JP2021140036A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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允孝 齋藤
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Abstract

【課題】大型化を抑制しつつ、ゴースト像の発生を低減することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供する。
【解決手段】ヘッドアップディスプレイ装置は、中間スクリーン4と、枠体6と、画像表示装置とを備え、中間像をスクリーンの一面に投射してスクリーンの他面側に虚像を表示する。中間スクリーン4は、中間スクリーン4の回転の軸CLを中心とした円の円周方向における位置によって軸CL方向における位置が異なる部分を有している。そして、枠体6の内部における画像表示装置からの光路に対向する面65に、光路の出射側への光の反射を抑制する反射抑制部9が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、ヘッドアップディスプレイ装置に関する。
画像を、ハーフミラーからなるスクリーン(コンバイナ)の後面に投射してスクリーンの前方の所定距離に虚像として表示するヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)装置が知られている。自動車に搭載されたヘッドアップディスプレイ装置は、従来はインストルメントパネル(インパネ)に表示していた速度や走行距離等の情報を、フロントウインドウ(フロントガラス)の前方にも表示する。
さらに近年では、フロントウインドウをスクリーンとして広範囲に虚像が表示される。このようなヘッドアップディスプレイ装置は、運転者の視線移動を減らしてより安全な運転を支援する。例えば、図2に示すような虚像を表示する拡張現実(AR:Augmented Reality)ヘッドアップディスプレイ装置が開発されている。この場合、搭載したカメラと連携して、前方の歩行者や対向車等に例えば赤色の図形(Ivn)等が重ね合わされてマーキングされる。また、カーナビゲーションシステムと連携して、進路を示す矢印(Ivm,Ivf)等が道路上に表示されたり目的地までの距離が表示されたりする。
一般に、ヘッドアップディスプレイ装置は、光源を備える画像投射機から反射鏡やレンズ等の光学素子を経由して、画像をスクリーンに所定の寸法および入射角で投射する。そして、画像投射機や拡散スクリーン(中間スクリーン)からスクリーンまでの光路長によって、虚像の奥行方向における位置(観察者の目からの距離(虚像距離:VID))が決定される。
自動車用のARヘッドアップディスプレイ装置においては、前記したような進路を示す矢印は、運転手の視線上にある路面等に合わせて長い虚像距離で表示されることが好ましい。一方、アラートは、手前すなわち短い虚像距離で表示されることが好ましい。
光路方向に沿った軸で高速回転するディスク(基板)上に中間スクリーンを設けて、中間スクリーンの回転の軸方向における位置が周上で変化するように構成した装置が開示されている(特許文献1参照)。この装置では、ディスクの径に沿った段差壁を挟んだ高低(軸方向における位置)差のある複数の面やディスクの周に沿って傾斜した螺旋面に、中間スクリーンが形成されている。中間スクリーンにおける、中間像の1フレーム(1コマ)が投影される領域の高さが所定範囲内で繰り返し高速で変化することにより、見かけ上、虚像距離の異なる複数の虚像を同時に表示することができる。
国際公開第2019/070080号
特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置は、風防としてディスク(基板)を収容して共に回転する枠体(カバー)を備えている。これにより、1周する螺旋面または螺旋階段状の面を有するディスクが高速回転することによって発生する振動や風切音等の騒音を抑制することができる。
しかしながら、特許文献1に記載のヘッドアップディスプレイ装置では、光が枠体の内部における光路に沿った面で反射し、この反射光に基づくゴースト像の発生によって、画像劣化を招くおそれがあった。これに対して、光が枠体の内面に当たって反射しないように枠体の壁を光路から遠く離して配置することが考えられる。しかし、この場合には、拡散機能を有する中間スクリーンが使用されていることから、枠体、ひいては装置が大型化してしまう。
本発明は、前記した事情に鑑みてなされたものであり、大型化を抑制しつつ、ゴースト像の発生を低減することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供することを課題とする。
本発明の上記課題は、下記の手段によって解決される。
(1)回転する中間スクリーンと、前記中間スクリーンを収容する枠体と、前記中間スクリーンに中間像を結像するための光を投影する画像投影手段と、を備え、前記中間スクリーンは、前記中間スクリーンの回転の軸を中心とした円の円周方向における位置によって前記軸方向における位置が異なる部分を有し、前記枠体の内部における前記画像投影手段からの光路に対向する面に、前記光路の出射側への光の反射を抑制する反射抑制部が設けられており、前記中間像をスクリーンの一面に投射して前記スクリーンの他面側に虚像を表示する、ヘッドアップディスプレイ装置。
(2)前記反射抑制部は、前記枠体の内部における前記光路に対向する面に、表面反射防止塗料が塗られて構成されている、前記(1)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(3)前記反射抑制部は、黒色系の樹脂材料から構成されている、前記(1)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(4)前記反射抑制部は、鋸歯形状の断面を有している、前記(1)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(5)前記鋸歯形状は、前記光路側へ突出する頂点を有する複数の鋭角三角形状を有し、前記鋭角三角形状は、前記頂点に接続しており前記光路の入射側に位置する第1の辺と、前記頂点に接続しており前記光路の出射側に位置する第2の辺と、を有し、前記第1の辺は前記第2の辺よりも短い、前記(4)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(6)前記反射抑制部は、前記光路の出射側にいくほど前記光路に近づく表面形状を有している、前記(1)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(7)前記枠体は、前記軸の径方向外側に配置された内枠と、前記内枠の径方向外側に配置された外枠と、を有し、前記中間スクリーンが設けられた基板が、前記内枠と前記外枠との間に配置されていると共に、前記内枠および前記外枠の一方または両方に保持されており、前記反射抑制部は、前記内枠の外周面と、前記外枠の内周面とに設けられている、前記(1)から(6)のいずれか一つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(8)前記枠体は、前記内枠および前記外枠の前記光路の入射側に配置された第1の端板と、前記内枠および前記外枠の前記光路の出射側に配置された第2の端板と、を有し、前記第1の端板または前記第2の端板を回転駆動させるモータを備え、前記モータの少なくとも一部が前記内枠の内部に配置されている、前記(7)に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(9)前記画像投影手段は、DLP(登録商標)方式である、前記(1)から(8)のいずれか一つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(10)前記中間像を反射させて前記スクリーンの一面に拡大して投射する拡大光学系を備え、前記拡大光学系は、2枚のミラーを含む、前記(1)から(9)のいずれか一つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
(11)前記画像投影手段から前記中間スクリーンへの前記光路上に配置された投影光学系を備え、前記投影光学系は、前記画像投影手段から投影された光を前記中間スクリーンへ向けて反射させる折り返しミラーを含む、前記(1)から(10)のいずれか一つに記載のヘッドアップディスプレイ装置。
本発明によれば、装置の大型化を抑制しつつ、ゴースト像の発生を低減することができるヘッドアップディスプレイ装置を提供できる。
本発明の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の概略図である。 運転者の視野内における、フロントウインドウ越しの実景とヘッドアップディスプレイ装置が表示した虚像との一例を示す図である。 本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における中間スクリーンが設けられた基板を示す外観図である。 本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における中間スクリーンの構成を説明する模式図である。 本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における中間スクリーンが設けられた基板の周辺を示す拡大断面図である。 変形例に係る反射抑制部の周辺を示す拡大断面図である。 変形例に係る反射抑制部の周辺を示す拡大断面図である。 変形例に係る反射抑制部の周辺を示す拡大断面図である。 他の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における中間スクリーンの構成を説明する模式図である。 他の実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置における基板の回転駆動構造を説明する拡大断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各図において、共通する構成要素や同種の構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を適宜省略する。また、部材のサイズおよび形状は、説明の便宜のため、変形または誇張して模式的に表す場合がある。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10の概略図であり、自動車に搭載された状態の側方から見た構成図である。図2は、運転者Oの視野内における、フロントウインドウ(スクリーン)S越しの実景とヘッドアップディスプレイ装置が表示した虚像との一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10は、自動車のフロントウインドウSをスクリーンとする自動車用ARヘッドアップディスプレイ装置である。ヘッドアップディスプレイ装置10は、運転者(観察者)O(図中、目のみを示す)に対してフロントウインドウSの前方に虚像Ivを表示する。
ヘッドアップディスプレイ装置10は、自動車のインストルメントパネル(図示せず)に収容され、矢印で表すように、インストルメントパネルの天板に形成された窓(図示せず)からフロントウインドウSの車内側の面に画像を投射する。フロントウインドウSは、光を透過しかつ反射するハーフミラーとして機能し、一般に、反射面(車内側の面)が凹面である。
ヘッドアップディスプレイ装置10は、中間スクリーン4(図5参照)、枠体6、画像表示装置(画像投影手段)2、投影光学系3、拡大光学系8、モータ7、およびこれらを収容するケーシング(図示せず)を備えている。
中間スクリーン4は、基板5(図5参照)の一表面上に設けられている。中間スクリーン4は、基板5と共に回転する。基板5は透明である。枠体6は、中間スクリーン4および基板5を収容する。画像表示装置2は、中間スクリーン4に中間像を結像するための光を投影する。投影光学系3は、画像表示装置2から中間スクリーン4への光路上に配置されている。拡大光学系8は、中間像を反射させてフロントウインドウSの一面に拡大して投射する。モータ7は、中間スクリーン4および基板5の回転駆動源である。ヘッドアップディスプレイ装置10は、虚像距離が異なるn通り(n≧2)の虚像を同時に表示し、本実施形態では、虚像距離の短い順から、Ivc,Ivn,Ivm,Ivfの4通りの虚像を表示する(n=4)。虚像距離は、観察者の目から虚像までの距離である。
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置10は、虚像Ivc,Ivn,Ivm,Ivf(適宜、まとめて虚像Iv)を、虚像視野E内に表示可能である。虚像視野Eの形状は特に規定されないが、V(鉛直)方向に対してH(水平)方向に長いことが好ましく、図2ではH方向に細長い長方形で表す。
至近距離の虚像Ivcは、見かけ上、フロントウインドウSに表示され、例えば虚像距離が4mである。虚像Ivcは、インストルメントパネルに一般的に表示される情報や走行中に常時表示される情報等であり、例えば、走行速度、燃料残量警告灯(エンプティマーク)、カーナビゲーションシステム使用時においては目的地までの距離である。虚像Ivn,Ivm,Ivfは、カーナビゲーションシステム等と連携して、状況に応じて実景に重ね合わせるように表示され、例えばそれぞれの虚像距離が、7m、15m、24mである。近距離の虚像Ivnは、例えば、車体前方側の近傍に接近した歩行者や対向車等に重ねて表示される図形や記号である。中距離の虚像Ivmは、例えば、前方の路面に重ねて表示された右折車線への車線変更を指示する矢印である。遠距離の虚像Ivfは、例えば、前方の右折予定の交差点上に表示された矢印である。
図1に示すように、画像表示装置2は、表示する画像を外部信号に基づいて形成する画像形成モジュールを備えている。ただし、画像形成モジュールは、画像表示装置2とは別体に配置されていて、ケーブル等で接続されてもよい。
画像表示装置2は、光源、空間光変調器等を備えており、中間スクリーン4の投影領域e(図4参照)に二次元の中間像を結像するための光を投影する。画像表示装置2は、同時に表示する虚像距離の異なる2以上の虚像を形成する各中間像を1フレーム内で切り換えて投影するために、応答速度が高速であることが好ましい。なお、フレームレートは、30fps以上が好ましく、60fps以上がさらに好ましい。また、時分割方式でフルカラー表示する場合には、各中間像の表示期間をさらに3分割して色毎に切り替えて表示する。したがって、画像表示装置2の応答速度は、フレームレートの3n倍以上とし、さらにその2倍のフレームレートの6n倍以上であることが好ましい。
画像表示装置2は、ここではDLP(登録商標)方式である。DLP(登録商標)方式は、応答速度が高速であるため好適である。DLP(登録商標)方式の画像表示装置2は、LED光源またはレーザー光源、およびMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)で駆動する微小ミラーを二次元配列したDMD(Digital Micromirror Device)で構成されている。ただし、画像表示装置2は、DLP(登録商標)方式に限定されるものではなく、例えば、MEMSミラーにより中間スクリーン4上に縦横にレーザー光を走査して中間像を描画するレーザー走査方式であってもよい。
図3は、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10における中間スクリーン4が設けられた基板5を示す外観図である。図4は、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10における中間スクリーン4の構成を説明する模式図であり、図3の軸CL(+z側)方向から見た図である。
図3に示すように、本実施形態では、中間スクリーン4は、透過型の拡散板、例えばマイクロレンズアレイであり、一面側から入射した光を所望の配向角に拡散させて他面側へ出射する。このような中間スクリーン4は、ガラスや樹脂等の透明な材料で形成される。また、ヘッドアップディスプレイ装置10においては、中間スクリーン4は、光を透過する基板5の一面に設けられている。基板5は、中間スクリーン4と同様に透明な材料からなり、光を直進させて透過する。中間スクリーン4と基板5とを一体に成形してもよく、または基板5の一面を凹凸に加工して中間スクリーン4を形成してもよい。あるいは、基板5にシート状の中間スクリーン4を貼り付けてもよい。
中間スクリーン4が設けられた基板5は、フレームレートと同じ回転速度[r/s]で一方向に連続回転する。本明細書および図面においては、中間スクリーン4の回転の軸、すなわち基板5の回転の軸CL(図5参照、以下同様)を円筒座標系のz軸(円筒軸)とし、z軸を中心とする円の任意の径方向(z軸と直交する直線方向)をr方向(射線)、周方向をθ方向と称する。また、別途記載のない限り、図3における上(+z側)を上とし、平面視とは+z側から見ることを指す。さらに、基板5および中間スクリーン4等に関して、z軸を法線とする平面を単に平面と称する。なお、光の入射側を+z(上)側とし、すなわち−z方向に光が進行する。この場合(例えば図3)の上下は、説明の都合上設定されたものであり、図1や図5における上下とは逆になっている。さらに、中間スクリーン4および基板5の回転の軸CLの向きは、例えば車載状態において適宜変更して設定され得る。
中間スクリーン4は、平面視でz軸を中心とする円環形状である。また、中間スクリーン4は、高さ(z方向における位置)がθ方向に連続的に変化する傾斜面(螺旋面)を備えている。このため、基板5は、傾斜面の低い側の端と高い側の端との間に、r方向の直線状の境界に沿う垂直な段差壁53を有している。なお、段差壁53は省略されてもよい。また、中間スクリーン4は、一部にz軸を法線とする平面を有していてもよく、例えば傾斜面の最も高い側に平面を有していてもよい。
図4に示すように、中間スクリーン4は、平面視で、中間像の投影領域eを内包するように構成される。投影領域eの形状および寸法は、ここでは、虚像視野Eとほぼ同等のアスペクト比の長方形に設定されている。便宜上、中間スクリーン4に対して中間像が動くような図としているが、実際のヘッドアップディスプレイ装置10においては、画像表示装置2から投影される中間像の投影領域eの平面視における位置が固定されていて、中間スクリーン4が−θ方向に連続回転していることにより、中間スクリーン4上を投影領域eが+θ方向に周回移動している。ここでは、中間スクリーン4におけるθ方向にシフトした4つの領域で結像した中間像が、4段階の虚像距離の虚像Ivc,Ivn,Ivm,Ivfを形成するように構成される。
虚像距離は、中間像からフロントウインドウSまでの光路長が長いほど長くなる。したがって、中間スクリーン4が光の入射側寄りに配置されるほど、すなわちz方向における位置(高さ)が+z(上)になるほど、虚像距離が長くなる。中間スクリーン4は、中間スクリーン4が設けられた基板5の回転によって中間像の光路上の位置が周期的に変化する可変領域とするために、θ方向における位置によって高さが異なるように構成される。
中間スクリーン4のこのような構成により、中間スクリーン4が設けられた基板5が1回転する間に、虚像視野Eには、虚像Ivc,Ivn,Ivm,Ivfが1つずつ連続して表示され、これらが見かけ上同時に表示される。
図1に示すように、投影光学系3は、画像表示装置2が出射した光が中間スクリーン4に中間像を結像するように好適に投影されるために、必要に応じて設けられる光学素子である。本実施形態では、投影光学系3は、画像表示装置2から投影された光を中間スクリーン4へ向けて反射させる折り返しミラー31を含んでいる。折り返しミラー31は、平面鏡であってもよく、曲面鏡であってもよい。なお、投影光学系3は、例えば、中間スクリーン4の投影領域eへの入射光の光径や光強度、拡がり等を調整するフィールドレンズや、焦点可変光学系を含んでいてもよい。
拡大光学系8は、中間スクリーン4に結像した中間像を、所定の寸法に拡大して、フロントウインドウSの車内側の面に所定の入射角で投射する。本実施形態では、拡大光学系8は、2枚のミラー81,82を含んでいる。ミラー81,82は、虚像Ivが虚像視野E全体に、かつそれぞれの所定の虚像距離に表示可能となるような面形状に形成され、さらに向きおよび配置が設定される。さらに必要に応じて、拡大光学系8は、別のミラーやレンズ等の光学素子を備えていてもよい。
図5は、本実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置10における中間スクリーン4が設けられた基板5の周辺を示す拡大断面図である。
図5に示すように、枠体(カバー)6は、中間スクリーン4および基板5を収容する。これにより、中間スクリーン4が設けられた基板5の高速回転による振動や風切音等の騒音を軽減することができる。枠体6は、少なくとも平面視で中間スクリーン4と重複する部分が透明な材料で形成されており、中間スクリーン4が設けられた基板5と共に回転する。また、枠体6の外形形状は、中間スクリーン4および基板5の回転の軸CLを中心軸とする回転体であり、基板5に対して大き過ぎないことが好ましく、例えば扁平な円柱形状とすることができる。
本実施形態では、枠体6は、内枠61、外枠62、第1の端板63、および第2の端板64を有している。内枠61は、中間スクリーン4および基板5の回転の軸CLの径方向外側に配置されており、円筒状を呈している。外枠62は、内枠61の径方向外側に配置されており、円筒状を呈している。第1の端板63は、内枠61および外枠62の光路の入射側に配置されており、内枠61および外枠62の光路の入射側の端面に固着されている。第2の端板64は、内枠61および外枠62の光路の出射側に配置されており、内枠61および外枠62の光路の出射側の端面に固着されている。第1の端板63および第2の端板64は、透明な材料で形成されている。
中間スクリーン4が設けられた基板5は、内枠61と外枠62との間に配置されている。本実施形態では、基板5は、内枠61および外枠62の両方に保持されている。具体的には、基板5の内周面51が内枠61の外周面611に固着されており、基板5の外周面52が外枠62の内周面621に固着されている。なお、基板5は、内枠61および外枠62の一方に保持されていてもよい。また、基板5は、内枠61および外枠62の一方または両方と、同じ材料で一体成形されてもよい。
モータ7は、中間スクリーン4が設けられた基板5を、回転速度[r/s]をフレームレートとして一方向に連続回転させる。モータ7の出力軸71に取付用板72が固定されており、取付用板72は、ねじ締結等によって第2の端板64に固着されている。そして、モータ7の出力軸71側の一部が内枠61の内部に配置されている。つまり、モータ7の一部が内枠61の径方向内側に形成された空間に配置されている。なお、モータ7の出力軸71に固定された取付用板72は、第1の端板63に固着されていてもよい。
枠体6の内部における光路に対向する面65には、光路の出射側への光の反射を抑制する反射抑制部9が設けられている。反射抑制部9が設けられた面65は、言い換えれば、枠体6の内部における光路が通過する部屋の内面のうちの、光路に沿った面、すなわち光路の側方に位置する面である。なお、反射抑制部9は、面65の全面に設けられていなくてもよく、レイアウト上から光が当たりやすい部分にのみ設けられていてもよい。
反射抑制部9は、ここでは、面65に表面反射防止塗料が塗られて構成されている。光沢がある面は光を反射しやすい。表面反射防止塗料は、面の光沢をなくしてマットな状態にする塗料である。表面反射防止塗料として、例えばキヤノン化成(株)製CS−37が使用され得る。
次に、ヘッドアップディスプレイ装置10による虚像表示方法について説明する。
画像表示装置2は、1フレームを均等にN分割した単位期間δ(図4参照)毎に中間像の画像パターンを切り換えて投影し、併せて、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光源を順番に切り替えて1色ずつパルス照射する。本明細書では、この単位期間δ毎の動作をステップと称する。したがって、投影領域eが中間スクリーン4を+θ方向に2π/N(=δ)移動する毎に中間像が投影される。ここでは一例として、N=48として、δ=π/24(=7.5°)移動する毎に中間像が投影され、1フレームあたり48通りの中間像のパターンを投影することができる。そこで、画像表示装置2は、1〜48ステップをn期間すなわち4つの期間に分割して、虚像Ivc,Ivn,Ivm,Ivfのそれぞれのパターンを投影する。さらに、画像表示装置2は、1ステップ毎に光源の色を切り替えて、色別のパターンを投影する。
前記したように本実施形態のヘッドアップディスプレイ装置10は、中間スクリーン4と、枠体6と、画像表示装置2とを備え、中間像をフロントウインドウSの一面に投射してフロントウインドウSの他面側に虚像を表示する。中間スクリーン4は、中間スクリーン4の回転の軸CLを中心とした円の円周方向における位置によって軸CL方向における位置が異なる部分を有している。そして、枠体6の内部における画像表示装置2からの光路に対向する面65に、光路の出射側への光の反射を抑制する反射抑制部9が設けられている。
このような本実施形態によれば、光が枠体6の内部における光路に対向する面65に当たる場合でも、この面65に設けられた反射抑制部9によって、光路の出射側への光の反射が抑制される。したがって、光路の出射側への光の反射に基づくゴースト像の発生が低減される。また、枠体6の壁を光路から遠く離して配置する必要がないため、枠体6、ひいてはヘッドアップディスプレイ装置10の大型化が抑制される。
また、本実施形態では、反射抑制部9は、枠体6の内部における光路に対向する面65に、表面反射防止塗料が塗られて構成されている。この構成では、枠体6の内部における光路に対向する面65が、表面反射防止塗料によって光沢をなくしてマットな状態となり、光の反射を抑制することができる。
なお、反射抑制部9は、前記した構成に限定されるものではなく、例えば以下のような変形例が挙げられる。
例えば、反射抑制部9は、黒色系の樹脂材料から構成されていてもよい。この構成では、反射抑制部9が黒色系の樹脂材料から構成されているため、光が反射抑制部9に吸収されることで光の反射を抑制することができる。この場合、枠体6の内部における光路に対向する面65が黒色系の樹脂材料から構成された部材で覆われていてもよいし、面65を有する壁自体(すなわち内枠61および外枠62)が黒色系の樹脂材料から構成されていてもよい。
図6は、変形例に係る反射抑制部9aの周辺を示す拡大断面図である。
図6に示すように、反射抑制部9aは、鋸歯形状の断面を有している。図6に示す鋸歯形状は、例えば複数の二等辺三角形(正三角形を含む)を有している。この構成では、反射抑制部9aが鋸歯形状の断面を有しているため、図6中矢印で示すように、光路の入射側からくる光を光路の入射側へより反射させることができ、これにより、光路の出射側への光の反射が抑制される。
図7は、変形例に係る反射抑制部9bの周辺を示す拡大断面図である。
図7に示すように、反射抑制部9bは、光路側へ突出する頂点93を有する複数の鋭角三角形状90を有している。この鋭角三角形状90は、頂点93に接続しており光路の入射側に位置する第1の辺91と、頂点93に接続しており光路の出射側に位置する第2の辺92とを有している。そして、第1の辺91は第2の辺92よりも短い。さらには、第1の辺91と軸CLに直交する平面Pとの間の角度α(鋭角)が0度以上30度未満、第2の辺92と平面Pとの間の角度β(鋭角)が30度以上80度以下であることが好ましい。この構成では、図7中矢印で示すように、光を光路の入射側へより一層反射させることができ、これにより、光路の出射側への光の反射が抑制される。
図8は、変形例に係る反射抑制部9cの周辺を示す拡大断面図である。
図8に示すように、反射抑制部9cは、光路の出射側にいくほど光路に近づく表面形状を有している。図8に示す断面において、反射抑制部9cの表面形状は凹状の曲線を呈しているが、直線を呈していてもよい。この構成では、図8中矢印で示すように、反射抑制部9cの表面で反射した光を光路の入射側へより反射させることができ、これにより、光路の出射側への光の反射が抑制される。
また、図5に示すように、本実施形態では、枠体6は、中間スクリーン4および基板5の回転の軸CLの径方向外側に配置された内枠61と、内枠61の径方向外側に配置された外枠62とを有している。基板5は、内枠61と外枠62との間に配置されていると共に、内枠61および外枠62の一方または両方に保持されている。そして、反射抑制部9は、内枠61の外周面611と、外枠62の内周面621とに設けられている。この構成では、基板5を内枠61と外枠62との間に配置して確実に保持しつつ、光が内枠61の外周面611や外枠62の内周面621に当たる場合でも、反射抑制部9によって光路の出射側への光の反射が抑制される。
また、本実施形態では、枠体6は、内枠61および外枠62の光路の入射側に配置された第1の端板63と、内枠61および外枠62の光路の出射側に配置された第2の端板64とを有している。そして、ヘッドアップディスプレイ装置10は、第1の端板63または第2の端板64を回転駆動させるモータ7を備えており、モータ7の少なくとも一部が内枠61の内部に配置されている。この構成では、モータ7によって第1の端板63または第2の端板64を介して基板5を回転させることができると共に、モータ7の少なくとも一部を内枠61の内部に収容してコンパクトな構成とすることができる。
また、図1に示すように、本実施形態では、画像表示装置2は、DLP(登録商標)方式である。この構成では、応答速度が高速なため、虚像距離を高速に変化させることができる。これにより、例えば3次元投影した場合にも画像のちらつきを抑えることができる。
また、本実施形態では、ヘッドアップディスプレイ装置10は、中間像を反射させてフロントウインドウSの一面に拡大して投射する拡大光学系8を備えており、拡大光学系8は、2枚のミラー81,82を含んでいる。この構成では、拡大光学系8をコンパクト化でき、効率良く中間像を拡大することができる。
また、本実施形態では、ヘッドアップディスプレイ装置10は、画像表示装置2から中間スクリーン4への光路上に配置された投影光学系3を備えている。そして、投影光学系3は、画像表示装置2から投影された光を中間スクリーン4へ向けて反射させる折り返しミラー31を含んでいる。この構成では、画像表示装置2をその長手方向が中間スクリーン4および基板5の回転の軸CL(図5参照)に略直交する方向に沿うように配置できる。これにより、軸CLに沿う方向における装置の寸法を小さくすることで、ヘッドアップディスプレイ装置10のコンパクト化を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。また、前記した実施形態の構成の一部について、追加、削除、置換をすることができる。
前記した実施形態では、中間スクリーン4は、中間スクリーン4および基板5の回転の軸CLを中心とした円の円周方向に沿って傾斜した螺旋面に形成されているが、これに限定されるものではない。例えば、図9に示すように、中間スクリーン4aは、基板5aの径方向に沿った段差壁53aを挟んだ高低差のある複数の面にそれぞれ区画されて形成された4つの領域41,42,43,44を含んでいてもよい。
また、前記した実施形態では、中間スクリーン4が設けられた基板5は、第1の端板63または第2の端板64を介して回転させられるが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、円筒状の内枠61aがモータ7の出力軸71が固着されるボス部として使用されており、内枠61aの外周面611aに保持された基板5が内枠61aを介して回転させられてもよい。この場合、内枠61aは第1の端板63および第2の端板64に固着されておらず離間している。モータ7の出力軸71は第1の端板63および第2の端板64に固着されている。また、基板5の外周面52aは、外枠62の内周面621に対して固着されておらず離間していてもよい。
2 画像表示装置(画像投影手段)
3 投影光学系
31 折り返しミラー
4,4a 中間スクリーン
5,5a 基板
6 枠体
61,61a 内枠
62 外枠
63 第1の端板
64 第2の端板
611,611a 外周面
621 内周面
65 面
7 モータ
8 拡大光学系
81 ミラー
82 ミラー
9,9a,9b,9c 反射抑制部
90 鋭角三角形状
91 第1の辺
92 第2の辺
93 頂点
10 ヘッドアップディスプレイ装置
CL 軸
Iv,Ivc,Ivn,Ivm,Ivf 虚像
S フロントウインドウ(スクリーン)

Claims (11)

  1. 回転する中間スクリーンと、
    前記中間スクリーンを収容する枠体と、
    前記中間スクリーンに中間像を結像するための光を投影する画像投影手段と、を備え、
    前記中間スクリーンは、前記中間スクリーンの回転の軸を中心とした円の円周方向における位置によって前記軸方向における位置が異なる部分を有し、
    前記枠体の内部における前記画像投影手段からの光路に対向する面に、前記光路の出射側への光の反射を抑制する反射抑制部が設けられており、
    前記中間像をスクリーンの一面に投射して前記スクリーンの他面側に虚像を表示する、ヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記反射抑制部は、前記枠体の内部における前記光路に対向する面に、表面反射防止塗料が塗られて構成されている、請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記反射抑制部は、黒色系の樹脂材料から構成されている、請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記反射抑制部は、鋸歯形状の断面を有している、請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記鋸歯形状は、前記光路側へ突出する頂点を有する複数の鋭角三角形状を有し、
    前記鋭角三角形状は、前記頂点に接続しており前記光路の入射側に位置する第1の辺と、前記頂点に接続しており前記光路の出射側に位置する第2の辺と、を有し、
    前記第1の辺は前記第2の辺よりも短い、請求項4に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記反射抑制部は、前記光路の出射側にいくほど前記光路に近づく表面形状を有している、請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7. 前記枠体は、前記軸の径方向外側に配置された内枠と、前記内枠の径方向外側に配置された外枠と、を有し、
    前記中間スクリーンが設けられた基板が、前記内枠と前記外枠との間に配置されていると共に、前記内枠および前記外枠の一方または両方に保持されており、
    前記反射抑制部は、前記内枠の外周面と、前記外枠の内周面とに設けられている、請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  8. 前記枠体は、前記内枠および前記外枠の前記光路の入射側に配置された第1の端板と、前記内枠および前記外枠の前記光路の出射側に配置された第2の端板と、を有し、
    前記第1の端板または前記第2の端板を回転駆動させるモータを備え、
    前記モータの少なくとも一部が前記内枠の内部に配置されている、請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  9. 前記画像投影手段は、DLP(登録商標)方式である、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  10. 前記中間像を反射させて前記スクリーンの一面に拡大して投射する拡大光学系を備え、
    前記拡大光学系は、2枚のミラーを含む、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  11. 前記画像投影手段から前記中間スクリーンへの前記光路上に配置された投影光学系を備え、
    前記投影光学系は、前記画像投影手段から投影された光を前記中間スクリーンへ向けて反射させる折り返しミラーを含む、請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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