JP2021157154A - 光ファイバユニットおよび光ファイバケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる、光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルを提供する。【解決手段】光ファイバユニット100Aは、断面視で、複数の光ファイバ心線1〜12が、互いに連結された光ファイバ心線1〜12以外の光ファイバ心線1〜12とも接触するように配置された光ファイバテープ心線50と、断面視における複数の光ファイバ心線1〜12の位置を固定するユニット固定樹脂60と、を有する。【選択図】図1

Description

本開示は、光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルに関する。
特許文献1には、間欠連結型の光ファイバテープ心線を構成する単心被覆光ファイバを複数本集合したユニットとし、該ユニットを複数本撚り合わせたものが収容された光ファイバケーブルが記載されている。
特開2010−8923号公報
光ファイバ心線を細径化して、光ファイバケーブルに対して高密度に光ファイバ心線を実装したいという要求がある。例えば、細径の光ファイバ心線を間欠連結型の光ファイバテープ心線とすることにより、光ファイバケーブルに高密度に光ファイバ心線を実装することができる。
ところが、間欠連結型の光ファイバテープ心線は、例えば光ファイバケーブルに搭載した場合、通常の光ファイバテープ心線に比べて光ファイバ心線が動きやすい。また、間欠連結型の光ファイバテープ心線は、テープ樹脂で連結されない非連結部では単心の光ファイバ心線の状態となるので曲げ剛性が低くなる。光ファイバケーブルは、低温下でケーブル外被が収縮する場合がある。このとき、単心の状態の光ファイバ心線は、ケーブル外被が収縮する力に抗することができず容易に小径に曲げられ、さらに座屈するなどのおそれもある。このため、伝搬する光の一部が外部に放出されてマクロベンド損失が発生したり、光ファイバ心線に側圧がかかりマイクロベンド損失が発生したりするおそれがあり、光ファイバ心線の伝送特性が悪化するおそれがある。
本開示は、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる、光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る光ファイバユニットは、
断面視で、複数の光ファイバ心線が、互いに連結された光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように配置された光ファイバテープ心線と、
断面視における前記複数の光ファイバ心線の位置を固定するユニット固定樹脂と、を有する。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
前記光ファイバユニットと、
前記光ファイバユニットの周囲を覆うケーブル外被と、
を有し、
前記光ファイバ心線におけるガラスファイバが、前記光ファイバケーブルにおいて最もヤング率が高い素材である。
本開示によれば、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる、光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルを提供することができる。
第一実施形態に係る光ファイバユニットを示す図である。 図1の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第二実施形態に係る光ファイバユニットの一例を示す図である。 図3の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第二実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図5の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの一例を示す図である。 図7の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 図7の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の別の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図10の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図12の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図14の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図16の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図18の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 第三実施形態に係る光ファイバユニットの別の一例を示す図である。 図20の光ファイバユニットを構成する光ファイバテープ心線の一例を示す図である。 テープ化工程の一例を示す図である。 テープ化工程の他の一例を示す図である。 ユニット化工程の一例を示す図である。 本開示の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す断面図である。
(本開示の実施形態の説明)
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示の一態様に係る光ファイバユニットは、
(1)断面視で、複数の光ファイバ心線が、互いに連結された光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように配置された光ファイバテープ心線と、
断面視における前記複数の光ファイバ心線の位置を固定するユニット固定樹脂と、を有する。
上記構成の光ファイバユニットによれば、互いに連結された光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように複数の光ファイバ心線が配置され、かつ、ユニット固定樹脂によって複数の光ファイバ心線の位置が固定されているので、光ファイバユニットの曲げ剛性を適度に高くすることができる。このため、光ファイバユニットを構成する各光ファイバ心線が容易に小径に曲げられにくくなり、座屈もしにくくなる。したがって、マクロベンド損失の発生やマイクロベンド損失の発生を抑制することができる。これにより、上記構成の光ファイバユニットは、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
(2)前記光ファイバテープ心線は、
一部または全ての前記光ファイバ心線間において、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部と、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部とが長手方向に間欠的に設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であり、
前記間欠連結型光ファイバテープ心線が、断面視で前記非連結部が存在する前記光ファイバ心線間において折り返されていてもよい。
上記構成の光ファイバユニットは、光ファイバケーブルに対して高密度に光ファイバ心線を実装可能な、間欠連結型光ファイバテープ心線を有している。このような間欠連結型光ファイバテープ心線であっても、光ファイバユニットの曲げ剛性を適度に高くすることができる。
(3) 前記光ファイバテープ心線は、
複数の光ファイバテープ心線ユニットを有し、
前記光ファイバテープ心線ユニットは、断面視で前記光ファイバテープ心線ユニット毎に並列に配置され、前記光ファイバテープ心線ユニット同士が連結されていてもよい。
上記構成の光ファイバユニットによれば、光ファイバテープ心線ユニットが、光ファイバテープ心線ユニット毎に並列に配置され、光ファイバテープ心線ユニット同士が連結されており、かつ、ユニット固定樹脂によって固定されているので、光ファイバユニットの曲げ剛性を適度に高くすることができる。
(4) 前記光ファイバテープ心線は、
断面視において前記複数の光ファイバ心線が渦巻状に配置されていてもよい。
(5) 前記光ファイバテープ心線は、
断面視において前記複数の光ファイバ心線が折り畳まれた形状で配置されていてもよい。
上記(4)、(5)の構成の光ファイバユニットは、複数の光ファイバ心線で構成される光ファイバテープ心線を渦巻状、或いは折り畳まれた形状にすることにより容易に作製できる。
(6)前記光ファイバ心線の外径が、220μm以下であってもよい。
上記構成の光ファイバユニットは、外径が220μm以下である細径の光ファイバ心線が用いられているので、高密度化が可能である。また、細径の光ファイバ心線によって構成された光ファイバユニットであっても、光ファイバユニットが適度な曲げ剛性を有するため、マクロベンド損失の発生やマイクロベンド損失の発生を抑制することができる。
また、本開示の一態様に係る光ファイバケーブルは、
(7)上記(1)から(6)のいずれか一つに記載の光ファイバユニットと、
前記光ファイバユニットの周囲を覆うケーブル外被と、
を有し、
前記光ファイバ心線におけるガラスファイバが、前記光ファイバケーブルにおいて最もヤング率が高い素材である。
上記構成の光ファイバケーブルに収容された光ファイバユニットは、互いに連結された光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように複数の光ファイバ心線が配置され、かつ、ユニット固定樹脂によって複数の光ファイバ心線の位置が固定されているので、光ファイバユニットの曲げ剛性を適度に高くすることができる。このため、光ファイバユニットを構成する各光ファイバ心線が容易に小径に曲げられにくくなり、座屈もしにくくなる。したがって、マクロベンド損失の発生やマイクロベンド損失の発生を抑制することができる。これにより、上記構成の光ファイバケーブルは、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
また、上記構成の光ファイバケーブルは、上記のように収容された光ファイバユニットの曲げ剛性が適度に高いので、ガラスファイバよりもヤング率が高い素材であるテンションメンバが無くても、光ファイバケーブルに必要な曲げ剛性を確保することができる。
(本開示の実施形態の詳細)
本開示の実施形態に係る光ファイバユニットおよび光ファイバケーブルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。
なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
なお、以下に説明する各図において、光ファイバ心線の断面は、各光ファイバ心線の符号(数字)で示し、断面構造の記載は省略する。各光ファイバ心線は、例えばコアとクラッドで構成されるガラスファイバと、ガラスファイバを被覆する二層の被覆層(プライマリ樹脂、セカンダリ樹脂)とを有する。なお、着色層を有していてもよい。各光ファイバ心線の外径Rは、例えば220μm以下であるが、250μm程度であってもよい。
(第一実施形態)
図1および図2を参照して、第一実施形態に係る光ファイバユニット100Aについて説明する。
図1は、光ファイバユニット100Aの平面図と当該光ファイバユニット100Aの長さ方向に垂直なA−A,B−B,C−C断面図である。図1に示すように、光ファイバユニット100Aは、複数段に折り重ねられた状態の光ファイバテープ心線50と、当該光ファイバテープ心線50の周囲を覆うユニット固定樹脂60とを備えている。
光ファイバテープ心線50は、複数本(本例では12本)の光ファイバ心線1〜12で構成されており、当該光ファイバ心線1〜12を複数段に折り重ねるようにして集合された集合体70Aの状態にされている。
光ファイバテープ心線50は、光ファイバユニット100Aの長手方向における幾つかの所定の位置において、異なる形態で折り重ねられている。例えば、光ファイバテープ心線50は、光ファイバユニット100AにおけるA−A線の位置ではA−A断面図に示すように3段に折り重ねられ、B−B線の位置およびC−C線の位置では、それぞれB−B断面図およびC−C断面図に示すように4段に折り重ねられている。
集合体70Aは、光ファイバユニット100Aの断面視において、光ファイバテープ心線50を構成する光ファイバ心線1〜12が、互いに連結された光ファイバ心線同士以外の光ファイバ心線とも接触するような状態で二次元状に配置されている。本例における集合体70Aは、間欠連結型の光ファイバテープ心線50を構成する光ファイバ心線1〜12が、非連結部50bで折り返されて連結部50aが並列に配置されることにより二次元状に配置されている。間欠連結型の光ファイバテープ心線50の非連結部50bと連結部50aについては図2の説明で後述する。
ユニット固定樹脂60は、光ファイバユニット100Aの全体形状が、例えば円柱状となるように集合体70Aの周囲に設けられている。ユニット固定樹脂60は、集合体70Aにされた光ファイバテープ心線50における各光ファイバ心線1〜12の周囲に空間がなくなるように充填されている。このため、光ファイバユニット100Aにおける各光ファイバ心線1〜12は、隙間なく充填されたユニット固定樹脂60により、光ファイバユニット100A内において所定の位置に保持されるように固定されている。ユニット固定樹脂60は、例えばヤング率が1MPa〜100MPaの柔らかい樹脂で構成されている。このため、ユニット固定樹脂60は、例えば、光ファイバユニット100Aをその外径の約10倍の半径で曲げると破壊されるように形成されている。ユニット固定樹脂60は、例えば、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等で形成されている。
なお、図1に示す光ファイバユニット100Aでは、一枚の光ファイバテープ心線50をユニット固定樹脂60で覆って一つのユニットを形成しているが、例えば複数枚の光ファイバテープ心線50をユニット固定樹脂60で覆ってユニットを形成するようにしてもよい。また、光ファイバテープ心線を構成する光ファイバ心線の本数は12本には限定されない。光ファイバユニット100Aの単位断面積あたりの心密度は、例えば10心/mm以上である。
図2は、上記光ファイバユニット100Aに含まれる光ファイバテープ心線50の一例を示す模式的な平面図と、当該光ファイバテープ心線50の長さ方向に垂直なD−D線,E−E線,F−F線における断面図である。D−D線の位置は図1におけるA−A線の位置に相当し、E−E線の位置は図1におけるB−B線の位置に、そしてF−F線の位置は図1におけるC−C線の位置に相当する。
図2に示すように、光ファイバテープ心線50は、12本の光ファイバ心線1〜12が並列に配置された状態で、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部50aと、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部50bとが長手方向に間欠的に設けられている間欠連結型の光ファイバテープ心線である。本例の光ファイバテープ心線50において、連結部50aと非連結部50bとが間欠的に設けられている箇所は、D−D線の位置では4心毎であり、E−E線の位置では2心毎または4心毎であり、F−F線の位置では2心毎である。
光ファイバテープ心線50における連結部50aは、例えば紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等からなるテープ樹脂を、光ファイバ心線間に塗布することによって形成されている。テープ樹脂が所定の光ファイバ心線間に塗布されることにより、連結部50aと非連結部50bとが間欠的に設けられるとともに、各光ファイバ心線1〜12が並列状態で一体化される。本例の光ファイバテープ心線50では、各断面図に示されるように、並列された光ファイバ心線1〜12で形成される並列面の両面(上下面)にテープ樹脂が塗布されている。なお、テープ樹脂は、上記並列面の片面のみに塗布されるようにしてもよい。また、例えば、光ファイバテープ心線50は、並列された光ファイバ心線1〜12の両面全体あるいは片面全体にテープ樹脂を塗布して、全ての光ファイバ心線1〜12を連結させてから、回転刃等で一部を切断して非連結部50bを形成するようにしてもよい。
図1で説明した集合体70Aは、光ファイバテープ心線50を構成する光ファイバ心線1〜12が、図2に示す非連結部50bで折り返されて連結部50aが並列となるように配置されている。そして、光ファイバテープ心線50は、光ファイバユニット100AにおけるA−A線の位置では、図2のD−D線の断面に示されるように非連結部50bが存在する光ファイバ心線間(4と5、8と9の間)において4心毎に折り返されて、3段に重ねられている。同様に、光ファイバテープ心線50は、B−B線の位置では、図2のE−E線の断面に示されるように非連結部50bが存在する光ファイバ心線間(2と3、6と7、10と11の間)において2心毎または4心毎に折り返されて、4段に重ねられている。また、C−C線の位置では、図2のF−F線の断面に示されるように2心毎に非連結部50bが存在する光ファイバ心線間(2と3、4と5、6と7、8と9、10と11の間)において折り返されて、4段に重ねられている。光ファイバテープ心線50の折り返す心線間の位置は、光ファイバユニット100Aの長手方向における所定の位置において相違している。
上記の第一実施形態に係る光ファイバユニット100Aによれば、光ファイバテープ心線50を構成する複数の光ファイバ心線1〜12が集合された集合体70Aは、各光ファイバ心線1〜12が、隣り合う光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように、非連結部50bが存在する光ファイバ心線間において折り返されて連結部50aが並列に配置されることにより二次元状に配置されている。また、各光ファイバ心線1〜12が二次元状に配置された集合体70Aは、集合された各光ファイバ心線1〜12の位置が移動しないようにユニット固定樹脂60によって固定されている。このため、光ファイバユニット100Aの曲げ剛性を適度に高くすることができるので、光ファイバユニット100Aを構成する各光ファイバ心線1〜12が容易に小径に曲げられにくくなり、また座屈しにくくなる。したがって、光ファイバユニット100Aによれば、マクロベンド損失の発生やマイクロベンド損失の発生を抑制することができ、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
また、光ファイバユニット100Aによれば、光ファイバケーブルに対して高密度に光ファイバ心線1〜12を実装可能な間欠連結型の光ファイバテープ心線50であっても、光ファイバユニット100Aの曲げ剛性を適度に高くすることができる。
(第二実施形態)
図3〜図6を参照して、第二実施形態に係る光ファイバユニット100B,100Cについて説明する。なお、上記第一実施形態に係る光ファイバユニット100Aと同様の構成については同じ符号を付しその説明を省略する。
図3は、光ファイバユニット100Bの長さ方向に垂直な断面図である。図3に示すように、光ファイバユニット100Bは、複数段に折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線51と、当該光ファイバテープ心線51の両側部に設けられたユニット固定樹脂61とを備えている。
光ファイバテープ心線51は、光ファイバ心線1〜4で構成される4心光ファイバテープ心線ユニット51aと、光ファイバ心線5〜8で構成される4心光ファイバテープ心線ユニット51bと、光ファイバ心線9〜12で構成される4心光ファイバテープ心線ユニット51cとを有している。また、光ファイバテープ心線51は、4心光ファイバテープ心線ユニット51aと51b、および4心光ファイバテープ心線ユニット51bと51cをそれぞれ連結する連結テープ樹脂81を有している。
光ファイバテープ心線51は、12本の光ファイバ心線1〜12で構成されており、当該光ファイバ心線1〜12の4心ずつで構成される3本の4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cが3段に折り畳まれるように集合された集合体70Bの状態にされている。集合体70Bは、光ファイバユニット100Bの断面視において、3本の4心光ファイバテープ心線ユニット51a〜51cが連結テープ樹脂81の部分で折り返されて4心光ファイバテープ心線ユニット毎に並列に配置されることにより二次元状に配置されている。また、集合体70Bにおける光ファイバ心線1〜12は、例えば光ファイバ心線1と光ファイバ心線8と、など、互いに連結された光ファイバ心線同士以外の光ファイバ心線とも接触している。
ユニット固定樹脂61は、重ねられた4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cをつなぐように、3段の4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cに亘って集合体70Bの両側部に設けられている。光ファイバユニット100Bにおける各4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cは、ユニット固定樹脂61により、光ファイバユニット100B内において所定の位置に保持されるように固定されている。
ユニット固定樹脂61は、上記第一実施形態のユニット固定樹脂60と同様に、ヤング率が1MPa〜100MPaの柔らかい樹脂で構成されている。このため、ユニット固定樹脂61は、例えば、光ファイバユニット100Bをその外径の約10倍の半径で曲げると破壊されるように形成されている。ユニット固定樹脂61は、例えば、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等で形成されている。なお、折り畳まれた4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cを固定する樹脂としては、上記第一実施形態の場合と同様に、集合体70Bの周囲を覆うように設けられるユニット固定樹脂60であってもよい。
連結テープ樹脂81は、例えば、粘着力を有する薄いテープ樹脂で形成されている。連結テープ樹脂81の厚さは、例えば50μm以下であることが望ましい。また、連結テープ樹脂81は、伸縮性が高い材質(例えば200%以上の伸縮性を有する樹脂)であることが望ましい。また、連結テープ樹脂81は、例えば、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等であってもよい。
図4は、図3に示す光ファイバテープ心線51(4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cが3段に折り畳まれるように集合された集合体70Bの状態)を広げて平らにした状態を示す。図4に示すように、光ファイバテープ心線51には、4心光ファイバテープ心線ユニット51a,51b,51cを並列に配置させることによって形成される並列面の一方の面(図4において下面)に、4心光ファイバテープ心線ユニット51aと51bとを連結するための連結テープ樹脂81が設けられている。また、光ファイバテープ心線51における上記一方の面とは反対側の並列面(図4において上面)には、4心光ファイバテープ心線ユニット51bと51cとを連結するための連結テープ樹脂81が設けられている。
図5は、光ファイバユニット100Cの長さ方向に垂直な断面図である。図5に示すように、光ファイバユニット100Cは、折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線52と、当該光ファイバテープ心線52の周囲を覆うユニット固定樹脂60とを備えている。
光ファイバテープ心線52は、複数の2心光ファイバテープ心線ユニットで構成されている点で、複数の4心光ファイバテープ心線ユニットで構成されている上記光ファイバユニット100Bの光ファイバテープ心線51と相違する。光ファイバテープ心線52は、光ファイバ心線1,2で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52aと、光ファイバ心線3,4で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52bと、光ファイバ心線5,6で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52cと、光ファイバ心線7,8で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52dと、光ファイバ心線9,10で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52eと、光ファイバ心線11,12で構成される2心光ファイバテープ心線ユニット52fとを有している。また、光ファイバテープ心線52は、2心光ファイバテープ心線ユニット52aと52b、2心光ファイバテープ心線ユニット52bと52c、および2心光ファイバテープ心線ユニット52c〜52fをそれぞれ連結する連結テープ樹脂81を有している。
光ファイバテープ心線52は、12本の光ファイバ心線1〜12で構成されており、当該光ファイバ心線1〜12の2心ずつで構成される6本の2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52fが折り畳まれるように集合された集合体70Cの状態にされている。集合体70Cは、光ファイバユニット100Cの断面視において、6本の2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52fが連結テープ樹脂81の部分で折り返されて並列に配置されることにより二次元状に配置されている。また、集合体70Cにおける光ファイバ心線1〜12は、例えば光ファイバ心線1と光ファイバ心線4と、など、互いに連結された光ファイバ心線同士以外の光ファイバ心線とも接触している。
なお、2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52fを固定する樹脂としては、上記光ファイバユニット100Bの場合と同様に、集合体70Cの側部に設けられるユニット固定樹脂61であってもよい。
図6は、図5に示す光ファイバテープ心線52(折り畳んだ2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52f)を広げて平らにした状態を示す。図6に示すように、光ファイバテープ心線52には、2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52fを並列に配置させることによって形成される並列面の一方の面(図6において上面)に、2心光ファイバテープ心線ユニット52bと52cとを連結するための連結テープ樹脂81が設けられている。また、光ファイバテープ心線52における上記一方の面とは反対側の並列面(図6において下面)に、2心光ファイバテープ心線ユニット52aと52bとを連結するための連結テープ樹脂81、および2心光ファイバテープ心線ユニット52c〜52fを連結するための連結テープ樹脂81がそれぞれ設けられている。なお、光ファイバテープ心線52を折り畳んで外径の小さい集合体を形成することが可能であれば、連結テープ樹脂81を設ける位置は図6に示される位置に限定されない。
上記の第二実施形態に係る光ファイバユニット100Bによれば、集合体70Bは、4心光ファイバテープ心線ユニット51a〜51cが連結テープ樹脂81の部分で折り返されて4心光ファイバテープ心線ユニット毎に並列に配置されることにより二次元状に配置されている。また、光ファイバユニット100Cによれば、集合体70Cは、2心光ファイバテープ心線ユニット52a〜52fが連結テープ樹脂81の部分で折り返されて並列に配置されることにより二次元状に配置されている。また、集合体70B,70Cは、上記第一実施形態の集合体70Aと同様に、ユニット固定樹脂60,61によって固定されている。したがって、上記第一実施形態の光ファイバユニット100Aと同様に、光ファイバユニット100B、100Cの曲げ剛性を適度に高くすることができ、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
また、光ファイバユニット100B,100Cによれば、複数の光ファイバテープ心線ユニット(特に、2心または4心の、少数心の光ファイバテープ心線ユニット)を有する構成の光ファイバユニットであっても曲げ剛性を適度に高くすることができる。
(第三実施形態)
図7〜図21を参照して、第三実施形態に係る光ファイバユニット100D〜100Jについて説明する。なお、上記第一実施形態に係る光ファイバユニット100Aおよび第二実施形態に係る光ファイバユニット100Bと同様の構成については同じ符号を付しその説明を省略する。
図7は、光ファイバユニット100Dの長さ方向に垂直な断面図である。図7に示すように、光ファイバユニット100Dは、一つの固まりにまとめられた状態の光ファイバテープ心線53と、当該光ファイバテープ心線53のまとまり状態を維持するために設けられたユニット固定樹脂62とを備えている。
光ファイバテープ心線53は、複数本(本例では12本)の光ファイバ心線1〜12と、これらの光ファイバ心線1〜12を連結する連結テープ樹脂81とを有している。光ファイバテープ心線53は、各光ファイバ心線1〜12同士が密接した状態に集合された集合体70Dの状態にされている。集合体70Dは、光ファイバユニット100Dの断面視において、光ファイバテープ心線53を構成する光ファイバ心線1〜12が最密形状となるように、光ファイバテープ心線53の幅方向に対して交差する方向へ巻かれて丸められ、ロール状にされることにより二次元状に配置されている。本例の場合、光ファイバテープ心線53の一方の端部に配置されている光ファイバ心線1を巻き初めとして、光ファイバ心線1を取り囲むように他の光ファイバ心線2〜12が渦巻状に配置されている。また、集合体70Dにおける光ファイバ心線1〜12は、例えば光ファイバ心線1と光ファイバ心線6と、など、互いに連結された光ファイバ心線同士以外の光ファイバ心線とも接触している(連結テープ樹脂81を介しているが、この場合も、接触しているものとする)。
ユニット固定樹脂62は、集合体70Dにおける光ファイバテープ心線53の巻き終わりの光ファイバ心線、すなわち光ファイバ心線1とは反対側の端部に配置されている光ファイバ心線12を、光ファイバ心線12に連結テープ樹脂81を介して隣に連結されている光ファイバ心線11以外の光ファイバ心線と連結させるように設けられている。本例の場合、ユニット固定樹脂62は、光ファイバ心線12を光ファイバ心線4と連結させるように、光ファイバ心線12と光ファイバ心線4との間に設けられている。ユニット固定樹脂62は、光ファイバ心線12および光ファイバ心線4の長さ方向に沿って設けられている。これにより、光ファイバユニット100Dにおける各光ファイバ心線1〜12は、ユニット固定樹脂62によって、光ファイバユニット100D内において密接した状態で所定の位置に保持されるように固定されている。
ユニット固定樹脂62は、上記第二実施形態のユニット固定樹脂61と同様に、ヤング率が1MPa〜100MPaの柔らかい樹脂で構成されている。このため、ユニット固定樹脂62は、例えば、光ファイバユニット100Bをその外径の約10倍の半径で曲げると破壊されるように形成されている。ユニット固定樹脂62は、例えば、紫外線硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹脂等で形成されている。なお、渦巻状の光ファイバテープ心線53を固定する樹脂としては、上記第一実施形態の場合と同様に、集合体70Dの周囲を覆うように設けられるユニット固定樹脂60であってもよい。
図8は、図7に示す巻かれた状態の光ファイバテープ心線53を広げて平らにした状態を示す。図8に示すように、光ファイバテープ心線53には、12本の光ファイバ心線1〜12を並列に配置させることによって形成される並列面の一方の面(図8において上面)に、光ファイバ心線1〜12同士を一括して連結する連結テープ樹脂81が設けられている。なお、一部の隣接する光ファイバ心線同士の間が他の樹脂等で連結されていてもよい。この場合、他の樹脂等で連結された光ファイバ心線の間は、上記連結テープ樹脂81が設けられているもの、或いは上記連結テープ樹脂81が設けられていないもの、いずれでもよい。
光ファイバテープ心線53は、例えば、各光ファイバ心線1〜12の外径Rが200μm、心線ピッチPが200μmの場合、幅W1は2.4mmである。このとき、図7に示す集合体70Dの最大幅W2は0.8mmになる。
また、光ファイバテープ心線53は、例えば、各光ファイバ心線1〜12の外径Rが150μm、心線ピッチPが150μmの場合、幅W1は1.8mmである。このとき、図7に示す集合体70Dの最大幅W2は0.6mmになる。
そして、例えば、各光ファイバ心線1〜12の外径Rが200μmで心線ピッチPが200μmの光ファイバテープ心線53における厚さ方向の曲げ剛性は1Kgf・mmに満たない。これに対して、集合体70Dの状態にしてユニット固定樹脂62で固定された光ファイバユニット100Dのは100Kgf・mmである。
光ファイバユニット100Dを構成する光ファイバテープ心線の光ファイバ心線1〜12は、例えば、図9に示すように、隣り合う光ファイバ心線間に隙間が設けられた状態で連結テープ樹脂81により連結されていてもよい。このような構成の光ファイバテープ心線53Aの場合、例えば、光ファイバ心線1〜12の外径Rが200μm、心線ピッチPが250μmのとき、幅W1は2.95mmである。また、光ファイバテープ心線53は、例えば、光ファイバ心線1〜12の外径Rが150μm、心線ピッチPが200μmのとき、幅W1は2.35mmである。そして、図7に示す集合体70Dの最大幅W2は上記光ファイバ心線間に隙間がない場合とそれぞれ同様になる。
なお、本例における連結テープ樹脂81は、両面に粘着力を有する構成のものであってもよい。この場合、図7における渦巻状に配置された光ファイバテープ心線53の各光ファイバ心線1〜12は、連結テープ樹脂81において光ファイバ心線1〜12が一括して連結されている側の面とは反対側の面の粘着力により、複数の隣り合う光ファイバ心線に連結され、光ファイバユニット100Dとして固定される。すなわち、連結テープ樹脂81の両面に粘着力が有る場合は、連結テープ樹脂81がユニット固定樹脂としても機能するので、ユニット固定樹脂62がなくてもよい。
図10は、光ファイバユニット100Eの長さ方向に垂直な断面図である。図10に示すように、光ファイバユニット100Eは、上記光ファイバユニット100Dと同様に、巻かれることによって集合体70Eの状態にされた光ファイバテープ心線54を備えている。集合体70Eとされた光ファイバテープ心線54の周囲は、ユニット固定樹脂60によって覆われている。光ファイバテープ心線54は、24本の光ファイバ心線1〜24と、これらの光ファイバ心線1〜24を連結する連結テープ樹脂81とを有している。その他の構成については、上記光ファイバユニット100Dと同様である。
図11は、図10に示す巻かれた状態の光ファイバテープ心線54を広げて平らにした状態を示す。図11に示すように、光ファイバテープ心線54を構成する24本の光ファイバ心線1〜24は、隣り合う光ファイバ心線同士が並列に配置され、連結テープ樹脂81により一括して連結されている。
光ファイバテープ心線54は、例えば、各光ファイバ心線1〜24の外径Rが200μm、心線ピッチPが200μmの場合、幅W1は4.8mmである。このとき、図10に示す集合体70Eの最大幅W2は1.2mmになる。
また、光ファイバテープ心線54は、例えば、各光ファイバ心線1〜24の外径Rが150μm、心線ピッチPが150μmの場合、幅W1は3.6mmである。このとき、図10に示す集合体70Eの最大幅W2は0.9mmになる。
そして、例えば、各光ファイバ心線1〜24の外径Rが200μmで心線ピッチPが200μmの光ファイバテープ心線54における厚さ方向の曲げ剛性は2Kgf・mmである。これに対して、集合体70Eの状態にしてユニット固定樹脂60で固定された光ファイバユニット100Eの曲げ剛性は700Kgf・mmである。
また、本例におけるユニット固定樹脂60は、例えば、光ファイバユニット100Eを当該光ファイバユニット100Eが収容されるケーブルの外径の約20倍以下に曲げると破壊されるように形成されている。
また、連結テープ樹脂81に、例えば12心毎に長手方向にスリットを入れることで、接続作業性を良くすることができる。
図12は、光ファイバユニット100Fの長さ方向に垂直な断面図である。図12に示すように、光ファイバユニット100Fは、48本の光ファイバ心線1〜48で構成される光ファイバテープ心線55を備えている。光ファイバテープ心線55は、上記光ファイバユニット100Dと同様に、巻かれることによって集合体70Fの状態にされている。その他の構成については、上記光ファイバユニット100Eと同様である。
図13は、図12に示す巻かれた状態の光ファイバテープ心線55を広げて平らにした状態を示す。図13に示すように、光ファイバテープ心線55を構成する48本の光ファイバ心線1〜48は、隣り合う光ファイバ心線同士が並列に配置され、連結テープ樹脂81により一括して連結されている。
光ファイバテープ心線55は、例えば、各光ファイバ心線1〜48の外径Rが200μm、心線ピッチPが200μmの場合、幅W1は9.6mmである。このとき、図12に示す集合体70Fの最大幅W2は1.6mmになる。
また、光ファイバテープ心線55は、例えば、各光ファイバ心線1〜48の外径Rが150μm、心線ピッチPが150μmの場合、幅W1は7.2mmである。このとき、図12に示す集合体70Fの最大幅W2は1.2mmになる。
そして、例えば、各光ファイバ心線1〜48の外径Rが200μmで心線ピッチPが200μmの光ファイバテープ心線55における厚さ方向の曲げ剛性は4Kgf・mmである。これに対して、集合体70Fの状態にしてユニット固定樹脂60で固定された光ファイバユニット100Fの曲げ剛性は2000Kgf・mmである。
また、連結テープ樹脂81に、例えば12心毎に長手方向にスリットを入れることで、接続作業性を良くすることができる。
図14は、光ファイバユニット100Gの長さ方向に垂直な断面図である。図14に示すように、光ファイバユニット100Gは、折り畳むことによってまとめられた状態の光ファイバテープ心線56と、当該光ファイバテープ心線56の周囲を覆うユニット固定樹脂60とを備えている。
光ファイバテープ心線56は、複数本(本例では12本)の光ファイバ心線1〜12と、これらの光ファイバ心線1〜12を連結する連結テープ樹脂81とを有している。光ファイバテープ心線56は、折り畳まれることで各光ファイバ心線1〜12同士が密接した状態に集合された集合体70Gの状態にされている。集合体70Gは、光ファイバユニット100Gの断面視において、光ファイバテープ心線56を構成する光ファイバ心線1〜12が最密形状となるように、光ファイバテープ心線56の幅方向に対して交差する方向へ折り畳まれることにより二次元状に配置されている。本例の場合、光ファイバ心線3と4の間と、光ファイバ心線7と8の間と、光ファイバ心線10と11の間で折り畳まれている。また、集合体70Gにおける光ファイバ心線1〜12は、例えば光ファイバ心線1と光ファイバ心線7と、など、互いに連結された光ファイバ心線同士以外の光ファイバ心線とも接触している。
光ファイバユニット100Gにおける各光ファイバ心線1〜12は、ユニット固定樹脂60により、光ファイバユニット100G内において密接した状態で所定の位置に保持されるように固定されている。
図15は、図14に示す折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線56を広げて平らにした状態を示す。図15に示すように、光ファイバテープ心線56を構成する光ファイバ心線1〜12は、隣り合う光ファイバ心線同士が接触しているものと、光ファイバ心線間に隙間が設けられているものとが混在した状態で連結テープ樹脂81により一括して連結されている。例えば、接触している光ファイバ心線2と3の心線ピッチP1は250μm以下となるように構成されており、隙間が設けられている光ファイバ心線3と4の心線ピッチP2は250μm以上となるように構成されている。
図16は、光ファイバユニット100Hの長さ方向に垂直な断面図である。図16に示すように、光ファイバユニット100Hは、上記光ファイバユニット100Gと同様に、折り畳まれることで集合体70Hの状態にされた光ファイバテープ心線57を備えている。集合体70Hは、光ファイバユニット100Hの断面視において、上記集合体70Gと同様に、光ファイバ心線3と4の間と、光ファイバ心線7と8の間と、光ファイバ心線10と11の間で折り畳まれているが、光ファイバ心線1〜12が連結されている面側に連結テープ樹脂81を折り畳むか、連結されていない面側に折り畳むかが相違している。その他の構成については、上記光ファイバユニット100Gと同様である。
図17は、図16に示す折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線57を広げて平らにした状態を示す。図17に示すように、光ファイバテープ心線57を構成する光ファイバ心線1〜12は、隣り合う光ファイバ心線間に隙間が設けられた状態で連結テープ樹脂81により一括して連結されている。各心線ピッチPは、例えば250μmとなるように構成されている。
図18は、光ファイバユニット100Iの長さ方向に垂直な断面図である。図18に示すように、光ファイバユニット100Iは、上記光ファイバユニット100Gと同様に、折り畳まれることで集合体70Iの状態にされた光ファイバテープ心線58を備えている。ただし、光ファイバテープ心線58は、光ファイバ心線1〜12を連結する連結テープ樹脂81の位置が、上記光ファイバユニット100Gの光ファイバテープ心線56と相違している。その他の構成については、上記光ファイバユニット100Gと同様である。
図19は、図18に示す折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線58を広げて平らにした状態を示す。図19に示すように、光ファイバテープ心線58の連結テープ樹脂81は、隙間を開けて配置されている光ファイバ心線1〜12の隣り合う光ファイバ心線同士を連結するとともに、各光ファイバ心線1〜12の周囲を覆うように設けられている。隣り合う光ファイバ心線同士を連結する連結テープ樹脂81は、各光ファイバ心線1〜12の中心を通る位置に設けられている。各心線ピッチPは、例えば250μmとなるように構成されている。
図20は、光ファイバユニット100Jの長さ方向に垂直な断面図である。図20に示すように、光ファイバユニット100Jは、上記光ファイバユニット100Gと同様に、折り畳まれることで集合体70Jの状態にされた光ファイバテープ心線59を備えている。ただし、光ファイバテープ心線59は、光ファイバ心線1〜12を連結する連結テープ樹脂81の枚数が、上記光ファイバユニット100Gの光ファイバテープ心線56と相違している。その他の構成については、上記光ファイバユニット100Gと同様である。
図21は、図20に示す折り畳まれた状態の光ファイバテープ心線59を広げて平らにした状態を示す。図21に示すように、光ファイバテープ心線59における連結テープ樹脂81は、複数枚(本例では3枚)設けられている。また、当該3枚の連結テープ樹脂81は、12本の光ファイバ心線1〜12を並列に配置させることによって形成される並列面における両面(図21における上面と下面)に分かれて設けられている。本例の場合、光ファイバ心線1〜7を連結するための連結テープ樹脂81と、光ファイバ心線10〜12を連結するための連結テープ樹脂81とが並列面の一方の面(図21において上面)に設けられている。また、光ファイバ心線7〜10を連結するための連結テープ樹脂81が並列面の他方の面(図21において下面)に設けられている。なお、光ファイバ心線1〜12は隣り合う光ファイバ心線間に隙間が設けられており、各心線ピッチPは、例えば250μmとなるように構成されている。
なお、上記光ファイバユニット100D〜100Jにおいては、光ファイバ心線の位置を固定する樹脂として、集合体の周囲を覆うユニット固定樹脂60を設けているが、これに限定されない。例えば、両面に粘着性を有する連結テープ樹脂81とユニット固定樹脂62とを併用して固定するようにしてもよい。
上記の第三実施形態に係る光ファイバユニット100D〜100Fによれば、集合体70D〜70Fは、光ファイバテープ心線53〜55が巻かれることにより二次元状に配置されている。また、光ファイバユニット100G〜100Jによれば、集合体70G〜70Jは、光ファイバテープ心線56〜59が折り畳まれることにより二次元状に配置されている。また、集合体70G〜70Jは、上記第一実施形態の集合体70Aと同様に、ユニット固定樹脂60によって固定されている。したがって、上記第一実施形態の光ファイバユニット100Aと同様に、光ファイバユニット100D〜100Jの曲げ剛性を適度に高くすることができ、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
また、連結テープ樹脂81に長手方向にスリットを入れることで、接続作業性を良くすることができる。
また、光ファイバユニット100D〜100Fは、複数の光ファイバ心線1〜12、1〜24、1〜48で構成される光ファイバテープ心線の集合体70D〜70Fを渦巻状にすることにより、容易に作製できる。また、光ファイバユニット100G〜100Jは、複数の光ファイバ心線1〜12で構成される光ファイバテープ心線の集合体70D〜70Fを折り畳まれた形状にすることにより容易に作製できる。
ところで、製造された光ファイバユニットは巻き取りボビンに巻かれた状態で準備されている。光ファイバユニットの曲げ剛性は、その外径が大きくなると高くなる。したがって、光ファイバユニットの曲げ剛性が高くなりすぎると胴径が細い巻き取りボビンに巻くことが難しくなる。これに対して、例えば、光ファイバユニット100D〜100Fにおける集合体70D〜70Fの最大幅W2は2mm以下であるため、適度に径が小さい胴径400mmの巻き取りボビンに巻き取ることが可能である。このため、例えば、その後の集合工程においても小さなスペースに巻き取りボビンを配置することができ、製造性を向上させることが可能である。
また、ユニット固定樹脂60〜62が容易に破壊できる樹脂で形成されているので、例えば、光ファイバ心線の融着接続時に、光ファイバユニットを構成しているユニット固定樹脂60〜62を破壊して、集合体とされている光ファイバテープ心線を平らな状態に戻すことで、汎用の光ファイバテープ心線のように一括融着接続が可能である。
次に、本開示の実施形態の光ファイバユニットを製造する方法について、図22から図24を参照して説明する。
(テープ化工程)
まず、光ファイバテープ心線を製造する方法について、図22および図23を参照して説明する。図22は、テープ化工程の一例を示す図であり、図23は、テープ化工程の他の一例を示す図である。
図22に示すように、複数の心線供給ボビン111から送り出される単心の光ファイバ心線1〜12が並列に配置されて、テープ用ダイス112に供給される。テープ用ダイス112を通過することで、各光ファイバ心線1〜12が所定の間隔で配置され、配置された光ファイバ心線1〜12に樹脂供給部113からテープ樹脂が供給される。テープ樹脂(例えば、紫外線硬化性樹脂,熱硬化性樹脂,熱可塑性樹脂等)が塗布された光ファイバ心線1〜12が樹脂硬化部114(例えば、紫外線照射部,加熱部,冷却部等)を通過することで当該塗布されたテープ樹脂が硬化される。これにより光ファイバテープ心線の製造が完了し、製造された光ファイバテープ心線は巻取りボビン115に巻き取られる。
光ファイバテープ心線は、図23に示すような方法で製造してもよい。
図23に示すように、心線供給ボビン111から供給された単心の光ファイバ心線1〜12が配列ローラ116で所定の間隔に配列される。配列された光ファイバ心線1〜12が荷重調整ローラ117を介してテープ供給ローラ118に送られる。テープ供給ローラ118には粘着性を有する粘着テープ等(テープ樹脂)が巻かれており、通過する光ファイバ心線1〜12の一方の並列面に当該テープ樹脂がその粘着力で貼着される。これにより光ファイバテープ心線の製造が完了し、製造された光ファイバテープ心線は巻取りボビン115に巻き取られる。
(ユニット化工程)
次に、光ファイバテープ心線をユニット化する方法について説明する。図24は、ユニット化工程の一例を示す図である。
図24に示すように、テープ供給ボビン121から送り出される一列に配列された状態の光ファイバテープ心線が集合ダイス122に供給される。集合ダイス122を通過することで、一列に配列された状態の光ファイバテープ心線は、例えば、上記第一実施形態から第三実施形態で説明したように、所定の形態で重ねられたり、折り畳まれたり、巻かれたりして、集合体70A〜70Jのような二次元状に配置される。集合体にされた光ファイバテープ心線は、ユニットダイス123に送られ、当該集合された状態を保持するためのユニット固定樹脂60,61,62が樹脂供給部124から供給される。ユニット固定樹脂60,61,62は、集合体の一部を連結させるようにまたは集合体の周囲を覆うように供給される。集合体に供給されたユニット固定樹脂60,61,62は、樹脂硬化部125を通過することで硬化される。これにより光ファイバユニットの製造が完了し、製造された光ファイバユニットは巻取りボビン126に巻き取られる。なお、上記製造方法では、光ファイバユニットをテープ化工程とユニット化工程の2工程に分けて製造する例を説明したが、テープ化およびユニット化を1つの工程で製造するようにしてもよい。
図25は、本開示の実施形態に係る光ファイバケーブルの一例を示す。
図25に示す光ファイバケーブル200は、複数の光ファイバユニット100D’と、複数の光ファイバユニット100D’の周囲を覆うケーブル外被201とを備えている。光ファイバユニット100D’は、第三実施形態に係る光ファイバユニット100Dのユニット固定樹脂62を、集合体70Dの周囲を覆うように設けられるユニット固定樹脂60に変えた光ファイバユニットである。
光ファイバケーブル200には、36本の光ファイバユニット100D’が収容されている。光ファイバユニット100D’は、12本の光ファイバ心線が連結された光ファイバテープ心線53を有し、光ファイバテープ心線53の周囲にはユニット固定樹脂60が設けられている。光ファイバテープ心線53は、幅方向に対して交差する方向に巻かれて丸められた集合体70Dにされている。
また、36本の光ファイバユニット100D’同士は、撚り返し有りの状態で撚り合わされている。ユニット固定樹脂60にはシリコンが含まれている。
また、光ファイバケーブル200は、テンションメンバが設けられておらず、光ファイバケーブル200において、光ファイバ心線のガラスファイバが最もヤング率が高い素材で構成されたものとなっている。光ファイバケーブル200は、432心の光ファイバ心線を有するケーブルである。光ファイバケーブル200の外径Lは8.5mmである。
なお、本開示の実施形態に係る光ファイバケーブルの他の例として、例えば、外径7.0mmのケーブル外被内に、24本の上記光ファイバユニット100D’を有する288心の光ファイバケーブルであってもよい。また、本開示の実施形態に係る光ファイバケーブルのさらに他の例として、外径5.0mmのケーブル外被内に、12本の上記光ファイバユニット100D’を有する144心の光ファイバケーブルであってもよい。また、図25に示す光ファイバケーブル200ではケーブル外被201内に光ファイバユニット100D’を収容しているが、これに限定されず、例えば、上記第一実施形態から第三実施形態に係る光ファイバユニット100A〜100Jのいずれかを収容するようにしてもよい。
上記光ファイバケーブル200によれば、上記第一実施形態から第三実施形態に係る光ファイバユニット100A〜100Jが収容されているので、伝送損失の増加を抑制でき、良好な伝送特性を得ることができる。
また、光ファイバケーブル200に収容される光ファイバユニット100A〜100Jの曲げ剛性が適度に高いので、ガラスファイバよりもヤング率が高い素材であるテンションメンバが設けられていなくても、光ファイバケーブル200に必要な曲げ剛性を確保することができる。
また、光ファイバユニット100A〜100J同士が撚り返し有りの状態で撚り合わされているので、各光ファイバユニット100A〜100Jの捻れが戻るような力が作用する。これにより、各光ファイバユニット100A〜100Jに光ファイバケーブル200の中心方向へ寄ろうとする力が生じる。このため、光ファイバユニット100A〜100J同士に一体化する力が働いて、撚り合わされた光ファイバユニットとしての曲げ剛性を増加させることができる。
また、ユニット固定樹脂60にシリコンが含まれているので、光ファイバユニット100A〜100J同士の摩擦を抑制することができる。このため、例えば、ケーブル外被201の低温収縮により光ファイバ心線の長さがケーブル外被201の長さによりも長くなった場合でも、光ファイバ心線に局所的な小径曲がりが生じにくく、良好な伝送特性を得やすい。
以上、本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。また、上記説明した構成部材の数、位置、形状等は上記実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等に変更することができる。
1〜48:光ファイバ心線
50:光ファイバテープ心線
50a:連結部
50b:非連結部
51〜59:光ファイバテープ心線
51a〜51c:4心光ファイバテープ心線ユニット
52a〜52f:2心光ファイバテープ心線ユニット
60〜62:ユニット固定樹脂
70A〜70J:集合体
81:連結テープ樹脂
100A〜100J:光ファイバユニット
200:光ファイバケーブル
201:ケーブル外被

Claims (7)

  1. 断面視で、複数の光ファイバ心線が、互いに連結された光ファイバ心線以外の光ファイバ心線とも接触するように配置された光ファイバテープ心線と、
    断面視における前記複数の光ファイバ心線の位置を固定するユニット固定樹脂と、を有する、
    光ファイバユニット。
  2. 前記光ファイバテープ心線は、
    一部または全ての前記光ファイバ心線間において、隣接する光ファイバ心線間が連結された連結部と、隣接する光ファイバ心線間が連結されていない非連結部とが長手方向に間欠的に設けられた間欠連結型光ファイバテープ心線であり、
    前記間欠連結型光ファイバテープ心線が、断面視で前記非連結部が存在する前記光ファイバ心線間において折り返されている、
    請求項1に記載の光ファイバユニット。
  3. 前記光ファイバテープ心線は、
    複数の光ファイバテープ心線ユニットを有し、
    前記光ファイバテープ心線ユニットは、断面視で前記光ファイバテープ心線ユニット毎に並列に配置され、前記光ファイバテープ心線ユニット同士が連結されている、
    請求項1に記載の光ファイバユニット。
  4. 前記光ファイバテープ心線は、
    断面視において前記複数の光ファイバ心線が渦巻状に配置されている、
    請求項1に記載の光ファイバユニット。
  5. 前記光ファイバテープ心線は、
    断面視において前記複数の光ファイバ心線が折り畳まれた形状で配置されている、
    請求項1に記載の光ファイバユニット。
  6. 前記光ファイバ心線の外径が、220μm以下である、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の光ファイバユニット。
  7. 光ファイバケーブルであって、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の光ファイバユニットと、
    前記光ファイバユニットの周囲を覆うケーブル外被と、
    を有し、
    前記光ファイバ心線におけるガラスファイバが、前記光ファイバケーブルにおいて最もヤング率が高い素材である、
    光ファイバケーブル。
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