JP2021164230A - モータおよび送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部の放熱が可能であるとともに、防水性能も上げることができるモータの提供。【解決手段】モータ1は、静止部と、回転部と、軸受機構4と、を有する。軸受機構4は、回転部を静止部に対して回転可能に支持する。静止部は、軸受機構4を保持する軸受保持部20を有する。回転部は、ロータマグネット30と、ロータホルダ31と、を有する。ロータマグネット30は、静止部の径方向外側に配置される。ロータホルダ31は、ロータマグネット30を内側に保持する。ロータホルダ31は、軸方向に貫通する貫通孔33を有する。軸受保持部20の軸方向上端部は、貫通孔33よりも軸方向上方に位置する。【選択図】図3

Description

本発明は、モータおよび送風装置に関する。
従来、モータの防水のためにモールドされたステータが開示されている。(例えば、特許文献1参照)。また、モータ内部を冷却するために底壁部に通風孔を設けられたモータが開示されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−020802 特開2008−121440
ステータをモールドすると、導線の温度が上昇した際に、モータ内部の温度が上昇する。これにより、軸受に塗布されているグリスが劣化し、モータの寿命が短くなる可能性がある。そこで、ステータを覆うロータホルダに貫通孔を設けることでモータ内部の熱を外部へ逃がすことができるが、貫通孔を介して水がモータ内部に浸入し、モータを構成する各種部品に接触することで、モータが正常に作動しない可能性がある。
本発明は、モータ内部の放熱が可能であるとともに、モータの防水性能も上げることができることを目的とする。
本発明の例示的なモータは、静止部と、回転部と、軸受機構と、を有する。軸受機構は、回転部を静止部に対して回転可能に支持する。静止部は、軸受機構を保持する軸受保持部を有する。回転部は、ロータホルダと、ロータマグネットと、を有する。ロータホルダは、ロータマグネットを内側に保持する。ロータマグネットは、静止部の径方向外側に配置される。ロータホルダは、軸方向に貫通する貫通孔を有する。軸受保持部の軸方向上端部は、貫通孔よりも軸方向上方に位置する。
本発明によれば、モータ内部に水が浸入しても、モータ内部の放熱が可能であるとともに、モータの防水性能も上げることができるモータを提供することができる。
図1は、本発明の例示的な実施形態に係る送風装置の斜視図である。 図2は、本発明の例示的な実施形態に係る送風装置の断面図である。 図3は、本発明の例示的な実施形態に係るモータの断面図である。 図4は、本発明の例示的な実施形態に係る回転部の斜視図である。 図5は、本発明の例示的な実施形態に係る回転部の断面図である。 図6は、本発明の例示的な実施形態に係るステータの斜視図である。 図7は、本発明の例示的な実施形態に係る静止部の斜視図である。 図8は、変形例に係るモータの断面視における一部拡大図である。 図9は、変形例に係るモータの断面視における一部拡大図である。 図10は、変形例に係るモータの断面視における一部拡大図である。 図11は、変形例に係るモータの断面視における一部拡大図である。
以下に本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書では、モータ1の中心軸Cと平行な方向を「軸方向」、モータ1の中心軸Cに直交する方向を「径方向」、モータ1の中心軸Cを中心とする円弧に沿う方向を「周方向」とそれぞれ呼ぶ。
また、本明細書では、軸方向を上下方向とし、静止部に対して回路基板側を下として、各部の形状や位置関係を説明する。なお、上下方向は単に説明のための用いられる名称であって、実際の位置関係及び方向を限定しない。
図1および図2は、送風装置10の構成例を示す斜視図および断面図である。送風装置10は、モータ1と複数の羽根100とを備える送風装置10である。羽根100は、中心軸Cを中心にして回転可能であり、モータ1の径方向外側に取り付けられる。モータ1は、羽根100を回転させる。なお、羽根100の枚数は、図1では38枚であるが、この例示に限定されない。なお、モータ1は、本実施形態ではアウターロータ型のモータであるが、これに限定されない。
次に、モータ1の構成を説明する。図3は、モータ1の構成を示す断面図である。なお、図3では、中心軸Cを含む切断面でモータ1を切断している。
モータ1は、図2に示すように、上下方向に延びる中心軸Cを中心として回転可能な回転部3と、回転部3を回転駆動する静止部2と、回転部3を静止部2に対して上下に延びる中心軸回りに回転可能に支持する軸受機構4と、を備えている。
回転部3は、図3に示すように、シャフト300と、静止部2の径方向外側に配置されるロータマグネット30と、ロータマグネット30を内側に保持するロータホルダ31と、を有する。ロータマグネット30は、静止部2の径方向外側において静止部2と径方向に対向する。
シャフト300は、中心軸Cを中心に軸方向に延びる。シャフト300は円柱状の金属部材である。ただし、シャフト300は円筒状等の他の形状であってもよい。
マグネット30は、ロータホルダ31の内周面に配置される。本実施形態では、マグネット30は単一の環状マグネットである。マグネット30の径方向内側の面には、N極とS極とが周方向に交互に着磁される。単一の環状マグネットに替えて、複数のマグネットがロータホルダ31の内周面に配置されてよい。この場合、複数のマグネット30は周方向に等間隔に配置される。複数のマグネット30は、N極の磁極面とS極の磁極面とが周方向に交互に配置される。ロータホルダ31とマグネット30とが磁性体粉を配合した樹脂によって、単一の部材として構成されてもよい。
ロータホルダ31は、静止部2の軸方向上方に配置される蓋部36と、蓋部36の径方向外端部から軸方向下方に向かって延びる筒部37と、を有する。ロータホルダ31は、例えば、鋼板等で構成される。蓋部36は、シャフト300から径方向に延びる。筒部37は、蓋部36から軸方向に延びる筒状の部材である。筒部37は、外周面に羽根100を備える。本実施形態において、筒部37の径方向内側にはロータマグネット30が配置される。ロータホルダ31は、下側に開口するカップ形状である。
図3および図4は、回転部3の構成例を示す斜視図および断面図である。図3に示すように、ロータホルダ31は、少なくとも一つの軸方向に貫通する貫通孔33を有する。具体的には、貫通孔33は、蓋部36に形成される。蓋部36は、静止部2の軸方向上方に配置される。モータ1付近の空気は、貫通孔33を通ってモータ1の内部に流れる。これにより、ロータホルダ31の内部が冷却され、モータ1の冷却効果が得られる。
図3に示すように、静止部2は、回路基板26と、ステータ27と、軸受機構4を保持する軸受保持部20と、を有する。軸受保持部20は、ステータ27の径方向内方に配置され、外側面にステータ27が固定される。軸受機構4は、ボールベアリングであって、上部と下部に2つ配置される。上下2つの軸受機構4は、静止部2に対して回転部3を回転可能に支持する。軸受機構4の軸受は、シャフト300の外周面に固定され、軸受機構4の外輪は、軸受保持部20の内周面に固定される。なお、本実施形態では、軸受機構4はボールベアリングであるが、スリーブベアリングでもよい。回路基板26は、例えば、ステータ27の軸方向下方に配置される。
図6は、ステータ27の構成例を示す斜視図である。図6に示すように、ステータ27はステータコア28を有する。ステータコア28は、例えば、電磁鋼板が軸方向に積層された積層鋼板で構成される。ステータコア28は、環状のコアバック285と、コアバック285から径方向外側に延びる複数のティース282とを有する。コアバック285は、軸受保持部20の外側面に固定される。また、各ティース282にインシュレータ284を介して導線が巻かれることによって、コイル283が構成される。すなわち、ステータ27は複数のコイル283を有する。コイル283から引き出された導線の一端は、ステータ27の下部に配置される回路基板26と電気的に接続される。回路基板26には、外部から電力が供給される。
図3に示すように、軸受保持部20の軸方向上端部は、貫通孔33よりも軸方向上方に位置する。これにより、貫通孔33から浸入した水がC軸受保持部20の内部に浸入することを抑制することができる。
図4および図5に示すように、貫通孔33は、略円弧状であり、縁に軸方向下方に延びる折り返し部34を有する。折り返し部34は、例えば、鋼板等をプレス加工することにより形成される。折り返し部34は、ロータホルダ31と同一部材であるが、これに限らず、別部材によって折り返し部34を設けてもよい。これにより、浸入した水が、軸受保持部20の径方向内方へ向かい、軸受保持部20と軸受機構4との間を通って、回路基板26に付着することを抑制することができる。
貫通孔33は、折り返し部34の周方向端部と、貫通孔33の周方向端部と、の間に第1隙間部35を有する。第1隙間部35にプレス機の一部が配置された状態で、ロータホルダ31をプレスすることで、折り返し部34が形成される。第1隙間部35の代わりに微小なスリットを形成した後にロータホルダ31をプレスすることで、折り返し部34を形成する方法も有る。ただし、その場合、ロータホルダ31からプレス機の一部を引き抜く際に、折り返し部34やスリットの部位に負荷が掛かることにより、折り返し部34やスリットに傷が発生する、または、精度良く加工できないといった可能性が有る。これに対して、本実施形態では、十分なスペースを有した第1隙間部35を形成しているため、上記の問題が生じにくい。本実施形態では、貫通孔33の周方向端部の両端に第1隙間部35を設けることで、一つの貫通孔33に、二つの第1隙間部35が配置される。なお、第1隙間部35は、設けなくてもよい。これにより、貫通孔の穴の面積は狭くなるため、モータ内部に水が浸入することを抑制することができる。
図3に示すように、軸受保持部20は、静止部2の一部を覆う樹脂部200を備える。樹脂部200は、軸受保持部20の一部とステータ27の一部を覆う。樹脂部200は、例えば、エポキシ系樹脂でのモールドである。また、樹脂部200は、モールドではなく、樹脂で作ったケースをステータに嵌め込んで覆ってもよい。樹脂部200は、例えば、金型にステータ27を配置して樹脂を流し込ことによって成形される。
図7は、静止部2の構成例を示す斜視図である。図6に示すように、樹脂部200は、例えば、略円筒状である。本実施形態では、ティース282の径方向外端が樹脂部200から露出している。なお、ティース282の外周面は、防水機能を有する被膜によって覆われているため、ティース282の外周面に水が滴ったとしても、磁気回路へ悪影響を及ぼすことはない。これにより、マグネット30とステータ27のエアーギャップが減り、磁気的損失が低減される。なお、これに限らず、ティース282の径方向外周端が樹脂部200に覆われていてもよい。
樹脂部200は、少なくとも一部のステータ27の上面を覆う樹脂蓋部201と、樹脂蓋部201の径方向外端部から軸方向下方に延びる樹脂筒部205と、を有する。また、樹脂蓋部201は、径方向外方に向かうにつれて軸方向下方に延びる樹脂傾斜部202を有する。これにより、貫通孔33から浸入した水は、径方向外側に向かって流れる。そのため、水が径方向内側に向かって流れ、軸受機構4やステータ27に付着することを抑制することができる。
ただし、これに限らず、図8に示すように、樹脂傾斜部202は、樹脂蓋部201の径方向内端から径方向外方へ向かう途中の位置まで軸方向下方に向かって傾斜し、当該途中の位置から径方向外端にかけて軸方向に垂直な平面Pを有してもよい。樹脂蓋部201の径方向外方へ向かう途中の位置とは、例えば、折り返し部34と軸方向に重なる位置である。これにより、貫通孔33から浸入した水は、径方向外側に向かって流れる。そのため、水が径方向内方に向かって流れ、軸受機構4やステータ27に付着することを抑制することができる。また、樹脂傾斜部202が平面Pを有することにより、樹脂蓋部201の軸方向厚みを薄くすることができるため、ステータ27の体積を大きくすることができる。また、樹脂部200一部を平面Pにすることによって、樹脂蓋部201の体積を減らすことができるため、樹脂の使用量を減らすことができ、生産コストを抑制することができる。
図3および図7に示すように、樹脂傾斜部202は、軸方向に延びる壁部23を有する。これにより、貫通孔33から浸入した水が径方向内側に向かって流れることを抑制することができる。すなわち、浸入した水が、軸受保持部20の径方向内側へ向かい、軸受保持部20と軸受機構4との間を通って、回路基板26に付着することを抑制することができる。
本実施形態では、壁部23の上端は軸受保持部20の上端より軸方向下方に位置する。つまり、軸受保持部20の上端の方が壁部23の上端より軸方向上に位置する。これにより、貫通孔33から径方向内側へ水が浸入し、壁部23を超えて軸受保持部20に到達しても、軸受保持部20の内部に水が浸入することを抑制することができる。
壁部23は、折り返し部34よりも径方向内方に位置する。具体的には、壁部23は、径方向において、軸受保持部20と折り返し部34との間に配置される。すなわち、径方向外側から内側に向かって、順に、折り返し部34、壁部23、軸受保持部20と、配置され、ラビリンス構造を形成している。これにより、貫通孔33から浸入した水が径方向内側へ流れることをさらに抑制することができる。
また、折り返し部34の下端は、壁部23の上端よりも下方に配置される。これにより、折り返し部34、壁部23、および軸受保持部20によって、モータ1内部へ浸入した水が径方向内側へ、さらに浸入しにくいラビリンス構造を形成することが可能となる。図2および図3に示すように、壁部23は断面図に対して2面であるが、3面以上でも良い。これにより、複雑なラビリンス構造を作ることができ、さらに軸受保持部20の径方向内側への水の浸入を抑制することができる。
さらに、図7に示すように、壁部23は、周方向に複数配置され、隣り合う壁部23の間に第2隙間部24を形成する。第2隙間部24は、隣り合う壁部23の周方向端部同士によって形成される。隣り合う壁部23の周方向端部は互いに一定の距離を有して平行に延び、第2隙間部24は回転方向前方Rに向かう方向に周方向の幅が一定である。これにより、万が一、軸受保持部20と壁部23の間に水が浸入したとしても、第2隙間部24を介して、その水を径方向外側へ排出することができる。また、第2隙間部24は、モータ1内部の風の流れる方向Rに沿って延びているため、浸入した水をより効率的に、第2隙間部24を介して径方向外側へ排出することができる。なお、本実施形態では、4つの第2隙間部24を形成するが、4つより多くても少なくてもよい。
第2隙間部24は、壁部24の径方向内側から羽根100の回転方向前方R向かって延びる。つまり、径方向外側から径方向内側に向かって見た時に、隣り合う壁部23の一部が径方向に重なる。これにより、水が、壁部23の径方向外側から径方向内側に浸入することを抑制することができる。また、回転方向Rに回転する羽根100によって生成される風の流れに沿って第2隙間部24が延びているため、浸入した水をより効率的に、第2隙間部24を介して径方向外側へ排出することができる。
図9は、変形例に係るモータ1の断面視における一部拡大図である。図9に示すように、軸受保持部20は、軸方向へ延びるタワー部21と、タワー部21から径方向外側へ延びる突出部22と、突出部22から軸方向上方へ延びる壁部23Aと、を有する。具体的には、タワー部21は、ステータコア28の上端より軸方向上方に位置する軸受保持部20の一部である。突出部22は、タワー部21から径方向外側に向かって延びる円環状の部材である。突出部22の少なくとも一部は、ステータ27の軸方向上方と隙間を介して対向し、静止部2の径方向外端まで延びる。
突出部22は、突出部22とタワー部21との接点Aと、突出部22の径方向外端部Bと、接点Aと接点Bの中心に位置する中心CEを有する。接点Aの径方向位置をA´、接点Bの径方向位置をB´、中心CEの径方向位置をCE´とする。中心CEより径方向内側において、壁部23Aは軸方向上方に向かって延びる。これにより、突出部22が壁部23Aの重みでたわむことなく、安定して壁部23Aを配置することができる。なお、折り返し部34は、中心CEより径方向外側に配置される方がより好ましい。これにより、タワー部21と折り返し部34との径方向の距離が遠くなるため、軸受保持部20の径方向内側への水の浸入を抑制することができる。
図10および図11は、変形例に係る静止部の断面視における一部拡大図である。図10に示すように、静止部2は、カバー部40を有する。カバー部40は、ロータホルダ31と軸方向に対向する円環状のカバー蓋部41と、カバー蓋部41の径方向外端と内端から下方に延びるカバー筒部42A、42Bを有する。つまり、カバー部40は、ステータ27の軸方向上方に配置され、ステータコア28より軸方向上方のインシュレータ284とコイル283とを覆う。これにより、貫通孔33からモータ1内部に浸入した水が、ステータ27に付着することを抑制することができる。また、カバー部40は、軸方向から見て円環状の部材である。カバー部40の内端部は、軸受保持部20と接着剤により固定される。これにより、貫通孔33から浸入した水がカバー部40と軸受保持部20との隙間に入り、ステータ27が濡れて錆びることを抑制する。
図11に示すように、カバー蓋部41Aは、中心から外端に向かうにつれて下方に延びる傾斜面を有する。カバー傾斜面は、カバー蓋部41の径方向内端から径方向外端に下方に向かって傾斜する。これにより、貫通孔33から浸入した水がカバー部40の上面に溜まり、中心軸に向かって流れ、軸受保持部20とカバー部40の間に入り、ステータ27に水が付着することを抑制することができる。
また、送風装置の細部の形状については、本願の各図と相違していてもよい。また、上記の実施形態や変形例に登場した各要素を、矛盾が生じない範囲で、適宜に組み合わせてもよい。
本発明は、モータ、及び送風装置に利用することができる。
C・・・中心軸
10・・・送風装置
100・・・羽根
1・・・モータ
2・・・静止部
20・・・軸受保持部
21・・・タワー部
22・・・突出部
24A・・・第2隙間部
200・・・樹脂部
201・・・樹脂蓋部
202・・・樹脂傾斜部
23、23A・・・壁部
24・・・第2隙間部
205・・・樹脂筒部
26・・・回路基板
27・・・ステータ
28・・・ステータコア
281・・・コアバック
282・・・ティース
283・・・コイル
3・・・回転部
30・・・マグネット
31・・・ロータホルダ
33・・・貫通孔
34・・・折り返し部
35・・・第1隙間部
36・・・蓋部
37・・・筒部
303・・・コイル
4・・・軸受機構
40・・・カバー部
41A、41B・・・カバー蓋部
42・・・カバー筒部
284・・・インシュレータ
285・・・コアバック
A、B・・・接点
CE・・・接点Aと接点Bの中心
A´・・・接点Aの径方向位置
B´・・・接点Bの径方向位置
CE´・・・中心CEの径方向位置


Claims (17)

  1. モータであって、
    静止部と、
    回転部と、
    前記回転部を前記静止部に対して上下に延びる中心軸回りに回転可能に支持する軸受機構と、
    を備え、
    前記静止部は、
    前記軸受機構を保持する軸受保持部を有し、
    前記回転部は、
    ロータマグネットを径方向内側に保持するロータホルダと、
    前記静止部の径方向外方に配置される前記ロータマグネットと、
    を有し、
    前記ロータホルダは、軸方向に貫通する貫通孔を有し、
    前記軸受保持部の軸方向上端部は、前記貫通孔よりも軸方向上方に位置する。
  2. 前記ロータホルダは、
    前記静止部の軸方向上方に配置される蓋部と、
    前記蓋部の径方向外端部から軸方向下方に向かって延びる筒部と、を有し、
    前記貫通孔は、前記蓋部に配置される、請求項1に記載のモータ。
  3. 前記貫通孔は、縁に軸方向下方に延びる折り返し部を有する、請求項1または2に記載のモータ。
  4. 前記折り返し部の周方向端部と、前記貫通孔の周方向端部と、の間に第1隙間部を有する、請求項3に記載のモータ。
  5. 前記軸受保持部は、
    軸方向へ延びるタワー部と、
    前記タワー部から径方向外側へ延びる突出部と、
    前記突出部から軸方向上方へ延びる壁部と、を有する、請求項1〜4のいずれかに記載のモータ。
  6. 前記壁部は、前記折り返し部よりも径方向内方に位置する、請求項5に記載のモータ。
  7. 前記折り返し部の下端は、前記壁部の上端よりも下方に配置される、請求項5または6に記載のモータ。
  8. 前記壁部は、中心軸周りに複数配置され、隣り合う前記壁部の間に第2隙間部を形成する、請求項5〜7のいずれかに記載のモータ。
  9. 送風装置であって、請求項1〜8のいずれかに記載のモータを有する。
  10. 前記送風装置は、前記モータの径方向外側に複数の羽根を有し、
    前記第2隙間部は、前記壁部の径方向内側から前記羽根の回転方向前方に向かって延びる、請求項9に記載の送風装置。
  11. 前記静止部は、前記軸受保持部の外側面に固定されるステータを有し、
    前記軸受保持部は、
    前記静止部の一部を覆う樹脂部と、
    を備え、
    前記樹脂部は、
    少なくとも一部の前記ステータの上面を覆う樹脂蓋部と、
    前記樹脂蓋部の径方向外端部から軸方向下方に延びる樹脂筒部と、を有し、
    前記樹脂蓋部は、径方向外方に向かうにつれて下方に延びる樹脂傾斜部を有する、請求項1〜4に記載のモータ。
  12. 前記樹脂傾斜部は、上方に延びる前記壁部を有する、請求項11に記載のモータ。
  13. 前記壁部は、前記折り返し部よりも径方向内方に位置する、請求項12に記載のモータ。
  14. 前記折り返し部の下端は、前記壁部の上端よりも下方に配置される、請求項12または13に記載のモータ。
  15. 前記壁部は、周方向に複数配置され、隣り合う前記壁部の間に第2隙間部を有する、請求項12〜14のいずれかに記載のモータ。
  16. 送風装置であって、請求項11〜15のいずれかに記載のモータを有する。
  17. 前記送風装置は、前記モータの径方向外側に複数の羽根を有し、
    前記第2隙間部は、前記壁部の径方向内側から前記羽根の回転方向前方に向かって延びる、請求項16に記載の送風装置。


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