JP2021186932A - 打込機 - Google Patents

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Akira Ono
彦廷 李
Yen-Ting Lee
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Abstract

【課題】止具を供給路から取り出す作業を容易に行える打込機を提供する。【解決手段】釘36を供給方向D3に沿って射出部12に供給する供給路47と、射出部12へ供給された釘36を打撃するように、供給方向D3に対して交差する打ち込み方向に作動可能な打撃部と、を有する打込機であって、供給路47を通る釘36に対して、供給方向D3及び打ち込み方向に対して交差する前進方向E1の付勢力を付加する付勢機構53と、付勢機構53の付勢力が付加された釘36に接触することにより、釘36が射出部12へ送られる方向をガイドするブレードガイド43と、釘36の取り出し作業を補助する調整機構54と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、射出部と、射出部へ止具を供給する供給路と、を有する打込機に関する。
止具を収容可能なマガジンと、マガジンから止具が供給される射出部と、を備えた打込機が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、ハウジングと、ハウジングから突出されたハンドルと、ハウジングに設けられた射出部としてのノーズと、ハンドル及びノーズに取り付けられたマガジンと、マガジンは、止具を収容し、かつ、止具をノーズへ送る供給路としての案内溝を有する。マガジンは、案内溝を覆うマガジンカバーを有する。
特開2007−283451号公報
特許文献1に記載された打込機において、供給路における止具の姿勢を保持させるように、止具をマガジンの内面へ押し付けるガイド部材を設けることが可能である。一方、供給路に収容されている止具とは種類が異なる止具を使用する場合、マガジンカバーを開き、既に供給路に収容されている止具を、供給路から取り出す作業が行われる。
本願発明者は、止具を供給路から取り出す作業を行う場合に、ガイド部材が取り出し作業を阻害する可能性がある、という課題を認識した。
本発明の目的は、止具を供給路から取り出す作業を容易に行える打込機を提供することである。
一実施形態の打込機は、射出部へ第1所定方向に沿って止具を供給する供給路と、前記射出部へ供給された釘を打撃するように、前記第1所定方向に対して交差する打ち込み方向に作動可能な打撃部と、を有する打込機であって、前記供給路を通る前記止具に対して、前記第1所定方向及び前記打ち込み方向に対して交差する第2所定方向の付勢力を付加する付勢機構と、前記付勢機構の付勢力が付加された前記止具に接触することにより、前記止具が前記射出部へ送られる方向をガイドするガイド部材と、前記止具の取り出し作業を補助する調整機構と、を有する。
一実施形態の打込機によれば、止具を供給路から取り出す作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態である釘打ち機の側面断面図である。 図1に示された釘打ち機の部分的な側面断面図である。 (A)は、調整機構の第1実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図2のIII−III線における正面図である。 付勢機構及び調整機構の第1実施例を示し、図3(A)のIV−IV線における底面断面図である。 図4に示す調整機構のレバーが操作された状態の底面断面図である。 (A)は、調整機構の第2実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図6(A)のVI−VI線における底面断面図である。 図6(A)に示す調整機構のレバーが操作された状態の底面断面図である。 (A)は、付勢機構及び調整機構の第3実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図8(A)のVIII−VIII線における底面断面図である。 (A)は、付勢機構及び調整機構の第3実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図9(A)のIX−IX線における底面断面図である。 (A)は、付勢機構の第4実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図10(A)のX−X線における底面断面図である。 調整機構の第4実施例を有する打込機の部分的な側面断面図である。 (A)は、調整機構の第5実施例を有する射出部の正面図、(B)は、図12(A)のXII−XII線における底面断面図である。 図12(B)に示す調整機構のレバーが押された状態の底面断面図である。
次に、本発明の打込機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的な釘打ち機を図面を参照して説明する。
釘打ち機10は、ハウジング11、射出部12、シリンダ13、打撃部14、トリガ15及びトリガバルブ16を有する。ハウジング11は、筒形状のシリンダケース17と、シリンダケース17に固定されたヘッドカバー18と、シリンダケース17に接続されたハンドル19と、を有する。ハンドル19内に蓄圧室20が設けられ、ハンドル19にプラグ21が取り付けられている。作業者は、プラグ21にエアホース22を接続及び取り外しすることができる。エアホース22がプラグ21に接続されていると、圧縮空気がエアホース22を通って蓄圧室20に供給される。
シリンダ13は、シリンダケース17の内部に設けられている。シリンダ13とヘッドカバー18との間にストッパ23が設けられている。打撃部14は、ピストン24及びドライバブレード25を有する。ピストン24は、シリンダ13内で、中心線A1に沿った方向に移動可能である。中心線A1は、シリンダ13の中心に位置する仮想線である。打撃部14は、シリンダ13に対して、中心線A1に沿った第1方向B1及び第2方向B2で作動可能である。シリンダ13内におけるストッパ23とピストン24との間にピストン上室26が設けられている。通路27がハウジング11に設けられ、ピストン上室26と通路27とが接続されている。
トリガ15は、ハウジング11に対して作動可能に設けられている。作業者は、トリガ15に操作力を付加及び解除することが可能である。トリガバルブ16は、蓄圧室20と通路27とを遮断するものである。トリガバルブ16は、プランジャ16A及び弁体16Bを有する。トリガ15の作動によってプランジャ16Aが作動され、弁体16Bが作動する。トリガ15の操作によってプランジャ16A及び弁体16Bが作動され、トリガバルブ16の状態が、第1状態と第2状態とで切り替わる。トリガ15に対する操作力が解除されていると、トリガバルブ16は第1状態にある。第1状態にあるトリガバルブ16は、蓄圧室20と通路27とを遮断する。また、トリガバルブ16が第1状態にあると、ピストン上室26とハウジング11の外部C1とが接続される。
トリガ15に操作力が付加されていると、トリガバルブ16は第2状態にある。第2状態にあるトリガバルブ16は、蓄圧室20と通路27とを接続する。また、トリガバルブ16が第2状態にあると、ピストン上室26とハウジング11の外部C1とが遮断される。
ハウジング11内でシリンダ13の径方向で外側に戻し空気室28が設けられている。シリンダ13は通路29,30を有する。通路29,30は、戻し空気室28とシリンダ13の内部とをつないでいる。通路29を開閉する逆止弁31が設けられている。逆止弁31は、シリンダ13の内部の空気圧が上昇すると開き、シリンダ13の内部と戻し空気室28とを接続する。逆止弁31は、シリンダ13の内部の空気圧が低下すると閉じ、シリンダ13の内部と戻し空気室28とを遮断する。バンパ32がハウジング11内に設けられている。バンパ32は合成ゴム製であり、かつ、軸孔33を有する。ドライバブレード25は、軸孔33内で中心線A1に沿った方向に移動可能である。シリンダ13内でピストン24とバンパ32との間にピストン下室34が設けられている。ピストン下室34は、通路30を介して戻し空気室28につながっている。
射出部12及びハンドル19によって支持されたマガジン35が設けられている。マガジン35は、射出部12へ供給される釘36を収容可能である。マガジン35は、フレーム37、マガジンカバー38及びフィーダ39を有する。フレーム37は、一例として金属製であり、フレーム37は、射出部12に固定されている。マガジンカバー38は、一例として金属製または合成樹脂製であり、マガジンカバー38は、フレーム37に対して第1所定方向に移動可能である。第1所定方向は、中心線A1に沿った方向に対して交差する方向である。第1所定方向は、接近方向D1及び離間方向D2を含む。
フレーム37は、釘36を収容する空間である装填室41を有する。釘36は軸形状であり、複数の釘36同士は、1列に並べられた状態で接着剤によって互いに接続されている。作業者が、マガジンカバー38を射出部12から離間させる離間方向D2で移動させると、図2のように、装填室41が開かれる。作業者が、マガジンカバー38を射出部12へ接近させる接近方向D1で移動させると、装填室41が閉じられる。作業者は、装填室41への釘36の出し入れを行う場合に、マガジンカバー38を移動させることにより、装填室41を開閉させる。フィーダ39は、フレーム37に対して接近方向D1及び離間方向D2で移動可能である。フィーダ39は、スプリング40によって付勢され、装填室41の釘36を射出部12へ供給する。釘36の供給方向D3は、接近方向D1と同じである。
射出部12は、シリンダケース17に取り付けられている。射出部12は、ガイドプレート42及びブレードガイド43を有する。ガイドプレート42及びブレードガイド43は、一例として共に金属製である。ガイドプレート42及びブレードガイド43は、第1所定方向に並べて設けられている。図3(A)及び図3(B)のように、ブレードガイド43は、ねじ部材44によってシリンダケース17に固定されている。ガイドプレート42は、ねじ部材45によってブレードガイド43に固定されている。
図4及び図5のように、ガイドプレート42とブレードガイド43とが接触され、ガイドプレート42とブレードガイド43との間に射出路46が設けられている。本実施形態のブレードガイド43は、溝を有し、溝の内面とガイドプレート42の表面とにより囲まれた空間が、射出路46である。射出路46は、中心線A1に沿った方向に延ばされている。射出路46は、ドライバブレード25が移動可能な空間である。ガイドプレート42及びブレードガイド43は、ドライバブレード25のうち射出路46に位置する箇所に接触することにより、ドライバブレード25が、中心線A1に対して交差する方向に移動することを阻止する。
ブレードガイド43は、第1所定方向で所定の寸法、つまり、厚さL1を有する。ブレードガイド43は、供給路47及び開口部48を有する。供給路47は、釘36が通過可能な空間である。供給路47の寸法L6は、釘の寸法L5より大きい。寸法L5,L6は、共に第1所定方向に対して交差し、かつ、中心線A1に対して交差する第2所定方向における寸法である。このため、釘36は、供給路47で第1所定方向に移動可能である。
マガジン35は、射出部12のうち、例えばブレードガイド43に取り付けられている。マガジン35がブレードガイド43に取り付けられていると、開口部48は、供給路47及び装填室41につながる。ブレードガイド43は、第1壁部49、第2壁部50及び第3壁部51を有する。第1壁部49の壁面52は、供給路47を構成している。壁面52は平坦であり、かつ、中心線A1に沿った方向で所定範囲に亘って設けられている。壁面52が設けられている所定範囲は、図1に示された釘36の長さL7を超える範囲である。供給路47は、第1所定方向で装填室41と射出路46との間に設けられ、供給路47は、装填室41と射出路46とをつないでいる。
釘打ち機10の使用例は、次の通りである。マガジン35の装填室41に収容された釘36は、フィーダ39によって供給方向D3で付勢され、釘36の供給方向D3で第1番目に位置する釘36は、ガイドプレート42に押し付けられ、かつ、射出路46で停止されている。
図1のトリガ15に操作力が付加されていること、または、射出部12の先端12Aが相手材W1に押し付けられていること、のうち少なくとも一方が不成立であると、トリガバルブ16は第1状態にある。トリガバルブ16が第1状態にあると、ピストン上室26と蓄圧室20とが遮断され、かつ、ピストン上室26とハウジング11の外部C1とが接続されている。このため、ピストン上室26は大気圧である。打撃部14は、ピストン24がストッパ23に接触した上死点で停止されている。ピストン下室34は、バンパ32の軸孔33を介してハウジング11の外部C1につながっており、ピストン下室34は、大気圧である。
トリガ15に操作力が付加されていること、及び射出部12の先端12Aが相手材W1に押し付けられていること、の両方が成立すると、トリガバルブ16は、第2状態になる。トリガバルブ16が第2状態であると、ピストン上室26と蓄圧室20とが接続され、かつ、ピストン上室26とハウジング11の外部C1とが遮断される。すると、蓄圧室20の圧縮空気は、ピストン上室26へ供給され、打撃部14は上死点から下死点に向けて第1方向B1で作動、つまり、下降する。
打撃部14が下降して逆止弁31が開くと、ピストン上室26の圧縮空気の一部は、戻し空気室28へ供給される。また、ドライバブレード25が、射出路46の釘36を打撃する。打撃された釘36は、相手材W1へ打ち込まれる。さらに、打撃部14は、ピストン24がバンパ32に衝突した下死点に到達する。打撃部14が下死点に到達すると、ピストン下室34とバンパ32の軸孔33とが遮断される。
釘36が相手材W1へ打ち込まれると、その反動で射出部12の先端12Aが相手材W1から離間され、トリガバルブ16が第2状態から第1状態に切り替わる。このため、ピストン上室26と蓄圧室20とが遮断され、かつ、ピストン上室26とハウジング11の外部C1とが接続される。すると、打撃部14は、ピストン下室34の空気圧で第2方向B2で作動、つまり、上昇される。ピストン24がバンパ32から離間された時点から、ピストン下室34の圧縮空気は、軸孔33を通ってハウジング11の外部C1へ排出される。そして、ピストン24がストッパ23に接触すると、打撃部14は上死点で停止される。
本実施形態の釘打ち機10は、付勢機構53及び調整機構54を有する。付勢機構53は、供給路47を通る釘36の姿勢を保持させる機構である。釘36の姿勢の保持は、次のような意味を含む。第1の意味は、中心線A1に対する釘36の傾斜角度を所定角度の範囲内に規制することである。第2の意味は、第2所定方向で釘36を位置決めすることである。第2所定方向は、中心線A1に沿った方向および第1所定方向に対して交差する方向である。本実施形態における付勢機構53は、釘36に付勢力を付加して釘36をブレードガイド43へ押し付けることにより、釘36の姿勢を保持させる。また、調整機構54は、付勢機構53から釘36に付加される付勢力を調整する機構である。付勢機構53及び調整機構54の実施例は、次のようなものがある。
(第1実施例)
付勢機構53及び調整機構54の第1実施例は、図3(A)、図3(B)、図4及び図5に示されている。付勢機構53は、収容室55、ガイドバー56及び複数のスプリング57を有する。第1壁部49と第2壁部50とが間隔をおいて設けられている。第3壁部51は、第2壁部50に接続されている。第3壁部51は、第2所定方向に沿って設けられている。第1壁部49と第2壁部50とが平行に設けられ、第1壁部49、第2壁部及50び第3壁部51によって囲まれた空間が、収容室55である。第1壁部49と第3壁部51との間に開口部48が設けられている。収容室55は供給路47へつながっている。
ガイドバー56は、収容室55内で移動可能である。具体的に説明すると、ガイドバー56は、ブレードガイド43に対して第2所定方向、具体的には、図4に示された前進方向E1及び図5に示された後退方向E2で移動可能である。
ガイドバー56は、複数のアーム56Aと、複数のアーム56Aにそれぞれ設けられた突起部60と、を有する。アーム56Aは、中心線A1に沿った方向に間隔をおいて、一例として4個設けられている。4個のアーム56Aは、それぞれが独立して前進方向E1及び図5に示された後退方向E2に動作可能である。4個のアーム56Aは、図1に示された中心線A1に沿った方向における釘36の長さL7に応じて、所定間隔をおいて設けられている。釘36の長さL7は、釘36の全長と定義可能である。
4個のアーム56Aが前進方向E1で付勢されると、いくつかのアーム56Aは、押さえ部58が釘36に接触して停止される。釘36に接触されないアーム56Aは、押さえ部58が壁面52に接触して停止される。釘36に接触されるアーム56Aの数は、釘36の長さL7によって定まる。なお、4個のアーム56Aが前進方向E1で何れの位置にある場合でも、全てのアーム56Aは、射出路46の外に位置する。したがって、ドライバブレード25とアーム56Aとが接触することは無い。
4個のアーム56Aは、押さえ部58及び傾斜部59をそれぞれ有する。押さえ部58は、ガイドバー56のうち第2所定方向で壁面52に最も近い位置に設けられている。押さえ部58は、第1所定方向に沿った平坦面または平坦部である。押さえ部58は、壁面52と平行である。また、傾斜部59は、押さえ部58につながり、かつ、第2所定方向に対して傾斜された平坦面または平坦部である。つまり、傾斜部59は、壁面52に対して傾斜している。傾斜部59は、第2所定方向でマガジン35に近づくことに伴い、壁面52と傾斜部59との間隔が広くなる向きで傾斜されている。突起部60は、第2所定方向で押さえ部58から離間された箇所に設けられている。ガイドバー56の第1所定方向における寸法である厚さL2は、厚さL1未満である。
複数のスプリング57は、収容室55に設けられている。全てのスプリング57は、例えば、金属製の圧縮スプリングである。スプリング57のぞれぞれは、第2壁部50及びガイドバー56に接触されており、アーム56Aに前進方向E1の付勢力をそれぞれ単独で付加する。具体的に説明すると、全てのスプリング57は、アーム56Aをブレードガイド43の壁面52に押し付ける向きの付勢力を、それぞれ単独で付加する。
調整機構54は、レバー61及び保持孔62を有する。保持孔62は、ガイドプレート42を第1所定方向に貫通している。レバー61の少なくとも一部は、ブレードガイド43においてマガジン35が取り付けられている箇所と反対の箇所に設けられている。ここで“反対の箇所”は、“供給方向D3における反対の箇所”を意味する。レバー61は、保持孔62の外部、保持孔62及び収容室55に亘って設けられている。
作業者はレバー61を操作可能であり、レバー61は、保持孔62で第2所定方向に移動される。また、レバー61は、係合部63を有する。係合部63は、中心線A1に沿った方向に延ばされた軸部である。係合部63は、収容室55に設けられ、係合部63が、4個のアーム56Aの突起部60にそれぞれ接触される。
作業者は、釘36をマガジン35の装填室41へ充填する作業を次のようにして行う。釘36が装填室41へ充填される前において、全てのアーム56Aは、スプリング57によりそれぞれ付勢されており、押さえ部58が壁面52に押し付けられ、全てのアーム56Aが停止されている。作業者は、マガジンカバー38を離間方向D2でに移動させて装填室41を開き、釘36を装填室41へ装填した後、マガジンカバー38を接近方向D1で移動させて装填室41を閉じる。
フィーダ39により射出部12へ向けて付勢されている釘36は、開口部48を通過して供給路47へ進入される。釘36のうち、供給方向D3で第1番目に位置する釘36は、傾斜部59と壁面52との間に押し付けられている。ここで、図1に示された釘36の長さL7に応じて、釘36へ押し付けられるアーム56Aの数が異なる。釘36の長さL7が大きくなることに伴い、釘36が押し付けられるアーム56Aの数が多くなる。
4個のアーム56Aの突起部60に係合部63がそれぞれ接触されているため、アーム56Aは、スプリング57の付勢力に抗して壁面52から離間する方向に移動して、停止される。第2所定方向で第1番目に位置する釘36は、供給路47から射出路46へ移動され、かつ、ガイドプレート42に接触して停止される。アーム56Aの押さえ部58は、第2所定方向で第2番目以降における複数本の釘36に付勢力を付加する。押さえ部58から付勢力が付加された複数本の釘36は、壁面52に押し付けられて姿勢が保持される。
打撃部14が下降されると、射出路46に停止されている1本の釘36がドライバブレード25により打撃され、かつ、相手材W1へ打ち込まれる。打撃部14が下死点から上昇され、かつ、ドライバブレード25が射出路46から退避すると、供給路47に停止されていた1本の釘36が、フィーダ39により付勢されて射出路46へ供給される。
使用する釘36の種類、例えば、図1に示された長さL7が異なる釘36を使用する場合、作業者は、マガジンカバー38を離間方向D2で移動させて装填室41を開く。釘36の残りの本数が少ないと、装填室41には釘36が無く、供給路47に釘36が残っている場合がある。図4のように、供給路47に残っている釘36の第1所定方向における範囲L3が、厚さL1以下であると、作業者は指を開口部48へ挿入して釘36を掴み、かつ、供給路47から取り出す必要がある。
そこで、作業者がレバー61を指で掴み、かつ、レバー61を第2所定方向で供給路47から離間させる方向に作動させる。すると、レバー61の係合部63が、4個のアーム56Aの突起部60にそれぞれ係合され、ガイドバー56がスプリング57の付勢力に抗して、図5のように壁面52から離間する後退方向E2で移動される。このため、供給路47に残っている釘36に対して、ガイドバー56から付加される付勢力を調整、具体的には、釘36に付加される付勢力を低減させることができる。したがって、作業者が、供給路47から釘36を取り出す場合の摩擦抵抗が低減され、釘36の取り出し作業の補助となることで作業性が向上する。
作業者がレバー61に加えた操作力を解除すると、ガイドバー56は、スプリング57の付勢力にとよって前進方向E1で付勢され、押さえ部58が壁面52に接触されるとガイドバー56が停止される。作業者は、取り除いた釘36とは長さL7が異なる釘36を装填室41へ装填した後、マガジンカバー38を接近方向D1で移動させて、装填室41を閉じる。
(第2実施例)
付勢機構及び調整機構の第2実施例は、図6(A)、図6(B)及び図7に示されている。付勢機構53の第2実施例のうち、付勢機構53の第1実施例と同様の構成は、図4及び図5と同じ符号が付されている。ガイドバー56は、アーム56Aを複数、例えば4個備えている。しかし、ガイドバー56は、図5に示された突起部60を備えていない。4個のアーム56Aは、軸部66をそれぞれ有する。
第2壁部50を貫通する軸孔65が、複数設けられている。軸孔65の数は、アーム56Aの数と同じである。軸部66は軸孔65内にそれぞれ設けられている。軸部66は、軸孔65内で第2所定方向に沿って移動可能である。軸部66の一部は、収容室55の外部に配置されており、軸部66のうち、収容室55の外部に配置された箇所に、係合部67がそれぞれ設けられている。
調整機構64は、レバー68及びスプリング69を有する。レバー68は、ブレードガイド43に取り付けられている。レバー68は、ブレードガイド43に対して所定方向D5で往復作動可能である。所定方向D5は、供給方向D3に沿った方向である。レバー68は、スプリング69によって第1所定方向に付勢されている。レバー68の先端に傾斜面70が設けられている。なお、レバー68は、ブレードガイド43から外れないように支持されている。
作業者がレバー68に対する操作力を解除していると、レバー68は、図6(B)のように、ガイドプレート42に接触して停止されている。ガイドバー56から釘36に付加される付勢力は最大である。作業者が、レバー68に操作力を付加、つまりレバー68を押して、図7のようにガイドプレート42から離間させると、レバー68の先端が第2壁部50と係合部67との間に進入される。すると、傾斜面70と係合部67との間に生じる分力により、ガイドバー56がスプリング57の付勢力に抗して後退方向E2で移動して停止する。このため、ガイドバー56から釘36に付加する付勢力を調整、具体的には、釘36に付加される付勢力を低減させることができる。したがって、調整機構64が補助となり、作業者が供給路47から釘36を取り出す場合の作業性が向上する。
作業者がレバー68に加えた操作力を解除すると、レバー68は、スプリング69の付勢力で第1所定方向に移動し、レバー68は、図6(B)のようにガイドプレート42に接触して停止される。また、ガイドバー56は、スプリング57の付勢力で前進方向E1で付勢され、押さえ部58が壁面52に接触されるとガイドバー56が停止される。
(第3実施例)
付勢機構及び調整機構の第3実施例は、図8(A)、図8(B)、図9(A)及び図9(B)に示されている。付勢機構53の第3実施例のうち、付勢機構53の第1実施例と同様の構成は、図4と同じ符号が付されている。ガイドバー56は、複数のアーム56Aを有する。しかし、ガイドバー56は、突起部60を有していない。
調整機構71は、レバー72及び係合部73を有する。軸孔74が第2壁部50に設けられ、レバー72は1個設けられておりレバー72は、軸孔74から収容室55の外部に亘って設けられている。レバー72は、ブレードガイド43に対して第2所定方向に移動可能である。レバー72に2個の溝75,76が設けられている。溝75,76は、第2所定方向に間隔をおいて設けられている。全てのスプリング57は、レバー72及びアーム56Aにそれぞれ接触される。係合部73は、ブレードガイド43に設けられている。レバー72が操作されると、係合部73の先端は、溝75,76に進入及び退出される。係合部73が、溝75,76の何れに進入されている場合も、レバー72がブレードガイド43から外れることはない。
係合部73が溝75に進入されている場合と、係合部73が溝76に進入されている場合とでは、第2所定方向におけるレバー72と、ガイドバー56との距離が異なる。スプリング57からガイドバー56に付加される付勢力は、第2所定方向におけるレバー72とガイドバー56との距離に応じて異なる。
図8(B)のように、係合部73が溝76に進入されていると、レバー72は、ブレードガイド43に対して第2所定方向における第1位置で停止されている。レバー72が第1位置で停止されていると、スプリング57からガイドバー56に付加される付勢力は最大である。
作業者は、釘36を供給路47から取り出す作業の前に、レバー72に操作力を付加及び解除する。すると、レバー72は図9(A)のように移動され、かつ、図9(B)のように、係合部73が溝75に進入してレバー72が第2位置で停止される。レバー72が第2位置で停止されている場合におけるレバー72とガイドバー56との距離は、レバー72が第1位置で停止されている場合におけるレバー72とガイドバー56との距離よりも大きい。このため、レバー72が第2位置で停止されている場合に、スプリング57からガイドバー56に付加される付勢力は、レバー72が第1位置で停止されている場合に、スプリング57からガイドバー56に付加される付勢力よりも小さい。つまり、ガイドバー56から釘36に付加される付勢力を調整、具体的には、釘36に付加される付勢力を低減できる。したがって、調整機構71が補助となり、作業者が釘36を供給路47から取り出す場合の作業性が向上する。
(第4実施例)
付勢機構の第4実施例は、図10(A)及び図10(B)に示され、調整機構の第4実施例は、図11に示されている。付勢機構53の第4実施例のうち、付勢機構53の第1実施例と同様の構成は、図4と同じ符号が付されている。図10に示された付勢機構53は、ガイドバー56及び複数の気体室77を有する。ガイドバー56は、4個のアーム56Aを有する。しかし、ガイドバー56は、図4に示された突起部60を備えていない。気体室77の数は、アーム56Aの数と同じである。気体室77は、ブレードガイド43に設けられている。調整機構78は、空気通路79、蓄圧室20び図1に示されたプラグ21を含む。空気通路79は、気体室77と蓄圧室20とをつなぐ経路である。空気通路79は、ブレードガイド43及びハウジング11に亘って設けられている。
蓄圧室20に供給された圧縮空気の一部は、空気通路79を経由して気体室77へ流入する。4個のアーム56Aは、気体室77の圧力を受け、ガイドバー56が前進方向E1で付勢される。気体室77の空気圧でガイドバー56に第2所定方向の付勢力が付加され、釘36が壁面52へ押し付けられる。ガイドバー56から釘36に付加される前進方向E1の付勢力は、気体室77の空気圧に応じて異なる。
蓄圧室20の圧縮空気が気体室77に供給されていると、ガイドバー56から釘36に付加される前進方向E1の付勢力は、第1所定値である。これに対して、作業者が釘36を供給路47から取り出す場合、図1に示されているエアホース22をプラグ21から取り外す。すると、蓄圧室20及び気体室77の空気圧は大気圧になる。このため、ガイドバー56から釘36に付加される前進方向E1の付勢力は、第2所定値である。第2所定値は第1所定値よりも低い。このように、作業者がエアホース22をプラグ21から取り外すと、ガイドバー56から釘36に付加される付勢力を調整、具体的には、釘36に付加される付勢力を低減させることができる。したがって、調整機構78が補助となり、作業者が釘36を供給路47から取り出す場合の作業性が向上する。
(第5実施例)
調整機構の第5実施例は、図12(A)、図12(B)及び図13に示され、付勢機構の第5実施例は、図12(B)及び図13に示されている。付勢機構53の第5実施例のうち、付勢機構53の第1実施例と同様の構成は、図4と同じ符号が付されている。ガイドバー56は、複数、例えば4個のアーム56Aを有する。しかし、図12(B)に示すガイドバー56は、図4に示された突起部60を備えていない。調整機構80は、レバー81、スプリング82及びプレート83を有する。ガイドプレート42に保持孔84が設けられ、レバー81が保持孔84に設けられている。保持孔84、及び保持孔84の開口部85は、中心線A1に沿った方向で所定範囲に設けられている。開口部85は、ガイドプレート42を貫通するスリットである。
レバー81は、ガイドプレート42に対し所定方向D5で往復作動が可能である。レバー81は、中心線A1に沿った方向で所定範囲に設けられている。レバー81は、頭部86及び押圧部87を有している。押圧部87は、中心線A1に沿った方向に延ばされたプレートである。中心線A1に沿った方向における押圧部87の寸法は、釘36の最大寸法に応じて設定されている。頭部86は、保持孔84に配置されている。作業者は、開口部85に指を挿入してレバー81に操作力を付加すること、つまり、頭部86を押すことが可能である。プレート83は、孔88を有し、孔88は、射出路46と保持孔84とをつないでいる。押圧部87の一部は、孔88及び射出路46に亘って設けられている。図12(B)のように、第2所定方向における押圧部87の寸法L4は、第2方向における釘36の寸法L5よりも小さい。第2所定方向における孔88の位置は、供給路47の第2所定方向における位置と同じである。スプリング82は保持孔84に設けられ、レバー81を第1所定方向でブレードガイド43から離間させる向きに付勢している。
作業者が、レバー81に対する操作力を解除していると、図12(B)のように頭部86がガイドプレート42に接触することにより、レバー81が第1位置で停止されている。レバー81が第1位置で停止されていると、押圧部87は、保持孔84及び孔88内に位置し、かつ、射出路46から退避されている。このため、ドライバブレード25の一部が射出路46に位置していたとしても、押圧部87がドライバブレード25に接触されることは無い。また、ガイドバー56から釘36に前進方向E1の付勢力が付加されている。
作業者は、釘36を供給路47から取り出す作業の前に、レバー81に操作力、つまり、押し付け力を付加する。すると、レバー81は、スプリング82の付勢力に抗して第1所定方向に移動され、図13のように、押圧部87の先端が射出路46に進入される。すると、押圧部87の先端が供給方向D3で第1番目に位置する釘36に押し付けられ、射出路46及び供給路47に残っている全ての釘36を、マガジン35に近づく取り出し方向D4で押す。取り出し方向D4と供給方向D3とは逆向きである。このため、いくつかの釘36は、開口部48からマガジン35の装填室41へ押し出される。したがって、調整機構80が補助となり、作業者が釘36を供給路47から取り出す場合の作業性が向上する。
本実施形態で説明した事項の技術的意味の一例は、次のとおりである。釘打ち機10は、打込機の一例である。供給路47は、供給路の一例である。射出部12は、射出部の一例である。打撃部14は、打撃部の一例である。付勢機構53は、付勢機構の一例である。ガイドバー56は、接触部材の一例であり、複数のアーム56Aは、複数の接触部材の一例である。スプリング57は、弾性部材の一例である。ブレードガイド43は、ガイド部材の一例である。調整機構54,64,71,78,80は、調整機構の一例である。第1方向B1及び第2方向B2は、“打撃部14が作動する方向”の一例である。気体室77は、気体室の一例である。蓄圧室20は、蓄圧室の一例である。マガジン35は、マガジンの一例である。レバー61,68,81は、レバーの一例である。
供給方向D3は、第1所定方向の一例である。前進方向E1は、第2所定方向の一例である。所定方向D5は、“第2所定方向と交差する方向”の一例である。第1方向B1は、“打ち込み方向”の一例である。さらに、“レバー61,68,81のそれぞれの操作力を付勢機構53に伝達可能であること”が、“付勢機構に接続されたレバー”という技術事項の一例である。
打込機は、開示した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、圧縮気体は、空気の他、不活性ガス、例えば、窒素ガス、希ガスを含む。ガイドバーを構成する複数のアームの数は、2個、または3個、または5個以上でもよい。また、アームの数は単数でもよい。
さらに、ガイドバーを、ソレノイドまたはサーボモータ等のアクチュエータによって作動させることも可能である。この場合、アクチュエータは、電源から電力が供給される。打撃部によって打撃される止具は、軸形状の釘の他、鋲、アーチ形状のステープルでもよい。つまり、打込機は、釘打ち機、鋲打ち機、タッカを含む。
また、打込機は、打撃部を第1方向に作動させる駆動部と、打撃部を第2方向に作動させるモータと、を備えていてもよい。駆動部は、金属製のスプリングまたはガススプリングの何れでもよい。モータは、電動モータ、エンジン、油圧モータ、空気圧モータの何れでもよい。電動モータを回転させる電源は、直流電源また交流電源の何れでもよい。直流電源は、ハウジングに取り付け及び取り外しが可能なバッテリを含む。駆動部として金属製のスプリングを有し、かつ、モータとして電動モータを有し、かつ、電源としてバッテリを有する打込機の一例は、特開2020−19078号公報に開示されている。駆動部としてガススプリングを有し、かつ、モータとして電動モータを有し、かつ、電源としてバッテリを有する打込機の一例は、特開2019−209395号公報に開示されている。
10…釘打ち機、12…射出部、14…打撃部、20…蓄圧室、35…マガジン、43…ブレードガイド、47…供給路、53…付勢機構、54,64,71,78,80…調整機構、56…ガイドバー、56A…アーム、57…スプリング、77…気体室、61,68,81…レバー、B1…第1方向B1、B2…第2方向、D3…供給方向、D5…所定方向、E1…前進方向

Claims (12)

  1. 射出部へ第1所定方向に沿って止具を供給する供給路と、前記射出部へ供給された釘を打撃するように、前記第1所定方向に対して交差する打ち込み方向に作動可能な打撃部と、を有する打込機であって、
    前記供給路を通る前記止具に対して、前記第1所定方向及び前記打ち込み方向に対して交差する第2所定方向の付勢力を付加する付勢機構と、
    前記付勢機構の付勢力が付加された前記止具に接触することにより、前記止具が前記射出部へ送られる方向をガイドするガイド部材と、
    前記止具の取り出し作業を補助する調整機構と、を有する、打込機。
  2. 前記調整機構は、前記付勢機構から前記止具に付加される付勢力を低減させることを可能とする、請求項1記載の打込機。
  3. 前記調整機構は、前記第2所定方向における前記付勢機構の位置を変更することにより、前記付勢機構から前記止具に付加される付勢力を低減させる、請求項2記載の打込機。
  4. 前記調整機構は、作業者が操作可能であり、かつ、前記付勢機構に接続されたレバーを有する、請求項2または3記載の打込機。
  5. 前記ガイド部材に取り付けられ、かつ、前記供給路へ送る前記止具を収容するマガジンが、更に設けられ、
    前記レバーの少なくとも一部は、前記ガイド部材において前記マガジンが取り付けられている箇所とは反対の箇所に設けられている、請求項4記載の打込機。
  6. 前記レバーは、前記第2所定方向に作動されると、前記付勢機構から前記止具に付加される付勢力を低減させる、請求項4または5記載の打込機。
  7. 前記レバーは、前記第2所定方向と交差する方向に作動されると、前記付勢機構から前記止具に付加される付勢力を低減させる、請求項4乃至5の何れか1項記載の打込機。
  8. 前記付勢機構は、
    前記止具に接触される接触部材と、
    前記接触部材を付勢する弾性部材と、
    を有する、請求項2乃至7の何れか1項記載の打込機。
  9. 前記接触部材は、前記打ち込み方向に間隔をおいて複数設けられ、かつ、独立して動作可能であり、
    前記調整機構は、複数の前記接触部材から前記止具に付加される付勢力を低減させる、請求項8記載の打込機。
  10. 前記付勢機構及び前記調整機構は、圧縮気体が供給されて前記第2所定方向の付勢力を前記止具に付加する気体室を含む、請求項2乃至7の何れか1項記載の打込機。
  11. 前記打撃部を作動させる圧縮気体を蓄える蓄圧室が、更に設けられ、
    前記蓄圧室と前記気体室とが接続され、
    前記調整機構は、前記蓄圧室から前記気体室へ供給される圧縮気体の圧力を低減させることにより、前記付勢機構が前記止具に付加する付勢力を低減させる、請求項10記載の打込機。
  12. 前記調整機構は、前記供給路の前記止具を前記射出部から離間させる方向に移動させる取り出し機構を有する、請求項1記載の打込機。
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