JP2021032885A - 電気機械式時計 - Google Patents

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Abstract

【課題】大量の電気エネルギーを消費することなく、衝撃発生時のロータの不要な動きを抑制する電気機械式時計を提供する。【解決手段】電気機械モータ4は、ステータの磁気回路10が貫通する2つのコイルB1,B2で形成され、第1のコイルB1は、電圧検出回路CD1,CD2に接続され、電圧検出回路CD1,CD2は、モータのステッピング機能モードでは、駆動パルスの合間の時間間隔中に第1のコイルB1において誘起される電圧を検出することが可能であるように、特に、これらの時間間隔中にロータ18によって不要なステップが実行されるかどうかを検出することが可能であるように、構成され、スイッチT1,T2,T3は、時間間隔のそれぞれの最中に第2のコイルB2を短絡させるように、電子制御回路CECによって制御され、これにより、駆動パルスの合間にロータ18が一時的に位置するアイドル位置に、ロータ18を受動的に保持する。【選択図】図1

Description

本発明は、アナログディスプレイを備える電気機械式時計であって、衝撃が発生した場合に、このアナログディスプレイの望ましくないずれが起きやすい電気機械式時計に関する。特に、本発明は、衝撃が発生した場合に、不要なステップすなわち非規約ステップを検出することを可能にしつつ、かかる電気機械式時計をよりロバストにするためのシステムに関するものである。
電気機械式時計で衝撃が発生した場合の不要なステップのリスクの問題は古くから知られており、この問題に対して様々なソリューションが提供されている。
特許文献1は、モータに供給される駆動パルスの合間の時間間隔中に、ステッピングモータのシングルコイルの両端に接続された衝撃検出ユニットによって、電気機械式時計が受ける衝撃を検出するための対策を講じたシステムについて提案している。これは、衝撃の発生時に指針が動くと、その結果として永久磁石ロータが動くことによって、コイルにおいて電気信号が発生し、これを衝撃検出ユニットで検出できるからである。コイルにおいて発生した電気信号によりロータの不要な動きを検出することに続いて、ステッピングモータが1つ以上の不要なステップを実行しないように、ロータをブロックする電気パルスを送信するための対策を講じている。このソリューションにはいくつかの欠点がある。第一に、ロータの動きによってコイルにおいて誘起される電気信号を検出するための回路にコイルを接続するには、コイルの非常に高いインピーダンスを維持することが必要となり、その結果、コイルに電流が流れない可能性がある。従って、このソリューションによって、駆動パルスの合間の時間間隔中に、そのような動きによって発生する電流を用いてロータの不要な動きを抑制することを有効にはできない。従って、この状態では、電気機械モータは、時計が受け得る衝撃または他の急激な加速の影響を受けやすく、そのような事象を、アナログディスプレイの不要な動き、ひいてはこのアナログディスプレイに機械的に連結されたロータの不要な動きを事象が引き起こすときに検出できるとしても、影響を受けやすい。第二に、このシステムは、時計が衝撃を受けたかどうかを検出し、次に、ロータをブロックするパルスを生成することによってこの情報に反応するための対策を講じている。従って、モータが少なくとも1つの不要なステップを実行するのを防ぐには、反応が遅すぎたり、かつ/または不十分であったりする可能性がある。さらに、ブロッキングパルスで不要なステップを防ぐことができない場合には、このブロッキングパルスによって、第2の不要なステップが発生する。最後に、ブロッキングパルスを生成することは、大量の電気エネルギーを消費し得る。迅速な検出および可能な限り迅速な反応を確保するために、検出閾値を比較的低く設定する場合には、ブロッキングパルスが頻繁に生成されるので、これにより電気機械式時計のバッテリ寿命が短くなる。
特許文献2は、やはり、上記で引用した文献で提案されているタイプのシステムについて記載している。この場合は、アナログディスプレイの不要な動き、すなわちステッピングモータに運動学的に連結された少なくとも1つのインジケータの不要な動きを引き起こす衝撃を時計が受けたときに、ステッピングモータのシングルコイルにおいて誘起される電圧を検出できるように、電気機械モータの少なくとも1つの電気端子に接続される衝撃検出回路のための対策を講じている。この場合、さらに、衝撃の検出に続いてブロッキングパルスを生成するための対策を講じている。これを実施すると、前述の文献に関連して記載したものと同じ問題が生じる。また、衝撃検出回路は、その後に補償ステップを生成することができるように、必要なステップが実行されていないかどうかを検出するように構成されてもよいことにも留意すべきである。
なお、ステッピングモータの不要なステップ、およびそのような不要なステップ時のロータの回転方向、をカウントすることを可能とする装置が提案されていることに留意すべきである。ロータの1つ以上の不要なステップを引き起こした衝撃の後に、修正ステップによるか、または不要なステップの方向がアナログディスプレイを駆動するための方向である場合には、アナログディスプレイを駆動するための駆動パルスを周期的に生成するモータの制御によって、不要なステップの数に対応した数の駆動パルスを抑制することによるか、いずれかにより、アナログディスプレイにおいて発生した誤差を適切な方法で修正することが可能である。このようなソリューションによれば、衝撃が検出されたときに電気信号を用いてロータを電気的にブロックする必要がなくなり、ひいては、時計の電子回路の十分に迅速かつ強力な反応を提供する必要がなくなる。このソリューションには、アナログディスプレイを形成するインジケータが示し得るアンバランスな質量が制限されないという利点がある。しかしながら、モータのコイルにおいて誘起される電気信号の検出によって不要なステップをカウントするこれらの手段は、衝撃が発生した場合に、ステッピングモータが「自然な」形で、そのような不要なステップに受動的に抵抗することを可能としない。これにより、電気機械式時計の電力消費が増加する。
特許文献3は、2つのコイルを備えた単相ステッピングモータについて開示している。この文献の教示によれば、2つのコイルは、ロータが優先方向と呼ばれる第1の方向に回転することを可能とする強力なパルスを生成するように、直列に構成され、次に、ロータが優先方向とは反対の方向に回転することを可能とするパルスを生成するように、並列に構成される。ロータを一方向または他方向に駆動するためのパルスの合間に、衝撃が発生した場合にロータを制動し、ひいては不要なステップの数を制限するために、2つのコイルを短絡させるための対策を講じている。衝撃または不要なステップを検出するための回路は設けられておらず、かつ、そのような不要なステップを修正するための回路は設けられていない。状況および提供される駆動モードによって、不要なステップの後に、修正ステップまたは誤方向の2つのステップが「自然に続く」。これにより、衝撃後に3ステップの誤差が残り得る。
欧州特許第1693720号明細書 欧州特許第3171231号明細書 欧州特許第0026002号明細書
本発明の目的は、上記の技術的問題を解決することである。
この目的のため、本発明は、電気機械式時計に関し、これの電気機械モータは、磁気回路およびこの磁気回路が貫通する第1のコイルを含むステータと、磁気回路に結合された永久磁石を備えたロータと、で形成されており、この磁気回路は、時計のアナログディスプレイに機械的に結合されたロータの、少なくとも1つの最小エネルギー位置を規定している。第1のコイルは、電気機械モータのステッピング機能モードでは、モータに供給される駆動パルスの合間の時間間隔中にこの第1のコイルにおいて誘起される何らかの電圧を検出するように構成された電圧検出回路に、特に、これらの時間間隔中にロータによって非規約ステップが実行されるかどうかを検出するように構成された電圧検出回路に、接続されることが可能であるように構成されている。次に、電気機械モータは、磁気回路が貫通する第2のコイルを含む。さらに、電気機械式時計は、少なくとも1つのスイッチを備え、このスイッチは、電気機械モータのステッピング機能モードでは、前記の時間間隔のうちの時間間隔中に第1のコイルを電圧検出回路に接続するように、かつ、これらの時間間隔のそれぞれの少なくとも主部分中に第2のコイルを短絡させるように、電子制御回路によって制御される。
第1の主な変形例では、電気機械式時計は、すべての前記の時間間隔中に第1のコイルを電圧検出回路に接続するように、かつ、前記の時間間隔のそれぞれの少なくとも主部分中に第2のコイルを短絡させるように、構成される。
第2の主な変形例では、検出回路およびスイッチ群は、第1のコイルおよび第2のコイルのそれぞれを電圧検出回路の少なくとも一部に接続することができるように構成される。次に、スイッチ群は、前記の時間間隔のそれぞれの最中に、第1のコイルおよび第2のコイルのいずれか一方を電圧検出回路に接続するように、かつ、その時間間隔の少なくとも主部分中に、これらの第1のコイルおよび第2のコイルの他方を短絡させるように、構成されるとともに、電子制御回路によって制御される。
本発明による電気機械式時計の特徴により、衝撃時のモータの何らかの不要なステップの検出が、電圧検出回路に接続された第1のコイルおよび第2のコイルの少なくとも一方によって維持され、さらに、これらの2つのコイルの他方を駆動パルスの外側で短絡させることによって、ロータは受動的にブロックされる。これにより、衝撃が発生した場合の何らかの不要なステップの数は大幅に減少し、それでも衝撃時に不要なステップが実行された場合でも、それの検出の確保が維持されることによって、第一に、アナログディスプレイで発生した誤差を次に修正することが可能となり、第二に、必要に応じて2つのコイルの一方によってブロッキングパルスを生成することにより、衝撃に対するモータの耐性をさらに高めることが可能となる。
本発明について、決して限定するものではない例として提示される添付の図面を用いて、より詳細に以下で説明する。
図1は、本発明による電気機械式時計の一実施形態を概略的に示している。 図2は、3つのスイッチを有する回路の様々な状態を提示するとともに、その結果としての、図1の時計の電気機械モータのステータを形成する2つのコイルの構成を提示する表である。
図1および2を参照して、本発明による電気機械式時計2の一実施形態について、以下で説明する。
電気機械式時計2は、
− 特に時針6および分針8を有するアナログディスプレイADと、
− 磁気回路10および磁気回路を形成するコア14が貫通するコイルB1を含むステータと、磁気回路に磁気的に結合された永久磁石20を備えたロータ18と、で形成された電気機械モータ4であって、そのロータは、アナログディスプレイに機械的に結合されている、電気機械モータ4と、
− 電気機械モータに電力供給するための、2つの部分CA1およびCA2で示す電源回路であって、電源回路の2つの部分は、電気機械モータの第1の電気端子M1と第2の電気端子M2にそれぞれ接続されている、電源回路と、
− 電気機械モータを制御するための電子回路であって、電気機械モータのステッピング機能モードでは、要求に応じて、電源回路が、駆動パルス間に非ゼロの時間間隔を有して駆動パルスを生成するように、構成された電子制御回路CECと、
− 図示の変形例では、第1の電気端子M1と第2の電気端子M2にそれぞれ接続された2つの部分CD1およびCD2を有する電圧検出回路であって、前記の時間間隔中にコイルB1において誘起される電圧を検出することが可能であるように構成された、特に、この誘起電圧に基づいて、これらの時間間隔中にロータ18によって不要なステップが実行されるかどうかを検出することが可能であるように構成された、検出回路と、を備える。
電気機械モータ4は、ステッピング型のものであり、磁気回路10は、ロータ18について、少なくとも1つの最小エネルギー位置を規定しており、電力供給がないときに動いているロータは、この最小エネルギー位置に向かって回転し、電力供給がないとき、すなわち、要求に応じて電源回路により供給される駆動パルスがないときには、ロータは、この最小エネルギー位置に留まる。それぞれの最小エネルギー位置は、電力供給がないときのロータについて、「アイドル位置」とも呼ばれる安定位置を規定している。従って、駆動パルスの合間の時間間隔中に、コイルB1において誘起される電圧によって、ロータが一時的に位置するアイドル位置から回転しているかどうかを検出することが可能である。
先行技術のいくつかの文献、特に技術的背景において引用した文献では、ステッピングモータを作動させるための2つの駆動パルスの合間に少なくとも1つの不要なステップすなわち非規約ステップが実行されたかどうかを判断することを目的として、電気機械式時計のステッピングモータのコイルにおいて誘起される電気信号を検出するため、および検出された誘起電気信号を処理するための回路の、種々の実施形態について記載している。また、先行技術のこれらの文献は、前述のように、非規約の回転が検出されたら直ちに不要なステップの実行を防ぐための様々な可能な反応について、ならびに/または、その結果として生じるアナログディスプレイの誤差を修正するために、不要なステップおよび対応する回転方向をカウントすることについて、も記載している。これらの種々の実施形態および可能な反応は、コイルにおいて誘起される電圧を検出するための回路CD1およびCA2、ならびに電子制御回路CECにおいて、実施することができる。なお、変形例では、2つの電気端子M1、M2の一方のみが、誘起電圧を検出するための回路に接続されることに留意すべきであり、この場合、誘起電圧を検出するための回路は、1つの部分CD1またはCD2のみを含む。
本発明によれば、電気機械モータのステータは、磁気回路10が貫通する、特に図1に示すようなコア14が貫通する、コイルB2をさらに含む。次に、一般的に、電気機械式時計2は、少なくとも1つのスイッチを備え、このスイッチは、電気機械モータ4のステッピング機能モードでは、前記の時間間隔のそれぞれの少なくとも主部分中にコイルB2を短絡させるように、電子制御回路CECによって制御される。なお、電気機械モータの他の構成では、コイルB2は、これに貫通する磁気回路の第2のコアを有し得ることに留意すべきである。ロータの永久磁石は磁気回路に磁気的に結合されるので、この永久磁石は、個々の2つのコアによって2つのコイルB1およびB2に磁気的に結合される。
図面を参照して説明される好ましい実施形態では、電気機械式時計は、複数のスイッチT1、T2、T3を備え、これらは、駆動パルスの最中にコイルB1とコイルB2を直列または並列のいずれかに構成することができるように、構成されるとともに、電子制御回路CECによって制御される。さらに、駆動パルスの合間の時間間隔中に、コイルB2を短絡させてコイルB1における電圧を検出するか、またはコイルB1を短絡させてコイルB2における電圧を検出するか、いずれかが可能である。図2に提示する表は、電子制御回路CECが生成する3つのデジタル信号S1、S2、S3によりそれぞれ制御される3つのスイッチT1、T2、T3の様々な有効な状態について、コイルB1およびB2の対応する構成を提供している。従って、前記の時間間隔中に電圧検出回路に接続されるコイルは、コイルB1またはコイルB2のいずれかであり、これらの時間間隔中に短絡させるコイルは、それぞれコイルB2またはコイルB1のいずれかである。(「F」で示す)閉じたスイッチは、導通状態にあり、(「O」で示す)開いたスイッチは、非導通状態にある。
前述の変形例では、2つのコイルの一方のみが、図1に示すような検出回路の2つの部分CD1およびCD2の一方または他方で形成される検出回路CDに接続されてよい。この変形例では、駆動パルスの合間の時間間隔の少なくとも主部分中に、検出回路CDに接続可能なコイルを、このコイルに接続するとともに、前記の時間間隔の少なくとも主部分中に、ロータの何らかの非規約の動きを制動するために、ひいては不要なステップを阻止するか、またはその数を制限するために、他方のコイルを短絡させる。
コイルB1とB2の直列構成は、好ましくは、通常のステッピング機能モードで電気機械モータに駆動パルスを印加するときに用いられ、この直列構成によって、消費される電気エネルギーを最小限に抑えることが可能となる。コイルB1とB2の並列構成は、好ましくは、特に時刻を調整する場合またはアナログディスプレイADの修正操作時に、加速機能モードで、すなわち比較的高速で、電気機械モータに駆動パルスを印加するときに用いられる。また、電気機械モータに供給される何らかの駆動パルスの最中に、2つのコイルの一方のみに供給するための対策を必要に応じて講じることも可能であることに留意すべきである。
2 電気機械式時計
4 電気機械モータ
6 時針
8 分針
10 磁気回路
14 磁気回路を形成するコア
18 ロータ
20 永久磁石
AD アナログディスプレイ
B1 コイル
B2 コイル
CA1 電源回路の部分
CA2 電源回路の部分
CD1 電圧検出回路の部分
CD2 電圧検出回路の部分
CEC 電子制御回路
M1 第1の電気端子
M2 第2の電気端子
S1 デジタル信号
S2 デジタル信号
S3 デジタル信号
T1 スイッチ
T2 スイッチ
T3 スイッチ

Claims (4)

  1. 電気機械式時計(2)であって、
    アナログディスプレイ(AD)と、
    磁気回路(10)および前記磁気回路が貫通するコイル(B1)を含むステータと、前記磁気回路に結合された永久磁石(20)を備えたロータ(18)と、で形成された電気機械モータ(4)であって、前記磁気回路は、前記ロータの少なくとも1つの最小エネルギー位置を規定しており、前記ロータは、前記アナログディスプレイに機械的に結合されている、電気機械モータと、
    前記電気機械モータに電力供給するための電源回路(CA1,CA2)であって、前記電気機械モータの第1の電気端子(M1)および第2の電気端子(M2)に接続されている、電源回路と、
    前記電気機械モータを制御するための電子回路であって、前記電気機械モータのステッピング機能モードでは、要求に応じて、前記電源回路が、駆動パルス間に非ゼロの時間間隔を有して駆動パルスを生成するように、構成された電子制御回路(CEC)と、
    前記時間間隔中に前記コイル(B1)において誘起される電圧を検出することが可能であるように構成された電圧検出回路(CD1,CD2)であって、特に、前記誘起電圧に基づいて、前記時間間隔中に前記ロータ(18)によってステップが実行されるかどうかを検出することが可能であるように構成された、電圧検出回路と、を備える電気機械式時計において、
    前記コイルは第1のコイル(B1)であり、前記電気機械モータの前記ステータは、前記磁気回路(10)が貫通する第2のコイル(B2)をさらに含む、ことと、
    前記電気機械式時計は、少なくとも1つのスイッチ(T1,T2,T3)を備え、前記スイッチは、前記電気機械モータの前記ステッピング機能モードでは、前記時間間隔のうちの時間間隔中に前記第1のコイルを前記電圧検出回路に接続するように、かつ、前記時間間隔のそれぞれの少なくとも主部分中に前記第2のコイルを短絡させるように、前記電子制御回路(CEC)によって制御される、こと、を特徴とする電気機械式時計。
  2. すべての前記時間間隔中に前記第1のコイルを前記電圧検出回路に接続するように、かつ、前記時間間隔のそれぞれの少なくとも主部分中に前記第2のコイルを短絡させるように、構成されることを特徴とする、請求項1に記載の電気機械式時計(2)。
  3. 前記検出回路およびスイッチ群(T2,T3)は、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのそれぞれを前記電圧検出回路の少なくとも一部(CD1,CD2)に接続することができるように構成されることと、
    前記スイッチ群は、前記時間間隔のそれぞれの最中に、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルのいずれか一方を前記電圧検出回路に接続するように、かつ、前記時間間隔の少なくとも主部分中に、前記第1のコイルおよび前記第2のコイルの他方を短絡させるように、構成されるとともに、前記電子制御回路(CEC)によって制御されること、を特徴とする、請求項1に記載の電気機械式時計(2)。
  4. 前記電気機械式時計は、複数のスイッチ(T1,T2,T3)を備え、前記スイッチは、前記駆動パルスの最中に前記第1のコイル(B1)と前記第2のコイル(B2)を直列または並列のいずれかに構成することができるように、構成されるとともに、前記電子制御回路(CEC)によって制御される、ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気機械式時計。
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