JP2021521765A - パーソナルケア装置のためのモータ - Google Patents

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Abstract

一態様によれば、パーソナルケア装置10のためのモータ1が提供される。モータ1は、ステータ面を有するステータ2と、該ステータ面に対向して配置されたロータ面を有するロータ3と、該ステータ面と該ロータ面との間に突出し、ステータ2とロータ3との間の最小のエアギャップを定義する、スペーサ4と、を有する。スペーサ4は、該ロータ面及び該ステータ面のうち一方に配置され、該ロータ面及び該ステータ面のうちの他方と係合するよう構成された接触面を持つ。

Description

本発明は、一般的に、例えば電動歯ブラシ、電動シェーバ及びスキンケア装置といったパーソナルケア装置のためのモータに関する。
パーソナルケア装置の駆動系は、装置の必要な動きを作り出す電磁モジュールである。電動歯ブラシでは、駆動系がブラシヘッドの振動運動を作り出す。駆動系は、ロータとステータとを含むモータを有する。ロータとステータとはエアギャップによって分離されており、このことはモータの適切な動作のために重要である。エアギャップが閉じられると、ロータとステータとの間の摩擦力が、相対運動を妨げ得る。
それ故、モータの適切な機能を確保するために、エアギャップの閉鎖を維持及び防止することが望ましい。
それ故本発明の目的は、
第1の態様の実施例によれば、パーソナルケア装置のためのモータであって、ステータ面を有するステータと、前記ステータ面に対向して配置されたロータ面を有するロータと、前記ステータ面と前記ロータ面との間に突出し、前記ステータと前記ロータとの間の最小のエアギャップを定義する、スペーサと、を有し、前記スペーサは、前記ロータ面及び前記ステータ面のうち一方に配置され、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの他方と係合するよう構成された接触面を持つ、モータが提供される。
即ち、スペーサは、最小のエアギャップを規定するために、ロータとステータとの間に永続的に設けられている。ロータとステータの間にスペーサが存在することにより、ロータとステータとが完全に合わさることができないので、エアギャップが閉じられることが防止される。換言すれば、スペーサは、ロータ面とステータ面とが互いに直接接触することを防止し(スペーサ接触面以外の任意の点で)、ステータとロータとの間の距離を維持する。また、スペーサのサイズがエアギャップの(最小の)サイズを決定するので、突起の長さが所望のエアギャップのサイズに対応し得る。従って、より長いスペーサ(即ちロータ面又はステータ面から大きく突出するもの)は、ステータとロータとの間の距離をより大きくし、従って、より大きなエアギャップをもたらし、一方、より短い突出部を有するスペーサは、より小さなエアギャップを規定する。
ロータ及びステータは、互いに隣接して配置され、それぞれが他方の表面に対向する界面に面を有し、即ちステータ面がロータ面に面するように配置されている。スペーサは、ステータ面又はロータ面のいずれかに配置され、従って最小エアギャップは、より具体的には、これらの面の間に定義されても良い。スペーサがステータ面上に又はステータ面において配置されている場合、スペーサの接触面は、ロータ面と接触面との間で接触が発生し、ロータがスペーサに対して当接するようにロータ面に接触するように構成されている。逆に、スペーサがロータ面に設けられている場合には、スペーサの接触面は、ステータのステータ面に接触するように構成され、ステータはスペーサの接触面に当接しても良い。
しかしながら、スペーサの接触面とステータ面又はロータ面との間に接触がないようにし、スペーサがロータ面及びステータ面の一方に配置され、ロータ面及びステータ面の他方から離隔されるようにすることも可能である。この離隔は、例えば0.1mm乃至5mmの範囲内であっても良い。それ故接触面は、ロータ面又はステータ面と係合(即ち接触)するように構成され、適合され又は係合可能であっても良いが、実際にはロータ面又はステータ面と係合又は接触していなくても良い。
それ故、本発明の実施例によれば、最小のエアギャップは、モータの構成要素(即ちスペーサ)によって明確に設定され、エアギャップの較正/設定は装置に統合されている。エアギャップは自動的に適切な最小のサイズに設定され、スペーサによって駆動系の寿命の間維持される。スペーサは、ロータとステータとの間の最小のエアギャップに対応しているが、スペーサは最大のエアギャップを決定しない。即ち、スペーサの遠位端と、スペーサが係合又は接触するように構成されているロータ面又はステータ面と、の間に分離又はギャップが提供され得るため、エアギャップは、スペーサの突起の長さよりも大きくなっても良い。それ故、エアギャップは所望の距離に設定されても良いが、スペーサは、ロータとステータとの間に常に最小の距離が提供されることを確実にするための「バックアップ」として提供されていることが分かる。モータは、駆動系の一部として提供されても良い。
スペーサの存在、及びステータとロータとの間の該スペーサの配置は、最小のエアギャップを定義し、維持する。スペーサは、その近位端においてステータ面又はロータ面上に、又はステータ面又はロータ面において配置され、スペーサの接触面は、その遠位端において、ステータ面又はロータ面の他方に接触すると考えられ得る。また、スペーサは、スペーサ要素、突出部、突起、突き出し、軸受又は軸受点と呼ばれ得る。スペーサは、ステータ面又はロータ面から突出しているので、スペーサの接触面の表面積は、ステータ面の表面積及びロータ面の表面積のそれぞれよりも小さいことは明らかである。1つよりも多くのスペーサが提供されても良く、1つ以上のスペーサの各々は、ロータ面及びステータ面の一方上に、又はロータ面及びステータ面の一方においてに配置され、各々は、ロータ面及びステータ面の他方と係合(即ち接触)するように構成された接触面を有する。
ロータ及びステータは、ロータがステータに対して少なくとも部分的に回転するように構成され、ロータは回転軸のまわりに回転するように構成されているようなモータに配置されている。好適な実施例によれば、スペーサは、ロータの回転軸に整列している。即ち、スペーサは、好適には、ロータの回転中心に配置されても良い。それ故、スペーサがロータ面又はステータ面の中心点に接触するので、スペーサとロータ面又はステータ面との間の相互摩擦は低減され得る。
スペーサは、少なくとも部分的に、耐摩耗性材料、低い摩擦係数を持つ材料、及び耐衝撃性材料のうちの1つ以上から形成されることが好適である。斯かる材料の例としては、ポリオキシメチレンが挙げられる。スペーサの少なくとも接触面は、好適には斯かる材料から形成される。該材料は、スペーサ、具体的にはスペーサの接触面と、ロータ面又はステータ面と、の間の摩擦を低減するとともに、スペーサの耐久性及び寿命を向上させ得る。同様に、スペーサと係合するように構成されたステータ面又はロータ面の一部分は、耐摩耗性であり、低摩擦係数を持ち及び/又は耐衝撃性である材料によって提供されるか、又は斯かる材料から形成されても良い。
スペーサの形態は様々であり得る。スペーサは、ロータ及びステータに対して少なくとも部分的に回転する転がり軸受であっても良い。転がり軸受は、ソケット内で自由に回転することができるように、ロータ面又はステータ面のソケット内に保持されていても良い。ソケットから突出した転がり軸受の表面が、接触面を形成する。転がり軸受は、ステータ及びロータの両方に対して自由に動くので、転がり軸受とロータ及びステータの面との間の摩擦が低減され得る。
好適な実施例によれば、スペーサは、スペーサがステータ面の少なくとも一部から突出するように、ステータ上に形成されるか、又はステータに接続される。即ち、スペーサは、ステータ面から突出し、接触面でロータ面と係合(即ち接触)するように構成されるように、ステータ面上で又はステータ面において配置されていることが好適である。スペーサは、いずれの適切な態様でステータに取り付けられても良く又はステータに組み込まれても良く、その例は詳細な説明に記載されている。
ステータ面は、スペーサを有するプレートを受容するように構成されていても良い。即ち、スペーサが組み込まれたプレートは、プレートとステータ面との間の相互接続又は固定手段によってステータ面に取り付けられても良い。例えば、ステータ面は、スペーサプレートを受容するように構成された凹部を有しても良く、該凹部には、スペーサプレートを凹部内に保持するためのクラッシュリブ又はスナップがその外周に設けられていても良い。斯かる配置は、より簡単な製造及び組み立てを可能にし、及び/又はスペーサをステータ面に確実に取り付けることを可能にし得る。代替的な構成においては、ロータ面は同様に、スペーサを有するプレートを受容するように構成されても良い。
ステータは好適には、複数の積層体から形成されたコアを有しても良く、スペーサは、コアの積層体の少なくとも1つの端部から延在する突出部であっても良い。即ち、鉄製の積層体のような積層体は、積層体の端部がステータ面の少なくとも一部を提供するようにステータ内に配置されていても良く、そこから積層体の1つ以上の端部の突出部がスペーサを提供するよう延在していても良い。
ステータは、複数の積層体から形成された1つ以上のコアを有しても良く、各コアは、1つ以上のスペーサを提供するための突出部を構成しても良い。即ち突出部が、各コアの積層体の1つ以上の端部から延在して良く(即ち突出部は、コアの各端部から延在しても良い)、それによって複数のスペーサ要素を提供し、各突出部の遠位端は、ロータ面と係合するように構成されている。この実施例によれば、各コアの端部がそれぞれステータ面の少なくとも一部を形成していることが見て取れる。好適な実施例においては、ステータは2つのコアを有する。
1つ以上のコアの1つ以上の端部がステータ面の少なくとも一部を提供する場合、1つ以上のコアの1つ以上の端部は、スペーサを有するプレートを受容するように構成されていても良いことが見て取れる。即ち、コアの端部は、スペーサを有するプレートを受容するように構成されていても良い。例えば、コアの端部には、スペーサプレートを受容するための階段状部が設けられていても良い。
ステータはまた、1つ以上のコアが配置されて保持されるボビンを有しても良い。ボビンの端部は、スペーサがボビンの端部に配置又は形成され得るよう、ステータ面の少なくとも一部を提供しても良い。ボビンは、2つの相補的なボビンの半分のような、複数の部分から構成されていても良い。
ロータ面の少なくとも一部は、低摩擦被覆を有していても良い。これに加えて又は代替的として、ステータ面の少なくとも一部が低摩擦被覆を持っても良い。従って、スペーサとステータ面又はロータ面との間の相互摩擦が低減され得る。同様に、低摩擦及び/又は耐摩耗性材料からつくられたプレートが、ロータ面の少なくとも一部に設けられても良い。低摩擦及び/又は耐摩耗性材料からつくられたプレートが、ステータ面の少なくとも一部に設けられても良い。
好適な実施例によれば、スペーサの接触面は湾曲している。即ち、スペーサの遠位端は、湾曲した接触面を提供するために、丸みを帯びているか、湾曲しているか、又は半球型の形状を持つ。これにより、スペーサの接触面におけるスペーサとステータ面又はロータ面との間の接触面積は減少され、摩擦を最小化し得る。
ロータ面は、ロータの任意の面、又はロータの任意の部分又は構成要素の任意の面であって、ステータに対向して配置されているものである。同様に、ステータ面は、ステータの任意の表面、又はステータの任意の部分又は構成要素の任意の表面であって、ロータに対向して配置されたものである。例えば、ロータ及びステータのいずれか又はそれぞれは、ロータとステータとの間の界面に配置されたプレート又はカバーを有しても良く、そのプレート又はカバーの表面がロータ面及び/又はステータ面を提供するようにしても良い。更に、ロータ面は、ロータの複数の面又はロータの構成要素から構成されていても良い。同様に、ステータ面は、ステータの複数の面又はステータの構成要素から構成されても良い。ステータ面は、ロータ面に対向して又は面して配置されている。
ロータは好適には、ロータ面の全部又は一部を提供する磁石面を有する磁石を有しても良い。即ちロータは、ロータ面が磁石の表面であるように、磁石がステータに対向して/面して配置されるように構成されても良い。同様に、ステータは、1つ以上の鉄のコアを構成しても良く、1つ以上の鉄のコアの端部は、ステータ面の全部又は一部を提供しても良い。
第2の態様の実施例によれば、個人向け装置のモータにおける使用のためのステータが提供され、モータは、ステータとロータとを有し、ステータは、ステータ面と、ロータのロータ面と係合し、ステータとロータとの間の最小のエアギャップを定義するためのステータ面から突出したスペーサと、を有する。
それ故、本発明の実施例は、個人向け装置のモータのためのステータ及びステータを有するモータにも適用される。第1の態様の特徴は第2の態様にも当てはまり、その逆も同様である。
第3の態様の実施例によれば、本発明の上述した態様によるモータ又はステータを有するパーソナルケア装置が提供される。例えば、該パーソナルケア装置は、電動歯ブラシ、電動シェーバなどの口腔ケア装置であっても良いし、スキンマッサージャなどのスキンケア装置であっても良い。本発明の実施例は、任意の直列した磁石−ステータ構成に適用することができる。モータは、斯かる装置の駆動系の一部として備えられても良い。
本発明は、装置の態様に対応する方法の態様にも及ぶ。
特に、第4の態様の実施例によれば、パーソナルケア装置のためのモータを製造する方法であって、前記モータにおいてロータ面を有するロータを装着するステップと、前記モータにおいて、前記ロータに隣接して、ステータ面を有するステータを配置するステップであって、前記ロータ面は、前記ステータ面に対向し、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの一方に配置されたスペーサが、前記ステータ面と前記ロータ面との間で突出して、前記ステータと前記ロータとの間の最小のエアギャップを定義するよう、前記ステータを配置するステップと、前記スペーサの接触面が、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの他方と係合するよう、前記ロータに向けて前記ステータを動かすステップと、前記ステータを前記モータに固定するステップと、を有する方法が提供される。
従って、スペーサは、ロータとステータとの間の最小のエアギャップを決定及び制御し、ステータは、ロータとステータとの間に所望のエアギャップが設けられる位置でモータに固定される。エアギャップを設定するための手段は、製品自体に明示的かつ永続に存在する。シム(shim)などの追加部品は必要なく、シム入れ手順も必要ない。それ故、組立の複雑さ及びコストが低減され得る。
ステータは、ロータとステータとの間に備えられる磁力によって、ロータに向かって移動させられても良い。ステータは、例えばネジ又はボルトのような、任意の適切な固定手段を使用して、所定の位置に固定されても良い。
それ故本発明の実施例は、ロータとステータとの間の最小エアギャップを設定するための手段、及びモータの寿命の間にエアギャップを制御するための手段を提供し得ることが分かるであろう。上述したように、本発明の実施例による製造方法は、製造中のシム入れ手順の要件を取り除き得、それにより製造の複雑さ及びコストを低減し得る。
本開示の実施例は、様々な構成要素及び構成要素の配置、並びに様々なステップ及びステップの配置の形をとり得る。従って、図面は様々な実施例を例示するためのものであり、実施例を限定するものと解釈されるべきではない。図面において、類似の参照番号は類似の要素を指す。更に、図は定縮尺に描かれていない場合があることに留意されたい。
以上に議論されたモータの例の図である。 以上に議論されたシム入れの製造工程の図である。 本発明の一態様の一般的な実施例によるパーソナルケア装置のブロック図である。 本発明の態様の実施例が適用され得る、電動歯ブラシの図である。 本発明の一態様の一般的な実施例によるモータの図である。 本発明の一態様の一般的な実施例によるモータの図である。 本発明の別の態様の一般的な実施例による製造方法の図である。 本発明の一態様の実施例によるモータを有する駆動系の側面図である。 図7の駆動系の上面図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるロータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるモータの端面図である。 本発明の一態様の実施例によるモータの側面図である。 本発明の一態様の実施例によるモータの側面図である。 本発明の一態様の実施例によるモータの上面図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 図16Aに示されたステータのスペーサ要素の斜視図を示す。 本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の斜視図である。 図17Aに示されたステータの更なる図を示す。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 図18Aに示されたステータのスペーサ要素の斜視図である。 図18Aに示されたステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 図19Aに示されたステータの側面図である。 図19Aに示されたステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 図20Aに示されたステータのスペーサ要素の斜視図である。 図20Aに示されたステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の斜視図である。 図21Aに示されたステータの側面図である。 図21Aに示されたステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の斜視図である。 図22Aに示されたステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。 本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。
本開示の実施例、及びその様々な特徴及び有利な詳細は、図面に記載及び/又は図示され、以下の説明で詳細に説明される非限定的な例を参照して、より十分に説明される。図面に例示された特徴は、必ずしも定縮尺で描かれているわけではなく、本明細書に明確に記載されていなくても、熟練した当業者が認識するように、1つの実施例の特徴が他の実施例と一緒に採用され得ることに留意すべきである。本開示の実施例を不必要に不明瞭にしないように、周知の構成要素及び処理技術の説明は省略され得る。本明細書で使用される実施例は、本開示の実施例が実施され得る方法の理解を容易にし、当業者が更に実施できるようにすることを単に意図している。従って、本明細書に記載された実施例は、添付の特許請求の範囲及び適用可能な法によってのみ定義される本開示の実施例の範囲を制限するものと解釈されるべきではない。
本開示の実施例は、本明細書に記載された特定の方法、プロトコル、装置、機器、材料、用途などに限定されず、これらが変化しても良いことが理解される。また、本明細書で使用される用語は、特定の実施例のみを記述する目的で使用され、請求されるような実施例の範囲を限定することを意図していないことを理解されたい。本明細書及び添付の特許請求の範囲で使用されるように、「1つの」(a、an)及び「その」(the)なる単数形は、文脈が明確にそうでないことを指示しない限り、複数形の参照を含むことに留意しなければならない。
別段の定義がない限り、本明細書で使用される全ての技術的及び科学的用語は、本開示の実施例が属する当技術分野の通常の熟練者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。好ましい方法、装置、及び材料が記載されているが、本明細書に記載されたものと類似又は同等の任意の方法及び材料が、本開示の実施例の実施又は試験において使用され得る。
図1は、駆動系に使用されるモータ1の一般的な構成の一例を示す。該モータは、エアギャップ95によって分離されたステータ92とロータ93とを有する。この構成では、2つの鉄心コイル921、922によりステータ92が形成され、ロータ93は磁石931と背鉄932により形成されている。ステータ92からの磁界とロータ93の磁界との相互作用により、Y方向にトルクが発生する。このトルクは、ロータ93のy軸周りの動きをもたらす。
エアギャップ95はステータとロータとを分離し、エアギャップはモータの適切な機能のために必要である。エアギャップが、δ=0となるように閉じられていると、ロータとステータとの間の摩擦力によって相対運動が妨げられ得る。それ故、モータにエアギャップが存在することが重要である。
更に、エアギャップは、モータの性能及び効率を変化させるために使用され得る。エアギャップが大きくなると、ステータの磁界とロータの磁界との間の相互作用が減少し、ロータに発生する有効トルクが減少する。エアギャップを小さくすると、ステータの磁界とロータの磁界との相互作用が大きくなり、ロータに発生する有効トルクが大きくなる。従って、エアギャップを特定の距離に設定して維持することは、モータの所望の動作を達成するために重要である。
エアギャップを設定するために現在使用されている一般的な方法は、「シム入れ(shimming)」と呼ばれる工程でシム(shim)を使用することを必要とし、この工程では、シムは製造中にエアギャップを明確に制御する。この工程では、ステータがモータ又は駆動系フレームに固定される前に、ロータ93とステータ92との間にシム(適切な厚さのストリップ)が配置される。ステータは、磁石の吸引力の下でストリップに向かってスライドする。その後、ステータが所定の位置に固定され、シムが取り除かれることで、エアギャップが正しいサイズに設定される。
図2は、斯かる工程の一例を示す。ステップ(1)でロータ93がモータ1に取り付けられ、ステップ(2)でロータ93とステータ92との間に別個のシム94が配置されてステータ92が位置決めされる。ステップ(3)では、磁力Fがステータ92をロータ93に向けて引き付け、ステータ92は固定点923によって所定の位置に固定される。最後に、ステップ(4)でシム94が取り除かれ、エアギャップ95を残す。
ステータの鉄心によりロータとステータとの間には一定の吸引力があり、これによりロータとステータとが互いに向かって移動し、それによりエアギャップを減少させるか、又は閉じることがある。そのため、どちらか一方の部品の移動を防ぐためには、ステータ及びロータの両方をY軸に沿って適切に固定する必要がある。しかしながら、これにもかかわらず、エアギャップが閉じてしまい、モータの機能が完全に失われてしまうことがある。例えば、エアギャップの閉鎖は、以下のいずれか1つ以上によって引き起こされ得る。
−磁気吸引力、
−ユーザの負荷、及び/又は
−以下によるステータやロータの不十分な固定。
・駆動系のプラスチック部品のクリープ、
・ねじ接続部のスリップ、又は
・部品の塑性変形につながる落下。
それ故、モータの適切な機能を確実にするために、エアギャップの閉鎖を維持及び防止することが望ましい。
図3は、本発明の一態様の一般的な実施例によるパーソナルケア装置のブロック図である。本発明の一実施例によれば、パーソナルケア装置10は、モータ1を有する。パーソナルケア装置10は、例えば電動歯ブラシのような口腔ケア装置であっても良いし、電動シェーバのような口腔ケア装置であっても良いし、皮膚マッサージ器のような皮膚ケア装置であっても良いし、他のタイプのパーソナルケア装置であっても良い。
図4は、本開示の教示が実施され得る例示的なパーソナルケア装置を示す。図4のパーソナルケア装置は、電気歯ブラシ(電動歯ブラシ)の形態であるが、これに限定されるものではなく、本開示の教示は、モータを有する他の装置においても実施され得ることは理解されるであろう。例えば、本教示は、舌クリーナー、シェーバ、バリカン又はトリマ、脱毛装置、又はスキンケア装置などのパーソナルケア装置に適用されても良い。パーソナルケア装置10は、アタッチメント構造116とハンドル部112とを有する。ハンドル部は、モータ1を有する。ハンドル部112は、駆動系120と、駆動シャフト7とを含んでも良い。駆動シャフト7は、ハンドル部112の遠位端fから延在し、アタッチメント構造16がハンドル部112に取り付けられたときにアタッチメント構造116内に入る。
モータ1は、ここで以下に更に論じられるように、様々な機能を実施するための電力及び制御信号を提供するための任意の適切なコントローラ、マイクロコントローラ、プロセッサ、電源及び/又は他の電子機器、又はその組み合わせであっても良い、モータコントローラ(即ち制御電子回路)を有しても良い。
実施例においては、モータ1は、力学的な刺激を生成するための駆動系120の動作を提供及び制御するように構成されていても良い。機械的刺激は、高周波数、例えば50Hzより大きい周波数、例えば250乃至300Hzの範囲の周波数での振動又はその他の動きを有しても良い。モータ1は、本発明の実施例によるモータであっても良い。
更に図4を参照すると、アタッチメント構造116の遠位端は、ブラシヘッド118を含む。しかしながら、図4の例に示された電動歯ブラシとは異なるタイプのパーソナルケア装置10とともに、異なるタイプのアタッチメント構造及び装置が使用され得ることは理解され得る。
動作時には、機械的刺激を生成するため駆動列120の動作を制御するよう動作するモータ1に応答して、アタッチメント構造116が運動を実施する。
図5A及び5Bは、本発明の一態様の一般的な実施例による代替的な構成を示す。いずれの図も、ステータ2及びロータ3を有するモータ1を示し、それらの間に最小のエアギャップ5を定義するためにスペーサ4が配置されている。図5Aにおいて、モータ1aは、ステータ面上に配置され、ロータ3の表面と係合(即ち接触)するように構成されたスペーサ4aを持つ。逆に、図5Bのモータ1bは、ロータ面上に配置され、ステータ2の表面と係合(即ち接触)するように構成されたスペーサ4bを持つ。従って、それぞれの構成において、スペーサ4は、所望のエアギャップに対応する、ロータ3とステータ2との間の最小距離を定義する。定義されたエアギャップ5は、エアギャップ5の最小サイズがスペーサ4のY方向のサイズによって決定されるように、スペーサ4によって維持される。
スペーサ4の接触面は、ロータ面又はステータ面と係合又は接触するように構成されている。しかしながら、スペーサ4がロータ面及びステータ面のうちの一方に配置され、ロータ面及びステータ面のうちの他方から離間されるように、スペーサの接触面とステータ面又はロータ面との間には接触がないように構成されていても良い。例えば、スペーサは、ステータ面上に配置され、ロータ面と係合するように構成されていても良いが、実際にはロータ面と係合又は接触しておらず、スペーサとロータとの間に間隙が設けられていても良い。同様に、スペーサは、ロータ面上に配置され、ステータ面と係合するように構成されていても良いが、実際にはステータ面と係合又は接触しておらず、スペーサとステータとの間に間隙が設けられていても良い。それ故、スペーサは、エアギャップの閉鎖を防止するために依然として提供されるが、ロータ面又はステータ面に最初には接触していないので、例えば部品又は固定具の故障/クリープ、又は例えば装置の落下によるモータへの衝撃のために、ロータ及びステータが互いに向かって移動する場合における「バックアップ」として考えられ得る。
図6は、本発明の一態様の一般的な実施例によるモータの製造方法を示す。ステップ(1)に示すように、モータにはロータ3が取り付けられている。ステップ(2)では、ステータ2がモータ内に配置される。ロータ3とステータ2との間の磁力Fにより、ステータ2とロータ3とは、ステータ2とロータ3との間にスペーサ4aが配置されている界面領域で引き合わされる。それ故、スペーサ4aは、スペーサ4aの接触領域以外の点で、ステータ2とロータ3とが直接接触することを防止する。ステップ(3)において、ステータ2が固定点41でモータの所定位置に固定される。任意の適切な固定手段、例えばネジやボルトなどを使用することができる。エアギャップを設定するための手段がモータ自体に明らかに存在し、スペーサによって提供されることは、本製造の方法から分かるであろう。
スペーサ4aは、図6に示された構成においては、ステータ2上に配置されている。しかしながら、図5Bを参照しながら以上に議論されたように、スペーサは、代替的にロータ3上に配置されても良い。モータの製造方法は、どちらの構成においても同じである。
図7は、本発明の一態様の実施例によるモータを有する駆動系の側面図である。駆動系は、出力シャフト7と、ロータ3、ステータ2、及び最小エアギャップ5を定義するためにロータ3とステータ2の間に配置されたスペーサ4、を含むモータ1と、を有する。駆動系は、本発明の実施例を理解するために必要とされず従って図には含まれていない更なる要素を有していても良い。
本実施例においては、ロータ3がそのまわりに回転し得るロータ3の回転軸6は、スペーサ4と整列している。駆動系の出力シャフト7もまた、回転軸6と整列している。このことは、図7に示された駆動系の上面図である図8にも示されている。スペーサの突出部4を回転軸6に整列させることは、スペーサ突出部4とロータ3又はステータ2の表面との間の接触面積を最小にすることができ、また、スペーサ突出部4とロータ3又はステータ2の表面との間の摩擦を減少させることができる。
図9は、本発明の一態様の実施例によるステータ2の斜視図である。ステータ2は、図7及び図8の駆動系に示されたステータ2であっても良い。ステータ2は、複数の積層体8を有する2つの鉄製のコアを有する。各コアの周囲に巻線が設けられ、2個のコイルを提供する。スペーサ4aは、ステータ面22から突出するようにステータ面22に配置されている。積層体8の端部はまた、ステータの端面から突出しても良いが、積層体8の端部がロータ3に接触しないように、積層体の端部の突出量はスペーサ4aの突出量ほど大きくない(即ち、積層体はステータ面から大きくは突出せず、スペーサ4aは更に突出する)。エアギャップは、一般的に、ステータとロータとの間の距離として定義される。ステータが積層体を備え、これらの積層体の端部がステータの端面から突出している場合、エアギャップは、積層体の端部とロータ(例えばロータの磁石)との間の距離として定義されても良く、即ち、エアギャップは、ステータの構成要素とロータの構成要素(スペーサを除く)との間の最短距離である。
スペーサ4aは、スペーサとロータとの間の接触面積を最小にするために、接触面において円形の上部形状を有している。更に、スペーサ4aは、スペーサ4aとロータ面との間の摩擦を更に低減するために、耐摩耗性を有し且つ摩擦係数が低い材料から作られていても良い。駆動系の作動原理は、スペーサ4aの存在によって影響を受けない。
本実施例においては、ステータ面22は、2つのコアを保持するボビンであっても良いステータ本体の端部であり、スペーサ4aはボビンの端部に形成されている。しかしながら、上述したように、後述する構成の例から明らかになるように、ステータの構成によっては、ステータ面が変化し得、スペーサの形成又は位置も変化し得る。
図10は、本発明の一態様の実施例によるロータ3の斜視図である。ロータ3は、図7及び図8の駆動系に示されたロータ3であっても良い。ロータ3は、磁石31を有し、ロータ3には、駆動系の出力シャフト7が連結されている。ロータ3及び出力シャフト7は、回転軸6のまわりに回転し、回転軸6が出力シャフト7の長さに沿って延びるようになっている。本実施例においては、磁石31の表面としてロータ面32が設けられており、スペーサはロータ面には配置されていない。従って、スペーサはステータ面上に配置され、スペーサの接触面は、ロータ面32(磁石31の表面)と係合し、接触することになる。スペーサは好適には、スペーサが回転軸と一致するように、ロータ3の回転軸6と整列する中心点でロータ面32に接触しても良い。
図11は、本発明の一態様の実施例によるモータ1の端面図である。当該モータは、図7及び図8に示すモータであっても良く、図9に示すステータ及び図10に示すロータを利用しても良い。積層体8の端部は、回転軸6のいずれかの側に示されており、ロータの磁石32は、N極及びS極を有する。
図12は、本発明の一態様の実施例によるモータの側面図である。本実施例においては、スペーサ4bはロータ3上に配置され、ステータ2と係合するように構成されている。ロータ3は、磁石を備えていても良く、スペーサ4bは、ロータ面を提供する磁石の表面上に配置されていても良い。
図13及び14は、スペーサ4bがロータ3のロータ面に設けられている別の実施例の図を示す。スペーサがロータ3の回転軸に整列していることが見て取れる。
図15は、本発明の一態様の実施例によるステータの構成の斜視図である。ステータ2は、ステータ2のステータ面22上に配置された転がり軸受41aを有する。転がり軸受41aは、転がり軸受41aの表面が、ロータ面、例えば磁石の表面と係合するように構成された接触面であるようなスペーサを提供する。転がり軸受41aは、ステータ2のカラー又はソケット内に配置される。転がり軸受41aは、カラー/ソケット内に着座し、ステータ2及びロータに対して自由に回転する。それ故、転がり軸受41aとステータ2とロータとの間の摩擦が低減され得る。
図16A及び図16Bは、本発明の一態様の実施例によるステータの構成の斜視図を示す。この構成では、スペーサ42aは、ステータ2のステータ面22に、より具体的には、ステータ2の積層体8の端部に接続するように構成された、プレート上に設けられている。即ち、スペーサ42aを有するプレートは、積層体端部8に直接取り付けられている。この構成では、ステータ面22は、積層端部8とステータ2の本体(例えば、ボビン)とを有するみなされ得る。スペーサ42aは、積層端部8と係合するように構成されたプレートの中央に配置された軸受とみなされ得る。プレートは、例えば接着剤のような任意の適切な固定手段を用いてステータに取り付けられても良い。
斯かる配置は、製造が簡単で、試験が容易であり、既存のモータ設計に適用される場合には、道具の変更を必要としない。積層体の端部は、プレートを取り付けるためにステータ本体からわずかに突出していても良いが、その突出量は、スペーサ42aのプレートからの突出量ほど大きくはならない。プレートは、積層体の端面に配置されたプレス加工された鉄ではない(例えば真鍮)部分であっても良く、これによりY方向にタイトな公差制御が可能となる。プレートは、ステータ本体と接触しないように、プレートは、単に支持された梁として、積層体の両端を横切って、積層体の両端間でステータ本体を橋渡しするようにしても良い。プレートの材料は、変形することなくスラスト荷重を支持するのに十分な剛性を有していなければならない。スペーサ42a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図17A及び17Bは、本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の構成を示す。本構成においては、スペーサ43aは、ステータ面22に、より具体的には、ステータ本体に設けられた凹部に接続するように構成されたプレート上に設けられている。即ち、ステータ面22は、スペーサ43aを有するプレートを受容し保持するような形とされている。プレートは、凹部の外縁に配置されたクラッシュリブ又はスナップ24によって凹部内に保持されても良い。凹部は、凹部内に保持されたときにプレートが位置する積層体端部8のそれぞれに階段状部81を有する。本構成においては、ステータ面22は、ステータ2の本体(例えばボビン)と積層体81の階段状部付き端部から構成されているように見え得る。
斯かる配置は、製造が簡単で、確実で、弾力性があり、良好な公差を提供する。積層体端部のそれぞれの階段状部81は、タイトな公差制御を提供する。プレートは、階段状部81上に配置されたプレス加工された鉄ではない(例えば真鍮)部分であっても良く、Y方向のタイトな公差制御を可能にする。また、スペーサ43a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。図17Bの図(3)では、積層体端部8がステータ本体の水平面よりも上方に突出しており、スペーサ43aが表面よりも大きく突出している。凹部には、プレートを保持するためのクラッシュリブ又はスナップが付加されており、振動や騒音を最小限に抑えることができる。
図18A乃至18Cは、本発明の一態様の実施例によるステータの構成の斜視図である。本構成においては、スペーサ44aは、カラーによってステータ本体の端部に保持された部分として提供される。ステータ面22が、スペーサ部分44aを受容して保持するような形状をしていることは、図18Aから見てとれる。スペーサ部分44aは、スペーサ部分44aがステータ2内に保持されるように、ステータ面22と係合するような形とされている。積層体8の端部はそれぞれ、ステータ本体を受容するための階段状部81を備え、スペーサ部分44aが確実に保持されるように、スペーサ部分44aを取り囲むステータ本体の厚い部分を実現にする。本構成においては、ステータ面22は、ステータ2の本体(例えばボビン)と見なすことができる。
積層端のそれぞれの階段状部81は、タイトな公差制御が提供される。ステータ本体(例えばボビン)は、該階段状部と係合し、Y方向のタイトな公差制御を可能にする。スペーサ部分は、スペーサ(軸受点)を提供し、2つの相補的なボビン(ボビンハーフ)を構成しても良いステータ本体の間に組み立てられる、ねじ加工された鉄ではない(例えば真鍮)部分であっても良い。スペーサ44a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図19A乃至19Cは、本発明の一態様の実施例によるステータの構成の斜視図である。本構成においては、スペーサ45aは、ステータ面22に設けられ、より具体的には、ステータ本体に成形されている。ステータ本体はボビンであっても良く、スペーサ45aはボビンの表面から突出するようにボビンの一部として形成されても良い。本構成においては、ステータ面22は、ステータ本体の表面、即ちボビンの表面として見られ得る。積層体8の端部はそれぞれ、ステータ本体を受容するための階段状部81を備え、公差を向上させる。
スペーサ45aは、ステータ本体(ボビン)と同じ材料から形成されているので、ステータ本体に適した材料もまた、スペーサ45aを提供するために使用される。本構成は、追加の部品を必要としないので、低コストの構成である。積層体端部のそれぞれの階段状部81は、タイトな公差制御を備えている。ステータ本体(例えばボビン)は、各階段状部81と係合し、Y方向のタイトな公差制御を可能にする。スペーサ45aは、ボビンに成形されている。スペーサ45a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図20A乃至20Cは、本発明の一態様の実施例によるステータの構成を示す。本構成においては、スペーサ46aは、ステータ面22に、より具体的にはステータ本体に設けられた凹部に接続するように構成されたストラップ上に設けられている。即ち、ステータ面22は、スペーサ46aを有するストラップを受容して保持するような形とされている。ストラップの端部は、ストラップの端部がステータ本体の端部に巻き付くように、またストラップが凹部内に保持されるように、ステータ本体の端部と係合するように湾曲している。積層体8の端部はそれぞれ、ステータ本体を受容するための階段状部81を備え、スペーサ44aが確実に保持され得るように、ストラップの下にステータ本体の一部が存在することを可能にする。本構成においては、ステータ面22は、ステータ本体2(例えばボビン)と見なすことができる。
各積層端部の階段状部81には、タイトな公差制御が設けられている。ステータ本体(例えばボビン)は、階段状部81と係合し、Y方向のタイトな公差制御を可能にする。ストラップは、ステータ面に配置されたプレス加工された鉄ではない(例えば真鍮)部分であっても良く、ステータ本体の間に組み立てられたものであっても良く、2つの相補的なボビン(ボビンハーフ)を構成しても良い。スペーサ46a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図21A乃至21Cは、本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の構成を示す。本構成においては、スペーサ47aは、ステータ面22に、より具体的には、ステータ本体に設けられた凹部に接続するように構成されたプレート上に設けられている。即ち、ステータ面22は、スペーサ47aを有するプレートを受容して保持するような形とされている。スペーサ47aの所望の突出高さを達成するために、スペーサプレートの下に1つ以上のシム60が設けられても良い。ステータ本体は、スペーサプレートを凹部内に保持するためのアームを構成しても良い。本構成においては、ステータ面22は、ステータ本体2(例えばボビン)として見られ得る。
本構成は、最小限の道具変更しか必要とせず、モータの磁気回路を変更しない。ステータ本体(ボビン)は、スペーサプレートを受容して固定するような形状になっている。プレートは、ステータ面22上に配置され、2つの相補的なボビン(ボビンハーフ)を構成しても良いステータ本体の間に組み立てられた、スタンプされた鉄ではない(例えば真鍮の)シートであっても良い。シム60は、スペーサ47a(軸受点)が積層面から僅かに突出するようスペーサ47aを持ち上げるために、ステータ本体とスペーサ47aとの間に設けられていても良い。
図22A及び22Bは、本発明の一態様の実施例によるステータ及びスペーサ要素の構成を示す。本構成においては、スペーサ48aは、ステータ面22に、より具体的には、ステータ本体及び積層体8に設けられたチャネルに接続するように構成されたストリップ上に設けられている。即ち、ステータ面22及び積層コア8は、スペーサ48aを有するストリップを受容して保持するような形とされている。ステータ本体におけるチャネルは、2つの積層コア8の間を通っており、各コア8には、短縮された積層体82が設けられている。短縮された積層体82は、チャネルが積層されたコア8を通って連続するように、ステータ本体のチャネルと整列している。ストリップの本体の高さは、ストリップがチャネル内に保持されたときにストリップの上端が積層コア8の端部(短縮された積層体82以外の部分)と平らになるように、積層コア8におけるチャネルの深さに対応している。スペーサ48aは、ストリップの上端から突出しており、2つの積層コア8の間に配置されている。
本構成のストリップは、より多くの材料の選択肢を提供するために、多数の異なる材料のうちの1つで作られても良い。短縮された積層体82は、それぞれのコア8内の中央に配置されていても良い。プレートは、良好なY方向の公差制御を確保するために、短縮された積層体82の上に、チャネル内に配置されたプレス加工された鉄ではない(例えば真鍮の)シートであっても良い。スペーサ48a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図23は、本発明の一態様の実施例によるステータの斜視図である。本構成においては、スペーサ49aは、積層コア8の積層体の一方の端部から延在する突出部として提供される。この配置におけるステータ面22は、積層コア8の端部として見られ得る。
積層コア8の1つ以上の積層体、例えば中央の積層体は、スペーサ49aを提供する突出部を含む積層体に置き換えられる。突出部は、コアの積層体上に提供されるので、幾つかの材料の選択肢が利用可能である。それ以上の部品は必要とされないので、これは低コストの構成である。Y方向の公差は、スペーサ49a(軸受)の積層スタンピングの厳しい公差によって制御される。スペーサ49aの積層体は、軸受特性と磁気特性とのバランスを考慮して、鉄材料であっても良いし、鉄ではない材料であっても良い。スペーサ49a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
図24は、本発明の一態様の実施例によるステータの構成の斜視図である。本構成は、2つのスペーサ50aを提供するように、突出部を備えた積層体が2つのコア8のそれぞれに備えられることを除いて、図23の構成と同じである。斯くして、中央の積層体のような積層体の各コアの1つ以上の積層体は、各コアの端部においてスペーサ50aとして機能する突出部を含む積層体に置き換えられる。本構成におけるステータ面は、積層コア8の両端部を有するものとみなされ得る。
図23の構成と同様に、突出部は各コアの積層体上に設けられているので、幾つかの材料の選択肢がある。それ以上の部品は必要ないので、これは低コストの構成である。Y方向の公差は、各スペーサ50a(軸受)の積層スタンピングの厳しい公差によって制御される。各スペーサ50aの積層体は、軸受特性と磁気特性とのバランスを考慮して、鉄製であっても非鉄製であっても良い。各スペーサ50a(軸受点)は、積層面から僅かに突出している。
上記から分かるように、本発明の実施例においては、ステータとロータとの間に突出したスペーサで最小エアギャップを明確に設定することにより、エアギャップ閉鎖を防止することができる。更に、組立時のシミング手順の必要性が回避され得る。スペーサは、ロータの磁石とステータのコイルとが互いに近くに移動することを防止することができる。スペーサは、組立時にエアギャップを設定し、その寿命の間にエアギャップを制御しても良い。例えば、ステータ又はロータが適切に固定されていない場合、スペーサは、ステータとロータとの間に突出部を備えることにより、エアギャップが閉じるのを防止する。それ故、エアギャップが完全に閉じないようにするためのフォールバックシナリオとみなすことができる。
幾つかの例示的な実施例のみが上記で詳細に記載されているが、当業者であれば、本開示の実施例の新規な教示及び利点から実質的に逸脱することなく、例示的な実施例において多くの改変が可能であることを容易に理解するであろう。本発明の上述の実施例は、有利には、本開示の実施例の他のいかなる他の実施例からも独立して、又は本開示の実施例の1つ以上の他の実施例とのいかなる実施可能な組み合わせでも使用することができる。
従って、斯かる修正は全て、以下の特許請求の範囲で定義されるように、本開示の実施例の範囲内に含まれることが意図されている。特許請求の範囲において、手段−機能節は、列記された機能を実行するものとして本明細書に記載された構造物、及び構造的な等価物だけでなく、等価な構造物も対象とすることが意図されている。
更に、1つ以上の特許請求の範囲において括弧内に配置された参照符号は、特許請求の範囲を限定するものと解釈されてはならない。「有する(comprise及びcomprises)」などの語は、いずれかの請求項又は明細書全体に記載されたもの以外の要素又はステップの存在を排除するものではない。要素の単数参照は、斯かる要素の複数参照を排除するものではなく、またその逆も排除するものではない。本実施例の1つ又は複数の実施例は、複数の異なる要素を有するハードウェアの手段によって実装されても良い。複数の手段を列挙している請求項の装置又は装置において、これらの手段のうちの幾つかは、同一のハードウェアのアイテムによって実施化されても良い。特定の手段が相互に異なる従属性のある請求項で引用されているという単なる事実は、これらの手段の組み合わせが有利に使用され得ないことを示すものではない。

Claims (14)

  1. パーソナルケア装置のためのモータであって、
    ステータ面を有するステータと、
    前記ステータ面に対向して配置されたロータ面を有するロータと、
    前記ステータ面と前記ロータ面との間に突出し、前記ステータと前記ロータとの間の最小のエアギャップを定義する、スペーサと、
    を有し、前記スペーサは、前記ロータ面及び前記ステータ面のうち一方に配置され、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの他方と係合するよう構成された接触面を持つ、モータ。
  2. 前記ロータは、前記ステータに対して、回転軸のまわりに少なくとも部分的に回転するよう構成され、
    前記スペーサは、前記回転軸と整列した、
    請求項1に記載のモータ。
  3. 前記スペーサは、少なくとも部分的に、
    耐摩耗性材料、
    低い摩擦係数を持つ材料、及び
    耐衝撃性材料
    の1つ以上から形成された、請求項1又は2に記載のモータ。
  4. 前記スペーサは、前記ステータ面の少なくとも一部から突出するよう、前記ステータ上に形成されるか又は前記ステータに接続された、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記ステータ面は、前記スペーサを有するプレートを受容するよう構成された、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のモータ。
  6. 前記ロータ及び前記ステータに対して少なくとも部分的に回転するよう構成された転がり軸受
    を有し、前記スペーサは、前記転がり軸受である、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記ステータは、複数の積層体から形成されたコアを有し、
    前記スペーサは、前記コアの前記積層体の端部の少なくとも1つから延在する突出部である、
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載のモータ。
  8. 前記ロータ面の少なくとも一部は、低摩擦の被覆を持つ、請求項1乃至7のいずれか一項に記載のモータ。
  9. 前記ステータ面の少なくとも一部は、低摩擦の被覆を持つ、請求項1乃至8のいずれか一項に記載のモータ。
  10. 前記スペーサの接触面は湾曲している、請求項1乃至9のいずれか一項に記載のモータ。
  11. 前記ロータは、前記ロータ面を提供する磁石面を持つ磁石を有する、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のモータ。
  12. パーソナルケア装置におけるモータにおける使用のためのステータであって、前記モータは、前記ステータ及びロータを有し、前記ステータは、
    ステータ面と、
    前記ロータのロータ面と係合するためのステータ面から突出し、前記ステータと前記ロータとの間の最小のエアギャップを定義する、スペーサと、
    を有する、ステータ。
  13. 請求項1乃至11のいずれか一項に記載のモータを有する、パーソナルケア装置。
  14. パーソナルケア装置のためのモータを製造する方法であって、
    前記モータにおいてロータ面を有するロータを装着するステップと、
    前記モータにおいて、前記ロータに隣接して、ステータ面を有するステータを配置するステップであって、前記ロータ面は、前記ステータ面に対向し、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの一方に配置されたスペーサが、前記ステータ面と前記ロータ面との間で突出して、前記ステータと前記ロータとの間の最小のエアギャップを定義するよう、前記ステータを配置するステップと、
    前記スペーサの接触面が、前記ロータ面及び前記ステータ面のうちの他方と係合するよう、前記ロータに向けて前記ステータを動かすステップと、
    前記ステータを前記モータに固定するステップと、
    を有する方法。
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