JP2021144901A - Plasma actuator - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、プラズマアクチュエータに関する。 The present disclosure relates to plasma actuators.
流体の流れを制御するための一つの手法として、プラズマアクチュエータが提案されている。例えば、特許文献1には、上部電極と、下部電極と、上部電極と下部電極との間に設けられた誘電体と、を備えたプラズマアクチュエータの構成が開示されている。この構成において、プラズマアクチュエータは、上部電極と下部電極との間に交流電圧を印加すると上部電極から下部電極に向けて表面プラズマが発生する。発生した表面プラズマは周囲の気体を誘導し、誘起流を生成する。このようなプラズマアクチュエータを、対象物の表面に設けることで、対象物の表面に沿って流れる流体の流れの剥離を抑えている。 A plasma actuator has been proposed as one method for controlling the flow of a fluid. For example, Patent Document 1 discloses a configuration of a plasma actuator including an upper electrode, a lower electrode, and a dielectric provided between the upper electrode and the lower electrode. In this configuration, in the plasma actuator, when an AC voltage is applied between the upper electrode and the lower electrode, surface plasma is generated from the upper electrode toward the lower electrode. The generated surface plasma induces the surrounding gas and generates an induced flow. By providing such a plasma actuator on the surface of the object, the separation of the flow of the fluid flowing along the surface of the object is suppressed.
しかしながら、対象物に対する流体の流れの方向が変化した場合、特許文献1のようなプラズマアクチュエータでは、流体の流れを制御する効果が思うように得られないことがある。 However, when the direction of the fluid flow with respect to the object is changed, the plasma actuator as in Patent Document 1 may not have the effect of controlling the fluid flow as expected.
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、流体の流れの制御を安定して行うことが可能となるプラズマアクチュエータを提供することを目的とする。 The present disclosure has been made to solve the above problems, and an object of the present disclosure is to provide a plasma actuator capable of stably controlling a fluid flow.
上記課題を解決するために、本開示に係るプラズマアクチュエータは、流体の流れに交差する軸線に沿って延びる対象物に設けられるプラズマアクチュエータである。前記プラズマアクチュエータは、アクチュエータ本体と、給電部とを備えている。前記アクチュエータ本体は、前記対象物の外表面に沿って設けられている。前記給電部は、前記アクチュエータ本体に交流電圧を印加する。前記アクチュエータ本体は、第一電極と、第二電極と、誘電体と、を備えている。前記第二電極は、前記第一電極に対して前記軸線を中心とした径方向内側に設けられている。前記誘電体は、前記第一電極と前記第二電極との間に設けられている。 In order to solve the above problems, the plasma actuator according to the present disclosure is a plasma actuator provided on an object extending along an axis intersecting the flow of a fluid. The plasma actuator includes an actuator main body and a power feeding unit. The actuator body is provided along the outer surface of the object. The power feeding unit applies an AC voltage to the actuator body. The actuator body includes a first electrode, a second electrode, and a dielectric. The second electrode is provided on the inner side in the radial direction about the axis with respect to the first electrode. The dielectric is provided between the first electrode and the second electrode.
本開示のプラズマアクチュエータによれば、流体の流れの制御を安定して行うことができる。 According to the plasma actuator of the present disclosure, the flow of fluid can be controlled in a stable manner.
以下、本開示の実施形態に係るプラズマアクチュエータについて、図1〜図11を参照して説明する。
<第一実施形態>
(プラズマアクチュエータを備えた流れ計測部材の構成)
図1に示すように、本開示の実施形態において、プラズマアクチュエータ1Aは、流れ計測部材2に設けられている。流れ計測部材2は、筒状に連続するダクト3の内部に配置されている。ダクト3の内部には、流体がダクト3の連続する方向に沿って流れる。図2、図3に示すように、流れ計測部材2は、対象物としての計測部材本体4と、プラズマアクチュエータ1Aと、を備えている。
Hereinafter, the plasma actuator according to the embodiment of the present disclosure will be described with reference to FIGS. 1 to 11.
<First Embodiment>
(Structure of flow measuring member equipped with plasma actuator)
As shown in FIG. 1, in the embodiment of the present disclosure, the
(計測部材本体の構成)
本開示の実施形態において、計測部材本体4は、軸線aに沿って直線状に延びる柱状である。この実施形態で例示する計測部材本体4は、軸線aに直交する断面形状が円形とされている。言い換えれば、計測部材本体4は、円柱状をなしている。図1に示すように、計測部材本体4は、ダクト3の内周面3fからダクト3の内方に向かって突出して設けられている。計測部材本体4の軸線aは、ダクト3内における流体の流れFに対し、交差するように配置されている。
(Structure of measuring member body)
In the embodiment of the present disclosure, the measuring member
(プラズマアクチュエータの構成)
図2〜図4に示すように、プラズマアクチュエータ1Aは、計測部材本体4に設けられている。プラズマアクチュエータ1Aは、アクチュエータ本体10Aと、給電部20(図4参照)とを備えている。
(Plasma actuator configuration)
As shown in FIGS. 2 to 4, the
(アクチュエータ本体の構成)
アクチュエータ本体10Aは、計測部材本体4の外表面4fに沿って設けられている。この第一実施形態のアクチュエータ本体10Aは、軸線a周りの周方向Dcに間隔をあけて複数が設けられている。この第一実施形態において、アクチュエータ本体10Aは、軸線a周りの周方向Dcに間隔をあけて二つ設けられている場合を例示している。図2に示すように、この第一実施形態において、各アクチュエータ本体10Aは、軸線aに沿う直線状に延びている場合を例示している。
(Composition of actuator body)
The
図3、図4に示すように、各アクチュエータ本体10Aは、第一電極11と、第二電極12と、誘電体13と、を備えている。図4に示すように、第二電極12は、第一電極11に対して軸線aを中心とした径方向Drの内側に設けられている。第二電極12は、更に、第一電極11に対し、周方向Dcにおける長さが大きく形成されている。第一電極11は、第二電極12における周方向Dcの中央部に配置されている。これにより、第二電極12は、第一電極11に対し、周方向Dcの両側に延びて配置されている。誘電体13は、第一電極11と第二電極12との間に設けられている。なお、アクチュエータ本体10Aの第二電極12、誘電体13、及び第一電極11は、少なくともその一部がアクチュエータ本体10Aに埋設されていてもよい。
As shown in FIGS. 3 and 4, each actuator
(給電部の構成)
図4に示すように、給電部20は、アクチュエータ本体10Aに交流電圧(例えば、数kV、数kHzオーダー)を印加する。給電部20は、電源21と、給電制御部22と、を備えている。給電制御部22は、電源21から供給される直流をスイッチングすることで、アクチュエータ本体10Aに供給する交流に変換する。給電制御部22は、図5に示すように、所定の周波数で交流電圧を変動させてもよい。また、給電制御部22は、図6に示すように、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をONとする時間TONと、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をOFFとする時間TOFFとを交互に周期的に切り替える、いわゆるバースト駆動を行うようにしてもよい。
(Structure of power supply unit)
As shown in FIG. 4, the
(給電部により交流電圧を印加した場合の作用)
このようなアクチュエータ本体10Aにおいて、給電部20により、アクチュエータ本体10Aに交流電圧を印加すると、第一電極11から周方向Dcの両側の第二電極12に向けて表面プラズマが発生する。図4に示すように、表面プラズマは、軸線a方向から見たときに、第一電極11から周方向Dcの第一側に延びて配置された第二電極12Aに向かう間欠的な微少な流れF1と、第一電極11から周方向Dcの第二側に延びて配置された第二電極12Bに向かう間欠的な微少な流れF2とを誘起させる。これら流れF1及び流れF2は、図3に示すように、主流の流れFのうち、計測部材本体4の外表面4fに沿う表面流れFfを乱流に遷移させる。この表面流れFfの乱流への遷移により、表面流れFfが外表面4fから剥離する剥離点が、主流の下流側へずれる。例えば、図3に示す断面において、計測部本体4の外表面4fのうち、主流の流れの最も上流側の位置となるよどみ点P1を軸線aを中心とした角度0°とした場合、アクチュエータ本体10Aの動作により剥離点は、例えば、80°の位置から90°の位置になる等、下流側にずらすことができる。
(Action when AC voltage is applied by the feeding part)
In such an actuator
給電制御部22によりバースト駆動を行い、アクチュエータ本体10Aに交流電圧を断続的に印加する場合、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をONとしているときには、表面プラズマによって流れF1,F2が誘起される。一方、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をOFFとしているときには、表面プラズマが発生せず、流れF1,F2が誘起されない。このように、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加のON/OFFを周期的に切り替えると、流れF1,F2は、計測部材本体4の外表面4fの近傍において断続的(言い換えれば、間欠的)に誘起されることとなる。そして、この間欠的な微少な流れF1,F2により、外表面4fに沿う表面流れFfが乱されて乱流に遷移する。この乱流への遷移により、表面流れFfが外表面4fから剥離する位置は、主流の流れ方向の下流側にずれる。これにより、流体の流れFによって計測部材本体4を振動させる励振力が小さくなる。
When burst drive is performed by the power supply control unit 22 and an AC voltage is intermittently applied to the
アクチュエータ本体10Aに印加する交流電圧のバースト駆動は、外表面4fに沿う表面流れFfを僅かに乱すことが目的であるため、主流と同程度の流速を誘起する必要はなく、より高速な流れFに対しても有効となる。また、バースト駆動により、表面流れFfの乱流への遷移を促進し、表面流れFfが外表面4fから剥離する時に生じる渦を乱すことができる。アクチュエータ本体10Aは、上述したよどみ点P1を、軸線a回りの角度0°とすると、表面流れFfが外表面4fから剥離するときに生じる剥離渦が発生する位置(剥離点)よりも、流れ方向の上流側(剥離渦が発生する位置を含む)に配置するのが好ましい。この実施形態の二つのアクチュエータ本体10Aは、流体の流れる方向における最も上流側の位置P1を基準として周方向Dcの両側にそれぞれ配置されている。
Since the purpose of the burst drive of the AC voltage applied to the
(作用効果)
上記構成のプラズマアクチュエータ1Aでは、複数のアクチュエータ本体10Aが計測部材本体4の外表面4fに沿って周方向Dcに間隔をあけて設けられている。これにより、計測部材本体4の軸線aに交差する方向からの流体の流れFの向きが変化しても、流体は、剥離点よりも上流側でアクチュエータ本体10Aに接触しやすくなる。したがって、計測部材本体4の表面に沿う流体の表面流れFfの剥離点を下流側にずらして、流体の流れFの制御を安定して行うことが可能となる。
(Action effect)
In the
また、アクチュエータ本体10Aは、軸線aに沿った方向に直線状に延びている。
これにより、簡易な構成のアクチュエータ本体10Aにより、計測部材本体4の表面に沿う表面流れFfの剥離を抑えることができる。
Further, the
As a result, the actuator
また、計測部材本体4は、軸線aに沿って直線状に延びる柱状である。これにより、流体の流れFの方向に交差する方向に延びる柱状の計測部材本体4において、計測部材本体4の表面に沿う表面流れFfの剥離点を下流側にずらすことができる。
Further, the measuring member
また、給電部20は、アクチュエータ本体10Aへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることで、アクチュエータ本体10Aに電圧を間欠的に印加する。
これにより、第一電極11から第二電極12に向かう間欠的な微少な流れF1,F2を誘起させ、これら流れF1,F2が乱れとなり円柱状の計測部材本体4の外表面4fに沿う表面流れFfを乱流に遷移させること(乱流遷移)ができる。したがって、計測部材本体4の外表面4fに沿う表面流れFfに剥離が生じるのを抑えることができる。
<第二実施形態>
次に、この発明に係るプラズマアクチュエータの第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態とアクチュエータ本体10Aの数のみが異なるので、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
この第二実施形態において、第一実施形態と同様に、流れ計測部材2は、対象物としての計測部材本体4と、プラズマアクチュエータ1Aと、を備えている。
Further, the
As a result, intermittent minute flows F1 and F2 from the
<Second embodiment>
Next, a second embodiment of the plasma actuator according to the present invention will be described. In the second embodiment described below, only the number of the actuator
In the second embodiment, as in the first embodiment, the
(プラズマアクチュエータの構成)
図7に示すように、プラズマアクチュエータ1Aは、計測部材本体4に設けられている。プラズマアクチュエータ1Aは、アクチュエータ本体10Aと、給電部20(図4参照)とを備えている。
(Plasma actuator configuration)
As shown in FIG. 7, the
(アクチュエータ本体の構成)
アクチュエータ本体10Aは、計測部材本体4の外表面4fに沿って設けられている。アクチュエータ本体10Aは、軸線a周りの周方向Dcに間隔をあけて三つ設けられている。本開示の実施形態において、アクチュエータ本体10Aは、軸線a周りの周方向Dcに等間隔で三つ設けられている。また、この第二実施形態において、各アクチュエータ本体10Aは、第一実施形態と同様に、軸線aに沿う直線状に延びている場合を例示している。
(Composition of actuator body)
The
各アクチュエータ本体10Aは、第一電極11と、第二電極12と、誘電体13と、を備えている。図4に示すように、第二電極12は、第一電極11に対して軸線aを中心とした径方向Drの内側に設けられている。第二電極12は、更に、第一電極11に対し、周方向Dcにおける長さが大きく形成されている。第一電極11は、第二電極12における周方向Dcの中央部に配置されている。これにより、第二電極12は、第一電極11に対し、周方向Dcの両側に延びて配置されている。誘電体13は、第一電極11と第二電極12との間に設けられている。なお、アクチュエータ本体10Aの第二電極12、誘電体13、及び第一電極11は、少なくともその一部がアクチュエータ本体10Aに埋設されていてもよい。
Each
(給電部により交流電圧を印加した場合の作用)
このようなアクチュエータ本体10Aにおいて、第一実施形態と同様に給電部20により、アクチュエータ本体10Aに交流電圧を印加すると、第一電極11から周方向Dcの両側の第二電極12に向けて表面プラズマが発生する。表面プラズマは、軸線a方向から見たときに、第一電極11から周方向Dcの第一側に延びて配置された第二電極12Aに向かう間欠的な微少な流れF1と、第一電極11から周方向Dcの第二側に延びて配置された第二電極12Bに向かう間欠的な微少な流れF2とを誘起させる。これら流れF1及び流れF2は、主流の流れFのうち、計測部材本体4の外表面4fに沿う表面流れFfを乱流に遷移させる。この表面流れFfの乱流への遷移により、表面流れFfが外表面4fから剥離する剥離点が、主流の下流側へずれる。
(Action when AC voltage is applied by the feeding part)
In such an actuator
給電制御部22によりバースト駆動を行い、アクチュエータ本体10Aに交流電圧を断続的に印加する場合、第一実施形態と同様に、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をONとしているときには、表面プラズマによって流れF1,F2が誘起される。一方、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加をOFFとしているときには、表面プラズマが発生せず、流れF1,F2が誘起されない。このように、アクチュエータ本体10Aへの交流電圧の印加のON/OFFを周期的に切り替えると、流れF1,F2は、計測部材本体4の外表面4fの近傍において断続的(言い換えれば、間欠的)に誘起されることとなる。そして、この間欠的な微少な流れF1,F2により、外表面4fに沿う表面流れFfが乱されて乱流に遷移する。この乱流への遷移により、表面流れFfが外表面4fから剥離する位置は、主流の流れ方向の下流側にずれる。これにより、流体の流れFによって計測部材本体4を振動させる励振力が小さくなる。
When burst drive is performed by the power supply control unit 22 and an AC voltage is intermittently applied to the
アクチュエータ本体10Aに印加する交流電圧のバースト駆動は、外表面4fに沿う表面流れFfを僅かに乱すことが目的であるため、主流と同程度の流速を誘起する必要はなく、より高速な流れFに対しても有効となる。また、バースト駆動により、表面流れFfの乱流への遷移を促進し、表面流れFfが外表面4fから剥離する時に生じる渦を乱すことができる。アクチュエータ本体10Aは、上述したよどみ点P1を、軸線a回りの角度0°とすると、表面流れFfが外表面4fから剥離するときに生じる剥離渦が発生する位置(剥離点)よりも、流れ方向の上流側(剥離渦が発生する位置を含む)に配置するのが好ましい。
Since the purpose of the burst drive of the AC voltage applied to the
(作用効果)
上記構成のプラズマアクチュエータ1Aでは、第一実施形態と同様に、アクチュエータ本体10Aが計測部材本体4の外表面4fに沿って周方向Dcに間隔をあけて設けられている。さらに、第二実施形態のアクチュエータ本体10Aは、計測部材本体4の外表面4fに沿って周方向Dcに等間隔で三つ設けられている。そのため、計測部材本体4の軸線aに交差する方向からの流体の流れFの向きが変化した場合に、第一実施形態よりもさらに表面流れFfを剥離点よりも上流側でアクチュエータ本体10Aに接触させやすくなる。したがって、計測部材本体4の表面に沿う流体の表面流れFfの剥離点を下流側にずらして、流体の流れFの制御を安定して行うことが可能となる。
(Action effect)
In the
また、アクチュエータ本体10Aは、軸線aに沿った方向に直線状に延びている。
これにより、簡易な構成のアクチュエータ本体10Aにより、計測部材本体4の表面に沿う表面流れFfの剥離を抑えることができる。
Further, the
As a result, the actuator
また、計測部材本体4は、軸線aに沿って直線状に延びる柱状である。これにより、流体の流れFの方向に交差する方向に延びる柱状の計測部材本体4において、計測部材本体4の表面に沿う表面流れFfの剥離点を下流側にずらすことができる。
Further, the measuring member
また、給電部20は、アクチュエータ本体10Aへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることで、アクチュエータ本体10Aに電圧を間欠的に印加する。
これにより、第一電極11から第二電極12に向かう流体の間欠的な微少な流れF1,F2を誘起できる。これにより、計測部材本体4の外表面4fに沿う表面流れFfに剥離が生じるのを抑えることができる。
Further, the
As a result, it is possible to induce an intermittent minute flow F1 and F2 of the fluid from the
(第二実施形態の変形例)
上記第二実施形態では、アクチュエータ本体10Aを、周方向Dcに等間隔をあけて三つ設けるようにしたが、これに限らない。例えば、アクチュエータ本体10Bの本数は、四本以上としてもよい。さらに、複数のアクチュエータ本体10Aの周方向Dcの間隔は、等間隔でなくてもよい。
(Modified example of the second embodiment)
In the second embodiment, three actuator
<第三実施形態>
次に、この発明に係るプラズマアクチュエータの第三実施形態について説明する。以下に説明する第三実施形態においては、第二実施形態とアクチュエータ本体10Bの構成のみが異なるので、第一実施形態の説明で用いた図1,4,7を援用して、第二実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
<Third Embodiment>
Next, a third embodiment of the plasma actuator according to the present invention will be described. In the third embodiment described below, only the configuration of the actuator
(プラズマアクチュエータの構成)
流れ計測部材2の計測部材本体4に設けられたプラズマアクチュエータ1Bは、アクチュエータ本体10Bと、給電部(図4参照)を備えている。
(Plasma actuator configuration)
The
(アクチュエータ本体の構成)
アクチュエータ本体10Bは、計測部材本体4の外表面4fに沿って設けられている。アクチュエータ本体10Bは、軸線a周りの周方向Dcに間隔をあけて複数(例えば、三つ以上)設けられている。この第三実施形態において、アクチュエータ本体10Bは、軸線a周りの周方向Dcに等間隔で三つ設けられている場合を例示している。第三実施形態において、各アクチュエータ本体10Bは、軸線a周りに螺旋状に延びている。各アクチュエータ本体10Bは、図3、図7に示すように、第一電極11と、第二電極12と、誘電体13と、を備えている。
(Composition of actuator body)
The actuator
ここで、図8に示すように、螺旋状に設けられたアクチュエータ本体10Bにおいて、一つの計測部材本体4を周方向Dcに一回転したときの軸線a方向の長さであるピッチPは、計測部材本体4の直径Dに対し、
P≧2D
としてもよい。
また、周方向Dcで互いに隣り合うアクチュエータ本体10B同士の間隔は、軸線a周りの角度60〜120°となるように設定してもよい。なお、第三実施形態のアクチュエータ本体10Bは、等間隔に三つ設けられているので、軸線a周りの角度は120°となっている。
Here, as shown in FIG. 8, in the spirally provided actuator
P ≧ 2D
May be.
Further, the distance between the actuator
(作用効果)
上記構成のプラズマアクチュエータ1Bでは、第一、第二実施形態と同様に、アクチュエータ本体10Bが計測部材本体4の外表面4fに沿って周方向Dcに間隔をあけて設けられている。これにより、計測部材本体4の軸線aに交差する方向からの流体の流れFの向きが変化しても、流体は、剥離点よりも上流側でアクチュエータ本体10Bに接触しやすくなる。したがって、計測部材本体4の表面に沿う表面流れFfの剥離点を下流側にずらして、流体の流れFの制御を安定して行うことが可能となる。
(Action effect)
In the
また、アクチュエータ本体10Bは、軸線a周りに螺旋状に延びている。これにより、アクチュエータ本体10Bは、計測部材本体4の軸線a回りの全周に設けられることになる。したがって、計測部材本体4の軸線aに交差する様々な方向からの流体の流れFに対し、計測部材本体4の表面に沿う流体の表面流れFfの剥離を有効に抑えることができる。
Further, the
(第三実施形態の変形例)
上記実施形態では、アクチュエータ本体10Bを、周方向Dcに等間隔をあけて三つ設けるようにしたが、これに限らない。例えば、アクチュエータ本体10Bの本数は、四本以上としてもよい。さらに、複数のアクチュエータ本体10Bの周方向Dcの間隔は、等間隔でなくてもよい。
(Modified example of the third embodiment)
In the above embodiment, three actuator
<第四実施形態>
次に、この発明に係るプラズマアクチュエータの第四実施形態について説明する。以下に説明する第四実施形態においては、第一から第三実施形態で示したプラズマアクチュエータ1A、1Bのアクチュエータ本体10A、10Bに印加する交流電圧の波形のみを異ならせるものであるので、図1から図4及び図8を援用し、第一から第三実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
<Fourth Embodiment>
Next, a fourth embodiment of the plasma actuator according to the present invention will be described. In the fourth embodiment described below, only the waveforms of the AC voltage applied to the
(プラズマアクチュエータの構成)
図4に示すように、流れ計測部材2の計測部材本体4に設けられたプラズマアクチュエータ1A、1Bは、アクチュエータ本体10A、10Bと、給電部20Cと、を備えている。
(Plasma actuator configuration)
As shown in FIG. 4, the
(給電部の構成)
給電部20Cは、アクチュエータ本体10A、10Bに交流電圧を印加する。給電部20Cは、電源21と、給電制御部22と、を備えている。給電部20Cは、アクチュエータ本体10A、10Bへの交流電圧の印加をONとする時間TONと、アクチュエータ本体10A、10Bへの交流電圧の印加をOFFとする時間TOFFとを交互に周期的に切り替える、いわゆるバースト駆動を行う。
(Structure of power supply unit)
The
ここで、図9に示すように、給電部20Cでアクチュエータ本体10A、10Bへの交流電圧の印加をONとする時間TONと、アクチュエータ本体10A、10Bへの交流電圧の印加をOFFとする時間TOFFとを一回ずつ行うことで、一回の給電サイクルCfが構成されるものとする。給電部20Cは、給電サイクルCfを順次繰り返して実行する。本開示の実施形態において、給電部20Cの給電制御部22は、アクチュエータ本体10A、10Bへの給電サイクルCfの長さと、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとする時間TONの長さとの比(いわゆるデューティ比)を、一回の給電サイクルCf毎に変動させる。具体的には、例えば、アクチュエータ本体10A、10Bへの給電サイクルCfの長さと、とONとする時間Tonの長さの比であるデューティ比を、例えば0%〜100%の範囲内で10%ずつ変更してもよい。ただし、実際にはデューティ比の下限および上限は、アクチュエータ本体10A、10Bが流れを発生させる応答速度に制限される。
Here, as shown in FIG. 9, the
(給電部により交流電圧を印加した場合の作用)
給電制御部22によりバースト駆動を行い、アクチュエータ本体10A、10Bへの交流電圧の印加のON/OFFを周期的に切り替えると、アクチュエータ本体10A、10Bに対して流体の流れ方向の下流側で、計測部材本体4の外表面4fの近傍に断続的な微少流れが発生する。このとき、一回の給電サイクルCf毎に、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとする時間Tonの長さと、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をOFFとする時間TOFFの長さとの比を異ならせる。すると、外表面4fの近傍に発生する断続的な微少流れが、より不規則なものとなる。したがって、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに生じる乱流遷移が、より不規則なものとなる。
(Action when AC voltage is applied by the feeding part)
When burst drive is performed by the power supply control unit 22 and the ON / OFF of the application of AC voltage to the
(作用効果)
上記構成のプラズマアクチュエータ1A、1Bでは、給電部20Cの給電制御部22は、アクチュエータ本体10A、10Bへの給電サイクルCfの長さと、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとする時間TONの長さとの比(いわゆるデューティ比)を、一回の給電サイクルCf毎に変動させる。これにより、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに生じる微少な流れF1,F2がより不規則なものになり、乱流遷移が促進される。したがって、対象物4の外表面4fに沿った流れFに剥離が生じるのを、より有効に抑えることができる。
(Action effect)
In the
また、上記第一から第三実施形態及び各変形例と同様、アクチュエータ本体10A、10Bが計測部材本体4の外表面4fに沿って周方向Dcに間隔をあけて設けられている。これにより、計測部材本体4の軸線aに交差する方向からの流体の流れFの向きが変化しても、流体は、剥離点よりも上流側で、アクチュエータ本体10A、10Bに接触しやすくなる。したがって、計測部材本体4の表面に沿う流体の表面流れFfの剥離点をより一層下流側にずらして、流体の流れFの制御を安定して行うことが可能となる。
Further, similarly to the first to third embodiments and each modification, the actuator
(第四実施形態の変形例)
上記第四実施形態では、アクチュエータ本体10A、10Bへの給電サイクルCfの長さと、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとする時間TONの長さとの比(いわゆるデューティ比)を、一回の給電サイクルCf毎に変動させるようにしたが、これに限らない。例えば、図10に示すように、給電部20Cの給電制御部22は、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとするときに、一回の給電サイクルCf毎に、アクチュエータ本体10A、10Bに印加する電圧値の大きさを変動させるようにしてもよい。
(Modified example of the fourth embodiment)
In the fourth embodiment, the
これにより、給電部20Cでアクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることによる、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに生じる乱流遷移を、より不規則なものとすることができる。これにより、対象物4の外表面4fに沿った流れFに剥離が生じるのを、より有効に抑えることができる。
As a result, the turbulent flow transition that occurs in the fluid flow F from the
(その他の実施形態)
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
なお、上記実施形態では、対象物としての計測部材本体4は、軸線aに沿って直線状に延びる柱状としたが、これに限らない。対象物は、例えば、環状に連続する軸線を有し、全体として環状をなすようにしてもよい。
また、上記実施形態において、計測部材本体4は、軸線aに直交する断面形状が円形とされているが、これに限らない。計測部材本体4の軸線aに直交する断面形状は、例えば、多角形状、楕円形等であってもよい。
(Other embodiments)
Although the embodiments of the present disclosure have been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to the embodiments, and includes design changes and the like within a range that does not deviate from the gist of the present disclosure. ..
In the above embodiment, the measuring member
Further, in the above embodiment, the measuring member
また、上記実施形態では、プラズマアクチュエータ1A、1Bを備える対象物の例として、ダクト3の内部に配置された流れ計測部材2を示したが、これに限らない。プラズマアクチュエータ1A、1Bを備える対象物は、他にも、例えばガスタービンにおける内部流れに曝される部品等であってもよい。
また、上記実施形態では、第二電極12は、第一電極11に対して、周方向Dcの両側に延びて配置されているようにしたが、これに限らない。例えば、図11に示すように、プラズマアクチュエータ1A、1Bのアクチュエータ本体10A、10Bにおいて、第二電極12は、第一電極11に対し、流体の流れ方向の下流側にのみ設けられているようにしてもよい。
さらに、第一実施形態では、アクチュエータ本体10Aを二つ設ける場合を例示したが、剥離点よりも上流側に一つだけ設けるようにしてもよい。
Further, in the above embodiment, the
Further, in the above embodiment, the
Further, in the first embodiment, the case where two actuator
<付記>
各実施形態に記載のプラズマアクチュエータ1A、1Bは、例えば以下のように把握される。
<Additional notes>
The
(1)第1の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、流体の流れFに交差する軸線aに沿って延びる対象物4に設けられるプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記対象物4の外表面4fに沿って設けられたアクチュエータ本体10A、10Bと、前記アクチュエータ本体10A、10Bに交流電圧を印加する給電部20、20Cと、を備え、前記アクチュエータ本体10A、10Bは、第一電極11と、前記第一電極11に対して前記軸線aを中心とした径方向Dr内側に設けられた第二電極12と、前記第一電極11と前記第二電極12との間に設けられた誘電体13と、を備える。
対象物4の例としては、ダクト3の内部に配置された流れ計測部材2や、ガスタービンにおける内部流れにさらされる部品等が挙げられる。
(1) The
Examples of the
このプラズマアクチュエータ1A、1Bは、アクチュエータ本体10A、10Bが対象物4の外表面4fに設けられている。これにより、各アクチュエータ本体10A、10Bにおける第一電極11から第二電極12に向けて発生する表面プラズマにより、対象物4の表面に沿う流体の表面流れFfの剥離を抑えることができる。その結果、流体の流れFの制御を安定して行うことが可能となる。
In the
(2)第2の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(1)のプラズマアクチュエータ1A,1Bであって、アクチュエータ本体10A,10Bは、対象物4の外表面4fのうち、流体の剥離渦が発生する位置よりも流体の流れの上流側で、且つ、流体の流れの最も上流側の位置P1を基準として軸線a周りの周方向Dcの両側にそれぞれ配置されている。
(2) The
(3)第3の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(1)又は(2)のプラズマアクチュエータ1A,1Bであって、前記アクチュエータ本体は、前記軸線a周りの周方向Dcに間隔をあけて複数設けられている。
(3) The
(4)第4の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(1)から(3)の何れか一つのプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記第二電極12は、前記第一電極11に対して、前記軸線a周りの周方向Dcの両側に延びて配置されている。
(4) The
これにより、軸線a方向から見たときに、第一電極11から第二電極12に向けて表面プラズマが発生する。表面プラズマは、第一電極11から周方向Dcの第一側に延びて配置された第二電極12Aに向かう流れF1と、第一電極11から周方向Dcの第二側に延びて配置された第二電極12Bに向かう流れF2とを誘起させる。これにより、流れF1と流れF2との双方で、対象物4の外表面4fに沿う表面流れFfを乱流に遷移させて、対象物4の外表面4fに沿う表面流れFfが外表面4fから剥離する剥離点の位置を下流側にずらし、表面流れFfの剥離を、より有効に抑えることができる。
As a result, surface plasma is generated from the
(5)第5の態様に係るプラズマアクチュエータ1Aは、(1)から(4)の何れか一つのプラズマアクチュエータ1Aであって、前記アクチュエータ本体10Aは、前記軸線aに沿った方向に直線状に延びている。
(5) The
これにより、簡易な構成により、対象物4の軸線aに交差する方向からの流体の流れFの向きが変化しても、対象物4の表面に沿う表面流れFfの剥離を抑えることができる。
Thereby, with a simple configuration, even if the direction of the fluid flow F from the direction intersecting the axis a of the
(6)第6の態様に係るプラズマアクチュエータ1Bは、(1)から(4)の何れか一つのプラズマアクチュエータ1Bであって、前記アクチュエータ本体10Aは、前記軸線a周りに螺旋状に延びている。
(6) The
これにより、対象物4の軸線aに交差する様々な方向からの流体の流れFに対し、対象物4の表面に沿う表面流れFfの剥離を有効に抑えることができる。
As a result, it is possible to effectively suppress the separation of the surface flow Ff along the surface of the
(7)第7の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(1)から(6)の何れか一つのプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記対象物4は、前記軸線aに沿って直線状に延びる柱状である。
(7) The
これにより、流体の流れFの方向に交差する方向に延びる柱状の対象物4において、対象物4の表面に沿う表面流れFfの剥離を抑えることができる。
As a result, in the
(8)第8の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(1)から(7)の何れか一つのプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記給電部20、20Cは、前記アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることで、前記アクチュエータ本体10A、10Bに電圧を間欠的に印加する。
(8) The
これにより、給電部20、20Cにより、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとすると、アクチュエータ本体10A、10Bの第一電極11から第二電極12に向けて発生する表面プラズマにより、流体が誘導される。これに対し、給電部20、20Cにより、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をOFFとすると、表面プラズマは発生せず、流体の誘導も行われない。これにより、給電部20、20Cにより、アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えると、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに微少な乱流遷移が生じる。これにより、対象物4の外表面4fに沿う表面流れFfに剥離が生じるのを抑えることができる。
As a result, when the voltage application to the
(9)第9の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(8)のプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記給電部20Cは、前記アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をONとする時間TONの長さと前記アクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加をOFFとする時間TOFFの長さとの比を変動させる。
(9) The
これにより、給電部20Cでアクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることによる、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに生じる乱流遷移を、より不規則なものとすることができる。これにより、対象物4の外表面4fに沿う表面流れFfに剥離が生じるのを、より有効に抑えることができる。
As a result, the turbulent flow transition that occurs in the fluid flow F from the
(10)第10の態様に係るプラズマアクチュエータ1A、1Bは、(8)又は(9)のプラズマアクチュエータ1A、1Bであって、前記給電部20Cは、前記アクチュエータ本体10A、10Bに印加する電圧値を変動させる。
(10) The
これにより、給電部20Cでアクチュエータ本体10A、10Bへの電圧印加のON/OFFを交互に切り替えることによる、第一電極11から第二電極12に向かう流体の流れFに生じる乱流遷移を、より不規則なものとすることができる。これにより、対象物4の外表面4fに沿う表面流れFfに剥離が生じるのを、より有効に抑えることができる。
As a result, the turbulent flow transition that occurs in the fluid flow F from the
1A、1B…プラズマアクチュエータ
2…計測部材
3…ダクト
3f…内周面
4…計測部材本体(対象物)
4f…外表面
4s…前縁
10A、10B…アクチュエータ本体
11…第一電極
12、12A、12B…第二電極
13…誘電体
20、20C…給電部
21…電源
22…給電制御部
Cf…給電サイクル
Dc…周方向
Dr…径方向
a…軸線
P…ピッチ
1A, 1B ...
4f ... Outer surface 4s ... Leading
Claims (10)
前記対象物の外表面に沿って設けられたアクチュエータ本体と、
前記アクチュエータ本体に交流電圧を印加する給電部と、を備え、
前記アクチュエータ本体は、
第一電極と、
前記第一電極に対して前記軸線を中心とした径方向内側に設けられた第二電極と、
前記第一電極と前記第二電極との間に設けられた誘電体と、を備える
プラズマアクチュエータ。 A plasma actuator provided on an object extending along an axis that intersects the flow of fluid.
An actuator body provided along the outer surface of the object and
A power feeding unit that applies an AC voltage to the actuator body is provided.
The actuator body is
With the first electrode
A second electrode provided radially inside the axis with respect to the first electrode, and
A plasma actuator comprising a dielectric provided between the first electrode and the second electrode.
前記対象物の外表面のうち、前記流体の剥離渦が発生する位置よりも前記流体の流れの上流側で、且つ、前記流体の流れの最も上流側の位置を基準として前記軸線周りの周方向の両側にそれぞれ配置されている請求項1に記載のプラズマアクチュエータ。 The actuator body is
Circumferential direction around the axis with reference to the position on the outer surface of the object, which is upstream of the flow of the fluid and the most upstream side of the flow of the fluid, from the position where the separation vortex of the fluid is generated. The plasma actuator according to claim 1, which is arranged on both sides of the above.
請求項1から3の何れか一項に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to any one of claims 1 to 3, wherein the second electrode is arranged so as to extend on both sides in the circumferential direction around the axis with respect to the first electrode.
請求項1から4の何れか一項に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to any one of claims 1 to 4, wherein the actuator main body extends linearly in a direction along the axis.
請求項1から4の何れか一項に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to any one of claims 1 to 4, wherein the actuator main body spirally extends around the axis.
請求項1から6の何れか一項に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to any one of claims 1 to 6, wherein the object is a columnar column extending linearly along the axis.
請求項1から7の何れか一項に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to any one of claims 1 to 7, wherein the power feeding unit intermittently applies a voltage to the actuator body by alternately switching ON / OFF of voltage application to the actuator body.
請求項8に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to claim 8, wherein the power feeding unit varies the ratio between the length of time for turning on the voltage application to the actuator body and the length of time for turning off the voltage application to the actuator body.
請求項8又は9に記載のプラズマアクチュエータ。 The plasma actuator according to claim 8 or 9, wherein the feeding unit fluctuates a voltage value applied to the actuator body.
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JP2020044049A JP2021144901A (en) | 2020-03-13 | 2020-03-13 | Plasma actuator |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2023033188A1 (en) | 2021-09-06 | 2023-03-09 | 味の素株式会社 | Method for manufacturing cheese analog using enzyme |
-
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- 2020-03-13 JP JP2020044049A patent/JP2021144901A/en not_active Withdrawn
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