JP2021104760A - 搭載構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】電気自動車等の車両に搭載されるパワーコントロールユニット等の電子機器を省スペースで搭載可能とする搭載構造を提供する。また、車両に電子機器を搭載する際に電子機器を保護することが可能な搭載構造を提供する。【解決手段】車両1に電子機器56を搭載する搭載構造に関するものである。車両1は、前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置された一対のサイドメンバ10L,10Rを有している。サイドメンバ10L,10Rと交差する方向には、第1クロスメンバ11aと、第2クロスメンバ11bとが、車両1の前後方向に所定の間隔を空けて配置されている。電子機器56は、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bを介して車両1に搭載されており、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが、電子機器56の固定状態において相対的に高さが異なるように配置されている。【選択図】図1

Description

本発明は、パワーコントロールユニット(PCUとも称する)等の電子機器を車両に搭載する搭載構造に関する。
最近では、二酸化炭素の排出量の低減等の環境対策のため、電気自動車やハイブリッド車等の車両が増加しつつある。これらの車両は、電動化するにあたり、駆動用のモータや駆動用のバッテリーに加えて、PCU、DC/DCコンバータ、車載充電器(オンボードチャージャー又はOBCとも称する)等の電子機器を搭載する必要がある。
上述した電子機器類を車両に搭載するにあたり、前方からの衝撃に対して電子機器類を保護する必要がある。そこで、エンジンルーム内の車両骨格部材に、第1の取付部を介して取り付けられた第1の補機(車載充電器に相当)と、前記車両骨格部材に第2の取付部を介して取り付けられた第2の補機(PCUに相当)とが搭載された車両用補機搭載構造が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1の発明は、車両両側に設けられたサイドメンバ間に2本のクロス部材(クロスメンバに相当)が、車両前後方向において同じ高さとなるように設けられている。また、第1の取付部と、第2の取付部とが、それぞれ2本のクロス部材と平行となるように所定の間隔を空けて、両クロス部材に取り付けられている。従って、第1の補機と、第2の補機は、両クロス部材上にそれぞれ水平に2段積みで積層配置されている。
特許第5652091号公報
しかしながら、上述のように2本のクロス部材を車両の前後方向において同じ高さとなるように設けた場合、電子機器が、サイドメンバやクロスメンバ上に位置し、前方や側方がむき出しの状態となり、前方からの衝撃や側方からの衝撃により、車両の各種部材と干渉する問題がある。そのため、かかる問題を解決できる構成とすることが、なお一層好ましい。さらに、特許文献1の構成では、サイドメンバよりも上方に補機(以後、電子機器とも称する)が突出した状態となるため、それぞれの電子機器の重心位置が高くなり、電子機器はもちろん車両としての安定性の低下に繋がる懸念があった。また、電子機器の上方への突出が大きくなることにより、電子機器の搭載のスペースを確保することも困難であった。
そこで、本発明は、ワンボックスカーや小型車を始めとする各種の車両において省スペースで電子機器等を搭載可能な電子機器の搭載構造を提供することを目的とする。
(1)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、少なくとも1つの電子機器を車両に搭載する搭載構造であって、前記車両の前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置された一対のサイドメンバと、前記サイドメンバと交差する方向に配置される第1クロスメンバと、前記第1クロスメンバと前記車両の前後方向に所定の間隔を空けて配置される第2クロスメンバとを有し、前記電子機器が、前記第1クロスメンバ及び第2クロスメンバを介して前記車両に搭載されており、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバのうちいずれか一方が、前記電子機器の前方側に配置されていることを特徴とするものである。
本発明の搭載構造は、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバのうちいずれか一方が、電子機器の前方側に配置されているので、車両が前方に追突等することによって前方側から衝撃を受けた場合に、電子機器が車両の前方側に侵入することを前方側のクロスメンバによって抑制することができる。また、車両の前方側に例えばトランスアクスル等の他部材が搭載されている場合は、前方からの衝撃によってトランスアクスル等の他部材が電子機器の方に侵入することを抑制することができる。
(2)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、前記第1クロスメンバと第2クロスメンバとが、前記電子機器の固定状態において相対的に高さが異なるように配置されていることを特徴とするものである。
本発明の搭載構造は、電子機器が、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバを介して車両に搭載されており、第1クロスメンバと第2クロスメンバとが、電子機器の固定状態において相対的に高さが異なるように配置されているので、第1クロスメンバと第2クロスメンバとの間に収容スペースが形成される。そのため、前記収容スペース内に電子機器を収容することができる。しかも、電子機器自体の重心位置を低い位置に配置するのではなく、第1クロスメンバを電子機器の前(第2クロスメンバ上)に配置することで、固定部が、電子機器の重心に近くなり、安定する。また、車両の加速に伴う重力加速度(Gとも称する)による電子機器のふらつきや振動を軽減することが可能である。
(3)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバとの間に亘って、支持部が取り付けられており、前記支持部又はクロスメンバに前記電子機器が搭載されていることを特徴とするものである。
本発明の搭載構造は、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバとの間に亘っており、車両に対して前方側から受ける衝撃に対する耐久性が高いものである。また、本発明の搭載構造は、このような前後方向への衝撃に対する耐久性が高い構造に対して電子機器を搭載したものである。そのため、本発明によって、前後からの衝突を受けても電子機器の破壊等が生じにくい搭載構造を提供できる。また、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバとの間に亘って、支持部が取り付けられることにより、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバとの間の前方側からの衝撃に対する耐久性がより一層高められる。これにより、支持部に搭載した電子機器を、前方側からの衝撃から保護することが可能である。
(4)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、前記電子機器が、前記一対のサイドメンバ間の領域に配置されていることが好ましい。
本発明の搭載構造は、電子機器が、一対のサイドメンバ間の領域に配置されているので、車両が側方側から衝撃を受けた際に、第1クロスメンバと第2クロスメンバとで衝撃に対して踏ん張ることができ、電子機器を保護することが可能である。
(5)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバのいずれか一方又は双方が、両端側において前記一対のサイドメンバの内側面に当接するように支持されていることが好ましい。
本発明の搭載構造は、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバのいずれか一方又は双方が、両端側において一対のサイドメンバの内側面に当接するように支持されているので、車両が側方側から衝撃を受けた際に、サイドメンバが受けた衝撃をクロスメンバに分散させることが可能である。これにより、車両部材が側方側から電子機器に干渉することを抑制できる。
(6)上述した課題を解決すべく提供される本発明の車両は、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバのいずれか一方又は双方が、前記サイドメンバよりも下方に位置することが好ましい。
かかる構成によれば、搭載する電子機器の一部又は全部の側方側が、サイドメンバ間にクロスメンバを配置かつ、サイドメンバに囲まれるように位置するので、車両が側方側から衝撃を受けた場合であっても、クロスメンバの支えもあって、電子機器が車両部材と干渉することを抑制している。
(7)上述した課題を解決すべく提供される本発明の搭載構造は、前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバは、前記車両の前方側に位置するフロントクロスメンバを形成することを特徴とするものである。
かかる構成によれば、第1クロスメンバ及び第2クロスメンバがフロントクロスメンバを形成するので、車両の前方側に電子機器を搭載するスペースを確保しやすくなる。これにより、小型車やワンボックスカー等を電動化する場合に、車室空間を確保しつつ、車室フロアの低床化やフラット化が行いやすくなる。
本発明によれば、ワンボックスカーや小型車を始めとする各種の車両において省スペースで電子機器等を搭載可能な電子機器の搭載構造を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る車両の構成を図解的に示す左側面図である。 本発明の一実施形態に係る車両の構成を図解的に示す右側面図である。 電子機器の1段目から見た車両要部の構成を図解的に示す平面図である。 電子機器の2段目から見た車両要部の構成を図解的に示す平面図である。 電子機器の3段目から見た車両要部の構成を図解的に示す平面図である。 図1の要部を拡大した概略左側断面図である。 図5の要部を拡大した概略平面図である。 本発明の別の実施形態に係る車両の要部を拡大した概略左側断面図である。
以下では、本発明の一実施形態について、添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、説明を容易にするため、実際のスケールとは異なっていることに留意されたい。
図1は、左方向から見た左側面図を図解的に簡略化して描いたものである。図2は車両1を右方向から見た右側面図である。図3〜5は、車両1の平面図を図解的に描いたものであり、後述する電子機器56の収容状態を階層的に表したものである。図1〜図5のように、車両1は、電力により発生する回転動力を駆動輪に伝達して走行するものである。本実施形態では、車両1は、モータ2を走行用駆動源として搭載し、モータ2に電力供給することにより発生する回転動力を駆動輪に伝達して走行するものとされている。また、本実施形態において例示する車両1は、キャブオーバ構造が採用されたワンボックスタイプのものとされている。
車両1は、車体3の下部に、一対のサイドメンバ10L,10Rを備えている。サイドメンバ10L,10Rは、左右対称に構成され、車幅方向(左右方向)に互いに間隔を空けてそれぞれ前後方向に延びている。サイドメンバ10L,10Rは、それぞれ長手方向両側に略平行に配置されているが、中間部において屈曲しており車両前方側に向かうにつれて互いに近接している。
図3〜5に示すように、サイドメンバ10L,10Rの間に形成された領域は、大別して後方側領域16、中間領域17、及び前方側領域18の3つの領域に分類することができる。後方側領域16は、車両1の後方側において、サイドメンバ10L,10Rが所定の間隔を介して略平行に配置された部分に形成された領域である。後方側領域16は、略矩形の領域とされている。また、中間領域17は、サイドメンバ10L,10Rの中間部において両者の間に形成された領域である。中間領域17は、前方側に向かうにつれて後方側領域16におけるよりも間隔が狭まるようにサイドメンバ10L,10Rが傾斜した部分に形成されている。そのため、中間領域17は、後方側領域16とは異なり、略台形状の領域とされている。前方側領域18は、中間領域17よりも車両1の前方側において、サイドメンバ10L,10Rが略並行に配置された部分に形成された領域である。前方側領域18は、後方側領域16と同様に略矩形の形状とされているが、サイドメンバ10L,10Rの間隔が後方側領域16におけるよりも狭いため、後方側領域16よりも車幅方向に小さな領域とされている。
中間領域17には、車幅方向に沿ってフロントクロスメンバとなる第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが車両前後方向に所定の間隔を空けて設けられている。第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとは、サイドメンバ10L,10Rと交差する方向に架け渡されている。また、第1クロスメンバ11aは、第2クロスメンバ11bの車両前方側に位置し、適宜のブラケット(図示しない)を介して、両端側が、サイドメンバ10L,10Rの内側面と当接するように支持されている。また、第2クロスメンバ11bは、サイドメンバ10L,10Rの下側に支持されたブラケットを介して、両端側が、サイドメンバ10L,10Rに支持されて搭載構造5を形成している。従って、第2クロスメンバ11bは、第1クロスメンバ11aよりも下方に位置するように配置されている(図6参照)。これにより、後述する電子機器56の前方側に第1クロスメンバ11aが位置し、第1クロスメンバ11aが、電子機器56の前面側と対向するように配置される。また、第1クロスメンバ11aの一部が、高さ方向において、電子機器56と重なる。また、電子機器56の前方側に第1クロスメンバ11aが配置された搭載構造5が形成されることにより、車両1が前方に追突等することによって前方側から衝撃を受けた場合に、電子機器56が車両1の前方側に侵入することを第1クロスメンバ11aによって抑制することができる。また、車両1の前方側に搭載されている、例えばモータ2等の他部材が、前方からの衝撃によって電子機器56の方に侵入することを抑制することができる。
上述したように搭載構造5は、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが相対的に高さが異なるように設けられているので、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの間に上下方向の収容スペースが確保される。そのため、前記収容スペース内に電子機器56を収容することができ、しかも、電子機器56を低い位置に位置付けることが可能である。これにより、電子機器56の重心が低位置に位置するので、電子機器56の取り付け状態が安定化する。また、車両1の加速に伴う重力加速度(Gとも称する)による電子機器56のふらつきや振動を軽減することが可能である。また、前記収容スペースは、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとによって左右方向からの衝撃を受け止めることができるので、左右方向の衝撃に対して高い耐久性が確保される。
また、搭載構造5は、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの間に、電子機器56が固定される支持部12が形成されている。図7に示すように支持部12は、3本、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとに亘って取り付けられ、電子機器56の固定面が略水平となるように形成されている。支持部12は、前後方向からの衝撃に対して、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバと11bとの間で突っ張ることにより、前記収容スペースの耐久性をより一層高めることができる。電子機器56は、支持部12上に搭載され、適宜の手段で支持部12に固定されている。従って、電子機器56は、前後方向からの衝撃に対して高い耐久性が確保された収容スペース内に収容されるので、前後からの衝突を受けても電子機器56の破壊が生じにくい搭載構造が提供される。なお、電子機器56は、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bのいずれか一方又は双方に直接的に搭載されるものやブラケット等を介して間接的に搭載されるものであっても良い。
図1等に示すように、サイドメンバ10L,10R上には、フロアパネル13が設けられている。フロアパネル13は、サイドメンバ10L,10Rに跨がるように配置されている。フロアパネル13は、例えば、サイドメンバ10の上面に溶接によって接合する等して固定されている。フロアパネル13の上方には、車室14が設けられている。車室14の前端部には、車幅方向に横並びの運転席及び助手席からなる前部座席15が配置されている。フロアパネル13は、少なくとも前部座席15の足下から車室14の後端まで延びるように形成されている。また、フロアパネル13には、前部座席15の下方において、上方に向けて突出した空間部13aが形成されている。すなわち、空間部13aは、サイドメンバ10L,10Rよりも上方に突出して形成されている。なお、本実施形態では、空間部13aは、車両前後方向の中間部近傍に形成されている。
図3〜5に示すように、車両1は、駆動輪である前輪31L,31Rに対し、電力により発生する回転動力を伝達する駆動装置20を備えている。駆動装置20は、回転動力を出力するためのモータ2と、モータ2から出力された回転動力を前輪31L,31Rに伝達するためのトランスアクスル32とを備えている。
モータ2は、空間部13aに対して前方側に位置し、フロアパネル13よりも下方に配設されている。モータ2は、図1に示すように、出力軸23がモータ本体24から前後方向に沿って前側に延びる縦置きの状態で配置され、固定されている。また、モータ2は、サイドメンバ10L,10Rの間に形成された前方側領域18において、第1クロスメンバ11aの前方側に配置されている。また、図6に示すように、モータ2の前面側には、マウント部25が設けられており、マウント部25が、第1クロスメンバ11aの下方に設けたブラケットに締結されることで、車体3に支持されている。従って、マウント部25は、第1クロスメンバ11aの下方側に配置されている。これにより、モータ2の少なくとも一部が、車両1の前後方向視において、第1クロスメンバ11aよりも下方に位置する。なお、モータ2の少なくとも一部が、車両1の前後方向視において、マウント部25と重なっているものや、モータ2の少なくとも一部が、車両1の前後方向視において、第1クロスメンバ11aと重なったものであっても良い。また、上述した支持部12は、マウント部25の車両後方側に配置されている。そのため、前方側に衝突した際に、支持部12が、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの間で突っ張ることによって、マウント部25から受ける衝撃を抑制できる。
トランスアクスル32は、前方側領域18において、モータ2に対して前方に配置されている。トランスアクスル32は、モータ2の動力を左右の駆動輪である前輪31L,31Rに分配するデファレンシャルギヤを含むものであり、従来公知のものと同様の構成とされている。前記デファレンシャルギヤは、デフケース内で回転可能に設けられる2個のピニオンギヤにそれぞれ噛合する2個のサイドギヤ及びデフケースに固定されるリング状のリングギヤを備えている。デフケースは、左右のドライブシャフト37L,37Rの一端部が挿入されており、その一端部は、それぞれサイドギヤに接続されている。また、デフケースには、デフケースの外周を取り囲むリング状のリングギヤが固定されている。
前記デファレンシャルギヤは、モータ2に対して動力伝達可能なように結合されている。具体的には、図1に示すように、モータ2の出力軸23には、かさ歯車38が固定されている。かさ歯車38は、リングギヤに形成された斜歯と噛合している。これにより、モータ2の出力軸23の動力により、デフケースがリングギヤと一体に回転する。そして、デフケースの回転がピニオンギヤを介して各サイドギヤの回転に変換されて、各サイドギヤと一体に左右のドライブシャフト37L,37Rが回転し、ドライブシャフト37L,37Rの回転がそれぞれ前輪31L,31Rに伝達される。このようにトランスアクスル32は、上述したデファレンシャルギヤやドライブシャフト37L、37Rなどによりモータ2の動力を駆動輪に伝達することができる。
図1〜5に示すように、車両1には、上述したモータ2やトランスアクスル32の近傍に、電動エアコンプレッサ33が配置されている。また、図1及び図2に示すように、フロアパネル13の中間領域17に形成された空間部13aの内部に、PCU34(Power Control Unit34又はパワーコントロールユニット34とも称する)、車載充電器36(オンボードチャージャー36又はOBC36とも称する)、DC/DCコンバータ55等(以下、これらを総合して電子機器56とも称する)が配置されている。
電動エアコンプレッサ33は、車室内の空調のためのものであり、モータ2に対して車幅方向に隣接する位置に配置されている。PCU34はモータ2を駆動するための電圧等の制御を行うためものである。また、DC/DCコンバータ55は、後述するバッテリー35の電圧を補機類用のバッテリー(図示しない)の充電のために電圧変換するものである。ここで補機類用のバッテリーは、例えば、ヘッドランプ等や低電圧で使用する電装品等に使用されるものである。車載充電器36は、交流と直流の変換を行ったり、昇圧を行って駆動用バッテリーを充電するものである。また、PCU34、モータ2、DC/DCコンバータ55、車載充電器36及びバッテリー35との間等には、高電圧ケーブル39が接続されている。
図3〜5に示すように、本実施形態の搭載構造5において、電子機器56は、車載充電器36を1段目、DC/DCコンバータ55を2段目、PCU34を最上段の3段目となるように、それぞれ積層された状態で一部又は全部が、空間部13aの内部に配置されている。これらの電子機器56の積層順番は、形状や配線の取り回しなどに応じて任意のものとすることができる。また、電子機器56は、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの間に形成された支持部12に支持されている。これにより、電子機器56は、支持部12上に略水平な状態で積層配置される。本実施形態においては、車載充電器36を最下段として、DC/DCコンバータ55と、PCU34とが順次積層されている。車載充電器36、DC/DCコンバータ55、PCU34は、それぞれ適宜のブラケット(図示しない)を介して支持部12と、第1クロスメンバ11aと、第2クロスメンバ11bとに固定されている。
また、電子機器56は、モータ2及びトランスアクスル32よりも上方となるように配置されている。これにより、車両1が前方側から衝撃を受けた際に、駆動装置20が電子機器56と干渉することを抑制することができる。具体的には、前方側からの衝撃により、駆動装置20が電子機器56の下方に潜り込むので、駆動装置20と電子機器56とが干渉することを抑制できる。また、電子機器56をトランスアクスル32よりも上方となるように配置することで、車両1が水に浸かった際に、電子機器56を浸水から抑制することができる。
バッテリー35は、電子機器56が配置された空間部13aに対して後方側にある後方側領域16において、サイドメンバ10L,10Rの間に配置されている。バッテリー35は、多数の電池セル35aを上下方向に単段であって、水平方向(本実施形態では車幅方向及び車両前後方向)に多数並べて配置したものとされている。バッテリー35は、車両後方側において直線的に延び、かつ略並行に配置されたサイドメンバ10L,10Rの間に形成された、略矩形状の後方側領域16に配置されている。そのため、バッテリー35についても、電池セル35aを収容できる程度の高さ(厚み)であって、平面視が略矩形の外観形状とされている。従って、車両1に搭載されているバッテリー35は、内部にデッドスペースを殆ど発生させることなく電池セル35aを配列したものであり、薄型でありながら高容量のものとされている。
上述したように、本実施形態の搭載構造5では、モータ2やトランスアクスル32のような大きな部材を備えた駆動装置20が、バッテリー35に対して前方に配置されている。そのため、本実施形態の搭載構造5を採用した車両1は、駆動装置20を後方側に配置する場合に比べて車室フロアを確保しやすい。さらに、電子機器56を車両1の中間領域17に形成された空間部13aの内部に配置することで、電子機器56が分散配置されることなく一箇所に集約して収容される。そのため、車両1の後方側領域16に電子機器56を設ける場合に比べて、バッテリー35の収容スペースを広く確保でき、車両1のトランクを広く形成することが可能となる。これにより、バッテリー35を大容量化でき、車両1の走行可能時間を延ばすことができる。また、電子機器56が空間部13aに集約されることで、PCU34、DC/DCコンバータ55及び車載充電器36の間を接続する高電圧ケーブル39を最小限の長さとすることができる。また、電子機器56、モータ2及びバッテリー35を近接配置することが可能であるので、高電圧ケーブル39を最小限の長さとすることができる。これにより、配線作業を容易にすると共にコストダウン、軽量化、電力損失の抑制が可能となる。また、電子機器56が、立体的に形成された空間部13aに囲まれているので、車両1が、前方や後方から衝撃を受けた場合に、電子機器56が空間部13aによって保護される。また、空間部13aは、両側にサイドメンバ10L,10Rが形成されているので、車両1が、横方向から衝撃を受けた場合であっても、電子機器56がサイドメンバ10L,10Rによって保護される。
本実施形態の搭載構造5では、トランスアクスル32の前方又は後方においてモータ2の出力軸23が前後方向に延びるように配置した縦置きの配置とされている。このような構成を採用することにより、車両1においては、車室フロアの低床化が図られている。すなわち、上述したようにモータ2を縦置きで配置すれば、モータ2の出力軸23が前後方向に延びることになる。そのため、モータ2の出力軸23とトランスアクスル32のリングギヤとの連結に、直交軸歯車であるかさ歯車38が用いられている。従って、上述したようにモータ2を縦置きの配置とすることで、横置きにしたときのように大きな設置スペースを必要とせず、その分だけ車室14の低床化が図られている。
また、上述したように、本実施形態の搭載構造5では、一対のサイドメンバ10L,10Rの間であって車両1の後方側にある後方側領域16にバッテリー35が配置されている。後方側領域16は、サイドメンバ10L,10Rの間隔が前方側領域18や中間領域17よりも大きいため、大容量のバッテリー35であっても、上下方向に大型化させることなく配置できる。具体的には、バッテリー35が、充放電可能な電池セル35aを上下方向に単段であって、水平方向に複数並ぶように配置したものとされている。また、後方領域においては、一対のサイドメンバ10L,10Rが略平行に配置されているため、バッテリー35の配置によりデッドスペースとなる部分が発生しにくい。そのため、上述した車両1においては、平面視が略矩形のバッテリー35を搭載することができ、バッテリー35を上下方向に大型化させることなく高容量なものを採用できる。従って、上述した構成によれば、車室フロアの低床化がより一層図りやすくなる。また、上述したような薄型かつ表面積の大きなバッテリー35採用すれば、電池セル35aの冷却効率や、充放電効率の向上についても高い効果が見込める。
なお、本実施形態では、バッテリー35が、充放電可能な電池セル35aを上下方向に単段であって、水平方向に複数並ぶように配置したものを採用した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えばバッテリー35として、上下方向に複数段に亘って電池セル35aが積み重ねられたもの等を採用できる。また、上述した実施形態では、バッテリー35として、平面視が略矩形のものを採用した例を示したが、他の形状等としても良い。
また、上述した搭載構造5を採用した車両1は、バッテリー35に対して電気的に接続される電動エアコンプレッサ33と、電子機器56と、駆動装置20とを、バッテリー35に対して前方に配置したものとされている。さらに、駆動装置20とバッテリー35との間に電子機器56が配置されている。このような配置によれば、電子機器56及びバッテリー35を繋ぐ高電圧ケーブル39と、駆動装置20をなすモータ2等及びバッテリー35を繋ぐ高電圧ケーブル39とをバッテリー35よりも前方側に集中させることができる。これにより、例えば、車両1における高電圧ケーブル39の配索をシンプルなものとすることや、高電圧ケーブル39の配索に要するスペースの小型化を図る等の効果が期待できる。また、車両1の製造工程において高電圧ケーブル39の配索作業を簡素化することが可能となる。
次に、本実施形態の変形例について、図8に基づいて以下に詳細を説明する。なお、第一の実施形態と同様のものについては、同じ符号を付し、説明を一部省略する。
本変形例では、第2クロスメンバ11bがサイドメンバ10L,10Rの内側面と当接するように支持されている。第一の実施形態では、第2クロスメンバ11bが、サイドメンバ10L,10Rよりも下方に位置していたことに対し、変形例では、第2クロスメンバ11bがサイドメンバ10L、10Rの内側面と当接されていることが第一の実施形態と異なっている。従って、変形例では、車両1が側方側から衝撃を受けた際に、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとで、サイドメンバ10L,10Rに対して突っ張ることができ、サイドメンバ10L,10Rの変形を抑制することができる。従って、サイドメンバ10L及び10Rが変形して電子機器56と干渉することを抑制することができる。さらに、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが、相対的に高さが異なるように配置されている。これにより、車両1が側方側から衝撃を受けた際に、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが、サイドメンバ10L,10Rの間で踏ん張ることができる。従って、サイドメンバ10L,10Rの強度を高めることができる。
また、本変形例において、第一の実施形態と同様に、第1クロスメンバ11aが、電子機器56の前方側で例えば、電子機器56の前面側と対向するように配置することができる。これにより、車両1が前方側から衝撃を受けた場合に、車両1の前方側に配置された車両部材と電子機器56との干渉を抑制することができる。
本実施形態においては、空間部13aが車両1の中間領域17に設けられるものであったが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、空間部13aが前方側領域18や後方側領域16に形成されていても良い。また、本実施形態においては、空間部13aが略矩形状に形成されているが、空間部13aは、矩形状以外の形状であっても良い。また、空間部13aの上方への突出量も任意のものとできる。
また、本実施形態では、複数の電子機器56が空間部13aの内部に配置されているが、1つの電子機器56を配置するものであっても良い。また、本実施形態では、複数の電子機器56が上下方向に積層されているが、空間部13aの形状と電子機器56の形状に合わせて横方向へ並列に並べて配置したり、上下方向への積層と横方向への積層とを併用するなどデッドスペースが少なくなる配置にすれば良い。また、電子機器56は、空間部13aに全部が収容されるものであっても良いし、一部が空間部13aに収容されるものであっても良い。また、本実施形態においては、電子機器56が支持部12に支持されているが、電子機器56の支持は適宜の方法が採用できる。
また、本実施形態では、駆動装置20が、空間部13aよりも前方側におけるフロアパネル13の下方に配置されており、電子機器56が、駆動装置20よりも上方に位置するように配置されているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、電子機器56が、駆動装置20と高さ方向に同位あるいは駆動装置20よりも下方に位置するものであっても良い。
また、本実施形態においては、バッテリー35が、空間部13aの後方側におけるフロアパネル13の下方に配置されているが、バッテリー35は、任意の位置に設けることが可能である。この場合、バッテリー35は、デッドスペースを利用したものとすることが望ましい。
また、本実施形態においては、前記電子機器56が、PCU34と、DC/DCコンバータ55と、車載充電器36とを有しているが、その他の制御装置などの電子機器類を設けるものであっても良い。
また、本実施形態においては、駆動装置20が、回転動力を出力するモータ2と、モータ2から出力された回転動力を駆動輪である前輪31L、31Rに伝達するトランスアクスル32とを有しているが、モータ2は、出力に応じて適宜のモータを用いることが可能である。また、トランスアクスル32は、例えば、デファレンシャルギヤなどの各種差動機構や、各種のトランスミッション等を用いて構成することが可能である。また、本実施形態においてはモータ2が縦置き(車両進行方向)されていたが、モータ2が横置きされていても良い。
また、本実施形態では、バッテリー35に対して電気的に接続される電子機器の例として、電動エアコンプレッサ33やPCU34、DC/DCコンバータ55、車載充電器36等を例示したが、これらに代えて、あるいはこれらに加えて別の電子機器が採用されたものであっても良い。
本実施形態の搭載構造5では、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとが、電子機器56の固定状態において相対的に高さが異なるように配置されているが、第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの高さの相違は任意のものとできる。この場合、電子機器56が第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとの間で低位置に配置されるようにすることが好ましい。
また、本実施形態お搭載構造5では、クロスメンバ11が、電子機器56の前方側に配置されているが、配置する態様は、各種の態様を採用できる。例えば、電子機器56の前面側とクロスメンバが対向するものや、電子機器56とクロスメンバとの間に緩衝部材などの別部材が介在するようなものでも良い。また、電子機器56の前方側に配置されるクロスメンバは、クロスメンバの前方側に位置する駆動装置20等の配置されている位置に合わせて適宜変更すれば良い。
本実施形態の搭載構造5では、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bとの間に亘って、3本の支持枠で形成された支持部12が取り付けられており、支持部12に電子機器56が搭載されているが、支持部12の形状は、これに限定されるものではない。例えば、板状のもので電子機器56が全面で支持されるものや、板状、柱状、筒状などの部材が複数並べられたものなど、各種の形態のものを採用できる。また、各種部材を並べて配置する場合の方向は、任意のものとすることができる。なお、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bを前方側からの衝撃に対して補強する上では、各種部材を第1クロスメンバ11aと第2クロスメンバ11bとに対して交差する方向に並べて配置することが好ましい。また、側方側からの衝撃に対して補強する場合は、サイドメンバ10L,10Rと交差する方向に支持部12を構成する部材を配置するようにしても良い。
また、本実施形態では、電子機器56が、一対のサイドメンバ10L,10R間の中間部近傍の領域に配置されているが、電子機器56の配置は、これに限定されるものではなく、クロスメンバ11の配置される位置に応じて適宜変更が可能である。
また、本実施形態の搭載構造5では、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bのいずれか一方が、両端側において一対のサイドメンバ10L,10Rの内側面に当接するように支持されているが、ブラケット等を設け、間接的にサイドメンバ10L,10Rに当接するものであっても良い。
また、本実施形態の搭載構造5では、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bのいずれか一方が、サイドメンバ10L,10Rよりも下方に位置するようにされているが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、サイドメンバ10L,10Rが高さ方向に幅広のものが用いられている場合は、サイドメンバ10L,10Rの内側面に位置するものであっても良い。この場合、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bのいずれか一方が、サイドメンバ10L,10Rの内側面の下方側に位置するようにすれば良い。これにより、サイドメンバ10L,10Rの内側に形成される空間を有効に利用することができる。
また、本実施形態の搭載構造5では、第1クロスメンバ11a及び第2クロスメンバ11bが、車両1の前方側に位置するフロントクロスメンバを形成するものであるが、電子機器56の搭載位置によっては、フロントクロスメンバ以外のものとすることができる。例えば、電子機器56が後方側領域16に搭載されるものであれば、リアクロスメンバとするものであっても良い。
また、上述した本実施形態の車両1は、車室14のフロア面を形成するフロアパネル13が、運転席や助手席の下方に設けられた空間部13a以外の部分では、運転席から車室14の後端までフラットに延びるものとされている。そのため、車両1は、空間部13aを有効に活かしながら、居住性に優れ、利便性に優れたものとされている。
上述した実施形態では、フロアパネル13を単にフラットかつ低床化した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な形態の車両構造を備えたものとすることができる。
なお、本発明は上述した実施形態や変形例において例示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示及び精神から他の実施形態があり得ることは当業者に容易に理解できよう。
本発明は、電子機器を搭載する車両全般に利用でき、その中でも電力により発生する回転動力を駆動輪に伝達して走行する電気自動車やハイブリッド車において好適に利用することが可能である。
1 :車両
2 :モータ
3 :車体
5 :搭載構造
10 :サイドメンバ
11 :クロスメンバ
11a :第1クロスメンバ
11b :第2クロスメンバ
12 :支持部
13 :フロアパネル
13a :空間部
14 :車室
15 :前部座席
16 :後方側領域
17 :中間領域
18 :前方側領域
20 :駆動装置
23 :出力軸
24 :モータ本体
25 :マウント部
32 :トランスアクスル
33 :電動エアコンプレッサ(電子機器)
34 :PCU(電子機器)
35 :バッテリー
35a :電池セル
36 :車載充電器(電子機器)
38 :かさ歯車
39 :高電圧ケーブル(配線)
55 :DC/DCコンバータ(電子機器)
56 :電子機器

Claims (3)

  1. 少なくとも1つの電子機器を車両に搭載する搭載構造であって、
    前記車両の前後方向に延び、車幅方向に所定の間隔を空けて配置された一対のサイドメンバと、
    前記サイドメンバと交差する方向に配置される第1クロスメンバと、
    前記第1クロスメンバと前記車両の前後方向に所定の間隔を空けて配置される第2クロスメンバとを有し、
    前記電子機器が、前記第1クロスメンバ及び第2クロスメンバを介して前記車両に搭載されており、
    前記第1クロスメンバ及び第2クロスメンバのうちいずれか一方が、前記電子機器の前方側に配置され、高さ方向において、当該クロスメンバの一部が、電子機器と重なっていることを特徴とする搭載構造。
  2. 前記第1クロスメンバと第2クロスメンバとが、前記電子機器の固定状態において相対的に高さが異なるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の搭載構造。
  3. 前記第1クロスメンバ及び前記第2クロスメンバとの間に亘って、支持部が取り付けられており、前記支持部に前記電子機器が搭載されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の搭載構造。
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