JP2021170043A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータとホルダの長手方向の長さを短くすることができる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置は、第1面と、第1面の反対側の第2面112とを有する平板状のヒータ110と、ヒータ110の第1面を支持する支持壁を有するホルダ120と、ヒータ110をホルダ120に保持する第1線バネ40Aと、を備える。第1線バネ40Aは、ヒータ110の第2面112と対向し、第2面112を支持する第1対向部41Aと、第1対向部41Aの一方の端部から延び、ヒータ110に対してヒータ110の長手方向に直交する幅方向の一方側でホルダ120に係合する第1係合部42Aと、第1対向部41Aの他方の端部から延び、ヒータ110に対して幅方向の他方側でホルダ120に係合する第2係合部43Aとを有する【選択図】図7

Description

本発明は、平板状のヒータを備えた定着装置に関する。
平板状のヒータを備える定着装置では、ヒータをホルダに取り付ける必要がある。このように取り付ける手段として、特許文献1には、コネクタとクリップを用いるものが開示されている。コネクタは、ヒータの長手方向の一方の端部でヒータとホルダを挟持し、クリップは、幅広の板バネからなり、ヒータの長手方向の他方の端部でヒータとホルダを挟持している。
特開2016−114619
しかしながら、特許文献1では、クリップが板バネであったため、クリップの取付位置を確保するためにヒータとホルダの長手方向の長さが長くなっていた。
そこで、本発明は、ヒータとホルダの長手方向の長さを短くすることができる定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の定着装置は、第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有する平板状のヒータと、前記ヒータの前記第1面を支持する支持壁を有するホルダと、前記ヒータを前記ホルダに保持する第1線バネと、を備える。前記第1線バネは、前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第1対向部と、前記第1対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記ヒータの長手方向に直交する幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第1係合部と、前記第1対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第2係合部とを有する。
このような構成によれば、ヒータとホルダの長手方向の長さを短くすることができる。
前記定着装置は、前記ホルダを支持する定着フレームを備えることができる。前記ホルダは、前記定着フレームと前記幅方向で当接する当接領域を有する。前記第1線バネは、前記長手方向において、少なくとも一部が前記当接領域が位置する範囲内に位置していることが望ましい。
これによれば、ヒータとホルダの長手方向の長さをさらに短くすることができる。
前記ホルダは、前記第1係合部が挿入される取付孔を有してもよい。
前記第1線バネは、接地されていることが望ましい。
前記定着装置は、前記ヒータに電力を供給し、前記ヒータと前記ホルダとを挟持する第1コネクタと、内周面が前記ヒータと接触する無端状のベルトとを備えることができる。前記第1線バネと前記ベルトとの最短距離は、前記第1コネクタと前記ベルトとの最短距離よりも小さいことが望ましい。
これによれば、ベルトが帯電した際に、第1コネクタへの放電を抑制し、第1線バネによってベルトを除電することができる。
前記第1線バネと前記第1コネクタは、前記ヒータの前記一方の端部に配置されており、前記第1線バネは、前記第1コネクタと前記ベルトとの間に配置され、前記第1線バネと前記ベルトとの最短距離は、前記第1線バネと前記第1コネクタとの最短距離よりも小さいことが望ましい。
これによれば、ベルトが帯電した際に、第1線バネによってより確実にベルトを除電することができる。
前記定着装置は、前記ヒータを前記ホルダに保持する第2線バネをさらに備えることができる。前記第2線バネは、前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第2対向部と、前記第2対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第3係合部と、前記第2対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第4係合部とを有し、前記第2線バネは、前記長手方向における前記ヒータの前記他方の端部に配置されていてもよい。
これによれば、ベルトが帯電した際に、より確実に第1コネクタへの放電を抑制し、ベルトを除電することができる。
前記定着装置は、前記ヒータに電力を供給し、前記ヒータと前記ホルダとを挟持する第2コネクタをさらに備えることができる。この場合に、前記第2コネクタは、前記長手方向における前記ヒータの他方の端部に配置されていてもよい。
前記定着装置は、前記ヒータを前記ホルダに保持する第2線バネをさらに備えることができる。前記第2線バネは、前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第2対向部と、前記第2対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第3係合部と、前記第2対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第4係合部とを有し、前記第2線バネは、前記長手方向における前記ヒータの前記他方の端部に配置されており、前記長手方向において前記ベルトと前記第2コネクタとの間に配置されていてもよい。
前記第1線バネは、前記長手方向における前記ヒータの一方の端部に配置されており、前記第1コネクタは、前記長手方向における前記ヒータの他方の端部に配置されていてもよい。
前記支持壁は、少なくとも1つの孔を有し、前記定着装置は、温度センサと、前記孔を通して前記温度センサを前記ヒータの前記第1面に押し付けるように付勢する付勢部材と、をさらに備え、前記温度センサは、前記長手方向において前記第1コネクタよりも前記第1線バネに近い位置に位置していてもよい。
これによれば、第1線バネがヒータを保持した状態でホルダに温度センサを取り付けることができるので、温度センサを容易に取り付けることができる。
前記ホルダは、前記第1対向部が係合する溝を有していてもよい。
これによれば、第1線バネをホルダに対して長手方向に位置決めすることができる。
前記ホルダは、前記幅方向の一方の端部に位置し、前記第1係合部が接触する第1接触壁と、前記幅方向の他方の端部に位置し、前記第2係合部が接触する第2接触壁と、を有することができる。そして、前記第1係合部は、弾性変形した状態で前記第1接触壁に接触し、前記第2係合部は、弾性変形した状態で前記第2接触壁に接触していてもよい。
前記第1係合部は、前記第1対向部から前記長手方向および前記幅方向に直交する厚み方向に延びる第1延在部と、前記第1延在部から折り返された第1折り返し部とを有し、前記第2係合部は、前記第1対向部から前記厚み方向に延びる第2延在部と、前記第2延在部から折り返された第2折り返し部とを有することができる。前記第1折り返し部は、前記第1延在部から前記第1対向部に向かってかつ前記幅方向に延びて、前記第1接触壁に接触し、前記第2折り返し部は、前記第2延在部から前記第1対向部に向かってかつ前記幅方向に延びて、前記第2接触壁に接触していてもよい。
前記ホルダは、前記第1接触壁から前記幅方向に延びる第1抜け止め部であって、前記第1係合部が前記ホルダから前記長手方向および前記幅方向に直交する厚み方向に外れるのを止める第1抜け止め部と、前記第2接触壁から前記幅方向に延びる第2抜け止め部であって、前記第2係合部が前記ホルダから前記厚み方向に外れるのを止める第2抜け止め部とを有することができる。
これによれば、第1線バネがホルダから外れるのを抑制することができる。
前記第1対向部は、前記幅方向に真っすぐ延びていることが望ましい。
これによれば、ヒータとホルダの長手方向の長さをさらに短くすることができる。
前記第1対向部は、前記ヒータに向かって凸となる形状を有しており、前記ヒータを押圧して前記ヒータを保持していてもよい。
これによれば、ヒータがホルダに対してずれることを抑制することができる。
本発明の定着装置によれば、ヒータとホルダの長手方向の長さを短くすることができる。
本発明の一実施形態に係るレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 定着装置を分解して示す斜視図である。 ホルダの背面を示す平面図である。 ホルダに取り付けられる温度センサ、付勢部材、ステイを分解して示す斜視図である。 加熱ユニットの平面図である。 加熱ユニットの長手方向の端部を示す拡大図である。 第1線バネを示す加熱ユニットの横断面図である。 第1線バネの斜視図である。 ホルダからコネクタを外した状態を示す分解斜視図である。 一方の端部に第1線バネを有し、他方の端部に第1コネクタを有する加熱ユニットの他の実施形態の平面図(a)と、一方の端部に第1線バネと第2コネクタを有し、他方の端部に第1コネクタを有する加熱ユニットのまた他の実施形態の平面図(b)と、一方の端部に第1線バネを有し、他方の端部に第1コネクタと第2線バネを有する加熱ユニットのさらに他の実施形態の平面図(c)と、他方の端部に第1線バネと第1コネクタを有する加熱ユニットのまた他の実施形態の平面図(d)である。 第1線バネの他の実施形態を示す加熱ユニットの横断面図である。
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、筐体2内に、供給部3と、露光装置4と、プロセスカートリッジ5と、定着装置8とを主に備えている。
供給部3は、筐体2内の下部に設けられ、シートSが収容される供給トレイ31と、押圧板32と、供給機構33とを主に備えている。供給トレイ31に収容されたシートSは、押圧板32によって上方に寄せられ、供給機構33によってプロセスカートリッジ5に供給される。
露光装置4は、筐体2内の上部に配置され、図示しない光源装置や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置4では、光源装置から出射される画像データに基づく光ビームが、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から筐体2に対して着脱可能となっている。プロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とを備えている。ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容する収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からの光ビームによって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間でシートSが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像がシートS上に転写される。
定着装置8は、シートSの搬送方向において、プロセスカートリッジ5の下流側に配置されている。トナー像が転写されたシートSは、定着装置8を通過することでトナー像が定着される。トナー像が定着されたシートSは、搬送ローラ23,24によって排出トレイ22上に排出される。
図2に示すように、定着装置8は、加熱ユニット81と、加圧ローラ82とを備えている。加熱ユニット81および加圧ローラ82の一方は、図示せぬ付勢機構によって、他方に対して付勢されている。
加熱ユニット81は、ヒータ110と、ホルダ120と、ステイ130と、ベルト140とを備えている。ヒータ110は、長手方向に延びる平板状のヒータである。ヒータ110は、第1面111と、第1面111の反対側の第2面112とを有し、第1面111がホルダ120に支持されている。以下では、ヒータ110の長手方向を単に「長手方向」とも称し、ヒータ110の長手方向に直交する幅方向を単に「幅方向」とも称する。
ホルダ120は、樹脂などからなり、ガイド面121と、支持壁122を有している。ガイド面121は、ベルト140の内周面141に接触してベルト140を案内している。支持壁122は、ヒータ110を支持する支持面122Aを有する。ステイ130は、ホルダ120を支持する部材であり、ホルダ120より剛性が大きい板材、例えば、鋼板などを断面視略U字状に折り曲げることで形成されている。
ベルト140は、耐熱性と可撓性を有する無端状のベルトであり、ステンレス鋼などの金属からなる金属素管と、その金属素管を被覆するフッ素樹脂層とを有する。ヒータ110、ホルダ120およびステイ130は、ベルト140の内側に配置されている。ベルト140は、ヒータ110、ホルダ120およびステイ130の周りを回転するように構成されている。ベルト140の内周面141は、ヒータ110と接触する。
加圧ローラ82は、金属製のシャフト82Aと、シャフト82Aを被覆する弾性層82Bとを有している。加圧ローラ82は、ヒータ110との間でベルト140を挟むことで、シートSを加熱・加圧するためのニップ部NPを形成している。
加圧ローラ82は、筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することでベルト140(またはシートS)との摩擦力によりベルト140を従動回転させるようになっている。これにより、トナー像が転写されたシートSは、加圧ローラ82と加熱されたベルト140の間を搬送されることでトナー像が熱定着されるようになっている。
図3に示すように、定着装置8は、定着フレーム150をさらに備えている。定着フレーム150は、加熱ユニット81と加圧ローラ82を支持している。定着フレーム150は、長手方向の端部にそれぞれ一対のレール150Aを有している。レール150Aは、ホルダ120を長手方向および幅方向に直交する厚み方向に移動可能に支持している。以下では、長手方向および幅方向に直交する厚み方向を単に「厚み方向」とも称する。
レール150Aは、定着フレーム150の本体150Bから厚み方向に延びる柱状部である。対となったレール150Aは、それぞれ幅方向に向かい合っている。レール150Aの対向する面は、後述するホルダ120の当接領域Fと当接する。対となったレール150Aの幅方向の間隔は、当接領域Fの間の距離と等しいかこれよりも少し大きい。なお、レール150Aは、本実施形態では、厚み方向に延びる柱状部としたが、ホルダ120の当接領域Fと当接し、ホルダ120を厚み方向に移動可能に支持することが可能な形状であればよく、本実施形態の形状に限らない。
図4に示すように、ホルダ120の支持壁122は、複数の孔123A,123Bを有している。図5に示すように、ホルダ120の支持面122Aとは反対側の背面122Bに対向して、温度センサ10A,10Bが設けられている。温度センサ10A,10Bは、孔123A,123Bを通してヒータ110の第1面111に接触する。温度センサ10A,10Bは、ステイ130と温度センサ10A,10Bの間に設けられる付勢部材11A,11Bによってヒータ110の第1面111に押し付けられている。温度センサ10Aは、ホルダ120の長手方向の一方の端部に位置している。温度センサ10Bは、ホルダ120の長手方向の中央よりも一方の端部に近い位置に位置している。温度センサ10A,10Bは、ここではサーミスタであるが、サーモスタットなどの他の温度センサとすることもできる。付勢部材11A,11Bは、ここではコイルばねであるが、他の付勢部材であってもよい。
図6に示すように、ホルダ120は、ベルト140を通って長手方向に延びており、長手方向の両端部がベルト140から外側に出ている。ホルダ120はヒータ110を支持しており、ヒータ110の長手方向の一方の端部には、ヒータ110をホルダ120に保持する第1線バネ40Aと、ヒータ110に電力を供給し、ヒータ110とホルダ120を挟持する第1コネクタ50Aが設けられている。ヒータ110の長手方向の他方の端部には、ヒータ110をホルダ120に保持する第2線バネ40Bと、ヒータ110に電力を供給し、ヒータ110とホルダ120を挟持する第2コネクタ50Bが設けられている。温度センサ10A,10Bは、長手方向において第2コネクタ50Bよりも第1線バネ40Aに近い位置に位置している。
第1線バネ40Aは、ベルト140と第1コネクタ50Aの間に設けられている。第2線バネ40Bは、ベルト140と第2コネクタ50Bの間に設けられている。線バネ40A,40Bとベルト140との最短距離は、コネクタ50A,50Bとベルト140との最短距離よりも小さい。また、第1線バネ40Aとベルト140との最短距離は、第1線バネ40Aと第1コネクタ50Aとの最短距離および第2線バネ40Bと第2コネクタ50Bとの最短距離よりも小さい。また、第2線バネ40Bとベルト140との最短距離は、第1線バネ40Aと第1コネクタ50Aとの最短距離および第2線バネ40Bと第2コネクタ50Bとの最短距離よりも小さい。線バネ40A,40Bおよびコネクタ50A,50Bの詳細については後述する。
次に、ホルダ120の長手方向の端部の構造について説明する。
ホルダ120の長手方向の端部の構造は、左右対称となっているので、代表してホルダ120の一方の端部について説明する。
図7,図10に示すように、ホルダ120は、側壁124と、第1当接部125と、第2当接部126と、第1溝127と、第2溝128と、突出部129とを有している。
側壁124は、支持面122Aから突出し、支持壁122の周囲に沿って設けられている。第1当接部125は、ホルダ120の長手方向に沿って延びる一方の側壁から幅方向に突出している。第2当接部126は、ホルダ120の長手方向に沿って延びる他方の側壁から幅方向に突出している。第1当接部125と第2当接部126は、レール150Aと当接する当接領域Fを提供する。本実施形態では、当接部125,126の長手方向の長さは、レール150Aの対向する面の長手方向の長さよりも大きい。第2当接部126には、レール150Aに対してホルダ126が長手方向に移動するのを規制するための凸部126Aが設けられている。凸部126Aによって、ホルダ120が定着フレーム150に対して長手方向に位置決めされている。第1溝127は、第1当接部125と支持面122Aの間で側壁124に設けられている。第2溝128は、第2当接部126と支持面122Aの間で側壁124に設けられている。突出部129は、後述するようにコネクタ50A,50Bの溝513と係合する。
図7,図8に示すように、第1当接部125は、厚み方向に延びる第1接触壁125Aと、第1接触壁125Aから幅方向に支持壁122に向かって延びる第1抜け止め部125Bと、取付孔125Cと、を有する。取付孔125Cは、第1接触壁125Aおよび第1抜け止め部125Bと支持壁122との間に設けられている。第2当接部126は、厚み方向に延びる第2接触壁126Aと、第2接触壁126Aから幅方向に支持壁122に向かって延びる第2抜け止め部126Bと、取付孔126Cと、を有する。取付孔126Cは、第2接触壁126Aおよび第2抜け止め部126Bと支持壁122との間に設けられている。
続いて、線バネの構造について説明する。
図6に戻ると、第1線バネ40Aは、第1対向部41Aと、第1係合部42Aと、第2係合部43Aとを有する。第1対向部41Aは、ヒータ110の第2面112と対向し、第2面112を支持する。第1対向部41Aは、幅方向に真っすぐ延びている。第1係合部42Aは、第1対向部41Aの一方の端部から延び、ヒータ110に対してヒータ110の幅方向の一方側でホルダ120に係合する。第2係合部43Aは、第1対向部41Aの他方の端部から延び、ヒータ110に対して幅方向の他方側でホルダ120に係合する。
第2線バネ40Bは、第2対向部41Bと、第3係合部42Bと、第4係合部43Bとを有する。第2対向部41Bは、ヒータ110の第2面112と対向し、第2面112を支持する。第3係合部42Bは、第2対向部41Bの一方の端部から延び、ヒータ110に対してヒータ110の幅方向の一方側でホルダ120に係合する。第3係合部42Bは、第2対向部41Bの他方の端部から延び、ヒータ110に対して幅方向の他方側でホルダ120に係合する。
第1線バネ40Aと第2線バネ40Bは、同じ形状を有している。また、第1線バネ40Aと第2線バネ40Bは、左右対称に配置されている。以下では、代表して第1線バネ40Aの構造および配置について説明する。
図9に示すように、第1線バネ40Aは、金属ワイヤを屈曲して形成したものである。第1係合部42Aは、第1対向部41Aから厚み方向に延びる第1延在部421と、第1延在部421から折り返された第1折り返し部422とを有する。第2係合部43Aは、第1対向部41Aから厚み方向に延びる第2延在部431と、第2延在部431から折り返された第2折り返し部432とを有する。第1折り返し部422は、第1延在部421から厚み方向に第1対向部41Aに向かってかつ幅方向に延びている。第2折り返し部432は、第2延在部431から厚み方向に第1対向部41Aに向かってかつ幅方向に延びている。
図7に示すように、第1線バネ40Aは、長手方向において、少なくとも一部が当接領域Fが位置する範囲内に位置している。より具体的には、第1係合部42Aおよび第2係合部43Aの一部が、長手方向において当接領域Fが位置する範囲内に位置している。当接領域Fは、長手方向において、ベルト140やコネクタ50A,50Bとは異なる位置に配置されている。本実施形態では、長手方向において所定長さが必要とされる当接領域Fが設けられる範囲に第1線バネ40Aの一部を配置することで、第1線バネ40Aの取り付けのためだけの領域を長手方向に確保していない。このため、ホルダ120およびヒータ110を長手方向に短くすることができる。
第1対向部41Aは、第1溝127および第2溝128と係合している。
図8に示すように、第1係合部42Aは、弾性変形した状態で第1接触壁125Aに接触し、第2係合部43Aは、弾性変形した状態で第2接触壁126Aに接触している。より具体的には、第1折り返し部422が第1接触壁125Aに接触し、第2折り返し部432が第2接触壁126Aに接触している。
第1係合部42Aは、第1抜け止め部125Bによって、ホルダ120から厚み方向に外れることが抑制されている。第2係合部43Aは、第2抜け止め部126Bによって、ホルダ120から厚み方向に外れることが抑制されている。第1抜け止め部125Bは、第1折り返し部422よりも第1対向部41Aに近く、厚み方向から見て第1折り返し部422と重なっている。第2抜け止め部126Bは、第2折り返し部432よりも第1対向部41Aに近く、厚み方向から見て第2折り返し部432と重なっている。
第1係合部42Aおよび第2係合部43Aは、ステイ130と接触している。ステイ130は、電気的に接地されている。よって、第1線バネ40Aは、ステイ130を介して電気的に接地されている。また、第1係合部42Aおよび第2係合部43Aは、ステイ130に直接接触せずに、金属ワイヤなどの導電性部材を介してステイ130により接地されていてもよい。
続いて、コネクタ50A,50Bの構造について説明する。コネクタ50A,50Bは同じ構造を有するので、代表してコネクタ50Aの構造について説明する。
コネクタ50Aは、ヒータ110に電力を供給するための部材である。図10に示すように、コネクタ50Aは、ヒータ110の一部をホルダ120に固定するための固定部材としても機能する。コネクタ50Aは、幅方向の一方側からヒータ110およびホルダ120の一方の端部に取り付けられている。コネクタ50Aは、樹脂などからなるコネクタ本体51と、金属などの導電性の材料からなる、2つの電極52とを備えている。
各電極52は、ヒータ110の各給電端子Tに接続される電極であり、長手方向に間隔を空けて並んでいる。各電極52は、図示せぬ配線を介して図示せぬ電源に接続されている。
コネクタ本体51は、直方体形状のベース部510と、ベース部510からヒータ110に向けて延びる第1延出部511および第2延出部512とを有している。第1延出部511および第2延出部512は、厚み方向において、間隔を空けて並んでいる。第1延出部511および第2延出部512は、ヒータ110とホルダ120とを、厚み方向に挟持している。
第2延出部512の第1延出部511を向いた面には、係合部としての溝513が設けられている。溝513は、突出部129を受け入れて突出部129と長手方向において接触し、ホルダ120に対するコネクタ50Aの長手方向の移動を規制する。
次に、本実施形態に係る定着装置8の作用効果について説明する。
定着装置8の組み立ての際には、まず、ヒータ110がホルダ120の支持面122A上に配置される。続いて、第1係合部42Aおよび第2係合部43Aを取付孔125C,126Cにそれぞれ挿入するとともに、対向部41Aを溝127,128に係合させることにより、第1線バネ40Aがホルダ120に取り付けられる。第2線バネ40Bも同様にホルダ120に取り付けられる。これにより、ヒータ110がホルダ120に保持される。その後、温度センサ10A,10Bがホルダ120の孔123Aを通してヒータ110に接触するように取り付けられる。このとき、線バネ40A,40Bがヒータ110を保持した状態でホルダ120に温度センサ10A,10Bを取り付けることができるので、温度センサ10A,10Bを容易に取り付けることが可能となる。
次に、ホルダ120を加熱ユニット81に設置する。このとき、図2に示すように、ヒータ110の第2面112が加圧ローラ82を向くように下向きに配置されるが、線バネ40A,40Bによってホルダ120からヒータ110が外れることが抑制される。
印刷時に加圧ローラ82が回転駆動されると、ベルト140と加圧ローラ82との摩擦力によりベルト140が従動回転する。このとき、摩擦によってベルト140が帯電する。線バネ40A,40Bが接地されており、かつベルト140とコネクタ50A,50Bの間に設けられていることで、ベルト140に帯電した電気は線バネ40A,40Bに放電されて除電される。これにより、ベルト140に帯電した電気がコネクタ50A,50Bに放電されることが抑制される。また、ベルト140は印刷時に長手方向に往復動するため、ベルト140の両側に線バネ40A,40Bがあることにより、ベルト140をより確実に除電することができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
第1線バネ40Aによってヒータ110をホルダ120に保持したことで、ヒータ110とホルダ120の長手方向の長さを短くすることができる。
第1線バネ40Aが、長手方向において少なくとも一部がホルダ120の当接領域Fが位置する範囲内に位置していることによって、ヒータ110とホルダ120の長手方向の長さをさらに短くすることができる。
第1線バネ40Aが接地されており、第1線バネ40Aとベルト140との最短距離が、第1コネクタ50Aとベルト140との最短距離よりも小さいことにより、ベルト140が帯電した際に、第1コネクタ50Aへの放電を抑制し、第1線バネ40Aによってベルト140を除電することができる。
第1線バネ40Aが、第1コネクタ50Aとベルト140との間に配置され、第1線バネ40Aとベルト140との最短距離が、第1線バネ40Aと第1コネクタ50Aとの最短距離よりも小さいことにより、ベルト140が帯電した際に、第1線バネ40Aによってより確実にベルト140を除電することができる。
ホルダ120が、第1対向部41Aが係合する溝127,128を有していることで、第1線バネ40Aをホルダ120に対して長手方向に位置決めすることができる。
ホルダ120が、第1抜け止め部125Bと、第2抜け止め部126Bとを有することによって、第1線バネ40Aがホルダ120から外れるのを抑制することができる。
第1対向部41Aが幅方向に真っすぐ延びていることにより、ヒータ110とホルダ120の長手方向の長さをさらに短くすることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、ヒータ110の長手方向の両方の端部に線バネ40A,40Bとコネクタ50A,50Bがそれぞれ配置されているが、図11(a)に示すように、長手方向におけるヒータ110の一方の端部に第1線バネ40Aを配置し、長手方向におけるヒータ110の他方の端部に第1コネクタ50Aを配置してもよい。この場合も、第1線バネ40Aとベルト140との最短距離が、第1コネクタ50Aとベルト140との最短距離よりも小さいことが望ましい。
また、図11(b)に示すように、長手方向におけるヒータ110の一方の端部に第1線バネ40Aと、第1コネクタ50Aを配置し、長手方向におけるヒータ110の他方の端部に第2コネクタ50Bを配置してもよい。第1線バネ40Aは、長手方向においてベルト140と第1コネクタ50Aの間に配置することができる。この場合も、第1線バネ40Aは、第1コネクタ50Aおよび第2コネクタ50Bよりもベルト140の近くに配置することが望ましい。
さらに、図11(c)に示すように、長手方向におけるヒータ110の一方の端部に第1線バネ40Aを配置し、長手方向におけるヒータ110の他方の端部に第2コネクタ50Bと第2線バネ40Bを配置してもよい。第2線バネ40Bは、長手方向においてベルト140と第2コネクタ50Bの間に配置することができる。
また、図11(d)に示すように、長手方向におけるヒータ110の一方の端部のみに第1線バネ40Aと第1コネクタ50Aを配置してもよい。第1線バネ40Aを第1コネクタ50Aとベルト140の間に配置することができる。この場合も、第1線バネ40Aとベルト140との最短距離は、第1線バネ40Aと第1コネクタ50Aとの最短距離よりも小さいことが望ましい。
また、前記実施形態では、第1線バネ40Aの第1対向部41Aは、ヒータ110に対して真っすぐ延びていたが、第1対向部は蛇行した形状であってもよい。また、図12に示すように、第1線バネ400Aは、ヒータ110に向かって凸となる形状を有する第1対向部410Aを備えてもよい。第1対向部410Aは、ヒータ110をホルダ120の支持面122Aに対して押圧してヒータ110をホルダ120に保持することができる。これによれば、ヒータ110がホルダ120に対してずれることを抑制することができる。
前記した実施形態および変形例で説明した各要素を、任意に組み合わせて実施してもよい。
8 定着装置
40A 第1線バネ
40B 第2線バネ
41A 第1対向部
42A 第1係合部
43A 第2係合部
110 ヒータ
111 第1面
112 第2面
120 ホルダ
122 支持壁

Claims (17)

  1. 第1面と、前記第1面の反対側の第2面とを有する平板状のヒータと、
    前記ヒータの前記第1面を支持する支持壁を有するホルダと、
    前記ヒータを前記ホルダに保持する第1線バネと、を備え、
    前記第1線バネは、
    前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第1対向部と、
    前記第1対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記ヒータの長手方向に直交する幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第1係合部と、
    前記第1対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第2係合部とを有することを特徴とする定着装置。
  2. 前記ホルダを支持する定着フレームを備え、
    前記ホルダは、前記定着フレームと前記幅方向で当接する当接領域を有し、
    前記第1線バネは、前記長手方向において、少なくとも一部が前記当接領域が位置する範囲内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ホルダは、前記第1係合部が挿入される取付孔を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第1線バネは、接地されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記ヒータに電力を供給し、前記ヒータと前記ホルダとを挟持する第1コネクタと、
    内周面が前記ヒータと接触する無端状のベルトとを備え、
    前記第1線バネと前記ベルトとの最短距離は、前記第1コネクタと前記ベルトとの最短距離よりも小さいことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記第1線バネと前記第1コネクタは、前記ヒータの前記一方の端部に配置されており、
    前記第1線バネは、前記第1コネクタと前記ベルトとの間に配置され、前記第1線バネと前記ベルトとの最短距離は、前記第1線バネと前記第1コネクタとの最短距離よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記ヒータを前記ホルダに保持する第2線バネをさらに備え、
    前記第2線バネは、
    前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第2対向部と、
    前記第2対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第3係合部と、
    前記第2対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第4係合部とを有し、
    前記第2線バネは、前記長手方向における前記ヒータの前記他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記ヒータに電力を供給し、前記ヒータと前記ホルダとを挟持する第2コネクタをさらに備え、前記第2コネクタは、前記長手方向における前記ヒータの他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記ヒータを前記ホルダに保持する第2線バネをさらに備え、
    前記第2線バネは、
    前記ヒータの前記第2面と対向し、前記第2面を支持する第2対向部と、
    前記第2対向部の一方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の一方側で前記ホルダに係合する第3係合部と、
    前記第2対向部の他方の端部から延び、前記ヒータに対して前記幅方向の他方側で前記ホルダに係合する第4係合部とを有し、
    前記第2線バネは、前記長手方向における前記ヒータの前記他方の端部に配置されており、前記長手方向において前記ベルトと前記第2コネクタとの間に配置されていることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記第1線バネは、前記長手方向における前記ヒータの一方の端部に配置されており、
    前記第1コネクタは、前記長手方向における前記ヒータの他方の端部に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  11. 前記支持壁は、少なくとも1つの孔を有し、
    前記定着装置は、温度センサと、前記孔を通して前記温度センサを前記ヒータの前記第1面に押し付けるように付勢する付勢部材と、をさらに備え、
    前記温度センサは、前記長手方向において前記第1コネクタよりも前記第1線バネに近い位置に位置していることを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記ホルダは、前記第1対向部が係合する溝を有することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 前記ホルダは、前記幅方向の一方の端部に位置し、前記第1係合部が接触する第1接触壁と、前記幅方向の他方の端部に位置し、前記第2係合部が接触する第2接触壁と、を有し、
    前記第1係合部は、弾性変形した状態で前記第1接触壁に接触し、前記第2係合部は、弾性変形した状態で前記第2接触壁に接触していることを特徴とする請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. 前記第1係合部は、前記第1対向部から前記長手方向および前記幅方向に直交する厚み方向に延びる第1延在部と、前記第1延在部から折り返された第1折り返し部とを有し、
    前記第2係合部は、前記第1対向部から前記厚み方向に延びる第2延在部と、前記第2延在部から折り返された第2折り返し部とを有し、
    前記第1折り返し部は、前記第1延在部から前記第1対向部に向かってかつ前記幅方向に延びて、前記第1接触壁に接触し、
    前記第2折り返し部は、前記第2延在部から前記第1対向部に向かってかつ前記幅方向に延びて、前記第2接触壁に接触していることを特徴とする請求項13に記載の定着装置。
  15. 前記ホルダは、
    前記第1接触壁から前記幅方向に延びる第1抜け止め部であって、前記第1係合部が前記ホルダから前記長手方向および前記幅方向に直交する厚み方向に外れるのを止める第1抜け止め部と、
    前記第2接触壁から前記幅方向に延びる第2抜け止め部であって、前記第2係合部が前記ホルダから前記厚み方向に外れるのを止める第2抜け止め部とを有することを特徴とする請求項13または請求項14に記載の定着装置。
  16. 前記第1対向部は、前記幅方向に真っすぐ延びていることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の定着装置。
  17. 前記第1対向部は、前記ヒータに向かって凸となる形状を有しており、前記ヒータを押圧して前記ヒータを保持していることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の定着装置。
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