JP2021055466A - 広視野標示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】広範囲から視認可能な広視野標示器を提供する。【解決手段】標示をするための光反射シート0122を上側に有する金属基体0110と、光反射シート0122に対して気層を挟まずに載置される平凸レンズ0130と、から成るであって、平凸レンズ0130は、底面が平坦で且つレンズ光軸Lを中心とする点対称の凸レンズであり、標示面である平坦な光反射シート0122に対してゲル接着層0121を介して接着されている。【選択図】図1A

Description

本発明は、例えば、路面等に設置されて、主に安全のための警告や注意喚起等の標示を広い範囲で行う広視野標示器に関するものである。
例えば、夜間の屋外において、歩行者や自転車等に乗った通行者が、歩道・車道間の縁石や駐車場の車止め等の路面設置物に躓いたり乗り上げたりして転倒することや、側溝等のくぼみに転落することを回避するために、反射材や蓄光標示体による危険個所の存在の警告や注意喚起が行われている。
従来において、反射材及び蓄光標示体の両者を備えた標示体が知られている(特許文献1参照)。
この標示体は、図形や文字をかたどった光反射部材を蓄光材料に重ね合わせて成るベース層を平凸レンズで被覆した構成を成しており、この標示体では、平凸レンズに浮き上がる光反射部材を周囲から視認できるようになっている。
特開昭61−137904号公報
しかしながら、上記した従来の標示体において、ベース層が光反射部材を蓄光材料上に重ね合わせて成っているので、光反射部材及び蓄光材料間に生じる段差に起因してベース層とこれを覆う平凸レンズとの間に入り込む空気によって、光反射部材の浮き上がり方が不十分になる場合がある。
つまり、平凸レンズに浮き上がる光反射部材がかたどっている図形や文字を広周囲から認識することができない虞があるという問題を有しており、この問題を解決することが従来の課題となっていた。
本発明は、上記した従来の課題に着目して成されたものであり、広い範囲から視認することが可能であり、その結果、歩行者、或いは、自転車やオートバイや自動車等に乗る通行者にたいして、洩れなく危険個所の存在の警告や注意を喚起することができる広視野標示器を提供することを目的としている。
上記した目標を達成するために、本発明における第一の態様は、標示をするための標示面を上側に有するベースと、標示面に対して気層を挟まずに載置される凸レンズと、からなる広視野標示器を提供する。
また、第二の態様において、前記凸レンズは、レンズ光軸を中心として点対称である広視野標示器を提供する。
さらに、第三の態様において、前記凸レンズと標示面とは、ゲル材料を介して接着されている広視野標示器を提供する。
さらにまた、第四の態様において、前記凸レンズはシリコーン材料で構成されたシリコーンレンズであり、前記ゲル材料はシリコーンゲルである広視野標示器を提供する。
さらにまた、第五の態様において、前記シリコーンレンズは表面がガラスコーティングされている広視野標示器を提供する。
さらにまた、第六の態様において、標示面の標示は蓄光材料を少なくとも一部に使用した蓄光標示である広視野標示器を提供する。
本発明に係る広視野標示器によれば、広い範囲から視認することができ、したがって、歩行者、或いは、自転車やオートバイや自動車等に乗る通行者にたいして、洩れなく危険個所の存在の警告や注意を喚起することが可能であるという優れた効果が得られる。
実施例1の広視野標示器を示す分解斜視図 実施例1の広視野標示器の断面図 実施例2の広視野標示器の断面図 実施例2の広視野標示器のシリコーンテープを示す断面図 実施例3の広視野標示器を示す全体斜視図 実施例3の広視野標示器の拡大断面図 実施例3の広視野標示器の使用例を示す斜視図
以下に、本発明の実施例を説明する。実施例と請求項の相互の関係は以下のとおりである。実施例1は主に請求項1,請求項2,請求項3に関し、実施例2は主に請求項4,請求項5に関し、実施例3は主に請求項6に関する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
本発明に係る広視野標示器の形状や大きさは、配置箇所の状況に応じて決定される。
例えば、歩道及び車道の境界ブロックとしてひろく用いられる略直方体の縁石(縦約15cm×横約60cm×高さ約20cm)上に円錐台形状の広視野標示器を配置する場合には、歩行者の通行の妨げになるのを回避するべく、上面の直径が8〜10cm、下面の直径が9〜11cm、高さが1.8〜2.2cmとすることが望ましく、この際、上面の直径が約8.6cm、下面の直径が約10.0cm、高さが約2cmとすることがより望ましい。
また、駐車場の側面視略台形形状の車止め上に配置する場合にも、上記と同様に、歩行者の通行の妨げになるのを回避するべく、上面の直径が7〜9cm、下面の直径が8〜10cm、高さが1.8〜2.2cmとすることが望ましい。なお、駐車場の車止めには様々な規格のものがあるので、このような場合には、配置する車止めの上面幅に対応して形状や大きさを決定する。
さらに、広視野標示器の他の設置場所として想定される、例えば、側溝の境界ブロック上に配置する場合も、その境界ブロックの上面幅に応じて形状や大きさを適切に決定する。
≪実施例1≫
<概要>
本実施例の広視野標示器は、標示をするための標示面を上側に有するベースと、この標示面に対して気層を挟まずに載置される凸レンズと、からなり、この凸レンズがレンズ光軸を中心とした点対称のレンズであって、凸レンズと標示面とが、ゲル材料を介して接着されていることを特徴としている。すなわち、広範囲からの視認が可能となる。
<構成>
図1A,図1Bに示すように、本実施例の広視野標示器0100は、全体で円錐台形状を成すベースとしての金属基体0110と、この金属基体0110の側周面に位置する周面側反射部0150と、金属基体0110の上面0111に位置する上面側反射部0160と、この上面側反射部0160に載置される平凸レンズ0130を備えている。
円錐台形状を成す金属基体0110は、その上面0111の周縁から上方向で且つ放射方向に張り出す環状壁0112を備えていると共に、下面0113の周縁から放射方向に張り出す鍔状受0114を備えている。
上面側反射部0160は、環状壁0112で囲まれる上面0111に標示をするための標示面となる円盤状の光反射シート0122を積層することで形成されている。この円盤状の光反射シート0122は、粘着面を有している場合にはその粘着面により、また、粘着面を有していない場合には接着剤を介して、金属基体0110の上面0111に固定される。
この上面側反射部0160において、環状壁0112で囲まれた上面0111に円盤状の光反射シート0122を隙間や重なりなく、そして、環状壁0112の高さよりも若干(3mm程度)低くなるようにして嵌め込むようにしている。
この実施例で採用する平凸レンズ0130は、底面が平坦で且つレンズ光軸Lを中心とする点対称の、例えば、有機ガラスから成る凸レンズであって、上面側反射部0160の平坦な光反射シート0122に対して安定よく載置されており、平凸レンズ0130の平坦面0131は、図1Bの拡大円内に示すように、透明ゲル材料から成る層厚0.1〜0.3mmのゲル接着層0121を介して標示面である光反射シート0122に接着されている。
この際、ゲル接着層0121の透明ゲル材料の素材としては、透明シリコーン系ゲルや透明アクリル系ゲルが好適であり、その柔軟な特性を活かすことで、平凸レンズ0130の平坦面0131と上面側反射部0160の平坦な光反射シート0122とを、両者間に気層が入り込まないようにして密着させている。あるいはゲルでなく単に液体を用いて気層が入り込まないように密着させることもできる。なお、ここで気層とは空気層であり、多少気泡が入る程度のものは気層が入り込まない状態と言える。
また、この実施例において、平凸レンズ0130の平坦面0131側には、この平坦面0131から略垂直に立ち上がる外周面0132がレンズ光軸Lを中心として形成されている。この平凸レンズ0130の外周面0132は、平凸レンズ0130を金属基体0110の環状壁0112に囲まれた光反射シート0122に密着させた状態において、環状壁0112の内向き面に沿うと共に、外周面0132の球面との境目が環状壁0112の高さとほぼ同じになるように形成されている。
つまり、平凸レンズ0130の平坦面0131側に外周面0132を設けることで、光反射シート0122から発せられる反射光が満遍なく平凸レンズ0130を通過するようにしていると共に、平凸レンズ0130の外周縁の強度を高めて欠け落ち等の損傷が生じるのを回避するようにしている。
一方、周面側反射部0150は、環状壁0112及び鍔状受0114の間で周方向に連続する側周面0115に帯状の光反射シート0120を巻き付けて貼り付けることで形成されている。この光反射シート0120は、粘着面を有している場合にはその粘着面により、また、粘着面を有していない場合には接着剤を介して、金属基体0110の側周面0115に固定される。
この際、周面側反射部0150では、環状壁0112及び鍔状受0114の間の側周面0115に、帯状の光反射シート0120を隙間や重なりなく、そして、環状壁0112及び鍔状受0114とそれぞれ面一になるようにして嵌め込むようにしている。つまり、光反射シート0120の幅及び長さが金属基体0110の側周面0115の幅及び長さとほぼ同じとなるように裁断すると共に、光反射シート0120の厚みと環状壁0112及び鍔状受0114の各径方向張り出し量とがほぼ同じになるようにすることで、光反射シート0120を剥がれ難くすると共に、光反射シート0120を巻き付けて固定する際の位置決めを容易なものとしている。
この実施例において、上記した円錐台形状を成す金属基体0110の下面0113以外に配置される光反射シート0120,0122には、再帰性反射シートを用いることが望ましく、好適な再帰性反射シートとしては、例えば、スリーエム社製のプリズム型高輝度反射シート(商品名:3930ホワイト,3931イエロー,3932レッド,3935ブルー等)が挙げられる。
また、金属基体0110に用いられる素材には、アルミニウムやステンレスやニッケル合金等の金属を用いることができるほか、些か高価ではあるがチタニウム合金を用いることができるが、屋外に配置される場合に要求される耐候性や耐衝撃性を有している素材であれば特に限定しない。
本実施例において、金属基体0110は、アルミニウムに切削加工を施して中実の円錐台形状としたものであり、このように切削加工によって中実の金属基体0110とすることで、強度に優れた広視野標示器0100を提供することができる。
なお、本実施例の広視野標示器0100は、図示はしないが、中実構造を成す金属基体0110を、例えば、歩道及び車道間の縁石に対してねじを用いて固定することができるほか、金属基体0110の下面0113と縁石の上面とを両面テープで接着させることができ、金属材料とコンクリート材料とを強固に接着するための両面テープとして、例えば、スリーエム社製のVHD(登録商標)両面テープを挙げることができる。
このように、本実施例の広視野標示器0100では、金属基体0110の上面0111に位置する標示面である平坦な光反射シート0122に対して、ゲル接着層0121を介して平凸レンズ0130の平坦面0131を接着するようにしているので、すなわち、上面側反射部0160の平坦な光反射シート0122と平凸レンズ0130の平坦面0131とを、両者間に気層が入り込まないようにして密着させているので、光反射シート0122から発せられて平凸レンズ0130を通過する反射光(図1Bに矢印で示す)を広範囲から視認し得ることとなる。
なお、本実施例の広視野標示器0100では、凸レンズとして底面が平坦な平凸レンズ0130を採用した場合を示したが、これに限定されるものではなく、例えば、凸レンズとして底面が緩やかに湾曲する湾曲底面を有するものを採用してもよい。このように、凸レンズの底面を湾曲底面とすると、横方向の外力に対する強度に優れたものとなる。
また、本実施例の広視野標示器0100では、平凸レンズ0130を載置する光反射シート0122が略水平を成している場合を示したが、これに限定されるものではなく、傾斜する光反射シート0122に平凸レンズ0130を載置する構成も採用し得る。
さらに、本実施例において、広視野標示器0100のベースである金属基体0110が円錐台形状を成している場合を示したが、これに限定されるものではなく、円柱形状や角錐台形状や角柱形状等の形状としてもよい。
<効果>
このように、本実施例の広視野標示器では、ゲル材料を介してベースの標示面に気層を挟まずに凸レンズを接着するようにしているので、ベースの標示面を広範囲から視認することが可能となる。
≪実施例2≫
<概要>
本実施例の広視野標示器は、実施例1の広視野標示器を基本とし、凸レンズがシリコーン材料で構成されたシリコーンレンズであり、このシリコーンレンズをベースの標示面に接着する透明ゲル材料として透明シリコーンゲルを採用したうえで、シリコーンレンズの表面をガラスコーティングしたことを特徴としている。
したがって、本実施例の広視野標示器において、凸レンズ及び透明ゲル材料が、シリコーン特有の耐候性、耐熱・耐寒性、耐腐食性、電気絶縁性、透明性等の優れた性質を有することに加えて、紫外線等による白濁などの劣化が少なくなって、耐久性に優れたものとなり、さらに、耐候性及び防汚性にも優れたものとなる。
<構成>
図2Aに示すように、本実施例の広視野標示器0200が、先の実施例1の広視野標示器と相違するところは、弾性を有するシリコーン材料で平凸レンズ0230を構成されたシリコーンレンズとし、金属基体0210の上面0211に位置する標示面である平坦な光反射シート0222に対して、透明シリコーンゲル接着層を介して平凸レンズ0230の平坦面0231を接着するようにした点にある。
この場合、図2Aの拡大円内に示すように、平凸レンズ0230の平坦面0231と標示面である光反射シート0222とを接着する透明シリコーンゲル接着層に、両面シリコーンゲルテープ0221を採用している。
この両面シリコーンゲルテープ0221は、図2Bに示すように、5層構造を成すものであって、硬めのシリコーンの中間層0221Aと、この中間層0221Aの上下側にゲル状態で貼り付けられた粘着層0221B,0221Bと、最上層及び最下層としてのセパレータ0221C,0221Cとから構成されている。図2Bでは、最上層のセパレータ0221Cを少しめくって、その下の粘着層0221Bを露出させた状態を示している。
この広視野標示器0200の平凸レンズ0230の取り付け手順として、まず、円盤状の光反射シート0222を、その粘着面によって金属基体0210の上面0211に貼り付けた後、両面シリコーンゲルテープ0221の下側のセパレータ0221Cを剥がして下側の粘着層0221Bを光反射シート0222上に貼り付ける。この際、光反射シート0222と下の粘着層0221Bとの間に空気が入らないように、スキージーを用いて両面シリコーンゲルテープ0221を扱きながら貼り付ける。
次いで、両面シリコーンゲルテープ0221の剥がしていない上側のセパレータ0221Cを取り去るのに続いて、剥き出しになった上側の粘着層0221Bに平凸レンズ0230の平坦面0231を貼り付ける。この際は、上側の粘着層0221Bと平凸レンズ0230の平坦面0231との間に空気が入らないように、平凸レンズ0230の全体を押圧しながら貼り付ける、すなわち、平凸レンズ0230を両面シリコーンゲルテープ0221に圧着させる。
また、本実施例では、図2Aに二点鎖線で示すように、平凸レンズ0230の表面を含む周面側反射部0250を透明ガラスコーティングによって保護するようにしている。
この際、平凸レンズ0230の外周面0232と金属基体0210の環状壁0212との間に若干の隙間を設けることで、透明ガラスコーティングの付着性を良好なものとすると共に、例えば、広視野標示器0200を車道近傍の路面に配置した場合において、振動によって平凸レンズ0230と金属基体0210とが互いにぶつかり合うのを防ぐようにしている。
<効果>
本実施例の広視野標示器では、実施例1の広視野標示器と同じ効果が得られるのに加えて、凸レンズ及び透明ゲル材料が、シリコーン特有の耐候性、耐熱・耐寒性、耐腐食性、電気絶縁性、透明性等の優れた性質を有することになるうえ、紫外線等による白濁などの劣化が少なくなって、耐久性に優れたものとすることができる。
加えて、傷や水濡れや埃から護られるので、耐候性及び防汚性も向上させることができる。
≪実施例3≫
<概要>
本実施例の広視野標示器は、実施例1の広視野標示器を基本とし、標示面の標示を少なくとも一部に蓄光材料を使用した蓄光標示としたことを特徴としている。
したがって、本実施例の広視野標示器において、例えば、災害時の備えの情報伝達マーカーとして活用することができる。
<構成>
図3Aに示すように、本実施例の広視野標示器0300が、先の実施例1の広視野標示器と相違するところは、上面側反射部0360の光反射シート0323上に、ピクトサインSが印刷された板状のシリコーン材料から成る蓄光部材0322を配置した点にある。
本実施例の広視野標示器0300では、図3Bの拡大断面に示すように、金属基体0310上に、酸化チタンを成分とする白色の光反射シート0323,両面シリコーンゲルテープ0321,蓄光部材0322,両面シリコーンゲルテープ0321及び平凸レンズ0330を順次積層してなっている。
この広視野標示器0300の平凸レンズ0330の取り付け手順として、まず、円盤状の光反射シート0323を、その粘着面によって金属基体0310の上面に貼り付けた後、両面シリコーンゲルテープ0321の下側のセパレータを剥がして下側の粘着層0321Bを光反射シート0323上に貼り付ける。この際、光反射シート0323と下の粘着層0321Bとの間に空気が入らないように、スキージーを用いて両面シリコーンゲルテープ0321を扱きながら貼り付ける。
次いで、両面シリコーンゲルテープ0321の剥がしていない上側のセパレータを取り去るのに続いて、剥き出しになった上側の粘着層0321Bに板状の蓄光部材0322を貼り付ける。この際も、上側の粘着層0321Bと弾性のある蓄光部材0322との間に空気が入らないように、スキージーを用いて蓄光部材0322を扱きながら貼り付ける。
次に、別の両面シリコーンゲルテープ0321の下側のセパレータを剥がして下側の粘着層0321Bを蓄光部材0322上に貼り付け、この際も、蓄光部材0322と下の粘着層0321Bとの間に空気が入らないように、スキージーを用いて両面シリコーンゲルテープ0321を扱きながら貼り付ける。
最後に、両面シリコーンゲルテープ0321の剥がしていない上側のセパレータを取り去るのに続いて、剥き出しになった上側の粘着層0321Bに平凸レンズ0330の平坦面0331を貼り付ける。この際は、上側の粘着層0321Bと平凸レンズ0330の平坦面0331との間に空気が入らないように、平凸レンズ0330の全体を押圧しながら貼り付ける、すなわち、平凸レンズ0330を両面シリコーンゲルテープ0321に圧着させる。
本実施例において、蓄光部材0322の下層側に酸化チタンを成分とする白色の光反射シート0323を配置しているので、蓄光部材0322上のピクトサインSが極めて明瞭に標示されるので、人に伝えるための情報の告知がより一層明確なものとなる。
なお、本実施例の広視野標示器0300では、蓄光部材0322においてピクトサインSを標示するようにしているが、図形や文字を標示することも当然可能であり、例えば、文字を標示するようにした場合には、従来であれば標示器の傍に近づかなければ読み取れなかった文字が、本実施例の広視野標示器0300では比較的遠方からも読み取り可能となる。
<効果>
本実施例の広視野標示器では、実施例1の広視野標示器と同じ効果が得られるのに加えて、例えば、災害時の備えの情報をより一層明確に伝達し得る。
上記した各実施例では、主として本発明に係る広視野標示器を路面等に設置する場合を例示したが、例えば、実施の可能性として、図4に示すように、広視野標示器0400を屋内の壁面0480や天井0490に設置することも考え得る。
0100 広視野標示器
0110 金属基体
0122 上面側の光反射シート(標示面)
0130 平凸レンズ

Claims (6)

  1. 標示をするための標示面を上側に有するベースと、
    標示面に対して気層を挟まずに載置される凸レンズと、
    からなる広視野標示器。
  2. 前記凸レンズは、レンズ光軸を中心として点対称である請求項1に記載の広視野標示器。
  3. 前記凸レンズと標示面とは、ゲル材料を介して接着されている請求項1又は請求項2に記載の広視野標示器。
  4. 前記凸レンズはシリコーン材料で構成されたシリコーンレンズであり、前記ゲル材料はシリコーンゲルである請求項3に記載の広視野標示器。
  5. 前記シリコーンレンズは表面がガラスコーティングされている請求項4に記載の広視野標示器。
  6. 標示面の標示は蓄光材料を少なくとも一部に使用した蓄光標示である請求項1から請求項5のいずれか一に記載の広視野標示器。
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