JP2021098314A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラム Download PDF

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Hiroaki Koike
宏明 小池
池田 篤
Atsushi Ikeda
篤 池田
岳史 木暮
Takeshi Kogure
岳史 木暮
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Abstract

【課題】フォルダのパス情報をアプリケーションのアイコンに紐付けて設定可能にし、アイコンの押下でフォルダ内の複数ファイルを印刷可能にし、従来のような印刷対象のファイル毎にアイコンを登録するといった煩雑な登録を不要にすること。【解決手段】画像形成装置401の拡張アプリケーション240が、印刷対象のファイルが格納されるフォルダへのアクセス情報が関連付けされたアイコンを登録し(図6、図7)、操作部112が登録されたアイコンを操作画面に表示する。このアイコンが押下されると、拡張アプリケーション240が起動され、アイコンに関連付けられているアクセス情報で特定されるフォルダから印刷対象のファイルを取得し(S903、S905、S912、S914)、取得したファイルに対して印刷処理を実行する(S915)【選択図】図9

Description

本発明は、画像形成装置、画像形成装置の制御方法及びプログラムに関する。
近年、画像形成装置においてはファームウェア上で任意のアプリケーションを動作可能なものが増えてきている。これらはアプリケーションを実行するための実行環境を持ち、この環境においてアプリケーションを実行することで実現されている。
特許文献1には、このようなアプリケーションにおいて、操作画面に表示されるボタンに対して、データの取得を可能にするアクセス情報と印刷設定を関連付け可能な画像形成装置が開示されている。特許文献1の技術では、前記ボタンが押下された際に、該ボタンに関連付けられたアクセス情報を用いてデータを取得し、該ボタンに関連付けられた印刷設定に従って印刷を行うといったことが行われている。
特開2017−148978号公報
しかし、特許文献1でボタンに関連付けされるようなデータへのアクセス情報の場合、複数のデータを関連付けして印刷処理したい場合、データごとにデータへのアクセス情報の登録を行う必要があり、煩雑であった。例えば、ある特定のフォルダ内に含まれる複数のファイルに対し印刷処理を実行したい場合は、フォルダ内のファイル毎にデータへのアクセス情報の登録を行う必要があり、煩雑であった。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、従来のような印刷対象のファイル毎にアイコンを登録するといった煩雑な登録を不要にする仕組みを提供することである。
本発明は、印刷対象のファイルが格納されるフォルダへのアクセス情報が関連付けされたアイコンを登録するための登録手段と、前記登録されたアイコンを操作画面に表示し、該アイコンへの操作を受け付け可能にする操作手段と、前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから印刷対象のファイルを取得する取得手段と、前記取得した印刷対象のファイルに対して印刷処理を実行する印刷処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、フォルダのパス情報をアプリケーションのアイコンに紐付けて設定可能にし、アイコンの押下でフォルダ内の複数ファイルを印刷可能にする。結果、従来のような印刷対象のファイル毎にアイコンを登録するといった煩雑な登録を不要にすることができる。
本実施形態を示す画像形成装置の主要部の構成を示す図。 本実施形態の画像形成装置の拡張アプリケーションの実行環境を示す図。 本実施形態の画像形成装置で動作するソフトウェアモジュールの構成図。 本実施形態の画像形成装置を含む印刷システムを示す図。 拡張アプリケーションをインストールする際の処理の流れを示す図。 第1実施形態における拡張アプリケーションの設定画面を示す図。 アプリケーションの設定処理の流れを示す図。 拡張アプリケーションの設定データを示す図。 第1実施形態におけるアプリケーションの実行処理の流れを示す図。 拡張アプリケーションのインストールデータの構成を示す図。 複数ページドキュメントの処理を例示する図。 コンテンツ印刷アプリケーションの実行中画面を示す図。 一時停止処理中画面を示す図。 フォルダ内の2つのファイルの処理を例示する図。 第2実施形態におけるアプリケーションの実行処理の流れを示す図。 第2実施形態における拡張アプリケーションの設定画面を示す図。 第3実施形態におけるアプリケーションの実行処理の流れを示す図。 第3実施形態における拡張アプリケーションの設定画面を示す図。
以下、本願発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態を示す画像形成装置の主要部の構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態の画像形成装置は、コントローラユニット100を有する。コントローラユニット100には、画像入力デバイスであるスキャナ170や画像出力デバイスであるプリンタ195が接続されるとともに、操作部112が接続される。コントローラユニット100は、例えば、スキャナ170で読み取られた画像データをプリンタ195により印刷出力するコピー機能を実現するための制御を行う。
コントローラユニット100は、CPU101を有する。CPU101は、ROM103に格納されているブートプログラムによりオペレーティングシステム(以下「OS」)を立ち上げる。CPU101は、このOS上で、ストレージ104に格納されているプログラムを実行し、これによって各種処理を実行する。このCPU101の作業領域としてはRAM102が用いられる。RAM102は、作業領域を提供するとともに、画像データを一時記憶するための画像メモリ領域を提供する。ストレージ104は、プログラムや画像データを格納する。
CPU101には、システムバス107を介して、ROM103およびRAM102、操作部I/F106、ネットワークI/F110、USBホストI/F113、画像バスI/F105が接続される。
操作部I/F(操作部インターフェース)106は、タッチパネルを有する操作部112とのインターフェースであり、操作部112に表示すべき画像データを操作部112に対して出力する。また、操作部I/F106は、操作部112においてユーザにより入力された情報をCPU101に送出する。
ネットワークI/F(ネットワークインターフェース)110は、画像形成装置をLANに接続するためのインターフェースである。
USBホストI/F(USBホストインターフェース)113は、USBストレージ114と通信するインターフェース部である。USBホストI/F113は、ストレージ104に格納されているデータをUSBストレージ114に記憶させるための出力部である。また、USBホストI/F113は、USBストレージ114に格納されているデータを入力し、CPU101にそれを伝える。USBストレージ114は、データを格納する外部記憶装置であり、USBホストI/F113に対して着脱可能である。USBホストI/F113には、USBストレージ114を含む複数のUSBデバイスが接続可能である。
RTC115は、現在時刻を制御する。このRTC115で制御する時刻情報はジョブ投入時間の記録などに利用する。
画像バスI/F(画像バスインターフェース)105は、システムバス107と、画像データを高速で転送する画像バス108とを接続し、データ形式を変換するためのバスブリッジである。画像バス108は、PCIバスまたはIEEE1394等によって構成される。画像バス108上には、デバイスI/F120、スキャナ画像処理部180、プリンタ画像処理部190が設けられる。
デバイスI/F120には、スキャナ170およびプリンタ195が接続され、デバイスI/F120は、画像データの同期系/非同期系の変換を行う。
スキャナ画像処理部180は、入力画像データに対し補正、加工、編集を行う。
プリンタ画像処理部190は、プリント出力画像データに対してプリンタ195に応じた補正、解像度変換などを行う。
図2は、本実施形態の画像形成装置の拡張アプリケーション240の実行環境の一例を示すブロック図である。ストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することで図2の各モジュールは実現される。
OS201上では、プリンタやFAX、スキャナと言った画像処理ユニットを制御するためのネイティブプログラム210と、拡張アプリケーション240の実行環境である仮想マシン(以下「VM」)230が動作している。VMは、Virtual Machineの略語である。
VM230は、拡張アプリケーション240を制御するプログラムを理解し実行するモジュールである。拡張アプリケーション240は、必ずVM230上で動作する。VM230で動作するプログラムは、CPU101で動作する命令とは異なり、VM230専用の命令で動作する。この命令をバイトコードと呼ぶ。一方でCPU専用命令をネイティブコードと呼ぶ。VMがこのバイトコードを逐次解釈し処理することで、CPU101上ではネイティブコードと、VMのバイトコードが動作する。VMには、バイトコードをそのまま逐次解釈処理するタイプと、バイトコードをネイティブコードに変換して実行するタイプがある。この実施例のVM230は前者のタイプであるが、後者のタイプであってもよい。一般的にCPUの種別が異なると、CPUで動作する命令に互換性が無い様に、VMが異なるとVMで動作する命令も互換性が無い。また本実施形態のVM230は、CPU101上で動作するソフトウェアモジュールであるが、ハードウェアモジュールであってもよい。
ネイティブプログラム210内には、プリンタやFAX、スキャナと言った画像処理ユニットを制御するためのネイティブスレッド214と、仮想マシン230を動かすためのVMスレッド215がある。VMスレッド215は、VM230の数に対応する数存在する。ここでは、VMスレッドA−1(211)、VMスレッドA−2(212)、VMスレッドA−3(213)の3つのスレッドが生成されている。
VMシステムサービス220は、拡張アプリケーション240から共通利用されるユーティリティライブラリである。拡張アプリケーション240からVMシステムサービス220の機能を呼び出すことにより、拡張アプリケーション240を開発する手間を省く、または画像形成装置の各モジュールへアクセスすることができる。
VMシステムサービス220には、VMとして最低限動作させる標準VMシステムサービス221と、画像形成装置の各モジュールにアクセスや、OSの機能を提供する拡張VMシステムサービス222がある。標準VMシステムサービス221は、拡張アプリケーション240をロードする機能も含む。VMシステムサービス220は、VM230が拡張アプリケーション240内のバイトコードで指示されているAPIを実行することで、APIに関連づけられているVMシステムサービス220が呼び出される。
VM230は、拡張アプリケーション240を実行する。VM230は、拡張アプリケーション240のスレッド毎に生成される。この図の例では、拡張アプリケーションA241で2つのスレッドを動かすためのVM A−1(231)と、VM A−2(232)、拡張アプリケーションB242で1つのスレッドを動かすためのVM B−1(233)を生成している。
また、画像形成装置の操作部112に表示されるメインメニュー画面(操作画面)には、拡張アプリケーション240ごとのアイコンが表示される。このアイコンをユーザが選択したことを、操作部112を通じて操作部I/F106が検知すると、操作部I/F106はその旨をCPU101に送信する。その旨を受け取ったCPU101は、ユーザによって選択された拡張アプリケーション240を起動する。
図3は、本実施形態の画像形成装置のCPU101上で動作するソフトウェアモジュールの構成図である。図3に示すソフトウェアモジュールは、ストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することで実現される。
本実施形態の画像形成装置は、サーブレットサービス304、UI制御部303、アプリケーション管理部302、アプリケーション実行制御部305、ストレージ制御部306、標準機能制御部301、タイマー管理部307等のモジュールを有する。
サーブレットサービス304は、ネットワークI/F110を通してHTTPアクセスされた際に、そのリクエストを受け付け、アクセスされたURLによってモジュール(アプリケーション管理部302か標準機能制御部301)に処理を振り分ける。
UI制御部303は、操作部112に画面を表示し、ユーザからの操作を受け付けて、その操作情報を適切なモジュール(アプリケーション管理部302か標準機能制御部301)に通知を行う。
アプリケーション管理部302は、拡張アプリケーション240のインストールやの起動等の管理を行う。
アプリケーション実行制御部305は、アプリケーション管理部302で起動されたアプリケーションの実行制御を行う。具体的には、アプリケーション実行制御部305は、VMスレッド215、VMシステムサービス220、VM230、拡張アプリケーション240を制御する。
ストレージ制御部306は、拡張アプリケーション240のプログラムや、設定情報を記録管理する。アプリケーション実行制御部305は、ストレージ制御部306にアクセスしてアプリケーションのプログラムを読み出す。また、各モジュールは、ストレージ制御部306にアクセスし、設定値の参照、設定を行う。
標準機能制御部301は、画像形成装置の標準機能であるコピーやFAXの制御や、その他の画像成形装置に必要な制御(例えばUSBホストパスI/F113の制御)を行う。
タイマー管理部307は、RTC115から現在時刻情報を取得し、規定の時刻が経過したことを検知し、アプリケーション管理部302に通知する。アプリケーション管理部302は、タイマー管理部307から通知を受け、アプリケーションのタイマー処理の実行をアプリケーション実行制御部305に依頼する。
以上のような構成により、本実施形態の画像形成装置は、ファームウェア上で任意のアプリケーションを動作させることができる。
図4は、本実施形態の画像形成装置を含む印刷システムの拡張アプリケーション240インストール時の機器構成の一例を示す図である。
この印刷システムは、本実施形態の画像形成装置401、ホストPC402、サーバ403、例えばイーサネット(登録商標)等のネットワーク404等で構成される。
画像形成装置401は、拡張アプリケーションをインストール可能な画像形成装置であり、ネットワーク404経由で、拡張アプリケーション240をインストールする手段を、ホストPC402に提供する。
ホストPC402は、パーソナルコンピュータ等で実現されるものである。ホストPC402は、拡張アプリケーション240のインストールデータを有しており、画像形成装置401が提供する拡張アプリケーション240をインストールする手段を用いて、画像形成装置401に拡張アプリケーション240をインストールする。
サーバ403は、印刷する画像データを有しており、画像形成装置401からの画像データ取得要求を受けて、画像データを画像形成装置401に送信する。
図5は、ホストPC402が有する拡張アプリケーション240のインストールデータを、画像形成装置401にインストールする際の処理の流れを示す図である。図5に示す画像形成装置401の処理は、画像形成装置401のストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することにより実行される。また、ホストPC402の処理は、ホストPC402のストレージに記憶されているプログラムを、CPUがRAMにロードして実行することにより実行される。
まず、ホストPC402は、画像形成装置401にインストールを行うため、認証要求を行う(S501)。この時、認証に必要な情報(ユーザID,パスワード)を画像形成装置401に通知する。
上記認証要求を受けたサーブレットサービス304は、認証情報を確認し問題なければ認証許可を返す。この時、認証許可を示す文字列(Token)を一緒に返す(S502)。
上記認証許可を受けたホストPCは、インストール開始要求を画像形成装置401に通知する(S503)。この時、ホストPC402が有する拡張アプリケーション240のデータとS502で取得したTokenを通知する。
上記インストール開始要求を受けたサーブレットサービス304はTokenが正しいことを確認し、問題なければ、アプリケーション管理部302に拡張アプリケーション240のインストール要求をする(S504)。
上記インストール要求を受けたアプリケーション管理部302は、ストレージ制御部306にアプリケーションデータ書き込み要求をする(S505)。
ストレージ制御部306は、アプリケーションデータ書き込み要求を受け、ストレージ104にアプリケーションデータを書き込む。該書き込み完了後に、ストレージ制御部306は、アプリケーション管理部302に完了通知する(S506)。
次に、アプリケーション管理部302は、インストールデータに含まれるタイマー情報をタイマー管理部307に登録する(S507)。
タイマー制御部は、タイマー完了をアプリケーション管理部302に通知する(S508)。タイマー情報については後述する。
また、ホストPC402は、インストール状況取得要求を画像形成装置401に通知する(S509)。この時、上記S502で取得したTokenを通知する。
該インストール状況取得要求を受けたサーブレットサービス304は、Tokenが正しいことを確認し、問題なければ、アプリケーション管理部302にインストール状況を問い合わせる(S510)。
該インストール状況の問い合わせを受けたアプリケーション管理部302は、現在のインストール状況をサーブレットサービス304に返す(S511)。このでは、インストール中のため、アプリケーション管理部302は「インストール中」状態をサーブレットサービス304に返す。
サーブレットサービス304は、アプリケーション管理部302から取得した状態をホストPC402に通知する(S512)。ここでは、サーブレットサービス304は、「インストール中」状態をホストPC402に通知する。
またS513〜S516において、再度ホストPC402からインストール状況の確認を行う。ここでは、インストールが完了しているため、「インストール完了」が通知される。
以上の処理により、ホストPC402が有する拡張アプリケーション240のデータを、画像形成装置401にインストールすることができる。
図6は、第1実施形態における拡張アプリケーション240の設定画面601の一例を示す図である。
この設定画面は画像形成装置401とネットワーク404で接続されたホストPC402上で動作するWebブラウザに表示される。
設定画面601には、基本設定としてボタン名604、ファイルのパス情報605、実行前確認画面表示606を設定するための項目が含まれる。
ボタン名604には、画像形成装置401の操作部112のメインメニュー画面に表示されるアイコンの名称が設定される。ファイルのパス情報605には、印刷対象のファイルのパス情報が設定される。ここで、ファイルのパス情報としては、ファイルを特定するURL情報を指定してもよいし、ファイルが格納されているフォルダのパス情報を指定してもよい。すなわち、ファイルのパス情報605には、ファイルを特定するURL情報や画像形成装置401からアクセス可能なフォルダへのアクセス情報が指定される。
また、実行前確認画面表示606では、画像形成装置401の操作部112のメインメニュー画面に表示されるアイコンを押下した際に、実行確認画面を表示するか否かが設定される。
また、設定画面601には、用紙サイズ、両面、カラーモード、部数、給紙部といったプリント設定607のための項目(すなわち印刷設定情報を設定するための項目)も含まれる。
さらに、設定画面601には、指定した曜日/時間に印刷を実行する為のスケジュール設定のための項目も含まれる。スケジュール設定では、スケジュール設定を有効にするか否かの設定608と、各曜日における印刷実行時間の設定609が行われる。
設定画面601でOKボタン602が押下されると、設定画面601の設定と紐付いたアイコン(ボタン)が画像形成装置401に登録され、画像形成装置401の操作部112のメインメニュー画面に表示される。
設定画面601でキャンセルボタン603が押下されると、設定画面601の設定を破棄し、設定画面601が閉じられる。
図7は、アプリケーションの設定処理の流れを示す図である。ここではアプリケーションの例として、ユーザが登録したフォーム画像データを印刷する「フォーム印刷アプリケーション」のアイコン情報生成処理を説明する。アプリケーションによって細かい処理内容は異なるが、基本的な処理はここで示すステップと同じ処理になる。図中、サーブレットサービス304、アプリケーション管理部302、フォーム印刷アプリケーションの処理は、画像形成装置401のストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することにより実行される。また、Webブラウザの処理は、ホストPC402のストレージに記憶されているWebブラウザプログラムを、CPUがRAMにロードして実行することにより実行される。
アプリケーションの設定は、ホストPC402上で動作するWebブラウザから画像形成装置401に接続し、該Webブラウザを介して行われる。まず、Webブラウザからサーブレットサービス304に対してアプリケーションを設定するための設定用URLに対し情報を通知し、処理をリクエストする(S701)。
該リクエストを受けたサーブレットサービス304は、アプリケーション管理部302に処理を依頼する(S702)。
該依頼を受けたアプリケーション管理部302は、リクエストされているURLから該当アプリケーション(ここでは「フォーム印刷アプリケーション」)を特定し、該当アプリケーションのVM起動処理を行う(S703)。
次に、アプリケーション管理部302は、アプリケーションサーブレットを実行する(S704)。この時、アプリケーション管理部302は、Webブラウザから通知されたURLと情報をアプリケーションに通知する。
アプリケーションは、要求されたURLのリクエストに対するレスポンス処理を行う(S705)。ここでは、設定用URLに対するHTMLリソースを返す準備を行う。このHTMLリソースには、フォーム印刷処理に必要な後述する図8に示す情報を参照・設定するためのHTML FORMが記述されている。
次にアプリケーションは、準備したHTMLリソースをレスポンスし、アプリケーションを終了する(S706)。
このレスポンスを受けたアプリケーション管理部302は、受けたレスポンスをそのままサーブレットサービス304にレスポンスする(S707)。続いてアプリケーション管理部302は、アプリケーションの終了を受け、VM終了処理を行う(S708)。
上記707のレスポンスを受けたサーブレットサービス304は、受けたレスポンスをそのままWebブラウザにレスポンスする(S709)。
ユーザがWebブラウザに表示された画面を編集し、アプリケーションの設定を変更する操作を行うと、この設定変更をWebブラウザが受け付ける(S710)。ここでは、新しく印刷フォームを登録したとする。
Webブラウザは、ユーザの操作に応じて、設定情報登録リクエスト(設定情報登録要求)をサーブレットサービス304に要求する(S711)。
この要求を受けたサーブレットサービス304は、アプリケーション管理部302に処理依頼する(S712)。
この依頼を受けたアプリケーション管理部302は、上述した703、S704及びS708と同様に動作する。具体的には、アプリケーション管理部302は、リクエストされているURLから該当アプリケーションを特定し、該当アプリケーションのVM起動処理を行う(S713)。次に、アプリケーション管理部302は、アプリケーションサーブレットを実行する(S714)。アプリケーションは、Webブラウザからの要求を処理し、設定情報を登録する(S715)。例えば、アプリケーションは、この設定情報をストレージ104に保存する。次にアプリケーションは、登録処理結果をレスポンスし、アプリケーションを終了する(S716)。
このレスポンスを受けたアプリケーション管理部302は、受けたレスポンスをそのままサーブレットサービス304にレスポンスする(S717)。サーブレットサービス304は、受けたレスポンスをそのままレスポンスする(S718)。アプリケーションは、登録したフォームのアイコンを登録するために、アプリケーション管理部302にアイコン情報更新通知を送り、アプリケーションを終了する(S719)。アプリケーション管理部302は、アプリケーションの終了を受け、VM終了処理を行う(S720)。次に、アプリケーション管理部302は、アイコン更新処理を行う(S721)。
図8は、拡張アプリケーション240の設定データ801の一例を示す図である。なお、図8に示す設定データは一例であり、これに限定されるものではない。
設定データ801は、拡張アプリケーション240の設定画面601でOKボタン602が押下された際にストレージ104に書き込まれるデータに対応する。
802はボタン名、803は実行前確認画面を表示するか否かの設定値、804は印刷対象のファイルのパス情報を示し、拡張アプリケーション240の設定画面601中の604、605、606で設定された値が反映される。
また、806はそれぞれ用紙サイズ、両面、カラーモード、部数、給紙部の設定を示し、拡張アプリケーション240の設定画面601中の607で設定された値(印刷設定情報)が反映される。
807はスケジュールの設定を行うか否かの設定値及び、各曜日におけるスケジュールの設定値を示す。ここでは、拡張アプリケーション240の設定画面601の609のように、日曜日のAM1:30、月曜日のPM5:45にスケジュールを設定した際の設定データの例を示す。
図9は、第1実施形態におけるアプリケーションのアイコンが押下された際に、アプリケーションのアイコンに紐付いたパス情報をもとにファイルの印刷を行うアプリケーションの実行処理の流れを示す図である。このアプリケーションを、ここでは「コンテンツ印刷アプリケーション」と呼称する。なお、図中、拡張アプリケーション240の処理は、画像形成装置401のストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することにより実行される。また、サーバ403の処理は、サーバ403のストレージに記憶されているプログラムを、CPUがRAMにロードして実行することにより実行される。
操作部112上の拡張アプリケーション240のアイコンが押下操作されると(S901)、UI制御部303は、その操作の情報をアプリケーション管理部302に通知する。アプリケーション管理部302は、この通知に応じて、拡張アプリケーション240を起動し、拡張アプリケーション240に対しアプリケーション実行指示を行う(S902)。
アプリケーション実行指示を受けた拡張アプリケーション240は、アイコンに紐付いたパス情報をもとにサーバ403に対し、ファイル情報取得要求を行う(S903)。
サーバ403は、拡張アプリケーション240からファイル情報取得要求を受けると、サーバ403内のファイルから対象のファイルの特定を行う(S904)。ここで、対象ファイルの特定とは、パス情報でファイルが指定されていた場合はそのファイル、パス情報でフォルダが指定されていた場合はそのフォルダに含まれる複数のファイルを示す。
次にサーバ403は、上記S904で特定した対象ファイルの情報を拡張アプリケーション240に送信する(S905)。
拡張アプリケーション240は、サーバ403から対象ファイル情報を受信すると、アプリケーション管理部302を介してUI制御部303に、操作部112への確認画面と対象ファイルの表示指示を行う(S906)。
UI制御部303は、拡張アプリケーション240から確認画面と対象ファイルの表示指示を受けると、操作部112に対して、拡張アプリケーション設定画面601で設定したプリント設定と対象ファイルの情報を含む確認画面の表示を制御する(S907)。
上記S907で表示された確認画面でOKボタンが押下操作されると(S908)、UI制御部303は、その操作の情報をアプリケーション管理部302に通知する。アプリケーション管理部302は、この通知に応じて、拡張アプリケーション240に対し印刷要求を行う(S909)。
拡張アプリケーション240は、アプリケーション管理部302を介して、操作部112から印刷要求を受けると、アプリケーション管理部302を介してUI制御部303に、操作部112への印刷中画面の表示指示を行う(S910)。この指示に応じて、UI制御部303は、操作部112に対して、印刷中画面(例えば図12のような実行中画面)の表示を制御する(S911)。その後、拡張アプリケーション240は、サーバ403に対しファイル取得要求を行う(S912)。
サーバ403は、拡張アプリケーション240からファイルファイル取得要求を受けると、拡張アプリケーション240に対し、上記S904で特定したファイルのデータ送信を行う(S913)。拡張アプリケーション240は、サーバ403からファイルデータを受信した後(S914)、受信したファイルデータの印刷を実行する(S915)。対象のファイルが複数存在する場合は、上記S914、S915の処理を、上記対象のファイルごとに行う。
また、印刷実行が終了すると(S915)、拡張アプリケーション240は、アプリケーション管理部302を介してUI制御部303に、操作部112への終了通知を行う(S916)。UI制御部303は、この終了通知を受けると、操作部112に表示されている印刷中画面を閉じるよう制御する。すなわち、操作部112は、上記S916の終了通知を受信するまで、上記S911で表示した印刷中画面を表示する。
図10は、拡張アプリケーション240のインストールデータの構成の一例を示す図である。
アーカイブ1001は、拡張アプリケーション240を構成するすべてのデータを1つに纏めたデータである。拡張アプリケーション240を構成するファイルは、大きく3つに分けることができる。
1つ目は、拡張アプリケーション240の動作をプログラム言語で記述したスクリプト(1002〜1005)である。
2つ目は、アプリケーションで利用する画像データや表示メッセージなどを格納するリソースファイル(1006〜1007)である。
3つ目は、アプリケーション名などを宣言するmetaファイル1008である。
なお、上記スクリプトは、メインスクリプト1002、サーブレットスクリプト1003、ハンドラースクリプト1004、共通スクリプト1005で構成される。メインスクリプト1002は、操作部112に表示されるアイコンが押下された時の動作を記載するものである。サーブレットスクリプト1003は、サーブレットサービス304の処理を行うものである。ハンドラースクリプト1004は、タイマー処理を行うものである。共通スクリプト1005は、上記スクリプトから共通で利用されるものである。
なお、拡張アプリケーション240を実行する際、必要なスクリプトだけがメモリにロードされるため、無駄なメモリ消費を抑えることができる。
図11は、本実施形態の画像形成装置において、複数ページドキュメントを印刷する際、各ページがどのように処理されるかを例示する図である。
まず、アプリケーションは、登録されているサーバ403から、複数ページで構成されるドキュメントをダウンロードする(1101)。アプリケーションは、ダウンロード中のデータを逐次プリント機能に投入する(1102)。プリント機能は、投入されたデータをスプールする(1103)。プリント機能は、スプールされたデータからレンダリングする(1104)。プリント機能は、レンダリングされたデータをプリントする(1105)。そして、プリントされたデータが出力される(1106)。
アプリケーションは、ダウンロードした全データの投入が終わった時点で終了する。アプリケーション終了後も、スプールされているデータの印刷は継続される。
図12は、操作部112に表示されるコンテンツ印刷アプリケーションの実行中画面の一例を示す図である。
画面1200において、表示1201は、現在投入しているドキュメントの投入進捗状態を示す。表示1202は、印刷するファイル数と現在投入中のファイル番号を示す。この例では全部で5ファイルを印刷し、現在2番目のファイルを投入中であることを示す。
Pauseボタン1203は、ジョブの投入を一時的に停止してアプリケーションの終了を行うボタンである。コンテンツ印刷アプリケーション実行中に、ユーザがスキャンしたいというような場合に、このPauseボタン1203を押下することで、ジョブを停止してアプリケーションを終了し、ユーザはスキャンなど画像形成装置401を利用できる。
図13は、図12のPauseボタン1203を押下した後に操作部112に表示される一時停止処理中画面の一例を示す図である。
例えば、複数ページドキュメントのデータ投入中(図11の1102に対応)にアプリケーションを停止すると、ドキュメントの途中までが印刷された状態で停止して、不完全な印刷結果になってしまう。そこで、本実施形態では、Pauseボタン1203が押下された時は、アプリケーションを即時停止するのではなく、ダウンロードしたファイルの全データの投入が終わるのを待ってから停止する。
画面1300において、表示1301は、現在投入しているドキュメントの投入進捗状態を示す。この投入が終わった時点で、アプリケーションは停止する。
abortボタン1302は、不完全な印刷結果になってしまっても構わない場合の即時停止を実行するボタンである。このボタンが押下された場合は、データ投入中であっても、アプリケーションを即時停止する。
図14は、本実施形態の画像形成装置において、フォルダ内の2つのファイルを印刷している時に、各ページがどのように処理されるかを例示する図である。
最初にファイル1が投入され、ファイル1の投入が終わった時点でファイル2が投入される。この時、ファイル1はまだ印刷中で(1402)、ファイル2はスプールされているだけで、印刷を待つ状態になる(1401)。
以上第1実施形態によれば、フォルダのパス情報をアプリケーションのアイコンに紐付けて設定し、該当フォルダ内の複数ファイルを印刷対象として印刷することが可能となる。この結果、フォルダに含まれる複数ファイルをまとめて印刷するため、従来のような、印刷対象のファイル毎にアイコンを登録するといった煩雑な登録操作が不要となる。
〔第2実施形態〕
アイコンに紐付いたパス情報がサーバ403のフォルダを示すフォルダパス情報であった場合、指定フォルダ中に含まれる複数のファイル全てを印刷対象とすると、印刷の実行に多くの時間がかかってしまい、その間画像形成装置を占有してしまう可能性がある。そこで、第2実施形態では、ファイル選定条件として、指定フォルダ中のファイルのうち、印刷対象とするファイルの上限数等を指定する構成を設ける。
図15は、第2実施形態におけるアプリケーションのアイコンが押下された際に、アプリケーションのアイコンに紐付いたパス情報及びファイル選定条件をもとにファイルの印刷を行うアプリケーションの実行処理の流れを示す図である。このアプリケーションを、ここでは「コンテンツ印刷アプリケーション」と呼称する。なお、図中、拡張アプリケーション240の処理は、画像形成装置401のストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することにより実行される。また、サーバ403の処理は、サーバ403のストレージに記憶されているプログラムを、CPUがRAMにロードして実行することにより実行される。
まず、S1501〜S1505は、図9のS901〜S905と同様であるため、ここでは説明を省略する。
拡張アプリケーション240は、S1505でサーバ403から対象ファイル情報を受け取ると、設定されているファイル選定条件を確認し、対象ファイル情報に含まれるファイルの中からファイル選定条件に合致する対象ファイルを特定する(S1506)。
ここで、ファイル選定条件とは、印刷を実行する最大ファイル数である「ファイル数上限」と、ファイル数上限までのファイルを選択するための「ファイル選択順」の情報を含む。なお、「ファイル数上限」及び「ファイル選択順」は、以下図16に示すように、拡張アプリケーションの設定画面601からユーザが設定を行えるようにしてもよいし、予め拡張アプリケーション240側の仕様として予め条件が決められているものでもよい。
図16は、第2実施形態における拡張アプリケーション240の設定画面601の一例を示す図である。なお、図16に示す第2実施形態の拡張アプリケーション設定画面601は、図6に示した第1実施形態の拡張アプリケーション設定画面601に、ファイル選定条件の項目を追加したものに対応する。
ファイル数上限指定1601では、ファイル数の上限を指定するか否かの設定が行われる。ファイル数上限指定1601でファイル数の上限を指定すると設定された際は、拡張アプリケーション240は、ファイル数上限1602で設定された数値をファイル数の上限として実行する。
ファイル選択順1603では、ファイル選択順の設定例を示す。「日付順:新しい順」が選択された場合は、該当フォルダ中に含まれるファイルのうち、日付の新しい順にファイル数上限分のファイルが印刷実行対象として選択される。図16に示したファイル選択順1603の例では、日付順の新しい順/古い順、ファイル名順の昇順/降順について設定項目の例を示したが、ファイル選択順として設定可能な項目(選択肢)はこれに限定されるものではない。例えば、ファイルサイズ順(ファイルサイズの小さい順又はファイルサイズの大きい順)、所定のファイル形式順(例えば、JPEG、BITMAP、PDFの順)等でもよい。
以下、図15の説明に戻るが、S1507〜S1517は、図9のS906〜S916と同様であるため、ここでは説明を省略する。ただし、拡張アプリケーション240は、S1513において、上記S1506で対象ファイルに特定されたファイルの取得要求を行い、S1515において、上記取得要求したファイルを受信(取得)する。
以上第2実施形態によれば、アイコンに紐付いたパス情報がサーバ403のフォルダを示し、そのフォルダ中に多くのファイルが含まれている場合でも、アプリケーションの処理により画像形成装置が長い時間占有されてしまうことを抑えることができる。
〔第3実施形態〕
アイコンに紐付いたパス情報がサーバ403のフォルダを示すフォルダパス情報であった場合、指定フォルダ中に含まれる複数のファイル全てを印刷対象とすると、サイズの大きいファイルでは印刷の実行に多くの時間がかかってしまう可能性がある。そこで、第3実施形態では、指定フォルダ中のファイルのうち、印刷対象とするファイルの上限サイズを指定する構成を設ける。
図17は、第3実施形態におけるアプリケーションのアイコンが押下された際に、アプリケーションのアイコンに紐付いたパス情報及びファイルサイズの上限の情報をもとにファイルの印刷を行うアプリケーションの実行処理の流れを示す図である。このアプリケーションを、ここでは「コンテンツ印刷アプリケーション」と呼称する。なお、図中、拡張アプリケーション240の処理は、画像形成装置401のストレージ104に記憶されているプログラムを、CPU101がRAM102にロードして実行することにより実行される。また、サーバ403の処理は、サーバ403のストレージに記憶されているプログラムを、CPUがRAMにロードして実行することにより実行される。
まず、S1701〜S1705は、図9のS901〜S905と同様であるため、ここでは説明を省略する。
拡張アプリケーション240は、S1705でサーバ403から対象ファイル情報を受け取ると、設定されているファイルの上限サイズ設定を確認し、対象ファイル情報に含まれるファイルの中から上限サイズを超えているファイルを除外する(S1706)。
ここで、ファイルの上限サイズは、以下図18に示すように、拡張アプリケーションの設定画面601からユーザが設定を行えるようにしてもよいし、予め拡張アプリケーション240側の仕様として予め条件が決められているものでもよい。
図18は、第3実施形態における拡張アプリケーション240の設定画面601の一例を示す図である。なお、図18に示す第3実施形態の拡張アプリケーション設定画面601は、図6に示した第1実施形態の拡張アプリケーション設定画面601に、ファイルの上限サイズの項目を追加したものに対応する。
ファイル上限サイズ指定1801では、ファイルサイズの上限を指定するか否かの設定が行われる。ファイル上限サイズ指定1801でファイルサイズの上限を指定すると設定された際は、拡張アプリケーション240は、ファイルサイズ上限1802で設定された数値をファイルのサイズ上限とし、ファイルサイズ上限を超えないファイルを印刷対象として実行する。
以下、図17の説明に戻るが、S1707〜S1717は、図9のS906〜S916と同様であるため、ここでは説明を省略する。ただし、拡張アプリケーション240は、S1713において、上記S1706で除外されなかった対象ファイルの取得要求を行い、S1715において、上記取得要求したファイルを受信(取得)する。
以上第3実施形態によれば、アイコンに紐付いたパス情報がサーバ403のフォルダを示し、そのフォルダ中に大きなサイズのファイルが含まれる場合でも、アプリケーションの処理により画像形成装置が長い時間占有されてしまうことを抑えることができる。
以上各実施形態によれば、フォルダのパス情報をアプリケーションのアイコンに紐付けて設定し、該当フォルダ内の複数ファイルを印刷対象として印刷することが可能となる。この結果、フォルダに含まれる複数ファイルをまとめて印刷するため、従来のような、印刷対象のファイル毎にアイコンを登録するといった煩雑な登録操作が不要となる。
また、アイコン登録時にはフォルダパス情報を関連付けておき、アイコンが押下されたタイミングで、印刷対処のファイルが取得されるため、常に最新のファイルを印刷対象とすることができる。すなわち、ユーザは、アイコンに関連付けしたフォルダのファイルを更新するだけで、最新のファイルに基づく印刷を行うことができる。印刷対象のファイルの更新作業を軽減することができる。
また、アイコン登録時にはフォルダパス情報を関連付けするだけなので、アイコン登録時にフォルダ内に印刷対象のファイルが存在していなくても、印刷実行時にフォルダ内にファイルが存在すれば印刷することが可能となる。また、フォルダ内にファイルを追加するだけで、印刷対象のファイルを追加することができる。
以上のように、ユーザの利便性を向上することができる。
なお、上述した各種データの構成及びその内容はこれに限定されるものではなく、用途や目的に応じて、様々な構成や内容で構成されることは言うまでもない。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施形態を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適用してもよい。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施形態の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施形態及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
401 画像形成装置
402 ホストPC
403 サーバ
404 ネットワーク

Claims (11)

  1. 印刷対象のファイルが格納されるフォルダへのアクセス情報が関連付けされたアイコンを登録するための登録手段と、
    前記登録されたアイコンを操作画面に表示し、該アイコンへの操作を受け付け可能にする操作手段と、
    前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから印刷対象のファイルを取得する取得手段と、
    前記取得した印刷対象のファイルに対して印刷処理を実行する印刷処理手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記登録手段は、前記アクセス情報の関連付けに加えて、前記アクセス情報で特定されるフォルダに格納されるファイルのうち印刷対象とするファイル数の上限を示す情報がさらに関連付けされたアイコンを登録し、
    前記取得手段は、前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから、前記ファイル数の上限を超えない数のファイルを取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記印刷対象とするファイル数の上限を示す情報は、前記印刷対象とするファイルの選択順の指定を含み、
    前記取得手段は、前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから、前記ファイルの選択順の指定に従い、前記ファイル数の上限を超えない数のファイルを取得する、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記印刷対象とするファイルの選択順の指定は、日付順、ファイル名順、ファイルサイズ順、所定のファイル形式順を含む複数の選択肢から選択されて指定されることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記登録手段は、前記アクセス情報の関連付けに加えて、前記アクセス情報で特定されるフォルダに格納されるファイルのうち印刷対象とするファイルサイズの上限を示す情報がさらに関連付けされたアイコンを登録し、
    前記取得手段は、前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから、前記ファイルサイズの上限を超えないファイルサイズのファイルを取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記登録手段は、前記関連付けに加えて、前記アクセス情報で特定されるフォルダに格納されるファイルを印刷する場合の印刷設定情報がさらに関連付けされたアイコンを登録し、
    前記印刷処理手段は、前記取得した印刷対象のファイルに対して、該アイコンに関連付けられている前記印刷設定情報に従う印刷処理を実行する、ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記画像形成装置を前記取得手段、前記印刷処理手段として機能させるためのアプリケーションを、インストール可能なインストール手段と、
    前記アイコンへの操作があった場合に、前記インストールされているアプリケーションを起動する制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記登録手段は、ネットワークを介して、前記アイコンを登録する要求を受け付けることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  9. 前記フォルダは、ネットワークを介してアクセス可能なフォルダであることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 印刷対象のファイルが格納されるフォルダへのアクセス情報が関連付けされたアイコンを登録するための登録工程と、
    前記登録されたアイコンを操作画面に表示し、該アイコンへの操作を受け付け可能にする操作工程と、
    前記アイコンへの操作に応じて、該アイコンに関連付けられている前記アクセス情報で特定されるフォルダから印刷対象のファイルを取得する取得工程と、
    前記取得した印刷対象のファイルに対して印刷処理を実行する印刷処理工程と、
    を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  11. コンピュータを、請求項1〜9のいずれか1項に記載の手段として機能させるためのプログラム。
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