JP2021124958A - 観客分析装置、観客分析方法、及び、コンピュータプログラム - Google Patents

観客分析装置、観客分析方法、及び、コンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】興行の運営に活用できる指標を提供する観客分析装置、観客分析方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】観客分析装置は、スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画を取得する動画取得部と、動画に撮影された第1の観客群及び第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、興行の期間中の各イベントに対する第1の観客群及び第2の観客群のそれぞれの満足度を測定する満足度測定部と、各イベントに関する情報、当該イベントに対する第1の観客群の満足度及び当該イベントに対する第2の観客群の満足度を対応付けたイベント満足度情報を出力する情報出力部と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、観客分析装置、観客分析方法、及び、コンピュータプログラムに関する。
スポーツに関する興行を行う興行主にとって、興行を観覧する観客の満足度は、興行を運営していく上で重要な指標である。
観客の満足度を知るための方法として、観客にアンケートに回答してもらったり、生体を測定する装置を観客に装着してもらったりする方法が知られている。特許文献1には、人体の生理情報を測定し、その測定結果と位置情報とを可視光信号にて出力する所定の装置を観客に装着させ、その可視光信号とその観客の顔画像とを撮像し、各観客の生理情報と、位置情報と、顔画像から抽出された表情情報とを対応付けて管理する装置が開示されている。
特開2016−147011号公報
上述した方法は、興行に対する観客一人ひとりの満足度、あるいは、興行に対する観客全体の満足度を測定できるものの、過大な手間と費用がかかる上に、その測定結果は、興行の運営に活用するための指標としては不十分である。
本開示の目的は、興行の運営に活用できる指標を提供することにある。
本開示の一態様に係る観客分析装置は、スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画を取得する取得部と、前記動画に撮影された前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、前記興行の期間中の各イベントに対する前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの満足度を測定する測定部と、前記各イベントに関する情報と、当該イベントに対する前記第1の観客群の満足度と、当該イベントに対する前記第2の観客群の満足度とを対応付けたイベント満足度情報を出力する出力部と、を備える。
なお、これらの包括的又は具体的な態様は、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム又は記録媒体で実現されてもよく、システム、装置、方法、集積回路、コンピュータプログラム及び記録媒体の任意な組み合わせで実現されてもよい。
本開示によれば、興行の運営に活用できる指標を提供できる。
本実施の形態に係る観客分析システムの構成例を示す図 本実施の形態に係る観客分析装置の機能の構成例を示す図 イベント満足度情報の構成例を示す図 観客分析装置の動作例を示すフローチャート 満足度グラフの表示例を示す図 コアファンの満足度ランキングの表示例を示す図 ライトファンの満足度ランキングの表示例を示す図
以下、図面を適宜参照して、本開示の実施の形態について、詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、すでによく知られた事項の詳細説明及び実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の記載の主題を限定することは意図されていない。
(本開示に至る経緯)
例えば、サッカー、野球、バスケットボール、バレーボールといったスポーツの試合の興行を行う興行主にとって、ファン数の維持拡大は、興行を継続的に運営していく上で重要である。そのため、興行主は、ファン数の維持拡大のために、興行中において、単に試合を行うだけでなく、試合の前後及び休憩中に行う様々なイベントを企画する。例えば、興行主は、試合前の時間に、選手を紹介したり、選手の好プレーを会場の大型ビジョンに再生したりするイベントを企画する。興行主は、試合後の時間に、試合で活躍した選手へのインタビューを行ったり、観客が一丸となってチームを応援したりするイベントを企画する。
これらのイベントに対する観客の満足度を測定する方法として、会場で観覧する観客一人ひとりの顔の表情を分析し、その分析結果に基づいて、観客一人ひとりの感情を測定する方法が考えられる。あるいは、会場で観覧する観客全体の音声を分析し、観客全体の盛り上がりを測定する方法が考えられる。
しかし、上記の方法によって得られる測定結果は、興行中に行われた各イベントがファン数の維持拡大にどれくらい効果的であるかを分析するための指標としては不十分である。例えば、上記の方法では、各イベントに対する、スポーツ(又はスポーツのチーム)のコアファン及びライトファンといった当該スポーツやチームに対する熱心さの異なるファン層に対してそれぞれの満足度を区別して測定できない。よって、興行主は、例えば、ライトファン向けに企画したイベントが本当にライトファンを満足させることができているのかなどを詳細に分析することができない。ここで、コアファンは、同じスポーツ(又は同じチーム)の試合を観覧するために会場に所定回数以上(例えば3回以上)訪れたことのある観客であってよい。ライトファンは、同じスポーツ(又は同じチーム)の試合を観覧するために会場に所定回数未満(例えば3回未満)訪れたことのある観客であってよい。
コアファンとライトファンの満足度をそれぞれ区別して測定できれば、興行主は、例えば、ライトファンの満足度を高めてコアファンになるようなライトファン向けイベント等を企画及び実施し、その実施結果を検証できる。すなわち、興行主は、ファン数の維持拡大のためのイベントを、従来よりも高い精度で分析できる。
本実施の形態では、コアファンとライトファンのような、興行に対する属性の異なる観客の満足度をそれぞれ区別して分析可能なシステム、装置、方法、及びコンピュータプログラムについて説明する。
(本実施の形態)
図1は、本実施の形態に係る観客分析システムの構成例を示す図である。
図1に示すように、観客分析システム10は、カメラ装置11A、カメラ装置11B、表示装置12、入力装置13、及び、観客分析装置100を備える。
スポーツの試合を観覧する会場の観客席には、(競技種別にもよるが、例えばサッカーの場合)コアファンに比較的人気の高いエリア(つまりコアファンの人数が比較的多いエリア)と、ライトファンに比較的人気の高いエリア(つまりライトファンの人数が比較的多いエリア)とが存在し得る。例えば、観客席が2階建て以上の会場の場合、試合が行われるフィールドに近い1階のエリアはライトファンよりもコアファンが比較的多く、フィールドから遠い2階以上のエリアはコアファンよりもライトファンが比較的多いといった傾向が存在し得る。例えば、応援団が存在する試合の場合、応援団に近いエリアはライトファンよりもコアファンが比較的多く、応援団から遠いエリアはコアファンよりもライトファンが比較的多いといった傾向が存在し得る。例えば、観客席の料金がエリアによって異なる場合、比較的料金の高いエリアはライトファンよりもコアファンが比較的多く、比較的料金の安いエリアはコアファンよりもライトファンが比較的多いといった傾向が存在し得る。
上述したファンの属性とエリアの人気との関係は、例えば、各観客の観覧チケットの購入履歴から分析してもよい。例えば、同じチームの試合の観覧チケットを所定回数以上(例えば3回以上)購入している観客が比較的多いエリアは、コアファンに比較的人気の高いエリアであると分析できる。例えば、同じチームの試合の観覧チケットを所定回数未満(例えば3回未満)購入している観客が比較的多いエリアは、ライトファンに比較的人気の高いエリアであると分析できる。更にいえば、当該チケットの購入が、発売直後(あるいは通年チケット)なのか(コアファンと推定)、試合日直前なのか(ライトファンと推定)、通常の価格のチケットなのか(コアファンと推定)、他関係者等からの優待チケットなのか(ライトファンと推定)、それとも、無料の招待チケットなのか(ライトファンと推定)等で分析してもよい。なお、発売直後とは、発売日から一定期間(例えば3日や1週間)を指し、試合着直前とは、試合日を含めてその前の一定期間(例えば3日や1週間)を指す。また、優待チケットとは、公式チケットの値段からの割引や値引きがされているチケットをいう。このように、チケットを購入した日やチケットを入手した際の値段等に関する情報を、チケット購入履歴とする。
カメラ装置11Aは、コアファンに比較的人気の高いエリアの所定範囲(以下「第1のエリア」という)20Aを撮影するように設置される。カメラ装置11Bは、ライトファンに比較的人気の高いエリアの所定範囲(以下「第2のエリア」という)20Bを撮影するように設置される。なお、観客席がチーム毎に分かれている場合、第1のエリア20A及び第2のエリア20Bは、同じチーム側に設定されることが好ましい。観客の満足度は、敵対するチーム同士では、相反する傾向にあるからである。
会場にて試合を含むスポーツの興行が開催されている期間(以下「興行期間」という)、カメラ装置11Aは第1のエリア20Aを動画で撮影して第1の観客動画200A(図2参照)のデータを生成し、カメラ装置11Bは第2のエリア20Bを動画で撮影して第2の観客動画200B(図2参照)のデータを生成する。よって、第1の観客動画200Aにはコアファンの観客が比較的多く撮影され、第2の観客動画200Bにはライトファンの観客が比較的多く撮影される。なお、興行には、上述のとおり、試合に加えて、その試合の前後及び/又はその試合の合間に行われる、興行主が企画したイベントも含まれる。
カメラ装置11A及びカメラ装置11Bは、それぞれ、生成した第1の観客動画200A及び第2の観客動画200B(図2参照)を、所定の通信ネットワーク14を介して、観客分析装置100に送信する。
観客分析装置100は、カメラ装置11A及びカメラ装置11Bから、それぞれ、第1の観客動画200A及び第2の観客動画200Bを取得する。
観客分析装置100は、第1の観客動画200A及び第2の観客動画200Bに基づいて、興行期間中に行われた各イベントに対する、属性が互いに異なる観客群(例えばコアファンとライトファン)のそれぞれの満足度を測定及び分析する装置である。なお、本開示における「イベント」は、上述した興行主が企画したイベントに加えて、試合中に生じた特徴的なプレー(例えばサッカーのゴール)及び/又は出来事(例えば選手交代)なども含む。
例えば、観客分析装置100は、測定結果として、興行期間中に行われた各イベントに対するコアファン及びライトファンのそれぞれの満足度に関する情報(以下「イベント満足度情報」という)202(図2参照)を生成及び出力する。なお、観客分析装置100の詳細については後述する。
表示装置12は、観客分析装置100による分析結果等を表示する。表示装置12は、例えば、観客分析装置100と所定のケーブル又は無線によって接続されたモニタである。
入力装置13は、観客分析装置100に対するユーザからの入力操作を受け付ける。入力装置13は、例えば、観客分析装置100と所定のケーブル又は無線によって接続されたキーボード及びマウスである。
なお、入力装置13及び表示装置12は、PC、タブレット又はスマートフォンのような一体型の端末であって、所定の通信ネットワーク(例えばインターネット)を通じて、観客分析装置100と接続されてもよい。
観客分析装置100は、図1に示すように、メモリ101、プロセッサ102、ストレージ103、通信I/F104、及び、入出力I/F105を備える。これらの構成要素101〜105は、バス106を通じて、互いにデータを送受信できてよい。なお、これらの構成要素は、物理的に1台の装置内に全て組み込まれて自己完結されなくてもよく、図2で示す各機能は、複数の装置によって実現されてもよい。
メモリ101は、観客分析装置100が有する機能を実現するためのコンピュータプログラム及びデータを記憶する装置である。メモリ101は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)又はこれらの組み合わせによって構成される。
プロセッサ102は、メモリ101から読み出したコンピュータプログラムを実行し、観客分析装置100が有する機能を実現する装置である。なお、プロセッサ102は、コントローラ、CPU(Central Processing Unit)、集積回路、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、又は、FPGA(Field-Programmable Gate Array)といった他の用語に読み替えられてもよい。
ストレージ103は、不揮発性記憶媒体で構成され、観客分析装置100が有する機能を実現するためのコンピュータプログラム及びデータを格納する装置である。ストレージ103は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、及び/又は、フラッシュメモリによって構成される。
通信I/F104は、通信ネットワーク14(例えば、インターネット、有線LAN、無線LAN、及び/又は、携帯通信網等)を介した、他の装置とのデータの送受信を制御する装置である。通信I/F104は、通信装置又は通信モジュールといった他の用語に読み替えられてもよいし、カメラ装置で撮影した動画をネットワークを経由させずにオフラインの媒体経由で撮影(試合)終了後に、観客分析装置に取得するUSB等の取得部(映像入力I/F)であってもよい。
入出力I/F105は、所定のケーブル又は無線を介した、他の装置(例えば、表示装置12、入力装置13)とのデータの入出力を制御する装置である。
図2は、本実施の形態に係る観客分析装置100の機能の構成例を示す図である。
図2に示すように、観客分析装置100は、動画取得部121、イベント特定部122、感情認識部123、満足度測定部124、情報出力部125、表示制御部126、及び、入力制御部127を有する。これらの機能は、観客分析装置100が備えるプロセッサ102、メモリ101、ストレージ103、通信I/F104、及び/又は、入出力I/F105が協調動作することによって実現される。
動画取得部121は、カメラ装置11から観客動画を取得(受信)する。例えば、動画取得部121は、カメラ装置11A及びカメラ装置11Bからそれぞれ第1の観客動画200A及び第2の観客動画200Bを取得する。
イベント特定部122は、興行期間中に行われたイベントの期間(以下「イベント期間」という)と内容(以下「イベント内容」という)を特定する。そして、イベント特定部122は、その特定したイベント期間とイベント内容とを対応付けて、イベントタイムテーブル201を生成する。例えば、イベント特定部122は、公知の画像解析技術を用いて、興行を撮影した動画から、自動的にイベントテーブルを生成してもよい。あるいは、スタッフが、興行を観覧しながら、又は、興行を撮影した動画を見ながら、手動でイベントタイムテーブル201を生成してもよい。この場合、イベント特定部122は、手動で生成されたイベントタイムテーブル201を取得するものであってよい。
感情認識部123は、観客動画のイベント期間及び/又はその前後の期間における顔画像から、当該イベント期間における、当該観客動画の撮影エリアにおける各観客の感情を認識する。例えば、感情認識部123は、公知の感情認識技術を用いて、顔画像の表情を分析し、その分析結果に基づいて、その顔画像の観客の感情を認識する。感情認識結果は、例えば、喜び、感動、興奮、驚き、期待、平穏、悲しみ、怒り、落胆、退屈など、予め定められた分類のいずれに適合するかを示す情報であってよい。あるいは、感情認識結果は、各分類に適合する割合を示す情報であってよい。
例えば、感情認識部123は、第1のエリア20Aを撮影した第1の観客動画200Aのイベント期間及び/又はその前後の期間における画像フレームから、当該イベント期間における、第1のエリア20Aの各観客の感情を認識する。感情認識部123は、第2のエリア20Bを撮影した第2の観客動画200Bのイベント期間及び/又はその前後における画像フレームから、当該イベント期間における、第2のエリア20Bの各観客の感情を認識する。
なお、感情認識部123は、イベント内容に基づいて、イベント期間の前後の期間における画像フレームを用いるか否かを判断してもよい。例えば、イベント内容がサッカーのゴールである場合、観客の感情が表出される期間は、サッカーのゴールのイベント期間よりも後である。そこで、感情認識部123は、イベント内容がサッカーのゴールである場合、当該イベント期間の後の期間における画像フレームを用いて、観客の感情を認識してもよい。
満足度測定部124は、イベント期間及び/又はその前後の期間における各観客の感情認識結果に基づいて、当該イベント期間のイベント内容に対する観客群の満足度を測定する。満足度は、イベント期間のイベント内容に対して、観客群がどのくらい満足したかを示すスコアであり、例えば、観客群がイベント内容に満足しているほど高くなるスコアである。
例えば、満足度測定部124は、感情認識結果において、喜び、感動、興奮、驚き、期待といったポジティブな感情である観客が多いほど、観客群の満足度を高く算出する。満足度測定部124は、感情認識結果において、平穏、悲しみ、怒り、落胆、退屈といったネガティブな感情である観客が多いほど、観客群の満足度を低く算出する。例えば、満足度測定部124は、イベント中の動画に撮影されている個々人の顔画像等から各々の満足度を計測し、その平均値を観客群の満足度として算出してもよい。例えば、満足度測定部124は、観客群中の人数が非常に少ない場合(例えば所定値未満の場合)には、各々の満足度を足し合わせた全体数値を観客群の満足度として算出してもよい。なお、満足度は、興奮度、盛り上がり度、楽しさ度、感応度といった他の用語に読み替えられてもよい。また、満足度の「測定」は、満足度の「決定」又は「算出」といった他の用語に読み替えられてもよい。
例えば、満足度測定部124は、第1のエリア20Aの各観客の感情認識結果に基づいて、第1のエリア20Aの観客群の満足度を測定し、第2のエリア20Bの各観客の感情認識結果に基づいて、第2のエリア20Bの観客群の満足度を測定する。
情報出力部125は、各イベント期間に対して、そのイベント期間における各エリアの観客群の満足度を対応付けたイベント満足度情報202を生成及び出力する。
次に、図3を参照し、イベント満足度情報202の構成の一例を説明する。例えば、情報出力部125は、図3に示すように、イベントタイムテーブル201に含まれる各イベント期間及びイベント内容と、そのイベントに対して満足度測定部124が測定した、コアファン(第1のエリア20Aの観客群)の満足度と、ライトファン(第2のエリア20Bの観客群)の満足度とを対応付けて、イベント満足度情報202を生成する。
表示制御部126は、イベント満足度情報202に基づいて分析結果画像を生成し、表示装置12に表示させる。例えば、表示制御部126は、イベント満足度情報202に含まれる各イベントを時系列に並べ、興行の経過時間に伴う各エリアの観客群の満足度の変化をグラフ化した分析結果画像を表示させる。また、例えば、表示制御部126は、イベント満足度情報202に含まれる各イベントを、エリア毎の観客群の満足度の高い順又は低い順に並べてリスト化した分析結果画像を表示させる。なお、分析結果画像の詳細については後述する。
入力制御部127は、表示制御部126によって表示された分析結果画像に対するユーザ操作を制御する。例えば、入力制御部127は、分析結果画像として表示されたグラフに対する、興行の経過時間の選択操作を受け付ける。そして、入力制御部127は、選択された経過時間におけるイベントを撮影した動画を表示するよう、表示制御部126に指示する。また、例えば、入力制御部127は、分析結果画像として表示されたリストに対する、イベントの選択を受け付ける。そして、入力制御部127は、選択されたイベントを撮影した動画を表示するよう、表示制御部126に指示する。
図4は、観客分析装置100の動作例を示すフローチャートである。
動画取得部121は、カメラ装置11Aから第1の観客動画200Aを、カメラ装置11Bから第2の観客動画200Bを取得する(S101)。ここで、動画取得部121は、第1の観客動画200Aに対して第1のエリア20Aを示すラベルを、第2の観客動画200Bに対して第2のエリア20Bを示すラベルを付与してもよい。これにより、観客動画と当該観客動画に撮影されたエリアとの関係が明確になる。
感情認識部123は、第1の観客動画200Aから所定の周期(例えば1秒周期)で画像フレームを抽出し、その抽出した画像フレームから、その抽出タイミングにおける第1のエリア20Aの各観客の感情認識結果を得る。感情認識部123は、これを繰り返すことで、興行期間中の各タイミングにおける第1のエリア20Aの各観客の感情認識結果(以下「第1の感情認識結果」という)を得る(S102)。
感情認識部123は、S102と同様に、第2の観客動画200Bから、興行期間中の各タイミングにおける第2のエリア20Bの各観客の感情認識結果(以下「第2の感情認識結果」という)を得る(S103)。なお、S102とS103の処理は、何れが先に実行されてもよいし、並列に実行されてもよい。
イベント特定部122は、興行期間中のイベントタイムテーブル201を生成する(S104)。なお、上述したとおり、イベントタイムテーブル201は手動で生成されてもよい。
プロセッサ102は、イベントタイムテーブル201に含まれるn番目のイベント期間を選択する(S105)。ここで、nは1以上の整数であり、nの初期値は1である。
満足度測定部124は、S102にて得られた第1の感情認識結果から、n番目のイベント期間及び/又はその前後の期間の第1の感情認識結果を抽出する。そして、満足度測定部124は、その抽出したn番目の第1の感情認識結果に基づいて、第1のエリア20Aの観客群のn番目のイベントに対する満足度を測定する(S106)。
満足度測定部124は、S103にて得られた第2の感情認識結果から、n番目のイベント期間及び/又はその前後の期間の第2の感情認識結果を抽出する。そして、満足度測定部124は、その抽出したn番目の第2の感情認識結果に基づいて、第2のエリア20Bの観客群のn番目のイベントに対する満足度を測定する(S107)。なお、S106とS107の処理は、何れが先に実行されてもよいし、並列に実行されてもよい。
情報出力部125は、イベントタイムテーブル201のn番目のイベント期間及びイベント内容と、S106にて測定された第1のエリア20Aの観客群のn番目のイベントに対する満足度と、S107にて測定された第2のエリア20Bの観客群のn番目のイベントに対する満足度とを対応付けたイベント満足度情報202を生成及び出力する(S108)。
プロセッサ102は、nに1を加算する(S109)。
プロセッサ102は、nがイベントタイムテーブル201に含まれるイベント数を超えているか否かを判定する(S110)。
nがイベントタイムテーブル201に含まれるイベント数を超えていない場合(S110:NO)、プロセッサ102は、S105の処理に戻る。
nがイベントタイムテーブル201に含まれるイベント数を超えている場合(S110:YES)、プロセッサ102は、本フローチャートを終了する。
なお、イベントタイムテーブル201でのイベントを、例えば1分毎や30秒毎等といった固定時間ごとのものとして、一定時間ごとの満足度を測定するものとしてよい。これにより、一定間隔での時間軸に応じた満足度の数値の変化を得ることができる。
図5は、興行期間中の各イベントを時系列に並べ、各エリアの観客群の各イベントに対する満足度をグラフ化した分析結果画像(以下「満足度グラフ」という)300の例を示す図である。
満足度グラフ300において、横軸は興行期間中の経過時間を示し、縦軸は満足度を示す。表示制御部126は、イベント満足度情報202を参照し、経過時間に対応する、第1のエリア20Aの観客群の満足度と第2のエリア20Bの観客群の満足度とをそれぞれ線で結ぶことにより、図5に示すような満足度グラフ300(折れ線グラフ)を表示する。図5では、実線の折れ線グラフがコアファンの満足度を示し、破線の折れ線グラフがライトファンの満足度を示す。なお、表示制御部126は、興行期間中における、第1のエリア20Aの観客群及び第2のエリア20Bの観客群の満足度の平均値を、満足度グラフ300に表示してもよい。
興行主は、満足度グラフ300を参照することにより、各イベントに対するコアファン(第1のエリア20Aの観客群)とライトファン(第2のエリア20Bの観客群)の満足度とを容易に比較できる。また、興行主は、興行期間中の経過時間に伴うコアファンとライトファンの満足度の変化を容易に比較できる。
なお、入力制御部127がある経過時間を選択するユーザ操作を検出した場合、表示制御部126は、図5に示すように、その選択された経過時間に行われたイベントを撮影した動画301を表示及び再生してよい。
また、図5について、上述では、興行期間中の各イベントを時系列に並べ、各イベントに対する満足度をグラフ化しているが、時間軸に応じたそれぞれの満足度の数値をグラフ化し、そのグラフの特異点等となる時間帯(コアファン、ライトファンともに大きく満足した時点、コアファンとライトファンの満足度が大きく乖離する時点等)を、各イベントとして新たに割り当てる(特定する)ことにより、イベントを分析できるようにしてもよい。
図6は、興行期間中の各イベントを、コアファン(第1のエリア20Aの観客群)の満足度の高い順に並べてリスト化した分析結果画像(以下「コアファンの満足度ランキング」という)400Aの表示例を示す図である。
図7は、興行期間中の各イベントを、ライトファン(第2のエリア20Bの観客群)の満足度の高い順に並べてリスト化した分析結果画像(以下「ライトファンの満足度ランキング」という)400Bの表示例を示す図である。
興行主は、図6及び図7に示すようなコアファンとライトファンとに分けられた満足度ランキング400A、400Bを参照することにより、コアファンとライトファンがそれぞれどのイベントに満足しているのか、あるいは、どのイベントに満足していないのかを、容易に分析できる。
また、表示制御部126は、満足度ランキング400A、400Bの表示にあたって、試合によって生じたイベントと、それ以外のイベントとを区別可能な態様で表示してよい。図6及び図7では、試合によって生じたイベントをそのまま表示し、興行主によって実施されたイベントを網掛けで表示し、応援に関するイベントを斜線で表示している。これにより、興行主は、企画したイベントに対するコアファンとライトファンのそれぞれの満足度の高さ及び低さを、容易に分析できる。
<本実施の形態に係る変形例>
カメラ装置にて撮影するエリアの数は2つに限られない。例えば、上述した第1のエリア20A及び第2のエリア20Bに加えて、3台目のカメラ装置にて、ミドルファンに比較的人気の高い第3のエリアを動画撮影してもよい。この場合、観客分析装置100は、第3のエリアを動画で撮影した第3の観客動画を用いて、上述した第1の観客動画200A及び第2の観客動画200Bの場合と同様に、各イベントに対するミドルファンの満足度を測定してよい。観客分析装置100は、図5に示す満足度グラフ300に対して、ミドルファンの満足度を示す折れ線グラフを追加してよい。観客分析装置100は、図6及び図7と同様に、ミドルファンの満足度ランキングを表示してよい。
各エリアの観客動画の生成は、個別のカメラ装置で撮影する方法に限られない。例えば、1台の広角かつ高解像度のカメラ装置にて会場の観客席全体を動画で撮影し、観客分析装置100は、その動画内の画像中の一定の区画を各エリアの観客動画としてそれぞれ抽出し、各エリアの観客動画を生成してもよい。
上述では、観客席のエリアの違いに基づいてコアファンとライトファンとを区別したが、他の方法によってコアファンとライトファンとを区別してもよい。例えば、観客席全体を撮影した観客動画から、所定の条件に基づいて、各観客がコアファンとライトファンのいずれであるかを個別に判定してもよい。例えば、観客動画に撮影されている観客の顔画像を、過去の興行の際に撮影した観客の顔画像と照合し、適合する顔画像の観客をコアファン、適合しない顔画像の観客をライトファンと判定してもよい。あるいは、当該興行のチケットの発券システム等と連動させて、画像中で認定できる座席番号に着席する観客を特定し、その特定した観客のチケット入手履歴又は会員情報等に基づいて、その特定した観客がコアファン及びライトファンのいずれであるかを判定してもよい。あるいは、着用している服が応援チームのユニフォームであったりチームカラーと同色又は類似色であったり、または顔等にチームマーク等をペインティングしている観客をコアファン、それ以外の観客をライトファンと判定してもよい。このとき、着用している服がユニフォームと同一または類似色であることによって、ユニフォームを着用していると判断してもよい。ここでいう洋服は、主に上着を示す。
このように、顔画像、チケット入手履歴、服装等のような観客属性で、同一のファン層と判断できる観客が多く集まる一定の区画を、それぞれのエリアとしてもよい。または、一定のまとまった区画をエリアとするのではなく、観客それぞれの上述のような個人属性に基づいて、顔画像、チケット入手履歴、服装等のような観客属性から同じファン層と判断できる離れた場所にいる個人の少なくともその一部を集めた個人の集合を、エリアの代替として観客群として各々の満足度を測定してもよい。
本実施の形態は、スポーツの興行の他に、音楽ライブ、コンサート、演劇といった大人数の観客が集まるエンターテイメントの興行にも適用可能である。また、スポーツの興行は、チーム又は個人間で対戦する試合に限られず、水泳又は陸上競技等の多人数で競う試合、あるいはフィギュアスケート等のような個人演技等も含む。
(本開示のまとめ)
本開示に係る観客分析装置(100)は、スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画(200A、200B)を取得する取得部(121)と、動画に撮影された第1の観客群及び第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、興行の期間中の各イベントに対する第1の観客群及び第2の観客群のそれぞれの満足度を測定する測定部(124)と、各イベントに関する情報と、当該イベントに対する第1の観客群の満足度と、当該イベントに対する第2の観客群の満足度とを対応付けたイベント満足度情報(202)を出力する出力部(125)と、を備える。この構成によれば、興行の期間中の各イベントに対する、第1の観客群の満足度と、第2の観客群の満足度とを区別して分析できるので、各イベントが何れの観客群にどのくらい効果的であったのかを詳細に分析できる。
第1の観客群は、興行が開催される会場の第1のエリアにて興行を観覧する観客群であり、第2の観客群は、当該会場の第2のエリアにて興行を観覧する観客群であってよい。この構成によれば、各イベントが、第1のエリアの観客群と第2のエリアの観客群のそれぞれに対して、どのくらい効果的であったのかを詳細に分析できる。
第1のエリアは、第2のエリアと比べて、スポーツの試合を観覧するために会場に所定回数以***れたことのある観客の多いエリアであってよい。この構成によれば、頻繁に会場で試合を観覧する観客(コアファン)が比較的多い第1のエリアの観客群と、あまり会場で試合を観覧しない観客(ライトファン)が比較的多い第2のエリアの観客群とのそれぞれに対して、各イベントがどのくらい効果的であったのかを詳細に分析できる。
第1のエリアは、第2のエリアと比べて、興行を観覧するための料金が高いエリアであってよい。この構成によれば、観覧料金が比較的高い第1のエリアの観客群と、観覧料金が比較的安い第2のエリアの観客群のそれぞれに対して、各イベントがどのくらい効果的であったのかを詳細に分析できる。
第1の観客群、及び、第2の観客群の少なくとも一方は、観客顔画像や、座席チケット入手履歴若しくはその服装等の観客の個人属性によって抽出された離れて(バラバラの)観覧(観戦)する観客の観客群であってよい。この構成によれば、撮影動画内の一定のまとまった区画としてのエリアで観客群を分けるのではなく、撮影動画内の観客それぞれの個人属性に基づいて第1、第2いずれの観客群に属するのかを分け、ファン層が異なる観客群のそれぞれに対して、各イベントがどのくらい効果的であったのかを詳細に分析できる。
観客分析装置は、表示部(126)をさらに備えてよい。表示部は、各イベントに対する第1の観客群の満足度と第2の観客群の満足度とを比較するグラフを表示を表示してよい。この構成によれば、各イベントに対する第1の観客群の満足度と第2の観客群の満足度とを、グラフにて視覚的に比較できる。
表示部は、各イベントを第1の観客群の満足度の高い順又は低い順に並べたリストと、各イベントを第2の観客群の満足度の高い順又は低い順に並べたリストとを表示してよい。この構成によれば、第1の観客群及び第2の観客群がそれぞれ、どのイベントに満足しているのか、あるいは、どのイベントに満足していないのかを、容易に分析できる。
表示部は、上記リストの表示において、試合によって生じたイベントと、それ以外のイベントとを区別可能な態様にて表示してよい。この構成によれば、試合によって生じたイベント以外のイベント(例えば予め企画したイベント)に対する第1の観客群及び第2の観客群のそれぞれの満足度を容易に分析できる。
以上、添付図面を参照しながら実施の形態について説明したが、本開示はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例、修正例、置換例、付加例、削除例、均等例に想到し得ることは明らかであり、それらについても本開示の技術的範囲に属すると了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示の技術は、興行を観覧する観客の分析に有用である。
10 観客分析システム
11A、11B カメラ装置
12 表示装置
13 入力装置
14 通信ネットワーク
20A 第1のエリア
20B 第2のエリア
100 観客分析装置
101 メモリ
102 プロセッサ
103 ストレージ
104 通信I/F
105 入出力I/F
106 バス
121 動画取得部
122 イベント特定部
123 感情認識部
124 満足度測定部
125 情報出力部
126 表示制御部
127 入力制御部
200A 第1の観客動画
200B 第2の観客動画
201 イベントタイムテーブル
202 イベント満足度情報
300 満足度グラフ
400A コアファンの満足度ランキング
400B ライトファンの満足度ランキング

Claims (10)

  1. スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画を取得する取得部と、
    前記動画に撮影された前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、前記興行の期間中の各イベントに対する前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの満足度を測定する測定部と、
    前記各イベントに関する情報と、当該イベントに対する前記第1の観客群の満足度と、当該イベントに対する前記第2の観客群の満足度とを対応付けたイベント満足度情報を出力する出力部と、
    を備える、観客分析装置。
  2. 前記第1の観客群は、前記興行が開催される会場の第1のエリアにて前記興行を観覧する観客群であり、
    前記第2の観客群は、前記会場の第2のエリアにて前記興行を観覧する観客群である、
    請求項1に記載の観客分析装置。
  3. 前記第1のエリアは、前記第2のエリアと比べて、前記スポーツの試合を観覧するために前記会場に所定回数以***れたことのある観客の多いエリアである、
    請求項2に記載の観客分析装置。
  4. 前記第1のエリアは、前記第2のエリアと比べて、前記興行を観覧するための料金が高いエリアである、
    請求項2に記載の観客分析装置。
  5. 前記第1の観客群、及び、前記第2の観客群の少なくとも一方は、個人属性によって抽出された離れて観覧する観客の観客群である、
    請求項1に記載の観客分析装置。
  6. 前記各イベントに対する前記第1の観客群の満足度と前記第2の観客群の満足度とを比較するグラフを表示する表示部、をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の観客分析装置。
  7. 前記各イベントを前記第1の観客群の満足度の高い順又は低い順に並べたリストと、前記各イベントを前記第2の観客群の満足度の高い順又は低い順に並べたリストとを表示する表示部、をさらに備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の観客分析装置。
  8. 前記表示部は、前記リストの表示において、前記試合によって生じたイベントと、それ以外のイベントとを区別可能な態様にて表示する、
    請求項7に記載の観客分析装置。
  9. 装置が、
    スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画を取得し、
    前記動画に撮影された前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、前記興行の期間中の各イベントに対する前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの満足度を測定し、
    前記各イベントに関する情報と、当該イベントに対する前記第1の観客群の満足度と、当該イベントに対する前記第2の観客群の満足度とを対応付けたイベント満足度情報を出力する、
    観客分析方法。
  10. スポーツの試合に関する興行を観覧する第1の観客群及び第2の観客群を撮影した動画を取得し、
    前記動画に撮影された前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの感情分析結果に基づいて、前記興行の期間中の各イベントに対する前記第1の観客群及び前記第2の観客群のそれぞれの満足度を決定し、
    前記各イベントに関する情報と、当該イベントに対する前記第1の観客群の満足度と、当該イベントに対する前記第2の観客群の満足度とを対応付けたイベント満足度情報を出力する、
    ことをコンピュータに実行させる、コンピュータプログラム。
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