JP2021022508A - 絶縁性超電導線材、絶縁性超電導線材の製造方法および超電導コイル - Google Patents

絶縁性超電導線材、絶縁性超電導線材の製造方法および超電導コイル Download PDF

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Abstract

【課題】コイル状に巻回した状態でチャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高いWIC(ワイヤー・イン・チャネル)構造の絶縁性超電導線材を提供する。【解決手段】絶縁性超電導線材10は、チャネル溝22が形成された面24を有するチャネル21と、チャネル21のチャネル溝22に収容されている超電導芯線材30とを備え、チャネル21は、周囲が絶縁性皮膜26で被覆されていて、超電導芯線材30は少なくとも一部が絶縁性皮膜34で被覆されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ワイヤー・イン・チャネル構造の絶縁性超電導線材およびその製造方法に関する。本発明はまた、上記絶縁性超電導線材を用いた超電導コイルにも関する。
超電導線材は、超電導ケーブル、超電導コイルとして利用されている。超電導ケーブルは、例えば、送電線として使用されている。超電導コイルは、例えば、磁気共鳴画像(MRI)装置、核磁気共鳴(NMR)装置、粒子加速器、リニアモーターカー、さらに電力貯蔵装置などの分野で使用されている。
超電導線材としては、超電導芯線材を、チャネル溝を備えたチャネル(安定化材ともいう)のチャネル溝に収容固定した構造(ワイヤー・イン・チャネル(WIC)構造)のものが知られている。超電導芯線材としては、金属母材と、この金属母材に埋設されている複数本の超電導フィラメントとからなる超電導多芯線材(超電導コア材ともいう)が広く利用されている。
上記WIC構造の超電導線材を超電導コイルとして用いる場合には、超電導線材の超電導芯線材同士が、電気的に接続して短絡しないように絶縁することが必要となる。
特許文献1には、コイル状に巻回可能なWIC構造の超電導線材として、超電導多芯線材の周囲を電気絶縁層で被覆した状態で、チャネル溝に収容固定した絶縁性超電導線材が開示されている。
特表2017−533579号公報
特許文献1に記載されている超電導芯線材の周囲のみを電気絶縁層で被覆したWIC構造の絶縁性超電導線材は、コイル状に巻回した状態では、チャネル同士が電気的に接続するため、チャネル内に渦電流が発生しやすくなる。チャネル内に渦電流が発生することは、超電導コイル内を流れる電気エネルギーの損失となる。このため、渦電流の発生は抑える必要がある。
また、WIC構造の超電導線材では、超電導芯線材の温度が上昇すると、超電導状態が部分的に破れて常電導状態に転移することがある。このような場合、超電導芯線材を超電導状態に早期に復帰させるため、超電導芯線材の熱をチャネルに効率よく伝熱させて、超電導芯線材の温度を速やかに低下させることが有効である。しかしながら、特許文献1に記載されているWIC構造の絶縁性超電導線材では、超電導芯線材の周囲を被覆している電気絶縁層は絶縁性を確保するために、厚さを厚くする必要がある。また、超電導芯線材の周囲にのみ電気絶縁層が被覆されているため、超電導芯線材とチャネル溝との密着性が低くなりやすい。このような理由から、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が低く、超電導芯線材の熱をチャネルに効率よく伝熱させることが難しいという問題があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、コイル状に巻回した状態でチャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高いWIC構造の絶縁性超電導線材およびその製造方法を提供することにある。本発明はまた、チャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高い超電導コイルを提供することもその目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の絶縁性超電導線材は、チャネル溝が形成されている面およびチャネル溝が形成されていない面を有するチャネルと、前記チャネルの前記チャネル溝に収容されている超電導芯線材とを備え、前記チャネルは、周囲が絶縁性皮膜で被覆されていて、前記超電導芯線材は少なくとも一部が絶縁性皮膜で被覆されていることを特徴としている。
本発明の絶縁性超電導線材によれば、チャネルの周囲が絶縁性皮膜で被覆されているので、絶縁性超電導線材をコイル状に巻回した状態では、チャネル同士が電気的に接続しにくいため、チャネル内に渦電流が発生しにくくなる。さらに、超電導芯線材とチャネル溝とが絶縁性皮膜で被覆されているので、超電導芯線材とチャネル溝との密着性が高くなり、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高くなる。
ここで、本発明の絶縁性超電導線材においては、前記チャネル溝を被覆する前記絶縁性皮膜の厚さが、前記チャネル溝が形成されていない面を被覆する前記絶縁性皮膜の厚さよりも薄いことが好ましい。
この場合、チャネル溝を被覆する絶縁性皮膜の厚さが、チャネル溝が形成されていない面を被覆する絶縁性皮膜の厚さよりも薄いので、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率をより高くすることができる。
本発明の絶縁性超電導線材の製造方法は、上述の絶縁性超電導線材の製造方法であって、少なくとも一部が絶縁性皮膜で被覆されている超電導芯線材と、チャネル溝が形成されている面およびチャネル溝が形成されていない面を有するチャネルと、前記チャネルの周囲を被覆する絶縁性皮膜とを備える絶縁性チャネルを用意する用意工程と、前記絶縁性チャネルの前記チャネル溝に、超電導芯線材を収容する収容工程と、を含むことを特徴としている。
本発明の絶縁性超電導線材の製造方法によれば、少なくとも一部が絶縁性皮膜で被覆されている超電導芯線材と絶縁性チャネルとを予め用意するので、上述の絶縁性超電導線材を工業的に有利に製造することができる。
ここで、本発明の絶縁性チャネルの製造方法においては、前記絶縁性チャネルが下記の製造方法によって製造されたものであってもよい。
(絶縁性チャネルの製造方法)
電荷を有する絶縁樹脂粒子が分散されている電着液に前記チャネルを浸漬して、前記チャネルの前記チャネル溝が形成されていない面の周囲に配置した電極と、前記チャネルとの間に直流電圧を印加することによって、前記チャネルに絶縁樹脂粒子を電着させて電着膜を形成する電着工程と、前記電着膜が形成された前記チャネルを前記電着液から取り出す取出工程と、前記電着膜が形成された前記チャネルを加熱して、前記電着膜を前記チャネルに焼き付ける焼付工程と、を含む製造方法。
この絶縁性チャネルの製造方法によれば、電着工程において、電極をチャネルのチャネル溝が形成されていない面の周囲に配置するので、チャネル溝が形成されていない面に絶縁樹脂粒子を優先的に電着させて電着膜を形成することができる。よって、チャネルのチャネル溝が形成されていない面を被覆する絶縁性皮膜の厚さは相対的に厚く、チャネル溝を被覆する絶縁性皮膜の厚さは相対的に薄くすることができる。
本発明の超電導コイルは、上述の絶縁性超電導線材が、前記超電導芯線材の外面と、前記チャネル溝が形成されていない面を被覆する絶縁性皮膜とが接触するように巻回されていることを特徴としている。
本発明の超電導コイルによれば、上述の絶縁性超電導線材を用いているため、チャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高くなる。
本発明によれば、コイル状に巻回した状態でチャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高いWIC構造の絶縁性超電導線材およびその製造方法を提供することが可能となる。また、本発明によれば、チャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高い超電導コイルを提供することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材の横断面図である。 本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材の製造方法の一例を示す横断面図である。 本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材において用いられる絶縁性チャネルの製造に、有利に用いることができる絶縁性皮膜形成装置の構成の一例を示す概略図である。 図3のIV−IV線断面図である。
以下に、本発明の一実施形態である絶縁性超電導線材、絶縁性超電導線材の製造方法および超電導コイルについて、添付した図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材の横断面図である。
図1に示すように、本実施形態に係る絶縁性超電導線材10は、絶縁性チャネル20と、超電導芯線材30とを備える。超電導芯線材30は、絶縁性チャネル20のチャネル溝22に収容されている。チャネル溝22には、超電導芯線材30の形状に沿って突出した突出部23が形成されており、この突出部23によって、超電導芯線材30はチャネル溝22に固定されている。
絶縁性チャネル20は、チャネル21と、チャネル21の外周を被覆する絶縁性皮膜26とを備える。チャネル21は、チャネル溝22が形成されている一つの面24と、チャネル溝22が形成されていない3つの面25a、25b、25cを有し、断面形状が角部に曲率のある略四角形状とされている。絶縁性皮膜26は、絶縁性超電導線材10をコイル状に巻回したときに、超電導芯線材30同士が電気的に接続して短絡することを防止する機能と、チャネル21同士が電気的に接続することを防止して、チャネル21内での渦電流の発生を抑制する機能とを有する。
絶縁性超電導線材10は、チャネル溝22が形成されている面24(超電導芯線材30が収容固定されている面)と、チャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25c面とが重なるように巻回することによって、超電導芯線材30同士が電気的に接続して短絡することを防止することができる。このため、チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26の厚さは、チャネル溝が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26の厚さよりも薄くすることができる。これによって、チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26は、チャネル溝が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26よりも熱伝導度が高くなり、超電導芯線材30とチャネル21との間の伝熱効率が高くなる。チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26の厚さは、0.5μm以上20μm以下の範囲内にあることが好ましい。チャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26の厚さは5μm以上60μm以下の範囲内にあることが好ましい。
チャネル21の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金を用いることができる。絶縁性皮膜26の材料としては、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ホルマール樹脂などの絶縁樹脂を用いることができる。
超電導芯線材30は、金属母材31と、金属母材31に埋設されている複数本の超電導フィラメント32とからなる超電導多芯線材33とされている。超電導多芯線材33の金属母材31の材料としては、例えば、銅、銅合金、アルミニウム、アルミニウム合金を用いることができる。超電導多芯線材33の超電導フィラメント32の材料としては、例えば、NbTi合金、NbSnを用いることができる。
超電導芯線材30は、外周が絶縁性皮膜34で被覆されている。絶縁性皮膜34は、超電導芯線材30をチャネル溝22に収容するときに、超電導芯線材30の表面に傷が付かないように保護する機能を有する。また、絶縁性皮膜34は、チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26と共に、超電導芯線材30とチャネル溝22との密着性を向上させる機能を有する。すなわち、超電導芯線材30をチャネル溝22に収容するときに、絶縁性皮膜34と絶縁性皮膜26とが弾性変形して、両者が強く接触することによって、超電導芯線材30とチャネル溝22との密着性が向上する。超電導芯線材30とチャネル溝22との密着性が向上することによって、超電導芯線材30とチャネル21との間の伝熱効率は高くなる。
絶縁性皮膜34の材料としては、例えば、ポリビニルアセタール樹脂、ポリエチレンイミン樹脂、ポリエチレンテレフタラート樹脂、ポリエステル樹脂、ホルマール化ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリイミド樹脂などの絶縁樹脂を用いることができる。これらの絶縁樹脂は1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組合せて使用してもよい。絶縁性皮膜34の厚さは、例えば、3μm以上60μm以下の範囲内である。
次に、本実施形態に係る絶縁性超電導線材10の製造方法について説明する。
図2は、本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材の製造方法の一例を示す横断面図である。
本実施形態の絶縁性超電導線材10の製造方法は、用意工程と収容工程とを含む。用意工程では、図2の(a)に示すように、絶縁性皮膜34で被覆されている超電導芯線材30と、チャネル溝22が形成されている面24およびチャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cを有するチャネル21と、チャネル21の外周を被覆する絶縁性皮膜26とを備える絶縁性チャネル20を用意する。そして、収容工程では、絶縁性チャネル20のチャネル溝22に、超電導芯線材30を収容する。
次いで、図2の(b)に示すように、絶縁性チャネル20を側面から中央方向(矢印方向)に加圧して、チャネル溝22の開口部の内壁に突出部23を形成させる。この突出部23を形成することによって、超電導芯線材30はチャネル溝22に固定される。
絶縁性皮膜34で被覆されている超電導芯線材30は、例えば、超電導芯線材30の表面に絶縁樹脂層を形成し、次いで絶縁樹脂層を焼き付ける方法によって製造することができる。超電導芯線材30の表面に絶縁樹脂層を形成する方法としては、電着法およびディップ法を用いることができる。電着法は、電荷を有する絶縁樹脂粒子が分散されている電着液に超電導芯線材30と電極とを浸漬し、この超電導芯線材30と電極との間に直流電圧を印加することによって、超電導芯線材30の表面に絶縁樹脂粒子を電着させて電着膜を形成する方法である。ディップ法は、絶縁樹脂と溶剤とを含むワニスに、超電導芯線材30を浸漬して、超電導芯線材30の表面にワニスを塗布して塗布膜を形成する方法である。
次に、絶縁性チャネル20の製造方法について説明する。
図3は、本発明の一実施形態に係る絶縁性超電導線材において用いられる絶縁性チャネルの製造方法に有利に用いることができる絶縁性皮膜形成装置の構成の一例を示す概略図である。図4は、図3のIV−IV線断面図である。
図3、4に示すように、絶縁性皮膜形成装置40は、電着液タンク41と、加熱炉46と、搬送ローラ47とを備える。チャネル21はロール状に巻かれたチャネルロール21Rとして配置されている。チャネルロール21Rから巻きだされた長尺状のチャネル21は、搬送ローラ47によって下から上に向けて搬送される。
電着液タンク41は、電着液42が収容されている。電着液42は溶剤と、溶剤に分散されている絶縁樹脂粒子を含む。絶縁樹脂粒子は電荷を有する。溶剤としては、例えば、N−メチルピロリドン(NMP)、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジメチルアセトアミド(DMAc)、1,3ジメチルイミダゾリジノン、ジメチルスルホキシド(DMSO)、γ−ブチロラクトン(γ−BL)などの極性溶剤を用いることができる。これらの溶剤は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組合せて使用してもよい。絶縁樹脂粒子の材料としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリエステルイミド樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ホルマール樹脂などの絶縁樹脂を用いることができる。これらの絶縁樹脂は、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を組合せて使用してもよい。電着液42は、例えば、上記の絶縁樹脂を上記の溶剤に溶解させた絶縁樹脂溶液に、上記の絶縁樹脂の貧溶媒である水や塩基を添加混合して絶縁樹脂を析出させて絶縁樹脂粒子を生成させることによって調製することができる。
電着液42の絶縁樹脂粒子は、レーザー回折法によって測定される平均粒子径が0.01μm以上10μm以下の範囲内にあることが好ましく、0.05μm以上1μm以下の範囲内にあることがより好ましい。
電着液42の絶縁樹脂粒子の含有量は、1質量%以上20質量%以下の範囲にあることが好ましい。
電着液タンク41は、電極43を備える。電極43は、図4に示すように、チャネル溝22が形成されている面24(超電導芯線材30が収容固定される面)には対向せず、チャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cにのみ対向するように配置されている。電極43を、このような形状とすることによって、チャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cに優先的に絶縁性皮膜26を形成することができる。
また、電極43は、直流電源44のマイナス端子と接続している。直流電源44のプラス端子は導電線45を介してチャネルロール21Rに接続している。
このような構成とされた絶縁性皮膜形成装置40を用いた絶縁性チャネル20の製造は、電着工程と、取出工程と、焼付工程とを含む方法によって行われる。
(電着工程)
電着工程では、チャネルロール21Rから巻きだされた長尺状のチャネル21を、搬送ローラ47によって電着液タンク41に送る。電着液タンク41に送られたチャネル21は、電着液42に浸漬される。そして、直流電源44を用いて、電極43とチャネル21との間に直流電圧を印加することによって、チャネル21のチャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cに優先的に絶縁樹脂粒子を電着させて電着膜を形成する。電極43とチャネル21との間に印加する直流電圧の電圧は1V以上300V以下の範囲内にあることが好ましい。また、電極43とチャネル21との間に直流電圧を印加する時間は、0.01秒以上30秒以下の範囲内とすることが好ましい。このような条件で電極43とチャネル21との間に直流電圧を印加することによって、チャネル21の面25a、25b、25cの表面に、厚さが均一な電着膜を形成することができる。電着膜の厚さは、目的とする絶縁性皮膜26の厚さによっても異なるが、通常は、5μm以上60μm以下の範囲内である。
(取出工程)
取出工程では、電着膜が形成された電着膜付きチャネル21aを電着液42から取り出す。電着液42から取り出した電着膜付きチャネル21aは、チャネル溝22に電着液42が残留しやすい。チャネル溝22に電着液42が残留していると、次の焼付工程において、電着液42中の絶縁樹脂粒子がチャネル溝22に焼き付けられて、チャネル溝22の表面に厚い絶縁性皮膜26で被覆されるおそれがある。このため、チャネル溝22に残留している電着液42は除去することが好ましい。チャネル溝22に残留している電着液42を除去する方法としては、例えば、チャネル溝22に空気を吹き付ける方法を用いることができる。
(焼付工程)
焼付工程では、電着膜が形成された電着膜付きチャネル21aを、加熱炉46を用いて加熱して、電着膜をチャネル21に焼き付ける。電着膜付きチャネル21aの加熱温度および時間は、電着膜が硬化して絶縁性皮膜26を生成する温度であれば特に制限はない。加熱温度すなわち加熱炉46の設定温度は、例えば、200℃以上450℃以下の範囲内であり、加熱時間は、例えば、30秒以上240秒以下の範囲内である。
本実施形態の絶縁性超電導線材10は、超電導ケーブルや超電導コイルとして利用することができる。超電導コイルは、絶縁性超電導線材10が、超電導芯線材30の外面と、チャネル溝が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26とが接触するように巻回されている。絶縁性超電導線材10は、超電導芯線材30の外面と、チャネル溝22が形成されている面24とは反対側の面25bを被覆する絶縁性皮膜26とが接触するように巻回されていることが好ましい。
以上のような構成とされた本実施形態の絶縁性超電導線材10によれば、絶縁性チャネル20の周囲が絶縁性皮膜26で被覆されているので、絶縁性超電導線材10をコイル状に巻回した状態では、チャネル21同士が電気的に接続しにくいため、チャネル21内に渦電流が発生しにくくなる。さらに、超電導芯線材30とチャネル溝22とが絶縁性皮膜で被覆されているので、超電導芯線材30とチャネル溝22との密着性が高くなり、超電導芯線材30とチャネル21との間の伝熱効率が高くなる。
また、本実施形態の絶縁性超電導線材10においては、チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26の厚さを、チャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26の厚さよりも薄くすることによって、超電導芯線材30とチャネル21との間の伝熱効率をより高くすることができる。
本実施形態の絶縁性超電導線材10の製造方法によれば、絶縁性皮膜34で被覆されている超電導芯線材30と外周が絶縁性皮膜26で被覆されている絶縁性チャネル20とを予め用意するので、上述の絶縁性超電導線材10を工業的に有利に製造することができる。
また、本実施形態の絶縁性チャネル20の製造方法によれば、電着工程において、電極43をチャネル21のチャネル溝22が形成されていない面の周囲に配置するので、チャネル21のチャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cに絶縁樹脂粒子を優先的に電着させて電着膜を形成することができる。よって、チャネル21のチャネル溝22が形成されていない面25a、25b、25cを被覆する絶縁性皮膜26の厚さは相対的に厚く、チャネル溝22を被覆する絶縁性皮膜26の厚さは相対的に薄くすることができる。
本実施形態の超電導コイルは、上述の絶縁性超電導線材10を用いているため、チャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材30とチャネル21との間の伝熱効率が高くなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施形態の絶縁性超電導線材10では、超電導芯線材30全体が絶縁性皮膜34で被覆されているが、これに限定されるものでなく、超電導芯線材30の一部が絶縁性皮膜34で被覆されていればよい。ただし、超電導芯線材30とチャネル溝22との密着性を向上させる観点から、超電導芯線材30の表面の50%以上の部分は、絶縁性皮膜34で被覆されていることが好ましい。
また、本実施形態の絶縁性超電導線材10では、超電導芯線材30は、金属母材31と、金属母材31に埋設されている複数本の超電導フィラメント32とからなる超電導多芯線材33とされているが、超電導芯線材30は単一の超電導線材であってもよい。またさらに、超電導芯線材30の断面形状は円形とされているが、超電導芯線材30の断面形状は特に制限はなく、例えば、角部に曲率のある平角形状であってもよい。
さらに、本実施形態の絶縁性超電導線材10では、チャネル溝22に形成された突出部23によって、超電導芯線材30とチャネル溝22とを固定しているが、これに限定されるものではない。例えば、超電導芯線材30とチャネル溝22とを接着剤を用いて固定してもよい。
またさらに、本実施形態では、絶縁性チャネル20の製造に際して、絶縁性皮膜26を生成させる方法として、チャネル21の周囲に絶縁樹脂粒子を電着させて形成した電着膜を焼き付ける方法を説明したが、絶縁性皮膜の生成方法はこれに限定されるものではない。例えば、チャネル21の周囲に絶縁樹脂の溶解液を塗布して形成した塗布膜をチャネル21に焼き付けることによって絶縁性皮膜26を形成してもよい。
次に、本発明の作用効果を実施例により説明する。
[本発明例1]
超電導多芯線材として、銅製の母材と、この母材に埋設されているNbTi合金フィラメントとからなる断面円形状の線材(直径:0.66mm、耐熱温度:300℃)を用意した。また、チャネルとして、チャネル溝(溝の幅:0.66mm)を備えた銅製のチャネルを用意した。
用意した超電導多芯線材の表面に、電着法により厚さ5μmの電着膜を形成した。電着液としては、負の電荷を有するポリアミドイミド(PAI)粒子と水と塩基を含有する電着液を用いた。電着膜付き超電導多芯線材を、加熱炉を用いて280℃の温度で4分間加熱して、生成した絶縁性皮膜(PAI被膜)を超電導多芯線材に焼き付けて、PAI被膜で被覆された超電導多芯線材を作製した。
用意したチャネルの外周に、図3、4に示す絶縁性皮膜形成装置を用いて、絶縁性皮膜を形成した。電着液としては、負の電荷を有するPAI粒子と水と塩基を含有する電着液を用いた。この電着液に、チャネルを浸漬して、電極とチャネルとの間に直流電圧を印加することによって、チャネルの周囲にPAI粒子を電着させて電着膜を形成した。電着の条件は、チャネル溝が形成されていない面に形成された電着膜の厚さが40μmとなる条件とした。次いで、電着液から電着膜が形成された電着膜付きチャネルをから取り出した。そして、電着膜付きチャネルを、加熱炉を用いて280℃の温度で4分間加熱して、生成した絶縁性皮膜(PAI被膜)をチャネルに焼き付けて、絶縁性チャネルを作製した。
次に、図2(a)に示すように、作製した絶縁性チャネルのチャネル溝に、PAI被膜で被覆された超電導多芯線材を収容した。その後、図2(b)に示すように、絶縁性チャネルを側面から中央方向に向かって加圧して、チャネル溝の開口部の内壁に突出部を形成させて、絶縁性超電導線材を得た。
得られた絶縁性超電導線材を、超電導多芯線材の外面とチャネル溝が形成されている面とは反対側の面を被覆する絶縁性皮膜とが接触するように巻回して、超電導コイルを得た。得られた超電導コイルは、チャネル内に渦電流が発生しにくく、超電導芯線材とチャネルとの間の伝熱効率が高くなる。
10 絶縁性超電導線材
20 絶縁性チャネル
21 チャネル
21a 電着膜付きチャネル
21R チャネルロール
22 チャネル溝
23 突出部
24、25a、25b、25c 面
26 絶縁性皮膜
30 超電導芯線材
31 金属母材
32 超電導フィラメント
33 超電導多芯線材
34 絶縁性皮膜
40 絶縁性皮膜形成装置
41 電着液タンク
42 電着液
43 電極
44 直流電源
45 導電線
46 加熱炉
47 搬送ローラ

Claims (5)

  1. チャネル溝が形成されている面およびチャネル溝が形成されていない面を有するチャネルと、前記チャネルの前記チャネル溝に収容されている超電導芯線材とを備え、
    前記チャネルは、周囲が絶縁性皮膜で被覆されていて、
    前記超電導芯線材は少なくとも一部が絶縁性皮膜で被覆されていることを特徴とする絶縁性超電導線材。
  2. 請求項1に記載の絶縁性超電導線材において、
    前記チャネル溝を被覆する前記絶縁性皮膜の厚さが、前記チャネル溝が形成されていない面を被覆する前記絶縁性皮膜の厚さよりも薄いことを特徴とする絶縁性超電導線材。
  3. 請求項1または2に記載の絶縁性超電導線材の製造方法であって、
    少なくとも一部が絶縁性皮膜で被覆されている超電導芯線材と、チャネル溝が形成されている面およびチャネル溝が形成されていない面を有するチャネルと、前記チャネルの周囲を被覆する絶縁性皮膜とを備える絶縁性チャネルを用意する用意工程と、
    前記絶縁性チャネルの前記チャネル溝に、超電導芯線材を収容する収容工程と、
    を含むことを特徴とする絶縁性超電導線材の製造方法。
  4. 請求項3に記載の絶縁性超電導線材の製造方法において、
    前記絶縁性チャネルが下記の製造方法によって製造されたものであることを特徴とする絶縁性超電導線材の製造方法。
    (絶縁性チャネルの製造方法)
    電荷を有する絶縁樹脂粒子が分散されている電着液に前記チャネルを浸漬して、前記チャネルの前記チャネル溝が形成されていない面の周囲に配置した電極と、前記チャネルとの間に直流電圧を印加することによって、前記チャネルに絶縁樹脂粒子を電着させて電着膜を形成する電着工程と、
    前記電着膜が形成された前記チャネルを前記電着液から取り出す取出工程と、
    前記電着膜が形成された前記チャネルを加熱して、前記電着膜を前記チャネルに焼き付ける焼付工程と、
    を含む製造方法。
  5. 請求項1または2に記載の絶縁性超電導線材が、前記超電導芯線材の外面と、前記チャネル溝が形成されていない面を被覆する絶縁性皮膜とが接触するように巻回されていることを特徴とする超電導コイル。
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