JP2021016209A - グロメットカバー - Google Patents

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Abstract

【課題】異なる形状のグロメットにも共用できるグロメットカバーを提供する。【解決手段】グロメット3のリップ部13を、グロメットカバー1の天板部29及びその外周縁から延出する複数の延出片31〜45で覆う。天板部29の中心49を挟んで対向する1対の延出片43,45の先端に係止部51,53を接続し、グロメット3の各取付孔17の位置に対応する折り曲げ位置57で延出片43,45を折り曲げる。折り曲げ位置57よりも先端側の係止部51,53を各取付孔17に挿入し、係止部51,53の引掛け片55を取付孔17の周縁部に係止させて、グロメットカバー1をグロメット3に取り付ける。グロメット3の取付孔17の位置に応じて延出片43,45の折り曲げ位置57を変えることで、形状が異なるグロメット3にグロメットカバー1を共用できるようにする。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の車体のハーネス引込孔に取り付けるグロメットの搬送時にグロメットに取り付けるグロメットカバーに関する。
例えば、自動車の車体のハーネス引込孔にワイヤーハーネスを通す際には、グロメットが使用される。グロメットは、ワイヤーハーネスを保護する保護部材と、保護部材を保持して車体に取り付けられるベースプレートとを有している。
ベースプレートは、ワイヤーハーネスを保護した保護部材が車体のハーネス引込孔を通過する姿勢で、車体のハーネス引込孔の周辺部分に取り付けられる。車体に取り付けたグロメットの保護部材は、車体のハーネス引込孔とワイヤーハーネスとの間に配置され、振動等でワイヤーハーネスがハーネス引込孔と直に接触するのを防ぐ。
ところで、グロメットは、リップ部を有していることがある。リップ部は、車体に取り付けたときに生じるベースプレートと車体との隙間を封止する。代表的なリップ部の1つは、ベースプレートの車体に対向する面から立設された弾性体で構成される。弾性体には、例えば、弾性を有するゴムを使用することができる。
グロメットのリップ部は、車体のハーネス引込孔よりも大きい内寸の環状に形成され、ベースプレートによって保護された保護部材の周囲に配置される。リップ部の先端は、グロメットを車体に取り付けた際に、ハーネス引込孔の周りの車体に弾接する。
車体のハーネス引込孔に通す際にグロメットを用いるワイヤーハーネスは、ワイヤーハーネスを保護部材により保護したグロメットと共に、複数本束にして搬送され、車体への取り付け工程等の次工程に供給される。このとき、搬送中のワイヤーハーネスの束の中でグロメットのリップ部が周辺の部材と接触し損傷するのを防ぐために、グロメットカバーを使用することがある。
代表的なグロメットカバーとして、保護部材により保護されたワイヤーハーネスの径方向からベースプレートを挿入するポケット状のホルダを有するものがある。このホルダは、ワイヤーハーネスとの干渉を避けるための切り欠きを有しており、半割りのリング状に形成されている。このグロメットカバーのホルダには、グロメットがベースプレートの端部側から挿入される(例えば、特許文献1,2)。
特開2003−264921号公報 特開2004−88931号公報
このような構成のグロメットカバーを、リップ部を有するグロメットに使用する場合は、ベースプレートを挿入したホルダの内部にリップ部が配置されて、周辺の部材がリップ部に直接接触しにくくなるようにすることが予想される。
ところで、車体の複数箇所でハーネス引込孔にワイヤーハーネスを通過させる場合、各箇所の車体に形成されるハーネス引込孔は、同じワイヤーハーネスを通過させるので同じ形状でよい。このため、各箇所に用いるグロメットにおいても、ハーネス引込孔に挿入される保護部材と、ハーネス引込孔の周辺の車体に弾接されるリップ部の形状は、グロメット同士で同じ形状とすることができる。
これに対し、ハーネス引込孔の周辺の車体形状は車体の場所によって様々で、同じ形状とは限らない。このため、各箇所に用いるグロメットにおいても、ベースプレートの車体に取り付ける部分の形状は、ハーネス引込孔の周辺の車体形状に合わせた個別の形状とする必要がある。
したがって、グロメットカバーも、グロメットカバーを使用するグロメットのベースプレートの形状に合わせた形状にする必要がある。このことが、グロメットカバーの共通化を妨げる要因となっている。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、異なる形状のグロメットにも共用することができるグロメットカバーを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の第1の態様によるグロメットカバーは、
車体に取り付けられるグロメットのベースプレートの一面から立設されて、前記車体の電線引込孔の周囲に弾接される環状のリップ部に被せられ、該リップ部の先端部分を覆うカバー本体部と、
前記一面側から前記ベースプレートの前記車体に対する取付孔に挿入されて該取付孔に係止される係止部と、
前記カバー本体部と前記係止部とを連結し、該係止部の折り曲げ位置に応じて前記カバー本体部と前記係止部との相対位置が決定される連結部と、
を備える。
本発明の第1の態様によるグロメットカバーによれば、グロメットのリップ部と取付孔との相対位置に応じた位置で係止部を連結部に対して折り曲げると、リップ部にカバー本体部を被せた状態で取付孔に挿入される箇所に係止部が配置される。この状態で、リップ部にカバー本体部を被せると、グロメットカバーの係止部がグロメットの取付孔に挿入される。
取付孔に挿入された係止部は取付孔に係止される。係止部が取付孔に係止されると、カバー本体部がリップ部を覆ったグロメットカバーがグロメットに取り付けられる。
したがって、グロメットが共通の形状でない場合は、係止部を連結部に対して折り曲げる位置を、グロメットカバーを使用するグロメットのリップ部と取付孔との相対位置に応じて調整する。これにより、グロメットの形状が異なっても、カバー本体部でグロメットのリップ部を覆った状態で、係止部をグロメットの取付孔に挿入させることができる。
このため、グロメットカバーの形状を共通化しても、異なる形状のグロメットに共用することができる。
また、本発明の第2の態様によるグロメットカバーは、本発明の第1の態様によるグロメットカバーにおいて、前記連結部は、前記カバー本体部を前記リップ部に被せた状態で該リップ部と前記取付孔との間隔方向に前記カバー本体部から延出して、少なくとも、前記カバー本体部を前記リップ部に被せた状態で前記取付孔に臨む所定位置まで延在しており、該所定位置が前記係止部の前記折り曲げ位置となる。
本発明の第2の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第1の態様によるグロメットカバーにおいて、連結部は、カバー本体部から、カバー本体部を被せたグロメットのリップ部と取付孔との間隔方向に延出する。そして、カバー本体部から延出した連結部は、グロメットのリップ部にカバー本体部を被せた状態で、少なくともグロメットの取付孔に臨む所定位置まで延出する。
このため、カバー本体部からの連結部の延出長さを、リップ部と取付孔とが最も離れたグロメットの両者間距離以上とすることで、様々な形状の全てのグロメットの取付孔に、折り曲げ位置で折り曲げた係止部を確実に挿入させることができる。
さらに、本発明の第3の態様によるグロメットカバーは、本発明の第2の態様によるグロメットカバーにおいて、前記係止部は、前記連結部の先端に連結されている。
本発明の第3の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第2の態様によるグロメットカバーにおいて、グロメットのリップ部と取付孔との距離に対応する連結部の所定位置を、折り曲げ位置として折り曲げる。連結部の折り曲げ位置から先端側の部分は、係止部の基端部分となる。
このため、カバー本体部からの延出方向における連結部の任意の位置を、グロメットのリップ部と取付孔との配置に合わせて連結部と係止部との境界位置として、係止部の折り曲げ位置に設定することができる。即ち、係止部の折り曲げ位置の設定の自由度を、カバー本体部からの連結部の延出方向において高くして、より多くのグロメットを、グロメットカバーを使用できる対象にすることができる。
また、本発明の第4の態様によるグロメットカバーは、本発明の第2の態様によるグロメットカバーにおいて、前記係止部は、前記連結部の前記カバー本体部からの延出方向における位置が互いに異なる複数箇所において前記連結部にそれぞれ連結されて、前記延出方向と交差する方向に延出しており、前記複数箇所のうち前記所定位置において前記連結部に連結された前記係止部が、前記連結部に対して折り曲げて前記取付孔に挿入される係止部となる。
本発明の第4の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第2の態様によるグロメットカバーにおいて、グロメットのリップ部と取付孔との孔間距離に対応する所定位置に連結された係止部を、グロメットの取付孔に挿入する係止部として折り曲げる。
したがって、連結部には、グロメットカバーを使用する対象として予め決まっている各種類のグロメットのリップ部と取付孔との孔間距離に対応する箇所に、係止部がそれぞれ連結されることになる。
このため、グロメットカバーを使用する対象のグロメットの種類に応じて、対象のグロメットのリップ部と取付孔との距離に対応する箇所の係止部を選ぶことで、係止部の折り曲げ位置を容易に決定することができる。
さらに、本発明の第5の態様によるグロメットカバーは、本発明の第1、第2、第3又は第4の態様によるグロメットカバーにおいて、前記係止部の前記取付孔への挿入方向と交差する前記係止部の幅方向の少なくとも一方の端部には、該端部から外側に膨出して前記係止部の前記幅方向における寸法を前記取付孔の内寸以上の寸法とする膨出部が、前記挿入方向に間隔をおいて複数形成されており、前記各膨出部の前記幅方向における内側部分には、各膨出部の前記幅方向における前記係止部の中央側への弾性変形を許容する貫通孔がそれぞれ形成されている。
本発明の第5の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第4の態様によるグロメットカバーにおいて、係止部がグロメットの取付孔を通過する際に、係止部の膨出部が取付孔と干渉して係止部の幅方向の内側に弾性変形する。このとき、膨出部は、取付孔の内寸以下の幅方向寸法となるまで弾性変形する。弾性変形した膨出部は、膨出部の内側に形成された貫通孔の空間に配置される。
取付孔を通過した膨出部の変形部分は、復元力によって元の膨出形状に戻り、係止部の幅方向において取付孔の内寸以上となる寸法に戻る。取付孔を通過して元の形状に復元した膨出部は取付孔に係止され、取付孔から抜脱する方向への係止部の移動を規制する。
このため、取付孔に挿入した係止部を挿入方向及び抜脱方向に相対移動させるためには、取付孔との干渉で膨出部が係止部の内側に変形するのに十分な力を係止部に加える必要が生じるようにして、取付孔に係止部を強固に係止させることができる。
なお、本発明の第5の態様によるグロメットカバーにおける前記膨出部及び前記貫通孔は、本発明の第6の態様によるグロメットカバーのように、前記係止部の前記幅方向における両方の端部にそれぞれ形成されていてもよい。
そして、本発明の第7の態様によるグロメットカバーは、本発明の第6の態様によるグロメットカバーにおいて、前記膨出部及び前記貫通孔は、前記係止部の前記幅方向における各端部に、前記挿入方向に位置をずらしてそれぞれ形成されている。
本発明の第7の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第6の態様によるグロメットカバーにおいて、取付孔に対する係止部の干渉による膨出部の弾性変形が、係止部の各端部で交互に、係止部の挿入方向に位置をずらして発生する。
このため、係止部の挿入方向に間隔をおいた複数の膨出部を、一方の端部に配置するよりも短いピッチで、係止部の両方の端部に分散して配置することができる。これにより、係止部が取付孔に係止される位置を、係止部の挿入方向において細かいピッチで設定することができる。
さらに、本発明の第8の態様によるグロメットカバーは、本発明の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の態様によるグロメットカバーにおいて、前記カバー本体部は、前記リップ部に被せた状態で前記グロメットに保持されたワイヤーハーネスと干渉する部分に、該ワイヤーハーネスを通すハーネス逃がし孔を有している。
本発明の第8の態様によるグロメットカバーによれば、本発明の第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の態様によるグロメットカバーにおいて、カバー本体部をグロメットのリップ部に被せた状態で、リップ部とハーネス逃がし孔とが重なって配置される。
このため、ワイヤーハーネスを保持したグロメットのリップ部にカバー本体部を被せる際に、ワイヤーハーネスをハーネス逃がし孔に通してカバー本体部と干渉しないようにすることができる。
なお、本発明の第1、第2、第3、第4、第5、第6、第7又は第8の態様によるグロメットカバーにおける前記係止部及び前記連結部は、本発明の第9の態様によるグロメットカバーのように、複数組有していてもよい。
本発明によれば、異なる形状のグロメットにも共用することができる。
本発明の第1実施形態に係るグロメットカバーを使用対象のグロメットと共に示す斜視図である。 図1のグロメットカバーの展開図である。 図1のグロメットにグロメットカバーを使用した状態を示す斜視図である。 図1のグロメットの種類毎に異なる形状を模式的に示す斜視図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係るグロメットカバーの要部を示す斜視図、(b)は(a)のグロメットカバーをグロメットに使用した状態の要部を示す斜視図、(c)は第1及び第2実施形態のグロメットカバーにおける係止部の変形例を示す要部の斜視図である。 (a)は第1実施形態の変形例に係るグロメットカバーの展開図、(b)は(a)のグロメットカバーのB部を拡大して示す要部の平面図、(c)は(b)の係止部とグロメットのベースプレートの取付孔との寸法関係を示す説明図、(d)は(c)の取付孔に対する係止部の挿入における膨出部の弾性変形状態を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一もしくは同等の部位や構成要素には、同一もしくは同等の符号を付している。
以下に示す実施形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
図1は本発明の第1実施形態に係るグロメットカバーを使用対象のグロメットと共に示す斜視図である。
図1に示す本実施形態のグロメットカバー1は、グロメット3に取り付けて使用される。そこでまず、グロメット3の構成について説明する。
グロメット3は、車体のハーネス引込孔(図示せず)にワイヤーハーネス5を通す際に、ハーネス引込孔とワイヤーハーネス5とが直に接触するのを防ぐために使用される。グロメット3は、ベースプレート7と、ベースプレート7に保持されてワイヤーハーネス5を保持するシール部材9と、ベースプレート7の一方の面11(請求項中のベースプレートの一面に相当)から立設されたリップ部13とを有している。
ベースプレート7は、本実施形態では、円板状の薄板で構成されている。ベースプレート7の中央には、ベースプレート7の両面を貫通する円形の保持孔15が形成されている。保持孔15を挟んだベースプレート7の両端には、不図示の車体にグロメット3を取り付けるための取付孔17がそれぞれ形成されている。
シール部材9は、弾性を有するゴムで形成されている。シール部材9は、保持孔15の内径と同じ外径の有底円筒状を呈している。シール部材9は、底面21側からベースプレート7の保持孔15に、ベースプレート7の他方の面19から一方の面11に向けて挿入されている。
シール部材9の開口縁には、シール部材9の外側に膨出する環状のフランジ部(図示せず)が形成されている。このフランジ部は、ベースプレート7の他方の面19において、保持孔15の周縁部に係止されている。
また、シール部材9の外周面には、外側に膨出する係止片(図示せず)が形成されている。この係止片は、上述したフランジ部が他方の面19に係止されるまでシール部材9を保持孔15に挿入すると、ベースプレート7の一方の面11において、保持孔15の周縁部に係止される。
シール部材9がベースプレート7の両面11,19にそれぞれ係止されると、シール部材9がベースプレート7の保持孔15に挿入した図1の状態に保持される。
シール部材9の底面21には、ハーネス保持孔23を有する円柱状のハーネス保持部25が2つ突設されている。各ハーネス保持部25のハーネス保持孔23は、シール部材9の底面21をそれぞれ貫通している。
各ハーネス保持孔23にはワイヤーハーネス5がそれぞれ挿通されている。ハーネス保持孔23の内周壁はワイヤーハーネス5の外周面と密着している。したがって、ハーネス保持孔23に挿通されたワイヤーハーネス5は、ハーネス保持部25に水密及び気密状態で保持される。
ベースプレート7の一方の面11から突出したシール部材9の底面21側(先端側)は、車体のハーネス引込孔に挿入される。このため、ハーネス引込孔にはシール部材9の外周面が接触する。シール部材9のハーネス保持部25に保持されたワイヤーハーネス5は、シール部材9の外周面よりも内側に配置されるので、ハーネス引込孔と直に接触することはない。
リップ部13は、シール部材9と同じく弾性を有するゴムで形成されている。リップ部13は、保持孔15の外側に配置され、保持孔15と同心円上に位置している。ベースプレート7の一方の面11からのリップ部13の立設高さは、一方の面11からのシール部材9の突出高さよりも低い。
以上の構成を有するグロメット3に取り付けて使用される第1実施形態のグロメットカバー1は、例えば、図2の展開図に示す打ち抜き板材27を曲げ加工して形成することができる。打ち抜き板材27は、円板状の天板部29と、天板部29の外周縁から放射状に延設された8つの延出片31〜45とを有している。
天板部29は、図1のグロメット3のリップ部13よりも大きい外径を有している。天板部29は円形の逃がし孔47(請求項中のハーネス逃がし孔に相当)を有している。逃がし孔47は、天板部29の同心円上に位置している。逃がし孔47の内径は、図1のグロメット3のシール部材9の外径よりも大きく、リップ部13の内径よりも小さい。
8つの延出片31〜45は、天板部29の周方向に等しい角度(360°÷8=45゜)ずつ位相をずらして配置されている。つまり、8つの延出片31〜45は、天板部29(逃がし孔47)の中心49を挟んで対向する延出片の対(延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41、延出片43,45)を4つ有していることになる。
4対のうち3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41の天板部29からの延出長さは、ベースプレート7の一方の面11からのリップ部13の立設高さよりも長く、一方の面11からのシール部材9の突出高さよりも短い。
また、4対のうち残る1対の延出片43,45(請求項中の連結部に相当)の天板部29からの延出長さは、他の3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41よりも長い。この対の延出片43,45は、図1に示すように、グロメットカバー1をグロメット3に取り付ける際に、グロメット3の2つの取付孔17,17にそれぞれ挿入する。
このため、延出片43,45の天板部29からの延出方向X(請求項中の延出方向に相当)における長さは、図1に示すように折り曲げた延出片43,45の先端がグロメット3の各取付孔17を通過するのに十分な長さを有している。
なお、延出片43,45の先端には、それぞれ係止部51,53が接続されている。各係止部51,53の先端は、延出片43,45の幅方向、つまり、係止部51,53の幅方向Y(請求項中の幅方向に相当)の両側の外側に張り出す鉤針状の引掛け片55をそれぞれ有している。なお、延出片43,45の幅方向Yにおける係止部51,53の長さは、一番長い引掛け片55の部分でもグロメット3の各取付孔17の内寸(孔径)よりも短い。
このように構成された図2の打ち抜き板材27から図1のグロメットカバー1を形成する際には、4対のうち3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41を、天板部29から延出した根元の部分で、天板部29に対して直角を目安に折り曲げる。これにより、天板部29と折り曲げた延出片31〜41とで、請求項中のカバー本体部が構成される。
また、残る1対の延出片43,45を、根元よりも天板部29の外側の所定位置で、天板部29に対して直角を目安に、3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41と同じ方向に折り曲げる。延出片43,45を折り曲げる位置は、図1に示すように、シール部材9の真上にグロメットカバー1の逃がし孔47を位置させたときの、グロメット3の2つの取付孔17,17の位置に応じて決めることができる。
詳しくは、図1に示すように、グロメット3の両取付孔17,17を結ぶ仮想の直線の方向Z(請求項中の間隔方向に相当)と、グロメットカバー1の1対の延出片43,45の天板部29に対する延出方向Xとが一致する向きに、グロメット3の上方に配置したグロメットカバー1の向きを揃える。この状態で、グロメットカバー1の各延出片43,45の中で、グロメット3の各取付孔17にそれぞれ臨む位置を、各延出片43,45を折り曲げる折り曲げ位置57(請求項中の所定位置に相当)とする。
以上のようにして図2の打ち抜き板材27から形成したグロメットカバー1をグロメット3に取り付ける際には、係止部51,53をベースプレート7の一方の面11側から各取付孔17に臨ませた向きで、グロメットカバー1とグロメット3とを近付ける。このとき、グロメット3のシール部材9及びシール部材9が保持しているワイヤーハーネス5は、グロメットカバー1の逃がし孔47に通す。
そして、グロメットカバー1とグロメット3とをさらに近付けて、係止部51,53を各取付孔17にそれぞれ挿入させる。さらに、グロメットカバー1とグロメット3とを近付けて、3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41の先端を、グロメット3のベースプレート7のリップ部13の外側部分に当接させる。
この状態では、各係止部51,53の引掛け片55が、ベースプレート7の各取付孔17を通過して、ベースプレート7の他方の面19において、取付孔17の周縁部に係止される。この係止により、グロメットカバー1がグロメット3に取り付けられる。
グロメットカバー1がグロメット3に取り付けられると、グロメット3のシール部材9はワイヤーハーネス5と共にグロメットカバー1の天板部29の逃がし孔47に通されて、天板部29とは干渉しない。また、グロメット3のリップ部13の先端上には、天板部29が配置される。天板部29の外径がリップ部13よりも大きく、かつ、天板部29の逃がし孔47の内径がリップ部13よりも小さいからである。
なお、3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41は、グロメット3のリップ部13の立設高さよりも長い寸法を有している。このため、グロメットカバー1がグロメット3に取り付けられると、天板部29は、3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41の高さ分だけ、グロメット3のベースプレート7の上方に配置される。このため、天板部29とリップ部13の先端との間には、隙間が生じる。
また、天板部29に対して折り曲げた8つの延出片31〜45は、少なくとも天板部29の外周縁又はその外側に配置される。したがって、各延出片31〜45とリップ部13との間にも、隙間が生じる。
このため、グロメット3のリップ部13は、天板部29及び各延出片31〜45との間に隙間を有する状態で、グロメットカバー1によって覆われる。よって、リップ部13の先端が周辺の部材と接触してリップ部13が劣化するのを抑制することができる。
ところで、車体の複数箇所でハーネス引込孔にワイヤーハーネス5を通過させる場合、車体の各箇所のハーネス引込孔の形状は共通でも、各箇所のハーネス引込孔で用いるグロメットを取り付ける箇所の形状は違うことが多い。そのような場合は、車体のハーネス引込孔を設ける場所に応じた形状(種類)のグロメットを使わなければならない。
例えば、図4の斜視図に示すように、シール部材9及びリップ部13と取付孔17との相対位置が異なる3種類のグロメット3がある場合は、各グロメット3によって、2つの取付孔17,17の間隔が、それぞれ異なる距離L1,L2,L3となる。
そこで、本実施形態のグロメットカバー1では、グロメットカバー1の先端に係止部51,53を接続する延出片43,45の、天板部29からの延出方向Xにおける長さを、例えば、取付孔17,17の間隔が一番広い距離L3のグロメット3に合わせた長さとする。
そうすることで、取付孔17,17の間隔が距離L1〜L3のどのグロメット3でも、図2に示すように、取付孔17,17に臨む折り曲げ位置57を、延出片43,45上に設定することができる。つまり、取付孔17,17の間隔が異なるグロメット3に、同じグロメットカバー1を共用することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係るグロメットカバーについて説明する。図5(a)は、本発明の第2実施形態に係るグロメットカバーの要部を示す斜視図である。なお、図5(a)では、第2実施形態に係るグロメットカバー61の半部を省略して示している。
本実施形態のグロメットカバー61は、天板部29の外周縁に、第1実施形態のグロメットカバー1と同様の8つの延出片31〜45を放射状に延設している。但し、図5(a)では、延出片31,35,45の図示を省略している。
また、本実施形態のグロメットカバー61は、図5(a)中に図示した延出片37と、図5(a)中での図示を省略した延出片35(図1、図2参照)とを結ぶ仮想の直線Aを挟んで、線対称の形状を有している。この直線Aは、天板部29(逃がし孔47)の中心49を通る。なお、天板部29(逃がし孔47)の中心49を回転中心とする回転対称形状としてもよい。
そして、本実施形態のグロメットカバー61は、延出片43に対して、第1実施形態のグロメットカバー1の係止部51に代えて、延出片43の延出方向Xと直交する方向α(請求項中の延出方向と交差する方向に相当)に延在する3つの係止部63,65,67を連結している。
各係止部63,65,67は、延出片43における、図4に示す3種類のグロメット3における取付孔17の位置に対応する箇所に、それぞれ連結されている。
各係止部63,65,67の先端は、係止部63,65,67の幅方向Yの両側の外側に張り出す鉤針状の引掛け片69をそれぞれ有している。なお、係止部63,65,67の幅方向Yの長さは、一番長い引掛け片69の部分でもグロメット3の各取付孔17の内寸(孔径)よりも短い。
なお、図5(a)では図示を省略したグロメットカバー61の延出片45にも、延出片43の係止部63,65,67と同様の3つの係止部(図示せず)を連結している。これらの係止部の先端も、係止部63,65,67の引掛け片69と同様の引掛け片(図示せず)をそれぞれ有している。
そして、本実施形態のグロメットカバー61は、各延出片43,45に3つの係止部63,65,67を連結した点を除いて、第1実施形態のグロメットカバー1と同様の構成を有している。
本実施形態のグロメットカバー61をグロメット3に取り付ける際には、グロメット3の各取付孔17の位置に対応する係止部63,65,67を、延出片43,45との連結部分において、延出片43,45に対して直角を目安に折り曲げる。つまり、本実施形態のグロメットカバー61では、グロメット3の各取付孔17の位置に対応する係止部63,65,67の連結部分が、延出片43,45の折り曲げ位置57となる。
各取付孔17の位置に対応する係止部63,65,67を、延出片43,45の折り曲げ位置57で折り曲げた後は、第1実施形態のグロメットカバー1と同様にして、グロメットカバー61とグロメット3とを近付ける。
すると、図5(b)の斜視図に示すように、延出片43,45の折り曲げた係止部63,65,67が各取付孔17にそれぞれ挿入される。また、3対の延出片31,37、延出片33,39、延出片35,41の先端が、グロメット3のベースプレート7のリップ部13の外側部分に当接する。
この状態では、グロメット3の各取付孔17に挿入された係止部63,65,67の引掛け片69が、ベースプレート7の各取付孔17を通過して、ベースプレート7の他方の面19において、取付孔17の周縁部に係止される。この係止により、グロメットカバー61がグロメット3に取り付けられる。
なお、グロメットカバー61をグロメット3に取り付けた状態では、延出片43,45の折り曲げていない係止部63,65,67は、グロメット3のベースプレート7の一方の面11から間隔をおいた箇所に配置される。したがって、折り曲げていない係止部63,65,67がグロメット3と干渉することはない。
このようにしてグロメット3に取り付けたグロメットカバー61においても、グロメット3のリップ部13は、天板部29及び各延出片31〜45との間に隙間を有する状態で、グロメットカバー61によって覆われる。よって、リップ部13の先端が周辺の部材と接触してリップ部13が劣化するのを抑制することができる。
また、グロメット3の各取付孔17の位置に対応する係止部63,65,67を延出片43,45の折り曲げ位置57で折り曲げて使用することで、取付孔17,17の間隔が異なるグロメット3でも、折り曲げ位置57を、延出片43,45上に設定できる。つまり、取付孔17,17の間隔が異なるグロメット3に、同じグロメットカバー61を共用することができる。
なお、上述した各実施形態のグロメットカバー1,61において、図5(c)の斜視図に要部を示すように、係止部51,53,63,65,67の幅方向Yの中央に先端からスリット71を形成してもよい。
係止部51,53,63,65,67にスリット71を形成した場合は、係止部51,53,63,65,67がグロメット3の各取付孔17を通過する時に、両側の引掛け片55,69の間隔を弾性変形で縮まる。したがって、各取付孔17を通過した引掛け片55,69の間隔を復元力により元の間隔に拡げて、係止部51,53,63,65,67を取付孔17の周縁部に確実に係止させることができる。
また、取付孔17を通過した係止部51,53,63,65,67の取付孔17の周縁部に対する係止を確実にする構造は、図5(c)に示したスリット71によるもの以外にも考えられる。
例えば、第1実施形態のグロメットカバー1の係止部51,53に、引掛け片55に代えて、図6(a)の展開図に示すように、弾性変形機構73をそれぞれ設けてもよい。
弾性変形機構73は、図6(a)のB部(延出片43の係止部51)を拡大した図6(b)の要部の平面図に示すように、係止部51の幅方向Yの両側にそれぞれ設けられている。
各弾性変形機構73は、係止部51(延出片43)の延出方向Xに等ピッチずつ間隔をおいて配置した複数(図6(b)の例では5つ)の膨出部75及び貫通孔77を有している。係止部51の各側部の弾性変形機構73は、係止部51(延出片43)の延出方向Xに半ピッチずつ膨出部75及び貫通孔77の位置をずらしている。
各膨出部75は、係止部51の幅方向Yの外側に半円状に膨出している。各貫通孔77は、係止部51の幅方向Yにおける各膨出部75の内側にそれぞれ形成されている。各貫通孔77は、膨出部75よりも小さい半径の正円状を呈している。各膨出部75は、内側の貫通孔77の存在により、弾性変形可能な円弧状の薄肉部を構成している。
なお、図6(c)の説明図に示すように、各膨出部75の形成箇所では、係止部51の幅方向Yの寸法が、グロメット3の各取付孔17の内寸(孔径)よりも大きくなっている。
この弾性変形機構73を幅方向Yの両側にそれぞれ有する係止部51を、グロメット3の取付孔17に挿入すると、図6(d)の説明図に示すように、取付孔17内に位置する膨出部75が、取付孔17と干渉して係止部51の幅方向Yの内側に弾性変形する。そして、弾性変形した膨出部75の復元力が取付孔17の内周面に加わって、係止部51が取付孔17に対して圧入状態となる。
また、取付孔17を通過しベースプレート7の他方の面19側に達した膨出部75は、取付孔17との干渉が解消されて円弧状の膨出形状に復元する。したがって、係止部51の取付孔17を通過した部分では、係止部51の幅方向Yにおける膨出部75の形成箇所の寸法が、取付孔17の内寸(孔径)よりも大きくなる。そして、円弧状の膨出形状に復元した膨出部75が、他方の面19側で、取付孔17の周縁部に係止される。
したがって、係止部51に弾性変形機構73を設けると、グロメット3の取付孔17に対する係止部51の挿入が圧入に変わるので、取付孔17に対する係止部51の挿抜方向β(請求項中の挿入方向に相当)の移動に必要な力が増加する。よって、グロメット3の取付孔17にグロメットカバー1の係止部51を強固に係止させることができる。
加えて、係止部51の幅方向両側の弾性変形機構73の膨出部75及び貫通孔77の位置を、係止部51(延出片43)の延出方向X(挿抜方向β)に半ピッチずつずらすことで、取付孔17内に膨出部75が存在する状態を短いピッチで発生させることができる。このため、係止部51が取付孔17に係止される位置を、取付孔17に対する係止部51の挿入方向において細かいピッチで設定することができる。
なお、上述した弾性変形機構73は、他の係止部53,63,65,67の幅方向Yの両側に設けてもよい。また、幅方向Yの各弾性変形機構73の膨出部75及び貫通孔77の位置を、係止部51(延出片43)の延出方向Xにおいて、同じ位置に揃えてもよい。さらに、弾性変形機構73を設けるのは、係止部51,53,63,65,67の幅方向Yにおける一方の側部だけでもよい。
本発明は、グロメットの搬送時にグロメットに取り付けるグロメットカバーに適用して極めて有用である。
1,61 グロメットカバー
3 グロメット
5 ワイヤーハーネス
7 ベースプレート
9 シール部材
11 ベースプレートの一方の面(ベースプレートの一面)
13 リップ部
15 保持孔
17 取付孔
19 ベースプレートの他方の面
21 シール部材底面
23 ハーネス保持孔
25 ハーネス保持部
27 打ち抜き板材
29 天板部(カバー本体部)
31〜41 延出片(カバー本体部)
43,45 延出片(連結部)
47 逃がし孔(ハーネス逃がし孔)
49 天板部(逃がし孔)の中心
51,53,63,65,67 係止部
55,69 引掛け片
57 折り曲げ位置(所定位置)
61 グロメットカバー
71 スリット
73 弾性変形機構
75 膨出部
77 貫通孔
L1,L2,L3 取付孔間距離
X 延出片の延出方向(延出方向)
Y 係止部の幅方向
Z グロメットの両取付孔を結ぶ仮想の直線の方向(間隔方向)
α 延出片の延出方向と直交する方向
β 係止部の挿抜方向(挿入方向)

Claims (9)

  1. 車体に取り付けられるグロメットのベースプレートの一面から立設されて、前記車体の電線引込孔の周囲に弾接される環状のリップ部に被せられ、該リップ部の先端部分を覆うカバー本体部と、
    前記一面側から前記ベースプレートの前記車体に対する取付孔に挿入されて該取付孔に係止される係止部と、
    前記カバー本体部と前記係止部とを連結し、該係止部の折り曲げ位置に応じて前記カバー本体部と前記係止部との相対位置が決定される連結部と、
    を備えるグロメットカバー。
  2. 前記連結部は、前記カバー本体部を前記リップ部に被せた状態で該リップ部と前記取付孔との間隔方向に前記カバー本体部から延出して、少なくとも、前記カバー本体部を前記リップ部に被せた状態で前記取付孔に臨む所定位置まで延在しており、該所定位置が前記係止部の前記折り曲げ位置となる請求項1記載のグロメットカバー。
  3. 前記係止部は、前記連結部の先端に連結されている請求項2記載のグロメットカバー。
  4. 前記係止部は、前記連結部の前記カバー本体部からの延出方向における位置が互いに異なる複数箇所において前記連結部にそれぞれ連結されて、前記延出方向と交差する方向に延出しており、前記複数箇所のうち前記所定位置において前記連結部に連結された前記係止部が、前記連結部に対して折り曲げて前記取付孔に挿入される係止部となる請求項2記載のグロメットカバー。
  5. 前記係止部の前記取付孔への挿入方向と交差する前記係止部の幅方向の少なくとも一方の端部には、該端部から外側に膨出して前記係止部の前記幅方向における寸法を前記取付孔の内寸以上の寸法とする膨出部が、前記挿入方向に間隔をおいて複数形成されており、前記各膨出部の前記幅方向における内側部分には、各膨出部の前記幅方向における前記係止部の中央側への弾性変形を許容する貫通孔がそれぞれ形成されている請求項1、2、3又は4記載のグロメットカバー。
  6. 前記膨出部及び前記貫通孔は、前記係止部の前記幅方向における両方の端部にそれぞれ形成されている請求項5記載のグロメットカバー。
  7. 前記膨出部及び前記貫通孔は、前記係止部の前記幅方向における各端部に、前記挿入方向に位置をずらしてそれぞれ形成されている請求項6記載のグロメットカバー。
  8. 前記カバー本体部は、前記リップ部に被せた状態で前記グロメットに保持されたワイヤーハーネスと干渉する部分に、該ワイヤーハーネスを通すハーネス逃がし孔を有している請求項1、2、3、4、5、6又は7記載のグロメットカバー。
  9. 前記係止部及び前記連結部を複数組有する請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載のグロメットカバー。
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