JP2021190117A - イベント情報管理システム及びイベント情報管理方法 - Google Patents

イベント情報管理システム及びイベント情報管理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の異なる運営者が運営するイベントについて、ユーザが一元的に利用することができるイベント情報を管理するためのイベント情報管理システム及びイベント情報管理方法を提供する。【解決手段】イベント情報管理システムにおける結果情報表示処理であって、ユーザ端末にて、専用アプリにログインしS61、イベントを特定する情報とともに、イベントの結果情報の送信要求をサーバ装置2へ送信しS62、サーバ装置にてイベントを特定する情報及び結果情報の送信要求を受信しS63、専用アプリにログインする際に入力されたユーザIDとイベントを特定する情報をもとに、結果情報を特定しS64、サーバ装置からユーザ端末へ結果情報を送信しS65、ユーザ端末にて結果情報を受信しS66、ユーザ自身が参加した過去のイベントについての結果情報が一覧で表示するS67。【選択図】図13

Description

本発明は、複数の異なる運営者が運営するイベントを管理するためのイベント情報管理システム及びイベント情報管理方法に関する。
従来から、マラソン、トライアスロン、トレイルランなどの競技大会が国内外で行われている。近年のコンピュータ技術の発達により、これらの競技大会の運営者は、大会に関する情報や便利な機能を提供できるアプリケーションを製作し、参加者は、これらアプリケーションをスマートフォンなどで閲覧して競技に活用している。しかし、これらのアプリケーションは、競技大会ごとに製作されるため、参加者は複数のアプリケーションを使いわける必要があり、過去の競技結果などを一覧で確認をする、といったようなことができないことがある。
ところで、上述した競技大会の運営者が製作した大会に関するアプリケーションについて、参加者だけでなく、不特定多数が、大会に参加せずとも利用できてしまっている、という問題がある。その結果、大会アプリの価値が低下してしまっている。原因は、これらのアプリケーションの利用を参加者に限定する認証システムが存在しないためである。
また、競技大会の運営者は、大会を安全に運営したり、大会の企画の質を高め、収益を上げるために、参加者に関係する各種のユーザ情報を取得することが望ましい場合がある。例えば、安全に競技を運営することを目的として、参加者に事故が発生した際に的確な医療の応急処置ができるように、参加者の血液型や基礎疾患、常備薬等の情報や、過去の大会におけるデータなどを救護医療時に把握しておくことが望ましい。しかし、これらのアプリケーションは、競技大会ごとに製作されるため、参加者側はユーザ情報を入力する負担があり、また、運営者側は、過去の競技結果などを一覧で確認をする、といったようなことができないことがある。
本発明は、このような課題を解決するためのものである。すなわち、本発明は、複数の異なる運営者が運営するイベントについて、ユーザが一元的に利用することができるイベント情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、イベント中に、運営者が参加者の位置を把握することが可能なイベント情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、イベントに関する情報の提供やアプリケーションの利用を、参加者に限定することが可能なイベント情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明は、ユーザの参加した他のイベント関する情報やユーザに関する情報を、運営者が一元的に利用することが可能なイベント情報管理システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、上記目的は、
[1]サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるイベント情報管理システムであって、サーバ装置が、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、ユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する結果情報記憶手段と、ユーザ端末による、結果情報の送信要求を受信する送信要求受信手段と、受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザに対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2識別情報に関連付けて記憶された結果情報を特定する結果情報特定手段と、特定した結果情報をユーザ端末に送信する第二結果情報送信手段とを備え、ユーザ端末が、結果情報の送信をサーバ装置に要求する結果情報送信要求手段と、サーバ装置から結果情報を受信する第二結果情報受信手段と、受信した結果情報を表示する結果情報表示手段とを備える、イベント情報管理システム;
[2]イベント情報管理システムが運営者端末とを備え、サーバ装置が、運営者端末から、第2ユーザ識別情報及び該第2ユーザ識別情報に対応するユーザのイベントの結果に関する結果情報を受信する第一結果情報受信手段とを備え、運営者端末が、第2ユーザ識別情報及び該第2ユーザ識別情報に対応するユーザの結果情報を入力する結果情報入力手段と、入力された第2ユーザ識別情報及び結果情報をサーバ装置に送信する第一結果情報送信手段とを備え、結果情報記憶手段が、受信した結果情報を、該結果情報に対応する第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する、前記[1]に記載のイベント情報管理システム;
[3]ユーザ端末が、ユーザがイベントに参加している最中における所定の情報を取得する情報取得手段とを備え、結果情報表示手段が、さらに、情報取得手段により取得した情報を表示する、前記[1]又は[2]に記載のイベント情報管理システム;
[4]サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、サーバ装置において、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、ユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する結果情報記憶ステップと、ユーザ端末による、結果情報の送信要求を受信する送信要求受信ステップと、受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザに対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2識別情報に関連付けて記憶された結果情報を特定する結果情報特定ステップと、特定した結果情報をユーザ端末に送信する第二結果情報送信ステップとを実行し、ユーザ端末において、結果情報の送信をサーバ装置に要求する結果情報送信要求ステップと、サーバ装置から結果情報を受信する第二結果情報受信ステップと、受信した結果情報を表示する結果情報表示ステップとを実行する、イベント情報管理方法;
[5]サーバ装置と、ユーザ端末と、運営者端末とを備えるイベント情報管理システムであって、ユーザ端末が、ユーザ端末の位置を特定する位置特定手段と、特定した位置に関する位置情報をサーバ装置に送信する第一位置情報送信手段とを備え、サーバ装置が、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段とユーザ端末から位置情報を受信する第一位置情報受信手段と、位置情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した位置情報を、運営者端末に送信する第二位置情報送信手段とを備え、運営者端末が、サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び位置情報を受信する第二位置情報受信手段と、受信した第2ユーザ識別情報及び位置情報を表示する位置情報表示手段とを備える、イベント情報管理システム;
[6]イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、ユーザ端末又は運営者端末が、イベント情報を表示するイベント情報表示手段とを備え、イベント情報表示手段により表示されるイベント情報が、所定のルートに関する情報である、前記[5]に記載のイベント情報管理システム;
[7]イベント情報表示手段が、所定のルートに関する情報と共に、ユーザ端末の位置に関する位置情報を表示する、前記[6]に記載のイベント情報管理システム;
[8]イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、サーバ装置が、受信した位置情報が、所定のルートから外れたものであるか否かを判定する位置情報判定手段と、受信した位置情報が、所定のルートから外れたものであると判定された場合に、ユーザ端末及び/運営者端末に、位置情報がルートから外れたものであることを示すアラート情報を送信するアラート情報送信手段とを備える、前記[5]〜[7]のいずれかに記載のイベント情報管理システム;
[9]イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、ユーザ端末が、特定した位置に関する位置情報が、所定のルートから外れたものであるか否かを判定する位置情報判定手段と、位置情報が、所定のルートから外れたものであると判定された場合に、サーバ装置及び/運営者端末に、位置情報がルートから外れたものであることを示すアラート情報を送信するアラート情報送信手段とを備える、前記[5]〜[7]のいずれかに記載のイベント情報管理システム;
[10]ユーザ端末が、ユーザによるイベントへの参加の中断又は緊急連絡の意図を示す中断情報を、サーバ装置に送信する第一中断情報送信手段とを備え、サーバ装置が、受信した中断情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した中断情報を、運営者端末に送信する第二中断情報送信手段とを備え、運営者端末が、サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び中断情報を受信する第二中断情報受信手段と、受信した第2ユーザ識別情報及び中断情報を表示する中断情報表示手段とを備える、前記[5]〜[9]のいずれかに記載のイベント情報管理システム;
[11]サーバ装置と、ユーザ端末と、運営者端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、ユーザ端末が、ユーザ端末の位置を特定する位置特定ステップと、特定した位置に関する位置情報をサーバ装置に送信する第一位置情報送信ステップとを実行し、サーバ装置が、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、ユーザ端末から位置情報を受信する第一位置情報受信ステップと、位置情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した位置情報を、運営者端末に送信する第二位置情報送信ステップとを実行し、運営者端末が、サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び位置情報を受信する第二位置情報受信ステップと、受信した第2ユーザ識別情報及び位置情報を表示する位置情報表示ステップとを実行する、イベント情報管理方法;
[12]サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるイベント情報管理システムであって、サーバ装置が、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報と、イベントに関するイベント情報を利用するための鍵情報とを関連付けて記憶する鍵情報記憶手段と、イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、ユーザ端末から鍵情報を受信する鍵情報受信手段と、受信した鍵情報が、鍵情報記憶手段に記憶された鍵情報と一致するものであるかを判定する鍵情報判定手段と、鍵が一致すると判定された場合に、ユーザ端末へのイベント情報の送信を可能化するイベント情報送信可能化手段とを備え、ユーザ端末が、鍵情報を入力する鍵情報入力手段と、入力された鍵情報をサーバ装置へ送信する鍵情報送信手段と、サーバ装置からイベント情報を受信するイベント情報受信手段とを備える、イベント情報管理システム;
[13]ユーザ端末が、イベント情報の送信をサーバ装置に要求するイベント情報送信要求手段とを備え、サーバ装置が、受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザを一意に識別する第1ユーザ識別情報と、該ユーザ端末から受信した鍵情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段とを備える、前記[12]に記載のイベント情報管理システム;
[14]イベント情報が、ユーザ端末に所定の機能を実行させるためのプログラムを含む、前記[12]又は[13]に記載のイベント情報管理システム;
[15]ユーザ端末が、所定の条件で、受信したイベント情報のユーザ端末での利用を不可とするイベント利用不可化手段とを備える、前記[12]〜[14]のいずれかに記載のイベント情報管理システム;
[16]サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、サーバ装置において、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報と、イベントに関するイベント情報を利用するための鍵情報とを関連付けて記憶する鍵情報記憶ステップと、イベント情報を記憶するイベント情報記憶ステップと、ユーザ端末から鍵情報を受信する鍵情報受信ステップと、
受信した鍵情報が、鍵情報記憶ステップにて記憶された鍵情報と一致するものであるかを判定する鍵情報判定ステップと、鍵が一致すると判定された場合に、ユーザ端末へのイベント情報の送信を可能化するイベント情報送信可能化ステップとを実行し、ユーザ端末において、鍵情報を入力する鍵情報入力ステップと、入力された鍵情報をサーバ装置へ送信する鍵情報送信ステップと、サーバ装置からイベント情報を受信するイベント情報受信ステップとを実行する、イベント情報管理方法;
[17]サーバ装置と、運営者端末とを備えるイベント情報管理システムであって、サーバ装置が、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、ユーザに関するユーザ情報及び/又はユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する情報記憶手段と、受信したユーザの第2識別情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は第2識別情報に関連付けて記憶されたユーザ情報及び/又は結果情報を特定する情報特定手段と、特定したユーザ情報及び/又は結果情報を運営者端末に送信する情報送信手段とを備え、運営者端末が、ユーザの第2識別情報とともに、ユーザ情報及び/又は結果情報の送信をサーバ装置に要求する情報送信要求手段と、サーバ装置からユーザ情報及び/又は結果情報を受信する情報受信手段と、受信したユーザ情報及び/又は結果情報を表示する結果情報表示手段とを備える、イベント情報管理システム;
[18]イベント情報管理システムがユーザ端末とを備え、サーバ装置が、ユーザ端末から、第1ユーザ識別情報及び該第1ユーザ識別情報に対応するユーザに関するユーザ情報を受信するユーザ情報受信手段とを備え、ユーザ端末が、第1ユーザ識別情報及び該第1ユーザ識別情報に対応するユーザ情報を入力する情報入力手段と、入力された第1ユーザ識別情報及びユーザ情報をサーバ装置に送信するユーザ情報送信手段とを備え、情報記憶手段が、受信したユーザ情報を、該ユーザ情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報と関連付けて記憶する、前記[17]に記載のイベント情報管理システム;
[19]運営者端末が、ユーザがイベントに参加している最中における所定の情報を取得する情報取得手段とを備え、結果情報表示手段が、さらに、情報取得手段により取得した情報を表示する、前記[17]又は[18]に記載のイベント情報管理システム;
[20]サーバ装置と、運営者端末とを備えるイベント情報管理方法であって、サーバ装置において、ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、ユーザに関するユーザ情報及び/又はユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する情報記憶ステップと、受信したユーザの第2識別情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は第2識別情報に関連付けて記憶されたユーザ情報及び/又は結果情報を特定する情報特定ステップと、特定したユーザ情報及び/又は結果情報を運営者端末に送信する情報送信ステップとを実行し、運営者端末において、ユーザの第2識別情報とともに、ユーザ情報及び/又は結果情報の送信をサーバ装置に要求する情報送信要求ステップと、サーバ装置からユーザ情報及び/又は結果情報を受信する情報受信ステップと、受信したユーザ情報及び/又は結果情報を表示する結果情報表示ステップとを実行する、イベント情報管理方法;
により達成することができる。
本発明によれば、複数の異なる運営者が運営するイベントについて、ユーザが一元的に利用することができるイベント情報管理システムを提供することができる。
本発明によれば、イベント中に、運営者が参加者の位置を把握することが可能なイベント情報管理システムを提供することができる。
本発明によれば、イベントに関する情報の提供やアプリケーションの利用を、参加者に限定することが可能なイベント情報管理システムを提供することができる。
本発明によれば、ユーザの参加した他のイベント関する情報やユーザに関する情報を、運営者が一元的に利用することが可能なイベント情報管理システムを提供することができる。
本発明の実施の形態にかかるイベント情報管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ端末又は運営者端末の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるサーバ装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態にかかるイベント情報受信処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるゼッケンナンバーテーブルを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる位置情報表示処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ端末の表示画面を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる運営者端末の表示画面を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる中断処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる運営者端末の表示画面を示す図である。 本発明の実施の形態にかかる結果情報入力処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる結果情報テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態にかかる結果情報表示処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ情報入力処理のフローチャートを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ情報テーブルを示す図である。 本発明の実施の形態にかかるユーザ情報表示処理のフローチャートを示す図である。
以下、本発明の実施の形態について説明をするが、本発明の趣旨に反しない限り、本発明は以下の実施の形態に限定されない。
図1は、本発明の実施の形態にかかるイベント情報管理システムの構成を示すブロック図である。図示するように、イベント情報管理システムは、ユーザ端末1と、サーバ装置2と、通信ネットワーク3と、運営者端末4と、競技システム5と、運営者システム6とから構成されている。
ユーザ端末1は、イベントに参加するユーザにより操作される。ユーザ端末1は、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。また、イベント情報管理システムは、複数のユーザ端末1から構成されていてもよい。ユーザ端末1は、表示画面と入力部を有するコンピュータ装置であれば特に限定されない。ユーザ端末1としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータ、スマートウォッチなどのウェアラブル端末が挙げられる。
運営者端末4は、イベントを開催して運営する運営者により操作される。運営者端末4は、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。また、イベント情報管理システムは、複数の運営者端末4から構成されていてもよい。運営者端末4も、ユーザ端末1と同様に、表示画面と入力部を有するコンピュータ装置であれば特に限定されない。運営者端末4としては、例えば、従来型の携帯電話、タブレット型端末、スマートフォン、デスクトップ型・ノート型のパーソナルコンピュータ、スマートウォッチなどのウェアラブル端末が挙げられる。
競技システム5は、競技の時間、スコア、判定等、競技を進行するのに必要な情報を計測、蓄積するシステムであり、イベント情報管理システムと各々の保有データを連携する。競技システム5は、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。イベント情報管理システムは、複数の競技システム5と連携されていても良い。競技システム5は、組み込みシステム、コンピュータ装置、クラウドサービス等特に限定されない。
運営者システム6は、イベントを開催して運営する運営者や自治体/スポンサー/サービスプロバイダ等が独自に運用しているシステムであり、イベント情報管理システムと各々の保有データを連携する。運営者システム6は、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続が可能である。イベント情報管理システムは、複数の運営者システム6と連携されていても良い。運営者システム6は、コンピュータ装置であれば特に限定されない。運営者システム6としては、例えば、従来型のサーバ、クライアント端末、クラウドサービスなどが挙げられる。
本発明のイベント情報管理システムは、参加者、運営者の他に第三者も利用することができる。自治体が管理する自治体端末や、スポンサー等大会関係者が管理するスポンサー等大会関係者端末、サービスプロバイダが管理する端末が、通信ネットワーク3を介してサーバ装置2と通信接続できる。自治体端末やスポンサー等大会関係者端末、サービスプロバイダ端末が有する構成や機能は、運営者端末4と同一である。
図2は、本発明の実施の形態にかかるユーザ端末又は運営者端末の構成を示すブロック図である。ユーザ端末1又は運営者端末4は、制御部11、RAM12、ストレージ部13、グラフィックス処理部14、通信インタフェース15、インタフェース部16からなり、それぞれ内部バスにより接続されている。
制御部11は、CPUやROMから構成される。制御部11は、ストレージ部13に格納されたプログラムを実行し、ユーザ端末1又は運営者端末4の制御を行なう。RAM12は、制御部11のワークエリアである。ストレージ部13は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部11は、プログラム及びデータをRAM12から読み出して処理を行なう。制御部11は、RAM12にロードされたプログラム及びデータを処理することで、描画命令をグラフィックス処理部14に出力する。
グラフィックス処理部14は表示部18に接続されている。表示部18は表示画面19を有している。制御部11が描画命令をグラフィックス処理部14に出力すると、グラフィックス処理部14は、表示画面19上に画像を表示するためのビデオ信号を出力する。ここで、表示部18はタッチセンサを備えるタッチパネルであってもよい。
通信インタフェース15は無線又は有線により通信ネットワーク3に接続が可能であり、通信ネットワーク3を介して、サーバ装置2とデータを送受信することが可能である。通信インタフェース15を介して受信したデータは、RAM12にロードされ、制御部11により演算処理が行われる。インタフェース部16には外部メモリ17(例えば、SDカード等)が接続されている。
サーバ装置2は、本発明のイベント情報管理システムのプラットフォームを提供するプラットフォーム提供者(以下、PF提供者)により管理されるものである。図3は、本発明の実施の形態の少なくとも1つに対応する、サーバ装置の構成を示すブロック図である。サーバ装置2は、制御部21、RAM22、ストレージ部23及び通信インタフェース24を少なくとも備え、それぞれ内部バスにより接続されている。サーバ装置2の構成は、クラウドサービスなども含まれる。
制御部21は、CPUやROMから構成され、ストレージ部23に格納されたプログラムを実行し、サーバ装置2の制御を行う。また、制御部21は時間を計時する内部タイマを備えている。RAM22は、制御部21のワークエリアである。ストレージ部23は、プログラムやデータを保存するための記憶領域である。制御部21は、プログラム及びデータをRAM12から読み出し、ユーザ端末1、運営者端末4、競技システム5、運営者システム6から受信した情報等をもとに、プログラム実行処理を行う。
本発明のイベント情報管理システムを利用するにあたって、以下のような準備が行われる。PF提供者は、競技大会などのイベントを識別できるイベント固有IDと、そのイベント内で行われる競技種目が区別できる競技種目固有IDを設定し、イベントの運営者に提供する。
運営者は、運営者端末4を操作して、サーバ装置2へアクセスする。運営者は、運営者端末4を操作して、イベント固有ID、競技種目固有IDを入力し、さらに、その競技種目に出場する参加者固有のゼッケンナンバーを登録し、これらの情報を、サーバ装置2へ送信する。運営者は、イベントへの参加の申し込みがあった参加者数に応じた数のゼッケンナンバーを登録してもよく、予定している応募者数の分のゼッケンナンバーを登録してもよい。サーバ装置2へ送信する数は、実参加者数より多くなることがある。
ゼッケンナンバーを受信したサーバ装置2では、ゼッケンナンバー毎にユニークパスワード(以下、ユニークPass)を発行する。ユニークPassは、複数のアルファベットと数字からなる任意の文字例であることが好ましい。発行されたユニークPassは、ゼッケンナンバーまたは、ゼッケンナンバーとイベント固有ID、及び競技種目固有IDの組み合わせと関連付けて作成され、サーバ装置2のストレージ部23のゼッケンナンバーテーブル30にて記録される。ゼッケンナンバーテーブル30については、後述する。
なお、上では、イベント固有ID、競技種目固有ID、ゼッケンナンバー等の情報を運営者端末4からサーバ装置2へ送信する構成としたが、運営者が、これらの情報を郵送やFAX等の別の手段でPF提供者に提供し、PF提供者がこれらの情報をサーバ装置2に入力をしてもよい。
ゼッケンナンバーと、発行されたユニークPassのリストは、PF提供者から運営者へ連絡される。運営者は、イベントへの参加申し込みのあった参加者に対して、イベントの要項、ゼッケンナンバー及び発行されたユニークPassを連絡する。連絡方法としては、特に限定されず、ハガキ、封書、電子メール等があげられる。
次に、本発明のイベント情報受信処理について、説明する。図4は、本発明の実施の形態にかかるイベント情報受信処理のフローチャートを示す図である。イベントの参加者は、本発明のイベント情報管理システムを利用するための専用アプリケーションを、ユーザ端末1にインストールしておく。なお、ここでは、ユーザ端末1に専用アプリケーションをインストールし、サーバ装置2と連携して処理と記憶を実行する方法について説明するが、サーバ装置2で処理、記憶を実行し、ユーザ端末1では、端末に備わっているブラウザー等のアプリケーションを利用して入力、表示することもできる。
参加者(ユーザ)は、ユーザ端末1にて専用アプリケーションを起動して、ログインをする(ステップS1)。ログインは、ユーザ端末1にてユーザIDとパスワードを入力し、サーバ装置2にてユーザIDとパスワードを認証することにより行われる。ユーザIDは、ユーザを一意に識別することが可能な識別情報である。次に、ユーザがユーザ端末1を操作して、ゼッケンナンバーとユニークPassを入力すると(ステップS2)、ユーザ端末1からサーバ装置2へ、入力されたゼッケンナンバーとユニークPassが送信される(ステップS3)。次に、サーバ装置2にて、ユーザ端末1からゼッケンナンバーとユニークPassを受信する(ステップS4)。
図5は、本発明の実施の形態にかかるゼッケンナンバーテーブルを示す図である。サーバ装置2のゼッケンナンバーテーブル30には、イベント固有ID31、競技種目固有ID32、ゼッケンナンバー33、及び、ユニークPass34が関連付けて記憶されている。より具体的には、イベント固有ID31、競技種目固有ID32及びゼッケンナンバー33の組み合わせに対して、ユニークPass34が関連付けて記憶されている。なお、この時点では、ユーザID35については何ら登録がされておらず、後述するステップS15にて、ゼッケンナンバー33に関連付けて記憶される。
サーバ装置2のゼッケンナンバーテーブル30には、その他、スポーツジャンル(大)ID、スポーツジャンル(小)IDなどが記憶されていてもよい。スポーツジャンル(大)は、「陸上」、「球技」、「水泳」など、スポーツのジャンルの大分類を表すものであり、スポーツジャンル(小)は、「男子100m走」、「男子200m走」、「男子サッカー」、「男子平泳ぎ100m」、「男子平泳ぎ200m」など、スポーツのジャンルの小分類を表すものである。
ステップS4にて受信したゼッケンナンバーとユニークPassの組み合わせが、ゼッケンナンバーテーブル30に記憶されたゼッケンナンバー33とユニークPass34の組み合わせのうちのいずれかと一致するものであるかの判定を実行する(ステップS5)。
ゼッケンナンバーとユニークPassの組み合わせが一致しないと判定された場合は(ステップS5にてNo)、エラー表示がされ(ステップS6)、処理が終了する。一方、ゼッケンナンバーとユニークPassの組み合わせが一致すると判定された場合は(ステップS5にてYes)、ゼッケンナンバーテーブル30において予め登録されたゼッケンナンバーのうち、ステップS4にて受信したゼッケンナンバーに関連付けて、ステップS1のログインの際にサーバ装置へ送信されたユーザID(又は、端末を一意に識別することができる端末IDでもよい)が記憶される。
次に、サーバ装置2からユーザ端末1へのイベント情報が送信可能な状態に設定される(ステップS8)。送信可能な状態に設定されるイベント情報は、ステップS5にて一致すると判定されたゼッケンナンバー33とユニークPass34に対応するイベント固有ID31及び競技種目固有ID32に基づいて特定される。
サーバ装置2からユーザ端末1へイベント情報の送信が可能となった旨の通知が送信され(ステップS9)、該通知がユーザ端末1にて受信される(ステップS10)。ユーザ端末1では、該通知がメッセージとして表示され、ユーザのユーザ端末1への操作により、イベント情報の送信要求がサーバ装置2へ送信される(ステップS11)。サーバ装置2には、イベント情報が予め記憶されており、サーバ装置2にて、イベント情報の送信要求を受信すると(ステップS12)、サーバ装置2からユーザ端末1へイベント情報が送信される(ステップS13)。ユーザ端末1ではイベント情報を受信し(ステップS14)、受信したイベント情報を記憶し(ステップS15)、処理は終了する。
このような処理とすることにより、ユーザは、参加するイベントで利用可能なアプリケーションやイベント情報を利用、閲覧できるとともに、サーバ装置2にて、ユーザのユーザIDと、ユーザが参加する大会におけるゼッケンナンバーを関連付けて記憶することが可能となる。
ステップS14、S15にて受信されるイベント情報には、イベント又は競技を特定するIDと、イベントの開催日程、開催場所、開催場所へのアクセス、参加費用などのイベントへ参加するのに必要な情報だけでなく、ユーザ端末1に所定の機能を実行させるためのプログラム(以下、大会アプリという)が含まれていてもよい。ユーザ端末1に所定の機能を実行させるための大会アプリとしては、イベントがマラソンやトライアスロン、トレイルラン、ロードレースなどの所定のコースを走ったり、泳いだりすることで、そのタイムを競う競技大会である場合は、競技中に、ユーザ端末1の表示画面19にそのルートを表示し、ユーザの現在位置や現在の順位などを表示する機能を有するものがあげられる。
大会アプリやイベント情報、競技情報の利用、閲覧期限を予め設定しておくことも可能である。例えば、大会1週間前から大会終了後24時間が経過するまではアプリを利用できるものとし、それ以後は、利用不可とするように設計してもよい。
ところで、上で述べたステップS2〜S7の処理を、以下のように代えて、イベント情報受信処理を実行してもよい。ステップS2において、ユーザがユーザ端末1を操作してユニークPassを入力し、ステップS3において、ユーザ端末1からサーバ装置2へユニークPassが送信され、さらに、ステップS4において、サーバ装置2にて、ユーザ端末1からユニークPassを受信する。ステップS5では、ステップS4にて受信したユニークPassが、ゼッケンナンバーテーブル30に記憶されたユニークPassのいずれかと一致するものであるかの判定を実行する。一致するユニークPassが存在しない場合は、ステップS6において、エラー表示がされ、処理が終了する。一方、一致するユニークPassが存在すると判定された場合は、ステップS7により、ゼッケンナンバーテーブル30において予め登録されたゼッケンナンバーのうち、ステップS4にて受信したユニークPassに対応するゼッケンナンバーに関連付けて、ログインの際にサーバ装置へ送信されたユーザID(又は、端末を一意に識別することができる端末IDでもよい)が記憶される。
ところで、上で述べたステップS1〜S15の処理に代えて、ステップS1にて、ユーザ端末1にて専用アプリケーションを起動して、ログインをした後、ユーザの操作により、参加するイベント情報又は競技情報が特定されるページに移動し、サーバ装置2に対してイベント情報の送信要求を送信し、サーバ装置2からイベント情報/競技情報へアクセスするための認証をユーザに要求するような構成とすることもできる。イベント情報へアクセスするための認証が要求されると、ステップS3〜S8までの処理が実行され、その後、ステップS9〜S12を経ることなく、ステップS13〜S15の処理を実行してもよい。
従来は、イベントの参加者に限定して用意した大会アプリやイベント情報、競技情報が、参加者だけでなく、不特定多数が利用、閲覧できてしまい、その結果、これらの情報の価値が低下してしまう、という問題があった。原因は、これらの情報の利用を参加者に限定する認証システムが存在しなかったためである。なお、認証コードとして、参加者固有に発行されるゼッケンナンバーを利用することも考えられるが、ゼッケンナンバーは、イベントの運営側から開催前に参加者名簿として公開されることがあるため、参加者でない者がゼッケンナンバーを悪用して、認証コードとして利用し、これらのアプリケーションや情報を利用、閲覧する可能性がある。本発明によれば、運営者と参加者本人しか知りえないユニークPassを利用して認証をするため、参加者でない者が認証することなく、これらのアプリケーションや情報を利用、閲覧することが可能となる。
本発明のイベント情報管理システムは、参加者だけでなく、運営スタッフ等他の人達へも提供し、管理することもできる。その場合は、運営者は、事前にゼッケンナンバーに参加者のゼッケンナンバーとは別の運営スタッフ用のゼッケンナンバーの枠を用意し、
上の手続きで利用することができる。この場合、参加者のゼッケンナンバーテーブル30に加えて、運営スタッフ等他の人達に関するゼッケンナンバーテーブルを用意し、利用することもできる。
次に、ユーザの位置情報の表示処理について説明する。図6は、本発明の実施の形態にかかる位置情報表示処理のフローチャートを示す図である。ユーザがマラソンやトライアスロン、トレイルラン、ロードレースなどの所定のコースを走ったり、泳いだりすることで、そのタイムを競う競技に参加している場合に、ユーザ端末1及び運営者端末4にて、ユーザ端末1の現在位置を、それぞれの表示画面19に表示することができる。ユーザは、ユーザ端末1を携帯しながら、競技に参加する。ユーザは、ユーザ端末1をアームバンド、ベルトなどを利用してユーザ端末1を携帯する。
まず、ユーザは、ユーザ端末1にて専用アプリを起動し、ログインをする(ステップS21)。ログインは、ユーザ端末1にてユーザIDとパスワードを入力し、サーバ装置2へユーザIDとパスワードを送信して、認証をすることにより行われる。ユーザのユーザ端末1の操作により、専用アプリの位置情報表示機能が開始される(ステップS22)。
なお、ユーザは、競技の開始と同時にアプリの情報表示機能の実行を開始するように操作をするものであるが、ユーザ端末1がサーバ装置2と通信して、サーバ装置2から開始の指示をユーザ端末1にすることもできる。この場合、サーバ装置2は、運営者側の競技システム5と連動し、ユーザがスタート地点にある計測ゾーンを通過すると、その情報をサーバ装置2が受けることで、サーバ装置2は、ユーザ端末1に対して開始を実行するように指示を出すこともできる。
位置情報表示機能が開始されると、以下の図7に示すように、ユーザ端末1の表示画面19に、競技が行われる地域の地図と共に、競技のルートが表示される(ステップS23)。競技のルートは、地図上に、他の道路とは異なる態様で表示される。
次に、ユーザ端末1に備えられているGPS機能により、ユーザ及びユーザ端末1の位置が特定される(ステップS24)。特定された位置に関する位置情報は、サーバ装置2に送信される(ステップS25)。ユーザ端末1の表示画面19では、ユーザの位置情報が、競技のルート上に表示される(ステップS26)。ステップS24〜S26、並びに後述するステップS27〜S29、S33及びS34は、位置情報表示機能を停止するまで、所定の時間毎(例えば、1秒に30回など)に繰り返し実行される。
ステップS25にてユーザ端末1から位置情報が送信されると、サーバ装置2にて位置情報を受信する(ステップS27)。サーバ装置2では、ゼッケンナンバーテーブル30を参照し、受信した位置情報の送信元であるユーザ端末1のユーザID35から、該ユーザ端末1に対応するゼッケンナンバー33を特定する(ステップS28)。そして、ステップS27にて受信した位置情報、及び、ステップS28にて特定したゼッケンナンバーを、ユーザ端末1及び運営者端末4に送信する(ステップS29)。
図7は、本発明の実施の形態にかかるユーザ端末の表示画面を示す図である。ユーザ端末1の表示画面19には、地図40上にルート41が表示されている。また、ルート41上を走っているユーザを示すマーカー42が表示されている。マーカー42の位置は、ユーザ端末1の位置に応じて、リアルタイムで変化する。ユーザがルートに沿って移動している場合は、表示画面19のルート41上にユーザの位置を示すマーカー42が表示される。
さらに、表示画面19には、競技ルート41の各地点を指し示す、吹き出しが表示されていてもよい。吹き出しは、スタート地点、関門地点、ゴール地点等の情報をそれぞれ指し示すことができる。吹き出しは、ユーザ端末1にて表示できるように運営者が運営者端末4を操作して、予め登録しておくことができるが、競技が開始される前や開始された後に、吹き出しが競技ルート41のどの位置を指し示し、吹き出し内にどのような情報を表示させるのかを、ユーザ端末1から入力することもできる。
さらに、現在の位置の数値情報を表示するウィンドウを設けることもできる。ウィンドウには、スタートから現在までの経過時間、制限時間までの残り時間、スタートから現在までの移動距離、ゴールまでの残りの距離、ペース(現在)、ペース(全体)、ペース(残り)等がそれぞれ表示される。ウィンドウは、ユーザ端末1にて表示できるように運営者が運営者端末4を操作して、予め登録しておくことができるが、競技が開始される前や開始された後に、ユーザ端末1から登録することもできる。またこのウィンドウは、競技ルート41の各地点に設定し、それぞれ個別の情報を表示することもできる。ペース(現在)は、直近の時間当たりの移動距離の速度で、ペース(全体)は、全体経過時間当たりの全体移動距離の速度で、ペース(残り)は、制限時間までの残り時間当たりの残りの距離の速度である。
さらに、参加者は、同じ大会に参加している他の参加者等の現在の位置情報を表示することもできる。サーバ装置2には、他の参加者等の情報が記憶されている。参加者は、他の参加者等を指定し、競技ルート41上にその参加者の現在の位置情報が表示される。参加者と他の参加者は、大会の事前、大会中に、お互いのユーザIDやゼッケンナンバー等のユーザ又はユーザ端末を一意に識別できる情報を入手し、ユーザ端末1を介し、情報の表示許可の承認手続きを行い、許可された場合、表示される。
次に、運営者端末4における位置情報表示処理について、説明をする。まず、ユーザは、運営者端末4にて専用アプリを起動し、ログインをする(ステップS30)。ログインは、運営者端末4にて運営者IDとパスワードを入力し、サーバ装置2へ運営者IDとパスワードを送信して、認証をすることにより行われる。運営者の運営者端末4の操作により、専用アプリの位置情報表示機能が開始される(ステップS31)。運営者端末4の表示画面19に、競技が行われる地域の地図と共に、競技のルートが表示される(ステップS32)。競技のルートは、地図上に、他の道路とは異なる態様で表示される。なお、専用アプリケーションを利用せず、端末に備わっているブラウザー等のアプリケーションを利用して、入力、表示することもできる。
ステップS32にて競技のルートが表示された後、ステップS29により、サーバ装置2から、ステップS27にて受信した位置情報及びステップS28にて特定したゼッケンナンバーが送信されると、運営者端末4では、運営者端末4の位置情報と、その位置情報に対応するユーザのゼッケンナンバーを受信する(ステップS33)。運営者端末4の表示画面19では、受信したユーザのゼッケンナンバーと位置情報が表示され(ステップS34)、終了する。
図8は、本発明の実施の形態にかかる運営者端末の表示画面を示す図である。運営者端末4の表示画面19には、地図40上にルート41が表示されている。また、ルート41上を走っているユーザを示すマーカー42a〜42gが表示されている。マーカー42a〜42gに対応するゼッケンナンバーがわかるように、マーカー42a〜42gの円内にはゼッケンナンバーが表示される。マーカー42a〜42gの位置は、ユーザ端末1の位置に応じて、リアルタイムで変化する。
また、競技種目固有ID32ごとにマーカーの色を変えることで、運営者は、競技種目ごとの参加者の位置を把握することができ、また表示したい競技種目を選択して表示したり、表示画面を切り替えて表示して、参加者の位置を把握することができる。また、同様に運営者側の位置も把握することができる。
さらに、図8又は後述する図10において、表示画面19には、競技ルート41の各地点を指し示す、吹き出しが表示されていてもよい。吹き出しはスタート地点、関門地点、ゴール地点等の情報をそれぞれ指し示すことができる。吹き出しは、運営者が運営者端末4を操作して、競技が開始される前や開始された後でも登録することができる。
さらに、表示画面19には、スタートから現在までの経過時間、制限時間までの残り時間を表示するウィンドウを設けることもできる。なお、このウィンドウは、競技ルート41の各地点に設定し、それぞれ個別の情報を表示することもできる。
なお、参加者は競技終了と同時に、情報表示機能の実行を停止するのもあるが、サーバ装置2と通信して、サーバ装置2から停止の指示をユーザ端末1にすることもできる。この場合、サーバ装置2は、運営者側の競技システム5と連動しており、競技者がゴール地点にある計測ゾーンを通過すると、その情報を、サーバ装置2が受けることで、サーバ装置2は、ユーザ端末1に停止の指示、運営者端末4へ終了の連絡を出すこともできる。なお、競技システム5は、スタート、ゴール以外の中間地点に設置することで、競技システム5で計測した時間等の競技者のデータをサーバ装置2が受け取り、ユーザ端末1や運営者端末4にその情報を反映することができる。
なお、運営者は、各運営スタッフの現在位置の確認にも利用することができる。具体的には、事前にゼッケンナンバーに参加者のゼッケンナンバーとは別に運営スタッフ用のゼッケンナンバー枠を用意し、各運営スタッフのゼッケンナンバーと関連づけられたユーザ端末を運営スタッフが利用することで、運営スタッフは、自身のユーザの位置情報を確認するだけでなく、各運営スタッフの位置情報も確認することができる。この場合、参加者のゼッケンナンバーテーブル30に加えて、運営スタッフ等他の人達に関するゼッケンナンバーテーブルを用意し、利用することもできる。
次に、ユーザのイベントへの参加の中断処理について説明する。図9は、本発明の実施の形態にかかる中断処理のフローチャートを示す図である。ユーザは、イベントの参加中に、体調を崩したり、ケガをした場合に、イベントへの参加を中断することができ、また、すぐに中断したこと及び中断した時の位置情報を運営者に知らせることができる。
まず、ユーザ端末1を操作して、イベントへの参加を中断すること又はユーザから緊急連絡があることを通知するためのボタンを選択する(ステップS41)。ボタンが選択されると、ユーザ端末1からサーバ装置2へ、イベントへの参加を中断すること又は緊急連絡があることの通知(以下、中断情報という)及び、その時の位置情報が送信される(ステップS42)。緊急連絡の場合は、更に通話機能と連動し、登録している緊急連絡先番号へ自動で連絡することもできる。
サーバ装置が、中断情報及び位置情報を受信すると(ステップS43)、ゼッケンナンバーテーブル30を参照し、受信した中断情報の送信元であるユーザ端末1のユーザID35に対応するゼッケンナンバー33を特定する(ステップS44)。次に、特定したゼッケンナンバーと中断情報及び位置情報を、運営者端末4に送信する(ステップS45)。運営者端末4は、サーバ装置2から中断情報及び位置情報を受信し(ステップS46)、以下の図10に示すように、受信した中断情報に対応するユーザのゼッケンナンバーと位置情報を、中断したユーザであることが判別できる態様で表示して(ステップS47)、処理は終了する。
図10は、本発明の実施の形態にかかる運営者端末の表示画面を示す図である。運営者端末4の表示画面19には、地図40上にルート41が表示されている。また、ルート41上を走っているユーザを示すマーカー42a〜42fが表示されている。一方で、イベントへの参加を中断したユーザのユーザ端末1の位置情報を示す中断マーカー43は、マーカー42a〜42fとは異なる態様で表示される。図8では、マーカー42gは、他のマーカー42a〜42gと同じ態様で表示されているが、ステップS41〜S46の処理を経ることで、図8のマーカー42fが図10の中断マーカー43のように変化する。中断マーカーは、緊急連絡の場合は、また異なる態様で表示される。
このような構成とすることにより、運営者は、運営者端末4の表示画面19から、いずれかの参加者がイベントへの参加を中断したことを容易に把握することができ、体調を崩している、或いは、ケガをしている可能性のある参加者の位置を把握して、早急に救護に向かうことができる。
また、図8又は図10の表示画面19の表示態様について、ルートのスタートからゴールまでを複数区間に区切り、各区間に含まれる、移動しているユーザの数や、移動していないユーザの数、中断しているユーザの数、ルートから外れているユーザの数、ユーザ端末1から情報を取得できないユーザの数などが分かる態様で表示することもできる。例えば、所定の区間を選択すると、ポップアップ画面が表示され、移動しているユーザの数等がリスト状に表示されるなどである。また、表示画面19には、競技システム5で取得した計測した情報を連携させて表示する態様とすることもできる。
なお、本発明のイベント情報管理システムは、イベントの参加中にユーザがルートから外れてしまった場合は、ユーザ端末1又は運営者端末4にアラートを発信する機能を有していてもよい。このような機能を有することにより、ユーザはルートを誤って進んでいることにすぐに気が付くことができ、また、運営者も、そのことをユーザにすぐに伝えることが可能となる。
この場合、ステップS24にて、ユーザ端末1の位置が特定された場合に、ユーザの位置がルートから外れているか否かの判定が行われる。判定方法としては、以下の方法が考えられる。まず、特定されたユーザの位置(経度、緯度)を中心とし、所定の半径を有し、且つ、地面に平行な仮想の円を設定する。サーバ装置2のストレージ部23には、ルート上の所定間隔ごとの各地点の位置情報(緯度、経度)が登録されており、前記仮想の円内に、ルート上のいずれかの地点が存在する場合は、ユーザの位置がルートから外れていないと判定する。一方、前記仮想の円内に、ルート上のいずれの地点も存在しない場合は、ユーザの位置がルートから外れていると判定する。なお、この判定は、ユーザ端末1、サーバ装置2又は運営者端末4のいずれの装置でも行うことができる。
判定の結果、ユーザ端末1の位置がルートから外れたと判定された場合は、ユーザ端末1又は運営者端末4にてアラートが発信される。アラートの発信方法としては、ユーザ端末1又は運営者端末4の表示画面19に、ルートから外れたことが分かる態様で表示することもできるし、ルートから外れたことが分かる態様で、音声を発信することもできる。
判定の結果、ユーザ端末1の位置がルートから外れていないと判定された場合であっても、所定の条件下で、運営者端末4にアラートが発信される態様としてもよい。所定の条件とは、スタートからゴールまでを複数区間に区切り、それぞれの区間において、ユーザ端末1の位置が所定時間以上滞在している場合や、ユーザ端末1の位置が所定時間以上たっても移動しない場合などである。アラートの発信方法としては、運営者端末4の表示画面19に、上記所定の条件を満たすことが分かる態様で表示することもできるし、上記所定の条件を満たすことが分かる態様で、音声を発信することもできる。
図11は、本発明の実施の形態にかかる結果情報入力処理のフローチャートを示す図である。競技大会などのイベントが終了すると、運営者は、運営者端末4を操作してイベントの結果を入力する(ステップS51)。また、運営者がイベントの結果を入力するのではなく、運営者がイベントの結果をPF提供者に提供し、PF提供者が入力をしてもよい。また、ステップS51では、運営者端末4だけでなく運営者システム6からイベントの結果を入力することができる。イベントの結果は、ユーザのタイムや順位、棄権の有無等の結果情報が、ゼッケンナンバーと関連付けて入力される。入力された結果情報は、ゼッケンナンバーと関連付けて、運営者端末4からサーバ装置2へ送信される(ステップS52)。
サーバ装置2では、運営者端末4から、ゼッケンナンバー及び結果情報を受信する(ステップS53)。受信したゼッケンナンバーから、ゼッケンナンバーに対応するユーザIDを特定する(ステップS54)。そして、受信した結果情報を、特定されたユーザIDと関連付けて、結果情報テーブルに記憶し(ステップS55)、処理は終了する。ステップS55において、結果情報をユーザIDと関連付けて記憶する場合は、ゼッケンナンバーテーブル30を参照して、ゼッケンナンバーに対応するユーザID35が特定される。
図12は、本発明の実施の形態にかかる結果情報テーブルを示す図である。結果情報テーブル50には、ユーザID51と関連付けて、イベント名52、競技種目名53、競技ジャンル54、タイム55、順位56が記憶されている。イベント名52は、イベント固有ID31に対応するイベントの名称であり、競技種目名53は、競技種目固有ID32に対応する競技種目の名称である。競技ジャンル54は、競技種目固有ID32に対応する競技ジャンルの名称である。タイム55は、ユーザがイベントにおいて、スタートをしてからゴールをするまでの時間である。順位56は、イベントに参加している参加者の中で、ゴールをした早さの順位である。
結果情報テーブル50には、その他、ゼッケンナンバー、アプリ計測データ、競技システム5や運営者システム6などのデータ、過去に参加した大会情報、過去に参加した大会結果、過去に参加した大会のアプリ計測データなどが記憶されていてもよい。アプリ計測データなどとは、競技中にユーザ端末1や測定機器などにて測定されるユーザの走行速度、体温、脈拍、ルート上のある地点を通過した際のタイムや、給水した地点、休憩した地点などのイベント中の行動に関する情報、総走行距離、累計獲得標高、消費カロリー等の情報である。
次に、本発明のイベント情報管理システムにおける結果情報表示処理について説明をする。図13は、本発明の実施の形態にかかる結果情報表示処理のフローチャートを示す図である。イベントの参加者は、イベントが終了した後に、イベントの結果を閲覧することができる。まず、ユーザ端末1にて、ユーザID、パスワードを入力して専用アプリにログインし(ステップS61)、イベントを特定する情報とともに、イベントの結果情報の送信要求をサーバ装置2へ送信する(ステップS62)。そして、サーバ装置2にてイベントを特定する情報、及び結果情報の送信要求を受信する(ステップS63)。ステップS61において専用アプリにログインする際に入力されたユーザIDとイベントを特定する情報をもとに、結果情報テーブル50を参照して、ユーザID51に対応する結果情報を特定する(ステップS64)。
結果情報を特定すると、サーバ装置2からユーザ端末1へ結果情報を送信する(ステップS65)。結果情報としては、例えば、イベント名、競技種目名、タイム、順位などの情報が含まれる。また、結果情報は、複数のイベントにおける結果を含むものであってもよい。ユーザ端末1にて結果情報を受信すると(ステップS66)、ユーザ自身が参加した過去のイベントについての結果情報が一覧で表示され(ステップS67)、処理は終了する。なお、ユーザ端末1では、専用アプリを利用せず、端末に備わっているブラウザー等のアプリケーションを利用して、入力、表示することもできる。
ところで、運営者が、イベントの参加者に対して、イベントの開催前やイベントの開催中に何らかの情報を提供する際に、運営者端末4へ該情報を入力し、サーバ装置2へ送信すると、ユーザ端末1へ情報を送信することも可能である。この際に、運営者は、参加者が参加するイベントごと、或いは、競技種目ごとに、異なる情報を提供することができ、また、一部のイベントや一部の競技種目に参加する参加者のみに情報を提供することもできる。
上で述べたように、サーバ装置2のゼッケンナンバーテーブル30は、イベント固有ID31、競技種目固有ID32及びゼッケンナンバー33の組み合わせに対して、ユニークPass34とユーザID35がそれぞれ関連付けて記憶されている。運営者端末4にて、参加者に提供するための情報、及び、情報提供の対象となる大会や競技種目が選択され、運営者端末4からサーバ装置2へ送信されると、サーバ装置2では、ゼッケンナンバーテーブル30を参照し、イベント固有ID31毎、又は、競技種目固有ID32毎に対応するユーザID35を特定し、特定されたユーザID35を有するユーザ端末1へ情報を送信することができる。受信したユーザ端末1では、運営者端末4にて入力されたイベントに関する情報が表示され、閲覧することができる。
運営者は参加者の過去の様々な競技活動情報等を知るすべはなく、参加者の特性の分析や、これらの情報による参加者へのマーケティング活動ができていない。しかし、本発明によれば、参加者の過去の様々な競技活動情報等を運営者側へ提供することができる。
運営者は、参加者の属性ごとに、異なる情報を提供することができ、また、一部の属性を有する参加者のみに情報を提供することもできる。例えば、サーバ装置2において、ユーザ情報テーブルを設け、ユーザIDと関連付けて、例えば、性別、年齢、趣味趣向、住所、身長、体重、体脂肪率などの属性に関する情報が記憶されていてもよい。さらには、結果情報テーブル50にて、イベントに参加している最中における心拍数や体温などの身体状態に関する情報や、ルート上のある地点を通過した際のタイムや、給水した地点、休憩した地点などのイベント中の行動に関する情報が、ユーザID51と関連付けて記憶されていてもよい。運営者端末4にて、参加者に提供するための情報、及び、情報提供の対象となる参加者の属性が選択され、運営者端末4からサーバ装置2へ送信されると、サーバ装置2では、ユーザ情報テーブルや結果情報テーブル50を参照し、選択された属性を有するユーザID51を特定し、特定されたユーザID51を有するユーザ端末1へ情報を送信することができる。受信したユーザ端末1では、運営者端末4にて入力されたイベントに関する情報が表示され、閲覧することができる。このようにすることで、例えば、所定の地域に住んでいる参加者や、所定の世代の参加者だけに向けて、運営者によるメッセージを伝えることができる。
さらに、運営者は、ある特定の属性を有する参加者のゼッケンナンバーを知ることもできる。例えば、運営者端末4にて、ゼッケンナンバーを知りたい参加者の属性が選択され、選択された属性の情報がサーバ装置2へ送信されると、サーバ装置2にてユーザ情報テーブルを参照して、選択された属性に対応するユーザID51が特定される。さらに、特定されたユーザID51をもとに、ゼッケンナンバーテーブル30を参照して、選択された属性に対応する参加者のゼッケンナンバー33が特定される。このようにすることで、例えば、運営者は、60代の参加者のゼッケンナンバーを特定する、といったように所定の属性を有する参加者のゼッケンナンバーを特定することができる。
ところで、イベントの実行中に、ユーザ端末1にて、イベントに参加している最中における参加者の心拍数や体温などの身体状態に関する情報や、参加者がルート上のある地点を通過した際のタイムや、給水した地点、休憩した地点、チェックポイントの通過の有無などのイベント中の行動に関する情報を取得することができる。イベント中の行動に関する情報の取得は、ユーザ端末1の位置情報に基づいて取得するほか、各地点にQRコード(登録商標)を掲示し、掲示されたQRコード(登録商標)をユーザ端末1にてスキャンしたり、ユーザ端末1の表示画面にQRコード(登録商標)を表示させ、運営者端末4によりスキャンすることで取得することができる。これらの情報は、ユーザ端末1からサーバ装置2を介して、ゼッケンナンバーと関連付けて、運営者端末4へ送信することもできる。運営者端末4では、ゼッケンナンバーで参加者を特定しながら、参加者の身体状態や行動に関する情報などを、参加者の位置とともにリアルタイムで把握することができる。運営者は、参加者の身体の異常が疑われる状態であると感じると、運営者端末4からユーザ端末1へ個別の情報を発信することができる。
また、ユーザ端末1において、イベント実行中に、表示画面中に情報を表示することも可能である。結果情報テーブルに記憶されているイベント名、競技種目名、タイム、順位などの情報の他、ユーザ情報テーブルに記憶されている性別、年齢、趣味趣向、住所、身長、体重、体脂肪率などの属性に関する情報や、イベントに参加している最中における心拍数や体温などの身体状態に関する情報などに応じて、参加者に最適な情報を表示させることができる。
上の実施の形態では主に、運営者からユーザへの情報提供を例としてあげたが、自治体、スポンサー、サービスプロバイダ等も同テーブルデータを利用して、同様の手段でユーザへの情報提供が可能である。
次に、本発明のイベント情報管理システムにおけるユーザ情報表示処理について説明する。上記の態様において、ユーザ情報テーブルに記憶されたユーザ情報や、結果情報テーブル50に記憶された結果情報は、運営者端末4にて閲覧することができる態様としてもよい。閲覧できる情報としては、後述するユーザに関するユーザ情報や、ユーザの過去の大会結果(戦歴)のほか、ユーザが参加している大会にて入力した情報や、ユーザが過去の大会等にて入力したユーザ情報を含めることができる。図14は、本発明の実施の形態にかかるユーザ情報入力処理のフローチャートを示す図である。まず、参加者(ユーザ)は、ユーザ情報を入力する。ユーザ情報の入力は、ユーザが、ユーザ端末1にて専用アプリケーションを起動して、ログインをする(ステップS71)。ログインは、ユーザ端末1にてユーザIDとパスワードを入力し、サーバ装置2にてユーザIDとパスワードを認証することにより行われる。ユーザは、アプリケーションの表示画面にしたがって、ユーザ情報を入力する。これらのユーザ情報は、例えば、性別、年齢、身長、体重、体脂肪率、血液型、血圧など身体特徴や、ユーザの基礎疾患や常備薬、手術歴などの身体に関する情報、職業、趣味趣向、住所、属性に関する情報などの属性に関する情報を入力する(ステップ72)。
ステップ72において、ユーザ情報として、例えば、イベントに参加している最中における心拍数や体温などの身体状態に関する情報や、ルート上のある地点を通過した際のタイムや、給水した地点、休憩した地点などのイベント中の行動に関する情報等を入力する態様としてもよい。
ユーザのユーザ端末1への操作により、入力したユーザ情報とユーザIDとがサーバ装置2へ送信される(ステップS73)。サーバ装置2は、送信されたユーザ情報とユーザIDとを受信し(ステップS74)、予め記憶されたユーザ情報をもとにユーザIDを特定する(ステップS75)。サーバ装置2において設けられたユーザ情報テーブルに、ユーザIDと関連付けて、受信されたユーザ情報が記憶され(ステップS76)、プログラムを終了する。
図15は、本発明の実施の形態にかかるユーザ情報テーブルを示す図である。ユーザ情報テーブル60には、ユーザID61と関連付けて、ユーザの性別62、年齢63、血液型64、体脂肪率65などの身体計測データや、基礎疾患66の有無や基礎疾患の種類、常備薬67の総称や特定の薬の名称などの健康に係るデータや、ユーザの職業68など、ユーザの属性に関する情報、又は、ユーザの趣味69などのその他ユーザに関する情報を記憶する態様とすることができる。ユーザ情報テーブル60には、これらの情報の他に、アプリ計測データ、競技システム5や運営者システム6などのデータなどが記録されてもよい。
図16は、本発明の実施の形態にかかるユーザ情報表示処理のフローチャートを示す図である。入力されたユーザ情報を運営者端末4にて閲覧するには、運営者端末4にて第2識別情報を入力し、ユーザ情報/結果情報の送信要求をサーバ装置2に送信する(ステップS81)。サーバ装置2では、第2識別情報とともに、ユーザ情報/結果情報の送信要求を受信し(ステップS82)、予め記憶されたユーザ情報テーブルや、結果情報テーブルを参照し、第2識別情報に対応するユーザ情報/結果情報を特定する(ステップS83)。特定したユーザ情報/結果情報を運営者端末4に送信する(ステップS84)。運営者端末4にて送信されたユーザ情報/結果情報を受信し(ステップS85)、表示画面19に、ユーザ情報/結果情報を表示し(ステップS86)、プログラムを終了する。
上の実施の形態では主に、運営者が運営者端末においてユーザ情報/結果情報を取得する場合を例として説明したが、自治体、スポンサー、サービスプロバイダ等も、ユーザ情報テーブルデータや結果情報テーブルデータを取得し、閲覧等することが可能である。閲覧に際しては、本明細書において説明した認証、すなわち、ユーザIDとパスワードを認証し、次いで、ゼッケンナンバーとユニークPassとをサーバ装置に送信することで認証して閲覧を可能にするなどの条件を課すこともできる。
本発明のイベント情報管理システムによれば、ユーザ情報や結果情報を運営者端末において表示可能であることにより、大会運営者が参加者(ユーザ)に関する医療情報や趣味趣向等各種のユーザ情報や過去の様々な競技活動情報等のユーザ情報を一元的に利用することが可能となるので、大会をより安全に運営したり、大会の企画の質を高めることができる。その結果、大会の信頼性や質の向上につながり、収益の向上を目指すことができる。
ところで、競技大会の運営者の中には、大会を運用するシステムを有しているが、そのシステムにある参加者にとって有益な情報や機能を参加者に提供できていないという問題もある。その結果、大会の価値が低下してしまっている。原因は、これらの既存システムの情報や機能を参加者へ提供するインタフェースを持っていないためである。しかし、本発明によれば、運営者が既存のシステムを本システムと連携し、システムの情報や機能を参加者へ提供することができる。競技大会の運営者は、彼らが開発した競技システム5や運営者システム6の情報や機能を、サーバ装置2を経由して、参加者が利用するユーザ端末1及び/又は運営者端末4へ提供することができる。
また、自治体、スポンサー、他のサービスプロバイダなどが競技や参加者に有用な情報や機能を提供するアプリケーションを製作している場合もある。その場合、参加者や大会運営者が利用できないことがある。しかし、本発明によれば、自治体、スポンサー、他のサービスプロバイダなどが製作したアプリケーションの情報や機能を参加者や大会運営者へ提供することができる。自治体、スポンサー、他のサービスプロバイダなどは、彼らが開発した競技システム5や、運営者システム6の情報や機能を、サーバ装置2を経由して、参加者が利用するユーザ端末1及び/又は運営者端末4へ提供することができる。
例えば、自治体やスポンサーは、本システムを利用して特定したユーザに、自治体において利用できる商品券や、スポンサーの商品等の割引クーポン券やお試しサービス利用券、スタンプ(ポイント)券を提供することができる。この場合、本システムに各種券を提供する提供ページを用意し、ユーザ(参加者)がユーザ端末1へ各種券をダウンロードしたり、各種券に対応する番号を取得したり、各種券に対応するQRコード(登録商標)を読み取ることで提供することができる。ユーザは、各種券を表示したり、QRコード(登録商標)などを利用することで、各種券利用することができる。自治体やスポンサーは、ユーザを特定しユーザ情報を取得することで、ユーザごとに利用の制限を設定できたり、利用数に応じて割引率を高めるなどのユーザへのさらなる利益を提供したり、利用者分析やリピート販売等のプロモーションにつなげることができる。
また、サービスプロバイダとして、例えば、本システムを利用して特定したユーザにモバイル端末のバッテリーのレンタルサービスを提供することができる。ユーザは、事前に、本システムにおいてサービスプロバイダが提供する申し込みページを経由してレンタルを申し込む。所定のレンタル当日の受付において、QRコード(登録商標)などを利用して、ユーザを特定することができる。
その他、例えば、スポーツ保険を提供するサービスプロバイダでは、本システムのユーザの過去の大会結果、怪我の履歴、医療関連情報、イベント中の参加者の位置情報、身体状態の情報等をスポーツ保険サービスプロバイダへ提供することで、ユーザに対し、スポーツ保険料を安く提供することも可能である。
上の実施の形態では主に、イベントとして、マラソンやトライアスロン、トレイルラン、ロードレースなどの所定のコースを走ったり、泳いだりすることで、そのタイムを競うものを例としてあげたが、本発明のイベント情報管理システムが利用できるイベントとしては、これに限定されない。イベントとして、例えば、柔道、テニス、卓球、バドミントンといったような対戦形式のスポーツに適用することができる。その他、イベントとして、将棋大会、囲碁大会、クイズ大会、かるた大会など、複数人の参加者がタイムや勝敗を競うイベントなどに適用することができる。参加者に対し、イベント運営者が、ゼッケンナンバー等のイベント固有の情報で特定するイベントであれば適応することができる。
1 ユーザ端末、2 サーバ装置、3 通信ネットワーク、4 運営者端末、
5 競技計測システム、6 運営者システム、11 制御部、12 RAM、
13 ストレージ部、14 グラフィックス処理部、15 通信インタフェース、
16 インタフェース部、17 外部メモリ、18 表示部、19 表示画面、
21 制御部、22 RAM、23 ストレージ部、24 通信インタフェース、
30 ゼッケンナンバーテーブル、40 地図、41 ルート、42 マーカー、
43 中断マーカー

Claims (20)

  1. サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるイベント情報管理システムであって、
    サーバ装置が、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、
    ユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する結果情報記憶手段と、
    ユーザ端末による、結果情報の送信要求を受信する送信要求受信手段と、
    受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザに対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2識別情報に関連付けて記憶された結果情報を特定する結果情報特定手段と、
    特定した結果情報をユーザ端末に送信する第二結果情報送信手段と
    を備え、
    ユーザ端末が、
    結果情報の送信をサーバ装置に要求する結果情報送信要求手段と、
    サーバ装置から結果情報を受信する第二結果情報受信手段と、
    受信した結果情報を表示する結果情報表示手段と
    を備える、イベント情報管理システム。
  2. イベント情報管理システムが運営者端末とを備え、
    サーバ装置が、
    運営者端末から、第2ユーザ識別情報及び該第2ユーザ識別情報に対応するユーザのイベントの結果に関する結果情報を受信する第一結果情報受信手段と
    を備え、
    運営者端末が、
    第2ユーザ識別情報及び該第2ユーザ識別情報に対応するユーザの結果情報を入力する結果情報入力手段と、
    入力された第2ユーザ識別情報及び結果情報をサーバ装置に送信する第一結果情報送信手段と
    を備え、
    結果情報記憶手段が、受信した結果情報を、該結果情報に対応する第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する、請求項1に記載のイベント情報管理システム。
  3. ユーザ端末が、
    ユーザがイベントに参加している最中における所定の情報を取得する情報取得手段と
    を備え、
    結果情報表示手段が、さらに、情報取得手段により取得した情報を表示する、請求項1又は2に記載のイベント情報管理システム。
  4. サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、
    サーバ装置において、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、
    ユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する結果情報記憶ステップと、
    ユーザ端末による、結果情報の送信要求を受信する送信要求受信ステップと、
    受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザに対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2識別情報に関連付けて記憶された結果情報を特定する結果情報特定ステップと、
    特定した結果情報をユーザ端末に送信する第二結果情報送信ステップと
    を実行し、
    ユーザ端末において、
    結果情報の送信をサーバ装置に要求する結果情報送信要求ステップと、
    サーバ装置から結果情報を受信する第二結果情報受信ステップと、
    受信した結果情報を表示する結果情報表示ステップと
    を実行する、イベント情報管理方法。
  5. サーバ装置と、ユーザ端末と、運営者端末とを備えるイベント情報管理システムであって、
    ユーザ端末が、
    ユーザ端末の位置を特定する位置特定手段と、
    特定した位置に関する位置情報をサーバ装置に送信する第一位置情報送信手段と
    を備え、
    サーバ装置が、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と
    ユーザ端末から位置情報を受信する第一位置情報受信手段と、
    位置情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した位置情報を、運営者端末に送信する第二位置情報送信手段と
    を備え、
    運営者端末が、
    サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び位置情報を受信する第二位置情報受信手段と、
    受信した第2ユーザ識別情報及び位置情報を表示する位置情報表示手段と
    を備える、イベント情報管理システム。
  6. イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、
    ユーザ端末又は運営者端末が、
    イベント情報を表示するイベント情報表示手段と
    を備え、
    イベント情報表示手段により表示されるイベント情報が、所定のルートに関する情報である、請求項5に記載のイベント情報管理システム。
  7. イベント情報表示手段が、所定のルートに関する情報と共に、ユーザ端末の位置に関する位置情報を表示する、請求項6に記載のイベント情報管理システム。
  8. イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、
    サーバ装置が、
    受信した位置情報が、所定のルートから外れたものであるか否かを判定する位置情報判定手段と、
    受信した位置情報が、所定のルートから外れたものであると判定された場合に、ユーザ端末及び/運営者端末に、位置情報がルートから外れたものであることを示すアラート情報を送信するアラート情報送信手段と
    を備える、請求項5〜7のいずれかに記載のイベント情報管理システム。
  9. イベントが、ユーザが所定のルートを移動するものであり、
    ユーザ端末が、
    特定した位置に関する位置情報が、所定のルートから外れたものであるか否かを判定する位置情報判定手段と、
    位置情報が、所定のルートから外れたものであると判定された場合に、サーバ装置及び/運営者端末に、位置情報がルートから外れたものであることを示すアラート情報を送信するアラート情報送信手段と
    を備える、請求項5〜7のいずれかに記載のイベント情報管理システム。
  10. ユーザ端末が、
    ユーザによるイベントへの参加の中断又は緊急連絡の意図を示す中断情報を、サーバ装置に送信する第一中断情報送信手段と
    を備え、
    サーバ装置が、
    受信した中断情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した中断情報を、運営者端末に送信する第二中断情報送信手段と
    を備え、
    運営者端末が、
    サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び中断情報を受信する第二中断情報受信手段と、
    受信した第2ユーザ識別情報及び中断情報を表示する中断情報表示手段と
    を備える、
    請求項5〜9のいずれかに記載のイベント情報管理システム。
  11. サーバ装置と、ユーザ端末と、運営者端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、
    ユーザ端末が、
    ユーザ端末の位置を特定する位置特定ステップと、
    特定した位置に関する位置情報をサーバ装置に送信する第一位置情報送信ステップと
    を実行し、
    サーバ装置が、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、
    ユーザ端末から位置情報を受信する第一位置情報受信ステップと、
    位置情報の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザの第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報及び受信した位置情報を、運営者端末に送信する第二位置情報送信ステップと
    を実行し、
    運営者端末が、
    サーバ装置から第2ユーザ識別情報及び位置情報を受信する第二位置情報受信ステップと、
    受信した第2ユーザ識別情報及び位置情報を表示する位置情報表示ステップと
    を実行する、イベント情報管理方法。
  12. サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるイベント情報管理システムであって、
    サーバ装置が、
    ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報と、イベントに関するイベント情報を利用するための鍵情報とを関連付けて記憶する鍵情報記憶手段と、
    イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段と、
    ユーザ端末から鍵情報を受信する鍵情報受信手段と、
    受信した鍵情報が、鍵情報記憶手段に記憶された鍵情報と一致するものであるかを判定する鍵情報判定手段と、
    鍵が一致すると判定された場合に、ユーザ端末へのイベント情報の送信を可能化するイベント情報送信可能化手段と
    を備え、
    ユーザ端末が、
    鍵情報を入力する鍵情報入力手段と、
    入力された鍵情報をサーバ装置へ送信する鍵情報送信手段と、
    サーバ装置からイベント情報を受信するイベント情報受信手段と
    を備える、イベント情報管理システム。
  13. ユーザ端末が、
    イベント情報の送信をサーバ装置に要求するイベント情報送信要求手段と
    を備え、
    サーバ装置が、
    受信した送信要求の送信元であるユーザ端末又は該ユーザ端末を操作するユーザを一意に識別する第1ユーザ識別情報と、該ユーザ端末から受信した鍵情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と
    を備える、請求項12に記載のイベント情報管理システム。
  14. イベント情報が、ユーザ端末に所定の機能を実行させるためのプログラムを含む、請求項12又は13に記載のイベント情報管理システム。
  15. ユーザ端末が、
    所定の条件で、受信したイベント情報のユーザ端末での利用を不可とするイベント利用不可化手段と
    を備える、請求項12〜14のいずれかに記載のイベント情報管理システム。
  16. サーバ装置と、ユーザ端末とを備えるシステムにおいて実行されるイベント情報管理方法であって、
    サーバ装置において、
    ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報と、イベントに関するイベント情報を利用するための鍵情報とを関連付けて記憶する鍵情報記憶ステップと、
    イベント情報を記憶するイベント情報記憶ステップと、
    ユーザ端末から鍵情報を受信する鍵情報受信ステップと、
    受信した鍵情報が、鍵情報記憶ステップにて記憶された鍵情報と一致するものであるかを判定する鍵情報判定ステップと、
    鍵が一致すると判定された場合に、ユーザ端末へのイベント情報の送信を可能化するイベント情報送信可能化ステップと
    を実行し、
    ユーザ端末において、
    鍵情報を入力する鍵情報入力ステップと、
    入力された鍵情報をサーバ装置へ送信する鍵情報送信ステップと、
    サーバ装置からイベント情報を受信するイベント情報受信ステップと
    を実行する、イベント情報管理方法。
  17. サーバ装置と、運営者端末とを備えるイベント情報管理システムであって、
    サーバ装置が、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶手段と、
    ユーザに関するユーザ情報及び/又はユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する情報記憶手段と、
    受信したユーザの第2識別情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は第2識別情報に関連付けて記憶されたユーザ情報及び/又は結果情報を特定する情報特定手段と、
    特定したユーザ情報及び/又は結果情報を運営者端末に送信する情報送信手段と
    を備え、
    運営者端末が、
    ユーザの第2識別情報とともに、ユーザ情報及び/又は結果情報の送信をサーバ装置に要求する情報送信要求手段と、
    サーバ装置からユーザ情報及び/又は結果情報を受信する情報受信手段と、
    受信したユーザ情報及び/又は結果情報を表示する結果情報表示手段と
    を備える、イベント情報管理システム。
  18. イベント情報管理システムがユーザ端末とを備え、
    サーバ装置が、
    ユーザ端末から、第1ユーザ識別情報及び該第1ユーザ識別情報に対応するユーザに関するユーザ情報を受信するユーザ情報受信手段と
    を備え、
    ユーザ端末が、
    第1ユーザ識別情報及び該第1ユーザ識別情報に対応するユーザ情報を入力する情報入力手段と、
    入力された第1ユーザ識別情報及びユーザ情報をサーバ装置に送信するユーザ情報送信手段と
    を備え、
    情報記憶手段が、受信したユーザ情報を、該ユーザ情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は該第1ユーザ識別情報に対応する第2ユーザ識別情報と関連付けて記憶する、請求項17に記載のイベント情報管理システム。
  19. 運営者端末が、
    ユーザがイベントに参加している最中における所定の情報を取得する情報取得手段と
    を備え、
    結果情報表示手段が、さらに、情報取得手段により取得した情報を表示する、請求項17又は18に記載のイベント情報管理システム。
  20. サーバ装置と、運営者端末とを備えるイベント情報管理方法であって、
    サーバ装置において、
    ユーザ又はユーザ端末を一意に識別する第1ユーザ識別情報と、ユーザが参加するイベントにおいてユーザ又はユーザ端末を識別する第2ユーザ識別情報とを関連付けて記憶する識別情報記憶ステップと、
    ユーザに関するユーザ情報及び/又はユーザのイベントの結果に関する結果情報を、第2ユーザ識別情報及び/又は該第2ユーザ識別情報に対応する第1ユーザ識別情報と関連付けて記憶する情報記憶ステップと、
    受信したユーザの第2識別情報に対応する第1ユーザ識別情報及び/又は第2識別情報に関連付けて記憶されたユーザ情報及び/又は結果情報を特定する情報特定ステップと、
    特定したユーザ情報及び/又は結果情報を運営者端末に送信する情報送信ステップと
    を実行し、
    運営者端末において、
    ユーザの第2識別情報とともに、ユーザ情報及び/又は結果情報の送信をサーバ装置に要求する情報送信要求ステップと、
    サーバ装置からユーザ情報及び/又は結果情報を受信する情報受信ステップと、
    受信したユーザ情報及び/又は結果情報を表示する結果情報表示ステップと
    を実行する、イベント情報管理方法。
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