JP2021172128A - 車両の前部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減できる車両1の前部車体構造を提供することを目的とする。【解決手段】車両前部に配設された変速機Tと、変速機Tの車両後方で車室内外を隔てるダッシュロアパネル8と、変速機Tに対向するダッシュロアパネル8の車幅方向内側に配置されたオルガン式のアクセルペダル7とを備えた車両1の前部車体構造であって、ダッシュロアパネル8は、アクセルペダル7が配置されるパネル後部81と、パネル後部81から車両前方上方へ延びるパネル前部85と、パネル後部81及びパネル前部85の境界に沿って車幅方向に延びるとともに、パネル後部81及びパネル前部85に対して脆弱な脆弱部(横ビード8b)とを備えたことを特徴とする。【選択図】図2

Description

この発明は、例えばパワートレーンに対向するダッシュパネルの車幅方向内側に、オルガン式のアクセルペダルまたはフットレストが配設されたような車両の前部車体構造に関する。
自動車などの車両において、車両前部が被衝突物に衝突した際、前席に着座した乗員には、車両前方へ飛び出すような衝撃荷重が作用する。この際、乗員が車両前方への移動に抗して両足を踏ん張ると、つま先を脛に近づけるように乗員の足首を曲げさせる力として、衝撃荷重が乗員の下肢に作用し易くなる。このため、車両前部が被衝突物に衝突した際、乗員が、衝撃荷重によって下肢を痛めるおそれがあった。
そこで、車両前部が被衝突物に衝突した際、乗員の下肢へのダメージを低減する様々な技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、乗員の足が載置される踏板と、踏板の後端を回転自在に支持する支持部材と、踏板に加わる荷重を吸収する荷重吸収部材とで構成された機構を、助手席側のダッシュパネルに備えた前部車体構造が開示されている。
この特許文献1では、車両が被衝突物に衝突した際、乗員が両足を踏ん張ることで生じる荷重と、乗員を車両前方へ移動させる荷重とを、荷重吸収部材によって吸収しながら、踏板が車両前方へ回動することで、乗員の下肢に作用する衝撃荷重を吸収している。これにより、特許文献1は、つま先を脛に近づけるような力が乗員の下肢に作用することを抑えて、乗員の下肢へのダメージを低減している。
ところで、車両前部が被衝突物に衝突した際、車両前部に配設されたパワートレーンが後退してダッシュパネルに接触することで、助手席側のダッシュパネルに衝突荷重が加わることがある。この際、特許文献1のような機構は、助手席のダッシュパネルに加わった衝突荷重を吸収できるため、仮に、ダッシュパネルが車両後方へ変位した場合であっても、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を抑えることができる。
しかしながら、例えば、左ハンドル車の運転席の場合、パワートレーンと対向するダッシュパネルの右側にアクセルペダルが配置されるため、特許文献1のような機構をダッシュパネルに設けることができない。
さらに、オルガン式のアクセルペダルの場合、衝突荷重によってダッシュパネルが車両後方へ変位した際、アクセルペダルがダッシュパネルと一体的に車両後方へ変位するため、つま先を脛に近づけるように乗員の足首を曲げさせる力が、乗員の下肢に伝達され易いという問題がある。
このため、オルガン式のアクセルペダルが配置されたダッシュパネルでは、衝突荷重による車両後方への変位を抑えるために、例えば、板厚を厚肉化することが考えられる。
ところが、この場合、つま先を脛に近づけるように乗員の足首を曲げさせる力として、衝撃荷重が乗員の下肢に作用することを抑えられる一方で、重量とコストとが大幅に増加するという問題があった。
特開2013−14171号公報
本発明は、上述の問題に鑑み、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減できる車両の前部車体構造を提供することを目的とする。
この発明は、車両前部に配設されたパワートレーンと、該パワートレーンの車両後方で車室内外を隔てるダッシュパネルと、前記パワートレーンに対向する前記ダッシュパネルの車幅方向内側に配置されたオルガン式のアクセルペダルまたはフットレストとを備えた車両の前部車体構造であって、前記ダッシュパネルは、前記アクセルペダルまたは前記フットレストが配置されるパネル後部と、該パネル後部から車両前方上方へ延びるパネル前部と、前記パネル後部及び前記パネル前部の境界に沿って車幅方向に延びるとともに、前記パネル後部及び前記パネル前部に対して脆弱な脆弱部とを備えたことを特徴とする。
上記脆弱部は、ダッシュパネルの厚み方向に突出したビード、あるいはパネル後部及びパネル前部に比べて薄肉化した部分などのことをいう。
この発明によれば、車両の前部車体構造は、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
具体的には、ダッシュパネルのパネル前部がパネル後部から車両前方上方へ延設されているため、車両の前部車体構造は、被衝突物との衝突によって後退したパワートレーンを、パネル後部よりも先にパネル前部に接触させることができる。
この際、パネル後部とパネル前部との境界に脆弱部が設けられているため、車両の前部車体構造は、脆弱部を支点にして、パネル前部が車両後方へ回動するように、ダッシュパネルを脆弱部で折り曲げることができる。
これにより、車両の前部車体構造は、ダッシュパネルに加わった衝突荷重を吸収できるとともに、アクセルペダルまたはフットレストが車両後方へ変位することを抑制できる。このため、車両の前部車体構造は、つま先を脛に近づけるような力として、衝突荷重が乗員の下肢に作用することを抑えられる。
さらに、脆弱部をダッシュパネルに設けるだけでよいため、車両の前部車体構造は、ダッシュパネルの板厚を厚肉化した場合に比べて、重量増加を抑えることができる。
よって、車両の前部車体構造は、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
この発明の態様として、前記脆弱部は、車両下方側へ突出するとともに、車幅方向に延びる横ビードで構成されてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、比較的簡素な構成で、脆弱部を構成することができる。このため、車両の前部車体構造は、重量増加を確実に抑えることができる。
また、この発明の態様として、前記ダッシュパネルの前記パネル前部は、前記横ビードに隣接するとともに、車両前後方向に延びる前部ビードを備えてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、パネル前部の剛性を向上できるため、脆弱部とパネル前部との剛性差を大きくすることができる。
このため、車両の前部車体構造は、パワートレーンを介して、衝突荷重がダッシュパネルに加わった際、ダッシュパネルを脆弱部で確実に折り曲げることができる。
よって、車両の前部車体構造は、パネル前部に設けた前部ビードによって、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を確実に低減することができる。
また、この発明の態様として、前記ダッシュパネルの前記パネル後部は、前記横ビードに隣接するとともに、車両前後方向に延びる後部ビードを備えてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、パネル後部の剛性を向上できるため、脆弱部とパネル後部との剛性差を大きくすることができる。
このため、車両の前部車体構造は、パワートレーンを介して、衝突荷重がダッシュパネルに加わった際、ダッシュパネルを脆弱部でより確実に折り曲げることができる。
さらに、後部ビードによりパネル後部の剛性が向上するため、車両の前部車体構造は、ダッシュパネルに加わった衝突荷重によって、パネル後部が変形することを抑えられる。
このため、車両の前部車体構造は、アクセルペダルまたはフットレストがパネル後部とともに車両後方へ変位することを抑えられる。
よって、車両の前部車体構造は、パネル後部に設けた後部ビードによって、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をより確実に低減することができる。
また、この発明の態様として、前記ダッシュパネルは、前記脆弱部に前端が近接するとともに、前記パネル後部を覆う補強部材を備えてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、パネル後部の剛性をより向上することができるため、脆弱部とパネル後部との剛性差をさらに大きくすることができる。
このため、車両の前部車体構造は、パワートレーンを介して、衝突荷重がダッシュパネルに加わった際、ダッシュパネルを脆弱部でさらに確実に折り曲げることができる。
さらに、補強部材によりパネル後部の剛性が向上するため、車両の前部車体構造は、ダッシュパネルに加わった衝突荷重によって、パネル後部が変形することをより抑えられる。
このため、車両の前部車体構造は、アクセルペダルまたはフットレストがパネル後部とともに車両後方へ変位することをより抑えられる。
よって、車両の前部車体構造は、パネル後部を覆う補強部材を設けたことにより、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をさらに確実に低減することができる。
また、この発明の態様として、前記補強部材は、車両上方側へ突出するとともに、前記パネル後部とで閉断面をなす補強ビードを備えてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、パネル後部の剛性をさらに向上することができるため、脆弱部とパネル後部との剛性差をより一層大きくすることができる。
このため、車両の前部車体構造は、パワートレーンを介して、衝突荷重がダッシュパネルに加わった際、ダッシュパネルを脆弱部でより確実に折り曲げることができる。
さらに、補強部材の補強ビードによりパネル後部の剛性が向上するため、車両の前部車体構造は、ダッシュパネルに加わった衝突荷重によって、パネル後部が変形することを確実に抑えられる。
このため、車両の前部車体構造は、アクセルペダルまたはフットレストがパネル後部とともに車両後方へ変位することを確実に抑えられる。
よって、車両の前部車体構造は、補強部材に補強ビードを設けたことにより、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をより一層低減することができる。
また、この発明の態様として、前記ダッシュパネルの前記パネル前部は、車両部品が挿通される挿通孔と、該挿通孔の開口縁に沿って配設された開口補強部材とを備えてもよい。
この構成によれば、車両の前部車体構造は、開口補強部材を設けたことにより、挿通孔の周囲が脆弱になることを抑えるとともに、挿通孔によってパネル前部の剛性が低下することを抑えられる。
このため、車両の前部車体構造は、挿通孔を設けた場合であっても、脆弱部とパネル前部との剛性差を確保することができる。
これにより、車両の前部車体構造は、パワートレーンを介して、衝突荷重がダッシュパネルに加わった際、ダッシュパネルを脆弱部で確実に折り曲げることができる。
よって、車両の前部車体構造は、パネル前部に挿通孔を設けた場合であっても、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
本発明により、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減できる車両の前部車体構造を提供することができる。
車両前部における車両左側の外観を平面視で示す平面図。 車室内から見たダッシュパネルの外観を示す外観斜視図。 アクセルペダルを分解した状態におけるパネル後部の外観を示す外観斜視図。 図1中のA−A矢視断面図。 ダッシュロアパネルの外観を示す外観斜視図。 図1中のB−B矢視断面図。 補強部材を取外した状態におけるダッシュロアパネルの外観を示す外観斜視図。 図5中のC−C矢視断面図。 図5中のD−D矢視断面図。 変速機がダッシュロアパネルに接触した状態をA−A矢視で示す断面図。 ダッシュロアパネルが変形した状態をA−A矢視で示す断面図。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
本実施形態の車両は、変速機に対向するダッシュパネルの車幅方向内側に、オルガン式のアクセルペダルが配設された左ハンドル車である。このような車両の前部車体構造について、図1から図9を用いて説明する。
なお、図1は車両前部における車両左側の平面図を示し、図2は車室内から見たダッシュパネル6の外観斜視図を示し、図3はアクセルペダル7を分解した状態におけるパネル後部81の外観斜視図を示している。
さらに、図4は図1中のA−A矢視断面図を示し、図5はダッシュロアパネル8の外観斜視図を示し、図6は図1中のB−B矢視断面図を示し、図7は補強部材10を取外した状態におけるダッシュロアパネル8の外観斜視図を示している。
加えて、図8は図5中のC−C矢視断面図を示し、図9は図5中のD−D矢視断面図を示している。
また、図中において、矢印Fr及び矢印Rrは前後方向を示しており、矢印Frは前方を示し、矢印Rrは後方を示している。さらに、矢印Rh及び矢印Lhは車幅方向を示しており、矢印Rhは右方向を示し、矢印Lhは左方向を示している。
なお、本実施形態では、車両前部における車幅方向左側について説明し、車幅方向右側については、その詳細な説明と図示を省略する。
車両1は、車幅方向左側に運転席が配置された左ハンドル車である。この車両1の車両前部は、図1に示すように、車室内における車幅方向略中央を車両前後方向に延びるフロアトンネル2と、フロアトンネル2の車幅方向外側に配設された車室床面をなすフロアパネル3とを備えている。
さらに、車両1の車両前部は、図1に示すように、フロアトンネル2の車幅方向外側を車両前後方向に延びる車体骨格部材であるフロアフレーム4と、フロアフレーム4の前端から車両前方へ延びる車体骨格部材であるフロントサイドフレーム5とを備えている。
加えて、車両1の車両前部は、図1に示すように、車室内外を車両前後方向に隔てるダッシュパネル6と、ダッシュパネル6、及びフロントサイドフレーム5で囲われたエンジンルームEに配設された変速機Tと、ダッシュパネル6に配設されたアクセルペダル7とを備えている。
より詳しくは、フロアフレーム4は、図1及び図2に示すように、フロアパネル3の車幅方向略中央よりも車幅方向外側の位置において、フロアパネル3とダッシュパネル6とに跨って配設されている。このフロアフレーム4は、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が、フロアパネル3、及びダッシュパネル6とで閉断面をなすように形成されている。
また、フロントサイドフレーム5は、フロアフレーム4に連続するように、ダッシュパネル6から車両前方に延びる形状に形成されている。なお、フロントサイドフレーム5の後部は、ダッシュパネル6を挟んで、フロアフレーム4と重なり合うように配設されている(図8及び図9参照)。
具体的には、フロントサイドフレーム5は、車幅方向に沿った縦断面における断面形状が閉断面をなす閉断面部材であって、車幅方向外側に位置するアウタパネルと、アウタパネルに対して車幅方向内側に位置するインナパネルとで構成されている。
また、ダッシュパネル6は、図2及び図3に示すように、車両下方に配設されたダッシュロアパネル8と、ダッシュロアパネル8の車両上方に配設されたダッシュアッパパネル9とで構成されている。
ダッシュロアパネル8は、図2及び図3に示すように、フロアパネル3の車両前方側において、フロアトンネル2の車幅方向外側の部分に配設されたパネル部材である。このダッシュロアパネル8は、図3及び図4に示すように、フロアパネル3の前端から車両前方上方へ立ち上がるように形成されている。
具体的には、ダッシュロアパネル8は、図4に示すように、車両前後方向に沿った縦断面において、後端に対して前端が車両上方に位置するように傾斜した状態で配設されている。
なお、ダッシュロアパネル8は、フロアトンネル2とフロアフレーム4との間の部分における車両前後方向の長さ対して、フロアフレーム4よりも車幅方向外側の部分における車両前後方向の長さが短い形状に形成されている。
一方、ダッシュアッパパネル9は、図2及び図4に示すように、フロアトンネル2、及びダッシュロアパネル8の車両上方において、車室内外を車両前後方向に隔てるパネル部材である。このダッシュパネル6は、図3及び図4に示すように、ダッシュロアパネル8の上端から車両後方上方へ向けて延びる形状に形成されている。
具体的には、ダッシュアッパパネル9は、図4に示すように、車両前後方向に沿った縦断面において、下端に対して上端が車両後方に位置するように傾斜した状態で配設されている。
また、変速機Tは、例えば、自動変速機であって、図1及び図4に示すように、フロントサイドフレーム5の車幅方向内側に隣接するとともに、ダッシュパネル6のダッシュロアパネル8に対して車両前方に所定間隔を隔てた位置に配設されている。換言すると、変速機Tは、エンジンルームEの車幅方向左側に配設されている。
また、アクセルペダル7は、図2から図4に示すように、オルガン式のアクセルペダルである。このアクセルペダル7は、図1から図3に示すように、ダッシュロアパネル8における車幅方向内側の上面に固定されている。このため、アクセルペダル7は、フロアトンネル2の車幅方向左側に隣接するとともに、ダッシュパネル6を挟んで変速機Tに対向している。
具体的には、アクセルペダル7は、図1から図3に示すように、ダッシュロアパネル8の車両前後方向略中央よりも車両後方側に配設されている。このアクセルペダル7は、図3及び図4に示すように、乗員の右足が載置されるペダル踏面部71と、ヒンジを介して、ペダル踏面部71の下端を揺動自在に支持するペダル台座72と、ペダル台座72をダッシュパネル6に固定するベースプレート73とを備えている。
なお、詳細な図示を省略するが、ペダル台座72には、ペダル踏面部71の揺動角をアクセル開度として検知する検知センサや、エンジンを制御するECUと通信するためのワイヤーハーネスが接続されるコネクタなどが内蔵されている。
引き続き、上述したダッシュパネル6のダッシュロアパネル8について詳述する。
ダッシュロアパネル8は、図5及び図6に示すように、フロアフレーム4の車幅方向外側に車両前後方向に略線状に延びる複数の縦ビード8aと、フロアフレーム4の車幅方向内側にアクセルペダル7の車両前方側に隣接して、車幅方向に延びる略線状の横ビード8bとを備えている。
この横ビード8bは、フロアトンネル2とフロアフレーム4との間において、ダッシュロアパネル8を、車両後方側のパネル後部81と、車両前方側のパネル前部85とに隔てている。
さらに、ダッシュロアパネル8は、図5及び図6に示すように、パネル後部81を補強する補強部材10と、パネル前部85に設けた挿通孔85aの周囲を補強する開口補強部材11とを備えている。
より詳しくは、縦ビード8aは、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。この縦ビード8aは、図5に示すように、フロアフレーム4の車幅方向外側における前部、及び後部に、それぞれ車幅方向に所定間隔を隔てて複数形成されている。
また、横ビード8bは、パネル後部81、及びパネル前部85との協働によって、ダッシュロアパネル8における脆弱部として機能するように構成されている。
具体的には、横ビード8bは、図5に示すように、車幅方向の両端が、それぞれフロアトンネル2、及びフロアフレーム4に近接する車幅方向の長さで形成されている。
さらに、横ビード8bは、図6に示すように、車両前後方向に沿った縦断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
また、パネル後部81は、図5及び図6に示すように、横ビード8bよりも車両後方側の部分である。このパネル後部81には、図3から図7に示すように、車幅方向略中央近傍に、アクセルペダル7のベースプレート73が固定される座面部81aが車両上方へ向けて突設されている。
この座面部81aは、図7に示すように、車両上下方向に長い略長楕円形状に形成されている。さらに、座面部81aは、図5から図7に示すように、アクセルペダル7のベースプレート73が締結されるスタッドボルトBを、車両前後方向に所定間隔を隔てて2本備えている。
このようなパネル後部81には、図7及び図8に示すように、横ビード8bに隣接して、車両前後方向に延びる後部ビード82が、車幅方向に所定間隔を隔てて4つ形成されている。
なお、4つの後部ビード82のうち、最も車幅方向左側に形成された後部ビード82を第1の後部ビード82aとし、第1の後部ビード82aの車幅方向内側に位置する後部ビード82を車幅方向左側から順番に第2の後部ビード82b、第3の後部ビード82c、及び第4の後部ビード82dとする。
具体的には、第1の後部ビード82aは、図7に示すように、横ビード8bの車幅方向左端近傍から座面部81aよりも僅かに車両前方の位置に至る車両前後方向の長さで、車両前後方向に延びる略線状に形成されている。この第1の後部ビード82aは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
第2の後部ビード82bは、図7に示すように、座面部81aよりも車幅方向外側の位置において、横ビード8bから座面部81aの前部に至る車両前後方向の長さで、車両前後方向に延びる略線状に形成されている。この第2の後部ビード82bは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
第3の後部ビード82cは、図7に示すように、座面部81aに略同じ車幅方向の位置において、横ビード8bから座面部81aの前端近傍に至る車両前後方向の長さで、車両前後方向に延びる略線状に形成されている。
この第3の後部ビード82cは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
さらに、第3の後部ビード82cの後部には、図7に示すように、車両前方下方へ略ドーム状に膨出した膨出部分81bが形成されている。
第4の後部ビード82dは、図7に示すように、横ビード8bの車幅方向右側近傍から座面部81aの後端に至る車両前後方向の長さで、車両前後方向に延びる略線状に形成されている。この第4の後部ビード82dは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
さらに、第4の後部ビード82dは、図7に示すように、車幅方向に長い背面略長楕円形状で車両前方下方へ突出した凹部分81cが、車両前後方向略中央に形成されている。なお、この凹部分81cにおける車幅方向左端は、図7に示すように、第3の後部ビード82cの膨出部分81bに連結されている。
また、パネル前部85は、図4から図6に示すように、横ビード8bを挟んで、パネル後部81の前端から車両前方上方へ向けて延設された部分である。
このパネル前部85には、図3及び図7に示すように、パネル後部81の第1の後部ビード82a、及び第2の後部ビード82bの車両前方側に、図示を省略したステアリングシャフトを挿通する挿通孔85aが開口形成されている。
なお、挿通孔85aは、図3及び図7に示すように、車両前後方向に長い背面視略長楕円形状に開口形成されている。
さらに、パネル前部85には、図5及び図7に示すように、横ビード8bに隣接して、車両前後方向に延びる前部ビード86が、車幅方向に所定間隔を隔てて3つ形成されている。
なお、3つの前部ビード86のうち、最も車幅方向左側に形成された前部ビード86を第1の前部ビード86aとし、第1の前部ビード86aの車幅方向内側に位置する前部ビード86を車幅方向左側から順番に第2の前部ビード86b、及び第3の前部ビード86cとする。
具体的には、第1の前部ビード86aは、図7に示すように、パネル後部81の第2の後部ビード82bに略同じ車幅方向の位置において、横ビード8bから挿通孔85aに沿うように、車両前方かつ車幅方向右側へ向けて延びる略線状に形成されている。
なお、第1の前部ビード86aは、図7に示すように、横ビード8bからダッシュロアパネル8の前端近傍に至る車両前後方向の長さで形成されている。
この第1の前部ビード86aは、図9に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
第2の前部ビード86bは、図7に示すように、パネル後部81の第3の後部ビード82cに略同じ車幅方向の位置において、横ビード8bから車両前方へ向けて延びる略線状に形成されている。
なお、第2の前部ビード86bは、図7に示すように、その前端が第1の前部ビード86aに連結されている。
この第2の前部ビード86bは、図9に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
第3の前部ビード86cは、図7に示すように、パネル後部81の第4の後部ビード82dに略同じ車幅方向の位置において、横ビード8bからダッシュロアパネル8の前端近傍に至る車両前後方向の長さで、車両前後方向に延びる略線状に形成されている。この第3の前部ビード86cは、図9に示すように、車幅方向に沿った水平断面における断面形状が、車両前方下方へ突出した断面略円弧状に形成されている。
また、補強部材10は、図5に示すように、パネル後部81の上面を覆う大きさで形成されるとともに、パネル後部81の上面に接合されている。この補強部材10には、図5に示すように、座面部81aを挿通させる開口部10aが開口形成されている。なお、開口部10aは、図5に示すように、車両前後方向に長い略長楕円形状に開口形成されている。
さらに、補強部材10は、図5に示すように、車幅方向に所定間隔を隔てて形成された3つの補強ビード101、及び1つの膨出部102を備えている。
なお、3つの補強ビード101のうち、最も車幅方向左側に形成された補強ビード101を第1の補強ビード101aとし、第1の補強ビード101aの車幅方向内側に位置する補強ビード101を車幅方向左側から順番に第2の補強ビード101b、及び第3の補強ビード101cとする。
具体的には、第1の補強ビード101aは、図5、図7、及び図8に示すように、第1の後部ビード82aに略同じ車幅方向の位置において、第1の後部ビード82aよりも短い車両前後方向の長さで形成されている。
この第1の補強ビード101aは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面において、車両後方上方側へ向けて突出した断面略円弧状に形成されている。
さらに、第1の補強ビード101aは、図5及び図8に示すように、車両前後方向略中央の部分が車両後方上方側へ向けて略円錐台形状に膨出した形状に形成されている。
そして、第1の補強ビード101aは、図8に示すように、パネル後部81と補強部材10とが接合された状態において、パネル後部81の第1の後部ビード82aとで閉断面を構成している。
第2の補強ビード101bは、図5、図7、及び図8に示すように、第2の後部ビード82bに略同じ車幅方向の位置において、第2の後部ビード82bよりも短い車両前後方向の長さで形成されている。この第2の補強ビード101bは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面において、車両後方上方側へ向けて突出した断面略円弧状に形成されている。
そして、第2の補強ビード101bは、図8に示すように、パネル後部81と補強部材10とが接合された状態において、パネル後部81の第2の後部ビード82bとで閉断面を構成している。
第3の補強ビード101cは、図5、図7、及び図8に示すように、第4の後部ビード82dに略同じ車幅方向の位置において、第4の後部ビード82dよりも短い車両前後方向の長さで形成されている。
この第3の補強ビード101cは、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面において、車両後方上方側へ向けて突出した断面略台形状に形成されている。
そして、第3の補強ビード101cは、図8に示すように、パネル後部81と補強部材10とが接合された状態において、パネル後部81の第4の後部ビード82dとで閉断面を構成している。
膨出部102は、図5、図7、及び図8に示すように、パネル後部81の膨出部分81bに略同じ車幅方向の位置に形成されている。この膨出部102は、図8に示すように、車幅方向に沿った水平断面において、車両前方下方側へ向けて突出した断面形状に形成されている。
すなわち、膨出部102は、パネル後部81と補強部材10とが接合された状態において、パネル後部81の膨出部分81bに重なり合うように形成されている。
また、開口補強部材11は、図5に示すように、パネル前部85の上面に接合された補強部材である。この開口補強部材11は、図5に示すように、挿通孔85aの開口縁における下部に沿った背面視略U字状であって、挿通孔85aと横ビード8bとの間、かつ挿通孔85aと第1の前部ビード86aとの間に沿って、挿通孔85aの開口縁における下部を補強している。
次に、上述した構成の車両1の前部車体構造において、被衝突物の衝突によって車両後方へ後退した変速機Tが、ダッシュパネル6に接触した際の状態について、図10及び図11を用いて簡単に説明する。
なお、図10は、変速機Tがダッシュロアパネル8に接触した状態の断面図を示し、図11はダッシュロアパネル8が変形した状態の断面図を示している。
まず、フロントサイドフレーム5の間の車両前部に被衝突物が衝突した場合、変速機Tは、被衝突物によって押圧されることで、エンジンルームE内を車両後方へ向けて移動を開始する。この際、変速機Tの車両後方にダッシュパネル6が位置するため、変速機Tは、図10に示すように、ダッシュパネル6の前端、すなわちダッシュロアパネル8におけるパネル前部85に最初に接触する。
その後、変速機Tがさらに車両後方へ移動すると、変速機Tは、ダッシュロアパネル8のパネル前部85を車両後方へ押圧する。この際、パネル後部81、及びパネル前部85に対して相対的に横ビード8bの剛性が低いため、横ビード8bが、ダッシュロアパネル8における脆弱部として機能する。
このため、パネル前部85が変速機Tによって押圧されると、ダッシュロアパネル8は、図11に示すように、横ビード8bを支点にして、パネル前部85の前端が車両後方上方へ向けて回動するように、横ビード8bで折れ曲がり変形する。
このようにして、車両1の前部車体構造は、変速機Tによって、ダッシュロアパネル8が車両後方へ押圧された際、アクセルペダル7がパネル後部81と一体的に車両後方へ変位することを抑えている。
以上のように、車両1の前部車体構造は、車両前部に配設された変速機Tと、変速機Tの車両後方で車室内外を隔てるダッシュロアパネル8と、変速機Tに対向するダッシュロアパネル8の車幅方向内側に配置されたオルガン式のアクセルペダル7とを備えている。
さらに、ダッシュロアパネル8は、アクセルペダル7が配置されるパネル後部81と、パネル後部81から車両前方上方へ延びるパネル前部85とを備えている。
加えて、ダッシュロアパネル8は、パネル後部81及びパネル前部85の境界に沿って車幅方向に延びるとともに、パネル後部81及びパネル前部85に対して脆弱な脆弱部(横ビード8b)とを備えている。
この発明によれば、車両1の前部車体構造は、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
具体的には、ダッシュロアパネル8のパネル前部85がパネル後部81から車両前方上方へ延設されているため、車両1の前部車体構造は、被衝突物との衝突によって後退した変速機Tを、パネル後部81よりも先にパネル前部85に接触させることができる。
この際、パネル後部81とパネル前部85との境界に脆弱部(横ビード8b)が設けられているため、車両1の前部車体構造は、脆弱部(横ビード8b)を支点にして、パネル前部85が車両後方へ回動するように、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)で折り曲げることができる。
これにより、車両1の前部車体構造は、ダッシュロアパネル8に加わった衝突荷重を吸収できるとともに、アクセルペダル7が車両後方へ変位することを抑制できる。このため、車両1の前部車体構造は、つま先を脛に近づけるような力として、衝突荷重が乗員の下肢に作用することを抑えられる。
さらに、脆弱部(横ビード8b)をダッシュロアパネル8に設けるだけでよいため、車両1の前部車体構造は、ダッシュロアパネル8の板厚を厚肉化した場合に比べて、重量増加を抑えることができる。
よって、車両1の前部車体構造は、重量増加を抑えて、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
また、脆弱部は、車両下方側へ突出するとともに、車幅方向に延びる横ビード8bで構成されたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、比較的簡素な構成で、脆弱部を構成することができる。このため、車両1の前部車体構造は、重量増加を確実に抑えることができる。
また、ダッシュロアパネル8のパネル前部85は、横ビード8bに隣接するとともに、車両前後方向に延びる前部ビード86を備えたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、パネル前部85の剛性を向上できるため、脆弱部(横ビード8b)とパネル前部85との剛性差を大きくすることができる。
このため、車両1の前部車体構造は、変速機Tを介して、衝突荷重がダッシュロアパネル8に加わった際、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)で確実に折り曲げることができる。
よって、車両1の前部車体構造は、パネル前部85に設けた前部ビード86によって、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を確実に低減することができる。
また、ダッシュロアパネル8のパネル後部81は、横ビード8bに隣接するとともに、車両前後方向に延びる後部ビード82を備えたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、パネル後部81の剛性を向上できるため、脆弱部(横ビード8b)とパネル後部81との剛性差を大きくすることができる。
このため、車両1の前部車体構造は、変速機Tを介して、衝突荷重がダッシュロアパネル8に加わった際、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)でより確実に折り曲げることができる。
さらに、後部ビード82によりパネル後部81の剛性が向上するため、車両1の前部車体構造は、ダッシュパネル6に加わった衝突荷重によって、パネル後部81が変形することを抑えられる。
このため、車両1の前部車体構造は、アクセルペダル7がパネル後部81とともに車両後方へ変位することを抑えられる。
よって、車両1の前部車体構造は、パネル後部81に設けた後部ビード82によって、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をより確実に低減することができる。
また、ダッシュロアパネル8は、脆弱部(横ビード8b)に前端が近接するとともに、パネル後部81を覆う補強部材10を備えたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、パネル後部81の剛性をより向上することができるため、脆弱部(横ビード8b)とパネル後部81との剛性差をさらに大きくすることができる。
このため、車両1の前部車体構造は、変速機Tを介して、衝突荷重がダッシュロアパネル8に加わった際、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)でさらに確実に折り曲げることができる。
さらに、補強部材10によりパネル後部81の剛性が向上するため、車両1の前部車体構造は、ダッシュパネル6に加わった衝突荷重によって、パネル後部81が変形することをより抑えられる。
このため、車両1の前部車体構造は、アクセルペダル7がパネル後部81とともに車両後方へ変位することをより抑えられる。
よって、車両1の前部車体構造は、パネル後部81を覆う補強部材10を設けたことにより、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をさらに確実に低減することができる。
また、補強部材10は、車両上方側へ突出するとともに、パネル後部81とで閉断面をなす補強ビード101を備えたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、パネル後部81の剛性をさらに向上することができるため、脆弱部(横ビード8b)とパネル後部81との剛性差をより一層大きくすることができる。
このため、車両1の前部車体構造は、変速機Tを介して、衝突荷重がダッシュロアパネル8に加わった際、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)でより確実に折り曲げることができる。
さらに、補強部材10の補強ビード101によりパネル後部81の剛性が向上するため、車両1の前部車体構造は、ダッシュパネル6に加わった衝突荷重によって、パネル後部81が変形することを確実に抑えられる。
このため、車両1の前部車体構造は、アクセルペダル7がパネル後部81とともに車両後方へ変位することを確実に抑えられる。
よって、車両1の前部車体構造は、補強部材10に補強ビード101を設けたことにより、乗員の下肢に伝達される衝突荷重をより一層低減することができる。
また、ダッシュロアパネル8のパネル前部85は、ステアリングシャフトが挿通される挿通孔85aと、挿通孔85aの開口縁に沿って配設された開口補強部材11とを備えたものである。
この構成によれば、車両1の前部車体構造は、開口補強部材11を設けたことにより、挿通孔85aの周囲が脆弱になることを抑えるとともに、挿通孔85aによってパネル前部85の剛性が低下することを抑えられる。
このため、車両1の前部車体構造は、挿通孔85aを設けた場合であっても、脆弱部(横ビード8b)とパネル前部85との剛性差を確保することができる。
これにより、車両1の前部車体構造は、変速機Tを介して、衝突荷重がダッシュロアパネル8に加わった際、ダッシュロアパネル8を脆弱部(横ビード8b)で確実に折り曲げることができる。
よって、車両1の前部車体構造は、パネル前部85に挿通孔85aを設けた場合であっても、乗員の下肢に伝達される衝突荷重を低減することができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明のパワートレーンは、実施形態の変速機Tに対応し、
以下同様に、
ダッシュパネルは、ダッシュロアパネル8に対応し、
脆弱部は、横ビード8bに対応し、
車両部品は、ステアリングシャフトに対応するが、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば、上述した実施形態において、ダッシュロアパネル8とダッシュアッパパネル9とで構成されたダッシュパネル6としたが、これに限定せず、ダッシュロアパネルとダッシュアッパパネルとが一体形成されたダッシュパネルであってもよい。
また、脆弱部として横ビード8bをダッシュロアパネル8に備えた構成としたが、これに限定せず、車幅方向に延びるとともに、脆弱部として機能する構成であれば、適宜の形状であってもよい。例えば、パネル前部とパネル後部との境界部分を薄肉化した薄肉部を、脆弱部としてダッシュロアパネルに備えてもよい。
また、車両前方下方へ突出した形状のパネル前部85の前部ビード86、及びパネル後部81の後部ビード82としたが、これに限定せず、車両後方上方へ突出した形状の前部ビード、及び後部ビードであってもよい。
また、ダッシュロアパネル8におけるパネル後部81の上面に補強部材10を接合したが、これに限定せず、パネル後部81の下面に補強部材を設けてもよい。
また、ステアリングシャフトが挿通される挿通孔85aを備えたパネル前部85としたが、これに限定せず、例えば、ワイヤーハーネスなどの適宜の車両部品が挿通される挿通孔であってもよい。
また、車両前部に配設された変速機Tと、変速機Tに対向するダッシュロアパネル8の車幅方向内側に配置されたオルガン式のアクセルペダル7とを備えた左ハンドル車の前部車体構造について説明したが、これに限定しない。
例えば、車両前部に配設されたエンジンと、エンジンに対向するダッシュロアパネルの車幅方向内側に配置されたフットレストとを備えた右ハンドル車の前部車体構造において、フットレストの車両前方側に脆弱部として機能する横ビードを備えた構成であってもよい。この場合であっても、上述の実施形態と同様の効果を奏することができる。
1…車両
7…アクセルペダル
8…ダッシュロアパネル
8b…横ビード
10…補強部材
11…開口補強部材
81…パネル後部
82…後部ビード
85…パネル前部
85a…挿通孔
86…前部ビード
101…補強ビード
T…変速機

Claims (7)

  1. 車両前部に配設されたパワートレーンと、
    該パワートレーンの車両後方で車室内外を隔てるダッシュパネルと、
    前記パワートレーンに対向する前記ダッシュパネルの車幅方向内側に配置されたオルガン式のアクセルペダルまたはフットレストとを備えた車両の前部車体構造であって、
    前記ダッシュパネルは、
    前記アクセルペダルまたは前記フットレストが配置されるパネル後部と、
    該パネル後部から車両前方上方へ延びるパネル前部と、
    前記パネル後部及び前記パネル前部の境界に沿って車幅方向に延びるとともに、前記パネル後部及び前記パネル前部に対して脆弱な脆弱部とを備えた
    車両の前部車体構造。
  2. 前記脆弱部は、
    車両下方側へ突出するとともに、車幅方向に延びる横ビードで構成された
    請求項1に記載の車両の前部車体構造。
  3. 前記ダッシュパネルの前記パネル前部は、
    前記横ビードに隣接するとともに、車両前後方向に延びる前部ビードを備えた
    請求項2に記載の車両の前部車体構造。
  4. 前記ダッシュパネルの前記パネル後部は、
    前記横ビードに隣接するとともに、車両前後方向に延びる後部ビードを備えた
    請求項2または請求項3に記載の車両の前部車体構造。
  5. 前記ダッシュパネルは、
    前記脆弱部に前端が近接するとともに、前記パネル後部を覆う補強部材を備えた
    請求項1から請求項4のいずれか1つに記載の車両の前部車体構造。
  6. 前記補強部材は、
    車両上方側へ突出するとともに、前記パネル後部とで閉断面をなす補強ビードを備えた
    請求項5に記載の車両の前部車体構造。
  7. 前記ダッシュパネルの前記パネル前部は、
    車両部品が挿通される挿通孔と、
    該挿通孔の開口縁に沿って配設された開口補強部材とを備えた
    請求項1から請求項6のいずれか1つに記載の車両の前部車体構造。
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