JP2021504724A - 計時器のケースの開閉システム - Google Patents

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Abstract

本発明は、計時器(100)のケース(2)の開閉システム(1)に関する。この開閉システム(1)は、特に、ケース(2)の第1及び第2の部分(3a、3b)に設けられ、第1及び第2の部分(3a、3b)の間の機械的接続、特に、バヨネット型接続、を設けるための機構(4)と、及び第1及び第2の部分(3a、3b)の間に摩擦トルクを発生させるための機構(5)とを備える。この摩擦トルクを発生させるための機構(5)には、ケース(2)を開閉する際に互いに連係するように構成しており第1及び第2の部分(3a、3b)に形成される密封化面(6a、6b)がある。この開閉システム(1)は、2つの密封化面(6a、6b)の一方に密封化要素(8)を備え、密封化要素(8)は、計時器(100)のケース(2)を開閉する際に、2つの部品(3a、3b)のうちの一方が他方に対して移動する移動過程において一定の摩擦トルクを発生するように構成している。【選択図】 図1

Description

本発明は、計時器のケースの開閉システムに関し、また、このシステムを備える計時器のケースに関する。
本発明は、さらに、このようなケースを備える計時器に関する。
従来技術において、計時器のケースは、このケースのミドル部に対して裏部を組み付け/分解する役割を果たすような開閉システムを備える。このようなシステムは、伝統的に、バヨネット型接続機構と、一般的には前記ミドル部に形成されている凹部内に配置されるガスケットとを備える。この構成では、ミドル部に裏部を組み付ける際に、ミドル部に対してガスケットを移動させる移動過程の間に、ガスケットはこの裏部によって徐々に圧縮され、このことによって密封化トルクを発生させることによってこのケースをタイトに密閉する。
しかし、このようなケースの開閉システムにおいては、ミドル部に対して裏部を組み付け/分解することを確実にする密封化/緩めトルクを発生させることにガスケットが寄与しないという課題がある。具体的には、このような制動的なシステムにおいては、ガスケットは、ミドル部の開口径が40mmである場合に0.7N・mのオーダーの漸進的な密封化/緩めトルクを発生させることにしか寄与しないが、このような直径の場合にミドル部に対する裏部の組み付け/分解を確実にするためには密封化/緩めトルクは約3N・mでなければならない。また、このようなシステムでは、この密封化/緩めトルクは、このミドル部におけるガスケットの組み付け誤差によって抑えられてしまう。
本発明は、開閉システムを備えるケースを備える計時器であって、この開閉システムがこのケースの裏部やミドル部のような部品の組み付け/分解を確実に行うことを可能にするものを提案することによって、前記課題のすべて又は一部を克服することを目的とする。
このために、本発明は、計時器のケースの開閉システムに関し、当該開閉システムは、特に、前記ケースの第1及び第2の部分に設けられ、当該開閉システムは、前記第1及び第2の部分の間の機械的接続、特に、バヨネット型接続、を設けるための機構と、及び前記第1及び第2の部分の間に摩擦トルクを発生させるための機構とを備え、この摩擦トルクを発生させるための機構には、前記ケースを開閉する際に互いに連係するように構成しており前記第1及び第2の部分に形成される密封化面があり、当該開閉システムは、2つの前記密封化面の一方に密封化要素を備え、前記密封化要素は、前記計時器の前記ケースを開閉する際に、前記第1及び第2の部分のうちの一方が他方に対して移動する移動過程において一定の摩擦トルクを発生するように構成している。
他の実施形態は以下の特徴を有する。
− 当該システムは、前記密封化要素がある密封化面と同じ密封化面に弾性圧縮可能な要素を備え、前記弾性圧縮可能な要素は、前記第1の部分と第2の部分の間で圧縮されるように意図されている。
− 前記弾性圧縮可能な要素と前記密封化要素は、前記密封化面から、特に、前記弾性圧縮可能な要素と前記密封化要素を備える前記密封化面に形成される凹部から、突き出ている。
− 前記弾性圧縮可能な要素と前記密封化要素はそれぞれ、概して環状である。
− 前記弾性圧縮可能な要素は、前記密封化要素の直径よりも大きい直径を有する。
− 前記弾性圧縮可能な要素は、前記密封化要素の厚みよりも小さい厚みを有し、前記弾性圧縮可能な要素の厚みと前記密封化要素の厚みはともに、前記凹部の深さよりも大きい。
− 前記弾性圧縮可能な要素と前記密封化要素は、互いに同心ないし同軸であるように前記密封化面内にて配置される。
− 前記機械的接続を設けるための機構には、前記第1及び第2の部分に形成されこれらの前記第1及び第2の部分の間の機械的接続を確実にすることに寄与する接続面がある。
− 前記接続面にはそれぞれ、前記ケースを開閉する際に互いに連係することができる少なくとも1つの溝及び少なくとも1つのタブがある。
− 前記溝がある前記接続面には、前記ケースを閉じる際に前記溝の入口の方に前記タブをガイドすることを意図されたガイド領域がある。
− 前記溝には、前記入口及び奥部があり、これらは、前記第1及び第2の部分の一方の他方に対する角度的移動過程を定める距離分離される。
− 前記溝には、ガイド領域があり、このガイド領域は、前記ケースを開閉する際に、前記密封化面が互いに連係することに起因する前記密封化要素に与えられる一定の応力を発生させるように前記タブを導く。
− 第1の部分又は第2の部分の前記密封化面と前記接続面は、互いに対して垂直ないし実質的に垂直である。
− 前記密封化要素は、リング、特に、ポリマーによって作られたリングであり、前記弾性圧縮可能な要素は、ガスケット、特に、Oリングである。
− 前記第1の部分は前記ケースのミドル部であり、前記第2の部分は前記ケースの裏部である。
本発明は、さらに、このような開閉システムを備える計時器のケースに関する。
本発明は、さらに、このような携行型時計用ケースを備える計時器に関する。
したがって、このような特徴のおかげで、このような密封化要素を備えるケースの開閉システムは、ケースの2つの部分、例えば、ケースの裏部とミドル部、の間に、これら2つの部分のうちの一方を他方の部分に対して組み付け/分解をするための移動過程全体にわたって、一定の確実な密封化/緩めトルクを発生させることに寄与する。
添付の図面を参照しながら以下の説明を読むことで、他の具体的な特徴及び利点を明確に観察することができる。この説明は、大まかなガイドとして与えられ、これによって制限されることはけっしてない。
本発明の一実施形態に係る計時器のケースの一部であって、開閉システムが開構成となっているものの概略断面図である。 本発明の一実施形態に係る計時器のケースの一部であって、開閉システムが閉構成となっているものの概略断面図である。 本発明の実施形態に係る計時器の概略図である。
図1〜3を参照すると、本発明は、開閉システム1を備えるケース2を備える計時器100、例えば、携行型時計、に関し、この開閉システム1は、ケース2の第1の部分及び第2の部分3a、3bにおいて定められ、そのうちの一方は取り外し可能であることが好ましい。具体的には、この開閉システム1は、ケース2を開く又は閉じる目的で、これらの第1及び第2の部分3a、3bを組み付け/分解することによって開構成や閉構成になることができる。このシステム1は、これらの第1及び第2の部分3a、3bの間の機械的接続、特に、バヨネット型接続、を設けるための機構4と、第1及び第2の部分3a、3bの間に摩擦トルクを発生させるための機構5とを備える。機械的接続を設けるための機構4と摩擦トルクを発生させるための機構5どうしは、システム1の別個の機構である。これらの機構4、5は、携行型時計用ケース2を開閉する際に異なる機能を実行するように構成している。また、これら2つの機構4、5は、計時器100の異なる要素/部分によって形成される。
この計時器100では、ケース2は、環状であり、ミドル部ないしミドルベゼルを備え、その上面が風防によって、その底面が取り外し可能な裏部によって、閉じられる。なお、これに限定されず、また、これは包括的ではない。この場合、風防が表盤の上に配置され、この表盤は、特に、計時器用ムーブメントによって駆動される針を用いて時間を表示する。表盤は、さらに、デジタル表示又は英数字表示のためのウィンドウを備えることができる。ケース2に取り付けられ既知のタイプのクラスプによって連結される2つのブレスレットストランドを用いて計時器100を手首のまわりに配置することができる。
本発明のこの実施形態において、第1及び第2の部分3a、3bは、例えば、ミドル部と取り外し可能な底部にそれぞれ対応しており、これらは、バヨネット型接続を用いて上述のように説明した取り外し可能及び/又は可逆的な形態で互いに組み付けることができる。これらの第1及び第2の部分3a、3bは、その組み付け又は分解の範囲内で、特定の角度を移動する移動過程にわたって、回転軸Aのまわりを回転運動するように意図されている。この特定の角度は、好ましくは鋭角であり、例えば、15〜45度の範囲内であることができ、この角度は、好ましくは40度である。
なお、この移動過程は、これら2つの部分3a、3bの、角度的移動過程、密封化/緩めの角度的過程とも呼ぶことができ、さらには、組み付け/分解の角度的過程とも呼ぶことができる。これに関連して、この回転軸Aは、これらの2つの部分3a、3bに垂直でありつつ、これらの2つの部分3a、3bをその中心で通り抜ける。このようにして裏部3bに組み付けられたミドル部3aは、ケース2のエンクロージャを形成し、このエンクロージャ内にて、特にムーブメントが取り付けられる。
このシステム1では、摩擦トルクを発生させるための機構5には、第1及び第2の部分3a、3bに形成される密封化面6a、6bがあり、これらの密封化面6a、6bの一方には、図1及び2に示している密封化要素8が設けられている。これらの密封化面6a、6bは、互いに対向するように配置されており、互いに連係して前記第1及び第2の部分3a、3bの間に摩擦トルクを発生させて、ケース2を開閉する際に、2つの部分3a、3bどうしの確実な組み付け/分解を行うために必要な摩擦トルクを発生させる。この摩擦トルクは、確実な摩擦トルク、さらには確実な密封化/緩めトルクとも呼ばれ、2つの部分3a、3bのうちの一方が他方に対して移動する移動過程全体にわたって一定なトルクである。これに関連して、密封化要素8は、計時器のケース2を開閉する際に、2つの部分3a、3bの一方が他方に対して移動する移動過程の間に一定の摩擦トルクを発生させるように構成していることがわかる。すなわち、この密封化要素8は、第1及び第2の部分3a、3bそれぞれの密封化面6a、6bのような計時器100の堅固でなければならない部品の間に一定の摩擦トルクを発生させ、これによって、特に、計時器100のケース2の確実な開閉を行うことを意図している。
上述したように、2つの密封化面6a、6bのうちの一方には、密封化要素8がある。この実施形態において、第1の部分3aに、この場合はミドル部に、この密封化面6aを形成する。このミドル部3aの密封化面6aには凹部10があり、この凹部10内に、弾性圧縮可能な要素9と前記密封化要素8を配置する。この弾性圧縮可能な要素9は、ガスケット、特に、Oリングである。このような弾性圧縮可能な要素9は、好ましくは、第1の部分3a、3bと第2の部分3bの間で圧縮されることを意図された断面が円形であるガスケットであり、これによって、これら2つの部分3a、3bの間の水の浸透を防ぐ。したがって、このような要素9は、ケース2の間隙漏れ密封性を確実にし、その耐用年数の向上に寄与する。密封化要素8は、例えば、リングを備えることができる。これは、具体的には、ポリマー、特に、スイスのMarinにあるAsulab SA社によって販売されている材料であるAsutaneによって作られているものである。したがって、このリングにはねじ山がないことが好ましい。なぜなら、計時器100の2つの部分3a、3bのうちの一方とのこのような機械的接続が、特にこれらの2つの部分3a、3bの間で一定の摩擦トルクを発生させるというこの要素8の期待される機能に適合しないためである。この密封化要素8は、例えば、一体的な部品であるが、ケース2を開閉する際に互いに係合する複数の部品によって形成することもできる。この密封化要素8には、第1及び第2の部分3a、3bそれぞれの密封化面6a、6bと連係するように意図されている接触面がある。このような密封化要素8は、第1及び第2の部分3a、3bそれぞれの密封化面6a、6bのような計時器100の剛性部品との連係を発生させるために特に定められた構造的な特徴/性質を有する。具体的には、このような密封化要素8は、計時器100のフレキシブルな又は変形可能な部品又は要素と連係するように構成していないことが好ましい。これらの接触面の表面の寸法は、これらの第1の部分と第2の部分3a、3bの間の摩擦トルクの強度の設定に寄与する。この凹部10は、開いた凹部であり、例えば、前記密封化面6aに形成された開口がある溝11aである。ここでは、この開口は、前記第1の部分3aの密封化面6aの外面と同じ平面内にあるものと考える。このような凹部10は、この密封化面6a内にて軸方向に延び、2つの平行な壁12aと底部12bがある四角形の半分の形の断面を有し、これらの壁12aは、この底部12bに対して垂直ないし実質的に垂直である。
この弾性圧縮可能な要素9とこの密封化要素8は、これら2つの要素8、9それぞれの本体の一部が前記凹部10の開口を通り抜けつつ、前記凹部10が形成される第1の部分3aの密封化面6aから突出するように、前記凹部10内に位置している。具体的には、弾性圧縮可能な要素9と密封化要素8はそれぞれ、凹部10の深さPよりも大きい、図1においてH1とH2として描かれている厚みを有する。好ましくは、密封化要素8の厚みH2は、弾性圧縮可能な要素9の厚みH1よりも大きく、これによって、密封化要素8は単独で、これら2つの部分3a、3bが互いに対して組み付け/分解をされる際に、これら2つの部分3a、3bのうちの一方の移動過程の全体又は一部にわたって、第2の部分3bの密封化面6bの平坦な面と互いに連係する。なお、この凹部10の深さPは、この場合、凹部10の開口と底部の間に形成される距離である。
この凹部10では、この弾性圧縮可能な要素9と密封化要素8は、同心ないし同軸である。したがって、この構成では、この弾性圧縮可能な要素9と密封化要素8はそれぞれ、概して環状であることがわかる。また、弾性圧縮可能な要素9は、密封化要素8の直径d2よりも大きい直径d1を有することが好ましい。なお、これに限定されない。なお、弾性圧縮可能な要素9と密封化要素8は、軸Aに垂直なケース2の水平方向の断面の形状と同様の形状を有することが好ましい。
図示しているように、システム1は、第1及び第2の部分3a、3bの間に機械的接続4、特に、バヨネット型接続、を設けるための機構を備える。この機械的接続4を設けるための機構には、第1及び第2の部分3a、3bに形成される接続面7a、7bがあり、これらは、前記第1及び第2の部分3a、3bの間の機械的接続を確実にすることに寄与する。接続面7a、7bと密封化面6a、6bは、前記2つの部分3a、3bのそれぞれにおいて、互いに垂直ないし実質的に垂直である。これらの接続面7a、7bにはそれぞれ、溝11aとタブ11bがあり、これらは、ケースを開閉する際や第1及び第2の部分3a、3bを互いに組み付け/分解する際に、互いに連係することができる。この実施形態において、溝11aが第1の部分3aの接続面7aに、タブ11bが第2の部分3bの接続面7bに形成されている。この溝11aには、タブ11bを溝11a内に挿入することができる入口と、第1及び第2の部分3a、3bを互いに組み付ける際にこのタブ11bのためのバンキングとして機能することができる奥部がある。なお、この溝11aの入口と奥部とを分離する距離は、前記2つの部分3a、3bを互いに組み付け/分解する際の第1及び第2の部分3a、3bの互いに対する移動過程を定める。これに関連して、第1の部分3aの接続面7aには、この部分3aの密封化面6aへと開いていることができるガイド部があることができ、このガイド部は、特に第1及び第2の部分3a、3bを互いに組み付ける際に、タブ11bを溝11aの入口の方へと制御することを意図している。
また、溝11aの内部には、溝11aの内壁に形成されるガイド領域があり、これによって、タブ11bがこの溝11aの奥部に当接するまで、タブ11bが溝11a内を移動するにしたがって、第2の部分3bの密封化面6bが密封化要素8に一定の軸方向の圧力を与えるようにタブ11を導く。このようなガイド領域には、さらに、保持用ノッチがあり、これは、特に、ケース2の開閉を確実にすることに寄与する。すなわち、第1及び第2の部分3a、3bの互いに対する組み付け/分解を確実にする。
なお、このバヨネット型接続に関連して、機械的接続を設けるための機構4には、複数、好ましくは3つ、のタブ11bと、これに伴って、複数の溝11aがあることができることがわかる。具体的には、第2の部分3bの接続面7bにあるタブ11bと同じ数の溝11aがある。また、前記2つの部分の一方の他方に対する向きは、タブ11bの特定の幾何学的構成によって、又は固定されたバンキングを溝11a内にて形成することによって、定めることができる。
したがって、これら2つの部分3a、3bを組み付けてこの開閉システム1を用いてケース2を閉じる際に、第2の部分3bの接続面7bのタブ11bを第1の部分3aの接続面7aに形成されたガイド部に挿入して、溝11aの入口の方に導く。この挿入は、回転軸Aに対する実質的に軸方向に行われる。この挿入の際、第2の部分3bの密封化面6bの平坦な面は、密封化要素8と接触するように位置する。この平坦な面は、その後に、タブ11bが溝11aの入口にて係合するとすぐに、値Y(図2に示している)だけ、この密封化要素8の厚みH2を小さくする一定の応力を与える。その後に、好ましくはこのタブ11bが溝11aの奥部に当接するまで、第1の部分3a又は第2の部分3bに力が与えられて、この第1の部分3a又は第2の部分3bの一方が他方の部分3b、3aに対して回転軸Aを中心に回転駆動する。これに関連して、一定の応力によって、タブ11bが溝11aの入口と係合してすぐにタブ11bがこの溝11aの奥部に当接するまで、この密封化要素8を変形させる。このような状況で、密封化要素8は、この場合は第2の部分3bの平坦な面である、対応する密封化面6bの平坦な面と連係することによって、この場合はミドル部である第1の部分3aと、第2の部分3b、底部との間に摩擦トルクを発生させることに寄与し、角度的移動過程の全体又は一部にわたってこれら2つの部分3a、3bの組み付け/分解に必要な回転トルクを構成する。具体的には、この密封化要素8によって、特に密封化要素8がAsutaneのようなポリマー物質によって作られている場合に、前記トルクを、従来技術の開閉システムで実装されるトルクに対して、例えば15〜20%増加させることが可能になる。
なお、このタブ11bをこの溝11aの入口から奥部に移動させる際に、すなわち、上述した移動過程全体にわたって、密封化要素8は、第2の部分3bの密封化面6bの面に摩擦力を与え、回転軸Aのまわりの第2の部分3bの変位を遅くする。この実施形態において、この摩擦力の強度は、密封化要素8に与えられる応力を大きくするのではなく一定に維持することを目的とする溝11aの内壁に形成されるガイド領域の形の結果として、一定である。なお、移動過程の終わりにおいて、第2の部分3bの密封化面6bの平坦な面が弾性圧縮可能な要素9を圧縮して、これら2つの部分3a、3bの間の水の浸透を防ぐ。
当然、本発明は、図示している例に限定されるものではなく、当業者に明らかな様々な代替形態や改変を実施することができる。具体的には、これらの第1及び第2の部分3a、3bを組み付けるために、ねじ込みのような他のタイプの機械的接続を実装することができる。

Claims (17)

  1. 計時器(100)のケース(2)の開閉システム(1)であって、
    当該開閉システム(1)は、特に、前記ケース(2)の第1及び第2の部分(3a、3b)に設けられ、
    当該開閉システム(1)は、前記第1及び第2の部分(3a、3b)の間の機械的接続、特に、バヨネット型接続、を設けるための機構(4)と、及び前記第1及び第2の部分(3a、3b)の間に摩擦トルクを発生させるための機構(5)とを備え、
    この摩擦トルクを発生させるための機構(5)には、前記ケース(2)を開閉する際に互いに連係するように構成しており前記第1及び第2の部分(3a、3b)に形成される密封化面(6a、6b)があり、
    当該開閉システム(1)は、2つの前記密封化面(6a、6b)の一方に密封化要素(8)を備え、
    前記密封化要素(8)は、前記計時器(100)の前記ケース(2)を開閉する際に、前記第1及び第2の部分(3a、3b)のうちの一方が他方に対して移動する移動過程において一定の摩擦トルクを発生するように構成している
    ことを特徴とする開閉システム(1)。
  2. 前記密封化要素(8)がある密封化面(6a)と同じ密封化面(6a)に弾性圧縮可能な要素(9)を備え、
    前記弾性圧縮可能な要素(9)は、前記第1の部分と第2の部分(3a、3b)の間で圧縮されるように意図されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の開閉システム(1)。
  3. 前記弾性圧縮可能な要素(9)と前記密封化要素(8)は、前記密封化面(6a)から、特に、前記弾性圧縮可能な要素(9)と前記密封化要素(8)を備える前記密封化面(6a)に形成される凹部(10)から、突き出ている
    ことを特徴とする請求項2に記載の開閉システム(1)。
  4. 前記弾性圧縮可能な要素(9)と前記密封化要素(8)はそれぞれ、概して環状である
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の開閉システム(1)。
  5. 前記弾性圧縮可能な要素(9)は、前記密封化要素(8)の直径(d2)よりも大きい直径(d1)を有する
    ことを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  6. 前記弾性圧縮可能な要素(9)は、前記密封化要素(8)の厚み(H2)よりも小さい厚み(H1)を有し、
    前記弾性圧縮可能な要素(9)の厚み(H1)と前記密封化要素(8)の厚み(H2)はともに、前記凹部(10)の深さ(P)よりも大きい
    ことを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  7. 前記弾性圧縮可能な要素(9)と前記密封化要素(8)は、互いに同心ないし同軸であるように前記密封化面(6a)内にて配置される
    ことを特徴とする請求項2〜6のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  8. 前記機械的接続を設けるための機構(4)には、前記第1及び第2の部分(3a、3b)に形成されこれらの前記第1及び第2の部分(3a、3b)の間の機械的接続を確実にすることに寄与する接続面(7a、7b)がある
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  9. 前記接続面(7a、7b)にはそれぞれ、前記ケース(2)を開閉する際に互いに連係することができる少なくとも1つの溝(11a)及び少なくとも1つのタブ(11b)がある
    ことを特徴とする請求項8に記載の開閉システム(1)。
  10. 前記溝(11a)がある前記接続面(7a)には、前記ケース(2)を閉じる際に前記溝(11a)の入口の方に前記タブをガイドすることを意図されたガイド領域がある
    ことを特徴とする請求項9に記載の開閉システム(1)。
  11. 前記溝(11a)には、前記入口及び奥部があり、これらは、前記第1及び第2の部分(3a、3b)の一方の他方に対する角度的移動過程を定める距離分離される
    ことを特徴とする請求項10に記載の開閉システム(1)。
  12. 前記溝(11a)には、ガイド領域があり、このガイド領域は、前記ケース(2)を開閉する際に、前記密封化面(6a、6b)が互いに連係することに起因する前記密封化要素(8)に与えられる一定の応力を発生させるように前記タブ(11b)を導く
    ことを特徴とする請求項9〜11のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  13. 第1の部分又は第2の部分(3a、3b)の前記密封化面(6a、6b)と前記接続面(7a、7b)は、互いに対して垂直ないし実質的に垂直である
    ことを特徴とする請求項8〜12のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  14. 前記密封化要素(8)は、リング、特に、ポリマーによって作られたリングであり、
    前記弾性圧縮可能な要素(9)は、ガスケット、特に、Oリングである
    ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  15. 前記第1の部分(3a)は前記ケース(2)のミドル部であり、
    前記第2の部分(3b)は前記ケース(2)の裏部である
    ことを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の開閉システム(1)。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載の開閉システム(1)を備える
    ことを特徴とする計時器のケース(2)。
  17. 請求項1〜16のいずれか一項に記載の計時器のケース(2)を備える
    ことを特徴とする計時器(100)。
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