JP2021166133A - 面状光源および面状光源の製造方法 - Google Patents

面状光源および面状光源の製造方法 Download PDF

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Tadao Hayashi
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Abstract

【課題】 光源近傍の光吸収を低減することができる面状光源および面状光源の製造方法を提供すること。
【解決手段】面状光源は、配線基板と、配線基板上に配置される導光板であって、第1主面と、第2主面と、第1主面から第2主面まで貫通する第1孔部とを含む導光板と、第1孔部内に位置する配線基板上に配置された光源と、平面視において第1孔部の内側面と光源の側面との間に位置する配線基板上に配置された第1光反射性部材と、導光板の第2主面側に配置された第2光反射性部材と、を備える。第1光反射性部材の光源が発する光に対する拡散反射率は、第2光反射性部材の光源が発する光に対する拡散反射率よりも高い。
【選択図】図2

Description

本発明は、面状光源および面状光源の製造方法に関する。
発光ダイオード等の発光素子と、導光板とを組み合わせた発光モジュールは、例えば液晶ディスプレイのバックライト等の面状光源に広く利用されている。例えば、特許文献1には、導光板と、導光板に形成した貫通孔内に配置された光源と、光源上に配置された反射部材とを含む構造が開示されている。
韓国公開特許第10−2009−0117419号公報
本発明は、光源近傍の光吸収を低減することができる面状光源および面状光源の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、面状光源は、配線基板と、前記配線基板上に配置される導光板であって、第1主面と、前記第1主面の反対側であって前記配線基板と対向して配置される第2主面と、前記第1主面から前記第2主面まで貫通する第1孔部とを含む導光板と、前記第1孔部内に位置する前記配線基板上に配置された光源と、平面視において前記第1孔部の内側面と前記光源の側面との間に位置する前記配線基板上に配置された第1光反射性部材と、前記導光板の前記第2主面側に配置された第2光反射性部材と、を備える。前記第1光反射性部材の前記光源が発する光に対する拡散反射率は、前記第2光反射性部材の前記光源が発する光に対する拡散反射率よりも高い。
本発明の一態様によれば、面状光源の製造方法は、配線基板と、前記配線基板上に配置される導光板であって、第1主面と、前記第1主面の反対側であって前記配線基板と対向して配置される第2主面と、前記第1主面から前記第2主面まで貫通する第1孔部とを含む導光板と、前記第1孔部内に位置する前記配線基板上に配置された光源と、を備える構造体を準備する工程と、前記第1孔部に、光拡散剤と透光性樹脂と溶剤とを含む液体を供給する工程と、前記溶剤を蒸発させ、平面視において前記第1孔部の内側面と前記光源の側面との間に位置する前記配線基板上に、前記光拡散剤と前記透光性樹脂とを含む光反射性部材を形成する工程と、を備える。
発光面内における光源近傍の光吸収を低減することができる。
本発明の一実施形態の面状光源の模式平面図である。 図1のII−II線における模式断面図である。 本発明の一実施形態の光源の模式断面図である。 本発明の他の実施形態の光源の模式断面図である。 本発明の一実施形態の積層体の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の積層体の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の積層体の製造方法を示す模式平面図である。 本発明の一実施形態の積層体の製造方法を示す模式平面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式断面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式平面図である。 本発明の一実施形態の面状光源の製造方法を示す模式平面図である。 本発明の他の実施形態の面状光源の一部分の模式断面図である。
以下、図面を参照し、実施形態について説明する。なお、各図面中、同じ要素には同じ符号を付している。
図1は、本発明の一実施形態の面状光源100の模式平面図である。図1は、面状光源100の発光面を見た平面視を表す。図1において、面状光源100の発光面に対して平行であり、且つ互いに直交する2方向をX方向およびY方向とする。
面状光源100は、1又は複数の光源20を備えることができる。面状光源100が複数の光源20を備える場合、各光源20の間は、区画溝14で区画されている。この区画された1つの領域を、発光領域1とも称する。また、1つの光源20を備える面状光源の場合は、1つの面状光源が1つの発光領域を備える。このように、1つの光源20を備える面状光源や、複数の光源20を備える面状光源100を、それぞれ複数並べることで、より面積の大きい面状光源装置とすることもできる。
図1に示す面状光源100は、X方向に沿って延びる2辺と、Y方向に沿って延びる2辺とをもつ四角形の外形を有する。
1つの発光領域1は、例えばローカルディミングの駆動単位とすることができる。図1には、2行3列に区画された6つの発光領域1を備える面状光源100を例示している。なお、面状光源100を構成する発光領域1の数は図1に示す数に限らない。
図2は、図1のII−II線における模式断面図であり、1つの光源20を含む部分の模式断面を表す。面状光源100は、配線基板50と、積層構造体111と、光源20とを備える。
積層構造体111は、導光板10と、第2光反射性部材41とを備える。図5に示すように、導光板10は第1孔部15を備える。第2光反射性部材41は、第1孔部15と重なる位置に第2孔部41aを備える。すなわち、積層構造体111は、第1孔部15と第2孔部41aを含む貫通孔13を備える。第1孔部15と第2孔部41aとは、同じ幅(直径)とすることができる。あるいは、第1孔部15の幅(直径)は、第2孔部41a幅(直径)よりも大きい、又は、小さくすることができる。
第1孔部15及び第2孔部41aの内側面は、導光板10の第1主面11又は第2主面12に対して、垂直な面、又は、傾斜した傾斜面とすることができる。また、第1孔部15及び第2孔部41aの内側面は、導光板10の第1主面11又は第2主面12に対して、垂直な面、又は傾斜した傾斜面を組み合わせた形状とすることができる。
第1孔部15と第2孔部41aは、平面視において円形、楕円形とすることができる。第1孔部15と第2孔部41aは、平面視において三角形、四角形、六角形、八角形等の角形とすることができる。第1孔部15と第2孔部41aは、平面視において、それぞれの中心が一致していることが好ましい。
導光板10は、光源20が発する光に対する透光性を有する。光源20は発光素子21を有する。光源20が発する光とは、発光素子21が発する光を表す。また、光源20が蛍光体を含む場合には、光源20が発する光には蛍光体が発する光も含まれる。光源20からの光に対する導光板10の透過率は、例えば、80%以上が好ましく、90%以上がより好ましい。
導光板10の材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、若しくは、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ、若しくは、シリコーン等の熱硬化性樹脂、又は、ガラスなどを用いることができる。
導光板10は、面状光源100の発光面となる第1主面11と、第1主面11の反対側の第2主面12とを有する。図5を参照して前述したように、導光板10は、第1主面11から第2主面12まで貫通する第1孔部15を有する。
導光板10の厚さは、例えば、200μm以上800μm以下が好ましい。導光板10は、その厚さ方向に、単層で構成されてもよいし、複数の層の積層体で構成されてもよい。導光板10が積層体で構成される場合、各層の間に透光性の接着部材を配置してもよい。積層体の各層は、異なる種類の主材を用いてもよい。接着部材の材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、若しくは、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ、若しくは、シリコーン等の熱硬化性樹脂を用いることができる。
1つの面状光源100は、複数の光源20を備えることができる。つまり、1枚の導光板10は、複数の第1孔部15を備えることができる。その場合、導光板10は、図1に示すように、X方向に直線状に延びる区画溝14と、Y方向に延びる区画溝14とで構成される格子状の区画溝14を備えることが好ましい。区画溝14は、それぞれの発光領域1を区画している。換言すると、区画溝14で囲まれた領域は、1つの発光領域1である。
図2には、第1主面11側に開口を有し、底が第2主面12に達しない有底の区画溝14を例示している。この区画溝14の場合、底の位置は、導光板10の厚み方向において、任意の位置とすることができる。例えば、隣接する発光領域1への光漏れを抑制したい場合は、導光板10の厚みの50%以上が好ましく、70%がさらに好ましく、90%以上が特に好ましい。つまり、区画溝14の底は、第2主面12に近い方が好ましい。
また、区画溝14は、第2主面12側に開口を有し、底が第1主面11に達しない有底の溝であってもよい。
区画溝14は、第1主面11及び第2主面12から離隔していてもよい。例えば、導光板10が、第1主面11となる面を含む第1導光板と、第2主面12となる面を含む第2導光板と、の2枚が積層された積層構造を用いることができる。第1導光板の下面は有底の第1溝を備え、第2導光板の上面は有底の第2溝を備える。そして、第1溝と第2溝とが、平面視において重なるように配置することで、第1主面11と第2主面12から離れた位置に、第1溝と第2溝とで構成される区画溝を備える導光板とすることができる。
さらに、区画溝14は第1主面11から第2主面12まで貫通していてもよい。さらに、導光板10を貫通する区画溝が、導光板10と共に積層構造体111を構成する第2光反射性部材41に配置された溝とつながっていてもよい。つまり、導光板10を貫通する貫通溝と、第2光反射性部材41に配置される有底の貫通溝とを含む、区画溝とすることができる。
区画溝14の平面視形状は、発光領域1の形状によって決めることができる。例えば、隣接する発光領域1がそれぞれ四角形の場合、それらの間に配置される区画溝14は、平面視において、幅が一定の直線形状となる。区画溝14の幅は、例えば、発光領域1の幅の例えば、0.2%〜10%とすることができ、より好ましくは3%〜7%とすることができる。区画溝14内に第3光反射性部材42を配置する場合は、第3光反射性部材42を配置することが可能な開口幅を備える区画溝14とすることが好ましい。例えば、第3光反射性部材42として、光拡散剤を含む樹脂部材を用いる場合、その樹脂部材の粘度等に応じて、区画溝14の開口幅を適宜選択することができる。特に、第3光反射性部材42の反射率を高くするために、光拡散剤の含有量が多くなる場合は、第3光反射性部材42の粘度が高くなり易い。そのため、区画溝14の開口幅が狭すぎると、区画溝14内の内側面の適切な位置に第3光反射性部材42を配置することが困難となる。そのような場合は、開口幅を適宜広くした区画溝14とすることが好ましい。
図2に示すように、区画溝14内に第3光反射性部材42を配置することができる。第3光反射性部材42は、光源20が発する光に対する反射性を有することが好ましい。第3光反射性部材42として、例えば、光拡散剤を含む白色の樹脂部材を用いることができる。光拡散剤としては、例えばTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子が挙げられる。また、第3光反射性部材42として、Al、Agなどの光反射性の金属部材を用いてもよい。また、区画溝14内に、導光板10の屈折よりも低屈折率の部材を配置してもよい。低屈折率の部材としては、空気等が挙げられる。
区画溝14内に第3光反射性部材42を配置する場合、例えば、図2に示すように、区画溝14の内側面の形状に沿うように配置することができる。換言すると、第3光反射性部材42の上面の一部が、導光板10の第1主面11よりも低い位置となるように配置することができる。ここでは、区画溝14の断面がV字状であり、第3光反射性部材42の断面もV字状である例を示している。また、第3光反射性部材42は、区画溝14の内側面の全てを被覆するように配置することが好ましい。
また、区画溝14内に配置される第3光反射性部材42は、区画溝14内の空間をすべて埋めるように形成することができる。
さらに、第3光反射性部材42は、区画溝14内から、導光板10の第1主面11上に延在する部分を備えていてもよい。
第3光反射性部材42は、隣接する発光領域1間の導光を抑制する。例えば、発光状態の発光領域1から、非発光状態の発光領域1への導光が制限される。これにより、それぞれの発光領域1を駆動単位としたローカルディミングが可能となる。
光源20は、積層構造体111の貫通孔13内における配線基板50上に配置されている。第2光反射性部材41は、導光板10の第2主面12に配置されている。
積層構造体111は配線基板50上に配置されている。導光板10の第2主面12が配線基板50と対向し、第2光反射性部材41が第2主面12と配線基板50との間に配置されている。
第2光反射性部材41は、光源20が発する光に対する反射性を有する。例えば、第2光反射性部材41としては、シート状の樹脂部材を用いることができる。第2光反射性部材41として、多数の気泡を含む白色の樹脂部材を用いることができる。または、第2光反射性部材41として、光拡散剤を含む白色の樹脂部材を用いることができる。光拡散剤としては、例えばTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子が挙げられる。第2光反射性部材41に含まれる樹脂材料としては、例えば、アクリル、ポリカーボネート、環状ポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル等の熱可塑性樹脂、エポキシ、シリコーン等の熱硬化性樹脂などを用いることができる。
第2光反射性部材41は、接着層62を介して配線基板50に接着されている。接着層62は、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、オレフィン樹脂などの樹脂層である。すなわち、導光板10は、接着層62および第2光反射性部材41を介して、配線基板50上に配置されている。
図3Aは、光源20の一例を示す模式断面図である。
光源20は、発光素子21と、第1透光性部材22とを含む。光源20はさらに、被覆部材24、第1光調整部材25の少なくとも1つを含んでもよい。
発光素子21は半導体積層体29と、正負一対の電極23と、を有する。発光素子21は、紫外光又は可視光を発光可能である。発光素子21は、可視光として、青色から赤色までを発光可能である。半導体積層体29として、例えばInAlGa1−x−yN(0≦x、0≦y、x+y≦1)を含むことができる。
発光素子21の半導体積層体29は、素子上面21aと、素子下面21bと、素子上面21aと素子下面21bとの間の素子側面21cとを含む。正負一対の電極23は、素子下面21bに配置される。正負一対の電極23は、素子上面21aに配置されていてもよい。
第1透光性部材22は、発光素子21の素子上面21aおよび素子側面21cを覆っている。第1透光性部材22は、透光性樹脂と、透光性樹脂中に分散して含まれる蛍光体とを有する。透光性樹脂は、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂である。蛍光体は、発光素子21が発する光によって励起され、発光素子21が発する光の波長とは異なる波長の光を発する波長変換物質である。例えば、蛍光体として、イットリウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(Y(Al,Ga)12:Ce)、ルテチウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(Lu(Al,Ga)12:Ce)、テルビウム・アルミニウム・ガーネット系蛍光体(Tb(Al,Ga)12:Ce)系蛍光体、βサイアロン系蛍光体(Si6−zAl8−z:Eu(0<z<4.2))、αサイアロン系蛍光体(Mz(Si,Al)12(O,N)16(但し、0<z≦2であり、MはLi、Mg、Ca、Y、及びLaとCeを除くランタニド元素)、窒素含有アルミノ珪酸カルシウム(CASN又はSCASN)系蛍光体(例えば(Sr,Ca)AlSiN:Eu)などの窒化物蛍光体、KSF系蛍光体(KSiF:Mn)又はMGF系蛍光体(3.5MgO・0.5MgF・GeO:Mn)等のフッ化物系蛍光体、シリケート系蛍光体(例えば(Ba,Sr)SiO:Eu)、クロロシリケート系蛍光体(例えばCaMg(SiOCl:Eu)等の窒化物蛍光体などを用いることができる。第1透光性部材22は、複数種類の蛍光体を含んでいてもよい。また、第1透光性部材22は、異なる種類の蛍光体の層を複数積層させた構成であってもよい。
光源20は、被覆部材24を備えることができる。被覆部材24は、発光素子21の素子下面21bに配置される。被覆部材24は、電極23の表面(図3Aにおける下面)の少なくとも一部が被覆部材24から露出するように配置される。被覆部材24は、発光素子21の素子側面21cを覆う第1透光性部材22の下面にも配置することができる。
被覆部材24は、光源20が発する光に対する反射性を有する。被覆部材24は、例えば、光拡散剤を含む白色の樹脂部材である。光拡散剤としては、例えばTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子が挙げられる。
光源20は、第1光調整部材25を備えることができる。第1光調整部材25は、第1透光性部材22の上面に配置される。第1光調整部材25は、第1透光性部材22の上面を覆うように配置される。第1光調整部材25は、発光素子21および蛍光体が発する光に対する反射性および透光性を有する。
第1光調整部材25は、透光性樹脂と、透光性樹脂中に分散して含まれる光拡散剤とを有することができる。透光性樹脂は、例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂である。光拡散剤は、例えばTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子が挙げられる。第1光調整部材25は、例えば、Al、Agなどの光反射性の金属部材等、またはDBR(Distributed Bragg Reflector)であってもよい。
図2に示すように、貫通孔13内における光源20の周辺の配線基板50上に、第1光反射性部材31aが配置される。第1光反射性部材31aは、光源20が発する光に対する反射性を有する。第1光反射性部材31aは、例えば、光拡散剤としてTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子を含む白色の樹脂部材である。
第1光反射性部材31aは、図1に示すように、平面視において、貫通孔13の内側面13aと、光源20の側面20aとの間の配線基板50上に配置される。
光源20の上面上に、第4光反射性部材31bが配置されていてもよい。後述するように、溶剤の蒸発を利用して、第4光反射性部材31bと第1光反射性部材31aとを、同材料で且つ同時に形成することができる。
積層構造体111の貫通孔13内に第2透光性部材70が配置されている。第2透光性部材70は、光源20が発する光に対する透光性を有し、例えば、導光板10の材料と同じ樹脂、または導光板10の材料との屈折率差が小さい樹脂を用いることができる。第2透光性部材70の材料としてガラスを用いてもよい。
第2透光性部材70は、光源20の側面20aと、貫通孔13の内側面13aとの間に配置されている。光源20の側面20aと第2透光性部材70との間、および貫通孔13の内側面13aと第2透光性部材70との間には、空気層等の空間が形成されないように配置することができる。
第2透光性部材70は、第1光反射性部材31a上および第4光反射性部材31b上に配置され、第1光反射性部材31aおよび第4光反射性部材31bを覆っている。第2透光性部材70の上面は、平坦な面とすることができる。あるいは、第2透光性部材70の上面は、凹状又は凸状の曲面とすることができる。第2透光性部材70は、貫通孔13の内面の全面と接することができる。あるいは、第2透光性部材70は、導光板10の第1孔部15の内側面の一部が露出するように配置することができる。また、第2透光性部材70は、貫通孔13内から導光板10の第1主面11の上に延在する部分を備えていてもよい。
配線基板50は、絶縁基材51と、絶縁基材51上に配置された配線層52を備える。配線基板50は、さらに配線層52を被覆する絶縁性の被覆層53を備えることができる。また、配線基板50は、配線層52と電気的に接続されるパッド部54を備えることができる。絶縁基材51および被覆層53は、例えば、ポリイミド、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂を含むことができる。配線層52およびパッド54は、例えば銅、アルミ等の金属材料を含むことができる。
光源20の電極23は、導電性の接合部材61を介してパッド54に接合される。接合部材61は、例えばAu−Sn、Au−Ag−Cu、Au-Bi等のはんだを用いることができる。
第2透光性部材70は、光源20と配線基板50との間、および接合部材61のまわりにも配置されていてもよい。
第2透光性部材70上に、第2光調整部材80が配置されている。第2光調整部材80は、光源20が発する光に対する反射性および透光性を有する。第2光調整部材80は、光拡散剤を含む樹脂部材とすることができる。第2光調整部材80は、第2透光性部材70の上面の全部または一部を覆うように配置することができる。第2光調整部材80は、平面視において光源20と重なる位置に配置されることが好ましい。図1及び図2に示す例では、第2光調整部材80は、平面視において光源20と重なる位置に配置されている。さらに、第2光調整部材80は、図1に示すように、平面視が四角形の光源20よりも大きい四角形である。第2光調整部材80は、平面視において、円形、三角形、六角形、八角形等の形状とすることができる。また、第2光調整部材80は、第2透光性部材70の上面と、その周辺の導光板10の第1主面11の上にまで延伸させてもよい。第2光調整部材80光拡散剤として例えばTiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子が挙げられる。
第1光調整部材25と、第2光調整部材80との間に、第2透光性部材70が配置されている。第2透光性部材70は、第1光調整部材25および第2光調整部材80よりも光源20が発する光に対する透過率が高い。光源20が発する光に対する第2透光性部材70の透過率は、第1光調整部材25および第2光調整部材80の透過率の2倍〜100倍とすることができる。
第1光調整部材25は、光源20の真上方向へ出射された光の一部を拡散反射させ、他の一部を透過させる。これにより、面状光源100の各発光領域1において、光源20の直上領域の輝度が他の領域の輝度に比べて極端に高くなることを抑制できる。つまり、区画溝14で区画された1つの発光領域1から出射される光の輝度ムラを低減することができる。
なお、第1光調整部材25上に第4光反射性部材31bが形成される場合、第4光反射性部材31bも光源20の真上方向へ出射された光の一部を拡散反射させ、他の一部を透過させる光調整部材として機能する。第2透光性部材70は、第4光反射性部材31bよりも光源20が発する光に対する透過率が高い。
また、本実施形態では、第1光調整部材25から離隔するように、第2透光性部材70上に第2光調整部材80を配置することができる。換言すると、第1光調整部材25と第2光調整部材80との間に、第1光調整部材25および第2光調整部材80よりも透過率が高い第2透光性部材70が介在している。第1光調整部材25と第2光調整部材80との間の第2透光性部材70には、光源20から出射した光や、光源20の周辺の第1光反射性部材31aで反射された光などが導光される。第2透光性部材70に導光された光の一部は第2光調整部材80で拡散反射され、他の一部は第2光調整部材80を透過する。これにより、光源20の直上領域が明るくなりすぎず、且つ暗くなりすぎず、結果として、発光領域の発光面内における輝度ムラを低減することができる。
光源20の下面に配置された被覆部材24、および光源20の周辺の配線基板50上に配置された第1光反射性部材31aは、光源20の近傍の配線基板50が、光源20から出射された光にさらされるのを抑制し、配線基板50の劣化を防ぐことができる。また、被覆部材24および第1光反射性部材31aは、光源20から第2主面12側に向かった光を、面状光源100の発光面である第1主面11側に反射させ、第1主面11から取り出される光の輝度を向上させる。
例えば、第2光反射性部材41は、気泡を含む樹脂部材であり、光拡散剤を含有していない。または、第2光反射性部材41における光拡散剤の含有率(重量パーセント)は、第1光反射性部材31aにおける光拡散剤の含有率(重量パーセント)よりも低い。第1光反射性部材31aの、光源20が発する光に対する拡散反射率は、第2光反射性部材41の、光源20が発する光に対する拡散反射率よりも高い。また、光源20から離れた位置にある第2光反射性部材41の正反射率は、光源20の近傍に位置する第1光反射性部材31aの正反射率よりも高い。
光源20の近傍に拡散反射率の高い第1光反射性部材31aを配置することで、光源20の近傍から外部に出射される光を明るくすることができる。また、光源20から離れた位置に正反射率の高い第2光反射性部41を配置することで、光源20間から外部に出射される光を明るくすることができる。拡散反射率及び正反射率は、例えば、村上色彩技術研究所製の高速分光色彩計(CMS−35SP)によって測定することができる。
拡散反射性がより高い第1光反射性部材31aによって、光源20の周辺の輝度集中を抑制できる。
導光板10の第2主面12に配置された第2光反射性部材41と、第1主面11との間の領域においては、第2光反射性部材41での反射と第1主面11での反射が繰り返されつつ、光源20からの光が区画溝14に向かって導光板10内を導光される。第2光反射性部材41と第1主面11との間の領域において、第1主面11に向かった光の一部は第1主面11から導光板10の外部に取り出される。
第2光反射性部材41として、第1光反射性部材31aよりも拡散反射性が低い、換言すれば鏡面反射性が高い部材を用いることで、光源20からより遠い領域まで光を導光させやすくできる。光源20と、各発光領域1の端部(区画溝14)との間の距離や、複数の光源20の間の距離が長くなっても、発光領域1の全領域に光を導光させやすくなる。これは、発光面(第1主面11)内における輝度ムラを少なくすることができる。また、導光板10に配置する光源20の数の低減につながる。
次に、面状光源100の製造方法について説明する。
実施形態の面状光源100の製造方法は、図9に示す構造体400を準備する工程を有する。構造体400は、購入により準備することができる。あるいは、一部の工程を経ることで、構造体400を準備することができる。
構造体400を製造して準備する場合、以下のような工程が挙げられる。
1)積層構造体を準備する工程
2)配線基板を準備する工程
3)光源を準備する工程
1)積層構造体111を準備する工程
図4および図5は、積層構造体111を準備する工程を示す模式断面図であり、図6Aおよび図6Bは、積層構造体111を準備する工程を示す模式平面図である。図6Aは図4の上面視を表し、図6Bは図5の上面視を表す。
積層構造体111を準備する工程は、図4および図6Aに示すように、第1積層構造体110を準備する工程を含む。第1積層構造体110は、第1主面11と、第1主面11の反対側の第2主面12とを含む第1導光板10’と、第1導光板10’の第2主面12に配置された第2光反射性部材41’とを含む。
この第1積層構造体110に、図5および図6Bに示すように、第1孔部15および第2孔部41aを含む貫通孔13を形成する。これにより、第1孔部15が形成された導光板10と、導光板10の第2主面12に配置され、第2孔部41aを備える第2光反射性部材41とを含む積層構造体111が得られる。
第1孔部15は導光板10を貫通する。第2孔部41aは、平面視において導光板10の第1孔部15と同じ位置(重なる位置)に配置され、第2光反射性部材41を貫通する。
なお、貫通孔13を備える積層構造体111は、購入して準備してもよい。また、貫通孔を備えない第1積層構造体110を購入し、貫通孔13を形成する工程を行うことで積層構造体111を準備してもよい。あるいは、第1孔部15を有しない第1導光板10’又は第2孔部41aを有しない第2光反射性部材41’を購入して、それらを積層させて第1積層構造体110を形成し、貫通孔13を形成する工程を行うことで積層構造体111を準備してもよい。
次に、配線基板50を準備する。そして、図7に示すように、配線基板50のパッド54上に、接合部材61が供給される。接合部材61として、例えば、はんだが、印刷、ジェットディスペンサーなどの方法で供給される。
光源20を準備する。光源20は、購入して準備することができる。あるいは、光源20を構成する部材を用いて、公知の工程の一部又は全部を経ることで準備することができる。
図8に示すように、発光素子21の電極23が接合部材61に接するように、配線基板50上に光源20を配置する。この状態で、リフロー炉内で接合部材61を溶融させ、発光素子21の電極23と、配線基板50のパッド54が接続される。
配線基板50上に光源20を配置した後、図9に示すように、積層構造体111の貫通孔13内に光源20が位置するように、積層構造体111を配線基板50に貼り合わせる。積層構造体111の第2光反射性部材41と、配線基板50の被覆層53との間に接着層62が介在される。これにより、配線基板50と、積層構造体111と、光源20とを含む構造体400が得られる。接着層62は、あらかじめ積層構造体111に接合された接着シートでもよい。その場合、接着シートを含み、貫通孔を備えない3層構造の積層構造体を準備し、これらの3層を貫通する貫通孔13を形成してもよい。
貫通孔13内に配置された光源20の側面20aと、貫通孔13の内側面13aとの間には隙間が存在する。図14Aは、図9に示す構造体400の上面図である。この図14Aに示すように、貫通孔13内における光源20の周辺に配線基板50の被覆層53の上面が露出する。
構造体400を準備した後、図10に示すように、貫通孔13に、液体31を供給する。液体31は、光拡散剤と、透光性樹脂と、溶剤とを含む。液体31は、例えば、ディスペンス法で貫通孔13に供給される。
光拡散剤は、例えば、TiO、SiO、Al、ZnO等の微粒子である。透光性樹脂は、例えば、エポキシ、シリコーン等の液状の熱硬化性樹脂である。溶剤は、有機化合物の液体である。溶剤は、透光性樹脂の溶解性と揮発性を考慮して、適宜選定できる。例えば、ヘキサン、キシレン、ヘプタン、アセトン、エタノール、イソプロピルアルコール、デカン、ドデカン、トリデカン、ノナナール、デカナール、トリエチレングルコール等から選択される1つもしくは2以上を混合して用いることができる。
液体31中の溶剤の一部は常温で蒸発(揮発)し、その後液体31を加熱することで残りの溶剤を蒸発させるとともに、透光性樹脂を硬化させる。これにより、図11に示すように、貫通孔13内における光源20の周辺の配線基板50上に第1光反射性部材31aが形成される。第1光反射性部材31aは、液体31中の溶剤の蒸発により残った光拡散剤と透光性樹脂とを含む。硬化した透光性樹脂は、光拡散剤同士の結合部材(バインダー)として機能する。
第1光反射性部材31aは、平面視において、貫通孔13の内側面13aと、光源20の側面20aとの間に位置する配線基板50上に形成される。すなわち、図14Aの平面図において貫通孔13内に露出している配線基板50の被覆層53の表面が、膜状に形成された第1光反射性部材31aで覆われる。図14Bの平面図において貫通孔13内の第1光反射性部材31aをハッチングで表す。
光拡散剤および透光性樹脂のみの状態は流動性が低く、貫通孔13内に露出している配線基板50の表面上に薄く均一な膜状の光反射性部材を形成することが難しい場合がある。本実施形態では、光拡散剤および透光性樹脂を溶剤で希釈した液体31を貫通孔13に供給し、その後溶剤を蒸発させる。これにより、貫通孔13内の配線基板50の表面の全面を、薄く且つ光拡散剤濃度が高い(すなわち反射率が高い)第1光反射性部材31aで均一に覆うことができる。例えば、光拡散剤および透光性樹脂を溶剤で1.5倍〜3倍に希釈することが好ましい。
第1光反射性部材31aの厚さを抑えることで、第1光反射性部材31aで第1透光性部材22の側面を覆いにくくするようにできる。また、溶剤の蒸発時に、光拡散剤は重力により下方に堆積しやすく、第1透光性部材22の側面には堆積しにくい。そのため、第1透光性部材22の側面に高濃度で膜状に光反射性部材が形成されにくく、第1透光性部材22の側面からの十分な量の光の出射が可能となる。
液体31は、光源20の下面と配線基板50との間の隙間にも入り込むことができる。その隙間に入り込んだ液体31中の光拡散剤の濃度によっては、溶剤の蒸発後に残った光拡散剤を含む第1光反射性部材31aで、光源20の下における配線基板50の上面の少なくとも一部を覆うことができる。
光源20の上面上の液体31の厚さや光拡散剤の濃度によっては、溶剤が蒸発した後、光源20の上面に光拡散剤を含む第4光反射性部材31bが形成される場合もある。この第4光反射性部材31bは、第1透光性部材22の上面に形成された第1光調整部材25とともに、光源20の直上領域の輝度が他の領域の輝度に比べて極端に高くなることを抑制する光調整部材として機能する。
貫通孔13内における第1光反射性部材31aが形成される領域上の液体31の厚さと、第4光反射性部材31bが形成される領域上の液体31の厚さとの差は、光拡散剤の量の差に対応する。第4光反射性部材31bが形成される領域上の液体31の厚さは、第1光反射性部材31aが形成される領域上の液体31の厚さよりも薄く、第4光反射性部材31bが形成される領域上の液体31中の光拡散剤の量は、第1光反射性部材31aが形成される領域上の液体31中の光拡散剤の量よりも少ない。したがって、第4光反射性部材31bの厚さは、第1光反射性部材31aの厚さよりも薄くなる。
光反射性部材31a、31bを形成した後、図12に示すように、貫通孔13内の空間に第2透光性部材70を配置する。第2透光性部材70は、光反射性部材31a、31b上に形成され、光反射性部材31a、31bを覆う。第2透光性部材70は、貫通孔13の内側面13aおよび光源20の側面20aを覆う。
第2透光性部材70を形成した後、図13に示すように、導光板10に区画溝14を形成する。例えば、ダイシングソーなどの回転刃、トムソン刃等のカッターを用いて区画溝14を形成する。
図2に示すように、区画溝14内に第3光反射性部材42を形成する工程を備えてもよい。さらに、第2透光性部材70上に、第2光調整部材80を形成する工程を備えてもよい。第3光反射性部材42および第2光調整部材80は、同材料で同時に形成することができる。第3光反射性部材42および第2光調整部材80は、例えば、印刷、インクジェットで形成することができる。
図3Bは、光源の他の例の模式断面図である。
発光素子21の半導体積層体の素子側面21cおよび素子下面21bを被覆部材124が覆っている。被覆部材124は、光源20が発する光に対する反射性を有する。被覆部材124は、例えば、図3Aに示す光源20に用いられている被覆部材24と同様の材料と用いることができる。
発光素子21の半導体積層体の素子上面21a上に第1透光性部材22が配置されている。発光素子21の素子側面21cを覆う被覆部材124上にも第1透光性部材22が配置されている。
図15は、他の実施形態の面状光源における光源20が配置された部分の模式断面図である。
光源20は、発光素子21の半導体積層体の素子上面21aおよび素子側面21cを覆う第1透光性部材122を備える。第1透光性部材122は、発光素子21が発する光に対する透光性を有する透光性樹脂部材であり、実質的に蛍光体を含まない。貫通孔13内に配置され、光源20および光反射性部材31a、31bを覆う第2透光性部材170に蛍光体が含まれる。第2透光性部材170は、発光素子21が発する光に対する透光性を有する透光性樹脂と、透光性樹脂中に分散して含まれる蛍光体とを有する。
図15に示す例では、貫通孔13内における第2透光性部材170上に、第3透光性部材171が配置されている。第3透光性部材171は、発光素子21が発する光に対する透光性を有する透光性樹脂部材である。第3透光性部材171上に第2光調整部材80が配置されている。第3透光性部材171は、蛍光体を含んでもよく、あるいは、実質的に蛍光体を含まなくてもよい。なお、貫通孔13内において、光源20と第2光調整部材の間80に第2透光性部材170のみを配置してもよい。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。本発明の上述した実施形態を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての形態も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
1…発光領域、10…導光板、11…第1主面、12…第2主面、13…貫通孔、20…光源、21…発光素子、22…第1透光性部材、23…電極、24…被覆部材、25…第1光調整部材、31…液体、31a…第1光反射性部材、31b…第4光反射性部材、41…第2光反射性部材、42…第3光反射性部材、50…配線基板、70…第2透光性部材、80…第2光調整部材、100…面状光源、111…積層構造体
光源近傍の光吸収を低減することができる。
光源20の近傍に拡散反射率の高い第1光反射性部材31aを配置することで、光源20の近傍の光吸収を低減することができる。これにより、光源20の近傍から外部に出射される光を明るくすることができる。また、光源20から離れた位置に正反射率の高い第2光反射性部41を配置することで、光源20間から外部に出射される光を明るくすることができる。拡散反射率及び正反射率は、例えば、村上色彩技術研究所製の高速分光色彩計(CMS−35SP)によって測定することができる。

Claims (7)

  1. 配線基板と、
    前記配線基板上に配置される導光板であって、第1主面と、前記第1主面の反対側であって前記配線基板と対向して配置される第2主面と、前記第1主面から前記第2主面まで貫通する第1孔部とを含む導光板と、
    前記第1孔部内に位置する前記配線基板上に配置された光源と、
    平面視において前記第1孔部の内側面と前記光源の側面との間に位置する前記配線基板上に配置された第1光反射性部材と、
    前記導光板の前記第2主面側に配置された第2光反射性部材と、
    を備え、
    前記第1光反射性部材の前記光源が発する光に対する拡散反射率は、前記第2光反射性部材の前記光源が発する光に対する拡散反射率よりも高い面状光源。
  2. 前記第1光反射性部材は光拡散剤を含む樹脂部材であり、前記第2光反射性部材は気泡を含む樹脂部材である請求項1記載の面状光源。
  3. 前記光源は、発光素子と、前記発光素子の上面および側面を覆う透光性部材とを有し、
    前記透光性部材の側面の少なくとも一部は、前記第1光反射性部材から露出されている請求項1または2に記載の面状光源。
  4. 前記透光性部材は、蛍光体を含む請求項1〜3のいずれか1つに記載の面状光源。
  5. 配線基板と、前記配線基板上に配置される導光板であって、第1主面と、前記第1主面の反対側であって前記配線基板と対向して配置される第2主面と、前記第1主面から前記第2主面まで貫通する第1孔部とを含む導光板と、前記第1孔部内に位置する前記配線基板上に配置された光源と、を備える構造体を準備する工程と、
    前記第1孔部に、光拡散剤と透光性樹脂と溶剤とを含む液体を供給する工程と、
    前記溶剤を蒸発させ、平面視において前記第1孔部の内側面と前記光源の側面との間に位置する前記配線基板上に、前記光拡散剤と前記透光性樹脂とを含む光反射性部材を形成する工程と、
    を備える面状光源の製造方法。
  6. 前記光反射性部材は、前記光源の下面と、前記配線基板の上面との間にも形成される請求項5記載の面状光源の製造方法。
  7. 前記光反射性部材を形成した後、前記第1孔部内の空間を透光性部材で埋める工程をさらに備える請求項5または6に記載の面状光源の製造方法。
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