、次いで、どのセルID及びどのTACを使用するかにオペレータが合意することを必要とすることになり、したがって、それらが連係する必要性を生み出し、これは、すべてのシナリオで望ましくない可能性がある。
LTEリリース14では、強化がもたらされた。この強化で、異なるPLMN(異なるオペレータに関連し得る)は、異なるセルID/TACに関連付けられ得る。たとえば、この強化で、PLMN A及びPLMN Bは1つのセルID及びTACを使用することが可能になり、一方、PLMN Cは別のセルID及びTACを使用することができ、PLMN D及びPLMN Eは第3のセルID及びTACを使用することができた。その強化で、リスト内の各エントリが1つのセルID、1つのTAC及びPLMNの1つのリストを含む、新しいリストが追加された。したがって、たとえば、eNBが以下を信号伝達することを可能にする:
レガシフィールド:
セルID:1
TAC:M
PLMN A、PLMN B
新しいリスト:
リストエントリ1:
セルID:2
TAC:N
PLMN C
リストエントリ2:
セルID:3
TAC:O
PLMN D、PLMN E
UEは、PLMNを選択し、次いで、セルID及びTACをそのPLMNに関連付けられたものであると考えることになる。たとえば、前述で、UEがPLMN Aを選択した場合、UEは、セルIDを1であると考え、TACをMであると考えることになるが、UEがPLMN Cを選択した場合、UEは、セルIDを2であると考え、TACをNであると考えることになる。
前述の強化は、NR仕様においても実施されることになるが、NR仕様では、1つのみのリストが存在し、そこでは、リスト内の各エントリはPLMNリスト、セルID及びTACを含み、したがって、前述のような「レガシフィールド」は存在しない。
LTEでは、ネットワークへのUEのリンクが、不十分になる場合、UEは、無線リンク障害(RLF:Radio Link Failure)手続きをトリガする。たとえば、把握されたダウンリンク品質が閾値未満であり、ランダムアクセス手続きが失敗し、RLC再送信の数が閾値を超える/に合致する場合、リンクは不十分であると考えることができる。RLFがトリガされたとき、UEは、ネットワークへの接続を再確立しようと試みることになる(ある一定の条件を所与として)。UEはまた、たとえば、ハンドオーバが失敗した場合などに、ネットワークへの接続を再確立しようと試みる。
UEが、ネットワークへの接続を再確立しようと試みるとき、UEは、UEが接続を再確立しようと試みる先のeNB(それは接続が失敗したセル/eNBと比べて別のセルeNBでもよいということに留意されたい)に以下の情報を含む再確立要求を送る:
・前の接続中に使用されたC−RNTI値
・前の接続中にUEが接続されたセルの物理セルID(PCI:Physical Cell ID)
・RRC接続再確立においてUEを識別及び検証するために使用されるshortMAC−I値
・再確立の原因、たとえば、ハンドオーバ障害など、の指示。
この要求を受信するセルにサーブするeNBは、時に、目標eNBと呼ばれ、一方、障害の前にUEが接続されたeNBは、時に、ソースeNBと呼ばれる。目標eNBは、UEによって提供される情報に基づいて、接続を再確立しようと試みることになる。目標eNBは、どのeNBがソースeNBであるかを判定し(PCIを考慮して)、UEのコンテキストを送るようにeNBに要求することによって、これを行うことができる。要求において、目標は、特に、以下の情報を提供する:
・目標セルのセルID
・C−RNTIは、UEがソースセル内に有した識別子である
・shortMAC−I
ソースeNBは、次いで、前述の情報に基づいてUEを識別及び検証し、成功した場合、ソースeNBは、UEのコンテキストを目標eNBに転送する。前述のshortMAC−Iは、たとえば、目標セルIDを考慮して、計算される。
LTEの1つの特徴は、RRC接続が一時停止及び再開され得るということである。RRC接続が、UEについて一時停止されるとき、UEは、RRC設定を記憶し、UEが一時停止に移行するときにそう呼ばれるIDLEモードに移行する。eNBがUEの接続を一時停止するとき、eNBはまた、識別情報をUEに提供する。識別情報は、UEを一時停止したeNBに関する1つの部分及びUE特有の識別子である1つの部分を含む。この識別子は再開IDと呼ばれる。
UEが、後で、RRC接続モードに戻るべきである(言い換えれば、RRC接続が再開されるべきである)とき、UEは、識別情報をeNBに指示し、これを用いて、eNBは、どのeNBによってUEは一時停止させられたかを判定することができる(UEは、IDLEモードで動き回ることができ、したがって、UEは、IDLEになる前にUEが接続されたeNBと比べて別のeNBに接続することになり得る、ということに留意されたい)。UEが接続を再開しようとする先のeNBは、次いで、UEのコンテキストを提供するように前のeNBに要求し得る。そして、識別情報idのUE特有の部分は、どの特定のUEについて新しいeNBがコンテキストを要求しているかを判定するために前のeNBによって使用される。再開IDに加えて、UEはまた、UEが接続した先のセルのセルIDに基づいて、RRC再確立についてと同様に、計算される、shortMAC−Iを提供する。
RRC接続解放メッセージが、UEを一時停止へ移行させるために使用される。
ある特定の課題が、現在、存在する。たとえば、異なるPLMNが異なるセルIDに関連付けられたセルに関連する複数のセル識別情報を用いて、UEは、どのPLMNをUEが選択したかに応じて、セルIDを選択する。現在のLTEでは、これは、UEがRRC接続セットアップ完了メッセージ(又はRRC接続再開完了NBメッセージ)を送るときだけに、eNBに指示され、UEがeNBへの接続を再確立しようと試みるときにはeNBに知られていないことになる。したがって、eNBには、UEが接続を再確立しようと試みるときにどのセルIDをUEが考慮しているか、及びどのセルIDをUEがshortMAC−Iの計算への入力として使用したかは分からないことになる。したがって、目標eNBは、それがUEのコンテキストを取得しようと試みるときに、どのセルIDがソースeNBを示すかを選択することができないことがある。結果として、再確立の試みは、失敗することがある。
既存の解決法での前述の問題に対処するために、セル識別子(セルID)選択のためのシステム及び方法が開示される。
ある種の実施形態によれば、セルID選択のために無線デバイスによって実行される方法は、無線リソース制御(RRC:radio resource control)接続アクションを試みることを含む。指定セルIDが、システム情報ブロック(SIB:system information block)内の複数のセルIDから選択される。識別子が、指定セルIDに基づいて、決定される。識別子が、RRC接続アクションの一部としてネットワークノードに送信される。
ある種の実施形態によれば、無線デバイスが、セルID選択のために用意される。無線デバイスは、RRC接続アクションを試みる及び指定セルIDをSIB内の複数のセルIDから選択するように設定された処理回路を含む。処理回路はまた、指定セルIDに基づいて識別子を決定する及びRRC接続アクションの一部として識別子をネットワークノードに送信するように設定される。
ある種の実施形態によれば、ネットワークノードによる方法が、セルID選択のために用意される。本方法は、指定セルIDをSIB内の複数のセルIDから選択することと、指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノードに、送信することとを含む。
ある種の実施形態によれば、ネットワークノードが、セルID選択のために用意される。ネットワークノードは、指定セルIDをSIB内の複数のセルIDから選択する及び指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノードに、送信するように設定された処理回路を含む。
他の利点が、当業者には容易に明らかとなり得る。ある種の実施形態は、列挙された利点のうちのいずれも含まない、いくつかを含む、又はすべてを含むことがある。
開示される実施形態及びそれらの特徴及び利点のより完全な理解のために、以下のような添付の図面と併せて、以下の説明がここで参照される。
ある種の実施形態による、セル識別子(セルID)選択のための例示的無線ネットワークを示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的ネットワークノードを示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的無線デバイスを示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的ユーザ機器を示す図である。 ある種の実施形態による、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境を示す図である。 ある種の実施形態による、ホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続された通信ネットワークを示す図である。 ある種の実施形態による、部分的ワイヤレス接続を介してユーザ機器と基地局を介して通信するホストコンピュータの一般化されたブロック図である。 一実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す図である。 一実施形態による、通信システムにおいて実装されるもう1つの方法を示す図である。 一実施形態による、通信システムにおいて実装されるもう1つの方法を示す図である。 一実施形態による、通信システムにおいて実装されるもう1つの方法を示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための無線デバイスによる例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための無線デバイスによる別の例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的仮想コンピューティングデバイスを示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のためのネットワークノードによる例示的方法を示す図である。 ある種の実施形態による、セルID選択のための別の例示的仮想コンピューティングデバイスを示す図である。
ここで、本明細書で意図された実施形態のうちのいくつかを、添付の図面を参照して、より完全に説明する。しかしながら、他の実施形態が、本明細書で開示される主題の範囲内に含まれ、開示される主題は、本明細書に記載の実施形態のみに限定されるものとして解釈されるべきではなく、これらの実施形態は、当業者に本主題の範囲を伝えるための例として提供される。
一般に、本明細書で使用されるすべての用語は、それが使用されている文脈から異なる意味が明確に与えられる及び/又は暗示されるのでない限り、関連技術分野におけるそれらの通常の意味に従って解釈されるものとする。1つの/その(a/an/the)要素、装置、構成要素、手段、ステップなどのすべての参照は、特に明記のない限り、要素、装置、構成要素、手段、ステップなどの少なくとも1つの例を参照するものとしてオープンに解釈されるものとする。ステップが別のステップに続く若しくは先行するものとして明示的に記載されていない限り、及び/又はステップが別のステップに続く若しくは先行する必要があるということが黙示的である場合、本明細書で開示されるいずれの方法のステップも、開示されている正確な順番で実行される必要はない。本明細書で開示される実施形態のいずれかの任意の特徴は、適切な場合には、任意の他の実施形態に適用され得る。同様に、いずれかの実施形態の任意の利点は、任意の他の実施形態に適用することができ、逆もまた同様である。含まれる実施形態の他の目的、特徴及び利点が、以下の説明から明らかとなろう。
本開示のある種の態様及びそれらの実施形態は、前述の課題に対する解決策を提供することができる。たとえば、本明細書で開示されるある種の実施形態は、関連RRC及び/又はX2手続き及び/又はシグナリング及び/又はIE/フィールドにおける間違った又はあいまいなセルIDの使用が原因でRRC接続再確立及び/又は再開の試みが失敗することを避けるための方法を提供する。方法は、手続き及びシグナリングにおいて使用されるセルIDに関するあいまいさを解消及び/又は回避する。
本明細書では、RRC接続再確立手続きが、記載された実施形態が有用であるときの例として、使用されているが、記載された実施形態は、RRC接続再開などの他の状況でも使用され得ることに留意されたい。以下は、ある種の実施形態の高水準記述である。
たとえば、ある種の実施形態によれば、方法は、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において指定セルIDを使用することを含み得る:
・そこで、指定IDは、UE及びNWの両方によって使用される(バラエティ1.a)、或いは、
・そこで、指定IDは、UEによって使用され、目標eNBは、目標セルに関する何らかのIDをソースeNBに指示し、ソースeNBは、目標eNBによって指示されたIDに関連するIDのセットを試す(バラエティ1.b)、或いは、
・そこで、指定IDは、UEによって使用され、目標eNBが、試行錯誤のプロセスでIDを通して繰り返すソースeNBにIDのセットを提供する(バラエティ1.c)、或いは、
・そこで、指定IDは、UEによって使用され、目標eNBは、試行錯誤のプロセスでIDのセットを通して繰り返す(バラエティ1.d)。
特定の一実施形態において、たとえば、前述でバラエティ1.aとして識別された方法は、以下のようなshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において指定セルIDを使用するネットワークとUEとの両方を含み得る(バラエティ1.a):
a)UEは、指定セルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいてソースeNBに指定セルID/ECGIを提供する。
c)ソースeNBは、目標eNBによって提供されたセルID/ECGIを使用して、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
いくつかの実施形態において、UEは、セット内の各エントリが以下を含む、セットを獲得する:
・PLMN IDのリスト
・セルID
・TAC
UEは、第1のセルIDを決定する。このセルIDは、UEが選択したPLMNに関連するセルIDであると決定される。たとえば、背景の例を参照することによって、UEが、PLMN Bを選択した場合、UEは、第1のセルIDを1であると考える。一方、UEが、PLMN Cを選択した場合、UEは、第1のセルIDを2であると考える。
UEは、接続再確立手続きのために使用される第2のセルIDを決定する。本明細書で、セルIDは接続再確立手続きのために使用されると述べるとき、そのセルIDは、その結果として、本明細書では、再確立セルIDと呼ばれることになる。このセルIDが再確立手続き中に使用されるということは、UEを識別及び/又は検証するために使用される値(たとえば、shortMAC−I値)を決定するためにこの第2のセルIDをUEが使用するということを含み得る。第2のセルIDは、ルールに基づいてセルIDを選択することによって、決定され得、そこで、ルールは、メッセージ内で発生する第1のセルIDを選択することでもよい。たとえば、背景で使用された例における第2のセルIDは、第1の発生セルIDであるので、1になり得る。
eNBが、接続を再確立しようと試みているUEのコンテキストを要求するための手続きを開始するとき、eNB(このシナリオでは、目標eNBと呼ばれ得る)は、ソースeNBに向けて再確立セルIDを指示し得る。この実施形態によれば、eNBは、UEが適用するのと同じルールを再確立セルIDの選択のために適用することになる。
ソースeNBは、次いで、それが目標eNBから受信した再確立セルIDを使用して、目標eNBによって提供された(目標eNBがUEから得た)shortMAC−Iと予期される/計算されたshortMAC−Iを比較することによって、UEを識別及び検証する。
以下は、RRCにおいて前記をどのように実装するかの一例である。レガシ仕様と比較した変更点は、下線付きテキストで示される。
Figure 2021523628
Figure 2021523628
以下は、RRCにおいて前記をどのように実装するかのもう1つの例である。レガシ仕様と比較した変更点は、下線付きテキストで示されている。
Figure 2021523628
Figure 2021523628
前述の例は、RRC接続再確立及びRRC接続再確立要求に関しているが、類似の/似た例が、RRC接続再開及びRRC接続再開要求に関して考慮され得る。たとえば、
Figure 2021523628
Figure 2021523628
Figure 2021523628
Figure 2021523628
前述のバラエティ1.bに対応するある種の他の実施形態によれば、方法は、以下のようなshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において、指定されたセルIDを使用することを含み得る:
a)UEは、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において、指定されたセル−I/ECGIを使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいて目標セルに関するセルID/ECGIをソースeNBに提供する。
i)いくつかの実施形態において、目標eNBは、それの制御下にある及び目標セルに関連するセルID/ECGIを使用する。
ii)いくつかの実施形態において、目標eNBは、セルの1次PLMNに対応するセルID/ECGI又はセルの1次セルID/ECGIを使用する。
iii)いくつかの実施形態において、目標eNBは、eNBにおいて設定された特別なセルID/ECGIを使用する。
iv)いくつかの実施形態において、たとえば、目標eNBが、そのセルID/ECGIがセルの1次PLMNに対応する/関連する及び/又はセルの1次セルID/ECGIである、セルのメイン/マスタ制御eNBではない場合、目標eNBは、1次PLMNに対応する関連するセルID/ECGIで及び/又は関連する1次セルID/ECGIで設定される。
c)ソースeNBは、目標eNBに及び/又は目標eNBによって提供/指示されるセルID/ECGIに関連する1セットのセルID/ECGIを使用して、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)目標eNBに及び/又は目標eNBによって提供/指示されるセルID/ECGIに関連するセルID/ECGIのセットは、ソースeNBにおいて設定することができる。
ii)ソースeNBは、連続して又は並行してセルID/ECGIを試すことができる。
iii)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
iv)有効ではない場合、ソースeNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返す。
前述のバラエティ1.cに対応するある種の他の実施形態によれば、方法は、以下のようにshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において指定セルIDを使用することを含む:
a)UEは、指定セルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいて、セルID/ECGIのセットをソースeNBに提供する。
i)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標セルの物理セルに関連するセルID/ECGIのセットである。
ii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標eNBによってサーブされるセルID/ECGIのセットである。
iii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、eNBにおいて設定された1セットのセルID/ECGIである。
c)ソースeNBは、目標eNBによって提供されたセルID/ECGIを使用して、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)ソースeNBは、連続して又は並行してセルID/ECGIを試すことができる。
ii)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
iii)有効ではない場合、ソースeNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返す。
前述のバラエティ1.dに対応するある種の他の実施形態によれば、方法は、以下のようにshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において指定セルIDを使用することを含む:
a)UEは、指定セルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいてセルID/ECGIをソースeNBに提供する。そのセルID/ECGIは、1セットのセルID/ECGIからの1つのセルID/ECGIである。
i)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標セルの物理セルに関連するセルID/ECGIのセットである。
ii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標eNBによってサーブされるセルID/ECGIのセットである。
iii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、eNBにおいて設定された1セットのセルID/ECGIである。
c)ソースeNBは、目標eNBによって提供されたセルID/ECGIを使用してshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
d)RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続き(提供されたセルID/ECGIでの)が、成功しない/UEコンテキストを生み出さない/返さない場合、目標eNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返す。
ある種の他の実施形態によれば、方法は、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用することを含み得る:
・そこで、UEは、選択されたPLMNに関連するIDを使用し、目標eNBは、目標セルに関する何らかのIDをソースeNBに指示し、ソースeNBは、目標eNBによって指示されたIDに関連するIDのセットを試す(バラエティ2.a)、或いは、
・そこで、UEは、選択されたPLMNに関連するIDを使用し、目標eNBは、試行錯誤のプロセスでIDを通して繰り返すソースeNBにIDのセットを提供する(バラエティ2.b)、或いは、
・そこで、UEは、選択されたPLMNに関連するIDを使用し、目標eNBは、試行錯誤のプロセスでIDのセットを通して繰り返す(バラエティ2.c)。
さらに具体的には、前述のバラエティ2. aに対応するある種の実施形態によれば、方法は、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用することを含み得る(以下のように):
a)UEは、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいて目標セルに関するセルID/ECGIをソースeNBに提供する。
i)いくつかの実施形態において、目標eNBは、それの制御下にある及び目標セルに関連するセルID/ECGIを使用する。
ii)いくつかの実施形態において、目標eNBは、セルの1次PLMNに対応するセルID/ECGI又はセルの1次セルID/ECGIを使用する。
iii)いくつかの実施形態において、目標eNBは、eNBにおいて設定された特別なセルID/ECGIを使用する。
iv)いくつかの実施形態において、たとえば、目標eNBが、そのセルID/ECGIがセルの1次PLMNに対応する/関連する及び/又はセルの1次セルID/ECGIである、セルのメイン/マスタ制御eNBではない場合、目標eNBは、1次PLMNに対応する関連するセルID/ECGIで及び/又は関連する1次セルID/ECGIで設定される。
c)ソースeNBは、目標eNBに及び/又は目標eNBによって提供/指示されるセルID/ECGIに関連する1セットのセルID/ECGIを使用して、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)目標eNBに及び/又は目標eNBによって提供/指示されるセルID/ECGIに関連するセルID/ECGIのセットは、ソースeNBにおいて設定することができる。
ii)ソースeNBは、連続して又は並行してセルID/ECGIを試すことができる。
iii)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
iv)有効ではない場合、ソースeNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返す。
前述のバラエティ2.bに対応するある種の実施形態によれば、方法は、以下のように、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用することを含み得る:
a)UEは、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいて、セルID/ECGIのセットをソースeNBに提供する。
i)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標セルの物理セルに関連するセルID/ECGIのセットである。
ii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、目標eNBによってサーブされるセルID/ECGIのセットである。
iii)いくつかの実施形態において、セル/ID&ECGIのセットは、eNBにおいて設定された1セットのセルID/ECGIである。
c)ソースeNBは、目標eNBによって提供されたセルID/ECGIを使用して、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する
i)ソースeNBは、連続して又は並行してセルID/ECGIを試すことができる。
ii)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
iii)有効ではない場合、ソースeNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返す。
前述のバラエティ2.cに対応するある種の実施形態によれば、方法は、以下のように、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用することを含み得る:
a)UEは、選択されたPLMNに関連するセルID/ECGIをshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの計算において使用する。
b)目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいてセルID/ECGIをソースeNBに提供する。そのセルID/ECGIは、1セットのセルID/ECGIからの1つのセルID/ECGIである。
i)いくつかの実施形態において、セルID/ECGIのセットは、目標セルの物理セルに関連するセルID/ECGIのセットである。
ii)いくつかの実施形態において、セルID/ECGIのセットは、目標eNBによってサーブされるセルID/ECGIのセットである。
iii)いくつかの実施形態において、セルID/ECGIのセットは、eNBにおいて設定された1セットのセルID/ECGIである。
c)ソースeNBは、目標eNBによって提供されたセルID/ECGIを使用してshortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査する。
i)shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合、ソースeNBは、UEコンテキストを目標eNBに提供する。
ii)RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続き(提供されたセルID/ECGIでの)が、成功しない/UEコンテキストを生み出さない/返さない場合、目標eNBは、セルID/ECGIのセットからの異なる(まだ試されていない)セルID/ECGIで手続きを繰り返すことができる。
目標セルが1次PLMNを有する場合など、ある種の実施形態によれば、shortMAC−Iの計算において及び/又はRLF指示又は再開/UEコンテキスト検索のために使用される指定セルID/ECGIは、(物理)セルの1次PLMNに対応するセルID/ECGIである。
目標セルが1次セルID/ECGIを有する場合など、ある種の実施形態によれば、shortMAC−Iの計算において及び/又はRLF指示又は再開/UEコンテキスト検索のために使用される指定セルID/ECGIは、セルの1次セルID/ECGIである。
目標セルが(指定された)1次PLMN又は1次セルID/ECGIを有さない場合など、ある種の実施形態によれば:
a)目標セルは、shortMAC−Iの計算において及びRLF指示及び/又は再開/UEコンテキスト検索のために使用されることになるセルID/ECGIとして1つのセルID/ECGIを指定する。
b)別法として、目標セルは、shortMAC−Iの計算における及びRLF指示及び/又は再開/UEコンテキスト検索のためにセルID/ECGIとして使用されることになる関連セルID/ECGIに1つのPLMNを指定する。
ある種の実施形態によれば、指定セルID/ECGIは、eNBにおいて設定されたセルID/ECGIである。
目標eNBが、そのセルID/ECGIが指定セルID/ECGIである、セルのメイン/マスタ制御eNBではない場合など、ある種の実施形態によれば、目標eNBは、関連する(指定された)セルID/ECGIで設定される。
ある種の実施形態によれば、指定セルID/ECGI及び/又は指定PLMNは、たとえば、システム情報などにおいて、UEに指示される。
ある種の実施形態によれば、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効である場合にソースeNBがUEコンテキストを提供する先の目標eNBは:
・いくつかの実施形態において、UEコンテキストのための目標eNBは、RLF指示又はUEコンテキスト取得手続きを始めたeNBである。
・いくつかの実施形態において、UEコンテキストのための目標eNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続きにおいてセルID/ECGIによって提供/指示されたセルID/ECGIに関連するeNBである。
・いくつかの実施形態において、UEコンテキストのための目標eNBは、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効であるセルID/ECGIに関連するeNBである。
・いくつかの実施形態において、ソースeNBは、shortMAC−I及び/又はshortResumeMAC−Iが有効であるセルID/ECGIが、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続き/メッセージにおいて提供/指示されたセルID/ECGIに及び/又はRLF指示又はUEコンテキスト取得/再開手続きを始めたeNBに関連している及び/又は対応していることを(UEコンテキストを目標eNBに提供する前に)検証する。
・いくつかの実施形態において、ソースeNBは、RLF指示及び/又はUEコンテキスト取得/再開手続き/メッセージにおいて提供/指示されたセルID/ECGIが、RLF指示又はUEコンテキスト取得/再開手続きを始めたeNBに対応していることを(UEコンテキストを目標eNBに提供する前に)検証する。
無線リンク障害(RLF)報告及び接続確立障害報告について、UEは、選択されたPLMNに関連するセルIDを報告し得ると考えられている。本発明のいくつかの実施形態において、RRC接続再確立又はRRC接続再開との関連でUE及び/又はNWノードによって使用及び/又は報告されるセルIDは、RLF及び/又は接続確立障害報告との関連で使用及び/又は報告されるセルIDとは異なる。たとえば、UE及び/又はNWノードは、RLF報告又は接続確立障害報告のためのとは異なるセルIDをRRC接続再確立及び/又はRRC接続再開のために使用/報告するために選択することができる。
どのコンテキストで何が報告され得るかの例:
・接続再確立:前述の実施形態による知られているルールに基づくセルID
− RRC接続再確立要求に含まれるフィールド/IE shortMAC−Iの計算において使用されるVarshortMAC入力内のフィールド/IEセル識別情報として
− X2 RLF指示内の再確立セルECGIとして
・接続再開:後述の実施形態による知られているルールに基づくセルID
− RRC接続再開要求におけるフィールド/IE ShortResumeMAC−Iの計算において使用されるVarShortResumeMAC入力内のファイルされた/IEセル識別情報として
− X2UEコンテキスト取得要求における新しいE−UTRANセル識別子として
・無線リンク障害報告:選択されたPLMNに関連するセルID/セル識別情報
− UE情報応答におけるIE RLF報告におけるフィールド/IE障害PCellIdとして
− X2RLF指示における再確立セルECGIとして
・接続確立障害報告:選択されたPLMNに関連するセルID/セル識別情報
− UE情報応答におけるIE ConnEstFailReportにおけるフィールド/IE障害セルIdとして
本明細書では、セルID/セル−ID/セルIdは、E−UTRANセル識別情報(ECI:E−UTRAN Cell Identity)、セル識別情報、ECI/セル識別情報のセルID部分、物理セルId(PCI)或いは何らかの他の関連するセル識別子又はセル識別情報でもよい、それを指す、それに対応する、又はそれに関することがあることが、理解されよう。
いくつかの実施形態又はシナリオにおいて、RRCは、クラウドにおいて実装され得、したがって、いくつかの実施形態は、クラウド実装形態に適用可能になり得る。
図1は、いくつかの実施形態による例示的無線ネットワークを示す。本明細書に記載の主題は、任意の適切な構成要素を使用する任意の適切なタイプのシステムにおいて実装され得るが、本明細書で開示される実施形態は、図1に示された例示的ワイヤレスネットワークなど、ワイヤレスネットワークに関連して説明される。簡単にするために、図1のワイヤレスネットワークは、ネットワーク106、ネットワークノード160及び160b、並びにワイヤレスデバイス(WD)110のみを示す。実際には、ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスデバイス間の通信或いはワイヤレスデバイスと固定電話、サービスプロバイダ、又は任意の他のネットワークノード若しくはエンドデバイスなどの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適した任意の付加的要素をさらに含み得る。図示された構成要素について、ネットワークノード160及びワイヤレスデバイス(WD)110は、さらに詳しく描かれている。ワイヤレスネットワークは、ワイヤレスネットワークによって又はこれを介して提供されるサービスへのワイヤレスデバイスのアクセス及び/又はそのようなサービスのワイヤレスデバイスの使用を円滑にするために、通信及び他のタイプのサービスを1つ又は複数のワイヤレスデバイスに提供し得る。
ワイヤレスネットワークは、任意のタイプの通信、電気通信、データ、セルラ、及び/又は無線ネットワーク又は他の類似のタイプのシステムを備える、及び/又はそれらとインターフェースすることができる。一部の実施形態では、ワイヤレスネットワークは、特定の標準又は他のタイプの予め規定されたルール又は手続きに従って動作するように設定され得る。したがって、ワイヤレスネットワークの特定の実施形態は、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM:Global System for Mobile Communications)、ユニバーサルモバイル通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、ロングタームエボリューション(LTE:Long Term Evolution)及び/又は他の適切な2G、3G、4G、又は5G標準などの通信標準、IEEE802.11標準などのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN:wireless local area network)標準、並びに/或いは、WiMax(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、ブルートゥース、Z−Wave及び/又はZigBee標準などの任意の他の適切なワイヤレス通信標準を実装し得る。
ネットワーク106は、1つ又は複数のバックホールネットワーク、コアネットワーク、IPネットワーク、公衆交換電話網(PSTN:public switched telephone network)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、ワイヤードネットワーク、ワイヤレスネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、及び、デバイス間の通信を可能にするための他のネットワークを備え得る。
ネットワークノード160及びWD110は、さらに詳しく後述される様々な構成要素を備える。これらの構成要素は、ワイヤレスネットワークにおいてワイヤレス接続を提供することなど、ネットワークノード及び/又はワイヤレスデバイス機能性を提供するために連携する。異なる実施形態において、ワイヤレスネットワークは、任意の数のワイヤード又はワイヤレスネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、ワイヤレスデバイス、リレー局、並びに/或いは、ワイヤード接続又はワイヤレス接続のいずれを介してでもデータ及び/又は信号の通信を円滑にする又はこれに参加する任意の他の構成要素又はシステムを備え得る。
図2は、ある種の実施形態による、例示的ネットワークノード160を示す。本明細書では、ネットワークノードは、ワイヤレスデバイスへのワイヤレスアクセスを可能にする及び/又は提供するためにワイヤレスデバイスと及び/又はワイヤレスネットワーク内の他のネットワークノード又は機器と直接的又は間接的に通信する並びに/或いはワイヤレスネットワークにおいて他の機能(たとえば、管理)を実行する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能な機器を指す。ネットワークノードの例は、アクセスポイント(AP)(たとえば、無線アクセスポイント)、基地局(BS)(たとえば、無線基地局、ノードB、発展型ノードB(eNB)及びNR NodeB(gNB))を含むが、これらに限定されない。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(又は、つまり、それらの送信電力レベル)に基づいて分類することができ、その場合、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、又はマクロ基地局と呼ばれることもある。基地局は、リレーノード又はリレーを制御するリレードナーノードでもよい。ネットワークノードはまた、集中型デジタルユニット及び/又はリモート無線ユニット(RRU)、リモート無線ヘッド(RRH)と時に称される、などの分散型無線基地局の1つ又は複数の(又はすべての)部分を含み得る。そのようなリモート無線ユニットは、アンテナ統合無線のようにアンテナと統合されても統合されなくてもよい。分散型無線基地局の部分は、分散型アンテナシステム(DAS:distributed antenna system)内のノードと呼ばれることもある。ネットワークノードのさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR:multi−standard radio)機器、無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)又は基地局コントローラ(BSC:base station controller)などのネットワークコントローラ、基地局トランシーバ(BTS:base transceiver station)、送信ポイント、送信ノード、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE:multi−cell/multicast coordination entity)、コアネットワークノード(たとえば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、ポジショニングノード(たとえば、E−SMLC)、及び/又はMDTを含む。別の例として、ネットワークノードは、さらに詳しく後述するような仮想ネットワークノードでもよい。しかしながら、より一般的には、ネットワークノードは、ワイヤレスネットワークへのアクセスをワイヤレスデバイスに可能にする及び/又は提供するための或いはワイヤレスネットワークにアクセスしたワイヤレスデバイスに何らかのサービスを提供するための能力を有する、そのように設定された、配置された、及び/又は動作可能な任意の適切なデバイス(又はデバイスのグループ)を表し得る。
図2において、ネットワークノード160は、処理回路170、デバイス可読媒体180、インターフェース190、補助機器184、電源186、電力回路187、及びアンテナ162を含む。図1の例示的ワイヤレスネットワークに示されたネットワークノード160は、ハードウェア構成要素の図示された組合せを含むデバイスを表し得るが、他の実施形態は、構成要素の異なる組合せを有するネットワークノードを備え得る。タスク、特徴、機能及び本明細書で開示される方法を実行するために必要とされるハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の適切な組合せをネットワークノードは備えることが、理解されよう。さらに、ネットワークノード160の構成要素は、より大きなボックス内に位置する又は複数のボックス内にネストされた単一ボックスとして図示されているが、実際には、ネットワークノードは、単一の図示された構成要素を構成する複数の異なる物理構成要素を備え得る(たとえば、デバイス可読媒体180は、複数の別個のハードドライブ並びに複数のRAMモジュールを備え得る)。
同様に、ネットワークノード160は、独自のそれぞれの構成要素をそれぞれが有し得る複数の物理的に別個の構成要素(たとえば、NodeB構成要素及びRNC構成要素、又はBTS構成要素及びBSC構成要素など)で構成され得る。ネットワークノード160が複数の別個の構成要素(たとえば、BTS及びBSC構成要素)を備えるある種のシナリオでは、別個の構成要素のうちの1つ又は複数は、いくつかのネットワークノードの間で共用され得る。たとえば、単一RNCは、複数のNodeBを制御し得る。そのようなシナリオでは、各固有のNodeB及びRNCペアは、場合によっては、単一の別個のネットワークノードと考えられ得る。一部の実施形態では、ネットワークノード160は、複数の無線アクセス技術(RAT)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は、二重にされ得(たとえば、異なるRATのための別個のデバイス可読媒体180)、いくつかの構成要素は再使用され得る(たとえば、同じアンテナ162がRATによって共用され得る)。ネットワークノード160はまた、たとえば、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、又はブルートゥースワイヤレス技術など、ネットワークノード160に統合された異なるワイヤレス技術のための様々な図示された構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、ネットワークノード160内の同じ又は異なるチップ又はチップのセット及び他の構成要素内に統合され得る。
処理回路170は、ネットワークノードによって提供されているものとして本明細書に記載された任意の判定、計算又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定される。処理回路170によって実行されるこれらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をネットワークノードに記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することによって、処理回路170によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
処理回路170は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体180などの他のネットワークノード160構成要素と併せて、ネットワークノード160機能を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。たとえば、処理回路170は、デバイス可読媒体180に又は処理回路170内のメモリに記憶された命令を実行し得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴、機能、又は利益のいずれかの提供を含み得る。一部の実施形態では、処理回路170は、システムオンチップ(SOC)を含み得る。
一部の実施形態では、処理回路170は、無線周波数(RF)トランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174のうちの1つ又は複数を含み得る。一部の実施形態では、無線周波数(RF)トランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174は、別個のチップ(又はチップのセット)、ボード、又は、無線ユニット及びデジタルユニットなどのユニット上でもよい。代替実施形態において、RFトランシーバ回路172及びベースバンド処理回路174の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット、ボード、又はユニット上でもよい。
ある種の実施形態では、ネットワークノード、基地局、eNB又は他のそのようなネットワークデバイスによって提供されているものとしての本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、デバイス可読媒体180又は処理回路170内のメモリに記憶された命令を実行する処理回路170によって実行され得る。代替実施形態において、機能性のうちの一部又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路170によって提供され得る。それらの実施形態のいずれにおいてでも、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路170は、記載された機能を実行するように設定することができる。そのような機能によってもたらされる利益は、単独で処理回路170に又はネットワークノード160の他の構成要素に制限されないが、ネットワークノード160全体によって、並びに/或いは一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって享受される。
デバイス可読媒体180は、処理回路170によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する永続記憶装置、ソリッドステートメモリ、リモートに搭載されたメモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取り専用メモリ(ROM)、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、フラッシュドライブ、コンパクトディスク(CD)又はデジタル多用途ディスク(DVD))、及び/又は任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能なメモリデバイスを含むがこれらに限定されない、任意の形の揮発性又は不揮発性コンピュータ可読メモリを備え得る。デバイス可読媒体180は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション、及び/又は処理回路170によって実行することができる及びネットワークノード160によって使用することができる他の命令を含む、任意の適切な命令、データ又は情報を記憶し得る。デバイス可読媒体180は、処理回路170によって行われる任意の計算及び/又はインターフェース190を介して受信される任意のデータを記憶するために使用され得る。一部の実施形態では、処理回路170及びデバイス可読媒体180は、統合されると考えられ得る。
インターフェース190は、ネットワークノード160、ネットワーク106、及び/又はWD110の間のシグナリング及び/又はデータのワイヤード又はワイヤレス通信において使用される。図示されているように、インターフェース190は、たとえば、ワイヤード接続を介してネットワーク106に及びネットワーク106から、データを送信及び受信するために、ポート/端末194を備える。インターフェース190はまた、アンテナ162に連結され得る又はある種の実施形態においてアンテナ162の一部であることがある、無線フロントエンド回路192を含む。無線フロントエンド回路192は、フィルタ198及び増幅器196を備える。無線フロントエンド回路192は、アンテナ162及び処理回路170に接続され得る。無線フロントエンド回路は、アンテナ162と処理回路170との間で通信される信号を調整するように設定され得る。無線フロントエンド回路192は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路192は、フィルタ198及び/又は増幅器196の組合せを使用する適切なチャンネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ162を介して送信され得る。同様に、データを受信するとき、アンテナ162は、次いで無線フロントエンド回路192によってデジタルデータに変換される無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路170に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
ある種の代替実施形態において、ネットワークノード160は、別個の無線フロントエンド回路192を含まないことがあり、代わりに、処理回路170が、無線フロントエンド回路を備え得、別個の無線フロントエンド回路192なしにアンテナ162に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、すべての又は一部のRFトランシーバ回路172は、インターフェース190の一部と考えられ得る。さらに他の実施形態において、インターフェース190は、1つ又は複数のポート又は端末194、無線フロントエンド回路192、並びにRFトランシーバ回路172、無線ユニット(図示せず)の一部としての、を含み得、インターフェース190は、デジタルユニット(図示せず)の一部であるベースバンド処理回路174と通信し得る。
アンテナ162は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された、1つ又は複数のアンテナ、又はアンテナアレイを含み得る。アンテナ162は、無線フロントエンド回路190に結合され得、ワイヤレスにデータ及び/又は信号を送信及び受信する能力を有する任意のタイプのアンテナでもよい。一部の実施形態では、アンテナ162は、たとえば、2GHzと66GHzとの間で、無線信号を送信/受信するように動作可能な1つ又は複数の全方向性の、セクタ又はパネルアンテナを備え得る。全方向性アンテナは、任意の方向において無線信号を送信/受信するために使用され得、セクタアンテナは、特定のエリア内のデバイスから無線信号を送信/受信するために使用され得、パネルアンテナは、相対的に直線で無線信号を送信/受信するために使用されるサイトアンテナのラインでもよい。場合によっては、複数のアンテナの使用は、MIMOと称され得る。ある種の実施形態では、アンテナ162は、ネットワークノード160とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してネットワークノード160に接続可能になり得る。
アンテナ162、インターフェース190、及び/又は処理回路170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の受信動作及び/又はある種の取得動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器から受信され得る。同様に、アンテナ162、インターフェース190、及び/又は処理回路170は、ネットワークノードによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ワイヤレスデバイス、別のネットワークノード及び/又は任意の他のネットワーク機器に送信され得る。
電力回路187は、電力管理回路を備え得る、又はこれに連結され得、本明細書に記載の機能性を実行するための電力をネットワークノード160の構成要素に供給するように設定される。電力回路187は、電源186から電力を受信し得る。電源186及び/又は電力回路187は、それぞれの構成要素に適した形でネットワークノード160の様々な構成要素に電力を提供する(たとえば、それぞれの構成要素のために必要とされる電圧及び電流レベルで)ように設定され得る。電源186は、電力回路187及び/又はネットワークノード160に含まれても、これらの外部でもよい。たとえば、ネットワークノード160は、電気ケーブルなどの入力回路又はインターフェースを介して外部電源(たとえば、電気コンセント)に接続可能になり得、それにより、外部電源が電力回路187に電力を供給する。さらなる例として、電源186は、電力回路187に接続された又はこれに統合された、バッテリ又はバッテリパックの形で電力のソースを備え得る。バッテリは、外部電源が切れた場合に非常用電源を提供し得る。光電池デバイスなどの他のタイプの電源もまた使用され得る。
ネットワークノード160の代替実施形態は、本明細書に記載の機能性及び/又は本明細書に記載の主題をサポートするために必要な任意の機能性のうちのいずれかを含む、ネットワークノードの機能性のある種の態様を提供する責任を負い得る図2に示されたものを超える追加の構成要素を含み得る。たとえば、ネットワークノード160は、ネットワークノード160への情報の入力を可能にするために、及びネットワークノード160からの情報の出力を可能にするために、ユーザインターフェース機器を含み得る。これは、ネットワークノード160のための診断、メンテナンス、修理、及び他の管理機能をユーザが実行することを可能にし得る。
図3は、ある種の実施形態による、例示的WDを示す。本明細書では、WDは、ネットワークノード及び/又は他のワイヤレスデバイスとワイヤレスに通信する能力を有する、そのように設定された、配置された及び/又は動作可能なデバイスを指す。特に断りのない限り、WDという用語は、ユーザ機器(UE)と同義で本明細書において使用され得る。ワイヤレスに通信することは、電磁波、無線波、赤外線波、及び/又は電波を介して情報を伝えるのに適した他のタイプの信号を使用してワイヤレス信号を送信/受信することを含み得る。一部の実施形態では、WDは、直接の人間の相互作用なしに情報を送信及び/又は受信するように設定され得る。たとえば、WDは、内部又は外部イベントによってトリガされたとき、又はネットワークからの要求に応答して、所定のスケジュールでネットワークに情報を送信するように設計され得る。WDの例は、スマートフォン、携帯電話、セルフォン、ボイスオーバーIP(VoIP)フォン、ワイヤレスローカルループフォン、デスクトップコンピュータ、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスカメラ、ゲーム機又はデバイス、音楽記憶デバイス、再生装置、ウェアラブル端末デバイス、ワイヤレスエンドポイント、モバイル局、タブレット、ラップトップ、ラップトップ埋め込み機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、スマートデバイス、ワイヤレス顧客構内機器(CPE)。車両搭載ワイヤレス端末デバイスなどを含むが、これらに限定されない。WDは、たとえば、サイドリンク通信、車両対車両(V2V:vehicle−to−vehicle)、車両対インフラストラクチャ(V2I:vehicle−to−infrastructure)、車両対あらゆる物(V2X:vehicle−to−everything)の3GPP標準を実装することによって、デバイス対デバイス(D2D)通信をサポートすることができ、この場合、D2D通信デバイスと称され得る。さらに別の特定の例として、IoT(Internet of Things)シナリオにおいて、WDは、モニタリング及び/又は測定を実行する及びそのようなモニタリング及び/又は測定の結果を別のWD及び/又はネットワークノードに送信するマシン又は他のデバイスを表し得る。WDは、この場合、3GPPコンテキストではMTCデバイスと称され得るマシン対マシン(M2M)デバイスでもよい。1つの特定の例として、WDは、3GPP NB−IoT(narrow band internet of things)標準を実装するUEでもよい。そのようなマシン又はデバイスの具体的な例は、センサ、電力メータなどの計測デバイス、産業マシン、又は家庭用若しくは個人用器具(たとえば、冷蔵庫、テレビジョンなど)、パーソナルウェアラブル(たとえば、腕時計、フィットネストラッカなど)である。他のシナリオにおいて、WDは、その動作状況の監視及び/又は報告或いはその動作に関連する他の機能の能力を有する車両又は他の機器を表し得る。前述のようなWDは、ワイヤレス接続のエンドポイントを表し得、その場合、デバイスはワイヤレス端末と称され得る。さらに、前述のようなWDは、モバイルでもよく、その場合、それはモバイルデバイス又はモバイル端末とも称され得る。
図示されているように、ワイヤレスデバイス110は、アンテナ111、インターフェース114、処理回路120、デバイス可読媒体130、ユーザインターフェース機器132、補助機器134、電源136及び電力回路137を含む。WD110は、たとえば、少し例を挙げると、GSM、WCDMA、LTE、NR、WiFi、WiMAX、又はブルートゥースワイヤレス技術など、WD110によってサポートされる異なるワイヤレス技術のための、図示された構成要素のうちの1つ又は複数の構成要素の複数のセットを含み得る。これらのワイヤレス技術は、WD110内の他の構成要素と同じ又は異なるチップ又はチップのセットに統合され得る。
アンテナ111は、ワイヤレス信号を送信及び/又は受信するように設定された1つ又は複数のアンテナ又はアンテナアレイを含み得、インターフェース114に接続される。ある種の代替実施形態において、アンテナ111は、WD110とは別個でもよく、インターフェース又はポートを介してWD110に接続可能になり得る。アンテナ111、インターフェース114、及び/又は処理回路120は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載されている任意の受信又は送信動作を実行するように設定され得る。任意の情報、データ及び/又は信号が、ネットワークノード及び/又は別のWDから受信され得る。一部の実施形態では、無線フロントエンド回路及び/又はアンテナ111は、インターフェースと考えられ得る。
図示されているように、インターフェース114は、無線フロントエンド回路112及びアンテナ111を備える。無線フロントエンド回路112は、1つ又は複数のフィルタ118及び増幅器116を備える。無線フロントエンド回路114は、アンテナ111及び処理回路120に接続され、アンテナ111と処理回路120との間で通信される信号を調整するように設定される。無線フロントエンド回路112は、アンテナ111に連結され得る、又はアンテナ111の一部でもよい。一部の実施形態では、WD110は、別個の無線フロントエンド回路112を含まないことがあり、そうではなくて、処理回路120は、無線フロントエンド回路を備え得、アンテナ111に接続され得る。同様に、一部の実施形態では、RFトランシーバ回路122の一部又はすべては、インターフェース114の一部と考えられ得る。無線フロントエンド回路112は、ワイヤレス接続を介して他のネットワークノード又はWDに送出されることになるデジタルデータを受信し得る。無線フロントエンド回路112は、フィルタ118及び/又は増幅器116の組合せを使用して適切なチャンネル及び帯域幅パラメータを有する無線信号にデジタルデータを変換し得る。無線信号は、次いで、アンテナ111を介して送信され得る。同様に、データを受信しているとき、アンテナ111は、次いで無線フロントエンド回路112によってデジタルデータに変換される、無線信号を収集し得る。デジタルデータは、処理回路120に渡され得る。他の実施形態において、インターフェースは、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。
処理回路120は、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は任意の他の適切なコンピューティングデバイスのうちの1つ又は複数の組合せ、資源、或いは、単独で又はデバイス可読媒体130などの他のWD110構成要素と連動して、WD110機能性を提供するように動作可能なハードウェア、ソフトウェア、及び/又は符号化されたロジックの組合せを備え得る。そのような機能性は、本明細書で論じられる様々なワイヤレス特徴又は利益のいずれかの提供を含み得る。たとえば、処理回路120は、本明細書で開示される機能性を提供するために、デバイス可読媒体130に又は処理回路120内のメモリに記憶された命令を実行し得る。
図示されているように、処理回路120は、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、及びアプリケーション処理回路126のうちの1つ又は複数を含む。他の実施形態において、処理回路は、異なる構成要素及び/又は異なる組合せの構成要素を備え得る。ある種の実施形態では、WD110の処理回路120は、SOCを備え得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、及びアプリケーション処理回路126は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。代替実施形態において、ベースバンド処理回路124及びアプリケーション処理回路126の一部又はすべては、1つのチップ又はチップのセット内に結合され得、RFトランシーバ回路122は、別個のチップ又はチップのセット上にあってもよい。さらに代替実施形態において、RFトランシーバ回路122及びベースバンド処理回路124の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット上にあることがあり、アプリケーション処理回路126は、別個のチップ又はチップのセット上にあることがある。さらに他の代替実施形態において、RFトランシーバ回路122、ベースバンド処理回路124、及びアプリケーション処理回路126の一部又はすべては、同じチップ又はチップのセット内に結合され得る。一部の実施形態では、RFトランシーバ回路122は、インターフェース114の一部でもよい。RFトランシーバ回路122は、処理回路120のRF信号を調整し得る。
ある種の実施形態では、WDによって実行されるものとして本明細書に記載の機能性の一部又はすべては、ある種の実施形態ではコンピュータ可読記憶媒体であることがある、デバイス可読媒体130に記憶された命令を実行する処理回路120によって提供され得る。代替実施形態において、機能性の一部の又はすべては、ハードワイヤード方式などで、別個の又はディスクリートデバイスの可読記憶媒体に記憶された命令を実行することなしに処理回路120によって提供され得る。それらの特定の実施形態のいずれかにおいて、デバイス可読記憶媒体に記憶された命令を実行してもしなくても、処理回路120は、記載された機能性を実行するように設定することができる。そのような機能性によって提供される利益は、単独で処理回路120に又はWD110の他の構成要素に限定されず、全体としてのWD110によって、及び/又は一般にエンドユーザ及びワイヤレスネットワークによって、享受される。
処理回路120は、WDによって実行されるものとして本明細書に記載された任意の決定、計算、又は類似の動作(たとえば、ある種の取得動作)を実行するように設定され得る。処理回路120によって実行されるものとしての、これらの動作は、たとえば、取得された情報を他の情報に変換すること、取得された情報又は変換された情報をWD110によって記憶された情報と比較すること、及び/又は取得された情報又は変換された情報に基づいて1つ又は複数の動作を実行することにより、処理回路120によって取得された情報を処理すること、並びに前記処理の結果として判定を行うことを含み得る。
デバイス可読媒体130は、コンピュータプログラム、ソフトウェア、ロジック、ルール、コード、テーブルなどのうちの1つ又は複数を含むアプリケーション及び/又は処理回路120によって実行することが可能な他の命令を記憶するように動作可能になり得る。デバイス可読媒体130は、コンピュータメモリ(たとえば、ランダムアクセスメモリ(RAM)又は読取り専用メモリ(ROM))、大容量記憶媒体(たとえば、ハードディスク)、取り外し可能記憶媒体(たとえば、コンパクトディスク(CD)又はデジタルビデオディスク(DVD))、及び/又は処理回路120によって使用され得る情報、データ、及び/又は命令を記憶する任意の他の揮発性又は不揮発性の、非一時的デバイス可読及び/又はコンピュータ実行可能メモリデバイスを含み得る。一部の実施形態では、処理回路120及びデバイス可読媒体130は、統合されたものとして考えられ得る。
ユーザインターフェース機器132は、人間のユーザがWD110と相互作用することを可能にする構成要素を提供し得る。そのような相互作用は、視覚、聴覚、触覚などの多数の形態をとり得る。ユーザインターフェース機器132は、ユーザへの出力を生み出すように及びユーザが入力をWD110に提供することを可能にするように動作可能になり得る。相互作用のタイプは、WD110にインストールされたユーザインターフェース機器132のタイプに応じて変化し得る。たとえば、WD110がスマートフォンである場合には、相互作用はタッチスクリーンを介し得、WD110がスマートメータである場合には、相互作用は、使用量(たとえば、使用されたガロン数)を提供するスクリーン又は警報音を提供する(たとえば、煙が検知された場合に)スピーカを介し得る。ユーザインターフェース機器132は、入力インターフェース、デバイス及び回路と、出力インターフェース、デバイス及び回路とを含み得る。ユーザインターフェース機器132は、WD110への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路120に接続されて処理回路120が入力情報を処理することを可能にする。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、マイクロフォン、近接若しくは他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つ又は複数のカメラ、USBポート、又は他の入力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132はまた、WD110からの情報の出力を可能にするように、及び処理回路120がWD110から情報を出力することを可能にするように設定される。ユーザインターフェース機器132は、たとえば、スピーカ、ディスプレイ、振動回路、USBポート、ヘッドフォンインターフェース、又は他の出力回路を含み得る。ユーザインターフェース機器132の1つ又は複数の入力及び出力インターフェース、デバイス、及び回路を使用し、WD110は、エンドユーザ及び/又はワイヤレスネットワークと通信することができ、それらが本明細書に記載の機能性から利益を得ることを可能にし得る。
補助機器134は、WDによって一般に実行されないことがあるより多くの特定の機能性を提供するように動作可能である。これは、様々な目的で測定を行うための専門のセンサ、ワイヤード通信などの付加的タイプの通信のためのインターフェースなどを備え得る。補助機器134の構成要素の包含及びタイプは、実施形態及び/又はシナリオに応じて異なり得る。
一部の実施形態では、電源136は、バッテリ又はバッテリパックの形でもよい。外部電源(たとえば、電気コンセント)、光電池デバイス又は動力電池など、他のタイプの電源もまた使用され得る。WD110はさらに、本明細書に記載又は示された任意の機能性を実行するために電源136からの電力を必要とするWD110の様々な部分に電源136から電力を届けるための電力回路137を備え得る。ある種の実施形態では、電力回路137は、電力管理回路を備え得る。電力回路137は、付加的に又は別法として外部電源から電力を受信するように動作可能になり得、その場合、WD110は、入力回路又は電気動力ケーブルなどのインターフェースを介して外部電源(電気コンセントなど)に接続可能になり得る。ある種の実施形態では、電力回路137はまた、外部電源から電源136に電力を届けるように動作可能になり得る。これは、たとえば、電源136の充電のためでもよい。電力回路137は、任意のフォーマッティング、変換、又は他の修正を電源136からの電力に実行して、電力を、電力が供給される先のWD110のそれぞれの構成要素に適するようにさせることができる。
図4は、本明細書に記載の様々な態様によるUEの1つの実施形態を示す。本明細書では、ユーザ機器又はUEは、関連デバイスを所有及び/又は操作する人間ユーザという意味でのユーザを必ずしも有さないことがある。そうではなく、UEは、人間ユーザへの販売、又は人間ユーザによる操作向けに意図されるが、特定の人間ユーザに関連付けられていないことがある、又は最初は特定の人間ユーザに関連付けられていないことがあるデバイスを表し得る(たとえば、スマートスプリンクラコントローラ)。別法として、UEは、エンドユーザへの販売又はエンドユーザによる操作向けに意図されていないが、ユーザの利益に関連し得る又はユーザの利益のために操作され得るデバイスを表し得る(たとえば、スマート電力メータ)。UE2200は、NB−IoT UE、マシンタイプ通信(MTC:machine type communication)UE、及び/又は拡張MTC(eMTC:enhanced MTC)UEを含む、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって識別された任意のUEでもよい。図4に示されているような、UE200は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、及び/又は5G標準など、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表された1つ又は複数の通信標準による通信向けに設定されたWDの一例である。前述のように、WD及びUEという用語は、同義で使用され得る。したがって、図4はUEであるが、本明細書で論じられる構成要素は、WDに同等に適用可能であり、逆もまた同様である。
図4では、UE200は、入力/出力インターフェース205、無線周波数(RF)インターフェース209、ネットワーク接続インターフェース211、ランダムアクセスメモリ(RAM)217、読取り専用メモリ(ROM)219、及び記憶媒体221などを含むメモリ215、通信サブシステム231、電源233、及び/又は任意の他の構成要素、或いはその任意の組合せに動作可能なように連結された、処理回路201を含む。記憶媒体221は、オペレーティングシステム223、アプリケーションプログラム225、及びデータ227を含む。他の実施形態において、記憶媒体221は、他の類似のタイプの情報を含み得る。ある種のUEは、図4に示されたすべての構成要素、又はそれらの構成要素のサブセットのみを使用し得る。構成要素間の統合のレベルは、UEによって異なり得る。さらに、ある種のUEは、複数のプロセッサ、メモリ、トランシーバ、送信器、受信器などの構成要素の複数のインスタンスを含み得る。
図4では、処理回路201は、コンピュータ命令及びデータを処理するように設定され得る。処理回路201は、1つ又は複数のハードウェア実装された状態マシン(たとえば、離散的なロジック、FPGA、ASICなどにおける)など、メモリ内のマシン可読コンピュータプログラムとして記憶されたマシン命令を実行するように動作可能な任意の順次状態マシン、適切なファームウェアと一緒のプログラマブルロジック、適切なソフトウェアと一緒の、マイクロプロセッサ又はデジタル信号プロセッサ(DSP)などの、1つ又は複数の記憶されたプログラム、汎用プロセッサ、或いは前記の任意の組合せを実装するように設定され得る。たとえば、処理回路201は、2つの中央処理装置(CPU)を含み得る。データは、コンピュータによる使用に適した形の情報でもよい。
図示された実施形態では、入力/出力インターフェース205は、通信インターフェースを入力デバイス、出力デバイス、或いは、入力及び出力デバイスに提供するように設定され得る。UE200は、入力/出力インターフェース205を介して出力デバイスを使用するように設定され得る。出力デバイスは、入力デバイスと同じタイプのインターフェースポートを使用し得る。たとえば、USBポートは、UE200への入力及びUE200からの出力を提供するために使用され得る。出力デバイスは、スピーカ、サウンドカード、ビデオカード、ディスプレイ、モニタ、プリンタ、アクチュエータ、エミッタ、スマートカード、別の出力デバイス、又はその任意の組合せでもよい。UE200は、ユーザがUE200内に情報をキャプチャすることを可能にするために入力/出力インターフェース205を介して入力デバイスを使用するように設定され得る。入力デバイスは、タッチセンサ式又はプレゼンスセンサ式ディスプレイ、カメラ(たとえば、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、ウェブカメラなど)、マイクロフォン、センサ、マウス、トラックボール、方向性パッド、トラックパッド、スクロールホイール、スマートカードなどを含み得る。プレゼンスセンサ式ディスプレイは、ユーザからの入力を感知するための容量性又は抵抗性タッチセンサを含み得る。センサは、たとえば、加速度計、ジャイロスコープ、傾斜センサ、力センサ、磁力計、光センサ、近接センサ、別の同様のセンサ、又はその任意の組合せでもよい。たとえば、入力デバイスは、加速度計、磁力計、デジタルカメラ、マイクロフォン、及び光センサでもよい。
図4では、RFインターフェース209は、送信器、受信器、及びアンテナなどのRF構成要素に通信インターフェースを提供するように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、通信インターフェースをネットワーク243aに提供するように設定され得る。ネットワーク243aは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243aは、Wi−Fiネットワークを備え得る。ネットワーク接続インターフェース211は、イーサネット、TCP/IP、SONET、ATMなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる通信ネットワークを介して1つ又は複数の他のデバイスと通信するために使用される受信器及び送信器インターフェースを含むように設定され得る。ネットワーク接続インターフェース211は、通信ネットワークリンク(たとえば、光、電気など)に適した受信器及び送信器機能性を実装し得る。送信器及び受信器機能は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得、或いは別法として別個に実装され得る。
RAM217は、オペレーティングシステム、アプリケーションプログラム、及びデバイスドライバなどのソフトウェアプログラムの実行中にデータ又はコンピュータ命令の記憶又はキャッシュを行うために処理回路201にバス202を介してインターフェースするように設定され得る。ROM219は、コンピュータ命令又はデータを処理回路201に提供するように設定され得る。たとえば、ROM219は、基本入力及び出力(I/O)、スタートアップ、又は不揮発性メモリに記憶されたキーボードからのキーストロークの受信などの基本システム機能のための不変の低レベルシステムコード又はデータを記憶するように設定され得る。記憶媒体221は、RAM、ROM、プログラマブル読取り専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、磁気ディスク、光ディスク、フロッピディスク、ハードディスク、取り外し可能カートリッジ、又はフラッシュドライブなどのメモリを含むように設定され得る。1つの例では、記憶媒体221は、オペレーティングシステム223、ウェブブラウザアプリケーションなどのアプリケーションプログラム225、ウィジェット若しくはガジェットエンジン又は別のアプリケーション、及びデータファイル227を含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200によって使用するために、バラエティ豊かな様々なオペレーティングシステムのいずれか又はオペレーティングシステムの組合せを記憶し得る。
記憶媒体221は、RAID(redundant array of independent disk)、フロッピディスクドライブ、フラッシュメモリ、USBフラッシュドライブ、外部ハードディスクドライブ、サムドライブ、ペンドライブ、キードライブ、高密度デジタル多用途ディスク(HD−DVD:high−density digital versatile disc)光ディスクドライブ、内部ハードディスクドライブ、ブルーレイ光ディスクドライブ、ホログラフィックデジタルデータストレージ(HDDS:holographic digital data storage)光ディスクドライブ、外部ミニデュアルインラインメモリモジュール(DIMM:mini−dual in−line memory module)、同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM:synchronous dynamic random access memory)、外部マイクロDIMM SDRAM、加入者識別モジュール若しくは取り外し可能ユーザ識別(SIM/RUIM:subscriber identity module or a removable user identity)モジュールなどのスマートカードメモリ、他のメモリ、或いはその任意の組合せなどのいくつかの物理ドライブユニットを含むように設定され得る。記憶媒体221は、UE200が、一時的又は非一時的メモリ媒体に記憶された、コンピュータで実行可能な命令、アプリケーションプログラムなどにアクセスすること、データをオフロードすること、或いはデータをアップロードすることを可能にし得る。通信システムを使用するものなどの製造品は、デバイス可読媒体を備え得る記憶媒体221において有形に実施され得る。
図4において、処理回路201は、通信サブシステム231を使用するネットワーク243bと通信するように設定され得る。ネットワーク243a及びネットワーク243bは、1つ又は複数の同じネットワーク或いは1つ又は複数の異なるネットワークでもよい。通信サブシステム231は、ネットワーク243bと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。たとえば、通信サブシステム231は、IEEE802.11、CDMA、WCDMA、GSM、LTE、UTRAN、WiMaxなどの1つ又は複数の通信プロトコルによる無線アクセスネットワーク(RAN)の別のWD、UE、又は基地局など、ワイヤレス通信の能力を有する別のデバイスの1つ又は複数のリモートトランシーバと通信するために使用される1つ又は複数のトランシーバを含むように設定され得る。各トランシーバは、それぞれ、RANリンクに適した送信器又は受信器機能性(たとえば、周波数割当てなど)を実装するために送信器233及び/又は受信器235を含み得る。さらに、各トランシーバの送信器233及び受信器235は、回路構成要素、ソフトウェア又はファームウェアを共用し得る、或いは別法として別個に実装され得る。
図示された実施形態において、通信サブシステム231の通信機能は、データ通信、音声通信、マルチメディア通信、ブルートゥースなどの短距離通信、近距離無線通信、位置を判定するためのグローバルポジショニングシステム(GPS)の使用などの位置ベースの通信、別の同様の通信機能、或いはその任意の組合せを含み得る。たとえば、通信サブシステム231は、セルラ通信、Wi−Fi通信、ブルートゥース通信、及びGPS通信を含み得る。ネットワーク243bは、ローカルエリアネットワーク(LAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)、コンピュータネットワーク、ワイヤレスネットワーク、通信ネットワーク、別の同様のネットワーク又はその任意の組合せなど、ワイヤード及び/又はワイヤレスネットワークを包含し得る。たとえば、ネットワーク243bは、セルラネットワーク、Wi−Fiネットワーク、及び/又は近距離無線ネットワークでもよい。電源213は、交流(AC)又は直流(DC)電力をUE200の構成要素に提供するように設定され得る。
本明細書に記載の特徴、利益及び/又は機能は、UE200の構成要素のうちの1つにおいて実装され得る、又はUE200の複数の構成要素を横断して分割され得る。さらに、本明細書に記載の特徴、利益、及び/又は機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はファームウェアの任意の組合せにおいて実装され得る。1つの例では、通信サブシステム231は、本明細書に記載の構成要素のいずれかを含むように設定され得る。さらに、処理回路201は、バス202を介してそのような構成要素のいずれかと通信するように設定され得る。別の例では、そのような構成要素のいずれかは、処理回路201によって実行されたときに本明細書に記載の対応する機能を実行するメモリに記憶されたプログラム命令によって表され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の機能性は、処理回路201と通信サブシステム231との間で分割され得る。別の例では、そのような構成要素のうちのいずれかの構成要素の非計算集約的機能は、ソフトウェア又はファームウェアにおいて実装され得、計算集約的機能は、ハードウェアにおいて実装され得る。
図5は、いくつかの実施形態によって実装される機能が仮想化され得る、仮想化環境300を示す概略的ブロック図である。これに関連して、仮想化は、ハードウェアプラットフォーム、記憶デバイス及びネットワーク資源の仮想化を含み得る装置又はデバイスの仮想バージョンの作成を意味する。本明細書では、仮想化は、ノード(たとえば、仮想化された基地局又は仮想化された無線アクセスノード)に或いはデバイス(たとえば、UE、ワイヤレスデバイス又は任意の他のタイプの通信デバイス)又はその構成要素に適用することができ、機能性の少なくとも一部分が1つ又は複数の仮想構成要素として実装される(たとえば、1つ又は複数のアプリケーション、構成要素、機能、仮想マシン又は1つ又は複数のネットワーク内の1つ又は複数の物理処理ノードで実行するコンテナを介して)実装形態に関する。
一部の実施形態では、本明細書に記載の機能の一部又はすべては、ハードウェアノード330のうちの1つ又は複数によってホストされる1つ又は複数の仮想環境300において実装された1つ又は複数の仮想マシンによって実行される仮想構成要素として実装され得る。さらに、仮想ノードが無線アクセスノードではない又は無線接続性(たとえば、コアネットワークノード)を必要としない実施形態では、そのとき、ネットワークノードは、完全に仮想化され得る。
本機能は、本明細書で開示される実施形態のうちのいくつかの実施形態の特徴、機能、及び/又は利益のうちのいくつかを実装するように動作可能な1つ又は複数のアプリケーション320(ソフトウェアインスタンス、仮想アプライアンス、ネットワーク機能、仮想ノード、仮想ネットワーク機能などと別称され得る)によって実装され得る。アプリケーション320は、処理回路360及びメモリ390を備えるハードウェア330を提供する仮想化環境300において実行される。メモリ390は、処理回路360によって実行可能な命令395を含み、それにより、アプリケーション320は、本明細書で開示される特徴、利益、及び/又は機能のうちの1つ又は複数を提供するように動作可能である。
仮想化環境300は、民生(COTS:commercial off−the−shelf)プロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、或いはデジタル若しくはアナログハードウェア構成要素又は専用プロセッサを含む任意の他のタイプの処理回路でもよい、1セットの1つ又は複数のプロセッサ又は処理回路360を備えた、汎用又は専用ネットワークハードウェアデバイス330を備える。各ハードウェアデバイスは、命令395又は処理回路360によって実行されるソフトウェアを一時的に記憶するための非永続メモリでもよいメモリ390−1を備え得る。各ハードウェアデバイスは、物理ネットワークインターフェース380を含む、ネットワークインターフェースカードとしても知られる、1つ又は複数のネットワークインターフェースコントローラ(NIC:network interface controller)370を備え得る。各ハードウェアデバイスはまた、ソフトウェア395がそこに記憶された非一時的、永続的、マシン可読記憶媒体390−2、及び/又は処理回路360によって実行可能な命令を含み得る。ソフトウェア395は、1つ又は複数の仮想化レイヤ350(ハイパーバイザとも呼ばれる)のインスタンスを作成するためのソフトウェア、仮想マシン340を実行するためのソフトウェア、並びに本明細書に記載のいくつかの実施形態に関連して記載された機能、特徴及び/又は利益をそれが実行することを可能にするソフトウェアを含む、任意のタイプのソフトウェアを含み得る。
仮想マシン340は、仮想処理、仮想メモリ、仮想ネットワーキング又はインターフェース及び仮想ストレージを備え、対応する仮想化レイヤ350又はハイパーバイザによって実行され得る。仮想アプライアンス320のインスタンスの異なる実施形態は、仮想マシン340のうちの1つ又は複数で実装され得、実装形態は、異なる形で行われ得る。
動作中、処理回路360は、仮想マシンモニタ(VMM:virtual machine monitor)と時に称されることがあるハイパーバイザ又は仮想化レイヤ350のインスタンスを作成するために、ソフトウェア395を実行する。仮想化レイヤ350は、仮想マシン340にネットワーキングハードウェアのように見える仮想オペレーティングプラットフォームを示し得る。
図5に示されるように、ハードウェア330は、一般又は特定の構成要素を有するスタンドアロンネットワークノードでもよい。ハードウェア330は、アンテナ3225を備え得、仮想化を介していくつかの機能を実装し得る。別法として、ハードウェア330は、多数のハードウェアノードが連携する及び、とりわけアプリケーション320のライフサイクル管理を監督する、管理及び編成(MANO:management and orchestration)3100を介して管理される、ハードウェアのより大きなクラスタ(たとえば、データセンタ又は顧客構内機器(CPE)内など)の一部でもよい。
ハードウェアの仮想化は、いくつかの文脈では、ネットワーク機能仮想化(NFV:network function virtualization)と称される。NFVは、データセンタ及び顧客構内機器内に置かれ得る、業界標準高容量サーバハードウェア、物理スイッチ、及び物理ストレージに多数のネットワーク機器タイプを統合するために使用され得る。
NFVとの関連で、仮想マシン340は、プログラムが物理的な非仮想化マシンで実行していたかのようにプログラムを実行する物理マシンのソフトウェア実装形態でもよい。それぞれの仮想マシン340、及びその仮想マシンを実行するハードウェア330のその部分は、それがその仮想マシン専用のハードウェア及び/又は他の仮想マシン340とその仮想マシンによって共用されるハードウェアであれば、別個の仮想ネットワーク要素(VNE)を形成する。
さらにNFVに関連して、仮想ネットワーク機能(VNF:Virtual Network Function)は、ハードウェアネットワーキングインフラストラクチャ330の最上部の1つ又は複数の仮想マシン340において実行する特定のネットワーク機能を処理する責任を有し、図5のアプリケーション320に対応する。
一部の実施形態では、1つ又は複数の送信器3220及び1つ又は複数の受信器3210をそれぞれ含む1つ又は複数の無線ユニット3200は、1つ又は複数のアンテナ3225に連結され得る。無線ユニット3200は、1つ又は複数の適切なネットワークインターフェースを介してハードウェアノード330と直接通信することができ、無線アクセスノード又は基地局などの無線能力を有する仮想ノードを提供するために仮想構成要素と組み合わせて使用され得る。
一部の実施形態では、一部のシグナリングは、別法としてハードウェアノード330と無線ユニット3200との間の通信のために使用され得る制御システム3230の使用の影響を受け得る。
図6は、いくつかの実施形態によるホストコンピュータに中間ネットワークを介して接続された通信ネットワークを示す。図6を参照すると、一実施形態によれば、通信システムは、アクセスネットワーク411、たとえば、無線アクセスネットワーク、及びコアネットワーク414を含む、通信ネットワーク410、たとえば、3GPPタイプセルラネットワーク、を含む。アクセスネットワーク411は、それぞれが対応するカバレッジエリア413a、413b、413cを規定する、NB、eNB、gNB又は他のタイプのワイヤレスアクセスポイントなどの複数の基地局412a、412b、412cを備える。各基地局412a、412b、412cは、ワイヤード又はワイヤレス接続415を介してコアネットワーク414に接続可能である。カバレッジエリア413c内に置かれた第1のUE491は、対応する基地局412cにワイヤレスで接続される又は対応する基地局412cによってページングされるように設定され得る。カバレッジエリア413a内の第2のUE492は、対応する基地局412aにワイヤレスに接続可能である。複数のUE491、492が本例では図示されているが、開示される実施形態は、唯一のUEがカバレッジエリア内にある又は唯一のUEが対応する基地局412に接続している状況に同等に適用可能である。
通信ネットワーク410自体は、ホストコンピュータ430に接続され、ホストコンピュータ430は、スタンドアロンサーバ、クラウド実装されたサーバ、分散型サーバのハードウェア及び/又はソフトウェアにおいて或いはサーバファーム内の処理資源として実施され得る。ホストコンピュータ430は、サービスプロバイダの所有権又は制御の下にあってもよく、或いはサービスプロバイダによって又はサービスプロバイダのために動作させられ得る。通信ネットワーク410とホストコンピュータ430との接続421及び422は、コアネットワーク414からホストコンピュータ430に直接延びてもよく、或いはオプションの中間ネットワーク420を介してもよい。中間ネットワーク420は、パブリックネットワーク、プライベートネットワーク又はホスト型ネットワークのうちの1つ、又はそれらのうちの2つ以上の組合せでもよく、中間ネットワーク420は、もしあるなら、バックボーンネットワーク又はインターネットでもよく、具体的には、中間ネットワーク420は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を備え得る。
全体としての図6の通信システムは、接続されたUE491、492及びホストコンピュータ430の間の接続性を有効にする。接続性は、オーバーザトップ(OTT:over−the−top)接続450として説明され得る。ホストコンピュータ430及び接続されたUE491、492は、媒介としてアクセスネットワーク411、コアネットワーク414、任意の中間ネットワーク420及び可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用し、OTT接続450を介してデータ及び/又はシグナリングを通信するように設定される。OTT接続450は、OTT接続450が通過する参加通信デバイスはアップリンク及びダウンリンク通信のルーティングを認識しないという意味で、透過的になり得る。たとえば、基地局412は、接続されたUE491に転送される(たとえば、ハンドオーバされる)ことになるホストコンピュータ430に由来するデータとの着信ダウンリンク通信の過去のルーティングに関して知らされないことがある、又は知らされる必要はない。同様に、基地局412は、UE491からホストコンピュータ430に向けて始められる外向きのアップリンク通信の未来のルーティングを認識する必要はない。
図7は、いくつかの実施形態による部分的無線接続を介してユーザ機器と基地局を介して通信するホストコンピュータを示す。前段落で論じられたUE、基地局及びホストコンピュータの一実施形態による例示的実装形態について、図7を参照して、ここで説明する。通信システム500では、ホストコンピュータ510は、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するように設定された通信インターフェース516を含むハードウェア515を備える。ホストコンピュータ510はさらに、ストレージ及び/又は処理能力を有し得る処理回路518を備える。具体的には、処理回路518は、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、或いは命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る。ホストコンピュータ510はさらに、ホストコンピュータ510に記憶された若しくはこれによってアクセス可能な及び処理回路518によって実行可能な、ソフトウェア511を備える。ソフトウェア511は、ホストアプリケーション512を含む。ホストアプリケーション512は、UE530及びホストコンピュータ510で終了するOTT接続550を介して接続するUE530など、リモートユーザにサービスを提供するように動作可能になり得る。サービスのリモートユーザへの提供において、ホストアプリケーション512は、OTT接続550を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム500はさらに、通信システムにおいて提供される並びにホストコンピュータ510と及びUE530とそれが通信することを可能にするハードウェア525を備える、基地局520を含む。ハードウェア525は、通信システム500の異なる通信デバイスのインターフェースとのワイヤード又はワイヤレス接続をセットアップ及び維持するための通信インターフェース526、並びに基地局520によってサービスされるカバレッジエリア(図7には図示せず)内に置かれたUE530とのワイヤレス接続570を少なくともセットアップ及び維持するための無線インターフェース527を含み得る。通信インターフェース526は、ホストコンピュータ510への接続560を円滑にするように設定され得る。接続560は直接でもよく、或いは、接続560は、通信システムのコアネットワーク(図7には図示せず)を通過及び/又は通信システム外部の1つ又は複数の中間ネットワークを通過してもよい。示されている実施形態において、基地局520のハードウェア525はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又は命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を備え得る、処理回路528を含む。基地局520はさらに、内部に記憶された又は外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア521を有する。
通信システム500はさらに、既に参照したUE530を含む。それのハードウェア535は、UE530が現在位置するカバレッジエリアにサーブする基地局を有する無線接続570をセットアップ及び維持するように設定された無線インターフェース537を含み得る。UE530のハードウェア535はさらに、1つ又は複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ或いは命令を実行するようになされたこれらの組合せ(図示せず)を含み得る、処理回路538を含む。UE530はさらに、UE530に記憶された若しくはUE530によってアクセス可能な及び処理回路538によって実行可能な、ソフトウェア531を備える。ソフトウェア531は、クライアントアプリケーション532を含む。クライアントアプリケーション532は、ホストコンピュータ510の支援を受けて、人間の又は人間ではないユーザにUE530を介してサービスを提供するように動作可能になり得る。ホストコンピュータ510において、実行ホストアプリケーション512は、UE530及びホストコンピュータ510で終了するOTT接続550を介して実行クライアントアプリケーション532と通信することができる。ユーザへのサービスの提供において、クライアントアプリケーション532は、ホストアプリケーション512から要求データを受信し、要求データに応答してユーザデータを提供することができる。OTT接続550は、要求データとユーザデータとの両方を転送することができる。クライアントアプリケーション532は、それが提供するユーザデータをユーザと対話して生成することができる。
図7に示されたホストコンピュータ510と、基地局520と、UE530とは、それぞれ、図6のホストコンピュータ430と、基地局412a、412b、412cのうちの1つと、UE491、492のうちの1つと類似する又は同一であってもよいことに留意されたい。すなわち、これらのエンティティの内部の動きは、図7に示されるようでもよく、独立して、周囲のネットワークトポロジは、図6のそれでもよい。
図7において、OTT接続550は、媒介デバイスの明示的参照及びこれらのデバイスを介するメッセージの正確なルーティングなしに、基地局520を介するホストコンピュータ510とUE530との通信を説明するために抽象的に描かれてある。ネットワークインフラストラクチャは、ルーティングを判定することができ、それは、UE530から若しくはサービスプロバイダオペレーティングホストコンピュータ510から又はその両方から隠すように設定され得る。OTT接続550がアクティブである間、ネットワークインフラストラクチャは、それがルーティングを動的に変更する判定(たとえば、ネットワークの負荷バランシング検討又は再設定に基づく)をさらに行うことができる。
UE530と基地局520との間のワイヤレス接続570は、本開示を通じて説明される実施形態の教示に従う。様々な実施形態のうちの1つ又は複数は、ワイヤレス接続570が最後のセグメントを形成する、OTT接続550を使用してUE530に提供されるOTTサービスのパフォーマンスを改善する。さらに正確には、これらの実施形態の教示は、再確立及び接続再開の成功率を向上させ、それにより、接続時間の改善及びサービスの中断の減少などの利益をもたらすことができる。
測定手続きは、1つ又は複数の実施形態が改善するモニタリングデータレート、レイテンシ及び他の要因を目的として、提供され得る。測定結果の変動に応答して、ホストコンピュータ510とUE530との間のOTT接続550を再設定するためのオプションのネットワーク機能性がさらに存在し得る。測定手続き及び/又はOTT接続550を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ510のソフトウェア511及びハードウェア515において、又はUE530のソフトウェア531及びハードウェア535において、又はその両方で実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続550が通過する通信デバイスにおいて又はそのような通信デバイスに関連して配備され得、センサは、上記で例示されたモニタされる数量の値を供給すること、或いはそこからソフトウェア511、531がモニタされる数量を計算又は推定し得る他の物理数量の値を供給することによって、測定手続きに参加し得る。OTT接続550の再設定は、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましいルーティングなどを含み得、再設定は基地局520に影響を及ぼす必要はなく、それは基地局520に知られてなくても又は感知できなくてもよい。そのような手続き及び機能性は、当分野では知られており、実施されることがある。ある種の実施形態では、測定は、スループット、伝搬時間、レイテンシなどのホストコンピュータ510の測定を円滑にする占有UEシグナリングを含み得る。ソフトウェア511及び531が、OTT接続550を使用し、それが伝搬時間、エラーなどをモニタする間に、メッセージ、具体的には空の又は「ダミー」メッセージ、を送信させるので、測定は実装され得る。
図8は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図6及び7を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図8の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ610で、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。ステップ610のサブステップ611(任意選択でもよい)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ620で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。ステップ630(任意選択でもよい)で、基地局は、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータが開始した送信で運ばれたユーザデータをUEに送信する。ステップ640(これも任意選択でもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって実行されるホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行する。
図9は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、ホストコンピュータ、基地局、及び図6及び7を参照して説明されたものでもよいUEを含む。本開示を単純化するために、図9の図面の参照のみが、このセクションに含まれる。本方法のステップ710で、ホストコンピュータは、ユーザデータを提供する。オプションのサブステップ(図示せず)において、ホストコンピュータは、ホストアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ720で、ホストコンピュータは、ユーザデータをUEに運ぶ送信を開始する。送信は、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、基地局を通り得る。ステップ730(オプションでもよい)において、UEは、その送信において運ばれたユーザデータを受信する。
図10は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装される方法を示す流れ図である。通信システムは、図6及び7を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図10の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ810(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加で又は別法として、ステップ820で、UEはユーザデータを提供する。ステップ820のサブステップ821(オプションでもよい)で、UEは、クライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。ステップ810のサブステップ811(オプションでもよい)で、UEは、ホストコンピュータによって提供される受信された入力データに反応してユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータの提供において、実行されるクライアントアプリケーションは、ユーザから受信されたユーザ入力をさらに考慮し得る。ユーザデータが提供された具体的方式に関わらず、UEは、サブステップ830(オプションでもよい)で、ユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。本方法のステップ840において、ホストコンピュータは、本開示を通して説明される実施形態の教示によれば、UEから送信されたユーザデータを受信する。
図11は、1つの実施形態による、通信システムにおいて実装された方法を示す流れ図である。通信システムは、図6及び7を参照して説明されるものでもよいホストコンピュータ、基地局及びUEを含む。本開示を簡単にするために、図11の図面の参照のみが、このセクションに含まれることになる。ステップ910(オプションでもよい)において、本開示を通して説明される実施形態の教示に従って、基地局は、ユーザデータをUEから受信する。ステップ920(オプションでもよい)で、基地局は、受信されたユーザデータのホストコンピュータへの送信を開始する。ステップ930(オプションでもよい)で、ホストコンピュータは、基地局によって開始された送信で運ばれたユーザデータを受信する。
本明細書で開示される任意の適切なステップ、方法、特徴、機能、又は利益は、1つ又は複数の仮想装置の1つ又は複数の機能ユニット又はモジュールを介して実行され得る。各仮想装置は、いくつかのこれらの機能ユニットを備え得る。これらの機能ユニットは、1つ又は複数のマイクロプロセッサ又はマイクロコントローラを含み得る、処理回路、並びに、デジタル信号プロセッサ(DSP)、専用デジタルロジックなどを含み得る、他のデジタルハードウェアを介して実装され得る。処理回路は、読取り専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、キャッシュメモリ、フラッシュメモリデバイス、光記憶デバイスなど、1つの又はいくつかのタイプのメモリを含み得る、メモリに記憶されたプログラムコードを実行するように設定され得る。メモリに記憶されたプログラムコードは、1つ又は複数の電気通信及び/又はデータ通信プロトコルを実行するためのプログラム命令並びに本明細書に記載の技法のうちの1つ又は複数を実行するための命令を含む。いくつかの実装形態において、処理回路は、本開示の1つ又は複数の実施形態による対応する機能をそれぞれの機能ユニットに実行させるために使用され得る。
図12は、ある種の実施形態による、無線デバイスによる方法を示す。本方法は、指定IDを無線デバイスが取得する、ステップ1002で開始する。ステップ1004で、無線デバイスは、指定IDを使用してshortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを計算する。ステップ1006において、無線デバイスは、計算されたshortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを含むメッセージを送信する。メッセージは、目標ネットワークノード(たとえば、ハンドオーバ目標)に送信され得る。目標ネットワークノードは、指定IDをソースネットワークノードに提供することができる。ソースネットワークノードは、shortMAC−I又はshortResumeMAC−Iの有効性を検査することができる。それらが有効である場合、ソースネットワークノードは、無線デバイスコンテキストを目標ネットワークノードに提供する。
図13は、ある種の実施形態による、セルID選択のための無線デバイスによる例示的方法1100を示す。図示されたステップは、一例として提供されており、任意の適切な順番で実行され得ると一般に認識される。追加の又はより少ないステップが、必要に応じて、実行され得る。
本方法は、無線デバイス110が無線リソース制御(RRC)接続アクションを試みるとき、ステップ1102で開始する。ステップ1104で、無線デバイス110は、システム情報ブロック(SIB)内の複数のセルIDから指定セルIDを選択する。ステップ1106で、無線デバイス110は、指定セルIDに基づいて、識別子を決定する。ステップ1108で、無線デバイス110は、RRC接続アクションの一部としてネットワークノードに識別子を送信する。
特定の一実施形態において、指定セルIDは、SIB内の第1の発生セルID及び/又はサフィックスを有さないSIB内の複数のセルID内のセルIDである。
特定の一実施形態において、RRC接続アクションは、RRC接続再確立を含む。もう1つの実施形態において、RRC接続アクションは、RRC接続再開を含む。
特定の一実施形態において、指定セルIDは、拡張セルグローバル識別子(ECGI:extended Cell Global Identifier)を含む。
特定の一実施形態において、識別子は、shortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを含む。さらなる特定の一実施形態において、指定セルIDに基づいて識別子を決定するとき、無線デバイス110は、指定セルIDに基づいてshortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを計算することができる。
ある種の実施形態において、前述のようなセルID選択のための方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって実行され得る。図14は、ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的仮想コンピューティングデバイス1200を示す。ある種の実施形態において、仮想コンピューティングデバイス1200は、図13で図示及び説明されている方法に関して前述されたものと類似のステップを実行するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピューティングデバイス1200は、試行モジュール1210、選択モジュール1220、決定モジュール1230、送信モジュール1240、及びセルID選択のための任意の他の適切なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態において、モジュールのうちの1つ又は複数は、図3の処理回路120によって実装され得る。ある種の実施形態において、様々なモジュールのうちの2つ以上のモジュールの機能が、単一モジュール内に結合され得る。
試行モジュール1210は、仮想コンピューティングデバイス1200の試行機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、試行モジュール1210は、RRC接続アクションを試行することができる。
選択モジュール1220は、仮想コンピューティングデバイス1200の選択機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、選択モジュール1220は、指定セルIDをシステム情報ブロック(SIB)内の複数のセルIDから選択することができる。
決定モジュール1230は、仮想コンピューティングデバイス1200の決定機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、決定モジュール1230は、指定セルIDに基づいて識別子を決定することができる。
送信モジュール1230は、仮想コンピューティングデバイス1200の送信機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、送信モジュール1230は、RRC接続アクションの一部として識別子をネットワークノードに送信することができる。
仮想コンピューティングデバイス1200の他の実施形態は、前述の機能性及び/又は任意の追加の機能性のいずれかを含む(前述の解決法をサポートするために必要な任意の機能性を含む)、ワイヤレスデバイスの機能性のある特定の態様を提供する責任を有し得る図14に示されたもの以上の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプのワイヤレスデバイス110は、同じ物理ハードウェアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された(たとえば、プログラミングを介して)構成要素を含み得る、或いは部分的に又は完全に異なる物理構成要素を表し得る。
図15は、ある種の実施形態による、セルID選択のためのネットワークノード160による例示的方法1300を示す。本方法は、ネットワークノード160が複数のセルIDを含むSIBを無線デバイス110にブロードキャストするとき、ステップ1302で開始する。ステップ1304において、ネットワークノード160は、指定セルIDをSIB内の複数のセルIDから選択する。ステップ1306において、ネットワークノード160は、指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノード160に、送信する。ステップ1308において、ネットワークノード160は、RRC接続アクションに関連する要求を無線デバイス110から受信する。
特定の一実施形態において、RRC接続アクションは、RRC接続再確立又はRRC接続再開を含む。
特定の一実施形態において、第1のネットワークノードは、無線デバイスに関する目標ネットワークノードとして動作しており、第2のネットワークノードは、無線デバイスに関するソースネットワークノードとして動作している。
特定の一実施形態において、第1のネットワークノードは、無線デバイスに関する新しいネットワークノードとして動作しており、第2のネットワークノードは、無線デバイスに関する古いネットワークノードとして動作している。
特定の一実施形態において、指定セルIDは、SIB内の第1の発生セルID及び/又はサフィックスを有さないSIB内の複数のセルID内のセルIDである。
特定の一実施形態において、前述のようなセルID選択のための方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって実行され得る。図16は、ある種の実施形態による、セルID選択のための例示的仮想コンピューティングデバイス1400を示す。ある種の実施形態において、仮想コンピューティングデバイス1400は、図15に図示及び説明されている方法に関して前述したものと類似のステップを実行するためのモジュールを含み得る。たとえば、仮想コンピューティングデバイス1400は、少なくとも1つのブロードキャストモジュール1410、選択モジュール1420、送信モジュール1430、受信モジュール1440、及びセルID選択のための任意の他の適切なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態において、モジュールのうちの1つ又は複数は、図2の処理回路170を使用して実装され得る。ある種の実施形態において、様々なモジュールのうちの2つ以上のモジュールの機能が、単一モジュール内に結合され得る。
ブロードキャストモジュール1410は、仮想コンピューティングデバイス1400のブロードキャスト機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、ブロードキャストモジュール1410は、複数のセルIDを含むSIBを無線デバイス110にブロードキャストすることができる。
選択モジュール1420は、仮想コンピューティングデバイス1400の選択機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、選択モジュール1420は、指定セルIDをSIB内の複数のセルIDから選択することができる。
送信モジュール1430は、仮想コンピューティングデバイス1400の送信機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、送信モジュール1430は、指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノードに、送信することができる。
受信モジュール1440は、仮想コンピューティングデバイス1400の受信機能を実行することができる。たとえば、特定の一実施形態において、受信モジュール1440は、RRC接続アクションに関連する要求を無線デバイス110から受信することができる。
仮想コンピューティングデバイス1400の他の実施形態は、前述の機能性及び/又は任意の追加の機能性のうちのいずれかを含む(前述の解決法をサポートするために必要な任意の機能性を含む)、ネットワークノード160の機能性のある特定の態様を提供する責任を有し得る図16に示されたもの以上の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプのネットワークノード160は、同じ物理ハードウェアを有するが異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された(たとえば、プログラミングを介して)構成要素を含み得る、或いは部分的に又は完全に異なる物理構成要素を表し得る。
ユニット又はモジュールという用語は、電子機器、電気デバイス及び/又は電子デバイスの分野における従来の意味を有し得、たとえば、本明細書に記載されたものなど、それぞれのタスク、手続き、計算、出力、及び/又は表示機能などを実施するための電気及び/又は電子回路、デバイス、モジュール、プロセッサ、メモリ、ロジックソリッドステート及び/又はディスクリートデバイス、コンピュータプログラム又は命令を含み得る。
例示的実施形態
実施形態A1。セルID選択のための無線デバイスによって実行される方法であって、以下を含む方法:
− RRC接続アクションを試みることと、
− セルIDを含むshortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを決定することと、
− RRC接続アクションの一部としてネットワークノードにshortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを送信すること。
実施形態A2。RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、実施形態A1の方法。
実施形態A3。RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、実施形態A1の方法。
実施形態A4。セルIDが、指定IDを含む、実施形態A1からA3の方法。
実施形態A5。PLMNを選択することをさらに含み、そこで、セルIDが、選択されたPLMNに関連するセルID又はECGIを含む、実施形態A1からA3の方法。
実施形態B1。セルID選択のための基地局によって実行される方法であって、以下を含む方法:
− セルIDを含む第1のメッセージを受信することと、
− セルIDを使用するRRC接続アクションを試みること。
実施形態B2。第1のメッセージが、セルIDを有するshortMAC−Iを含む、B1の方法。
実施形態B3。第1のメッセージが、セルIDを有するshortResumeMAC−Iを含む、実施形態B1の方法。
実施形態B4。RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、実施形態B1からB3の方法。
実施形態B5。RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、実施形態B1からB3の方法。
実施形態B6。セルIDに関連する1つ又は複数のIDを識別することをさらに含む、実施形態B1からB4の方法。
実施形態B7。第1のメッセージが、複数のセルIDを含む、実施形態B1からB6の方法。
実施形態C1。セルID選択のための無線デバイスであって、以下を備える無線デバイス:
− グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかを実行するように設定された処理回路と、
− 無線デバイスに電力を供給するように設定された電源回路。
実施形態C2。セルID選択のための基地局であって、以下を備える基地局:
− グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかを実行するように設定された処理回路と、
− 無線デバイスに電力を供給するように設定された電源回路。
実施形態C3。セルID選択のためのユーザ機器(UE)であって、以下を備えるUE:
− 無線信号を送信及び受信するように設定されたアンテナと、
− アンテナに及び処理回路に接続された、及びアンテナと処理回路との間で通信される信号を述べるように設定された、無線フロントエンド回路と、
− グループA実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかを実行するように設定された処理回路と、
− 処理回路に接続された、及びUEへの情報の入力が処理回路によって処理されることを可能にするように設定された、入力インターフェースと、
− 処理回路に接続された、及び処理回路によって処理されたUEからの情報を出力するように設定された、出力インターフェースと、
− 処理回路に接続された、及びUEに電力を供給するように設定された、バッテリ。
実施形態C4。以下を備えるホストコンピュータを含む通信システム:
− ユーザデータを提供するように設定された処理回路と、
− ユーザ機器(UE)に送信するためにセルラネットワークにユーザデータを転送するように設定された通信インターフェース、
− そこで、セルラネットワークは、無線インターフェース及び処理回路を有する基地局を備え、基地局の処理回路は、グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかを実行するように設定される。
実施形態C5。基地局をさらに含む前述の実施形態の通信システム。
実施形態C6。UEをさらに含む前述の2実施形態の通信システムであって、そこで、UEは、基地局と通信するように設定される。
実施形態C7。以下のような、前述の3実施形態の通信システム:
− ホストコンピュータの処理回路は、ホストアプリケーションを実行するように設定され、それにより、ユーザデータを提供する、
− UEは、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行するように設定された処理回路を備える。
実施形態C8。ホストコンピュータ、基地局及びユーザ機器(UE)を含む通信システムにおいて実施される方法であって、以下を含む方法:
− ホストコンピュータにおいて、ユーザデータを提供することと、
− ホストコンピュータにおいて、基地局を備えるセルラネットワークを介してUEにユーザデータを運ぶ送信を開始すること、そこで、基地局は、グループB実施形態のうちのいずれかの実施形態のステップのうちのいずれかを実行する。
実施形態C9。基地局において、ユーザデータを送信することをさらに含む、前述の実施形態の方法。
実施形態C10。ユーザデータは、ホストアプリケーションを実行することによってホストコンピュータにおいて提供され、本方法はさらに、UEにおいて、ホストアプリケーションに関連するクライアントアプリケーションを実行することを含む、前の2実施形態の方法。
shortMAC−Iのためのセル識別情報の明確化に関する追加情報
eNBは、マルチPLMNシナリオにおいて複数のセルIDを提供し得る。
RRC接続再確立手続き及びRRC接続再開手続きの間に、UEは、shortMAC−Iを計算するときにセルIDを考慮し、目標eNB(すなわち、RRC接続再確立又は再開手続きが試みられる先のeNB)は、セルIDをソースeNB(すなわち、RRC接続が失敗した/一時停止される前にUEが接続されたeNB)に指示する。ネットワーク及びUEは、再確立/再開手続きが成功するために、同じセルIDを考慮しなければならない。
したがって、UEは、SIB1内の第1のセルID、すなわち、フィールドセル識別情報(サフィックスを有さない)において指示されたもの、を選択することになる。
SIB1内の第1のセルID、すなわち、フィールドセル識別情報(サフィックスを有さない)において指示されたもの、をUEは考慮することになることが明確にされる。そうでない場合、RRC接続再確立及びRRC接続再開は、複数のセルIDが提供された場合に、失敗し得る。
7.1UE変数
[変更のない部分は省略]
UE変数VarshortMAC入力は、shortMAC−Iを生成するために使用される入力を指定する。
Figure 2021523628
Figure 2021523628
略語
以下の略語のうちの少なくともいくつかが、本開示において使用され得る。略語の間に不一致がある場合には、それが前述でどのように使用されているかを優先すべきである。以下に複数回記載されている場合、第1の記載はいずれの後続の記載よりも優先されるべきである。
1xRTT CDMA20001x無線送信技術
3GPP 第3世代パートナーシッププロジェクト
5G 第5世代
ABS オールモストブランクサブフレーム(Almost Blank Subframe)
ARQ 自動リピート要求
AWGN 加算性白色ガウス雑音
BCCH ブロードキャスト制御チャネル
BCH ブロードキャストチャネル
CA キャリアアグリゲーション
CC キャリア構成要素
CCCH SDU 共通制御チャネルSDU
CDMA コード分割多重アクセス
CGI セルグローバル識別子
CIR チャネルインパルス応答
CP サイクリックプレフィックス
CPICH 共通パイロットチャネル
CPICHEc/No バンド内のパワー密度で割った1チップあたりCPICH受信エネルギ
CQI チャネル品質情報
C−RNTI セルRNTI
CSI チャネル状態情報
DCCH 専用制御チャネル
DL ダウンリンク
DM 復調
DMRS 復調参照信号
DRX 不連続受信
DTX 不連続送信
DTCH 専用トラフィックチャネル
DUT 被試験デバイス
E−CID 拡張セルID(測位方法)
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
ECGI エボルブドCGI
eNB E−UTRANノードB
ePDCCH 拡張物理ダウンリンク制御チャネル
E−SMLC エボルブドサービングモバイルロケーションセンタ
E−UTRA エボルブドUTRA
E−UTRAN エボルブドUTRAN
FDD 周波数分割複信
FFS さらなる研究が必要
GERAN GSM EDGE無線アクセスネットワーク
gNB NRにおける基地局
GNSS 全地球航法衛星システム
GSM グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーション
HARQ ハイブリッド自動リピート要求
HO ハンドオーバ
HSPA 高速パケットアクセス
HRPD 高レートパケットデータ
LOS 見通し線
LPP LTE測位プロトコル
LTE ロングタームエボリューション
MAC 媒体アクセス制御
MBMS マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス
MBSFN マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス単一周波数ネットワーク
MBSFN ABS MBSFNオールモストブランクサブフレーム(Almost Blank Subframe)
MDT ドライブテストの最小化
MIB マスタ情報ブロック
MME モビリティ管理エンティティ
MSC モバイル交換局
NPDCCH 狭帯域物理ダウンリンク制御チャネル
NR 新無線(New Radio)
OCNG OFDMAチャネルノイズ発生装置
OFDM 直交周波数分割多重
OFDMA 直交周波数分割多重アクセス
OSS オペレーションサポートシステム
OTDOA 観測された到達時間差
O&M 運用及び保守
PBCH 物理ブロードキャストチャネル
P−CCPCH 1次共通制御物理チャネル
PCell 1次セル
PCFICH 物理制御フォーマットインジケータチャネル
PDCCH 物理ダウンリンク制御チャネル
PDP プロファイル遅延プロファイル
PDSCH 物理ダウンリンク共有チャネル
PGW パケットゲートウェイ
PHICH 物理ハイブリッド自動再送要求指示チャネル
PLMN 公衆地上移動体通信網
PMI プリコーダマトリックスインジケータ
PRACH 物理ランダムアクセスチャネル
PRS 測位参照信号
PSS 1次同期信号
PUCCH 物理アップリンク制御チャネル
PUSCH 物理アップリンク共有チャネル
RACH ランダムアクセスチャネル
QAM 直交振幅変調
RAN 無線アクセスネットワーク
RAT 無線アクセス技術
RLM 無線リンク管理
RNC 無線ネットワークコントローラ
RNTI 無線ネットワーク一時識別子
RRC 無線リソース制御
RRM 無線リソース管理
RS 参照信号
RSCP 受信信号コードパワー
RSRP 参照記号受信電力又は
参照信号受信電力
RSRQ 参照信号受信品質又は
参照記号受信品質
RSSI 受信信号強度インジケータ
RSTD 参照信号時間差
SCH 同期チャネル
Sセル 2次セル
SDU サービスデータユニット
SFN システムフレーム番号
SGW サービングゲートウェイ
SI システム情報
SIB システム情報ブロック
SNR 信号対雑音比
SON 自己最適化ネットワーク
SS 同期信号
SSS 2次同期信号
TDD 時分割複信
TDOA 到達時間差
TOA 到達時間
TSS 3次同期信号
TTI 送信時間間隔
UE ユーザ機器
UL アップリンク
UMTS ユニバーサルモバイル通信システム
USIM ユニバーサル加入者識別情報モジュール
UTDOA アップリンク到達時間差
UTRA ユニバーサル地上無線アクセス
UTRAN ユニバーサル地上無線アクセスネットワーク
WCDMA ワイドCDMA
WLAN ワイドローカルエリアネットワーク

Claims (30)

  1. セル識別子(セルID)選択のための無線デバイスによって実行される方法であって、
    無線リソース制御(RRC)接続アクションを試みることと、
    指定セルIDをシステム情報ブロック(SIB)内の複数のセルIDから選択することと、
    前記指定セルIDに基づいて指示を決定することと、
    RRC接続アクションの一部としてネットワークノードに前記指示を送信することと
    を含む、方法。
  2. 前記指定セルIDが、SIB内の第1の発生セルIDである、請求項1に記載の方法。
  3. 前記指定セルIDが、サフィックスを有さないSIB内の複数のセルID内のセルIDである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記指定セルIDが、拡張セルグローバル識別子(ECGI)を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記指示が、短いメッセージ認証コード−完全性(shortMAC−I)又は短い再開メッセージ認証コード−完全性(shortResumeMAC−I)を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記指示を決定することが、前記指定セルIDに基づいて前記shortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを計算することを含む、請求項7に記載の方法。
  9. セル識別子(セルID)選択のための無線デバイスであって、
    無線リソース制御(RRC)接続アクションを試みることと、
    指定セルIDをシステム情報ブロック(SIB)内の複数のセルIDから選択することと、
    前記指定されたセルIDに基づいて指示を決定することと、
    前記RRC接続アクションの一部としてネットワークノードに前記指示を送信することと
    を行うように設定された処理回路
    を備える、無線デバイス。
  10. 前記指定セルIDが、SIB内の第1の発生セルIDである、請求項9に記載の無線デバイス。
  11. 前記指定セルIDが、サフィックスを有さないSIB内の複数のセルID内のセルIDである、請求項9又は10に記載の無線デバイス。
  12. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、請求項9から11のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  13. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、請求項9から11のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  14. 前記指定セルIDが、拡張セルグローバル識別子(ECGI)を含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  15. 前記指示が、短いメッセージ認証コード−完全性(shortMAC−I)又は短い再開メッセージ認証コード−完全性(shortResumeMAC−I)を含む、請求項9から14のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  16. 前記指示を決定するとき、前記処理回路が、前記指定セルIDに基づいて前記shortMAC−I又はshortResumeMAC−Iを計算するように設定された、請求項15に記載の無線デバイス。
  17. セル識別子(セルID)選択のために第1のネットワークノードによって実行される方法であって、
    複数のセルIDを含むシステム情報ブロック(SIB)を無線デバイスに、前記第1のネットワークノードによって、ブロードキャストすることと、
    指定セルIDを前記SIB内の複数のセルIDから選択することと、
    前記指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノードに、送信することと、
    前記無線デバイスから無線リソース制御(RRC)接続アクションに関連する要求を受信することと
    を含む、方法。
  18. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、請求項17に記載の方法。
  19. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、請求項17に記載の方法。
  20. 前記第1のネットワークノードが、無線デバイスに関する目標ネットワークノードとして動作しており、
    前記第2のネットワークノードが、無線デバイスに関するソースネットワークノードとして動作している、
    請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記第1のネットワークノードが、無線デバイスに関する新しいネットワークノードとして動作しており、
    前記第2のネットワークノードが、無線デバイスに関する古いネットワークノードとして動作している、
    請求項17から19のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記指定セルIDが、前記SIB内の第1の発生セルIDである、請求項17から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記指定セルIDが、サフィックスを有さない前記SIB内の前記複数のセルID内のセルIDである、請求項17から22のいずれか一項に記載の方法。
  24. セル識別子(セルID)選択のための第1のネットワークノードであって、
    複数のセルIDを含むシステム情報ブロック(SIB)を無線デバイスにブロードキャストすることと、
    指定セルIDを前記SIB内の前記複数のセルIDから選択することと、
    前記指定セルIDを含む第1のメッセージを、第2のネットワークノードに、送信することと、
    無線リソース制御(RRC)接続アクションに関連する要求を前記無線デバイスから受信することと
    を行うように設定された処理回路
    を備える、第1のネットワークノード。
  25. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再確立を含む、請求項24に記載の第1のネットワークノード。
  26. 前記RRC接続アクションが、RRC接続再開を含む、請求項24に記載の第1のネットワークノード。
  27. 前記第1のネットワークノードが、無線デバイスに関する目標ネットワークノードとして動作しており、
    前記第2のネットワークノードが、無線デバイスに関するソースネットワークノードとして動作している、
    請求項25又は26に記載の第1のネットワークノード。
  28. 前記第1のネットワークノードが、無線デバイスに関する新しいネットワークノードとして動作しており、
    前記第2のネットワークノードが、無線デバイスに関する古いネットワークノードとして動作している、
    請求項24から27のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード。
  29. 前記指定セルIDが、前記SIB内の第1の発生セルIDである、請求項24から28のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード。
  30. 前記指定セルIDが、サフィックスを有さない前記SIB内の前記複数のセルID内のセルIDである、請求項24から29のいずれか一項に記載の第1のネットワークノード。
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