JP2021190355A - 端子付構造体 - Google Patents

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Abstract

【課題】接合強度を向上させることができる端子付構造体を提供する。【解決手段】端子付構造体は、第1側面を有する第1凹部と、第1凹部の開口側を囲繞する第1面と、1面に交差する第2側面を有する第2凹部とを備えてなる絶縁性の基体と、基体の内部に位置する内部導体と、第1凹部内で内部導体に給電する端子部と、第1面に対向して端子部から外方に向かって伸びるフランジ部と、フランジ部の外縁側から第2凹部に向かって伸びる枠部と、を備えたフランジ付端子と、基体と枠部とを接合する接合層と、を有する。【選択図】図5

Description

本開示は、端子付構造体に関する。
絶縁性の基体に端子を接合した端子付構造体が知られている。端子付構造体の例としては、例えば、ウェハの加工に利用されるセラミックヒータ、静電チャック及びプラズマ発生用電極部材を挙げることができる。端子付構造体においては、基体と金属部材(例えば端子)との接合がなされている。
特許文献1は、セラミックプレートと金属部材との接合構造を開示している。この接合構造において、セラミックプレートは、1対の主面(板形状の最も広い面。表面および裏面)の一方の主面に突部を有している。突部は、平坦な頂面を有している。金属部材は、この頂面に対向する被接合面を有している。そして、頂面と被接合面との間にろう材が配置されてセラミックプレートと金属部材とは接合されている。
国際公開第2015/146563号
接合強度を向上させることができる端子付構造体が待たれる。
本開示の一態様に係る端子付構造体は、第1側面を有する第1凹部と、該第1凹部の開口側を囲繞する第1面と、該第1面に交差する第2側面を有する第2凹部とを備えてなる絶縁性の基体と、前記基体の内部に位置する内部導体と、前記第1凹部内で前記内部導体に給電する端子部と、前記第1面に対向して前記端子部から外方に向かって伸びるフラン
ジ部と、該フランジ部の外縁側から前記第2凹部に向かって伸びる枠部と、を備えたフランジ付端子と、前記基体と前記枠部とを接合する接合層と、を有する。
上記の構成によれば、接合強度が向上する。
実施形態に係るヒータの構成を示す模式的な分解斜視図。 図1のII−II線における断面図。 図1のヒータプレートのフランジ付端子及びその周辺を下面側から見た斜視図。 図3のIV−IV線における断面図。 図4の領域Vの拡大図。
以下、本開示の端子付構造体について、ヒータを例に取って説明する。以下で参照する各図は、説明の便宜上の模式的なものである。従って、細部は省略されていることがあり、また、寸法比率は必ずしも現実のものとは一致していない。また、ヒータは、各図に示されていない周知の構成要素をさらに備えていても構わない。
(ヒータシステム)
図1は、実施形態に係るヒータ1の構成を示す模式的な分解斜視図である。図2は、図1のヒータ1を含むヒータシステム101の構成を示す模式図である。図2において、ヒータ1については、図1のII−II線断面図が示されている。図1は、ヒータ1の構造を示すために便宜的にヒータ1を分解して示しており、実際の完成後のヒータ1は、図1の分解斜視図のように分解可能である必要はない。
図1及び図2の紙面上方は、例えば、鉛直上方である。ただし、ヒータ1は、必ずしも図1及び図2の紙面上方を鉛直上方として利用される必要はない。以下では、便宜上、図1及び図2の紙面上方を鉛直上方として、上面及び下面等の用語を用いることがある。特に断りがない限り、単に平面視という場合、図1及び図2の紙面上方から見ることを指すものとする。
ヒータシステム101は、ヒータ1と、ヒータ1に電力を供給する電力供給部3(図2)と、電力供給部3を制御する制御部5(図2)と、を有している。ヒータ1と電力供給部3とは配線部材7(図2)によって接続されている。なお、配線部材7は、ヒータ1の一部と捉えられても構わない。また、ヒータシステム101は、上記に挙げた構成の他、例えば、ヒータ1に気体及び/又は液体を供給する流体供給部を有していてもよい。
(ヒータ)
ヒータ1は、例えば、概略板状(図示の例では円盤状)のヒータプレート9と、ヒータプレート9から下方へ延びているパイプ11とを有している。
ヒータプレート9は、その上面13aに加熱対象物の一例としてのウェハWf(図2)が載置され(重ねられ)、ウェハの加熱に直接寄与する。パイプ11は、例えば、ヒータプレート9の支持及び配線部材7の保護に寄与する。なお、ヒータプレート9のみがヒータと捉えられても構わない。
(ヒータプレート)
ヒータプレート9の上面13a及び下面13bは、例えば、概ね平面である。ヒータプレート9の平面形状及び各種の寸法は、加熱対象物の形状及び寸法等を考慮して適宜に設定されてよい。例えば、平面形状は、円形(図示の例)又は多角形(例えば矩形)である。寸法の一例を示すと、直径は20cm以上35cm以下、厚さは4mm以上30mm以下である。なお、本実施形態の説明において、矩形等の多角形に係る用語は、特に断りが無い限り、角部が直線(平面)又は曲線(曲面)によって面取りされた形状を含むものとする。
ヒータプレート9は、例えば、絶縁性の基体13と、基体13に埋設されている抵抗発熱体15(内部導体の一例)と、抵抗発熱体15に電力を供給するためのフランジ付端子17(金属部材の一例)とを備えている。抵抗発熱体15に電流が流れることによって、ジュールの法則に従って熱が発生し、ひいては、基体13の上面13aに載置されているウェハWfが加熱される。
(基体)
基体13の外形は、ヒータプレート9の外形を構成している。従って、上述のヒータプレート9の形状及び寸法に係る説明は、そのまま基体13の外形及び寸法の説明と捉えられてよい。基体13の材料は、例えば、セラミックである。セラミックは、例えば、窒化アルミニウム(AlN)、酸化アルミニウム(Al、アルミナ)、炭化珪素(SiC)、及び窒化珪素(Si)等を主成分とする焼結体である。なお、主成分は、例
えば、その材料の50質量%以上又は80質量%以上を占める成分である(以下、特に断りが無い限り、他の部材及び他の成分についても、同様である。)。
セラミックを構成する各成分は、X線回折装置(XRD)を用いて同定すればよい。そして、各成分の含有量は、蛍光X線分析装置(XRF)またはICP発光分光分析装置(ICP)を用いて、各元素の含有量を求め、同定された各成分の含有量にそれぞれ換算すればよい。
図1では、基体13は、第1絶縁層19A及び第2絶縁層19Bによって構成されている。なお、基体13は、第1絶縁層19A及び第2絶縁層19Bとなる材料(例えばセラミックグリーンシート)が積層されて作製されてもよいし、そのような方法とは異なる方法によって作製され、完成後に抵抗発熱体15等の存在によって概念的に第1絶縁層19A及び第2絶縁層19Bによって構成されていると捉えることができるだけであってもよい。
(抵抗発熱体)
抵抗発熱体15は、基体13の上面13a及び下面13bに沿って(例えば平行に)延びている。また、抵抗発熱体15は、平面視において、例えば、基体13の概ね全面に亘って延びている。図1では、抵抗発熱体15は、第1絶縁層19A及び第2絶縁層19Bとの間に位置している。
平面視における抵抗発熱体15の具体的なパターン(経路)は適宜なものとされてよい。例えば、抵抗発熱体15は、ヒータプレート9において1本のみ設けられており、その一端から他端まで自己に対して交差することなく延びている。また、図示の例では、抵抗発熱体15は、ヒータプレート9を2分割した各領域において、円周方向に往復するように(ミアンダ状に)延びている。この他、例えば、抵抗発熱体15は、渦巻状に延びていたり、一の半径方向において直線状に往復するように延びていたりしてよい。
抵抗発熱体15を局部的に見たときの形状も適宜なものとされてよい。例えば、抵抗発熱体15は、上面13a及び下面13bに平行な層状導体であってもよいし、上記の経路を軸として巻かれたコイル状(スプリング状)であってもよいし、メッシュ状に形成されているものであってもよい。各種の形状における寸法も適宜に設定されてよい。
抵抗発熱体15の材料は、電流が流れることによって熱を生じる導体(例えば金属)である。導体は、適宜に選択されてよく、例えば、タングステン(W)、モリブデン(Mo)、プラチナ(Pt)若しくはインジウム(In)又はこれらを主成分とする合金である。また、抵抗発熱体15の材料は、前記のような金属を含む導電ペーストを焼成して得られるものであってもよい。すなわち、抵抗発熱体15の材料は、ガラス粉末及び/又はセラミック粉末等の添加剤(別の観点では無機絶縁物)を含むものであってもよい。
(端子部(概要))
端子部17aは、例えば、抵抗発熱体15の長さ方向両端に接続されているとともに、当該両端の位置にて、基体13の下面13b側の一部(第2絶縁層19B)を貫通して下面13bから露出している。これにより、ヒータプレート9の外部から抵抗発熱体15へ電力を供給可能になっている。1対の端子部17a(抵抗発熱体15の両端)は、例えば、ヒータプレート9の中央側に位置している。なお、1つの抵抗発熱体15に電力を供給する3以上の端子17部が設けられてもよいし、2以上(例えば2層以上)の抵抗発熱体15に電力を供給する2組以上の端子17aが設けられてもよい。
(パイプ)
パイプ11は、上下(軸方向両側)が開口している中空状である。別の観点では、パイプ11は、上下に貫通する空間11sを有している。パイプ11の横断面(軸方向に直交する断面)及び縦断面(軸方向に平行な断面。図2に示す断面)の形状は適宜に設定されてよい。図示の例では、パイプ11は、軸方向の位置に対して径が一定の円筒形状である。もちろん、パイプ11は、高さ方向の位置によって径が異なっていてもよい。また、パイプ11の寸法の具体的な値は適宜に設定されてよい。特に図示しないが、パイプ11には、気体又は液体が流れる流路が形成されていてもよい。
パイプ11は、セラミック等の絶縁材料から構成されていてもよいし、金属(導電材料)から構成されていてもよい。セラミックの具体的な材料としては、例えば、基体13の説明で挙げたもの(AlN等)が利用されてよい。また、パイプ11の材料は、基体13の材料と同一であってもよいし、異なっていてもよい。
基体13とパイプ11との固定は、適宜な方法によってなされてよい。例えば、両者は、両者の間に介在する接着剤(不図示)によって固定されてもよいし、両者の間に接着剤を介在させずに、固相接合によって固定されてもよいし、ボルト及びナット(いずれも不図示)を利用して機械的に固定されてもよい。
(配線部材)
配線部材7は、パイプ11の空間11s内に挿通されている。平面透視において、ヒータプレート9のうち空間11s内に露出する領域では、複数の端子部17aが基体13から露出している。そして、配線部材7は、その一端が複数の端子17aに接続されている。
複数の配線部材7は、可撓性の電線であってもよいし、可撓性を有さないロッド状のものであってもよいし、これらの組み合わせであってもよい。また、複数の可撓性の電線は、纏められて1本のケーブルのようになっていてもよいし、纏められていなくてもよい。
配線部材7と端子部17aとの接続も適宜なものとされてよい。例えば、両者は、導電性の接合材によって接合されていてもよい。また、例えば、両者は、一方に雄ねじが形成され、他方に雌ねじが形成されることにより、螺合されていてもよい。端子部17aは、前記のねじのように、配線部材7との接続のための特定の形状を有していてもよい。ただし、以下の説明では、そのような特定の形状の図示は基本的に省略する。
(端子の接合構造)
図3は、ヒータプレート1のフランジ付端子17及びその周辺を下面13b側から見た斜視図である。図4は、図3のIV−IV線における断面図である。これらの図では、紙面上方はヒータプレート1の下方である。
フランジ付端子17は、第1凹部13e内で抵抗発熱体15等の内部導体に給電する端子部17aと、第1面13bに対向して端子部17aから外方に向かって伸びるフランジ部17bと、フランジ部17bの外縁側から第2凹部13dに向かって伸びる枠部17cと、を備えている。
端子部17aの具体的な形状及び各種の寸法等は適宜に設定されてよい。例えば、図示の例のように、端子部17aは、上下方向(基体13の厚さ方向)に直線状に延びる柱状とされてよい。この場合において、端子部17aの上下方向の長さは、直径よりも大きくてもよいし(図示の例)、直径以下であってもよい。また、基体13の第1面13bに平行な横断面における端子部17aの形状及び大きさは、上下方向(基体13の厚さ方向)において一定であってもよいし、一定でなくてもよい。横断面における端子部17aの形
状は、円形(図示の例)又は多角形等の適宜な形状とされてよい。
端子部17aは、図示の例のように中実であってもよいし、図示の例とは異なり、雌ねじが形成されているなど、中空状であってもよい。また、特に図示しないが、端子部17aは、第1面13bから延び出る長さが比較的長いロッド状とされてもよい。この場合、例えば、端子部17aの第1面13bから延び出る長さは基体13の厚さの2倍以上又は5倍以上とされてもよい。
フランジ部17bの具体的な形状及び各種の寸法等も適宜に設定されてよい。例えば、平面視において、フランジ部17bの外縁の形状は、端子部17aの外周面の形状を一回り大きくした形状(図示の例)であってもよいし、端子部17aの外周面の形状とは異なる形状であってもよい。換言すれば、フランジ部17bの幅(平面視における内縁から外縁までの距離)は、端子部17aの回りで一定であってもよいし、一定でなくてもよい。フランジ部17bの厚さ(上下方向)は、端子部17a回りの方向及び/又は内縁から外縁への方向において、一定であってもよいし(図示の例)、一定でなくてもよい。フランジ部17b(その下面及び/又は上面)は、端子部17aに対して直交していてもよいし(図示の例)、直交していなくてもよい。
フランジ部17bの端子部17aに対する上下方向の位置も適宜に設定されてよい。図示の例では、フランジ部17bは、端子部17aの長さ方向の中途に位置している。ただし、図示の例とは異なり、フランジ部17bは、端子部17aの抵抗発熱体15とは反対側(紙面上方)の端部に位置していてもよい。換言すれば、端子部17aは、フランジ部17bから紙面上方へ突出していなくてもよい。
端子部17aは、例えば、その全体が導体によって一体的に構成されている。ただし、特に図示しないが、端子部17aは、絶縁体を導体膜によって被覆して構成されていてもよい。端子部17aを構成する導体の材料は適宜なものとされてよい。典型的には、導体の材料は、金属である。また、端子部17aの材料は、内部導体(抵抗発熱体15)の材料及び/又は配線部材7の材料と同一の材料若しくは主成分が同一の材料であってもよいし、そのような材料でなくてもよい。端子部17aの材料としては、例えば、W、Mo又はPtを挙げることができる。
端子部17aは、図示の例のように、抵抗発熱体15を貫通してその端面において抵抗発熱体15と接続されていてもよいし(図示の例)、抵抗発熱体15を貫通せず、その上面(紙面下方側の面)において抵抗発熱体15と接続されていてもよい。
基体13の第1面13bは、開口側に、後述する第2凹部(溝)13dと第1凹部13eとを備えており、基体13の下方(紙面上方。別の観点では基体13の外部又は抵抗発熱体15とは反対側)に面している。
基体13は、下面である第1面13bに開口する第1凹部13e(図4)を有している。第1凹部13eは、少なくとも第2絶縁層19Bを貫通しており、抵抗発熱体15に到達している。端子部17aは、少なくとも一部が第1凹部13e内に位置している。これにより、端子部17aは、基体13内に位置している抵抗発熱体15に接続可能となっている。また、端子部17aの抵抗発熱体15から離れる側(紙面上方)の一部は、第1面13bから露出している。これにより、端子部17aは、配線部材7と接続可能となっている。なお、特に図示しないが、抵抗発熱体15と基体13の第1面13bとの間に抵抗発熱体15と電気的に接続されている不図示の配線層が設けられ、この配線層に端子部17aが接続されていてもよい。
端子部17aのうち、フランジ部17bよりも抵抗発熱体15側に突出している部分が第1凹部13eに挿入されることによって、フランジ部17bは、第1面13bに当接する。
フランジ部17bの幅(内縁から外縁までの長さ)は、例えば、第1面13bの幅(第1凹部13eの第1側面13jから第2凹部(溝)13dの第2側面13fまでの長さ)よりも大きい。別の観点では、フランジ部17bの外縁は、第1面13bの外縁よりも外側に位置している。枠部17cは、フランジ部17bの外縁側から第2凹部13dに向かって伸びており、枠部17cの先端側の端面と第2凹部13dの底面との間には空間が存在する。
第1凹部13eの具体的な形状及び寸法等は適宜に設定されてよい。例えば、第1凹部13eの形状は、端子部17aのうち第1凹部13eに挿入される部分の形状を若干大きくした形状である。両者の隙間の大きさは、後述する接合材(接合層21)を配置可能に適宜に設定されてよい。第1凹部13eの底面と、端子部17aの基体13の内部側の先端面とは、当接されずに、又は接合されずに、離れていてもよいし(図示の例)、当接又は接合されていてもよい。
基体13は、既述のように下面13bに第2凹部(溝)13dを有している。第2凹部(溝)13dは、例えば、端子部17aから離れた位置にて端子部17aを囲むように延びている。別の観点では、第2凹部(溝)13dは、第1面13bを囲んでいる。第2凹部(溝)13dが形成されていることにより、基体13は、第1面13bに交差するとともに第1面13bから離れるほど基体13の内部側に位置している第2側面13f(第2凹部(溝)13dの第1面13b側の壁面)を有している。
第2凹部(溝)13d(第2側面13f)の具体的な形状及び寸法等は適宜に設定されてよい。例えば、第2凹部(溝)13dは、途切れることなく端子部17aを囲んでいてもよいし(図示の例)、一部(1カ所とは限らない)において途切れていてもよい。また、第2側面13fの端子部17aの軸心からの距離は、一定であってもよいし(図示の例)、一定でなくてもよい。別の観点では、平面視において、第2凹部(溝)13dの形状は、端子部17aの形状を一回り大きくした形状であってもよいし、そのような形状でなくてもよい。第2凹部(溝)13dは、一定の幅で延びていてもよいし(図示の例)、幅を変化させつつ延びていてもよい。
第2凹部(溝)13dの横断面(図4に示す断面の形状)において、第2凹部(溝)13dの幅(第2側面13fと、これに対向する壁面との間隔)は、第2凹部(溝)13dの深さ方向において、一定であってもよいし(図示の例)、一定でなくてもよい。後者の場合においては、例えば、第2凹部(溝)13dは、開口側(抵抗発熱体15から離れる側)ほど幅が広くなる形状とされてよいし、逆に、開口側ほど幅が狭くなる形状とされてもよい。第2凹部(溝)13dの幅が深さ方向において概ね一定の形状としては、例えば、矩形(図示の例)、平行四辺形、及びこれらの形状において少なくとも一部を曲面状にしたものが挙げられる。また、第2凹部(溝)13dの幅が開口側ほど大きくなる形状としては、例えば、三角形、台形、これらの形状において少なくとも一部を曲面状にしたもの、及び半円形を挙げることができる。また、第2凹部(溝)13dの幅が開口側ほど小さくなる形状としては、例えば、台形及び台形の少なくとも一部を曲面状にしたものを挙げることができる。曲面は、凹状のものであってもよいし、凸状のものであってもよい。
上記の説明から理解されるように、溝13dの一方の壁面である第2側面13fは、曲面状であってもよいし(図示の例)、平面状であってもよい。また、第2側面13fは、第1面13bに対して直交していてもよいし(図示の例)、傾斜していてもよい。
図5は、図4の領域Vの拡大図である。
第2側面13fと第1面13bとがなす角部は、平面又は曲面によって面取りされていてもよいし(図示の例)、そのような面取りがなされていなくてもよい。また、第1側面13jと第1面13bとがなす角部は、平面又は曲面によって面取りされていてもよいし(図示の例)、そのような面取りがなされていなくてもよい。
なお、ここでいう面取りは、角部が無くされたような形状を指しているのであり、切削加工又は研磨加工等によって角部の材料が除去されることは要しない。面取り面13g、13hの大きさは適宜に設定されてよい。例えば、第1面13bが面取りされた長さd1及び第2側面13fが面取りされた長さd2は、後述する接合層21の、第1面13b上における厚さの1倍以上又は2倍以上とされてよく、また、10倍以下又は5倍以下とされてよく、上記の下限と上限とは適宜に組み合わされてよい。
(接合層)
基体13とフランジ付端子17とは接合層21によって接合されている。接合層21は、少なくとも一部が基体13とフランジ付端子17の枠部17cとの間に介在している。接合層21は、フランジ付端子17と抵抗発熱体15との間に介在してこれらの電気的接続に寄与していてもよいし、寄与していなくてもよい。
また、接合層21が基体13に対して設けられる範囲は適宜に設定されてよい。例えば、端子部17aの周囲から第1面13bに当接し、第2側面13fにまで伸びていてもよい。また、接合層21の先端は、枠部17cの先端側の端面よりも第2凹部13dの底面側に位置していてもよい。また、接合層21は、凹部13eの内周面の一部又は全部に重なってもよいし、凹部13eの底面の一部又は全部に重なってもよいし、第2側面13fに対向する壁面の一部又は全部に重なっていてもよいし、第1面13bのうち第2凹部(溝)13dよりも外側の一部に重なっていてもよい。
接合層21が端子部17aの基体13内部側の端面及び/又は凹部13eの底面に位置している場合において、接合層21は、両者の間に充填されて両者を接合していてもよいし、端子部17aの端面に重なる部分と、凹部13eの底面に重なる部分との2層に分かれていてもよい。また、接合層21は、第2凹部(溝)13d内に充填されていてもよい。このことから理解されるように、接合層21は、「層」の概念に当て嵌まらない部分を含んでいてもよい。
接合層21の厚さは、適宜に設定されてよい。例えば、接合層21の厚さは、その全体に亘って概ね一定であってもよいし、複数の領域間で厚さが異なっていてもよいし、一の領域内で厚さが異なっていてもよい。例えば、第1面13b上に位置する接合層21は、第1側面13j側の方が第2側面13f側よりも厚くてもよい。つまり、第1面13b上に位置する接合層21は、第1側面13jと第2側面13fとの間における中央部よりも第1側面13j側に位置する部位の平均厚みが、上記中央部よりも第2側面13f側に位置する部位の平均厚みの方が厚くてもよい。このような構成であると、端子部17aに外部から応力が加わった際に、特に応力が集中しやすい端子部17aとフランジ部17bとの接合部において応力を有効に緩和できる。各領域の厚さの一例を挙げると、例えば、当該厚さは、5μm以上又は10μm以上とされてよく、200μm以下又は100μm以下とされてよく、上記の下限と上限とは適宜に組み合わされてよい。
接合層21の材料は、導電材料であり、また、金属材料を主成分としている。接合層21は、その全体が1種類の材料によって構成されていてもよいし、複数種類の材料から構
成されていてもよい。後者の例としては、互いに異なる材料からなる層が積層されている構成を挙げることができる。なお、複数種類の材料は、互いに混じり合い、その境界が曖昧になっていてもよい。
接合層21が複数の層から構成される場合の一例を挙げると、特に図示しないが、接合層21は、以下の第1層〜第4層を有している。第1層は、少なくとも第1凹部13eの内面、第1面13b及び第2側面13fに重なっている。第2層は、第1層と概ね同等の領域において第1層に重なっている。第3層は、少なくとも基体13の表面とフランジ付端子17の表面とが対向する領域においてフランジ付端子17の表面に重なっており、第2層とフランジ付端子17の表面との間に介在している。この第3層は、フランジ付端子17の全体を覆っていてもよい。第4層は、基体13の下面13bのうちフランジ付端子17よりも外側の領域及びフランジ付端子17が外部へ露出している領域を第1〜第3層の上から覆っている。
接合層21の具体的な材料も適宜に設定されてよい。例えば、接合層21の材料は、フランジ付端子17、内部導体(抵抗発熱体15)の材料及び/又は配線部材7の材料と同一の材料若しくは主成分が同一の材料であってもよいし、そのような材料でなくてもよい。接合層21の材料(接合層21を構成する層の材料)としては、Ag、Cu、Cr、Ti若しくはNi、又はこれらの1つ以上を主成分とする合金が用いられてよい。上記の積層構造の一例について具体的な材料を例示すると、例えば、第1層の材料は、Ag、Cu、Cr及びTiの合計質量が50質量%以上又は80%質量以上の合金とされてよい。第2層の材料及び第4層の材料は、Ni又はNiを主成分とする合金とされてよい。第3層の材料は、Ag及びCuの合計質量が50質量%以上又は80質量%以上の合金とされてよい。
(ヒータの製造方法)
ヒータプレート1の製造方法は、例えば、溝13dが形成されること等を除いては、概略、公知の種々の方法と同様とされてよい。以下に一例を述べる。
まず、焼成前のセラミック原料からなる基体13(生の基体13)を準備する。生の基体13の内部には、例えば、焼成前の導電ペーストからなる抵抗発熱体15(生の抵抗発熱体15)が埋設されている。このような生のヒータプレートは、従来公知の種々の方法によって準備されてよく、例えば、導電ペーストが配置されたセラミックグリーンシートを積層することによって準備されてよい。
上記の生の基体13には、第1凹部13e及び第2凹部(溝)13dが形成されている。生の基体13が複数のセラミックグリーンシートの積層体によって構成される場合において、第1凹部13e及び/又は第2凹部(溝)13dは、積層前に形成されてもよいし、積層後に形成されてもよい。また、第1凹部13e及び第2凹部(溝)13dとなる穴(貫通孔又は凹部)は、1枚のセラミックグリーンシートに形成されたものであってもよいし、2枚以上のセラミックグリーンシートに亘って形成されたものであってもよい。
次に、第1凹部13eの内面(内周面及び底面)、第1面13b及び第2側面13fに接合層21の一部となる導電ペーストを層状に配置する。この導電ペーストは、例えば、上述の第1層となるものである。導電ペーストの一部又は全部は、セラミックグリーンシートの積層前に配置されてもよい。次に、生の基体13及び導電ペーストを焼成する。その後、第1層上に既述の第2層となる金属を蒸着法等によって成膜する。
上記に並行して、金属からなるフランジ付端子17を用意する。そして、フランジ付端子17に、接合層21のうち既述の第3層となるろう材を塗布する。このろう材によって
被覆されたフランジ付端子17を第2層が成膜されている凹部13e内に挿入して熱処理を行う。これにより、フランジ付端子17と基体13とが接合される。さらに、その上から既述の第4層となる金属層を蒸着法等によって成膜する。以上の説明から理解されるように、この例では、基体13の表面をメタライズし、ろう材によって基体13とフランジ付端子17とを接合している。接合層21は、メタライズによって形成された層及びろう材等を含んでいる。
以上のとおり、本実施形態では、端子付構造体(ヒータ1)は、基体13、内部導体(抵抗発熱体15)、フランジ付端子17及び接合層21を有している。基体13は、第1凹部13eを有している絶縁性の部材である。抵抗発熱体15は、基体13内に位置している。フランジ付端子17は、凹部13eに挿入されており、抵抗発熱体15に電気的に接続されている。接合層21は、基体13とフランジ付端子17とを接合している。基体13は、第1面13b及び第2側面13fを有している。第1面13bは、凹部13eの周囲に位置している。第2側面13fは、第1面13bに交差しており、第1面13bから離れるほど基体13の内部側へ位置している。接合層21は、フランジ付端子17の枠部17cと第2側面13fとの間に介在している。
従って、例えば、接合層21の基体13の表面(第1面13b等)からの剥離が生じる蓋然性が低減される。その結果、フランジ付端子17と基体13との接合強度が向上する。具体的には、例えば、以下のとおりである。
本実施形態においては、温度が低下し、基体13よりも接合層21が収縮するとき、両者の熱膨張差によって生じる力は、図5の矢印y11(図5の矢印y1に相当)で示すように、接合層21を第2側面13fに押し付ける力として作用する。その結果、接合層21が基体13の表面から剥離する蓋然性が低減され、基体13とフランジ付端子17との接合強度が向上する。また、接合層21が、端子部17aの周囲から第1面13bに当接し、第2側面13fにまで伸びている場合、接合層21は、第1面13bに位置している領域と、第2側面13fに位置している領域とが収縮に伴って基体13を締め付ける。その結果、接合層21が基体13の表面から剥離する蓋然性がさらに低減される。また、接合層21の先端が、枠部17cの先端側の端面よりも第2凹部の底面側に位置する場合、接合層21の先端(縁部)が、応力が加わりやすい枠部17cから離れているので、接合層21の剥離が低減される。
より詳細には、図示の例のように、接合層21の縁部が第2側面13fに位置している場合においては、縁部の剥離の蓋然性が低減される。また、接合層21の縁部が第2凹部(溝)13dの底面、第2凹部(溝)13dの第2側面13fに対向する壁面又は第1面13bの第2凹部(溝)13dよりも外側の領域に位置している場合においては、縁部が剥離したとしても、剥離が第2側面13fを超えて広がる蓋然性が低減される。接合層21が第2凹部(溝)13d内に充填されている場合においても、接合層21が第2側面13f等に成膜されている場合と同様の効果が得られる。
本実施形態では、ヒータ1は、基体13内に位置している内部導体(抵抗発熱体15)を有している。基体13に接合される金属部材は、抵抗発熱体15に電気的に接続されている端子部17aである。
この場合、例えば、接合層21の基体13からの剥離が生じる蓋然性が低減されることによって、端子部17aの基体13に対する位置ずれが生じる蓋然性が低減される。ひいては、端子部17aと抵抗発熱体15との電気的接続の信頼性が向上する。
また、本実施形態では、基体13は、第1面13bに囲まれている領域が凹んで構成さ
れている第1凹部13eを有している。端子部17aは、凹部13eに位置している。接合層21は、第1面13bから第1凹部13eの内面にも至っている。
この場合、例えば、接合層21は、基体13のうち第2側面13fと第1凹部13eの内周面との間の部分(第1面13bを頂面とする突部と捉えてよい。)を第2側面13fに位置する部分と第1凹部13eの内周面に位置している部分とで挟み込むことになる。そして、接合層21が基体13よりも収縮する状況においては、接合層21が前記突部を締め付けることになる。その結果、接合層21の剥離が抑制される効果が向上する。
また、本実施形態では、基体13は、端子部17a及び第1面13cbを囲むように延びている第2凹部(溝)13dを有している。第2側面13fは、第2凹部(溝)13dの第1面13cb側の壁面によって構成されている。
この場合、例えば、第2凹部(溝)13dを形成するだけで、第2側面13fを形成することができる。また、例えば、第2凹部(溝)13dは、基体13の表面付近において応力の伝搬を阻害し、応力を基体13の内部側へ分散することに寄与する。その結果、例えば、剥離が生じる蓋然性を低下させる効果が向上する。また、第2凹部(溝)13dは、接合層21となる材料が過剰に供給されたときに当該材料が外部へ広がって短絡を生じる蓋然性を低減することに寄与する。
接合層21は、第1面13bとフランジ部17bとの間にも位置している。この場合、例えば、接合層21の収縮によって、接合層21のうちの第1面13bに位置する領域と第2側面13fに位置する領域とが基体13を締め付ける力にフランジ部17bの収縮による力が加えられる。これにより、接合層21の剥離を抑制する効果が向上する。
また、本実施形態では、第1面13bと第2側面13fとがなす角部が面取りされている。
例えば、上記の角部が鋭いと、接合層21が第1面13b上の領域と第2側面13f上の領域とに分断されてしまう蓋然性が高くなる。接合層21が分断されると、その分断された位置が新たな縁部となり、かつ第1面13bに位置することになる。その結果、図5を参照して説明した効果が減じられてしまう。しかし、角部の面取りによって、そのような蓋然性を低減することができる。また、面取りによって、接合層21のうち第1面13bに位置する領域が収縮する力が接合層21のうち第2側面13fに位置する領域に伝わりやすくなる。この伝わった力は、接合層21を第2側面13fに押し付ける力として作用するから、剥離が生じる蓋然性を低減する効果が向上する。
本実施形態においては、接合層21を第2側面13fに係合させて剥離を抑制している。その結果、引張力は解放されずに、例えば、接合層21のうち第1面13b上の部分を第2側面13f側に引っ張る力として作用する。
本開示に係るヒータは、以上の実施形態に限定されず、種々の態様で実施されてよい。
実施形態では、端子付構造体として、加熱機能を有するヒータプレートを例に取った。ただし、端子付構造体は、他の機能を有するものであってもよい。例えば、端子付構造体は、静電チャック、又はプラズマ発生用電極部材であってもよいし、これら及びヒータの2つ以上の組み合わせとして機能するものであってもよい。さらに、端子付構造体は、このようなウェハの加工用のもの(サセプタ等)に限定されず、あらゆる技術分野に適用可能である。
別の観点では、内部導体は、実施形態では加熱用の抵抗発熱体であったが、他の用途の導体であってよく、例えば、静電チャック用の電極、又はプラズマ発生用の電極であってもよい。端子付構造体は、これらの電極及び抵抗発熱体の1つ、又は2以上の組み合わせを有していてもよい。内部導体は、例えば、全体として、基体(13)の上面に沿って広がっている(上方に面している)といえる形状を有している導体とされてよい。また、例えば、平面視において内部導体全体を囲む最小の凸曲線を仮定したときに、当該凸曲線により囲まれた領域は、基体の上面の6割以上又は8割以上を占めてよい。
端子付構造体において、基体はセラミックに限定されないし、接合層は金属を主成分とするものに限定されない。例えば、基体は、単結晶、アモルファス状態の無機材料又は樹脂によって構成されていてもよい。また、例えば、接合層は樹脂によって構成されていてもよい。
第2側面を構成する方法は、溝又は突部を形成する方法以外のものであってもよい。例えば、第1面の周囲において、溝と捉えることが困難な凹部を形成し、この凹部の内壁によって第2側面を構成してもよい。このような凹部(別の観点では第2側面)は、第1面回りの方向において、1つのみ設けられてもよいし、2以上設けられてもよい。また、1つの凹部の大きさ、又は2以上の凹部の合計の大きさは、第1面を囲んでいると捉えることができる大きさであってもよいし、そのように捉えることができない大きさであってもよい。
金属部材は、第1面から突出していなくてもよい。例えば、第1凹部13eの深さよりも短い金属部材が第1凹部13eに挿入されていてもよい。
1・・・ヒータ(端子付構造体)、13・・・基体、13c・・・第1面、13d・・・溝、13f・・・第2側面、15・・・抵抗発熱体(内部導体)、17・・・端子(金属部材)、21・・・接合層。

Claims (6)

  1. 第1側面を有する第1凹部と、該第1凹部の開口側を囲繞する第1面と、該第1面に交差する第2側面を有する第2凹部とを備えてなる絶縁性の基体と、
    前記基体の内部に位置する内部導体と、
    前記第1凹部内で前記内部導体に給電する端子部と、前記第1面に対向して前記端子部
    から外方に向かって伸びるフランジ部と、該フランジ部の外縁側から前記第2凹部に向かって伸びる枠部と、を備えたフランジ付端子と、
    前記基体と前記枠部とを接合する接合層と、
    を有する端子付構造体。
  2. 前記接合層は、前記端子部の周囲から前記第1面に当接し、前記第2側面にまで伸びている、請求項1に記載の端子付構造体。
  3. 前記第1面上に位置する前記接合層は、前記第1側面側の方が前記第2側面側よりも厚い、請求項2に記載の端子付構造体。
  4. 前記接合層の先端は、前記枠部の先端側の端面よりも前記第2凹部の底面側に位置する、請求項1〜3のいずれかに記載の端子付構造体。
  5. 前記第1面と前記第1側面とがなす角部は面取りされている、請求項1〜4のいずれかに記載の端子付構造体。
  6. 前記第1面と前記第2側面とがなす角部は面取りされている、請求項1〜5のいずれかに記載の端子付構造体。
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