JP2021160184A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本体部とカバー部とを強固に固定しつつ、本体部からカバー部を取り外す際に部材が破損しにくくする。【解決手段】プリンタ1は、本体部11と、本体部11の前面部と対向配置される第1面部と本体部11の左側面部と対向配置される第2面部とを有し、本体部11に着脱可能なカバー部12とを備えている。カバー部12は、第1面部12aから前後方向に前面部に向かって延びる位置決めピンと、第2面部から左右方向に左側面部に向かって延びる固定突起部46を有している。本体部11は、前面部に形成され位置決めピンと係合する前面係合部51と、左側面部に形成された溝部54とを有する。溝部54は、固定突起部46を本体部11に対して前後方向に沿って挿抜可能とするように前面部に開口する開口部を有し、且つ、前面部に近づくほど上方に位置するように傾斜している。【選択図】図5

Description

本発明は、本体に取り付けられるカバーを有する画像形成装置に関する。
プリンタや複合機などの画像形成装置には、開閉可能なカバーが装置本体に取り付けられている。特許文献1には、一側面に開口部が設けられた本体ケーシングと、本体ケーシングの開口部を開閉自在に覆うように設けられたカバーと、カバーを本体ケーシングに対して閉鎖状態に保持するロック手段と、を備えた画像形成装置が開示されている。ロック手段は、カバーに設けられた爪部と、爪部に対して係止可能な被係止部とから構成されている。カバーを開く際は、カバーを手前側に引くことで、爪部と被係止部との係止が解除される。
特開2006−178338号公報
特許文献1の装置におけるカバーは、カートリッジや給紙カセットなどの着脱の際に頻繁に開閉が行われるものである。このため、カバーと装置本体との係止は容易に解除されるようになっている。一方で、特許文献1のようなカバーとは別に、通常の使用時には開閉されないが、装置のメンテナンス時や製品の検査時等にのみ取り外されるカバーがある。このようなカバーは、通常の使用時に装置本体から外れないように、装置本体と強固に固定される場合がある。
メンテナンス用のカバーと装置本体とを強固に固定するために、爪部と被係止部との噛み合い強度を強くすればよい。しかし、この場合、メンテナンス時に装置本体からカバーを取り外そうとすると、爪部及び被係止部に大きな力が加わり、爪部や被係止部などの部材が破損するおそれがある。
本発明の目的は、本体部とカバー部とを強固に固定しつつ、本体部からカバー部を取り外す際に部材が破損しにくくなる画像形成装置を提供することである。
本発明に係る画像形成装置は、前面部と、前記前面部と接続された側面部とを有する本体部と、前記前面部と対向配置される第1面部と、前記第1面部と接続され且つ前記側面部と対向配置される第2面部とを有し、前記本体部に着脱可能なカバー部と、を備え、前記カバー部は、前記第1面部に形成され前記第1面部と直交する第1方向に前記前面部に向かって延びる第1突起部と、前記第2面部に形成され前記第1方向と直交する第2方向に前記側面部に向かって延びる第2突起部と、をさらに有し、前記本体部は、前記前面部に形成され前記第1突起部と係合する係合部と、前記側面部に沿って形成された溝部と、をさらに有し、前記溝部は、前記第2突起部を前記本体部に対して前記第1方向に沿って挿抜可能とするように前記前面部に開口する開口部を有し、且つ、前記前面部に近づくほど上方に位置するように傾斜した部分を有している。
本発明では、本体部とカバー部とを強固に固定しつつ、本体部からカバー部を取り外す際に部材が破損しにくくすることができる。
本発明の実施形態に係るプリンタの外観を示す概略斜視図である。 本発明の実施形態に係るプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 カバー部の内側の構造を示す斜視図である。 本体部の前面部及び左側面部を示す斜視図である。 図1におけるV−V断面図である。 変形例に係るプリンタについて、溝部に固定突起部が挿入されている状態を示す断面図である。
本発明の好適な実施形態に係るプリンタ1(本発明の画像形成装置)について、図1〜図4を参照しつつ、以下に説明する。なお、図1に示す上下左右前後方向を、プリンタ1の上下左右前後方向とする。
(プリンタ1の全体構成)
プリンタ1は、図1に示すように、本体部11と、本体部11に着脱可能なカバー部12とを含む。本体部11は、前面部11aと左側面部11bと右側面部11cと後面部11dと天面部11eとを有している。本体部11の前面部11aと左側面部11b、及び、前面部11aと右側面部11cとが接続する角は、上面視で曲線に沿った、いわゆるコーナーR形状となっている。また、後述するように、天面部11eは上方に取り外し可能である。
本体部11は、図2に示すように、用紙9を収容する給紙部13と、排紙部15と、用紙9への画像形成を行う記録部16と、搬送部17と、筐体18とを含む。筐体18は、前面部11a、左側面部11b、右側面部11c、後面部11d、天面部11e、不図示の底面部、及び、カバー部12によって構成されている。給紙部13、記録部16、搬送部17は、本体部11の筐体18内に収容されている。筐体18内において、記録部16の下方に給紙部13が配置されている。
給紙部13は、複数の用紙9を積層状態で支持して収容することが可能なものである。給紙部13は、筐体18に対して前後方向に挿抜可能となっている。
排紙部15は、記録部16の後述する記録ヘッド22により画像が記録された用紙9を収容する。排紙部15は、給紙部13の前方側の上方に配置されており、給紙部13の筐体18に対する挿抜とともに移動するようになっている。
記録部16は、キャリッジ21と、記録ヘッド22とを有している。キャリッジ21は、図2に示すように、2つのガイドレール25a、25bによって支持されている。2つのガイドレール25a、25bは、前後方向に互いに離隔して配置され、それぞれが左右方向に沿って延設されている。キャリッジ21は、2つのガイドレール25a、25bを跨ぐようにして配置されている。そして、キャリッジ21は、キャリッジモータ(不図示)によって、2つのガイドレール25a、25bに沿って左右方向である左右方向に往復移動するように駆動される。
記録ヘッド22は、キャリッジ21に搭載されており、キャリッジ21とともに左右方向に往復移動する。この記録ヘッド22の下面のノズル面26には、インクを吐出するための複数のノズル(不図示)が、左右方向と直交する搬送方向(前後方向)に沿って並ぶように配置されている。また、ノズルは、ノズル面26において、左右方向に沿って4列に並んでおり、4色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)のインクを貯留する4つのインクカートリッジ(不図示)から供給されるインクを、ノズルのそれぞれの列から吐出することで、用紙9に画像を記録する。すなわち、本実施形態におけるプリンタ1は、カラー画像を印刷可能なインクジェット式のシリアルプリンタである。
搬送部17は、用紙9をプリンタ1の内部において搬送するものであり、給紙ローラ27と、搬送ローラ対28と、排出ローラ対29と、プラテン30と、ガイド部材31とを含む。給紙ローラ27は、給紙部13の上方に配置されており、不図示の給紙モータから駆動力が付与されて回転することで、給紙部13内に収容された用紙9を後方に向かって送り出す。搬送ローラ対28及び排出ローラ対29は前後方向に記録部16を挟んで配置されており、搬送ローラ対28は記録部16よりも後方に配置され、排出ローラ対29は記録部16よりも前方に配置されている。搬送ローラ対28は、記録ヘッド22のノズル面26と対向する領域に用紙9を送る。排出ローラ対29は、搬送ローラ対28によって送られた用紙9を受け取り、排紙部15へと用紙9を排出する。搬送ローラ対28及び排出ローラ対29は、不図示の搬送モータによって回転が駆動される。
プラテン30は、記録部16の下方において、記録部16のノズル面26と対向するように配置されている。ガイド部材31は、給紙ローラ27によって給紙部13から送り出された用紙9を、記録ヘッド22のノズル面26と対向する領域に送り込む搬送路34を画定している。ガイド部材31は、給紙部13の後方側の端部近傍から搬送ローラ対28の近傍まで延びている。
給紙ローラ27によって給紙部13から後方に送り出された用紙9は、ガイド部材31で画定された搬送路34を通って、搬送ローラ対28に挟持される位置に到達する。搬送ローラ対28に挟持された用紙9は、搬送ローラ対28の回転によって、記録ヘッド22のノズル面26と対向する領域に搬送される。搬送ローラ対28によって搬送された用紙9は、プラテン30によって支持された状態で、左右方向に移動する記録ヘッド22のノズル面26に設けられたノズルからインクが吐出されることにより画像が記録される。画像が記録された用紙9は、排出ローラ対29によって前方に搬送され、排紙部15に排出される。
カバー部12は、本体部11の前面部11aのうちの左側の部分、及び、本体部11の左側面部11bのうちの前側の部分を覆うようにして本体部11に取り付け可能な部材である。カバー部12は、図1及び図3に示すように、本体部11に取り付けられたときに、前面部11aに対向配置される第1面部12aと、第1面部12aと接続され且つ左側面部11bと対向配置される第2面部12bとを含む。第2面部12bは、左側面部11bの前後方向に延びる部分とコーナーR形状の部分との両方に対向配置されるように、上面視で曲線に沿って形成された部分を有する(図3参照)。
第1面部12aの上部及び下部には、図3に示すように、カバー部12の前面部11aへの取り付け位置を規定するための位置決めピン41(本発明の第1突起部)がそれぞれ形成されている。2つの位置決めピン41は、第1面部12aの内面から前後方向の後側に向かって、すなわち、前後方向に前面部11aに向かって延びている。また、第1面部12aの上部には、第1面部12aの内面から前後方向の後側に向かって延びる突起板42(本発明の第1突起部)が形成されている。突起板42には、上下方向に沿って貫通したねじ貫通孔43が形成されている。ねじ貫通孔43には、ねじを挿入可能である。
第2面部12bの前後方向の後側の端部には、カバー部12の左側面部11bへの取り付け位置を規定するための3つの位置決め部44が形成されている。また、第2面部12bの上部且つ前後方向の後側の端部付近の位置には、カバー部12を本体部11に固定するための爪部45が形成されている。
さらに、第2面部12bの下部且つ前後方向の後側の端部付近の位置には、カバー部12を本体部11に固定するための固定突起部46(本発明の第2突起部)が形成されている。固定突起部46は、第2面部12bの内面から左右方向の右側に向かって、すなわち、左右方向に左側面部11bに向かって延びている。固定突起部46は、円柱形状であって、固定突起部46の先端部分46aの径の大きさは、基端部分46bよりも大きい。
本体部11の前面部11aの左方の上部及び下部には、図4に示すように、2つの位置決めピン41と係合する2つの前面係合部51(本発明の係合部)が形成されている。なお、図4では、説明のため、天面部11eの記載を省略している。2つの位置決めピン41と2つの前面係合部51とが係合することによって、カバー部12の前面部11aへの取り付け位置が規定される。また、本体部11の前面部11aの上部には、前方及び上方の両方に開口した上部溝58が形成されている。上部溝58の底面には、上方に開口し、ねじを挿入可能なねじ固定凹部56が形成されている。
左側面部11bには、3つの位置決め部44と係合する3つの側面係合部52が形成されている。3つの位置決め部44と3つの側面係合部52とが係合することによって、カバー部12の左側面部11bへの取り付け位置が規定される。また、側面係合部52は、カバー部12が本体部11に取り付けられているときにおいて、カバー部12が左右方向の左側に外れることを防止する役割も果たしている。また、左側面部11bには、爪部45と係止可能な被係止部53が形成されている。
本体部11は、さらに、左側面部11bに沿って形成された溝部54を有する。溝部54は、固定突起部46を本体部11に対して前後方向に挿抜可能とするように前面部11aに開口する開口部55を有し、前面部11aに近づくほど上方に位置するように傾斜している(図4及び図5参照)。溝部54の左右方向に沿った長さは、固定突起部46の左右方向に沿った長さよりもやや大きい。また、溝部54は、開口部55から前後方向に沿って見たとき、左右方向の右側に形成され固定突起部46の先端部分46aを挿抜可能な第1溝部54aと、左右方向の左側(第2面部12b側)に形成され固定突起部46の基端部分46bのみを挿抜可能な第2溝部54bとを有する。すなわち、第1溝部54aの幅は固定突起部46の先端部分46aの直径とほぼ同じ大きさであり、第2溝部54bの幅は固定突起部46の基端部分46bの直径と略同じ大きさである。溝部54の左端を基準とした左右方向への第1溝部54aの範囲が、カバー12の第2面部12bを基準とした左右方向への固定突起部46の先端部分46aの範囲を包含している。
本体部11の左側面部11bには、本体部11にカバー部12が取り付けられているときの第2溝部54b内における固定突起部46の基端部分46bの位置に隣接して、第2溝部54bの幅を狭くする凸部57が形成されている。本実施形態では、凸部57は、左側面部11bの第2溝部54bが形成された部分において、下方から上方に向かって延びている。なお、後述するように、固定突起部46は、凸部57によって溝部54の幅が狭くなった部分を超えて、さらに前後方向の後側に移動させる必要がある。このため、凸部57は、ある程度柔軟性を有する樹脂部材であることが好ましい。これにより、固定突起部46と凸部57とが接触したときに、前後方向の後側に力を加えることで凸部57が弾性変形し、固定突起部46を凸部57が形成された部分を超えて移動させることができる。なお、凸部57は、本体部11の左側面部11bと一体成形されたものであってもいいし、そうでなくてもよい。
(カバー部12の取り付け動作)
次に、カバー部12の本体部11への取り付け動作について、図5を参照しつつ以下に説明する。図5は、天面部11eが取り外されている状態における図1のV−V断面図である。まず、カバー部12を、本体部11の前面部11aの正面から、前後方向に沿って本体部11に接近させる。このとき、位置決めピン41及び突起板42の左右方向における位置と、対応する前面係合部51及び上部溝58の左右方向における位置とを一致させつつ、カバー部12を本体部11に接近させる。そして、カバー部12の固定突起部46を、開口部55から溝部54に挿入させる。このとき、固定突起部46の先端部分46aは第1溝部54aに挿入され、基端部分46bは第2溝部54bに挿入される。
続いて、固定突起部46を溝部54の傾斜に沿わせながら、カバー部12をさらに前後方向の後側に移動させる。そして、固定突起部46の基端部分46bが第2溝部54bの凸部57が形成されている部分を超えたとき、図5に示すように、固定突起部46の外周面と溝部54の後端部を形成する左側面11bの壁部とが接触し、カバー部12の前後方向の移動が停止する。このとき、前方から見て、固定突起部46の全体が溝部54内に位置しており、カバー12の第2面部12bと本体部11とがほとんど離れていない。また、このとき、爪部45は被係止部53と係止される。なお、位置決めピン41と前面係合部51とを係合させ、位置決め部44と側面係合部52とを係合させることでカバー部12の本体部11への正確な取り付け位置が規定される。
最後に、ねじ(本発明の固定部材)をカバー部12のねじ貫通孔43から貫通させ、さらに、本体部11のねじ固定凹部56に挿入させる。これにより、カバー部12の本体部1への取り付け動作が完了する。すなわち、本実施形態において、本体部11に取り付けられたカバー部12のねじ貫通孔43を貫通したねじ60がねじ固定凹部56に挿入されている。
なお、カバー部12を本体部11から取り外す際は、上記取り付け動作を逆の順に行う。すなわち、ねじ60を取り外した後、カバー部12を溝部54の傾斜に沿わせながら前後方向の前側に移動させることで、カバー部12を本体部11から取り外す。
本実施形態に係るプリンタ1は、前面部11aと対向配置される第1面部12aと左側面部11bと対向配置される第2面部12bとを有し、本体部11に着脱可能なカバー部12とを備えている。カバー部12は、第2面部12bから左右方向に左側面部11bに向かって延びる固定突起部46を有している。本体部11は、左側面部11bに形成された溝部54を有する。溝部54は、固定突起部46を本体部11に対して前後方向に沿って挿抜可能とするように前面部11aに開口する開口部55を有し、且つ、前面部11aに近づくほど上方に位置するように傾斜している。本実施形態によると、固定突起部46を、上方に傾斜する溝部に沿わせながら、カバー部11を前後方向に沿って前面部11aから離れるように移動させることで、本体部11からカバー部12を容易に取り外すことができる。このため、本体部11からカバー部12を取り外す際に、カバー部12に過度な力がかかるのを回避することができ、部材が破損しにくくなる。また、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、固定突起部46の前後方向に沿った前面部11aから離れるような移動は、上方に傾斜した溝部54によって規制される。このため、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、本体部11とカバー部12とを強固に固定することができる。
また、本実施形態では、溝部54の左右方向に沿った長さは、固定突起部46の左右方向に沿った長さよりもやや大きい。本実施形態によれば、本体部11とカバー部12との着脱の際に、カバー部12を本体部11の前面部11aの正面から前後方向に沿って移動させるとき、固定突起部46が溝部54の開口部55の右側に隣接する本体部11の部分に引っかかることがない。このため、本体部11とカバー部12との着脱をスムーズに行うことができ、部材がより破損しにくくなる。
また、本実施形態では、固定突起部46の左右方向における先端部分46aは、基端部分46bよりも拡径しており、溝部54は、開口部55から前後方向に沿って見たとき、左右方向の右側に形成され先端部分46aを挿抜可能な第1溝部54aと、左右方向の左側(第2面部12b側)に形成され基端部分46bのみを挿抜可能な第2溝部54bとを有する。本実施形態によれば、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、固定突起部46の先端部分46aが第2溝部54bの上下に隣接する本体部11の部分に引っかかることで、カバー部11の左右方向への移動が規制される。これにより、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、本体部11とカバー部12とをより強固に固定することができる。
また、本実施形態では、本体部11の左側面部11bには、本体部11にカバー部12が取り付けられているときの第2溝部54b内における固定突起部46の位置に隣接して、第2溝部54bの幅を狭くする凸部57が形成されている。本実施形態によれば、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、固定突起部46の前後方向の前面部11a側への移動は、凸部57によって規制される。これにより、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、本体部11とカバー部12とをより強固に固定することができる。
また、本実施形態では、固定突起部46は円柱形状である。これによれば、溝部54に対して固定突起部46の挿抜を行うとき、溝部54を画定する内周面と固定突起部46との間で生じる摩擦を小さくすることができる。これにより、本体部11に対するカバー部12の取り付け及び取り外しをスムーズに行うことができ、部材が破損しにくくなる。
また、本実施形態では、本体部11の上部に上方に開口した固定凹部56が形成されており、カバー部12にねじ貫通孔43が形成されている。そして、本体部11に取り付けられたカバー部12のねじ貫通孔43を貫通したねじ60が固定凹部56に挿入されている。本実施形態によれば、ねじ60によって、上方からカバー部12を本体部11に固定することで、カバー部12の上下方向の移動が規制される。このため、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、固定突起部46が上方に傾斜を有する溝部54に沿って移動することを防ぎ、本体部11とカバー部12とをより強固に固定することができる。
(変形例)
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は、これらの例に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能である。
上記実施形態では、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、カバー部12の左右方向への移動を規制するために、固定突起部46の左右方向における先端部分46aは基端部分46bよりも拡径しており、溝部54は先端部分46aを挿入可能な第1溝部54aと基端部分46bのみを挿入可能な第2溝部54bとを有している。しかしながら、上記構成の代わりに、固定突起部146が、上方に向かって傾いていてもよい(図6参照)。図6は、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、左側面部11bに形成された溝部54に固定突起部146が挿入されている状態を示す断面図である。これによれば、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、左右方向の上方に傾いている固定突起部146が溝部54の上側に位置する本体部11の部分に引っかかることで、カバー部12の左右方向への移動が規制される。これにより、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおいて、本体部11とカバー部12とをより強固に固定することができる。なお、固定突起部146は下方に向かって傾いていてもよい。この場合、本体部11にカバー部12が取り付けられているときに、左右方向の下方に傾いている固定突起部146は、溝部54の下側に位置する本体部11の部分に引っかかることで、カバー部12の左右方向への移動が規制される。
上記実施形態では、カバー部12の第2面部12bの前後方向の後側の端部付近の位置において、上部に爪部45が形成され、下部に固定突起部46が形成されている。しかしながら、上部に固定突起部が形成され、下部に爪部が形成されていてもよい。この場合、本体部11の爪部及び固定突起部と対応する位置に、被係止部及び溝部が形成される。また、カバー部12の第2面部12bの前後方向の後側の端部付近の位置において、上部及び下部の両方に固定突起部が形成されていてもよい。この場合、本体部11には、被係止部53が形成されず、2つの固定突起部に対応する位置に2つの溝部が形成される。
また、上記実施形態では、溝部54は、前面部11aに近づくほど上方に位置するように傾斜を有している。しかしながら、溝部は、本体部11にカバー部12が取り付けられているときにおける固定突起部の位置よりも前方の一部だけが傾斜していてもよい。
上記実施形態では、固定突起部46は、円柱形状である。しかしながら、固定突起部は、円柱以外の形状でもよく、例えば、三角柱や四角柱などの多角柱形状でもよい。
上記実施形態では、カバー部12の第1面部12aの上部に突起板42が形成され、突起板42には上下方向に沿って貫通したねじ貫通孔43が形成されている。しかしながら、カバー部12の第2面部12bの上部に第2方向に左側面部11bに向かって延びる突起板が形成されていてもよい。この場合、突起板は、本発明の第1突起部に相当しない。
また、上記実施形態では、本体部11に取り付けられたカバー部12に形成され上下方向に貫通したねじ貫通孔43を貫通したねじ60が、上方に開口した固定凹部56に挿入されている。しかしながら、ねじ貫通孔は、カバー部12の第1面部12aに形成され、前後方向に沿って貫通していてもよい。この場合、本体部11の前面部11aには、前後方向の前方に開口した固定凹部が形成される。そして、本体部11に取り付けられたカバー部の前後方向に貫通したねじ貫通孔を貫通したねじが、前方に開口した固定凹部に挿入される。また、ねじ貫通孔は、カバー部12の第2面部12bに形成され、左右方向に沿って貫通していてもよい。この場合、本体部11の左側面部11bには、左右方向の左方に開口した固定凹部が形成される。そして、本体部11に取り付けられたカバー部の左右方向に貫通したねじ貫通孔を貫通したねじが、左方に開口した固定凹部に挿入される。また、本発明における固定部材はねじに限定されず、例えば、金属ピンであってもよい。
上記実施形態では、カバー部12は、左側面部11bに対向配置される第2面部12bを含む構成である。しかしながら、カバー部12は、左側面部11b及び右側面部11cの両方に対向配置される2つの第2面部を含む構成であってもよい。この場合、カバー部12の第1面部は、本体部11の前面部11aの左右方向における全体を覆う構成をとる。
上記実施形態では、凸部57は、左側面部11bの第2溝部54bが形成された部分において、下方から上方に向かって延びている。しかしながら、凸部は、上方から下方に向かって延びていてもよい。また、本体部11には、下方から上方に向かって延びる凸部と、上方から下方に向かって延びる凸部との両方が形成されていてもよい。
上記実施形態において、カバー部12の第2面部12bの前後方向の後側の端部に位置に、ユーザが本体部11からカバー部12を取り外す際に指を掛けるための指掛部が形成されていてもよい。これにより、カバー部12の本体部11からの取り外しが容易となる。
上記実施形態では、本体部11の前面部11aと左側面部11b、及び、前面部11aと右側面部11cとが接続する角は、コーナーR形状となっている。しかしながら、本体部11の前面部と左側面部、及び、前面部と右側面部とが接続する角は、上面視で曲線に沿ったコーナーR形状となっていなくてもよく、例えば、上面視でほぼ直角となっていてもよい。
本発明に係る画像形成装置は、上述の実施形態では、キャリッジ21を有するシリアルプリンタ1である。しかしながら、固定したヘッドからインクを吐出することで画像を記録するラインヘッドプリンタにも本発明を適用することができる。さらに、本発明に係る画像形成装置は、プリンタ1の他に、複合機やコピー機などにも適用することもできる。
1 プリンタ
11 本体部
11a 前面部
11b 左側面部(側面部)
12 カバー部
12a 第1面部
12b 第2面部
41 位置決めピン(第1突起部)
42 突起板(第1突起部)
43 ねじ貫通孔(貫通孔)
45 爪部
46 固定突起部(第2突起部)
46a 先端部分
46b 基端部分
51 前面係合部(係合部)
53 被係止部
54 溝部
54a 第1溝部
54b 第2溝部
55 開口部
56 ねじ固定凹部(固定凹部)
60 ねじ(固定部材)

Claims (7)

  1. 前面部と、前記前面部と接続された側面部とを有する本体部と、
    前記前面部と対向配置される第1面部と、前記第1面部と接続され且つ前記側面部と対向配置される第2面部とを有し、前記本体部に着脱可能なカバー部と、を備え、
    前記カバー部は、前記第1面部に形成され前記第1面部と直交する第1方向に前記前面部に向かって延びる第1突起部と、前記第2面部に形成され前記第1方向と直交する第2方向に前記側面部に向かって延びる第2突起部と、をさらに有し、
    前記本体部は、前記前面部に形成され前記第1突起部と係合する係合部と、前記側面部に沿って形成された溝部と、をさらに有し、
    前記溝部は、前記第2突起部を前記本体部に対して前記第1方向に沿って挿抜可能とするように前記前面部に開口する開口部を有し、且つ、前記前面部に近づくほど上方に位置するように傾斜した部分を有していることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記溝部の前記第2方向に沿った長さは、前記第2突起部の前記第2方向に沿った長さよりも大きいことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2突起部の前記第2方向における先端部分は拡径しており、
    前記溝部は、前記開口部から前記第1方向に沿って見たとき、前記第2方向の前記第2面部側とは反対側に形成され前記第2突起部の前記先端部分を挿抜可能な第1溝部と、前記第2方向の前記第2面部側に形成され前記第2突起部の前記先端部分以外の部分のみを挿抜可能な第2溝部と、を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第2突起部は、上方又は下方に向かって傾いていることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  5. 前記本体部には、前記本体部に前記カバー部が取り付けられているときの前記溝部内における前記第2突起部の位置に隣接して、前記溝部の幅を狭くする凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2突起部は、円柱形状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記本体部の上部には、上方に開口した固定凹部が形成されており、
    前記カバー部の上部には、上下方向に沿って貫通した貫通孔が形成されており、
    前記本体部に取り付けられた前記カバー部の前記貫通孔を貫通した固定部材が前記固定凹部に挿入されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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