JP2021151475A - 布製品を広げるための装置、方法、及びそのためのプログラム - Google Patents

布製品を広げるための装置、方法、及びそのためのプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】布製品を広げるための装置において、画像処理を活用した新たな方式を提供する。【解決手段】制御機器130は、第1のアーム111に布製品101の第1の箇所を把持するよう命令を送信する。制御機器130は、布製品101を撮像して生成された一組の二値化画像に基づいて、布製品101の端部を第2の箇所として判定する。そして、制御機器130は、第2のアーム112に第2の箇所を把持するよう命令を送信する。制御機器130は、布製品101を撮像して生成された一組の二値化画像に基づいて、布製品101の把持されていない端部を第3の箇所として判定し、第3の箇所を把持するよう第1のアーム111に把持命令を送信する。その後、第1のアーム111を適宜移動させることで、布製品101は広げられた状態となる。【選択図】図1

Description

本発明は、布製品を広げるための装置、方法、及びそのためのプログラムに関する。
衣類を自動で展開し、折り畳む衣類処理システムの開発がされている(特許文献1参照)。特許文献1に記載された従来の衣類処理システム1は、収容かごに収容された洗濯後の衣類を昇降部11により持ち上げ、当該衣類に向けて送風部12から送風を行って展開し、第2識別部13Bによって展開された衣類を撮像して当該衣類の形状を識別可能である。昇降部11は、一組のロボットハンド14Bを有し、衣類を把持することができる。このような展開工程の後に折り畳み機構による折り畳み工程が行われ、最終的に折り畳まれた衣類が収納される。
この一連の処理は、複数の衣類からいずれかを把持する第1の工程、把持した衣類を広げる第2の工程、そして広げた衣類を折り畳み機構に供給する第3の工程に大別することができる。
特開2019-198490号公報
発明者らは、衣類を含む布製品の自動処理について開発を行う中で、布製品を広げるための技術について、画像処理を一層活用することによってさらなる改善が可能であることを見出した。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、布製品を広げるための装置、方法、及びそのためのプログラムにおいて、画像処理を活用した新たな方式を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、布製品を広げるための方法であって、前記布製品の第1の箇所を第1のアームで把持するステップと、前記布製品を撮像機器で撮像して端部を判定するための第1の判定画像を生成するステップと、前記第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、前記第2の箇所を第2のアームで把持するステップと、前記布製品を前記撮像機器で撮像して端部を判定するための第2の判定画像を生成するステップと、前記第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、前記第3の箇所を前記第1のアーム又は第3のアームで把持するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、布製品を広げるための方法であって、前記布製品の第1の箇所を第1のアームで把持するステップと、前記布製品を一組の撮像機器で撮像して第1の一組の布製品画像を生成するステップと、前記第1の一組の布製品画像を二値化して第1の一組の二値化画像を生成するステップと、前記第1の一組の二値化画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、前記第2の箇所を第2のアームで把持するステップと、前記布製品を前記一組の撮像機器で撮像して第2の一組の布製品画像を生成するステップと、前記第2の一組の布製品画像を二値化して第2の一組の二値化画像を生成するステップと、前記第2の一組の二値化画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、前記第3の箇所を前記第1のアーム又は第3のアームで把持するステップとを含むことを特徴とする。
また、本発明の第3の態様は、第1又は第2の態様において、前記第2の箇所は、前記布製品の最下端の点を含むことを特徴とする。
また、本発明の第4の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記第2の箇所を前記第2のアームで把持した後に、前記第1のアームを前記第1の箇所から離すステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記第3の箇所は、前記第1のアームで把持することを特徴とする。
また、本発明の第6の態様は、第1から第3のいずれかの態様において、前記第3の箇所は、前記第3のアームで把持することを特徴とする。
また、本発明の第7の態様は、第6の態様において、前記第3の箇所を前記第3のアームで把持した後に、前記第1のアームを前記第1の箇所から離すステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本発明の第8の態様は、第1から第7のいずれかの態様において、前記第2の箇所と異なる端部が一つのみである場合、前記2のアームを回転させた後に、第3の箇所の判定を再度行うことを特徴とする。
また、本発明の第9の態様は、第1から第7のいずれかの態様において、前記第2の箇所と異なる端部が複数である場合、前記第2の箇所に隣接する端部を前記第3の箇所として判定することを特徴とする。
また、本発明の第10の態様は、第9の態様において、前記第2の箇所と異なる端部が複数である場合、前記第2の箇所に最近接の端部を前記第3の箇所として判定することを特徴とする。
また、本発明の第11の態様は、布製品を広げるための装置を動作させるための方法であって、前記布製品の第1の箇所を把持するよう前記装置が有する第1のアームに命令するステップと、前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、前記第2の箇所を把持するよう前記装置が有する第2のアームに命令するステップと、前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、前記第3の箇所を把持するよう前記第1のアーム又は第3のアームに命令するステップと
を含むことを特徴とする。
また、本発明の第12の態様は、コンピュータに、布製品を広げるための装置を動作させるための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、前記布製品の第1の箇所を把持するよう前記装置が有する第1のアームに命令するステップと、前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、前記第2の箇所を把持するよう前記装置が有する第2のアームに命令するステップと、前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所に隣接する端部を第3の箇所として判定するステップと、前記第3の箇所を把持するよう前記第1のアーム又は第3のアームに命令するステップと
を含むことを特徴とする。
また、本発明の第13の態様は、布製品を広げるための装置であって、第1及び第2のアームと、撮像機器と、前記第1及び第2のアーム並びに前記撮像機器を制御するためのプログラムを実行する制御機器とを備え、前記プログラムが実行されることによって、前記第1のアームが、前記布製品の第1の箇所を把持し、前記処理部が、前記布製品を前記撮像機器で撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定し、前記第2のアームが、前記第2の箇所を把持し、前記処理部が、前記布製品を前記撮像機器で撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定し、前記第1のアーム又は前記第1のアーム以外のアームが、前記第3の箇所を把持することを特徴とする。
また、本発明の第14の態様は、布製品を処理するための布製品処理システムであって、第12の態様のプログラムの実行に応じて動作する、布製品を広げるための装置と、前記装置により広げられた前記布製品を折り畳むための折り畳み機構とを備えることを特徴とする。
また、本発明の第15の態様は、布製品を処理するための布製品処理システムであって、第13の態様の布製品を広げるための装置と、前記装置により広げられた前記布製品を折り畳むための折り畳み機構とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、画像処理によって一組のアームが把持すべき端部を順次判定することによって、布製品を広げるための新たな方式を提供する。
第1の実施形態にかかる装置の概略図である。 第1の実施形態にかかる動作方法の流れ図である。 第1の実施形態において得られた一組の二値化画像の一方の一例である。 第1の実施形態において得られた更なる一組の二値化画像の一方の一例である。 第1の実施形態において得られた更なる一組の二値化画像の一方の一例である。 第1の実施形態にかかる制御方法の流れ図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1に、本発明の第1の実施形態にかかる装置を概略的に示す。筐体の断面図として、内部を示している。装置100は、布製品101を把持するための第1のアーム111及び第2のアーム112と、第1のアーム111又は第2のアーム112により把持された布製品101を撮像する一組の撮像機器120と、第1のアーム111及び第1のアーム212並びに一組の撮像機器120と通信可能な制御機器130とを備える。布製品101は、図1では複数の布製品を示しているが、単一の布製品を対象としてもよい。制御機器130は、図1では一組の撮像機器120を構成する第1の撮像機器121と有線で接続されるものとして示しているが、第21の撮像機器1221を含め、有線又は無線で接続して通信可能とされていればよい。
制御機器130は、通信インターフェースなどの通信部131と、プロセッサ、CPU等の処理部132と、メモリ、ハードディスク等の記憶装置又は記憶媒体を含む記憶部133とを備え、第1のアーム111及び第2のアーム112を動作させるための各処理を行うためのプログラムを実行することによって構成することができ、1又は複数の装置又はコンピュータを含むことがある。また、当該プログラムは、1又は複数のプログラムを含むことがあり、また、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記録して非一過性のプログラムプロダクトとすることができる。当該プログラムは、記憶部133又は制御機器130からアクセス可能な記憶装置又は記憶媒体に記憶しておき、処理部132において実行することができる。または、制御機器130自体の全部又は一部がコンピュータネットワーク上の1又は複数のコンピュータ又はサーバであり、第1のアーム111及び第2のアーム112並びに一組の撮像機器120のうちの少なくともいずれかと通信をして、それらに必要な動作を行わせることができる。
図2に、本実施形態にかかる方法の流れを示す。まず、第1のアーム111が、いずれかの布製品101の第1の箇所101−1を把持する(S201)。第1のアーム111が布製品101を把持する方法はさまざま挙げられるが、一例として、撮像対象に対向する面に垂直な方向の距離を計測可能な3Dカメラ、深度カメラ等の撮像機器(図示せず)を布製品101が配置される位置の上方に設置して布製品101の最も高い点、すなわち撮像機器に最も近い点を判定し、当該点を含む領域を第1の箇所101−1として把持することができる。把持機構としては、図1に示すような開閉可能なチャックとすることのほか、把持対象を吸着可能な真空パッドとすることができる。より具体的には、把持対象が布製品である場合には、真空パッドが好ましい。例として、多段ベローズタイプ又は平型タイプの真空パッドを用いることが挙げられる。
次いで、第1のアーム111は、把持した布製品101を一組の撮像機器120の撮像可能領域まで移動し、一組の撮像機器120によって布製品101を撮像して、一組の布製品画像(「第1の一組の布製品画像」に対応)を生成する(S202)。一組の撮像機器120を構成する第1の撮像機器121と第2の撮像機器122とは、空間的に90度の位置に設置されており、これにより、撮像可能領域内の各点を座標で表すことができる。なお、各点を座標で表すことができればよく、一組の撮像機器120は必ずしも90度位相で設置されなくてもよい。
次に、装置100は、一組の布製品画像を二値化して一組の二値化画像(「第1の一組の布製品画像」に対応)を生成する(S203)。一組の二値化画像の生成は、一組の撮像機器120において行ってもよく、制御機器130の処理部132において行ってもよい。布製品101の色が既知であれば、二値化において白に変換すべき画素値の範囲をあらかじめ記憶しておくことが好ましい。図3に矩形の布製品について得られた一組の二値化画像の一方の一例を示すが、布製品101に対応する領域の二値化後の色は必ずしも白である必要はなく、布製品201以外の部分に対応する領域の二値化後の色は必ずしも黒である必要はない。また、後述する端部の検出が可能な範囲で二値化以外の多値化を採用することも考えられる。このことは、後述する二値化画像についても同様である。
第1のアーム111が布製品101の把持に失敗することも考えられ、一組の二値化画像の少なくとも一方に基づいて、布製品101に対応する領域の色のピクセル数が所定の閾値以上である場合に把持は成功したと判定する工程を加えてもよい。
装置100は、一組の二値化画像に基づいて、布製品101の端部を第2の箇所101−2として判定する(S204)。一例として、一組の二値化画像の一方において、画像の下端から上に向かい走査を行い、一番下にある布製品101に対応する領域の色のピクセルの位置を特定し、一組の二値化画像の他方において、同様に画像の下端から上に向かい走査を行い、一番下にある布製品101に対応する領域の色のピクセルの位置を特定することによって、布製品101の位置下にある端部の座標を取得することができる。当該座標は、一組の撮像機器120の撮像可能領域を表す座標系における座標であり、第1のアーム111及び第2のアーム112が動作する空間を表す座標系を別途定める場合には、適宜座標変換を行えばよい。ここでは、一組の二値化画像の両方を用いて端部の位置を特定しているが、一方のみによって特定可能なこともある。
装置100は、第2の箇所101−2を把持するよう第2のアーム112を動作させ(S205)、第2のアーム112を移動させることで、把持した布製品101を一組の撮像機器120の撮像可能領域まで移動させる。そして、装置100は、一組の撮像機器120によって布製品101を撮像して(S206)、一組の布製品画像(「第2の一組の布製品画像」に対応)を生成する(S207)。図4に一組の二値化画像の一方の一例を示すが、この例では、第2の箇所101−2を第2のアーム112で把持した後に第1のアーム111を第1の箇所101−1から離している。第2のアーム112が有する把持機構は、第1のアーム111と同様に考えることができる。
そして、装置100は、得られた一組の二値化画像に基づいて、布製品101の把持されていない第2の箇所101−2と異なる端部を第3の箇所101−3として判定する(S208)。端部の判定は、第2の箇所101−2について説明したのと同様に行うことができる。下方から上方への走査に代替して又は加えて、画像内の右側から左側への走査、左側から右側への走査も端部の検出のために行うことができる。
端部は多くの場合複数検出され、図4に示すような矩形の布製品の場合には、把持された第2の箇所101−2に隣接する端部、さらには最近接の端部を第3の箇所101−3とするのが好ましい。隣接する端部を把持することで当該布製品の辺が展開され、最近接の端部を把持することで、短手方向の辺が展開される。短手方向の辺の両端が把持されることで、その後の折り畳み工程を多くの場合効率化することができる。
装置100が第3の箇所101−3を第1のアーム111で把持して(S209)、適宜第1のアーム111を移動させることで、布製品101が、例えば図5に示すように広がった状態となる。
なお、第3の箇所101−3に対応する端部が一つしか検出されない場合、複数の端部が近接しており、第1のアーム111によって把持したときにそれらの端部を共に把持してしまい、布製品101が十分に広がらないことが考えられる。したがって、第2のアーム112によって布製品101を把持して一組の布製品画像を生成する前に第2のアーム112を第2のアームの少なくとも一部を回転軸として回転させることで、複数の端部の位置に差分を生じさせてもよい。より具体的には、制御機器130において端部が一つしか検出されないと判定した場合に、第2のアーム112を回転させてから一組の布製品画像を生成し、それに基づく一組の二値化画像を生成して、当該一組の二値化画像に基づいて、再度端部の検出を行うことが好ましい。
図6は、上述の処理を制御機器の視点から表したものである。まず、制御機器130は、第1のアーム111に布製品101の第1の箇所101−1を把持するよう命令を送信する(S601)。制御機器130は、布製品101を一組の撮像機器120により撮像して生成された一組の布製品画像(「第1の一組の布製品画像」に対応)を二値化して得られる一組の二値化画像(「第1の一組の二値化画像」に対応)に基づいて、布製品101の端部を第2の箇所101−2として判定する(S602)。
そして、制御機器130は、第2のアーム112に第2の箇所101−2を把持するよう命令を送信する(S603)。制御機器130は、布製品101を一組の撮像機器120により撮像して生成された一組の布製品画像(「第2の一組の布製品画像」に対応)を二値化して得られる一組の二値化画像(「第2の一組の二値化画像」に対応)に基づいて、布製品101の把持されていない端部を第3の箇所101−3として判定する(S604)。次いで、制御機器130は、第3の箇所101−3を把持するよう第1のアーム111に把持命令を送信する(S605)。第3の箇所101−3を把持した後に第1のアーム111を適宜移動させることで、布製品101は広げられた状態となる。
このように、本実施形態では、一組の撮像機器120により得られる画像に対する画像処理を活用することで、布製品101を把持する第1のアーム111及び第2のアーム112の移動及び動作を効果的に制御し、自動的に布製品101を広げた状態に至らせることが可能である。
なお、「××のみに基づいて」、「××のみに応じて」、「××のみの場合」というように「のみ」との記載がなければ、本明細書においては、付加的な情報も考慮し得ることが想定されていることに留意されたい。また、一例として、「aの場合にbする」という記載は、明示した場合を除き、「aの場合に常にbする」こと、「aの直後にbする」ことを必ずしも意味しないことに留意されたい。また、「Aを構成する各a」という記載は、必ずしもAが複数の構成要素によって構成されることを意味するものではなく、構成要素が単数であることを含む。
また、念のため、なんらかの方法、プログラム、端末、装置、サーバ又はシステム(以下「方法等」)において、本明細書で記述された動作又は制御と異なる動作又は制御を行う側面があるとしても、本発明の各態様は、本明細書で記述された動作又は制御のいずれかと同一の動作又は制御を対象とするものであり、本明細書で記述された動作又は制御と異なる動作又は制御が存在することは、当該方法等を本発明の各態様の範囲外とするものではないことを付言する。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、第1のアーム111及び第2のアーム112の2本のアームを備える装置100を記述したが、第3のアーム(図示せず)を備えてもよい。この場合、第2のアーム112が第2の箇所101−2を把持した後に第3のアームで第3の箇所101−3を把持し、その後に第1のアーム111を第1の箇所101−1から離す順序となる。ここで、第3のアームが有する把持機構は、第1のアーム111と同様に考えることができる。
第3の箇所101−3の検出は、第1の実施形態で説明したのと同様に画像内を走査して行う方式のほか、機械学習によって布製品101の辺を推定する推定モデルを生成し、当該推定モデルによって推定された辺のうち第2の箇所101−2を一端とするものの他端を第3の箇所101−3として検出する方式が挙げられる。また、機械学習によって布製品101の端部を直接的に推定する推定モデルを生成し、当該推定モデルによって推定された端部のうち第2の箇所101−2と異なるものを第3の箇所101−3として検出する方式が挙げられる。こうした機械学習は、第2の箇所101−2の検出にも適用可能であり、第1の実施形態においても同様に適用することが可能である。
(第3の実施形態)
第1の実施形態及び第2の実施形態においては、布製品101を一組の撮像機器で撮像して第2の箇所101−2及び第3の箇所101−3の判定に用いる画像を生成したが、より一般にその他の構成も可能である。
具体的には、布製品101の第1の箇所101−1を第1のアーム111で把持して撮像機器で布製品101を撮像して端部の判定に用いる第1の判定画像を生成し、第1の判定画像に基づいて布製品101の第2の箇所101−2を判定することができれば、一組の撮像機器を用いずとも、単一の撮像機器、たとえば3Dカメラ、深度カメラを用いることができる。その後、第2の箇所101−2を第2のアーム112で把持して当該撮像機器で布製品101を撮像して端部の判定に用いる第2の判定画像を生成し、第2の判定画像に基づいて布製品101の第3の箇所101−3を判定し、第3の箇所101−3を第1のアーム111又は第3のアーム(図示せず)で把持すればよい。
100 装置
101 布製品
111 第1のアーム
112 第2のアーム
120 一組の撮像機器
121 第1の撮像機器
122 第2の撮像機器
130 制御機器
131 通信部
132 処理部
133 記憶部

Claims (15)

  1. 布製品を広げるための方法であって、
    前記布製品の第1の箇所を第1のアームで把持するステップと、
    前記布製品を撮像機器で撮像して端部を判定するための第1の判定画像を生成するステップと、
    前記第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、
    前記第2の箇所を第2のアームで把持するステップと、
    前記布製品を前記撮像機器で撮像して端部を判定するための第2の判定画像を生成するステップと、
    前記第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、
    前記第3の箇所を前記第1のアーム又は第3のアームで把持するステップと
    を含むことを特徴とする。
  2. 布製品を広げるための方法であって、
    前記布製品の第1の箇所を第1のアームで把持するステップと、
    前記布製品を一組の撮像機器で撮像して第1の一組の布製品画像を生成するステップと、
    前記第1の一組の布製品画像を二値化して第1の一組の二値化画像を生成するステップと、
    前記第1の一組の二値化画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、
    前記第2の箇所を第2のアームで把持するステップと、
    前記布製品を前記一組の撮像機器で撮像して第2の一組の布製品画像を生成するステップと、
    前記第2の一組の布製品画像を二値化して第2の一組の二値化画像を生成するステップと、
    前記第2の一組の二値化画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、
    前記第3の箇所を前記第1のアーム又は第3のアームで把持するステップと
    を含むことを特徴とする。
  3. 請求項1又は2に記載の方法であって、
    前記第2の箇所は、前記布製品の最下端の点を含むことを特徴とする。
  4. 請求項1から3のいずれかに記載の方法であって、
    前記第2の箇所を前記第2のアームで把持した後に、前記第1のアームを前記第1の箇所から離すステップをさらに含むことを特徴とする。
  5. 請求項4に記載の方法であって、
    前記第3の箇所は、前記第1のアームで把持することを特徴とする。
  6. 請求項1から3のいずれかに記載の方法であって、
    前記第3の箇所は、前記第3のアームで把持することを特徴とする。
  7. 請求項6に記載の方法であって、
    前記第3の箇所を前記第3のアームで把持した後に、前記第1のアームを前記第1の箇所から離すステップをさらに含むことを特徴とする。
  8. 請求項1から7のいずれかに記載の方法であって、
    前記第2の箇所と異なる端部が一つのみである場合、前記2のアームを回転させた後に、第3の箇所の判定を再度行うことを特徴とする。
  9. 請求項1から7のいずれかに記載の方法であって、
    前記第2の箇所と異なる端部が複数である場合、前記第2の箇所に隣接する端部を前記第3の箇所として判定することを特徴とする。
  10. 請求項9に記載の方法であって、
    前記第2の箇所と異なる端部が複数である場合、前記第2の箇所に最近接の端部を前記第3の箇所として判定することを特徴とする。
  11. 布製品を広げるための装置を動作させるための方法であって、
    前記布製品の第1の箇所を把持するよう前記装置が有する第1のアームに命令するステップと、
    前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、
    前記第2の箇所を把持するよう前記装置が有する第2のアームに命令するステップと、
    前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定するステップと、
    前記第3の箇所を把持するよう前記第1のアーム又は第3のアームに命令するステップと
    を含むことを特徴とする。
  12. コンピュータに、布製品を広げるための装置を動作させるための方法を実行させるためのプログラムであって、前記方法は、
    前記布製品の第1の箇所を把持するよう前記装置が有する第1のアームに命令するステップと、
    前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定するステップと、
    前記第2の箇所を把持するよう前記装置が有する第2のアームに命令するステップと、
    前記布製品を撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所に隣接する端部を第3の箇所として判定するステップと、
    前記第3の箇所を把持するよう前記第1のアーム又は第3のアームに命令するステップと
    を含むことを特徴とする。
  13. 布製品を広げるための装置であって、
    第1及び第2のアームと、
    撮像機器と、
    前記第1及び第2のアーム並びに前記撮像機器を制御するためのプログラムを実行する制御機器と
    を備え、
    前記プログラムが実行されることによって、
    前記第1のアームが、前記布製品の第1の箇所を把持し、
    前記処理部が、前記布製品を前記撮像機器で撮像して生成された端部を判定するための第1の判定画像に基づいて前記布製品の端部を第2の箇所として判定し、
    前記第2のアームが、前記第2の箇所を把持し、
    前記処理部が、前記布製品を前記撮像機器で撮像して生成された端部を判定するための第2の判定画像に基づいて前記第2の箇所と異なる端部を第3の箇所として判定し、
    前記第1のアーム又は前記第1のアーム以外のアームが、前記第3の箇所を把持することを特徴とする。
  14. 布製品を処理するための布製品処理システムであって、
    請求項12に記載のプログラムの実行に応じて動作する、布製品を広げるための装置と、
    前記装置により広げられた前記布製品を折り畳むための折り畳み機構と
    を備えることを特徴とする。
  15. 布製品を処理するための布製品処理システムであって、
    請求項13に記載の布製品を広げるための装置と、
    前記装置により広げられた前記布製品を折り畳むための折り畳み機構と
    を備えることを特徴とする。
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