JP2021090170A - 情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Takaharu Osawa
隆治 大澤
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Abstract

【課題】 測光領域やフォーカス領域等をユーザが容易に設定することができる情報処理装置を提供する。【解決手段】 撮像装置により撮像された画像を受信する受信手段と、受信手段により受信した画像を表示装置に表示する表示手段と、所定の処理を実行するための画像上の領域の設定を受け付ける受付手段と、を有し、表示手段は、受付手段が領域の設定を受け付けた場合に、領域を設定可能な設定可能領域を画像に重畳して表示する。【選択図】 図4

Description

本発明は情報処理装置、情報処理方法、プログラム及び記憶媒体に関する。
ネットワークカメラやデジタルカメラにおいて、撮像条件のうち露出量を決めるための測光の領域や合焦対象を決定するためのフォーカス領域などをユーザに指定可能とする機能がある。
特許文献1は、AF領域設定範囲内へのタッチ操作の有無に応じて、監視状態と駆動状態とを切り替えることを開示している。
特開2019−45520号公報
しかしながら、特許文献1では、測光領域やフォーカス領域を設定可能な領域をユーザが視認できないため、測光領域やフォーカス領域等をユーザが容易に設定することができないという問題があった。
以下の解決手段によって上記課題を解決する。
第1の態様の情報処理装置は、撮像装置により撮像された画像を受信する受信手段と、受信手段により受信した画像を表示装置に表示する表示手段と、所定の処理を実行するための画像上の領域の設定を受け付ける受付手段と、を有し、表示手段は、受付手段が領域の設定を受け付けた場合に、領域を設定可能な設定可能領域を画像に重畳して表示する。
本実施形態にかかる撮像システムの構成の一例を示すブロック図。 本実施形態にかかる撮像装置101の内部構成の一例を示すブロック図。 本実施形態にかかるクライアント装置103の内部構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態における領域設定時の設定画面表示例の説明図。 第1の実施形態におけるクライアント装置103で実行される処理の一例のフローチャート。 第1の実施形態における禁止領域403および設定可能領域405を表示するために必要な座標情報の説明図。 第2の実施形態におけるクライアント装置103で処理され、表示装置105に表示される領域設定時の設定画面表示例の説明図。 第2の実施形態におけるクライアント装置103で実行される処理の一例のフローチャート。 第3の実施形態における領域設定時の設定画面表示例の説明図。 第3の実施形態におけるクライアント装置103で実行される処理の一例のフローチャート。
以下、図面を参照して実施形態を詳しく説明する。
[第1の実施形態]
以下、実施形態の一つについて説明する。図1は、本実施形態に対応する撮像システム10の構成の一例を示すブロック図である。図1に示すように、監視カメラ或いはネットワークカメラとしての撮像装置101とクライアント装置103とがネットワーク102を介して接続される。また、入力装置104、及び、表示装置105から構成されている。
図2は、本実施形態における撮像装置101の内部構成の一例を示すブロック図である。光学部201はフォーカスレンズ、ブレ補正レンズ、絞り等から構成され被写体の光情報を集光する。撮像素子部202は、光学部201にて集光される光情報を電流値へと変換する素子で、カラーフィルタなどと組み合わせることで色情報を取得する。また、すべての画素に対して、任意の露光時間を設定可能な撮像センサーとする。CPU203は、各構成の処理すべてに関わり、ROM(Read Only Memory)204や、RAM(Random Access Memory)205に格納された命令を順次に読み込み、解釈し、その結果に従って処理を実行する。
また、撮像系制御部206は光学部201に対して、焦点調節を行う、撮影する、絞りを調整するなどのCPU203から指示された制御を行う。制御部207は、クライアント装置103からの指示に応じて制御を行う。A/D変換部208は、光学部201にて検知した被写体の光量をデジタル信号値に変換する。画像処理部209は上記のデジタル信号の画像データに対して、画像処理を行う。エンコーダ部210は、画像処理部209にて処理した画像データをMotion JpegやH.264/AVC、H.265/HEVCなどのフォーマットに符号化処理を行う。エンコーダ部210における符号化処理により生成された静止画、或いは動画像のデータは、配信画像としてネットワーク102を介してクライアント装置103に提供される。ネットワークI/F211は、クライアント装置103等の外部の装置とのネットワーク102を介した通信に利用されるインタフェースである。
ネットワーク102は、撮像装置101と、クライアント装置103を接続するネットワークである。ネットワーク102は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満足する複数のルータ、スイッチ、ケーブル等から構成される。本実施形態では、ネットワーク102は、撮像装置101とクライアント装置103との間の通信を行うことができるものであればよく、その通信規格、規模、構成を問わない。例えば、ネットワーク102は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN(Wireless LAN)、WAN(Wide Area Network)等により構成されてもよい。
図3は本実施形態に対応するクライアント装置103の内部構成の一例を示すブロック図である。クライアント装置103は、CPU301、主記憶装置302、補助記憶装置303、入力I/F304、出力I/F305、ネットワークI/F306を含む。各要素は、システムバス307を介して、相互に通信可能に接続されている。クライアント装置103は、情報処理装置、撮像装置101の各種設定を行うための設定装置、制御装置等として動作できる。
CPU301は、クライアント装置103の動作を制御する制御装置として機能する。主記憶装置302は、CPU301のデータの一時的な記憶場所として機能するRAM等の記憶装置である。補助記憶装置303は、各種プログラム、各種設定データ等を記憶するHDD、ROM、SSD等の記憶装置である。入力I/F304は、入力装置104等からの入力を受付ける際に利用されるインタフェースである。出力I/F305は、表示装置105等への情報の出力に利用されるインタフェースである。ネットワークI/F306は、撮像装置101等の外部の装置とのネットワーク102を介した通信に利用されるインタフェースである。
CPU301は、補助記憶装置303に記憶された各種プログラムを主記憶装置302に読み出して実行することにより、本実施形態に対応する処理を実行すると共に、撮像装置101との間で各種情報の送受信を制御する。また、入力I/F304を介して入力装置104からの入力を受付けると共に、出力I/F305を介して表示装置105における画像や各種情報の表示制御を行う。
図1に示した入力装置104は、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン等から構成される入力装置である。また表示装置105は、クライアント装置103出力した画像を表示するディスプレイモニタ等の表示装置である。本実施形態では、クライアント装置103と入力装置104と表示装置105とを、各々独立した装置とすることができる。この場合、例えばクライアント装置103をパーソナルコンピュータ(PC)として構成し、入力装置104を当該PCに接続されたマウスやキーボード、表示装置105を当該PCに接続されたディスプレイとすることができる。また、当該構成以外にも、クライアント装置103と表示装置105とが一体化されていてもよいし、タッチパネルのように入力装置104と表示装置105とが一体化されていてもよい。また、スマートフォンやタブレット端末のようにクライアント装置103と入力装置104と表示装置105とが、一体化されていてもよい。
次に、図4を参照して、表示装置105に表示される領域設定時の設定画面表示例(GUI:Graphical User Interface)について説明する。図4(A)(B)および(C)は、表示装置105に表示される領域設定用の設定画面を表している。本画面は、クライアント装置103から撮像装置101の各種設定用の画面にアクセスし、領域設定を選択したときに表示される画面である。
図4(A)では、設定用の画像401上に領域設定用の枠402が表示されている。また、枠402に付随して、矩形部4021が表示されている。この矩形枠4021には、枠402がフォーカスエリア又は測光エリアであることを示す文字列又は図形が表示される(不図示)。ユーザは、領域設定用の枠402の枠自体(辺)又は枠内部の領域又は矩形部4021をマウスなどの入力装置104によって選択し、マウスドラッグ操作等により枠402を所望の位置に移動させることができる。また、枠402の辺あるいは頂点をマウスドラッグ等することにより枠402の大きさを自由に設定可能である。
図4(B)では、領域設定用の枠402がマウスなどの入力装置104によるユーザ操作によって矢印404の方向に移動していることを表している。このとき、ユーザ操作によって領域設定用の枠402が移動されている間だけ、領域設定ができない領域を表す禁止領域403(画像401の辺縁部(マージン領域))を表示している。なお、領域設定ができない領域を表す禁止領域403を表示するために、必要な座標情報については、図6を用いて後述する。続いて、図4(C)では、領域設定用の枠402が設定用の画像401の左上方に移動し、ユーザ操作が完了した状態で、禁止領域403が表示されていない状態を表している。なお、表示装置105に表示された画像401のうち、禁止領域403を除いた残りの領域は、測光エリア又はフォーカスエリアを設定可能な領域(設定可能領域405)である。すなわち、禁止領域403を表示することは、同時に、設定可能領域405を表示することでもある。ただし、これに限定されず、設定可能領域405を禁止領域403とは独立に表示させてもよい。ユーザが、測光エリア又はフォーカスエリアを設定可能な領域を視認できればよい。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施形態に対応するクライアント装置103で実行される処理の一例を説明する。なお本処理は図4を参照して説明した設定画面にアクセスした場合に開始される。
まず、ステップS501において、図4(A)で説明した領域設定用の設定画面を表示する。ユーザはこの画面を利用してマウスなどの入力装置104によるユーザ操作によって図4で説明した領域設定用の枠402の移動や大きさの設定が可能となる。
続くステップS502において、領域設定用の枠がユーザ操作によって選択されたかどうか判断する。ステップS502において、領域設定用の枠がユーザ操作によって選択された(マウスの場合はマウスダウン(クリック))と判断された場合は、S503に進み、選択されてないと判断された場合は、ステップS502に戻る。
ステップS503において、設定画面の画像上に禁止領域403/設定可能領域405を表示し、ステップS504に進む。
ステップS504では、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択が解除された(マウスの場合はマウスアップ(クリック解除))と判断された場合は、ステップS505に進み、禁止領域403/設定可能領域405の表示を消し、ステップS502に戻る。ステップS504でユーザ操作によって領域設定用の枠の選択が解除されたと判断されなかった場合は、ステップS504に戻る。
次に、図6を用いて、図4で説明した領域設定ができない領域を表す禁止領域403/設定可能領域405を表示するために必要な座標情報について説明する。
図6(A)は表示に必要な座標情報を示し、図6(B)はその座標が画像のどの部分を表すかを示している。図6(A)の画像領域(左上)601aは、図6(B)に示した、撮像装置101で撮影される画像610の左上部601bに対応している座標である。同様に、図6(A)の画像領域(右下)602aは、図6(B)に示した、撮像装置101で撮影される画像610の右下部602bに対応している座標である。また、図6(A)の設定可能領域(左上)603aは、図6(B)に示した、撮像装置101で撮影される画像のうち、領域設定が可能な領域(設定可能領域405)を示す矩形620の左上部603bに対応している座標である。同様に、図6(A)の設定可能領域(右下)604aは、図6(B)に示した、撮像装置101で撮影される画像のうち、領域設定が可能な範囲を示す矩形620の右下部604bに対応している座標である。クライアント装置103は、枠を設定する画面(GUI)を表示する際に、撮像装置101に対してネットワーク102を介して必要な座標情報を取得するが、これに限らない。例えば、任意のタイミングで取得しても構わない。また、一度取得した座標情報をクライアント装置103が保持しても構わない。
なお、本実施形態では、図4において、画像401上に禁止領域403を半透明な領域として重畳している例を示したが、これに限らない。禁止領域403を色塗りしても構わない。また、禁止領域403に色を付けずに、設定可能領域405と禁止領域403の境界線だけを表示しても構わない。
また、本実施形態では、図4において、禁止領域403を表示する例を示したが、禁止領域403の表示は、逆に設定可能領域405を表示していることと等価であり、禁止領域403の表示に限定しない。要は、ユーザが、測光エリア又はフォーカスエリアを設定可能な領域を視認できればよい。
また、本実施形態では、図6において、禁止領域403を表示するために必要な座標情報として、画像に対する平面座標で表現したが、これに限らない。
以上のように、本実施形態では、測光エリアやフォーカスエリアを設定可能な領域をユーザが視認できるので、測光エリアやフォーカスエリアをユーザが容易に設定することができる。
また、本実施形態では、ユーザが測光エリアやフォーカスエリアの設定操作を行っている間は、設定可能領域405および/または禁止領域403を表示するように構成した。これにより、測光エリアやフォーカスエリアの設定操作を行っていないときには、設定可能領域405や禁止領域403を表示しないため、画像の確認がしやすくなる。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択された場合に、領域設定が不可能な領域が分かるような表示を行っていた。第2の実施形態では、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択された場合に、より好ましい設定領域を表示する実施形態について説明する。
第2の実施形態における「より好ましい設定領域(推奨領域)」とは、具体的には、ユーザが撮像装置101で撮影される画像のうち注目する領域として設定することを推奨する領域のことを意味している。例えば、特定の領域を重要な領域として指定することで、重要な領域は高画質で、それ以外の領域は低画質で配信する事が出来る機能がある。また、特定の領域に人物などの動く物体が侵入したことを検知する侵入検知機能がある。これらの領域は、ユーザが注目する領域である可能性が高いため、測光エリアやフォーカスエリアを設定する領域として好ましい。
本実施形態では、ユーザ操作によって領域設定用の枠を設定する際に、より好ましい設定領域(推奨領域)として、画像内の注目する領域を合わせて表示することで、ユーザが領域設定をする場所を決定しやすくなるような実施形態を説明する。
次に、図7を参照して、領域設定時の設定画面表示例について説明する。図7(A)、(B)(C)および(D)は、表示装置105に表示される領域設定用の設定画面を表している。
図7(A)では、図4(A)と同様に、設定用の画像401上に領域設定用の枠402が表示されている。図7(B)では、領域設定用の枠402がマウスなどの入力装置104によるユーザ操作によって選択されたときの状態を表している。このとき、図4(B)と同様に、領域設定ができない領域を表す禁止領域403(画像401の辺縁部(マージン領域))/設定可能領域405を表示し、加えて、ユーザによって設定されている高画質領域701が表示されている。この高画質領域701は、他の領域よりも高画質となるように設定された領域である。ここで、高画質とは、低画質の領域よりも情報量が多いことを意味する。例えば、他の領域よりも解像度が高い領域や低圧縮な領域が高画質領域となる。高画質領域701の設定画面の例については後述する。続いて図7(C)では、図7(B)の状態から、ユーザ操作によって領域設定用の枠402が矢印702の方向に移動していることを表している。図7(D)では、領域設定用の枠402が設定用の画像401の左方に移動し、ユーザ操作が完了した状態で、禁止領域403/設定可能領域405および高画質領域701(推奨領域)が表示されていない状態を表している。
次に、図8のフローチャートを参照して、本実施形態に対応するクライアント装置103で実行される処理の一例を説明する。なお本処理は図7を参照して説明した設定画面にアクセスした場合に開始される。図5と共通の部分は、共通の符号を付し、説明を省略する。
ステップS502において、領域設定用の枠がユーザ操作によって選択された(マウスの場合はマウスダウン)と判断された場合は、S801に進み、選択されてないと判断された場合は、ステップS502に戻る。
ステップS801において、設定画面の画像上に禁止領域403(設定不可能領域)/設定可能領域405に加え、領域設定用の枠を設定する領域の候補となる高画質領域(推奨領域)を表示し、ステップS504に進む。さらに、ステップS802に進んだ場合は、禁止領域403/設定可能領域405および高画質領域(推奨領域)の表示を消し、ステップS502に戻る。
なお、本実施形態では、図7においては図4と同様に、画像401上に禁止領域403を半透明な領域として重畳している例を示したが、これに限らない。禁止領域403を色塗りしても構わない。また、禁止領域403に色を付けずに、設定可能領域405と禁止領域403の境界線だけを表示しても構わない。
また、本実施形態では、図7において、禁止領域403を表示する例を示したが、禁止領域403の表示は、逆に設定可能領域405を表示していることと等価であり、禁止領域403の表示に限定しない。設定可能領域405がわかるように表示をしても構わない。
また、本実施形態では、図7において、推奨領域の例として高画質領域の表示の例を示したが、これに限らない。特定の領域に人物などの動く物体が侵入したことを検知する動体検知機能の設定領域や、物体の検出頻度情報(ヒートマップ情報)に基づいた領域を表示しても構わない。
以上のように、本実施形態では、設定領域の設定操作を行っている間に、禁止領域403/設定可能領域405の表示に加え、設定に関連するより好ましい設定領域(推奨領域)を表示する。これにより、測光又はフォーカス等に用いる領域を設定する場所を決定しやすくなる。
[第3の実施形態]
以下、第3の実施形態について説明する。第1の実施形態では、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択された場合に、領域設定が不可能な領域が分かるような表示を行っていた。第3の実施形態では、ユーザ操作によって領域設定用の枠が選択され、かつ領域設定用の枠が移動されて設定可能領域405の端に達した場合に、禁止領域403を表示する実施形態について説明する。
まず、図9を参照して、領域設定時の設定画面表示例について説明する。図9(A)、(B)(C)および(D)は、表示装置105に表示される領域設定用の設定画面を示している。
図9(A)では、図4(A)と同様に、設定用の画像401上に領域設定用の枠402が表示されている。図9(B)では、領域設定用の枠402がマウスなどの入力装置104によるユーザ操作によって矢印901の方向に移動していることを示している。このとき、移動した領域設定用の枠402は、設定可能な範囲内に収まっている例を示している。続いて、図9(C)では、領域設定用の枠402がさらに矢印902の方向に移動し、設定可能領域の端まで達した例を示している。このとき、領域設定ができない領域を表す禁止領域403(網掛け部分)を表示している。さらに、ユーザ操作が完了した状態で、禁止領域403が表示されていない状態を表している。図9(D)では、ユーザ操作が完了し禁止領域403が表示されていない状態を示している。
次に、図10のフローチャートを参照して、本実施形態に対応するクライアント装置103で実行される処理の一例を説明する。なお本処理は図9を参照して説明した設定画面にアクセスした場合に開始される。
まず、ステップS1001において、図9(A)で説明した領域設定用の設定画面を表示する。
次に、ステップS1002において、領域設定用の枠がユーザ操作によって選択されたかどうか判断する。ステップS1002において、領域設定用の枠がユーザ操作によって選択された(マウスの場合はマウスダウン(クリック))と判断された場合は、S1003に進み、選択されてないと判断された場合は、ステップS1002に戻る。
次に、ステップS1003において、領域設定用の枠がユーザ操作(マウスドラッグ等)によって設定可能領域の端に達したかどうかを判定する。ステップS1003で設定可能領域の端に達したと判断された場合は、ステップS1004に進む。ステップS1003で設定可能領域の端に達していないと判断された場合は、ステップS1005に進む。
ステップS1004において、設定画面の画像上に禁止領域403を表示し、ステップS1005に進む。
ステップS1005で、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択が解除された(マウスの場合はマウスアップ(クリック解除))と判断された場合は、ステップS1006に進み、設定可能および禁止領域403の表示を消し、ステップS1002に戻る。ステップS1005でユーザ操作によって領域設定用の枠の選択が解除されたと判断されなかった場合は、ステップS1003に戻る。
なお、本実施形態では、禁止領域403/設定可能領域405を表示するタイミングとして、ユーザ操作によって領域設定用の枠402が移動され、設定可能領域405の端に達したときに表示する、としているが、これに限らない。例えば、領域設定用の枠402が設定可能領域405の端(設定可能領域405と禁止領域403との境界)に近づいたときに表示する、としてもよい。例えば、枠402と禁止領域403との距離が所定量未満となった場合に、禁止領域403/設定可能領域405を表示するようにしてもよい。また、領域設定用の枠402が設定可能領域405を超えた場合、すなわち、枠402が禁止領域403に重畳した場合に、禁止領域403/設定可能領域405を表示するようにしてもよい。また、禁止領域403/設定可能領域405の表示に替えて、または、表示とともに、枠402が設定可能領域405を超えるおそれがあることをユーザに通知してもよい。通知の方法としては、表示装置へのメッセージや図形の表示の他、音声による通知であってもよい。
なお、本実施形態では、禁止領域403の表示をやめるタイミングとして、ユーザ操作によって領域設定用の枠の選択が解除されたときの例を示したが、これに限らない。ユーザ操作によって、領域設定用の枠が設定可能領域の端まで達したから状態から状態が変わり、端まで達してないと判断された場合に、禁止領域403を表示しない、としてもよい。また、禁止領域403を表示してから一定時間表示してから表示しない、としてもよい。なお、本実施形態では、図9においては図4、図7と同様に、画像401上に禁止領域403を半透明な領域として重畳している例を示したが、これに限らない。禁止領域403を色塗りしても構わない。また、禁止領域403に色を付けずに、設定可能領域405と禁止領域403の境界線だけを表示しても構わない。
また、本実施形態では、図9において、禁止領域403を表示する例を示したが、禁止領域403の表示は、逆に設定可能領域を表示していることと等価であり、禁止領域403の表示に限定しない。設定可能領域がわかるように表示をしても構わない。
また、本発明における制御の一部または全部を上述した実施形態の機能を実現するコンピュータプログラム(ソフトウェア)をネットワーク又は各種記憶媒体を介して撮像装置や情報処理装置に供給するようにしてもよい。そして、その撮像装置や情報処理装置におけるコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。その場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
以上のように、本実施形態では、設定領域の設定操作を行っている間は、設定可能領域405および禁止領域403を表示する。これにより、領域設定時には設定可能な領域がわかるようになる。また、設定操作を行っていないときには、不要な表示がなく、画像の確認がしやすくなる。
101 撮像装置
102 ネットワーク
103 クライアント装置
104 入力装置
105 表示装置
402 枠
403 禁止領域
405 設定可能領域
701 高画質領域(推奨領域)

Claims (14)

  1. 撮像装置により撮像された画像を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した画像を表示装置に表示する表示手段と、
    所定の処理を実行するための前記画像上の領域の設定を受け付ける受付手段と、を有し、
    前記表示手段は、前記受付手段が前記領域の設定を受け付けた場合に、前記領域を設定可能な設定可能領域を前記画像に重畳して表示する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、前記受付手段が設定を受け付けた前記領域と、前記領域の設定が禁止された禁止領域との距離が所定量未満の場合に前記設定可能領域を表示することを特徴とする情報処理装置。
  3. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、前記受付手段が設定を受け付けた前記領域が、前記禁止領域に接する場合に、前記設定可能領域を表示することを特徴とする情報処理装置。
  4. 請求項2に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、前記受付手段が設定を受け付けた前記領域が、前記禁止領域に重畳する場合に、前記設定可能領域を表示することを特徴とする情報処理装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、前記領域の設定を推奨する推奨領域を、前記設定可能領域とともに表示することを特徴とする情報処理装置。
  6. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記推奨領域は、他の領域よりも高画質となるような処理が施された領域であることを特徴とする情報処理装置。
  7. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記推奨領域は、動体検知を行うための領域であることを特徴とする情報処理装置。
  8. 請求項5に記載の情報処理装置において、
    前記推奨領域は、物体の検出頻度情報であることを特徴とする情報処理装置。
  9. 請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記表示手段は、前記設定可能領域とともに、前記受付手段が受け付けた領域の設定が禁止された禁止領域を表示することを特徴とする情報処理装置。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記所定の処理は、前記画像の露出量を決定するための処理であることを特徴とする情報処理装置。
  11. 請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置において、
    前記所定の処理は、前記領域の被写体に合焦させるための焦点調節であることを特徴とする情報処理装置。
  12. 撮像装置により撮像された画像を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより受信した画像を表示装置に表示する表示ステップと、
    所定の処理を実行するための前記画像上の領域の設定を受け付ける受付ステップと、を有し、
    前記表示ステップは、前記受付ステップが前記領域の設定を受け付けた場合に、前記領域を設定可能な設定可能領域を前記画像に重畳して表示する
    ことを特徴とする情報処理方法。
  13. 請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記憶したコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
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