JP2021162698A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masahiro Tsujibayashi
慶三 田倉
Keizo Takura
匡博 牧野
Masahiro Makino
紗恵子 大石
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Abstract

【課題】 中間転写ベルトの表面状態に適した測定を実行することができなかった。【解決手段】 LED71、PD72、及び73を有する濃度検出センサ70と、ブラックトナーパターン501を形成させると共にブラックトナーパターン501に対応するPD72、及び73の出力値に基づいてルックアップテーブルを生成する第1濃度補正モードと、複合トナーパターン504を形成させると共に複合トナーパターン504に対応するPD73の出力値に基づいてルックアップテーブルを生成する第2濃度補正モードとを実行するCPU81とを有し、CPU81は第1濃度補正モードと第2濃度補正モードの中から、中間転写ベルト7からの反射光に対応するPD72の出力値に基づき、濃度補正モードを選択することを特徴とする。【選択図】 図9

Description

本発明はトナー像が転写される中間転写ベルトを有する画像形成装置の濃度調整制御に関する。
複数の色のトナー像を形成する画像形成装置は、異なる色のトナー像が形成される感光体と、異なる色のトナー像が転写される中間転写ベルトとを有し、前記中間転写ベルトからシートにトナー像を転写する。画像形成装置によりシートに形成されるトナー像の濃度は画像形成装置の環境条件(温度、湿度)、あるいは画像形成装置の使用状況に応じて変動してしまうことが知られている。そこで、画像形成装置は中間転写ベルトに測定用画像を形成し、この測定用画像を測定手段によって測定した結果に基づいて、トナー像の濃度を調整するための画像形成条件を生成している。測定用画像を測定するための測定手段としては光学センサを用いるものが知られている(特許文献1参照)。
特開2004−125986号公報
しかしながら、特許文献1に記載の光学センサは、中間転写ベルトの表面に埃や紙粉が付着したり、トナーが融着してしまうと、その異常箇所の上に形成された測定用画像を高精度に測定することができない。さらに、中間転写ベルトの表面に傷が生じた場合にも、傷の上に形成された測定用画像を高精度に測定することができない。そのため、中間転写ベルトに異常が発生した場合には誤った測定結果に基づいて画像形成条件が制御されてしまい、トナー像の濃度が目標とする濃度となってしまう可能性があった。
そこで、本発明は、中間転写ベルトの表面状態に適した測定を実行することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の画像形成装置は、異なる色のトナー像を形成する画像形成手段と、前記トナー像が転写される中間転写ベルトと、前記トナー像を前記中間転写ベルトからシートへ転写する転写手段と、前記中間転写ベルトに向けて光を発する発光手段と、前記中間転写ベルトに転写されたトナーパターンからの反射光を受光し、前記反射光の受光結果に基づき出力値を出力する出力手段と、ブラックのトナーパターンを形成し、当該ブラックのトナーパターンからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づいて、前記画像形成手段により形成されるブラックのトナー像の濃度を調整するための画像形成条件を生成する第1モードと、ブラックのトナーパターンを有彩色のトナーパターンに重ねた複合トナーパターンを形成し、当該複合トナーパターンからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づいて、前記画像形成条件を生成する第2モードとを実行する制御手段と、を有し、前記第1モードと前記第2モードを含む複数のモードの中から、前記中間転写ベルトからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づき、前記制御手段が実行するモードを選択する選択手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、中間転写ベルトの表面状態に適した測定を実行することができる。
画像形成装置の概略図 濃度検出センサの概略図 画像形成装置の制御ブロック図 ブラックトナーパターンの概略図 複合トナーパターンの概略図 濃度検出センサの出力値とトナー濃度の関係を表した図 通紙枚数に応じて変化する濃度検出センサの出力値の推移を示した図 通紙枚数に応じて変化する検出精度の推移を表した図 濃度調整制御のフローチャート図 濃度検出センサの角度特性を表した図 角度特性を検知する際の測定条件を説明するための要部概略図 巻き癖発生時の濃度検出センサの出力値を示した図 他の濃度調整制御のフローチャート図
(実施例1)
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置の構成図である。画像形成装置200は、電子写真方式によりカラー画像を形成するプリンタ、複写機、複合機、ファクシミリ等により実現可能である。画像形成装置200は、4つの感光ドラム1a、1b、1c、及び1dを有する画像形成装置である。画像形成部Paが感光ドラム1aにイエローのトナー像を形成し、画像形成部Pbが感光ドラム1bにマゼンタのトナー像を形成し、画像形成部Pcが感光ドラム1cにシアンのトナー像を形成し、画像形成部Pdが感光ドラム1dにブラックのトナー像を形成する。
画像形成装置200は、シートSが収容された給紙カセット60を有する。給紙カセット60内のシートSは給紙ローラ対61により給紙され、ローラ62へ向けて搬送される。ローラ62は、二次転写部T2へ向けてシートSを搬送するため、シートSの送り出しタイミングやシートSの搬送速度を制御する。
画像形成部Pa〜Pdは、感光ドラム1a〜1d、帯電器2a〜2d、露光器3a〜3d、現像器100a〜100d、一次転写ローラT1a〜T1d、及びドラムクリーナ6a〜6dを備える。感光ドラム1a〜1dは、回転駆動されている。帯電器2a〜2dは、感光ドラム1a〜1dの表面を一様に帯電させる。露光器3a〜3dは、感光ドラム1a〜1dに静電潜像を形成するため、感光ドラム1a〜1dを画像データに基づいて露光する。
現像器100a〜100dは、感光ドラム1a〜1dに形成された静電潜像を、トナーを含む現像剤を用いて現像する。ここで、現像器100a〜100dは、内部に収容するトナーの量が所定量よりも低下すると、現像剤の補給容器であるトナーボトルTa〜Tdからトナーが不図示の補給経路を通って補給される。
一次転写ローラT1a〜T1dには、不図示の高圧回路から転写電圧が印加されている。これにより、各色のトナー像が感光ドラム1a〜1dから中間転写ベルト7に転写される。中間転写ベルト7にイエロー、マゼンタ、シアン、及びブラックのトナー像が重ねて転写されることで、フルカラーのトナー像が形成される。なお、一次転写ローラT1a〜T1dにより中間転写ベルト7へ転写されずに感光ドラム1a〜1dの表面に残留したトナーはドラムクリーナ6a〜6dによって回収される。
中間転写ベルト7は、二次転写ローラ8、テンションローラ17、及び二次転写上流ローラ18によって張架されたベルト状の弾性体である。中間転写ベルト7の表面の色は黒色となっている。中間転写ベルト7は、二次転写ローラ8、テンションローラ17、及び二次転写上流ローラ18により矢印R7方向に回転駆動される。フルカラーのトナー像が形成された中間転写ベルト7は、回転することで二次転写部T2にトナー像を搬送する。
中間転写ベルト7に形成されたトナー像は、二次転写部T2でシートSと合致するタイミングで搬送される。二次転写部T2は、対向して配置される二次転写ローラ8及び二次転写ローラ9により形成される転写ニップ部である。二次転写ローラ8には不図示の高圧回路から転写バイアスが印加される。これによって中間転写ベルト7上のトナー像が、中間転写ベルト7からシートSへ転写される。また、転写後に中間転写ベルト7に残留するトナーは、ベルトクリーナ11により回収される。
トナー像が転写されたシートSは定着器13へ搬送される。定着器13は、対向するローラにより形成される定着ニップをシートSが通過している間に熱と圧力を加えることでシートS上のトナー像をシートSに定着させる。定着器13は、熱源となるヒータとサーミスタとを備え、サーミスタの検知温度が目標温度となるように、ヒータに供給される電流がフィードバック制御されている。トナー像が定着されたシートSは、排紙トレイ63上に排出される。
画像形成装置200は中間転写ベルト7に形成されたパターンからの反射光を測定する濃度検出センサ70が設けられている。濃度検出センサ70は感光ドラム1dと二次転写ローラ9の間に配置される。濃度検出センサ70はLED71(図2)とフォトダイオード72(図2)、及び73(図2)とを有する光学センサである。フォトダイオード72(図2)はフォトダイオード72(図2)に受光された光の強度に基づく出力値を出力し、フォトダイオード73(図2)はフォトダイオード73(図2)に受光された光の強度に基づく出力値を出力する。画像形成装置200は、フォトダイオード72、(図2)及び73(図2)から出力された出力値を濃度変換テーブルに基づいてトナー濃度へ変換する。
オペレーションパネルUはユーザが操作キー(図3の入力部93)を用いて、画像形成の開始を指示するだけでなく、画質設定や給紙カセット60に収容されたシートSの情報を入力するために用いられる。CPU81(図3)は入力部93(図3)により入力されたユーザ指示情報に基づき、シートSに対応した目標温度を決定し、画像形成時にヒータの温度を制御する。さらにオペレーションパネルUは印刷設定を表示する表示部94(図3)も備えている。
[濃度検出センサ]
図2は、濃度検出センサ70の概略構成図である。濃度検出センサ70は中間転写ベルト7上に形成されたトナーパターンを検出する。濃度検出センサ70は光を発するLED71と、中間転写ベルト7やトナーパターンからの反射光を受光するフォトダイオードPD72、及び73とを備える。
LED71は中間転写ベルト7に対して入射角度20°で光を照射するように配置され、PD72は中間転写ベルト7及びトナーパターンからの反射光を反射角度20°の位置で受光するように配置される。これよってPD72は中間転写ベルト7からの正反射光、又はトナーパターンからの正反射光を受光する位置に配置される。PD73は、LED71が中間転写ベルト7及びトナーパターンからの反射光を反射角度−50°の位置で受光するように配置される。これによってPD73は中間転写ベルト7からの乱反射光、又はトナーパターンからの乱反射光を受光する位置に配置される。
なお、LED71、PD72、及びPD73は、LED71に電流を供給する駆動回路やPD72、及び73からの出力電流を電圧へ変換する変換回路からなる電気基板(不図示)に実装されている。
[制御ブロック図]
図3は、画像形成装置200の制御ブロック図である。CPU81は、画像形成装置200を動作させるために各種命令の生成や演算処理を実行する機能を有する。画像形成装置200は、データを記憶するROM82、及びシステムワークメモリとして機能するRAM83を有する。また、トナーパターンに対応するパターン画像データがROM82に記憶されている。トナーパターンが形成される場合、CPU81はROM82からパターン画像データを読み出す。
画像処理部84は、画像データに階調補正処理や疑似中間調処理を実行する。
階調補正処理とは画像形成装置200により形成される画像の階調特性(濃度特性)が理想的な階調特性(濃度特性)となるように、画像データの入力値を変換する処理である。CPU81は入力値と出力値との対応関係を示す1次元のルックアップテーブルに基づき、画像データの入力値を出力値へ変換する。なお、ルックアップテーブルは色毎に設けられており、ROM82又はRAM83に格納されている。
疑似中間調処理は、出力される画像の濃度をドットの面積の変化によって表現するため、予め記憶されたマトリックスを用いて画像データを変換する処理である。例えば、8ビットの1画素分のデータをNビットのM画素分のデータへ変換する。ここで、Nビットは8より小さい値である。M画素は1画素よりも大きい値である。
画像処理部84により変換された画像データはレーザ駆動部303a〜303dへ入力される。レーザ駆動部303a〜303dは画像処理部84から出力された画像データに基づいて露光器3a〜3dの光源を制御する。これによって、感光ドラム1a〜1d上に画像データに基づく静電潜像が形成される。
また、CPU81は、インターフェース部85(以降、I/F部85と称す。)を介してオペレーションパネルUと電気的に接続されている。また、オペレーションパネルUは、ユーザによる操作を受け付けるものであり、例えば入力部93と表示部94の両方の機能を有するタッチパネルディスプレイによって構成されてもよい。なお、オペレーションパネルUは、画像形成装置に接続されるパーソナルコンピュータなどの外部端末であっても良い。
駆動回路305は、CPU81の命令信号に従い、濃度検出センサ70内部のLED71のON/OFFや発光光量を制御する。検出回路306は、濃度検出センサ70からの出力電圧を増幅してCPU81へ送る。
[濃度補正モード]
濃度検知用のトナーパターンについて説明する。図4(a)、及び図4(b)は、ブラックトナーパターン501の断面図および上面図である。図5(a)、及び図5(b)はブラックトナーパターン502がシアントナーパターン503に重畳された複合トナーパターン504の断面図および上面図である。
図4(a)、及び図4(b)に示すように、ブラックトナーパターン501は濃度の異なる5つのパターンを含む。一方、図5(a)、及び図5(b)に示す複合トナーパターン504のシアントナーパターン503は所定濃度となるように形成され、ブラックトナーパターン502は濃度の異なる5つのパターンを含む。なお、複合トナーパターン504はブラックトナーパターン502が重畳していないシアントナーパターン503を含む。
また、複合トナーパターン504は、ブラックトナーパターン502の下にシアントナーパターン504が形成された例を示したが、ブラックトナーパターン502の下に他の有彩色のトナーパターンが形成された構成であってもよい。
次に本件に係る濃度測定モードについて説明する。
まず、濃度測定モード1について説明する。濃度測定モード1ではブラックトナーパターン501を用いて、正反射光を受光するPD72により中間転写ベルト7上のブラックトナーパターン501からの反射光を測定する。PD72には正反射光と乱反射光との両方が受光されてしまうので、PD72の出力値からPD73の出力値を除去することでブラックトナーパターン501の正反射光成分の出力値を取得する。
中間転写ベルト7からの反射光はブラックトナーパターン501からの反射光より大きいので、ブラックトナーパターン501の濃度が上昇するとPD72、及び73の出力値は低下する。PD72の出力値からPD73の出力値を差分した中間値と濃度との対応関係をあらかじめ記憶しておくことで、CPU81はPD72の出力値、及びPD73の出力値からブラックトナーパターン501の濃度を決定できる。
濃度補正モード1において、CPU81はブラックトナーパターン501の濃度に基づいてブラックのトナー像の濃度特性を求める。ブラックトナーパターン501に含まれる5つのパターンは予め入力値が決まっている。CPU81は入力値と検出された濃度とから線形補間することによって濃度特性を求めることができる。そして、CPU81は濃度特性が理想的な濃度特性となるように、ブラック用のルックアップテーブルを生成する。
次に濃度測定モード2について説明する。濃度測定モード2では複合トナーパターン504を用いて、乱反射光を受光するPD73により中間転写ベルト7上の複合トナーパターン504からの反射光を測定する。PD73には正反射光はほとんど受光されず、乱反射光が受光される。
乱反射光を吸収するブラックトナーパターン502の濃度が上昇すると、シアントナーパターン503からの乱反射光が減少してPD73の出力値は低下する。PD73の出力値とブラックトナーパターン502の濃度との対応関係をあらかじめ記憶しておくことで、CPU81はPD73の出力値からブラックトナーパターン502の濃度を決定できる。
濃度補正モード2において、CPU81はブラックトナーパターン502の濃度に基づいてブラックのトナー像の濃度特性を求める。ブラックトナーパターン502に含まれる5つのパターンは予め入力値が決まっている。CPU81は入力値と検出された濃度とから線形補間することによって濃度特性を求めることができる。そして、CPU81は濃度特性が理想的な濃度特性となるように、ブラック用のルックアップテーブルを生成する。
図6に濃度検出センサ70の出力値を示す。具体的には、図6(a)はブラックトナーパターン501からの正反射光が検出されたときのPD72の信号値からPD73の信号値を差分した値を示す。図6(b)はシアントナーパターン503からの乱反射光が検出されたときのPD73の信号値を示す。図6(c)は複合トナーパターン504からの乱反射光が検出されたときのPD73の信号値である。
図6(a)において濃度0の出力値は中間転写ベルト7からの正反射光の受光結果に対応する出力値である。PD72の信号値からPD73の信号値を差分した値は、図6(a)に示すように、ブラックトナーパターン501の濃度が増加することで低下する。また、図6(b)、及び図6(c)において濃度0の出力値は中間転写ベルト7からの乱反射光の受光結果に対応する出力値である。シアントナーパターン503の検出時のPD73の信号値(出力値)は、図6(b)に示すように、シアントナーパターン503の濃度が増加することで上昇する。一方、複合トナーパターン504検出時のPD73の信号値は、図6(c)に示すように、ブラックトナーパターン502の濃度が上昇することで低下する。
ただし複合トナーパターン504は本実施例で示した構成に限定するものではなく、例えば下地カラートナーパターン503はイエローやマゼンタなど、有彩色であれば何でも良い。また、ブラックトナーパターン501、および502の濃度に関しても段階的に変化させず、一定の濃度のみでトナーパターンを形成し、ある濃度一点のみを補正する構成でも良い。
またブラックトナーパターン501および502の濃度を変化させる場合には、画像データのルックアップテーブルを更新する方法に限らない。例えば、露光器3dのレーザ光量が補正されても良いし、一次転写ローラT1dに印加される転写電圧の値が調整されても良い。つまり、画像形成装置200により形成される画像の濃度を調整するための画像形成条件が調整される構成であればどのような構成であってもよい。
[中間転写ベルトの表面劣化とトナー消費量]
中間転写ベルト7の表面劣化の影響について説明する。
中間転写ベルト7とベルトクリーナ11の摺擦、あるいは中間転写ベルト7とシートSとの摺擦が原因で、中間転写ベルト7の表面が荒れてしまったり、中間転写ベルト7の表面に現像剤が融着してしまう可能性がある。これにより、中間転写ベルト7からの反射光量が正常なときと比較して減少してしまう。そのため、CPU81はトナーパターンの検出を実施する前に、中間転写ベルト7の表面からの反射光の測定結果に基づいてLED71の駆動電流を調整する。あるいは、基準板からの反射光の測定結果に基づいてLED71の駆動電流を調整する構成でも良い。
図7は中間転写ベルト7からの反射光に対応する濃度検出センサ70の検出値を示した図である。ここで、検出値とは、濃度補正モード1においてPD72の出力値からPD73の出力値を差分した値を百分率で表しており、濃度補正モード2においてPD73の出力値を百分率で表している。いずれも検出値が100%の値はLED71の発光光量が調整された後の検出値である。なお、LED71の発光光量を制御する駆動電流は、発光光量が調整された後に変更されていない。また、濃度補正モード2においてシアントナーパターン503の濃度は予め決まった濃度から変更されない。
図7において丸いマークは濃度補正モード1において通紙枚数と濃度検出センサ70の検出値との関係を示している。図7において四角マークは濃度補正モード2において通紙枚数と濃度検出センサ70の検出値との関係を示している。
通紙枚数の増加に伴い中間転写ベルト7の表面には細かな凹凸が生じる。通紙枚数の増加に伴い中間転写ベルト7の表面の平滑性が低下すると、濃度補正モード1において濃度検出センサ70の検出値は低下している。一方、通紙枚数の増加に伴い中間転写ベルト7の表面の平滑性が低下しても濃度補正モード2において濃度検出センサ70の検出値は変動が抑制されている。
このように、濃度補正モード1においては、通紙枚数が増加してくると検出値が小さくなったり、ノイズ成分によって検出値の変動が大きくなってしまうので、濃度検出センサ70の検出精度が悪化する。
一方で、濃度補正モード2においては、複合トナーパターン504にブラックトナーパターン502以外のトナーパターン(シアントナーパターン503)が含まれるので、現像剤の消費量が増大してしまう。そのため、本実施例のCPU81は、選択可能な2つの濃度補正モードを実行する。
次に、図8は濃度補正モード1および2の濃度補正精度の推移を表したグラフである。図8では、濃度補正精度として、目標濃度で形成された画像の色と画像形成条件が更新された後の色とのユークリッド距離ΔE00(ユークリッド距離ΔE00は色差とも称される。)を用いている。なお、ユークリッド距離ΔE00は5つの異なる濃度のトナーパターンの結果の平均値を用いる。
通紙枚数の増加に伴い中間転写ベルト7の表面の平滑性が低下すると、濃度補正モード1においてユークリッド距離ΔE00が大きくなっている。また、濃度補正モード2のユークリッド距離ΔE00は、光量調整が実施された直後においては濃度補正モード1のユークリッド距離ΔE00より大きい。これは、シアントナーパターン503の濃度変動分が含まれているからである。しかし、通紙枚数が増加した場合には、濃度補正モード2のユークリッド距離ΔE00の変動は、濃度補正モード1のユークリッド距離ΔE00の変動よりも小さい。また、図8において2つの濃度補正モードの濃度補正精度が逆転するタイミングは10万枚通紙した時であった。
表1にブラックトナーパターン501および複合トナーパターン504のトナー消費量を比較した。
Figure 2021162698
トナーパターンのサイズは、例えば、感光ドラム1a〜1dの回転方向に直交する主走査方向の長さが16mmであり、感光ドラム1a〜1dの回転方向である副走査方向の長さが16.3mmとした。ブラックトナーパターン501は異なる濃度の5つのトナーパターンを有するので副走査方向の長さは81.5mm(16.3mm×5)である。
濃度補正モード1で用いるブラックトナーパターン501は、最も濃い濃度域のトナー載り量が0.5mg/cmとなる。さらに、ブラックトナーパターン501のトナー載り量は、例えば、0.5mg/cm、0.4mg/cm、0.3mg/cm、0.2mg/cm、0.1mg/cmとした。そして、本実施例のブラックトナーパターン501のトナー消費量は3.912mgとなる。
一方、複合トナーパターン504のシアントナーパターン503のパッチサイズは、主走査方向の長さが16mm、副走査方向の長さが97.8mmである。これは、副走査方向のシアントナーパターン503の長さが副走査方向のブラックトナーパターン502の長さより長いためである。
濃度補正モード2で用いる複合トナーパターン504のシアントナーパターン503は、トナー載り量0.5mg/cm2となる。濃度補正モード2で用いる複合トナーパターン504のブラックトナーパターン502のトナー載り量は濃度補正モード1で用いるブラックトナーパターン501のトナー載り量と同じとする。そのため、複合トナーパターン504のトナー消費量は11.736mgとなる。
このように濃度補正モード2のトナー消費量は濃度補正モード1のトナー消費量よりも多い。
[制御方法]
次に、画像形成装置200のCPU81が実行する濃度調整制御が図9のフローチャート図に基づき説明される。濃度調整制御は、例えば、所定枚数のシートに画像が形成されるとCPU81によって実行される。濃度調整制御の実行条件が満たされると、CPU81がROM82に格納された制御プログラムを実行することによって、濃度調整制御は実行される。
まずCPU81はLED71の発光光量の調整において決定された駆動電流に基づいてLED71を発光させ、PD72で中間転写ベルト7からの正反射光量の測定を行う(S1)。CPU81はステップS1においてPD72から出力された出力値に基づき、中間転写ベルト7からの正反射光量がリファレンスの40%以上であるか否かを判定する(S2)。ステップS2においてCPU81は中間転写ベルト7の表面状態を判定している。出力値が所定値以上ならば正反射光量が所定量以上なので表面状態が劣化していないと判定される。この場合、濃度補正モード1が選択される。一方、出力値が所定値未満ならば正反射光量が所定量未満なので表面状態が劣化していると判定される。この場合、濃度補正モード2が選択される。
ステップS2において正反射光量が40%以上ならば、CPU81は濃度補正モード1を選択する(S3)。そして、CPU81は画像形成部Pdにブラックトナーパターン501を形成させ(S4)、濃度検出センサ70にブラックトナーパターン501からの反射光を測定させる。次いで、CPU81はPD72の出力値とPD73の出力値とに基づき、ブラックトナーパターン501の濃度を計測する(S5)。ステップS5において、CPU81はブラックトナーパターン501用の変換テーブルに基づきPD72の出力値とPD73の出力値の差分からブラックトナーパターン501の5つの濃度を決定する。
一方、ステップS2において正反射光量が40%以上でないならば、CPU81は濃度補正モード2を選択する(S7)。そして、CPU81は画像形成部Pc、及びPdに複合トナーパターン504を形成させ(S8)、濃度検出センサ70に複合トナーパターン504からの反射光を測定させる。次いで、CPU81はPD73の出力値に基づき、複合トナーパターン504の濃度を計測する(S9)。ステップS9において、CPU81は複合トナーパターン504用の変換テーブルに基づきPD73の出力値からブラックトナーパターン502の5つの濃度を決定する。
次いで、CPU81はブラック用の濃度を調整するため画像形成条件を生成する(S6)。ここで、ステップS5においてブラックトナーパターン501の濃度が計測された場合、CPU81はブラックトナーパターン501の濃度に基づいてルックアップテーブルを生成する。また、ステップS9においてブラックトナーパターン502の濃度が計測された場合、CPU81はブラックトナーパターン502の濃度に基づいてルックアップテーブルを生成する。ステップS6においてルックアップテーブルが生成された後、CPU81は濃度調整制御の処理を終了させる。
なお、図9においてはブラックのルックアップテーブルを生成するためにトナーパターンが形成される構成が説明されているが、イエロー、マゼンタ、及びシアンのルックアップテーブルを生成するために他のトナーパターンも形成される構成としてもよい。
[発明の効果]
本実施例の濃度調整制御の効果が以下に説明される。比較例は濃度補正モード1のみが実行される場合の濃度補正精度とする。表2は、本実施例の画像形成装置の濃度補正精度と比較例の濃度補正精度、トナーパターンが形成されたときの画像形成装置200のトナー消費量、総トナー消費比率が示される。表2は、50万枚分のシートSに画像が形成された場合のデータである。
ここで総トナー消費比率が説明される。総トナー消費比率は、ユーザが画像デューティ8%の画像を50万枚分形成し、且つ、100枚おきにブラックトナーパターン501が形成されたときのトナー消費量を100%としている。画像デューティとは1枚のシートに最大濃度のトナー像が形成されたときのトナー付着量が100%となる。画像デューティを8%とした根拠は、実際にユーザが印刷している画像の画像デューティの平均が8%程度だからである。
また、濃度補正精度は中間転写ベルト7が新品のときの濃度補正精度(初期)と、50万枚分のシートSに画像が形成された後の濃度補正精度(耐久後)との両方が記載されている。
Figure 2021162698
表2からわかるように、50万枚分のシートSに画像が形成された後のユークリッド距離ΔE00は、本実施例が比較例と比べて小さい。そのため、濃度補正モード1と濃度補正モード2とを中間転写ベルト7の表面状態に基づき切り替えることで、濃度補正モード1のみが実行されるよりも濃度の変動が抑制されている。一方、本実施例の画像形成装置200のトナー消費量は比較例と比べて多い。しかし、総トナー消費比率の差が0.2%であるので、本実施例の画像形成装置200の全体のトナー消費量は比較例と比べてあまり増えていないことがわかる。
以上説明したように、濃度補正モード1と濃度補正モード2とを中間転写ベルト7の表面状態を考慮して選択可能とすることで、画像形成装置200により形成される画像の濃度の変動を適切に抑制することができる。
(実施例2)
実施例1のCPU81は中間転写ベルト7上の任意の領域からの反射光に対応するPD72の出力値に基づいて濃度測定モードを選択している。本実施例のCPU81は中間転写ベルト7の1周分の出力値(出力プロファイル)に基づいて濃度補正モードを選択する。なお、以下の説明では実施例1と同様の構成に同じ付番を付し、その説明が省略される。
中間転写ベルト7は、二次転写ローラ8、テンションローラ17、及び二次転写上流ローラ18との間でスリップが生じないように、かなりの張力で前述のローラに巻き付けられている。また、画像形成装置200の小型化のため、二次転写ローラ8、テンションローラ17、及び二次転写上流ローラ18の直径は小さくしなければならない。そのため、長時間にわたって中間転写ベルト7が回転しない状態が維持されると、中間転写ベルト7が前述のローラから受ける力によって変形してしまうことがある。これは「巻き癖」と呼ばれる。
図10は対象物に対して濃度検出センサ70の取り付け角度が変わった場合のPD72およびPD73の出力値を示したグラフである。角度θは図11に示すように、LED71、PD72、及びPD73が実装された基板の実装面が倒れる方向として定義される。なお、PD72の出力値の増幅率はPD72の出力値の増幅率よりも大きい。
正反射光を受光するPD72の出力値は濃度検出センサ70の角度によって大きく値が変わっている。一方、乱反射光を受光するPD73の出力値は角度の影響をほとんど受けていない。これは、正反射光は乱反射光よりも指向性の高い光だからである。つまり、正反射光は入射角と反射角が等しい場合に最も強度が強くなり、反射角と入射角の差が大きくなるほど強度が低下する。一方、乱反射光は検出角度にかかわらず強度があまり変動しない。
中間転写ベルト7の巻き癖が発生した部分に照射されたLED71の光は、中間転写ベルト7の表面に生じた凹凸によって、巻き癖が発生していない部分と異なる角度で反射されてしまう。これにより、PD72の出力値が大幅に低下し、PD72の出力値はわずかに変動する。
図12は中間転写ベルト7が8時間にわたって放置され、巻き癖が発生した際の出力プロファイルの一例である。図12の矢印で示す箇所は巻き癖が発生した箇所に対応する出力値である。濃度検出センサ70の出力値は巻き癖が発生した箇所において大きく変動している。ブラックトナーパターン501の低濃度域に対応する出力値はブラックトナーパターン501の高濃度域に対応する出力値よりも巻き癖の影響を受けやすい。これは、ブラックトナーパターン501の低濃度域のトナー被覆率がブラックトナーパターン501の高濃度域のトナー被覆率よりも低いからである。そのため、検出誤差を含んだセンサ出力値に基づいて濃度調整制御を行われてしまうと、画像濃度を高精度に調整することができない。
中間転写ベルト7の巻き癖は中間転写ベルト7を数十回ほど回転させることで改善されることが発明者らの実験によってわかっている。しかしながら、中間転写ベルト7の巻き癖が無視できるほど中間転写ベルト7の表面状態が改善するまで濃度調整制御の実行が禁止されてしまうと、画像の濃度が変動してしまう可能性がある。そこで、本実施例のCPU81は、出力プロファイルの最大値と最小値とに基づき濃度測定モードを選択する。
画像形成装置200のCPU81が実行する本実施例の濃度調整制御が図13のフローチャート図に基づき説明される。濃度調整制御は、例えば、所定枚数のシートに画像が形成されるとCPU81によって実行される。濃度調整制御の実行条件が満たされると、CPU81がROM82に格納された制御プログラムを実行することによって、濃度調整制御は実行される。
まずCPU81はLED71の発光光量の調整において決定された駆動電流に基づいてLED71を発光させ、PD72で中間転写ベルト7からの正反射光量を中間転写ベルト7の1周に亘って測定する(S101)。CPU81はステップS101においてPD72から出力された出力値の最大値と最小値とを決定し、最大値と最小値との差が所定値以下であるか否かを判定する(S102)。ステップS102においてCPU81は中間転写ベルト7に巻き癖が発生しているか否かを判定している。最大値と最小値との差が所定値以下ならば濃度補正モード1が選択され、最大値と最小値との差が所定値より大きければ濃度補正モード2が選択される。
ステップS102において最大値と最小値との差が所定量以下ならば、CPU81は濃度補正モード1を選択する(S103)。そして、CPU81は画像形成部Pdにブラックトナーパターン501を形成させ(S104)、濃度検出センサ70にブラックトナーパターン501からの反射光を測定させる。次いで、CPU81はPD72の出力値とPD73の出力値とに基づき、ブラックトナーパターン501の濃度を計測する(S105)。ステップS105において、CPU81はブラックトナーパターン501用の変換テーブルに基づきPD72の出力値とPD73の出力値の差分からブラックトナーパターン501の5つの濃度を決定する。
一方、ステップS102において最大値と最小値との差が所定量以下でないならば、CPU81は濃度補正モード2を選択する(S107)。そして、CPU81は画像形成部Pc、及びPdに複合トナーパターン504を形成させ(S108)、濃度検出センサ70に複合トナーパターン504からの反射光を測定させる。次いで、CPU81はPD73の出力値に基づき、複合トナーパターン504の濃度を計測する(S109)。ステップS109において、CPU81は複合トナーパターン504用の変換テーブルに基づきPD73の出力値からブラックトナーパターン502の5つの濃度を決定する。
次いで、CPU81はブラック用の濃度を調整するため画像形成条件を生成する(S106)。ここで、ステップS105においてブラックトナーパターン501の濃度が計測された場合、CPU81はブラックトナーパターン501の濃度に基づいてルックアップテーブルを生成する。また、ステップS109においてブラックトナーパターン502の濃度が計測された場合、CPU81はブラックトナーパターン502の濃度に基づいてルックアップテーブルを生成する。ステップS6においてルックアップテーブルが生成された後、CPU81は濃度調整制御の処理を終了させる。
なお、図13においてはブラックのルックアップテーブルを生成するためにトナーパターンが形成される構成が説明されているが、イエロー、マゼンタ、及びシアンのルックアップテーブルを生成するために他のトナーパターンも形成される構成としてもよい。
また、実施例1、及び2の画像形成条件としてルックアップテーブルを例示したが、ブラックのトナー像の濃度を調整するための画像形成条件はルックアップテーブルに限定されない。画像形成条件の他の例としては、露光器3dから発せられるレーザ光の強度、あるいは、一次転写ローラT1dに印加される転写電圧、あるいは現像器100dの現像スリーブに印加される現像電圧が考えられる。
7 中間転写ベルト
70 濃度検出センサ
81 CPU
84 画像処理部
200 画像形成装置

Claims (5)

  1. 異なる色のトナー像を形成する画像形成手段と、
    前記トナー像が転写される中間転写ベルトと、
    前記トナー像を前記中間転写ベルトからシートへ転写する転写手段と、
    前記中間転写ベルトに向けて光を発する発光手段と、
    前記中間転写ベルトに転写されたトナーパターンからの反射光を受光し、前記反射光の受光結果に基づき出力値を出力する出力手段と、
    ブラックのトナーパターンを形成し、当該ブラックのトナーパターンからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づいて、前記画像形成手段により形成されるブラックのトナー像の濃度を調整するための画像形成条件を生成する第1モードと、ブラックのトナーパターンを有彩色のトナーパターンに重ねた複合トナーパターンを形成し、当該複合トナーパターンからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づいて、前記画像形成条件を生成する第2モードとを実行する制御手段と、を有し、
    前記第1モードと前記第2モードを含む複数のモードの中から、前記中間転写ベルトからの反射光に対応する前記出力手段の出力値に基づき、前記制御手段が実行するモードを選択する選択手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記中間転写ベルトからの反射光に対応する前記出力手段の出力値が所定値以上ならば、前記第1モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記選択手段は、前記中間転写ベルトからの反射光に対応する前記出力手段の出力値が所定値未満ならば、前記第2モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記選択手段は、前記中間転写ベルトの1周に亘って出力値を取得し、前記1周に亘る出力値の最大値と最小値との差が所定値以下ならば、前記第1モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記選択手段は、前記中間転写ベルトの1周に亘って出力値を取得し、前記1周に亘る出力値の最大値と最小値との差が所定値より大きければ、前記第2モードを選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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