JP2021071797A - 表示装置および情報処理装置 - Google Patents

表示装置および情報処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2021071797A
JP2021071797A JP2019196652A JP2019196652A JP2021071797A JP 2021071797 A JP2021071797 A JP 2021071797A JP 2019196652 A JP2019196652 A JP 2019196652A JP 2019196652 A JP2019196652 A JP 2019196652A JP 2021071797 A JP2021071797 A JP 2021071797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
processor
information
signal
osd
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019196652A
Other languages
English (en)
Inventor
宏樹 千葉
Hiroki Chiba
宏樹 千葉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Client Computing Ltd
Original Assignee
Fujitsu Client Computing Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Client Computing Ltd filed Critical Fujitsu Client Computing Ltd
Priority to JP2019196652A priority Critical patent/JP2021071797A/ja
Publication of JP2021071797A publication Critical patent/JP2021071797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)

Abstract

【課題】設定調整用のハードスイッチを不要とする。【解決手段】本願の開示する表示装置は、一つの態様において、表示部と、音声信号を取得するマイクと、前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得する第1のプロセッサと、前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを、前記第2情報に応じたレベルに変更する第2のプロセッサと、を備える。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、表示装置および情報処理装置に関する。
表示装置、または表示装置を備えた情報処理装置では、表示にかかる設定を含む種々の設定を調整するためのハードスイッチが、画面を囲む枠に設けられる場合がある。
特開2013−89074号公報
近年は、画面を囲む枠の幅ができるだけ狭いデザインが好まれる場合がある。画面を囲む枠に設定調整用のハードスイッチが設けられる場合、枠の幅をハードスイッチの幅以下とすることができない。反対に、デザイン性を高めるために枠の幅をさらに狭くする場合、ハードスイッチを設けるスペースが失われてしまう。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設定調整用のハードスイッチを不要とした表示装置および情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の第1態様にかかる表示装置は、表示部と、音声信号を取得するマイクと、前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得する第1のプロセッサと、前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを、前記第2情報に応じたレベルに変更する第2のプロセッサと、を備える。
また、本発明の第1態様にかかる表示装置においては、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが取得した前記第1情報に応じて、前記設定項目の前記設定レベルを調整しない第1状態から前記設定項目の前記設定レベルを調整可能な第2状態に遷移し、前記第2状態において前記第1のプロセッサが前記第2情報を取得した場合に前記設定項目の前記設定レベルの変更を実行する。
また、本発明の第1態様にかかる表示装置においては、前記第2のプロセッサは、前記第1状態から前記第2状態に遷移してからの経過時間がしきい値に到達した場合に、前記第2状態から前記第1状態に遷移する。
また、本発明の第1態様にかかる表示装置においては、前記第2のプロセッサは、前記設定項目を指定する第1の信号と、数値情報を伝送可能な第1のインタフェースに準拠した第2の信号と、を受信できる。本発明の第1態様にかかる表示装置は、数値情報を伝送可能な第2のインタフェースであって前記第1のインタフェースと異なる前記第2のインタフェースに準拠した第3の信号を前記第2の信号に変換する第3のプロセッサをさらに備え、前記第1のプロセッサは、前記第1情報を前記第1の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信し、前記第2情報を前記第3の信号を用いて前記第3のプロセッサに送信し、前記第3のプロセッサは、受信した前記第2情報を前記第2の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信する。
本発明の第2態様にかかる情報処理装置は、第1映像信号の入力を受け付ける外部入力端子と、ユーザから指示された処理をオペレーティングシステムの制御の下で実行するとともに、前記処理に応じた第2の映像信号を出力するコンピュータシステムと、表示部と、音声信号を取得するマイクと、前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得する第1のプロセッサと、前記第1映像信号および前記第2映像信号を前記表示部に出力する第2のプロセッサと、前記外部入力端子、前記表示部、前記マイク、前記コンピュータシステム、前記第1のプロセッサ、および前記第2のプロセッサを備える筐体と、を備え、前記第2のプロセッサは、前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを、前記第2情報に応じたレベルに変更する。
また、本発明の第2態様にかかる情報処理装置においては、前記コンピュータシステムに電力が供給されているか否かにかかわらず、前記外部入力端子、前記表示部、前記マイク、前記第1のプロセッサ、および前記第2のプロセッサに電力が供給される。
本願の開示する表示装置の一つの態様によれば、設定調整用のハードスイッチを不要とすることができる。
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理装置の外観の一例を示す図である。 図2は、第1の実施形態にかかるビデオコントローラが表示画面に表示するOSD(On-Screen Display)メニューの一例を示す図である。 図3は、第1の実施形態にかかる情報処理装置の構成の一例を示す図である。 図4は、第1の実施形態にかかるDSP(Digital Signal Processor)の動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、第1の実施形態にかかるMCU(Micro Controller Unit)の動作の一例を示すフローチャートである。 図6は、第1の実施形態にかかるビデオコントローラの動作の一例を示すフローチャートである。 図7は、第2の実施形態にかかる表示装置の構成の一例を示す図である。
以下に、本発明の実施形態にかかる表示装置および情報処理装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、これらの実施形態により開示技術が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態にかかる情報処理装置の外観の一例を示す図である。図1に示されるように、第1の実施形態にかかる情報処理装置1は、筐体2と、キーボード3と、マウス4と、を備える。
筐体2の前面には、枠6で囲まれた表示画面5が設けられている。表示画面5は、映像を表示することが可能である。
キーボード3およびマウス4は、ユーザが情報処理装置1に情報を入力するための入力装置である。なお、この例では、キーボード3およびマウス4は、有線で筐体2に接続されているが、無線で筐体2に接続されてもよい。
第1の実施形態では、情報処理装置1は、OSD(On-Screen Display)メニューを、音声によって操作することが可能に構成されている。OSDメニューは、表示画面5の表示などにかかる1以上の項目の設定内容を示すものである。ユーザは、表示画面に表示されたOSDメニューを見ながら、各項目の設定レベルを調整することができる。つまり、情報処理装置1は、音声による指示に従ってOSDメニューに含まれる所望の項目の設定レベルを調整することが可能に構成されている。
図2は、第1の実施形態の表示画面5に表示されたOSDメニューの一例を示す図である。本図の例では、OSDメニュー7は、明るさ、コントラスト、および音量、の3つの項目を有する。明るさは、表示画面5に表示される映像の明るさを意味し、コントラストは、表示画面5に表示される映像のコントラストを意味している。音量は、情報処理装置1が備えるスピーカ105から出力される音の大きさを意味している。このように、OSDメニュー7には、表示画面5の表示にかかる設定項目以外の項目も含まれ得る。
また、図2の例では、各項目名の右方には、現在の設定レベルを示すバーが表示されている。各項目は、0から100までの範囲のレベルに調整可能とされている。
また、図2の例では、OSDメニュー7が含む3つの項目のうちの明るさの項目が、枠8によって囲まれた、強調された態様で表示されている。枠8は、調整待ちの状態(換言すると調整可能な状態)の項目を示している。つまり、図2のOSDメニュー7が表示されている状態でユーザがレベルを音声で指示すると、明るさの設定レベルが、指示されたレベルに変更される。
調整待ちの状態として表示されていない項目については、設定レベルの調整は行われない。また、OSDメニュー7が表示されていない状態においては、何れの項目についても設定レベルの調整は行われない。
なお、調整待ちの状態の項目を明示する方法は、枠8で囲むことのみに限定されない。例えば、項目名を点滅させたり、項目名を色反転させたりすることによって、調整待ちの状態の項目が明示されてもよい。
また、図2に示されるOSDメニュー7は、一例である。OSDメニュー7は、複数の階層によって構成されてもよい。また、OSDメニュー7は、明るさおよびコントラストの他に、歪みまたはカラーバランスなど、任意の項目を含み得る。
情報処理装置1は、OSDメニュー7に含まれる各項目の設定レベルを音声によって調整することが可能に構成されているため、OSDメニュー7に含まれる各項目の設定レベルを調整するためのハードスイッチが不要である。枠6には、このようなハードスイッチを配置するスペースを確保する必要がないため、枠6の幅を可能な限り狭くしたスタイリッシュなデザインを採用することが可能である。
以降、OSDメニュー7に含まれる各項目を、OSD項目、と表記する。
図3は、第1の実施形態にかかる情報処理装置1の構成の一例を示す図である。図3に示されるように、筐体2には、出力システム100、コンピュータシステム200、電源回路300、および電源スイッチ400が設けられている。
コンピュータシステム200は、ユーザから指示された処理をオペレーティングシステムの制御の下で実行する。
具体的には、コンピュータシステム200は、CPU(Central Processing Unit)201、RAM(Random Access Memory)202、PCH(Platform Controller Hub)203、HDD(Hard Disk Drive)204、ODD(Optical Disk Drive)205、USB(Universal Serial Bus)コントローラ206、イーサネット(登録商標)コントローラ207、およびオーディオコーデック208を備えている。
HDD204およびODD205は、不揮発性の記憶装置である。HDD204およびODD205には、データおよびコンピュータプログラムなどが不揮発に格納され得る。
RAM202は、揮発性の記憶装置である。RAM202は、CPU201によって、データまたはコンピュータプログラムを一時的に保持するバッファエリアとして使用され得る。
USBコントローラ206は、USBに準拠した外部機器との通信を制御する回路である。図3の例では、キーボード3およびマウス4がUSBコントローラ206に接続されている。
イーサネット(登録商標)コントローラ207は、情報処理装置1が不図示のネットワークに接続するためのインタフェース装置である。
オーディオコーデック208は、デジタル化された電気的な音声信号の符号化および復号化を行うことができる回路である。
PCH203は、CPU201と、HDD204、ODD205、USBコントローラ206、イーサネット(登録商標)コントローラ207、およびオーディオコーデック208と、の間で情報を中継する回路である。PCH203は、後述するMCU(Micro Controller Unit)107にも接続されている。
CPU201は、例えばHDD204に予め格納されたオペレーティングシステムプログラムをRAM202にロードして、RAM202にロードされたオペレーティングシステムプログラムを実行することによって、オペレーティングシステムの機能を実現する。さらに、CPU201は、ユーザから指示された種々の処理を、オペレーティングシステムの制御の下で実行することができる。そして、CPU201は、当該処理に応じた映像信号を出力することができる。
具体的には、例えば、HDD204またはODD205には、アプリケーションプログラムが格納されている。ユーザは、キーボード3またはマウス4を操作することによって、当該アプリケーションプログラムを起動する指示を情報処理装置1に入力する。CPU201は、当該アプリケーションプログラムをRAM202にロードして、RAM202にロードされた当該アプリケーションプログラムを実行する。RAM202にロードされた当該アプリケーションプログラムは、情報処理装置1が備えるリソースを、オペレーションシステムを介して利用することができる。例えば、当該アプリケーションプログラムは、キーボード3およびマウス4から入力された情報をオペレーションシステムの制御の下で取得することができる。CPU201は、当該アプリケーションプログラムの起動に応じて、当該アプリケーションプログラムに対する操作入力を促すウィンドウを表示画面5に表示させる映像信号を出力することができる。CPU201は、ユーザからアプリケーションプログラムに対する操作入力を受け付けると、当該操作入力に応じて表示画面5の表示内容を遷移させることができる。
このように、CPU201は、ユーザから指示された処理を実行するとともに、当該処理に応じた映像信号を出力することができる。
出力システム100は、映像および音声を出力することができる。具体的には、出力システム100は、ビデオコントローラ101、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)端子102、液晶パネル103、DSP104、スピーカ105、マイク106、およびMCU107を備えている。
なお、DSP104は、第1のプロセッサの一例である。ビデオコントローラ101は、第2のプロセッサの一例である。MCU107は、第3のプロセッサの一例である。液晶パネル103は、表示部の一例である。HDMI(登録商標)端子102は、外部入力端子の一例である。
液晶パネル103は、表示画面5を構成する。つまり、液晶パネル103は、ユーザに視認可能な態様で各種情報を出力することができる。なお、表示部としては、ユーザに視認可能な態様で各種情報を出力することができる限り、液晶パネル103以外の任意の装置が採用され得る。例えば、有機EL(Electro Luminescence)パネルが表示部として採用され得る。
HDMI(登録商標)端子102は、外部機器からの映像信号の入力を受け付けることができる。HDMI(登録商標)端子102に映像信号を入力する外部機器は、例えば、録画装置またはゲーム機器などである。なお、外部機器から映像信号の入力を受け付けることができるものであれば、HDMI(登録商標)端子102以外の端子が外部入力端子として採用され得る。
ビデオコントローラ101は、スケーラとも称され得る。ビデオコントローラ101は、CPU201から出力された映像信号と、外部入力端子から入力された映像信号と、を画面分割によって同時に、または択一的に選択して、液晶パネル103に出力することができる。
また、ビデオコントローラ101は、OSDメニュー7を表示画面5に出力したり、表示画面5に映像信号を表示する態様をOSDメニュー7の各項目の設定レベルに応じて調整したりすることができる。
マイク106は、空気の振動として入力された音声信号を電気的な音声信号に変換してDSP104に入力することができる。
DSP104は、マイク106から入力された音声信号から、OSD項目と、数値情報と、の取得を試みる。
図2に示された例に従えば、ユーザは、明るさ、コントラスト、および音量のうちの所望のOSD項目を発声することができる。さらに、ユーザは、数値情報として、0から100までの範囲の数値を発声することができる。ユーザが、OSD項目または数値情報を発声すると、発声されたOSD項目または数値情報は電気的な音声信号としてマイク106によって取得される。そして、DSP104は、当該音声信号からOSD項目または数値情報を識別して取得する。
音声信号からOSD項目または数値情報を識別して取得する方法は特定の方法に限定されない。例えばDSP104が備える不図示のROM(Read Only Memory)には、音声信号の音声波形とOSD項目との対応関係と、数値情報の音声波形と数値情報との対応関係と、が予め設定されたファームウェアプログラムが予め格納されている。DSP104は、当該ファームウェアプログラムに基づき、マイク106から入力された音声信号とROMに予め格納された各波形との比較を行う。DSP104は、当該比較によって、音声信号に含まれるOSD項目および数値情報を識別して取得することができる。
音声信号からOSD項目が取得された場合には、DSP104は、当該OSD項目をビデオコントローラ101に伝送する。音声信号から数値情報が取得された場合には、DSP104は、当該数値情報をビデオコントローラ101に伝送する。ビデオコントローラ101は、OSD項目と数値情報とを受信した場合、当該OSD項目の設定レベルを、当該数値情報が示すレベルに変更する。
なお、音声信号に含まれるOSD項目は、第1情報に相当する。音声信号に含まれる数値情報は、第2情報に相当する。
OSD項目の伝送のためのインタフェースと、数値情報の伝送のためのインタフェースとは、任意に選択され得る。下記に、各情報を伝送するためのインタフェースの一例を説明する。
例えば、ビデオコントローラ101は、GPIO(General-purpose input/output)端子群と、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)端子とを備えている。
そして、GPIO端子群のうちの3つのGPIO端子が、OSDメニュー7の3つのOSD項目に対応付けられている。例えば、GPIO端子#0が明るさに対応付けられ、GPIO端子#1がコントラストに対応付けられ、GPIO端子#2が音量に対応付けられている。DSP104は、いずれのOSD項目も取得されていないときには、GPIO端子#0〜GPIO端子#2を非活性化しておく。そして、DSP104は、音声信号からOSD項目が取得された場合、GPIO端子#0〜GPIO端子#2のうちの、当該OSD項目に対応したGPIO端子を活性化する。これによって、取得されたOSD項目がビデオコントローラ101に伝送される。つまり、OSD項目は、GPIO端子#0〜GPIO端子#2の合計3つのGPIO端子を制御する3ビットのGPIO制御信号によって伝送される。
各GPIO端子は、活性化されている状態と非活性化されている状態とからなる2値の情報を受け付けることができることに対し、UART端子は、GPIO端子よりも多くの情報を受け付けることができる。したがって、ビデオコントローラ101が備えるUART端子は、数値情報の受信に使用される。つまり、ビデオコントローラ101は、数値情報を、UART通信に準拠した信号によって受信することができる。
ここで、図3の例では、DSP104は、URAT端子を備えていないこととしている。DSP104は、GPIO端子よりも多くの情報を出力できる端子として、URAT端子に替えて、I2C(Inter-Integrated Circuit)端子を備えている。DSP104は、音声信号から数値情報が取得された場合、I2C端子から当該数値情報を出力する。つまり、DSP104は、数値情報を、I2C通信に準拠した信号によって伝送することができる。
I2C端子から出力された数値情報は、MCU107に入力される。MCU107は、不図示のROMに格納されたファームウェアプログラムに基づいて動作する。MCU107は、当該ファームウェアプログラムに基づき、入力された数値情報に対し、通信のインタフェースをI2CからUARTに変換する処理を行う。通信のインタフェースの変換後、MCU107は、当該数値情報をビデオコントローラ101が備えるUART端子に入力する。
このように、DSP104とビデオコントローラ101との間にインタフェースの変換を行うMCU107を介在させたことで、サポートするインタフェースが互いに異なるDSP104とビデオコントローラ101との間での数値情報の伝送が可能となっている。
なお、DSP104およびビデオコントローラ101が、数値情報を伝送することができるインタフェースとして同じインタフェースをサポートしている場合には、MCU107を省略することが可能である。
なお、GPIO制御信号は、第1のインタフェースの一例である。UARTは、数値情報を伝送可能な第2のインタフェースの一例である。I2Cは、数値情報を伝送可能な第3のインタフェースの一例である。
DSP104は、マイク106から入力された音声信号を、I2C端子を介してオーディオコーデック208にも出力することができる。DSP104からオーディオコーデック208に入力された音声信号は、オペレーティングシステムの制御の下で、種々の処理に使用され得る。
また、DSP104は、オーディオコーデック208から入力された音声信号をスピーカ105に出力することができる。スピーカ105は、DSP104から入力された電気的な音声信号を空気の振動、つまり音として出力することができる。
電源回路300は、不図示の商用電源からの電力に基づいて、コンピュータシステム200および出力システム100を駆動する電力を生成する。そして、電源回路300は、生成した電力を、電源スイッチ400を介してコンピュータシステム200に供給する。また、電源回路300は、生成した電力を、電源スイッチ400を介さずに出力システム100に供給する。
電源スイッチ400は、コンピュータシステム200への電力供給をオン/オフするためのスイッチである。電源スイッチ400は、筐体2の裏面や側面などに設けられたハードスイッチによって構成されてもよい。または、電源スイッチ400は、キーボード3からの操作入力などによってオン/オフされるスイッチ回路によって構成されてもよい。
出力システム100には電源スイッチ400を介さずに電力が供給されるように構成されているため、出力システム100は、コンピュータシステム200がパワーオンされた状態であるか否かに関わらず動作することが可能である。
よって、例えば、コンピュータシステム200がパワーオフされた状態でも、ユーザは、HDMI(登録商標)端子102に外部機器を接続して、外部機器からの映像信号を表示画面5に表示させることが可能である。さらに、コンピュータシステム200がパワーオフされた状態でも、ユーザは、所望のOSD項目の設定レベルを音声によって調整することが可能である。
もちろん、コンピュータシステム200がパワーオンされた状態であっても、ユーザは、所望のOSD項目の設定レベルを音声によって調整することが可能である。
なお、図3の例では、MCU107は、PCH203に接続されている。よって、例えば、MCU107は、コンピュータシステム200からも数値情報を受信することができる。MCU107は、コンピュータシステム200から数値情報を受信できなくてもよい。
続いて、第1の実施形態にかかる情報処理装置1の動作を説明する。ここでは、OSD項目の設定レベルを調整する動作について説明する。
図4は、第1の実施形態にかかるDSP104の動作の一例を示すフローチャートである。本図に示される動作は、例えばDSP104がDSP104用のファームウェアプログラムを実行することによって実現する。
DSP104は、マイク106から入力された音声信号からOSD項目および数値情報の取得を試みる(S101)。S101の処理は、電源回路300から出力システム100に電力が供給されている間、常時、実行される。
そして、DSP104は、OSD項目が取得されたか否かを判定する(S102)。OSD項目が取得された場合(S102:Yes)、DSP104は、取得されたOSD項目を指定するGPIO制御信号をビデオコントローラ101に伝送する(S103)。より具体的には、DSP104は、取得されたOSD項目に対応したGPIO端子を活性化する。
OSD項目が取得されていない場合(S102:No)、またはS103の処理の後、DSP104は、数値情報が取得されたか否かを判定する(S104)。数値情報が取得された場合(S104:Yes)、DSP104は、取得された数値情報をI2C通信によってMCU107に伝送する(S105)。つまり、DSP104は、I2C端子からMCU107に数値情報を伝送する。数値情報が取得されていない場合(S104:No)、およびS105の処理の後、DSP104は、S102の処理を実行する。
図5は、第1の実施形態にかかるMCU107の動作の一例を示すフローチャートである。本図に示される動作は、例えばMCU107がMCU107用のファームウェアプログラムを実行することによって実現する。MCU107用のファームウェアプログラムは、MCU107に内蔵される不図示のROMに予め格納されている。
MCU107は、I2C通信によってDSP104からの数値情報を受信すると(S201)、MCU107は、インタフェースの変換を行い、当該数値情報を、UART通信によってビデオコントローラ101に伝送する(S202)。つまり、MCU107は、当該数値情報をビデオコントローラ101のUART端子に入力する。S202によって、MCU107は動作を終了し、次の数値情報の受信を待ち受ける。
図6は、第1の実施形態にかかるビデオコントローラ101の動作の一例を示すフローチャートである。本図に示される動作は、例えばビデオコントローラ101がビデオコントローラ101用のファームウェアプログラムを実行することによって実現する。ビデオコントローラ101用のファームウェアプログラムは、ビデオコントローラ101に内蔵される不図示のROMに予め格納されている。
まず、ビデオコントローラ101は、OSD項目を指定するGPIO制御信号が受信されたか否かを判定する(S301)。OSD項目を指定するGPIO制御信号が受信された場合(S301:Yes)、ビデオコントローラ101は、指定されたOSD項目が調整待ちの状態として示されたOSDメニュー7を表示画面5に表示する(S302)。
例えば、明るさを指定するGPIO制御信号が受信された場合、ビデオコントローラ101は、図2に示されるような、枠8で明るさのOSD項目を囲んだOSDメニュー7を表示画面5に表示する。
なお、指定されたOSD項目が調整待ちの状態として示されていないOSDメニュー7が表示画面5に表示されている状態、および、OSDメニュー7が表示画面5に表示されていない状態は、ビデオコントローラ101が指定されたOSD項目の設定レベルを調整しない第1状態に相当する。指定されたOSD項目が調整待ちの状態として示されたOSDメニュー7が表示画面5に表示されている状態は、ビデオコントローラ101が当該OSD項目の設定レベルを調整可能な第2状態に相当する。
S302に続いて、ビデオコントローラ101は、S302が実行されてからの経過時間のカウントを開始する(S303)。そして、ビデオコントローラ101は、経過時間が所定のしきい値(例えば10秒)に到達したか否かを判定する(S304)。
経過時間が所定のしきい値に到達していない場合(S304:No)、ビデオコントローラ101は、UART通信によって数値情報が受信されたか否かを判定する(S305)。UART通信によって数値情報が受信された場合(S305:Yes)、調整待ちの状態のOSD項目の設定レベルを、受信された数値情報に応じたレベルに変更する(S306)。
例えば、明るさにかかるOSD項目が調整待ちの状態とされている場合において数値情報“55”が受信された場合、ビデオコントローラ101は、明るさの設定レベルを現在のレベルから“55”に変更する。
UART通信によって数値情報が受信されていない場合(S305:No)、ビデオコントローラ101は、S304の処理を再び実行する。
経過時間が所定のしきい値に到達した場合(S304:Yes)、またはS306の処理の後、ビデオコントローラ101は、OSDメニュー7の表示を閉じて(S307)、動作を終了し、OSD項目を指定する次のGPIO制御信号の受信を待ち受ける。
このように、第1の実施形態によれば、情報処理装置1は、表示部としての液晶パネル103と、音声信号を取得するマイク106と、第1のプロセッサとしてのDSP104と、第2のプロセッサとしてのビデオコントローラ101とを備える。DSP104は、音声信号からOSD項目および数値情報を取得する。ビデオコントローラ101は、表示部の表示にかかる1以上のOSD項目のうちの音声信号から取得されたOSD項目の設定レベルを、音声信号から取得された数値情報に応じたレベルに変更する。
これによって、OSD項目の設定レベルの調整用のボタンを枠6から廃することが可能である。その結果、例えば、枠6の幅を可能な限り狭くしたスタイリッシュなデザインを採用することが可能となる。
なお、上記では、レベルを示す第2情報として数値情報を挙げた。第2情報は数値情報に限定されない。第2情報は、例えば「上げる」や「下げる」など、正方向および負方向のうちの設定レベルの変更方向を示す情報であってもよい。ビデオコントローラ101は、変更方向が受信された場合、予め取得されたOSD項目の設定レベルを、指定された方向に所定の刻み幅だけ変更してもよい。
また、第1の実施形態によれば、図6のS302に示されるように、DSP104が取得したOSD項目に応じて、ビデオコントローラ101は当該OSD項目を調整可能な状態になる。ビデオコントローラ101が当該OSD項目を調整可能な状態においてDSP104が数値情報を取得した場合に、ビデオコントローラ101は、当該OSD項目の設定レベルの変更を実行する。
これによって、情報処理装置1は、OSD項目が音声によって指示された後に数値情報が音声によって指示された場合に、当該OSD項目の設定レベルを変更することができる。例えば、数値情報が誤って取得されて、その後、OSD項目が取得された場合、誤って取得された数値情報に基づいて当該OSD項目の設定レベルが変更されることが防止される。
また、第1の実施形態によれば、ビデオコントローラ101は、図6のS304においてYesと判定した場合、OSDメニュー7を閉じて、何れのOSD項目の設定レベルも調整しない状態となる。つまり、ビデオコントローラ101は、指定されたOSD項目を調整可能な状態に遷移してからの経過時間がしきい値に到達した場合に、当該OSD項目を調整可能な状態から当該OSD項目を調整しない状態に遷移する。
これによって、情報処理装置1は、例えばユーザがOSD項目を発声した場合であっても、引き続きユーザが数値情報を発声しなかった場合には、当該OSD項目の設定レベルの調整を待ち続けるのではなく、当該OSD項目の設定レベルの調整の動作を終了することが可能となる。
なお、上記の説明では、ビデオコントローラ101は、経過時間がしきい値に到達することを契機として、OSD項目を調整可能な状態から当該OSD項目を調整しない状態に遷移した。状態の遷移の契機は、経過時間に基づく契機に限定されない。
一例では、DSP104は、終了などの特定のコマンドを音声信号から取得可能に構成されている。そして、ビデオコントローラ101は、あるOSD項目を調整可能な状態にある場合に、上記特定のコマンドが取得されたとき、OSDメニュー7を閉じて、当該OSD項目を調整しない状態に遷移してもよい。
また、第1の実施形態によれば、ビデオコントローラ101は、GPIO制御信号と、UARTのインタフェースに準拠した信号と、を受信することができる。情報処理装置1は、I2CからUARTにインタフェースを変換するMCU107をさらに備えている。DSP104は、OSD項目を、GPIO制御信号を用いてビデオコントローラ101に伝送する。また、DSP104は、I2Cのインタフェースに準拠した信号を用いて数値情報をMCU107に伝送する。MCU107は、受信した数値情報をUARTのインタフェースに準拠した信号を用いてビデオコントローラ101に伝送する。
つまり、DSP104とビデオコントローラ101との間にインタフェースの変換を行うMCU107を介在させたことで、サポートするインタフェースが互いに異なるDSP104とビデオコントローラ101との間での数値情報の伝送が可能となっている。
なお、第1の実施形態によれば、情報処理装置1は、筐体2を備え、筐体2は、HDMI(登録商標)端子102、コンピュータシステム200、液晶パネル103、マイク106、DSP104およびビデオコントローラ101を備えている。HDMI(登録商標)端子102は、外部機器からの映像信号の入力を受け付ける外部入力端子である。コンピュータシステム200は、ユーザから指示された処理をオペレーティングシステムの制御の下で実行するとともに、当該処理に応じた映像信号を出力することができる。ビデオコントローラ101は、HDMI(登録商標)端子102から入力された映像信号と、コンピュータシステム200が出力した映像信号と、を液晶パネル103に出力することができる。
つまり、液晶パネル103、マイク106、DSP104およびビデオコントローラ101は、コンピュータシステム200とは独立に設けられている。よって、情報処理装置1は、音声による指示に従ってOSD項目の設定レベルを調整する動作を、コンピュータシステム200を介さずに実行することが可能である。
また、第1の実施形態によれば、コンピュータシステム200に電力が供給されているか否かにかかわらず、HDMI(登録商標)端子102、液晶パネル103、マイク106、DSP104、およびビデオコントローラ101に電力が供給される。
これによって、コンピュータシステム200がパワーオフされた状態でも、ユーザは、HDMI(登録商標)端子102に外部機器を接続して、外部機器からの映像信号を表示画面5に表示させることが可能である。さらに、コンピュータシステム200がパワーオフされた状態でも、ユーザは、所望のOSD項目の設定レベルを音声によって調整することが可能である。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、コンピュータシステム200と出力システム100とが一つの筐体2に収容された構成を有する情報処理装置1に本開示の技術が適用された例について説明された。本開示の技術は、コンピュータシステム200を有さない表示装置にも適用可能である。第2の実施形態では、コンピュータシステム200を有さない表示装置に本開示の技術が適用された例について説明する。
図7は、第2の実施形態にかかる表示装置の構成の一例を示す図である。本図に示されるように、表示装置9は、ビデオコントローラ101、HDMI(登録商標)端子102、液晶パネル103、DSP104、スピーカ105、マイク106、およびMCU107を備えている。ビデオコントローラ101、HDMI(登録商標)端子102、液晶パネル103、DSP104、スピーカ105、マイク106、およびMCU107の機能は、第1の実施形態にかかる同名の構成要素の機能と同一である。なお、第2の実施形態では、HDMI(登録商標)端子102は、録画装置、ゲーム機器、または情報処理装置などの、外部機器から、映像信号の入力を受け付けることができる。ビデオコントローラ101は、外部機器からHDMI(登録商標)端子102に入力された映像信号を液晶パネル103に出力する。
DSP104は、図4に例示された一連の動作を実行することができる。また、MCU107は、図5に例示された一連の動作を実行することができる。また、ビデオコントローラ101は、図6に例示された一連の動作を実行することができる。
つまり、第2の実施形態によれば、表示装置9は、表示部としての液晶パネル103と、音声信号を取得するマイク106と、第1のプロセッサとしてのDSP104と、第2のプロセッサとしてのビデオコントローラ101とを備える。DSP104は、音声信号からOSD項目および数値情報を取得する。ビデオコントローラ101は、表示部の表示にかかる1以上のOSD項目のうちの音声信号から取得されたOSD項目の設定レベルを、音声信号から取得された数値情報に応じたレベルに変更する。
これによって、OSD項目の設定レベルの調整用のボタンを枠6から廃することが可能である。その結果、例えば、枠6の幅を可能な限り狭くしたスタイリッシュなデザインを採用することが可能となる。
また、第2の実施形態によれば、図6のS302に示されるように、DSP104が取得したOSD項目に応じて、ビデオコントローラ101は当該OSD項目を調整可能な状態になる。ビデオコントローラ101が当該OSD項目を調整可能な状態においてDSP104が数値情報を取得した場合に、ビデオコントローラ101は、当該OSD項目の設定レベルの変更を実行する。
これによって、表示装置9は、OSD項目が音声によって指示された後に数値情報が音声によって指示された場合に、当該OSD項目の設定レベルを変更することができる。例えば、数値情報が誤って取得されて、その後、OSD項目が取得された場合、誤って取得された数値情報に基づいて当該OSD項目の設定レベルが変更されることが防止される。
また、第2の実施形態によれば、ビデオコントローラ101は、図6のS304においてNoと判定した場合、OSDメニュー7を閉じて、何れのOSD項目の設定レベルも調整しない状態となる。つまり、ビデオコントローラ101は、指定されたOSD項目を調整可能な状態に遷移してからの経過時間がしきい値に到達した場合に、当該OSD項目を調整可能な状態から当該OSD項目を調整しない状態に遷移する。
これによって、表示装置9は、例えばユーザがOSD項目を発声した場合であっても、引き続きユーザが数値情報を発声しなかった場合には、当該OSD項目の設定レベルの調整を待ち続けるのではなく、当該OSD項目の設定レベルの調整の動作を終了することが可能となる。
なお、第2の実施形態においても、ビデオコントローラ101がOSD項目を調整可能な状態から当該OSD項目を調整しない状態に遷移するための契機は、経過時間に基づく契機に限定されない。
本開示のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 情報処理装置
2 筐体
3 キーボード
4 マウス
5 表示画面
6 枠
7 OSDメニュー
8 枠
9 表示装置
100 出力システム
101 ビデオコントローラ
102 HDMI(登録商標)端子
103 液晶パネル
104 DSP
105 スピーカ
106 マイク
107 MCU
200 コンピュータシステム
201 CPU
202 RAM
203 PCH
204 HDD
205 ODD
206 USBコントローラ
207 イーサネット(登録商標)コントローラ
208 オーディオコーデック
300 電源回路
400 電源スイッチ
本発明の第1態様にかかる情報処理装置は、外部電源に基づいて電力を生成する電源回路と、コンピュータシステムと、ユーザの操作に応じて前記コンピュータシステムへ前記電力を供給したり前記電力の供給を遮断したりする電源スイッチと、前記コンピュータシステムに前記電力が供給されているか否かに関わらず前記電力が供給され、表示部と、マイクと、第1のプロセッサと、第2のプロセッサと、を備え、前記コンピュータシステムに前記電力が供給されているか否かに関わらず、前記表示システムでは、前記マイクは、音声信号を取得し、前記第1のプロセッサは、前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得し、前記第2のプロセッサは、前記第1映像信号を前記表示部に出力できるとともに前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを前記第2情報に応じたレベルに変更し、前記コンピュータシステムに前記電力が供給されている場合、前記コンピュータシステムは、オペレーティングシステムの制御の下で第2映像信号の出力および前記音声信号の使用を実行でき、前記表示システムでは、前記第2のプロセッサは、前記第1映像信号または前記第2映像信号を前記表示部に出力でき、前記第1のプロセッサは、前記音声信号を前記コンピュータシステムに出力する。
また、本発明の第1態様にかかる情報処理装置においては、前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが取得した前記第1情報に応じて、前記設定項目の前記設定レベルを調整しない第1状態から前記設定項目の前記設定レベルを調整可能な第2状態に遷移し、前記第2状態において前記第1のプロセッサが前記第2情報を取得した場合に前記設定項目の前記設定レベルの変更を実行する。
また、本発明の第1態様にかかる情報処理装置においては、前記第2のプロセッサは、前記第1状態から前記第2状態に遷移してからの経過時間がしきい値に到達した場合に、前記第2状態から前記第1状態に遷移する。
また、本発明の第1態様にかかる情報処理装置においては、前記第2のプロセッサは、前記設定項目を指定する第1の信号と、数値情報を伝送可能な第1のインタフェースに準拠した第2の信号と、を受信できる。本発明の第1態様にかかる表示装置は、数値情報を伝送可能な第2のインタフェースであって前記第1のインタフェースと異なる前記第2のインタフェースに準拠した第3の信号を前記第2の信号に変換する第3のプロセッサをさらに備え、前記第1のプロセッサは、前記第1情報を前記第1の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信し、前記第2情報を前記第3の信号を用いて前記第3のプロセッサに送信し、前記第3のプロセッサは、受信した前記第2情報を前記第2の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信する。
本発明の第態様にかかる情報処理装置においては、前記第2情報は、変更方向を示し、前記第2のプロセッサは、前記設定レベルを前記変更方向に所定の刻み幅だけ変更する。

Claims (6)

  1. 表示部と、
    音声信号を取得するマイクと、
    前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得する第1のプロセッサと、
    前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを、前記第2情報に応じたレベルに変更する第2のプロセッサと、
    を備える表示装置。
  2. 前記第2のプロセッサは、前記第1のプロセッサが取得した前記第1情報に応じて、前記設定項目の前記設定レベルを調整しない第1状態から前記設定項目の前記設定レベルを調整可能な第2状態に遷移し、前記第2状態において前記第1のプロセッサが前記第2情報を取得した場合に前記設定項目の前記設定レベルの変更を実行する、
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2のプロセッサは、前記第1状態から前記第2状態に遷移してからの経過時間がしきい値に到達した場合に、前記第2状態から前記第1状態に遷移する、
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2のプロセッサは、前記設定項目を指定する第1の信号と、数値情報を伝送可能な第1のインタフェースに準拠した第2の信号と、を受信でき、
    前記第1のインタフェースと異なる第2のインタフェースであって数値情報を伝送可能な前記第2のインタフェースに準拠した第3の信号を前記第2の信号に変換する第3のプロセッサをさらに備え、
    前記第1のプロセッサは、前記第1情報を前記第1の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信し、前記第2情報を前記第3の信号を用いて前記第3のプロセッサに送信し、
    前記第3のプロセッサは、受信した前記第2情報を前記第2の信号を用いて前記第2のプロセッサに送信する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の表示装置。
  5. 第1映像信号の入力を受け付ける外部入力端子と、
    ユーザから指示された処理をオペレーティングシステムの制御の下で実行するとともに、前記処理に応じた第2映像信号を出力するコンピュータシステムと、
    表示部と、
    音声信号を取得するマイクと、
    前記音声信号から第1情報と第2情報とを取得する第1のプロセッサと、
    前記第1映像信号および前記第2映像信号を前記表示部に出力する第2のプロセッサと、
    前記外部入力端子、前記表示部、前記マイク、前記コンピュータシステム、前記第1のプロセッサ、および前記第2のプロセッサを備える筐体と、
    を備え、
    前記第2のプロセッサは、前記表示部の表示にかかる前記第1情報に対応した設定項目の設定レベルを、前記第2情報に応じたレベルに変更する、
    情報処理装置。
  6. 前記コンピュータシステムに電力が供給されているか否かにかかわらず、前記外部入力端子、前記表示部、前記マイク、前記第1のプロセッサ、および前記第2のプロセッサに電力が供給される、
    請求項5に記載の情報処理装置。
JP2019196652A 2019-10-29 2019-10-29 表示装置および情報処理装置 Pending JP2021071797A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019196652A JP2021071797A (ja) 2019-10-29 2019-10-29 表示装置および情報処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019196652A JP2021071797A (ja) 2019-10-29 2019-10-29 表示装置および情報処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021071797A true JP2021071797A (ja) 2021-05-06

Family

ID=75713230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019196652A Pending JP2021071797A (ja) 2019-10-29 2019-10-29 表示装置および情報処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2021071797A (ja)

Citations (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000250504A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd パーソナルコンピュータ装置
JP2002244776A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Koji Arita ノート型パーソナルコンピュータ、およびノート型パーソナルコンピュータの接続構造
JP2006146640A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Seiko Epson Corp 周辺処理システム、接続装置、及び外部装置、並びに処理方法、及びプログラム
JP2009180892A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Lenovo Singapore Pte Ltd 携帯情報装置およびそのモード切替方法
JP2010079779A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理システムおよび情報処理装置
JP2013041579A (ja) * 2011-08-05 2013-02-28 Samsung Electronics Co Ltd 電子装置及びその制御方法
JP2014006656A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置
JP2014096153A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Samsung Electronics Co Ltd ディスプレイ装置、音声取得装置およびその音声認識方法
WO2014083669A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 日立マクセル株式会社 映像表示装置、及びその設定変更方法、設定変更プログラム
KR20180040426A (ko) * 2016-10-12 2018-04-20 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 제어 방법
US20180129518A1 (en) * 2016-11-02 2018-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and method for controlling display apparatus
US20180213285A1 (en) * 2016-04-28 2018-07-26 Boe Technology Group Co., Ltd. Display device
KR20190016814A (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 엘지전자 주식회사 디스플레이 장치, 디스플레이 시스템 및 디스플레이 장치의 제어방법
KR20190091782A (ko) * 2018-01-29 2019-08-07 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 디스플레이 장치의 화면 표시방법
JP2019153314A (ja) * 2013-01-17 2019-09-12 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 映像処理装置及びその制御方法、並びに映像処理システム

Patent Citations (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000250504A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Hitachi Ltd パーソナルコンピュータ装置
JP2002244776A (ja) * 2001-02-20 2002-08-30 Koji Arita ノート型パーソナルコンピュータ、およびノート型パーソナルコンピュータの接続構造
JP2006146640A (ja) * 2004-11-22 2006-06-08 Seiko Epson Corp 周辺処理システム、接続装置、及び外部装置、並びに処理方法、及びプログラム
JP2009180892A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Lenovo Singapore Pte Ltd 携帯情報装置およびそのモード切替方法
JP2010079779A (ja) * 2008-09-29 2010-04-08 Nec Personal Products Co Ltd 情報処理システムおよび情報処理装置
JP2013041579A (ja) * 2011-08-05 2013-02-28 Samsung Electronics Co Ltd 電子装置及びその制御方法
JP2014006656A (ja) * 2012-06-22 2014-01-16 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置
JP2016027484A (ja) * 2012-11-09 2016-02-18 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. ディスプレイ装置、音声取得装置およびその音声認識方法
JP2014096153A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Samsung Electronics Co Ltd ディスプレイ装置、音声取得装置およびその音声認識方法
WO2014083669A1 (ja) * 2012-11-30 2014-06-05 日立マクセル株式会社 映像表示装置、及びその設定変更方法、設定変更プログラム
JP2019153314A (ja) * 2013-01-17 2019-09-12 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 映像処理装置及びその制御方法、並びに映像処理システム
US20180213285A1 (en) * 2016-04-28 2018-07-26 Boe Technology Group Co., Ltd. Display device
KR20180040426A (ko) * 2016-10-12 2018-04-20 삼성전자주식회사 전자 장치 및 이의 제어 방법
US20180129518A1 (en) * 2016-11-02 2018-05-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Display apparatus and method for controlling display apparatus
KR20190016814A (ko) * 2017-08-09 2019-02-19 엘지전자 주식회사 디스플레이 장치, 디스플레이 시스템 및 디스플레이 장치의 제어방법
KR20190091782A (ko) * 2018-01-29 2019-08-07 삼성전자주식회사 디스플레이 장치 및 디스플레이 장치의 화면 표시방법

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
商品の特徴|Lシリーズ|"VAIO"|ソニー[ONLINE], JPN6020049867, ISSN: 0004564024 *

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2019239357B2 (en) Data transmission device, and data transmission method
US10939065B2 (en) Display apparatus and method for controlling display of display apparatus
US10678563B2 (en) Display apparatus and method for controlling display apparatus
CN109275129B (zh) 通信处理方法、装置、电子设备及存储介质
US10846041B2 (en) Audio and video processors
CN101188728A (zh) 具有视频通话功能的显示装置及其方法以及视频通话***
JP4768861B2 (ja) 情報処理装置および情報処理装置における音声出力制御方法
US10268443B2 (en) Earphone status detection method and terminal
KR20170093508A (ko) 오디오 처리 장치 및 오디오 처리 방법
US20210151044A1 (en) Audio Device and Computer Readable Program
US9569166B2 (en) Music reproducing apparatus
KR102580521B1 (ko) 전자 장치 및 전자 장치의 음량 조절 방법
JP2021071797A (ja) 表示装置および情報処理装置
JP2005107585A (ja) 電子機器
JP3973635B2 (ja) ディスプレイ装置
CN111164985B (zh) 显示设备及其控制方法和记录介质
KR20180072310A (ko) 전자 장치, 그 제어 방법 및 디스플레이 장치
KR101493750B1 (ko) 복수의 모드로 동작하는 디스플레이 장치 및 이의 모드 변경 방법
KR102342388B1 (ko) 빔 프로젝터 일체형 도킹 스피커
CN103902395A (zh) 信息输入的控制方法及电子终端
US20240028071A1 (en) Information handling system peripheral text-to-speech solution with automatic volume attenuation
US20230333807A1 (en) Audio device
US11617003B2 (en) Display device and control method therefor
JP2010277253A (ja) 情報処理装置および音声出力先の切り替え制御方法
JP2022156199A (ja) 音出力装置、音出力システム、及び制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20191121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210205

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20210803