JP2021193872A - 電力供給システム、移動体 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池によって発電した電力を従来よりも有効に活用できるようにする。【解決手段】本発明のある態様は、負荷に電力を供給する電力供給システムであって、第1蓄電池と、第2蓄電池と、太陽電池と、を備える。このシステムでは、太陽電池が第1蓄電池又は第2蓄電池のいずれか一方と電気的に接続可能となり、負荷が第1蓄電池又は第2蓄電池のいずれか他方と電気的に接続可能となるように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、電力供給システム、および、電力供給システムを備えた移動体に関する。
従来から、太陽電池によって発電した電力を移動体の動力源として利用する技術が知られている。例えば特許文献1には、回転電機と、太陽電池と、太陽電池から出力される電力を用いて充電される第1蓄電装置と、車両の駆動力を発生させるための電源である第2蓄電装置と、を備え、第1蓄電装置の電力を用いて第2蓄電装置を充電する第1充電制御を実行するようにしたものが記載されている。
特許6583294号
しかし、上述した従来技術では、太陽電池から出力した電力を一旦第1蓄電装置に充電し、その後に第1蓄電装置の電力を用いて第2蓄電装置を充電し、第2蓄電装置の電力を用いて車両の駆動力を発生させるように構成されている。そのため、太陽電池と第1蓄電装置の間の充放電、および、第1蓄電装置と第2蓄電装置の間の充放電において損失が発生しており、太陽電池によって発電した電力を有効に活用できていない。
そこで、本発明の目的は、太陽電池によって発電した電力を従来よりも有効に活用できるようにすることである。
本発明のある態様は、負荷に電力を供給する電力供給システムであって、第1蓄電池と、第2蓄電池と、太陽電池と、を備え、前記太陽電池が前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか一方と電気的に接続可能となり、前記負荷が前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか他方と電気的に接続可能となるように構成されている、電力供給システムである。
本発明のある態様によれば、太陽電池によって発電した電力を従来よりも有効に活用できる。
実施形態の電力供給システムが実装される飛行体の概略図である。 実施形態に係る電力供給システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が2個の場合の回路構成(正常時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が2個の場合の回路構成(遮断時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて各制御モードの実行状態の第1例の状態遷移図である。 実施形態の電力供給システムにおいて各制御モードの実行状態の第2例の状態遷移図である。 実施形態の電力供給システムにおいて各制御モードの実行状態の第3例の状態遷移図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が3個の場合の回路構成(正常時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が3個の場合の回路構成(正常時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が3個の場合の回路構成(遮断時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が4個の場合の回路構成(正常時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が4個の場合の回路構成(正常時)を示す図である。 実施形態の電力供給システムにおいて蓄電池が4個の場合の回路構成(遮断時)を示す図である。
本実施形態の電力供給システム1は、太陽電池を利用して負荷に電力を供給するシステムである。太陽電池で発電される電力は、電力損失が発生しないように、負荷に電力を供給する二次電池である蓄電池に直接供給される。
負荷は限定せず、電力供給システム1が実装される機器に応じて異なる。例えば、電力供給システム1が例えば電気自動車、無人航空機(ドローンともいう。)若しくは有人航空機等の移動体に適用される場合には、負荷は移動体の動力源であり、例えば車輪又はプロペラを回転駆動させるモータ(電動機)である。電力供給システム1が例えば家屋の配電装置に適用される場合には、負荷は、例えばインバータ(パワーコンディショナということもある。)である。以下では、負荷が無人航空機の動力源であるモータである場合を例にして説明する。この場合、本実施形態の電力供給システム1が無人航空機に実装される。
(1)電力供給システム1のシステム構成
本実施形態の電力供給システム1は、太陽電池によって発電する電力を効率良く活用し、かつ無人航空機の航続距離を延ばす観点から、少なくとも2個の蓄電池(第1蓄電池、第2蓄電池)を有し、少なくとも2個の蓄電池は、太陽電池およびモータ(負荷)と並列に接続される。それにより、太陽電池が第1蓄電池又は第2蓄電池のいずれか一方と電気的に接続可能となり、負荷が第1蓄電池又は第2蓄電池のいずれか他方と電気的に接続可能となるように構成されている。すなわち、いずれの蓄電池をモータの電力として利用する間に、他の蓄電池が太陽電池によって充電される。
好ましくは、少なくとも2個の蓄電池のうちモータの電力として利用される蓄電池と、太陽電池によって発電される電力によって充電される蓄電池とが、選択的に切り替えられるように制御される。すなわち、本実施形態の電力供給システム1は、好ましくは、少なくとも2個の蓄電池の充放電を制御する制御装置としてのBMS(Battery Management System)を備える。
図1に、本実施形態の電力供給システム1が実装された例示的な航空機AVの概略的な図を示す。航空機AVは、ソーラーパネルが発電する電力によってモータを駆動することで推進力を得る電動飛行体である。
航空機AVは、翼部2と、翼部2に取り付けられた駆動部3と、駆動部3に連結されたプロペラ4と、胴体部6とを備える。なお、航空機AVに搭載されるプロペラ4の数は任意でよい。駆動部3は、プロペラ4を回転駆動するモータを含む。
図1の例では、駆動部3に電力を供給する蓄電池BT1,BT2(それぞれ、第1蓄電池、第2蓄電池の一例)が翼部2の両翼に設けられているが、その限りではない。蓄電池BT1,BT2は、航空機AVの任意の位置に配置可能である。図1には図示していないが、蓄電池BT1,BT2は、ソーラーパネル51および駆動部3に電気的に接続可能となるように配線されている。この配線態様については後述する。
多くの太陽光を受光して発電量を高めるべく、図1に示すように、ソーラーパネル51は、翼部2に設けられていることが好ましい。すなわち、ソーラーパネル51を翼部2に設けることで、ソーラーパネル51の設置面積を極力広くとることができる。
BMS10およびECU(Electrical Control Unit)20が、例えば胴体部6に設けられる。BMS10は、前述したように、蓄電池BT1,BT2の充放電を制御する制御装置である。ECU20は、航空機AVの全体を制御する制御装置である。
(2)電力供給システム1のハードウェア構成
次に、図2を参照して、本実施形態の電力供給システム1のハードウェア構成例について説明する。この例では、電力供給システム1が2個の蓄電池BT1,BT2を備える場合について示している。
図2において、BMS10と上位のECU20は、航空機AVの制御のために適宜通信を行うように構成される。
蓄電池BT1,BT2は、それぞれソーラーパネル51又はモータ31と電源回路15を介して接続可能となるように構成されている。電源回路15の具体的な構成については後述する。
電力供給システム1は、電圧センサ101および電流センサ102を備える。電圧センサ101は、蓄電池BT1の充電電圧(両端電圧)を検出するように構成される。電流センサ102は、蓄電池BT1に接続される配線を流れる電流を検出するように構成される。電圧センサ101および電流センサ102の検出信号は、逐次BMS10に送信される。
電力供給システム1は、電圧センサ201および電流センサ202を備える。電圧センサ201は、蓄電池BT2の充電電圧(両端電圧)を検出するように構成される。電流センサ202は、蓄電池BT2に接続される配線を流れる電流を検出するように構成される。電圧センサ201および電流センサ202の検出信号は、逐次BMS10に送信される。
BMS10は、プロセッサおよびメモリ(RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory))を有し、所定のプログラムを実行することで、電力供給システム1の動作を制御する。
BMS10は、電圧センサ101,201および電流センサ102,202の各々からの検出信号を受信し、各検出信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を有する。各検出信号のデジタル信号がプロセッサに取り込まれる。
BMS10は、電源回路15と接続されている。BMS10は、電源回路15に対して制御信号を送信して電源回路15を制御する。
BMS10では、プロセッサが上記プログラムを実行することで例えば以下の処理を行う。
(i) 電圧センサ101および電流センサ102の検出信号(デジタル値)を基に、蓄電池BT1のSOC(State of Charge;以下、「SOC1」ということがある。)を算出する。
(ii) 電圧センサ201および電流センサ202の検出信号(デジタル値)を基に、蓄電池BT2のSOC(以下、「SOC2」ということがある。)を算出する。
(iii) 蓄電池BT1のSOC1及び/又は蓄電池BT2のSOC2に基づいて電源回路15を制御し、それによって、蓄電池BT1,BT2と、モータ31およびソーラーパネル51との間の電気的接続状態を決定する。
図3に、電源回路15の具体的な構成を例示する。図3に示すように、電源回路15は、スイッチ駆動部(SW)151、スイッチS1〜S4、遮断器(CB)152、および、接点P1〜P4を含む。電源回路15は、蓄電池BT1,BT2をそれぞれモータ31およびソーラーパネル51に並列接続するように構成される。
スイッチS1は、蓄電池BT1の正極とソーラーパネル51の正極とを接続するラインL1a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT2の正極とソーラーパネル51の正極を接続するラインL1b上の接点を短絡させるか、又は、逆に、ラインL1a上の接点を短絡させるとともに、ラインL1b上の接点を開放させる。
スイッチS2は、蓄電池BT2の正極とモータ31の一端とを接続するラインL2a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT1の正極とモータ31の一端とを接続するラインL2b上の接点を短絡させるか、又は、逆に、ラインL2a上の接点を短絡させるとともに、ラインL2b上の接点を開放させる。
スイッチS3は、蓄電池BT2の負極とモータ31の他端とを接続するラインL3a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT1の負極とモータ31の他端とを接続するラインL3b上の接点を短絡させるか、又は、逆に、ラインL3a上の接点を短絡させるとともに、ラインL3b上の接点を開放させる。
スイッチS4は、蓄電池BT1の負極とソーラーパネル51の負極とを接続するラインL4a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT2の負極とソーラーパネル51の負極を接続するラインL4b上の接点を短絡させるか、又は、逆に、ラインL4a上の接点を短絡させるとともに、ラインL4b上の接点を開放させる。
図3に示すように、電源回路15には接点P1〜P4が設けられる。接点P1は、蓄電池BT1の正極端子に接続されるライン上に設けられている。接点P2は、蓄電池BT2の正極端子に接続されるライン上に設けられている。接点P3は、蓄電池BT1の負極端子に接続されるライン上に設けられている。接点P4は、蓄電池BT2の負極端子に接続されるライン上に設けられている。
電力供給システム1が正常に稼働しているときには、接点P1〜P4は短絡している。
電力供給システム1が正常である場合、BMS10がスイッチ駆動部151に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいてスイッチ駆動部151がスイッチS1〜S4を駆動する。スイッチ駆動部151は、ソーラーパネル51を蓄電池BT1又は蓄電池BT2のいずれか一方と接続させ、他方とは接続させないように電気的接続状態を切り替える第1切替部に相当する。また、スイッチ駆動部151は、モータ31を蓄電池BT1又は蓄電池BT2のいずれか一方と接続させ、他方とは接続させないように電気的接続状態を切り替える第2切替部に相当する。
電力供給システム1の異常を検知した場合、BMS10が遮断器152に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいて遮断器152が接点P1〜P4を開放する(つまり、回路を遮断してトリップさせる)。BMS10において異常を検知するイベントの例は、例えば、いずれかの蓄電池の過電圧、過電流、若しくは、図示しない温度センサによって温度が所定の範囲を超えたことが検出された場合等である。
電力供給システム1が正常である場合、BMS10は、第1制御モード又は第2制御モードのいずれかを実行する。
第1制御モードは、蓄電池BT1の電力をモータ31に放電し、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT2を充電するモードである。
第1制御モードでは、図3の第1制御モードに示すように、スイッチS1〜S4が制御される。すなわち、スイッチS1は、蓄電池BT1の正極とソーラーパネル51の正極とを接続するラインL1a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT2の正極とソーラーパネル51の正極を接続するラインL1b上の接点を短絡させる。スイッチS2は、蓄電池BT2の正極とモータ31の一端とを接続するラインL2a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT1の正極とモータ31の一端とを接続するラインL2b上の接点を短絡させる。スイッチS3は、蓄電池BT2の負極とモータ31の他端とを接続するラインL3a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT1の負極とモータ31の他端とを接続するラインL3b上の接点を短絡させる。スイッチS4は、蓄電池BT1の負極とソーラーパネル51の負極とを接続するラインL4a上の接点を開放させるとともに、蓄電池BT2の負極とソーラーパネル51の負極を接続するラインL4b上の接点を短絡させる。
第2制御モードは、蓄電池BT2の電力をモータ31に放電し、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT1を充電するモードである。
第2制御モードでは、図3の第2制御モードに示すように、スイッチS1〜S4が制御される。すなわち、スイッチS1は、ラインL1a上の接点を短絡させるとともにラインL1b上の接点を開放させる。スイッチS2は、ラインL2a上の接点を短絡させるとともにラインL2b上の接点を開放させる。スイッチS3は、ラインL3a上の接点を短絡させるとともにラインL3b上の接点を開放させる。スイッチS4は、ラインL4a上の接点を短絡させるとともにラインL4b上の接点を開放させる。
図4に、第1制御モードおよび第2制御モードにおける電源回路15の遮断時の状態を示す。いずれの制御モードにおいてもスイッチS1〜S4の状態は図3と同じであるが、遮断時には、接点P1〜P4がいずれも開放される。それによって、電力供給システム1の異常を検知した場合に、電源回路15が保護される。
以上説明したように、本実施形態の電力供給システム1によれば、2個の蓄電池BT1,BT2を備え、第1制御モード又は第2制御モードのいずれかの制御モードが実行される。第1制御モードでは、蓄電池BT1の電力がモータ31に放電されてモータ31が駆動され、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT2が充電される。他方、第2制御モードでは、蓄電池BT2の電力がモータ31に放電されてモータ31が駆動され、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT1が充電される。そのため、ソーラーパネル51によって発電した電力で充電した蓄電池BT1又はBT2によってモータ31が直接駆動されるため、電力損失が少なく、ソーラーパネル51によって発電した電力を従来よりも有効に活用できる。
また、本実施形態の電力供給システム1によれば、2個の蓄電池BT1,BT2のうちいずれか一方の蓄電池をソーラーパネル51の電力により充電している期間に、他方の蓄電池を放電してモータ31を駆動する。そのため、第1制御モードと第2制御モードを交互に実行することで、2個の蓄電池BT1,BT2の容量を、モータ31を駆動するために効率良く利用することができる。結果として、モータ31を動力源とする航空機AVの航続距離を延ばすことができる。
(3)BMS10による制御例
次に、第1制御モードと第2制御モードを切り替える場合のBMS10による好ましい制御例について、図5〜図7の状態遷移図を参照して説明する。
(3−1)制御例1(図5)
制御例1では、2個の蓄電池BT1,BT2のうちモータ31に放電している一方の蓄電池のSOCを監視し、当該SOCが所定の閾値以下まで低下した場合に、他方の蓄電池をモータ31に放電するように、モータ31に接続する蓄電池が切り替えられる。
具体的には、図5に示すように、BMS10が第1制御モードを実行している状態である場合、つまり、蓄電池BT1の電力によってモータ31を動作させている場合には、BMS10は逐次、SOC1(蓄電池BT1のSOC)が所定の閾値Th1(第1閾値の一例)を超えているか監視し、SOC1が閾値Th1を超えている場合には第1制御モードの実行状態を維持する。第1制御モードの実行状態では、蓄電池BT2は、ソーラーパネル51が発電する電力によって充電されている。
SOC1が閾値Th1以下となった場合には、BMS10は、第1制御モードから第2制御モードに切り替える。第2制御モードでは、BMS10は、蓄電池BT2の電力によってモータ31を動作させ、ソーラーパネル51が発電する電力によって蓄電池BT1が充電されるように制御する。そして、図5に示すように、BMS10が第2制御モードを実行している状態である場合、BMS10は逐次、SOC2(蓄電池BT2のSOC)が所定の閾値Th2(第2閾値の一例)を超えているか監視し、SOC2が閾値Th2を超えている場合には第2制御モードの実行状態を維持する。SOC2が閾値Th2以下となった場合には、BMS10は、第2制御モードから第1制御モードに切り替える。
上述したように、制御例1では、2個の蓄電池BT1,BT2のうちモータ31に放電している一方の蓄電池のSOCを監視し、他方の蓄電池を充電し、当該一方の蓄電池のSOCが低下した場合にモータ31に放電する蓄電池を切り替える。そのため、モータ31に電力を供給する蓄電池の充電状態を継続的に良好な状態に維持することができる。
(3−2)制御例2(図6)
制御例2では、2個の蓄電池BT1,BT2のうち一方の蓄電池の電力をモータ31に放電し、かつ他方の蓄電池をソーラーパネル51の電力により充電する。そして、充電している他方の蓄電池のSOCが所定の閾値以上となった場合に、当該他方の蓄電池をモータ31に放電するように、モータ31に接続する蓄電池が切り替えられる。
具体的には、図6に示すように、BMS10が第1制御モードを実行している状態である場合、つまり、蓄電池BT1の電力によってモータ31を動作させている場合には、BMS10は逐次、SOC2(蓄電池BT2のSOC)が所定の閾値Th3(第3閾値の一例)以上となったか監視し、SOC2が閾値Th3未満である場合には第1制御モードの実行状態を維持する。第1制御モードの実行状態では、蓄電池BT2は、ソーラーパネル51が発電する電力によって充電されている。
SOC2が閾値Th3以上となった場合には、BMS10は、第1制御モードから第2制御モードに切り替える。第2制御モードでは、BMS10は、蓄電池BT2の電力によってモータ31を動作させ、ソーラーパネル51が発電する電力によって蓄電池BT1が充電されるように制御する。そして、図6に示すように、BMS10が第2制御モードを実行している状態である場合、BMS10は逐次、SOC1(蓄電池BT1のSOC)が所定の閾値Th4(第4閾値の一例)以上となったか監視し、SOC1が閾値Th4未満である場合には第2制御モードの実行状態を維持する。SOC1が閾値Th4以上となった場合には、BMS10は、第2制御モードから第1制御モードに切り替える。
上述したように、制御例2では、2個の蓄電池BT1,BT2のうちソーラーパネル51が発電する電力によって充電している一方の蓄電池のSOCを監視し、他方の蓄電池の電力をモータ31に放電し、当該一方の蓄電池のSOCがある程度まで増加した場合にモータ31に放電する蓄電池を切り替える。そのため、モータ31に電力を供給する蓄電池の充電状態を継続的に良好な状態に維持することができる。
(3−3)制御例3(図7)
制御例3は、上述した制御例1と制御例2を組み合わせた制御例である。
具体的には、図7に示すように、BMS10が第1制御モードを実行している状態である場合、つまり、蓄電池BT1の電力によってモータ31を動作させている場合には、BMS10は逐次、SOC1とSOC2を監視する。SOC1が閾値Th1を超えており、かつSOC2が閾値Th3未満である場合には第1制御モードの実行状態を維持する。第1制御モードの実行状態では、蓄電池BT2は、ソーラーパネル51が発電する電力によって充電されている。
SOC1が閾値Th1以下となり、かつSOC2が閾値Th3以上となった場合には、BMS10は、第1制御モードから第2制御モードに切り替える。第2制御モードでは、BMS10は、蓄電池BT2の電力によってモータ31を動作させ、ソーラーパネル51が発電する電力によって蓄電池BT1が充電されるように制御する。そして、図7に示すように、BMS10が第2制御モードを実行している状態である場合、BMS10は逐次、SOC1とSOC2を監視する。SOC2が閾値Th2を超えており、かつSOC1が閾値Th4未満である場合には第2制御モードの実行状態を維持する。SOC2が閾値Th2以下となり、かつSOC1が閾値Th4以上となった場合には、BMS10は、第2制御モードから第1制御モードに切り替える。
上述したように、制御例3では、2個の蓄電池BT1,BT2のうちソーラーパネル51が発電する電力によって充電している一方の蓄電池のSOCを監視するとともに、モータ31に放電する他方の蓄電池のSOCを監視する。そして、両方のSOCが所定の条件を満たしたときに、充電対象の蓄電池と放電対象の蓄電池とを切り替える。そのため、モータ31に電力を供給する蓄電池の充電状態を継続的に良好な状態に維持することができる。
なお、上記制御例1〜3は、(i) 蓄電池BT1の電力をモータ31に放電し、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT2を充電する第1制御工程と、(ii) 蓄電池BT2の電力をモータ31に放電し、ソーラーパネル51の電力により蓄電池BT1を充電する第2制御工程と、を有する電力供給システム1の制御方法を開示する。
(4)変形例
次に、上述した本実施形態の電力供給システム1について、蓄電池の個数が異なる場合の変形例を、図8〜図13を参照して説明する。
前述したように、本実施形態の電力供給システム1には、2個の蓄電池に限られず、3個以上の任意の数の蓄電池を適用することができる。
(4−1)3個の蓄電池を並列接続させる場合(図8〜図10)
図8〜図10の各々には、電源回路15に代えて、3個の蓄電池BT1,BT2,BT3のうちの2個の蓄電池をそれぞれモータ31およびソーラーパネル51に並列接続するように構成した電源回路16が示される。図8に示すように、電源回路16は、スイッチ駆動部161,162と、スイッチS1〜S8と、遮断器163、および、接点P1〜P6を含む。
電力供給システム1が正常である場合、BMS10がスイッチ駆動部161,162に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいてスイッチ駆動部161がスイッチS1〜S4を駆動し、スイッチ駆動部162がスイッチS5〜S8を駆動する。
電力供給システム1の異常を検知した場合、BMS10が遮断器163に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいて遮断器163が接点P1〜P6を開放する(つまり、回路を遮断してトリップさせる)。
図8に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT1を放電させ、蓄電池BT3を充電させるためには、蓄電池BT1の正極端子がモータ31の一端に接続され、かつ蓄電池BT1の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、蓄電池BT3の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S6,S8が制御される。
図8に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT1を充電させ、蓄電池BT3を放電させるためには、蓄電池BT1の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、かつ蓄電池BT1の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がモータ31の一端に接続され、蓄電池BT3の負極端子がモータ31の他端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S6,S8が制御される。
図9に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT2を放電させ、蓄電池BT3を充電させるためには、蓄電池BT2の正極端子がモータ31の一端に接続され、かつ蓄電池BT2の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、蓄電池BT3の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S6,S8が制御される。
図9に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT2を充電させ、蓄電池BT3を放電させるためには、蓄電池BT2の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、かつ蓄電池BT2の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がモータ31の一端に接続され、蓄電池BT3の負極端子がモータ31の他端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S6,S8が制御される。
図10に、電源回路16の遮断時の状態を示す。遮断時には、スイッチS1〜S8の状態に関わらず、接点P1〜P6がいずれも開放される。それによって、電力供給システム1の異常を検知した場合に、電源回路16が保護される。
なお、図8および図9は例示に過ぎず、蓄電池BT1,BT2,BT3のうちいずれの蓄電池を充電させ、いずれの蓄電池を放電させるかについては、任意に設定可能である。例えば、蓄電池BT1をモータ31に放電させ、蓄電池BT2をソーラーパネル51の電力によって充電させてもよいし、蓄電池BT2をモータ31に放電させ、蓄電池BT1をソーラーパネル51の電力によって充電させてもよい。
3個の蓄電池を使用する場合でも、上述した制御例1〜3(図5〜図7)と同様の制御を適用してもよい。すなわち、BMS10は、蓄電池BT1,BT2,BT3の各々のSOCに基づいて電源回路16を制御し、それによって、蓄電池BT1,BT2,BT3と、モータ31およびソーラーパネル51との間の電気的接続状態を決定してもよい。
例えば、BMS10は、以下の第1〜第3制御モードを蓄電池BT1,BT2,BT3の各々のSOCに基づいて実行してもよい。
(第1制御モード)蓄電池BT1をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT2又は蓄電池BT3をソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
(第2制御モード)蓄電池BT2をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT1又は蓄電池BT3をソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
(第3制御モード)蓄電池BT3をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT1又は蓄電池BT2をソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
ここで、例えば上記制御例1を適用する場合、以下のようにすればよい。第1制御モードを実行している状態では、蓄電池BT1のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第2制御モード又は第3制御モードを実行するように制御モードを切り替える。同様に、第2制御モードを実行している状態では、蓄電池BT2のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第1制御モード又は第3制御モードを実行するように制御モードを切り替える。第3制御モードを実行している状態では、蓄電池BT3のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第1制御モード又は第2制御モードを実行するように制御モードを切り替える。
(4−2)4個の蓄電池を並列接続させる場合(図11〜図13)
図11〜図13の各々には、電源回路15に代えて、4個の蓄電池BT1〜BT4のうちの2個の蓄電池をそれぞれモータ31およびソーラーパネル51に並列接続するように構成した電源回路17が示される。図11に示すように、電源回路17は、スイッチ駆動部171,172と、スイッチS1〜S8と、遮断器173、および、接点P1〜P8を含む。
電力供給システム1が正常である場合、BMS10がスイッチ駆動部171,172に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいてスイッチ駆動部171がスイッチS1〜S4を駆動し、スイッチ駆動部172がスイッチS5〜S8を駆動する。
電力供給システム1の異常を検知した場合、BMS10が遮断器173に対して制御信号を送信し、当該制御信号に基づいて遮断器173が接点P1〜P8を開放する(つまり、回路を遮断してトリップさせる)。
図11に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT1を充電させ、蓄電池BT3を放電させるためには、蓄電池BT1の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、かつ蓄電池BT1の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がモータ31の一端に接続され、蓄電池BT3の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S6,S8が制御される。
図11に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT1を放電させ、蓄電池BT3を充電させるためには、蓄電池BT1の正極端子がモータ31の一端に接続され、かつ蓄電池BT1の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT3の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、蓄電池BT3の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S6,S8が制御される。
図12に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT2を充電させ、蓄電池BT4を放電させるためには、蓄電池BT2の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、かつ蓄電池BT2の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT4の正極端子がモータ31の一端に接続され、蓄電池BT4の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S6,S8が制御される。
図12に示すように、電力供給システム1が正常である場合、蓄電池BT2を放電させ、蓄電池BT4を充電させるためには、蓄電池BT2の正極端子がモータ31の一端に接続され、かつ蓄電池BT2の負極端子がモータ31の他端に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS2,S3,S5,S7が制御される。さらに、蓄電池BT4の正極端子がソーラーパネル51の正極端子に接続され、蓄電池BT4の負極端子がソーラーパネル51の負極端子に接続され、それによって閉回路を構成するように、スイッチS1,S4,S6,S8が制御される。
図13に、電源回路17の遮断時の状態を示す。遮断時には、スイッチS1〜S8の状態に関わらず、接点P1〜P8がいずれも開放される。それによって、電力供給システム1の異常を検知した場合に、電源回路17が保護される。
なお、図11および図12は例示に過ぎず、蓄電池BT1〜BT4のうちいずれの蓄電池を充電させ、いずれの蓄電池を放電させるかについては、任意に設定可能である。例えば、蓄電池BT1をモータ31に放電させ、蓄電池BT2をソーラーパネル51の電力によって充電させてもよいし、蓄電池BT2をモータ31に放電させ、蓄電池BT1をソーラーパネル51の電力によって充電させてもよい。
4個の蓄電池を使用する場合でも、上述した制御例1〜3(図5〜図7)と同様の制御を適用してもよい。すなわち、BMS10は、蓄電池BT1〜BT4の各々のSOCに基づいて電源回路17を制御し、それによって、蓄電池BT1〜BT4と、モータ31およびソーラーパネル51との間の電気的接続状態を決定してもよい。
例えば、BMS10は、以下の第1〜第4制御モードを蓄電池BT1〜BT4の各々のSOCに基づいて実行してもよい。
(第1制御モード)蓄電池BT1をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT2〜BT4のいずれかをソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
(第2制御モード)蓄電池BT2をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT1,BT3,BT4のいずれかをソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
(第3制御モード)蓄電池BT3をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT1,BT2,BT4のいずれかをソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
(第4制御モード)蓄電池BT4をモータ31に放電してモータ31を駆動し、蓄電池BT1〜BT3のいずれかをソーラーパネル51の電力によって充電する制御モード
ここで、例えば上記制御例1を適用する場合、以下のようにすればよい。第1制御モードを実行している状態では、蓄電池BT1のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第2,第3,又は第4制御モードのいずれかの制御モードを実行するように制御モードを切り替える。同様に、第2制御モードを実行している状態では、蓄電池BT2のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第1,第3,又は第4制御モードのいずれかの制御モードを実行するように制御モードを切り替える。第3制御モードを実行している状態では、蓄電池BT3のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第1,第2,又は第4制御モードのいずれかの制御モードを実行するように制御モードを切り替える。第4制御モードを実行している状態では、蓄電池BT4のSOCが所定の閾値以下となった場合に、第1,第2,又は第3制御モードのいずれかの制御モードを実行するように制御モードを切り替える。
以上、本発明の電力供給システムおよび移動体の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。
例えば、上述した実施形態では、蓄電池に対する電圧センサおよび電流センサの検出値からSOCを算出する場合を例示したが、その限りではない。例えば蓄電池の周囲に温度センサを設け、温度センサの検出値をも加味してSOCを算出することで、SOCの算出精度を向上させることができる。
AV…航空機
1…電力供給システム
2…翼部
3…駆動部
31…モータ
4…プロペラ
10…BMS
15,16,17…電源回路
151,161,162,171,172…スイッチ駆動部
S1〜S8…スイッチ
P1〜P8…接点
152,163,173…遮断器
20…ECU
51…ソーラーパネル
BT(BT1〜BT4)…蓄電池
101,201…電圧センサ
102,202…電流センサ

Claims (5)

  1. 負荷に電力を供給する電力供給システムであって、
    第1蓄電池と、
    第2蓄電池と、
    太陽電池と、を備え、
    前記太陽電池が前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか一方と電気的に接続可能となり、前記負荷が前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか他方と電気的に接続可能となるように構成されている、
    電力供給システム。
  2. 前記太陽電池を前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか一方と接続させ、他方とは接続させないように電気的接続状態を切り替える第1切替部と、
    前記負荷を前記第1蓄電池又は前記第2蓄電池のいずれか一方と接続させ、他方とは接続させないように電気的接続状態を切り替える第2切替部と、をさらに備えた、
    請求項1に記載された電力供給システム。
  3. 請求項1又は2に記載された電力供給システムと、
    動力源として前記負荷であるモータと、を備えた、
    移動体。
  4. 前記モータに連結されたプロペラをさらに備え、
    前記移動体は、飛行体である、
    請求項3に記載された移動体。
  5. 前記プロペラが取り付けられる翼部をさらに備え、
    前記太陽電池は、前記翼部に設けられている、
    請求項4に記載された移動体。
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