JP2021059413A - パレット交換装置、及びパレット交換方法 - Google Patents

パレット交換装置、及びパレット交換方法 Download PDF

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卓馬 栗原
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義和 吾田
卓磨 星野
Takuma Hoshino
卓磨 星野
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元 富永
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Abstract

【課題】本発明は、円柱状荷物が載せられたパレットを交換することができるパレット交換装置、及びパレット交換方法を得ることを目的とする。【解決手段】パレット交換装置10は、ドラム缶12が載せられた第一パレットが設置されるパレット交換部24と、ドラム缶12をパレット交換部24上で吊り下げ支持する吊下げ機構50と、パレット交換部24と接続され、パレット交換部24から第一パレットが移動される場外用パレット排出部26と、パレット交換部24と接続され、パレット交換部24に移動される第二パレットが設置される場内用パレット設置部46と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、パレット交換装置、及びパレット交換方法に関する。
複数の段ボール箱が積載されたパレットを交換するパレット交換装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この種のパレット交換装置では、パレットに積載された複数の段ボール箱を一対の保持板等によって両側から挟み込み、パレットから複数の段ボール箱を浮かせた状態でパレットを交換する。
特開2003−089424号公報
ところで、パレットには、ドラム缶等のように円柱状の荷物(以下、「円柱状荷物」という)が載せられる場合がある。この場合、円柱状荷物を一対の保持板によって両側から挟み込むことが考えられる。
しかしながら、円柱状荷物の側面は、湾曲している。そのため、一対の保持板では、円柱状荷物を保持し難く、パレットの交換が困難になる可能性がある。
本発明は、上記の事実を考慮し、円柱状荷物が載せられたパレットを交換することができるパレット交換装置、及びパレット交換方法を得ることを目的とする。
請求項1に記載のパレット交換装置は、円柱状荷物が載せられた第一パレットが設置される第一パレット設置部と、前記円柱状荷物を吊り下げ支持する吊下げ機構と、前記第一パレット設置部と接続され、該第一パレット設置部から前記第一パレットが移動される第一パレット排出部と、前記第一パレット設置部と接続され、前記第一パレット設置部に移動される第二パレットが設置される第二パレット設置部と、を備える。
請求項1に係るパレット交換装置によれば、吊下げ機構は、第一パレット設置部に設置された第一パレット上の円柱状荷物を吊り下げ支持する。この状態で、第一パレットを第一パレット設置部から第一パレット排出部に移動させる。また、第二パレットを第二パレット設置部から第一パレット設置部に移動させる。その後、円柱状荷物を第二パレットに載せることにより、円柱状荷物を載せるパレットが第一パレットから第二パレットに交換される。
このように本発明では、吊下げ機構によって円柱状荷物を吊り下げ支持することにより、円柱状荷物を安定して保持することができる。したがって、円柱状荷物を載せるパレットを第一パレットから第二パレットに、より確実に交換することができる。
請求項2に記載のパレット交換装置は、円柱状荷物が載せられた第一パレットが設置される第一パレット設置部と、第二パレットが設置される第二パレット設置部と、前記円柱状荷物を吊り下げ支持し、前記第一パレット設置部から前記第二パレット設置部へ移動させる吊下げ機構と、を備える。
請求項2に係るパレット交換装置によれば、第一パレット設置部には、円柱状荷物が載せられた第一パレットが設置される。また、第二パレット設置部には、第二パレットが設置される。
ここで、吊下げ機構は、円柱状荷物を吊り下げ支持し、第一パレット設置部から第二パレット設置部へ移動させる。この吊下げ機構によって、円柱状荷物が第一パレットから第二パレットに載せ換えられる。つまり、円柱状荷物を載せるパレットが第一パレットから第二パレットに交換される。
このように本発明では、吊下げ機構によって円柱状荷物を吊り下げ支持することにより、円柱状荷物を安定して保持することができる。したがって、円柱状荷物を載せるパレットを第一パレットから第二パレットに、より確実に交換することができる。
請求項3に記載のパレット交換装置は、請求項1又は請求項2に記載のパレット交換装置において、前記吊下げ機構は、前記第一パレットに載せられた複数の前記円柱状荷物の各々を着脱可能に保持するクランプを有する。
請求項3に係るパレット交換装置によれば、吊下げ機構は、第一パレットに載せられた複数の円柱状荷物の各々を着脱可能に保持するクランプを有する。これにより、複数の円柱状荷物をより安定して吊り下げ支持することができる。
請求項4に記載のパレット交換方法は、第一パレットに載せられた円柱状荷物を吊り下げ支持した状態で前記円柱状荷物の下の前記第一パレットを第二パレットに入れ換え、又は該円柱状荷物を吊り下げ支持しながら前記第一パレットから第二パレットに載せ換える。
請求項4に係るパレット交換方法によれば、第一パレットに載せられた円柱状荷物を吊り下げ支持した状態で、円柱状荷物の下の第一パレットを第二パレットに入れ換え、又は円柱状荷物を吊り下げ支持しながら円柱状荷物を第一パレットから第二パレットに載せ換える。これにより、円柱状荷物を載せるパレットが第一パレットから第二パレットに交換される。
このように円柱状荷物を吊り下げ支持することにより、円柱状荷物を安定して保持することができる。したがって、円柱状荷物を載せるパレットを第一パレットから第二パレットに、より確実に交換することができる。
以上説明したように、本発明によれば、円柱状荷物が載せられたパレットを交換することができる。
第一実施形態に係るパレット交換装置を示す平面図である。 図1に示される吊下げ機構を示す立面図である。 図1に示される吊下げ機構を示す立面図である。 図1に示される吊下げ機構を示す立面図である。 第二実施形態に係るパレット交換装置を示す平面図である。 図5に示される吊下げ機構を示す立面図である。 図5に示される吊下げ機構を示す立面図である。
(第一実施形態)
先ず、第一実施形態について説明する。
(パレット交換装置)
図1に示されるように、本実施形態に係るパレット交換装置10は、例えば、工場や倉庫等に設置される。このパレット交換装置10は、工場等に搬入される複数のドラム缶12が載せられた場外用パレット(屋外用パレット)P1を、場内用パレット(屋内用パレット)P2に入れ換える。
ドラム缶12は、円柱状に形成されており、例えば、内部に液体等が貯留されている。なお、ドラム缶12は、空でも良い。また、ドラム缶12は、円柱状荷物の一例である。また、場外用パレットP1は、第一パレットの一例であり、場内用パレットP2は、第二パレットの一例である。
パレット交換装置10は、場外用パレットP1が移動する場外用パレットライン20と、場内用パレットP2が移動する場内用パレットライン40とを備えている。場外用パレットライン20と場内用パレットライン40とは、パレット交換部24において、互いに接続されている。換言すると、場外用パレットライン20及び場内用パレットライン40は、パレット交換部24を共有している。なお、パレット交換部24には、後述する吊下げ機構50が設けられている。
(場外用パレットライン)
場外用パレットライン20は、荷物供給部22と、パレット交換部24と、場外用パレット排出部26と、パレット搬出部36とを有している。なお、パレット交換部24は、第一パレット設置部の一例であり、場外用パレット排出部26は、第一パレット排出部の一例である。
荷物供給部22、パレット交換部24、及びパレット搬出部36は、場外用パレットP1を搬送する搬送装置によって形成されている。搬送装置は、ローラコンベヤによって形成されている。また、搬送装置は、モータ等の図示しない駆動源を有し、この駆動源によってローラコンベヤのローラを回転させることにより、場外用パレットP1が場外用パレットライン20に沿って搬送される。
なお、搬送装置の駆動源は、省略可能である。また、搬送装置は、ローラコンベヤに限らず、例えば、ベルトコンベヤ、又はチェーンコンベヤによって形成されても良い。
荷物供給部22には、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1が、図示しないフォークリフト等によって載置(セット)される。なお、荷物供給部22には、ローラコンベヤ等の搬送装置を介して、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1が供給されても良い。
荷物供給部22の下流側には、パレット交換部24が配置されている。この荷物供給部22は、パレット交換部24に接続されており、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1をパレット交換部24に供給(搬送)する。
パレット交換部24では、後述するように、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1が場内用パレットP2に交換される。また、パレット交換部24の下流側には、場外用パレット排出部26が配置されている。このパレット交換部24は、場外用パレット排出部26と接続されており、複数のドラム缶12が降ろされた空の場外用パレットP1を場外用パレット排出部26に排出(搬送)する。
場外用パレット排出部26には、段積み機28が設けられている。段積み機28は、空の場外用パレットP1を段積みした状態で収容するとともに、段積みされた場外用パレットP1を後述するパレット搬出部36へ搬出(搬送)する。
図2に示されるように、段積み機28は、昇降機30及びガイド32を有している。昇降機30は、昇降する昇降台30Aを有している。昇降台30A上には、空の場外用パレットP1が載置される。この昇降台30Aの周囲には、ガイド32が配置される。
ガイド32は、例えば、昇降台30Aを三方向から囲むように壁状に形成される。このガイド32によって、昇降台30A上に段積みされた場外用パレットP1の倒れ等が抑制される。また、パレット交換部24側のガイド32の下部には、収容口32Aが形成されている。図3に示されるように、パレット交換部24から排出された空の場外用パレットP1は、収容口32Aを介してガイド32内の昇降台30A上に排出(搬送)される。
昇降台30A上に載置された場外用パレットP1は、昇降機30によって持ち上げられ、図示しない爪等の保持部によって保持される。この状態で、昇降台30Aを降下させることにより、場外用パレットP1と昇降台30Aとの間に、収容スペース34(図4参照)が形成される。この収容スペース34に新たな空の場外用パレットP1を収容し、昇降台30Aによって持ち上げることより、場外用パレットP1が段積みされる。
図1に示されるように、場外用パレット排出部26の下流側には、パレット搬出部36が配置されている。この場外用パレット排出部26は、パレット搬出部36と接続されており、段積み機28で段積みされた場外用パレットP1をパレット搬出部36に排出する。パレット搬出部36は、段積みされた場外用パレットP1を図示しないパレット回収部へ搬送する。
なお、パレット搬出部36を省略し、段積み機28に収容された複数段の場外用パレットP1を図示しないフォークリフト等によって搬出することも可能である。また、段積み機28は、省略可能である。
(場内用パレットライン)
場内用パレットライン40は、パレット補充部42と、段バラシ機44と、場内用パレット設置部46と、パレット交換部24と、荷物搬入部48とを有している。なお、場内用パレット設置部46は、第一パレット設置部の一例である。
パレット補充部42、場内用パレット設置部46、及び荷物搬入部48は、場内用パレットP2を搬送する搬送装置によって形成されている。搬送装置は、例えば、前述したローラコンベヤによって形成されている。
なお、前述したように、搬送装置の駆動源は、省略可能である。また、搬送装置は、ローラコンベヤに限らず、例えば、ベルトコンベヤ、又はチェーンコンベヤによって形成されても良い。
パレット補充部42には、段積みされた空の場内用パレットP2が図示しないフォークリフト等によって載置(セット)される。また、パレット補充部42の下流側には、段バラシ機44が配置されている。このパレット補充部42は、段バラシ機44と接続されており、段積みされた空の場内用パレットP2を段バラシ機44に供給する。なお、パレット補充部42には、例えば、パレット洗浄機等が設けられる。
段バラシ機44の下流側には、場内用パレット設置部46が配置されている。また、段バラシ機44は、場内用パレット設置部46と接続されている。この段バラシ機44は、段積みされた場内用パレットP2を収容するとともに、段積みされた場内用パレットの最下段から一枚(一段)の場内用パレットP2を場内用パレット設置部46に払い出す。なお、段バラシ機44は、省略可能である。
場内用パレット設置部46の下流側には、パレット交換部24が配置されている。この場内用パレット設置部46は、パレット交換部24と接続されており、段バラシ機44から搬送された空の場内用パレットP2をパレット交換部24に供給(搬送)する。
また、場内用パレット設置部46には、複数のドラム缶12が載せられた場内用パレットP2がパレット交換部24から排出される。つまり、場内用パレットP2は、場内用パレット設置部46とパレット交換部24とを往復する。
場内用パレットP2の下流側には、荷物搬入部48が配置されている。この場内用パレットP2は、荷物搬入部48と接続されており、複数のドラム缶12が載せられた場内用パレットP2を荷物搬入部48に排出する。荷物搬入部48は、複数のドラム缶12が載せられた場内用パレットP2を工場内に所定領域に搬入(搬送)する。なお、荷物搬入部48には、例えば、図示しないエアシャワー等が設けられる。
(吊下げ機構)
パレット交換部24には、吊下げ機構50が設けられている。吊下げ機構50は、水平二方向(矢印X,Y方向)に移動し、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12の各々を着脱可能に保持して吊り上げるクレーンとされる。この吊下げ機構50は、フレーム52と、一対の固定レール58と、一対の可動レール60と、巻上げ機70と、クランプ76(図2参照)とを有している。
フレーム52は、複数(本実施形態では4本)の柱54と、隣り合う柱54に架設される複数の梁56とを有している。また、隣り合う柱54には、一対の固定レール58が架設されている。一対の固定レール58は、互いに平行するとともに、間隔を空けて配置されている。この一対の固定レール58には、一対の可動レール60が架設されている。
一対の可動レール60は、一対の固定レール58と略直交している。また、一対の可動レール60は、互いに平行するとともに、間隔を空けて配置されている。各可動レール60は、スライダ62を介して一対の可動レール60に移動可能に連結されている。スライダ62には、モータ等の図示しない駆動源が接続されている。この駆動源によってスライダ62を移動させることにより、各可動レール60が一対の固定レール58に沿って矢印X方向に移動可能とされている。なお、一対の可動レール60の駆動源は、省略可能である。
各可動レール60には、2つの巻上げ機70が連結されている。図2に示されるように、各巻上げ機70は、スライダ68を介して可動レール60に移動可能に連結されている。スライダ68には、モータ等の図示しない駆動源が接続されている。この駆動源によってスライダ68を移動させることにより、各巻上げ機70が可動レール60に沿って矢印Y方向(図1参照)に移動可能とされている。
巻上げ機70は、巻上げ機本体72と、吊り材74と、クランプ76とを有している。巻上げ機本体72は、吊り材74を巻上げ又は巻下げるモータ等の図示しない駆動源を有している。この吊り材74の先端側には、クランプ76が取り付けられている。
クランプ76は、ドラム缶12の上部における片側の縁部を着脱可能に保持するL字形状の縦吊りクランプとされている。また、クランプ76は、作業者によってドラム缶12に着脱される手動着脱式とされている。
(パレット交換方法)
次に、パレット交換装置10によるパレット交換方法の一例について説明する。
先ず、図1に示されるように、場外用パレットライン20の荷物供給部22から、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1をパレット交換部24に移動する。
次に、複数のドラム缶12の上方に、吊下げ機構50の複数のクランプ76をそれぞれ位置決めする。具体的には、吊下げ機構50の一対の可動レール60を一対の固定レール58に沿ってそれぞれ移動させるとともに、複数の巻上げ機70を一対の可動レール60に沿ってそれぞれ移動させる。これにより、複数の巻上げ機70から吊り下げられたクランプ76を、複数のドラム缶12上にそれぞれ位置決めする。
次に、図2に示されるように、作業者が、複数のドラム缶12の上部にクランプ76を着脱可能にそれぞれ取り付ける。次に、複数の巻上げ機70によって吊り材74をそれぞれ巻上げ、複数のドラム缶12を場外用パレットP1から浮かせた状態で吊り下げ支持する。
次に、図3に示されるように、空の場外用パレットP1をパレット交換部24から場外用パレット排出部26に移動する。次に、段バラシ機44(図1参照)から場内用パレット設置部46を介して空の場内用パレットP2をパレット交換部24に移動し、吊下げ機構50によって吊り上げられた複数のドラム缶12の下に配置する。つまり、吊下げ機構50によって複数のドラム缶12を吊り下げ支持した状態で、複数のドラム缶12の下の場外用パレットP1を場内用パレットP2に入れ換える。
なお、場外用パレット排出部26に排出された空の場外用パレットP1は、段積み機28で段積みされる。
次に、巻上げ機70から吊り材74を巻き出し、空の場内用パレットP2上に複数のドラム缶12を載置する。次に、作業者が、各ドラム缶12からクランプ76を取り外す。これにより、複数のドラム缶12のパレットが、場外用パレットP1から場内用パレットP2に交換される。
次に、図4に示されるように、複数のドラム缶12が載せられた場内用パレットP2を、パレット交換部24から場内用パレット設置部46を介して荷物搬入部48(図1参照)へ排出する。
(効果)
次に、第一実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係るパレット交換装置10によれば、吊下げ機構50は、パレット交換部24に設置された場外用パレットP1上の複数のドラム缶12を、パレット交換部24上で吊り上げる。この状態で、複数のドラム缶12の下の場外用パレットP1をパレット交換部24から場外用パレット排出部26に移動させる。また、場内用パレット設置部46の場内用パレットP2をパレット交換部24に移動させ、複数のドラム缶12の下に配置する。
つまり、本実施形態では、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12を吊下げ機構50で吊り下げ支持した状態で、これらのドラム缶12の下の場外用パレットP1を場内用パレットP2に入れ換える。その後、吊下げ機構50によって複数のドラム缶12を場内用パレットP2に載せることにより、ドラム缶12を載せるパレットが場外用パレットP1から場内用パレットP2に交換される。
このように本実施形態では、吊下げ機構50によってドラム缶12を吊り下げ支持することにより、ドラム缶12を安定して保持することができる。したがって、ドラム缶12を載せるパレットを場外用パレットP1から場内用パレットP2に、より確実に交換することができる。
また、吊下げ機構50は、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12の各々を着脱可能に保持するクランプ76を有している。
ここで、4つのドラム缶が載せられたパレットの交換方法としては、例えば、一対の保持板によってドラム缶を両側から挟み込み、パレットからドラム缶を浮かせた状態でパレットを交換することが考えられる。
しかしながら、ドラム缶の側面は、湾曲している。そのため、一対の保持板では、円柱状荷物を保持し難く、パレットの交換が困難になる可能性がある。特に、一対の保持板によって4つのドラム缶を保持する場合、隣り合うドラム缶がずれ、これらのドラム缶を安定して保持することができない可能性がある。
これに対して本実施形態の吊下げ機構50は、前述したように、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12の各々を着脱可能に保持するクランプ76を有している。これにより、ドラム缶12を、安定して保持することができる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について説明する。なお、第二実施形態において、第一実施形態と同じ構成の部材等には、同符号を付して説明を適宜省略する。
(パレット交換装置)
図5に示されるように、本実施形態に係るパレット交換装置80は、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1を、場内用パレットP2に入れ換える。
(場外用パレットライン)
具体的には、パレット交換装置80は、場外用パレットライン90と、場内用パレットライン100とを有している。場外用パレットライン90は、荷物供給部22と、場外用パレット設置部92と、場外用パレット排出部26と、パレット搬出部36とを有している。なお、場外用パレット設置部92は、第一パレット設置部の一例である。
場外用パレット設置部92は、荷物供給部22の下流側で、かつ、場外用パレット排出部26の上流側に配置されている。また、場外用パレット設置部92は、荷物供給部22及び場外用パレット排出部26にそれぞれ接続されている。
(場内用パレットライン)
場内用パレットライン100は、パレット補充部42と、段バラシ機44と、場内用パレット設置部102と、荷物搬入部48とを有している。なお、場内用パレット設置部102は、第二パレット設置部の一例である。
(吊下げ機構)
吊下げ機構110は、場外用パレット設置部92と場内用パレット設置部102とに渡って設けられている。この吊下げ機構110は、水平二方向(矢印X,Y方向)に移動し、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12を吊り下げ支持しながら、場内用パレットP2に載せ換えるクレーンとされる。
吊下げ機構110は、フレーム112と、一対の固定レール118と、可動レール120と、吊りシャフト130と、クランプ132とを有している。フレーム112は、複数(本実施形態では4本)の柱114と、隣り合う柱114に架設される複数の梁116とを有している。また、隣り合う柱114には、一対の固定レール118が架設されている。
一対の固定レール118は、互いに平行するとともに、間隔を空けて配置されている。この一対の固定レール118は、場外用パレット設置部92と場内用パレット設置部102とに渡って配置されている。この一対の固定レール118には、可動レール120が架設されている。
可動レール120は、一対の固定レール118と略直交している。また、可動レール120は、スライダ122を介して一対の固定レール118に移動可能に連結されている。スライダ122には、モータ等の図示しない駆動源が接続されている。この駆動源によってスライダ122を移動させることにより、可動レール120が一対の固定レール118に沿って矢印X方向に移動可能とされている。なお、可動レール120の駆動源は、省略可能である。
可動レール120には、吊りシャフト130(図6参照)が連結されている。吊りシャフト130は、スライダ128を介して可動レール120に連結されている。スライダ128には、モータ等の図示しない駆動源が接続されている。この駆動源によってスライダ128を移動させることにより、吊りシャフト130が可動レール120に沿って矢印Y方向に移動可能とされている。
図6に示されるように、吊りシャフト130は、軸方向(上下方向)に伸縮可能とされている。この吊りシャフト130の下端部には、クランプ132が取り付けられている。クランプ132は、ドラム缶12の上部の縁部を両側から着脱可能に保持するY字形状の縦吊りクランプとされている。また、クランプ132は、開閉に伴ってドラム缶12の上部を挟み込む一対の保持部132Aを有している。
クランプ132は、自動でドラム缶12の上部に着脱される自動着脱式とされている。具体的には、吊下げ機構110は、少なくとも1つのドラム缶12の位置を検出するカメラ等の位置検出器140と、吊下げ機構110の全体の動作を制御する制御部142とを備えている。位置検出器140には、制御部142が電気的に接続されている。この位置検出器140は、検出したドラム缶12の位置情報を制御部142に出力する。
制御部142は、例えば、CPU、メモリ、及び記憶装置等を備えるコンピュータによって形成される。この制御部142には、位置検出器140で検出されたドラム缶12の位置情報に基づいて吊下げ機構110を作動し、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12を場内用パレットP2に載せ換える。なお、制御部142の動作は、後述する。
(パレット交換方法)
次に、パレット交換装置80によるパレット交換方法の一例について説明する。
先ず、図5に示されるように、荷物供給部22から、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1を場外用パレット設置部92に移動する。また、段バラシ機44から場内用パレット設置部102に空の場内用パレットP2を移動する。
ここで、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1が場外用パレット設置部92に移動されると、位置検出器140によって複数のドラム缶12の位置がそれぞれ検出される。位置検出器140は、検出した複数のドラム缶12の位置情報を制御部142に出力する(図6参照)。
制御部142は、位置検出器140から入力されたドラム缶12の位置情報に基づいて、ドラム缶12の上方にクランプ132を位置決めする。具体的には、制御部142は、一対の固定レール118に沿って可動レール120を移動させるとともに、可動レール120に沿って吊りシャフト130を移動させる。これにより、ドラム缶12の上方にクランプ132を位置決めする。
次に、制御部142は、吊りシャフト130を伸長させるとともに、クランプ132の一対の保持部132Aを開閉し、クランプ132によってドラム缶12の上部を着脱可能に保持する。この状態で、制御部142は、吊りシャフト130を短縮させ、ドラム缶12を吊り上げる。これにより、吊下げ機構110によって、ドラム缶12が場外用パレットP1から浮いた状態で吊り下げ支持される。
次に、制御部142は、場内用パレット設置部102に配置された空の場内用パレットP2上の所定位置にドラム缶12を位置決めする。具体的には、制御部142は、一対の固定レール118に沿って可動レール120を移動させるとともに、可動レール120に沿って吊りシャフト130を移動させる。これにより、空の場内用パレットP2上の所定位置にドラム缶12を位置決めする。
次に、図7に示されるように、制御部142は、吊りシャフト130を伸長させ、空の場内用パレットP2の上にドラム缶12を載置する。次に、制御部142は、クランプ132の一対の保持部132Aを開き、ドラム缶12からクランプ132を取り外す。これにより、1つのドラム缶12が場外用パレットP1から場内用パレットP2に載せ換えられる。
制御部142は、以上の手順を繰り返すことにより、複数のドラム缶12を場外用パレットP1から場内用パレットP2に順に載せ換える。なお、ドラム缶12を場内用パレットP2に載せる位置は、適宜変更する。
次に、場外用パレット設置部92から空の場外用パレットP1を場外用パレット排出部26に移動する。また、複数のドラム缶12が載せられた場内用パレットP2を場内用パレット設置部102から荷物搬入部48へ移動する。
(効果)
次に、第二実施形態の効果について説明する。
本実施形態に係るパレット交換装置80によれば、場外用パレット設置部92には、複数のドラム缶12が載せられた場外用パレットP1が設置される。また、場内用パレット設置部102には、空の場内用パレットP2が設置される。
ここで、吊下げ機構110は、ドラム缶12を吊り下げ支持し、場外用パレット設置部92から場内用パレット設置部102へ移動させる。つまり、本実施形態では、吊下げ機構110によってドラム缶12を吊り下げ支持しながら、ドラム缶12を場外用パレットP1から場内用パレットP2に載せ換える。これにより、ドラム缶12を載せるパレットが場外用パレットP1から場内用パレットP2に交換される。
このように本実施形態では、吊下げ機構110によってドラム缶12を吊り下げ支持することにより、ドラム缶12を安定して保持することができる。したがって、ドラム缶12を載せるパレットを場外用パレットP1から場内用パレットP2に、より確実に交換することができる。
また、吊下げ機構110は、場外用パレットP1に載せられた複数のドラム缶12の各々を着脱可能に保持するクランプ132を有している。これにより、複数のドラム缶12をより安定して吊り下げ支持することができる。
さらに、吊下げ機構110は、複数のドラム缶12を場外用パレットP1から場内用パレットP2に自動で載せ換える。そのため、作業者が、ドラム缶12に対してクランプ132を着脱する必要がないため、省人化を図ることができる。
なお、吊下げ機構110に複数の吊りシャフト130及びクランプ132を設け、複数のドラム缶12を並行して、場外用パレットP1から場内用パレットP2に載せ換えても良い。
(変形例)
次に、上記第一及び第二実施形態の変形例について説明する。なお、以下では、上記第一実施形態を例に各種の変形例について説明するが、これらの変形例は、上記第二実施形態にも適宜適用可能である。
上記第一実施形態では、クランプ76によってドラム缶12を着脱可能に保持した。しかし、クランプ76に替えて、例えば、真空吸着器や磁力吸着器等によってドラム缶12を吸着保持しても良い。
また、上記第一実施形態では、吊下げ機構50によってドラム缶12を吊り上げることにより、ドラム缶12を吊り下げ支持した。しかし、例えば、パレット交換部24に設けられた昇降装置によって場外用パレットP1を昇降可能に支持し、クランプ76が取り付けられたドラム缶12に対して場外用パレットP1を降下させることにより、吊下げ機構50によってドラム缶12を吊り下げ支持しても良い。
また、例えば、前述した昇降装置によって場内用パレットP2を昇降可能に支持し、吊下げ機構によって吊り下げ支持されたドラム缶12に対して、場内用パレットP2を上昇させることにより、場内用パレットP2にドラム缶12を載せることも可能である。
また、上記第一実施形態では、ドラム缶12のパレットを場外用パレットP1から場内用パレットP2に入れ換えた。しかし、ドラム缶12のパレットを、場内用パレットから場外用パレットに入れ換えても良い。この場合、場内用パレットが第一パレットの一例となり、場外用パレットが第二パレットの一例となる。
また、上記第一実施形態では、円柱状荷物がドラム缶12とされている。しかし、円柱状荷物は、ドラム缶12に限らず、ファイバードラムであっても良いし、円柱状に巻かれたシート材等であっても良い。
また、上記第一実施形態及び第二実施形態に係るパレット交換装置10,80において、クランプ76,110を適宜入れ換えても良いし、クランプ76,110を適宜組み合わせても良い。
また、上記第一実施形態における場外用パレットライン20及び場内用パレットライン40のレイアウト及び構成は、適宜変更可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に限定されるものでなく、一実施形態及び各種の変形例を適宜組み合わせて用いても良いし、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10 パレット交換装置
12 ドラム缶(円柱状荷物)
24 パレット交換部(第一パレット設置部)
26 場外用パレット排出部(第一パレット排出部)
46 場内用パレット設置部(第二パレット設置部)
50 吊下げ機構
76 クランプ
80 パレット交換装置
92 場外用パレット設置部(第一パレット設置部)
102 場内用パレット設置部(第二パレット設置部)
110 吊下げ機構
132 クランプ
P1 場外用パレット(第一パレット)
P2 場内用パレット(第二パレット)

Claims (4)

  1. 円柱状荷物が載せられた第一パレットが設置される第一パレット設置部と、
    前記円柱状荷物を吊り下げ支持する吊下げ機構と、
    前記第一パレット設置部と接続され、該第一パレット設置部から前記第一パレットが移動される第一パレット排出部と、
    前記第一パレット設置部と接続され、前記第一パレット設置部に移動される第二パレットが設置される第二パレット設置部と、
    を備えるパレット交換装置。
  2. 円柱状荷物が載せられた第一パレットが設置される第一パレット設置部と、
    第二パレットが設置される第二パレット設置部と、
    前記円柱状荷物を吊り下げ支持し、前記第一パレット設置部から前記第二パレット設置部へ移動させる吊下げ機構と、
    を備えるパレット交換装置。
  3. 前記吊下げ機構は、前記第一パレットに載せられた複数の前記円柱状荷物の各々を着脱可能に保持するクランプを有する、
    請求項1又は請求項2に記載のパレット交換装置。
  4. 第一パレットに載せられた円柱状荷物を吊り下げ支持した状態で前記円柱状荷物の下の前記第一パレットを第二パレットに入れ換え、又は該円柱状荷物を吊り下げ支持しながら前記第一パレットから第二パレットに載せ換える、
    パレット交換方法。
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