JP2021122750A - 複数のベアリングを有する可撓性シャフトを含む医療装置 - Google Patents

複数のベアリングを有する可撓性シャフトを含む医療装置 Download PDF

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Abstract

【課題】デブリッダー等の医療装置を提供する。【解決手段】デブリッダー等の手術装置が、細長中空外側シャフト内部で可動である細長内側シャフトを含んでもよい。作動装置が、内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与してもよい。内側シャフトの遠位部分に位置する切削要素が、内側シャフトと一緒に動いてもよい。外側シャフトは、内側シャフトが動くときに切削要素を露出させてもよい。内側シャフトは、可撓性内側シャフト部分を含んでもよい。可撓性内側シャフト部分に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングが、内側シャフトが動くときに、外側シャフトに対して可撓性内側シャフト部分の間隔を空けてもよい。複数のベアリングは、内側シャフトと外側シャフトとの間の摩擦を低減することを助けてもよく、そして内側シャフトと外側シャフトとの同心度を保持することを助けてもよい。【選択図】 図1

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2020年2月7日に出願された米国仮特許出願第62/971,556号の利益を主張し、この出願は、全体として参照によって本明細書に組み込まれる。
本開示は、概して、デブリッダー等の医療装置に関する。
デブリッダー等の医療装置は、創面清掃と呼ばれる医療処置等において組織を除去してもよい。
本文書は、とりわけデブリッダー等の手術装置について記載する。細長内側シャフトが、細長中空外側シャフト内部で動いてもよい。内側シャフトの可撓性部分に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングが、内側シャフトが動くときに、外側シャフトに対して可撓性部分の間隔を空けてもよい。複数のベアリングが、内側シャフトと外側シャフトとの間の摩擦を低減することを助けてもよく、そして、内側シャフトと外側シャフトとの同心度を保持することを助けてもよい。
一例では、手術装置が、細長中空外側シャフトと、外側シャフト内部で可動である細長内側シャフトであって、内側シャフトのより近位の部分及びより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトと、内側シャフトの遠位部分に位置し、内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、内側シャフトが動くときに外側シャフトが切削要素を露出させるように構成されている、切削要素と、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、ベアリングは、内側シャフトが動くときに外側シャフトに対して可撓性内側シャフト部分の間隔を空けるように構成されている、複数のベアリングと、を含んでもよい。
一例では、手術装置を操作するための方法が、細長中空外側シャフトを提供することと、内側シャフトに動きを付与するために、外側シャフト内部に少なくとも部分的に配設されている細長内側シャフトの近位部分を作動させることであって、内側シャフトは、内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む、ことと、内側シャフトを介して、内側シャフトの遠位部分に位置する切削要素を動かすことであって、内側シャフトが動くときに外側シャフトが切削要素を露出させるように構成されている、ことと、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングを介して、内側シャフトが動くときに外側シャフトと実質的に同軸であるように可撓性内側シャフト部分を配置することと、を含んでもよい。
一例では、手術装置が、細長中空外側シャフトと、外側シャフト内部で可動である細長内側シャフトあって、内側シャフトのより近位の部分及びより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトと、内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与するように構成された作動装置であって、内側シャフトは、付与された動きを内側シャフトに沿って内側シャフトの遠位部分まで伝達するように構成され、付与された動きは、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つである、作動装置と、内側シャフトの遠位部分に位置し、内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、内側シャフトが動くときに外側シャフトが切削要素を露出させるように構成されている、切削要素と、可撓性内側シャフト部分に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、ベアリングは、内側シャフトが動くときに外側シャフトに対して可撓性内側シャフト部分の間隔を空けるように構成されている、複数のベアリングと、を含んでもよい。
デブリッダーの一例を表す図である。 外側シャフトの一例についての断面図である。 内側シャフトの一例についての断面図である。 切削要素の別の一例についての断面図である。 図1のデブリッダーの遠位部分についての側面図であって、当該遠位部分がアセンブルされたときに、内側シャフトが外側シャフト内部に少なくとも部分的に配置されている。 内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する、複数の間隔を空けたベアリングの一例についての断面図である。 図6の遠位ベアリングについての真横から見た断面図である。 外側周辺部に1つ又は複数の切取りを含むベアリングの一例についての真横から見た断面図である。 デブリッダーを操作するための方法の一例を表す流れ図である。
対応する参照符号は、いくつかの図を通して対応する部分を示す。図中の要素は、必ずしも縮尺に合わせて描かれているわけではない。図中に示された構成は、単なる例にすぎず、いかなる態様でも限定として解釈されてはならない。
本文書は、とりわけ、デブリッダー等の手術装置について記載する。細長内側シャフトは、細長中空外側シャフトの内部で動いてもよい。内側シャフトの可撓性部分に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングが、内側シャフトが動くときに、外側シャフトに対して可撓性部分の間隔を空けてもよい。複数のベアリングが、内側シャフトと外側シャフトとの間の摩擦を低減することを助けてもよく、そして、内側シャフトと外側シャフトとの同心度を保持することを助けてもよい。
手術の創面清掃において、実践者がデブリッダーを用いて、死んだ、損傷を受けた、又は感染した組織(例えば、軟組織及び/又は骨)を除去してもよい。デブリッダーを用いて組織を除去することは、より速いことがあり、そして、外科用メスを用いて組織を切除することよりもよりよい制御を提供してもよい。
デブリッダーでは、細長中空外側シャフトが、可撓性外側シャフト部分を含んでもよい。細長内側シャフトが、外側シャフト内部で動く(例えば、回転、及び/又は往復動式で並進する)ことがあってもよい。内側シャフトは、可撓性内側シャフト部分を含んでもよく、当該可撓性内側シャフト部分は、可撓性外側シャフト部分内部に配設されており、可撓性外側シャフト部分と一緒に曲がってもよい。内側シャフトの遠位部分に配設された切削要素が、内側シャフトと一緒に動いてもよい。外側シャフトは、内側シャフトが動くときに切削要素を露出させてもよい。複数のベアリングが、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に配設されていてもよい。全長は、可撓性内側シャフト部分の少なくとも一部を含んでもよい。ベアリングは、内側シャフトが動くときに、可撓性外側シャフト部分と実質的に同軸であるように可撓性内側シャフト部分を配置してもよい。
可撓性部分の近位領域又は可撓性部分の遠位領域等にある単一のベアリングだけを用いるデブリッダーと比較して、本明細書で記載されるデブリッダーは、内側シャフトと外側シャフトとの間の低減された摩擦を有してもよく、それにより、使用中、内側シャフトを駆動する作動装置にかかる荷重を緩和してもよく、内側シャフト及び外側シャフトにおける摩耗を低減してもよく、そして、デブリッダーからのノイズ及び振動を低減してもよい。
図1は、デブリッダー100の一例を表す。図1の例では、デブリッダー100は、使用中に実践者が手で持てるような形状及びサイズにされてもよい(例えば、マイクロデブリッダー)。以下に詳細に説明されるデブリッダー100の特徴は、また、使用中に実践者が手で持つ必要がないデブリッダーにおいて用いられてもよい。例えば、デブリッダー100は、手で持てることよりもむしろロボット工学的に制御されてもよい。デブリッダー100の特徴及び構成要素の多くは、デブリッダー100の特定の用途に基づいて、必要に応じて規模が拡大又は縮小されてもよい。
デブリッダー100は、近位部分102を含んでもよい。近位部分102は、ハンドルを含んでもよく、当該ハンドルは、使用中、実践者によって把持されるように形成されてもよい。近位部分102は、電源ボタン等の制御装置、及び電力、吸引等への接続を含んでもよい。近位部分102は、モータ及び/又は作動装置106を含んでもよく、これらは、デブリッダー100の遠位部分104内部の内側シャフトに動きを付与してもよい。
デブリッダー100は、近位部分102から遠位に延在する遠位部分104を含んでもよい。遠位部分104は、外側シャフトを含んでもよく、当該外側シャフトは、使用中、近位部分102に対して静止したままである。遠位部分104は、内側シャフトを含んでもよく、当該内側シャフトは、近位部分102内の作動装置106によって付与された動きに応じて、外側シャフト内部で回転及び/又は往復動式に並進する。遠位部分104は、ブレード又は穴ぐり器等の切削要素を含んでもよく、当該切削要素は、内側シャフトの遠位端部に配置される。外側シャフトは、切削要素が内側シャフトと一緒に動くときに切削要素を露出させてもよい。例えば、切削要素がブレード又は穴ぐり器である構成について、外側シャフトは、外側シャフトの遠位端部のところに又はその近くに開口を含んでもよい。開口は、外側シャフトの外周又は外側周辺部の付近に部分的にのみ延在することにより、切削領域を比較的小さい領域に限定してもよい。別の一例として、切削要素が穴ぐり器である構成について、外側シャフトは、外側シャフトの外周又は外側周辺部の付近に全体的に穴ぐり器を露出させてもよい。別の構成が、また用いられてもよい。
本明細書に記載された特徴のうちの多くが、ベアリングの構成及び配置を目的としており、当該ベアリングは、内側シャフトが外側シャフト内部で回転する及び/又は往復動式に並進することを可能にする。ベアリング構成及び配置が近位部分102の性質に依存しなくてもよいので、以下の図及び議論は、主として遠位部分104に重点を置く。本明細書に記載された特徴は、デブリッダー100のいずれかの好適な近位部分102とともに用いられてもよい。
図2は、外側シャフト200の一例についての断面図である。外側シャフト200は、デブリッダー100の遠位部分104内で、又はいずれかの好適なデブリッダー内で用いられてもよい。外側シャフト200は、外側シャフト200のほんの一例であり、
別の構成が、また用いられてもよい。
外側シャフト200は、細長く、中空であってもよい。使用中、外側シャフト200は、近位部分102に対して比較的静止したままであってもよい。それで、実践者が、使用中、外側シャフト200を保持できてもよい。実践者は、外側シャフト200の表面が、組織に損傷を与えることなく組織に偶発的に接触することを許容してもよい。デブリッダー100における可動要素が、下記で説明するように、外側シャフト200の細長中空内部202内に位置してもよく、そして、外側シャフト200上の開口を通して組織を創傷清拭してもよい。
外側シャフト200は、1つ又は複数の剛性部分を含んでもよい。それぞれの剛性部分は、実践者によって作用させられた、及び/又はデブリッダー100の製造者によって作用させられた変形力に応じてそれの形状を保持してもよい。外側シャフト200は、剛性である1つ又は複数の湾曲部を含んでもよい。実践者は、1つ又は複数の湾曲部を用いて、患者の組織の特定領域にアクセスするのに役立ててもよい。
外側シャフト200は、1つ又は複数の湾曲可能な又は半剛性の部分を含んでもよい。実践者は、変形力を湾曲可能な又は半剛性の部分に作用させることにより、湾曲部を形成又は修正するように、湾曲可能な又は半剛性の部分を所望の形状へと湾曲させてもよい。かかる変形の後に、湾曲可能な又は半剛性の部分は、手順についての後のステップで用いられてもよいように、それの形状を保持してもよい。例えば、実践者は、外側シャフト200の湾曲可能な又は半剛性の部分を湾曲させて、外側シャフト200に90度の湾曲部を形成してもよく、次いで、外側シャフト200の90度の湾曲部を用いて、患者の組織の特定領域にアクセスするのに役立ててもよい。外側シャフト200の湾曲可能な及び半剛性の部分は、外側シャフト200の剛性部分よりもより可撓性であってもよい。
外側シャフト200は、1つ又は複数の柔軟部分を含んでもよい。それぞれの柔軟部分が、それ自身の重量の下で変形して、柔軟部分は、特定形状を保持しなくてもよい。実践者は、1つ又は複数の柔軟部分を用いることにより、手順中に、必要に応じて外側シャフト200を変形させて患者の組織の特定領域にアクセスしてもよい。外側シャフト200の柔軟部分は、外側シャフト200の湾曲可能な又は半剛性の部分よりもより可撓性であってもよい。
外側シャフト200は、それの全長に沿ってそれの曲げ可撓性が変化してもよい。例えば、外側シャフト200は、可撓性外側シャフト部分204を随意に含んでもよく、当該可撓性外側シャフト部分は、外側シャフト200のより近位の部分206、又は外側シャフト200のより遠位の部分208等の外側シャフト200の別の部分よりもより可撓性である。可撓性外側シャフト部分204は、湾曲可能又は半剛性(例えば、ある形状に湾曲させられ、次いでその形状を保持することができる)であってもよい。可撓性外側シャフト部分204は、柔軟であって(例えば、形状を保持できなくて)もよい。可撓性外側シャフト部分204は、剛性(例えば、外側シャフト200のより近位の部分206、又は外側シャフト200のより遠位の部分208よりもより剛性)であってもよい。可撓性外側シャフト部分204は、外側シャフト200のより近位の部分206、又は外側シャフト200のより遠位の部分208と同様に剛性であってもよい。
外側シャフト200は、2つ以上の可撓性外側シャフト部分204を随意に含んでもよく、当該可撓性外側シャフト部分は、より小さい可撓性を有する1つ又は複数の部分によって分離されてもよい。可撓性外側シャフト部分204は、外側シャフト200の湾曲部のところに位置してもよい。可撓性外側シャフト部分204は、外側シャフト200の湾曲部に隣接して位置してもよい。より近位の部分206は、可撓性を有してもよく、当該可撓性は、可撓性外側シャフト部分204よりも大きく、可撓性外側シャフト部分204に等しく、又は可撓性外側シャフト部分204よりも小さい。より遠位の部分208は、可撓性を有してもよく、当該可撓性は、可撓性外側シャフト部分204よりも大きく、可撓性外側シャフト部分204と等しく、又は可撓性外側シャフト部分204よりも小さい。可撓性外側シャフト部分204は、異なる1つ若しくは複数の材料、及び/又はより小さい可撓性を有する部分と異なる厚さを含んでもよい。例えば、可撓性外側シャフト部分204は、より小さい可撓性を有する部分よりもより薄くてもよい。いくつかの構成では、デブリッダー100の製造者は、外側シャフト200にリリーフカットを形成すること等によって、外側シャフト200の壁から材料を除去することにより、可撓性外側シャフト部分204を形成して、外側シャフト部分204を所望の形状及び/又は向きへと湾曲させてもよい。別の好適な構成が、また用いられてもよい。
外側シャフト200は、それの全長に沿って一様な可撓性を随意に有してもよい。一様な可撓性の外側シャフト200は、1つ又は複数の予備形成された湾曲部又は角を含んでもよい。本明細書に記載されたベアリング構成は、1つ又は複数の湾曲部を含んでもよいようなデバイスの性能を改善してもよく、そのことは、例えば、外側シャフト200内部に配設された内側シャフトに動きを付与する作動装置106(図1)にかかる荷重を低減することによって、又は外側シャフト200と内側シャフトとの間の摩擦を低減することによって等でよい。
外側シャフト200は、内側シャフトが動くときに切削要素を露出させてもよい。例えば、外側シャフト200は、外側シャフト200の遠位端部のところに、又はその近くに開口210を含んでもよい。開口210は、内側シャフトが動くときに切削要素を露出させてもよい。使用中、実践者は、除去されることになっている組織上に開口210を配置することにより、動いている切削要素が、開口210を通って組織を削る、擦る、研磨する、又は別様に切除してもよい。デブリッダー100は、外側シャフト200の中空内部202を介して等で、開口210に吸引及び/又は潅注を提供してもよいような配管を追加的に含んでもよい。随意に、1つ又は複数の追加の小径チューブが、外側シャフト200の外部に沿って添付されることにより、吸引及び/又は潅注を提供してもよい。
外側シャフト200は、外側シャフトハブ212を含んでもよく、当該外側シャフトハブは、例えば、デブリッダー100の近位部分102内部の好適な壁又は構造に当接して外側シャフト200を定着させてもよい。
図3は、内側シャフト300の一例についての断面図である。内側シャフト300は、外側シャフト200(図2)内部に位置して移動可能であってもよい。内側シャフト300は、デブリッダー100(図1)の遠位部分104内に、又はいずれかの好適なデブリッダー内に含まれてもよい。内側シャフト300は、中空又は中実であってもよい。内側シャフト300は、内側シャフト300のほんの一例であり、別の構成が、また用いられてもよい。
内側シャフト300は、外側シャフト200内部で可動であってもよい。例えば、動きは、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つを含んでもよい。別の動きが、また用いられてもよい。
内側シャフト300は、それの全長に沿って可撓性が変化してもよい。例えば、内側シャフト300は、可撓性内側シャフト部分302を含んでもよく、当該可撓性内側シャフト部分302は、例えば、内側シャフト300のより近位の部分304又はより遠位の部分306のうちの少なくとも1つよりもより可撓性であってもよい。より近位の部分304は、可撓性を有してもよく、当該可撓性は、可撓性内側シャフト部分302よりも大きいか、可撓性内側シャフト部分302に等しいか、又は可撓性内側シャフト部分302よりも小さくてもよい。より遠位の部分306は、可撓性を有してもよく、当該可撓性は、可撓性内側シャフト部分302よりも大きいか、可撓性内側シャフト部分302に等しいか、又は可撓性内側シャフト部分302よりも小さい。
可撓性内側シャフト部分302の少なくとも一部は、可撓性外側シャフト部分204内部に配設されてもよい(図2)。可撓性内側シャフト部分302の近位端部と可撓性外側シャフト部分204の近位端部とが、デブリッダー100の遠位部分104の全長に沿った同じ長手方向位置にあってもよい。可撓性内側シャフト部分302の近位端部は、可撓性外側シャフト部分204の近位端部の近位に位置してもよく、又は可撓性外側シャフト部分204の近位端部の遠位にあってもよい。可撓性内側シャフト部分302の遠位端部と可撓性外側シャフト部分204の遠位端部とが、デブリッダー100の遠位部分104の長さに沿った同じ長手方向位置にあってもよい。可撓性内側シャフト部分302の遠位端部は、可撓性外側シャフト部分204の遠位端部の近位にあってもよく、又は可撓性外側シャフト部分204の遠位端部の遠位にあってもよい。
切削要素308が、内側シャフト300の遠位部分に位置してもよい。切削要素308は、内側シャフト300と一緒に動いてもよい。例えば、動きは、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つを含んでもよい。別の動きが、また用いられてもよい。外側シャフト200は、内側シャフト300が動くときに、開口210を通して等で切削要素308を露出させてもよい。切削要素308は、シェービングブレード310として形成されてもよく、当該シェービングブレードは、外側シャフト200の開口210を通る組織上でのシェービングブレード310のそれぞれのパスに対して組織の比較的薄い層を削ってもよい。
図4は、切削要素408の別の一例についての断面図である。切削要素408は、図3に示す切削要素308の代わりに、内側シャフト300(図3)の遠位部分に位置してもよい。切削要素408は、シェービングブレード410を含んでもよく、当該シェービングブレードは、外側シャフト200の開口210を通る組織上でのシェービングブレード410のそれぞれのパスに対して組織の比較的薄い層を削ってもよい。
図3の切削要素308と比較して、切削要素408は、切削要素308の遠位端部に配置された穴ぐり器412を追加的に含んでもよい。穴ぐり器412は、外側シャフトの遠位端部を越えて延在してもよい。使用中、実践者は、穴ぐり器412を用いて、必要に応じてより硬い組織及び/又は骨等の組織を研磨してもよい。組織を除去するための別の切削要素及び機構が、また用いられてもよい。
内側シャフト300は、内側シャフトハブ312を含んでもよく、当該内側シャフトハブは、作動装置106に内側シャフト300を回転可能に結合することにより、作動装置106は、内側シャフト300に動きを付与してもよい。
図5は、図1のデブリッダーの遠位部分104についての側面図であり、アセンブルされたときに、内側シャフト300(図3)が外側シャフト200(図2)内部に少なくとも部分的に配置されている。内側シャフト300が外側シャフト200内部に少なくとも部分的に配置されているとき、内側シャフトハブ312は、外側シャフト200の近位端部の近位に位置してもよい。
外側シャフト200及び内側シャフト300の両方は、湾曲部500を含んでもよい。例えば、湾曲部500は、外側シャフト200及び内側シャフト300の軸線方向又は長手方向の変更部を含むことにより、湾曲部500の近位側の長手方向が、湾曲部500の遠位側の長手方向に対して角度が付いている。湾曲部500は、曲率半径を含んでもよい。曲率半径は、湾曲部500の範囲にわたって一定であってもよく、又は湾曲部500の範囲にわたって変化してもよい。湾曲部500が尖った角を有しないことにより、外側シャフト200及び内側シャフト300の長手方向は、湾曲部500に沿って滑らかに(例えば、不連続部を伴わずに)方向を変更してもよい。かかる湾曲部500は、湾曲部500が無い場合(例えば、外側シャフト200及び内側シャフト300が両方とも真直ぐで湾曲部を有しない場合)よりも、実践者がより容易に及びより正確に組織にアクセスすることを可能にしてもよい。内側シャフト300の可撓性内側シャフト部分302(図3)が、湾曲部500の一部分にわたって、湾曲部500の全てにわたって、又は湾曲部500を越えて延在してもよい。
外側シャフト200及び内側シャフト300の長手方向がそれにわたって方向を変える、外側シャフト200及び内側シャフト300の部分の全部又は一部を含むような湾曲部500の領域内に、デブリッダーは、湾曲部500の全長に沿って、内側シャフト300と外側シャフト200との間に複数のベアリングを含んでもよい。それぞれのベアリングは、複数のボールベアリングを随意に含んでもよく、当該ボールベアリングは、外側シャフト200及び内側シャフト300の長手方向軸線に沿った単一の軸方向位置に単一の調心輪を形成してもよい。複数のベアリングは、外側シャフト200及び内側シャフト300の長手方向軸線に沿った異なる軸線位置を占めてもよい。単一のベアリングの使用、又は湾曲部500のそれぞれの端部でのベアリングの使用と比較して、湾曲部500の全長に沿った異なる軸線位置にある、互いから分散した複数のベアリングは、内側シャフト300と外側シャフト200との間の摩擦を低減することを助け、それにより、作動装置106(図1)にかかる荷重を緩和することを助けてもよく、そして内側シャフト300及び外側シャフト200における摩耗を低減することを助けてもよい。
外側シャフト200が湾曲部500において剛性である構成については、複数のベアリングは、内側シャフト300が動くときに、外側シャフト200に対して可撓性内側シャフト部分302の間隔を空けてもよい。外側シャフト200が湾曲部500において可撓性である構成については、ベアリング602は、内側シャフト300が動くときに、外側シャフト200の可撓性外側シャフト部分204に対して可撓性内側シャフト部分302の間隔を空けてもよい。かかる間隔は、内側シャフト300が動くときに、内側シャフト300の外面と外側シャフト200の内面との間の接触を防止又は低減することを助けてもよい。図6〜9及び付随する本文は、これらの構成の両方に関連する。
図6は、複数の間隔が空いたベアリング602の一例についての断面図であり、当該ベアリングは、内側シャフト300の全長に沿って内側シャフト300と外側シャフト200との間に位置している。ベアリング602は、内側シャフト300が動くときに、外側シャフト200から離れる方に内側シャフト300の間隔を空けてもよい。例えば、ベアリング602は、使用中、内側シャフト300が動くときに、内側シャフト300の外面が外側シャフト200の内面に接触しないことを確実にすることを助けてもよい。
明瞭にするために、内側シャフト300及び外側シャフト200の部分は、湾曲しているというよりもむしろ真直ぐであるように図6に示されている。可撓性内側シャフト部分302は、内側シャフト300が湾曲部500の近傍で形状を変更することを可能にしてもよい。使用中、可撓性内側シャフト部分302は、湾曲部500の近傍で湾曲させられてもよい。
ベアリング602は、内側シャフト300の全長604に沿って、内側シャフト300と外側シャフト200との間に位置してもよい。全長604は、内側シャフト300の可撓性内側シャフト部分302の端部領域同士の間に1つ又は複数の中間位置を含んでもよい。
内側シャフト300の全長604は、可撓性内側シャフト部分302の全部又は一部を含んでもよく、当該その全部又は一部は、内側シャフト300のより近位の部分304又はより遠位の部分306のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である。外側シャフト200が剛性である構成については、ベアリングは、内側シャフト300が動くときに、外側シャフト200に対して可撓性内側シャフト部分302の間隔を空けてもよい。外側シャフト200が可撓性である構成については、内側シャフト300が動くときに、ベアリングは、可撓性外側シャフト部分204(図2)に対して可撓性内側シャフト部分302の間隔を空けてもよい。
ベアリング602は、可撓性内側シャフト部分302の近位部分に近接して位置する近位ベアリング602Aを含むように分布されてもよい。近位ベアリング602Aは、可撓性内側シャフト部分302上に、より近位の部分304上に(図6の例に示すように)位置してもよく、又は可撓性内側シャフト部分302及びより近位の部分304の両方にわたって延在してもよい。
ベアリング602は、可撓性内側シャフト部分302の遠位部分に近接して位置する遠位ベアリング602Bを含むように分布されてもよい。遠位ベアリング602Bは、可撓性内側シャフト部分302上に(図6の例に示すように)、より遠位の部分306上に位置してもよく、又は可撓性内側シャフト部分302及びより遠位の部分306の両方にわたって延在してもよい。
ベアリング602は、近位ベアリング602Aと遠位ベアリング602Bとの間に位置する少なくとも1つの中間ベアリング602Cを含むように分布されてもよい。ベアリング602は、可撓性内側シャフト部分302の全長604に沿って均一に間隔が空いていても、又は不均一に間隔が空いていてもよい。例えば、ベアリング602同士は、比較的小さい曲率半径を有する湾曲部の領域内では、一緒により接近して間隔が空いていてもよく、比較的大きい曲率半径を有する湾曲部の領域内では、より遠く離れて間隔が空いていてもよい。ベアリング602は、近位ベアリング602Aと遠位ベアリング602Bとの間の中間点に位置する中央ベアリングを随意に含んでもよい。
少なくとも1つのベアリング602が、(例えば、図6では水平方向に沿って)内側シャフト300の伸長方向に平行な方向にとられたとき、長手方向範囲を随意に有してもよく、当該長手方向範囲は、外側シャフト200に近接したところ(例えば、量X2)よりも内側シャフト300に近接したところでより大きい(例えば、量X1)。長手方向範囲におけるかかる差は、ベアリング602についての製造プロセスから生まれてもよく、当該製造プロセスにおいて、ベアリング602が内側シャフト300上に形成され、そして内側シャフト300とベアリング602とが、一緒に外側シャフト200内部に設置される。
長手方向範囲は、円形、楕円形、卵形状、ダイヤモンド形状、又はいずれか別の好適な形状である形状を含んでもよい。2つ以上の隣接するベアリングは、ベアリング材料によって随意に一緒に接続されてもよく、当該ベアリング材料は、内側シャフト300に近接した隣接するベアリング同士の間に延在する。
図7は、図6の遠位ベアリング602Bについての真横から見た断面図である。遠位ベアリング602Bは、内側シャフト300の外面から外側シャフト200の内面まで半径方向外向きに延在してもよい。遠位ベアリング602Bは、内側シャフト300から外側シャフト200まで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さ(T)を有してもよい。厚さ(T)は、図7に示すように環状空間全体にわたって、又は環状空間の一部分にわたって延在してもよい。
別の図6のベアリング602の真横から見た断面は、類似プロファイルを有してもよい。例えば、近位ベアリング602A(図6)は、内側シャフト300から外側シャフト200まで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有してもよい。同様に、それぞれの中間ベアリング602C(図6)は、内側シャフト300から外側シャフト200まで半径方向外向きに測定されたとき、それぞれの中間ベアリング厚さを有してもよい。
中間ベアリング厚さ(又は、複数の中間ベアリング602Cを含む構成についての厚さ)と、近位ベアリング厚さと、遠位ベアリング厚さとは、利用可能な製造及び整列公差内までで、随意に互いに実質的に等しくてもよい。
中間ベアリング厚さ(又は、複数の中間ベアリング602Cを含む構成についての中間ベアリング厚さのうちの1つ又は複数)は、随意に、近位ベアリング厚さ未満、及び遠位ベアリング厚さ未満であってもよい。厚さにおけるかかる差は、使用中に生じることがある、ベアリング602、内側シャフト300、又は外側シャフト200のうちのいずれか又は全てにおける変形を補償することを助けてもよい。変形が湾曲部500(図5)内の異なる位置に対して変化することがあるので、ベアリング602の厚さも、また同様の態様で変化してもよい。厚さのかかる差は、1つ又は複数のベアリング602の経時的な摩耗を補償することを助けてもよい。
遠位ベアリング602Bは、内側シャフト300の伸長方向に直交する平面でとられたとき、環状断面を有してもよい。伸長方向は、内側シャフトのそれぞれの長手方向位置において、内側シャフト300の中心軸線に平行であってもよい。言い換えると、伸長方向は、湾曲部500(図5)の付近で内側シャフト300に追従してもよい。
かかる環状断面は、内側シャフト300と外側シャフト200との間の密封を有効に形成することを助けてもよい。デブリッダーが切削範囲に吸引及び/又は潅注を供給してもよい配管を追加的に含んでもよい構成については、配管は、ベアリング602のうちの1つ又は複数における1つ又は複数の切取りを通って、外側シャフト200内側に、及び内側シャフト300外側に位置してもよい。
図8は、ベアリング800の一例についての真横から見た断面図であり、当該ベアリングは、その外側周辺部に1つ又は複数の切取り802を含む。切取り802は、吸引及び/又は潅注のための配管を収容してもよい。配管は、外側シャフト200内部の、又はそれに取り付けられた通路用の空間内に、(例えば、物理的導管を有しない)流体の通路用の空間内に物理的導管を含んでもよい。切取り802は、光源に電力供給する、カメラに電力供給する、及び/又はカメラからのデジタル信号を送る等のための対応する電気接続を収容するようなサイズであり、形状であり、位置にあり、配設されており、又は別様に構成されてもよい。切取り802は、必要に応じてデブリッダーの遠位部分を制御可能に配置してもよい、及び再配置してもよいような対応するプルワイヤを収容してもよい。
1つ又は複数のチューブ804が、外側シャフト200に沿って、外側シャフト200の内側及び内側シャフト300の外側に、それぞれのベアリング800の切取り802を通って延在してもよい。1つのチューブ804が、デブリッダーの遠位部分に吸引を提供してもよい。1つのチューブ804が、デブリッダーの遠位部分に潅注を提供してもよい。チューブ804を用いることの代替として、チューブ804が省略されてもよく、そして吸引及び/又は潅注が、チューブ804によらずに切取り802のうちの1つ又は複数を通して直接提供されてもよい。
図9は、デブリッダーを操作するための方法900の一例についての流れ図である。方法900は、図1のデブリッダー100によって、又はいずれかの好適なデブリッダーによって実行されてもよい。方法900は、デブリッダーを操作するためのほんの1つの方法であり、別の好適な方法が、また用いられてもよい。
操作902では、デブリッダーが、細長中空外側シャフトを提供してもよい。外側シャフトは、可撓性外側シャフト部分を含んでもよく、当該可撓性外側シャフト部分は、外側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である。
操作904では、デブリッダーは、細長内側シャフトの近位部分を作動させてもよく、当該近位部分は、外側シャフト内部に少なくとも部分的に配設されて内側シャフトに動きを付与する。内側シャフトは、可撓性内側シャフト部分を含んでもよく、当該可撓性内側シャフト部分は、内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である。可撓性内側シャフト部分の少なくとも一部は、可撓性外側シャフト部分内部に配設されてもよい。
操作906では、デブリッダーは、内側シャフトを介して、内側シャフトの遠位部分に位置する切削要素を動かしてもよい。外側シャフトは、内側シャフトが動くときに、切削要素を露出させてもよい。
操作908では、デブリッダーは、内側シャフトが動くときに、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングを介して、可撓性内側シャフト部分を可撓性外側シャフト部分と実質的に同軸であるように配置してもよい。
デブリッダーに関連した構造、技術、及び方法が上記で述べられてきたが、それにおいて、作動装置又はモータが、動作を内側シャフトの近位端部に適用することにより、内側シャフトの遠位端部に位置する切削要素の動作に影響を及ぼしてもよい。同様の構造、技術、及び方法が、またドリルに適用されてもよい。例えば、作動装置又はモータが、内側シャフトの近位端部に回転を適用することにより、内側シャフトの遠位端部に位置するドリルビットを回転させてもよい。ドリルは、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングを含んでもよい。内側シャフトの全長は、可撓性内側シャフト部分の端部領域同士の間に1つ又は複数の中間位置を含んでもよい。ベアリングは、内側シャフトが動くときに、外側シャフトに対して可撓性内側シャフト部分の間隔を空けてもよい。複数のベアリングは、内側シャフトが外側シャフトに対して動いてもよい別の好適な用途に用いられてもよい。
本明細書で論じられた手術装置及び/又は方法を更に例示するために、非限定的な実施例のリストが以下に提供される。以下の非限定的な実施例のそれぞれが、独立していてもよく、又は、別の実施例のうちのいずれかの1つ又は複数のものといずれかの順列で又は組合せで組み合わされてもよい。
実施例1では、手術装置が、細長中空外側シャフトと、外側シャフト内部で可動であり、可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトであって、内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である細長内側シャフトと、内側シャフトの遠位部分に位置し、内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、内側シャフトが動くときに、外側シャフトが切削要素を露出させるように構成されている切削要素と、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、内側シャフトが動くときに、可撓性内側シャフト部分を外側シャフトに対して間隔を空けるように構成されている複数のベアリングと、を含んでもよい。
実施例2では、実施例1の手術装置は、複数のベアリングが、可撓性内側シャフト部分の端部領域同士の間の1つ又は複数の中間位置を含む全長に沿って、内側シャフトと外側シャフトとの間に位置するように随意に構成されてもよい。
実施例3では、実施例1〜2のうちのいずれか1つの手術装置は、外側シャフト内部での内側シャフトの動きが、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つを含むように随意に構成されてもよい。
実施例4では、実施例1〜3のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングが、可撓性内側シャフト部分の近位部分に近接して位置する近位ベアリングと、可撓性内側シャフト部分の遠位部分に近接して位置する遠位ベアリングと、近位ベアリングと遠位ベアリングとの間に位置する少なくとも1つの中間ベアリングと、を含むように随意に構成されてもよい。
実施例5では、実施例1〜4のうちのいずれか1つの手術装置は、近位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、遠位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、中間ベアリング厚さは、近位ベアリング厚さ未満であり、遠位ベアリング厚さ未満であるように随意に構成されてもよい。
実施例6では、実施例1〜5のうちのいずれか1つの手術装置は、近位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、遠位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、中間ベアリング厚さと、近位ベアリング厚さと、遠位ベアリング厚さとは、互いに実質的に等しいように随意に構成されてもよい。
実施例7では、実施例1〜6のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングが可撓性内側シャフト部分の全長に沿って均一に間隔を空けているように随意に構成されてもよい。
実施例8では、実施例1〜7のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングが可撓性内側シャフト部分の全長に沿って不均一に間隔を空けているように随意に構成されてもよい。
実施例9では、実施例1〜8のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングのうちの少なくとも1つのベアリングが、内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、環状断面を有するように随意に構成されてもよい。
実施例10では、実施例1〜9のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングの少なくとも1つのベアリングが、内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、その外側周辺部に少なくとも1つの切取りを有する概して環状の断面を有するように随意に構成されてもよい。
実施例11では、実施例1〜10のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングのうちのそれぞれのベアリングが、内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、その外側周辺部に少なくとも1つの切取りを有する概して環状の断面を有するように随意に構成されてもよい。
実施例12では、実施例1〜11のうちのいずれか1つの手術装置は、外側シャフトに沿って、外側シャフトの内側及び内側シャフトの外側に、それぞれのベアリングの切取りを通って延在するチューブを随意に更に含んでもよい。
実施例13では、実施例1〜12のうちのいずれか1つの手術装置は、複数のベアリングのうちの少なくとも1つのベアリングが、内側シャフトの伸長方向に平行な方向にとられたとき、長手方向範囲を有し、当該長手方向範囲は、外側シャフトに近接したところよりも内側シャフトに近接したところでより大きいように随意に構成されてもよい。
実施例14では、実施例1〜13のうちのいずれか1つの手術装置は、内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与するように構成された作動装置を随意に更に含んでもよく、内側シャフトは、付与された動きを内側シャフトに沿って伝達して切削要素を動かすように構成され、付与された動きは、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つである。
実施例15では、実施例1〜14のうちのいずれか1つの手術装置は、切削要素がシェービングブレード又は穴ぐり器のうちの少なくとも1つを備えるように随意に構成されてもよい。
実施例16では、手術装置を操作するための方法が、細長中空外側シャフトを提供することと、外側シャフト内部に少なくとも部分的に配設されて内側シャフトに動きを付与する、細長内側シャフトの近位部分を作動させることであって、内側シャフトは、内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む、ことと、内側シャフトを介して、内側シャフトの遠位部分に位置する切削要素を動かすことであって、外側シャフトは、内側シャフトが動くときに、切削要素を露出させるように構成されている、ことと、内側シャフトの全長に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングを介して、内側シャフトが動くときに、可撓性内側シャフト部分を外側シャフトと実質的に同軸であるように配置することと、を含んでもよい。
実施例17では、実施例16の方法は、複数のベアリングが、可撓性内側シャフト部分の近位部分に近接して位置する近位ベアリングと、可撓性内側シャフト部分の遠位部分に近接して位置する遠位ベアリングと、近位ベアリングと遠位ベアリングとの間に位置する少なくとも1つの中間ベアリングと、含むように随意に構成されてもよい。
実施例18では、実施例16〜17のうちのいずれか1つの方法は、近位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、遠位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、中間ベアリング厚さは、近位ベアリング厚さ未満であり、遠位ベアリング厚さ未満であるように随意に構成されてもよい。
実施例19では、実施例16〜18のうちのいずれか1つの方法は、近位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、遠位ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、内側シャフトから外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、中間ベアリング厚さと、近位ベアリング厚さと、遠位ベアリング厚さとが、互いに実質的に等しいように随意に構成されてもよい。
実施例20では、手術装置は、細長中空外側シャフトと、外側シャフト内部で可動であり、内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトと、内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与するように構成された作動装置であって、内側シャフトは、付与された動きを内側シャフトに沿って内側シャフトの遠位部分まで伝達するように構成されており、付与された動きは、中心軸線周りの単一方向回転、中心軸線周りの振動回転、又は中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つである、作動装置と、内側シャフトの遠位部分に位置し、内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、内側シャフトが動くときに、外側シャフトが切削要素を露出させるように構成されている、切削要素と、可撓性内側シャフト部分に沿って内側シャフトと外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、ベアリングは、内側シャフトが動くときに、外側シャフトに対して可撓性内側シャフト部分の間隔を空けるように構成されている、複数のベアリングと、を含んでもよい。
100 デブリッダー
102 近位部分
104 遠位部分
106 モータ、作動装置
200 外側シャフト
204 可撓性外側シャフト部分
210 開口
300 内側シャフト
302 可撓性内側シャフト部分
308 切削要素
408 切削要素
500 湾曲部
602 ベアリング

Claims (20)

  1. 手術装置であって、
    細長中空外側シャフトと、
    前記外側シャフトの内部で可動である細長内側シャフトであって、前記内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトと、
    前記内側シャフトの遠位部分に位置し、前記内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、前記内側シャフトが動くときに、外側シャフトが前記切削要素を露出させるように構成されている、切削要素と、
    前記内側シャフトの全長に沿って前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、前記ベアリングは、前記内側シャフトが動くときに、前記外側シャフトに対して前記可撓性内側シャフト部分の間隔を空けるように構成されている、複数のベアリングと、
    を備える手術装置。
  2. 前記複数のベアリングは、前記可撓性内側シャフト部分の端部領域同士の間に1つ又は複数の中間位置を含む前記全長に沿って、前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に位置している、請求項1に記載の手術装置。
  3. 前記外側シャフトの内部での前記内側シャフトの前記動きは、中心軸線周りの単一方向回転、前記中心軸線周りの振動回転、又は前記中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の手術装置。
  4. 前記複数のベアリングは、
    前記可撓性内側シャフト部分の近位部分に近接して位置する近位ベアリングと、
    前記可撓性内側シャフト部分の遠位部分に近接して位置する遠位ベアリングと、
    前記近位ベアリングと前記遠位ベアリングとの間に位置する少なくとも1つの中間ベアリングと、
    を含む、請求項1に記載の手術装置。
  5. 前記近位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、
    前記遠位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、
    前記少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、
    前記中間ベアリング厚さは、前記近位ベアリング厚さ未満であり、前記遠位ベアリング厚さ未満である、請求項4に記載の手術装置。
  6. 前記近位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、
    前記遠位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、
    前記少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、
    前記中間ベアリング厚さと、前記近位ベアリング厚さと、前記遠位ベアリング厚さとは、互いに実質的に等しい、請求項4に記載の手術装置。
  7. 前記複数のベアリングは、前記可撓性内側シャフト部分の前記全長に沿って均一に間隔を空けている、請求項1に記載の手術装置。
  8. 前記複数のベアリングは、前記可撓性内側シャフト部分の前記全長に沿って不均一に間隔を空けている、請求項1に記載の手術装置。
  9. 前記複数のベアリングのうちの少なくとも1つのベアリングが、前記内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、環状断面を有する、請求項1に記載の手術装置。
  10. 前記複数のベアリングのうちの少なくとも1つのベアリングが、前記内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、その外側周辺部に少なくとも1つの切取りを有する概して環状の断面を有する、請求項1に記載の手術装置。
  11. 前記複数のベアリングのうちのそれぞれのベアリングが、前記内側シャフトの伸長方向に直交する平面でとられたとき、その外側周辺部に少なくとも1つの切取りを有する概して環状の断面を有する、請求項1に記載の手術装置。
  12. 前記外側シャフトに沿って、前記外側シャフトの内側及び前記内側シャフトの外側に、それぞれのベアリングの切取りを通って延在するチューブを更に備える、請求項11に記載の手術装置。
  13. 前記複数のベアリングのうちの少なくとも1つのベアリングが、前記内側シャフトの伸長方向に平行な方向にとられたとき、長手方向範囲を有し、前記長手方向範囲は、前記外側シャフトに近接したところよりも前記内側シャフトに近接したところでより大きい、請求項1に記載の手術装置。
  14. 前記内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与するように構成された作動装置を更に備え、前記内側シャフトは、前記付与された動きを前記内側シャフトに沿って伝達して前記切削要素を動かすように構成され、前記付与された動きは、中心軸線周りの単一方向回転、前記中心軸線周りの振動回転、又は前記中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つである、請求項1に記載の手術装置。
  15. 前記切削要素は、シェービングブレード又は穴ぐり器のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の手術装置。
  16. 手術装置を操作するための方法であって、前記方法は、
    細長中空外側シャフトを提供するステップと、
    前記外側シャフトの内部に少なくとも部分的に配設されている細長内側シャフトの近位部分を作動させるステップであって、それにより、前記内側シャフトに動きを付与し、前記内側シャフトは、前記内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む、ステップと、
    前記内側シャフトを介して、前記内側シャフトの遠位部分に位置する切削要素を動かすステップであって、前記内側シャフトが動くときに、外側シャフトが前記切削要素を露出させるように構成されている、ステップと、
    前記内側シャフトの全長に沿って前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングを介して、前記内側シャフトが動くときに、前記可撓性内側シャフト部分を前記外側シャフトと実質的に同軸であるように配置するステップと、
    を含む、方法。
  17. 前記複数のベアリングは、
    前記可撓性内側シャフト部分の近位部分に近接して位置する近位ベアリングと、
    前記可撓性内側シャフト部分の遠位部分に近接して位置する遠位ベアリングと、
    前記近位ベアリングと前記遠位ベアリングとの間に位置する少なくとも1つの中間ベアリングと、
    を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記近位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、
    前記遠位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、
    前記少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、
    前記中間ベアリング厚さは、前記近位ベアリング厚さ未満であり、前記遠位ベアリング厚さ未満である、請求項17に記載の方法。
  19. 前記近位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、近位ベアリング厚さを有し、
    前記遠位ベアリングは、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、遠位ベアリング厚さを有し、
    前記少なくとも1つの中間ベアリングのうちの第1中間ベアリングが、前記内側シャフトから前記外側シャフトまで半径方向外向きに測定されたとき、中間ベアリング厚さを有し、
    前記中間ベアリング厚さと、前記近位ベアリング厚さと、前記遠位ベアリング厚さとは、互いに実質的に等しい、請求項17に記載の方法。
  20. 手術装置であって、
    細長中空外側シャフトと、
    前記外側シャフトの内部で可動である細長内側シャフトであって、前記内側シャフトのより近位の部分又はより遠位の部分のうちの少なくとも1つよりもより可撓性である可撓性内側シャフト部分を含む細長内側シャフトと、
    前記内側シャフトの近位部分に制御可能に動きを付与するように構成された作動装置であって、前記内側シャフトは、前記付与された動きを前記内側シャフトに沿って前記内側シャフトの遠位部分まで伝達するように構成され、前記付与された動きは、中心軸線周りの単一方向回転、前記中心軸線周りの振動回転、又は前記中心軸線に沿った往復動式並進のうちの少なくとも1つである、作動装置と、
    前記内側シャフトの前記遠位部分に位置し、前記内側シャフトと一緒に動くように構成された切削要素であって、前記内側シャフトが動くときに外側シャフトが前記切削要素を露出させるように構成されている、切削要素と、
    前記可撓性内側シャフト部分に沿って前記内側シャフトと前記外側シャフトとの間に位置する複数のベアリングであって、前記ベアリングは、前記内側シャフトが動くときに、前記外側シャフトに対して前記可撓性内側シャフト部分の間隔を空けるように構成されている、複数のベアリングと、
    を備える手術装置。
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