JP2021518060A - 帯域幅部分に対するシグナリング技法 - Google Patents

帯域幅部分に対するシグナリング技法 Download PDF

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Abstract

アクティブBWPの周波数範囲がターゲットBWPの周波数範囲と異なるとき、BWP切り替えイベントの後に、帯域幅部分(BWP)の通信リソースをスケジューリングするための技法をここで説明する。ユーザ機器(UE)は、アクティブBWPに基づいて、BWP切り替えイベントをトリガするスケジューリングダウンリンク制御情報(DCI)中のリソース割り振りフィールドを解釈してもよい。UEおよび基地局は、BWP切り替えイベントの後、最初の送信機会において、アクティブBWPのリソースの少なくとも一部分を使用して、通信するように構成されていてもよい。ターゲットBWPに対するスケジューリングDCIがUEにより受信される後続の送信機会において、UEは、新しいDCIのリソース割り振りフィールドをターゲットBWPに基づいているものとして解釈してもよい。【選択図】図5

Description

相互参照
[0001]
本特許出願は、2019年1月3日に出願され、「帯域幅部分に対するシグナリング技法」と題する、Ang氏らによる米国特許出願第16/239,412号、2018年1月12日に出願され、「帯域幅部分に対するシグナリング技法」と題する、Ang氏らによる米国仮特許出願第62/617,168号、2018年4月5日に出願され、「帯域幅部分に対するシグナリング技法」と題する、Ang氏らによる米国仮特許出願第62/653,492号、2018年4月13日に出願され、「帯域幅部分に対するシグナリング技法」と題する、Ang氏らによる米国仮特許出願第62/657,557号に対する優先権を主張し、このそれぞれは、本明細書の譲受人に譲渡され、参照により全体が本明細書に明示的に組み込まれている。
序論
[0002]
以下は、一般的に、ワイヤレス通信に関し、より具体的には、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関する。
[0003]
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなど、さまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く配備されている。これらのシステムは、利用可能なシステムリソース(例えば、時間、周波数、および、電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能であるかもしれない。このような多元接続システムの例は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))システム、LTEアドバンスト(LTE−A)システム、または、LTE−Aプロシステムのような第4世代(4G)システムと、新しい無線(NR)システムとして呼ばれることがある第5世代(5G)システムとを含んでいる。これらのシステムは、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、または、離散フーリエ変換−拡散OFDM(DFT−S−OFDM)のような、技術を用いてもよい。ワイヤレス多元接続通信システムは、多数の基地局またはネットワークアクセスノードを含んでいてもよく、各基地局またはネットワークアクセスノードは、複数の通信デバイスのための通信を同時にサポートし、複数の通信デバイスは、さもなければ、ユーザ機器(UE)として知られているかもしれない。
[0004]
いくつかのワイヤレス通信システムでは、ダウンリンク制御情報(DCI)のサイズは、関係する帯域幅部分(BWP)のサイズに基づいているかもしれない。DCIの変化するサイズに基づいて、異なるシグナリング技法を使用してもよい。
概要
[0005]
説明する技法は、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする、改善された方法、システム、デバイス、または、装置に関する。一般的に、説明する技法は、アクティブBWPの周波数範囲がターゲットBWPの周波数範囲と異なるとき、BWP切り替えイベントの後に、BWPの通信リソース(例えば、リソースブロック)をスケジューリングすることを提供する。UEは、アクティブBWPに基づいて、BWP切り替えイベントをトリガするスケジューリングDCI中のリソース割り振りフィールド(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドなど)を解釈するかもしれない。このようなケースでは、UEおよび基地局は、BWP切り替えイベントの後、最初の送信機会(例えば、最初のスロット)において、アクティブBWPのリソース(例えば、リソースブロック)の少なくとも一部分を使用して、通信するように構成されているかもしれない。ターゲットBWPに対するスケジューリングDCIがUEにより受信される後続の送信機会では、UEは、正常に挙動するように構成されているかもしれない。
[0006]
加えて、説明する技法は、UEが非フォールバックDCIを正常にデコードすることができないときに、基準BWPに関係するフォールバックDCIを使用して、基地局とのリンクを維持または復元することを提供する。基地局は、アクティブBWPに関係する非フォールバックDCIと、基準BWPに関係するフォールバックDCIとを発生させるように構成されていてもよい。基地局は、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをUEに送信してもよい。基地局と通信している間、UEは、非フォールバックDCIとフォールバックDCIの両方を監視してもよい。
[0007]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別することと、リソース割り振りフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することと、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局と通信することとを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有し、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0008]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信する手段と、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別する手段と、リソース割り振りフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別する手段と、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局と通信する手段とを具備していてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有し、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0009]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信させ、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別させ、リソース割り振りフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、基地局と通信させるように動作可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有し、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0010]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信させ、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別させ、リソース割り振りフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、基地局と通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有し、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0011]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、DCIのBWP識別子フィールドが、通信するためにUEにより使用されている搬送波のアクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、BWP切り替えイベントを識別することは、DCIのBWP識別子フィールドが、搬送波のアクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0012]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0013]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲よりも広くてもよい。
[0014]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲は、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲内に入れ子にされていてもよい。
[0015]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールド中に含まれている通信リソースを、搬送波のターゲットBWPに対する通信リソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールド中に含まれている通信リソースを、搬送波のターゲットBWPに対する通信リソースにマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0016]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短いかもしれない。
[0017]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分かもしれない。
[0018]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、DCIの通信リソースを使用して、信号を送信または受信することを止めるためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0019]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局と通信することに少なくとも部分的に基づいて、搬送波のターゲットBWPを使用するUEに対してリソースを割り振る第2のDCIを受信するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、第2のDCIは、UEにより使用されている搬送波のターゲットBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいているかもしれない第2の長さを有する第2のリソース割り振りフィールドを含み、第2の長さは、DCI中のリソース割り振りフィールドの長さよりも長い。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、第2のDCIのリソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPのすべての通信リソースを使用して、基地局と通信するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0020]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、非フォールバックDCIであってもよい。
[0021]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0022]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの第1の周波数範囲が、ターゲットBWPの第2の周波数範囲と完全にオーバーラップしているか、または、ターゲットBWPの第2の周波数範囲が、アクティブBWPの第1の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定するためのプロセス、特徴、または、命令をさらに含んでいてもよく、リソースが入れ子にされていることを決定することは、1つの周波数範囲が、別の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいている。
[0023]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0024]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、1つより多いリソースブロック(RB)がBWPに対して割り振られていることをDCI中の単一ビットが示すように、UEに通信リソースを割り振る受信されたDCIは、リソースブロックグループ(RBG)毎のベースで、通信リソースを割り振る。
[0025]
基地局におけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別することと、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させることと、DCIをUEに送信することと、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信することとを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEに使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0026]
基地局におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別する手段と、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させる手段と、DCIをUEに送信する手段と、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信する手段とを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0027]
基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別させ、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、DCIをUEに送信させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、UEと通信させるように動作可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0028]
基地局におけるワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別させ、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、DCIをUEに送信させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、UEと通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。
[0029]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、リソース割り振りフィールド中でUEに割り振られている搬送波のターゲットBWPの通信リソースを、搬送波のアクティブBWPの通信リソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、DCIを発生させることは、リソース割り振りフィールド中でUEに割り振られている搬送波のターゲットBWPの通信リソースを、搬送波のアクティブBWPの通信リソースにマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0030]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、DCIを発生させることは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0031]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲よりも広いかもしれない。
[0032]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲は、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲内に入れ子にされていてもよい。
[0033]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短いかもしれない。
[0034]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分かもしれない。
[0035]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、0の割り当てで、リソース割り振りフィールドを埋めるためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0036]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、非フォールバックDCIであってもよい。
[0037]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記の方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の識別された通信リソース内に、ターゲットBWPに関係する物理リソースブロック割り振り(PRB)を配置するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0038]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0039]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの第1の周波数範囲が、ターゲットBWPの第2の周波数範囲と完全にオーバーラップしているか、または、ターゲットBWPの第2の周波数範囲が、アクティブBWPの第1の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定するためのプロセス、特徴、または、命令をさらに含んでいてもよく、リソースが入れ子にされていることを決定することは、1つの周波数範囲が、別の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいている。
[0040]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0041]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、リソースブロックグループ(RBG)毎のベースで、UEのターゲットBWPに通信リソースを割り振るためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、1つより多いリソースブロック(RB)がターゲットBWPに対して割り振られていることをDCI中の単一ビットが示している。
[0042]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視することと、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することと、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することと、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局と通信することとを含んでいてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0043]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視する手段と、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定する手段と、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別する手段と、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局と通信する手段とを含んでいてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0044]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視させ、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定させ、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別させ、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用させて、基地局と通信させるように動作可能であってもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0045]
ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視させ、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定させ、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別させ、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用させて、基地局と通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0046]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、UEの搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であるかもしれないことを決定することは、非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0047]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、基準BWPのCSSと同一であるかもしれないことを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPのCSSが、基準BWPのCSSと同一であるかもしれないことを識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。制御サーチ空間(CSS)は、そのペイロードとしてダウンリンク制御情報(DCI)を搬送する、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を探すようにUEが構成されている通信リソースを含んでいてもよい。
[0048]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであるかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであるかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0049]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係であってもよい。
[0050]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基地局から情報を受信して、基準BWPを動的に構成するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0051]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準BWPは、静的に予め構成されていてもよい。
[0052]
基地局におけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させることと、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させることと、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信することと、フォールバックDC
I中に示される通信リソースを使用して、UEと通信することとを含んでいてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0053]
基地局におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させる手段と、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させる手段と、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信する手段と、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UEと通信する手段とを含んでいてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0054]
基地局におけるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させ、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信させ、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用させて、UEと通信させるように動作可能であってもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0055]
基地局におけるワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させ、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信させ、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用させて、UEと通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。
[0056]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UEと通信することに少なくとも部分的に基づいて、非フォールバックDCIが、UEにより正常にデコードされるのに失敗したことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0057]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、基準BWPのCSSと同一であるかもしれないことを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、フォールバックDCIを発生させることは、搬送波のアクティブBWPのCSSが、基準BWPのCSSと同一であるかもしれないことを識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0058]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであるかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、フォールバックDCIを発生させることは、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであるかもしれないことを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0059]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UEと通信することに少なくとも部分的に基づいて、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPが何であるかもしれないことを基地局に通知するように、UEに要求するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、UEの搬送波のアクティブBWPに少なくとも部分的に基づいて、基地局の搬送波のアクティブBWPを修正するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0060]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UEと通信している間に、搬送波のアクティブBWPに関係するタイマーが満了することを可能にするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、タイマー満了に少なくとも部分的に基づいて、UEとの新しいBWPを確立するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0061]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係であってもよい。
[0062]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準BWPを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基準BWPを動的に構成するための情報をUEに送信するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0063]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準BWPは、静的に予め構成されていてもよい。
[0064]
ワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別することと、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することと、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することとを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0065]
ワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信する手段と、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別する手段と、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定する手段と、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信する手段とを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0066]
ワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信させ、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させ、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用させて、基地局と通信させるように動作可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0067]
ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、UEに通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信させ、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEに搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させ、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用させて、基地局と通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0068]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0069]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0070]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数リソースであってもよい。
[0071]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0072]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0073]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに少なくとも部分的に基づいて、情報を切り捨てるためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することは、情報を切り捨てることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含み、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを0パディングで埋めることに少なくとも部分的に基づいている情報を識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。
[0074]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲の一部分が、アクティブBWPの周波数範囲を除外しているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWPの周波数範囲の一部分が、ターゲットBWPの周波数範囲を除外しているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないかもしれないことを決定することは、この決定に少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0075]
ワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別することと、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することと、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させることと、DCIをUEに送信することと、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信することとを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEに使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0076]
ワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別する手段と、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定する手段と、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させる手段と、DCIをUEに送信する手段と、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信する手段とを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEに使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0077]
ワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、プロセッサに、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させ、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、DCIをUEに送信させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、UEと通信させるように動作可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEに使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0078]
ワイヤレス通信のための非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。非一時的コンピュータ読取可能媒体は、プロセッサに、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させ、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定させることに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させ、DCIをUEに送信させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、UEと通信させるように動作可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEに使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。
[0079]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0080]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0081]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数であってもよい。
[0082]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0083]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0084]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに少なくとも部分的に基づいて、情報を切り捨てるためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することは、情報を切り捨てることに少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0085]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲の一部分が、アクティブBWPの周波数範囲を除外しているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWPの周波数範囲の一部分が、ターゲットBWPの周波数範囲を除外しているかもしれないことを決定するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないかもしれないことを決定することは、この決定に少なくとも部分的に基づいていてもよい。
[0086]
UEにおけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信することと、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別することと、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することとを含み、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0087]
UEにおけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、装置に、UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信させ、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用させて、基地局と通信させるようにプロセッサにより実行可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0088]
UEにおけるワイヤレス通信のための別の装置を説明する。装置は、UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信する手段と、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別する手段と、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信する手段とを含み、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0089]
UEにおけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。コードは、UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信し、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別し、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別し、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信するようにプロセッサにより実行可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0090]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいていてもよい。
[0091]
上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別するためのプロセス、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいていてもよい。
[0092]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、オフセットのインジケータを含んでいる。
[0093]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、オフセットは、リソースブロックグループサイズ、ターゲットBWPのサイズ、アクティブBWPとターゲットBWPとの間の差、または、これらの任意の組み合わせに基づいていてもよい。
[0094]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数リソースであってもよい。
[0095]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいていてもよい。
[0096]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基地局から受信されたDCIに基づいて、BWP切り替えイベント間に、アクティブBWPのリソースが、ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかもしれないかを示すマッピングオプションを決定するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、リソースをマッピングすることは、マッピングオプションを決定することに基づいていてもよい。
[0097]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる。
[0098]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIのハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス識別子フィールドは、マッピングオプションの表示を含んでいる。
[0099]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、マッピングオプションは、モジュロ演算を含んでいる。
[0100]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定することに基づいていてもよい。
[0101]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定するように、UEを構成するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている。ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別するように、UEを構成するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよい。上記で説明した方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを0パディングで埋めるように、UEを構成するためのプロセスをさらに含んでいてもよい。
[0102]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨てるための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することは、情報を切り捨てることに基づいていてもよい。
[0103]
基地局におけるワイヤレス通信の方法を説明する。方法は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別することと、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させることと、DCIをUEに送信することと、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信することとを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0104]
基地局におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、プロセッサと、プロセッサと電子通信するメモリと、メモリ中に記憶されている命令とを含んでいてもよい。命令は、装置に、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別させ、BWP切り替えイベントを識別させることに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別させ、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させ、DCIをUEに送信させ、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用させて、UEと通信させるようにプロセッサにより実行可能であってもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0105]
基地局におけるワイヤレス通信のための装置を説明する。装置は、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別する手段と、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させる手段と、DCIをUEに送信する手段と、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信する手段とを含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0106]
基地局におけるワイヤレス通信のためのコードを記憶する非一時的コンピュータ読取可能媒体を説明する。コードは、ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UEと通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別し、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別し、UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させ、DCIをUEに送信し、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UEと通信するようにプロセッサにより実行可能な命令を含んでいてもよく、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UEにより使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0107]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいていてもよい。
[0108]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいていてもよい。
[0109]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、オフセットのインジケータを含んでいる。
[0110]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、オフセットは、リソースブロックグループサイズ、ターゲットBWPのサイズ、アクティブBWPとターゲットBWPとの間の差、または、これらの任意の組み合わせに基づいていてもよい。
[0111]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数であってもよい。
[0112]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングするための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいていてもよい。
[0113]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、基地局から受信されたDCIに基づいて、BWP切り替えイベント間に、アクティブBWPのリソースが、ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかもしれないかを示すマッピングオプションを決定するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、リソースをマッピングすることは、マッピングオプションを決定することに基づいていてもよい。
[0114]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIは、マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる。
[0115]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、DCIのハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス識別子フィールドは、マッピングオプションの表示を含んでいる。
[0116]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例では、マッピングオプションは、モジュロ演算を含んでいる。
[0117]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定するための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかもしれないか、または、狭いかもしれないか否かを決定することに基づいていてもよい。
[0118]
ここで説明する方法、装置、および、非一時的コンピュータ読取可能媒体のいくつかの例は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨てるための動作、特徴、手段、または、命令をさらに含んでいてもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することは、情報を切り捨てることに基づいていてもよい。
[0119] 図1は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレス通信のためのシステムの例を示している。 [0120] 図2は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレス通信システムの例を示している。 [0121] 図3は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするメッセージ構造の例を示している。 [0122] 図4は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP切り替えイベントの例を示している。 [0123] 図5は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする通信スキームの例を示している。 [0124] 図6Aは、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP構造の例を示している。 図6Bは、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP構造の例を示している。 [0125] 図7Aは、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするプロセスフローの例を示している。 図7Bは、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするプロセスフローの例を示している。 [0126] 図8は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする図の例を示す図である。 [0127] 図9は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図10は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図11は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 [0128] 図12は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするUEを含むシステムのブロック図を示している。 [0129] 図13は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図14は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 図15は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイスのブロック図を示している。 [0130] 図16は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする基地局を含むシステムのブロック図を示している。 [0131] 図17は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図18は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図19は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図20は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図21は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図22は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図23は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図24は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。 図25は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法を示している。
詳細な説明
[0132]
いくつかのワイヤレス通信システムでは、ダウンリンク制御情報(DCI)のサイズ(例えば、ビット長)は、関係する帯域幅部分(BWP)のサイズ(例えば、帯域幅)に基づいていてもよい。DCIのサイズの変化は、BWP切り替えイベントに関係し、フォールバックDCIを使用する問題を導入するかもしれない。
[0133]
アクティブBWPの周波数範囲が、ターゲットBWPの周波数範囲と異なるとき、BWP切り替えイベントの後に、BWPの通信リソース(例えば、リソースブロック)をスケジューリングするための技法をここで説明する。UEは、BWP識別子フィールド中に示されるターゲットBWPではなく、アクティブBWPに基づいて、BWP切り替えイベントをトリガするスケジューリングDCI中のリソース割り振りフィールドを解釈するかもしれない。このようなケースでは、UEおよび基地局は、BWP切り替えイベントの後、最初の送信機会(最初のスロット)において、アクティブBWPのリソース(例えば、リソースブロック)の少なくとも一部分を使用して、通信するように構成されているかもしれない。ターゲットBWPに対するスケジューリングDCIがUEにより受信される後続の送信機会において、UEは、正常に挙動するように構成されているかもしれない。
[0134]
加えて、UEが非フォールバックDCIを正常にデコードすることができないとき、基準BWPに関係するフォールバックDCIを使用して、基地局とのリンクを維持または復元するための技法が提供される。基地局は、アクティブBWPに関係する非フォールバックDCIと、基準BWPに関係するフォールバックDCIとを発生させるように構成されていてもよい。基地局は、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをUEに送信してもよい。基地局と通信している間、UEは、非フォールバックDCIとフォールバックDCIの両方を監視してもよい。
[0135]
本開示の態様は、ワイヤレス通信システムのコンテキストで最初に説明されている。本開示の態様は、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関連する装置図、システム図、および、フローチャートによりさらに例示され、これらを参照して説明されている。
[0136]
図1は、本開示のさまざまな態様にしたがう、ワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105と、UE115と、コアネットワーク130とを含んでいる。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、ロングタームエボリューション(LTE(登録商標))ネットワーク、LTEアドバンスト(LTE−A)ネットワーク、LTE−Aプロネットワーク、または、新しい無線(NR)ネットワークであってもよい。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼性(例えば、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシー通信、または、低コストおよび低複雑性のデバイスとの通信をサポートしてもよい。
[0137]
基地局105は、1本以上の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信してもよい。ここで説明する基地局105は、トランシーバ基地局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、ノードB、eノードB(eNB)、次世代ノードB、または、ギガノードB(いずれもgNBとして呼ばれることもある)、ホームノードB、ホームeノードB、または、他の何らかの適切な用語を含み、これらとして、当業者により参照されることがある。ワイヤレス通信システム100は、異なるタイプの基地局105(例えば、マクロまたはスモールセル基地局)を含んでいてもよい。ここで説明するUE115は、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、中継基地局、これらに類するものを含む、さまざまなタイプの基地局105およびネットワーク機器と通信することができてもよい。
[0138]
さまざまなUE115との通信がサポートされる特定の地理的カバレージエリア110に、各基地局105は関係していてもよい。各基地局105は、通信リンク125を介してそれぞれの地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供してもよく、基地局105とUE115との間の通信リンク125は、1つ以上の搬送波を利用してもよい。ワイヤレス通信システム100中に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク送信、または、基地局105からUE115へのダウンリンク送信を含んでいてもよい。ダウンリンク送信はまた、順方向リンク送信として呼ばれることがあり、アップリンク送信は、逆方向リンク送信として呼ばれることもある。
[0139]
基地局105のための地理的カバレージエリア110は、地理的カバレージエリア110の一部分のみを作り上げるセクタに分割され、各セクタはセルに関係していてもよい。例えば、各基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポット、または、他のタイプのセル、または、これらのさまざまな組み合わせのための通信カバレージを提供してもよい。いくつかの例では、基地局105は、移動可能であり、したがって、移動する地理的カバレージエリア110のための通信カバレージを提供してもよい。いくつかの例では、異なる技術に関係する異なる地理的カバレージエリア110がオーバーラップしていてもよく、異なる技術に関係するオーバーラップしている地理的カバレージエリア110が、同じ基地局105により、または、異なる基地局105によりサポートされていてもよい。ワイヤレス通信システム100は、例えば、異なるタイプの基地局105がさまざまな地理的カバレージエリア110のためのカバレージを提供する、異種LTE/LTE−A/LTE−AプロまたはNRAネットワークを含んでいてもよい。
[0140]
「セル」という用語は、(例えば、搬送波を介した)基地局105との通信のために使用する論理通信エンティティを指し、同じ搬送波または異なる搬送波を通して動作する隣接セルを識別する識別子(例えば、物理セル識別子(PCID)、仮想セル識別子(VCID))に関係していてもよい。いくつかの例では、搬送波は、複数のセルをサポートしてもよく、異なるタイプのデバイスのためのアクセスを提供するかもしれない異なるプロトコルタイプ(例えば、マシンタイプ通信(MTC)、狭帯域インターネットオブシングス(NB−IoT)、拡張モバイルブロードバンド(eMBB)、または、他のもの)にしたがって、異なるセルを構成してもよい。いくつかのケースでは、「セル」という用語は、論理エンティティが動作する地理的カバレージエリア110(例えば、セクタ)の一部分を指すこともある。
[0141]
UE115は、ワイヤレス通信システム100の全体に渡って分散されていてもよく、各UE115は、静止していてもまたは移動体であってもよい。UE115はまた、移動体デバイス、ワイヤレスデバイス、リモートデバイス、ハンドヘルドデバイス、または、加入者デバイス、または、他の何らかの適切な用語で呼ばれることもあり、「デバイス」は、ユニット、局、端末、または、クライアントとして呼ばれることもある。UE115はまた、セルラーフォン、パーソナルデジタルアシスタント(PDA)、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、または、パーソナルコンピュータのような、パーソナル電子デバイスであってもよい。いくつかの例では、UE115はまた、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、インターネットオブスイングス(IoT)デバイス、インターネットオブエブリシング(IoE)デバイス、または、MTCデバイス、または、これらに類するものを指すことがあり、これらは、電気機器、車両、メータ、または、これらに類するもののような、さまざまな物品で実現してもよい。
[0142]
MTCデバイスまたはIoTデバイスのようないくつかのUE115は、低コストまたは低複雑性デバイスであってもよく、(例えば、マシンツーマシン(M2M)通信を介した)マシン間の自動通信を提供してもよい。M2M通信またはMTCは、デバイスが、人間の介入なしに、互いに、または、基地局105と通信することを可能にするデータ通信技術を指すことがある。いくつかの例では、M2M通信またはMTCは、情報を測定または捕捉するセンサまたはメータを組み込み、その情報を使用してもよいかまたはその情報をプログラムまたはアプリケーションと対話する人間に提示してもよい中央サーバにまたはアプリケーションプログラムにその情報を中継する、デバイスからの通信を含んでいてもよい。いくつかのUE115は、情報を収集するか、または、機械の自動化された挙動を可能にするように設計されていてもよい。MTCデバイスのためのアプリケーションの例は、スマートメータリング、在庫監視、水位監視、機器監視、ヘルスケア監視、野生生活監視、天候および地質学的イベント監視、フリート管理および追跡、リモートセキュリティセンシング、物理アクセス制御、ならびに、トランザクションベースのビジネス課金を含んでいる。
[0143]
いくつかのUE115は、半二重通信(例えば、送信または受信を介して一方向通信をサポートするが、同時に送信および受信をサポートしないモード)のような、電力消費を低減する動作モードを用いるように構成されていてもよい。いくつかの例では、半二重通信は、低減されたピークレートで実行されてもよい。UE115のための他の電力節約技法は、アクティブ通信に携わっていないときに、または、(例えば、狭帯域通信にしたがって)限られた帯域幅に渡って動作しているときに、電力セーブ「ディープスリープ」モードに入ることを含んでいる。いくつかのケースでは、UE115は、クリティカル機能(例えば、ミッションクリティカル機能)をサポートするように設計されてもよく、ワイヤレス通信システム100は、これらの機能のために、超高信頼性通信を提供するように構成されていてもよい。
[0144]
いくつかのケースでは、UE115はまた、(例えば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUE115と直接通信することができてもよい。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つ以上は、基地局105の地理的カバレージエリア110内にあってもよい。このようなグループ中の他のUE115は、基地局105の地理的カバレージエリア110の外側にあるかもしれず、または、さもなければ、基地局105からの送信を受信することが不可能であるかもしれない。いくつかのケースでは、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループ中の他のすべてのUE115に送信する、1対多(1:M)システムを利用するかもしれない。いくつかのケースでは、基地局105は、D2D通信に対するリソースのスケジューリングを容易にする。他のケースでは、D2D通信は、基地局105の関与なしで、UE115の間で実行される。
[0145]
基地局105は、コアネットワーク130と、そして、互いに通信してもよい。例えば、基地局105は、バックホールリンク132を通して(例えば、S1または他のインターフェースを介して)、コアネットワーク130とインターフェースしていてもよい。基地局105は、バックホールリンク134を介して(例えば、X2または他のインターフェースを介して)、直接的に(例えば、基地局105間で直接的に)、または、間接的に(例えば、コアネットワーク130を介して)互いに通信してもよい。
[0146]
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、インターネットプロトコル(IP)接続性、および、他のアクセス、ルーティング、または、モビリティ機能を提供してもよい。コアネットワーク130は、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S−GW)、および、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P−GW)を含んでいてもよい、発展型パケットコア(EPC)であってもよい。MMEは、EPCに関係する基地局105によりサービスされるUE115に対するモビリティ、認証、および、ベアラ管理のような、非アクセス層(例えば、制御プレーン)機能を管理してもよい。ユーザIPパケットは、S−GWを介して転送され、S−GW自体は、P−GWに接続されていてもよい。P−GWは、IPアドレス割り振りとともに他の機能を提供してもよい。P−GWは、ネットワークオペレータIPサービスに接続されていてもよい。オペレータIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、または、パケット交換(PS)ストリーミングサービスへのアクセスを含んでいてもよい。
[0147]
基地局105のようなネットワークデバイスのうちの少なくともいくつかは、アクセスネットワークエンティティのようなサブコンポーネントを含んでいてもよく、アクセスネットワークエンティティは、アクセスノード制御装置(ANC)の例であってもよい。各アクセスネットワークエンティティは、無線ヘッド、スマート無線ヘッド、または、送信/受信ポイント(TRP)として呼ばれることもある、他の多数のアクセスネットワーク送信エンティティを介して、UE115と通信してもよい。いくつかのコンフィギュレーションでは、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105のさまざまな機能は、さまざまなネットワークデバイス(例えば、無線ヘッドおよびアクセスネットワーク制御装置)に渡って分散されていてもよく、または、単一のネットワークデバイス(例えば、基地局105)に統合されていてもよい。
[0148]
ワイヤレス通信システム100は、典型的には300MHz〜300GHzの範囲で、1つ以上の周波数帯域を使用して動作するかもしれない。一般的に、300MHz〜3GHzの領域は、超高周波(UHF)領域またはデシメートル帯域として知られている。なぜなら、波長は、長さが約1デシメートル〜1メートルの範囲であるからである。UHF波は、建物および環境特徴により遮断またはリダイレクトされるかもしれない。しかしながら、波は、マクロセルが屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分なくらい構造を貫通するかもしれない。UHF波の送信は、300MHz未満のスペクトルの高周波数(HF)または非常に高い周波数(VHF)部分のより低い周波数およびより長い波を使用する送信と比較して、より小さいアンテナおよびより短い範囲(例えば、100km未満)に関係していてもよい。
[0149]
ワイヤレス通信システム100はまた、センチメートル帯域としても知られる3GHzから30GHzまでの周波数帯域を使用する超高周波数(SHF)領域中で動作してもよい。SHF領域は、5GHzの産業用、科学用、および、医療用(ISM)の帯域のような帯域を含み、これは、他のユーザからの干渉を許容してもよい装置により都合よく使用してもよい。
[0150]
ワイヤレス通信システム100は、ミリメータ帯域としても知られるスペクトルの非常に高い周波数(EHF)領域(例えば、30GHzから300GHz)中でも動作してもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリ波(mmW)通信をサポートしてもよく、それぞれのデバイスのEHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小さく、より近くに間隔が空けられていてもよい。いくつかのケースでは、これは、UE115内のアンテナアレイの使用を容易にするかもしれない。しかしながら、EHF送信の伝搬は、SHFまたはUHF送信よりも大きな大気減衰の影響を受け、より短い範囲となるかもしれない。ここで開示する技法は、1つ以上の異なる周波数領域を使用する送信に渡って用いてもよく、これらの周波数領域に渡る帯域の指定された使用は、国または規制機関により異なっていてもよい。
[0151]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、ライセンスされている無線周波数スペクトル帯域とライセンスされていない無線周波数スペクトル帯域の両方を利用してもよい。例えば、ワイヤレス通信システム100は、5GHz ISM帯域のような、ライセンスされていない帯域において、ライセンス支援アクセス(LAA)、LTEライセンスされていない(LTE−U)無線アクセス技術、または、NR技術を用いてもよい。ライセンスされていない無線周波数スペクトル帯域で動作するとき、基地局105およびUE115のような、ワイヤレスデバイスは、リッスンビフォアトーク(LBT)手順を用いて、データを送信する前に周波数チャネルが確実にクリアであるようにするかもしれない。いくつかのケースでは、ライセンスされていない帯域における動作は、ライセンスされている帯域(例えば、LAA)において動作するCCに関連するCAコンフィギュレーションに基づいていてもよい。ライセンスされていないスペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、ピアツーピア送信、または、これらの組み合わせを含んでいてもよい。ライセンスされていないスペクトルにおけるデュプレックスは、周波数分割デュプレックス(FDD)、時分割デュプレックス(TDD)、または、両方の組み合わせに基づいていてもよい。
[0152]
いくつかの例では、基地局105またはUE115は、送信ダイバーシティ、受信ダイバーシティ、多入力多出力(MIMO)通信、または、ビーム形成のような技法を用いるのに使用してもよい、複数のアンテナを装備していてもよい。例えば、ワイヤレス通信システム100は、送信デバイス(例えば、基地局105)と受信デバイス(例えば、UE115)との間の送信スキームを使用してもよく、送信デバイスは複数のアンテナを装備し、受信デバイスは1本以上のアンテナを装備する。MIMO通信は、マルチパス信号伝搬を用いて、異なる空間レイヤを介して複数の信号を送信または受信することにより、スペクトル効率を増加させてもよく、これは空間多重化として呼ばれることもある。複数の信号は、例えば、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組み合わせを介して、送信デバイスにより送信されてもよい。同様に、複数の信号は、異なるアンテナまたはアンテナの異なる組み合わせを介して、受信デバイスにより受信されてもよい。複数の信号のそれぞれは、別個の空間ストリームとして呼ばれることがあり、同じデータストリーム(例えば、同じコードワード)または異なるデータストリームに関係するビットを伝えてもよい。異なる空間レイヤは、チャネル測定および報告のために使用される異なるアンテナポートに関係していてもよい。MIMO技法は、複数の空間レイヤが同じ受信デバイスに送信される単一ユーザMIMO(SU−MIMO)と、複数の空間レイヤが複数のデバイスに送信される複数ユーザMIMO(MU−MIMO)とを含んでいる。
[0153]
空間フィルタリング、指向性送信、または、指向性受信としても呼ばれることがあるビーム形成は、送信デバイスと受信デバイスとの間の空間パスに沿ってアンテナビーム(例えば、送信ビームまたは受信ビーム)を成形またはステアリングするために、送信デバイスまたは受信デバイス(例えば、基地局105またはUE115)において使用してもよい信号処理技法である。ビーム形成は、アンテナアレイに関して特定の方向に伝搬する信号が強め合う干渉を経験し、他のものが弱め合う干渉を経験するように、アンテナアレイのアンテナ素子を介して通信される信号を組み合わせることにより達成されてもよい。アンテナ素子を介して通信される信号の調節は、送信デバイスまたは受信デバイスが、デバイスに関係するアンテナ素子のそれぞれを介して搬送される信号に対してある振幅および位相オフセットを適用することを含んでいてもよい。アンテナ素子のそれぞれに関係する調節は、特定の方向に関係する(例えば、送信デバイスまたは受信デバイスのアンテナアレイに関する、あるいは、他の何らかの方向に関する)、ビーム形成重み設定により規定されていてもよい。
[0154]
1つの例では、基地局105は、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用して、UE115との指向性通信のためのビーム形成動作を行ってもよい。例えば、いくつかの信号(例えば、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または、他の制御信号)は、異なる方向に複数回、基地局105により送信されてもよく、これは、異なる送信の方向に関係する異なるビーム形成重み設定にしたがって送信されている信号を含んでいてもよい。異なるビーム方向の送信は、基地局105による後続の送信および/または受信のためのビーム方向を、(例えば、基地局105により、または、UE115のような受信デバイスにより)識別するのに使用してもよい。特定の受信デバイスに関係するデータ信号のような、いくつかの信号は、単一のビーム方向(例えば、UE115のような、受信デバイスに関係する方向)に、基地局105により送信されてもよい。いくつかの例では、単一のビーム方向に沿った送信に関係するビーム方向は、異なるビーム方向において送信された信号に少なくとも部分的に基づいて決定されてもよい。例えば、UE115は、基地局105により異なる方向に送信された信号のうちの1つ以上を受信してもよく、UE115は、最高の信号品質で、または、さもなければ許容可能な信号品質で、受信した信号の表示を、基地局105に報告してもよい。これらの技法は、基地局105により1つ以上の方向で送信される信号を参照して説明しているが、UE115は、(例えば、UE115による後続の送信または受信のためのビーム方向を識別するために)異なる方向に複数回、信号を送信する、または、(例えば、データを受信デバイスに送信するために)単一の方向に信号を送信する、同様の技法を用いてもよい。
[0155]
受信デバイス(例えば、mmW受信デバイスの例であってもよいUE115)は、同期信号、基準信号、ビーム選択信号、または、他の制御信号のような、さまざまな信号を基地局105から受信するとき、複数の受信ビームを試みるかもしれない。例えば、受信デバイスは、異なるアンテナサブアレイを介して受信することにより、異なるアンテナサブアレイにしたがって受信信号を処理することにより、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信される信号に適用される異なる受信ビーム形成重み設定にしたがって受信することにより、または、アンテナアレイの複数のアンテナ素子において受信される信号に適用される異なる受信ビーム形成重み設定にしたがって受信信号を処理することにより、複数の受信方向を試してもよく、これらのうちのいずれも、異なる受信ビームまたは受信方向にしたがって「リスニング」しているとして呼ばれることがある。いくつかの例では、受信デバイスは、(例えば、データ信号を受信するとき)単一の受信ビームを使用して、単一のビーム方向に沿って受信してもよい。単一の受信ビームは、異なる受信ビーム方向にしたがうリスニングに少なくとも部分的に基づいて決定されるビーム方向(例えば、複数のビーム方向にしたがうリスニングに少なくとも部分的に基づく、最高信号強度、最高信号対雑音比、または、さもなければ、許容可能な信号品質を有するように決定されたビーム方向)に整列されていてもよい。
[0156]
いくつかのケースでは、基地局105またはUE115のアンテナは、1つ以上のアンテナアレイ内に位置していてもよく、アンテナアレイは、MIMO動作を、あるいは、送信または受信ビーム形成をサポートしてもよい。例えば、1本以上の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーのような、アンテナアセンブリとコロケートさせてもよい。いくつかのケースでは、基地局105に関係するアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的位置に配置されていてもよい。基地局105は、基地局105がUE115との通信のビーム形成をサポートするため使用するかもしれない、アンテナポートの多数の行と列を有するアンテナアレイを有していてもよい。同様に、UE115は、さまざまなMIMOまたはビーム形成動作をサポートするかもしれない、1つ以上のアンテナアレイを有していてもよい。
[0157]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、レイヤ化プロトコルスタックにしたがって動作するパケットベースのネットワークであってもよい。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであってもよい。無線リンク制御(RLC)レイヤは、いくつかのケースでは、論理チャネルを介して通信するために、パケットセグメンテーションおよびリアセンブリを実行してもよい。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先取り扱いを行い、論理チャネルのトランスポートチャネルへの多重化を行ってもよい。MACレイヤはまた、リンク効率を改善するために、MACレイヤにおける再送信を提供するハイブリッド自動再送要求(HARQ)を使用してもよい。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、UE115と、基地局105またはユーザプレーンデータに対する無線ベアラをサポートするコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、コンフィギュレーション、および、管理を提供してもよい。物理(PHY)レイヤでは、トランスポートチャネルは、物理チャネルにマッピングされていてもよい。
[0158]
いくつかのケースでは、UE115および基地局105は、データの再送信をサポートして、データの受信が成功する可能性を増加させてもよい。HARQフィードバックは、データが通信リンク125を介して正確に受信される可能性を増加させる1つの技術である。HARQは、(例えば、巡回冗長検査(CRC)を使用する)誤り検出、順方向誤り訂正(FEC)、および、再送信(例えば、自動反復要求(ARQ))の組み合わせを含んでいてもよい。HARQは、劣悪な無線状態(例えば、信号対雑音状態)において、MACレイヤにおけるスループットを改善するかもしれない。いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイスは、同じスロットHARQフィードバックをサポートしてもよく、デバイスは、スロット中の前のシンボル中で受信されたデータのために、特定のスロット中にHARQフィードバックを提供してもよい。他のケースでは、デバイスは、後続のスロット中で、または、他の何らかの時間間隔にしたがって、HARQフィードバックを提供してもよい。
[0159]
LTEまたはNRにおける時間間隔は、基本時間単位の倍数で表されていてもよく、基本時間単位は、例えば、T=1/30,720,000秒のサンプリング期間を指していてもよい。通信リソースの時間間隔は、それぞれが10ミリ秒(ms)の持続時間を有する無線フレームにしたがって編成されていてもよく、フレーム期間は、T=307,200Tとして表されていてもよい。無線フレームは、0から1023の範囲のシステムフレーム番号(SFN)により識別されてもよい。各フレームは、0から9まで番号付けされた10個のサブフレームを含んでいてもよく、各サブフレームは、1ミリの持続時間を有していてもよい。サブフレームは、それぞれが0.5msの持続時間を有する2つのスロットにさらに分割されてもよく、各スロットは、(例えば、各シンボル期間の前に付加されるサイクリックプレフィックスの長さに依存して)6つまたは7つの変調シンボル期間を含んでいてもよい。サイクリックプレフィックスを除外すると、各シンボル期間は、2048のサンプリング期間を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、サブフレームは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位であってもよく、送信時間間隔(TTI)として呼ばれることもある。他のケースでは、ワイヤレス通信システム100の最小スケジューリング単位は、サブフレームよりも短くてもよく、または、(例えば、短縮TTI(sTTI)のバースト中で、または、sTTIを使用する選択されたコンポーネント搬送波中で)動的に選択してもよい。
[0160]
いくつかのワイヤレス通信システムでは、スロットは、1つ以上のシンボルを含む複数のミニスロットにさらに分割されていてもよい。いくつかの事例では、ミニスロットまたはミニスロットのシンボルが、スケジューリングの最小単位であってもよい。各シンボルは、例えば、副搬送波間隔または動作の周波数帯域に依存して、持続時間が変化してもよい。追加的に、いくつかのワイヤレス通信システムは、複数のスロットまたはミニスロットが一緒にアグリゲートされて、UE115と基地局105との間の通信のために使用されるスロットアグリゲーションを実現してもよい。
[0161]
用語「搬送波」は、通信リンク125を介しての通信をサポートするために規定されている物理レイヤ構造を有する無線周波数スペクトルリソースのセットを指している。例えば、通信リンク125の搬送波は、所定の無線アクセス技術のための物理レイヤチャネルにしたがって動作する無線周波数スペクトル帯域の一部分を含んでいてもよい。各物理レイヤチャネルは、ユーザデータ、制御情報、または、他のシグナリングを伝えてもよい。搬送波は、予め規定されている周波数チャネル(例えば、E−UTRA絶対無線周波数チャネル番号(EARFCN))に関係していてもよく、UE115による発見のためのチャネルラスタにしたがって位置決めされていてもよい。搬送波は、(例えば、FDDモード中で)ダウンリンクまたはアップリンクであってもよく、または、(例えば、TDDモード中で)ダウンリンクおよびアップリンク通信を伝えるように構成されていてもよい。いくつかの例では、搬送波を介して送信される信号波形は、(例えば、OFDMまたはDFT−s−OFDMのような、マルチ搬送波変調(MCM)技法を使用して)複数の副搬送波から作り上げられていてもよい。
[0162]
搬送波の組織構造は、異なる無線アクセス技術(例えば、LTE、LTE−A、LTE−Aプロ、NRなど)に対して異なっていてもよい。例えば、搬送波を介した通信は、TTIまたはスロットにしたがって編成してもよく、これらのそれぞれは、ユーザデータとともにユーザデータのデコーディングをサポートするための制御情報またはシグナリングを含んでいてもよい。搬送波はまた、特殊目的捕捉シグナリング(例えば、同期信号またはシステム情報など)と、搬送波のための動作を調整する制御シグナリングとを含んでいてもよい。いくつかの例では(例えば、キャリアアグリゲーションコンフィギュレーション中では)、搬送波はまた、他の搬送波のための動作を調整する捕捉シグナリングまたは制御シグナリングを有していてもよい。
[0163]
物理チャネルは、さまざまな技法にしたがって搬送波上で多重化してもよい。物理制御チャネルおよび物理データチャネルは、例えば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、または、ハイブリッドTDM−FDM技法を使用して、ダウンリンク搬送波上で多重化してもよい。いくつかの例では、物理制御チャネル中で送信される制御情報は、カスケード方法で、異なる制御領域間(例えば、共通制御領域または制御サーチ空間と、1つ以上のUE特有な制御領域またはUE特有なサーチ空間との間で)で分散させてもよい。
[0164]
搬送波は、無線周波数スペクトルの特定の帯域幅に関係していてもよく、いくつかの例では、搬送波帯域幅は、搬送波のまたはワイヤレス通信システム100の「システム帯域幅」として呼ばれることもある。例えば、搬送波帯域幅は、特定の無線アクセス技術の搬送波(例えば、1.4、3、5、10、15、20、40、または、80MHz)に対する多数の予め定められている帯域幅のうちの1つであってもよい。いくつかの例では、各サービス提供されるUE115は、搬送波帯域幅の一部分または全部に渡って動作するように構成されていてもよい。他の例では、いくつかのUE115は、搬送波内(例えば、狭帯域プロトコルタイプの「インバンド」配備)の予め規定されている部分または範囲(例えば、副搬送波またはRBのセット)に関係する狭帯域プロトコルタイプを使用する動作のために構成されていてもよい。
[0165]
MCM技法を用いるシステムでは、リソース要素は、1つのシンボル期間(例えば、1つの変調シンボルの期間)と、1つの副搬送波とを含んでいてもよく、シンボル期間と副搬送波間隔は逆に関係する。各リソース要素により搬送されるビットの数は、変調スキーム(例えば、変調スキームの次数)に依存していてもよい。したがって、UE115が受信するリソース要素がより多くなり、変調スキームの次数が高くなるほど、UE115に対するデータレートがより高くなるかもしれない。MIMOシステムでは、ワイヤレス通信リソースは、無線周波数スペクトルリソースと、時間リソースと、空間リソース(例えば、空間レイヤ)との組み合わせを指すことがあり、複数の空間レイヤの使用は、UE115との通信のためのデータレートをさらに増加させるかもしれない。
[0166]
ワイヤレス通信システム100のデバイス(例えば、基地局105またはUE115)は、特定の搬送波帯域幅に渡る通信をサポートするハードウェアコンフィギュレーションを有しているかもしれないか、または、搬送波帯域幅のセットのうちの1つを介した通信をサポートするように構成可能であってもよい。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、1つより多い異なる搬送波帯域幅に関係する搬送波を介して同時通信をサポートしてもよい基地局105および/またはUEを含んでいてもよい。
[0167]
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたは搬送波上でUE115との通信をサポートしてもよく、この特徴は、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作として呼ばれることもある。UE115は、キャリアアグリゲーションコンフィギュレーションにしたがって、複数のダウンリンクCCおよび1つ以上のアップリンクCCにより構成されていてもよい。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネント搬送波およびTDDコンポーネント搬送波の両方とともに使用してもよい。
[0168]
いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム100は、拡張コンポーネント搬送波(eCC)を利用してもよい。eCCは、より広い搬送波または周波数チャネル帯域幅、より短いシンボル持続時間、より短いTTI持続時間、または、修正された制御チャネルコンフィギュレーションを含む1つ以上の特徴により特徴付けられていてもよい。いくつかのケースでは、eCCは、キャリアアグリゲーションコンフィギュレーションまたはデュアル接続コンフィギュレーション(例えば、複数のサービングセルが準最適なまたは非理想的なバックホールリンクを有するとき)に関係していてもよい。eCCはまた、(例えば、1つより多くの事業者がスペクトルを使用することが許可されている場合)ライセンスされていないスペクトルまたは共有スペクトル中での使用のために構成されていてもよい。広い搬送波帯域幅により特徴付けられるeCCは、搬送波帯域幅全体を監視することができない、または、そうでなければ、(例えば、電力を節約するために)限定された搬送波帯域幅を使用するように構成されているUE115により利用されるかもしれない1つ以上のセグメントを含んでいてもよい。
[0169]
いくつかのケースでは、eCCは、他のCCとは異なるシンボル持続時間を利用していてもよく、これは、他のCCのシンボル持続時間と比較して低減されたシンボル持続時間の使用を含んでいてもよい。より短いシンボル持続時間は、隣接する副搬送波間の増加した間隔に関係していてもよい。eCCを利用する、UE115または基地局105のようなデバイスは、低減シンボル持続時間(例えば、16.67マイクロ秒)で、(例えば、20、40、60、80MHzなどの周波数チャネルまたは搬送波帯域幅にしたがって)広帯域信号を送信してもよい。eCC中のTTIは、1つまたは複数のシンボル期間を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、TTI持続時間(すなわち、TTI中のシンボル期間の数)は可変であってもよい。
[0170]
NRシステムのようなワイヤレス通信システムは、数ある中でも、ライセンスされているスペクトル帯域幅、共有されているスペクトル帯域、および、ライセンスされていないスペクトル帯域の任意の組み合わせを利用してもよい。eCCシンボル持続時間および副搬送波間隔の柔軟性は、複数のスペクトルに渡るeCCの使用を可能にするかもしれない。いくつかの例では、NR共有スペクトルは、特に、リソースの動的な垂直(例えば、周波数に渡る)および水平(例えば、時間に渡る)共有を通して、スペクトル利用およびスペクトル効率を増加させるかもしれない。
[0171]
基地局105およびUE115は、BWPと、BWPのサイズに基づいてサイズが変化するDCIとを使用して、通信するように構成されていてもよい。DCIの変化するサイズは、BWP切り替えイベント間やフォールバックDCIを使用するときに、複雑さを発生させるかもしれない。これらの問題に対処するために、BWP切り替えイベント間に、DCI中にリソース割り振り情報を発生させ、解釈するための技法を説明する。加えて、基準BWPに関係するサイズ不変フォールバックDCIを提供するための技術も説明する。
[0172]
図2は、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレス通信システム200の例を示す図である。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実現してもよい。ワイヤレス通信システム200は、搬送波205を使用して情報を通信するかもしれない、基地局105−aとUE115−aとを含んでいてもよい。ワイヤレス通信システム200は、1つ以上の帯域幅部分210、すなわちBWP210を使用して、全搬送波205において情報を通信するように構成されていてもよい。
[0173]
BWP210は、連続する物理リソースブロック(PRB)のグループであってもよい。BWP210の帯域幅は、UE115−aによりサポートされている最大帯域幅能力、または、全搬送波205の帯域幅に等しくてもよく、または、これより小さくてもよい。いくつかのケースでは、BWP210の帯域幅は、少なくとも同期信号(SS)ブロックの帯域幅と同じ大きさであってもよい。
[0174]
いくつかのケースでは、BWP210は、全搬送波205のうちの動的に構成されている(または、半静的に構成されている)部分であってもよい。BWP210は、多数の動的に(または半静的に)構成可能なパラメータを含んでいてもよい。このようなパラメータの例は、周波数位置(例えば、中心周波数)、帯域幅(例えば、PRBの数)、ニューメロロジー(例えば、副搬送波間隔および/またはサイクリックプレフィックスタイプ)、または、これらの組み合わせを含んでいてもよい。BWP210のパラメータは、DCI、媒体アクセス制御(MAC)制御要素(CE)、無線リソース制御(RRC)シグナリング、および/または、(例えば、不連続受信状況における)時間パターンを使用して通信されていてもよい。あるパラメータの粒度は、1つのPRBのサイズであってもよい(例えば、帯域幅粒度は、1PRBであってもよく、周波数位置粒度は、1PRBであってもよい)。
[0175]
BWP210は、ダウンリンクおよびアップリンクのために構成されていてもよい。BWP210は、各セル(例えば、1次セルおよび/または2次セル)に対して独立して構成されていてもよい。このようなケースでは、SCellが非アクティブ化される場合、そのセルのBWPも非アクティブ化されてもよい。いくつかのケースでは、UE115−aは、1つ以上のダウンリンクBWPおよび/または1つ以上のアップリンクBWPを同時に使用して、通信するように構成されていてもよい。いくつかのケースでは、サービングセルに対して所定の時間に、最大で1つのアクティブダウンリンクBWPおよび最大で1つのアクティブアップリンクBWPが存在する。1次サービングセル(PCell)は、UE115−aと基地局105−aとの間のRRC接続を取り扱うセルであってもよく、SCellは、UE115−aと基地局105−aとの間で確立される他の任意のサービングセルであってもよい。
[0176]
BWP210は、ペアスペクトルと非ペアスペクトルの両方で使用してもよい。ペアスペクトルでは、第1の周波数スペクトル帯域が、ダウンリンク通信に割り振られ(例えば、専用化)、第2の周波数スペクトル帯域が、アップリンク通信に割り振られ(例えば、専用化)てもよい。ペアスペクトルは、FDDシステムを使用して、ノード間の二方向通信を確立してもよい。非ペアスペクトルでは、アップリンク通信とダウンリンク通信の両方に対して、同じ周波数スペクトル帯域を使用してもよい。非ペアスペクトルは、TDDシステムを使用して、ノード間の二方向通信を確立してもよい。いくつかのケースでは、ペアスペクトルに対して、BWPコンフィギュレーションの最大数は、4つのダウンリンクBWPと4つのアップリンクBWPであってもよい。いくつかのケースでは、非ペアスペクトルに対して、BWPコンフィギュレーションの最大数は、4つのダウンリンク/アップリンクBWPペアであってもよい。いくつかのケースでは、FDDに対して、ダウンリンクに対するBWPとアップリンクに対するBWPは、コンポーネント搬送波(CC)毎のベースで独立して構成されていてもよい。いくつかのケースでは、TDDに対して、ダウンリンクBWPとアップリンクBWPのジョイントセットは、CC毎のベースで構成されていてもよい。
[0177]
いくつかのケースでは、UE115−aのアクティブBWP210は、UE115−aのCCの帯域幅よりも大きい周波数スペクトル帯域には及ばない。ダウンリンクBWPに対するコンフィギュレーションは、少なくとも1つの制御リソースセット(CORESET)を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、少なくとも1つの構成されているダウンリンクBWPは、1次コンポーネント搬送波(PCC)中に制御サーチ空間(CSS)を有するCORESETを含んでいてもよい。いくつかのケースでは、PCellにおいて、UE115−aに対して、CSSは、各BWP210において構成されていてもよい。いくつかのケースでは、所定の時間に単一アクティブBWPのケースに対して、それぞれの構成されているダウンリンクBWPは、UE特有サーチ空間(UE−SS)を有する少なくとも1つのCORESETを含んでいる。いくつかのケースでは、アクティブダウンリンクBWPがCSSを含まない場合、UE115−aは、CSSを監視しないかもしれない。UEが、そのペイロードとしてダウンリンク制御情報(DCI)を搬送する物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)を探すように構成されている通信リソースを、CSSは含んでいるかもしれない。
[0178]
RRC接続を確立すると、UE115−aまたは基地局105−aは、1つ以上のBWP210(例えば、ダウンリンクBWPおよびアップリンクBWP)のデフォルトコンフィギュレーションをアクティブ化するかもしれない。UE115−aおよび基地局105−aは、BWP210が明示的に構成または再構成されるまで、それらのデフォルトのBWP210を使用するかもしれない。
[0179]
ワイヤレス通信システム200はまた、BWP切り替えイベントをサポートするかもしれない。いくつかのケースでは、UE115−a(または、基地局105−a)は、一度に搬送波205の1つのBWP210を使用するように構成されていてもよい。このようなケースでは、UE115−a(または、基地局105−a)が、搬送波205に対して異なるBWPを使用することを望む場合、UE115−a(または、基地局105−a)は、そのBWP210を再構成しなければならないかもしれない。BWP切り替えイベントの一部分として、UE115−a(または、基地局105−a)は、所定のサービングセル内で、アクティブBWPからターゲットBWPに切り替えるかもしれない。BWP切り替えイベントは、DCIを使用してシグナリングされるかもしれない。いくつかのケースでは、ダウンリンクBWP210は、ダウンリンクスケジューリングDCIを使用して切り替えられてもよく、アップリンクBWP210は、アップリンクスケジューリングDCIを使用して切り替えられてもよい。いくつかのケースでは、ダウンリンクBWPまたはアップリンクBWPのいずれかが、ダウンリンクDCIまたはアップリンクDCIのいずれかを使用して切り替えられてもよい。いくつかのケースでは、ワイヤレス通信システム200は、タイマーベースのアクティブBWP切り替えのためのタイマーをサポートしてもよい。このような時間ベースのコンフィギュレーションでは、BWP210は、タイマー満了に基づいて、アクティブBWP210からデフォルトBWP210に切り替えてもよい。
[0180]
いくつかのケースでは、UE115−aによる多数のブラインドデコードを回避するように、UE115−aが監視するDCIのサイズを制限することが望ましいかもしれない。DCIの全サイズは、リソース割り振り(RA)フィールドサイズによる影響を受けるかもしれないので、RAフィールドサイズを決定するためのオプションを考慮することが役立つかもしれない。例えば、RAフィールドサイズは、現在アクティブなBWPの帯域幅に依存しているかもしれず、または、例えば、サービングセルに対する構成されたBWPの最大帯域幅に基づいていてもよい。RAフィールドサイズが構成されたBWPの最大帯域幅に基づいているケースでは、最小BWPの帯域幅と最大BWPの帯域幅との間の差異が存在するかもしれない。例えば、(例えば、以下の表1に示すような)タイプ0RAは、(例えば、270個のRBを含む)最大BWPに対するリソース割り振りをシグナリングするために17ビットを、(例えば、25個のRBを含む)最狭BWPに対して13ビットを使用するかもしれない。このようなことから、RAフィールドサイズが、構成されたBWPの最大帯域幅に基づいている場合、リソース割り振りをシグナリングするために13ビットのみを使用すればよい最狭BWPに対してさえ、17ビットが使用されるかもしれない。したがって、特にBWP切り替えが頻繁でない場合、潜在的な浪費(例えば、4ビット)があるかもしれない。このようなことから、本開示は、BWP切り替えトリガリングDCI(例えば、非フォールバックDCI)に対する、フォールバックDCIに対する、拡張タイプ1割り振りスキームに対する、DCIサイズを決定するための技法を含んでいる。図3は、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするメッセージ構造300の例を示している。いくつかの例では、メッセージ構造300は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。メッセージ構造300は、関係するBWPの周波数範囲に基づいて、異なるサイズであってもよい。メッセージ構造300は、アクティブBWP310に対するDCI305と、ターゲットBWP320に対するDCI315とを含んでいる。DCI305および315は、基地局105により発生されて送信され、UE115により受信されて処理されてもよい。
[0181]
DCI305および315は、フィールドの中でも特に、BWP識別子フィールド325および330と、リソース割り振りフィールド335および340とを含んでいてもよい。BWP識別子フィールド325は、アクティブBWP310に対するBWP識別子を示すように構成されていてもよい。BWP識別子フィールド330は、ターゲットBWP320に対するBWP識別子を示すように構成されていてもよい。リソース割り振りフィールド335は、BWP識別子フィールド325中に含まれているBWP(例えば、アクティブBWP310)において、(シグナリングされているものに依存して、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかに対する)UE115による使用のために割り振られている通信リソースを示すように構成されていてもよい。リソース割り振りフィールド340は、BWP識別子フィールド330(例えば、ターゲットBWP320)中に含まれているBWPにおける、(シグナリングされているものに依存して、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかに対する)UE115による使用のために割り振られている通信リソースを示すように構成されていてもよい。いくつかのケースでは、リソース割り振りフィールド335および340は、UE115に割り振られているBWPのリソースブロックを示していてもよい。例えば、リソース割り振りフィールド335および340は、開始リソースブロックとリソースブロックの長さとを示していてもよい。
[0182]
いくつかのケースでは、リソース割り振りフィールド335および340は、複数の割り振りスキーム(例えば、タイプ0割り振りスキームまたはタイプ1割り振りスキーム)に基づいて、リソースを割り振ってもよい。いくつかのワイヤレス通信システムでは、タイプ1の割り振りスキームは、グループ化技法に基づいて、通信リソースを割り振らないかもしれない。むしろ、タイプ1の割り振りスキームは、各リソースを個々に割り振るかもしれない。例えば、LTEでは、リソースを割り振るために、RBレベルが常に使用されるかもしれない。このような厳格なスキームでは、割り振られるリソースの帯域幅が大きいほど、スケジューリングメッセージのリソース割り振りフィールド中のビット数がより多くなる。これは、リソース割り振りフィールドのサイズ間の大きな差異をもたらすかもしれない。
[0183]
異なる帯域幅の割り振り間でリソース割り振りフィールドのサイズを等しくするために、リソースは、変化するリソース粒度で割り振られてもよい。例えば、より大きいBWPを割り振るために、リソース割り振りフィールドは、RBレベル割り振りよりも大きい増分でリソースを割り振ってもよい。例えば、タイプ1の割り振りスキームに関する情報を通信するとき、リソースブロックグループ(RBG)に基づいてリソースを割り振って、リソース割り振りフィールド335および340のビット数を低減させてもよい。このようなアプローチの1つの欠点は、リソース割り振りの粒度が低減されるかもしれないことである。いくつかのケースでは、タイプ1の割り振りスキームに対する、リソースグループ化またはリソースグループ化の粒度を決定するために、最大BWPに対するリソース割り振りフィールドのサイズと、最小BWPに対するリソース割り振りフィールドのサイズが計算され、最も近い整数に丸められ、最も近い2の累乗に丸められ、または、これらの組み合わせがなされるかもしれない。このような技法は、最大BWPのタイプ1の割り振りに対するリソース割り振りフィールド335および340のビット数を低減させるかもしれない。いくつかのケースでは、小さいBWPの帯域幅に対する大きいBWPの帯域幅の比が計算され、最も近い整数(または、2の累乗)に丸められ、大きいBWPに対する粒度レベルとして、その比を使用してもよい。このような拡張タイプ1RA割り振りスキームは、RAフィールドのサイズが、(例えば、サービングセルに対する)構成されたBWPの最大帯域幅に基づいているケースに対して適用されてもよく、より大きい(または、より広い)帯域幅を有するRAフィールドにより取られる最大ビット数を低減させてもよく、したがって、より小さい(または、より狭い)帯域幅を有するBWPに対するリソース割り振りをシグナリングするのに、より少ないビットしか浪費されない。リソース割り振りに対してより狭いBWPの周波数範囲に制限する代わりに、より狭いBWPに関係するより小さいRAフィールドが、より広いBWPに対するリソース割り振りをシグナリングするために使用されるいくつかのケースでは、RBGは、1より大きいように規定することができ、その結果、RAは、より広いBWPの全帯域幅に渡ってリソースを割り振ることができる。いくつかのケースでは、拡張タイプ1RA割り振りスキームは、直接マッピング技法、例えば、周波数マッピングに変換される、物理リソースブロックの厳密な直接マッピング(例えば、周波数位置に関して同じ物理リソースブロックをマッピングすること)、または、拡張された粒度を有する直接マッピングを強化してもよい。
[0184]
DCI305および315の長さは、それぞれのBWPの周波数範囲(例えば、帯域幅)に基づいていてもよい。例えば、DCI305の長さ345は、アクティブBWP310の周波数範囲350に基づいていてもよい。より具体的には、リソース割り振りフィールド335の長さ355は、アクティブBWP310の周波数範囲350に基づいていてもよい。同様に、DCI315の長さ360は、ターゲットBWP320の周波数範囲365に基づいてもよく、リソース割り振りフィールド340の長さ370は、ターゲットBWP320の周波数範囲365に基づいていてもよい。いくつかのケースでは、BWPの周波数範囲が大きいほど、関係するDCIのサイズは大きくなる。DCIの長さおよびサイズは、メッセージ中のビット数、メッセージにより消費される通信リソース、または、メッセージの送信にかかる時間を指していてもよい。いくつかのケースでは、DCIの長さまたはサイズは、表1に与えられていてもよい。DCIの長さまたはサイズは、搬送波帯域幅、BWPサイズ、および、リソース割り振り(RA)のタイプに基づいていてもよい。
Figure 2021518060
[0185]
いくつかの例では、BWP切り替えイベントは、DCI305を使用してシグナリングされていてもよい。例えば、搬送波のアクティブBWP310を使用するUE115は、通信のためにUE115リソースを割り振るDCI305を受信するかもしれない。DCI305は、UE115がそのデコードプロセスにおいてサーチするものであることから、アクティブBWP310に基づいていてもよい。BWP識別子フィールド325が、アクティブBWP310に対する識別子を含んでいる場合、切り替えイベントは生じない。しかしながら、BWP識別子フィールド325が、アクティブBWP310とは異なるBWP(例えば、ターゲットBWP320)に対する識別子を含んでいる場合、UE115は、BWP切り替えイベントが生じることになることを知るかもしれない。BWP切り替えイベントは、UE115および/または基地局105に、アクティブBWP310を使用することから、BWP識別子フィールド325において識別されるターゲットBWP320を使用することに移行させてもよい。
[0186]
ターゲットBWP320の周波数範囲365(例えば、サイズ)は、アクティブBWP310の周波数範囲350(例えば、サイズ)とは異なっているかもしれない。拡張すると、アクティブBWP310に対するDCI305の長さ345は、ターゲットBWP320に対するDCI315の長さ360と異なっているかもしれない。BWP切り替えイベントの間、DCI長のこのような差は、BWP切り替えイベントの後、新しいBWP(例えば、ターゲットBWP320)に対する最初の送信機会をスケジュールするときに、問題を引き起こすかもしれない。
[0187]
UE115がBWP切り替えイベントを検出するとき、DCI305は、UE115が新しいBWP(例えば、ターゲットBWP)に切り替えられることが予想される時間または期限に関連する情報を含んでいるかもしれない。BWP切り替えイベントを示すDCI305を受信すると、UE115は、その無線リソースを新たなBWPに再構成してもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、リソース割り振りフィールド335は、ターゲットBWP320のために必要とされる情報のすべてを含めるために不適切または不十分(例えば、小さすぎる)かもしれない。例えば、リソース割り振りフィールド335が、ターゲットBWP320に対するリソース割り振りフィールド340よりも小さい場合、リソース割り振りフィールド335は、ターゲットBWP320に対するリソース(例えば、リソースブロック)を割り振るために必要とされるある情報を省略するかもしれない。この問題は、BWP切り替えイベントの第1のケースの間に存在する傾向がある。BWP切り替えイベントが生じた後、基地局105は、ターゲットBWP320に対するDCI315を送信してもよく、リソース割り振りフィールド340は、ターゲットBWP320のために適切なサイズに決められていてもよい。
[0188]
図4は、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP切り替えイベント400の例を示している。いくつかの例では、BWP切り替えイベント400は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。BWP切り替えイベント400は、ワイヤレス通信システムにおいて生じるかもしれないBWP切り替えイベントのタイプのいくつかの例であるが、すべてではない例を示している。
[0189]
第1のBWP切り替えイベント405は、BWPがアクティブBWP410からターゲットBWP415に切り替えられる切り替えイベントを示している。第1のBWP切り替えイベント405では、ターゲットBWP415は、アクティブBWP410のサブセットであってもよい。ターゲットBWP415が、アクティブBWP410のサブセットであるとき、アクティブBWP410のリソース割り振りフィールドは、ターゲットBWP415中のリソースのすべてを取り扱うのに十分かもしれない。いくつかのケースでは、基地局105は、これに基づいて、リソース割り振りフィールド中の情報をマッピングするように構成されていてもよい。例えば、リソース割り振りフィールド中の情報は、ターゲットBWP415中のリソースに対するものであるかもしれないが、情報は、アクティブBWP410に対して設計されているフィールドにおいて読み取られ、解釈されるようにフォーマットされているかもしれない。
[0190]
第2のBWP切り替えイベント425は、BWPがアクティブBWP430からターゲットBWP435に切り替えられる切り替えイベントを示している。第2のBWP切り替えイベント425では、ターゲットBWP435は、アクティブBWP430と少なくとも部分的にオーバーラップしているかもしれない。いくつかのケースでは、アクティブBWP430に関係するDCIを受信するとき、UE115は、アクティブBWP430に基づいて、DCI中の情報を解釈するように構成されているかもしれない。いくつかの実例では、リソース割り振りフィールド中の情報は、ターゲットBWP435に対するものであるかもしれない。このようなケースでは、UE115は、その情報がアクティブBWP430に対するものであるかのように、情報を解釈するかもしれない。UE115および/または基地局105は、アクティブBWP430とターゲットBWP435との間で部分的にオーバーラップしているリソースを識別し、BWP切り替えイベント後の最初の通信の間に、これらのリソースを使用して通信するように構成されていてもよい。
[0191]
第3のBWP切り替えイベント445は、BWPがアクティブBWP450からターゲットBWP455に切り替えられる切り替えイベントを示している。第3のBWP切り替えイベント445では、ターゲットBWP455は、アクティブBWP450のPRBとは相互に排他的であるPRBを含んでるかもしれない。これらのケースでは、UE115および基地局105は、BWP切り替えイベントの後の最初の送信機会を使用して、通信することができないかもしれない。例えば、UE115は、アクティブBWP450に基づいて、リソース割り振りフィールド中のリソース割り振りを解釈するかもしれず、UE115が、それらのリソースを使用してリッスンおよび/または送信するようになるとき、基地局105は、これらのリソース上で送信および/またはリッスンしていないかもしれない。このようなケースでは、UE115および基地局105は、BWP切り替えイベントが完了した後、DCIを待機して受信してもよく、DCIは、ターゲットBWP455に対するものである。
[0192]
第4のBWP切り替えイベント465は、BWPがアクティブBWP470からターゲットBWP475に切り替えられる切り替えイベントを示している。第4のBWP切り替えイベント465では、アクティブBWP470は、ターゲットBWP475のサブセットであってもよい。これが生じるとき、アクティブBWP470に対するDCI(およびリソース割り振りフィールド)は、ターゲットBWP475に対するリソースを割り振るために必要な情報のすべてを示すには小さすぎるかもしれない。
[0193]
アクティブBWP470の周波数範囲が、ターゲットBWP475の周波数範囲と異なるとき、BWP切り替えイベントの後に、BWPの通信リソース(例えば、リソースブロック)をスケジューリングするための技法をここで説明する。DCI中のダウンリンク制御情報および/またはリソース割り振りフィールドのサイズは、アクティブBWP470の周波数範囲に基づいているかもしれない。UE115は、BWP識別子フィールド中に示されるターゲットBWP475ではなく、アクティブBWP470に基づいて、BWP切り替えイベントをトリガするスケジューリングDCI中のリソース割り振りフィールドを解釈するかもしれない。このようなケースでは、UE115および基地局105は、BWP切り替えイベントの後の最初の送信機会(例えば、最初のスロット)において、アクティブBWP470のリソース(例えば、リソースブロック)の少なくとも一部分を使用して、通信するように構成されるかもしれない。ターゲットBWP475に対するスケジューリングDCIがUE115により受信される後続の送信機会では、UE115は、正常に挙動するように構成されるかもしれない。
[0194]
図5は、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする通信スキーム500の例を示している。いくつかの例では、通信スキーム500は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。通信スキーム500は、DCIサイズが、ターゲットBWPではなく、アクティブBWPに基づいているときに、BWP切り替えイベントを取り扱うための技法を示しているかもしれない。通信スキーム500は、基地局105−bとUE115−bとの間の機能および/または通信を含んでいるかもしれない。通信スキーム500は、図3を参照して説明したメッセージ構造のうちのいずれかと関係して使用してもよい。
[0195]
ブロック505において、基地局105−bは、BWP切り替えイベントまたはSCellアクティブ化イベントに対するターゲットBWPを識別してもよい。いずれのケースでも、基地局105−bは、ここで説明する技法を使用して、いずれかのイベントを実行してもよい。BWP切り替えイベントは、(ダウンリンクまたはアップリンクの)現在構成されているBWPをアクティブBWPからターゲットBWPに変更することを含んでいてもよい。SCellアクティブ化は、2次サービスセルをアクティブ化することを含んでいてもよい。両方のイベントにおいて、ダウンリンク制御情報を使用して、イベントに関連する識別子(例えば、BWP識別子、または、SCell識別子)をシグナリングしてもよい。
[0196]
ブロック510において、基地局105−bは、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、(アップリンクまたはダウンリンクのいずれかの)スケジューリングDCIを発生させてもよい。BWP切り替えイベントをUE115−bにシグナリングするために、基地局105−bは、DCI515中にターゲットBWPに対する識別子を含んでいてもよい。DCI515中の識別子が現在アクティブなBWPと異なる場合、UE115は、これがBWP切り替えイベントであることを知るかもしれない。いくつかのケースでは、DCI515は、アクティブBWPの周波数範囲(例えば、帯域幅)に基づいて、サイズが決められていてもよい。その結果、異なるサイズのBWPは、異なるサイズのDCIを有しているかもしれない。ある条件下では、アクティブBWPに対するDCI515は、ターゲットBWPに対するリソース割り振りを通信するのには不十分かもしれない。このような状況では、基地局105−bは、ターゲットBWPに対して割り振られている通信リソースを、アクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドにマッピングするように構成されていてもよい。UE115−bおよび基地局105−bが、ターゲットBWPのリソースの少なくとも一部分を使用して、通信するように構成されているかもしれないので、このマッピングを使用してもよい。いくつかのケースでは、基地局105−bは、アクティブBWPとターゲットBWPの周波数範囲を決定してもよい。基地局105−bはまた、2つのBWPの周波数範囲が、何らかの方法でオーバーラップしているか否か、または、BWPのうちの1つの周波数範囲が、他のBWPのサブセットであるか否かを決定してもよい。この情報を使用して、基地局105−bは、ターゲットBWPのリソースをアクティブBWPにマッピングするか、または、BWP切り替えイベントを考慮するために他の手順を実行するか、のいずれかをしてもよい。
[0197]
基地局105−bは、BWP識別子フィールド中のターゲットBWPに対する識別子と、リソース割り振りフィールド中のターゲットBWPに対するリソース割り振りとを含む、アクティブBWPに対するDC515を通信するように構成されていてもよい。DCI515は、基地局105−bからUE115−bに通信されるメッセージ、信号、および/または、送信の例であってもよい。DCI515は、アップリンクスケジューリングDCIまたはダウンリンクスケジューリングDCIの例であってもよい。DCI515は、アップリンクまたはダウンリンクのいずれかにおいて、UE115−bにより使用されるべきリソースを許可するように構成されていてもよい。DCI515は、非フォールバックDCIの例であってもよい。
[0198]
ブロック520において、UE115−bは、DCI515を受信することに基づいて、BWP切り替えイベントを識別してもよい。いくつかのケースでは、UE115−bは、アクティブBWPとは異なる、DCI515のBWP識別子フィールド中のターゲットBWPを識別することに基づいて、切り替えイベントを識別してもよい。ブロック525において、UE115−bは、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、ターゲットBWPに変更してもよい。
[0199]
ブロック530において、UE115−bは、DCI515中に示される送信機会に対する通信リソースを識別してもよい。DCI515は、ターゲットBWPではなく、アクティブBWPに対してサイズが決められて構成されているので、UE115−bは、いくつかのケースでは、ターゲットBWPではなく、アクティブBWPに基づいて、DCI515のリソース割り振りフィールドを解釈するかもしれない。DCI515中に示される送信機会間に、基地局105−bと通信するために、UE115−bは、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよい。UE115−bは、共通の通信リソースを使用して、次の送信機会の間に、基地局105−bと通信してもよい。同様に、基地局105−bはまた、共通のリソースを識別して、それにしたがって、通信してもよい。UE115−bは、いくつかのケースでは、ターゲットBWPに対して指定されているリソース割り振りフィールド中の通信リソースを、アクティブBWPに対する通信リソースにマッピングしてもよい。
[0200]
いくつかのケースでは、UE115−bは、BWP切り替えイベントの一部分としてDCI515をデコードするとき、さまざまな条件をチェックしてもよい。例えば、UE115−bは、アクティブBWPとターゲットBWPの周波数範囲が部分的にオーバーラップしているか否か、入れ子にされている(例えば、それぞれのサブセット)か否か、または、互いに除外しているか否かを決定してもよい。入れ子にされるためには、アクティブBWPの周波数範囲が、ターゲットBWPの周波数範囲のサブセットであってもよく、または、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲のサブセットであってもよい。入れ子にされないためには、アクティブBWPの周波数範囲が、ターゲットBWPの周波数範囲とオーバーラップしていないか、または、アクティブBWPの周波数範囲が、ターゲットBWPの周波数範囲と部分的にオーバーラップしている。周波数範囲が入れ子にされている場合、UE115−bは、ターゲットBWPではなく、アクティブBWPに基づいて、リソース割り振りフィールドを解釈するように構成されていてもよい。周波数範囲が互いに除外している場合、UE115−bは、DCI515中に示される送信機会間に、リソース割り振りフィールド中のリソースを使用して、通信することを止めるように構成されていてもよい。
[0201]
基地局105−bおよびUE115−bは、新しいBWPとしてターゲットBWPを確立することに基づいて、通信540を交換してもよい。通信540は、DCIがアップリンクリソースまたはダウンリンクリソースを割り振るか否かに基づいて、アップリンク通信またはダウンリンク通信のいずれかであってもよい。
[0202]
ビーム切り替えイベントが生じた後、次のDCI545は、ターゲットBWPに対して構成されているDCIであるかもしれない。このようなことから、DCI545は、ターゲットBWPに対して、今では現在構成されているBWPに対して、適切なサイズに決められていてもよく、リソース割り振りを解釈するための技法は、実現されないかもしれない。代わりに、UE115−bは、ターゲットBWPに対して特にサイズが決められている、DCI545のリソース割り振りフィールドに基づいて、ターゲットBWPに対する通信リソースを識別してもよい。
[0203]
図6Aは、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP構造600Aの例を示している。いくつかの例では、BWP構造600Aは、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。BWP構造600Aは、フォールバックDCIを使用して、UE115のBWPが、基地局105のBWPとの非同期になる、または、その逆になるのを防止および/または緩和することを示している。
[0204]
UE115および基地局105は、アクティブBWP605を使用して、通信するように構成されていてもよい。アクティブBWP605を使用して通信するために、基地局105は、1つ以上の非フォールバックDCI610(例えば、DCIフォーマット1_1、DCIフォーマット0_1)を通信して、UE115との異なる通信にリソースを割り振ってもよい。いくつかの状況では、基地局105により使用されているBWPは、UE115により使用されているBWPとは不整合になるかもしれない。このような状況では、UE115は、基地局105により送信される非フォールバックDCI610を正常にデコードすることができないであろう。いくつかのケースでは、UE115が、タイマー内で非フォールバックDCIを正常にデコードすることができない場合、基地局105およびUE115が、予め構成されているデフォルトBWPに戻り、通信リンクを再確立するように、タイマーは構成されていてもよい。このようなタイマーを使用することは、通信リソースを浪費するかもしれない。
[0205]
UE115が非フォールバックDCI610を正常にデコードできないとき、基準BWP620に関係するフォールバックDCI(例えば、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット0_0)615を使用して、基地局105とのリンクを維持または復元するための技法が提供される。基地局105は、アクティブBWP605に関係する非フォールバックDCI610と、基準BWP620に関係するフォールバックDCI615とを発生させるように構成されていてもよい。基地局105は、非フォールバックDCI610とフォールバックDCI615とをUE115に送信してもよい。フォールバックDCI615は、アクティブBWP605と基準BWP620の両方の制御サーチ空間(CSS)625の中に配置されていてもよい。基地局105と通信している間、UE115は、非フォールバックDCI610とフォールバックDCI615の両方を監視するかもしれない。フォールバックDCI615を監視するために、UE115は、アクティブBWP605のCSSが、基準BWP620のCSSと同一であることを識別してもよい。
[0206]
いくつかのケースでは、(フォールバックまたは非フォールバックのいずれかの)DCIのサイズは、その関係するBWPの周波数範囲に基づいていてもよい。フォールバックDCI615のサイズが絶えず変化する場合、フォールバックDCI615および非フォールバックDCI610を監視するのには、リソースの非効率的な使用になるかもしれない。このような同時監視を効率的にするために、フォールバックDCI615は、基準BWP620に関係していてもよい。フォールバックDCI615(および、拡張により、基準BWP620)は、固定されたサイズを有していてもよい。フォールバックDCI615のサイズ(または、フォールバックDCIのリソース割り振りフィールドのサイズ)は、基準BWP620の周波数範囲に基づいていてもよい。いくつかのケースでは、フォールバックDCI615のサイズは、アクティブBWP605の周波数範囲とは無関係である。いくつかのケースでは、部分的に、フォールバックDCI615が、アクティブBWP605ではなく、基準BWP620に関係していることから、フォールバックDCI615のサイズは、アクティブBWP605のサイズに対して不変である。
[0207]
非フォールバックDCI610の正常なデコードに失敗したとき、UE115は、フォールバックDCI615をデコード/検査してもよい。UE115は、フォールバックDCI615中に示される通信リソースを識別してもよい。UE115はまた、フォールバックDCI615のリソース割り振りフィールド中に示される通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。フォールバックDCI615の通信リソースを使用した通信を受信すると、基地局105は、そのBWPがUE115のBWPと非同期であることを決定してもよい。基地局105はまた、フォールバックDCI615のリソースを介した通信を受信することに基づいて、UE115が非フォールバックDCI610を正常にデコードすることに失敗したことを決定してもよい。
[0208]
フォールバックDCI615の通信リソースを使用して通信した後、基地局105は、1つ以上の手順を実行して、アクティブBWP605および非フォールバックDCI610を使用して、リンクを再確立してもよい。いくつかの例では、基地局105は、どのBWPをUE115が使用しているかを発見して、その後、UEのBWPに整合するように、それ自体のBWPを構成してもよい。このような例では、基地局105は、どのアクティブBWPを現在使用しているかを基地局105に通知するようにUE115に頼む要求をUE115に送信してもよい。UE115からの応答を受信すると、基地局105は、UE115のアクティブBWPに整合するように、搬送波のそのアクティブBWPを修正してもよい。別の例では、基地局105は、非フォールバックDCIに関係するタイマーが満了することを可能にしてもよい。非フォールバックDCIが正常にデコードされたとき、タイマーはリセットされる。タイマーにより確立される持続時間内で、非フォールバックDCIが正常にデコードされない場合、基地局105およびUE115の両方は、予め構成されているデフォルトBWPに戻ってもよい。デフォルトのBWPに戻った後、基地局105およびUE115は、同期したBWPでリンクを再確立してもよい。タイマーが満了するのを待っている間、基地局105およびUE115は、フォールバックDCI615中の通信リソースを使用して、通信し続けてもよい。多くのケースでは、フォールバックDCI615の通信リソースは、非フォールバックDCI610中の通信リソースよりも制限されるかもしれない。しかしながら、フォールバックDCI615を使用してリンクの少なくともいくつかを維持することが可能であることは、BWPが同期していないときに、無線リンク失敗イベントまたは他の同様のイベントに対して好ましいかもしれない。いくつかの例では、基地局105およびUE115は、2つの例の組み合わせを実現してもよい。
[0209]
フォールバックDCI615を使用して適切に動作するこのようなシステムでは、多数の条件が満たされるかもしれない。例えば、フォールバックDCI615のサイズ(および、フォールバックDCI615のリソース割り振りフィールドのサイズ)は、不変であってもよく、および/または、アクティブBWP605とは無関係であってもよい。このようなことから、フォールバックDCI615は、基準BWP620に基づいていてもよい。いくつかの例では、基準BWP620の周波数範囲が、アクティブBWP605の周波数範囲のサブセットである(例えば、基準BWP620が、アクティブBWP605内に入れ子にされている)ときに、フォールバックDCI615がサポートされるかもしれない。いくつかの例では、アクティブBWP605のCSSが、基準BWP620のCSSとまったく同じであるときに、フォールバックDCI615がサポートされるかもしれない。このような条件は、CSSを含むCORESETが、同様にまったく同じであることを必要とするかもしれない。いくつかの例では、基準BWP620がアクティブBWP605のサブセットであり、2つのBWP605および620に対するCSSがまったく同じである両方のときに、フォールバックDCI615がサポートされるかもしれない。
[0210]
いくつかのケースでは、基地局105および/またはUE115は、アクティブBWP605のCSSが、基準BWP620のCSSと同一であることを識別してもよい。いくつかのケースでは、基地局105および/またはUE115は、基準BWP620の周波数範囲が、アクティブBWP605の周波数範囲のサブセットであることを決定してもよい。基地局105は、これらの条件のうちの1つまたは両方が満たされていることに基づいて、フォールバックDCI615を発生させ、および/または、送信してもよい。UE115は、これらの条件のうちの1つまたは両方が満たされることに基づいて、フォールバックDCI615を監視してもよい。
[0211]
基準BWP620は、多数の異なる方法で構成されていてもよい。いくつかのケースでは、基準BWP620は、静的に構成されている、または、半静的に構成されている、予め構成されているデフォルトBWPであってもよい。このような状況では、基地局105およびUE115は、基準BWP620に関する情報を通信する必要がないかもしれない。いくつかのケースでは、基準BWP620は、動的に構成されているBWPであってもよい。このようなケースでは、基地局105は、基準BWP620を識別して、その情報をUE115に送信する。いくつかのケースでは、基準BWP620は、すべての構成されているBWPの中で最大帯域幅として構成されていてもよい。しかしながら、このようなケースでは、結果として生じるフォールバックDCIは、いくつかの通信リソースを浪費するようなサイズに決められているかもしれない。
[0212]
図6Bは、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするBWP構造600Bの例を示している。いくつかの例では、BWP構造600Bは、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。BWP構造600Bは、CSS中のフォールバックDCIがアクティブBWPと基準BWPとの間で共有されているかもしれないことと、BWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズは、BWPに関係する基準点(例えば、最低周波数リソース)に少なくとも部分的に基づいて決定されるかもしれないこととを示している。
[0213]
UE115および基地局105は、アクティブBWP635を使用して、通信するように構成されていてもよい。アクティブBWP635を使用して通信するために、基地局105は、基準BWP645に関係するフォールバックDCI(例えば、DCIフォーマット1_0、DCIフォーマット0_0)640を使用して、基地局105とのリンクを維持または復元してもよい。基地局105は、フォールバックDCI640をUE115に送信してもよい。フォールバックDCI640は、アクティブBWP635と基準BWP645の両方の制御サーチ空間(CSS)650の中に配置されていてもよい。例えば、フォールバックDCI640と、フォールバックDCI640を含むCSS650は、アクティブBWP635および基準BWP645の(例えば、CORESET0帯域幅の)最低周波数リソースに配置されていてもよい。いくつかのケースでは、アクティブBWP635および基準BWP645が、同じCSS650を共有する場合、フォールバックDCI640は、アクティブBWP635と基準BWP645との間で共有(例えば、共通)されていてもよい。いくつかのケースでは、アクティブBWP635の周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズは、基準BWP645に基づいて決定されてもよい。いくつかのケースでは、基準位置655は、アクティブBWP635と基準BWP645の両方に共通の特徴であってもよく、(例えば、CORESET0帯域幅の)最低周波数リソースであってもよい。いくつかの態様では、基準BWP645は、初期のダウンリンクBWPであってもよく、初期ダウンリンクBWPがシステム情報(例えば、SIB1)中で再構成されていない限り、初期ダウンリンクBWPはCORESET0帯域幅と同じであるかもしれない。いくつかの態様では、リソースブロック(RB)番号付けは、CORESET中の最低RBから開始してもよい。いくつかのケースでは、ダウンリンクに対するフォールバックDCIによるPRBアドレス指定は、どのBWPがアクティブであるかにかかわらず、共通であってもよい。
[0214]
基地局105と通信している間、UE115は、フォールバックDCI640を監視するかもしれない。フォールバックDCI640を監視するために、UE115は、フォールバックDCI640のサイズが、不変であること、および/または、アクティブBWP635とは無関係であることと、アクティブBWP635のCSSは、基準BWP645のCSSと同一であることを識別してもよい。フォールバックDCI640の通信リソースを使用して通信した後、基地局105は、1つ以上の手順を実行し、アクティブBWP635と非フォールバックDCIとを使用して、リンクを再確立してもよい。基準BWP645は、予め構成されていてもよく(例えば、デフォルトBWP)、または、動的に構成されてもよい。
[0215]
図7Aは、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするプロセスフロー700Aの例を示している。いくつかの例では、プロセスフロー700Aは、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。プロセスフロー700Aは、DCIサイズが、ターゲットBWPではなく、アクティブBWPに基づいているときの、BWP切り替えイベントを取り扱うための技法を示していてもよい。プロセスフロー700Aは、基地局105、UE115、または、これらの両方により、実行される機能を含んでいてもよい。プロセスフローは、図3を参照して説明したメッセージ構造のうちのいずれかに関係して使用してもよい。
[0216]
ブロック705において、基地局105またはUE115は、クロスBWPスケジューリング手順を開始してもよい。アクティブBWP(例えば、現在のBWP)の周波数ドメインリソースと、ターゲットBWP(例えば、新しいBWP)の周波数ドメインリソースの周波数ドメインリソースとの間に不整合があるときに、BWP切り替えを可能にするように、クロスBWPスケジューリング手順が構成されていてもよい。クロスBWPスケジューリングでは、DCIは、アクティブBWPに基づいて解釈されてもよい。例えば、UE115は、アクティブBWPに基づいて、BWP切り替えイベントをトリガするスケジューリングDCI中のリソース割り振りフィールド(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールド)を含むDCIを解釈してもよい。例えば、UE115は、現在アクティブなBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールド中に含まれているビットの数)が、ターゲットBWPに対するBWP識別子により示される周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズよりも大きいまたは小さいことを決定してもよい。いくつかのケースでは、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズは、ターゲットBWPに対して示される周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズよりも大きいかもしれず、または、小さいかもしれず、したがって、アクティブBWPおよびターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズは、等しくされるかもしれない。例えば、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズが、ターゲットBWPに対して示される周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズよりも大きい場合、ターゲットBWPに対する周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズは、DCIの周波数ドメインリソース割り振りフィールドの最下位ビットに基づいて解釈されてもよい。アクティブBWPの物理リソースブロック割り振りは、ターゲットBWPにマッピングされてもよい。
[0217]
ブロック710において、基地局105またはUE115は、クロスBWPスケジューリングがサポートされているか否かを決定してもよい。いくつかのケースでは、この決定は、BWP切り替えイベントに関与するBWPの組み合わせに基づいていてもよい。アクティブBWPにマッピングされているいくつかのフィールドおよび/またはリソースは、ターゲットBWPに対して変形可能でないかもしれない。例えば、BWP切り替えイベントに関与するBWPに対して、あるフィールドのサイズが異なるように構成されている場合、あるフィールドは変形可能でないかもしれない。いくつかのケースでは、変形可能でないフィールドは、変形可能であるいくつかの共通サイズにパディングされてもよい。いくつかのケースでは、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズが、ターゲットBWPに対して示される周波数ドメインリソース割り振りフィールドサイズよりも小さい場合、アクティブBWPとターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズが等しくなるまで、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、0パディング(例えば、1つ以上の0ビットを追加することによりパディングされる)で埋められて、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドのコンテンツが決定されてもよい。
[0218]
いくつかのケースでは、基地局105は、クロスBWPスケジューリングがサポートされていないことを決定することに基づいて、ヌル割り当てを有するBWP DCIを含むメッセージをUE115に送信してもよい。基地局105は、メッセージを送信した後、(例えば、アップリンクまたはダウンリンクの)スケジューリングDCIを含む別のメッセージを送信してもよい。第2のメッセージでは、基地局105は、ターゲットBWPに対するリソースを直接スケジュールしてもよい。
[0219]
ブロック715において、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされているか、または、入れ子にされていないか、または、その逆であるか否かを決定してもよい。この決定を行うために、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPの周波数範囲とアクティブBWPの周波数範囲とを識別してもよい。このような周波数範囲が、入れ子にされているか否かを決定するために、基地局105またはUE115は、周波数範囲を比較して、1つまたは両方の部分的オーバーラップがあるか、それらの間のオーバーラップがないか、または、BWPのうちの1つの全体オーバーラップが存在するか否かを決定してもよい。入れ子にされるためには、アクティブBWPの周波数範囲は、ターゲットBWPの周波数範囲のサブセットであるかもしれず、または、ターゲットBWPの周波数範囲は、アクティブBWPの周波数範囲のサブセットであるかもしれない。入れ子にされているBWPはまた、同じ帯域幅を有して完全にオーバーラップしているBWPを含んでいる。入れ子にされないためには、アクティブBWPの周波数範囲は、ターゲットBWPの周波数範囲とオーバーラップしていないか、または、アクティブBWPの周波数範囲は、ターゲットBWPの周波数範囲と部分的にオーバーラップしている。割り振られるリソースがアクティブBWPからターゲットBWPにどのようにマッピングされるかは、BWPが入れ子にされているのかまたは入れ子にされていないのかに基づいていてもよい。ブロック720〜735は、入れ子にされているBWPに対する機能を説明し、ブロック740〜755は、入れ子にされていないBWPに対する機能を説明している。代替的に、基地局105およびUE115は、例えば、図7Bに示すように、ターゲットBWPがアクティブBWPと入れ子にされているかまたは入れ子にされていないか否かを決定することをスキップしてもよい。このようなケースでは、基地局105および/またはUE115は、ターゲットBWPおよびアクティブBWPが、入れ子にされていたとしても、入れ子にされていない動作を仮定するかもしれない。このようなケースでは、リソース割り振りフィールドコンテンツは、アクティブBWPに基づいて解釈され、いくつかのマッピングルールに基づいて、ターゲットBWPに適用されてもよい。
[0220]
リソース間のマッピングのために説明する技法は、マッピングに対する3つのオプションを含んでいるかもしれない。第1のオプションは、アクティブBWPのPRBを、ターゲットBWP中の同じ周波数位置にマッピングすること(例えば、図8の図形805および図形810)を含んでいてもよい。第2のオプションは、アクティブBWPのPRBを、ターゲットBWPのシフトされた周波数にマッピングすること(例えば、図8の図形850および図形855)を含んでいてもよい。第3のオプションは、アクティブBWPのリソースからターゲットBWPに拡張された粒度でマッピングすることを含んでいてもよい。第3のオプションは、ターゲットBWPが、アクティブBWPよりも、より大きい帯域幅またはより大きい周波数範囲を有するときに有用であるかもしれない。いくつかのケースでは、拡張された粒度は、第1のオプションまたは第2のオプションとともに使用してもよい。いくつかのケースでは、基地局105および/またはUE115は、BWP切り替えイベントに対するマッピングオプションを選択してもよい。マッピングオプションは、通信仕様において指定されてもよく、または、それは、リソース割り振りを搬送するのと同じDCI中で示されてもよく、または、両方の組み合わせ(例えば、オプションのサブセットが指定され、それらの間の選択がDCI中に示される)であってもよい。いくつかのケースでは、DCI中のインジケータは、オプションのうちの1つを選択してもよく、または、インジケータは、いくつかの既存のDCIフィールドに基づいていてもよい。例えば、以下のように、サポートされているマッピングオプションのうちの1つを選択するために、DCIのHARQプロセスIDフィールドを使用してもよい。2つのマッピングオプションがある場合、モジュロ2演算が、HARQプロセスIDフィールドコンテンツに適用され、2つのマッピングオプションのうちの1つを選択するために、結果を使用してもよい。いくつかのケースでは、サポートされている16個のHARQプロセスIDのすべてが、HARQ動作のために使用されていないかもしれないので、マッピングオプションを通信するために、HARQプロセスIDフィールドを使用してもよい。説明したように、マッピングオプション選択のために、HARQプロセスIDフィールドの未使用値を活用してもよい。
[0221]
ブロック720において、基地局105またはUE115は、アクティブBWPのPRB割り振りをターゲットBWPにマッピングしてもよい。リソース割り振りフィールドは、アクティブBWPに基づいて解釈され、PRB割り振りは、ターゲットBWPに直接マッピングされてもよい。例えば、図8の図形805および図形810に示されている。具体的には、図形805は、より狭いアクティブBWP815が、より広いターゲットBWP820にマッピングされている例を示している。範囲825は、アクティブBWP815に対する制御情報に基づいてスケジュール可能である、ターゲットBWP820の一部分を示している。ここで、アクティブBWP815とターゲットBWP820の両方に共通のリソースは、アクティブBWP815のために受信されたメッセージに基づいて、ターゲットBWP820により使用可能である。図形810は、より広いアクティブBWP830が、より狭いターゲットBWP835にマッピングされている例を示している。再度説明すると、アクティブBWP830とターゲットBWP835の両方に共通のリソースは、アクティブBWP830のために受信されたメッセージに基づいて、ターゲットBWP835により使用可能である。
[0222]
ブロック725において、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことを決定するかもしれない。このような決定はマッピングに影響を与えないかもしれないが、このような決定は、基地局105が、アクティブBWPを対象とするメッセージ内でターゲットBWPに対するリソースをどのように割り振るかを変更するかもしれない。
[0223]
例えば、ブロック730において、基地局105またはUE115は、BWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことを決定してもよい。このような決定は、図8の図形810により表されているかもしれない。
[0224]
ブロック735において、基地局105は、アクティブBWP830とターゲットBWP835の両方に共通の通信リソースを識別してもよい。アクティブBWP830に基づいて、リソース割り振りが解釈されるであろうけれども、基地局105は、ターゲットBWP835の周波数範囲内でPRB840をスケジュールするように構成されていてもよい。このようなことから、ブロック735において、基地局105は、アクティブBWP830とターゲットBWP835の両方に共通のリソース中にPRB割り振りを配置するかもしれない。これは、タイプ1および/またはタイプ0のリソース割り振りの両方に適用可能である。
[0225]
このような方法で、入れ子にされているBWPを取り扱うことは、電力節約を提供するかもしれない。アクティブBWP上のリソース割り振りの解釈を基礎とすることは、ターゲットBWPとオーバーラップしている通信リソースが、BWP切り替えトリガリングDCIによりスケジューリング可能であるという利点を提供する。このようなことから、BWP切り替えイベント後、ターゲットBWPのオーバーラップしている部分は、ターゲットBWPに対するCQIが利用可能である前に、スケジューリングされているかもしれない。ターゲットBWPに対するCQIが利用可能となった後、ターゲットBWP全体がスケジュール可能であるかもしれない。
[0226]
BWP切り替えイベント中のBWPが入れ子にされていないケースに対して、または、アルゴリズム単純化のために、入れ子にされているケースがバイパスされて、入れ子にされていないとして扱われるケースに対して、ブロック740において、基地局105またはUE115は、リソース割り振りメッセージ中に示されるアクティブBWPのリソースをターゲットBWPにマッピングするために、1つ以上の固定されたアレイメントルールを適用するかもしれない。図8の図形850および図形855は、入れ子にされていないBWPに対するBWP切り替えイベント間に適用されるかもしれない固定されたアライメントルールの2つの例を示している。例えば、図形850は、アクティブBWP860がオフセットなしでターゲットBWP865にマッピングされている例を示している。図形855は、アクティブBWP870がオフセットを有してターゲットBWP875にマッピングされている例を示している。
[0227]
いくつかのケースでは、ブロック745において、基地局105またはUE115は、アクティブBWP860内のPRB885の基準位置880を識別してもよい。基準位置880は、アクティブBWP860およびターゲットBWP865の両方に共通の特徴として構成されていてもよい。例えば、基準位置880は、アクティブBWP860の最低周波数リソースであってもよい。基地局105またはUE115が、基準位置880に対するPRB885の位置を知っている場合、基地局105またはUE115は、基準位置880と、基準位置880からのPRB885の既知の相対距離とに基づいて、ターゲットBWP865に対するPRB885を識別することが可能かもしれない。基地局105は、基準位置880を使用して、PRB885を正確に配置するかもしれず、UE115は、基準位置880を使用して、PRB885がターゲットBWP865のどこにあるべきかを決定するかもしれない。フォールバックDCIを使用するいくつかの例では、フォールバックDCIに関係する基準位置は、図6Bに示すように、アクティブBWPの(例えば、CORESET0帯域幅の)最低周波数リソースであってもよい。
[0228]
いくつかのケースでは、ブロック750において、基地局105またはUE115は、アクティブBWP870内のPRB895の位置に対する、ターゲットBWP875内のPRB895のオフセット890を識別してもよい。オフセット890は、アクティブBWP870内の基準位置880またはPRB895のそれぞれの位置に対する、ターゲットBWP875内の基準位置880またはPRB895の変位を表していてもよい。例えば、オフセット890は、アクティブBWP870の最低リソースが、ターゲットBWP875の(最低リソース以外の)他の何らかのリソースにマッピングされることを示していてもよい。例えば、アクティブBWP870の最低リソースは、ターゲットBWP875の最低のリソースに3つのリソース(例えば、オフセット)を加えたものにマッピングされていてもよい。いくつかのケースでは、オフセット890は、リソース割り振りを搬送するDCI中で示されていてもよい。DCI中のインジケータを使用してもよく、または、インジケータは、いくつかの既存のDCIフィールドに基づいていてもよい。例えば、サポートされているオフセットのうちの1つを選択するために、HARQプロセスIDフィールドを使用してもよく、サポートされるオフセットは、仕様において予め規定することができ、または、コンフィギュレーションに基づかせることができる。例えば、以下のオフセット(PRBの数){0、4、8、12}がサポートされていてもよい。モジュロ4演算をHARQプロセスIDに適用して、4つのオフセットのうちの1つを選択してもよい。サポートされているオフセットの粒度は、これらに限定されないが、RBGサイズ、ターゲットBWPのサイズ、ターゲットBWPとアクティブBWPの間の相対的な差、または、これらの任意の組み合わせのうちのいずれか1つに依存していてもよい。
[0229]
ブロック755において、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPを使用して通信してもよい。ターゲットBWPに対して、いったんCQIが取得されると、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPに直接関連するメッセージ(例えば、スケジューリングメッセージ)を交換することが可能であるかもしれない。
[0230]
図7Bは、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするプロセスフロー700Bの例を示している。いくつかの例では、プロセスフロー700Bは、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。プロセスフロー700Bは、DCIサイズ(例えば、DCI中に含まれている情報フィールドのサイズ、例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドを含む情報フィールドのサイズ)が、アクティブBWPに基づいているときの、BWP切り替えイベントを取り扱うための技法を示していてもよい。プロセスフロー700Bは、基地局105、UE115、または、これらの両方により実行される機能を含んでいてもよい。プロセスフローは、図3を参照して説明したメッセージ構造のうちのいずれかに関係して使用してもよい。
[0231]
ブロック765において、基地局105またはUE115は、クロスBWPスケジューリング手順を開始してもよい。アクティブBWP(例えば、現在のBWP)の周波数ドメインリソース(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ)と、ターゲットBWP(例えば、新しいBWP)の周波数ドメインリソース(例えば、ターゲットBWPに対して示される周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ)との間に不整合があるときに、BWP切り替えを可能にするように、クロスBWPスケジューリング手順が構成されていてもよい。クロスBWPスケジューリングでは、DCIは、アクティブBWPに基づいて解釈されてもよい。アクティブBWPの物理リソースブロック割り振りは、ターゲットBWPにマッピングされてもよい。
[0232]
ブロック770において、基地局105またはUE115は、クロスBWPスケジューリングがサポートされているか否かを決定してもよい。いくつかのケースでは、この決定は、BWP切り替えイベントに関与するBWPの組み合わせに基づいていてもよい。
[0233]
ブロック775において、基地局105またはUE115は、リソース割り振りメッセージ中に示されるアクティブBWPのリソースをターゲットBWPにマッピングするための1つ以上の固定されたアライメントルールを適用してもよい。図8の図形850および図形855は、入れ子にされていないBWPに対するBWP切り替えイベント間に適用されてもよい固定されたアライメントルールの2つの例を示している。例えば、図形850は、アクティブBWP860が、オフセットなしでターゲットBWP865にマッピングされている例を示している。図形855は、アクティブBWP870が、オフセットを有してターゲットBWP875にマッピングされている例を示している。
[0234]
いくつかのケースでは、ブロック780において、基地局105またはUE115は、アクティブBWP860内のPRB885の基準位置880を識別してもよい。基準位置880は、アクティブBWP860とターゲットBWP865の両方に共通の特徴として構成されていてもよい。例えば、基準位置880は、アクティブBWP860の最低周波数リソースであってもよい。基地局105またはUE115が、基準位置880に対するPRB885の位置を知っている場合、基地局105またはUE115は、基準位置880と、基準位置880からのPRB885の既知の相対距離とに基づいて、ターゲットBWP865に対するPRB885を識別することが可能であるかもしれない。基地局105は、基準位置880を使用して、PRB885を正確に配置し、UE115は、基準位置880を使用して、PRB885がターゲットBWP865中のどこにあるべきかを決定してもよい。
[0235]
いくつかのケースでは、ブロック785において、基地局105またはUE115は、アクティブBWP870内のPRB895の位置に対する、ターゲットBWP875内のPRB895のオフセット890を識別してもよい。オフセット890は、アクティブBWP870内の基準位置880またはPRB895のそれぞれの位置に対する、ターゲットBWP875内の基準位置880またはPRB895の変位を表していてもよい。
[0236]
ブロック790において、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPを使用して通信してもよい。ターゲットBWPに対して、いったんCQIが取得されると、基地局105またはUE115は、ターゲットBWPに直接関連するメッセージ(例えば、スケジューリングメッセージ)を交換することが可能であってもよい。
[0237]
図8は、本開示のさまざまな態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする図形800の例を示している。いくつかの例では、図形800は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実現してもよい。図形800は、異なるタイプのBWP切り替えイベントと、BWP切り替えイベントの間に、異なるBWPのマッピングがどのように取り扱われるかもしれないかとを示しているかもしれない。例えば、図形800は、入れ子にされているBWP間のBWP切り替えイベントに対する図形805および図形810と、入れ子にされていないBWP間のBWP切り替えイベントに対する図形850および図形855とを含んでいるかもしれない。
[0238]
図形805は、より狭いアクティブBWP815とより広いターゲットBWP820との間のBWP切り替えイベントの例を示しているかもしれない。図形810は、より広いアクティブBWP830とより狭いターゲットBWP835との間のBWP切り替えイベントの例を示しているかもしれない。図形850は、オフセットを使用することなく、入れ子にされていないアクティブBWP860からターゲットBWP865へのBWP切り替えイベントの例を示しているかもしれない。図形855は、オフセット890を使用した、ターゲットBWP875と入れ子にされていないアクティブBWP870に対するBWP切り替えイベントの例を示しているかもしれない。これらのBWP切り替えイベントについての具体的な詳細は、図7を参照して説明している。
[0239]
図9は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレスデバイス905のブロック図900を示している。ワイヤレスデバイス905は、ここで説明するようなユーザ機器(UE)115の態様の例であってもよい。ワイヤレスデバイス905は、受信機910と、UE帯域幅部分マネージャー915と、送信機920とを含んでいてもよい。ワイヤレスデバイス905はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0240]
受信機910は、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、および、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関連する情報など)に関係する、パケット、ユーザデータ、または、制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス905の他のコンポーネントに渡されてもよい。受信機910は、図12を参照して説明するトランシーバ1235の態様の例であってもよい。受信機910は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0241]
UE帯域幅部分マネージャー915は、図12を参照して説明するUE帯域幅部分マネージャー1215の態様の例であってもよい。
[0242]
UE帯域幅部分マネージャー915および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるソフトウェアで実現される場合、UE帯域幅部分マネージャー915および/またはそのさまざまなサブコンポーネントの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、または、他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本開示で説明する機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせにより実行してもよい。UE帯域幅部分マネージャー915および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、機能の一部分が、1つ以上の物理デバイスにより異なる物理的位置において実現されるように分散されることを含む、さまざまな位置に物理的に位置していてもよい。いくつかの例では、UE帯域幅部分マネージャー915および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示のさまざまな態様による、別個の異なるコンポーネントであってもよい。他の例では、UE帯域幅部分マネージャー915および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示のさまざまな態様による、限定はしないが、I/Oコンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明する1つ以上の他のコンポーネント、または、これらの組み合わせを含む、1つ以上の他のハードウェアコンポーネントと組み合わせてもよい。
[0243]
UE帯域幅部分マネージャー915は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよく、リソース割り振りフィールド中の情報に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。いくつかの例では、UE帯域幅部分マネージャー915は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている。いくつかの例では、UE帯域幅部分マネージャー915は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別してもよい。いくつかの例では、UE帯域幅部分マネージャー915は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、0パディングで、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを埋めてもよい。
[0244]
UE帯域幅部分マネージャー915はまた、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとを監視してもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいており、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。
[0245]
UE帯域幅部分マネージャー915は、UE115に通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよく、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115にアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック割り振り(PRB)に関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0246]
送信機920は、デバイス905の他のコンポーネントにより発生される信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機920は、トランシーバモジュール中の受信機910とコロケートさせてもよい。例えば、送信機920は、図12を参照して説明するトランシーバ1235の態様の例であってもよい。送信機920は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0247]
図10は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレスデバイス1005のブロック図1000を示している。ワイヤレスデバイス1005は、図9を参照して説明したような、ワイヤレスデバイス905またはUE115の態様の例であってもよい。ワイヤレスデバイス1005は、受信機1010と、UE帯域幅部分マネージャー1015と、送信機1020とを含んでいてもよい。ワイヤレスデバイス1005はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0248]
受信機1010は、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、および、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関連する情報など)に関係する、パケット、ユーザデータ、または、制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1005の他のコンポーネントに渡されてもよい。受信機1010は、図12を参照して説明するトランシーバ1235の態様の例であってもよい。受信機1010は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0249]
UE帯域幅部分マネージャー1015は、図12を参照して説明するUE帯域幅部分マネージャー1215の態様の例であってもよい。UE帯域幅部分マネージャー1015はまた、通信マネージャー1025と、切り替えイベントマネージャー1030と、リソースマネージャー1035とを含んでいてもよい。
[0250]
通信マネージャー1025は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、リソース割り振りフィールド中に含まれている搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含み、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局105と通信することに基づいて、搬送波のターゲットBWPを使用するUE115に対するリソースを割り振る第2のDCIを受信してもよく、第2のDCIは、UE115により使用されている搬送波のターゲットBWPのサイズに基づいている第2の長さを有する第2のリソース割り振りフィールドを含み、第2の長さは、DCI中のリソース割り振りフィールドの長さよりも長く、第2のDCIのリソース割り振りフィールド中に含まれている搬送波のターゲットBWPのすべての通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよく、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックDCIとフォールバックDCIを監視してもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいており、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよく、基地局105から情報を受信して、基準BWPを動的に構成してもよい。
[0251]
通信マネージャー1025は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。
[0252]
通信マネージャー1025は、UE115に通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。
[0253]
切り替えイベントマネージャー1030は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。
[0254]
切り替えイベントマネージャー1030は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定してもよい。
[0255]
切り替えイベントマネージャー1030は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115にアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。
[0256]
リソースマネージャー1035は、リソース割り振りフィールド中の情報に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別してもよい。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分である。いくつかのケースでは、DCIは、非フォールバックDCIである。いくつかのケースでは、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である。いくつかのケースでは、基準BWPは、静的に予め構成されている。
[0257]
リソースマネージャー1035は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0258]
リソースマネージャー1035は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0259]
送信機1020は、デバイス1005の他のコンポーネントにより発生される信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1020は、トランシーバモジュール中の受信機1010とコロケートさせてもよい。例えば、送信機1020は、図12を参照して説明するトランシーバ1235の態様の例であってもよい。送信機1020は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0260]
図11は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするUE帯域幅部分マネージャー1115のブロック図1100を示している。UE帯域幅部分マネージャー1115は、図9、図10、および、図12を参照して説明する、UE帯域幅部分マネージャー915、UE帯域幅部分マネージャー1015、または、UE帯域幅部分マネージャー1215の態様の例であってもよい。UE帯域幅部分マネージャー1115は、通信マネージャー1120と、切り替えイベントマネージャー1125と、リソースマネージャー1130と、BWP識別子マネージャー1135と、周波数範囲マネージャー1140と、マッピングマネージャー1145と、オーバーラップマネージャー1150と、非フォールバックDCIマネージャー1155と、CSSマネージャー1160とを含んでいてもよい。これらのモジュールのそれぞれは、直接的または間接的に、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0261]
通信マネージャー1120は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局105と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含み、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局105と通信することに基づいて、搬送波のターゲットBWPを使用するUE115に対するリソースを割り振る第2のDCIを受信してもよく、第2のDCIは、UE115により使用されている搬送波のターゲットBWPのサイズに基づいている第2の長さを有する第2のリソース割り振りフィールドを含み、第2の長さは、DCI中のリソース割り振りフィールドの長さよりも長く、第2のDCIのリソース割り振りフィールド中に含まれている搬送波のターゲットBWPのすべての通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよく、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックDCIとフォールバックDCIを監視してもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいており、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよく、基地局105から情報を受信して、基準BWPを動的に構成してもよい。
[0262]
通信マネージャー1120は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。
[0263]
通信マネージャー1120は、UE115に通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有していてもよい。いくつかの例では、通信マネージャー1120は、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。
[0264]
切り替えイベントマネージャー1125は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。切り替えイベントマネージャー1125は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定してもよい。
[0265]
切り替えイベントマネージャー1125は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115にアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。
[0266]
リソースマネージャー1130は、リソース割り振りフィールド中の情報に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別してもよい。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分である。いくつかのケースでは、DCIは、非フォールバックDCIである。いくつかのケースでは、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である。いくつかのケースでは、基準BWPは、静的に予め構成されている。
[0267]
リソースマネージャー1130は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。いくつかのケースでは、1つより多いリソースブロック(RB)がBWPに対して割り振られていることをDCI中の単一ビットが示すように、UE115に通信リソースを割り振る受信されたDCIは、リソースブロックグループ(RBG)毎のベースで、通信リソースを割り振る。
[0268]
リソースマネージャー1130は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0269]
BWP識別子マネージャー1135は、DCIのBWP識別子フィールドが、通信するためにUE115により使用されている搬送波のアクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定してもよく、BWP切り替えイベントを識別することは、DCIのBWP識別子フィールドが、搬送波のアクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定することに基づいている。
[0270]
周波数範囲マネージャー1140は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定してもよく、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定することに基づいており、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することに基づいている。いくつかのケースでは、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲よりも広い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲は、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲内に入れ子にされている。
[0271]
周波数範囲マネージャー1140は、ターゲットBWPの周波数範囲の一部分が、アクティブBWPの周波数範囲を除外していることを決定してもよく、アクティブBWPの周波数範囲の一部分が、ターゲットBWPの周波数範囲を除外していることを決定してもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することは、この決定に基づいている。
[0272]
周波数範囲マネージャー1140は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定することに基づいている。
[0273]
マッピングマネージャー1145は、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールド中に含まれている通信リソースを、搬送波のターゲットBWPに対する通信リソースにマッピングしてもよく、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPとの両方に共通の通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールド中に含まれている通信リソースを、搬送波のターゲットBWPに対する通信リソースにマッピングすることに基づいている。
[0274]
マッピングマネージャー1145は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいており、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいており、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいており、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいている。いくつかのケースでは、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数リソースである。
[0275]
マッピングマネージャー1145は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいている。いくつかの例では、マッピングマネージャー1145は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいている。
[0276]
いくつかの例では、マッピングマネージャー1145は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいている。
[0277]
いくつかの例では、マッピングマネージャー1145は、基地局から受信されたDCIに基づいて、BWP切り替えイベント間に、アクティブBWPのリソースが、ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかを示すマッピングオプションを決定してもよく、リソースをマッピングすることは、マッピングオプションを決定することに基づいている。いくつかのケースでは、DCIは、オフセットのインジケータを含んでいる。いくつかのケースでは、オフセットは、リソースブロックグループサイズ、ターゲットBWPのサイズ、アクティブBWPとターゲットBWPとの間の差、または、これらの任意の組み合わせに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数リソースである。いくつかのケースでは、DCIは、マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる。いくつかのケースでは、DCIのハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス識別子フィールドは、マッピングオプションの表示を含んでいる。いくつかのケースでは、マッピングオプションは、モジュロ演算を含んでいる。
[0278]
オーバーラップマネージャー1150は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定してもよく、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定することに基づいて、DCIの通信リソースを使用して、信号を送信または受信することを止めてもよい。
[0279]
オーバーラップマネージャー1150は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いまたは狭いか否かを決定してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いまたは狭いか否かを決定することに基づいており、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨ててもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信することは、情報を切り捨てることに基づいており、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定してもよく、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定することに基づいており、ターゲットBWPの第1の周波数範囲が、ターゲットBWPの第2の周波数範囲と完全にオーバーラップしていること、または、ターゲットBWPの第2の周波数範囲が、アクティブBWPの第1の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定してもよく、リソースが入れ子にされていることを決定することは、1つの周波数範囲が、他の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいている。
[0280]
オーバーラップマネージャー1150は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨ててもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信することは、情報を切り捨てることに基づいている。
[0281]
非フォールバックDCIマネージャー1155は、非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定してもよく、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局105と非同期であることを決定することは、非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定することに基づいている。
[0282]
CSSマネージャー1160は、搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、基準BWPのCSSと同一であることを識別してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、搬送波のアクティブBWPのCSSが、基準BWPのCSSと同一であることを識別することに基づいている。
[0283]
図12は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイス1205を含むシステム1200の図を示している。デバイス1205は、例えば、図9および図10を参照して上記で説明したような、ワイヤレスデバイス905、ワイヤレスデバイス1005、または、UE115のコンポーネントの例であってもよく、または、これらを含んでいてもよい。デバイス1205は、UE帯域幅部分マネージャー1215、プロセッサ1220、メモリ1225、ソフトウェア1230、トランシーバ1235、アンテナ1240、および、I/O制御装置1245を含む、通信を送信および受信するためのコンポーネントを含む、双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含んでいてもよい。これらのコンポーネントは、1つ以上のバス(例えば、バス1210)を介して、電子通信してもよい。デバイス1205は、1つ以上の基地局105とワイヤレスに通信してもよい。
[0284]
プロセッサ1220は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理ユニット(CPU)、マイクロ制御装置、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理コンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの任意の組み合わせ)を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、プロセッサ1220は、メモリ制御装置を使用して、メモリアレイを動作させるように構成されていてもよい。他のケースでは、メモリ制御装置は、プロセッサ1220に統合されていてもよい。プロセッサ1220は、メモリに記憶されているコンピュータ読取可能命令を実行して、さまざまな機能(例えば、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする機能またはタスク)を実行するように構成されていてもよい。
[0285]
メモリ1225は、ランダムアクセスメモリ(RAM)およびリードオンリーメモリ(ROM)を含んでいてもよい。メモリ1225は、実行されたとき、プロセッサに、ここで説明するさまざまな機能を実行させる命令を含む、コンピュータ読取可能、コンピュータ実行可能ソフトウェア1230を記憶していてもよい。いくつかのケースでは、メモリ1225は、とりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの対話のような、基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御していてもよい基本入力/出力システム(BIOS)を含んでいてもよい。
[0286]
ソフトウェア1230は、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするためのコードを含む、本開示の態様を実現するためのコードを含んでいてもよい。ソフトウェア1230は、システムメモリまたは他のメモリのような、非一時的コンピュータ読取可能媒体中に記憶されていてもよい。いくつかのケースでは、ソフトウェア1230は、プロセッサにより直接実行可能でなくてもよいが、(例えば、コンパイルされ実行されたときに)ここで説明する機能をコンピュータに実行させてもよい。
[0287]
トランシーバ1235は、上記で説明したように、1本以上のアンテナ、有線リンク、または、ワイヤレスリンクを介して、双方向に通信してもよい。例えば、トランシーバ1235は、ワイヤレストランシーバを表していてもよく、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信してもよい。トランシーバ1235はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受け取ったパケットを復調するモデムを含んでいてもよい。
[0288]
いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイス1205は、単一のアンテナ1240を含んでいてもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイス1205は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することができてもよい、1本より多いアンテナ1240を有していてもよい。
[0289]
I/O制御装置1245は、デバイス1205に対する入力信号および出力信号を管理してもよい。I/O制御装置1245はまた、デバイス1205に統合されていない周辺機器を管理してもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1245は、外部の周辺機器への物理的な接続またはポートを表していてもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1245は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS−DOS(登録商標)、MS−WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または、別の既知のオペレーティングシステムのような、オペレーティングシステムを利用してもよい。他のケースでは、I/O制御装置1245は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または、類似のデバイスを表してもよく、または、これらと対話してもよい。いくつかのケースでは、I/O制御装置1245は、プロセッサの一部分として実現してもよい。いくつかのケースでは、ユーザは、I/O制御装置1245を介して、または、I/O制御装置1245により制御されるハードウェアコンポーネントを介して、デバイス1205と対話してもよい。
[0290]
図13は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレスデバイス1305のブロック図1300を示している。ワイヤレスデバイス1305は、ここで説明するような基地局105の態様の例であってもよい。ワイヤレスデバイス1305は、受信機1310と、基地局帯域幅部分マネージャー1315と、送信機1320とを含んでいてもよい。ワイヤレスデバイス1305はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0291]
受信機1310は、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、および、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関連する情報など)に関係する、パケット、ユーザデータ、または、制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイスの他のコンポーネントに渡されてもよい。受信機1310は、図16を参照して説明するトランシーバ1635の態様の例であってもよい。受信機1310は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0292]
基地局帯域幅部分マネージャー1315は、図16を参照して説明する基地局帯域幅部分マネージャー1615の態様の例であってもよい。
[0293]
基地局帯域幅部分マネージャー1315および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるソフトウェアで実現される場合、基地局帯域幅部分マネージャー1315および/またはそのさまざまなサブコンポーネントの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、本開示で説明する機能を実行するように設計されているこれらの任意の組み合わせにより実行してもよい。基地局帯域幅部分マネージャー1315および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、機能の一部分が、1つ以上の物理デバイスにより異なる物理的位置において実現されるように分散されることを含む、さまざまな位置に物理的に位置していてもよい。いくつかの例では、基地局帯域幅部分マネージャー1315および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示のさまざまな態様による、別個の異なるコンポーネントであってもよい。他の例では、基地局帯域幅部分マネージャー1315および/またはそのさまざまなサブコンポーネントのうちの少なくともいくつかは、本開示のさまざまな態様による、限定はしないが、I/Oコンポーネント、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明する1つ以上の他のコンポーネント、または、これらの組み合わせを含む、1つ以上の他のハードウェアコンポーネントと組み合わせてもよい。
[0294]
基地局帯域幅部分マネージャー1315は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよく、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波の他の通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。基地局帯域幅部分マネージャー1315はまた、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックDCIを発生させてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいており、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいており、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをUE115に送信してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信してもよい。いくつかの例では、基地局帯域幅部分マネージャー1315は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定するように、UE115を構成してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている。いくつかの例では、基地局帯域幅部分マネージャー1315は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別するように、UE115を構成してもよい。いくつかのケースでは、基地局帯域幅部分マネージャー1315は、ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを0パディング(例えば、1つ以上の0ビットでパディング)で埋めるように、UE115を構成してもよい。
[0295]
基地局帯域幅部分マネージャー1315は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよく、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。
[0296]
送信機1320は、1305デバイスの他のコンポーネントにより発生される信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1320は、トランシーバモジュール中の受信機1310とコロケートさせてもよい。例えば、送信機1320は、図16を参照して説明するトランシーバ1635の態様の例であってもよい。送信機1320は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0297]
図14は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするワイヤレスデバイス1405のブロック図1400を示している。ワイヤレスデバイス1405は、図13を参照して説明したような、ワイヤレスデバイス1305または基地局105の態様の例であってもよい。ワイヤレスデバイス1405は、受信機1410と、基地局帯域幅部分マネージャー1415と、送信機1420とを含んでいてもよい。ワイヤレスデバイス1405はまた、プロセッサを含んでいてもよい。これらのコンポーネントのそれぞれは、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0298]
受信機1410は、さまざまな情報チャネル(例えば、制御チャネル、データチャネル、および、帯域幅部分に対するシグナリング技法に関連する情報など)に関係する、パケット、ユーザデータ、または、制御情報のような、情報を受信してもよい。情報は、デバイス1405の他のコンポーネントに渡されてもよい。受信機1410は、図16を参照して説明するトランシーバ1635の態様の例であってもよい。受信機1410は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0299]
基地局帯域幅部分マネージャー1415は、図16を参照して説明する基地局帯域幅部分マネージャー1615の態様の例であってもよい。基地局帯域幅部分マネージャー1415はまた、リソースマネージャー1425と、制御情報マネージャー1430と、通信マネージャー1430とを含んでいてもよい。
[0300]
リソースマネージャー1425は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)は異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分である。いくつかのケースでは、DCIは、非フォールバックDCIである。
[0301]
リソースマネージャー1425は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子されていないことを決定してもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0302]
リソースマネージャー1425は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0303]
制御情報マネージャー1430は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックDCIを発生させてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいており、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいている。いくつかのケースでは、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である。
[0304]
制御情報マネージャー1430は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0305]
制御情報マネージャー1430は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0306]
通信マネージャー1435は、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含み、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをUE115に送信してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信してもよい。
[0307]
通信マネージャー1435は、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。
[0308]
通信マネージャー1435は、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。
[0309]
送信機1420は、デバイス1405の他のコンポーネントにより発生される信号を送信してもよい。いくつかの例では、送信機1420は、トランシーバモジュール中の受信機1410とコロケートさせてもよい。例えば、送信機1420は、図16を参照して説明するトランシーバ1635の態様の例であってもよい。送信機1420は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用してもよい。
[0310]
図15は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする基地局帯域幅部分マネージャー1515のブロック図1500を示している。基地局帯域幅部分マネージャー1515は、図13、図14、および、図16を参照して説明する基地局帯域幅部分マネージャーの態様の例であってもよい。基地局帯域幅部分マネージャー1515は、リソースマネージャー1520と、制御情報マネージャー1525と、通信マネージャー1530と、マッピングマネージャー1535と、周波数範囲マネージャー1540と、オーバーラップマネージャー1545と、非フォールバックDCIマネージャー1550と、CSSマネージャー1555と、復元マネージャー1560と、基準BWPマネージャー1565とを含んでいてもよい。これらのモジュールのそれぞれは、直接的または間接的に、(例えば、1つ以上のバスを介して)互いに通信してもよい。
[0311]
リソースマネージャー1520は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さよりも短い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るのには不十分である。いくつかのケースでは、DCIは、非フォールバックDCIである。
[0312]
リソースマネージャー1520は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよく、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定してもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。リソースマネージャー1520は、リソースブロックグループ(RBG)毎のベースで、UE115のターゲットBWPに通信リソースを割り振ってもよく、1つより多いリソースブロック(RB)がターゲットBWPに対して割り振られることをDCI中の単一ビットが示している。
[0313]
リソースマネージャー1520は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。いくつかの例では、リソースマネージャー1520は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。
[0314]
制御情報マネージャー1525は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有し、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックDCIを発生させてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいており、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに基づいている。いくつかのケースでは、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である。
[0315]
制御情報マネージャー1525は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0316]
制御情報マネージャー1525は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。
[0317]
通信マネージャー1530は、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含み、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをUE115に送信してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UEと通信してもよい。
[0318]
通信マネージャー1530は、DCIをUE115に送信してもよく、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。
[0319]
通信マネージャー1530は、DCIをUE115に送信してもよい。いくつかの例では、通信マネージャー1530は、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。
[0320]
マッピングマネージャー1535は、リソース割り振りフィールド中でUE115に割り振られている搬送波のターゲットBWPの通信リソースを、搬送波のアクティブBWPの通信リソースにマッピングしてもよく、DCIを発生させることは、リソース割り振りフィールド中でUE115に割り振られている搬送波のターゲットBWPの通信リソースを、搬送波のアクティブBWPの通信リソースにマッピングすることに基づいている。
[0321]
マッピングマネージャー1535は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいており、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいており、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいており、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいている。いくつかのケースでは、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数である。
[0322]
マッピングマネージャー1535は、アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、基準位置を識別することに基づいている。いくつかの例では、マッピングマネージャー1535は、ターゲットBWPに関係する基準位置に対するオフセットを識別してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、オフセットを識別することに基づいている。いくつかの例では、マッピングマネージャー1535は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースをマッピングすることに基づいている。
[0323]
いくつかの例では、マッピングマネージャー1535は、基地局から受信されたDCIに基づいて、BWP切り替えイベント間に、アクティブBWPのリソースが、ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかを示すマッピングオプションを決定してもよく、リソースをマッピングすることは、マッピングオプションを決定することに基づいている。いくつかのケースでは、DCIは、オフセットのインジケータを含んでいる。いくつかのケースでは、オフセットは、リソースブロックグループサイズ、ターゲットBWPのサイズ、アクティブBWPとターゲットBWPとの間の差、または、これらの任意の組み合わせに基づいていてもよい。いくつかのケースでは、基準位置は、アクティブBWPの最低周波数である。いくつかのケースでは、DCIは、マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる。いくつかのケースでは、DCIのハイブリッド自動反復要求(HARQ)プロセス識別子フィールドは、マッピングオプションの表示を含んでいる。いくつかのケースでは、マッピングオプションは、モジュロ演算を含んでいる。
[0324]
周波数範囲マネージャー1540は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定してもよく、DCIを発生させることは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲と少なくとも部分的にオーバーラップしていることを決定することに基づいており、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定してもよく、フォールバックDCIを発生させることは、基準BWPの第1の周波数範囲が、搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することに基づいている。いくつかのケースでは、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲よりも広い。いくつかのケースでは、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲は、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲内に入れ子にされている。
[0325]
周波数範囲マネージャー1540は、ターゲットBWPの周波数範囲の一部分が、アクティブBWPの周波数範囲を除外していることを決定してもよく、アクティブBWPの周波数範囲の一部分が、ターゲットBWPの周波数範囲を除外していることを決定してもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することは、この決定に基づいている。
[0326]
周波数範囲マネージャー1540は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定することに基づいている。
[0327]
オーバーラップマネージャー1545は、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ、ビットフィールドサイズなど)が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定してもよく、搬送波のアクティブBWPの第1の周波数範囲が、搬送波のターゲットBWPの第2の周波数範囲とオーバーラップしていないことを決定することに基づいて、リソース割り振りフィールドを0割り当てで埋めてもよい。
[0328]
オーバーラップマネージャー1545は、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定してもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも広いかまたは狭いか否かを決定することに基づいており、ターゲットBWPの周波数範囲が、アクティブBWPの周波数範囲よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨ててもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信することは、情報を切り捨てることに基づいており、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよく、アクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の識別された通信リソース内に、ターゲットBWPに関係する物理リソースブロック割り振り(PRB)を配置してもよく、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定してもよく、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別することは、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていることを決定することに基づいており、ターゲットBWPの第1の周波数範囲が、ターゲットBWPの第2の周波数範囲に完全にオーバーラップしていること、または、ターゲットBWPの第2の周波数範囲が、アクティブBWPの第1の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定してもよく、リソースが入れ子にされていることを決定することは、1つの周波数範囲が、別の周波数範囲と完全にオーバーラップしていることを決定することに少なくとも部分的に基づいている。
[0329]
オーバーラップマネージャー1545は、ターゲットBWPの周波数範囲(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ、ビットフィールドサイズなど)が、アクティブBWPの周波数範囲(例えば、周波数ドメインリソース割り振りフィールドのサイズ、ビットフィールドサイズなど)よりも狭いことに基づいて、情報を切り捨ててもよく、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信することは、情報を切り捨てることに基づいている。例えば、BWPインジケータにより、例えば、アクティブBWPのビットフィールドのサイズが、ターゲットBWPに対して示されるビットフィールドのサイズよりも大きい場合、オーバーラップマネージャー1545は、DCIの最下位ビットに基づいている情報を識別してもよい。
[0330]
非フォールバックDCIマネージャー1550は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信することに基づいて、非フォールバックDCIが、UE115により正常にデコードされることに失敗したことを決定してもよい。
[0331]
CSSマネージャー1555は、搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、基準BWPのCSSと同一であることを識別してもよく、フォールバックDCIを発生させることは、搬送波のアクティブBWPのCSSが、基準BWPのCSSと同一であることを識別することに基づいている。
[0332]
復元マネージャー1560は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信することに基づいて、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPが何であるかを基地局105に通知するように、UE115に要求してもよく、UE105の搬送波のアクティブBWPに基づいて、基地局115の搬送波のアクティブBWPを修正してもよく、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信している間に、搬送波のアクティブBWPに関係するタイマーが満了することを可能にしてもよく、タイマーが満了することに基づいて、UE115との新たなBWPを確立してもよい。
[0333]
基準BWPマネージャー1565は、基準BWPを識別してもよく、情報をUE115に送信して、基準BWPを動的に構成してもよい。いくつかのケースでは、基準BWPは、静的に予め構成されている。
[0334]
図16は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするデバイス1605を含むシステム1600の図を示している。デバイス1605は、例えば、図1を参照して上記で説明したような、基地局105のコンポーネントの例であってもよく、または、これを含んでいてもよい。デバイス1605は、基地局帯域幅部分マネージャー1615、プロセッサ1620、メモリ1625、ソフトウェア1630、トランシーバ1635、アンテナ1640、ネットワーク通信マネージャー1645、および、局間通信マネージャー1650を含む、通信を送信および受信するためのコンポーネントを含む、双方向音声およびデータ通信のためのコンポーネントを含んでいてもよい。これらのコンポーネントは、1つ以上のバス(例えば、バス1610)を介して電子通信してもよい。デバイス1605は、1つ以上のUE115とワイヤレスに通信してもよい。
[0335]
プロセッサ1620は、インテリジェントハードウェアデバイス(例えば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロ制御装置、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理コンポーネント、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの任意の組み合わせ)を含んでいてもよい。いくつかのケースでは、プロセッサ1620は、メモリ制御装置を使用して、メモリアレイを動作させるように構成されていてもよい。他のケースでは、メモリ制御装置は、プロセッサ1620に統合してもよい。プロセッサ1620は、メモリに記憶されているコンピュータ読取可能命令を実行して、さまざまな機能(例えば、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする機能またはタスク)を実行するように構成されていてもよい。
[0336]
メモリ1625は、RAMおよびROMを含んでいてもよい。メモリ1625は、実行されたとき、プロセッサに、ここで説明するさまざまな機能を実行させる命令を含む、コンピュータ読取可能、コンピュータ実行可能ソフトウェア1630を記憶していてもよい。いくつかのケースでは、メモリ1625は、とりわけ、周辺コンポーネントまたはデバイスとの対話のような基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御してもよいBIOSを含んでいてもよい。
[0337]
ソフトウェア1630は、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートするためのコードを含む、本開示の態様を実現するためのコードを含んでいてもよい。ソフトウェア1630は、システムメモリまたは他のメモリのような、非一時的コンピュータ読取可能媒体中に記憶されていてもよい。いくつかのケースでは、ソフトウェア1630は、プロセッサにより直接実行可能でなくてもよいが、(例えば、コンパイルされ実行されたときに)ここで説明する機能をコンピュータに実行させてもよい。
[0338]
トランシーバ1635は、上記で説明したように、1本以上のアンテナ、有線リンク、または、ワイヤレスリンクを介して双方向に通信してもよい。例えば、トランシーバ1635は、ワイヤレストランシーバを表していてもよく、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信してもよい。トランシーバ1635はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためにアンテナに提供し、アンテナから受け取ったパケットを復調するモデムを含んでいてもよい。
[0339]
いくつかのケースでは、ワイヤレスデバイス1605は、単一のアンテナ1640を含んでいてもよい。しかしながら、いくつかのケースでは、デバイス1605は、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することができてもよい、1本より多いアンテナ1640を有していてもよい。
[0340]
ネットワーク通信マネージャー1645は、(例えば、1つ以上のワイヤードバックホールリンクを介しての)コアネットワークとの通信を管理してもよい。例えば、ネットワーク通信マネージャー1645は、1つ以上のUE115のような、クライアントデバイスに対するデータ通信の転送を管理してもよい。
[0341]
局間通信マネージャー1650は、他の基地局105との通信を管理してもよく、他の基地局105と協同してUE115との通信を制御するための制御装置またはスケジューラを含んでいてもよい。例えば、局間通信マネージャー1650は、ビーム形成またはジョイント送信のような、さまざまな干渉緩和技法のために、UE115への送信のためのスケジューリングを調整してもよい。いくつかの例では、局間通信マネージャー1650は、ロングタームエボリューション(LTE)/LTE−aワイヤレス通信ネットワーク技術内にX2インターフェースを提供して、基地局105間の通信を提供してもよい。
[0342]
図17は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法1700を示すフローチャートを示している。方法1700の動作は、ここで説明するように、UE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法1700の動作は、図9〜図12を参照して説明したように、UE帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、UE115は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、UE115は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0343]
1705において、UE115は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。1705の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1705の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0344]
1710において、UE115は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。1710の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1710の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、切り替えイベントマネージャーにより実行してもよい。
[0345]
1715において、UE115は、リソース割り振りフィールド中の情報に少なくとも部分的に基づいて、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを識別してもよい。1715の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1715の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0346]
1720において、UE115は、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、基地局105と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPとターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。1720の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1720の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0347]
図18は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法1800を示すフローチャートを示している。方法1800の動作は、ここで説明するように、基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法1800の動作は、図13〜図16を参照して説明したように、基地局帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、基地局105は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、基地局105は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0348]
1805において、基地局105は、ユーザ機器(UE)115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。1805の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1805の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0349]
1810において、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。1810の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1810の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、制御情報マネージャーにより実行してもよい。
[0350]
1815において、基地局105は、DCIをUE115に送信してもよい。1815の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1815の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0351]
1820において、基地局105は、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよく、通信リソースの一部分は、搬送波のアクティブBWPと搬送波のターゲットBWPの両方に共通の通信リソースを含んでいる。1820の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1820の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0352]
図19は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法1900を示すフローチャートを示している。方法1900の動作は、ここで説明するように、UE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法1900の動作は、図9〜図12を参照して説明したように、UE帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、UE115は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、UE115は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0353]
1905において、UE115は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視してもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。1905の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1905の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0354]
1910において、UE115は、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定してもよい。1910の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1910の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0355]
1915において、UE115は、UE115の搬送波のアクティブBWPが基地局と非同期であることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別してもよい。1915の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1915の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0356]
1920において、UE115は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。1920の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、1920の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0357]
図20は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法のための方法2000を示すフローチャートを示している。方法2000の動作は、ここで説明するように、基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2000の動作は、図13〜図16を参照して説明したように、基地局帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、基地局105は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、基地局105は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0358]
2005において、基地局105は、搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させてもよく、非フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。2005の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2005の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、制御情報マネージャーにより実行してもよい。
[0359]
2010において、基地局105は、基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させてもよく、フォールバックDCIの長さは、搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている。2010の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2010の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、制御情報マネージャーにより実行してもよい。
[0360]
2015において、基地局105は、非フォールバックDCIとフォールバックDCIとをユーザ機器(UE)115に送信してもよい。2015の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2015の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0361]
2020において、基地局105は、フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、UE115と通信してもよい。2020の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2020の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0362]
図21は、本開示の態様による、方法2100を示すフローチャートを示している。方法2100の動作は、ここで説明するように、UE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2100の動作は、図9〜図12を参照して説明したように、UE帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、基地局105は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、UE115は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0363]
2105において、UE115は、UE115に通信リソースを割り振り、搬送波の帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。2105の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2105の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0364]
2110において、UE115は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、UE115に搬送波のアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。2110の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2110の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、切り替えイベントマネージャーにより実行してもよい。
[0365]
2115において、UE115は、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定してもよい。2115の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2115の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、切り替えイベントマネージャーにより実行してもよい。
[0366]
2120において、UE115は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。2120の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2120の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0367]
2125において、UE115は、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。2125の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2125の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0368]
図22は、本開示の態様による、方法2000を示すフローチャートを示している。方法2200の動作は、ここで説明するように、基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2200の動作は、図13〜図16を参照して説明したように、基地局帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、UE115は、デバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、基地局105は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0369]
2205において、基地局105は、ユーザ機器(UE)115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。2205の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2205の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0370]
2210において、基地局105は、BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定してもよい。2210の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2210の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0371]
2215において、基地局105は、ターゲットBWPのリソースが、アクティブBWPのリソースと入れ子にされていないことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。2215の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2215の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0372]
2220において、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE15により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している。2220の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2220の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、制御情報マネージャーにより実行してもよい。
[0373]
2225において、基地局105は、DCIをUE115に送信してもよい。2225の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2225の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0374]
2230において、基地局105は、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。2230の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2230の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0375]
図23は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする方法2300を示すフローチャートを示している。方法2300の動作は、ここで説明するように、UE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2300の動作は、図9〜図12を参照して説明したように、帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、UE115は、UE115の機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、UE115は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0376]
2305において、UE115は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。2305の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2305の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0377]
2310において、UE115は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115にアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。2310の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2310の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、切り替えイベントマネージャーにより実行してもよい。
[0378]
2315において、UE115は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中のPRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。2315の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2315の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0379]
2320において、UE115は、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。2320の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2320の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0380]
図24は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする方法2400を示すフローチャートを示している。方法2400の動作は、ここで説明するように、UE115またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2400の動作は、図9〜図12を参照して説明したように、帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、UE115は、UEの機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、UE115は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0381]
2405において、UE115は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを受信してもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されているアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。2405の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2405の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0382]
2410において、UE115は、BWP識別子フィールド中に含まれている情報に基づいて、UE115にアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別してもよい。2410の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2410の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、切り替えイベントマネージャーにより実行してもよい。
[0383]
2415において、UE15は、基地局から受信されたDCIに基づいて、BWP切り替えイベント間に、アクティブBWPのリソースが、ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかを示すマッピングオプションを決定してもよい。2415の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2415の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、マッピングマネージャーにより実行してもよい。
[0384]
2420において、UE115は、BWP切り替えイベントを識別することと、マッピングオプションを決定することとに基づいて、アクティブBWPのリソースをターゲットBWPのリソースにマッピングしてもよく、PRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、リソースのマッピングに基づいている。2420の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2420の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、マッピングマネージャーにより実行してもよい。
[0385]
2425において、UE115は、リソースをマッピングすることに基づいて、アクティブBWP中のPRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。2425の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2425の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0386]
2430において、UE115は、ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局105と通信してもよい。2430の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2430の動作の態様は、図9〜図12を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0387]
図25は、本開示の態様による、帯域幅部分に対するシグナリング技法をサポートする方法2500を示すフローチャートを示している。方法2500の動作は、ここで説明するように、基地局105またはそのコンポーネントにより実現してもよい。例えば、方法2500の動作は、図13〜図16を参照して説明したように、帯域幅部分マネージャーにより実行してもよい。いくつかの例では、基地局105は、基地局105の機能要素を制御するためのコードのセットを実行して、以下で説明する機能を実行してもよい。追加的にまたは代替的に、基地局105は、特殊目的ハードウェアを使用して、以下で説明する機能の態様を実行してもよい。
[0388]
2505において、基地局105は、UE115と通信するのに使用されている搬送波のアクティブBWPとは異なる、UE115と通信するのに使用されるべき搬送波のターゲットBWPを識別してもよい。2505の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2505の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0389]
2510において、基地局105は、BWP切り替えイベントを識別することに基づいて、アクティブBWP中のPRB割り振りに関係する、ターゲットBWPの通信リソースを識別してもよい。2510の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2510の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、リソースマネージャーにより実行してもよい。
[0390]
2515において、基地局105は、UE115に通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、DCIを発生させてもよく、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されるべき搬送波のターゲットBWPの通信リソースを示し、リソース割り振りフィールドは、UE115により使用されている搬送波のアクティブBWPのサイズに基づいている長さを有している。2515の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2515の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、制御情報マネージャーにより実行してもよい。
[0391]
2520において、基地局105は、DCIをUE115に送信してもよい。2520の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2520の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0392]
2525において、基地局105は、リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波のターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、UE115と通信してもよい。2525の動作は、ここで説明する方法にしたがって実行してもよい。いくつかの例では、2525の動作の態様は、図13〜図16を参照して説明したように、通信マネージャーにより実行してもよい。
[0393]
上記で説明した方法は、可能な実現形態を説明し、動作およびステップは、並べ替えてもよく、または、さもなければ修正してもよく、他の実現形態が可能であることに留意されたい。追加的に、方法のうちの1つより多い態様を組み合わせてもよい。
[0394]
ここで説明する技法は、コード分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、単一搬送波周波数分割多元接続(SC−FDMA)、および、他のシステムなど、さまざまなワイヤレス通信システムのために使用してもよい。CDMAシステムは、CDMA2000、ユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)のような無線技術を実現してもよく、CDMA2000は、IS−2000標準規格、IS−95標準規格、および、IS−856標準規格をカバーする。IS−2000リリースは、一般的に、CDMA2000 1X、1Xなどとして呼ばれることもある。IS−856(TIA−856)は、一般的にCDMA2000 1xEV−DO、高速パケットデータ(HRPD)などと呼ばれ、UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA(登録商標))およびCDMAの他の変形形態を含んでいる。TDMAシステムは、移動体通信用のグローバルシステム(GSM(登録商標))のような無線技術を実現してもよい。
[0395]
OFDMAシステムは、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、発展型UTRA(E−UTRA)、電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash−OFDMのような無線技術を実現してもよく、UTRAおよびE−UTRAは、ユニバーサル移動体電気通信システム(UMTS)の一部分である。LTE、LTE−AおよびLTE−Aプロは、E−UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、LTE−A、LTE−Aプロ、NR、および、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP(登録商標))と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の組織からの文書に記載されている。ここで説明する技法は、上記で説明したシステムおよび無線技術、ならびに、他のシステムおよび無線技術のために使用してもよい。LTE、LTE−A、LTE−AプロまたはNRシステムの態様は、例のために説明されているかもしれず、LTE、LTE−A、LTE−AプロまたはNR用語は、説明の大部分において使用しているかもしれないが、ここで説明する技法は、LTE、LTE−A、LTE−AプロまたはNRアプリケーションを超えて適用可能である。
[0396]
マクロセルは、一般的に、比較的大きい地理的エリア(例えば、半径が数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にしてもよい。スモールセルは、マクロセルと比較して、より低電力の基地局105に関係しているかもしれず、スモールセルは、マクロセルと同じまたは異なる(例えば、ライセンスされている、ライセンスされていないなど)周波数帯域において動作してもよい。スモールセルは、さまざまな例にしたがって、ピコセル、フェムトセル、および、マイクロセルを含んでいてもよい。ピコセルは、例えば、小さい地理的エリアをカバーしてもよく、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUE115による無制限アクセスを可能にしてもよい。フェムトセルはまた、小さい地理的エリア(例えば、自宅)をカバーしてもよく、フェムトセルとの関係を有するUE115(例えば、閉じられた加入者グループ(CSG)中のUE115、自宅内のユーザのためのUE115、これらに類するもの)による制限されたアクセスを提供してもよい。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBとして呼ばれることもある。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、または、ホームeNBとして呼ばれることもある。eNBは、1つ以上の(例えば、2、3、4のような)セルをサポートしてもよく、また、1つ以上のコンポーネント搬送波を使用して通信をサポートしてもよい。
[0397]
ここで説明したワイヤレス通信システム100またはシステムは、同期動作または非同期動作をサポートしてもよい。同期動作の場合、基地局105は、同様のフレームタイミングを有してもよく、異なる基地局105からの送信は、時間的にほぼ整列される。非同期動作の場合、基地局105は、異なるフレームタイミングを有してもよく、異なる基地局105からの送信は、時間的に整列されないことがある。
[0398]
ここで説明した情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちのいずれかを使用して表されているかもしれない。例えば、上記の説明全体に渡って基準されているかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、および、チップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁粒、光界または光粒、あるいは、これらの任意の組み合わせにより表されているかもしれない。
[0399]
ここでの開示に関連して説明した、さまざまな例示的なブロックおよびモジュールは、ここで説明した機能を実行するように設計された、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAまたは他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、これらの任意の組み合わせを用いて、実現または実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPのコアと関連する1つ以上のマイクロプロセッサ、または、他の何らかのこのようなコンフィギュレーション)として実現してもよい。
[0400]
ここで説明した機能は、ハードウェア、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ファームウェア、または、これらの任意の組み合わせで実現してもよい。プロセッサにより実行されるソフトウェアで実現する場合、機能は、1つ以上の命令またはコードとしてコンピュータ読取可能媒体上に記憶され、あるいは、これを通して送信されてもよい。他の例およびインプリメンテーションは、本開示および添付の特許請求の範囲内にある。例えば、ソフトウェアの性質により、上記に説明した機能は、プロセッサにより実行されるソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、または、これらの任意の組み合わせを使用して実現してもよい。機能を実現する特徴はまた、機能の一部分が異なる物理的位置において実現されるように分散させることを含む、さまざまな位置において物理的に位置付けられていてもよい。
[0401]
コンピュータ読取可能媒体は、1つの場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を促進する任意の媒体を含む、非一時的コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含んでいる。非一時的記憶媒体は、汎用または特殊目的コンピュータによりアクセスしてもよい任意の利用可能な媒体であってもよい。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラム可能リードオンリーメモリ(EEPROM(登録商標))、コンパクトディスク(CD)ROMまたは他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用することができ、汎用または特殊目的コンピュータ、あるいは、汎用または特殊目的プロセッサによりアクセスしてもよい他の何らかの非一時的媒体を備えることができる。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能媒体と適切に呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または、他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、あるいは、赤外線、無線、およびマイクロ波のようなワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれている。ここで使用したようなディスク(diskおよびdisc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスクおよびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、通常、ディスク(disk)は通常データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザにより光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれている。
[0402]
特許請求の範囲を含め、ここで使用するように、項目のリスト(例えば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つ以上」のようなフレーズにより始まる項目のリスト)中で使用する「または」は、例えば、「A、B、または、C、のうちの少なくとも1つ」のリストが、AまたはBまたはCあるいはABまたはACまたはBCあるいはABC(すなわち、AとBとC)を意味するように、包括的なリストを示している。ここで使用するように、フレーズ「に基づいて」は、条件の閉じたセットへの基準として解釈すべきではない。例えば、「条件Aに基づく」のように説明する例示的なステップは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aおよび条件Bの両方に基づいていてもよい。言い換えると、ここで使用するように、フレーズ「基づいて」は、フレーズ「に少なくとも部分的に基づいて」と同じ方法で解釈すべきである。
[0403]
添付の図では、同様のコンポーネントまたは特徴は、同じ基準ラベルを有しているかもしれない。追加的に、同じタイプのさまざまなコンポーネントは、基準ラベルにより、および、類似のコンポーネント間を区別する第2のラベルにより区別されているかもしれない。第1の基準ラベルのみを本明細書で使用している場合、説明は、第2の基準ラベルにかかわらず、第1の基準ラベルを有する同様のコンポーネントのいずれか1つ、または、他の後続の基準ラベルに適用可能である。
[0404]
添付の図面に関連して、ここで説明する説明は、例示的なコンフィギュレーションを記載し、実現してもよい、または、特許請求の範囲内に入るすべての例を表すものではない。本明細書で使用している「例示的な」という用語は、「好ましい」または「他の例よりも有利である」という用語ではなく、「例、事例、または、例示の役割を果たす」ことを意味する。詳細な説明は、記載された技法の理解を提供する目的のための具体的な詳細を含んでいる。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細なしに実施してもよい。いくつかの例では、説明した例の概念を不明瞭にすることを避けるために、周知の構造およびデバイスがブロック図の形態で示される。
[0405]
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供されている。本開示のさまざまな修正は、当業者には容易に明らかであり、本明細書で定義される一般的な原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形例に適用してもよい。したがって、本開示は、ここで説明する例および設計に限定されず、本明細書で開示される原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。

Claims (39)

  1. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法において、
    前記UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信することと、
    前記BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、前記UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別することと、
    前記BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、
    前記ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信することとを含み、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されている前記アクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している方法。
  2. 前記アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別することをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記基準位置を識別することに少なくとも部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  3. 前記基準位置は、前記アクティブBWPの最低周波数リソースである請求項2記載の方法。
  4. 前記BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWPのリソースを前記ターゲットBWPのリソースにマッピングすることをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  5. 前記基地局から受信されたDCIに少なくとも部分的に基づいて、前記BWP切り替えイベント間に、前記アクティブBWPのリソースが、前記ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかを示すマッピングオプションを決定することをさらに含み、
    前記リソースをマッピングすることは、前記マッピングオプションを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項4記載の方法。
  6. 前記DCIは、前記マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる請求項5記載の方法。
  7. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  8. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別することをさらに含む請求項7記載の方法。
  9. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、0パディングで、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを埋めることをさらに含む請求項7記載の方法。
  10. 前記DCIのBWP識別子フィールドが、前記UEにより通信するのに使用されている前記アクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定することをさらに含み、
    前記BWP切り替えイベントを識別することは、前記DCIのBWP識別子フィールドが、前記アクティブBWPとは異なるBWPを識別することを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項1記載の方法。
  11. 前記アクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、前記ターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さより短い請求項1記載の方法。
  12. 前記アクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、前記搬送波のターゲットBWP中で利用可能な通信リソースのすべてを割り振るには不十分である請求項1記載の方法。
  13. 前記ターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、前記基地局と通信することに少なくとも部分的に基づいて、前記ターゲットBWPを使用して、前記UEに対するリソースを割り振る第2のDCIを受信することと、
    前記第2のDCIのリソース割り振りフィールド中に含まれている、前記ターゲットBWPのすべての通信リソースを使用して、前記基地局と通信することをさらに含み、
    前記第2のDCIは、前記UEにより使用されている前記ターゲットBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている第2の長さを有する第2のリソース割り振りフィールドを含み、
    前記第2の長さは、前記DCI中のリソース割り振りフィールドの長さよりも長い請求項1記載の方法。
  14. 前記DCIは、非フォールバックDCIである請求項1記載の方法。
  15. 基地局におけるワイヤレス通信のための方法において、
    ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されているアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、前記UEと通信するのに使用されるべきターゲットBWPを識別することと、
    BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することと、
    前記UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させることと、
    前記DCIを前記UEに送信することと、
    前記リソース割り振りフィールド中に含まれている、前記ターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、前記UEと通信することとを含み、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されるべき前記ターゲットBWPの通信リソースを示し、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されている前記アクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している方法。
  16. 前記アクティブBWP中のPRB割り振りの基準位置を識別することをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記基準位置を識別することに少なくとも部分的に基づいている請求項15記載の方法。
  17. 前記基準位置は、前記アクティブBWPの最低周波数である請求項16記載の方法。
  18. 前記BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWPのリソースを前記ターゲットBWPのリソースにマッピングすることをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記リソースをマッピングすることに少なくとも部分的に基づいている請求項15記載の方法。
  19. 前記基地局から受信されたDCIに少なくとも部分的に基づいて、前記BWP切り替えイベント間に、前記アクティブBWPのリソースが、前記ターゲットBWPのリソースにどのようにマッピングされるかを示すマッピングオプションを決定することをさらに含み、
    前記リソースをマッピングすることは、前記マッピングオプションを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項18記載の方法。
  20. 前記DCIは、前記マッピングオプションを示すマッピングフィールドを含んでいる請求項19記載の方法。
  21. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定するように、前記UEを構成することをさらに含み、
    前記PRB割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別することは、前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいかまたは小さいか否かを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項15記載の方法。
  22. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも小さいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記DCIの最下位ビットに少なくとも部分的に基づいている情報を識別するように、前記UEを構成することをさらに含む請求項21記載の方法。
  23. 前記ターゲットBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドが、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドよりも大きいことを決定することに少なくとも部分的に基づいて、0パディングで、前記アクティブBWPの周波数ドメインリソース割り振りフィールドを埋めるように、前記UEを構成することをさらに含む請求項21記載の方法。
  24. 前記アクティブBWPに対するリソース割り振りフィールドの長さは、前記ターゲットBWPに対する第2のリソース割り振りフィールドの第2の長さより短い請求項15記載の方法。
  25. 前記DCIは、非フォールバックDCIである請求項15記載の方法。
  26. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための方法において、
    搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視することと、
    前記UEの搬送波のアクティブBWPが、基地局と非同期であることを決定することと、
    前記UEの搬送波のアクティブBWPが、前記基地局と非同期であることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することと、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、前記基地局と通信することとを含み、
    前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている方法。
  27. 前記非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定することをさらに含み、
    前記UEの搬送波のアクティブBWPが、前記基地局と非同期であることを決定することは、前記非フォールバックDCIが、正常にデコードされるのに失敗したことを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項26記載の方法。
  28. 前記搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、前記基準BWPのCSSと同一であることを識別することをさらに含み、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、前記搬送波のアクティブBWPのCSSが、前記基準BWPのCSSと同一であることを識別することに少なくとも部分的に基づいている請求項26記載の方法。
  29. 前記基準BWPの第1の周波数範囲が、前記搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することをさらに含み、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別することは、前記基準BWPの第1の周波数範囲が、前記搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項26記載の方法。
  30. 前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である請求項26記載の方法。
  31. 基地局におけるワイヤレス通信のための方法において、
    搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させることと、
    基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させることと、
    前記非フォールバックDCIと前記フォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信することと、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、前記UEと通信することとを含み、
    前記非フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、
    前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている方法。
  32. 前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、前記UEと通信することに少なくとも部分的に基づいて、前記非フォールバックDCIが、前記UEにより正常にデコードされることに失敗したことを決定することとをさらに含む請求項31記載の方法。
  33. 前記搬送波のアクティブBWPの制御サーチ空間(CSS)が、前記基準BWPのCSSと同一であることを識別することをさらに含み、
    前記フォールバックDCIを発生させることは、前記搬送波のアクティブBWPのCSSが、前記基準BWPのCSSと同一であることを識別することに少なくとも部分的に基づいている請求項31記載の方法。
  34. 前記基準BWPの第1の周波数範囲が、前記搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することをさらに含み、
    前記フォールバックDCIを発生させることは、前記基準BWPの第1の周波数範囲が、前記搬送波のアクティブBWPの第2の周波数範囲のサブセットであることを決定することに少なくとも部分的に基づいている請求項31記載の方法。
  35. 前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPのサイズとは無関係である請求項31記載の方法。
  36. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置において、
    前記UEに通信リソースを割り振り、帯域幅部分(BWP)識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を受信する手段と、
    前記BWP識別子フィールド中に含まれている情報に少なくとも部分的に基づいて、前記UEにアクティブBWPからターゲットBWPに変更させるBWP切り替えイベントを識別する手段と、
    前記BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、
    前記ターゲットBWPの識別された通信リソースを使用して、基地局と通信する手段とを具備し、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されている前記アクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している装置。
  37. 基地局におけるワイヤレス通信のための装置において、
    ユーザ機器(UE)と通信するのに使用されているアクティブ帯域幅部分(BWP)とは異なる、前記UEと通信するのに使用されるべきターゲットBWPを識別する手段と、
    BWP切り替えイベントを識別することに少なくとも部分的に基づいて、前記アクティブBWP中の物理リソースブロック(PRB)割り振りに関係する、前記ターゲットBWPの通信リソースを識別する手段と、
    前記UEに通信リソースを割り振り、BWP識別子フィールドとリソース割り振りフィールドとを含む、ダウンリンク制御情報(DCI)を発生させる手段と、
    前記DCIを前記UEに送信する手段と、
    前記リソース割り振りフィールド中に含まれている、搬送波の前記ターゲットBWPの通信リソースの一部分を使用して、前記UEと通信する手段とを具備し、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されるべき前記ターゲットBWPの通信リソースを示し、
    前記リソース割り振りフィールドは、前記UEにより使用されている前記アクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている長さを有している装置。
  38. ユーザ機器(UE)におけるワイヤレス通信のための装置において、
    搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する、非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)とフォールバックDCIとを監視する手段と、
    前記UEの搬送波のアクティブBWPが、基地局と非同期であることを決定する手段と、
    前記UEの搬送波のアクティブBWPが、前記基地局と非同期であることを決定することに少なくとも部分的に基づいて、前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを識別する手段と、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、前記基地局と通信する手段とを具備し、
    前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている装置。
  39. 基地局におけるワイヤレス通信のための装置において、
    搬送波のアクティブ帯域幅部分(BWP)に対する非フォールバックダウンリンク制御情報(DCI)を発生させる手段と、
    基準BWPに対するフォールバックDCIを発生させる手段と、
    前記非フォールバックDCIと前記フォールバックDCIとをユーザ機器(UE)に送信する手段と、
    前記フォールバックDCI中に示される通信リソースを使用して、前記UEと通信する手段とを具備し、
    前記非フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPのサイズに少なくとも部分的に基づいており、
    前記フォールバックDCIの長さは、前記搬送波のアクティブBWPとは異なる基準BWPのサイズに少なくとも部分的に基づいている装置。
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