JP2021060848A - 倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するためのシステム、コンピュータ、方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するためのシステム、コンピュータ、方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】適切な価格を商品に適用することによって、在庫の過不足を管理する倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するためのシステム、コンピュータ、方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】システム100は、コンピュータ110及び少なくとも一つの商品棚150を店舗内に備える。コンピュータ110は、RFIDリーダ・ライタ155が読み取った商品160の商品識別子の数に基づいて、売場にある商品の在庫数を取得し、さらに、商品識別子に基づいて、商品識別子に関連する商品の期限を取得する。コンピュータ110は、さらに、商品の在庫数と商品の期限に基づいて商品の価格を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するためのシステム、コンピュータ、方法及びコンピュータプログラムに関する。
小売業において、商品の販売価格の決定は困難な作業の一つである。ほとんどの商品は、品質保持期限、使用期限、賞味期限、消費期限などの期限や、製造日時や加工日時などに基づいて計算される商品の期限を有している。商品の期限が近付くにつれて、商品は売れにくくなることから、時期や、商品の在庫数などに応じて商品の価格を算出することが望まれている。
従来、SKU(Stock Keeping Unit)単位の需要予測による発注を行い、適切な在庫を保持し、適切な価格で販売する取組みは行われているが、一方で予測条件の変化により、売れ残り、売り切れなどへの対策ができていない。通常、販売機会を最大化させる目的のために、店舗は、商品の在庫数を多めに維持する傾向がある。これは、商品の売れ残りを増加させ、結果として、商品の廃棄が増加することとなる。商品の廃棄、特に、商品が食品の場合、食品の廃棄(ロス)は、社会問題として認識されている。
商品の期限等に応じて商品の価格を算出し、低廉な価格が適用された場合、低廉な価格により商品の売れ行きが向上し、売場(店頭)の在庫数が十分に無い状態になったとしても低廉な価格が継続され、店頭から商品がなくなることがある。また、店頭と倉庫にある商品の在庫の合計数で価格が適用された場合、店頭への補充が間に合わず店頭在庫が残りわずかになったとしても、倉庫には在庫があるという情報から低廉な価格が継続され、同じく店頭から商品がなくなることがある。店舗では、売れ残り(商品の廃棄やロス)を防止しつつ、過剰な値下げをせずに、商品を必要としている購入希望者に商品を確実に届けることができるように、利益の最大化及び在庫管理をより適切に行うことが求められている。
特許文献1には、RFID(Radio Frequency Identifier)を用いて商品を特定し、特定した商品ごとの期限に応じた値下げ率で、値下げ価格を算出する技術が開示されている。
特許文献2には、RFIDを用いて商品を特定し、顧客の状況などの情報や、店舗内にある特定の商品の在庫数などに基づいて、商品価格を算出する技術が開示されている。
特許文献3には、RFIDを用いて商品を特定し、店舗内にある商品の在庫数などの情報に基づいて、商品の価格を算出する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1から3の技術において、入荷数から販売実績数をひいた店舗内の総在庫数から価格を決定しており、店頭に配置された商品の数に基づいて商品の価格を実際に適用するか否かは判断されていない。
特開2005−270558号公報 特開2017−012521号公報 国際公開2019/035002号公報
適切な価格を商品に適用することによって、在庫の過不足を管理する。
商品の価格を、売場に並べられている商品の数に応じて決定する。
本発明の実施例による、倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するシステムは、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を特定する在庫管理用装置と、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定する手段とを備えることができる。
本発明の実施例によるシステムにおいて、前記在庫管理用装置は、前記倉庫にある前記所定の商品の数を特定し、前記所定の商品の価格を決定する手段は、前記売場に並べられている前記所定の商品の数及び前記倉庫にある前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定することができる。
本発明の実施例によるシステムにおいて、前記所定の商品の価格に決定する手段は、さらに、前記所定の商品の商品期限に応じて、前記所定の商品の価格を決定することができる。
本発明の実施例による、倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータは、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信し、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定する手段を備えることができる。
本発明の実施例による、倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータが実行する方法は、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信するステップと、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定するステップとを含むことができる。
本発明の実施例による、倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータプログラムは、コンピュータに、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信するステップと、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定するステップとを実行させることができる。
本開示の一実施形態に係るシステムの構成を示す。 コンピュータの構成を示す。 本開示による店舗の概要を示す。 本開示のコンピュータにおける価格決定を実現するための処理フローを示す。
[第1の実施例]
(売場に配置された商品の在庫数に基づいて、価格を決定する例)
図1は、本開示の一実施形態に係るシステムの構成を示す。システム100は、コンピュータ110及び少なくとも一つの商品棚150を店舗内に備える。コンピュータ110及び商品棚150は、有線ネットワーク又は無線ネットワークを介して、互いに通信を行う。当該店舗は、倉庫及び売場に商品を配置する。
コンピュータ110は、図1では、店舗内に配置されているが、店舗の外に配置されていてもよい。図2は、コンピュータ110の構成を示す。コンピュータ110は、いわゆるサーバ装置として機能してもよい。コンピュータ110は、プロセッサ205、記憶装置210及び通信装置215を少なくとも含む。プロセッサ205、記憶装置210及び通信装置215は、バス250を介して互いに接続されている。記憶装置210は、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read Only Memory)などを含む。記憶装置210を用いて、大規模なデータベースが実装されていてもよい。プロセッサ205は、記憶装置210に記憶されているコンピュータプログラムに基づいて、コンピュータ110を制御する。コンピュータ110は、通信装置215を用いてインターネットなどの通信回線を介して、他の装置と通信することができる。コンピュータ110について示した装置205〜215は、一例であり、コンピュータ110は、他の装置を含んでいてもよく、装置205〜215の一部が無くてもよい。図2において、コンピュータ110は、物理的に1台として示されているが、一又は二以上のコンピュータ装置によって実現されてもよい。言い換えると、コンピュータ110は、物理的に1台のコンピュータで実現されてもよいし、論理的に1台のコンピュータで実現されてもよい。また、コンピュータ110が2台以上のコンピュータ装置によって実現される場合、一部のコンピュータ装置が店舗内に配置され、他の一部のコンピュータ装置が店舗外に配置されてもよい。また、コンピュータ110の一部又は全部は、据置型及び/又は携帯型のコンピュータ装置によって実現されてもよい。
商品棚150は、RFID(Radio Frequency Identifier)リーダ・ライタ155を備えている。これにより、商品棚150及び/又はRFIDリーダ・ライタ155は、在庫管理用装置として機能することができる。図1において、商品棚150には、3本のジュースが商品160として配置されている。商品160それぞれには、RFIDタグが付されている。RFIDリーダ・ライタ155は、商品160それぞれのRFIDタグの情報を読み取ることができる。RFIDリーダ・ライタ155は、商品160それぞれのRFIDタグの情報を読み取ることにより、商品160が売場(店頭)に置かれているか否かを判定することができる。
本実施例において、好ましくは、コンピュータ110は、RFIDリーダ・ライタを管理するRFIDリーダ・ライタ用コンピュータ装置と、価格を管理する価格管理コンピュータ装置とを含む少なくとも2台のコンピュータ装置から構成される。さらに好ましくは、RFIDリーダ・ライタ用コンピュータ装置は店舗内に設置され、価格管理コンピュータ装置は店舗外に設置される。
商品それぞれに付されたRFIDタグの情報は、当該RFIDタグが付された商品の識別子(商品識別子)を含んでいる。コンピュータ110又はコンピュータ110に接続されたストレージを備えた装置は、商品識別子、並びに、商品識別子に関連付けられた商品の価格及び期限を記憶している。
コンピュータ110は、商品に付されたRFIDタグの情報に含まれる商品識別子をRFIDリーダ・ライタを介して読み取る。コンピュータ110は、読み取った商品識別子の数に基づいて、売場にある商品の在庫数を取得し、さらに、商品識別子に基づいて、商品識別子に関連する商品の期限を取得する。コンピュータ110は、さらに、商品の在庫数と商品の期限に基づいて商品の価格を算出することができる。例えば、コンピュータ110は、商品在庫数が少ないこと及び/又は商品期限が遠いことに応じて商品価格を高く算出し、商品在庫数が多いこと及び/又は商品期限が近いことに応じて商品価格を低く算出することができる。ここで、商品価格には、通常価格以上の価格又は通常価格以下の価格が設定されてもよい。ここで、説明した商品価格の算出は一例であり、商品価格は、他の方式で算出されてもよい。
コンピュータ110は、売場にある商品の在庫数(商品在庫数)と所定の閾値とを比較する。コンピュータ110は、商品在庫数が所定の閾値以上の場合、算出した価格を商品棚に配置されている商品の価格として決定し、商品在庫数が所定の閾値より小さい場合、通常価格を配置されている商品の価格として決定する。これにより、商品棚に配置されている商品の数に応じて、適切な商品価格を設定することができる。例えば、図1において、商品160の在庫数が2つであるときは、算出した価格(例えば、通常価格の2割引きの価格)が用いられ、商品160の在庫数が1つであるときは、通常価格が用いられる。
他の実施例において、商品価格の算出は、コンピュータ110が商品在庫数と所定の閾値とを比較した結果に応じて行われてもよい。例えば、コンピュータ110は、商品在庫数が所定の閾値以上の場合、商品価格を算出する。
商品棚に配置されている商品の数を特定する手段、すなわち、売場に並べられている商品の数を特定する手段は、商品棚に配置したRFIDリーダ・ライタを用いて実現する実施例を説明したが、在庫管理用装置として後述される他の手段によって実現されてもよい。
[第2の実施例]
(倉庫にある商品の在庫数及び売場に配置された商品の在庫数に基づいて、価格を決定する例)
店舗の多くは、商品を店頭及び倉庫(バックヤードとも称される)に格納している。多くの店舗では、商品の在庫は、店舗内にある全ての在庫として管理されており、売場在庫分及び倉庫在庫分それぞれで管理されていない。売場在庫分及び倉庫在庫分のバランスを考慮することによって、より適切な商品の価格を設定することができる。
図3は、本開示による店舗300の概要を示す。店舗300は、バックヤードなどの倉庫305及び売場(店頭)350を少なくとも含む。倉庫305は、店舗搬入口310及び売場出入口315を有する。店舗搬入口310は、店舗300と店舗300の外との境界に設置されており、店舗300の外から商品320を受け入れるために用いられる。例えば、店舗300の外において、トラック(図示せず)にて商品320aが荷物として持ち込まれて、商品320aがトラックから店舗搬入口310を介して店舗300の倉庫305に格納される。商品320b及び商品320cについては、既に倉庫に格納されている状態が示されている。
倉庫305において、店舗300の従業員は、商品の入荷を確認する(入荷検品とも称される)。入荷検品において、従業員は、入荷した商品自体や、商品の数などが正しいことを確認すると、商品を識別する情報及び商品の数を少なくとも含む倉庫在庫商品関連情報を入荷端末(図示せず)を用いて登録する。入荷端末は、携帯型又は据置型とすることができ、有線ネットワーク又は無線ネットワークを介して、コンピュータ110と互いに通信を行う。入荷端末は、倉庫在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信し、コンピュータ110は、倉庫在庫商品関連情報を記憶装置210に記憶する。これにより、店舗300のシステムは、倉庫在庫商品関連情報を用いて、倉庫在庫を管理することができる。
一例として、入荷端末は、後述する入荷時の倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置によって実現されてもよい。
売場350は、店舗出入口355、レジ360及び商品棚150を有する。150a、b、c、d、eは、複数の商品棚が店舗に設置されていることを示す。売場出入口315は、倉庫305と売場350との境界に設置されており、倉庫305から売場350に商品を運ぶために用いられる。従業員は、商品320を倉庫から売場に運び、商品320を商品棚150に配置することができる。従業員は、倉庫から売場に運び出す商品320の識別子及び商品の数を少なくとも含む売場在庫商品関連情報を売場端末(図示せず)を用いて登録する。売場端末は、携帯型又は据置型とすることができ、有線ネットワーク又は無線ネットワークを介して、コンピュータ110と互いに通信を行う。売場端末は、売場在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信し、コンピュータ110は、売場在庫商品関連情報を記憶装置210に記憶する。これにより、店舗300のシステムは、売場在庫商品関連情報を用いて、売場に配置された商品を管理することができる。一実施例において、売場端末は、入荷端末で代用されてもよい。
一例として、売場端末は、後述する売場に商品を移動するときの倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置によって実現されてもよい。
売場に配置された商品は、最早、倉庫に格納されていないことから、コンピュータ110は、倉庫から売り場に移動した商品(売場在庫商品関連情報に追加された商品)を倉庫在庫商品関連情報から削除する。これにより、従業員は、コンピュータ110を介して倉庫在庫商品関連情報を参照することにより、倉庫にある商品の在庫数をタイムリーに確認することができる。
売場在庫商品関連情報については、図1に示した実施例において、RFIDリーダ・ライタ155が、所定の周期で読み取りを行うことによって、売場に配置されている商品の情報を取得することができる。これにより、RFIDリーダ・ライタ155及びコンピュータ110は、協働して売場在庫商品関連情報を更新することができる。また、商品の期限は、コンピュータ110の記憶装置210又はコンピュータ110と通信可能な記憶装置において、商品の識別子に関連付けされて記憶されていてもよい。
上記例において、売場端末を用いて説明したが、他の実施例として、売場端末の機能をRFIDリーダ・ライタ155によって実現してもよい。本実施例において、RFIDリーダ・ライタ155が、所定の商品の識別子を初めて検出すると、当該商品が倉庫から売場に配置されたことを決定する。RFIDリーダ・ライタ155は、商品の識別子をコンピュータ110に送信し、コンピュータ110は、当該商品に関する情報に基づいて、倉庫在庫商品関連情報及び売場在庫商品関連情報を更新する。これにより、従業員が商品を棚に配置するだけで、システム100は、倉庫にある商品の在庫数及び売場にある商品の在庫数を管理することができる。
本実施例において、コンピュータ110は、所定の商品の売場及び倉庫の在庫数それぞれを取得し、さらに、コンピュータ110は、商品の識別子に基づいて、商品の期限を取得する。コンピュータ110は、商品の期限などに基づいて、商品の価格を算出する。さらに、コンピュータ110は、商品の売場の在庫数及び倉庫の在庫数に基づいて、算出した商品の価格を商品の価格として決定することができる。
図4は、本開示のコンピュータにおける価格決定を実現するための処理フローを示す。コンピュータ110は、倉庫在庫商品関連情報及び売場在庫商品関連情報に基づいて、倉庫及び売場にある商品の情報を取得する(ステップ405)。商品の情報は、少なくとも、商品の識別子、商品が倉庫又は売場に配置されていることを示す情報、及び商品の期限、及び/又は、それら情報の一部又は全部に関連する情報を含む。
コンピュータ110は、取得した商品の情報に基づいて、売場の在庫数及び倉庫の在庫数を算出する(ステップ410)。売場の在庫数及び倉庫の在庫数は、商品の期限ごとに算出される。例えば、商品の期限が残り1日の商品「A」の売場の在庫数及び倉庫の在庫数が、それぞれ、「3」個及び「5」個、期限が残り3日の商品「A」の売場の在庫数及び倉庫の在庫数が、それぞれ、「7」個及び「9」個などのように算出される。商品「B」についても同様に算出される。他の実施例において、コンピュータ110は、商品の期限ごとの倉庫の在庫数に基づいて、商品の期限の残り時間または日数が所定の閾値以下の商品(廃棄すべき期限が近い商品)が倉庫にあることを検出し、コンピュータ110に接続された表示装置及び/又は従業員の携帯端末を介して、廃棄すべき期限が近い商品が倉庫にあることを従業員に通知してもよい。これにより、コンピュータ110は、そのような商品を売場に配置するように従業員に促すことができる。廃棄すべき期限が近い商品が倉庫にあることの従業員への通知について、例えば、従業員が当該商品を倉庫から売場に移動しているとき、コンピュータ110は、在庫管理用装置を用いて当該移動を検知し、通知を行ってもよい。これにより、コンピュータ110は、倉庫から売場に商品を出すタイミングで通知を行い、売場への商品の移動を促すことができる。他の実施例にとして、ステップ410において、コンピュータ110は、予め算出されていた在庫数の情報を取得してもよい。他の実施例において、売場の在庫数及び倉庫の在庫数は、商品の期限ごとではなく商品ごとに算出してもよい。
コンピュータ110は、所定の商品(例えば、商品「A」)の売場の在庫数が閾値以下であるか否かを判定する(ステップ415)。例えば、売場の在庫数は、ステップ410における期限ごとの売場の総在庫数の合計とすることができる。この場合、売場の総在庫数は、売場に置かれた商品の合計とすることができる。
売場の在庫数が閾値以下である場合、コンピュータ110は、欠品を防止する価格を売場に置かれた商品の価格として算出して決定する(ステップ420)。欠品を防止する価格は、店舗が定めた価格の上限値とし、定価より高い価格が設定されてもよい。これにより、価格が比較的高額になり、購入を抑えることにより、売場における欠品を防止することができる。
本実施例は、売場の商品の在庫数に応じて商品の価格を随時決定することができる。これにより、売場に十分な商品があって、値下げを開始した後、予想以上に売れ行きがよく売場の在庫数が少なくなった場合、商品の価格に適正な価格(欠品を防止する価格)が設定される。したがって、売場の在庫数が少なくなったとき、値下げの継続を中止することにより、商品が売場から無くなることを防止することができる。
他の実施例において、コンピュータ110は、売場の在庫数が閾値以下であることに応じて、コンピュータ110に接続された表示装置及び/又は従業員の携帯端末を介して、売場の在庫が不足していることを従業員に通知してもよい。また、コンピュータ110は、売場の在庫数が閾値以下であること、さらに、倉庫に在庫があることに応じて、倉庫から売り場に当該商品の補充を促す情報を表示装置及び/又は携帯端末を介して従業員に通知してもよい。
倉庫から売り場に商品の補充がなされた後、処理が再度ステップ405から開始されることによって、欠品を防止する価格は、後述するとおり、他の適切な価格に変更される。
売場の在庫数が閾値より大きい場合、コンピュータ110は、売場にある一又は二以上の商品における1つの商品(判定対象商品)の期限までの残り時間または日数が第1の閾値以下であるか否かを判定する(ステップ425)。なお、図4における処理において、商品の期限に関する処理は、商品1つ毎に行うように説明しているが、SKUごとに商品の期限が同じである場合、SKU(Stock Keeping Unit)ごとに行ってもよい。
判定対象商品の期限の残り時間または日数が第1の閾値以下である場合、コンピュータ110は、商品のロスを防止する価格を売場に置かれた判定対象商品の価格として決定する(ステップ430)。例えば、商品の期限の残り時間または日数が1日である場合、購入者がより購入しやすい価格が設定される。例えば、コンピュータ110は、商品の期限とステップ410において算出された当該期限の商品の在庫の数とに応じて、商品のロスを防止する価格(現在の在庫数を売り切れる価格)を算出して決定することができる。通常、商品のロスを防止する価格は、購入を促す価格であるため、定価より低廉になる。これにより、コンピュータ110は、商品の価格を変更して、購入を促すことによって、商品の廃棄(ロス)を回避する。
例えば、本実施例を食品の商品に用いた場合、食品の廃棄(ロス)を防止することができる。近年、食品ロスは社会問題として認識されており、本実施例は、そのような社会的問題を解決することができる。
判定対象商品の商品の期限の残り時間または日数が第1の閾値より大きい場合、コンピュータ110は、コンピュータ110は、商品の倉庫の在庫数が閾値以下であるか否かを判定する(ステップ435)。例えば、倉庫の在庫数は、ステップ410における期限ごとの倉庫の在庫数の合計、すなわち、倉庫の総在庫数とすることができる。この場合、倉庫の総在庫数は、倉庫に置かれた商品の合計とすることができる。
商品の倉庫の在庫数が閾値より大きい場合、コンピュータ110は、売上を最大化する価格を売場に置かれた判定対象商品の価格として算出して決定する(ステップ440)。この場合、倉庫及び売場に商品の在庫が比較的多く存在するので、判定対象商品の売上を最大化するように価格が設定される。
商品の倉庫の在庫数が閾値以下である場合、コンピュータ110は、判定対象商品の期限の残り時間または日数が第2の閾値以下であるか否かを判定する(ステップ445)。
判定対象商品の商品の期限の残り時間または日数が第2の閾値より大きい場合、コンピュータ110は、欠品を防止する価格を判定対象商品の価格として算出して決定する(ステップ420)。この場合、商品の倉庫の総在庫が比較的少なかったとしても判定対象商品は商品期限に比較的余裕があることから、欠品を防止する価格(店舗が定めた商品価格の上限値)が設定される。
判定対象商品の期限の残り時間または日数が第2の閾値以下である場合、コンピュータ110は、売上を最大化する価格を売場に置かれた商品の価格として算出して決定する(ステップ440)。この場合、売上を最大化するように価格が設定される。
処理は、ステップ420、430及び440の後、それぞれ、ステップ450に進む。コンピュータ110は、売場にある商品の全ての商品の商品期限の判定(ステップ425)を行ったか否かを判定する(ステップ450)。全ての商品の期限の判定が終わっていない場合、コンピュータ110は、再度ステップ425を実行する。すなわち、判定対象商品は、商品の期限の判定を行っていない商品に変更される。全ての商品の期限の判定が終わっている場合、処理はステップ405に戻る。ステップ405は、所定の時間間隔後に実行されてもよい。
上記のとおり、本実施例では、商品の商品期限、当該商品と同じ商品の売場の在庫数、及び、当該同じ商品の倉庫の在庫数の少なくとも一つに基づいて、商品の価格を決定することができる。
本実施例において、商品の倉庫の在庫数が十分には無いことが判定された後(ステップ435における「Yes」)、さらに、判定対象商品の商品の期限が判定される。したがって、倉庫の在庫数が十分には無いとき、商品の期限が十分に長い商品には欠品を防止する価格が設定され、欠品防止の対策を行った上で、商品の期限がそれ以下の商品については店舗の利益を優先し、売上げを最大化する価格が設定される。これにより、より適切な価格を設定することができる。
本実施例において、商品の倉庫の在庫数が十分に在ることが判定されると(ステップ435における「No」)、売場にも十分な在庫があることを検知することができることから(ステップ415)、判定対象商品には売上を最大化する価格が設定される。したがって、本実施例は、倉庫の在庫数から、商品が十分にあると勘違いして、売場の在庫数が少なくなったとしても値下げを継続して、補充が間に合わず売り切れるといった問題の発生を防止することができる。
他の実施例において、コンピュータ110は、欠品を防止する価格の商品のみが売場に配置されていること、又は、欠品を防止する価格の商品の数が所定の閾値以上であることを判定した場合、コンピュータ110に接続された表示装置及び/又は従業員の携帯端末を介して、商品を倉庫から売場に補充することを従業員に通知してもよい。
[用語]
上記の実施例で用いた用語について、以下のとおり説明する。以下は、例示であり、これらに限定されるものではない。
「欠品を防止する価格」は、店舗が定めることができる価格であり、安いから商品を購入するのではなく、商品が必要だから購入する購入者を対象とする価格である。「欠品を防止する価格」は、通常、「売上を最大化する価格」及び「商品のロスを防止する価格」より高い額が設定され得る。「欠品を防止する価格」は、定価又は標準価格とすることができ、また、定価又は標準価格より高額でもよい。
「売上を最大化する価格」は、販売数量及び販売価格に基づいて販売総合計額が最大になる価格である。例えば、商品の価格が160円で10個売れ(160×10=1500円)、価格が145円で11個売れる(145×11=1540円)と仮定すると、145円が「売上を最大化する価格」として設定される。
「商品のロスを防止する価格」は、売場にある商品が全て売り切れることを想定した価格である。「商品のロスを防止する価格」は、通常、「売上を最大化する価格」より低い額が設定される。
上記の3つの価格は、通常、「欠品を防止する価格」、「売上を最大化する価格」及び「商品のロスを防止する価格」の順で高い価格とすることができる(「欠品を防止する価格」>=「売上を最大化する価格」>=「商品のロスを防止する価格」)。
商品の期限の残り時間または日数に関連する第1の閾値は、商品の期限が近く、直ぐにでも販売すべき期間である。例えば、商品が食品であり、賞味期限の1日前には全て販売する必要がある場合、第1の閾値には1日が設定される。
商品の期限の残り時間または日数に関連する第2の閾値は、商品を売り残すことなく、販売できる期間である。例えば、商品が食品であり、賞味期限が1週間あれば全て販売できると期待される場合、第2の閾値には7日が設定される。
[商品の価格を算出する例]
商品の価格の算出は、コンジョイント分析や、価格を算出するための弾力性モデルなどの既知の手段によって実現される。また、強化学習を用いて商品の価格が算出されてもよい。
例えば、弾力性モデルを用いると所定の商品の商品期限に基づいて、以下のように価格が計算される。
商品期限の残り時間または日数が5日の場合、商品1個あたり170円で10個売れ(売上合計は1700円)、150円で11個売れる(売上合計は1650円)モデルを想定すると、売上合計1700円が1650円より大きい値となることから、商品1個あたりの価格170円が「売上を最大化する価格」として設定される。
同様に、商品期限の残り時間または日数が3日の場合、商品1個あたり150円で10個売れ(売上合計は1500円)、145円で11個売れる(売上合計は1595円)モデルを想定すると、売上合計1595円が1500円より大きい値となることから、商品1個あたりの価格145円が「売上を最大化する価格」として設定される。
上記の例では、商品の価格の算出は商品期限を用いて説明したが、これは例示であり、他のパラメータが用いられてもよいし、商品期限と他のパラメータが組み合わせられて用いられてもよい。他のパラメータのとして、例えば、天気、最低気温、最高気温、平均気温、曜日、時間、店舗周辺地域の人口統計、店舗周辺地域のイベントなどの一部又は全部が用いられても良い。
[在庫管理用装置の例]
(1)入荷時の倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置
(1−1)RFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末を用いた例
在庫管理用装置は、倉庫305において店舗の従業員が操作するRFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末によって実現されてもよい。RFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末は、倉庫305に置かれている商品のRFIDタグの情報を読み取って、倉庫在庫商品関連情報を取得し、倉庫在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信する。
(1−2)RFIDリーダ・ライタ機能を有する店舗搬入口を用いた例
店舗搬入口310にRFIDリーダ・ライタを配置し、店舗搬入口310にRFIDリーダ・ライタ機能を持たせることができる。商品がトラックなどから店舗に搬入されるとき、店舗搬入口310のRFIDリーダ・ライタは、店舗搬入口310を通過する商品のRFIDタグの情報を読み取って、倉庫在庫商品関連情報を取得し、倉庫在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信する。
(1−3)RFIDリーダ・ライタ機能を有する倉庫を用いた例
倉庫305の壁や天井などにRFIDリーダ・ライタを配置し、倉庫305自体にRFIDリーダ・ライタ機能を持たせることができる。これにより、RFIDリーダ・ライタは、倉庫在庫商品関連情報を取得し、倉庫在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信する。RFIDリーダ・ライタが周期的に商品の情報を取得することにより、コンピュータ110を備えたシステムは、倉庫305に置かれている商品の最新の状態を管理することができる。
(2)売場に商品を移動するときの倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置
(2−1)RFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末を用いた例
倉庫305から売場350に商品を移動するとき、在庫管理用装置は、店舗の従業員が操作するRFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末によって実現されてもよい。RFIDリーダ・ライタ機能を有する携帯端末は、当該商品のRFIDタグの情報を読み取って、倉庫在庫商品関連情報から当該商品が除かれることを示す情報をコンピュータ110に送信する。コンピュータ110は、受信した情報に基づいて、倉庫在庫商品関連情報から当該商品を削除し、さらに、当該商品を売場在庫商品関連情報に追加するように管理する。
(2−2)RFIDリーダ・ライタ機能を有する売場出入口を用いた例
売場出入口315にRFIDリーダ・ライタを配置し、売場出入口315にRFIDリーダ・ライタ機能を持たせることができる。倉庫305から売場350に商品を移動するとき、売場出入口315のRFIDリーダ・ライタは、売場出入口315を通過する商品のRFIDタグの情報を読み取って、倉庫在庫商品関連情報から該当商品が除かれることを示す情報をコンピュータ110に送信する。コンピュータ110は、受信した情報に基づいて、倉庫在庫商品関連情報から当該商品を削除し、さらに、当該商品を売場在庫商品関連情報に追加するように管理する。
(3)売場にある商品の在庫を管理する在庫管理用装置
(3−1)RFIDリーダ・ライタ機能を有する商品棚を用いた例
図1に示した商品棚150と同様に、商品棚150は、RFIDリーダ・ライタ155を有する。RFIDリーダ・ライタ155は、商品棚150に配置された商品のRFIDタグの情報を読み取って、売場在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信する。コンピュータ110は、受信した情報に基づいて、売場在庫商品関連情報に当該商品を追加するように管理する。他の実施例において、RFIDリーダ・ライタ155は、周期的に、商品のRFIDタグの情報を読み取って、売場在庫商品関連情報をコンピュータ110に送信してもよい。他の実施例において、RFIDリーダ・ライタ155は、商品棚にある商品のRFIDタグが読める位置であって、商品棚ではない位置に配置されてもよい。
(3−2)RFIDリーダ・ライタ機能を有するレジを用いた例
レジ360にRFIDリーダ・ライタを配置する。RFIDリーダ・ライタは、購入された商品のRFIDタグを読み取って、売場在庫商品関連情報から当該商品が除かれることを示す情報をコンピュータ110に送信する。コンピュータ110は、受信した情報に基づいて、売場在庫商品関連情報から当該商品を削除するように管理する。
(3−3)RFIDリーダ・ライタ機能を有する店舗出入口を用いた例
店舗出入口355にRFIDリーダ・ライタを配置し、店舗出入口355にRFIDリーダ・ライタ機能を持たせることができる。商品が購入されて店舗の外に移動するとき、売場出入口315のRFIDリーダ・ライタは、売場出入口315を通過する商品のRFIDタグの情報を読み取って、売場在庫商品関連情報から該当商品が除かれることを示す情報をコンピュータ110に送信する。コンピュータ110は、受信した情報に基づいて、売場在庫商品関連情報から当該商品を削除するように管理する。
本発明の実施例において、在庫管理用装置は、倉庫にある商品に関する情報、売場にある商品に関する情報、及び、倉庫及び売場を含む店舗全体にある商品に関する情報、すなわち在庫に関する情報を管理することができる。在庫管理用装置を用いることによって、例として、以下のような在庫に関する情報を管理することができる。
(1)倉庫にある商品の在庫管理
入荷時の倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置が取得した入荷時の商品の情報と売場に商品を移動するときの倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置が取得した商品の情報とに基づいて、倉庫にある商品の情報が管理される。例えば、入荷時の商品の数から売場に移動した商品の数を差し引くことによって、倉庫にある商品の数を取得することができる。
(2)売場にある商品の在庫管理
売場に商品を移動するときの倉庫の在庫を管理する在庫管理用装置は、商品を倉庫から移動させた当初における商品の情報を管理することができる。また、売場にある商品の在庫を管理する在庫管理用装置が、商品の購入などにより売場から除かれた商品の情報を取得することができる。これにより、在庫管理用装置は、売場にある商品の情報をタイムリーに管理することができる。例えば、商品の購入などにより随時変化する売場にある商品の数及び情報を取得することができる。
在庫管理用装置は、商品の数のみならず、取得した商品の識別子を用いて、コンピュータ110と協働することにより、商品の期限、商品名、商品の種類及び商品のカテゴリなどの商品の様々な情報を取得し、管理することができる。
[その他]
電子棚札は各商品の期限に応じた価格を表示する。例えば、電子棚札は、各商品の期限ごとに価格を表示する。また、コンピュータ110は、有線ネットワーク又は無線ネットワークを介して電子棚札に接続されており、例えば、商品名、商品の期限、価格、倉庫の在庫数、売場の在庫数などの情報を少なくとも一つ含む情報を電子棚札に送信することができる。電子棚札は、受信した情報に基づいて、商品に関する情報を表示する。
上記実施例において、コンピュータ110は、RFIDリーダ・ライタ機能を有する装置が読み出した商品のRFIDタグに含まれる商品識別子を受信し、商品識別子に基づいて、記憶装置210、他の記憶装置及び外部の装置の記憶装置に問い合わせを行うことによって、当該商品の期限や、商品名、商品のタイプなどの当該商品に関する様々な情報を取得することができる。
上記の実施例において、RFIDリーダ・ライタとした装置は、必要に応じて、RFIDリーダ又はRFIDライタに置き換えることができる。
上記の実施例において、ハードウエアで実現するよう説明されたいくつかの要素の一部又は全ては、ソフトウエアで実現することができ、そして、ソフトウエアで実現するよう説明されたいくつかの要素の一部又は全ては、ハードウエアで実現することができることは理解されるであろう。
以上に説明した処理又は処理順序において、ある処理において、その処理ではまだ利用することができないはずのデータを利用しているなどの処理又は処理順序上の矛盾が生じない限りにおいて、処理又は処理順序を自由に変更することができる。
以上に説明してきた各実施例に関し、各実施例の一部又は全部を組み合わせて一つの実施例として実現されてもよい。
以上に説明してきた各実施例は、本発明を説明するための例示であり、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、種々の形態で実施することができる。
100 :システム
110 :コンピュータ
150 :商品棚
155 :RFIDリーダ・ライタ
160 :商品
205 :プロセッサ
210 :記憶装置
215 :通信装置
250 :バス
300 :店舗
305 :倉庫
310 :店舗搬入口
315 :売場出入口
320 :商品
350 :売場
355 :店舗出入口
360 :レジ

Claims (6)

  1. 倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するシステムであって、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を特定する在庫管理用装置と、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定する手段と、
    を備えた、システム。
  2. 前記在庫管理用装置は、前記倉庫にある前記所定の商品の数を特定し、
    前記所定の商品の価格を決定する手段は、前記売場に並べられている前記所定の商品の数及び前記倉庫にある前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定する、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記所定の商品の価格に決定する手段は、さらに、前記所定の商品の商品期限に応じて、前記所定の商品の価格を決定する、請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータであって、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信し、前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定する手段を備えた、コンピュータ。
  5. 倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータが実行する方法であって、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信するステップと、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定するステップと、
    を含む、方法。
  6. 倉庫及び売場を有する店舗において商品の価格を決定するコンピュータプログラムであって、コンピュータに、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に関する情報を在庫管理用装置から受信するステップと、
    前記売場に並べられている前記所定の商品の数に応じて、前記所定の商品の価格を決定するステップと、
    を実行させる、コンピュータプログラム。
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