JP2021099312A - 時計用文字盤 - Google Patents

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Bourg Benjamin
ベンジャミン ボーグ,
ダニエル フィアミンゴ,
Fiammingo Daniel
ダニエル フィアミンゴ,
グレゴア フルーリ,
Fluri Gregoire
グレゴア フルーリ,
ローラン ミンコーン,
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Abstract

【課題】あらゆる種類の素材に適しており、簡単な製造と時計への魅力的な組み込みとを組み合わせるもので、使用可能な容量が小さい腕時計を含む全ての時計に適応可能であって、時計のブランクまたはフレームへの文字盤の、信頼性を有する堅固な締結を得ることを可能にする、文字盤解決策を提案する。【解決手段】連結リングへ搭載されるよう設計された時計用文字盤板1であって、時計の内側へ向かうよう設計された第1下面12と、見えるよう設計された反対側の第2上面13とを有し、当該時計用文字盤板1は、第1及び第2面を連結し、文字盤の周囲輪郭を形成する第3表面11を含み、第3周囲輪郭表面11は、第2面13に垂直な平面を通過し、文字盤板1の第1下面12から第2上面13へ、第1下面12と非垂直な方向に延長する第1部分11aを含むセクションを含む、時計用文字盤板1。【選択図】図2

Description

本発明は、文字盤板と、当該種類の文字盤板用連結リングと、文字盤板と連結リングとの組立体を含む文字盤とに関する。本発明はまた、腕時計など、当該種類の文字盤を組み込んだ時計に関する。
従来技術による第1解決策にかかる時計用文字盤は、特許文献1で説明される。当該種類の文字盤は、文字盤板の下に溶接される脚を含み、当該脚は、例えばねじを用いて文字盤板を時計のフレームに締結するよう設計される。当該解決策は、文字盤を形成するために溶接と両立可能な素材を必要とする一方で、複雑な製造及び組立作業を、特に脚を溶接した後にフレームへねじ止めする作業を必要とする、という欠点を有する。更に、組立体の精度が不完全な場合、静的不確定状況を形成する危険性がある。最後に、当該解決策は、例えば複数の機械的機能が設けられた腕時計など、使用可能な容量が非常に限定され、文字盤の締結用ねじの通過を制限する、特定の時計と両立不可能である。
特許文献2で説明されるような他の解決策は、2つの重ね合わされた板の溶接または糊付けを必要とし、これもまた、複雑な製造の一方で、文字盤の全面にわたる厚みが増加するという欠点を含む。
欧州特許出願公開第3339970号明細書 スイス国特許出願公開第696987号明細書 欧州特許出願公開第2730636号明細書
現存の解決策は、十分な結果を得ることを可能にはせず、本発明の全体的な目的は、従来技術の欠点を含まない時計用の解決策を提案することである。より具体的には、本発明は、以下の目的の全部または一部を達成することを目的とする。
本発明の第一の目的は、あらゆる種類の素材に、そしてより具体的にはセラミックといった脆性素材に適した、文字盤解決策を提案することである。
本発明の第二の目的は、簡単な製造と時計への魅力的な組み込みとを組み合わせた文字盤解決策であって、使用可能な容量が小さい腕時計を含む全ての時計に適応可能な、文字盤解決策を提案することである。
最後に、本発明の第三の目的は、時計のブランクまたはフレームへの文字盤の、信頼性を有する堅固な締結を得ることを可能にする、文字盤解決策を提案することである。
この目的のため、本発明は、連結リングへ搭載されるよう設計された時計用文字盤板であって、時計の内側に位置されるよう設計された第1下面と、見えるよう設計された反対側の第2上面とを有し、当該時計用文字盤板は、前記第1及び第2面を連結して前記文字盤の周囲輪郭を形成する第3表面を含み、周囲輪郭の前記第3表面は、前記第2面に垂直な平面を通過し、前記文字盤板の前記第1下面から前記第2上面に向かって、前記第1下面と非垂直な方向に延長する第1部分を含むセクションを含む、時計用文字盤板に基づく。当該方向は、有利には、前記文字盤板の前記外部に向けられる。
本発明はまた、当該種類の文字盤板用の連結リングであって、前記リングは、弾性変形可能な連結表面を有する連結部分を含み、前記表面は、文字盤板の第3周囲輪郭表面と接触により協働するよう設計される、連結用リングに関する。
本発明はまた、時計用文字盤であって、上述の文字盤板と上述の連結リングとの組立体を含む、時計用文字盤に関する。
本発明はまた、上述の文字盤を包含する、時計に関する。当該時計は、腕時計であってもよい。
本発明は、請求項においてより詳細に定義される。
本発明の目的、特徴及び利点は、添付の図面に関して非限定的な例として提供される特定の実施形態についての以下の説明において、より詳細に説明される。
図1は、本発明の実施形態にかかる文字盤の上方からの斜視図である。 図2は、本発明の実施形態にかかる文字盤板の横断面図である。 図3は、本発明の実施形態にかかる文字盤の連結リングの斜視図である。 図4は、本発明の実施形態にかかる連結リングを有する文字盤板の組立体の実施を示すための、横断面図である。 図5は、本発明の実施形態にかかる連結リングを有する文字盤板の組立体の実施を示すための、横断面図である。 図6は、本発明の実施形態にかかる連結リングを有する文字盤板の組立体の実施を示すための、横断面図である。 図7は、本発明の実施形態にかかるブランク上の文字盤の組立体の詳細の拡大図である。 図8は、本発明の実施形態にかかる時計内の文字盤の配置の横断面図である。
本発明は、2つの別個の部品、すなわち文字盤板1と連結リング2との機械的組立により得られた、図1に図示する文字盤10に基づく。連結リング2は、文字盤板1の円周部上で、文字盤板1の下に延長するもので、その目的は、時計ブランク上へ文字盤10を取り外し可能に締結する部品を形成することである。
慣習により、水平方向を、水平面に、特に平坦または実質的に平坦であってもよい文字盤板1の表面に、平行な平面上のあらゆる方向として定義することが選択された。慣習により、垂直方向zを、文字盤板から文字盤板を包含する小型時計の装着者に見えるように設計された側面に向かう、水平面に垂直な方向として定義する。文字盤板1が平坦ではない実施形態によれば、水平方向は、文字盤板の上面に実質的に接する平面から開始し、垂直方向zに垂直と定義される。当該慣習によれば、以下の説明を単純化することが可能になる。「上」及び「下」の形容詞は、時計の見える側とその反対側の垂直方向にそれぞれ方向づけられるよう設計された要素を特徴づけることを可能にする。例えば、文字盤板の上面は、腕時計の装着者に見える表面を指し、文字盤板の下面は、腕時計の装着者の手首側にある、小型時計の内部に向けられた、見えない表面を指す。当業者であれば、こうして定義された文言が、円形である必要のない文字盤板の形状にかかわらず使用可能であることを理解できる。加えて、本明細書中、「文字盤」は、小型時計ケース内に固定された態様で搭載されるよう設計された、あらゆるインジケータユニットを意味する。このため、本発明の文脈内で、時刻に基づく表示のカウンタ(例えばクロノグラフカウンタ)も、文字盤に該当可能である。
図示する実施形態によれば、文字盤板1は、小型時計の内部に向けられるよう設計された第1の平坦な下面12と、これに反対且つ平行であり、見えるよう設計された第2の平坦な上面13との間の、狭い厚み(選択された慣習によって、垂直方向に従って向けられているため、高さとしても知られる)を含む、ディスクの形状を有する。当該文字盤板1は、その中心を通過する垂直中心軸Aを有する。変形例として、第1下面12及びまたは第2上面13は、平坦でなくてもよく、例えば湾曲してもよい。表面は、その中心に頂点を有してもよい。表面は、凸でも凹でもよい。加えて、文字盤板は、以下に説明するように、円形ではない形状を有してもよい。
図2は、垂直正中面を、すなわち文字盤板の軸Aを含む垂直面を、またはより一般的には文字盤板1の中心を通過する垂直面を通過する、文字盤板1の断面の図である。図2は、文字盤板1の周囲輪郭面を形成する、文字盤板1の第3表面11のセクションをより詳細に図示することを可能にする。当該第3表面11は、第1下面12及びまたは第2上面13との間の連結を形成する。第3表面11は、以下で説明するように、文字盤板1の組立面を形成する。第3表面11の当該セクションは、垂直方向zに向けられていないという特徴を有する。換言すれば、セクションは、文字盤板1に、そしてより具体的には第1及び第2表面12、13の一方または他方と垂直ではない、または実質的に垂直ではない。
より具体的には、第3表面11のセクションは、特に有利な形状を有し、特に以下を含む。
− 第1下面12から、当該第1下面12に非垂直な方向に、すなわち垂直方向zと整列しない方向に延長する、第1部分11a。当該第1部分11aは、有利には、文字盤板の厚さの少なくとも1/4(換言すれば、第1及び第2表面12、13の2つの面の間で、垂直方向zでみる、高さの1/4)にわたり延長する、及び
− 第2上面13から、当該第2上面13に非垂直な方向に、すなわち垂直方向zと整列しない方向に延長する、第2部分11b、及び
− 以下に説明する文字盤連結リング2と協働可能な、文字盤板1の周囲連結領域を形成する、第1及び第2部分間の連結用の第3部分11c。
実施形態によれば、第3表面11の第1部分11a及び第2部分11bは、このように、文字盤板1の外部に向けて、すなわち文字盤板1の第1及び第2表面12、13から離れる水平成分を含む方向へ、傾斜する。
当該実施形態によれば、第3表面11のセクションの第1部分11aは、第1表面12に対して及びまたは水平面に対して、第1角度α1の傾斜を有する。当該第1角度α1は、有利には、50°から70°の間、または60°から70°の間である。
第3表面11の第2部分11bは、第2上面13に対して及びまたは水平面に対して、第2角度α2の傾斜を有する。当該第2角度α2は、有利には、60°から80°の間、または65°から75°の間である。
実施形態によれば、第1角度α1は、有利には、第2角度α2よりも小さい。
第3部分11cは頂点を、すなわち上部第2表面13から最遠の領域を有する。当該頂点は、文字盤板1の厚みの実質的に中央に、または文字盤板1の水平正中面より少し下に、位置する。当該頂点は、実施形態にかかる点で構成される。
有利には、連結の第3部分11cは、特に0.1mmから0.5mmの半径の、円形部分である。これは、2つの部11aと11bを、連続湾曲を形成するように連結することを可能とする。円形湾曲は、有利には、粗さを有さない。
本実施形態で、第1部分11a及び第2部分11bは傾斜した直線部であるが、変形例として、直線とは限らない他の形状を有してもよい。
好ましくは、周囲輪郭の第3表面11は、文字盤板1の全周囲の周りに延長する。代替として、第3表面11は、文字盤板1の周囲の周りの一つまたは複数のセクタに応じて延長してもよい。説明した実施形態では、文字盤板は、軸Aを有する回転面である。垂直正中面、すなわち自身の軸及びまたは自身の中心を含む第2上面13に垂直な平面により得られる全てのセクションは、有利には、同じ形状を含む。換言すれば、文字盤板は好ましくは、例えば円形、長方形、多角形等の、そして特に切断のない、明確に定義された形状を示す水平セクションを有する周囲輪郭に何ら不連続を有さない。
変形例として、文字盤板は円形である必要はなく、例えば多角形、四角、または長方形であってもよい。全ての場合において、垂直正中面経由の全てのセクションが、またはほぼ全てのセクションが、同一形状を含むことが有利である。
文字盤板1は、セラミック、特にジルコンまたはアルミナ、蛍光性及びまたはリン光性セラミック、またはイットリア化ジルコン及びDy/Euドープアルミン酸ストロンチウムに基づく複合セラミックに基づいてもよい。文字盤板1は、特に有利には、例えば特許文献3に開示される、「発光ジルコン」製であってもよい。変形例として、文字盤板1は、複合素材に基づいてもよい。また変形例として、文字盤板1は、石、特にオニキス、オパール、トルコ石、またはサファイアに基づいても、または真珠層に基づいてもよい。「特定の素材に基づく」との表現は、文字盤板が当該素材を少なくとも50重量%、または少なくとも80重量%、含むという事実を意味する。
文字盤板1は、文字盤板の外観を昼と夜とで変調するために、ワニス、例えば蛍光性及びまたはリン光性性質を含むワニスの層で被膜されてもよい。変形例として、文字盤10は、文字盤板1の第1下面12の下に固定された、蛍光性及びまたはリン光性性質を含む第2固体板を含んでもよい。
本実施形態によれば、文字盤10は、より具体的に図3及び7に図示される、前述の文字盤板1との組立用に設計された、連結リング2を追加的に含む。当該連結リング2は、以下に説明するように、文字盤10を時計ムーブメントまたは時計のブランクへ組み立てる機能を果たすよう設計される。連結リング2は、好ましくは、金属または金属合金製である。連結リング2は、真ちゅうまたは鋼、特にNivaflex(登録商標)製であってもよい。
連結リング2は、その上部に、文字盤板1の周囲輪郭の第3表面11と協働するよう設計される連結表面210を有する、連結部分21を含む。連結部分21は、このように、文字盤板1の締結用に設計される。本実施形態によれば、連結表面210は、円錐台状形状を有し、弾性変形可能である。変形例として、連結部分21は、弾性変形可能な他の形状を有してもよい。有利には、連結部分は、その上端が、文字盤板の方向に向けて、または接続リングの中心に向けて、垂直となる方向に対して移動するように、垂直方向に対する傾斜を含む垂直面を通過する少なくとも1つのセクションを含む。このため連結部分の少なくとも一部は、連結リングの平面に垂直な方向に対して、連結リングの中心に向けた傾斜を有する。以下に詳細に説明するように、当該連結部分は、文字盤板を、その組立構成に保持する機能を果たす。このため、その連結表面210の少なくとも一部は、文字盤板に保持力を及ぼすよう、組立構成にある文字盤板と直接または間接接触し続ける。もちろん、当該保持は、好ましくは可逆的であり、当該連結部分は、文字盤板の可逆的保持に参加する。加えて、連結部分は、文字盤板の周囲輪郭の支えのために構成される。このような支えにより、連結部分は、少なくとも文字盤板中心に向かう成分を、特に円形文字盤板の場合には半径方向成分を含む、力を発揮可能である。
加えて、連結部分21は、水平または実質的に水平であり、文字盤板1の第1下面12の側面部分、または周囲部分の支持部を受けるよう設計された支持表面211を含む。
加えて、連結リング2は、連結部分21の下へ延長し、連結リング2を時計ブランクへ締結するために設計された、そして時計内部に文字盤を締結するために設計された、下部締結部分を含む。本実施形態によれば、当該下部締結部分は、支持表面211に対して連結表面210と反対方向に実質的に延長するスカート22の形状である。換言すれば、連結部分21と下部締結部分は、垂直方向に実質的に配置された部分を形成し、水平または実質的に水平な支持表面211の両側に分配される。
本実施形態にかかるスカート22は、垂直方向に延長する。スカートは、少なくとも1つの弾性要素220を含む。好ましくは、当該弾性要素220は、スカート22の高さhに沿って部分的に延長する。弾性要素220は、有利には、スカート22の壁内に埋め込まれる舌の形状である。弾性要素は、例えば、その2つの端部で埋め込まれる舌の形状であってもよい。この種の舌は、実質的に水平方向に延長してもよい。舌は、水平面上で延長し、スカート22の壁に形成された、少なくとも1つの貫通スロット221、または切欠きで形成されてもよい。好ましくは、スカート22は複数の弾性要素を含む。本実施形態によれば、スカート22は、3つの同一の弾性要素220、220’、220”を含む。これら3つの要素は、有利には、連結リング2の周囲上で等距離に分配される。
連結リングの締結部分、即ち本実施形態におけるスカート22は、図7を参照して以下に詳細に説明するように、時計のブランクと協働するよう設計された形状を有する。このため当該ブランクは、締結機能の実施を可能にするために、連結リングの締結部分の形状を、そして締結部分と補完する要素を、含む。当該締結は、取り外し可能である。本実施形態によれば、当該締結は、工具なくして実施される。締結は、クリップ止めまたは弾性取付型である。
図4から図6は、文字盤板1の連結リング2との組立をより詳細に図示する。本実施形態によれば、組立は、打ち込みまたはクリップ止め、即ち弾性取付により実施される。このため当該組立は、工具の使用の必要なくして実施される。また、溶接や接着といった複雑な作業を必要としない。加えて、組立は可逆であり取り外し可能である。
図4は、連結リング2の連結部分21上の文字盤板1の接近段階を示す。文字盤板1の第3表面11のセクションの第1部分11aは、連結リング2の連結表面210の上端上で支持される。円錐台状連結表面210の寸法は、文字盤板1上に発揮される下向きの圧力が、第3表面11が協働する連結リング2の連結部分21の累進的弾性変形を引き起こすよう定められる。当該組立段階全体にわたり、文字盤板1の第3表面11は、接触により連結表面210と協働する。本実施形態によれば、その静止位置において垂直方向に対して文字盤板側に傾斜する連結部分21は、このように、連結表面210の文字盤板1との接触により、垂直方向に向かって離れるよう動く。
組立運動は、図5に示すように、文字盤板1の第1下面12が連結リング2の支持表面211に当接するまで継続される。当該最終組立構成において、第3表面11のセクションの円形部分である第3部分11cのみが、連結リング2の連結表面210と接触する。連結部分21の変形の結果、当該部分は、文字盤板1上に、文字盤板が確実に且つ頑丈に保持されることを可能にする保持力を及ぼす。加えて、連結リング2の連結部分21の連結表面210は、保持力を下向きに向ける、即ち文字盤板1の第1下面12を連結リング2の支持表面211に対して位置させる傾向の力を及ぼすという、有利な特定の特徴を有する。このため、力は文字盤板1の引き出しに対抗し、文字盤板の安定した保持を補助する。最終組立構成において、連結表面210は、文字盤板1を保持するために、文字盤板1との接触を維持する。更に、連結部分21は、文字盤板に弾性復元力を及ぼすため最終構成において変形位置に維持され、これにより保持機能を発揮する。有利には、当該復元力は、少なくとも文字盤板中心に向かう成分を含む。
当該保持力により付与される応力は、第3部分11cの一部分に集中され、有利には文字盤板を構成する素材内の応力を最小化することを可能にする一方、リング上への文字盤板の適切な保持力を保証することに注目すべきである。本実施形態において、第3表面11のセクションの接触面積は、実際、前述の第3部分11cの頂点という点に減少される。この結果、第3表面11と連結表面210との間の接触は、線形または実質的に線形接触である。
図6は、文字盤板1の連結リング2からの分離段階を図示する。この目的のため、例えば文字盤板1の領域へてこを使用することにより、文字盤板1の旋回が実施される。上述の、文字盤板1の第3表面11と連結リング2の連結表面210との間の線形または実質的に線形な接触は、第3表面11の第3部分11cにおいて文字盤板1の有利な旋回面積Pを定義することによって、文字盤板1の当該取り除きを補助することを可能にし、当該板は、連結リング2の連結部分21の連結表面210に対して旋回する。リングは当該作業中、弾性変形する。このため、本実施形態による解決策はまた、文字盤板1の連結リング2からの取り外しを許可し、これは例えば連結リング2または文字盤板1の交換が必要になった場合など、あらゆるアフターサービス作業の際に特に有利である。このように、文字盤板1と連結リング2は常時、本実施形態によれば除去可能な態様で組立可能な、2つの別個の部品のままである。変形例として、本発明の文脈から離れることなく、例えば表面11と210の形状を変更することによって、より取り外しが難しい組立体を作成することが好ましいこともある。
好ましくは、本実施形態で説明したように、文字盤板1の第3表面11は、文字盤板1の外周面である。ディスクの形状の文字盤板という特定の場合において、第3部分11cの頂点は、軸Aに中心を取る円に属し、その半径Rは、図2に示すように、文字盤板1の最大半径を定義する。
本実施形態の結果、文字盤板1は、前述のように、脆性素材から、特に応力下で弾性変形を有さない素材から、製造可能であるという利点を有する。
そして、図1及び図5で示すように、文字盤板1と連結リング2との組立体により形成される文字盤10が得られると、文字盤10は、時計内部へ搭載可能な状態である。図7はより具体的に、本発明にかかる文字盤10の、より具体的には連結リング2の、時計のブランク3上への締結段階を図示する。同図において、文字盤10は、ブランク上に接近する段階にある。ブランク3は、連結リング2の弾性要素220、220’、220”と協働するよう形成された、突出する突起31を含む。文字盤10がその下降を継続すると、各舌220は、突起31により間隔をあけられ、弾性変形する。当該動きは、文字盤板1の第1下面12がブランク3に当接するまで継続される。
任意で、連結リング2のスカート22もまた、垂直にまたは実質的に垂直に向けられ、同様に垂直にまたは実質的に垂直に向けられたブランク3の表面33に当接するよう設計された、表面222を含む。これら要素は、文字盤のブランク上での角度割出しを保証する目的を果たす。代替的にまたは追加的に、連結リング2は、時計内の文字盤10の角度位置決めを許可するように、胴4と、または時計のあらゆる部品と、直接協働してもよい。
前述から明らかなように、本実施形態にかかる連結リング2はまた、時計ムーブメント内に空間を設けることが必要となる組立ねじや脚を必要とすることなく、時計ムーブメントへの文字盤10の組付けを可能にするという利点を有する。このため、本発明は依然として、文字盤の位置決めのためにわずかな空き領域しかない時計ムーブメント内への文字盤の組み込みに対応可能である。
図8は、本発明の実施形態にかかる文字盤の時計内への最終位置決めを図示する。当該位置において、連結リング2は、上述のように、時計ムーブメント30のブランク3に締結される。文字盤板1の第1下面12は、その周囲部分で、連結リング2の支持表面211により支持され、その表面の中心部においてブランク3の上面32により支持される。変形例として、当該表面は、時計部品の内部に向けた文字盤10の垂直変位を止めるよう設計された、あらゆるその他の止め具に対して位置決めされてもよい。
加えて、本実施形態において、連結リング2は、文字盤10の軸方向隙間の範囲を定めることを、そしてより具体的にはあらゆる衝撃の影響を減衰することを可能にするために、時計の小型時計ケース40の中心4と協働するよう設計された一つまたは複数の特定表面を含むように見える。この目的のため、連結リング2は、水平または実質的に水平な、連結部分21の上端に配置された表面212を含んでもよく、当該表面は、胴4の水平または実質的に水平な表面410と当接するよう位置される。当該止め具または支持は、意図的に間隔を有してもよいことを注記する。本実施形態によれば、連結リング2の水平表面212は、胴4のフランジ41により隠され、その対応する水平表面410はフランジ41の下部に形成される。加えて、連結リング2は、垂直または実質的に垂直であって、胴4の垂直または実質的に垂直な表面411と協働する表面213を含む。当該2つの垂直表面213、411間の協働は、文字盤10の小型時計ケース40内への案内を可能にする。当該協働は、接触により実施される。当該協働は、間隔を含んでもよい。この手段により、文字盤の搭載が、文字盤10が搭載されるブランク3を含む時計ムーブメント30とは独立して、文字盤10とケース40との間で直接実施可能である。この種の解決策は、小型時計ケース内の文字盤の組付けの正確さの点で特に有利であり、組立体が関与する寸法の連鎖を減少させることが可能となる。
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施形態にかかる文字盤は、図8に例として図示される特定の配置に限らず、あらゆる時計への搭載に適応可能であり続けることが理解される。
1 文字盤板
2 連結リング
3 ブランク
4 胴
11 第3表面
11a 第1部分
11b 第2部分
11c 第3部分
12 第1下面
13 第2上面
21 連結部分
22 スカート
30 時計ムーブメント
210 連結表面
211 支持表面
212 水平表面

Claims (15)

  1. 連結リング(2)へ搭載されるよう設計された時計用文字盤板(1)であって、時計の内側に位置されるよう設計された第1下面(12)と、見えるよう設計された反対側の第2上面(13)とを有し、当該時計用文字盤板(1)は、前記第1及び第2面を連結して前記文字盤板の周囲輪郭を形成する第3表面(11)を含み、前記周囲輪郭の第3表面(11)は、前記第2面(13)に垂直な平面を通過し、前記文字盤板(1)の前記第1下面(12)から前記第2上面(13)に向かって、前記第1下面(12)と非垂直な方向に、特に前記文字盤板(1)の前記外部に向けて傾斜した方向に、延長する第1部分(11a)を含むセクションを含む、時計用文字盤板(1)。
  2. 前記周囲輪郭の第3表面(11)の前記セクションは、追加で、
    前記第2上面(13)から、前記第2上面(13)と非垂直な方向に、特に前記文字盤板(1)の前記外部に向けて傾斜して、延長する第2部分(11b)と、
    前記文字盤連結リング(2)と協働可能な、前記文字盤板(1)の周囲連結領域を形成する、前記第1及び前記第2部分を連結する第3部分(11c)と、
    を含む、
    請求項1に記載の時計用文字盤板(1)。
  3. 前記第3表面(11)の前記セクションの前記第1部分(11a)は、前記文字盤板(1)の前記厚みの少なくとも1/4に相当する高さにわたり延長する、
    請求項1または2に記載の時計用文字盤板(1)。
  4. 前記第3表面(11)の前記第1部分(11a)は、前記第1下面(12)に対して第1角度α1での傾斜を有し、前記第3表面(11)の前記第2部分(11b)は、前記第2上面(13)に対して第2角度α2での傾斜を有し、前記第1角度α1は50°から70°の間、または60°から70°の間であり、前記第2角度α2は、60°から80°の間、または65°から75°の間である、
    請求項3に記載の時計用文字盤板(1)。
  5. 前記第3部分(11c)は、前記上部第2面(13)から最遠の頂点を有し、前記頂点は、前記文字盤板(1)の前記厚みの前記中央に実質的に位置する、
    請求項2から4のいずれか一項に記載の時計用文字盤板(1)。
  6. 前記第3部分(11c)は、円形部分である、特に0.1mmから0.5mmの間の半径を有する円形部分である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の時計用文字盤板(1)。
  7. 前記文字盤板(1)は、セラミック、特にジルコンまたはアルミナ、蛍光及びまたはリン光セラミック、またはイットリア化ジルコン及びDy/Euドープアルミン酸ストロンチウムに基づく複合セラミックに基づく、または前記文字盤板(1)は、複合素材に基づく、または前記文字盤板(1)は、石、特にオニキス、オパール、トルコ石、またはサファイアに基づく、または前記文字盤板(1)は、真珠層に基づく、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の時計用文字盤板(1)。
  8. 請求項1から7のいずれか一項に記載の時計用文字盤板(1)用の連結リング(2)であって、前記連結リングは、弾性変形可能な連結表面(210)を有する連結部分(21)を含み、前記表面は、前記連結リングとの組立構成における文字盤板(1)の保持を保証するため、文字盤板(1)の周囲輪郭の第3表面(11)と接触により協働するよう設計される、連結用リング(2)。
  9. 前記連結部分(21)は、円錐台状形状を有する連結表面(210)を、及びまたは前記連結リング平面の垂直方面に対して前記連結リングの前記中心に向かう傾斜を有する前記連結部分の一部を有する、
    請求項8に記載の文字盤板(1)用の連結リング(2)。
  10. 前記連結リングは、埋め込まれた舌の形状の少なくとも1つの弾性要素(220)を含むスカート(22)を含み、前記スカート(22)は、支持表面(211)に対して実質的に前記連結表面(210)の反対の方向に延長する、
    請求項8または9に記載の文字盤板(1)用の連結リング(2)。
  11. 時計用文字盤であって、請求項1から7のいずれか一項に記載の文字盤板(1)と請求項8から10のいずれか一項に記載の連結リング(2)との組立体を含み、前記組立体は、前記文字盤板(1)の前記第3表面(11)と協働する、前記連結リング(2)の前記連結部分(21)の弾性変形を引き起こす打ち込みにより実施される、
    時計用文字盤。
  12. 前記文字盤板の前記第3表面(11)は、前記連結部分(21)の前記連結表面(210)と線形または実質的に線形接触を有する、
    請求項11に記載の時計用文字盤。
  13. 請求項11または12に記載の文字盤を含む、時計、特に腕時計。
  14. 前記文字盤の前記連結リング(2)は、時計ムーブメント(30)のブランク(3)に締結される、
    請求項13に記載の時計。
  15. 前記時計は胴(4)を含み、前記連結リング(2)は、水平または実質的に水平な表面(212)及びまたは垂直または実質的に垂直な表面(213)を含み、前記胴(4)は、水平または実質的に水平な、前記連結リング(2)の前記水平表面(212)により支持可能な表面(410)を含み、及びまたは前記胴(4)は、垂直または実質的に垂直な、前記連結リング(2)の前記垂直表面(213)と接触可能な表面(411)を含む、
    請求項13または14に記載の時計。
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