JP2021032109A - 点検口オイルシール構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】内燃機関に設けられた点検口に着脱可能に取り付けられる点検口プラグをガスケットと共締めした際、ガスケットが点検口の周囲を傷つける深さ、または傷の範囲をより小さくして、オイル滲みをより目立たなくすることができる点検口オイルシール構造を提供する。【解決手段】内燃機関に設けられ、内燃機関の外側と内側を連通する円形状を有して内周面に雌ネジ部が形成された点検口と、点検口の雌ネジ部にねじ込まれる雄ネジ部と、雄ネジ部の先端に設けられたプラグヘッド部とを有して、点検口を塞ぐ点検口プラグと、点検口プラグのプラグヘッド部と、点検口の周囲との間に挟み込まれて点検口をシールするリング状のガスケットと、を有する点検口オイルシール構造において、点検口は、内燃機関のオイルパンとは異なる位置における内燃機関の鉛直方向に沿った面に設けられており、ガスケットは、表面が樹脂コーティングされている。【選択図】図3

Description

本発明は、点検口オイルシール構造に関する。
一般に、ピストンを用いた内燃機関(レシプロエンジン)では、排気バルブ及び吸気バルブを開閉するカムシャフトを駆動するためのタイミングチェーンと、タイミングチェーンにテンションを付与するテンショナーが内燃機関の前面に配置されている。テンショナーには、タイミングチェーンにテンションを付与するためロッドが伸縮自在に設けられている。
タイミングチェーンのメンテナンス又は交換の作業の際、作業を円滑にするためテンショナーから突出するロッドの長さを適正に保つ作業用工具が用いられている。作業者が内燃機関の外部からこの作業用工具を使用するため、内燃機関の前面には円形状の点検口が設けられている。この点検口には、雄ネジ部とプラグヘッド部を有するボルト状の点検口プラグとガスケットが着脱可能に設けられている。
この点検口は、一般に内燃機関の前面の一部を覆うアルミニウム等の金属でできたカバー部材に設けられ、点検口の内周面には雌ネジが設けられ、当該雌ネジに、点検口プラグの雄ネジ部がねじ込まれている。通常時(メンテナンス時又は交換時以外)では、点検口プラグとガスケットが、点検口に対して共締めされ、点検口プラグのプラグヘッド部がリング状の金属製ガスケットを押し潰して点検口をシールして、オイルが内燃機関の内部から漏れるのを防いでいる。
ここで、従来の点検口オイルシール構造と、点検口プラグ及びガスケットを点検口に共締めする手順について、図6〜図8を用いて説明する。図6は、点検口144に点検口プラグ120とガスケット130を共締めした状態の断面図を示し、図7は図6のVII−VII断面図を示している。なお図7は、説明のために、点検口プラグ120の雄ネジ部124の半径である雄ネジ半径R124に対して、ガスケット130の内径の半径である内周半径R130Nを、実際よりも非常に大きくした例を示している。また図8は、点検口プラグ120とガスケット130を共締めして、ガスケット130が点検口プラグ120に連れ回りした際に点検口144の周囲の取付面142を傷つけ凝着摩耗(ムシレ)が生じる領域であるムシレ領域(外ムシレ領域130S、内ムシレ領域130U)の例を示している。
図6に示すように、従来の点検口オイルシール構造110は、カバー部材140、点検口プラグ120、ガスケット130にて構成されている。カバー部材140は、アルミ等で形成されており、略鉛直方向に沿った取付面142に、略水平方向に形成された中心軸線144Jを有する貫通孔である点検口144が設けられている。点検口144の内周面には雌ネジ部146が形成されている。
点検口プラグ120は、鉄等の材質(例えば、SS400)で形成され、プラグヘッド部122と雄ネジ部124とを有しており、プラグヘッド部122と雄ネジ部124との間にはフランジ部126が形成されている。ガスケット130は、アルミまたは銅等の材質で形成され、中央に貫通孔が形成された円板状(リング状)とされている。
ここで、図7に示すように、点検口プラグ120(図6参照)の雄ネジ部124の半径を雄ネジ半径R124と設定し、ガスケット130の内径の半径を内周半径R130Nと設定し、ガスケット130の外周の半径を外周半径R130Gと設定する。なお図7では、以降の説明をわかり易くするために、雄ネジ半径R124に対して、内周半径R130Nを実際よりも非常に大きくした例を示している。
作業者が、点検口プラグ120及びガスケット130を点検口144に共締めする場合、トルクコンバーター付インパクトレンチを用いて共締めする。トルクコンバーター付インパクトレンチは、締め付けトルクを所望するトルクに設定できるが、回転数については、例えば1500[rpm]以上にしか設定できない。
作業者が、点検口プラグ120及びガスケット130を点検口144に共締めする場合、まずガスケット130の貫通孔に点検口プラグ120の雄ネジ部124を挿通して、点検口プラグ120の雄ネジ部124を点検口144に接触させる。このとき、ガスケット130は重力によって下方に移動し、図7における実線にて示すガスケット130の位置となる。この状態からトルクコンバーター付インパクトレンチを用いて点検口プラグ120の雄ネジ部124をねじ込むと、ガスケット130が連れ回りする場合がある。
例えば図7に示すように、ガスケット130が、実線にて示すガスケット130の位置から、点線にて示すガスケット130Aの位置へと連れ回りすると、ガスケット130の外周縁部にて、取付面142における外ムシレ領域130Sが傷つけられ、ガスケット130の内周縁部にて、取付面142における内ムシレ領域130Uが傷(ムシレ)つけられる場合がある。
図7において、雄ネジ部124の中心軸線124Jから実線にて示すガスケット130の下端部までの距離は、外周半径R130G+(内周半径R130N−雄ネジ半径R124)となる。従って、図8に示すように、外ムシレ領域130Sの半径は、外周半径R130G+(内周半径R130N−雄ネジ半径R124)となり、ガスケット130の外周の半径である外周半径R130Gよりも大きいので、外ムシレ領域130Sは、ガスケット130の外周よりも径方向外側に大きくはみ出した領域となる。
点検口144(図6参照)の内側には、タイミングチェーンが回っているので、粒子状のオイルやミスト状のオイルが存在している。外ムシレ領域130Sの傷が深いと、毛細管現象により傷を伝って外ムシレ領域130Sにオイルが滲み出て、オイル滲みが目立つ場合がある。外ムシレ領域130Sの傷が深いほど、滲み出るオイル量が増加して、オイル滲みが目立つ。また、外ムシレ領域130Sがガスケット130よりも径方向外側に大きく広がっているほど、オイル滲みが目立つ。このオイル滲みを、より目立たなくすることが望まれている。
例えば特許文献1には、図10で示すように内燃機関の合成樹脂製のオイルパン203(カバー部材に相当)と、ドレンプラグ220(点検口プラグに相当)と、金属製ナット246と、Oリング212と、ガスケット230と、を有するドレンプラグ取付構造210が記載されている。
金属製ナット246は、円筒部214と六角形のナット部215を有し、オイルパン203に設けられた貫通孔244に円筒部214が嵌合され、オイルパン203の内部の側の面に設けられた六角形のナット嵌合部205にナット部215が嵌合されて、オイルパン203に締結されている。
貫通孔244は、Oリング収容部216にOリング212が収納されて径方向にシールされ、円筒部214の端面214bとドレンプラグ220との間にガスケット230が挟み込まれ、軸方向にシールされている。これにより、オイルパン203からオイルが滲み出ることを防止している。
特開2012−255373号公報
特許文献1に記載のドレンプラグ取付構造を内燃機関の点検口に適用した場合、カバー部材にナット嵌合部、Oリング収容部を設けたり、別途ナット、Oリングを使用したりする必要があり構造が複雑になる。
本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、内燃機関に設けられた点検口に着脱可能に取り付けられる点検口プラグをガスケットと共締めした際、ガスケットが点検口の周囲を傷つける深さ、または傷の範囲をより小さくして、オイル滲みをより目立たなくすることができる点検口オイルシール構造を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、第1の発明は、内燃機関に設けられ、前記内燃機関の外側と内側を連通する円形状を有して内周面に雌ネジ部が形成された点検口と、前記点検口の前記雌ネジ部にねじ込まれる雄ネジ部と、前記雄ネジ部の先端に設けられたプラグヘッド部とを有して、前記点検口を塞ぐ点検口プラグと、前記点検口プラグの前記プラグヘッド部と、前記点検口の周囲との間に挟み込まれて前記点検口をシールするリング状のガスケットと、を有する点検口オイルシール構造において、前記点検口は、前記内燃機関のオイルパンとは異なる位置における前記内燃機関の鉛直方向に沿った面に設けられており、前記ガスケットは、表面が樹脂コーティングされている、点検口オイルシール構造である。
第2の発明は、上記第1の発明に係る点検口オイルシール構造であって、前記ガスケットは、前記雄ネジ部が挿通される貫通孔の内径と前記雄ネジ部の最大外径との間の隙間が0.1mm以上、かつ、0.5mm以下に設定されている、点検口オイルシール構造である。
第3の発明は、上記第1又は第2の発明に係る点検口オイルシール構造のであって、前記点検口は、前記内燃機関に取り付けられるカバー部材に設けられており、前記カバー部材の材質は、アルミニウムまたはアルミニウムを含む合金である、点検口オイルシール構造である。
第4の発明は、上記第1の発明〜第3の発明のいずれか1つに係る点検口オイルシール構造の前記点検口に、前記ガスケットと前記点検口プラグを共締めする点検口プラグ取付方法であって、前記ガスケットと前記点検口プラグを、トルクコンバーター付インパクトレンチにより所定のトルクで前記点検口に共締めする、点検口プラグ取付方法である。
第1の発明によれば、ガスケットが点検口に対して滑りやすくなることで点検口の周囲の傷の発生を抑制し、ガスケットの連れ回りを抑制することで傷が深くなることを防ぐことができる。これにより、ガスケットが点検口の周囲を傷つける深さ、傷の範囲をより小さくして、傷を伝って滲み出るオイルの量を減らせることができ、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
第2の発明によれば、ガスケットが連れ回る範囲を減少させ、点検口の周囲における傷が発生する範囲を減少させることができる。これにより、オイル滲みの範囲がより小さくなり、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
第3の発明によれば、カバー部材の材質が柔らかい金属であるアルミニウムまたはアルミニウムを含む合金であっても、点検口の周囲の傷の発生を抑制し、傷を伝って滲み出るオイルの量を減らせることができ、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
第4の発明によれば、オイル滲みの発生を抑えつつ、作業者の手動ではなく、トルクコンバーター付インパクトレンチにより所定のトルクで、ガスケットと点検口プラグを共締めすることができる。
点検口が形成されているカバー部材を備えた内燃機関の正面図である。 点検口オイルシール構造の分解斜視図である。 点検口プラグの中心軸線を含むXZ平面での本願の発明を適用した点検口オイルシール構造の断面図である。 図3のIV−IV断面におけるムシレの発生を説明する図である。 本願の点検口オイルシール構造における外ムシレと従来の点検口オイルシール構造における外ムシレの領域を示す図である。 点検口プラグの中心軸線を含むXZ平面での従来の点検口オイルシール構造の断面図である。 図6のVII−VII断面におけるムシレの発生を説明する図である。 図6のVII−VII断面における外ムシレと内ムシレの領域を示す図である。 ガスケットの貫通孔と点検口プラグの雄ネジ部との間の隙間の大きさとムシレの良否の判定結果を示す図である。 特許文献1に記載のドレンプラグ取付構造の断面図である。
以下、図1〜図9を用いて、本願の実施形態の例について説明する。なお、X軸とY軸とZ軸が記載されている図では、X軸とY軸とZ軸は互いに直交している。X軸方向を“前”、X軸方向に対して反対方向を“後”とし、Z軸方向を“上”、Z軸方向の反対方向を“下”とする。また、Y軸方向を“右”、Y軸方向の反対方向を“左”とする。
●[本願の点検口オイルシール構造10の構成(図1〜図3)]
図1〜図3を用いて本願の発明を実施するための形態の例の点検口オイルシール構造10の構成を説明する。図1は、点検口44が形成されているカバー部材40を備えた内燃機関1の正面図である。図2は、点検口オイルシール構造10の分解斜視図である。
図1に示す内燃機関1は、ピストンを用いた内燃機関(レシプロエンジン)である。内燃機関1には、排気バルブ及び吸気バルブを開閉するカムシャフト(図示省略)を駆動するためのタイミングチェーン2と、タイミングチェーン2にテンションを付与するテンショナー6が内燃機関の前面に配置されている。テンショナー6には、図示は省略するが、タイミングチェーン2にテンションを付与するためのチェーンスリッパ4をタイミングチェーン2に押し当てるため、ロッドが伸縮自在に設けられている。
タイミングチェーン2のメンテナンス又は交換の作業の際、作業を円滑にするためテンショナー6から突出するロッド(図示省略)の長さを適正に保つ作業用工具が用いられている。作業者が内燃機関1の外部からこの作業用工具を使用するため、内燃機関1のオイルパン(図示省略)とは異なる位置における内燃機関1の鉛直方向に沿った面である前面を覆うカバー部材40には円形状の点検口44が設けられている。この点検口44には、ボルト状の点検口プラグ20とガスケット30が着脱可能に設けられている。
図2に示すように、点検口オイルシール構造10は、点検口プラグ20、ガスケット30、カバー部材40に設けられた点検口44にて構成されている。カバー部材40は、柔らかい金属であるアルミニウムまたはアルミニウムを含む合金で形成されており、略鉛直方向に沿った取付面42に、略水平方向に形成された中心軸線44Jを有する貫通孔である点検口44が設けられている。
点検口プラグ20は、鉄等の材質(例えば、SS400)で形成され、プラグヘッド部22と雄ネジ部24とを有している。プラグヘッド部22の雄ネジ部24の側には、フランジ部26が形成されている。プラグヘッド部22は、トルクコンバーター付インパクトレンチ側のソケットへ嵌め込まれるため、例えば六角形の柱状の形状を有している。
図2、図3で示すようにガスケット30は、アルミまたは銅等の材質(例えば、厚みt1.2のアルミ材A1100P)で形成され、雄ネジ部24が挿通される貫通孔32が中央に形成された円板状(リング状)とされている。
ガスケット30は、雄ネジ部24が点検口44の内周面に形成された雌ネジ部46へねじ込まれ、点検口プラグ20と点検口44に共締めされる。共締めされたガスケット30の表面であり、フランジ部26のフランジ面26Mに当接する側の面は当接面34Aであり、カバー部材40の取付面42に当接する側の面は当接面34Bである。
図2、図3で示すようにガスケット30の当接面34Aと当接面34Bのそれぞれには、樹脂コーティング(例えば、厚みt0.25のシリコンコーティング)が施されている。この樹脂コーティングにより、フランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦係数と取付面42と当接面34Bとの間の摩擦係数のそれぞれは、樹脂コーティングが施されていない従来のガスケット130(図6参照)の表面(当接面134A、134B)との摩擦係数(例えば、0.1)と比較すると1/5程度の大きさである。これにより、ガスケット30は、フランジ面26Mと取付面42に対して、従来のガスケット130より滑りやすくなる。
●[点検口オイルシール構造とムシレの発生(図3〜図9)]
図3〜図9を用いて、本願の点検口オイルシール構造10と従来の点検口オイルシール構造110について比較しながら説明する。図4、図5、図9は、本願の点検口オイルシール構造10とムシレの発生についての説明の図である。図6〜図8は、従来の点検口オイルシール構造110とムシレの発生についての説明の図である。
図3は、点検口プラグ20の中心軸線24Jを含むXZ平面での本願の発明を適用した点検口オイルシール構造10の断面図である。図6は、点検口プラグ120の中心軸線124Jを含むXZ平面での従来の点検口オイルシール構造110の断面図である。なお、点検口オイルシール構造10は、点検口オイルシール構造110とガスケット130がガスケット30である点で相違し、それ以外の構成、形状等は符号が異なるだけで同じである。
ここで、図4において、点検口プラグ20(図3参照)の雄ネジ部24の半径を雄ネジ半径R24と設定し、ガスケット30の内径の半径を内周半径R30Nと設定し、ガスケット30の外周の半径を外周半径R30Gと設定する。また図7において、点検口プラグ120の雄ネジ部124の半径を雄ネジ半径R124と設定し、ガスケット130の内径の半径を内周半径R130Nと設定し、ガスケット130の外周の半径を外周半径R130Gと設定する。
なお、説明をわかり易くするために、図4では雄ネジ半径R24に対して内周半径R30Nを実際よりも非常に大きくした例にて、図7では雄ネジ半径R124に対して内周半径R130Nを実際よりも非常に大きくした例にて、示している。
図3において、作業者が点検口プラグ20及びガスケット30を点検口44に共締めする場合、まずガスケット30の貫通孔32に点検口プラグ20の雄ネジ部24を挿通して、点検口プラグ20の雄ネジ部24を点検口44に接触させる。このとき、ガスケット30は重力によって下方に移動し、図3における実線にて示すガスケット30の位置となる。この状態において、雄ネジ部24が挿通される貫通孔32の内径と雄ネジ部の最大外径(2×雄ネジ半径R24(図4参照))との間に隙間dが生じる。
図6において、同様に点検口プラグ120及びガスケット130を点検口144に共締めする場合、ガスケット130は重力によって下方に移動し、図6における実線にて示すガスケット130の位置となる。この状態において、雄ネジ半径R124が雄ネジ半径R24と同じであり、貫通孔132の内径が貫通孔32の内径より大きいため、雄ネジ部124が挿通される貫通孔132の内径と雄ネジ部124の最大外径(2×雄ネジ半径R124(図7参照))との間の隙間dzは隙間d(図3参照)より大きくなる(隙間dz > 隙間d)が生じる。
[ガスケットの表面の樹脂コーティングの効果]
次に、図3において、トルクコンバーター付インパクトレンチを用いて点検口プラグ20を中心軸線24J回りに回転させると、隙間dを維持した状態で、フランジ面26Mが中心軸線24J回りに回転しながら軸方向に沿って移動し当接面34Aへ当接する。当接した直後のフランジ面26Mの当接面34Aに対する圧力である面圧は小さく、かつフランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦係数も小さいため、中心軸線24J回りの回転により生じるフランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦力も小さくなる。従って、フランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦力が、回転速度によりフランジ面126M(図6参照)と当接面134A(図6参照)との間に生じる力より小さくなるため、フランジ面26Mが当接面34Aに対し滑りながら回転し、ガスケット30は、プラグヘッド部22と連れ回らず、取付面42に対して静止した状態となる。
図3において、更に点検口プラグ20を中心軸線24J回に沿ってねじ込むと、フランジ面26Mと当接面34Aとの間の面圧は徐々に大きくなり、フランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦力も徐々に大きくなる。フランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦力が、回転速度によりフランジ面26Mと当接面34Aとの間に生じる力より大きくなると、ガスケット30は、フランジ面26Mが当接面34Aに対して滑りながら、プラグヘッド部22と連れ回り、偏心した状態で(隙間dを維持した状態で)、取付面42に対しても滑りながら回転する。
図6において、フランジ面126Mと当接面134Aとの間の摩擦係数がフランジ面26M(図3参照)と当接面34A(図3参照)との間の摩擦係数よりも大きいため、当接面134Aに対する面圧が当接面34Aに対する面圧と同じでも、中心軸線124J回りの回転により生じるフランジ面126Mと当接面134Aとの間の摩擦力はフランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦力よりも大きくなる。すなわち、点検口オイルシール構造110のガスケット130は、点検口オイルシール構造10(図3参照)のガスケット30(図3参照)よりもより低い回転速度でフランジ面126Mが当接面134Aに対して滑らなくなり(フランジ面126Mが当接面134Aに対して固着した状態)、プラグヘッド部122と連れ回るため、偏心した状態で(隙間dzを維持した状態で)、取付面142に対して滑りながら回転する。
図6で示す従来の点検口オイルシール構造110では、フランジ面126Mと当接面134Aとの間の摩擦係数が大きいため(フランジ面126Mが当接面134Aに対して滑りにくい)、PV値の圧力P(面圧)を抑えることができないため、トルクコンバーター付インパクトレンチの低い回転速度(V)(例えば、1500rpm)以下でないと、ガスケット130は、連れ回らない。
一方、図3で示す本願の点検口オイルシール構造10では、フランジ面26Mと当接面34Aとの間の摩擦係数が小さいため(フランジ面26Mが当接面34Aに対して滑りやすい)、点検口オイルシール構造110(図6参照)と比較して、PV値の圧力P(面圧)を抑えることができるため、トルクコンバーター付インパクトレンチのより高い回転速度(V)(例えば、3000rpm)まで、ガスケット30は、連れ回らない。
つまり、点検口オイルシール構造10では、オイル滲みの発生を抑えるため、作業者が手動で、あるいはトルクコンバーター付インパクトレンチの低い回転速度(例えば、1500rpm)で、ガスケットを共締めるのではなく、トルクコンバーター付インパクトレンチの高い回転速度(例えば、3000rpm)で、ガスケットと点検口プラグを共締めすることができる。また、高い回転速度(例えば、3000rpm)まで連れ回りを低減、抑制することで、ガスケットを短時間で共締めできるため、傷が深くなることを防ぐことができる。これにより、ガスケットが点検口の周囲を傷つける深さ、傷の範囲をより小さくして、傷を伝って滲み出るオイルの量を減らせることができ、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
[ガスケットの貫通孔と点検口プラグの雄ネジ部との間の隙間縮小の効果]
図7に示すように、ガスケット130は、実線にて示すガスケット130の位置から、点線にて示すガスケット130Aの位置へと連れ回されると、ガスケット130の外周縁部にて、取付面142における後述する外ムシレ領域130Sにおいて滑りながら回転し、ガスケット130の内周縁部にて、取付面142における後述する内ムシレ領域130Uにおいて滑りながら回転する。
図7において、雄ネジ部124の中心軸線124Jから実線にて示すガスケット130の下端部までの距離は、外周半径R130G+(内周半径R130N−雄ネジ半径R124)となる。従って、図8に示すように、外ムシレ領域130Sの半径は、外周半径R130G+(内周半径R130N−雄ネジ半径R124)となり、ガスケット130の外周の半径である外周半径R130Gよりも大きいので、外ムシレ領域130Sは、ガスケット130の外周よりも径方向外側に大きくはみ出した領域となる。
図4に示すように、ガスケット30は、実線にて示すガスケット30の位置から、点線にて示すガスケット30Aの位置へと連れ回されると、ガスケット30の外周縁部にて、取付面42における後述する外ムシレ領域30Sにおいて滑りながら回転し、ガスケット30の内周縁部にて、取付面42における後述する内ムシレ領域30Uにおいて滑りながら回転する。
図4において、雄ネジ部24の中心軸線24Jから実線にて示すガスケット30の下端部までの距離は、外周半径R30G+(内周半径R30N−雄ネジ半径R24)となる。従って、図5に示すように、外ムシレ領域30Sの半径は、外周半径R30G+(内周半径R30N−雄ネジ半径R24)となる。
図5において、本願の点検口オイルシール構造10(図3参照)におけるガスケット30(図3参照)の外ムシレ領域30Sと、従来の点検口オイルシール構造110(図6参照)におけるガスケット130(図6参照)の外ムシレ領域130Sを示す。
外ムシレ領域30Sの半径(実線)は、外周半径R30G+(内周半径R30N−雄ネジ半径R24)となる。また、外ムシレ領域130Sの半径(点線)は、外周半径R130G+(内周半径R130N−雄ネジ半径R124)となる。ここで、外周半径R30Gと外周半径R130G、雄ネジ半径R24と雄ネジ半径R124、のそれぞれが等しく、内周半径R130Nが内周半径R30Nより大きいため、外ムシレ領域130Sは、外ムシレ領域30Sより大きくなる。つまり、外ムシレ領域130S > 外ムシレ領域30S > 外周半径R30G、外周半径R130Gとなり、ムシレの領域(外ムシレ領域)は減少する。これにより、点検口44(図3参照)の周囲における傷が発生する範囲を減少させ、オイル滲みの範囲がより小さくなるため、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
図3、図4に示すように、ガスケット30は、点検口プラグ20を中心軸線24J回りに偏心した状態(隙間dを維持した状態で)で回転する。また、図6、図7に示すように、ガスケット130は、点検口プラグ120を中心軸線124J回りに偏心した状態(隙間dzを維持した状態で)で回転する。トルクコンバーター付インパクトレンチから点検口プラグ20(図3参照)、120(図6参照)に加えられる力が同じ場合、図5で示すように、外ムシレ領域130Sの面積が外ムシレ領域30Sよりも大きいため、外ムシレ領域130Sにおける面圧は、外ムシレ領域30Sにおける面圧よりも不均一(部分的に高くなる)となる。従って、隙間dzよりも隙間dの方が(隙間が小さい方が)、面圧がより均一(部分的に高くならない)となり、より滑り易く、ガスケット30の連れ回りを抑制することができる。
[隙間dの大きさとムシレの良否判定結果(図9)]
図9は、図4におけるガスケット30の貫通孔32と点検口プラグ20の雄ネジ部24との間の隙間d(mm)(0.5mm、0.8mm、1.2mm)の大きさとムシレの良否の判定結果を示す図である。
図9において、判定項目の“外ムシレの範囲”は、外ムシレの目視による良否の判定結果を示している。判定項目の“外ムシレの範囲”において、判定結果の“◎”は、最も外ムシレの発生の範囲が少ないと判定した場合を示し、“〇”は、“◎”の次にムシレの発生の範囲が少ないと判定した場合を示している。
判定項目の“締め付け時の連れ回りし難さ”は、ガスケット30と点検口プラグ20を点検口44へ共締めするときの、ガスケット30の点検口プラグ20へ連れ回り難さを示している(図3参照)。判定項目の“締め付け時の連れ回りし難さ”において、判定結果の“◎”は、最も連れ回りの程度が小さいと判定した場合を示し、“〇”“×”は、“◎”に対して順次、連れ回りの程度が大きいと判定した場合を示している。
判定項目の“点検口プラグのガスケットの貫通孔への挿入性”は、作業者がガスケット30の貫通孔32へ点検口プラグ20の雄ネジ部24を挿入するときの挿入し易さ(挿入性)を示している。判定項目の“点検口プラグのガスケットの貫通孔への挿入性”において、判定結果の“◎”は、作業者が最も挿入(挿通)し易いと判定した場合を示し、“〇”は、“◎”の次に作業者が挿入し易いと判定した場合を示している。
隙間d=0.5mmの場合が、判定項目の“外ムシレの範囲”と“締め付け時の連れ回りし難さ”の両項目において“◎”で最も良く、また判定項目の“点検口プラグのガスケットの貫通孔への挿入性”についても“〇”であり、点検口プラグをガスケットの貫通孔へ挿入(挿通)し易い。つまり隙間d=0.5mmのガスケット30が、取付面のムシレの範囲(傷のできる範囲)も狭く、かつ、滑りやすく取付面に傷が付きにくい。なお、隙間dの下限値としては、ガスケットの加工精度、点検口プラグを貫通孔へ挿入する作業者の作業性を考慮すると、隙間d=0.1mmが望ましい。
●[本願の効果]
以上に説明したように、ガスケット30が点検口44に対して滑りやすくなることで点検口44の周囲の傷の発生を抑制し、ガスケット30の連れ回りを抑制することで傷が深くなることを防ぐことができる。これにより、ガスケット30が点検口44の周囲を傷つける深さ、傷の範囲をより小さくして、傷を伝って滲み出るオイルの量を減らせることができ、オイル滲みをより目立たなくすることができる。
本発明の、点検口オイルシール構造は、本実施の形態で説明した構成、構造等に限定されず、本発明の要旨を変更しない範囲で種々の変更、追加、削除が可能である。
本実施の形態にて説明した点検口オイルシール構造10のガスケット30は、表面が樹脂コーティングとして、シリコンコーティングの例で説明したが、これに限定されずフランジ面26Mと取付面42に対して摩擦係数を低減できる樹脂コーティングであれば良い。
1 内燃機関
2 タイミングチェーン
4 チェーンスリッパ
6 テンショナー
10 点検口オイルシール構造
20 点検口プラグ
22 プラグヘッド部
24J 中心軸線
26 フランジ部
26M フランジ面
30、30A ガスケット
30S 外ムシレ領域
30U 内ムシレ領域
32 貫通孔
34A、34B 当接面
40 カバー部材
42 取付面
44 点検口
44J 中心軸線
46 雌ネジ部
110 点検口オイルシール構造
120 点検口プラグ
122 プラグヘッド部
124J 中心軸線
126 フランジ部
126M フランジ面
130、130A ガスケット
130S 外ムシレ領域
130U 内ムシレ領域
132 貫通孔
134A、134B 当接面
144 点検口
144J 中心軸線
210 ドレンプラグ取付構造
203 オイルパン
205 ナット嵌合部
212 Oリング
214 円筒部
214b 端面
220 ドレンプラグ
244 貫通孔
246 金属製ナット
230 ガスケット
R24 雄ネジ半径
R30N 内周半径
R30G 外周半径
R124 雄ネジ半径
R130N 内周半径
R130G 外周半径

Claims (4)

  1. 内燃機関に設けられ、前記内燃機関の外側と内側を連通する円形状を有して内周面に雌ネジ部が形成された点検口と、
    前記点検口の前記雌ネジ部にねじ込まれる雄ネジ部と、前記雄ネジ部の先端に設けられたプラグヘッド部とを有して、前記点検口を塞ぐ点検口プラグと、
    前記点検口プラグの前記プラグヘッド部と、前記点検口の周囲との間に挟み込まれて前記点検口をシールするリング状のガスケットと、を有する点検口オイルシール構造において、
    前記点検口は、
    前記内燃機関のオイルパンとは異なる位置における前記内燃機関の鉛直方向に沿った面に設けられており、
    前記ガスケットは、
    表面が樹脂コーティングされている、
    点検口オイルシール構造。
  2. 請求項1に記載の点検口オイルシール構造であって、
    前記ガスケットは、
    前記雄ネジ部が挿通される貫通孔の内径と前記雄ネジ部の最大外径との間の隙間が0.1mm以上、かつ、0.5mm以下に設定されている、
    点検口オイルシール構造。
  3. 請求項1または2に記載の点検口オイルシール構造であって、
    前記点検口は、前記内燃機関に取り付けられるカバー部材に設けられており、
    前記カバー部材の材質は、アルミニウムまたはアルミニウムを含む合金である、
    点検口オイルシール構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の点検口オイルシール構造の前記点検口に、前記ガスケットと前記点検口プラグを共締めする点検口プラグ取付方法であって、
    前記ガスケットと前記点検口プラグを、トルクコンバーター付インパクトレンチにより所定のトルクで前記点検口に共締めする、
    点検口プラグ取付方法。
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