JP2021194964A - Seat reclining device and method for manufacturing seat reclining device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、車両用のシートリクライニング装置及びその製造方法に関する。 The present invention relates to a seat reclining device for a vehicle and a method for manufacturing the same.
周知のように、座部となるシートクッションと背もたれ部となるシートバックとを備えた車両用のシートリクライニング装置では、段階的にシートバックの後傾姿勢を調整してそのロックが可能なっている。 As is well known, in a seat reclining device for a vehicle provided with a seat cushion as a seat and a seat back as a backrest, the rearward tilting posture of the seat back can be adjusted step by step to lock the seat back. ..
例えば、特許文献1には、シートリクライニング装置のロック状態を解除するための操作軸にトーションスプリングが巻かけられ、当該操作軸をロック方向(ロックする方向)に付勢している。トーションスプリングは、一端部が操作軸の外側端部に複数回巻回されて取り付けられ、他端部がシートバックまたはシートクッションを構成するフレーム部に取り付けられている。
For example, in
特許文献1のシートリクライニング装置は、操作軸の外側端部にトーションスプリングの一端部を固定するために、操作軸の外側端部が角張った断面形状に形成している。
In the seat reclining device of
しかしながら、特許文献1の操作軸は、トーションスプリングの一端部が巻回される軸方向に沿った所定範囲を角張った断面形状に形成する必要があり、加工コストが高くなる虞がある。
However, the operation shaft of
本発明のシートリクライニング装置は、シートクッション側に固定される第1ブラケットと、シートバック側に固定され、上記第1ブラケットと相対回転可能に連結された第2ブラケットと、上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置をロック状態に保持可能なロック機構と、自身の中心軸軸線周りに回転することで上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置を上記ロック機構によるロック状態から解除する操作軸と、上記操作軸の中心軸軸線周りの回転方向のうち、上記ロック機構によるロック状態を保持する方向に上記操作軸を付勢するばね部材と、を有している。 The seat reclining device of the present invention has a first bracket fixed to the seat cushion side, a second bracket fixed to the seat back side and rotatably connected to the first bracket, and the above-mentioned first bracket. A lock mechanism that can hold the rotation position of the second bracket in the locked state, and a lock mechanism that can release the rotation position of the second bracket with respect to the first bracket from the locked state by the lock mechanism by rotating around its own central axis axis. It has an operation shaft and a spring member that urges the operation shaft in a direction of holding a locked state by the lock mechanism in the rotation direction around the central axis axis of the operation shaft.
上記ばね部材は、一端部が上記操作軸の一端部に巻かけられ、他端部が上記第1ブラケットまたは上記第2ブラケットのいずれか一方に取り付けられる。 One end of the spring member is wound around one end of the operating shaft, and the other end is attached to either the first bracket or the second bracket.
そして、上記操作軸の上記一端部は、角部(角張った部分)を有する断面形状を呈し、上記ばね部材によって付勢される操作軸回転方向とは逆向きに上記操作軸の中心軸軸線周りに捩られた形状となっている。 The one end portion of the operation shaft has a cross-sectional shape having a corner portion (square portion), and is around the central axis axis of the operation shaft in the direction opposite to the rotation direction of the operation shaft urged by the spring member. It has a twisted shape.
本発明のシートリクライニング装置において、上記操作軸は、上記第1ブラケット及び上記第2ブラケットを貫通し、上記ばね部材は、他端部が一端部に対して上記第1ブラケット側及び上記第2ブラケット側に位置するよう、一端部と他端部の位置が上記操作軸の中心軸軸線に沿ってオフセットするよう形成され、上記ばね部材の他端部は、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットのうち、シートクッション及びシートバックからみて外側に位置する方に取り付けられていてもよい。 In the seat reclining device of the present invention, the operation shaft penetrates the first bracket and the second bracket, and the other end of the spring member is the first bracket side and the second bracket with respect to one end. The positions of one end and the other end are formed so as to be offset along the central axis of the operation axis so as to be located on the side, and the other end of the spring member is of the first bracket and the second bracket. Of these, the seat cushion and the seat back may be attached to the side located on the outer side.
本発明のシートリクライニング装置において、上記操作軸の一端部は、当該操作軸の中心軸軸線を挟んで対向する2面を有し、上記2面が上記ばね部材のU字形状の一端部に挟み込まれていてもよい。 In the seat reclining device of the present invention, one end of the operating shaft has two surfaces facing each other with the central axis axis of the operating shaft interposed therebetween, and the two surfaces are sandwiched by one end of the U-shape of the spring member. It may be.
本発明のシートリクライニング装置の製造方法において、上記操作軸は、角部を有する断面形状のキャビティを備えた金型を用いて形成され、上記金型は、上記キャビティの先端側が上記キャビティの基端側に対して上記キャビティの中心軸軸線周りに捩られた形状となるよう形成され上記操作軸は、金属材料からなる軸部材を上記キャビティに押し込む第1工程と、上記軸部材を上記キャビティから回転させながら引き抜いて脱型させる第2工程と、を経て形成されている。 In the method for manufacturing a seat reclining device of the present invention, the operation shaft is formed by using a mold having a cavity having a cross-sectional shape having corners, and the mold has a tip side of the cavity at the base end of the cavity. The operating shaft is formed so as to have a twisted shape around the central axis axis of the cavity with respect to the side, and the operating shaft is the first step of pushing a shaft member made of a metal material into the cavity and rotating the shaft member from the cavity. It is formed through a second step of pulling it out and removing it from the mold.
本発明のシートリクライニング装置は、操作軸の一端部に捩れを加えることでばね部材の一端部に当該操作軸の中心軸軸線に沿った方向で当該操作軸の内側へ常に移動しようとする力が発生して当該ばね部材の一端部が当該操作軸から外れる方向(操作軸の中心軸軸線に沿った方向で当該操作軸の一端部から当該操作軸の外側へ向かう方向)へ移動するのを防止できるため、ばね部材の一端部が巻かけられる操作軸の角部(角張った部分)を有する断面形状の一端部の軸方向に沿った長さ短く設定することができ、加工コストを低減することができる。 In the seat reclining device of the present invention, by applying a twist to one end of the operating shaft, a force that constantly tries to move to the inside of the operating shaft in the direction along the central axis axis of the operating shaft is applied to one end of the spring member. Prevents the generation and movement of one end of the spring member from the operation axis (direction along the central axis axis of the operation axis from one end of the operation axis to the outside of the operation axis). Therefore, the length of one end of the cross-sectional shape having the corner (squared portion) of the operation shaft around which one end of the spring member is wound can be set short along the axial direction, and the processing cost can be reduced. Can be done.
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1は、本発明のシートリクライニング装置1が取り付けられた車両用のシート2を模式的に示した説明図である。
FIG. 1 is an explanatory diagram schematically showing a
図1に示すように、シートリクライニング装置1は、シートクッション3とシートバック4とからなる車両用のシート2において、シートバック4の姿勢を調整するものである。シートリクライニング装置1は、シートクッション3とシートバック4との連結部に設けられるロック機構としてのリクライナ5を主要素として構成される。リクライナ5は、シートリクライニング装置1のリクライニング機能実現のための関節部またはヒンジ部として機能する。
As shown in FIG. 1, the seat reclining
シートリクライニング装置1は、リクライナ5と、シートクッション側に固定される第1ブラケット6と、シートバック側に固定され、リクライナ5を介して第1ブラケット6と相対回転可能に連結された第2ブラケット7と、操作レバー8が固定された操作軸9と、後述するばね部材11と、から大略構成されている。
The seat reclining
第1ブラケット6は、図示せぬボルトによってシートクッション3の骨格となるシートクッションフレーム(図示せず)に固定される。
The
第2ブラケット7は、図示せぬボルトによってシートバック4の骨格となるシートバックフレーム(図示せず)に固定される。
The
シートリクライニング装置1は、例えばシート2の片側に設けられている。シートリクライニング装置1がシート2の片側に設けられている場合、反対側のシートクッション3とシートバック4との連結部は、フリーのヒンジ部となるよう構成してもよい。
The seat reclining
リクライナ5は、第1ブラケット6に対する第2ブラケット7のヒンジ軸周りの回転位置をロックした状態(ロック状態)に保持可能なものである。
The reclining 5 can hold the rotational position of the
第1ブラケット6及び第2ブラケット7は、例えば金属製の板状の部材にプレス加工を施して成形される。
The
操作軸9は、金属材料からなる円柱形状の軸部材であり、第1ブラケット6、第2ブラケット7及びリクライナ5を貫通している。操作軸9は、自身の中心軸軸線周りに回転することで第1ブラケット6に対する第2ブラケット7のヒンジ軸周りの回転位置をロックした状態から解除するものである。従って、シート2のリクライングは、操作レバー8を操作することにより操作軸9が回転することで実施される。
The
なお、シートバック4には、図示しない前傾ばねにより常に前傾方向の付勢力が付与されている。
The
次に図2〜図7を用いて本発明の要部であるシートリクライニング装置1について詳述する。図2は、シートリクライニング装置1の分解斜視図を示している。図3は、リクライナ5の分解斜視図を示している。図4は、シートリクライニング装置1の平面図を示している。図5は、シートリクライニング装置1の斜視図を示している。図6は、図4のA−A線に沿った断面図である。図7は、操作軸9の斜視図を示している。
Next, the seat reclining
図2に示すように、シートリクライニング装置1は、リクライナ5と、第1ブラケット6と、第1ブラケット6に溶接等により接合されるフック部材10と、操作軸9と、操作軸9に取り付けられるばね部材11と、操作レバー8が取り付けられる操作レバー用ブラケット12と、を有している。なお、図2においては、便宜上、操作レバー用ブラケット12を一番右側に図示するとともに、シートリクライニング装置1の構成要素である第2ブラケット7を省略している。
As shown in FIG. 2, the seat reclining
リクライナ5は、図3に示すように、ベースプレート21と、カバープレート22と、リテーニングリング23と、3つのツースプレート24A、24B、24Cと、カム25と、3つの渦巻きばね26と、を有している。
As shown in FIG. 3, the
ベースプレート21及びカバープレート22は、例えば金属製の板状の部材にプレス加工を施して成形される。ベースプレート21及びカバープレート22は、略浅皿円盤状に形成されている。
The
カバープレート22は、ベースプレート21に対して突き合わされるよう、ベースプレート21と重なり合うように配置される。
The
リテーニングリング23は、金属製の円環状部材であり、ベースプレート21とカバープレート22とを相対回転可能に拘束・保持するものである。
The retaining
ツースプレート24A、24B、24Cは、金属材料からなるセクタギヤ状の部材であって、ベースプレート21とカバープレート22との間に介装されている。
The
カム25は、金属材料からなる略三角形状の部材であって、3つのツースプレート24A〜24Cの内周側に配置される。
The
3つの渦巻きばね26は、カム25が3つのツースプレート24A、24B、24Cを外側に押す方向にカム25を付勢するものである。
The three spiral springs 26 urge the
ベースプレート21には、その内底面の円周方向三等分位置に一段低いばね収容凹部27が形成されている。ベースプレート21は、ばね収容凹部27のほぼ中央部にはいわゆる半抜き方式にてばね受け突起部28を突出形成されている。ばね収容凹部27には、渦巻きばね26が収容されている。渦巻きばね26の内周側の端部26aは、ばね受け突起部28に引っかけて止められている。
The
また、ベースプレート21には、その内底面にばね収容凹部27と干渉しないように支持突起部29と案内用エンボス部30が形成されている。支持突起部29と案内用エンボス部30は、ツースプレート24A〜24Cのために設けられたものであって、互いに位相をずらすかたちでばね収容凹部27とは逆方向に突出形成されている。
Further, the
3つのツースプレート24A〜24Cは、渦巻きばね26と円周方向の同じ位置に一部重なり合うように配置される。ツースプレート24A〜24Cには、受け凹部31が切り欠かれることで形成されている。ツースプレート24A〜24Cは、受け凹部31を軸受部として支持突起部29に係合(引っかけ)させることでベースプレート21に揺動可能に支持される。また、ツースプレート24A〜24Cは、その外歯ギヤ32が支持突起部29を支点としてベースプレート21の半径方向に揺動変位可能に支持される。
The three
ツースプレート24A〜24Cには、その外周面に外歯ギヤ32と受け凹部31とが並んで形成されている。
The
ツースプレート24A〜24Cの配列中央部には、それらのツースプレート24A〜24Cの内周側に位置するようにしてカム25が配置される。各ツースプレート24A〜24Cの内周面側には、凹部を含む所定プロフィールのドリブン(従動)側となるカム面34がそれぞれに形成されている。
At the center of the arrangement of the
カム25の三箇所の頂部には、同様に所定プロフィールのドライブ(駆動)側となるカム面35がそれぞれ形成されている。
Similarly, cam surfaces 35 on the drive side of a predetermined profile are formed on the tops of the three
カム25のドライブ側となるカム面35は、各ツースプレート24A〜24Cのドリブン側となるカム面34の凹部にて受容される。
The
カム25の中心には、雌セレーション孔36が形成されている。雌セレーション孔36には、操作軸9に形成された中間軸部45が圧入によって連結されている。つまり、カム25には、操作軸9が一体回転するように連結される。
A
カム25には、その三箇所にいわゆる半抜き方式にて凹部38が形成されており、この凹部38の裏側にベースプレート21側に向けてばね受け突起部が突出形成されている。そして、各渦巻きばね26の外周側の端部26bは、カム25側のばね受け突起部に引っかけて止められている。
The
これにより、各渦巻きばね26のばね力は、図3におけるカム25の反時計回り方向の力として作用する。そのため、結果としてカム25は、それぞれのツースプレート24A〜24Cの各外歯ギヤ32をベースプレート21の半径方向外側に向けて付勢する。
As a result, the spring force of each
また、各ツースプレート24A〜24Cは、その両側の案内用エンボス部30により揺動変位可能に支持される。これにより、支持突起部29を支点として揺動変位することになるそれぞれのツースプレート24A〜24Cは、同時にその外周側を案内用エンボス部30によっても案内されて、スムーズな動きができるようになっている。
Further, each
ベースプレート21とカバープレート22とを突き合わせた状態では、3つのツースプレート24A〜24Cの外歯ギヤ32が、カバープレート22の内周壁面に全周にわたって形成された内歯ギヤ(図示せず)に噛み合い可能に対向している。
In a state where the
ベースプレート21とカバープレート22は、突き合わせた上で、リテーニングリング23に例えばロールフォーミングあるいはカーリングの手法にて塑性加工を施すことで、軸心方向へ互いに離れることが規制されると共に、互いに同心状で且つ相対回転可能に結合される。このとき、ベースプレート21には、渦巻きばね26、3つのツースプレート24A〜24C及びカム25が収容されている。
The
そして、リクライナ5は、ばね部材11及び各渦巻きばね26のばね力を受けてカム25が3つのツースプレート24A〜24Cを半径方向外側に付勢されていることから、それぞれのツースプレート24A〜24Cの外歯ギヤ32がカバープレート22側の内歯ギヤ(図示せず)に噛み合ってロック状態となっている。
In the
つまり、ばね部材11と3つの渦巻きばね26は、同じく3つのツースプレート24A〜24Cを、カバープレート22の内歯ギヤ(図示せず)と外歯ギヤ32とが噛み合うロック方向に付勢する。
That is, the
リクライナ5は、操作レバー8を操作して操作軸9を回転させるとカム25が回転し、ツースプレート24A〜24Cが支持突起部29を支点として回転し、外歯ギヤ32がベースプレート21の半径方向内側に揺動変位し、ツースプレート24A〜24Cの外歯ギヤ32とカバープレート22側の内歯ギヤ(図示せず)との噛み合いが外れてアンロック状態となる。
In the
リクライナ5は、第1ブラケット6と第2ブラケット7とによって挟み込まれている。リクライナ5のベースプレート21は、溶接により第1ブラケット6に固定される。リクライナ5のカバープレート22は、溶接により第2ブラケット7に固定される。
The
図2、図4及び図5に示すように、第1ブラケット6は、ばね部材11の他端部11bを固定するばね部材固定部41を有している。ばね部材固定部41は、例えば第1ブラケット6に形成されたU字形状のスリットの内側の部分を引き起こすことで形成される。
As shown in FIGS. 2, 4 and 5, the
図2、図4及び図5に示すように、フック部材10は、第1ブラケット6に溶接される脚部42と、脚部42対して直交する断面円弧形状の本体部43と、を有している。フック部材10は、例えば金属製の板状の部材にプレス加工を施して成形される。フック部材10は、本体部43の一方の端面43aに図示しない前傾ばねの内側端部を係止するものであり、左右のリクライナ5で共用できるように前後で対称形状を有している。
As shown in FIGS. 2, 4 and 5, the
図2及び図7に示すように、操作軸9は、段付き円柱形状を呈し、操作レバー用ブラケット12の軸方向位置を定める鍔状のフランジ部44と、カム25の雌セレーション孔36に圧入される中間軸部45を有している。操作レバー用ブラケット12は、フランジ部44にて位置決めした状態で操作軸9に溶接により固定される。
As shown in FIGS. 2 and 7, the
また、図2、図4、図5及び図7に示すように、操作軸9は、角張った部分である角部46を有する断面形状の一端部47を有している。操作軸9の一端部47は、外側に位置する外側端部であり、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの面48を有するいわゆる2面幅部として構成されている。操作軸9の一端部47は、この2つの面48以外に、2つの円弧状の曲面49を有している。つまり、操作軸9の一端部47の断面は、2つの面48によって規定される2本の互いに平行な直線と、2つの円弧状の曲面49によって規定される2本の円弧と、によって構成される略矩形の断面形状となっている。
Further, as shown in FIGS. 2, 4, 5, and 7, the
操作軸9の一端部47は、2つの面48がばね部材11の一端部11aに挟み込まれている。操作軸9の一端部47は、操作軸9の中心軸軸線Cに沿って同一断面形状となっているが、一端部47の先端側が基端側に対して中心軸軸線C周りに捩られた形状となるよう形成されている。詳述すると、操作軸9の一端部47は、ばね部材11によって常時付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに中心軸軸線C周りに捩られた形状となっている。
Two
図2、図4、図5及び図7に示すように、操作レバー用ブラケット12は、中心を操作軸9が貫通する矩形板状の基部51と、基部51に対して直交する直立部52と、を有し、全体が略U字形状を呈している。両側の直立部52に、操作レバー8が取り付けられる。操作レバー用ブラケット12は、例えば金属製の板状の部材にプレス加工を施して成形される。
As shown in FIGS. 2, 4, 5, and 7, the
図2、図4〜図6に示すように、ばね部材11は、コイル形状のばねを主体とするものであって、操作軸9に外装されるものである。つまり、ばね部材11には、操作軸9が挿入される。
As shown in FIGS. 2 and 4 to 6, the
ばね部材11は、U字(コ字)形状の一端部11aと、第1ブラケット6のばね部材固定部41に取り付けられる他端部11bと、を有している。
The
ばね部材11は、他端部11bが一端部11aに対して第1ブラケット6側及び第2ブラケット7側に位置するよう、一端部11aと他端部11bの位置が操作軸9の中心軸軸線Cに沿ってオフセットするよう形成されている。また、ばね部材11の他端部11bは、第1ブラケット6と第2ブラケット7のうち、シートクッション3及びシートバック4からみて外側に位置する方に取り付けられている。
In the
ばね部材11の一端部11aは、操作軸9の一端部47に巻かけられる。ばね部材11は、操作軸9の一端部47に、一巻分だけ巻かけられている。つまり、ばね部材11の一端部11aは、コイルの一巻分である。
One
以上説明したシートリクライニング装置1は、操作軸9の一端部47がばね部材11によって付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに捩られた形状となっている。そのためシートリクライニング装置1は、操作軸9の一端部47とばね部材11の一端部11aとが接触する部分にばね部材11の一端部11aを常に操作軸9の中心軸軸線Cに沿った方向で操作軸9の内側へ移動させる方向に分力が作用し、ばね部材11の一端部11aが操作軸9から外れる方向(操作軸9の中心軸軸線Cに沿った方向で操作軸9の一端部47から操作軸9の外側へ向かう方向)へ移動するのを防止できる。
The
つまり、シートリクライニング装置1は、操作軸9の一端部47とばね部材11の一端部11aとの接触が捩れにより外側に向かって上り坂形状となる2つの面の周方向の一端部分のみとなり、ばね部材11の一端部11aが操作軸9の一端部47から外れないように、ばね部材11の一端部11aを操作軸9の一端部47に強固に取り付けることが可能となる。
That is, in the
また、操作軸9の一端部47がばね部材11によって付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに捩られた形状となっているため、ばね部材11の一端部11aは、捩れに沿って操作軸の他端部側へ移動しようとする。そのため、ばね部材11の一端部11aは、操作軸9の一端部47の掛り代が小さくても(操作軸9の一端部47の軸方向長さが短くても)、操作軸9から外れてしまうことを抑制することができる。
Further, since one
操作軸9は、一端部47に捩れを加えることでばね部材11の一端部11aが外れるのを防止できるため、ばね部材11のU字(コ字)形状の一端部11aが巻かけられる角部46を有する断面形状の部分の軸方向に沿った長さを短く設定することが可能となり、加工コストを低減することができる。
Since the
ばね部材11の他端部11bは、第1ブラケット6と第2ブラケット7のうち、シートクッション3及びシートバック4からみて外側に位置する第1ブラケット6に取り付けられている。
The
従って、ばね部材11は、ばね部材11の他端部11bと、ばね部材11の他端部11bが取り付けられる第1ブラケット6と、の距離を短くすることができる。そのため、シートリクライニング装置1は、ばね部材11のばね力を効率良く操作軸9の回転方向の力に変換でき、ばね部材11の効率を高くすることができる。
Therefore, the
操作軸9の一端部47は、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの面48を有し、これら2つの面48がばね部材11のU字(コ字)形状の一端部11aに挟み込まれている。
One
ばね部材11の一端部11aは、操作軸9の一端部47に対して、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対称となる2か所で接触する。つまり、操作軸9の一端部47とばね部材11の一端部11aは、操作軸9の一端部47における互いに対向する2つの面48の対角位置となる2点で接触する。操作軸9の一端部47とばね部材11の一端部11aは、図4に示すように、操作軸9の一端部47の4つの角部46のうち対角となる一組の角部46aにおいて接触する。
The one
換言すれば、ばね部材11の一端部11aと操作軸9の一端部47との接触は、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの面48で行われる。そのため、操作軸9の一端部47を形成するにあたっては、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの面48以外は円弧形状のままでもよく、操作軸9の生産性、加工性を向上させることができる。
In other words, the contact between the one
図8及び図9は、シートリクライニング装置1の操作軸9の製造工程の一例を示している。図8に示すように、第1の金型61を用いて操作軸9の一端部47となる円筒状の端部に操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの互いに平行な平面62を有するいわゆる2面幅部63を形成する。2面幅部63は、図8(a)に示すように、第1の金型61にプレス部材64で操作軸9の円筒状の端部を押し込むことで形成される。
8 and 9 show an example of a manufacturing process of the
図8(a)は、操作軸9の端部に2面幅部63を形成する工程を模式的に示す説明図である。図8(b)は、2面幅部63が形成された操作軸9の斜視図である。
FIG. 8A is an explanatory diagram schematically showing a step of forming a two-
第1の金型61は、角部(角張った部分)を有する断面形状の第1キャビティ65と、段付き円柱形状の第2キャビティ66と、を有している。第1の金型61は、第1キャビティ65と第2キャビティ66とが同心状に直列に連続するよう形成されている。
The
次に図9に示すように、第2の金型71を用いて操作軸9の端部に形成された2面幅部63の先端側に捩りを加える。操作軸9の一端部47は、図9(a)に示すように、第2の金型71にプレス部材64で操作軸9の2面幅部63を押し込むことで形成される。
Next, as shown in FIG. 9, a twist is applied to the tip end side of the width across
図9(a)は、操作軸9の2面幅部63の先端側に捩りを加える工程を模式的に示す説明図である。図9(b)は、2面幅部63の先端側に捩りが加えられた操作軸9の斜視図である。
FIG. 9A is an explanatory diagram schematically showing a step of applying a twist to the tip end side of the width across
第2の金型71は、2面幅部63が押し込まれる第3キャビティ72と、段付き円柱形状の第4キャビティ73と、を有している。
The second mold 71 has a
第2の金型71は、第3キャビティ72の先端側が第3キャビティ72の基端側に対して第3キャビティ72の中心軸軸線C1周りに捩られた形状となるよう形成されている。第2の金型71は、第3キャビティ72と第4キャビティ73とが同心状に直列に連続するよう形成されている。
The second mold 71 is formed so that the tip end side of the
第2の金型71の第3キャビティ72に操作軸9の2面幅部63をプレス部材64を用いて押し込む第1工程と、第2の金型71の第3キャビティ72から操作軸9を回転させながら引き抜いて脱型させる第2工程と、を経ることで、操作軸9の一端部47は、ばね部材11によって付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに、操作軸9の中心軸軸線C周りに捩られた形状となるように形成される。
The first step of pushing the width across
なお、シートリクライニング装置1は、シート2の両側に配置するようにしてもよい。この場合、両側のシートリクライニング装置1は、例えば互いの操作軸9が連結される等して、一方のシートリクライニング装置1において第1ブラケット6に対する第2ブラケット7の回転位置がロック状態から解除されると、他方のシートリクライニング装置1において第1ブラケット6に対する第2ブラケット7の回転位置がロック状態から解除される。
The
ばね部材11の他端部11bは、第2ブラケット7に固定してもよい。
The
操作軸9の一端部47は、図10に示すように、第3の金型75のみを用いて形成するようにしてもよい。
As shown in FIG. 10, the one
図10は、シートリクライニング装置1の操作軸9の製造工程の一例を示している。図10に示すように、第3の金型75を用いて操作軸9の一端部47となる円筒状の端部に、角部46を有する断面形状を呈し、ばね部材11によって付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに先端側が基端側に対して操作軸9の中心軸軸線C周りに捩られた形状を成形してもよい。
FIG. 10 shows an example of a manufacturing process of the
つまり、操作軸9の一端側に形成された2面幅部63全体を操作軸9の中心軸軸線C周りに捩られた形状に形成してもよい。この場合の2面幅部63(一端部47)は、操作軸9の中心軸軸線Cを挟んで対向する2つの面48を有している。
That is, the entire width across
図10(a)は、操作軸9の端部に捩りが加えられた2面幅部63を形成する工程を模式的に示す説明図である。図10(b)は、2面幅部63の全体に捩りが加えられた操作軸9の斜視図である。
FIG. 10A is an explanatory diagram schematically showing a process of forming a two-
第3の金型75は、操作軸9の円柱形状の端部が押し込まれる第5キャビティ76と、段付き円柱形状の第6キャビティ77と、を有している。
The
第3の金型75は、第5キャビティ76の先端側が第5キャビティ76の基端側に対して第5キャビティ76の中心軸軸線C2周りに捩られた形状となるよう形成されている。第3の金型75は、第5キャビティ76と第6キャビティ77とが同心状に直列に連続するよう形成されている。
The
第3の金型75の第5キャビティ76に操作軸9の円柱形状の端部をプレス部材64用いて押し込む工程(第1工程)と、第3の金型75の第5キャビティ76から操作軸9を回転させながら引き抜いて脱型させる工程(第2工程)と、を経ることで、操作軸9の一端部47は、ばね部材11によって付勢される操作軸回転方向Dとは逆向きに、操作軸9の中心軸軸線C周りに捩られた形状となるように形成される。
A step of pushing the cylindrical end of the
1…シートリクライニング装置
2…シート
3…シートクッション
4…シートバック
5…リクライナ
6…第1ブラケット
7…第2ブラケット
8…操作レバー
9…操作軸
10…フック部材
11…ばね部材
11a…一端部
11b…他端部
12…操作レバー用ブラケット
46…角部
46a…角部
47…一端部
1 ...
Claims (4)
シートバック側に固定され、上記第1ブラケットと相対回転可能に連結された第2ブラケットと、
上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置をロック状態に保持可能なロック機構と、
自身の中心軸軸線周りに回転することで上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置を上記ロック機構によるロック状態から解除する操作軸と、
上記操作軸の中心軸軸線周りの回転方向のうち、上記ロック機構によるロック状態を保持する方向に上記操作軸を付勢するばね部材と、を有し、
上記ばね部材は、一端部が上記操作軸の一端部に巻かけられ、他端部が上記第1ブラケットまたは上記第2ブラケットのいずれか一方に取り付けられ、
上記操作軸の一端部は、角部を有する断面形状を呈し、上記ばね部材によって付勢される操作軸回転方向とは逆向きに上記操作軸の中心軸軸線周りに捩られた形状となっていることを特徴とするシートリクライニング装置。 The first bracket fixed to the seat cushion side,
A second bracket fixed to the seat back side and rotatably connected to the first bracket,
A locking mechanism capable of holding the rotational position of the second bracket with respect to the first bracket in the locked state,
An operation shaft that releases the rotation position of the second bracket with respect to the first bracket from the locked state by the lock mechanism by rotating around its own central axis axis.
It has a spring member that urges the operation shaft in the direction of holding the locked state by the lock mechanism in the rotation direction around the central axis axis of the operation shaft.
One end of the spring member is wound around one end of the operating shaft, and the other end is attached to either the first bracket or the second bracket.
One end of the operation shaft has a cross-sectional shape having a corner portion, and has a shape twisted around the central axis axis of the operation shaft in the direction opposite to the rotation direction of the operation shaft urged by the spring member. A seat reclining device characterized by being present.
上記ばね部材は、他端部が一端部に対して上記第1ブラケット側及び上記第2ブラケット側に位置するよう、一端部と他端部の位置が上記操作軸の中心軸軸線に沿ってオフセットするよう形成され、
上記ばね部材の他端部は、上記第1ブラケットと上記第2ブラケットのうち、シートクッション及びシートバックからみて外側に位置する方に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載のシートリクライニング装置。 The operation shaft penetrates the first bracket and the second bracket, and
In the spring member, the positions of one end and the other end are offset along the central axis of the operation shaft so that the other end is located on the first bracket side and the second bracket side with respect to one end. Formed to
The seat according to claim 1, wherein the other end of the spring member is attached to the side of the first bracket and the second bracket located on the outer side of the seat cushion and the seat back. Reclining device.
シートバック側に固定され、上記第1ブラケットと相対回転可能に連結された第2ブラケットと、
上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置をロック状態に保持可能なロック機構と、
自身の中心軸軸線周りに回転することで上記第1ブラケットに対する上記第2ブラケットの回転位置を上記ロック機構によるロック状態から解除する操作軸と、
上記操作軸の中心軸軸線周りの回転方向のうち、上記ロック機構によるロック状態を保持する方向に上記操作軸を付勢するばね部材と、を有し、
上記ばね部材は、一端部が上記操作軸の一端部に巻かけられ、他端部が上記第1ブラケットまたは上記第2ブラケットのいずれか一方に取り付けられ、
上記操作軸の一端部は、角部を有する断面形状を呈し、上記ばね部材によって付勢される操作軸回転方向とは逆向きに上記操作軸の中心軸軸線周りに捩られた形状となっているシートリクライニング装置の製造方法において、
上記操作軸は、角部を有する断面形状のキャビティを備えた金型を用いて形成され、
上記金型は、上記キャビティの先端側が上記キャビティの基端側に対して上記キャビティの中心軸軸線周りに捩られた形状となるよう形成され
上記操作軸は、金属材料からなる軸部材を上記キャビティに押し込む第1工程と、
上記軸部材を上記キャビティから回転させながら引き抜いて脱型させる第2工程と、を経て形成されているシートリクライニング装置の製造方法。 The first bracket fixed to the seat cushion side,
A second bracket fixed to the seat back side and rotatably connected to the first bracket,
A locking mechanism capable of holding the rotational position of the second bracket with respect to the first bracket in the locked state,
An operation shaft that releases the rotation position of the second bracket with respect to the first bracket from the locked state by the lock mechanism by rotating around its own central axis axis.
It has a spring member that urges the operation shaft in the direction of holding the locked state by the lock mechanism in the rotation direction around the central axis axis of the operation shaft.
One end of the spring member is wound around one end of the operating shaft, and the other end is attached to either the first bracket or the second bracket.
One end of the operation shaft has a cross-sectional shape having a corner portion, and has a shape twisted around the central axis axis of the operation shaft in the direction opposite to the rotation direction of the operation shaft urged by the spring member. In the manufacturing method of the seat reclining device
The operating shaft is formed using a mold having a cross-sectional shaped cavity having corners.
The mold is formed so that the tip end side of the cavity is twisted around the central axis axis of the cavity with respect to the base end side of the cavity. The first step of pushing into and
A method for manufacturing a seat reclining device, which is formed through a second step of pulling out the shaft member from the cavity while rotating it to remove the mold.
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---|---|---|---|
JP2020101301A JP2021194964A (en) | 2020-06-11 | 2020-06-11 | Seat reclining device and method for manufacturing seat reclining device |
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