JP2021055858A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷蔵庫の側面に設けられた開口部への樹脂製カバー部材の取り付け作業を行い易くすることのできる冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、外箱60と内箱70とを有する断熱箱体50と、断熱箱体50の下方に設けられた機械室30とを備えている。機械室30の金属製の側壁には、縦長形状を有する開口部65が設けられている。開口部65は、樹脂製のカバー部材41で覆われている。カバー部材41は、開口部65の上側端部(上方側端部)65aおよび下側端部(下方側端部)65bのうちの何れか一方に対応する位置に第1の係止ツメ81を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、機械室を備えている冷蔵庫に関する。
一般に、冷蔵庫には、周囲との断熱を行うために、貯蔵空間の外周を覆うように断熱箱体が設けられている。断熱箱体は、外箱と、内箱と、これらの間に充填された断熱材とで構成されている。
また、断熱箱体の背面側の下方には、圧縮機および送風ファンなどが配置される機械室が設けられている。圧縮機は冷媒を流通させて冷凍サイクルを運転する。断熱箱体の側面板は、断熱箱体の側壁の外面を形成するとともに機械室の側壁を形成する。機械室の側壁には開口部が設けられており、送風ファンを駆動することにより、開口部から機械室に外気が流入し、圧縮機が冷却される。
特許文献1に開示された冷蔵庫では、側面板9の下方に機械室2への通気を行う開口9bが設けられている。この開口9bには、ルーバー41aを有するカバー41が取り付けられる。
特開2011−58691号公報
一般に、冷蔵庫の外形を形成する側面板は、金属製の鋼板で形成されており、機械室への通気用の開口部を覆うカバーは、樹脂素材で形成されている。プラスチックなどの樹脂素材は、金属と比較して熱による形状変化(すなわち、熱膨張率)が大きい。そのため、例えば、高温の環境下では、カバーの取り付け作業が行い難くなる。特に、通気の効率を向上させるために、開口部の面積を大きくした場合には、温度変化による開口部およびカバーの寸法の変化(膨張または収縮)の程度が大きくなり、開口部へのカバーの取り付け作業が困難になりやすい。
そこで、本発明では、冷蔵庫の側面に設けられた開口部への樹脂製カバー部材の取り付け作業を行い易くすることのできる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる冷蔵庫は、外箱と内箱とを有する断熱箱体と、前記断熱箱体の下方に設けられた機械室とを備えている。前記機械室の金属製の側壁には、縦長形状を有する開口部が設けられている。前記開口部は、樹脂製カバー部材で覆われている。前記樹脂製カバー部材は、前記開口部の上方側端部および下方側端部のうちの何れか一方に対応する位置に第1の係止ツメを有している。
本発明の一局面にかかる冷蔵庫によれば、側面に設けられた開口部への樹脂製カバー部材の取り付け作業を行い易くすることができる。
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の外観構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の内部構成を示す断面模式図である。 図1に示す冷蔵庫の断熱箱体の背面部に設けられた機械室周辺の構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の側面部に取り付けられたカバー部材を示す平面図である。 図1に示す冷蔵庫の側面部に取り付けられたカバー部材を示す平面図である。 図5に示すカバー部材のA−A線部分の構成を示す断面図である。 図5に示すカバー部材のB−B線部分の構成を示す断面図である。 図5に示すカバー部材のC−C線部分の構成を示す断面図である。 図5に示すカバー部材のD−D線部分の構成を示す断面図である。 断熱箱体の側面部にカバー部材を取り付けるときの取り付け工程を順に示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫の全体構成)
先ず、第1の実施形態にかかる冷蔵庫1の全体構成を説明する。図1には、冷蔵庫1の一側面および背面の外観構成を示す。図2には、冷蔵庫1の内部構成を示す。
図2に示すように、冷蔵庫1は、上段に第1の冷蔵室11、中段に冷凍室12、および、下段に第2の冷蔵室13などを備えている。第1の冷蔵室11には、例えば、左右に分割された観音開きの冷蔵室扉11aが設けられている。冷凍室12には、例えば、引き出し式の冷凍室扉12aが設けられている。第2の冷蔵室13には、例えば、引き出し式の冷蔵室扉13aが設けられている。
以上のように、本実施の形態にかかる冷蔵庫1は、上段部、中段部、及び下段部に区分けされて、各貯蔵空間が設けられている。各貯蔵空間の間には、仕切り部59が設けられている。但し、各貯蔵空間の配置位置については、これに限定はされない。
本実施形態では、扉が設けられている面を冷蔵庫の正面または前面と呼ぶ。そして、前面を基準にして、冷蔵庫1を通常の状態で設置した場合に存在する位置に基づいて、冷蔵庫1の各面を、上面、側面、背面、及び底面とする。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1を正面から見て左右の方向(上下方向と直交する横方向)のことを、冷蔵庫1(または、断熱箱体50など)の左右方向という。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1の上下の方向(左右方向と直交する縦方向)のことを、冷蔵庫1(または、断熱箱体50など)の上下方向という。
冷蔵庫1の内部には、冷凍サイクルが設けられている。冷凍サイクルは、冷媒が流通する冷媒管(冷媒流路)を介して、圧縮機31、凝縮器(図示せず)、膨張器(図示せず)、及び、冷却器32が接続されて構成されている。
また、冷蔵庫1の内部には、制御部(図示せず)が設けられている。この制御部が、冷凍サイクルの運転の制御を行っている。すなわち、制御部が圧縮機31を駆動させることによって、冷凍サイクルの運転が開始され、サイクル内を冷媒が流通する。図2に示すように、圧縮機31は、冷蔵庫1の底部の背面側に設けられた機械室30内に配置されている。
冷却器32は、冷蔵庫1の背面側に設けられた冷却室35内に配置されている。冷却室35内には、冷却器32の他に、冷却ファン33などが備えられている。冷却ファン33は、冷却室35と各貯蔵空間との間で空気を循環させるために設けられている。
(断熱箱体の構成)
冷蔵庫1には、各貯蔵空間を周囲から断熱するための断熱構造として、断熱箱体50が設けられている。断熱箱体50は、冷蔵庫1の外周を覆うように設けられている。図2に示すように、断熱箱体50は、主として、外箱60と、内箱70と、真空断熱材51と、発泡断熱材56とを備えている。
外箱60は、断熱箱体50の外周面を形成する。外箱60は、主として、上面部60a、底面部60b、側面部(側壁)60c、および背面部60dで構成されている。外箱60を構成するこれらの部材は、金属製の鋼板で形成されている。内箱70は、断熱箱体50の内周面を形成する。また、内箱70は、貯蔵空間(例えば、第1の冷蔵室11、冷凍室12、第2の冷蔵室13)及び冷却室35との境界を形成している。
なお、断熱箱体50の底部の背面側には、機械室30を配置するための空間が形成されている。つまり、機械室30は、断熱箱体50の外側に配置される。これは、圧縮機31が運転されることにより、機械室30内の温度が上昇するためである。
このように、機械室30と第2の冷蔵室13とは、断熱箱体50によって隔離される。そのため、機械室30内で発生した熱が第2の冷蔵室13へ流れ込むことを抑えることができる。機械室30の背面部分には、背面カバー部材63が設けられている(図1参照)。また、機械室30の上方には、断熱箱体50を介して冷却室35が配置されている。従って、冷蔵庫1の背面側に、機械室30と冷却室35とが上下方向に連続して配置される。これにより、冷蔵庫1の背面側に上下方向に狭い貯蔵空間が形成されることを防ぎ、冷蔵庫1の利便性が向上する。このため、機械室30は、上下方向に長く前後方向に短い、側面断面視で略縦長の長方形の形状とすることが好ましい。これにより、第2の冷蔵室13の前後方向のスペースを確保でき、第2の冷蔵室13の貯蔵容積を向上できる。
真空断熱材51及び発泡断熱材56は、外箱60と内箱70との間の空間内に設けられている。真空断熱材51は、薄いシート状または板状の断熱材である。真空断熱材51は、例えば、冷蔵庫1の側面、上面、底面、及び、背面などにそれぞれ配置されている。
発泡断熱材56は、例えば、発泡ポリウレタン(硬質ウレタンフォームともいう)などで形成することができる。図2に示すように、各貯蔵空間を仕切る仕切り部59の内部にも、発泡断熱材56が充填されている。
(機械室周辺の構成)
続いて、断熱箱体50の背面側下方に設けられた機械室30のより詳細な構成について説明する。図3には、断熱箱体50の背面側下方部分の構成を示す。図3では、カバー部材41が取り外された状態を示す。
断熱箱体50の背面部60dは、主として外箱60のバックプレートで構成されている。機械室30は、背面部60dの下方に位置している。機械室30は、主に、断熱箱体50の底面部60bを形成している底板62と、断熱箱体50の側面部60cを形成している側面板と、背面カバー部材63とで区画されている。図2などに示すように、底板62は、その後方部分が上方にせり上がっている。底板62の最も後方側は、水平方向に略平坦な形状となっており、この部分が機械室30の天井部62aを形成している。
底板62には、機械室30を区画するための領域として、天井部62aおよび立ち上がり部62bを有している。天井部62aは、機械室30の上面(天井)を形成している。立ち上がり部62bは、機械室30の前面を形成している。立ち上がり部62bは、天井部62aの前方側に位置し、前方側へ向かって下方に傾斜している。また、機械室30の側面は、外箱60の側面部60cによって形成されている。
底板62の最背面側は、断熱箱体50の背面部60d(バックプレート)に連続するように設けられている。機械室30の背面には、背面カバー部材63が取り付けられる(図1参照)。背面カバー部材63は、ネジなどの固定部材によって、断熱箱体50の背面部60dに固定される。
機械室30内には、圧縮機31の他に、送風ファン(図示せず)などが配置されている。送風ファンが設けられていることで、機械室30内外の空気を循環させることができる。これにより、圧縮機31の温度上昇を抑えることができる。
機械室30の左右両側には、機械室30内の換気を行うために通気口42が設けられている(図4参照)。本実施形態では、通気口42は、カバー部材41に設けられた複数の穴で構成されている。
カバー部材41は、外箱60の側面部60cの背面側下方部分に配置されている(図1参照)。カバー部材41は、略長方形状の板状の部材である。カバー部材41は、例えばスチレン系の樹脂材料(ABS、HIPS等)で形成されている。すなわち、カバー部材41は、樹脂製カバー部材である。カバー部材41が冷蔵庫1の側面部60cに取り付けられた状態での位置を基準にして、カバー部材41の各端部を、上側短辺41a、下側短辺41b、前側長辺41c、後側長辺41dと呼ぶ(図1参照)。カバー部材41の各端部には、フランジ部44が形成されている。フランジ部44は、カバー部材41の外面側の外周を形成している。フランジ部44で囲まれた内側には、複数の通気口42が形成されている。
カバー部材41は、外箱60の側面部60cの背面側下方部分に設けられた開口部65を覆うように取り付けられる。図3には、側面部60cに形成された開口部65を示す。開口部65は、外箱60の側面部60cで形成される機械室30の側壁に対応する位置に設けられている。図3では、正面から見て右側の側面部60cに形成されている開口部を65Rで示し、正面から見て左側の側面部60cに形成されている開口部を65Lで示している。
機械室30内の換気を効率よく行うためには、開口部65の面積をできるだけ大きくすることが好ましい。そこで本実施形態では、機械室30の形状に合わせて、開口部65は縦長の長方形状(冷蔵庫1の上下方向に長辺を有する長方形状)を有している。ここで、開口部65の各端部を、冷蔵庫1における位置を基準にして、上側端部(上方側端部)65a、下側端部(下方側端部)65b、前側端部65c、後側端部65dと呼ぶ(図3参照)。
(カバー部材周辺の構成)
続いて、カバー部材41のより詳細な構成について説明する。図4および図5には、開口部65に取り付けられたカバー部材41を示す。図4および図5では、外箱60の右側の側面部60cを内側から見たときの状態で示す。図4では、カバー部材41と底板62との位置関係も示している。なお、外箱60の左側の側面部60cに取り付けられているカバー部材41は、図4などに示すカバー部材41と左右対称の形状を有している。
図5に示すように、開口部65は、縦長の略長方形状を有している。開口部65の縦方向の長さをL1とし、開口部65の横方向の長さをL2とすると、L1>L2となっている。
図4に示すように、開口部65の上方側および前方側には、外箱60の底板62が位置している。具体的には、開口部65の上側端部65aは、底板62の天井部62aの近傍に位置し、天井部62aの形状に沿って設けられている。開口部65の前側端部65cは、底板62の立ち上がり部62bの近傍に位置し、立ち上がり部62bの形状に沿って設けられている。なお、立ち上がり部62bの傾斜面と対応する位置には、開口部65の面取り部65eが設けられている。面取り部65eは、矩形状の開口部の角部分を面取りしたような形状となっている。
このように、底板62の立ち上がり部62bの傾斜した形状に沿って開口部65の前方側に面取り部65eを設けることで、開口部65の上側端部65aおよび前側端部65cを底板62の配置位置により近づけることができる。これにより、立ち上がり部62bの傾斜面における断熱壁の厚さを維持しつつ、開口部65の面積を大きくすることができ、機械室30内の換気の効率を向上させることができる。
カバー部材41は、開口部65を覆うように設けられている。図4に示すように、断熱箱体50の側面部60cにカバー部材41が取り付けられた状態で、カバー部材41の上側短辺41aは開口部65の上側端部65aに隣接し、カバー部材41の下側短辺41bは開口部65の下側端部65bに隣接し、カバー部材41の前側長辺41cは開口部65の前側端部65cに隣接し、カバー部材41の後側長辺41dは開口部65の後側端部65dに隣接している。
また、カバー部材41において、開口部65の面取り部65eに対応する位置には、切り欠き部43が設けられている。切り欠き部43は、矩形状のカバー部材41の角部分の一つを切り取ったような形状となっている。
カバー部材41は、各端辺41a、41c、および41dにいくつかの係止ツメを有している。具体的には、カバー部材41は、上側短辺41aに2つの第1の係止ツメ81・81を有しており、前側長辺41cに第2の係止ツメ82および補助係止ツメ83を有しており、後側長辺41dに2つの第3の係止ツメ84・84を有している。
なお、カバー部材41の下側短辺41bには、係止ツメは設けられていない。その理由を以下に説明する。
側面部60cを形成している金属製の鋼板、および、カバー部材41を形成している樹脂素材は、周囲の温度変化によって膨張したり収縮したりする。そのため、側面部60cに形成されている開口部65の寸法、および、カバー部材41の寸法は、周囲の温度変化によって変わり得る。一般に、樹脂素材の熱膨張率は、金属材料と比較して大きい。
そして、本実施形態にかかる冷蔵庫1では、側面部60cに設けられた開口部65が縦長形状となっている。また、開口部65を覆うカバー部材41も、縦長の略長方形状となっている。このような構成の場合、カバー部材41の温度変化による寸法の変化割合(膨張率または収縮率)は、短辺側よりも長辺側の方が大きい。
そのため、上側短辺41aおよび下側短辺41bの両方に係止ツメを設けると、カバー部材41が膨張した状態のときに、開口部65に嵌め込むことが困難となる。したがって、縦長形状のカバー部材41において、上側短辺41aおよび下側短辺41bの何れか一方にのみ係止ツメを設けることで、カバー部材41が膨張した状態であっても、カバー部材41の取り付け作業が行い易くなる。
なお、本実施形態では、カバー部材41の上側短辺41aにのみ第1の係止ツメ81を設けている。これにより、開口部65の上側端部65aと、カバー部材41の上側短辺41aとの間が、第1の係止ツメ81によって固定されるため、外箱60の側面部60cに対してカバー部材41をより隙間なく密着させることができる。これにより、外箱60の側面部60cを伝った水滴などの液体が上側端部65aから開口部65内に浸入することを防止できる。また、外観上の品位を良好に保つことができる。
各係止ツメは、その形状およびツメの深さ(爪部の長さ)が種々に異なっている。各係止ツメの具体的な構成について、以下に説明する。
図6には、第1の係止ツメ81の断面形状を示す。図6は、図5に示す側面部60cおよびカバー部材41のA−A線部分の断面構成を示す図である。図7には、第2の係止ツメ82の断面形状を示す。図7は、図5に示す側面部60cおよびカバー部材41のB−B線部分の断面構成を示す図である。図8には、補助係止ツメ83の断面形状を示す。図8は、図5に示す側面部60cおよびカバー部材41のC−C線部分の断面構成を示す図である。図9には、第3の係止ツメ84の断面形状を示す。図9は、図5に示す側面部60cおよびカバー部材41のD−D線部分の断面構成を示す図である。
図6に示すように、第1の係止ツメ81は、爪部81aを有している。爪部81aは、上側短辺41aから上方に突出するように設けられている。爪部81aは、カバー部材41の外周に設けられたフランジ部44と重なるように設けられている。カバー部材41を側面部60cに取り付けた状態で、開口部65の上側端部65aは、爪部81aとフランジ部44との間の隙間に差し込まれている。ここで、第1の係止ツメ81のツメの深さ(爪部81aの長さ)をd1とする。
図7に示すように、第2の係止ツメ82は、爪部82aを有している。爪部82aは、前側長辺41cから前方に突出するように設けられている。爪部82aは、カバー部材41の外周に設けられたフランジ部44と重なるように設けられている。カバー部材41を側面部60cに取り付けた状態で、開口部65の前側端部65cは、爪部82aとフランジ部44との間の隙間に差し込まれている。ここで、第2の係止ツメ82のツメの深さ(爪部82aの長さ)をd2とする。
図8に示すように、補助係止ツメ83は、爪部83aを有している。爪部83aは、前側長辺41cから前方に突出するように設けられている。爪部83aは、カバー部材41の外周に設けられたフランジ部44と重なるように設けられている。カバー部材41を側面部60cに取り付けた状態で、開口部65の前側端部65cは、爪部83aとフランジ部44との間の隙間に差し込まれている。ここで、補助係止ツメ83のツメの深さ(爪部83aの長さ)をd2’とする。
図9に示すように、第3の係止ツメ84は、爪部84aを有している。爪部84aは、後側長辺41dから側面側に突出するように設けられている。すなわち、第3の係止ツメ84の爪部84aは、他の係止ツメの突出方向とは異なり、略板状のカバー部材41の表面から突出するように形成されている。カバー部材41が可撓性を有する樹脂素材で形成されていることで、爪部84aは弾性を有する。
爪部84aの付け根部分には、カバー部材41の外周に設けられたフランジ部44との間に窪み84bが設けられている。カバー部材41を側面部60cに取り付けた状態で、開口部65の後側端部65dは、爪部84aとフランジ部44との間の窪み84bに差し込まれている。ここで、第3の係止ツメ84のツメの深さ(窪み84bの深さ)をd3とする。
各係止ツメ81,82,83,84のツメの深さの大小関係は、d1>d2≧d2’>d3となっている。
このように、カバー部材41の上側短辺41aに設けられている第1の係止ツメ81のツメの深さd1を最も大きくすることで、上側短辺41aと対向する辺(すなわち、下側短辺41b)に係止ツメを設けない構成としても、開口部65にカバー部材41を安定した状態で固定させることができる。これにより、カバー部材41が開口部65から外れにくい構造とすることができる。
また、各係止ツメ81,82,83,84のツメの深さは、カバー部材41が側面部60cに取り付けられるときの取り付け順序にしたがって、先に取り付けられる係止ツメのツメの深さがより大きくなっている。
図10には、側面部60cの開口部65にカバー部材41を取り付ける工程を、「1」から「3」に順に示す。
開口部65の前面側に底板62が配置されていることから、開口部65にカバー部材41を取り付ける際には、図10の「1」に示すように、カバー部材41は、開口部65の後方側から挿入される。このとき、カバー部材41が前傾するように回転させ、先ず後方側の第1の係止ツメ81を開口部65の上側端部65aに嵌め込む。また、第2の係止ツメ82を開口部65の前側端部65cに嵌め込む。
次に、図10の「2」に示すように、前傾させていたカバー部材41を正立させるように回転(図10の「2」では反時計回りに回転)させることで、前方側の第1の係止ツメ81を開口部65の上側端部65aに嵌め込む。また、前側長辺41cの下側に設けられた補助係止ツメ83を開口部65の前側端部65cに嵌め込む。このとき、カバー部材41の回転によって、先に開口部65に嵌め込まれていた後方側の第1の係止ツメ81は後方にスライド移動し、第2の係止ツメ82は上方にスライド移動する。
最後に、カバー部材41を叩きながら、後側長辺41dに設けられた第3の係止ツメ84を開口部65の後側端部65dに嵌め込む。このとき、第3の係止ツメ84のツメの深さd3が、他の係止ツメのツメの深さと比較して大幅に浅くなっている。また、第3の係止ツメ84の爪部84aは弾性を有しており、その先端部が変形可能となっている。これにより、断熱箱体50の外側からカバー部材41の面を叩くことで、爪部84aを撓ませることができ、比較的容易に第3の係止ツメ84を開口部65の後側端部65dに嵌め込むことができる。これにより、図10の「3」に示すように、カバー部材41が側面部60cの開口部65に嵌め込まれる。
以上のように、各係止ツメが側面部60cに取り付けられる順序にしたがって、ツメの深さを徐々に小さくすることで、カバー部材41の取り付け作業が行い易くなる。
ここで説明した各係止ツメの個数および形状は一例であり、本発明ではこれに限定はされない。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1は、断熱箱体50を備えている。断熱箱体50の下方には、機械室30が設けられている。機械室30の側壁は、外箱60の側面部60cで形成されている。この機械室30の側壁には、通気を行うための開口部65が設けられている。
機械室30をより効率的に冷やすためには、通気用の開口部の大きさをできるだけ大きくすることが好ましい。また、冷蔵庫1の庫内容積をできるだけ大きくするためには、機械室30の前後方向の幅をできるだけ小さくすることが求められる。一方、機械室30の高さ(上下方向の長さ)は、圧縮機31の高さ分は少なくとも確保する必要があり、また、機械室30の上方に冷却室35が連続して配置されれば、庫内を有効に利用できる。このような制約により、機械室30の空間の形状は、その上下方向の長さ(すなわち、高さ)の方が、その前後方向の長さ(すなわち、奥行)よりも大きくなる。このような機械室30の側壁に、できるだけ面積の大きな通気用の開口部を形成しようとすると、開口部65は、縦長形状(すなわち、略長方形状)となる。
この開口部65には、多数の穴(通気口42)を有する樹脂製のカバー部材41が設けられている。カバー部材41は、縦長の開口部65を覆うために縦長の略長方形状に形成されている。このカバー部材41は、開口部65の上側端部65aに対応する位置(すなわち、カバー部材41の上側短辺41a)に第1の係止ツメ81を有している。開口部65の下側端部65bに対応する位置(すなわち、カバー部材41の下側短辺41b)には、係止ツメは設けられていない。
この構成によれば、温度変化によって縦方向の寸法がより変わりやすいカバー部材41において、上側短辺41aにのみ係止ツメを設けることで、カバー部材41が膨張した状態であっても、カバー部材41の取り付け作業が行い易くなる。また、カバー部材41が第1の係止ツメ81などの係止ツメを有していることで、ビスなどの固定部材を用いることなく、カバー部材41を側壁に取り付けることができるため、カバー部材41の取り付け作業を簡略化することができる。
<第2の実施形態>
続いて、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態にかかる冷蔵庫1では、カバー部材41の下側短辺41bに第1の係止ツメ81が設けられており、カバー部材41の上側短辺41aには係止ツメは設けられていない。それ以外の構成については第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
縦長形状のカバー部材41において、下側短辺41bにのみ係止ツメを設けることで、カバー部材41が膨張した状態であっても、カバー部材41の取り付け作業が行い易くなる。
また、開口部65が横長形状の場合には、横長形状のカバー部材41において、左右の一方側の短辺にのみ係止ツメを設ければよい。この場合には、第1実施形態の内容を、左右いずれかに90度回転させた形態とすればよい。この場合も、カバー部材41が膨張した状態であっても、カバー部材41の取り付け作業が行い易くなる。
<第3の実施形態>
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施形態にかかる冷蔵庫1では、カバー部材41の前側長辺41cに2つの第2の係止ツメ82が設けられている。なお、第3の実施形態では、補助係止ツメ83は設けられていない。それ以外の構成については第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
上記の構成によれば、カバー部材41の前側長辺41cに2つの第2の係止ツメ82が設けられていることで、側面部60cの前側端部65cにカバー部材41の前方側をより確実に固定することができる。
本実施形態は、カバー部材41を前傾させた際に、カバー部材41の前側長辺41cの下側の係止ツメが、開口部65の前側端部65cに干渉しない場合に特に有用である。すなわち、開口部65の長辺の短辺に対する比率が大きく、カバー部材41をわずかに前傾させるだけで開口部65に嵌められる場合に適用できる。この場合は、開口部65の長辺側が長いため、カバー部材41の前側長辺41cに2つの第2の係止ツメ82が設けられていることで、カバー部材41の前方側をより確実に固定することができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)は、外箱(例えば、外箱60)と内箱(例えば、内箱70)とを有する断熱箱体(例えば、断熱箱体50)と、前記断熱箱体の下方に設けられた機械室(例えば、機械室30)とを備えている。前記機械室の金属製の側壁(例えば、外箱60の側面部60c)には、縦長形状を有する通気用の開口部(例えば、開口部65)が設けられている。前記開口部は、樹脂製カバー部材(例えば、カバー部材41)で覆われている。前記樹脂製カバー部材は、前記開口部の上方側端部(例えば、上側端部65a)および下方側端部(例えば、下側端部65b)のうちの何れか一方に対応する位置に少なくとも一つの第1の係止ツメ(例えば、第1の係止ツメ81)を有している。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)において、前記樹脂製カバー部材(例えば、カバー部材41)に設けられた前記第1の係止ツメ(例えば、第1の係止ツメ81)は、前記開口部(例えば、開口部65)の前記上方側端部(例えば、上側端部65a)に対応する位置に設けられていてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)において、前記外箱(例えば、外箱60)は、前記機械室(例えば、機械室30)の天井を形成する天井部(例えば、天井部62a)を有し、前記天井部の前方側(例えば、立ち上がり部62b)は、前方へ向かって下方に傾斜しており、前記開口部(例えば、開口部65)の前方側の角部(例えば、面取り部65e)は、前記天井部の形状に沿って面取りされており、前記樹脂製カバー部材(例えば、カバー部材41)は、前記開口部の面取りされている側の端部(例えば、前側端部65c)に対応する位置に、第2の係止ツメ(例えば、第2の係止ツメ82)を有していてもよい。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)において、前記樹脂製カバー部材(例えば、カバー部材41)は、前記開口部(例えば、開口部65)の前記面取りされている側の端部(例えば、前側端部65c)と対向する端部(例えば、後側端部65d)に対応する位置に、第3の係止ツメ(例えば、第3の係止ツメ84)を有しており、前記第3の係止ツメのツメの深さ(例えば、d3)は、前記第1の係止ツメのツメの深さ(例えば、d1)および前記第2の係止ツメのツメの深さ(例えば、d2)よりも浅くなっていてもよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :冷蔵庫
30 :機械室
41 :カバー部材(樹脂製カバー部材)
41a :(カバー部材の)上側短辺
41b :(カバー部材の)下側短辺
41c :(カバー部材の)前側長辺
41d :(カバー部材の)後側長辺
43 :切り欠き部
50 :断熱箱体
60 :外箱
60c :(外箱の)側面部(機械室の金属製の側壁)
62 :底板
62a :天井部
62b :立ち上がり部
65 :開口部
65a :(開口部の)上側端部(上方側端部)
65b :(開口部の)下側端部(下方側端部)
65c :(開口部の)前側端部
65d :(開口部の)後側端部
65e :面取り部
70 :内箱
81 :第1の係止ツメ
82 :第2の係止ツメ
83 :補助係止ツメ
84 :第3の係止ツメ
d1 :(第1の係止ツメの)深さ
d2 :(第2の係止ツメの)深さ
d3 :(第3の係止ツメの)深さ

Claims (4)

  1. 外箱と内箱とを有する断熱箱体と、
    前記断熱箱体の下方に設けられた機械室と
    を備え、
    前記機械室の金属製の側壁には、縦長形状を有する開口部が設けられており、
    前記開口部は、樹脂製カバー部材で覆われており、
    前記樹脂製カバー部材は、前記開口部の上方側端部および下方側端部のうちの何れか一方に対応する位置に第1の係止ツメを有している、
    冷蔵庫。
  2. 前記第1の係止ツメは、前記開口部の前記上方側端部に対応する位置に設けられている、請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記外箱は、前記機械室の天井を形成する天井部を有し、
    前記天井部の前方側は、前方へ向かって下方に傾斜しており、
    前記開口部の前方側の角部は、前記天井部の形状に沿って面取りされており、
    前記樹脂製カバー部材は、前記開口部の面取りされている側の端部に対応する位置に、第2の係止ツメを有している、
    請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記樹脂製カバー部材は、前記開口部の前記面取りされている側の端部と対向する端部に対応する位置に、第3の係止ツメを有しており、
    前記第3の係止ツメのツメの深さは、前記第1の係止ツメのツメの深さおよび前記第2の係止ツメのツメの深さよりも浅い、
    請求項3に記載の冷蔵庫。
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