JP2021196308A - 放射線撮影装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置を提供する。【解決手段】入射した放射線を放射線画像に係る電気信号として検出する放射線検出パネルから電気信号を読み出す読み出し用基板9と、放射線検出パネルと読み出し用基板9とを接続するフレキシブル基板10と、放射線検出パネル、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10を収納する筐体とを備え、筐体のバックカバーには、放射線検出パネルに向かう方向に窪んだ凹部7が形成されており、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10は、筐体のバックカバーの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。【選択図】図4

Description

本発明は、放射線を用いた撮影を行う放射線撮影装置に関するものである。
従来から、被検体を透過した放射線の強度分布を検出して被検体の放射線画像を得る放射線撮影装置が、工業用の非破壊検査や医療診断の場で広く一般に利用されている。近年では、デジタル放射線画像を撮影する放射線検出パネルを備えたデジタル放射線撮影装置が開発され、即時的に撮影画像(放射線画像)を得ることができるようになった。
このような放射線撮影装置において、迅速かつ被検体の広範囲な部位の撮影を可能にするため、薄型で軽量な可搬型の放射線撮影装置、いわゆる電子カセッテが開発されている。特に、近年では、可搬性を増すために、ケーブル接続のいらないワイヤレスタイプの放射線撮影装置が開発されている。このようなワイヤレスタイプの放射線撮影装置の場合、電力を供給するための電源である充電池が内蔵または着脱できる状態の構成となり、従来のものより高い可搬性を有している。
この可搬性を考慮した放射線撮影装置の一例として、特許文献1及び特許文献2に記載のものが挙げられる。具体的に、特許文献1に記載の放射線撮影装置では、内部の基板や充電池などを分割し、それぞれの重心が放射線撮影装置の略中心になるように配置することで、持ち運ぶ際の安定性を向上させている。また、特許文献2に記載の放射線撮影装置では、筐体において放射線の入射面に対して反対側に位置する背面に把持用の凹部を形成し、持ち上げる際や持ち運ぶ際に指がかかりやすくしている。
特開2009−104043号公報 特開2017−67564号公報
特許文献1に記載の放射線撮影装置では、重心の位置を放射線撮影装置の略中心にすることで可搬性を高めているが、筐体に指をかける場所がない。このため、特許文献1に記載の放射線撮影装置では、放射線撮影装置を持ち上げる際や持ち運ぶ際に落下させてしまう危険性がある。
また、特許文献2に記載の放射線撮影装置では、上述した特許文献1の問題に対応するべく、筐体に把持用の凹部を形成している。しかしながら、特許文献2に記載の放射線撮影装置において、例えば放射線検出パネルを支持する支持基台に接するほど把持用の凹部を深く形成した場合、支持基台と凹部との間に各種の基板を配置することはできず、従って各種の基板を小さくしなければ、筐体の外縁部から十分近い位置に把持用の凹部を形成することは難しいという制約がある。なお、各種の基板を小型化せずに放射線撮影装置の可搬性を向上させる方法として、例えば、筐体の外部にハンドルを設けることや筐体を延長させて深い凹部を形成する部分を設けることが考えられるが、装置の大型化につながるため、好ましくない。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置を提供することを目的とする。
本発明の放射線撮影装置は、入射した放射線を放射線画像に係る電気信号として検出する放射線検出パネルと、前記放射線検出パネルを支持する支持基台と、前記放射線検出パネルを駆動させるための駆動用基板および前記放射線検出パネルから前記電気信号を読み出す読み出し用基板のうちの少なくとも一方の基板と、前記放射線検出パネルと前記少なくとも一方の基板とを接続するフレキシブル基板と、前記放射線検出パネル、前記支持基台、前記少なくとも一方の基板および前記フレキシブル基板を収納する筐体であって、前記放射線が入射する側に配置されたトップカバーと、前記放射線検出パネルを間に挟んで前記トップカバーと対向する位置に設置されたバックカバーと、前記トップカバーと前記バックカバーとの間に配置されたフレームと、を含み構成された筐体と、を有し、前記バックカバーには、前記放射線検出パネルに向かう方向に窪んだ凹部が形成されており、前記少なくとも一方の基板およびフレキシブル基板は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記凹部が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
本発明によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置を提供することができる。
本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置を含む放射線撮影システムの概略構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置の外観の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(a)のA−A方向における内部構成の一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。 本発明の第1の実施形態を示し、図3に示すセンサ基板の概略構成の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態を示し、図3に示すセンサ基板の概略構成の一例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。 本発明の第4の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。 本発明の第5の実施形態に係る放射線撮影装置において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態(実施形態)について説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100を含む放射線撮影システム200の概略構成の一例を示す図である。
放射線撮影システム200は、図1に示すように、放射線撮影装置100、放射線源210、信号処理部230、及び、表示部240を有して構成されている。この際、図1に示す例では、放射線撮影装置100及び放射線源210が放射線ルームに配置されており、信号処理部230及び表示部240がコントロールルームに配置されている。
放射線源210で発生したX線などの放射線211は、患者などの被検者220の患部(胸部221)を透過し、放射線撮影装置100に入射する。この放射線撮影装置100に入射した放射線211には、被検者220の体内の情報が含まれている。放射線撮影装置100では、内部の放射線検出パネルにおいて入射した放射線211を放射線画像に係る電気信号として検出する。その後、この電気信号はデジタル信号に変換され、信号処理部230において画像処理されて表示部240に放射線画像として表示されることによって、被検者220の体内を観察することができる。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観の一例を示す図である。具体的に、図2(a)は、放射線撮影装置100において放射線211が入射する上面に配置されたトップカバー6aの側から見た上面図である。また、図2(b)は、放射線撮影装置100の側面側から見た側面図である。図2(c)は、放射線撮影装置100においてトップカバー6aとは反対側の下面に配置されたバックカバー6bの側から見た下面図である。図2(c)に示すように、バックカバー6bには、把持用の凹部7が複数形成されている。
図3は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(a)のA−A方向における内部構成の一例を示す図である。図3には、放射線211の入射方向をZ方向とし、このZ方向と直交する方向であって相互に直交する方向をX方向及びY方向とした、XYZ座標系を図示している。
放射線撮影装置100は、図3に示すように、放射線検出パネル1、バッテリ2、緩衝材3、制御用基板4、支持基台5、及び、筐体6を有して構成されている。
放射線検出パネル1は、入射した放射線211を放射線画像に係る電気信号として検出する構成部である。この放射線検出パネル1は、図3に示すように、蛍光体層(シンチレータ層)1a、蛍光体保護膜1b、及び、センサ基板1cを含み構成されている。蛍光体層1aは、入射した放射線211を光に変換する層である。蛍光体保護膜1bは、蛍光体層1aを保護するための層であり、例えば透湿性の低い材料で形成されている。センサ基板1cは、蛍光体層1aで発生した光を電気信号である電荷に変換する光電変換素子(センサ)が、上部に2次元状(具体的には、行列状)に複数配置された基板である。このように、図3に示す例では、放射線検出パネル1は、蛍光体層1a及び光電変換素子によって入射した放射線211を放射線画像に係る電気信号に変換する、いわゆる間接変換方式の放射線検出パネルとなっている。
支持基台5は、放射線検出パネル1を支持する構成部である。具体的に、支持基台5は、放射線検出パネル1のセンサ基板1cを、放射線211が入射する側とは反対側から支持している。この支持基台5は、放射線検出パネル1のたわみや破損を防ぐために、剛性の高い材料を用いて形成されていることが望ましい。
バッテリー2及び制御用基板4は、支持基台5と筐体6のバックカバー6bとの間に配置されている。バッテリー2は、放射線撮影装置100の電気的な構成部に対して必要な電力を供給する。制御用基板4は、放射線撮影装置100の動作を制御するとともに、各種の処理を行う。
緩衝材3は、放射線検出パネル1を保護するための構成部であり、筐体6のトップカバー6aと放射線検出パネル1との間に配置されている。
筐体6は、放射線検出パネル1、バッテリー2、緩衝材3、制御用基板4及び支持基台5を含む、放射線撮影装置100の各構成部を収納する筐体であって、図3に示すように、トップカバー6aとバックカバー6bとフレーム6cを含み構成されている。トップカバー6aは、放射線211が入射する側に配置された筐体6の部分である。バックカバー6bは、放射線検出パネル1を間に挟んでトップカバー6aと対向する位置(反対側の位置)に設置された筐体6の部分である。フレーム6cは、トップカバー6aとバックカバー6bとの間であって筐体6の側面に位置する部分である。また、バックカバー6bには、放射線撮影装置100の可搬性を向上させるために、放射線検出パネル1に向かう方向(−Z方向)に窪んだ把持用の凹部7が複数形成されている。本実施形態においては、凹部7は、筐体6の内部に最も深く窪んだ領域が支持基台5に接している。また、凹部7において筐体6の内部に最も深く窪んだ領域は、バックカバー6bの方向から見た場合に放射線検出パネル1の内側にある(放射線検出パネル1の鉛直方向の射影の内側にある)。
図4は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。具体的に、図4は、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100を筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合の平面図(XY平面の図)である。この図4において、図3に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図4には、図3に示すXYZ座標系に対応するXYZ座標系を図示している。
放射線撮影装置100は、図3に示す構成に加えて、更に図4に示すように、駆動用基板8、読み出し用基板9、フレキシブル基板10、及び、ケーブル11を有して構成されている。
駆動用基板8は、フレキシブル基板10を介して、支持基台5の裏側にある放射線検出パネル1に対して放射線検出パネル1を駆動させるための駆動信号を入力する。この駆動用基板8は、筐体6のフレーム6cにおける一辺(図4では、左の辺)の付近に配置されている。
読み出し用基板9は、フレキシブル基板10を介して、放射線検出パネル1から放射線画像に係る電気信号を読み出す。この読み出し用基板9は、凹部7を避けるために分割して配置されている。具体的に、図4に示す例では、読み出し用基板9は、2つの基板に分割されて配置されており、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に2つの読み出し用基板9の間に凹部7が形成されている。この際、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、筐体6のフレーム6cの最外形から読み出し用基板9までの距離は、筐体6のフレーム6cの最外形から凹部7までの距離よりも大きくなっている。
フレキシブル基板10は、支持基台5の裏側にある放射線検出パネル1と駆動用基板8や読み出し用基板9とを電気的に接続する。
ケーブル11は、バッテリー2、制御用基板4、駆動用基板8及び読み出し用基板9を相互に電気的に接続する。
制御用基板4は、読み出し用基板9から放射線画像に係る電気信号を受信し、当該電気信号に基づいて放射線画像を生成する処理を行う。また、制御用基板4は、バッテリー2からの給電の制御や、駆動用基板8及び読み出し用基板9の挙動の制御も行う。
ここで、図4に示す例では、駆動用基板8及び読み出し用基板9とフレキシブル基板とは、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
凹部7は、放射線撮影装置100の可搬性を高めるために、筐体6のフレーム6cにおける各辺の付近に配置されている。このように、筐体6のフレーム6cにおける各辺の付近に凹部7を配置することで、放射線撮影装置100が様々な向きでの把持を可能とし、放射線撮影装置100の取り回しが容易になり、放射線撮影を迅速に行いやすくなる。また、本実施形態においては、凹部7は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、筐体6の内部に最も深く窪んだ領域(最大深さ領域)の少なくとも一部が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内に形成されているものとする。これは、筐体6の最外形から凹部7までの距離が所定距離よりも大きいと、放射線撮影装置100を持ち上げた際の保持が難しいためである。
図5は、本発明の第1の実施形態を示し、図3に示すセンサ基板1cの概略構成の一例を示す図である。なお、この図5には、駆動用基板8及び読み出し用基板9も図示している。
放射線検出パネル1のセンサ基板1cは、図5に示すように、センサ部110と、複数の駆動線Vg1〜Vg4と、複数の信号線Sig1〜Sig4と、バイアス線Bs及びバイアス電源Vsを有して構成されている。
センサ部110は、2次元状(具体的には、行列状)に画素111が複数配置されて構成されている。この際、本実施形態において、入射した放射線211を電気信号として検出する画素111として定義する場合には、画素111には、入射した放射線211を光に変換する蛍光体層1aが含まれる。なお、図5では、説明を簡単にするために、センサ部110が4行×4列の画素111から構成されている例を示しているが、実際にはより多くの画素111が配置されて構成されている。例えば、センサ部110は、17インチの寸法を有し、約3000行×約3000列の画素111を有する。
各画素111は、変換素子C11〜C44及びスイッチ素子S11〜S44を含み構成されている。変換素子C11〜C44は、入射した放射線211を電気信号である電荷に変換する素子であり、スイッチ素子S11〜S44は、それぞれの変換素子C11〜C44に蓄積された電荷を外部に出力する素子である。変換素子C11〜C44は、例えば、ガラス基板などの絶縁性基板上に配置され、アモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトダイオードであってもよく、また、これに代えて、PIN型フォトダイオードであってもよい。なお、本実施形態では、上述したように間接変換方式の放射線検出パネル1を構成する例を説明したが、本発明においては、これに限定されるものではない。例えば、蛍光体層1aなどを設けずに、入射した放射線211を電気信号として直接検出する画素111を含む、いわゆる直接変換方式の放射線検出パネルを構成してもよい。この直接変換方式の放射線検出パネルの場合、例えば、各画素111に含まれる変換素子C11〜C44としてはa−Seなどからなる変換素子を採用し、各画素111に含まれるスイッチ素子S11〜S44としてはTFTなどからなるスイッチ素子を採用する。そして、例えば、駆動用基板8から駆動線Vg1に駆動信号が入力されたときには、スイッチ素子S11〜S14が導通状態になる。その後、これに対応して、変換素子C11〜C14に蓄積された電気信号である電荷が、それぞれ、行方向に並置された信号線Sig1〜Sig4を介して読み出し用基板9に入力されていく。これをすべての変換素子C11〜C44について行うことで、放射線画像に係る電気信号が読み出し用基板9に読み出される。
なお、放射線検出パネル1のセンサ基板1cに含まれるセンサ部110と読み出し用基板9との間の部分には、図4のフレキシブル基板10が配置されているが、図5では省略されている。第1の実施形態では、図5のように、センサ部110から引き出されている信号線Sig1〜Sig4の数(4つ)は、センサ部110の辺112に沿って(行方向に)配置されている画素111の数(4つ)と同じである。即ち、行方向の画素数と信号線の数とが等しい。また、信号線が200〜250本に対して1つのフレキシブル基板が接続されている。
以上説明したように、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100では、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10、更には駆動用基板8は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
かかる構成によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置100を提供することができる。また、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100では、支持基台5と接する凹部7が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内にあり、且つ、フレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
なお、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100では、図4に示すように読み出し用基板9を分割して配置する例を説明したが、駆動用基板8についても、必要に応じて読み出し用基板9と同様に分割して配置してもよい。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第2の実施形態の説明においては、上述した第1の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第2の実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮影システム200の概略構成と同様である。
また、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観は、図2に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観と同様である。さらに、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成は、図3に示す、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成と同様である。
図6は、本発明の第2の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。具体的に、図6は、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100を筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合の平面図(XY平面の図)である。この図6において、図4に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図6には、図3に示すXYZ座標系に対応するXYZ座標系を図示している。
例えば、放射線検出パネル1と接続されているフレキシブル基板10が大きい或いは数が多いなどの理由で、フレキシブル基板10同士の間隔が狭くなり、フレキシブル基板10と読み出し用基板9を寄せて分割配置することができないこともありうる。この問題に鑑みて、図6に示す第2の実施形態の放射線撮影装置100では、図4に示す第1の実施形態の放射線撮影装置100と比較して、支持基台5の裏側にある放射線検出パネル1と読み出し用基板9を接続するフレキシブル基板10の数を減少(具体的には、半減)させている。具体的に、図6では、支持基台5の裏側にある放射線検出パネル1と読み出し用基板9を接続するフレキシブル基板10が大きい場合を想定しており、そのフレキシブル基板10の数を減少(具体的には、半減)させ、凹部7を形成する空間を確保している。
なお、図6に示す第2の実施形態の放射線撮影装置100において、図4に示す第1の実施形態の放射線撮影装置100と比較して、読み出し用基板9の総面積が増大していてもよい。
図7は、本発明の第2の実施形態を示し、図3に示すセンサ基板1cの概略構成の一例を示す図である。なお、この図5には、駆動用基板8及び読み出し用基板9も図示している。また、図7において、図5に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。
放射線検出パネル1のセンサ基板1cに含まれるセンサ部110と読み出し用基板9との間の部分には、図6のフレキシブル基板10が配置されているが、図7では省略されている。第2の実施形態では、センサ部110から引き出されている信号線Sig1〜Sig2の数(2つ)は、センサ部110の辺112に沿って(行方向に)配置されている画素111の数(4つ)よりも、小さくなっている(半減している)。なお、本実施形態においては、信号線の数は、信号線が並置されている方向に配置されている画素111の数の略半分となっていればよい。
具体的に、図7に示す第2の実施形態のセンサ部110において、図5に示す第1の実施形態のセンサ部110との違いは、例えば1列目の変換素子C11〜C41から信号線Sig1までの間に、それぞれスイッチ素子が2つずつ直列に接続されている点である。この図7に示す第2の実施形態のセンサ部110では、例えば変換素子C11の情報は、変換素子C11を上下に挟む2本の駆動線Vg1及びVg2を同時に導通状態にしなければ、信号線Sig1には送信されない。
以下に、図7の各変換素子C11〜C44の情報を取得する具体的な作動例を示す。
まず、駆動用基板8から駆動線Vg1に駆動信号を送信する。すると、一行目の偶数列にある変換素子C12及びC14の情報が、それぞれ信号線Sig1及びSig2に送信される。駆動線Vg2〜Vg4についても同様に、駆動用基板8から1行ずつ駆動信号を送信することで、偶数列にある変換素子C22〜C42及びC24〜C44の情報が取得できる。
次いで、駆動用基板8から駆動線Vg5及びVg4に同時に駆動信号を送信する。すると、四行目の奇数列にある変換素子C41及びC43の情報が、それぞれ信号線Sig1及びSig2に送信される。このとき、四行目の偶数列にある変換素子C42及びC44の情報は既に取得済みであるため、異なる変換素子同士の情報が混同されることはない。
その後、駆動用基板8から、駆動線Vg4と駆動線Vg3、駆動線Vg3と駆動線Vg2、駆動線Vg2と駆動線Vg1の順に駆動信号を送信することで、奇数列にある変換素子C11〜C41及びC31〜C34の情報が取得できる。以上より、信号線を半減させても、すべての変換素子C11〜C44の情報を区別して取得できる。
第2の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10、更には駆動用基板8は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
かかる構成によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置100を提供することができる。また、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、支持基台5と接する凹部7が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内にあり、且つ、フレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
さらに、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100では、センサ基板1cと読み出し用基板9とを接続するフレキシブル基板10の数は、フレキシブル基板10が接続されているセンサ基板1cの辺112に沿って配置されている画素111の数よりも小さい。
かかる構成によれば、読み出し用基板9と接続されるフレキシブル基板10同士の間隔が狭い場合でも、読み出し用基板9の総面積を小さくすること無く、且つフレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
なお、第2の実施形態に係る放射線撮影装置100では、図6に示すように読み出し用基板9を分割して配置する例を説明したが、駆動用基板8についても、必要に応じて読み出し用基板9と同様に分割して配置してもよい。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第3の実施形態の説明においては、上述した第1及び第2の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1及び第2の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第3の実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮影システム200の概略構成と同様である。
また、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観は、図2に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観と同様である。さらに、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成は、図3に示す、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成と同様である。
図8は、本発明の第3の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。具体的に、図8は、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100を筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合の平面図(XY平面の図)である。この図8において、図4及び図6に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図8には、図3に示すXYZ座標系に対応するXYZ座標系を図示している。
図8に示す第3の実施形態に係る放射線撮影装置100では、図4に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100と比較して、読み出し用基板9がさらに筐体6のフレーム6cの対辺にも分割されて配置されている点で異なる。即ち、図8に示す第3の実施形態に係る放射線撮影装置100では、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、読み出し用基板9が筐体6の四隅に4つの基板に分割されて配置されている。そして、図8に示す第3の実施形態に係る放射線撮影装置100では、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、凹部7は、読み出し用基板9における4つの基板のうちの隣接する2つの基板(図8に示す左上の読み出し用基板9と右上の読み出し用基板9、図8に示す右上の読み出し用基板9と右下の読み出し用基板9、図8に示す右下の読み出し用基板9と左下の読み出し用基板9、図8に示す左下の読み出し用基板9と左上の読み出し用基板9)の間に形成されている。
第3の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10、更には駆動用基板8は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
かかる構成によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置100を提供することができる。また、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、支持基台5と接する凹部7が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内にあり、且つ、フレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
さらに、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100では、凹部7は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、筐体6の四隅に分割して配置された4つの読み出し用基板9のうちの隣接する2つの読み出し用基板9の間に形成されている。
かかる構成によれば、第1の実施形態と比較して凹部7を形成できる空間が大きくなるため、筐体6の最外形に沿う方向により長い凹部7(例えば、図8の上下に位置する凹部7)を形成することができる。
なお、第3の実施形態に係る放射線撮影装置100では、図8に示すように読み出し用基板9を分割して配置する例を説明したが、駆動用基板8についても、必要に応じて読み出し用基板9と同様に分割して配置してもよい。
(第4の実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第4の実施形態の説明においては、上述した第1〜第3の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1〜第3の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第4の実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮影システム200の概略構成と同様である。
また、第4の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観は、図2に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観と略同じであるが、図2(c)に示す凹部7の配置位置が若干異なる。さらに、第4の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成は、図3に示す、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成と略同じであるが、凹部7の配置位置が若干異なる。
図9は、本発明の第4の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。具体的に、図9は、第4の実施形態に係る放射線撮影装置100を筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合の平面図(XY平面の図)である。この図9において、図4、図6及び図8に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図9には、図3に示すXYZ座標系に対応するXYZ座標系を図示している。
図9に示す第4の実施形態に係る放射線撮影装置100では、読み出し用基板9及びこれと接続されているフレキシブル基板10は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、筐体6の一辺910における一方の側911に偏って配置されている。そして、図9に示す第4の実施形態に係る放射線撮影装置100では、凹部7(具体的には、図9の右上の凹部7)は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、筐体6の一辺910における一方の側911とは反対側の他方の側912に形成されている。
第4の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10、更には駆動用基板8は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
かかる構成によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置100を提供することができる。また、第4の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、支持基台5と接する凹部7が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内にあり、且つ、フレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
さらに、第4の実施形態に係る放射線撮影装置100では、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、読み出し用基板9及びこれと接続されているフレキシブル基板10を筐体6の一辺910における一方の側911に偏って配置し、凹部7を筐体6の一辺910における一方の側911とは反対側の他方の側912に形成している。
かかる構成によれば、上述した第1の実施形態のように読み出し用基板9を分割すること無く、読み出し用基板9を凹部7が形成されていない他の領域に配置できるため、分割配置された読み出し用基板9同士を接続する必要が無くなる。これにより、放射線撮影装置100の構成部品を減らせるという利点がある。
(第5の実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態について説明する。なお、以下に記載する第5の実施形態の説明においては、上述した第1〜第4の実施形態と共通する事項については説明を省略し、上述した第1〜第4の実施形態と異なる事項について説明を行う。
第5の実施形態に係る放射線撮影システムの概略構成は、図1に示す第1の実施形態に係る放射線撮影システム200の概略構成と同様である。
また、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観は、図2に示す第1の実施形態に係る放射線撮影装置100の外観と同様である。さらに、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成は、図3に示す、第1の実施形態に係る放射線撮影装置100において図2(a)のA−A方向における内部構成と同様である。
図10は、本発明の第5の実施形態に係る放射線撮影装置100において、図2(b)のB−B方向における内部構成の一例を示す断面図である。具体的に、図10は、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100を筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合の平面図(XY平面の図)である。この図10において、図4、図6、図8及び図9に示す構成と同様の構成については同じ符号を付しており、その詳細な説明は省略する。また、図10には、図3に示すXYZ座標系に対応するXYZ座標系を図示している。
図10に示す第5の実施形態に係る放射線撮影装置100では、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に、読み出し用基板9は、領域の一部が切り欠かれた切欠部9aを有しており、凹部7は、読み出し用基板9の切欠部9aに形成されている。なお、図10に示す例では、読み出し用基板9の切欠部9aの形状が四角形となっているが、本実施形態においては、これに限定されるものではない。
第5の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、読み出し用基板9及びフレキシブル基板10、更には駆動用基板8は、筐体6のバックカバー6bの方向から見た場合に凹部7が形成されている領域を除く他の領域に配置されている。
かかる構成によれば、装置を大型化すること無く且つ各種の基板の総面積を小さくすること無く、持ち運びが容易な放射線撮影装置100を提供することができる。また、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100でも、第1の実施形態と同様に、支持基台5と接する凹部7が筐体6のフレーム6cの最外形から少なくとも80mm以内にあり、且つ、フレキシブル基板10の長さが必要最小限であるような構造が可能となる。
さらに、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100では、凹部7は、読み出し用基板9の切欠部9aに形成されている。
かかる構成によれば、上述した第1の実施形態のように読み出し用基板9を分割すること無く、読み出し用基板9を凹部7が形成されていない他の領域に配置できるため、分割配置された読み出し用基板9同士を接続する必要が無くなる。これにより、放射線撮影装置100の構成部品を減らせるという利点がある。
なお、第5の実施形態に係る放射線撮影装置100では、図10に示すように読み出し用基板9に切欠部9aを形成する例を説明したが、駆動用基板8についても、必要に応じて読み出し用基板9と同様に切欠部を形成してもよい。
なお、上述した本発明の実施形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。即ち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
100:放射線撮影装置、200:放射線撮影システム、210:放射線源、211:放射線、220:被検者、221:胸部、230:信号処理部、240:表示部、1:放射線検出パネル、2:バッテリ、3:緩衝材、4:制御用基板、5:支持基台、6:筐体、7:凹部、8:駆動用基板、9:読み出し用基板、10:フレキシブル基板、11:ケーブル

Claims (10)

  1. 入射した放射線を放射線画像に係る電気信号として検出する放射線検出パネルと、
    前記放射線検出パネルを支持する支持基台と、
    前記放射線検出パネルを駆動させるための駆動用基板および前記放射線検出パネルから前記電気信号を読み出す読み出し用基板のうちの少なくとも一方の基板と、
    前記放射線検出パネルと前記少なくとも一方の基板とを接続するフレキシブル基板と、
    前記放射線検出パネル、前記支持基台、前記少なくとも一方の基板および前記フレキシブル基板を収納する筐体であって、前記放射線が入射する側に配置されたトップカバーと、前記放射線検出パネルを間に挟んで前記トップカバーと対向する位置に設置されたバックカバーと、前記トップカバーと前記バックカバーとの間に配置されたフレームと、を含み構成された筐体と、
    を有し、
    前記バックカバーには、前記放射線検出パネルに向かう方向に窪んだ凹部が形成されており、
    前記少なくとも一方の基板およびフレキシブル基板は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記凹部が形成されている領域を除く他の領域に配置されている
    ことを特徴とする放射線撮影装置。
  2. 前記凹部において前記筐体の内部に最も深く窪んだ領域が前記支持基台に接していることを特徴とする請求項1に記載の放射線撮影装置。
  3. 前記凹部において前記筐体の内部に最も深く窪んだ領域の少なくとも一部は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記筐体の最外形から少なくとも80mm以内に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の放射線撮影装置。
  4. 前記バックカバーの方向から見た場合に、前記筐体の最外形から前記少なくとも一方の基板までの距離は、前記筐体の最外形から前記凹部までの距離よりも大きいことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  5. 前記凹部において前記筐体の内部に最も深く窪んだ領域の少なくとも一部は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記放射線検出パネルの内側にあることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  6. 前記放射線検出パネルは、前記放射線を前記電気信号として検出する画素が2次元状に複数配置されたセンサ基板を含み構成されており、
    前記画素から前記電気信号を読み出すための信号線を有し、
    前記信号線の数は、前記信号線が並置されている方向に配置されている画素の数の略半分となっていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  7. 前記少なくとも一方の基板は、2つの基板に分割されて配置されており、
    前記凹部は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記2つの基板の間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  8. 前記少なくとも一方の基板は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記筐体の四隅に4つの基板に分割されて配置されており、
    前記凹部は、前記バックカバーの方向から見た場合に前記4つの基板のうちの隣接する2つの基板の間に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  9. 前記少なくとも一方の基板および当該少なくとも一方の基板と接続されている前記フレキシブル基板は、前記バックカバーの方向から見た場合に、前記筐体の一辺における一方の側に偏って配置されており、
    前記凹部は、前記バックカバーの方向から見た場合に、前記筐体の一辺における前記一方の側とは反対側の他方の側に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
  10. 前記少なくとも一方の基板は、前記バックカバーの方向から見た場合に領域の一部が切り欠かれた切欠部を有しており、
    前記凹部は、前記バックカバーの方向から見た場合に、前記少なくとも一方の基板の前記切欠部に形成されていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の放射線撮影装置。
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