JP2021162764A - トナーカートリッジ - Google Patents

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Tomitake Aradate
泰生 深町
Yasuo Fukamachi
英志 西山
Eiji Nishiyama
晋也 楠田
Shinya Kusuda
和聡 仲村
Kazuaki Nakamura
圭太 清水
Keita Shimizu
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Abstract

【課題】感光ドラムからクリーニングされた廃トナーを収容できるトナーカートリッジを提供する。【解決手段】トナーカートリッジ1は、第1筐体2と、第1突起6と、第2筐体10と、廃トナーシャッタ11とを備える。第1筐体2は、トナーを収容可能である。第1突起6は、第1筐体2に対して移動可能である。第2筐体10は、廃トナーを収容可能である。第2筐体10は、廃トナー受入口を有する。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジに装着された状態で、第1筐体2は、ドラムカートリッジに対して、第1位置と第2位置との間を、第2筐体10とともに、第1突起6についてピボット可能である。第1筐体2が第1位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ11は、廃トナー受入口を閉じる。第1筐体2が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口は、開く。【選択図】図1

Description

本開示は、トナーカートリッジに関する。
従来、トナーカートリッジは、感光ドラムを有するドラムカートリッジに装着可能である。トナーカートリッジは、筐体と、第1突起とを備える。筐体は、第1方向に延び、トナーを収容可能である。第1突起は、第1方向における筐体の一端部に位置する。第1突起は、第1方向に延びる。第1突起は、筐体に対して移動可能である。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第1突起は、ドラムカートリッジに対して位置決めされる。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、筐体は、ドラムカートリッジに対して、第1位置と第2位置との間を、第1突起についてピボット可能である(下記特許文献1参照)。
特開2017−182008号公報
上記した特許文献1に記載のトナーカートリッジに、感光ドラムからクリーニングされた廃トナーを収容することが、望まれている。
本開示の目的は、感光ドラムからクリーニングされた廃トナーを収容できるトナーカートリッジを提供することにある。
(1)本開示のトナーカートリッジは、ドラムカートリッジに装着可能である。ドラムカートリッジは、感光ドラムを有する。トナーカートリッジは、第1筐体と、第1突起と、第2筐体と、廃トナーシャッタとを備える。
第1筐体は、第1方向に延び、トナーを収容可能である。
第1突起は、第1方向における第1筐体の一端部に位置する。第1突起は、第1方向に延びる。第1突起は、第1筐体に対して移動可能である。
第2筐体は、廃トナーを収容可能である。第2筐体は、廃トナー受入口を有する。廃トナー受入口は、廃トナーを受け入れ可能である。
廃トナーシャッタは、廃トナー閉位置と廃トナー開位置との間を、第2筐体に対して移動可能である。廃トナーシャッタが廃トナー閉位置に位置した状態で、廃トナーシャッタは、廃トナー受入口を閉じる。廃トナーシャッタが廃トナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口は、開く。
トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第1突起は、ドラムカートリッジに対して位置決めされる。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第1筐体は、ドラムカートリッジに対して、第1位置と第2位置との間を、第2筐体とともに、第1突起についてピボット可能である。
トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態で、廃トナーシャッタは、廃トナー閉位置に位置する。
トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、廃トナーシャッタは、廃トナー開位置に位置する。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第1筐体が、ドラムカートリッジに対して、第1位置から第2位置へピボットすることにより、廃トナーシャッタは、廃トナー閉位置から廃トナー開位置へ移動する。
そのため、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、第2筐体は、感光ドラムからクリーニングされた廃トナーを、廃トナー受入口を介して受け入れ可能になる。
その結果、トナーカートリッジは、廃トナーを収容できる。
(2)第1筐体の第1位置から第2位置への移動に伴い、廃トナーシャッタは、廃トナー閉位置から廃トナー開位置へ移動してもよい。
(3)第1筐体は、トナー排出口を有する。トナー排出口は、第1筐体内のトナーを排出可能である。トナーカートリッジは、さらに、トナーシャッタを備えてもよい。トナーシャッタは、トナー閉位置とトナー開位置との間を、第1筐体に対して移動可能である。トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー排出口を閉じる。トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態で、トナー排出口は、開く。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー閉位置に位置する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、トナーシャッタは、トナー開位置に位置する。
このような構成によれば、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口を開けるとともに、トナー排出口も開けることができる。
また、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態で、廃トナー受入口を閉じるとともに、トナー排出口も閉じることができる。
(4)第1筐体の第1位置から第2位置への移動に伴い、トナーシャッタは、トナー閉位置からトナー開位置へ移動してもよい。
(5)第1突起がドラムカートリッジに位置決めされた状態で、トナーシャッタの一部は、ドラムカートリッジに位置決めされてもよい。
(6)トナーカートリッジは、さらに、オーガを備えてもよい。オーガは、第1筐体内に位置する。オーガは、第1筐体内のトナーをトナー排出口へ向けて搬送する。オーガは、軸について回転可能である。軸は、第1方向に延びる。
(7)トナーカートリッジは、さらに、ギアとギアカバーとを備えてもよい。ギアは、オーガとともに回転可能である。ギアカバーは、ギアの少なくとも一部を覆う。ギアカバーは、第1方向における第1筐体の他端部に位置する。ギアカバーは、第1方向において第1筐体と第2筐体との間に位置する。
(8)トナーカートリッジは、さらに、第2突起を備えてもよい。第2突起は、第1方向における第1筐体の他端部に位置する。第2突起は、第1方向に延びる。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第2突起は、ドラムカートリッジに対して位置決めされる。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置と第2位置との間を移動する場合に、第2突起は、第1筐体とともに移動可能である。
(9)ドラムカートリッジは、ドラムクリーナと、廃トナー搬送管とを備えてもよい。ドラムクリーナは、感光ドラム上のトナーをクリーニングする。ドラムクリーナによって感光ドラムからクリーニングされた廃トナーは、廃トナー搬送管を通過可能である。廃トナー搬送管は、廃トナー排出口を有する。廃トナー排出口は、廃トナーを排出可能である。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口は、廃トナー排出口と通じる。
(10)ドラムカートリッジは、搬送管シャッタを備えてもよい。搬送管シャッタは、搬送管閉位置と搬送管開位置との間を、廃トナー搬送管に対して移動可能である。搬送管シャッタが搬送管閉位置に位置した状態で、搬送管シャッタは、廃トナー排出口を閉じる。搬送管シャッタが搬送管開位置に位置した状態で、廃トナー排出口は、開く。搬送管シャッタは、溝を有する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着された状態で、第2突起が搬送管シャッタの溝に嵌まることにより、搬送管シャッタは、第1筐体とともに移動可能になる。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態で、搬送管シャッタは、搬送管閉位置に位置する。トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態で、搬送管シャッタは、搬送管開位置に位置する。
(11)第2筐体は、第1方向において、第1筐体に対して第1突起の反対側に位置してもよい。第2突起は、第1方向において、第1筐体と、第2筐体の一部との間に位置してもよい。
(12)第2突起は、第1方向において、第1筐体と廃トナー受入口との間に位置してもよい。
(13)ドラムカートリッジは、さらに、廃トナー搬送部材を備えてもよい。廃トナー搬送部材は、ドラムクリーナから第2筐体へ廃トナーを搬送する。廃トナー搬送部材は、廃トナー搬送管内に位置する。
(14)廃トナー搬送部材は、スクリューであってもよい。
本開示のトナーカートリッジは、廃トナーを収容できる。
図1は、トナーカートリッジの斜視図である。 図2Aは、トナーカートリッジおよびドラムカートリッジの断面図であって、廃トナー受入口を通る断面図であり、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態を示す。図2Bは、図2Aに示す断面図において、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態を示す。 図3は、図1に示すトナーカートリッジの断面図であって、第1方向の中央における断面図である。 図4は、図1に示すトナーカートリッジの、別のアングルから見た斜視図である。 図5は、図4に示すトナーカートリッジのA−A断面図である。 図6Aは、図4に示すトナーカートリッジの側面図であって、トナーシャッタがトナー閉位置に位置した状態を示し、図6Bは、図6Aに示すトナーカートリッジにおいて、トナーシャッタがトナー開位置に位置した状態を示す。 図7Aは、トナーカートリッジおよびドラムカートリッジの断面図であって、トナー排出口を通る断面図であり、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第1位置に位置した状態を示す。図7Bは、図7Aに示す断面図において、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態を示す。 図8Aは、トナーカートリッジの断面図であって、廃トナー受入口を通る断面図であり、廃トナーシャッタが廃トナー閉位置に位置した状態を示す。図8Bは、図8Aに示す断面図において、廃トナーシャッタが廃トナー開位置に位置した状態を示す。 図9は、ドラムカートリッジの平面図である。 図10は、図9に示すドラムカートリッジのB−B断面図である。 図11Aは、ドラムカートリッジに対するトナーカートリッジの装着を説明する説明図であって、トナーカートリッジの第1突起がドラムカートリッジの一方の溝に嵌まる前の状態を示す。図11Bは、図11Aに続いて、ドラムカートリッジに対するトナーカートリッジの装着を説明する説明図であって、トナーカートリッジの第1突起がドラムカートリッジの一方の溝に嵌まった状態を示す。 図12は、図9に示すドラムカートリッジの他方の溝の側面図である。 図13Aは、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着されるときに、トナーカートリッジの第2突起が、ドラムカートリッジの他方の溝、および、搬送管シャッタの溝に嵌まる前の状態を示す。図13Bは、図13Aに続いて、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、トナーカートリッジの第2突起が、ドラムカートリッジの他方の溝、および、搬送管シャッタの溝に嵌まった状態を示す。 図14Aは、変形例を説明する説明図であって、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置する前の状態であって、廃トナーシャッタが廃トナー閉位置に位置し、搬送管シャッタが搬送管閉位置に位置した状態を示す。図14Bは、図14Aに続いて、トナーカートリッジがドラムカートリッジに装着され、第1筐体が第2位置に位置した状態であって、廃トナーシャッタが廃トナー開位置に位置し、搬送管シャッタが搬送管開位置に位置した状態を示す。
1.トナーカートリッジ1
図1から図7Bを参照して、トナーカートリッジ1について説明する。
図1に示すトナーカートリッジ1は、第1筐体2(図1参照)と、オーガ3(図3参照)と、アジテータ4(図3参照)と、トナーシャッタ5(図4参照)と、第1突起6(図4参照)と、ギア7(図5参照)と、ギアカバー8(図1参照)と、第2突起9(図1参照)と、第2筐体10(図1参照)と、廃トナーシャッタ11(図1参照)とを備える。
図2Aおよび図2Bに示すように、トナーカートリッジ1は、ドラムカートリッジ20に装着可能である。ドラムカートリッジ20については、後で説明する。
1.1 第1筐体2
図1に示すように、第1筐体2は、第1方向に延びる。第1筐体2は、トナーを収容可能である。
図2Aおよび図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2は、ドラムカートリッジ20に対して、第1位置(図2A参照)と第2位置(図2B参照)との間を、第2筐体10(図1参照)とともに、第1突起6および第2突起9についてピボット可能である。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2は、軸A1についてピボット可能である。軸A1は、第1方向に延びる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットすることにより、トナーカートリッジ1は、ドラムカートリッジ20に取り付けられる。
図3に示すように、第1筐体2は、第1トナー収容部2Aと、第2トナー収容部2Bとを備える。
1.1.1 第1トナー収容部2A
第1トナー収容部2Aは、第1方向に延びる。第1トナー収容部2Aは、円筒形状を有する。
1.1.2 第2トナー収容部2B
第2トナー収容部2Bは、第2方向において、第1トナー収容部2Aの一端部に位置する。第2方向は、第1方向と交差する。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。第2方向は、軸A1と軸A2とを結ぶことにより定義される。軸A2については、後で説明する。第2トナー収容部2Bは、第2方向において、トナーカートリッジ1の一端部に位置する。
第2トナー収容部2Bは、第1方向に延びる。第2トナー収容部2Bは、円筒形状を有する。第2トナー収容部2Bの外径は、第1トナー収容部2Aの外径よりも小さい。第2トナー収容部2Bの内部空間は、第1トナー収容部2Aの内部空間と通じる。本実施形態では、第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、一体的に構成される。第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、別体で構成され、互いに組み付けられてもよい。
図4に示すように、第2トナー収容部2Bは、トナー排出口2Cを有する。言い換えると、第1筐体2は、トナー排出口2Cを有する。
トナー排出口2Cは、第1方向における第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。トナー排出口2Cは、第2トナー収容部2Bの周面に位置する。トナー排出口2Cは、第2トナー収容部2Bの内部空間と通じる。これにより、トナー排出口2Cは、第2トナー収容部2B内のトナーを排出可能である。言い換えると、トナー排出口2Cは、第1筐体2内のトナーを排出可能である。
1.2 オーガ3
図5に示すように、オーガ3は、第2トナー収容部2B内に位置する。言い換えると、オーガ3は、第1筐体2内に位置する。オーガ3は、第1方向に延びる。オーガ3は、軸A1について回転可能である。オーガ3は、第2トナー収容部2B内のトナーをトナー排出口2C(図4参照)へ向けて搬送する。言い換えると、オーガ3は、第1筐体2内のトナーをトナー排出口2Cへ向けて搬送する。
1.3 アジテータ4
図3に示すように、アジテータ4は、第1トナー収容部2A内に位置する。アジテータ4は、軸A2について回転可能である。軸A2は、第1方向に延びる。アジテータ4は、回転することにより、第1トナー収容部2A内のトナーを撹拌し、第1トナー収容部2Aから第2トナー収容部2Bへトナーを搬送する。
1.4 トナーシャッタ5
図4および図5に示すように、トナーシャッタ5は、第2トナー収容部2B内に位置する。トナーシャッタ5は、第2トナー収容部2Bの内周面に沿って延びる。
図6Aおよび図6Bに示すように、トナーシャッタ5は、トナー閉位置(図6A参照)とトナー開位置(図6B参照)との間を、第2トナー収容部2Bに対して移動可能である。言い換えると、トナーシャッタ5は、トナー閉位置とトナー開位置との間を、第1筐体2に対して移動可能である。トナーシャッタ5は、トナー閉位置とトナー閉位置との間を、軸A1について回転可能である。
図7Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、トナーシャッタ5は、第1筐体2に対して、トナー閉位置に位置する。トナーシャッタ5がトナー閉位置に位置した状態で、トナーシャッタ5は、トナー排出口2Cを閉じる。
図7Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、トナーシャッタ5は、第1筐体2に対して、トナー開位置に位置する。トナーシャッタ5がトナー開位置に位置した状態で、トナー排出口2Cは、開く。
つまり、図7Aおよび図7Bに示すように、第1筐体2の第1位置から第2位置への移動に伴い、トナーシャッタ5は、第1筐体2に対して、トナー閉位置からトナー開位置へ移動する。また、第1筐体2の第2位置から第1位置への移動に伴い、トナーシャッタ5は、第1筐体2に対して、トナー開位置からトナー閉位置へ移動する。
1.5 第1突起6
図4に示すように、第1突起6は、第1方向における第1筐体2の一端部に位置する。第1突起6は、第1方向において、トナー排出口2Cに対して、第2突起9の反対側に位置する。第1突起6は、第1方向に延びる。第1突起6は、第1筐体2に対して移動可能である。第1突起6は、第1筐体2に対して、軸A1について回転可能である。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態(図2A参照)で、第1突起6は、ドラムカートリッジ20に対して位置決めされる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1突起6は、ドラムカートリッジ20に固定される。言い換えると、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1突起6は、ドラムカートリッジ20に対して回転不能である。
図5に示すように、第1突起6は、トナーシャッタ5と接続する。第1突起6は、トナーシャッタ5とともに回転可能である。そのため、第1突起6がドラムカートリッジ20に位置決めされた状態で、トナーシャッタ5の一部は、ドラムカートリッジ20に位置決めされる。
1.6 ギア7
図5に示すように、ギア7は、第1方向における第1筐体2の他端部に位置する。ギア7は、第2トナー収容部2Bの外表面に位置する。ギア7は、第1方向におけるオーガ3の端部に取り付けられる。ギア7は、オーガ3とともに回転可能である。
1.7 ギアカバー8
図1に示すように、ギアカバー8は、第1方向における第1筐体2の他端部に位置する。ギアカバー8は、第1方向において第1筐体2と第2筐体10との間に位置する。ギアカバー8は、第1方向における第1筐体2の他端部に取り付けられる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置(図2A参照)と第2位置(図2B参照)との間を移動する場合に、ギアカバー8は、第1筐体2とともに移動可能である。図5に示すように、ギアカバー8は、ギア7の少なくとも一部を覆う。
1.8 第2突起9
図1に示すように、第2突起9は、第1方向における第1筐体2の他端部に位置する。第2突起9は、第1方向において、第1突起6から離れて位置する。第2突起9は、第1方向において、第2トナー収容部2Bに対して、第1突起6の反対側に位置する。つまり、第2突起9は、第1方向において、トナー排出口2C(図4参照)に対して、第1突起6の反対側に位置する。第2突起9は、第1方向において、ギアカバー8に対して第2トナー収容部2Bの反対側に位置する。つまり、第2突起9は、第1方向において、ギアカバー8に対してトナー排出口2C(図4参照)の反対側に位置する。第2突起9は、第1方向において、第1筐体2と、第2筐体10の第2廃トナー収容部10Bとの間に位置する。言い換えると、第2突起9は、第1方向において、第1筐体2と、第2筐体10の一部との間に位置する。第2廃トナー収容部10Bについては、後で説明する。第2突起9は、第1方向において、第1筐体2と廃トナー受入口10D(図8A参照)との間に位置する。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態(図2A参照)で、第2突起9は、ドラムカートリッジ20に対して位置決めされる。
第2突起9は、ギアカバー8から延びる。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置(図2A参照)と第2位置(図2B参照)との間を移動する場合に、第2突起9は、第1筐体2とともに移動可能である。第2突起9は、ギアカバー8に取り付けられてもよい。第2突起9は、第1方向に延びる。
1.10 第2筐体10
図1に示すように、第2筐体10は、第1方向におけるトナーカートリッジ1の他端部に位置する。第2筐体10は、第1方向において、第1筐体2に対して、第1突起6の反対側に位置する。第2筐体10は、第1方向において、ギアカバー8に対して、第1筐体2の反対側に位置する。第2筐体10は、ギアカバー8に取り付けられる。第2筐体10は、廃トナーを収容可能である。廃トナーについては、後で説明する。
第2筐体10は、第1廃トナー収容部10Aと、第2廃トナー収容部10Bとを有する。
1.10.1 第1廃トナー収容部10A
第1廃トナー収容部10Aは、第2方向において、第2突起9から離れて位置する。第1廃トナー収容部10Aは、第1方向に延びる。第1廃トナー収容部10Aは、筒形状を有する。
1.10.2 第2廃トナー収容部10B
第2廃トナー収容部10Bは、第2方向において、第1廃トナー収容部10Aの一端部に位置する。第2廃トナー収容部10Bは、第1廃トナー収容部10Aから、第2方向に延びる。第2廃トナー収容部10Bは、第1方向において、第2突起9に対してギアカバー8の反対側に位置する。第2廃トナー収容部10Bの内部空間は、第1廃トナー収容部10Aの内部空間と通じる。
図8Aに示すように、第2廃トナー収容部10Bは、受入部10Cと、廃トナー受入口10Dとを有する。言い換えると、第2筐体10は、廃トナー受入口10Dを有する。
図2Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、受入部10Cは、ドラムカートリッジ20の廃トナー搬送管25(図9参照)の端部を受け入れる。廃トナー搬送管25については、後で説明する。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、受入部10Cは、廃トナー搬送管25の周面に沿って延びる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、受入部10Cは、第1筐体2がピボットする方向に沿って延びる。
図8Aに示すように、廃トナー受入口10Dは、受入部10Cに位置する。廃トナー受入口10Dは、第2廃トナー収容部10Bの内部空間と通じる。
図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口10Dは、廃トナー排出口251と通じる。廃トナー排出口251については、後で説明する。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口10Dは、廃トナーを受け入れ可能である。
1.11 廃トナーシャッタ11
図1および図8Aに示すように、廃トナーシャッタ11は、受入部10Cの外表面に位置する。廃トナーシャッタ11は、廃トナー閉位置(図8A参照)と廃トナー開位置(図8B参照)との間を、第2筐体10に対して移動可能である。廃トナーシャッタ11は、廃トナー閉位置と廃トナー開位置との間を、受入部10Cの外表面に沿って移動可能である。廃トナーシャッタ11は、廃トナー閉位置と廃トナー開位置との間を、軸A1について回動可能である。
図2Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー閉位置に位置する。廃トナーシャッタ11が廃トナー閉位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ11は、廃トナー受入口10Dを閉じる。
図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー開位置に位置する。廃トナーシャッタ11が廃トナー開位置に位置した状態で、廃トナー受入口10Dは、開く。
つまり、図2Aおよび図2Bに示すように、第1筐体2の第1位置から第2位置への移動に伴い、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー閉位置から廃トナー開位置へ移動する。また、第1筐体2の第2位置から第1位置への移動に伴い、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー開位置から廃トナー閉位置へ移動する。
図8Aに示すように、廃トナーシャッタ11は、シャッタ本体111と、突起112A、112Bとを有する。
廃トナーシャッタ11が閉位置に位置した状態で、シャッタ本体111は、受入部10Cの外表面に沿って延びる。シャッタ本体111は、板形状を有する。
廃トナーシャッタ11が閉位置に位置した状態で、突起112Aは、シャッタ本体111に対して、受入部10Cの外表面の反対側に突出する。
突起112Bは、シャッタ本体111が延びる方向において、突起112Aから離れて位置する。廃トナーシャッタ11が閉位置に位置した状態で、突起112Bは、シャッタ本体111に対して、受入部10Cの外表面の反対側に突出する。
2.ドラムカートリッジ20
次に、図2A、図2B、および、図9から図13Bを参照して、ドラムカートリッジ20について説明する。
図9および図10に示すドラムカートリッジ20は、画像形成装置に装着可能である。ドラムカートリッジ20は、感光ドラム21と、帯電装置22(図10参照)と、現像装置23と、ドラムクリーナ24と、廃トナー搬送管25(図9参照)と、廃トナー搬送部材26(図9参照)と、搬送管シャッタ27(図9参照)とを備える。
2.1 感光ドラム21
感光ドラム21は、軸A11について回転可能である。軸A11は、軸方向に延びる。感光ドラム21は、軸方向に延びる。感光ドラム21は、軸A11に沿って延びる。感光ドラム21は、円筒形状を有する。感光ドラム21は、軸方向と交差する交差方向において、ドラムカートリッジ20の一端部E1に位置する。好ましくは、交差方向は、軸方向と直交する。
トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、軸方向は、トナーカートリッジ1の第1方向と同じ方向である。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態(図2B参照)で、交差方向は、トナーカートリッジ1の第2方向と同じ方向である。なお、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態(図2A参照)で、交差方向は、トナーカートリッジ1の第2方向と交差する。
2.2 帯電装置22
図10に示す帯電装置22は、感光ドラム21の表面を帯電させる。帯電装置22は、具体的には、スコロトロン型の帯電器である。なお、帯電装置22は、帯電ローラであってもよい。
2.3 現像装置23
図9および図10に示すように、現像装置23は、交差方向において、感光ドラム21と、ドラムカートリッジ20の他端部E2との間に位置する。ドラムカートリッジ20の他端部E2は、交差方向において、ドラムカートリッジ20の一端部E1から離れて位置する。現像装置23は、感光ドラム21にトナーを供給可能である。現像装置23は、現像筐体231と、現像ローラ232とを備える。
2.3.1 現像筐体231
現像筐体231は、トナーを収容可能である。図9に示すように、現像筐体231は、溝231Aと、溝231Bと、現像開口231Cとを有する。
2.3.1.1 溝231A
溝231Aは、軸方向において、現像筐体231の一端部に位置する。
図11Aに示すように、溝231Aは、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着される方向である装着方向に延びる。装着方向は、軸方向および交差方向と交差する。好ましくは、装着方向は、軸方向および交差方向と直交する。
図11Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、装着方向は、トナーカートリッジ1の第2方向と同じ方向である。
図11Aおよび図11Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着されるときに、溝231Aには、トナーカートリッジ1の第1突起6(図1参照)が嵌まる。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1突起6は、ドラムカートリッジ20に対して位置決めされる。詳しくは、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1突起6は、現像装置23に対して位置決めされる。第1突起6が溝231Aに嵌まることにより、第1突起6およびトナーシャッタ5は、現像装置23に対して固定される。言い換えると、第1突起6が溝231Aに嵌まることにより、第1突起6およびトナーシャッタ5は、現像装置23に対して回転不能になる。
2.3.1.2 溝231B
図9に示すように、溝231Bは、第1方向において、現像筐体231の他端部に位置する。
図12Aに示すように、溝231Bは、装着方向に延びる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着されるときに、溝231Bには、第2突起9(図1参照)が嵌まる。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第2突起9は、ドラムカートリッジ20に対して位置決めされる。詳しくは、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第2突起9は、現像装置23に対して位置決めされる。第2突起9が溝231Bに嵌まった状態で、第2突起9は、現像装置23に対して回転可能である。
2.3.1.3 現像開口231C
図9に示すように、現像開口231Cは、軸方向において、溝231Aと溝231Bとの間に位置する。現像開口231Cは、現像筐体231の内部空間と通じる。
2.3.2 現像ローラ232
図10に示すように、現像ローラ232は、交差方向において、現像筐体231の一端部に位置する。現像ローラ232は、現像筐体231に支持される。現像ローラ232は、軸方向に延びる。現像ローラ232は、軸A12について回転可能である。軸A12は、軸方向に延びる。現像ローラ232は、感光ドラム21と接触する。
2.4 ドラムクリーナ24
図10に示すように、ドラムクリーナ24は、交差方向において、感光ドラム21に対して、現像装置23の反対側に位置する。ドラムクリーナ24は、感光ドラム21上のトナーをクリーニングする。ドラムクリーナ24は、クリーナ筐体241と、クリーニング部材242とを備える。
クリーナ筐体241は、交差方向において、感光ドラム21に対して、現像装置23の反対側に位置する。クリーナ筐体241は、クリーニング部材242によってクリーニングされた廃トナーを収容可能である。
クリーニング部材242は、クリーナ筐体241内に位置する。クリーニング部材242は、感光ドラム21の周面と接触する。クリーニング部材242は、感光ドラム21上のトナーをクリーニングする。具体的には、クリーニング部材242は、クリーニングブレードである。なお、クリーニング部材242は、クリーニングローラであってもよい。
2.5 廃トナー搬送管25
図9に示すように、廃トナー搬送管25は、軸方向におけるドラムカートリッジ20の他端部に位置する。廃トナー搬送管25は、交差方向に延びる。交差方向における廃トナー搬送管25の一端部は、ドラムクリーナ24と接続する。これにより、ドラムクリーナ24によって感光ドラム21からクリーニングされた廃トナーは、廃トナー搬送管25を通過可能である。交差方向における廃トナー搬送管25の他端部は、溝231Bと向かい合う。
図2Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、交差方向における廃トナー搬送管25の他端部は、トナーカートリッジ1の第2筐体10と接続する。
廃トナー搬送管25は、廃トナー排出口251と、突起252A、252Bとを有する。
廃トナー排出口251は、交差方向における廃トナー搬送管25の他端部に位置する。廃トナー排出口251は、廃トナー搬送管25の周面に位置する。廃トナー排出口251は、廃トナー搬送管25の内部空間と通じる。廃トナー排出口251は、廃トナー搬送管25内の廃トナーを排出可能である。
突起252Aは、交差方向における廃トナー搬送管25の他端部に位置する。突起252Aは、廃トナー搬送管25の外表面に位置する。突起252Aは、廃トナー搬送管25の外表面から突出する。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットする方向において、突起252Aは、トナーカートリッジ1の突起112Aに対して、トナーカートリッジ1の突起112Bの反対側に位置する。
図2Aおよび図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットした場合、突起252Aは、トナーカートリッジ1の突起112Aと接触する。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットした場合、突起252Aは、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットする方向への廃トナーシャッタ11の移動を止める。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第2位置に位置すると、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー開位置に位置する。
図2Aに示すように、突起252Bは、交差方向における廃トナー搬送管25の他端部に位置する。突起252Bは、廃トナー搬送管25の外表面に位置する。突起252Bは、廃トナー搬送管25の周方向において、突起252Aから離れて位置する。突起252Bは、廃トナー搬送管25の外表面から突出する。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第2位置から第1位置へピボットする方向において、突起252Bは、トナーカートリッジ1の突起112Bに対して、トナーカートリッジ1の突起112Aの反対側に位置する。
図2Bおよび図2Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第2位置から第1位置へピボットした場合、突起252Bは、トナーカートリッジ1の突起112Bと接触する。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第2位置から第1位置へピボットした場合、突起252Bは、第1筐体2が第2位置から第1位置へピボットする方向への廃トナーシャッタ11の移動を止める。これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置に位置すると、廃トナーシャッタ11は、第2筐体10に対して、廃トナー閉位置に位置する。
2.6 廃トナー搬送部材26
図9に示すように、廃トナー搬送部材26は、廃トナー搬送管25内に位置する。廃トナー搬送部材26は、廃トナー搬送管25に沿って延びる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、廃トナー搬送部材26は、ドラムクリーナ24から、トナーカートリッジ1の第2筐体10(図2A参照)へ廃トナーを搬送する。具体的には、廃トナー搬送部材26は、スクリューである。スクリューとしては、例えば、無軸スクリュー、オーガスクリューなどが挙げられる。
2.7 搬送管シャッタ27
搬送管シャッタ27は、交差方向における廃トナー搬送管25の他端部に位置する。搬送管シャッタ27は、廃トナー搬送管25内に位置する。図2Aおよび図2Bに示すように、搬送管シャッタ27は、搬送管閉位置(図2A参照)と搬送管開位置(図2B参照)との間を、廃トナー搬送管25に対して移動可能である。
図2Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、搬送管シャッタ27は、搬送管閉位置に位置する。搬送管シャッタ27が搬送管閉位置に位置した状態で、搬送管シャッタ27は、廃トナー排出口251を閉じる。
一方、図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、搬送管シャッタ27は、搬送管開位置に位置する。搬送管シャッタ27が搬送管開位置に位置した状態で、廃トナー排出口251は、開く。
搬送管シャッタ27は、円筒形状を有する。搬送管シャッタ27は、軸方向に延びる。図9に示すように、搬送管シャッタ27の端部は、廃トナー搬送管25の他端部から突出する。搬送管シャッタ27は、貫通穴271(図2A参照)と、溝272とを有する。
図2Aに示すように、貫通穴271は、搬送管シャッタ27の周面に位置する。搬送管シャッタ27が搬送管閉位置に位置した状態で、貫通穴271の全部は、廃トナー排出口251から離れて位置する。これにより、搬送管シャッタ27は、廃トナー排出口251を閉じる。一方、図2Bに示すように、搬送管シャッタ27が搬送管開位置に位置した状態で、貫通穴271の少なくとも一部は、廃トナー排出口251と通じる。これにより、廃トナー排出口251は、開く。
図9に示すように、溝272は、搬送管シャッタ27の端部に位置する。搬送管シャッタ27が搬送管閉位置に位置した状態で、溝272は、装着方向に延びる。言い換えると、搬送管シャッタ27が搬送管閉位置に位置した状態で、溝272は、溝231Bと同じ方向に延びる。
図13Aおよび図13Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着されるときに、第2突起9は、搬送管シャッタ27の溝272に嵌まる。トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第2突起9が搬送管シャッタ27の溝に嵌まることにより、搬送管シャッタ27は、第1筐体2とともに移動可能になる。
これにより、図2Aおよび図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へピボットすることにより、搬送管シャッタ27は、第2突起9によって、搬送管閉位置から搬送管開位置へ移動させられる。
また、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第2位置から第1位置へピボットすることにより、搬送管シャッタ27は、第2突起9によって、搬送管開位置から搬送管閉位置へ移動させられる。
3.作用効果
(1) トナーカートリッジ1によれば、図2Aおよび図2Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が、ドラムカートリッジ20に対して、第1位置(図2A参照)から第2位置(図2B参照)へピボットすることにより、廃トナーシャッタ11は、廃トナー閉位置から廃トナー開位置へ移動する。
そのため、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、第2筐体10は、感光ドラム21からクリーニングされた廃トナーを、廃トナー受入口10Dを介して受け入れ可能になる。
その結果、トナーカートリッジ1は、廃トナーを収容できる。
(2) トナーカートリッジ1によれば、図7Aに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、トナーシャッタ5は、トナー閉位置に位置する。図7Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、トナーシャッタ5は、トナー開位置に位置する。
これにより、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第2位置に位置した状態で、廃トナー受入口10D(図2B参照)を開けるとともに、トナー排出口2Cも開けることができる。
また、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着され、第1筐体2が第1位置に位置した状態で、廃トナー受入口10D(図2A参照)を閉じるとともに、トナー排出口2Cも閉じることができる。
4.変形例
次に、図14Aおよび図14Bを参照して、変形例について説明する。なお、変形例において、上記した実施形態と同様の部材には同じ符号を付し、説明を省略する。
4.1 第2筐体30
図14Aに示すように、第2筐体30は、第1方向に延びる。第2筐体30は、角筒形状を有する。第2筐体30は、廃トナー受入口301を有する。
廃トナー受入口301は、第1方向における第2筐体30の他端部の外表面S1に位置する。
4.2 廃トナーシャッタ31
廃トナーシャッタ31は、第2筐体30の外表面S1に位置する。廃トナーシャッタ31は、廃トナー閉位置(図14A参照)と廃トナー開位置(図14B参照)との間を、外表面S1に沿って移動可能である。廃トナーシャッタ31は、シャッタ本体311と、突起312とを有する。
シャッタ本体311は、第2筐体30の外表面S1に沿って延びる。シャッタ本体311は、板形状を有する。
突起312は、シャッタ本体311に対して、外表面S1の反対側に位置する。突起312は、シャッタ本体311から第1方向に延びる。
図14Aおよび図14Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へ移動するときに、突起312は、交差方向における廃トナー搬送管40の他端部と接触する。
突起312が交差方向における廃トナー搬送管40の他端部と接触した状態で、第1筐体2が第2位置へ向かって移動することにより、廃トナーシャッタ31は、第2筐体30に対して、廃トナー閉位置(図14A参照)から廃トナー開位置(図14B参照)へ移動する。
4.3 廃トナー搬送管40
図14Aに示すように、廃トナー搬送管40の廃トナー排出口401は、交差方向における廃トナー搬送管40の他端部の端面S2に位置する。
4.4 搬送管シャッタ41
搬送管シャッタ41は、廃トナー搬送管40の端面S2に位置する。搬送管シャッタ41は、搬送管閉位置(図14A参照)と搬送管開位置(図14B参照)との間を、端面S2に沿って移動可能である。搬送管シャッタ41は、シャッタ本体411と、突起412とを有する。
シャッタ本体411は、廃トナー搬送管40の端面S2に沿って延びる。シャッタ本体311は、板形状を有する。
突起412は、シャッタ本体411に対して、端面S2の反対側に位置する。突起412は、シャッタ本体411から第1方向に延びる。
図14Aおよび図14Bに示すように、トナーカートリッジ1がドラムカートリッジ20に装着された状態で、第1筐体2が第1位置から第2位置へ移動するときに、突起412は、第1方向における第2筐体30の他端部と接触する。
突起412が第1方向における第2筐体30の他端部と接触した状態で、第1筐体2が第2位置へ向かって移動することにより、搬送管シャッタ41は、廃トナー搬送管40に対して、搬送管閉位置(図14A参照)から搬送管開位置(図14B参照)へ移動する。
4.5 変形例の作用効果
変形例においても、上記した実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
1 トナーカートリッジ
2 第1筐体
2C トナー排出口
3 オーガ
5 トナーシャッタ
6 第1突起
7 ギア
8 ギアカバー
9 第2突起
10 第2筐体
10D 廃トナー受入口
11 廃トナーシャッタ
20 ドラムカートリッジ
21 感光ドラム
24 ドラムクリーナ
25 廃トナー搬送管
26 廃トナー搬送部材
27 搬送管シャッタ
30 第2筐体
31 廃トナーシャッタ
40 廃トナー搬送管
41 搬送管シャッタ
251 廃トナー排出口
301 廃トナー受入口
401 廃トナー排出口
A1 軸

Claims (14)

  1. 感光ドラムを有するドラムカートリッジに装着可能なトナーカートリッジであって、
    第1方向に延び、トナーを収容可能な第1筐体と、
    前記第1方向における前記第1筐体の一端部に位置する第1突起であって、前記第1方向に延びる第1突起であり、前記第1筐体に対して移動可能な第1突起と、
    廃トナーを収容可能な第2筐体であって、前記廃トナーを受け入れ可能な廃トナー受入口を有する第2筐体と、
    前記廃トナー受入口を閉じる廃トナー閉位置と、前記廃トナー受入口が開く廃トナー開位置との間を、前記第2筐体に対して移動可能な廃トナーシャッタと、
    を備え、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記第1突起は、前記ドラムカートリッジに対して位置決めされ、かつ、前記第1筐体は、前記ドラムカートリッジに対して、第1位置と第2位置との間を、前記第2筐体とともに、前記第1突起についてピボット可能であり、
    前記第1筐体が前記第1位置に位置した状態で、前記廃トナーシャッタは、前記廃トナー閉位置に位置し、
    前記第1筐体が前記第2位置に位置した状態で、前記廃トナーシャッタは、前記廃トナー開位置に位置することを特徴とする、トナーカートリッジ。
  2. 前記第1筐体の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴い、前記廃トナーシャッタは、前記廃トナー閉位置から前記廃トナー開位置へ移動することを特徴とする、請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 前記第1筐体は、前記第1筐体内のトナーを排出可能なトナー排出口を有し、
    前記トナーカートリッジは、さらに、前記トナー排出口を閉じるトナー閉位置と、前記トナー排出口が開くトナー開位置との間を、前記第1筐体に対して移動可能なトナーシャッタを備え、
    前記第1筐体が前記第1位置に位置した状態で、前記トナーシャッタは、前記トナー閉位置に位置し、
    前記第1筐体が前記第2位置に位置した状態で、前記トナーシャッタは、前記トナー開位置に位置することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記第1筐体の前記第1位置から前記第2位置への移動に伴い、前記トナーシャッタは、前記トナー閉位置から前記トナー開位置へ移動することを特徴とする、請求項3に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記トナーシャッタの一部は、前記第1突起が前記ドラムカートリッジに位置決めされた状態で、前記ドラムカートリッジに位置決めされることを特徴とする、請求項3または請求項4に記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記第1筐体内に位置し、前記第1筐体内のトナーを前記トナー排出口へ向けて搬送するオーガであって、前記第1方向に延びる軸について回転可能なオーガを、さらに備えることを特徴とする、請求項3から請求項5のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  7. 前記オーガとともに回転可能なギアと、
    前記ギアの少なくとも一部を覆うギアカバーであって、前記第1方向における前記第1筐体の他端部に位置するギアカバーであって、前記第1方向において前記第1筐体と前記第2筐体との間に位置するギアカバーと、
    をさらに備えることを特徴とする、請求項6に記載のトナーカートリッジ。
  8. 前記第1方向における前記第1筐体の他端部に位置する第2突起であって、前記第1方向に延びる第2突起であり、前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記ドラムカートリッジに対して位置決めされる第2突起であり、前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着され、前記第1筐体が前記第1位置と前記第2位置との間を移動する場合に、前記第1筐体とともに移動可能な第2突起を、さらに備えることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  9. 前記ドラムカートリッジは、
    前記感光ドラム上のトナーをクリーニングするドラムクリーナと、
    前記ドラムクリーナによって前記感光ドラムからクリーニングされた前記廃トナーが通過可能な廃トナー搬送管であって、前記廃トナーを排出可能な廃トナー排出口を有する廃トナー搬送管と、
    を備え、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着され、前記第1筐体が前記第2位置に位置した状態で、前記廃トナー受入口は、前記廃トナー排出口と通じることを特徴とする、請求項8に記載のトナーカートリッジ。
  10. 前記ドラムカートリッジは、
    前記廃トナー排出口を閉じる搬送管閉位置と、前記廃トナー排出口が開く搬送管開位置との間を、前記廃トナー搬送管に対して移動可能な搬送管シャッタであって、溝を有する搬送管シャッタを備え、
    前記トナーカートリッジが前記ドラムカートリッジに装着された状態で、前記第2突起が前記搬送管シャッタの前記溝に嵌まることにより、前記搬送管シャッタは、前記第1筐体とともに移動可能になり、
    前記第1筐体が前記第1位置に位置した状態で、前記搬送管シャッタは、前記搬送管閉位置に位置し、
    前記第1筐体が前記第2位置に位置した状態で、前記搬送管シャッタは、前記搬送管開位置に位置することを特徴とする、請求項9に記載のトナーカートリッジ。
  11. 前記第2筐体は、前記第1方向において、前記第1筐体に対して前記第1突起の反対側に位置し、
    前記第2突起は、前記第1方向において、前記第1筐体と、前記第2筐体の一部との間に位置することを特徴とする、請求項8から請求項10のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  12. 前記第2突起は、前記第1方向において、前記第1筐体と前記廃トナー受入口との間に位置することを特徴とする、請求項8から請求項11のいずれか一項に記載のトナーカートリッジ。
  13. 請求項9に記載のトナーカートリッジが装着されるドラムカートリッジであって、
    前記ドラムクリーナから前記第2筐体へ前記廃トナーを搬送する廃トナー搬送部材であって、前記廃トナー搬送管内に位置する廃トナー搬送部材を、備えることを特徴とする、ドラムカートリッジ。
  14. 前記廃トナー搬送部材は、スクリューであることを特徴とする、請求項13に記載のドラムカートリッジ。
JP2020065806A 2020-04-01 2020-04-01 トナーカートリッジ Pending JP2021162764A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP4296781A1 (en) 2022-06-24 2023-12-27 Canon Kabushiki Kaisha Toner cartridge

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