JP2021127876A - 加湿機能付き熱交換形換気装置 - Google Patents

加湿機能付き熱交換形換気装置 Download PDF

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Abstract

【課題】熱交換形換気装置からの給気が停止しても加湿を継続することが可能な加湿機能付き熱交換形換気装置を提供することを目的とする。【解決手段】加湿機能付き熱交換形換気装置4は、屋内2の空気RAを屋外3に排出するための排気風路を流通する排気流15と、屋外3の空気OAを屋内2へ給気するための給気風路を流通する給気流16との間で熱交換する熱交換形換気装置5と、熱交換後の給気流16に対して加湿する加湿装置6と、屋内2の空気RAを加湿装置6に搬送可能に構成された送風装置7と、加湿装置6の運転制御及び送風装置7の運転動作を制御する制御部を備える。そして、制御部は、熱交換形換気装置5からの給気が停止した場合に、加湿装置6に対して送風装置7から搬送される屋内2の空気RAを流通させるように制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、居住空間などに用いられる加湿機能付き熱交換形換気装置に関するものである。
従来、冷房あるいは暖房の効果低減を抑制しつつ換気を行うことが可能な装置として、換気の際に給気流と排気流との間で熱交換を行う熱交換形換気装置が知られている。
こうした熱交換形換気装置は、顕熱に加えて潜熱も交換する機能が備わっているため、屋内の保湿効果も得ることができるが、それだけで屋外絶対湿度の低い冬季における屋内相対湿度の低下を防ぐことは困難である。そこで、熱交換形換気装置として、給気風路の下流側に加湿装置を設けた構成とした加湿機能付き熱交換形換気装置が開発されている(例えば、特許文献1)。この構成により、屋内に加湿された空気を供給することができ、冬季における屋内相対湿度の低下を抑制することができる。
特開2015−143595号公報
しかしながら、従来の加湿機能付き熱交換形換気装置では、熱交換形換気装置において熱交換された給気流がそのまま加湿装置に導入される構成となっているため、熱交換形換気装置からの給気が停止して給気流が導入されなくなった場合に加湿を継続することができなかった。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換形換気装置からの給気流の流通が停止しても加湿を継続することが可能な加湿機能付き熱交換形換気装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置は、屋内の空気を屋外に排出するための排気風路を流通する排気流と、屋外の空気を屋内へ給気するための給気風路を流通する給気流との間で熱交換する熱交換形換気装置と、熱交換後の給気流に対して加湿する加湿装置と、屋内の空気を加湿装置に搬送可能に構成された送風装置と、加湿装置の運転動作及び送風装置の運転動作を制御する制御部とを備える。そして、制御部は、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が停止した場合に、加湿装置に対して送風装置から搬送される屋内の空気を流通させるように制御することを特徴とする。
本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置によれば、熱交換形換気装置からの給気流の流通が停止しても加湿を継続することが可能な加湿機能付き熱交換形換気装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置の家屋への設置例を示す概略図である。 図2は、同加湿機能付き熱交換形換気装置の機器構成を表す概略図である。 図3は、同加湿機能付き熱交換形換気装置における制御部の構成を表すブロック図である。 図4は、同加湿機能付き熱交換形換気装置における制御部の処理部で行う処理を表すフローチャートである。
本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置は、屋内の空気を屋外に排出するための排気風路を流通する排気流と、屋外の空気を屋内へ給気するための給気風路を流通する給気流との間で熱交換する熱交換形換気装置と、熱交換後の給気流に対して加湿する加湿装置と、屋内の空気を加湿装置に搬送可能に構成された送風装置と、加湿装置の運転動作及び送風装置の運転動作を制御する制御部とを備える。そして、制御部は、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が停止した場合に、加湿装置に対して送風装置に搬送される屋内の空気を流通させるように制御する。
こうした構成によれば、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が停止した場合でも加湿装置へ空気を供給させることができ、加湿を継続することができる。つまり、熱交換形換気装置からの給気流の流通が停止しても加湿を継続することが可能な加湿機能付き熱交換形換気装置とすることができる。
また、本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置では、制御部は、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が再開した場合に、送風装置から加湿装置への屋内の空気の搬送を停止させるように制御するように構成してもよい。
こうした構成によれば、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が再開した場合に、加湿装置に供給される空気の風量増加を抑制することができ、屋内が過剰に加湿されることを防止することができる。
また、本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置では、熱交換形換気装置の運転動作をさらに制御し、屋外の空気に関する温度情報及び屋内の空気に関する湿度情報に基づいて、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通を停止または再開させるように制御するように構成してもよい。
こうした構成によれば、屋外の空気に関する温度情報及び屋内の空気に関する湿度情報の各条件によって熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通の停止または再開がなされるので、熱交換形換気装置の結露あるいは凍結を未然に防止することができる。
また、本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置では、加湿装置によって加湿された加湿後空気の絶対湿度を記憶する記憶部をさらに備える。そして、制御部は、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が停止した場合に、記憶部に記憶された、給気流の流通が停止した時点での加湿後空気の絶対湿度を保持するように、送風装置から加湿装置へ搬送される屋内の空気に対する加湿量を制御するように構成してもよい。
こうした構成によれば、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通の停止前後で、屋内に供給される加湿後空気の絶対湿度が既定の条件に保持されるので、屋内の利用者の快適性を損なうことなく、屋内の空気に対する加湿を継続することができる。
また、本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置では、制御部は、屋内の空気に関する湿度情報に基づいて、送風装置から加湿装置に搬送される屋内の空気に対する加湿量を制御するように構成してもよい。
こうした構成によれば、熱交換形換気装置から加湿装置への給気流の流通が停止した後も、屋内の利用者にとって快適な加湿状態を維持することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4の機器構成について説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4の家屋1への設置例を示す概略図である。図2は、加湿機能付き熱交換形換気装置4の機器構成を表す概略図である。
図1に示す通り、加湿機能付き熱交換形換気装置4は、家屋1の階間または屋根裏等に設置され、熱交換形換気装置5と加湿装置6と送風装置7とを有して構成される。加湿機能付き熱交換形換気装置4は、熱交換形換気装置5において屋内2の空気(後述する排気流15)と屋外3の空気(後述する給気流16)とを熱交換しながら換気しつつ、給気流16及び送風装置7によって屋内2から搬送した空気(後述する循環流17)を加湿装置6において必要に応じて加湿し、屋内2に導入する。つまり、加湿機能付き熱交換形換気装置4は、換気を行うとともに、この換気時に、排気流15の熱を給気流16へと伝達し、不要な熱の放出を抑制している。さらに、給気流16に対して加湿を行い、屋内2における空気の湿度(屋内相対湿度)の低下を抑制している。特に、本実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4では、熱交換形換気装置5からの給気流の流通が停止した場合に、給気流16に替えて送風装置7から搬送される循環流17を流通させて加湿装置6による加湿を行うように構成されている。
ここで、排気流15は、屋内2の空気を屋外3に排出する空気の流れである。排気流15は、まず還気風路9を通じて、屋内2から熱交換形換気装置5へと搬送される。熱交換形換気装置5において給気流16と熱交換された排気流15は、排気風路10を通じて、熱交換形換気装置5から屋外3へと排出される。還気風路9は、家屋1の各室と熱交換形換気装置5とを繋げるように配置されている。排気風路10は、熱交換形換気装置5と家屋1の外壁面に設けられた排気口とを繋げるように配置されている。
給気流16は、屋外3の空気を屋内2に導入する空気の流れである。給気流16は、まず外気風路11を通じて、屋外3から熱交換形換気装置5へと搬送される。熱交換形換気装置5において排気流15と熱交換された給気流16は、中継風路12を通じて、熱交換形換気装置5から加湿装置6へと搬送される。加湿装置6において必要に応じて加湿された給気流16は、給気風路13を通じて、加湿装置6から屋内2へと導入される。外気風路11は、家屋1の外壁面に設けられた給気口と熱交換形換気装置5とを繋げるように配置されている。中継風路12は、熱交換形換気装置5と加湿装置6とを繋げるように配置されている。給気風路13は、加湿装置6と家屋1の各室とを繋げるように配置されている。
循環流17は、屋内2の空気を加湿して再び屋内2に導入する空気の流れである。循環流17は、まず送風装置7及び循環風路14を通じて、屋内2から加湿装置6へと搬送される。加湿装置6において加湿された循環流17は、給気流16に替わって、給気風路13を通じて加湿装置6から屋内2へと導入される。循環風路14は、送風装置7と加湿装置6とを繋げるように配置されている。なお、以下では、加湿後の給気流16及び加湿後の循環流17を「給気SA」または「加湿後空気」と呼ぶこともある。
次に、加湿機能付き熱交換形換気装置4の具体的な構成について説明する。
加湿機能付き熱交換形換気装置4は、図2に示す通り、熱交換形換気装置5と、加湿装置6と、送風装置7とを有して構成される。また、加湿機能付き熱交換形換気装置4は、OA温度センサ19とRA湿度センサ20とを有している。そして、熱交換形換気装置5、加湿装置6、及び送風装置7は、後述する制御部8(図3参照)によってそれぞれの運転動作が制御される構成となっている。
熱交換形換気装置5は、屋内2の空気RA(排気流15)と屋外3の空気OA(給気流16)との間で熱交換しながら換気する装置である。具体的には、熱交換形換気装置5は、図2に示す通り、還気口5a、排気口5b、外気口5c、給気口5d、熱交換素子5e、湿度センサ5f、排気ファン5g、及び給気ファン5hを備えている。
還気口5aは、屋内2の空気RA(排気流15)を還気風路9(図1参照)から熱交換形換気装置5に取り入れる取入口である。排気口5bは、排気流15を排気EAとして熱交換形換気装置5から排気風路10(図1参照)に吐き出す吐出口である。外気口5cは、給気流16を外気風路11(図1参照)から熱交換形換気装置5に取り入れる取入口である。給気口5dは、給気流16を熱交換形換気装置5から中継風路12に吐き出す吐出口である。
熱交換素子5eは、排気流15と給気流16との間で熱交換(顕熱と潜熱)を行うための部材である。熱交換素子5eは、セルロース繊維をベースとした伝熱紙(伝熱板)によって形成された全熱交換素子である。ただし、材質はこれに限定されるものではない。熱交換素子5eを構成する伝熱板としては、例えば、ポリウレタン、ポリエチレンテレフタレートをベースとした透湿樹脂膜、あるいは、セルロース繊維、セラミック繊維、ガラス繊維をベースとした紙材料等を用いることができる。また、熱交換素子5eを構成する伝熱板は、伝熱性を備えた薄いシートであって、気体が透過しない性質のものを用いることができる。この場合、熱交換素子5eは、顕熱交換素子となる。
湿度センサ5fは、還気口5aから取り入れた排気流15の湿度を検出するセンサであり、後述する制御部8の入力信号として用いられる。排気ファン5gは、排気流15を還気口5aから取り入れ、排気口5bから吐き出すための送風機である。給気ファン5hは、給気流16を外気口5cから取り入れ、給気口5dから排出するための送風機である。
また、熱交換形換気装置5の内部には、還気口5aと排気口5bとを連通する内部排気風路と、外気口5cと給気口5dとを連通する内部給気風路が構成されている。
そして、熱交換形換気装置5は、熱交換換気を行う場合には、排気ファン5g及び給気ファン5hを動作させ、熱交換素子5eにおいて内部排気風路を流通する排気流15と、内部給気風路を流通する給気流16との間で熱交換を行う。これにより、熱交換形換気装置5は、換気を行う際に、屋外3に放出する排気流15の熱を屋内2に取り入れる給気流16へと伝達し、不要な熱の放出を抑制し、屋内2に熱を回収する。この結果、冬季においては、換気を行う際に、屋外3の温度が低い空気によって屋内2の温度低下を抑制することができる。一方、夏季においては、換気を行う際に、屋外3の温度が高い空気によって屋内2の温度上昇を抑制することができる。なお、熱交換形換気装置5は後述する制御部8からの出力信号(以下、熱交出力情報)に応じて運転動作のオン/オフが制御される。
続いて、加湿装置6は、熱交換形換気装置5からの熱交換後の給気流16もしくは送風装置7からの屋内2の空気(循環流17)を必要に応じて加湿する装置である。具体的には、加湿装置6は、図2に示す通り、給気流入口6a、循環流入口6b、給気流出口6c、及び加湿器6dを備えている。
給気流入口6aは、給気流16を中継風路12から加湿装置6に取り入れる取入口である。循環流入口6bは、循環流17を循環風路14から加湿装置6に取り入れる取入口である。給気流出口6cは、加湿装置6によって加湿された空気(熱交換形換気装置5からの給気流16あるいは送風装置7からの循環流17)を給気SAとして給気風路13(図1参照)に吐き出す吐出口である。
加湿器6dは、内部に取り入れた熱交換形換気装置5からの給気流16あるいは送風装置7からの循環流17を加湿するためのユニットである。加湿器6dは、加湿モータ6eと加湿ノズル6fとを有している。加湿器6dは、加湿モータ6eを用いて加湿ノズル6fを回転させ、貯水されている水を遠心力で吸い上げて周囲(遠心方向)に飛散・衝突・破砕させ、通過する空気に水分を含ませる遠心破砕式の構成をとる。そして、加湿器6dは、後述する制御部8からの出力信号に応じて加湿モータ6eの回転数(以下、回転出力値)を変化させ、加湿能力(加湿量)を調整する。
なお、加湿器6dで空気に付加される液体は水以外でもよく、例えば、殺菌性あるいは消臭性を備えた次亜塩素酸水等の液体であってもよい。この場合には、次亜塩素酸水を給気流16に含ませて屋内2に供給することで、屋内2の殺菌あるいは消臭を行うことができる。
続いて、送風装置7は、屋内2の空気RA(循環流17)を加湿装置6に搬送可能に構成された装置である。具体的には、送風装置7は、図1及び図2に示す通り、屋内2の階間または天井裏に設置され、天井面から屋内2の空気RAを取り入れ、加湿装置6に搬送するための装置である。送風装置7は、後述する制御部8からの出力信号(以下、送風出力情報)に応じて運転動作のオン/オフが制御される。
OA温度センサ19は、図2に示す通り、屋外3に設置され、屋外3の空気OAの温度を検出するセンサである。OA温度センサ19は、検出した屋外3の空気OAに関する温度情報を後述する制御部8に出力する。
RA湿度センサ20は、図2に示す通り、屋内2に設置され、屋内2の空気RAの湿度を検出するセンサである、RA湿度センサ20は、検出した屋内2の空気RAに関する湿度情報を後述する制御部8に出力する。なお、熱交換形換気装置5の湿度センサ5fからの湿度情報は、RA湿度センサ20からの湿度情報によって代用してもよい。
次に、本実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4による加湿運転動作の際の制御について図3及び図4を参照して説明する。図3は、加湿機能付き熱交換形換気装置4における制御部8の構成を表すブロック図である。図4は、加湿機能付き熱交換形換気装置4における制御部8の処理部8bで行う処理を表すフローチャートである。
制御部8は、熱交換形換気装置5、加湿装置6、及び送風装置7の運転動作を制御する。具体的には、制御部8は、図3に示す通り、入力部8a、処理部8b、出力部8c、記憶部8d、及び計時部8eを有している。入力部8aは、屋内2に設置された操作パネル18から出力された加湿運転及び屋内2の空気RAの設定湿度(目標湿度)に関する情報と、熱交換形換気装置5の湿度センサ5fから出力された屋内2の空気RAの湿度(第一屋内湿度)に関する情報と、屋外3に設置されたOA温度センサ19から出力された屋外3の空気OAの温度(屋外温度)に関する情報と、屋内2に設置されたRA湿度センサ20から出力された屋内2の空気RAの湿度(第二屋内湿度)に関する情報とを受け付け、処理部8bに出力する。
処理部8bは、計時部8eから出力された時刻情報に基づき、一定時間間隔(例えば、5分)ごとに所定の処理を行う。具体的には、記憶部8dから出力される過去の屋内湿度、過去の加湿出力値、及び計算用パラメータと、入力部8aから出力される現在の屋内湿度(第一屋内湿度、第二屋内湿度)とを用いて、屋内湿度を目標湿度に近づけるための加湿出力の算出を行い、算出した加湿出力に基づいて、加湿装置6に対する回転出力値(加湿器6dにおける加湿モータ6eの回転数)を特定し、出力部8cに出力する。また、処理部8bは、入力部8aから出力される現在の屋外3の温度情報及び屋内2の湿度情報を用いて、熱交換形換気装置5に対する熱交出力情報(熱交換形換気装置5の運転動作のオン/オフに関する情報)及び送風装置7に対する送風出力情報(送風装置7の運転動作のオン/オフに関する情報)を特定して出力部8cに出力する。
記憶部8dは、過去の湿度情報、過去の回転出力値、及び計算用パラメータを記憶するとともに、処理部8bから出力される現在の屋内湿度情報、現在の回転出力値、現在の熱交出力情報、送風出力情報を受け付けて記憶する。記憶した各情報は、処理部8bからの要求に応じて、記憶部8dから処理部8bに出力される。
出力部8cは、処理部8bから受け付けた回転出力値を、加湿装置6(加湿器6dの加湿モータ6e)に出力する。また、出力部8cは、処理部8bから受け付けた送風出力情報を送風装置7に出力する。さらに、出力部8cは、処理部8bから受け付けた熱交出力情報を、熱交換形換気装置5に出力する。そして、熱交換形換気装置5は、出力部8cから出力された熱交出力情報に基づいて熱交換運転動作のオン/オフを実行する。加湿装置6は、出力部8cから出力された回転出力値に応じて加湿運転動作を実行する。また、送風装置7は、出力部8cから出力された送風出力情報に基づいて送風運転動作のオン/オフを実行する。
次に、加湿機能付き熱交換形換気装置4における制御部8の処理部8bで行う処理フローについて説明する。
制御部8の処理部8bは、図4に示す通り、主に4つのステップ(ステップS01〜ステップS04)で構成され、操作パネル18からの制御信号に応じて、熱交換換気を行いつつ、加湿処理を開始する。なお、加湿処理の開始時点では、送風装置7は運転動作しておらず、送風装置7は停止した状態となっている。
ステップS01は、記憶部8dに記憶された処理間隔で処理を行うためのステップである。処理部8bは、例えば、処理間隔が5分である場合、計時部8eから出力される時刻情報を受け付けながら、5分経過するまでは時刻の判定を繰り返し、5分経過したらステップS02に処理を進める。時刻の判定の際には、後段で操作パネル18の制御信号を受け付け、制御信号として終了の信号を受け付けた場合には加湿処理を終了する。なお、加湿処理が終了しても熱交換換気は継続される。
ステップS02は、加湿における回転出力値を更新するステップである。ここでは、処理部8bは、入力部8a及び記憶部8dから出力された各情報をもとに、回転出力値の更新を行い、ステップS03に処理を進める。なお、更新の際に用いる計算式としては、例えば、以下の式(1)に示す速度型PID(Proportional Integral Differential)制御式を用いることができる。
R=R+Kp*[(ΔX0−ΔX1)
+(1/Ti)*ΔX0+Td*{(ΔX0−ΔX1)−(ΔX1−ΔX2)}]
・・・式(1)
ただし、Rは回転出力値であり、Kp、Ti、TdはPIDパラメータであり、ΔX0、ΔX1、ΔX2は、それぞれ現在、1回前、2回前の「目標湿度−屋内湿度」に基づく値である。
ステップS03は、熱交換形換気装置の運転動作(熱交換形換気装置の停止または再開)を特定するためのステップである。処理部8bは、入力部8aから出力された現在の屋外3の空気OAの温度情報及び屋内2の空気RAの湿度情報をもとに、熱交換形換気装置5の運転または停止を特定する熱交出力情報を出力し、ステップS04に処理を進める。なお、熱交出力情報を特定する際に用いる条件式としては、例えば、以下の式(2)に示す論理式を用いることができる。
P=[{(t_OA−T)/|t_OA−T|+1}/2]
*[{(X−x_RA)/|X−x_RA|+1)}/2] ・・・式(2)
ただし、t_OA=T、x_RA=Xを含む場合はこの限りではなく、t_OA=Tかつx_RA>X、もしくはt_OA<Tかつx_RA=XにときはP=0、それ以外の場合はP=1とする。ここで、Pは熱交出力情報であり、P=1で運転、P=0で停止を意味する。また、T、Xは基準温度、基準湿度であり、t_OA、x_RAはそれぞれ現在の屋外温度、屋内湿度である。本実施の形態では、屋内温度−30℃未満で装置内での凍結防止のために熱交運転を停止させるので、T=−30、X=100と設定している。
ステップS04は、設定された熱交換形換気装置5の運転動作状況に応じて送風装置7の運転動作を特定するステップである。ステップS04は、図4に示す通り、主に3つの処理(ステップS04A〜ステップS04C)で構成される。以下、各ステップでの処理フローについて詳細に説明する。
ステップS04Aは、ステップS03において特定される熱交出力情報がP=1(運転)である場合に、送風装置7の運転動作を停止するステップである。具体的には、送風装置7が運転動作を停止している場合には、そのまま停止状態を維持し、送風装置7が運転動作を行っている場合には、運転動作を停止する。つまり、ステップS04Aは、送風装置7からの循環流17の搬送を停止するステップとも言える。ここでは、処理部8bは、送風出力情報として送風運転動作のオフ情報を出力する。そして、ステップS01に戻る。
ステップS04Bは、ステップS03において特定される熱交出力情報がP=0(停止)である場合に、送風装置7の運転動作を開始するステップあるいは送風装置7の運転動作を継続させるステップである。つまり、ステップS04Bは、送風装置7からの循環流17の搬送を開始または継続するステップとも言える。ここでは、処理部8bは、送風出力情報として送風運転動作のオン情報を出力する。そして、ステップS04Cに処理を進める。
ステップS04Cは、送風装置7からの循環流17に対する加湿量を特定するステップである。ここでは、処理部8bは、記憶部8dに記憶された熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通が停止した時点(あるいは停止する直前)での加湿後空気(加湿された給気流16)の絶対湿度情報をもとに、循環流17に対する加湿量(加湿装置6の回転出力値)を特定する。具体的には、記憶部8dに記憶された、給気流16の流通が停止した時点での加湿後空気の絶対湿度と現在の屋内2の空気RA(循環流17)の絶対湿度とを比較し、給気流16の流通が停止した時点での加湿後空気の絶対湿度を保持するように、循環流17に対する加湿量(加湿装置6の回転出力値)を特定し、出力部8cに出力する。そして、ステップS01のようにして、一定時間(例えば、5分)が経過した後、ステップS03に戻る。
なお、ステップS04Cの処理によって、熱交換形換気装置5からの給気流16の流通が停止した場合でも、送風装置7の運転動作により搬送される循環流17によって屋内2の空気RAを一定の速さで加湿することが可能になる。そして、本実施の形態では、熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通が停止している間、必要加湿量の特定は、屋内2から搬送される循環流17に関する湿度情報のみによって決定され、加湿装置6の回転出力値を制御することによって行われる。
以上のように、制御部8は、処理部8bにおける上述の処理を継続して行うことで、熱交換形換気装置5、加湿装置6、及び送風装置7の運転動作を制御している。
以上、実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4によれば、以下の効果を享受することができる。
(1)加湿機能付き熱交換形換気装置4では、熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通が停止した場合に、給気流に替えて送風装置7から搬送される循環流17を流通させて加湿を行うようにした。このようにすることで、装置内での結露または凍結などの防止のために熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通が停止した場合でも、送風装置7を通じて加湿装置6へ空気(循環流17)を流通させるので、加湿を継続させることができる。つまり、熱交換形換気装置5からの給気流16の流通が停止しても加湿を継続できるような加湿機能付き熱交換形換気装置4とすることができる。
(2)加湿機能付き熱交換形換気装置4では、熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16が再開されて流通した場合に、送風装置7から加湿装置6へ流通する循環流17を停止させるようにした。このようにすることで、熱交換形換気装置5の運転動作により給気流16の流通が再開した場合に、加湿装置6へ流入する空気の風量の総和が急激に増加することを抑制することができ、給気過多によって屋内2が過剰に加湿されることを防止することができる。
(3)加湿機能付き熱交換形換気装置4では、屋外3の空気OAに関する温度情報及び屋内2の空気RAに関する湿度情報を用いて熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通を停止または再開させるようにした。このようにすることで、屋外3の空気OAの温度及び屋内2の空気RAの湿度の各条件によって熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流の流通の停止または再開がなされるので、熱交換形換気装置5の結露あるいは凍結を未然に防止することができる。
(4)加湿機能付き熱交換形換気装置4では、熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通の停止前後で、屋内2に供給される加湿後空気の絶対湿度が既定の条件に保持されるようにした。このようにすることで、屋内2の利用者の快適性を損なうことなく、屋内2の空気RAに対する加湿を継続することができる。
(5)加湿機能付き熱交換形換気装置4では、屋内2の空気RAに関する湿度情報に基づいて、送風装置7から加湿装置6に搬送される屋内2の空気RAに対する加湿量を制御するようにした。このようにすることで、熱交換形換気装置5から加湿装置6への給気流16の流通が停止した後も、屋内2の利用者にとって快適な加湿状態を維持することができる。
以上、本発明に関して実施の形態をもとに説明した。これらの実施の形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4を構成する加湿装置6では、加湿器6dとして遠心破砕式の構成としたが、これに限られない。例えば、加湿器6dとして、超音波によって水粒を飛散させる超音波式の構成、加熱によって水蒸気を発生させる加熱式の構成、水に塗れたフィルタ等に空気を通過させることで水分を気化させる気化式の構成、あるいは、これらの組み合わせた構成によるものであってもよい。これらを採用する場合、出力能力値に対応するパラメータ値として、超音波の振幅、加熱量、フィルタへの水分の滴下量を用いて対応させればよい。
本実施の形態1に係る加湿機能付き熱交換形換気装置4を構成する送風装置7では、送風能力(風量)を固定とし、制御部8からの送風出力情報に応じて運転動作のオン/オフのみで制御されるように構成したが、これに限られない。例えば、送風装置7は、送風装置7の運転動作のオン/オフの制御に加え、運転動作がオンの場合に送風装置7の送風能力を可変として制御されるように構成されてもよい。このようにすることで、ステップS04Cにおいて、循環流17に対する加湿量を特定する際の設定自由度を向上させることができる。
本発明に係る加湿機能付き熱交換形換気装置は、屋内の空気と屋外の空気との間での熱交換を可能とする熱交換形換気装置に加湿機能を備えたものとして有用である。
1 家屋
2 屋内
3 屋外
4 加湿機能付き熱交換形換気装置
5 熱交換形換気装置
5a 還気口
5b 排気口
5c 外気口
5d 給気口
5e 熱交換素子
5f 湿度センサ
5g 排気ファン
5h 給気ファン
6 加湿装置
6a 給気流入口
6b 循環流入口
6c 給気流出口
6d 加湿器
6e 加湿モータ
6f 加湿ノズル
7 送風装置
8 制御部
8a 入力部
8b 処理部
8c 出力部
8d 記憶部
8e 計時部
9 還気風路
10 排気風路
11 外気風路
12 中継風路
13 給気風路
14 循環風路
15 排気流
16 給気流
17 循環流
18 操作パネル
19 OA温度センサ
20 RA湿度センサ

Claims (5)

  1. 屋内の空気を屋外に排出するための排気風路を流通する排気流と、屋外の空気を屋内へ給気するための給気風路を流通する給気流との間で熱交換する熱交換形換気装置と、
    熱交換後の前記給気流に対して加湿する加湿装置と、
    前記屋内の空気を前記加湿装置に搬送可能に構成された送風装置と、
    前記加湿装置の運転動作及び前記送風装置の運転動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記熱交換形換気装置から前記加湿装置への前記給気流の流通が停止した場合に、前記加湿装置に対して前記送風装置から搬送される前記屋内の空気を流通させるように制御することを特徴とする加湿機能付き熱交換形換気装置。
  2. 前記制御部は、前記熱交換形換気装置から前記加湿装置への前記給気流の流通が再開した場合に、前記送風装置から前記加湿装置への前記屋内の空気の搬送を停止させるように制御することを特徴とする請求項1に記載の加湿機能付き熱交換形換気装置。
  3. 前記制御部は、前記熱交換形換気装置の運転動作をさらに制御し、前記屋外の空気に関する温度情報及び前記屋内の空気に関する湿度情報に基づいて、前記熱交換形換気装置から前記加湿装置への前記給気流の流通を停止または再開させるように制御することを特徴とする請求項2に記載の加湿機能付き熱交換形換気装置。
  4. 前記加湿装置によって加湿された加湿後空気の絶対湿度を記憶する記憶部をさらに備え、
    前記制御部は、前記熱交換形換気装置から前記加湿装置への前記給気流の流通が停止した場合に、前記記憶部に記憶された、前記給気流の流通が停止した時点での前記加湿後空気の絶対湿度を保持するように、前記送風装置から前記加湿装置へ搬送される前記屋内の空気に対する加湿量を制御することを特徴とする請求項3に記載の加湿機能付き熱交換形換気装置。
  5. 前記制御部は、前記屋内の空気に関する湿度情報に基づいて、前記送風装置から前記加湿装置に搬送される前記屋内の空気に対する加湿量を制御することを特徴とする請求項4に記載の加湿機能付き熱交換形換気装置。
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