JP2021184218A - 接続検出回路および半導体装置 - Google Patents

接続検出回路および半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電源電圧の異なるSource同士が接続された場合でも、半導体素子の破壊を防止する。【解決手段】接続検出回路は、電源線と、CC端子と、接地端子と、電源線とCC端子との間に設けられ、電流出力を無効にするための第1スイッチ回路SW1と、CC端子と接地端子との間に設けられ、プルダウン抵抗を無効にするためのSW2と、第1基準電位と、第1基準電位と異なる第2基準電位とを生成するバイアス生成回路13と、第1基準電位とCC端子の電圧とを比較する第1コンパレータ回路CMP1と、第2基準電位とCC端子の電圧とを比較する第2コンパレータCMP2とを含む役割検出回路14と、を含む。USBType−C規格で定められたDRP Timing期間中に、第1、第2スイッチ回路を同時にON状態とし、役割検出回路を用いてCC端子の電圧レベルと第1基準電位と第2基準電位を比較することで、対向デバイスの役割を検知する。【選択図】図4

Description

本開示は、接続検出回路に関し、特に、USB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス) IF(Interface:インターフェイス)を搭載する半導体装置、USB Type-C connector(コネクタ)に接続可能なUSB IFを内蔵するマイクロコントローラやシステムLSIに適用して有効な技術に関する。
USB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス)の普及が進むにつれ、USB Type-A、Type-B、Micro USBなど複数存在するコネクタ形状の統一化に対する要求が高まり、コネクタとケーブルに関する新たな規格としてUSB Type-C規格が登場した。
USB Type-Cの規格書として、“Universal Serial Bus Type-C Cable and Connector Specification”、Release 2.0, August 2019、が有る。
USB機器にType-Cコネクタ及びその機能を実装することにより、コネクタ形状の小型化を実現でき、コネクタの裏表の区別が不要となるためコネクタ同士の接続が容易となる。また、USB Type-C以前のUSB規格に比べて、USB Type-C規格では、VBUS電源からより多くの電力を給電、受電することができ、High-Definition Multimedia Interface、DisplayPort等の専用ポートを使用せずに映像データの伝送も可能となる等、様々な利点がある。
USB Type-Cの規格書では、電力の給電側をSource(ソース)、受電側をSink(シンク)と呼ぶ。また、Dual Role Power(デュアルロールパワー:DRP)という概念が存在し、非接続時にSourceとSinkの機能的な役割を周期的に切り替えることが許されている。この切り替え期間のことを、DRP Timing(タイミング)期間と呼ぶ。以降の説明では、USB IFは、DRPに対応していることを前提とする。
USB Type-Cコネクタが登場する以前のUSB規格では、データ転送における役割としてHost(ホスト)とPeripheral(周辺)の2つの役割が定義されており、Hostの命令に従い、Peripheralが受動的に動作する仕様となっている。また、USB Type-Cコネクタが登場するまでは、Host用とPeripheral用のコネクタは役割を区別できるように異なる形状となっていたため、同じ役割同士のデバイスが接続されることはなかった。
しかし、USB Type-C規格では、コネクタ形状に区別がないため、同じ役割同士のデバイスが接続される可能性がある。つまり、電源電圧の異なるSource同士が接続される可能性が有る。電源電圧の異なるSource同士が接続された場合、USB IF内に設けられた接続検出回路(CCPHY)を構成する半導体素子が破壊される懸念があった。
本開示の課題は、電源電圧の異なるSource(ソース)同士が接続された場合でも、半導体素子の破壊を防止することが可能な技術を提供することにある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本開示のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば下記の通りである。
一実施の形態による接続検出回路は、
電源電位が供給される電源線と、
CC端子と、
接地端子と、
前記電源線と前記CC端子との間に設けられ、電流出力を無効にするための第1スイッチ回路を含む電流出力回路と、
前記CC端子と前記接地端子との間に設けられ、プルダウン抵抗を無効にするための第2スイッチ回路を含むプルダウン抵抗回路と、
第1基準電位と、前記第1基準電位と異なる第2基準電位とを生成するバイアス回路と、
前記第1基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第1コンパレータ回路と、前記第2基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第2コンパレータとを含む役割検出回路と、を含み、
Universal Serial Bus (USB) Type-C規格で定められたDual Role Power(DRP) Timing期間中に、前記第1スイッチ回路と前記第2スイッチ回路を同時にON状態とし、前記Role検出回路を用いて対向デバイスとの接続状態により決まる前記CC端子の電圧レベルと前記第1基準電位および前記第2基準電位を比較することにより、前記対向デバイスの役割を検知する。
図1は、USB Type-Cの規格書に示されたCCPHYの構成に基づいて、発明者により検討されたCCPHYの構成例を示す回路図である。 図2は、Sourceで動作するCCPHY10rのCC1端子に対してSink機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。 図3は、Sourceで動作するCCPHY10rのCC1端子に対してSource機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。 図4は、実施例1に係るConfiguration Channel用の接続検出回路(CCPHY)の構成例を示す回路図である。 図5は、CC1端子とCC2端子に関するデバイスの接続状態の組合せを示す図である。 図6は、Type-C規格で示されているDRP Timing期間を示す図である。 図7は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Sourceとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。 図8は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Sinkとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。 図9は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Powered-Cとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。 図10は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、CC端子がOpenの時の状態を模式的に示す図である。 図11は、Role検出動作時のCC端子の出力電圧レベル(V1、V2、V3、V4)のばらつき範囲を示す図である。 図12は、図5に示した接続状態の組合せを4つのグループA,B,C,Dに分類した図である。 図13は、USB IFを含む半導体装置の構成例を示す図である。 図14は、図4のCCPHY10の動作フローを示すフローチャートである。 図15は、Sourceで動作するCCPHY10のCC1端子に対してSource機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。 図16は、実施例2にかかるCCPHY10aの構成例を示す回路図である。
以下、実施形態、および、実施例について、図面を用いて説明する。ただし、以下の説明において、同一構成要素には同一符号を付し繰り返しの説明を省略することがある。なお、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
最初に、図1、2および3を用いて、問題点を説明する。なお、図1、2、および3は、発明者により検討された技術であり、公知とされた技術ではない。
USB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス) Type-Cコネクタを実装する当たり、必要な機能としてConfiguration Channel用の接続検出回路(以下、CCPHYと言う)がある。CCPHYは、Configuration Channel用の第1端子(以下、CC1端子と言う)とConfiguration Channel用の第2端子(以下、CC2端子と言う)を介してUSBポートの接続検出および切断検出、コネクタ接続時の裏表判定、VBUS電源の電力供給能力の通知および検出を行う機能を有する。
図1は、USB Type-Cの規格書に示されたCCPHYの構成に基づいて、発明者により検討されたCCPHYの構成例を示す回路図である。
図1に示す様に、CCPHY10rは、Source(ソース)用回路11とSink(シンク)用回路12及びバイアス生成回路13で構成される。
Source用回路11は、電流出力回路111とSink接続検知回路112及びパワードケーブル接続検知回路113を有する。パワードケーブル(以降、Powered-Cと称す)とは、Sourceから電力供給を受けることにより動作するリピータやデバイスを内蔵するケーブルのことであり、Sink機能を有するデバイスとは区別する。
Sink用回路12は、プルダウン抵抗回路121とSource接続検知回路122及び電流供給能力検知回路123を有する。電流供給能力とは、USB Type-C Currentと呼ばれる規格の中で、SourceがVBUS電源から供給可能な電流の最大値を示しており、SourceがUSB Type-C規格に対応していれば、USB Type-C規格以前のUSB規格で定められた電流値(USB2.0の場合500mA、USB3.xの場合900mA、規格ではDefault電流と呼ぶ)に加えて、1.5A、3.0Aの電流供給を行うことが可能である。
電流出力回路111は、CC端子(ここで、CC端子とは、CC1端子とCC2端子とを総称して示している。)ごとに電流源Ipを有し、Sink動作時に電流出力を無効にするための第1スイッチ回路SW1を内蔵する。第1スイッチ回路SW1は、電源電位VDD1の供給される電源線と電流源Ipとの間に接続されている。第1スイッチ回路SW1とCC端子との間に電流源Ipが設けられている。第1スイッチ回路SW1のON状態およびOFF状態は、第1入力イネーブル端子EN1を用いて制御する。
プルダウン抵抗回路121は、CC端子ごとにプルダウン抵抗Rdを有し、Source動作時にプルダウン抵抗Rdを無効にするための第2スイッチ回路SW2を内蔵する。第2スイッチ回路SW2は、プルダウン抵抗Rdと接地端子GNDとの間に接続されている。CC端子と第2スイッチ回路SW2との間にプルダウン抵抗Rdが設けられている。スイッチ回路SW2のON状態およびOFF状態は、第2入力イネーブル端子EN2を用いて制御する。
Sink接続検知回路112、Powered-C接続検知回路113、Source接続検知回路122及び電流供給能力検知回路123はCC端子ごとにコンパレータ回路CMPを有し、バイアス生成回路13はそれらの検知回路(112,113,122,123)に電圧値の異なる4種類の基準電圧(VREF1、VREF2、VREF3、VREF4)を供給する。
各検知回路(112,113,122,123)が有するコンパレータ回路CMPは、CC1端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC1OUT1、CC1OUT2、CC1OUT3、CC1OUT4に出力し、CC2端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC2OUT1、CC2OUT2、CC2OUT3、CC2OUT4に出力する。
図2は、Sourceで動作するCCPHY10rのCC1端子に対してSink機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。対向デバイス20は、CC端子ごとに接続されるプルダウン抵抗Rdと、接続検知回路201と、を有しているものとする。
CCPHY10rと対向デバイス20はそれぞれSource用の電流源Ipと対向デバイス20のプルダウン抵抗Rdで決まるCC1端子とCC2端子の電圧レベルを検知回路(112,113,122,123)でモニタして接続状態を判定する。図2において、点線で示す矢印は、このときSourceからCC1端子を介して流れるSinkへの電流パスを示している。図2では、電源VDD1から対向デバイス20のGND端子に向けて電流が流れるため、素子特性の劣化や破壊は発生しない。
図3は、Sourceで動作するCCPHY10rのCC1端子に対してSource機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。対向デバイス20は、CC端子ごとに接続されるプルアップ抵抗Rpと接続検知回路201を有しているものとする。
USB Type-Cの規格においては、Sourceとして動作するデバイスはプルアップ抵抗Rpもしくは電流源Ipを有し、いずれも5.0Vもしくは3.3V電源に接続する仕様となっている。したがって、Sourceで動作するCCPHY10rに内蔵される電流源Ipに接続される電源電圧VDD1と、対向デバイス20に内蔵されるプルアップ抵抗Rpに接続される電源電圧VDD2とが異なる場合がある。
電源電圧VDD1の電源電圧値を3.3V、電源電圧VDD2の電源電圧値を5.0Vと仮定した場合、対向デバイス20の接続時に、図3において、点線の矢印で示す通り、電源電圧VDD2から電源電圧VDD1に向けて電流パスが発生する。このとき、過剰な電流が流れ込むことにより、CC1端子を介して接続されている電流出力回路111を構成する半導体素子の素子特性が劣化する、もしくは、CC1端子の電圧が上昇し、半導体素子の絶対最大定格を超えて、半導体素子そのものが破壊される懸念がある。
本開示は、電源電圧の使用条件が異なるCCPHY同士が接続された時に発生する電流パス及び過電圧が原因により起こる内部素子の特性劣化や破壊を防止するための回路構成及び動作フローに関するものである。
以下、図面を用いて、実施の形態を説明する。
図4は、実施例1に係るConfiguration Channel用の接続検出回路(CCPHY)の構成例を示す回路図である。
図4に示す様に、Configuration Channel用の接続検出回路(CCPHY)10は、Source用回路11とSink用回路12とバイアス生成回路13及びRole検出回路14で構成される。Source用回路11とSink用回路12は、図1と構成が同一のため説明は省略する。
Role検出回路14は、CC端子(CC1端子、CC2端子)ごとに基準電圧の異なる2種類のコンパレータ回路(第1コンパレータ回路CMP1、第2コンパレータ回路CMP2)を有し、コンパレータ回路CMP1、CMP2のON状態およびOFF状態は、入力イネーブル端子EN3を用いて制御する。
バイアス生成回路13は、図1と同様に、Sink接続検知回路112、Powered-C接続検知回路113、Source接続検知回路122及び電流供給能力検知回路123に対して電圧値の異なる4種類の基準電圧(VREF1、VREF2、VREF3、VREF4)を供給するのに加えて、Role(役割)検出回路14が有するコンパレータ回路CMP1、CMP2に電圧値の異なる2種類の基準電圧(VREF5、VREF6)を供給する。
Role検出回路14が有するコンパレータ回路CMP1は、CC1端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC1OUT5に出力し、CC2端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC2OUT5に出力する。また、コンパレータ回路CMP2は、CC1端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC1OUT6に出力し、CC2端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC2OUT6に出力する。
次に、CC端子に接続される対向デバイスの組合せについて説明する。図5は、CC1端子とCC2端子に関するデバイスの接続状態の組合せを示す図である。
CC端子の接続状態として想定されるのは、Sourceのデバイス、または、Sinkのデバイス、または、Powered-Cが接続されているか、もしくは非接続状態(以降Open)かのいずれかである。CC1端子とCC2端子にSourceとSink、またはSinkとSource、もしくはSourceとSource、SinkとSinkが同時に接続されることは起こりえない為、このケースを除外して考えると、CC1端子とCC2端子に関するデバイスの接続状態の組合せは、図5に示す通りとなる。尚、組合せには特殊ケース(CC1端子とCC2端子が両方Pulldown(プルダウン)される状態)を含む。
CCPHY10では、DRP Timing期間中に、電流出力回路111に内蔵されるスイッチ回路SW1とプルダウン抵抗回路121に内蔵されるスイッチ回路SW2を同時にONし、接続される対向デバイスによって決まるCC1端子とCC2端子の電圧レベルとバイアス生成回路13から供給される基準電圧(VREF5、VREF6)の値をRole検出回路14が有するコンパレータ回路CMP1とコンパレータ回路CMP2で比較することにより、図5で示したデバイスの接続状態を判定する。
次に、CCPHY10の動作について説明する。図6は、USB Type-C規格で示されているDRP Timing期間を示す図である。
tDRPは、SourceとSinkの切り替わりの周期を示す。
dcSRC.DRPはtDRPの中でSourceとして機能する割合を示し、その割合は30%から70%の間でユーザが決定することができる。
tDRP TransitionはSourceからSink、もしくはSinkからSourceに遷移するときの遷移時間を示す。遷移時間は最大1msまで許されており、この期間にCC端子で観測される信号は規格上無視することができる。
本開示では、このtDRP Transitionの期間(DRP Timing期間と称す)を使用する。これにより、USB Type-Cの実通信に影響を与えることなくデバイスの接続状態の組合せを判定することができる。
CCPHY10は、DRP Timing期間においてSourceからSink、もしくはSinkからSourceに役割を切り替えるタイミングで、電流出力回路111に内蔵されるスイッチ回路SW1とプルダウン抵抗回路121に内蔵されるスイッチ回路SW2を同時にONし、第3入力イネーブル信号EN3をアクティブにすることによりRole検出回路14を有効にする。
図7は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Sourceとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。図8は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Sinkとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。図9は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、Powered-Cとして機能する対向デバイス20が接続された状態を模式的に示す図である。図10は、CCPHY10において、スイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2が同時にONされた状態で、CC端子がOpenの時の状態を模式的に示す図である。図7、8、9、および10において、矢印で示す点線は各接続状態における電流パスを示す。
ここで、図9に示すPowered-Cの接続動作について補足する。Powered-Cの接続時、CC端子の片側がプルダウン抵抗Raによってプルダウンされる。このとき、プルダウン抵抗Rdとプルダウン抵抗Raの間にはRa<Rdの関係が成り立つ。CCPHY10は、Source用の電流源Ipとプルダウン抵抗Raで決まるCC端子の電圧レベルをPowered-C検知回路113でモニタして接続状態を判定する。
図7、8、9、および10に示す出力電圧レベルV1、V2、V3、V4は各接続状態におけるCC端子の電圧レベルを示している。規格で定められたIp、Rp、Rd、Raの値を基に計算を行うと、これらの出力電圧レベルV1、V2、V3、V4のTypical値の間には、V3<V2<V4<V1の大小関係が成り立つ。Role検出回路14は、CC端子のいずれかにSourceが接続されているのかどうかを判定できればよいため、この大小関係が保証されるのであれば、出力電圧レベルV1と電圧V4の間に閾値を設けて基準電圧値を決定すればよい。
図11は、Role検出動作時のCC端子の出力電圧レベル(V1、V2、V3、V4)のばらつき範囲を示す図である。図12は、図5に示した接続状態の組合せを4つのグループA,B,C,Dに分類した図である。
図11に示す通り、出力電圧レベルV1と出力電圧レベルV4の電圧値のばらつきを考慮した場合、電圧のばらつき範囲に重なり(ΔV)が発生し、出力電圧レベルV4の最大値と出力電圧レベルV1の最小値の大小関係が逆転する場合があるため、出力電圧レベルV1と出力電圧レベルV4の間にRole検出回路14が有するコンパレータ回路CMP1とコンパレータ回路CMP2の基準電圧を設定することはできない。出力電圧レベルV1と出力電圧レベルV4の間に基準電圧を設定した場合、CC端子にSourceが接続されているにも関わらずOpenであると誤認識し、結果としてSource同士が接続される可能性があるためである。
この問題を解決するために、CCPHY10では、CC端子に接続される対向デバイス20の組合せを、Role検出回路14が有するコンパレータ回路CMP1とコンパレータ回路CMP2の2種類のコンパレータ回路を用いて判定する。コンパレータ回路CMP1は、CC端子に基準電圧VREF5以上の電圧レベルを検知したとき、出力端子CC1OUT5、CC2OUT5の出力が第1レベルの様なロウレベル“0”から第1レベルと異なる第2レベルの様なハイレベル“1”に変化するものとする。コンパレータ回路CMP2は、CC端子に基準電圧VREF6以上の電圧レベルを検知したとき、出力端子CC1OUT6、CC2OUT6がロウレベル“0”からハイレベル“1”に変化するものとする。
コンパレータ回路CMP1の基準電圧VREF5を出力電圧レベルV2と出力電圧レベルV4の間に設定し、コンパレータ回路CMP2の基準電圧VREF6を出力電圧レベルV2と出力電圧レベルV3の間に設定する。これにより、出力端子CC1OUT5、CC2OUT5、CC1OUT6、CC2OUT6の出力状態の組合せによって、図5に示した接続状態の組合せを図12に示す通り4つのグループA,B,C,Dに分類することができる。どのグループ(A,B,C,D)に属するかを判定することにより、対向デバイス20の役割を検出することが可能となる。
Role検出回路14をコンパレータ回路CMP1のみで構成しない理由は、グループBに含まれるSourceの接続とグループCに含まれるSinkの接続の組合せを区別できないためである。Role検出回路14をコンパレータ回路CMP1のみで構成した場合、CC端子にSourceが接続されているにも関わらずSinkが接続されていると誤認識し、結果としてSource同士が接続される可能性がある。よって、CCPHY10ではコンパレータ回路CMP2を用いてこれらの区別を行うことで誤認識が起こらないように工夫を行っている。
図13は、USB IFを含む半導体装置の構成例を示す図である。半導体装置(IC)100は、マイクロコントローラMCUを構成しており、中央処理装置CPUと、揮発性メモリRAMと、不揮発性メモリROMと、周辺回路PERIと、USB IF50と、これらの回路(CPU、RAM、ROM、PERI、USB IF)を相互に接続するバスBUSを含む。USB IF50は、CCPHY10と、Type-Cコントローラ(Type−C cont)30と、USBポート40を含む。USBポート40は、USB Type-C Connectorに電気的に接続される。
USB Type-C Connectorは、図示しないが、USB Type-C規格に示されるように、A列とB列とを含む。A列に12本(ピン番号A1〜A12)、B列に12本(ピン番号B1〜B12)、合計24本のピンを有する。これらのピンは、A列とB列が回転対称に配置されている。
A列は、GNDピン(ピン番号A1、A12)、コンフィグレーション信号用のCC1ピン(ピン番号A5)、第1のUSB通信モードの送受信信号用のD+ピン、D−ピン(ピン番号A6、A7)、第2のUSB通信モードの送信信号用のTX1+ピン、TX1−ピン(ピン番号A2、A3)、第2のUSB通信モードの受信信号用のRX2+ピン、RX2−ピン(ピン番号A10、A11)、電源ライン用のVBUSピン(ピン番号A4、A9)、サイドバンド用のSBU1ピン(ピン番号A8)、を備えている。
B列は、GNDピン(ピン番号B1、B12)、コンフィグレーション信号用のCC2ピン(ピン番号B5)、第1のUSB通信モードの送受信信号用のD+ピン、D−ピン(ピン番号B6、B7)、第2のUSB通信モードの送信信号用のTX2+ピン、TX2−ピン(ピン番号B2、B3)、第2のUSB通信モードの受信信号用のRX1+ピン、RX1−ピン(ピン番号B10、B11)、電源ライン用のVBUSピン(ピン番号B4、B9)、サイドバンド用のSBU2ピン(ピン番号B8)を備えている。
例えば、第1のUSB通信モードは、USB2.0モードであり、第2のUSB通信モードはUSB3.2モードである。CC1ピン(ピン番号A5)、コンフィグレーション信号用のCC2ピン(ピン番号B5)およびGNDピン(ピン番号A1、A12)が、図4のCC1端子、CC2端子、接地端子GNDに対応する。
図14は、図4のCCPHY10の動作フローを示すフローチャートである。フローチャート中のグループA,B,C,Dは図10で示したグループA,B,C,Dと関連付けられる。なお、図14内に記載の出力端子CC1OUT1、CC1OUT2、CC1OUT3、CC1OUT4、CC2OUT1、CC2OUT2、CC2OUT3、CC2OUT4、CC1OUT5、CC2OUT5、CC1OUT6、CC2OUT6の条件については、当業者が図14を見れば当然として理解できるので、説明は省略する。
図14の動作フローに従い、CC端子に接続される対向デバイスの組合せとして、SourceとOpen、両端子(CC1端子、CC2端子)ともOpen、もしくは、SourceとPowered-Cの接続を検知した場合は、その結果を受けて、Type-Cコントローラ30がRole検出回路14を無効にした後、スイッチ回路SW1をOFF状態にしてSinkモードに遷移する。これにより、Source同士の接続を回避することが可能となる。
(ステップS1)
Type-Cコントローラ30は、第1入力イネーブル端子EN1、第2入力イネーブル端子EN2、および第3入力イネーブル端子EN3をアクティブにすることにより、電流出力回路111、プルダウン抵抗回路121およびRole検出回路14を有効する。
(ステップS2)
CC1端子、CC2端子の電圧レベルの両方が基準電圧VREF5以上か否かを判定する。Yesの場合、ステップS6へ移行する。Noの場合、ステップS3へ移行する。
(ステップS3)
CC1端子、CC2端子の電圧レベルの片方が基準電圧VREF5以上か否かを判定する。Yesの場合、ステップS4へ移行する。Noの場合、ステップS5へ移行する。
(ステップS4)
CC1端子、CC2端子の電圧レベルの両方が基準電圧VREF6以上か否かを判定する。Yesの場合、ステップS5へ移行する。Noの場合、ステップS6へ移行する。
(ステップS5)
Type-Cコントローラ30は、Role検出回路14を無効にし、Sourceとして動作する。そして、ステップS7へ移行する。
(ステップS6)
Type-Cコントローラ30は、Role検出回路14を無効にし、Sinkとして動作する。そして、ステップS7へ移行する。
(ステップS7)
Type-Cコントローラ30は、接続されたSinkデバイスまたはSourceデバイスとの間において、Type-Cネゴシエーションを実施する。
図15は、Sourceで動作するCCPHY10のCC1端子に対してSource機能を有する対向デバイスが接続されたときの接続例を示す図である。CCPHY10の電源電圧VDD1を3.3V、対向デバイスの電源電圧VDD2を5.0Vと仮定する。CCPHY10ではスイッチ回路SW1とスイッチ回路SW2を同時にON状態とすることにより、電源電圧VDD1及びVDD2からGNDに向けて電流パスが生成されるため、図3で示したような電源電圧VDD2から電源電圧VDD1に向けて電流パスの発生が抑えられる。
実施例1の一構成例は、特に限定されないが、以下の様に、まとめることができる。
半導体装置は、Type-Cコントローラ30とCCPHY10とを含む。
CCPHY10は、
電流出力Ipを無効にするための第1スイッチ回路SW1を内蔵する電流出力回路111と、
コンパレータCMPを有するSink接続検知回路112及びPower-C検知回路113を有するSource用回路11と、
プルダウン抵抗Rdを無効にするための第2スイッチ回路SW2を内蔵するプルダウン抵抗回路121と、
コンパレータCMPを有するSource接続検知回路122及び電流供給能力検知回路123を有するSink用回路12と、
基準電圧の異なる2種類のコンパレータ回路(CMP1,CMP2)を有するRole検出回路14と、
各検知回路(112,113、122、123)及びRole検出回路14に基準電圧(VREF1〜VREF6)を供給するバイアス生成回路13と、
を含む様に構成される。
Type-Cコントローラ30は、Type-C規格で定められたDRP Timing期間中に、第1スイッチ回路SW1と第2スイッチ回路SW2を同時にONし、Role検出回路14を用いて対向デバイス20との接続状態により決まるCC端子(CC1端子,CC2端子)の電圧レベルと基準電圧(VREF5、VREF6)を比較することにより、対向デバイス20の役割を検知する。
実施例1によれば、以下の効果を得ることができる。
1)第一の効果として、素子の劣化や破壊を防止することができる。
その理由は、DRP Timing期間中に、第1スイッチ回路SW1と第2スイッチ回路SW2を同時にON状態とし、接地端子GNDに対する電流パスを生成する。これにより、対向デバイス20の電源電圧VDD2からCCPHY10の電源電圧VDD1に対する電流の流れ込みを抑えられるためである。
2)第二の効果として、Source同士の接続を回避することができる。
その理由は、CCPHY10と対向デバイス20にSource、Sink、Powered-Cが接続されたとき、及びOpen時の電圧レベル(V1〜V4)を、規格で定められたプルアップ抵抗Rp、電流源Ip、プルダウン抵抗Rd、Raの値を用いて予め計算することができ、Role検出回路14の基準電圧値(VREF5,VREF6)をその算出結果に基づき設定する。これにより、対向デバイス20にSourceが接続されたことを検知可能なためである。
図16は、実施例2にかかるCCPHY10aの構成例を示す回路図である。
実施例1のCCPHY10は、Role検出回路14を追加することにより、CCPHYr10rに対して回路規模が大きくなるという課題がある。この課題を解決するために考えた回路が、図16に示す実施例2のCCPHY10aである。
CCPHY10aは、Source用回路11とSink用回路12とバイアス生成回路13及びバイアス選択回路16と、で構成される。実施例1のCCPHY10で新たに追加したRole検出回路14は、Source用回路11が有するPowered-C接続検知回路113とSink用回路12が有する電流供給能力検知回路123に対してコンパレータ回路CMP1、CMP2を兼用化することにより実現する。以降、前者をPower-C接続検知/Role検出兼用回路113A、後者を電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aと呼ぶ。
バイアス生成回路13は、図4と同様に、Source用とSink用の検知回路(112,122,113A,123A)に対して電圧値の異なる4種類の基準電圧(VREF1、VREF2、VREF3、VREF4)を出力するのに加えて、Power-C接続検知/Role検出兼用回路113Aと電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aが有するコンパレータ回路CMPに対してRole検出用として基準電圧(VREF5、VREF6)を出力する。
バイアス選択回路16は、Powered-C検知用の基準電圧及び電流供給能力検知用の基準電圧(VREF3、VREF4)とRole検出用の基準電圧(VREF5、VREF6)を選択するセレクタ回路SELを有する。基準電圧(VREF3、VREF4とVREF5、VREF6)の選択は入力端子EN4を用いて行い、選択後の電圧(VREF7、VREF8)をPower-C接続検知/Role検出兼用回路113Aと電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aに対して供給する。バイアス選択回路16は、通常動作時は基準電圧VREF7、VREF8にそれぞれ基準電圧VREF3、VREF4の電圧値を出力し、Role検出時は基準電圧VREF7、VREF8にそれぞれ基準電圧VREF5、VREF6の電圧値を出力する。
Role検出時、Power-C接続検知/Role検出兼用回路113Aが有するコンパレータ回路CMPは、CC1端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC1OUT3に出力し、CC2端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC2OUT3に出力する。また、電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aが有するコンパレータ回路CMPは、CC1端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC1OUT4に出力し、CC2端子の入力電圧レベルに対する判定結果を出力端子CC2OUT4に出力する。
尚、電流出力回路111、プルダウン抵抗回路121、Sink接続検知回路112及びSource接続検知回路122は、実施例1のCCPHY10と構成が同一のため説明は省略する。
実施例2の一構成例は、特に限定されないが、以下の様に、まとめることができる。
半導体装置は、Type-Cコントローラ30(図13参照)とCCPHY10aとを含む。
CCPHY10aは、
電流出力Ipを無効にするための第1スイッチ回路SW1を内蔵する電流出力回路111と、
コンパレータを有するSink接続検知回路112及びPower-C検知/Role検出兼用回路113Aを有するSource用回路11と、
プルダウン抵抗Rdを無効にするための第2スイッチ回路SW2を内蔵するプルダウン抵抗回路121とコンパレータを有するSource接続検知回路122及び電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aを有するSink用回路12と、
各検知回路及びRole検出回路(112,113A,122,123A)に基準電圧(VREF1〜VREF6)を供給するバイアス生成回路13と、
セレクタ回路SELを有し、Power-C接続検知/Role検出兼用回路113Aと電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aに対して供給する基準電圧を通常動作時とRole検出時で切り替えるバイアス選択回路16と、で構成される。
Type-Cコントローラ30は、Type-C規格で定められたDRP Timing期間中に、第1スイッチ回路SW1と第2スイッチ回路SW2を同時にONし、Power-C接続検知/Role検出兼用回路113Aと電流供給能力検知/Role検出兼用回路123Aを用いて対向デバイス20との接続状態により決まるCC端子の電圧レベル(V1〜V4)と基準電圧(VREF5,VREF6)を比較することにより、対向デバイス20の役割を検知する。
実施例2のCCPHY10aでは、実施例1の第一、第二の効果に加え、第三の効果として、Power-C接続検知用および電流供給能力検知用のコンパレータ回路CMPとRole検出用のコンパレータ回路CMP1,CMP2を兼用化することにより、機能追加による回路規模の増加を抑えることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、上記実施形態および実施例に限定されるものではなく、種々変更可能であることはいうまでもない。
10:Configuration Channel用の接続検出回路(CCPHY)
11:Source(ソース)用回路
111:電流出力回路
112:Sink(シンク)接続検知回路
113:パワードケーブル(Powered-C)接続検知回路
12:Sink(シンク)用回路
121:プルダウン抵抗回路
122:Source(ソース)接続検知回路
123:電流供給能力検知回路
13:バイアス生成回路
14:Role(役割)検出回路
20:対向デバイス
CC、CC1、CC2:Configuration Channel用の端子
Ip:電流源
SW1:第1スイッチ回路
EN1:第1入力イネーブル端子
Rd:プルダウン抵抗
SW2:第2スイッチ回路
EN2:第2入力イネーブル端子
EN3:第3入力イネーブル信号

Claims (11)

  1. 電源電位が供給される電源線と、
    CC端子と、
    接地端子と、
    前記電源線と前記CC端子との間に設けられ、電流出力を無効にするための第1スイッチ回路を含む電流出力回路と、
    前記CC端子と前記接地端子との間に設けられ、プルダウン抵抗を無効にするための第2スイッチ回路を含むプルダウン抵抗回路と、
    第1基準電位と、前記第1基準電位と異なる第2基準電位とを生成するバイアス回路と、
    前記第1基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第1コンパレータ回路と、前記第2基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第2コンパレータとを含む役割検出回路と、を含み、
    Universal Serial Bus (USB) Type-C規格で定められたDual Role Power (DRP) Timing期間中に、前記第1スイッチ回路と前記第2スイッチ回路を同時にON状態とし、前記役割検出回路を用いて対向デバイスとの接続状態により決まる前記CC端子の電圧レベルと前記第1基準電位および前記第2基準電位を比較することにより、前記対向デバイスの役割を検知する、接続検出回路。
  2. 請求項1に記載の接続検出回路において、
    前記CC端子は、CC1端子とCC2端子とを含み、
    前記CC1端子および前記CC2端子のおのおのに対応して、前記電流出力回路、前記プルダウン抵抗回路および前記役割検出回路が設けられる、接続検出回路。
  3. 請求項1に記載の接続検出回路において、
    シンク接続検知回路及びパワードケーブル検知回路を有するソース用回路と、
    ソース接続検知回路及び電流供給能力検知回路を有するシンク用回路と、を含む、接続検出回路。
  4. 請求項3に記載の接続検出回路において、
    前記シンク接続検知回路、前記パワードケーブル検知回路、前記ソース接続検知回路、および、前記電流供給能力検知回路のおのおのは、対応する基準電位と前記CC端子の電圧とを比較するコンパレータを含み、
    前記バイアス回路は、前記対応する基準電位を生成する、接続検出回路。
  5. 請求項4に記載の接続検出回路において、
    前記CC端子は、CC1端子とCC2端子とを含み、
    前記CC1端子および前記CC2端子のおのおのに対応して、前記電流出力回路、前記プルダウン抵抗回路、前記役割検出回路、前記シンク接続検知回路、前記パワードケーブル検知回路、前記ソース接続検知回路、および、前記電流供給能力検知回路が設けられる、接続検出回路。
  6. Type-Cコントローラと、
    接続検出回路と、
    電源電位が供給される電源線と、
    CC端子と、および、
    接地端子と、含み、
    前記接続検出回路は、
    前記電源線と前記CC端子との間に設けられ、電流出力を無効にするための第1スイッチ回路を含む電流出力回路と、
    前記CC端子と前記接地端子との間に設けられ、プルダウン抵抗を無効にするための第2スイッチ回路を含むプルダウン抵抗回路と、
    第1基準電位と、前記第1基準電位と異なる第2基準電位とを生成するバイアス回路と、
    前記第1基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第1コンパレータ回路と、前記第2基準電位と前記CC端子の電圧とを比較する第2コンパレータとを含む役割検出回路と、を含み、
    前記Type-Cコントローラは、
    Universal Serial Bus (USB) Type-C規格で定められたDual Role Power (DRP) Timing期間中に、前記第1スイッチ回路と前記第2スイッチ回路を同時にON状態とし、
    前記役割検出回路を用いて対向デバイスとの接続状態により決まる前記CC端子の電圧レベルと前記第1基準電位および前記第2基準電位を比較することにより、前記対向デバイスの役割を検知する、半導体装置。
  7. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記CC端子は、CC1端子とCC2端子とを含み、
    前記CC1端子および前記CC2端子のおのおのに対応して、前記電流出力回路、前記プルダウン抵抗回路および前記役割検出回路が設けられる、半導体装置。
  8. 請求項6に記載の半導体装置において、
    前記接続検出回路は、
    シンク接続検知回路及びパワードケーブル検知回路を有するソース用回路と、
    ソース接続検知回路及び電流供給能力検知回路を有するシンク用回路と、を含む、半導体装置。
  9. 請求項8に記載の半導体装置において、
    前記シンク接続検知回路、前記パワードケーブル検知回路、前記ソース接続検知回路、および、前記電流供給能力検知回路のおのおのは、対応する基準電位と前記CC端子の電圧とを比較するコンパレータを含み、
    前記バイアス回路は、前記対応する基準電位を生成する、半導体装置。
  10. 請求項9に記載の半導体装置において、
    前記CC端子は、CC1端子とCC2端子とを含み、
    前記CC1端子および前記CC2端子のおのおのに対応して、前記電流出力回路、前記プルダウン抵抗回路、前記役割検出回路、前記シンク接続検知回路、前記パワードケーブル検知回路、前記ソース接続検知回路、および、前記電流供給能力検知回路が設けられる、半導体装置。
  11. 電源電位が供給される電源線と、
    CC端子と、
    接地端子と、
    前記電源線と前記CC端子との間に設けられ、電流出力を無効にするための第1スイッチ回路を内蔵する電流出力回路と、
    コンパレータを有するシンク接続検知回路と、コンパレータを有するパワードケーブル接続検知および役割検出兼用回路とを有するソース用回路と、
    プルダウン抵抗を無効にするための第2スイッチ回路を内蔵するプルダウン抵抗回路と、コンパレータを有するソース接続検知回路と、コンパレータを有する電流供給能力検知および役割検出兼用回路を有するシンク用回路と、
    前記シンク接続検知回路、前記パワードケーブル接続検知および役割検出兼用回路、前記ソース接続検知回路、および、前記電流供給能力検知および役割検出兼用回路のそれぞれの対応するコンパレータに、対応する基準電圧を供給するバイアス生成回路と、
    セレクタ回路を有し、前記パワードケーブル接続検知および役割検出兼用回路と、前記電流供給能力検知および役割検出兼用回路に対して供給する基準電圧を通常動作時と役割検出時で切り替えるバイアス選択回路と、を含み、
    USB (Universal Serial Bus) Type-C規格で定められたDual Role Power (DRP) Timing期間中に、前記第1スイッチ回路と前記第2スイッチ回路を同時にON状態とし、前記パワードケーブル接続検知および役割検出兼用回路と前記電流供給能力検知および役割検出兼用回路のおのおのコンパレータを用いて対向デバイスとの接続状態により決まる前記CC端子の電圧レベルと対応する基準電圧とを比較することにより、前記対向デバイスの役割を検知する、接続検出回路。
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