JP2021159575A - wheelchair - Google Patents
wheelchair Download PDFInfo
- Publication number
- JP2021159575A JP2021159575A JP2020066697A JP2020066697A JP2021159575A JP 2021159575 A JP2021159575 A JP 2021159575A JP 2020066697 A JP2020066697 A JP 2020066697A JP 2020066697 A JP2020066697 A JP 2020066697A JP 2021159575 A JP2021159575 A JP 2021159575A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- support member
- wheelchair
- support
- detection unit
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Handcart (AREA)
Abstract
Description
本発明は、車椅子に関する。 The present invention relates to a wheelchair.
従来より、車体の後部から後方に延びるように設けられ、後方側への転倒を軽減するサポート部材を備えた車椅子が知られている。
例えば、下記特許文献1には、車輪が設けられたフレーム後方において作動位置と収納位置とに変位する転倒防止バーを備えた電動車椅子が開示されている。また、この電動車椅子は、転倒防止バーが作動位置に出ていない場合に、表示部及びブザーによる警告を行う構成とされている。
Conventionally, there has been known a wheelchair provided so as to extend rearward from the rear part of the vehicle body and provided with a support member for reducing a fall to the rear side.
For example, Patent Document 1 below discloses an electric wheelchair provided with a fall prevention bar that displaces between an operating position and a storage position behind a frame provided with wheels. Further, this electric wheelchair is configured to give a warning by a display unit and a buzzer when the fall prevention bar is not in the operating position.
しかしながら、上記特許文献1に記載された電動車椅子では、転倒防止バーが作動位置に出ていないことを使用者に認識させることは可能ではあるが、使用者だけでは転倒防止バーの操作をし難い場合もあり、更なる改善が望まれる。 However, in the electric wheelchair described in Patent Document 1, although it is possible to make the user recognize that the fall prevention bar is not in the operating position, it is difficult for the user alone to operate the fall prevention bar. In some cases, further improvement is desired.
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、サポート部材の操作負担を軽減し得る車椅子を提供することを目的としている。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object of the present invention is to provide a wheelchair capable of reducing the operational burden on the support member.
上記目的を達成するために、本発明に係る車椅子は、座部を有した車体に対して変位可能に連結され、先端部に車輪を有したサポート部材と、該サポート部材を変位させる駆動部と、前記サポート部材の位置を検出する位置検出部と、走行面の傾斜状態を検出する傾斜状態検出部と、該傾斜状態検出部から出力される傾斜情報及び前記位置検出部から出力される位置情報に基づいて前記駆動部を制御し前記サポート部材を変位させる制御部と、を備えていることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the wheelchair according to the present invention is displaceably connected to a vehicle body having a seat portion, and has a support member having wheels at the tip portion and a drive unit that displaces the support member. , The position detection unit that detects the position of the support member, the inclination state detection unit that detects the inclination state of the traveling surface, the inclination information output from the inclination state detection unit, and the position information output from the position detection unit. It is characterized in that it includes a control unit that controls the drive unit and displaces the support member based on the above.
本発明に係る車椅子は、上述のような構成としたことで、サポート部材の操作負担を軽減することができる。 The wheelchair according to the present invention has the above-described configuration, so that the operational burden on the support member can be reduced.
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、以下の各実施形態では、各実施形態に係る車椅子に着座した使用者を基準として上下方向や前後方向(進行方向)などの方向を説明する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
In each of the following embodiments, directions such as a vertical direction and a front-rear direction (traveling direction) will be described with reference to a user seated in a wheelchair according to each embodiment.
図1〜図3は、第1実施形態に係る車椅子の一例及びこの車椅子の基本動作の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る車椅子1は、図1(a)に示すように、座部4を有した車体2を備えている。
座部4は、使用者が着座する座面を構成し、適宜の布やクッション材等から形成されている。この座部4の後端側には、図示を省略しているが、背もたれ部が連なるように設けられている。この座部4は、車体2を構成するフレームユニット3に支持されている。
1 to 3 are diagrams schematically showing an example of a wheelchair according to the first embodiment and an example of the basic operation of the wheelchair.
As shown in FIG. 1A, the wheelchair 1 according to the present embodiment includes a
The
フレームユニット3は、適宜の金属製のパイプ状部材を組み合わせた構成とされている。また、フレームユニット3の後端側には、上方側に延び、更に後方側に向けて延び、介助者等が把持する把持部5が設けられている。この把持部5は、図示を省略しているが、当該車椅子1の進行方向に沿う前後方向及び上下方向に直交する方向となる車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられている。なお、このような手動介助のための把持部5を設けていない構成としてもよい。
The
また、車体2には、フレームユニット3に対して回転される後輪7が車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられている。この後輪7は、本実施形態では、電気的に駆動制御される駆動輪とされている。つまり、本実施形態では、車椅子1は、電動で走行可能とされた電動車椅子とされている。この後輪7は、座部4の後端側の下方側に位置するように設けられた車椅子幅方向に沿う車輪軸7a回りに回転駆動される。当該車椅子1は、この後輪7を正転及び逆転させることで前進及び後進可能とされている。また、当該車椅子1は、車椅子幅方向両側の各後輪7,7を個別に回転制御することで左右方向への方向転換が可能とされている。
Further, the
フレームユニット3には、この後輪7を回転駆動するモータ等の駆動部や、この駆動部の動力を後輪7に伝達する減速ギア等の動力伝達機構、駆動部に駆動電源を供給する電源部21等が設けられている。なお、この電源部21は、車体2(フレームユニット3)に対して着脱可能とされた充電池(バッテリー)であってもよい。また、後輪7を電動で回転させる状態と手動回転可能な状態とに切り替える切替部が設けられていてもよい。この場合は、後輪7に、手動操作を可能とするハンドリム等を設けた構成としてもよい。また、後輪7を制動する制動機構を設けた構成としてもよい。このような制動機構としては、電気的に制動する電磁ブレーキや、機械的に制動するブレーキであってもよく、また、このような制動機構を作動させる操作部を設けた構成としてもよい。
The
また、後輪7の前方側には、当該車椅子1が走行する際に従動的に回転される前輪8が車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられている。この前輪8は、当該車椅子1の方向転換に追従して転動可能とされている。この前輪8は、車椅子幅方向に沿う車輪軸8a回りに回転自在とされ、この車輪軸8aが設けられた支持部が概ね上下方向(鉛直方向)に沿う軸回りに回転されることで方向転換に追従可能とされた自在キャスター状とされている。図例では、この前輪8の径(外径)を、後輪7の径(外径)よりも小径状とした例を示しているが、このような態様に限られない。
Further, on the front side of the
なお、車椅子幅方向両側の各後輪7,7を回転制御することで方向転換を可能とした構成に代えて、前輪8の支持部を鉛直軸回りに回転制御またはハンドル等で回転させることで方向転換を可能とした構成としてもよい。また、当該車椅子1の方向転換に追従可能な前輪8としては、上記のような自在キャスター状の構成に代えて、いわゆるボールキャスターやオムニホイール等としてもよく、その他、種々の構成とされたものであってもよい。また、後輪7を駆動輪とした態様に代えて、前輪8を駆動輪としてもよい。
Instead of a configuration in which the
また、車体2には、当該車椅子1を走行させる際に操作される操作部6が設けられている。この操作部6は、座部4の上方側で車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられた肘掛け部(アームレスト)のうちの一方の前端部に位置するように設けられている。図例では、この操作部6を、傾倒操作される棒状操作片を有したいわゆるジョイスティックとした例を示しているが、このような態様に限られない。また、この操作部6に、電源(充電池)残量や設定速度、後記するサポート部材10の位置情報等を表示する表示部や、電源スイッチ等が設けられていてもよい。
Further, the
なお、操作部6としては、手指によって操作されるものに限られず、音声入力によって操作可能とされたものであってもよく、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
また、車体2の前方側下端部には、足載せ部(フットレスト)が車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられている。なお、車体2(フレームユニット3)は、車椅子幅方向に伸縮するように折り畳み可能とされたものであってもよく、また、分解可能とされたものであってもよい。
The
Further, at the lower end portion on the front side of the
また、車椅子1は、車体2に対して変位可能に連結され、先端部に車輪12を有したサポート部材10を備えている。このような構成とすれば、サポート部材10をサポート位置とすれば、後方側への転倒を軽減することができる。
また、車椅子1は、図1(a)、(b)に示すように、このサポート部材10を変位させる駆動部14と、サポート部材10の位置を検出する位置検出部16と、走行面9,9A(図3参照)の傾斜状態を検出する傾斜状態検出部22と、を備えている。また、車椅子1は、傾斜状態検出部22から出力される傾斜情報及び位置検出部16から出力される位置情報に基づいて駆動部14を制御しサポート部材10を変位させる制御部20を備えている。このような構成とすれば、位置情報及び傾斜情報に基づいて駆動部14によってサポート部材10の変位がなされるので、使用者や介助者等の操作負担を軽減することができる。
Further, the wheelchair 1 is displaceably connected to the
Further, as shown in FIGS. 1A and 1B, the wheelchair 1 includes a
サポート部材10は、本実施形態では、図3(b)に示すように、車輪12を走行面(傾斜走行面9A)側に向けて車体2から後方側に突出させるように配したサポート位置と、図3(a)に示すように、車輪12を走行面(水平走行面9)から離間させるように退避させた退避位置と、の間を変位可能とされている。このような構成とすれば、傾斜状態検出部22から出力される傾斜情報及び位置検出部16から出力される位置情報に基づいて駆動部14によってサポート部材10をサポート位置及び退避位置に変位させることができる。
また、サポート部材10は、本実施形態では、車輪12を走行面(傾斜走行面9A)側に向けて車体2から後方側に突出させるように配したサポート位置において、車輪12の軸(車輪軸12a)方向と平行な軸(アーム軸13)回りに回転可能とされている。このような構成とすれば、傾斜状態検出部22から出力される傾斜情報及び位置検出部16から出力される位置情報に基づいて駆動部14によってサポート部材10をアーム軸13回りに回転させることができる。
In the present embodiment, the
Further, in the present embodiment, the
サポート部材10は、フレームユニット3の後方側下端部から後方側に向けて延びるように長尺状とされたアーム部11を備えている。アーム部11は、車椅子幅方向に間隔を空けて同方向両側のそれぞれに設けられている。図例では、このアーム部11の長手方向途中部位に屈曲部を設けた例を示している。車輪12は、このアーム部11の先端部に車椅子幅方向に沿う車輪軸12a回りに回転自在に設けられている。
このアーム部11は、図3(a)に示すように、退避位置では、基端側となるアーム軸13側よりも先端側が上方側に位置するように斜め状に配される。この退避位置では、アーム部11先端の車輪12が走行面(水平走行面9)から大きく離間した位置となる。
また、アーム部11は、図1(a)及び図3(b)に示すように、サポート位置では、基端側となるアーム軸13側よりも先端側が下方側に位置するように配される。このサポート位置は、図1(a)に示すように、退避位置から回転された初期サポート位置では、上り坂の上り始めに車輪12が走行面9,9Aに過度に押し付けられて車椅子1の走行を阻害しないように、車輪12と走行面9,9Aとの間に所定のクリアランスが形成されるものでもよい。このようなクリアランスは、当該車椅子1の最大登坂角度に応じて適宜のクリアランスとしてもよい。
The
As shown in FIG. 3A, the
Further, as shown in FIGS. 1 (a) and 3 (b), the
このアーム部11の基端部は、車椅子幅方向に沿うアーム軸13に対して回転不能に接合されている。
駆動部14は、フレームユニット3に適宜の固定具を介して固定されている。この駆動部14には、出力軸が適宜のギア等を介してアーム軸13に連結されたモータ15が設けられている。このモータ15は、上記した電源部21に接続されていてもよい。なお、車椅子幅方向両側のアーム部11のそれぞれを個別にアーム軸13回りに回転させる駆動部14を設けた構成としてもよい。または、車椅子幅方向両側のアーム部11を同期的に連動させて回転させる単一の駆動部14を設けた構成としてもよい。この場合は、車椅子幅方向両側のアーム部11を、共通のアーム軸13回りに回転可能に連結した構成としてもよい。
The base end portion of the
The
また、アーム軸13をサポート位置や後記するように初期サポート位置から回転されたサポート位置において維持する電磁ブレーキや適宜のストッパー等が設けられていてもよい。また、アーム軸13を回転させる駆動部14としては、モータ15に限られず、電動シリンダーやエアーシリンダー等の各種の直動アクチュエータであってもよい。この場合は、直動を回転運動に変換するギア等の適宜の機構を設けた構成とすればよい。また、駆動部14の態様に応じて、適宜の駆動源、例えば、エアー源等を設けた構成とすればよい。
Further, an electromagnetic brake for maintaining the
位置検出部16は、サポート部材10の変位態様に応じて、サポート部材10の位置の検出が可能な構成とされている。本実施形態では、位置検出部16は、サポート位置と退避位置との間を変位するサポート部材10(アーム部11)のサポート位置及び退避位置の検出が可能とされている。また、位置検出部16は、アーム軸13回りに回転されるサポート部材10(アーム部11)の位置(回転角)の検出が可能とされている。
本実施形態では、この位置検出部16は、磁気エンコーダ17と、この磁気エンコーダ17の磁界を検出する磁気センサ18と、を備えている。このような構成とすれば、例えば、リミットスイッチ等の接触式の位置検出部や光学式センサ等の位置検出部を設けたものと比べて、振動や汚れ等による影響を受け難く、検出精度を向上させることができる。
The
In the present embodiment, the
磁気エンコーダ17は、本実施形態では、アーム軸13に外嵌状に固定的に設けられた環状とされている。この磁気エンコーダ17は、アーム軸13の回転角の検出が可能な構成とされている。このような磁気エンコーダ17としては、互いの磁極数(磁極幅)が異なるように、S極及びN極が周方向に交互に形成された複数の被検出領域が複列状に設けられたものであってもよい。または、このような磁気エンコーダ17としては、極幅や磁力を他の部位と異ならせた基準極(基準位置)を有したものであってもよい。
磁気センサ18は、その検出部が磁気エンコーダ17の被検出面となる外周面に対向するようにフレームユニット3に固定的に設けられている。
なお、上記のように車椅子幅方向両側のアーム部11のそれぞれが個別に回転される場合には、各アーム部11の位置を検出する位置検出部16をそれぞれに設けた構成としてもよい。
In the present embodiment, the
The
When each of the
傾斜状態検出部22は、本実施形態では、傾斜情報として走行面9,9Aの傾斜角度を検出する構成とされている。この傾斜状態検出部22は、車体2(車椅子1)の水平方向に対する前後方向の傾斜角度(車椅子幅方向に沿う軸回りの傾き)を走行面9,9Aの傾斜情報として出力する構成とされていてもよい。このような傾斜状態検出部22としては、封入された液体の傾斜による変化を検出する傾斜センサや加速度センサ、ジャイロセンサ等であってもよい。
また、傾斜状態検出部22は、車体2(車椅子1)の前方の走行面9,9Aの傾きを傾斜情報として検出する構成とされたものであってもよい。このような傾斜状態検出部22としては、車椅子1の前方の走行面9,9Aを撮像する撮像部を有し、この撮像部によって撮像された画像データに基づいて前方側の走行面9,9Aの傾斜角度を推定して検出する構成とされたものであってもよい。なお、このような前方側の走行面9,9Aの傾斜角度を推定して検出する傾斜状態検出部22と、車体2(車椅子1)自体の傾きを検出する傾斜状態検出部22と、を備えたものであってもよい。また、この傾斜状態検出部22によって検出される走行面9,9Aの傾斜情報には、凹凸や段差等を含んでもよい。
In the present embodiment, the tilt
Further, the inclination
制御部20は、上記した操作部6や後輪7の駆動部、サポート部材10の駆動部14、位置検出部16、電源部21、傾斜状態検出部22等に接続されている。この制御部20には、CPU(Central Processing Unit)等の制御回路や、種々のメモリー等から構成された記憶部等が設けられている。
この制御部20が操作部6の操作に基づいて後輪7の駆動部を制御することで車椅子1の走行(前進、後進及び方向転換)が可能とされている。
The
The
また、本実施形態では、制御部20は、車椅子1に設けられた使用者の着座を検出する着座検出部23の検出に基づいてサポート部材10を変位させる構成とされている。このような構成とすれば、使用者の着座の有無を検出してサポート部材10を変位させることができる。着座検出部23としては、座部4や背もたれ部等に設けられたリミットスイッチや圧力センサ、荷重センサ等の接触式のセンサであってもよく、または使用者の在・不在を非接触式で検出可能な赤外線センサや超音波センサ、静電容量センサ等であってもよい。
Further, in the present embodiment, the
また、制御部20は、本実施形態では、傾斜情報が予め設定された所定の閾値を上回り、かつサポート部材10が退避位置であれば、駆動部14を制御しサポート部材10をサポート位置に変位させる構成とされている。このような構成とすれば、傾斜情報が所定の閾値を上回っており、かつサポート部材10が退避位置であれば、サポート部材10をサポート位置に変位させることができる。これにより、上り坂を上る際に、サポート部材10を言わば自動的にサポート位置にすることができ、手動でサポート部材10を変位させる必要があるものと比べて、サポート位置にすることを忘れるような懸念がない。
Further, in the present embodiment, if the inclination information exceeds a predetermined threshold value set in advance and the
また、制御部20は、本実施形態では、傾斜情報が予め設定された所定の閾値を下回り、かつサポート部材10がサポート位置であれば、駆動部14を制御しサポート部材10を退避位置に変位させる構成とされている。このような構成とすれば、傾斜情報が所定の閾値を下回っており、かつサポート部材10がサポート位置であれば、サポート部材10を退避位置に変位させることができる。これにより、走行面9,9Aが水平や下り坂である場合には、サポート部材10を言わば自動的に退避位置にすることができ、不要時にサポート部材10が邪魔になるようなことを抑制することができる。
上記所定の閾値は、傾斜情報としての走行面9,9Aの傾斜角度が2°〜5°の範囲内の所定角度としてもよく、例えば、3°としてもよい。
Further, in the present embodiment, if the inclination information is below a predetermined threshold value set in advance and the
The predetermined threshold value may be a predetermined angle in which the inclination angle of the traveling
また、制御部20は、本実施形態では、サポート部材10の車輪12が走行面(傾斜走行面9A)に接地するように、傾斜角度の変化に応じて駆動部14を制御しサポート部材10を回転させる構成とされている。このような構成とすれば、走行面9,9Aの傾斜角度の変化に応じてサポート部材10の車輪12が走行面9,9Aに接地するようにサポート部材10を回転させることができる。これにより、上り坂の上り始めでは、上記のように初期サポート位置とし、走行に伴う傾斜角度の変化に応じて退避位置側から接地側に向けてサポート部材10を回転させて適切な位置に配することができる。この結果、前輪8及び後輪7が上り坂を上り始めた状態でサポート部材10の車輪12が水平走行面9に過度に押し付けられたり、サポート部材10の車輪12と傾斜走行面9Aとの間に大きな空間が形成されたりするようなことを抑制することができる。また、上り坂の途中で傾斜角度に変化が生じた場合にも対応可能となる。このような傾斜角度の変化に応じたサポート部材10の回転制御は、傾斜状態検出部22による傾斜情報に加えて、後輪7からサポート位置のサポート部材10の車輪12までの走行方向に沿う間隔や、車椅子1の走行速度情報を加味することでなされるものであってもよい。
Further, in the present embodiment, the
次に、上記のような制御部20によってサポート部材10を変位させる基本動作の一例について、図2を参照して説明する。
座部4(図1(a)参照)への使用者の着座を検出し(ステップ100)、図3(b)に示すように、傾斜走行面9Aの傾斜角度が上記閾値以上で(ステップ101)、かつサポート部材10がサポート位置でなければ(ステップ102)、サポート部材10をサポート位置に変位させ(ステップ103)、傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10を回転させる(ステップ104)。例えば、前輪8及び後輪7が上り坂を上り始めた状態では、サポート部材10の車輪12が水平走行面9に過度に押し付けられないように、サポート部材10を上記した初期サポート位置とし、サポート部材10の車輪12が水平走行面9を通過したと判断すれば、サポート部材10の車輪12が傾斜走行面9Aに接地するようにサポート部材10を回転させるようにしてもよい。
Next, an example of a basic operation in which the
The user's seating on the seat 4 (see FIG. 1A) is detected (step 100), and as shown in FIG. 3B, the inclination angle of the inclined traveling
また、走行途中で傾斜角度に変化、例えば、前輪8及び後輪7が通過する傾斜走行面9Aの傾斜角度が小さくなれば、傾斜角度が小さくなる前の傾斜走行面9Aにサポート部材10の車輪12が接地するようにサポート部材10を接地側に回転させ、傾斜角度の変化点を通過すれば、サポート部材10の車輪12の接地面が前輪8及び後輪7の接地面と同一平面状となるようにサポート部材10を退避側に回転させるようにしてもよい。また、走行途中で前輪8及び後輪7が通過する傾斜走行面9Aの傾斜角度が大きくなれば、傾斜角度が大きくなる前の傾斜走行面9Aにサポート部材10の車輪12が過度に押し付けられないようにサポート部材10を退避側に回転させ、傾斜角度の変化点を通過すれば、サポート部材10の車輪12の接地面が前輪8及び後輪7の接地面と同一平面状となるようにサポート部材10を接地側に回転させるようにしてもよい。なお、上記では、単純化して説明するために傾斜角度の変化点を一点として説明したが、前輪8及び後輪7が通過する傾斜走行面9Aの傾斜角度の変化に応じたサポート部材10の回転制御は、上記のような態様に限られない。
Further, if the inclination angle changes during traveling, for example, if the inclination angle of the inclined traveling
また、ステップ102において、サポート部材10がサポート位置であれば、上記同様、傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10を回転させる(ステップ104)。
また、座部4への使用者の着座を検出し(ステップ100)、図3(a)に示すように、走行面9,9Aの傾斜角度が上記閾値未満で(ステップ101)、かつサポート部材10がサポート位置であれば(ステップ105)、サポート部材10を退避位置に変位させる(ステップ106)。
一方、座部4への使用者の着座を検出することなく(ステップ100)、サポート部材10がサポート位置であれば(ステップ105)、サポート部材10を退避位置に変位させる(ステップ106)。
Further, in step 102, if the
Further, the seating of the user on the
On the other hand, if the
上記のような基本動作によれば、使用者の着座情報、サポート部材10の位置情報、走行面9,9Aの傾斜情報に基づいて、サポート部材10を適した位置に変位させることができる。なお、制御部20によって実行されるサポート部材10の変位態様としては、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、本実施形態では、着座を検出する着座検出部23の検出に基づいてサポート部材10を変位させる構成とした例を示しているが、このような着座検出部23を設けていない構成としてもよい。
According to the basic operation as described above, the
Further, in the present embodiment, an example in which the
また、本実施形態では、サポート部材10をサポート位置と退避位置とに変位可能とし、かつサポート位置において走行面9,9Aの傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10を回転させる構成とした例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、サポート部材10をサポート位置と退避位置とに変位可能とし、かつサポート位置において走行面9,9Aの傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10を走行面9,9Aに対して伸縮させる構成等としてもよい。また、例えば、退避位置への変位が不能とされたものであってもよい。つまり、図1(a)に示すような初期サポート位置とされたサポート部材10を走行面9,9Aの傾斜角度の変化に合わせて回転させる構成とされたものであってもよい。または、傾斜角度の変化に応じたサポート部材10の回転制御がなされないものであってもよい。つまり、傾斜状態検出部22による傾斜情報に基づいてサポート部材10をサポート位置(例えば、初期サポート位置)と退避位置とのみに変位させる構成とされたものであってもよい。この場合は、位置検出部16を、上記のようなアーム軸13の回転角の検出を可能とした構成に代えて、サポート位置と退避位置とのみを検出可能な例えば2極タイプの磁気エンコーダを備えた構成としてもよく、その他、リミットスイッチ等の種々の構成とされたものとしてもよい。また、この場合は、サポート部材10をアーム軸13回りに回転させる駆動部14を設けた態様に代えて、サポート位置と退避位置とに直動させる駆動部を設けた構成としてもよい。この場合は、位置検出部16を、リニアタイプの磁気エンコーダを備えた構成としてもよく、その他、種々の構成とされたものとしてもよい。
Further, in the present embodiment, an example in which the
次に、他の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
なお、以下の実施形態では、第1実施形態との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、第1実施形態と同様に奏する作用効果についても説明を省略または簡略に説明する。
Next, other embodiments will be described with reference to the drawings.
In the following embodiments, the differences from the first embodiment will be mainly described, and the same configurations will be designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted or briefly described. In addition, the description of the action and effect exerted in the same manner as in the first embodiment will be omitted or briefly described.
図4及び図5は、第2実施形態に係る車椅子の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る車椅子1Aは、サポート部材10Aの構成が上記第1実施形態とは主に異なる。
本実施形態では、車椅子1Aは、車輪12の車輪軸12a方向と平行なアーム軸13A回りにサポート部材10Aを回転させる第1駆動部14Aと、退避位置とサポート位置とにサポート部材10Aを変位させる第2駆動部14Bと、を備えている。
サポート部材10Aは、図4(b)及び図5に示すサポート位置において、上記と概ね同様、後方側に突出するように配されるアーム部11を備えている。このアーム部11の基端部は、サポート位置において車椅子幅方向に沿うアーム軸13Aに対して回転不能に接合されている。また、このアーム軸13Aには、第1位置検出部16Aを構成する上記同様な第1磁気エンコーダ17Aが設けられている。また、この第1磁気エンコーダ17Aに対向するように第1位置検出部16Aを構成する上記同様な第1磁気センサ18Aが設けられている。この第1位置検出部16Aは、サポート位置とされたサポート部材10Aのアーム部11のアーム軸13A回りの回転角を検出する構成とされている。
4 and 5 are diagrams schematically showing an example of a wheelchair according to the second embodiment.
The
In the present embodiment, the
The
また、第1駆動部14Aには、アーム軸13Aを回転させる第1モータ15Aが設けられている。本実施形態では、この第1駆動部14Aを、第2駆動部14Bによって変位される支持アーム19に支持させた構成としている。つまり、アーム部11、アーム軸13A及び第1駆動部14Aは、第2駆動部14Bによって変位される支持アーム19によって支持されている。
この支持アーム19は、サポート位置において後方側に向けて延びるように設けられ、その先端側に第1駆動部14Aが固定的に連結されている。また、この支持アーム19の基端側には、概ね上下方向に沿う支持軸13Bが設けられている。図例では、支持アーム19と支持軸13Bとを一連状に設けたような例を示しているが、適宜の継手や溶接等によって連結されたものであってもよい。また、図例では、支持アーム19の基端部から上方側に向けて延びるように支持軸13Bを設けた例を示している。なお、第1磁気センサ18Aは、この支持アーム19や第1駆動部14Aに対して固定的に設けられたものであってもよい。
Further, the
The
また、支持軸13Bには、サポート部材10Aのサポート位置と退避位置とを検出する第2位置検出部16Bを構成する第2磁気エンコーダ17Bが設けられている。この第2磁気エンコーダ17Bは、サポート位置と退避位置とのみを検出可能な例えば2極タイプのものであってもよい。また、この第2磁気エンコーダ17Bの被検出面に検出部が対向するように、第2位置検出部16Bを構成する第2磁気センサ18Bがフレームユニット3に固定的に設けられている。
第2駆動部14Bは、支持軸13Bを回転させてサポート部材10Aをサポート位置と退避位置とに変位させる第2モータ15Bを備えている。本実施形態では、図4(a)、(b)に示すように、サポート部材10Aを支持軸13B回りに180°回転させてサポート位置と退避位置とに変位させる構成としている。また、図4(a)に示すように、退避位置において、サポート部材10Aを座部4(図1(a)参照)の下方側に格納させる構成としている。このような構成とすれば、上記第1実施形態と比べて、退避位置におけるサポート部材10Aが邪魔になるようなことを抑制することができる。
Further, the
The
上記のような構成とされた本実施形態においても、制御部20(図1(a)参照)による制御によって上記と概ね同様な基本動作の実行が可能である。
つまり、座部4への使用者の着座を検出し、図5に示すように、傾斜走行面9Aの傾斜角度が上記閾値以上で、かつサポート部材10Aがサポート位置でなければ、第2駆動部14Bによってサポート部材10Aをサポート位置に変位させ、第1駆動部14Aによって傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10Aを回転させる。
また、座部4への使用者の着座を検出し、傾斜走行面9Aの傾斜角度が上記閾値以上で、サポート部材10Aがサポート位置であれば、上記同様、傾斜角度の変化に合わせてサポート部材10Aを回転させる。
Even in the present embodiment having the above configuration, it is possible to execute the same basic operation as described above by the control by the control unit 20 (see FIG. 1A).
That is, when the user's seating on the
Further, if the user's seating on the
また、座部4への使用者の着座を検出し、走行面9,9Aの傾斜角度が上記閾値未満で、かつサポート部材10Aがサポート位置であれば、第2駆動部14Bによってサポート部材10Aを退避位置に変位させる。この際、サポート部材10Aが初期サポート位置以外のサポート位置であった場合には、第1駆動部14Aによってサポート部材10Aを初期サポート位置に変位させるようにしてもよい。
一方、座部4への使用者の着座を検出することなく、サポート部材10Aがサポート位置であれば、サポート部材10Aを退避位置に変位させる。
なお、制御部20によって実行されるサポート部材10Aの変位態様としては、上記したような態様に限られず、その他、種々の変形が可能である。
Further, if the user's seating on the
On the other hand, if the
The displacement mode of the
また、本実施形態では、サポート部材10Aを車椅子幅方向に沿うアーム軸13A回りに回転させる第1駆動部14Aと概ね上下方向に沿う支持軸13B回りに回転させる第2駆動部14Bとを設けた例を示しているが、サポート部材10Aを概ね上下方向に沿う支持軸13B回りに回転させる第2駆動部14Bのみを設けた構成としてもよい。つまり、サポート部材10Aを退避位置とサポート位置とのみに変位可能な構成としてもよい。
また、上記した各実施形態に係る車椅子1,1Aにおける互いに異なる構成の一部を組み替えたり、組み合わせたりして適用するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、車椅子1,1Aを電動車椅子とした例を示しているが、手動で走行される車椅子であってもよい。また、上記各実施形態に係る車椅子1,1Aを構成する各部の具体的構成は、上記した構成に限られず、その他、種々の変形が可能である。
Further, in the present embodiment, a
Further, some of the different configurations of the
Further, in each of the above embodiments, an example in which the
1,1A 車椅子
2 車体
4 座部
10,10A サポート部材
12 車輪
12a 車輪軸(軸)
13,13A アーム軸(軸)
14 駆動部
14A 第1駆動部(駆動部)
14B 第2駆動部(駆動部)
16 位置検出部
16A 第1位置検出部(位置検出部)
16B 第2位置検出部(位置検出部)
17 磁気エンコーダ
17A 第1磁気エンコーダ(磁気エンコーダ)
17B 第2磁気エンコーダ(磁気エンコーダ)
18 磁気センサ
18A 第1磁気センサ(磁気センサ)
18B 第2磁気センサ(磁気センサ)
20 制御部
22 傾斜状態検出部
9 水平走行面(走行面)
9A 傾斜走行面(走行面)
1,
13,13A Arm shaft (axis)
14
14B 2nd drive unit (drive unit)
16
16B 2nd position detection unit (position detection unit)
17
17B 2nd magnetic encoder (magnetic encoder)
18
18B 2nd magnetic sensor (magnetic sensor)
20
9A Inclined running surface (running surface)
Claims (7)
前記サポート部材は、前記車輪を前記走行面側に向けて前記車体から後方側に突出させるように配したサポート位置と、該車輪を前記走行面から離間させるように退避させた退避位置と、の間を変位可能とされていることを特徴とする車椅子。 In claim 1,
The support member has a support position in which the wheels are arranged so as to project rearward from the vehicle body toward the traveling surface side, and a retracted position in which the wheels are retracted so as to be separated from the traveling surface. A wheelchair characterized by being displaceable.
前記制御部は、前記傾斜情報が予め設定された所定の閾値を上回り、かつ前記サポート部材が前記退避位置であれば、前記駆動部を制御し前記サポート部材を前記サポート位置に変位させることを特徴とする車椅子。 In claim 2,
The control unit is characterized in that if the tilt information exceeds a predetermined threshold value set in advance and the support member is in the retracted position, the control unit controls the drive unit to displace the support member in the support position. Wheelchair.
前記制御部は、前記傾斜情報が予め設定された所定の閾値を下回り、かつ前記サポート部材が前記サポート位置であれば、前記駆動部を制御し前記サポート部材を前記退避位置に変位させることを特徴とする車椅子。 In claim 2 or 3,
The control unit is characterized in that if the tilt information falls below a predetermined threshold value set in advance and the support member is in the support position, the control unit controls the drive unit and displaces the support member in the retracted position. Wheelchair.
前記サポート部材は、前記車輪を前記走行面側に向けて前記車体から後方側に突出させるように配したサポート位置において、前記車輪の軸方向と平行な軸回りに回転可能とされていることを特徴とする車椅子。 In any one of claims 1 to 4,
The support member is capable of rotating around an axis parallel to the axial direction of the wheel at a support position where the wheel is arranged so as to project rearward from the vehicle body toward the traveling surface side. A characteristic wheelchair.
前記傾斜状態検出部は、前記傾斜情報として前記走行面の傾斜角度を検出する構成とされており、
前記制御部は、前記サポート部材の前記車輪が前記走行面に接地するように、前記傾斜角度の変化に応じて前記駆動部を制御し前記サポート部材を回転させることを特徴とする車椅子。 In claim 5,
The tilt state detection unit is configured to detect the tilt angle of the traveling surface as the tilt information.
The wheelchair is characterized in that the control unit controls the drive unit in response to a change in the inclination angle and rotates the support member so that the wheels of the support member come into contact with the traveling surface.
前記位置検出部は、磁気エンコーダと、この磁気エンコーダの磁界を検出する磁気センサと、を備えていることを特徴とする車椅子。 In any one of claims 1 to 6,
The wheelchair is characterized in that the position detecting unit includes a magnetic encoder and a magnetic sensor that detects a magnetic field of the magnetic encoder.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020066697A JP2021159575A (en) | 2020-04-02 | 2020-04-02 | wheelchair |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020066697A JP2021159575A (en) | 2020-04-02 | 2020-04-02 | wheelchair |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021159575A true JP2021159575A (en) | 2021-10-11 |
Family
ID=78001870
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020066697A Pending JP2021159575A (en) | 2020-04-02 | 2020-04-02 | wheelchair |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021159575A (en) |
-
2020
- 2020-04-02 JP JP2020066697A patent/JP2021159575A/en active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4924350B2 (en) | Steering device, riding-type moving body equipped with steering device, and moving body steering method | |
JP6199380B2 (en) | Electric walking assist device, control program for electric walking assist device, and control method for electric walking assist device | |
US20210155278A1 (en) | Walking aid vehicle | |
JP5062278B2 (en) | Vehicle apparatus and control method thereof | |
JP2004276727A (en) | Mobile equipment for person, and its braking method | |
JP6687234B2 (en) | Mobile device | |
JP6055020B2 (en) | Walking assistance vehicle | |
JP7320192B2 (en) | electric vehicle | |
JP5943154B2 (en) | Wheelbarrow | |
JPWO2008081815A1 (en) | Traveling vehicle | |
JP4888772B2 (en) | Vehicle and vehicle stopping method | |
JP6309297B2 (en) | Electric mobility and control method thereof | |
JP3656500B2 (en) | Omnidirectional cart | |
JP6059279B2 (en) | Program for controlling walking assistance vehicles and walking assistance vehicles | |
JP2011083414A (en) | Inversion type moving body and method of controlling the same | |
KR102572254B1 (en) | Electric walking aid | |
JP4078889B2 (en) | Electric wheelchair | |
JP2021159575A (en) | wheelchair | |
JP2011130936A (en) | Transfer aid apparatus and drive control method | |
JP2008072816A (en) | Traveling body traveling by receiving electric assist, and electric assist method of traveling body | |
KR20180111722A (en) | Smart powered chair | |
JP5044515B2 (en) | Mobile body and control method thereof | |
JP2021065468A (en) | Electric vehicle, and control method and control program of electric vehicle | |
JP6709989B2 (en) | Electric wheelchair | |
JP6061036B2 (en) | Wheelbarrow |