JP2021103388A - ごみの収集運搬管理システム - Google Patents

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雅史 桑野
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Abstract

【課題】スマートフォンの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、パソコンにより担当者がこの集積所申請内容を確認することができ、かつ、集積所の備品管理が容易なもので、ごみ収集の効率化を図ることが可能なものである。【解決手段】集積所管理部、集積所指導履歴管理部、粗大ごみ受付け部、廃家電受付け部が形成される収集運搬管理システムサーバーを設け、この収集運搬管理システムサーバーに集積所登録アプリを搭載したスマートフォン、住民用アプリを搭載したスマートフォンを接続し、また、管理者側のパソコンを前記収集運搬管理システムサーバーに接続し、スマートフォンを介してこれらの集積所登録アプリや住民用アプリの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、管理者側のパソコンで集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、ごみの収集運搬管理システムに関するものである。
近年、資源循環、環境保全、及び資源の有効活用等の観点から、ごみ等の廃棄物や資源物の収集、運搬及び処理を効率的に、かつ、より低コストで行うことが求められており、特に、都市部においては社会的にも経済的にも大きな課題となっている。
図28は廃棄物の分類と処理業許可の範囲を示す説明図で、廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物があり、一般廃棄物とは、廃棄物処理法(第2条)によると、産業廃棄物以外の廃棄物ということになっている。
つまり一般廃棄物とは特定したものではなく、いつの時代もその時の廃棄物処理法上で産業廃棄物とされた物以外の廃棄物のことをいう。
産業廃棄物となる物を処分するには、処理業者と処理委託契約書を事前に交わし、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を準備するなど、適正な方法で処理する必要がある。
一般廃棄物(いっぱんはいきぶつ)とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第2条第2項において、産業廃棄物以外の廃棄物をいう、とされている。
法律上は、「一般廃棄物」と「特別管理一般廃棄物」のみである。「事業系一般廃棄物」という言葉は、便宜上よく使われるが、法律に定義された言葉ではなく、処理方法や規制などに関しての法律上の取り扱いは家庭ゴミと何ら変わらない。ただし東京23区などの一部の市町村では、地方自治体の条例で「事業系一般廃棄物」を定義し、独自のマニフェスト制度を設けたり、リサイクルに関する報告を義務付けたりするなど、家庭ゴミとは分けて特別の取り扱いをしている。
一般廃棄物の収集・運搬および処分は、市町村に処理責任があり、市町村自らが行うのが原則である。(前記法6条、6条の2)
ただし、市町村で行うことが困難な場合に限り、市町村長は一定の要件を満たした業者の申請により、ごみ処理基本計画に基づいて一般廃棄物処理業の許可を与えることができる。(前記法7条5項および10項)また、上記の許可がなくても、事業者が自身の排出する廃棄物を自ら処理することと、「専ら再生利用の目的となる一般廃棄物のみの収集・運搬は可能である。(前記法7条)
以上が法律の話であるが、一般廃棄物に関して、都市部では、大手事業者が入るオフィスビルから排出されるごみの収集、運搬及び処理は、比較的効率的に行われるのに対して、個人、もしくは中小事業者や小規模店舗等からのごみについては効率的になっていないのが現状である。これは、排出場所が分散し、排出されるごみの種類も多岐にわたるだけでなく、排出量が少量で、排出頻度も定期的ではないためである。
また、日減少社会が現実となるなかで、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっている。そのため、事業継承が容易なシステムづくりと効率的な事業運営が求められている。
実際には下記のような問題がある。
(1)ごみ集積所の管理が紙ペースでデジタル化されてないが現状であり、収集運搬のルート最適化は人の知識に頼っている。また、地域ごとのごみ排出量などが把握できていない。さらに、収集車の稼働位置を把握していない。
(2)塵芥集積所を新たに申請・変更するにあたり、ウェブサイトイト上で申請する方法が受付フォームがないため、住民が気軽に申請できない。
(3)住民がごみ集積所を新たに申請・変更するにあたり、現在は手書き申請になっている。ごみ集積所を新たに申請・変更するにあたり、申請から許可までに時間がかかっている。
このように、現在の収集システムでは住民の要望に応えることは難しくなっている。
また、下記特許文献は、産業廃棄物に関してであるが、廃棄物管理事業者や廃棄物排出事業者のみならず、廃棄物収集事業者にもメリットを享受でき、かつ、透明性を高めた廃棄物収集情報管理システムを提供するものとして提案されたものである。
特開2015−38716号公報
この特許文献1は、図29に示すように、ごみ収集車13の作業員が所有する廃棄物処理情報端末1と廃棄物情報管理サーバー2とからなる廃棄物情報管理システムであって、前記廃棄物処理情報端末1は、廃棄物収集情報確認部と廃棄物収集データ収集部と廃棄物収集データ送付部を有し、前記廃棄物情報管理サーバー2は、サーバー廃棄物情報処理部とサーバー金銭情報処理部とサーバー情報公開部とからなり、さらに、サーバー廃棄物情報処理部は廃棄物収集データ記録部と廃棄物収集データ関連付け部からなり、サーバー金銭情報処理部は売上情報算出部と売掛情報算出部と入金情報取得部と請求明細作成部と、からなるものである。
廃棄物情報管理サーバー2には事業者情報処理端末3、提出者情報処理端末4、排出者情報処理端末5が接続される。
プログラムがスタートすると、廃棄物処理情報端末において、収集廃棄物情報処理が行われる。
(1)収集廃棄物情報処理がスタートすると、廃棄物収集情報確認が行われる。これにより、廃棄物収集事業者は、廃棄物収集に有益な種々の廃棄物収集情報を、タイムリーに確認することが可能となる。
(2)続いて、廃棄物収集データ収集が行われるこれにより、収集された廃棄物データの廃棄物処理情報端末への入力が行われる。
(3)さらに、入力された排出廃棄物情報について、廃棄物収集データ送付がなされる。
(4)廃棄物収集継続を行う場合は、再び廃棄物収集情報確認処理を行い、行わない場合は、収集廃棄物情報処理を終了する。
収集廃棄物情報処理の後、サーバー廃棄物情報処理が行われる。
(1)サーバー廃棄物情報処理がスタートすると、廃棄物収集データ記録が行われる。これにより、廃棄物処理情報端末1から送信された廃棄物収集データの記録が行われる。
(2)次に、廃棄物収集データ関連付けが行われる。これにより、廃棄物収集データと、廃棄物排出事業者名等との関連付けが行われ、サーバー廃棄物情報処理が終了する。
サーバー廃棄物情報処理の後、サーバー金銭情報処理が行われる。サーバー金銭情報処理がスタートすると、売上情報算出、売掛情報算出、入金情報取得、請求明細作成の一連の加工情報の作成が行われる。
サーバー金銭情報処理の後、サーバー情報公開が行われる。これにより、廃棄物排出業者や廃棄物収集業者などが、ウェブブラウザ等を通じて、サーバー情報公開で設定された情報にアクセス可能になる。
下記特許文献は不法投棄場所の特定と写真による確認システムに係り、より詳しくは、廃棄物収集運搬車輌の搬送ルートや、廃棄物処分場所への到着及び廃棄物の不法投棄の監視を集中管理する廃棄物収集運搬車輌の作業・運行管理システムとして提案されたものである。
特開2001−76287号公報
図30に示すように、マニフェスト情報システム管理センターにおいて、廃棄物収集運搬車輌についての情報に基づき必要事項が記入されたマニフェスト伝票(積荷明細伝票)によりマニフェスト管理を行い、併せて衛星通信を使い廃棄物収集運搬車輌の積荷および/または動態についての情報にもとづき少なくとも廃棄物の収集・作業を行った場所を、GPSナビゲーションシステムにもとづく位置情報と、航空写真及び衛星写真にもとづく視覚情報とによって確認して、廃棄物収集運搬車輌の作業・運行を管理し、さらに、その情報にもとづき、廃棄物収集運搬車輌の作業・運行効率を改善すると共に、廃棄物収集運搬車輌が廃棄物を指定廃棄物処分場所以外の廃棄物処分場所に搬入することを監視する。
各地に分散した排出事業所、中間処理業者及び廃棄物の処分を管理監督する行政機関には、各々排出事業所及び中間処理業者用端末装置が設置されており、これらの端末装置は無線受信装置を備えており、さらに通信回線を介してマニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)の管理用端末装置に接続されている。
廃棄物収集運搬車輌には、このGPSにより位置を測定するために、GPS衛星からの電波を受信するためのGPS測位アンテナ及び受信した電波より位置を測定するために、車載表示端末及び携帯端末を具えたSCMSの車載用端末装置が搭載され、さらに、マニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)と廃棄物収集運搬車輌との通信全般を制御する通信制御装置及び通信衛星との送受信を行う衛星通信アンテナが搭載されており、自車の位置の計測、及び、マニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)との間の情報の授受を可能にしている。
また、前記車載用端末装置は、GPS用機器及びパーソナルコンピュータと、パソコンへのデータ入力等を行うキーボードと、入力情報の表示と、車載用端末装置Cから送られてくる情報を表示とを行うための、液晶表示装置等で構成されたディスプレーと、異常時にSCMS管理センターへ異常を通知するための異常時ボタンと、通信相手の音声やアラーム音等を出力するスピーカと、車載用端末装置Cを操作する運転手の音声等を入力するマイクで構成されており、入力情報は必要に応じ、通信衛星経由でマニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)に送信される。
前記特許文献1や特許文献2は、産業廃棄物に関するものであり、一般廃棄物に関するものではない。従って、前記特許文献1や特許文献2では、ごみ集積所の管理については記載されておらず、他の先行技術文献でも一般廃棄物に関してごみ集積所のデジタル化した管理を示すものはない。
本発明は前記従来例の不都合を解消し、一般廃棄物に関して、特に家庭用一般廃棄物に関して、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができ、かつ、集積所の備品管理が容易なので、ごみ収集の効率化を図ることが可能なごみの収集運搬管理システムを提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、収集運搬管理システムサーバーに集積所管理部、集積所指導履歴管理部、粗大ごみ受付け部、廃家電受付け部を形成し、集積所登録アプリを搭載したスマートフォン、および住民用アプリを搭載したスマートフォンをこの収集運搬管理システムサーバーに接続し、また、管理者側のパソコンを前記収集運搬管理システムサーバーに接続し、スマートフォンを介してこれらの集積所登録アプリや住民用アプリの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、管理者側のパソコンで集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにしたことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、収集運搬管理システムにより、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができる。更には、集積所の備品管理が容易にできる。
その結果、人口減少社会が現実となる中で、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっているが、そのための事業継承を容易にし、効率的な事業運営を行うことができる。
請求項2記載の本発明は、集積所登録アプリは、利用者は行政であり、集積所撮影・登録アプリであり、このアプリを利用してスマートフォンの位置情報を取得し、撮影写真と一緒に収集運搬管理システムサーバーへデータを送信して集積所の新規登録を行うことを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、行政が利用するものとして、積所登録を行うのに、スマートフォンの位置情報を取得し、撮影写真と一緒に収集運搬管理システムサーバーへデータを送信することで、簡単に登録を行うことができる。
請求項3記載の本発明は、集積所登録アプリには、集積所個別情報としてごみの種類ごとに収集量を入力する表示画面の表示と、数値の入力とをスマートフォンで行う手段を形成することを要旨とするものでる。
請求項3記載の本発明によれば、ごみの収集量を登録することで、管理者側のパソコンでごみの収集量の管理も可能となる。
請求項4記載の本発明は、住民用アプリは、住民が各種申請を行うもので、利用者は住民で、収集運搬管理システムサーバーへデータを送信して集積所の申請(新規、変更、削除)、粗大ごみ申請、廃家電申請を行い、お知らせ通知を受け、問い合わせを行うことを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明によれば、住民が各種申請を行うのとして、スマートフォンを利用して集積所の申請(新規、変更、削除)ができ、特に集積所の申請はスマートフォンの位置情報(地図情報)からの選択が可能で、分かりやすく簡単な操作で行える。
請求項4記載の本発明は、管理者側のパソコンでの集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残すことを要旨とするものである。
請求項4記載の本発明によれば、管理者側のパソコンで集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残して職員と情報共有し、効率の良い集積所管理を実現できる。
その結果、人口減少社会が現実となる中で、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっているが、そのための事業継承を容易にし、効率的な事業運営を行うことができる。
以上述べたように本発明のごみの収集運搬管理システムは、一般廃棄物に関して、特に家庭用一般廃棄物に関して、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができ、かつ、集積所の備品管理が容易なもので、ごみ収集の効率化を図ることが可能なものである。
本発明のごみの収集運搬管理システムの全体概要を示す説明図である。 住民用アプリでの操作手順を示すフロー図その1である。 住民用アプリでの操作手順を示すフロー図その2である。 住民用アプリでの操作手順を示すフロー図その3である。 集積所登録アプリを搭載したスマートフォンの操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリを搭載したスマートフォンで、収集量の登録を行う操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリのフロー図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンの集積所の申請の操作画面を示す説明図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンの粗大ごみの申込みの操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリでの付加情報入力画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンでの集積所の管理画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンでの集積所の管理画面で、収集量の管理を示す画面の正面図である。 管理者側のパソコンでのスマートフォンの集積所登録アプリでの集積所を確認するフロー図と指導履歴の登録フロー図である。 管理者側のパソコンでの住民用アプリを搭載したスマートフォンからの集積所の申請を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民用アプリを搭載したスマートフォンからの粗大ごみの申込を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民用アプリを搭載したスマートフォンからの廃家電の申請を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民用アプリを搭載したスマートフォンとのお知らせの応答をするフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民用アプリを搭載したスマートフォンとのお問い合わせ対応をするフロー図である。 管理者側のパソコンでの会員管理のフロー図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンでの備品貸出の画面を示す正面図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンでお問い合わせを行う場合の画面を示す正面図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンでお問い合わせを行う場合の入力画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民用アプリを搭載したスマートフォンからのお問い合わせを受ける場合の表示画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民用アプリを搭載したスマートフォンからのお問い合わせ内容を表示する画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民用アプリを搭載したスマートフォンからのお問い合わせに回答する入力画面を示す正面図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンで管理者側のパソコンからのお知らせを表示する画面を示す正面図である。 住民用アプリを搭載したスマートフォンで管理者側のパソコンからのお知らせの内容を表示する画面を示す正面図である。 廃棄物の分類と処理業許可の範囲を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。 他の従来例を示す説明図である。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はごみの収集運搬管理システムの全体概要を示す説明図で、6は収集運搬管理システムサーバーで、これはクラウドサーバーである。
サーバーはCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、メモリ(ROM、RAM等の記憶手段)、外部との情報の入出力を可能にするための入出力手段、OS(Operating System)、root権限を有するものであるが、クラウドサーバーの場合も同様である。
図中9は清掃事務所、行政担当者のいわゆる管理者側のパソコンで、前記収集運搬管理システムサーバー6に接続して集積所、申請内容を確認する。パソコン9は周知のごとく、プロッセサ、入力部、通信部、記憶部、表示部を有する。
収集運搬管理システムサーバー6では、集積所管理部6a、集積所指導履歴管理部6b、粗大ごみ受付け部6c、廃家電受付け部6dが形成される。
収集運搬管理システムサーバー6には、集積所登録アプリ(アプリケーションプログラム)を搭載したスマートフォン11、住民用アプリ(アプリケーションプログラム)を搭載したスマートフォン12が接続される。これらスマートフォン11やスマートフォン12は、周知のごとく、通信部、記憶部、プロセッサ、タッチパネル、記憶部を有し、また、カメラを搭載している。
スマートフォン11では集積所データを収集運搬管理システムサーバー6にアップロードし、スマートフォン12は集積場所の申請、粗大ごみ、廃家電の申請(ネット決済)を行う。
前記集積所登録アプリは集積所撮影アプリであり、集積所の場所をデータ化する。また、利用者は行政である。
集積所登録アプリは、機能として以下の情報を収集運搬管理システムサーバー6にアップする。
・集積所の写真撮影
・集積所の位置
・図9に示す付加情報として下記のようなもの。
収集量、回収方向(両側収集、片側収集)、その他(ビル・マンションの鍵が必要、収集場所が隠れている、徒歩、大型住宅、集団回収)
図5に集積所登録アプリでのスマートフォン11の操作画面を示す。各画面は以下の通りである。
(a)スマートフォン ロングイン画面
(b)登録・履歴確認画面
(c)カメラ画面
(d)集積所登録画面
(e)集積所登録履歴画面
図6に集積所登録アプリでのスマートフォン11の操作画面のうち、ごみ収集量の登録画面を示す。集積場所の付加情報として、「可燃」「不燃」「缶」「ペットボトル」等のごみの種類ごとに、収集量を曜日毎に入力できる。
住民用アプリは、住民が各種申請を行うもので、利用者は住民である。
住民用アプリは機能として以下の情報を収集運搬管理システムサーバー6にアップする。
・集積所の申請(新規、変更、削除)
・粗大ごみ申請
・廃家電申請
・お知らせ通知
・問い合わせ
図8に住民用アプリでの操作画面を示す。
(a)スマートフォン ホーム画面
(b)アプリ起動画面
(c)会員登録画面
(d)メインメニュー
(e)集積所の位置選択
※集積所の申請はスマートフォンの位置情報(地図情報)からの選択が可能である。
図9に粗大ごみの申込操作画面を示す。
(a)排出方法、場所の選択
(b)排出日の選択
(c)キーワード検索
(d)カテゴリー一覧
図2はスマートフォン(スマートフォン)12の住民用アプリでの動作フローを示し、「アプリ起動」→初回→利用規約に同意(ルール、個人情報、免責)→個人情報入力(電話番号認証)→確認画面→完了画面→「管理者宛にメール通知」および「収集運搬管理システムに情報を登録」となる。
二回目以降は、各種申請画面に基づく。メインメニューが表示される。
メインメニューとしては、「集積所の新規登録」「集積所の変更・廃止」「備品の貸出(防鳥ネットなど)」「粗大ごみの申込み」「廃家電の申込み」の項目からなる。
集積所の新規登録では、地図画面として、登録住所を地図の中心に表示させる。なお、マイ集積所がある場合は申請できない
ついで、個別・集合の選択→備品貸出:種別の選択→確認画面→備品貸出:種別の選択→確認画面→完了画面となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバーに情報が登録される。
集積所の変更・廃止では、地図画面を登録住所を地図の中心に表示させ、変更の場合は変更先の地図画面を表示させる。(ピンがあるのを前提とするが、必ずしもピンがあるわけではないので、登録漏れ等では、「選択できないので、お問い合わせフォームへ」となる。
廃止も含めて、「変更・廃止理由の記入」の画面となり、確認画面を経て完了画面となる。この集積所の変更・廃止の申請後はマイ集積所に登録される
これらの登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
備品の貸出(防鳥ネットなど)では、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合には「備品種別の選択」をおこない、ない場合、「地図画面(ピンがある前提とするが、必ずしもピンがあるわけではない(登録漏れ等)⇒選択できない場合は、新規 or お問い合わせフォームへ誘導)」となり、場所を指定してから、「備品種別の選択」をおこなう。
そして、「確認画面」に移行し、「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
粗大ごみの申込みでは、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合には「ごみ品目・数量の選択」を行う。(なお、申込画面については前記図7参照。)
ない場合には、「地図画面」を表示して場所を指定してから、「ごみ品目・数量の選択」を行う。
次に、「価格表」が存在する場合は、これを表示して価格を選択し、「排出日選択」し、「確認画面」→「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
廃家電の申込みでは、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合は、「ごみ種別の選択」を行う。
ない場合には、「地図画面」を表示して場所を指定してから、「ごみ種別の選択」を行う。
次に、「価格表」が存在する場合は、これを表示して価格を選択し、「排出日選択」し、「確認画面」→「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
図3は前記各種申請画面に引き続き表示されるアプリメニューを示し、「マイ集積所」「申し込み履歴」「お知らせ」「Q&A」「お問い合わせ」「アカウント」「ログアウト」の項目が表示される。
「マイ集積所」を選択をした場合は、確認としてマイ集積所の情報表示がなされる。変更・削除は要申請である。また、マイ集積所の登録は1ユーザー1つまでとする。
「申し込み履歴」を選択をした場合は、申し込み履歴の一覧が表示される。
「お知らせ」を選択した場合は、お知らせ一覧の表示がなされ、追加機能、トラブル情報などが掲載される。
「Q&A」を選択した場合は、Q&Aの一覧が表示され、アプリのガイドとしてよくある質問が掲載される。
「お問い合わせ」を選択した場合は、お問い合わせ内容を入力画面が表示され、入力すると、完了画面となる。
結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムに情報を登録される。
「アカウント」を選択した場合は、個人情報変更画面となり、入力した後、完了画面となる。
「ログアウト」を選択した場合は、ログイン画面が表示される。
図4はログイン画面の手順を示すもので、パスワードを入力してログインを行うと、各種申請画面となる。
パスワードを忘れたら、メールアドレス入力になり、認証コード入力画面が表示される。メールアドレス入力を行うと、ユーザー宛にメール通知される。「メールに認証コードが記載されている(数字4桁)」
認証コード入力画面の次に、パスワード変更画面が表示され、完了画面となる。
清掃事務所、行政担当者のいわゆる管理者側のパソコン9ではこのようなスマートフォン7,8からの申請を収集運搬管理システムサーバー6経由で受けて、集積所、申請内容を確認する。
集積所、申請内容の確認は申請画面と同じような画面を表示させて行うが、その場合の管理メニューとしては下記のようなものがある。
・事業者管理(清掃事業者の会社情報を登録)
・車両管理(清掃事業者の車輌情報を登録)
・ユーザー管理(システムにログインするユーザーを管理)
集積所
・集積所管理(集積所データの確認)
・指導履歴(集積所のトラブル対応などを記録)
住民対応・住民用アプリから申請されたデータを管理
・集積所申請
・粗大ごみ
・廃家電
・お知らせ
・問い合わせ対応
・会員管理
集積所の管理、ごみ収集車の管理など各種の設定は管理者側のパソコン9の管理画面から行う。付属機能(指導履歴、備品貸出、コミュニケーション記録など)問題のある集積所は指導履歴を残して職員と情報共有し、効率のよい集積所を実現する。
図10に集積所の登録画面、図11に集積所の管理画面を、図12に集積所の管理画面でも収集量の管理画面を示す。
図13〜図19は管理者側のパソコン9の操作フローを示すもので、図13は集積所登録アプリ(アプリケーションプログラム)を搭載したスマートフォン11に対応して集積所を新たに設置する場合の登録を行う場合、図14は住民用アプリ(アプリケーションプログラム)を搭載したスマートフォン12に対応して集積所の申請を受け付ける場合である。
図15は粗大ごみの申込を受け付ける場合、図16は廃家電ごみを受け付ける場合、図17はお知らせを対応する場合、図18はお問合せに対応する場合である。
図19は会員登録に関するフローである。
本発明はクラウドサーバー1を収集運搬管理システムサーバーとし、この収集運搬管理システムサーバー6に集積所管理部、集積所指導履歴管理部、粗大ごみ受付け部、廃家電受付け部を形成し、集積所登録アプリを搭載したスマートフォン11、および住民用アプリを搭載したスマートフォン12を前記収集運搬管理システムサーバー6に接続し、また、管理者側のパソコン9を前記収集運搬管理システムサーバー6に接続し、スマートフォンを介してこれらの集積所登録アプリや住民用アプリの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、管理者側のパソコンで集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにしたものであるが、スマートフォン11やスマートフォン12の入力に対して収集運搬管理システムサーバー6を介して管理者側のパソコン9が対応するものである。
スマートフォン11やスマートフォン12と管理者側のパソコン9との関係は、基本的にはスマートフォン11やスマートフォン12からの画面入力内容を管理者側のパソコン9はそのまま受け取り、これを管理し、また、必要に応じてスマートフォン11やスマートフォン12に返す。その内容は収集運搬管理システムサーバー6に記憶保持される。
集積所登録アプリでのスマートフォン11によるごみ収集量の登録に関しては前記図6について説明した通りであるが、図12に示すように、これが収集運搬管理システムサーバー6を介して管理者側のパソコン9に表示され、管理者側のパソコン9では収集場所ごとに、ごみ収集量が保存され、管理に用いられる。
また、「お問い合わせ」の例を図21〜図25に示すと、スマートフォン12では図19に示すように項目が表示されたあと「お問い合わせ」を選択する画面となり、次いで、図20に示すように「お問い合わせ」の入力画面となり、「お問い合わせ」内容を記入して送信ボタンをクリックすると、送信完了画面となる。
一方、管理者側のパソコン9は収集運搬管理システムサーバー6を介してこの内容を受け、図21に示すような「お問い合わせ」の管理画面がモニターに表示され、さらに、図22に示す用などの「お問い合わせ」内容を表示する画面が表示されるので、図23に示す返信の入力画面となるので、送信すれば、収集運搬管理システムサーバー6を介してスマートフォン12に送られる。送信履歴は収集運搬管理システムサーバー6に保存される。
図26、図27は前記「お問い合わせ」に対してスマートフォン12側での受け取り画面であり、項目が表示されたあと「お問い合わせ」を選択する画面となり、図27に示すように、管理者側のパソコン9からの送信内容が表示される。
以上が一例であり、他の項目についても同様な応答が行われ、例えば、粗大ごみの申込の場合は、提出方法、提出場所の選定、品目の選択をしてもらい、これら品目や提出日の確認を行う。
本発明は、管理者側のパソコン9での集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残こす。
指導内容としては下記のものである。
・指定場所に出してない。
・収集曜日を守らない。
・ごみが散乱している。
・分別ができていない。
・行政からのお知らせ
・清掃車お知らせ通知
・分別のご案内
・収集日カレンダー
・清掃施設の地図表示
1…廃棄物処理情報端末 2…廃棄物情報管理サーバー
3…事業者情報処理端末 4…提出者情報処理端末
5…排出者情報処理端末 6…収集運搬管理システムサーバー
6a…集積所管理部 6b…集積所指導履歴管理部
6c…粗大ごみ受付け部 6d…廃家電受付け部
9…管理者側のパソコン 11、12…スマートフォン
13…ごみ収集車
本発明は、ごみの収集運搬管理システムに関するものである。
近年、資源循環、環境保全、及び資源の有効活用等の観点から、ごみ等の廃棄物や資源物の収集、運搬及び処理を効率的に、かつ、より低コストで行うことが求められており、特に、都市部においては社会的にも経済的にも大きな課題となっている。
30は廃棄物の分類と処理業許可の範囲を示す説明図で、廃棄物には一般廃棄物と産業廃棄物があり、一般廃棄物とは、廃棄物処理法(第2条)によると、産業廃棄物以外の廃棄物ということになっている。
つまり一般廃棄物とは特定したものではなく、いつの時代もその時の廃棄物処理法上で産業廃棄物とされた物以外の廃棄物のことをいう。
産業廃棄物となる物を処分するには、処理業者と処理委託契約書を事前に交わし、産業廃棄物管理票(マニフェスト)を準備するなど、適正な方法で処理する必要がある。
一般廃棄物(いっぱんはいきぶつ)とは、廃棄物の処理及び清掃に関する法律の第2条第2項において、産業廃棄物以外の廃棄物をいう、とされている。
法律上は、「一般廃棄物」と「特別管理一般廃棄物」のみである。「事業系一般廃棄物」という言葉は、便宜上よく使われるが、法律に定義された言葉ではなく、処理方法や規制などに関しての法律上の取り扱いは家庭ゴミと何ら変わらない。ただし東京23区などの一部の市町村では、地方自治体の条例で「事業系一般廃棄物」を定義し、独自のマニフェスト制度を設けたり、リサイクルに関する報告を義務付けたりするなど、家庭ゴミとは分けて特別の取り扱いをしている。
一般廃棄物の収集・運搬および処分は、市町村に処理責任があり、市町村自らが行うのが原則である。(前記法6条、6条の2)
ただし、市町村で行うことが困難な場合に限り、市町村長は一定の要件を満たした業者の申請により、ごみ処理基本計画に基づいて一般廃棄物処理業の許可を与えることができる。(前記法7条5項および10項)また、上記の許可がなくても、事業者が自身の排出する廃棄物を自ら処理することと、「専ら再生利用の目的となる一般廃棄物のみの収集・運搬は可能である。(前記法7条)
以上が法律の話であるが、一般廃棄物に関して、都市部では、大手事業者が入るオフィスビルから排出されるごみの収集、運搬及び処理は、比較的効率的に行われるのに対して、個人、もしくは中小事業者や小規模店舗等からのごみについては効率的になっていないのが現状である。これは、排出場所が分散し、排出されるごみの種類も多岐にわたるだけでなく、排出量が少量で、排出頻度も定期的ではないためである。
また、日減少社会が現実となるなかで、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっている。そのため、事業継承が容易なシステムづくりと効率的な事業運営が求められている。
実際には下記のような問題がある。
(1)ごみ集積所の管理が紙ペースでデジタル化されてないが現状であり、収集運搬のルート最適化は人の知識に頼っている。また、地域ごとのごみ排出量などが把握できていない。さらに、収集車の稼働位置を把握していない。
(2)塵芥集積所を新たに申請・変更するにあたり、ウェブサイトイト上で申請する方法が受付フォームがないため、住民が気軽に申請できない。
(3)住民がごみ集積所を新たに申請・変更するにあたり、現在は手書き申請になっている。ごみ集積所を新たに申請・変更するにあたり、申請から許可までに時間がかかっている。
このように、現在の収集システムでは住民の要望に応えることは難しくなっている。
また、下記特許文献は、産業廃棄物に関してであるが、廃棄物管理事業者や廃棄物排出事業者のみならず、廃棄物収集事業者にもメリットを享受でき、かつ、透明性を高めた廃棄物収集情報管理システムを提供するものとして提案されたものである。
特開2015−38716号公報
この特許文献1は、図31に示すように、ごみ収集車13の作業員が所有する廃棄物処理情報端末1と廃棄物情報管理サーバー2とからなる廃棄物情報管理システムであって、前記廃棄物処理情報端末1は、廃棄物収集情報確認部と廃棄物収集データ収集部と廃棄物収集データ送付部を有し、前記廃棄物情報管理サーバー2は、サーバー廃棄物情報処理部とサーバー金銭情報処理部とサーバー情報公開部とからなり、さらに、サーバー廃棄物情報処理部は廃棄物収集データ記録部と廃棄物収集データ関連付け部からなり、サーバー金銭情報処理部は売上情報算出部と売掛情報算出部と入金情報取得部と請求明細作成部と、からなるものである。
廃棄物情報管理サーバー2には事業者情報処理端末3、提出者情報処理端末4、排出者情報処理端末5が接続される。
プログラムがスタートすると、廃棄物処理情報端末において、収集廃棄物情報処理が行われる。
(1)収集廃棄物情報処理がスタートすると、廃棄物収集情報確認が行われる。これにより、廃棄物収集事業者は、廃棄物収集に有益な種々の廃棄物収集情報を、タイムリーに確認することが可能となる。
(2)続いて、廃棄物収集データ収集が行われるこれにより、収集された廃棄物データの廃棄物処理情報端末への入力が行われる。
(3)さらに、入力された排出廃棄物情報について、廃棄物収集データ送付がなされる。
(4)廃棄物収集継続を行う場合は、再び廃棄物収集情報確認処理を行い、行わない場合は、収集廃棄物情報処理を終了する。
収集廃棄物情報処理の後、サーバー廃棄物情報処理が行われる。
(1)サーバー廃棄物情報処理がスタートすると、廃棄物収集データ記録が行われる。これにより、廃棄物処理情報端末1から送信された廃棄物収集データの記録が行われる。
(2)次に、廃棄物収集データ関連付けが行われる。これにより、廃棄物収集データと、廃棄物排出事業者名等との関連付けが行われ、サーバー廃棄物情報処理が終了する。
サーバー廃棄物情報処理の後、サーバー金銭情報処理が行われる。サーバー金銭情報処理がスタートすると、売上情報算出、売掛情報算出、入金情報取得、請求明細作成の一連の加工情報の作成が行われる。
サーバー金銭情報処理の後、サーバー情報公開が行われる。これにより、廃棄物排出業者や廃棄物収集業者などが、ウェブブラウザ等を通じて、サーバー情報公開で設定された情報にアクセス可能になる。
下記特許文献は不法投棄場所の特定と写真による確認システムに係り、より詳しくは、廃棄物収集運搬車輌の搬送ルートや、廃棄物処分場所への到着及び廃棄物の不法投棄の監視を集中管理する廃棄物収集運搬車輌の作業・運行管理システムとして提案されたものである。
特開2001−76287号公報
32に示すように、マニフェスト情報システム管理センターにおいて、廃棄物収集運搬車輌についての情報に基づき必要事項が記入されたマニフェスト伝票(積荷明細伝票)によりマニフェスト管理を行い、併せて衛星通信を使い廃棄物収集運搬車輌の積荷および/または動態についての情報にもとづき少なくとも廃棄物の収集・作業を行った場所を、GPSナビゲーションシステムにもとづく位置情報と、航空写真及び衛星写真にもとづく視覚情報とによって確認して、廃棄物収集運搬車輌の作業・運行を管理し、さらに、その情報にもとづき、廃棄物収集運搬車輌の作業・運行効率を改善すると共に、廃棄物収集運搬車輌が廃棄物を指定廃棄物処分場所以外の廃棄物処分場所に搬入することを監視する。
各地に分散した排出事業所、中間処理業者及び廃棄物の処分を管理監督する行政機関には、各々排出事業所及び中間処理業者用端末装置が設置されており、これらの端末装置は無線受信装置を備えており、さらに通信回線を介してマニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)の管理用端末装置に接続されている。
廃棄物収集運搬車輌には、このGPSにより位置を測定するために、GPS衛星からの電波を受信するためのGPS測位アンテナ及び受信した電波より位置を測定するために、車載表示端末及び携帯端末を具えたSCMSの車載用端末装置が搭載され、さらに、マニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)と廃棄物収集運搬車輌との通信全般を制御する通信制御装置及び通信衛星との送受信を行う衛星通信アンテナが搭載されており、自車の位置の計測、及び、マニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)との間の情報の授受を可能にしている。
また、前記車載用端末装置は、GPS用機器及びパーソナルコンピュータと、パソコンへのデータ入力等を行うキーボードと、入力情報の表示と、車載用端末装置Cから送られてくる情報を表示とを行うための、液晶表示装置等で構成されたディスプレーと、異常時にSCMS管理センターへ異常を通知するための異常時ボタンと、通信相手の音声やアラーム音等を出力するスピーカと、車載用端末装置Cを操作する運転手の音声等を入力するマイクで構成されており、入力情報は必要に応じ、通信衛星経由でマニフェスト情報システム管理センター(SCMS管理センター)に送信される。
前記特許文献1や特許文献2は、産業廃棄物に関するものであり、一般廃棄物に関するものではない。従って、前記特許文献1や特許文献2では、ごみ集積所の管理については記載されておらず、他の先行技術文献でも一般廃棄物に関してごみ集積所のデジタル化した管理を示すものはない。
本発明は前記従来例の不都合を解消し、一般廃棄物に関して、特に家庭用一般廃棄物に関して、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができ、かつ、集積所の備品管理が容易なので、ごみ収集の効率化を図ることが可能なごみの収集運搬管理システムを提供することにある。
前記目的を達成するため請求項1記載の本発明は、収集運搬管理システムサーバーとしてのクラウドサーバー、集積所登録アプリプログラムを搭載した第1のスマートフォン端末、住民アプリプログラムを搭載した第2のスマートフォン端末、管理者側清掃事務所のパソコンで構成し、第1のスマートフォン端末、第2のスマートフォン端末、清掃事務所のパソコンは収集運搬管理システムサーバーに接続され、
住民アプリプログラムとしてはユーザー登録プログラム、集積所の申請登録プログラムを含み、
集積所登録アプリプログラムおよび住民アプリプログラムは、ログインプログラム、スマートフォン端末に対してカメラ機能要求を行い、スマートフォン端末からカメラ機能情報を取得するカメラ機能プログラム、スマートフォン端末に対して位置情報要求を行い、スマートフォン端末から位置情報を取得する緯度経度取得プログラム、スマートフォン端末が有する外部システムである地図アプリケーションによりスマートフォン端末に緯度経度情報を送信し、スマートフォン端末から地図情報を取得する地図表示プログラム、スマートフォン端末が有する外部システムである地図アプリケーションによりスマートフォン端末に緯度経度情報を送信し、スマートフォン端末から住所情報を受信する緯度経度からの住所情報変換プログラム、データーアッププログラムを有し、
収集運搬管理システムサーバーには、ユーザー情報を蓄積するユーザーファイル、画像情報を蓄積する画像ファイル、緯度経度、住所等を蓄積する集積所ファイルを形成し、
第1のスマートフォン端末の集積所登録アプリプログラムの利用者は行政であり、このアプリプログラムを利用してスマートフォン端末の位置情報を取得し、撮影写真と一緒に収集運搬管理システムサーバーへデータを送信し、
第2のスマートフォン端末の住民アプリプログラムの利用者は住民で、住民が各種申請を行うもので、住民アプリプログラムはユーザー登録プログラム、集積所申請プログラム、粗大ごみ申請プログラム、廃家電申請プログラム、お問い合わせプログラムからなり、収集運搬管理システムサーバーへデータを送信して集積所の申請(新規、変更、削除)、粗大ごみ申請、廃家電申請を行い、お知らせ通知を受け、問い合わせを行い、
収集運搬管理システムサーバーは集積所管理部でこのスマートフォン端末からの情報をユーザーファイル、画像ファイル、集積所ファイルに蓄積し、
管理者側のパソコンでは前記収集運搬管理システムサーバーのユーザーファイル、画像ファイル、集積所ファイルにより、集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにしたことを要旨とするものである。
請求項1記載の本発明によれば、収集運搬管理システムにより、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができる。更には、集積所の備品管理が容易にできる。
その結果、人口減少社会が現実となる中で、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっているが、そのための事業継承を容易にし、効率的な事業運営を行うことができる。
また、行政が利用するものとして、積所登録を行うのに、スマートフォン端末の位置情報を取得し、撮影写真と一緒に収集運搬管理システムサーバーへデータを送信することで、簡単に登録を行うことができる。
さらに、住民が各種申請を行うのとして、スマートフォンを利用して集積所の申請(新規、変更、削除)ができ、特に集積所の申請はスマートフォンの位置情報(地図情報)からの選択が可能で、分かりやすく簡単な操作で行える。
請求項2記載の本発明は、集積所登録アプリプログラムには、集積所個別情報としてごみの種類ごとに収集量を入力する表示画面の表示と、数値の入力とをスマートフォン端末で行う手段を形成することを要旨とするものである。
請求項2記載の本発明によれば、ごみの収集量を登録することで、管理者側のパソコンでごみの収集量の管理も可能となる。
請求項3記載の本発明は、管理者側のパソコンでの集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残すことを要旨とするものである。
請求項3記載の本発明によれば、管理者側のパソコンで集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残して職員と情報共有し、効率の良い集積所管理を実現できる。
その結果、人口減少社会が現実となる中で、行政における清掃事業に関わる職員数の減少や事業をよく知るベテラン職員の退職などにより事業ノウハウを継承することが難しくなっているが、そのための事業継承を容易にし、効率的な事業運営を行うことができる。
以上述べたように本発明のごみの収集運搬管理システムは、一般廃棄物に関して、特に家庭用一般廃棄物に関して、専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、担当者が集積所申請内容を確認することができ、かつ、集積所の備品管理が容易なもので、ごみ収集の効率化を図ることが可能なものである。
本発明のごみの収集運搬管理システムの全体概要を示す説明図である。 住民アプリプログラムでの操作手順を示すフロー図その1である。 住民アプリプログラムでの操作手順を示すフロー図その2である。 住民アプリプログラムでの操作手順を示すフロー図その3である。 集積所登録アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末の操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末で、収集量の登録を行う操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリプログラムのフロー図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末の集積所の申請の操作画面を示す説明図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末の粗大ごみの申込みの操作画面を示す説明図である。 集積所登録アプリプログラムでの付加情報入力画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンでの集積所の管理画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンでの集積所の管理画面で、収集量の管理を示す画面の正面図である。 管理者側のパソコンでのスマートフォン端末の集積所登録アプリプログラムでの集積所を確認するフロー図と指導履歴の登録フロー図である。 管理者側のパソコンでの住民アプリプログラムを搭載したスマートフォンからの集積所の申請を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末からの粗大ごみの申込を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末からの廃家電の申請を受け付けるフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末とのお知らせの応答をするフロー図である。 管理者側のパソコンでの住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末とのお問い合わせ対応をするフロー図である。 管理者側のパソコンでの会員管理のフロー図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末での備品貸出の画面を示す正面図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末でお問い合わせを行う場合の画面を示す正面図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末でお問い合わせを行う場合の入力画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末からのお問い合わせを受ける場合の表示画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末からのお問い合わせ内容を表示する画面を示す正面図である。 管理者側のパソコンで住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末からのお問い合わせに回答する入力画面を示す正面図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォンで管理者側のパソコン端末からのお知らせを表示する画面を示す正面図である。 住民アプリプログラムを搭載したスマートフォンで管理者側のパソコン端末からのお知らせの内容を表示する画面を示す正面図である。 集積所登録アプリプログラムのブロック説明図である。 住民アプリプログラムのブロック説明図である。 廃棄物の分類と処理業許可の範囲を示す説明図である。 従来例を示す説明図である。 他の従来例を示す説明図である。
以下、図面について本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1はごみの収集運搬管理システムの全体概要を示す説明図で、6は収集運搬管理システムサーバーで、これはクラウドサーバーである。
サーバーはCPU(Central Processing Unit:中央演算処理装置)、メモリ(ROM、RAM等の記憶手段)、外部との情報の入出力を可能にするための入出力手段、OS(Operating System)、root権限を有するものであるが、クラウドサーバーの場合も同様である。
図中9は清掃事務所、行政担当者のいわゆる管理者側のパソコンで、前記収集運搬管理システムサーバー6に接続して集積所、申請内容を確認する。パソコン9は周知のごとく、プロッセサ、入力部、通信部、記憶部、表示部を有する。
収集運搬管理システムサーバー6では、集積所管理部6a、集積所指導履歴管理部6b、粗大ごみ受付け部6c、廃家電受付け部6dが形成される。
収集運搬管理システムサーバー6には、集積所登録アプリプログラム(アプリケーションプログラム)を搭載した第1のスマートフォン端末11、住民アプリプログラム(アプリケーションプログラム)を搭載した第2のスマートフォン端末12が接続される。これらスマートフォン端末11やスマートフォン端末12は、周知のごとく、通信部、記憶部、プロセッサ、タッチパネル、記憶部を有し、また、カメラを搭載している。
スマートフォン端末11では集積所データを収集運搬管理システムサーバー6にアップロードし、スマートフォン端末12は集積場所の申請、粗大ごみ、廃家電の申請(ネット決済)を行う。
前記集積所登録アプリプログラムは集積所撮影アプリであり、集積所の場所をデータ化する。また、利用者は行政である。
図28にこの集積所登録アプリプログラムの構成を示すが、集積所登録アプリプログラムおよび住民アプリプログラムは、ログインプログラム、スマートフォン端末に対してカメラ機能要求を行い、スマートフォン端末からカメラ機能情報を取得するカメラ機能プログラム、スマートフォン端末に対して位置情報要求を行い、スマートフォン端末から位置情報を取得する緯度経度取得プログラム、スマートフォン端末が有する外部システムである地図アプリケーションによりスマートフォン端末に緯度経度情報を送信し、スマートフォン端末から地図情報を取得する地図表示プログラム、スマートフォン端末が有する外部システムである地図アプリケーションによりスマートフォン端末に緯度経度情報を送信し、スマートフォン端末から住所情報を受信する緯度経度からの住所情報変換プログラム、データーアッププログラムを有する。
なお、収集運搬管理システムサーバーには、ユーザー情報を蓄積するユーザーファイル、画像情報を蓄積する画像ファイル、緯度経度、住所等を蓄積する集積所ファイルを形成する。
集積所登録アプリプログラムは、機能として以下の情報を収集運搬管理システムサーバー6にアップする。
・集積所の写真撮影
・集積所の位置
・図9に示す付加情報として下記のようなもの。
収集量、回収方向(両側収集、片側収集)、その他(ビル・マンションの鍵が必要、収集場所が隠れている、徒歩、大型住宅、集団回収)
図5に集積所登録アプリプログラムでのスマートフォン端末11の操作画面を示す。各画面は以下の通りである。
(a)スマートフォン ロングイン画面
(b)登録・履歴確認画面
(c)カメラ画面
(d)集積所登録画面
(e)集積所登録履歴画面
図6に集積所登録アプリプログラムでのスマートフォン端末11の操作画面のうち、ごみ収集量の登録画面を示す。集積場所の付加情報として、「可燃」「不燃」「缶」「ペットボトル」等のごみの種類ごとに、収集量を曜日毎に入力できる。
住民アプリプログラムは、住民が各種申請を行うもので、利用者は住民である。
図29にこの住民アプリプログラムの構成を示すが、新規登録、SMS認証、登録情報変換、退会を行うユーザー登録プログラム、新規申請、変更申請、削除申請プ、申請内容確認を行う集積所申請プログラム、品目検索、カート、排出日指定、申請内容確認を行う粗大ごみ申請プログラム・廃家電申請プログラム、データ送信を行うお問い合わせプログラムからなる。
なお、収集運搬管理システムサーバーには、これらユーザー登録プログラム、集積所申請プログラム、粗大ごみ申請プログラム・廃家電申請プログラム、お問い合わせプログラムに対応して、各種ファイル、例えば、ユーザーファイル、SMSファイル、集積所ファイル、集計所要求ファイル、収集要求ファイル、収集アイテムファイル、収集カテゴリファイル、収集要求品目ファイル、収集要求除外日付ファイル、清掃工場ファイル、お問い合わせファイル、メール送信履歴ファイルが形成される。
住民アプリプログラムは機能として以下の情報を収集運搬管理システムサーバー6にアップする。
・集積所の申請(新規、変更、削除)
・粗大ごみ申請
・廃家電申請
・お知らせ通知
・問い合わせ
図8に住民アプリプログラムでの操作画面を示す。
(a)スマートフォン ホーム画面
(b)アプリ起動画面
(c)会員登録画面
(d)メインメニュー
(e)集積所の位置選択
※集積所の申請はスマートフォンの位置情報(地図情報)からの選択が可能である。
図9に粗大ごみの申込操作画面を示す。
(a)排出方法、場所の選択
(b)排出日の選択
(c)キーワード検索
(d)カテゴリー一覧
図2はスマートフォン12の住民アプリプログラムでの動作フローを示し、「アプリ起動」→初回→利用規約に同意(ルール、個人情報、免責)→個人情報入力(電話番号認証)→確認画面→完了画面→「管理者宛にメール通知」および「収集運搬管理システムに情報を登録」となる。
二回目以降は、各種申請画面に基づく。メインメニューが表示される。
メインメニューとしては、「集積所の新規登録」「集積所の変更・廃止」「備品の貸出(防鳥ネットなど)」「粗大ごみの申込み」「廃家電の申込み」の項目からなる。
集積所の新規登録では、地図画面として、登録住所を地図の中心に表示させる。なお、マイ集積所がある場合は申請できない
ついで、個別・集合の選択→備品貸出:種別の選択→確認画面→備品貸出:種別の選択→確認画面→完了画面となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバーに情報が登録される。
集積所の変更・廃止では、地図画面を登録住所を地図の中心に表示させ、変更の場合は変更先の地図画面を表示させる。(ピンがあるのを前提とするが、必ずしもピンがあるわけではないので、登録漏れ等では、「選択できないので、お問い合わせフォームへ」となる。
廃止も含めて、「変更・廃止理由の記入」の画面となり、確認画面を経て完了画面となる。この集積所の変更・廃止の申請後はマイ集積所に登録される
これらの登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
備品の貸出(防鳥ネットなど)では、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合には「備品種別の選択」をおこない、ない場合、「地図画面(ピンがある前提とするが、必ずしもピンがあるわけではない(登録漏れ等)⇒選択できない場合は、新規 or お問い合わせフォームへ誘導)」となり、場所を指定してから、「備品種別の選択」をおこなう。
そして、「確認画面」に移行し、「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
粗大ごみの申込みでは、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合には「ごみ品目・数量の選択」を行う。(なお、申込画面については前記図7参照。)
ない場合には、「地図画面」を表示して場所を指定してから、「ごみ品目・数量の選択」を行う。
次に、「価格表」が存在する場合は、これを表示して価格を選択し、「排出日選択」し、「確認画面」→「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
廃家電の申込みでは、マイ集積所の登録があるかを問い、ある場合は、「ごみ種別の選択」を行う。
ない場合には、「地図画面」を表示して場所を指定してから、「ごみ種別の選択」を行う。
次に、「価格表」が存在する場合は、これを表示して価格を選択し、「排出日選択」し、「確認画面」→「完了画面」となり、申請後はマイ集積所に登録される。
この登録結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムサーバー6に情報が登録される。
図3は前記各種申請画面に引き続き表示されるアプリメニューを示し、「マイ集積所」「申し込み履歴」「お知らせ」「Q&A」「お問い合わせ」「アカウント」「ログアウト」の項目が表示される。
「マイ集積所」を選択をした場合は、確認としてマイ集積所の情報表示がなされる。変更・削除は要申請である。また、マイ集積所の登録は1ユーザー1つまでとする。
「申し込み履歴」を選択をした場合は、申し込み履歴の一覧が表示される。
「お知らせ」を選択した場合は、お知らせ一覧の表示がなされ、追加機能、トラブル情報などが掲載される。
「Q&A」を選択した場合は、Q&Aの一覧が表示され、アプリのガイドとしてよくある質問が掲載される。
「お問い合わせ」を選択した場合は、お問い合わせ内容を入力画面が表示され、入力すると、完了画面となる。
結果は、管理者宛にメール通知され、ユーザー宛にメール通知され、ユーザーマイページの「申し込み履歴」に登録され、収集運搬管理システムに情報を登録される。
「アカウント」を選択した場合は、個人情報変更画面となり、入力した後、完了画面となる。
「ログアウト」を選択した場合は、ログイン画面が表示される。
図4はログイン画面の手順を示すもので、パスワードを入力してログインを行うと、各種申請画面となる。
パスワードを忘れたら、メールアドレス入力になり、認証コード入力画面が表示される。メールアドレス入力を行うと、ユーザー宛にメール通知される。「メールに認証コードが記載されている(数字4桁)」
認証コード入力画面の次に、パスワード変更画面が表示され、完了画面となる。
清掃事務所、行政担当者のいわゆる管理者側のパソコン9ではこのようなスマートフォン7,8からの申請を収集運搬管理システムサーバー6経由で受けて、集積所、申請内容を確認する。
集積所、申請内容の確認は申請画面と同じような画面を表示させて行うが、その場合の管理メニューとしては下記のようなものがある。
・事業者管理(清掃事業者の会社情報を登録)
・車両管理(清掃事業者の車輌情報を登録)
・ユーザー管理(システムにログインするユーザーを管理)
集積所
・集積所管理(集積所データの確認)
・指導履歴(集積所のトラブル対応などを記録)
住民対応・住民アプリプログラムから申請されたデータを管理
・集積所申請
・粗大ごみ
・廃家電
・お知らせ
・問い合わせ対応
・会員管理
集積所の管理、ごみ収集車の管理など各種の設定は管理者側のパソコン9の管理画面から行う。付属機能(指導履歴、備品貸出、コミュニケーション記録など)問題のある集積所は指導履歴を残して職員と情報共有し、効率のよい集積所を実現する。
図10に集積所の登録画面、図11に集積所の管理画面を、図12に集積所の管理画面でも収集量の管理画面を示す。
図13〜図19は管理者側のパソコン9の操作フローを示すもので、図13は集積所登録アプリプログラム)を搭載したスマートフォン端末11に対応して集積所を新たに設置する場合の登録を行う場合、図14は住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末12に対応して集積所の申請を受け付ける場合である。
図15は粗大ごみの申込を受け付ける場合、図16は廃家電ごみを受け付ける場合、図17はお知らせを対応する場合、図18はお問合せに対応する場合である。
図19は会員登録に関するフローである。
本発明はクラウドサーバー1を収集運搬管理システムサーバーとし、この収集運搬管理システムサーバー6に集積所管理部、集積所指導履歴管理部、粗大ごみ受付け部、廃家電受付け部を形成し、集積所登録アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末11、および住民アプリプログラムを搭載したスマートフォン端末12を前記収集運搬管理システムサーバー6に接続し、また、管理者側のパソコン9を前記収集運搬管理システムサーバー6に接続し、スマートフォン端末を介してこれらの集積所登録アプリプログラムや住民アプリプログラムの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、管理者側のパソコンで集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにしたものであるが、スマートフォン端末11やスマートフォン端末12の入力に対して収集運搬管理システムサーバー6を介して管理者側のパソコン9が対応するものである。
スマートフォン端末11やスマートフォン端末12と管理者側のパソコン9との関係は、基本的にはスマートフォン端末11やスマートフォン端末12からの画面入力内容を管理者側のパソコン9はそのまま受け取り、これを管理し、また、必要に応じてスマートフォン端末11やスマートフォン端末12に返す。その内容は収集運搬管理システムサーバー6に記憶保持される。
集積所登録アプリプログラムでのスマートフォン端末11によるごみ収集量の登録に関しては前記図6について説明した通りであるが、図12に示すように、これが収集運搬管理システムサーバー6を介して管理者側のパソコン9に表示され、管理者側のパソコン9では収集場所ごとに、ごみ収集量が保存され、管理に用いられる。
また、「お問い合わせ」の例を図21〜図25に示すと、スマートフォン端末12では図19に示すように項目が表示されたあと「お問い合わせ」を選択する画面となり、次いで、図20に示すように「お問い合わせ」の入力画面となり、「お問い合わせ」内容を記入して送信ボタンをクリックすると、送信完了画面となる。
一方、管理者側のパソコン9は収集運搬管理システムサーバー6を介してこの内容を受け、図21に示すような「お問い合わせ」の管理画面がモニターに表示され、さらに、図22に示す用などの「お問い合わせ」内容を表示する画面が表示されるので、図23に示す返信の入力画面となるので、送信すれば、収集運搬管理システムサーバー6を介してスマートフォン端末12に送られる。送信履歴は収集運搬管理システムサーバー6に保存される。
図26、図27は前記「お問い合わせ」に対してスマートフォン端末12側での受け取り画面であり、項目が表示されたあと「お問い合わせ」を選択する画面となり、図27に示すように、管理者側のパソコン9からの送信内容が表示される。
収集運搬管理システムサーバーは集積所管理部でこのスマートフォン端末からの情報をユーザーファイル、画像ファイル、集積所ファイルに蓄積し、管理者側のパソコンでは前記収集運搬管理システムサーバーのユーザーファイル、画像ファイル、集積所ファイルにより、集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできる
以上が一例であり、他の項目についても同様な応答が行われ、例えば、粗大ごみの申込の場合は、提出方法、提出場所の選定、品目の選択をしてもらい、これら品目や提出日の確認を行う。
本発明は、管理者側のパソコン9での集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残こす。
指導内容としては下記のものである。
・指定場所に出してない。
・収集曜日を守らない。
・ごみが散乱している。
・分別ができていない。
・行政からのお知らせ
・清掃車お知らせ通知
・分別のご案内
・収集日カレンダー
・清掃施設の地図表示
1…廃棄物処理情報端末 2…廃棄物情報管理サーバー
3…事業者情報処理端末 4…提出者情報処理端末
5…排出者情報処理端末 6…収集運搬管理システムサーバー
6a…集積所管理部 6b…集積所指導履歴管理部
6c…粗大ごみ受付け部 6d…廃家電受付け部
9…管理者側のパソコン 11、12…スマートフォン端末
13…ごみ収集車

Claims (5)

  1. クラウドサーバーを収集運搬管理システムサーバーとし、この収集運搬管理システムサーバーに集積所管理部、集積所指導履歴管理部、粗大ごみ受付け部、廃家電受付け部を形成し、集積所登録アプリを搭載したスマートフォン、および住民用アプリを搭載したスマートフォンを前記収集運搬管理システムサーバーに接続し、また、管理者側のパソコンを前記収集運搬管理システムサーバーに接続し、スマートフォンを介してこれらの集積所登録アプリや住民用アプリの専用アプリにより集積所の登録や集積所申請が行え、また、管理者側のパソコンで集積所申請内容を確認することができ、更には、集積所の備品管理が容易にできるようにしたことを特徴とするごみの収集運搬管理システム。
  2. 集積所登録アプリは、利用者は行政であり、集積所撮影・登録アプリであり、このアプリを利用してスマートフォンの位置情報を取得し、撮影写真と一緒に収集運搬管理システムサーバーへデータを送信して集積所の新規登録を行う請求項1記載のごみの収集運搬管理システム。
  3. 集積所登録アプリには、集積所個別情報としてごみの種類ごとに収集量を入力する表示画面の表示と、数値の入力とをスマートフォンで行う手段を形成する請求項1または請求項2記載のごみの収集運搬管理システム。
  4. 住民用アプリは、住民が各種申請を行うもので、利用者は住民で、収集運搬管理システムサーバーへデータを送信して集積所の申請(新規、変更、削除)、粗大ごみ申請、廃家電申請を行い、お知らせ通知を受け、問い合わせを行う請求項1または請求項2記載のごみの収集運搬管理システム。
  5. 管理者側のパソコンでの集積所申請内容確認は、問題のある集積所は指導を行い、指導履歴を残す請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のごみの収集運搬管理システム。
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