JP2021148076A - 管接合方法及び、管接合構造 - Google Patents

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【課題】内側管部材と外側管部材との接合構造において、耐久性を効果的に向上する。【解決手段】所定の金属材料で形成された内側管部材61と、金属材料とは異なる金属材料で前記内側管部材61よりも管内径を大径に形成されており、内側管部材61の外周の少なくとも一部を囲む外側管部材52と、内側管部材61と外側管部材52との間に介挿されると共に、金属材料と同じ金属材料で形成された中間部材68とを接合するにあたり、外側管部材52と中間部材68とを溶接接合し、内側管部材61と中間部材68とを溶加材を用いない溶接で接合する。【選択図】図4

Description

本開示は、管接合方法及び、管接合構造に関し、特に、排気を流通させる排気管の接合に好適な技術に関するものである。
従来、内燃機関の排気後処理装置として、尿素水インジェクタから噴射される尿素水を排気熱や排気中の水蒸気によって加水分解することにより生成されるアンモニアを還元剤として、排気中に含まれる窒素酸化物(以下、NOx)を還元浄化する選択還元型触媒(Selective Catalytic Reduction:以下、SCR触媒)を備えるものが知られている。
例えば、特許文献1,2には、尿素水インジェクタから尿素水が噴射される内管と、該内管の外周を覆う外管とを備え、排気上流側から外管に導入される排気を、内管の開口部から該内管の内部に接線方向から流入させることにより、内管内に旋回流を生じさせるようにした排気管構造が開示されている。
特開2008−215286号公報 特開2013−104395号公報
上記排気管構造においては、尿素水等に曝されない外管を加工に適したステンレス鋼で形成し、尿素水やアンモニアに曝される内管を、耐食性の高いクロム(Cr)を多く含有する高Crステンレス鋼で形成する場合がある。このような異種金属で形成された外管及び内管を、フィラー(溶接棒)を用いるアーク溶接等で接合すると、これらの溶融によりCr量が希釈された裏ビードが内管の内周面に周方向に形成される可能性がある。
このため、例えば、尿素水インジェクタから内管内に噴射される尿素水が、排気旋回流によって内管の内周面に打ち付けられ、当該尿素水からアンモニアに生成される過程で生じる腐食性物質が裏ビードに付着すると、係る裏ビードの腐食を進展させることで、耐久性の低下を招くといった課題がある。
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、内側管部材と外側管部材との接合構造において、耐久性を効果的に向上することを目的とする。
本開示の方法は、所定の金属材料で形成された内側管部材と、前記金属材料とは異なる金属材料で前記内側管部材よりも管内径を大径に形成されており、前記内側管部材の外周の少なくとも一部を囲む外側管部材と、前記内側管部材と前記外側管部材との間に介挿されると共に、前記金属材料と同じ金属材料で形成された中間部材とを接合するにあたり、前記外側管部材と前記中間部材とを溶接接合し、前記内側管部材と前記中間部材とを溶加材を用いない溶接で接合することを特徴とする。
また、前記内側管部材、前記中間部材、前記外側管部材がステンレス鋼で形成されており、前記内側管部材及び前記中間部材が、前記外側管部材よりも部材中に含まれるCrの質量%が高いことが好ましい。
また、前記内側管部材は、排気を流通させる排気管であり、前記内側管部材の管軸方向の一端部には、前記内側管部材の管内に尿素水を噴射するインジェクタが設けられており、前記中間部材は、前記内側管部材の外周面のうち、その内周側に前記インジェクタから噴射される尿素水が付着する部分に接合されることが好ましい。
本開示の管接合構造は、前記管接合方法により接合されたことを特徴とする。
本開示の技術によれば、内側管部材と外側管部材との接合構造において、耐久性を効果的に向上することができる。
本実施形態に係るエンジンの排気系を示す模式的な全体構成図である。 本実施形態に係る排気後処理装置を示す模式的な斜視図である。 本実施形態に係る第2チャンバ(外側管部材)及び、第1接続排気管(内側管部材)の接合構造を説明する模式的な断面図である。 (A)は本実施形態に係る接合構造、(B)は比較例の接合構造を示す模式的な断面図である。 本実施形態に係る管接合方法の手順を説明するフロー図である。 他の実施形態に係る接合構造を示す模式図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る管接合方法及び、管接合構造を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係るエンジン10の排気系を示す模式的な全体構成図である。
図1に示すように、エンジン10は、シリンダヘッドや複数の気筒が形成されたシリンダブロック等を含むエンジン本体部11を備えている。エンジン本体部11のシリンダヘッドには、各気筒から排出される排気を集合させる排気マニホールド12が設けられている。排気マニホールド12には、排気上流側から順に、上流排気管13、排気後処理装置20、下流排気管15、不図示の消音器等が接続されている。
排気後処理装置20は、排気上流側から順に、前段ケーシング21と、ミキサーチャンバ50と、尿素水噴射装置30と、接続排気管60と、後段ケーシング41とを備えている。
前段ケーシング21の内部には、排気上流側から順に、酸化触媒22及び、フィルタ23が収容されている。
酸化触媒22は、例えば、コーディエライトハニカム構造体等のセラミック製担体の表面に触媒成分等を担持して形成されている。酸化触媒22は、エンジン10のポスト噴射や図示しない排気管インジェクタの排気管噴射によって未燃燃料(炭化水素:HC)が供給されると、これを酸化して排気温度を上昇させる。
フィルタ23は、例えば、多孔質性の隔壁で区画された多数のセルを排気の流れ方向に沿って配置し、これらセルの上流側と下流側とを交互に目封止して形成されている。フィルタ23は、排気ガス中の粒子状物質(Particulate Matter:以下、PM)を隔壁の細孔や表面に捕集すると共に、PM堆積量が所定量に達すると、これを燃焼除去するフィルタ強制再生が実施される。
ミキサーチャンバ50は、その上流端を前段ケーシング21の下流端に接続されている。また、ミキサーチャンバ50には、接続排気管60の上流側が挿入固定されている。接続排気管60の上流端には、尿素水噴射装置30の尿素水インジェクタ35が設けられており、尿素水インジェクタ35から噴射される尿素水が、ミキサーチャンバ50から流れ込む排気と撹拌混合されるようになっている。
尿素水噴射装置30は、尿素水を貯留する尿素水タンク31と、尿素水タンク31内の尿素水に浸漬されて異物を除去するストレーナ32と、ストレーナ32に接続された供給配管33と、供給配管33に設けられて尿素水タンク31から尿素水を汲み上げる尿素水ポンプ34と、供給配管33から供給される尿素水を接続排気管60内に噴射する尿素水インジェクタ35とを備えている。
尿素水インジェクタ35から噴射された尿素水は、排気熱や排気中の水蒸気により加水分解されてアンモニア(NH3)に生成され、下流側のSCR触媒48に還元剤として供給される。
接続排気管60は、略円筒状に形成されており、ミキサーチャンバ50と後段ケーシング41の上流端とを接続する。接続排気管60の上流端は、ミキサーチャンバ50に挿入固定されており、その内部には尿素水インジェクタ35から尿素水が軸方向に噴射される。
後段ケーシング41の内部には、SCR触媒48(本開示の還元触媒の一例)が収容されている。SCR触媒48は、例えば多孔質のセラミック製担体にゼオライト等を担持して形成されている。SCR触媒48は、尿素水インジェクタ35から還元剤として供給されるアンモニアを吸着すると共に、吸着したアンモニアで通過する排気中からNOxを選択的に還元浄化する。
[排気後処理装置]
図2は、本実施形態に係る排気後処理装置20を示す斜視図である。
図2に示すように、前段ケーシング21と後段ケーシング41とは円筒状であり、両者の軸線が互いに平行になるように並列され、これらの間に配された接続排気管60により接続されている。接続排気管60は、円筒状の第1接続排気管61(本開示の内側管部材)を備え、該接続排気管61の軸線が前段ケーシング21及び後段ケーシング41の軸線に対して平行になるように配されている。
ミキサーチャンバ50は、前段ケーシング21の排気下流端に配され側面が円弧状の第1チャンバ51と、第1チャンバ51の側面から後段ケーシング41側に延びる側面が円弧状の第2チャンバ52(本開示の外側管部材)とを備えている。第1チャンバ51は、前段ケーシング21と同軸に配されている。また、第2チャンバ52の直径は、第1チャンバ51の直径よりも小さく、両者の境界は円弧状に湾曲している。前段ケーシング21の排気下流端と第1チャンバ51の排気上流端とには環状のフランジが設けられており、両フランジがボルト・ナットによって締結されている。
接続排気管60は、第2チャンバ52に接続された円筒状の第1接続排気管61と、該第1接続排気管61と後段ケーシング41の排気上流端とを接続する第2接続排気管62とを備えている。第1接続排気管61は、その上流端側を第2チャンバ52内に挿入されており、尿素水インジェクタ35の噴射軸と同軸に配されている。
第2接続排気管62は、エルボ管であり、排気下流端は円盤状に形成されている。この第2接続排気管62の直線部は第1接続排気管61と同軸に配され、第1接続排気管61の排気下流端と第2接続排気管62の排気上流端とには環状のフランジが設けられており、両フランジがボルト・ナットで締結されている。また、第2接続排気管62の排気下流端と後段ケーシング41の排気上流端とには環状のフランジが設けられており、両フランジがボルト・ナットで締結されている。
尿素水インジェクタ35は、第2チャンバ52に挿入固定された第1接続排気管61の上流端に設けられている。この尿素水インジェクタ35の噴射軸は第1接続排気管61の軸心に合わされており、尿素水インジェクタ35から第1接続排気管61の内部へ尿素水が噴射(噴霧)される。
第1接続排気管61内では、尿素水インジェクタ35から噴射された尿素水と、ミキサーチャンバ50から後段ケーシング41へ流れる排気とが混合され、尿素水が排気熱により加水分解されてアンモニア(NH3)が生成される。生成されたアンモニアは排気ガスの流れにより排気下流側のSCR触媒48に供給される。
[接合構造]
図3は、本実施形態に係る第2チャンバ52及び、第1接続排気管61の接合構造を説明する模式的な断面図である。なお、以下では、第2チャンバ52を単に外側管部材52、第1接続排気管61を単に内側管部材61として説明する。
外側管部材52は、内側管部材61よりも大径に形成されており、内側管部材61の外周を囲む略円弧状の外側周壁部53と、第1側壁部54と、第2側壁部55とを備えている。
第1側壁部54には、内側管部材61の外径と略同径の貫通孔が設けられており、該貫通孔の周縁には第1フランジ部56が形成されている。第1フランジ部56には、内側管部材61の上流端側外周が、溶接等によって接合されている。
第2側壁部55には、内側管部材61の外径よりも大径の貫通孔が設けられており、該貫通孔の周縁には第2フランジ部57が形成されている。第2フランジ部57には、内側管部材61の外周が中間部材68を介して溶接によって接合されている。
中間部材68は、略円環状又は円筒状をなしており、その管内径を内側管部材61の管外径と略同径、且つ、その管外径を第2フランジ部57の内径と略同径に形成されている。また、中間部材68の厚さは、好ましくは、内側管部材61と同等、又は、内側管部材61よりも板厚に形成されている。さらに、中間部材68は、好ましくは、内側管部材61と同じ金属材料で形成されている。これらの接合方法の詳細については後述する。
本実施形態において、外側管部材52は、排気系部品に用いられる、標準的な量のクロム(Cr)を含有するステンレス鋼で形成されており、外側管部材52を複雑な形状に容易に加工できるようになっている。
内側管部材61は、略円筒状に形成されており、その上流側開口を円形の蓋部材63で閉塞されている。蓋部材63には、尿素水インジェクタ35が固定されている。また、第1側壁部54と第2側壁部55との間に位置する内側管部材61の周壁部には、外側管部材52から排気を導入する略矩形状の開口部64が形成されている。この開口部64に略接線方向から流れ込む排気は、内側管部材61内を略螺旋状に旋回しながら下流側へと流されるようになる。尿素水インジェクタ35は、この螺旋状に旋回する排気に向けて尿素水を噴射する。
本実施形態において、内側管部材61は、好ましくは、Crを所定質量%以上含有する高Crステンレス鋼で形成されている。これにより、尿素水からアンモニアに生成される過程で発生する腐食性物質に対して、内側管部材61の耐食性を効果的に向上できるようになる。
ここで、図4(B)の比較例で示すように、外側管部材520の第2フランジ部570を内側管部材610の外周に、フィラーを用いるアーク溶接等で直接的に接合すると、これらが溶融した裏ビードBが、内側管部材610の内周面に露出して周方向に形成される可能性がある。内側管部材610は高Crステンレス鋼、外側管部材520はステンレス鋼で形成されているため、これらが溶融した裏ビードBは内側管部材61よりCr量が希釈する。このため、尿素水から生成される腐食性物質が排気の流れに伴い裏ビードBに付着すると、当該裏ビードBの腐食を進展させることで、耐久性の低下を招く要因となる。
これに対し、図4(A)に示す本実施形態では、内側管部材61及び、中間部材68が同じ高Crステンレス鋼で形成されている。また、外側管部材52は、内側管部材61及び、中間部材68とは異なるステンレス鋼で形成されている。
このような管部材同士の接合において、本実施形態においては、同じ高Crステンレス鋼で形成した内側管部材61及び、中間部材68を、フィラー(溶接棒・溶加材)を用いないノンフィラー溶接(フィラーレス溶接)で接合する。すなわち、ノンフィラー溶接により内側管部材61及び、中間部材68が溶融した溶接ビードB1は、内側管部材61及び中間部材68の材質により形成されてCr含有値の希釈がないため、係る溶接ビードB1(接合部位)に尿素水から生成される腐食性物質が付着したとしても、当該接合部位の腐食を効果的に防止できるようになる。
また、本実施形態においては、異なる金属材料で形成した内側管部材61及び、外側管部材52を直接接合することなく、各部材61,52間に中間部材68を介挿し、これら中間部材68と外側管部材52とを、フィラー(溶接棒)を用いるアーク溶接等で接合する。すなわち、異なる金属材料及びフィラーの溶融によりCr含有値が希釈した溶接ビードB2は、各部材61,52間に介挿された中間部材68を突き抜けたとしても内側管部材61内に留められ、耐食性の劣る溶接ビードB2が内側管部材61の内周面に露出することを効果的に防止できるようになっている。これにより、管接合部の耐久性を効果的に向上することが可能になる。
また、管接合部を内側管部材61、中間部材68及び、外側管部材52の三層構造とすることで、構造上の強度も効果的に向上することが可能になる。
これら接合方法のステップとしては、図5に示すように、内側管部材61及び、中間部材68をノンフィラー溶接で接合する第1工程(S100)と、中間部材68及び、外側管部材52を、フィラー(溶接棒)を用いるアーク溶接等で接合する第2工程(S110)とを順に行ってもよい。内側管部材61及び、中間部材68を予め溶接した後に、外側管部材52を溶接すれば、中間部材68を追加する前の仕様と同じ工程で溶接でき、作業性の効率を図ることができる。
[その他]
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、尿素水から生成される腐食性物質が付着しうる管接合構造であれば、図6に示すように、尿素水インジェクタ35を設けた排気管80と、SCR触媒48を収容するケーシング81との管接合構造に本開示を適用することも可能である。この場合も、排気管80の下流端外周とケーシング81の上流端内周との間に、本開示の中間部材68を介挿すればよい。
また、内側管部材61、中間部材68及び、外側管部材52を形成する金属材料は、上記実施形態に限定されず、内側管部材61及び、中間部材68が同じ金属材料、外側管部材52が異なる金属材料であれば、他の材料を適宜に適用することが可能である。
また、中間部材68は、略円環状又は円筒状でなくともよく、内側管部材61の外周面や外側管部材52の内周面に沿う曲面を有する板部材であってもよく、周方向に複数並べて設けられても良い。
また、本開示の適用は、エンジン10の排気系に限定されず、腐食性物質に曝される管接合構造であれば、吸気系やEGR(排気再循環)系のダクトの接合にも広く適用することが可能である。
10 エンジン
20 排気後処理装置
30 尿素水噴射装置
35 尿素水インジェクタ
41 後段ケーシング
48 SCR触媒(還元触媒)
50 ミキサーチャンバ
51 第1チャンバ
52 第2チャンバ(外側管部材)
57 第2フランジ部
60 接続排気管
61 第1接続排気管(内側管部材)
64 開口部
68 中間部材

Claims (4)

  1. 所定の金属材料で形成された内側管部材と、前記金属材料とは異なる金属材料で前記内側管部材よりも管内径を大径に形成されており、前記内側管部材の外周の少なくとも一部を囲む外側管部材と、前記内側管部材と前記外側管部材との間に介挿されると共に、前記金属材料と同じ金属材料で形成された中間部材とを接合するにあたり、
    前記外側管部材と前記中間部材とを溶接接合し、前記内側管部材と前記中間部材とを溶加材を用いない溶接で接合する
    ことを特徴とする管接合方法。
  2. 前記内側管部材、前記中間部材、前記外側管部材がステンレス鋼で形成されており、
    前記内側管部材及び前記中間部材が、前記外側管部材よりも部材中に含まれるCrの質量%が高い
    請求項1に記載の管接合方法。
  3. 前記内側管部材は、排気を流通させる排気管であり、
    前記内側管部材の管軸方向の一端部には、前記内側管部材の管内に尿素水を噴射するインジェクタが設けられており、
    前記中間部材は、前記内側管部材の外周面のうち、その内周側に前記インジェクタから噴射される尿素水が付着する部分に接合される
    請求項1又は2に記載の管接合方法。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の管接合方法により接合されたことを特徴とする管接合構造。
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