JP2021072580A - 撮像装置、警告制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

撮像装置、警告制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Ryota Suzuki
遼太 鈴木
剛 内藤
Takeshi Naito
剛 内藤
祥吾 鉢呂
Shogo Hachiro
祥吾 鉢呂
亜也加 木下
Ayaka Kinoshita
亜也加 木下
浩二 磨田
Koji Mada
浩二 磨田
西谷 仁志
Hitoshi Nishitani
仁志 西谷
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Abstract

【課題】撮像装置におけるユーザへの警告の伝達の確実性を改善すること。【解決手段】撮像装置であって、表示手段と、音を出力可能な接続手段と、ユーザ設定に依存して、警告音の出力及び警告表示の一方又は双方をユーザへの警告のために選択する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、前記接続手段を介して前記撮像装置に外部装置が接続されているときは、前記接続手段を介して前記外部装置に前記警告音を出力させ、前記外部装置が接続されていないときは、前記警告音に代わる代替的な警告表示を前記表示手段に行わせる、撮像装置が提供される。【選択図】図6

Description

本開示は、撮像装置、警告制御方法及びコンピュータプログラムに関する。
昨今の撮像装置の多くは、ユーザに対する警告の出力を、ファインダ又はLCD(Liquid Crystal Display)等の画面上で実現されるOSD(On Screen Display)機能を用いて行う。しかし、被写体に注意を向けるユーザは、しばしば警告が表示されていることに気付かない。そこで、警告音の出力によってユーザに警告を伝達する手法が知られている。
特許文献1は、表示装置の画面上のOSD機能及び警告音出力機能を具備するカメラにおいて、表示装置が動作していないと認識された場合に、OSD機能の代わりに警告音出力機能が警告音を出力することでユーザへの警告を行う手法を開示している。
一方、近年、スマートフォン及び携帯型音楽プレーヤといった電子装置において、イアフォン又はヘッドフォン等の音出力用の外部装置の接続が切断した場合に、音の出力を自動的にオフにする(即ち、消音する)技術が利用されている。
特開2004−015616号公報
外部装置の接続切断に応じて自動的に消音する技術を撮像装置に適用した場合、ユーザへの注意喚起のために出力されるはずの警告が、ユーザの意図しない消音を原因としてユーザに伝わらない可能性が生じる。例えば、イアフォン接続中に警告音がイアフォン経由で出力されるようにユーザが撮像装置を設定した状況において、イアフォンの接続が切断されると、撮像装置が出力しようとする警告音が自動的に消音され得る。すると、ユーザは、警告に気付かないまま撮像を続けることになる。その警告が撮像失敗のリスクに関わるもの(例えば、不適切な撮像モード)であった場合、警告に気付かないことは、撮像の失敗及び撮像機会の逸失につながる。撮像を制御するコントローラは、こうした自動消音機能が装置に実装されており又は有効化されているかを、必ずしも直接的には認識できないかもしれない。
特許文献1により開示された手法は、表示装置の動作状態に基づいて警告出力方法を切り替えるのみで、音出力用の外部装置の接続状態を考慮しないため、上述した不都合を解消しない。
そこで、本開示は、撮像装置におけるユーザへの警告の伝達の確実性を改善することを目的の1つとする。
ある観点によれば、撮像装置であって、表示手段と、音を出力可能な接続手段と、ユーザ設定に依存して、警告音の出力及び警告表示の一方又は双方をユーザへの警告のために選択する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、前記接続手段を介して前記撮像装置に外部装置が接続されているときは、前記接続手段を介して前記外部装置に前記警告音を出力させ、前記外部装置が接続されていないときは、前記警告音に代わる代替的な警告表示を前記表示手段に行わせる、撮像装置が提供される。
本開示によれば、撮像装置におけるユーザへの警告の伝達の確実性を改善することができる。
(A)一実施形態に係る撮像装置の構成の一例を示す構成図;(B)図1(A)に示した撮像装置の本体の回路部分の構成を詳細化したブロック図。 警告に関するユーザ設定の一例について説明するための説明図。 (A)警告表示のみを利用する警告出力方法の動作イメージを示す説明図;(B)警告音のみを利用する警告出力方法の動作イメージを示す説明図;(C)警告表示及び警告音の双方を利用する警告出力方法の動作イメージを示す説明図。 第1実施例に係る撮像装置の機能構成の一例を示すブロック図。 第1実施例に係る代替的な警告表示の一例について説明するための説明図。 第1実施例に係る警告制御処理の流れの一例を示すフローチャート。 第2実施例に係る撮像装置の機能構成の一例を示すブロック図。 第2実施例に係る代替的な警告表示の一例について説明するための説明図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
<<1.装置の概要>>
本節では、本開示に係る技術がデジタルスチルカメラに適用される例を主に説明する。しかしながら、本開示に係る技術は、概して、撮像機能を有する電子装置(例えば、デジタルビデオカメラ、携帯電話、スマートフォン、及びタブレットPC等)へ広く適用可能である。また、特に説明の無い限り、以下に説明する装置、デバイス、モジュール及びチップといった構成要素の各々は、単一のエンティティで構成されてもよく、又は物理的に異なる複数のエンティティから構成されてもよい。
図1(A)は、一実施形態に係る撮像装置100の構成の一例を示す構成図である。撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラである。撮像装置100は、光学系110及び本体120を含む。光学系110は、絞り11、手ブレ補正レンズ群12及びフォーカスレンズ群13を含み、被写体の光学的な像を本体120へ導く。本体120は、撮像素子21、メカシャッタ22、背面液晶23、小型液晶24及び本体内光学系25を含む。撮像素子21は、光学系110から入射する光学像を光電変換によって電気信号である画像信号へ変換する。メカシャッタ22は、露光時間を調整する。なお、撮像素子21が電子シャッタ機能を有する場合には、メカシャッタ22は、撮像装置100の構成から省略されてもよく、又は全開のまま維持されてもよい(露光時間は、電子シャッタにより調整され得る)。背面液晶23は、撮像装置100の背面(図中の右方)に設けられる表示デバイスである。小型液晶24及び本体内光学系25は、ファインダ部を構成する。小型液晶24は、ファインダ用の表示デバイスである。本体内光学系25は、撮像される画像をファインダへ導く光学素子を含む。
撮像時に、ユーザによりシャッタボタン(図示せず)が1段目まで浅く押されると(所謂「半押し」)、自動焦点検出機能により焦点距離が決定され、それに応じてフォーカスレンズ群13の位置が調整される。また、自動露出機能により、シャッタ速度及び絞り値といった撮像条件が決定される。そして、ユーザによりシャッタボタンが2段目まで深く押されると(所謂「全押し」)、決定された撮像条件に従ってメカシャッタ22(又は撮像素子21の電子シャッタ)が駆動され、撮像素子21が動作して撮像画像の画像信号が生成される。
図1(B)は、図1(A)に示した撮像装置100の本体120の回路部分の構成を詳細化したブロック図である。本体120は、図1(A)を用いて説明した構成要素に加えて、コントローラ20、接眼センサ26、音出力インタフェース(I/F)27及び操作I/F28を含む。
コントローラ20は、CPU(Central Processing Unit)31、画像処理回路32、制御回路33及び音再生回路34といった電気回路群からなる制御デバイスである。CPU31は、撮像装置100の機能の全般を制御するプロセッサである。画像処理回路32は、撮像素子21により生成されるアナログ形式の画像信号をデジタル形式の画像データへ変換し、画像データを記憶媒体(図示せず)に記憶させる。制御回路33は、絞り11、手ブレ補正レンズ群12、フォーカスレンズ群13及びメカシャッタを、機械的な駆動手段(図示せず)を介して撮像条件に従って制御する。音再生回路34は、CPU31による制御の下で、何らかの音を再生して音信号を生成し、音信号を音出力I/F27へ出力する。本実施形態において、音再生回路34は、少なくとも警告音を再生する。音再生回路34は、警告の内容に応じて異なる種類の警告音を再生してもよい。なお、本明細書において、「音」との用語は、電子音、機械音、音声、音響及び音楽等を広く包含するものとする。接眼センサ26は、ファインダ部に配置され、ユーザがファインダに接眼しているか否かを検出する。音出力I/F27は、撮像装置100に例えばイアフォン又はヘッドフォンといった音出力用外部装置(図示せず)を接続するための接続I/Fである。音出力I/F27は、音再生回路34から入力される音信号を接続された外部装置へ出力可能であり、音信号が外部装置へ出力されると再生音が外部装置からユーザへ出力される。音出力I/F27と音出力用外部装置との間の接続は、有線接続であってもよく又は無線接続であってもよい。操作I/F28は、ユーザ入力を受け付けるユーザI/Fであり、例えばボタン及び電子ダイヤルを含み得る。操作I/F28は、ユーザ入力を受け付けると、受け付けたユーザ入力の内容を表す操作信号をコントローラ20へ出力する。なお、図1では、撮像装置100の構成要素間の信号線は省略されており、図中の矢印は主要な情報の論理的な流れを簡略的に示している。
本実施形態において、音出力I/F27は、接続検出部40を有する。接続検出部40は、撮像装置100に音出力I/F27を介して音出力用外部装置が接続されているかを検出する。例えば、有線接続のケースでは、接続検出部40は、音出力I/F27の接続口に外部装置の接続端子が挿入されているかを検出し得る。無線接続のケースでは、接続検出部40は、音出力I/F27と外部装置との間のペアリングが有効に確立されているかを検出し得る。接続検出部40は、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているかの検出結果(音出力用外部装置の接続状態ともいう)を示す検出信号を、周期的に又は問合せに応じてコントローラ20へ出力する。
撮像装置100は、様々な警告をユーザへ向けて出力する。警告の内容は、例えば、不適切な撮像モードが選択されていること、環境条件に起因して良好な画質が期待できないこと、又はバッテリー残量若しくはメモリの空き容量が不足していること等であり得る。コントローラ20は、警告を出力すべき条件が満たされると、音再生回路34に警告音を再生させ、又は背面液晶23若しくは(ユーザ接眼中には)小型液晶24に警告表示を行わせる。画面上での警告表示は、警告の内容に応じて多様な表示態様をとることができ、且つ静音性を維持し得る点においてユーザにより好まれ得る一方で、被写体に注意を向けるユーザにより気付かれにくいという欠点を有する。対照的に、警告音は、比較的ユーザにより気付かれ易い。そのため、警告を出力する方法をユーザに設定させ、ユーザ設定に従って警告表示及び警告音のうちの一方又は双方を選択することが有益である。
図2は、警告に関するユーザ設定の一例について説明するための説明図である。ここでは、一例として、警告の内容は、モノクロ撮像モードが選択されていることである。ユーザは、例えば前回の撮像の際にモノクロ画像を得ようとしてモノクロ撮像モードを選択したが、その後撮像モードを通常モード(カラー撮像モード)へ戻すことを忘れてしまったとする。次の撮像については、ユーザはカラー画像を得ることを意図しているが、モノクロ撮像モードが選択されているために、撮像の結果モノクロ画像が得られる(即ち、撮像はミスショットとなる)。こうした不都合を防止するために、モノクロ撮像モードが選択されている期間中にユーザへ予め警告を出力することで、ミスショットを抑制し及び撮像機会の逸失を未然に防止することができる。図2に示した設定画面200では、ユーザは、モノクロ撮像モードが選択されている状況での警告出力方法として、「画面で警告」、「音で警告」及び「画面と音で警告」という設定候補のうちの1つを、操作I/F28を操作することにより選択できる。設定画面200上で選択されたユーザ設定は、例えばCPU31によりアクセス可能なメモリに記憶される。「画面で警告」という設定は、画面上で警告表示を行うべきことを示す。「画面で警告」が選択された場合、コントローラ20は、例えば背面液晶23又は小型液晶24に画面上での警告表示を行わせる。「音で警告」という設定は、警告音を出力すべきことを示す。「音で警告」が選択された場合、コントローラ20は、例えば音再生回路34に警告音を再生させる。「画面と音で警告」という設定は、画面上での警告表示及び警告音の出力の双方を行うべきことを示す。「画面と音で警告」が選択された場合、コントローラ20は、例えば背面液晶23又は小型液晶24に画面上での警告表示を行わせ、且つ音再生回路34に警告音を再生させる。
図3(A)〜(C)は、図2を用いて説明した3通りの警告出力方法の動作イメージをそれぞれ示している。ここでは、一例として、ユーザがファインダを覗いて撮像を行おうとしており、但し撮像モードとしてモノクロ撮像モードが選択されているものとする。図3(A)〜(C)の各々に示したファインダ枠301は、画角枠302を含む。画角枠302は、撮像素子21により撮像される画像が表示される画面領域である。
図3(A)の例では、「画面で警告」が設定されているために、コントローラ20は、画角枠302の外側に警告アイコン303を表示させる。警告アイコン303の表示は、警告出力条件が満たされている期間中(例えば、モノクロ撮像モードが解除されるまで)継続され得る。ユーザは、警告アイコン303を見ることで、モノクロ撮像モードが選択されていることに気付き得る。このように警告アイコン303を画角枠302の外側に表示すれば、撮像時の画像の視認は妨げられない。また、警告表示の継続的な表示は、ユーザが警告を見逃す可能性を低減し得る。
図3(B)の例では、「音で警告」が設定されているために、コントローラ20は、「ブブッ」という警告音304を音再生回路34に再生させる。撮像装置100にイアフォンが接続されている場合、警告音304はイアフォンを介してユーザへ向けて出力される。ユーザは、警告音304を聞くことで、モノクロ撮像モードが選択されていることに気付き得る。警告音304の再生は、例えば、シャッターボタンの「半押し」又は接眼センサ26による接眼の検出をトリガとして開始され、所定の期間にわたり継続的に行われ得る。但し、操作I/F28を介する特定の操作(例えば、「半押し」の終了)の検出、又は接眼センサ26による接眼終了の検出があった場合には、コントローラ20は、警告音304の再生を所定の期間の経過を待つことなく停止させてもよい。このように、警告音の出力を所定の期間内に制限し、又は状況に応じて警告音の出力を停止することで、警告音の過剰な出力によってユーザにストレスを与えることを回避することができる。
図3(C)の例では、「画面と音で警告」が設定されているために、コントローラ20は、画角枠302の外側に警告アイコン303を表示させると共に、音再生回路34に警告音304を再生させる。警告アイコン303が表示される期間は、図3(A)に関連して説明した例と同様であってよい。また、警告音304が再生される期間は、図3(B)に関連して説明した例と同様であってよい。
ここで、図3(B)の例のように「音で警告」が設定されている場合に、撮像装置100への音出力用外部装置の接続が切断されるケースを検討する。接続の切断は、例えば、有線接続用の端子の物理的な離脱、又は無線接続のペアリングの解除を原因として生じ得る。無線接続のペアリングの解除は、例えば、外部装置を装着したユーザが撮像装置100から一時的に離れたこと、又は外部装置のバッテリ残量が低下し撮像装置100により外部装置を認識不能となったこと等に起因し得る。昨今の電子装置は、こうした音出力用外部装置の接続切断に応じて、再生中の音を自動的に消音する機能(以下、自動消音機能という)を有することがある。本実施形態では、撮像装置100は、この自動消音機能を有するものとする。すると、音出力用外部装置の接続切断が偶発的に発生した場合、ユーザは、何らかの問題があれば警告音が聞こえるはずであると認識したまま、実際には警告音が消音され聞こえない状態で、撮像を続けかねない。ユーザが警告に気付かないまま撮像を続けると、撮像の失敗及び撮像機会の逸失といった不都合がもたらされる。図3(C)の例のように「画面と音で警告」が設定されている場合にも、ユーザは撮像画像以外の付随的な画面表示に十分な注意を払わず、主に警告音に頼っている可能性がある。そのため、上述した不都合は、「画面と音で警告」の場合にも当てはまり得る。
そこで、本実施形態では、ユーザへの警告の伝達の確実性を改善することを目的として、外部装置の接続状態に依存して警告出力方法を適応的に切り替える仕組みを、撮像装置100に取り入れる。具体的には、撮像装置100は、警告音を出力すべきことをユーザ設定が示す場合において、外部装置が撮像装置100に接続されているときは、当該外部装置を介して警告音を出力させ、そうでないときは、代替的な警告表示を画面上に表示させる。こうした警告出力方法の切り替えのための撮像装置100のいくつかの実施例について、次節以降で説明する。
<<2.第1実施例>>
<2−1.機能構成>
第1実施例において、撮像装置100は、警告音の代わりとなる代替的な警告表示を、ユーザへの伝達の確実性をできる限り高めるために、ユーザが注視している画面(典型的には、画面の中央)に強調して表示させるものとする。図4は、第1実施例に係る撮像装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図4に示した機能ブロックは、図1に示したCPU31により実行されるソフトウェア(即ち、コンピュータプログラム)、CPU31とは別個のハードウェア(例えば、制御回路33)のロジック、又はそれらの組合せで実現されてよい。図4を参照すると、撮像装置100は、設定保持部401、条件判定部402、撮像制御部403、検出部404、消音制御部405及び警告制御部406を含む。
設定保持部401は、撮像装置100の動作に関連する様々な設定をメモリに保持する。設定保持部401は、例えば、ユーザによる撮像モードの選択を操作I/F28を介して受け付け、選択された撮像モードを設定する(即ち、現行のユーザ設定としてメモリに記憶させる)。撮像モードは、例えば、カラーモード(フルカラー/モノクロ)、ドライブモード(通常撮像/セルフタイマ/連写)及びフラッシュモード(フラッシュON/OFF)を含み得る。また、設定保持部401は、警告に関連するユーザ設定として、1つ以上の撮像モードの各々について、ユーザによる所望の警告出力方法の選択を操作I/F28を介して受け付け、選択された警告出力方法を対応する撮像モードに関連付けて設定する。例えば、モノクロモード及びセルフタイマモードが警告の対象である場合、設定保持部401は、モノクロモードについて選択された警告出力方法と、セルフタイマモードについて選択された警告出力方法とを、警告に関連するユーザ設定として保持し得る。どの撮像モードを警告の対象とするかは、予め固定的に設定されていてもよく、又はユーザにより選択されユーザ設定として保持されてもよい。
条件判定部402は、設定保持部401により保持されているユーザ設定、様々なセンサからのセンサ入力、ユーザ操作、及びタイマ値のうちの1つ以上に基づいて、ユーザへの警告をトリガする警告出力条件が満たされているかを判定する。例えば、モノクロモードが警告の対象である場合、条件判定部402は、カラーモードとしてモノクロモードが設定されているかを判定し、モノクロモードが設定されている場合に、警告出力条件が満たされていると判定してもよい。条件判定部402は、ユーザがファインダに接眼しているか、シャッターボタンが「半押し」されたか、警告の開始から所定の期間が経過したか、といった追加的な条件を考慮して、警告出力条件が満たされているかを判定してもよい。条件判定部402は、警告出力条件が満たされているかの判定結果を、警告制御部406へ出力する。条件判定部402によるこうした判定は、一定の周期で周期的に行われてもよく、又は何らかのトリガ(例えば、接眼若しくは半押し)が検知された場合に行われてもよい。
撮像制御部403は、設定保持部401により保持されているユーザ設定に従って、撮像装置100による撮像動作を制御する。撮像制御部403は、例えば、シャッターボタンが「半押し」された場合に、自動的に焦点距離を決定してフォーカスレンズ群13の位置を調整し、及び自動露出機能を実行してシャッタ速度及び絞り値といった撮像条件を決定する。また、撮像制御部403は、シャッターボタンが「全押し」された場合に、図1を用いて説明した撮像手段を駆動し及び制御して、撮像画像を取得する。カラーモードとしてモノクロモードが設定されている場合にはモノクロの撮像画像が取得され、フルカラーモードが設定されている場合にはフルカラーの撮像画像が取得され得る。これら動作は、既存の撮像装置における動作と同様であってよく、ここではその詳細な説明を省略する。
検出部404は、接続検出部40から入力される検出信号に基づいて、音出力用外部装置の接続状態を検出する。検出部404は、例えば、後述する消音制御部405及び警告制御部406からの問合せに応じて、現時点で撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているか否かを検出し、検出結果を返答する。
消音制御部405は、上述した自動消音機能を提供する機能ブロックである。消音制御部405は、音出力I/F27を介して撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていないことが検出部404により検出された場合に、撮像装置100により再生される音を消音する。消音制御部405は、音出力用外部装置の接続が未検出である間、再生音の消音状態を維持してよい。消音制御部405は、消音状態において、音再生回路34により再生される音の信号レベルをゼロへ変更してもよく、又は音の再生自体を停止させてもよい。また、設定保持部401は、消音制御部405による自動消音機能を有効化するか否かをユーザ設定として保持してもよい。
警告制御部406は、警告に関連するユーザ設定、警告出力条件が満たされるかの判定結果、及び音出力用外部装置の接続状態に基づいて、撮像装置100によるユーザへの警告を制御する。例えば、警告制御部406は、警告出力条件が満たされ、且つ警告表示を行うべきことをユーザ設定が示す場合には、背面液晶23又は小型液晶24に第1の態様で警告表示を行わせる。第1の態様は、いかなる態様であってもよく、例えば撮像時の画像の視認を妨げない位置に何らかの表示オブジェクト(アイコン又はメッセージ等)が表示される。警告制御部406は、警告出力条件が満たされ、且つ警告音を出力すべきことをユーザ設定が示す場合、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているかを接続検出部40に検出させる。この場合において、警告制御部406は、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているときは、ユーザ設定の通り、当該音出力用外部装置を介して警告音を出力させる。一方、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていないときは、警告制御部406は、警告音の出力の代わりに、背面液晶23又は小型液晶24に第2の態様で代替的な警告表示を行わせる。第2の態様は、第1の態様と同じ態様であってもよく、又は第1の態様とは異なる態様であってもよい。
例えば、警告制御部406は、第1の態様での警告表示において第1の表示オブジェクトを、第2の態様での代替的な警告表示において第1の表示オブジェクトよりも視認性の高い第2の表示オブジェクトを、背面液晶23又は小型液晶24に表示させてもよい。第1の表示オブジェクトは、例えば図3(A)に示したように、画角枠302の外側に表示される警告アイコン303であり得る。これに対し、第2の表示オブジェクトは、警告アイコン303よりもサイズの大きいアイコン、警告アイコン303とは異なる色のアイコン(特定の色でハイライトされたアイコン)、又は点滅するアイコンであってもよい。また、警告制御部406は、第2の態様での代替的な警告表示において、背面液晶23又は小型液晶24に、画角枠302の内側(即ち、撮像される画像を表示する画面領域内)に第2の表示オブジェクトを表示させてもよい。
図5は、本実施例に係る代替的な警告表示の一例について説明するための説明図である。図5には、一例としての警告アイコン503が示されている。警告アイコン503は、図3(A)に示した警告アイコン303よりもサイズの大きいアイコンである。また、図3(A)では警告アイコン303が画角枠302の外側に表示されているのに対し、図5では警告アイコン503は画角枠302の内側且つ中央に表示されている。このようなアイコンの強調表示によって、ユーザが被写体を注視していたとしても確実にユーザに警告アイコン503に気付かせることができる。
また、「画面で警告」のケースでは、上述したように、警告アイコン303は、第1の態様において、警告出力条件が満たされている期間中(例えば、警告の対象の撮像モードが解除されるまで)継続的に表示され得る。対照的に、警告制御部406は、第2の態様において、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていたならば警告音が出力されたタイミングと同様のタイミングで、代替的な警告表示として警告アイコン503を表示させてもよい。警告音が出力されたはずのタイミングとは、例えば、シャッターボタンの「半押し」若しくは接眼の検知といった時点、又は当該時点から一定の時間長であり得る。なお、同様のタイミングとは、同一のタイミングであることが好ましいが、わずかなタイミングの相違は許容されることを意味する。このように本来の警告音の出力のタイミングに代替的な警告表示のタイミングを合わせることで、撮像失敗のリスクが存在していることに加え、警告音での警告出力が行われない状況にあることを、ユーザに直感的に認識させることができる。なお、当然ながら、警告出力条件が満たされなった場合、又は特定の操作(例えば、「半押し」の終了若しくは接眼の終了)の検出に応じて、代替的な警告表示は、一定の時間長の経過を待つことなく終了してよい。
代替的な警告表示は、一例として、警告音のみを出力すべきことをユーザ設定が示す場合(即ち、図3(B)を用いて説明した「音で警告」のケース)に限り行われてもよい。他の例として、代替的な警告表示は、警告表示及び警告音を出力すべきことをユーザ設定が示す場合(即ち、図3(C)を用いて説明した「画面と音で警告」のケース)にも行われてよい。後者の例は、「画面と音で警告」を設定したにも関わらずユーザが撮像失敗のリスクの感知のために主に警告音に頼っている場合に有益である。
<2−2.処理の流れ>
図6は、本実施例に係る警告制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6に示した処理は、例えば背面液晶23、小型液晶24及び音出力I/F27と連携するコントローラ20(例えば、CPU31及び制御回路33)により、周期的に実行され得る。なお、以下の説明では、処理ステップをS(ステップ)と略記する。
まず、S601で、条件判定部402は、設定保持部401により保持されているユーザ設定において、1つ以上の撮像モード(又は撮像装置100の他の何らかの状態)が警告の対象に設定されているかを判定する。条件判定部402は、警告の対象が何も設定されていない場合には、後続する処理ステップを行わない。
条件判定部402は、ユーザ設定において警告の対象が設定されている場合、S602で、対応する警告出力条件が満たされるかを判定する。条件判定部402は、上述したように、ユーザ設定、センサ入力、ユーザ操作、及びタイマ値のうちの1つ以上に基づいて、警告をトリガするための警告出力条件が満たされるかを判定し得る。条件判定部402は、警告出力条件が満たされると判定した場合、警告出力条件が満たされることを示す判定結果を警告制御部406へ出力し、処理はS603へ進む。警告出力条件が満たされない場合、後続する処理ステップは行われず、処理はS601へ戻る。
条件判定部402により警告出力条件が満たされると判定された場合、警告制御部406は、S603及びS604で、どの警告出力方法が設定されているかを、設定保持部401により保持されているユーザ設定を参照して判定する。その後の処理は、判定された警告出力方法に依存して分岐する。ユーザ設定が警告表示を行うべきことを示していると警告制御部406が判定した場合、処理はS611へ進む。
ユーザ設定が警告表示及び警告音の出力の双方を行うべきことを示していると警告制御部406が判定した場合、処理はS605へ進む。S605で、検出部404は、接続検出部40から入力される検出信号に基づいて、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているか否かを検出する。撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていない場合、消音制御部405は、S606で、撮像装置100により再生される音を消音する。この場合、処理はS611へ進む。一方、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されている場合、処理はS612へ進む。
ユーザ設定が警告音の出力のみを行うべきことを示していると警告制御部406が判定した場合、処理はS607へ進む。S607で、検出部404は、接続検出部40から入力される検出信号に基づいて、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されているか否かを検出する。撮像装置100に音出力用外部装置が接続されている場合、処理はS613へ進む。一方、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていない場合、消音制御部405は、S608で、撮像装置100により再生される音を消音する。この場合、処理はS614へ進む。
S611では、警告制御部406は、背面液晶23又は小型液晶24に第1の態様で警告表示を行わせる。S612では、警告制御部406は、背面液晶23又は小型液晶24に第1の態様で警告表示を行わせ、及び、音再生回路34に警告音を再生させる。警告音は、音出力用外部装置を介して出力される。S613では、警告制御部406は、音再生回路34に警告音を再生させる。警告音は、音出力用外部装置を介して出力される。S614では、警告制御部406は、背面液晶23又は小型液晶24に第2の態様で代替的な警告表示を行わせる。
ここまでに説明したように、本実施例では、撮像装置100は、警告音を出力すべきことをユーザ設定が示しているが、音出力用外部装置が接続されていないことに起因して警告音が消音されてしまうときに、代替的な警告表示を行う。それにより、ユーザが警告に気付かないまま撮像を続けて撮像の失敗及び撮像機会の逸失といった不都合がもたらされる可能性が低減される。また、代替的な警告表示を、通常の警告表示の態様とは異なる視認性を高めた態様で行うことにより、ユーザが被写体を注視していたとしても警告に気付く可能性を高めることができる。
<<3.第2実施例>>
第1実施例では、代替的な警告表示を画面の中央に大きなサイズの警告アイコンで表示する手法を説明した。本節で説明する第2実施例では、警告アイコンの視認性と、ユーザによる被写体の確認の容易さとを両立するために、警告アイコンの表示位置を適応的に変化させる手法を取り入れる。
図7は、第2実施例に係る撮像装置100の機能構成の一例を示すブロック図である。図7に示した機能ブロックは、図1に示したCPU31により実行されるソフトウェア(即ち、コンピュータプログラム)、CPU31とは別個のハードウェア(例えば、制御回路33)のロジック、又はそれらの組合せで実現されてよい。図7を参照すると、撮像装置100は、設定保持部401、条件判定部402、撮像制御部403、検出部404、消音制御部405、認識部706及び警告制御部707を含む。
一例として、認識部706は、撮像装置100により自動焦点検出のために利用される焦点検出領域の画面上の位置を示す位置座標を認識する。認識部706は、例えば、背面液晶23の画面上でユーザが合焦のためにタッチした位置に基づいて設定される焦点検出領域(フォーカス枠ともいう)の位置を示す座標データを取得する。ここで取得される座標データは、例えば、焦点検出領域の1つの(例えば、左上の)頂点の座標ベクトル、領域の水平サイズ及び垂直サイズを含み得る。そして、認識部706は、取得した座標データを警告制御部707へ出力する。
警告制御部707は、第1実施例に係る警告制御部406と同様に、警告に関連するユーザ設定、警告出力条件が満たされるかの判定結果、及び音出力用外部装置の接続状態に基づいて、撮像装置100によるユーザへの警告を制御する。但し、本実施例において、警告制御部707は、警告音を出力すべきことをユーザ設定が示しており、撮像装置100に音出力用外部装置が接続されていない場合に、焦点検出領域の位置座標に基づいて代替的な警告表示の表示位置を決定する。典型的には、代替的な警告表示の表示位置は、認識された焦点検出領域に重ならない画面上の位置として決定される。そして、警告制御部707は、決定した表示位置において背面液晶23又は小型液晶24に代替的な警告表示を行わせる。
他の例として、認識部706は、撮像される画像に映る被写体の領域を(例えば、公知の動物体認識技術、顔認識技術、又は人工知能を活用した被写体判別技術を利用して)認識してもよい。そして、認識部706は、画像内で認識した被写体領域を示す座標データを警告制御部707へ出力する。この場合には、警告制御部707は、認識された被写体領域に代替的な警告表示が重ならないように、代替的な警告表示の画面上の表示位置を決定する。そして、警告制御部707は、決定した表示位置において背面液晶23又は小型液晶24に代替的な警告表示を行わせる。
図8は、本実施例に係る代替的な警告表示の一例について説明するための説明図である。図8には、一例としての警告アイコン803及びフォーカス枠804が示されている。なお、符号804は、フォーカス枠ではなく、認識された被写体領域を示していると理解されてもよい。警告アイコン803は、図3(A)に示した警告アイコン303よりもサイズの大きいアイコンである。警告アイコン803の表示位置は、画角枠302の内側ではあるものの、フォーカス枠804には重ならない位置である。このように警告アイコン803を画面上に配置することで、警告表示がユーザによる被写体の確認に干渉しないため、ユーザが受けるストレスを低減することができる。
本実施例においても、警告音を出力すべきことをユーザ設定が示しているが、音出力用外部装置の未接続に起因して警告音が消音されてしまうときに、撮像の失敗及び撮像機会の逸失といった不都合をユーザが被る可能性が、代替的な警告表示により低減される。そして、その代替的な警告表示は、フォーカス枠又は被写体領域に重ならない位置で強調的に行われる。そのため、ユーザによる被写体の確認の容易さと、ユーザへの警告の伝達の確実性の向上とを両立することができる。
なお、本実施例においても、第1実施例と同様に、代替的な警告表示は、通常の警告表示に対し、サイズ、点灯パターン(点滅等)、及び色といった任意の1つ以上の表示属性において相違してもよく、又は相違しなくてもよい。
<<4.まとめ>>
ここまで、図1〜図8を用いて、本開示の実施形態について詳細に説明した。上述した実施形態では、撮像装置において警告音を出力すべきことをユーザ設定が示す場合において、当該撮像装置に音出力用の外部装置が接続されているときは警告音が出力され、そうでないときは表示手段により代替的な警告表示が行われる。かかる構成によれば、撮像装置により再生される音が自動消音機能によって消音されるケースで、警告の対象とされる事象が生じていることをより確実にユーザに伝達することができる。
また、上述した実施形態では、警告表示を行うべきことをユーザ設定が示している場合の警告表示は第1の態様で行われるのに対し、警告音を出力すべきことをユーザ設定が示している場合の代替的な警告表示は、第1の態様とは異なる第2の態様で行われ得る。かかる構成によれば、代替的な警告表示を視認性を高めた態様で行って、ユーザが被写体を注視していたとしても警告に気付く可能性を高めることができる。
また、上述した実施形態では、上記第2の態様において、上記撮像装置に音出力用外部装置が接続されていたならば警告音が出力されたタイミングと同様のタイミングで、代替的な警告表示が行われ得る。かかる構成によれば、本来警告音が聞こえるはずのタイミングで代替的な警告表示が見えることで、ユーザは、撮像失敗のリスクの存在に加えて、自身が設定した警告音での警告出力が行われない状態になっていることを直感的に認識することができる。
<<5.その他の実施形態>>
上記実施形態は、1つ以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行する処理の形式でも実現可能である。また、1つ以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
100:撮像装置、20:コントローラ(制御手段)、21:撮像素子(撮像手段)、23:背面液晶(表示手段)、24:小型液晶(表示手段)、27:音出力I/F(接続手段)、40:接続検出部(検出手段)、503/803:代替的な警告表示

Claims (10)

  1. 撮像装置であって、
    表示手段と、
    音を出力可能な接続手段と、
    ユーザ設定に依存して、警告音の出力及び警告表示の一方又は双方をユーザへの警告のために選択する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、前記接続手段を介して前記撮像装置に外部装置が接続されているときは、前記接続手段を介して前記外部装置に前記警告音を出力させ、前記外部装置が接続されていないときは、前記警告音に代わる代替的な警告表示を前記表示手段に行わせる、
    撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、前記制御手段は、
    前記警告表示を行うべきことを前記ユーザ設定が示す場合に、前記表示手段に第1の態様で前記警告表示を行わせ、
    前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、前記撮像装置に前記外部装置が接続されていないときに、前記表示手段に前記第1の態様とは異なる第2の態様で前記代替的な警告表示を行わせる、
    撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、前記制御手段は、前記第2の態様において、前記撮像装置に前記外部装置が接続されていたならば前記警告音が出力されたタイミングと同様のタイミングで、前記表示手段に前記代替的な警告表示を行わせる、撮像装置。
  4. 請求項2又は3に記載の撮像装置であって、前記制御手段は、前記第1の態様での前記警告表示において、第1の表示オブジェクトを前記表示手段に表示させ、前記第2の態様での前記代替的な警告表示において、前記第1の表示オブジェクトよりも視認性の高い第2の表示オブジェクトを前記表示手段に表示させる、撮像装置。
  5. 請求項4に記載の撮像装置であって、
    撮像手段、をさらに備え、
    前記制御手段は、前記表示手段に、前記撮像手段により撮像される画像を表示する画面領域内に前記第2の表示オブジェクトを表示させる、
    撮像装置。
  6. 請求項5に記載の撮像装置であって、前記制御手段は、前記画像内の自動焦点検出のために利用される焦点検出領域に重ならないように、前記表示手段に前記第2の表示オブジェクトを表示させる、撮像装置。
  7. 請求項5に記載の撮像装置であって、前記制御手段は、前記画像内の被写体領域を認識し、認識した前記被写体領域に重ならないように、前記表示手段に前記第2の表示オブジェクトを表示させる、撮像装置。
  8. 請求項1乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置であって、前記撮像装置に前記外部装置が接続されていないときに前記撮像装置により再生される音を消音する機能を有する、撮像装置。
  9. 撮像装置における警告の出力を制御するための警告制御方法であって、
    前記撮像装置は、表示手段と、音を出力可能な接続手段とを備え、
    前記警告制御方法は、
    ユーザへの警告のために警告音の出力及び警告表示の一方又は双方を行うべきことを示すユーザ設定を取得することと、
    前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、
    前記接続手段を介して前記撮像装置に外部装置が接続されているときは、前記接続手段を介して前記外部装置に前記警告音を出力させることと、
    前記接続手段を介して前記撮像装置に前記外部装置が接続されていないときは、前記警告音に代わる代替的な警告表示を前記表示手段に行わせることと、
    を含む撮像制御方法。
  10. 表示手段と、音を出力可能な接続手段とを備える撮像装置のプロセッサに、
    ユーザへの警告のために警告音の出力及び警告表示の一方又は双方を行うべきことを示すユーザ設定を取得することと、
    前記警告音を出力すべきことを前記ユーザ設定が示す場合において、
    前記接続手段を介して前記撮像装置に外部装置が接続されているときは、前記接続手段を介して前記外部装置に前記警告音を出力させることと、
    前記接続手段を介して前記撮像装置に前記外部装置が接続されていないときは、前記警告音に代わる代替的な警告表示を前記表示手段に行わせることと、
    を行わせる、コンピュータプログラム。
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