JP2021014161A - 車両用サンバイザ - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドガラス側の遮光範囲を十分に確保する。【解決手段】サンバイザ10は、支持軸11と、支持軸11に回転可能に支持される2つの遮光板12,13とを備える。支持軸11は、ルーフの前端部の車幅方向外端部に上下方向に延びる軸を中心として回転可能に支持される基端部を有し、上下方向と交叉する方向に延び、ルーフに片持ち状に支持される。第1遮光板12は、支持軸11の基端部側に配置され、支持軸11に対する軸方向に沿った移動が規制されている。第2遮光板13の上下方向の長さは、第1遮光板12の上下方向の長さよりも長い。第2遮光板13は、第1遮光板12の略全域と重なる通常位置と、通常位置よりも後方の延長位置との間をスライド移動可能である。延長状態のサンバイザ10の遮光範囲の前後方向の長さL2は、通常状態のサンバイザ10の遮光範囲の前後方向の長さよりも後方へ長い。【選択図】図8

Description

本開示は、車両用サンバイザに関する。
特許文献1には、車両用サンバイザが記載されている。サンバイザは、サンバイザ本体、補助バイザとしてのエクステンダー、バニティーミラー、ミラーリッド、エスカッションを有する。エクステンダーは、ミラーリッドが引出口から所定量引き出され、且つ、エクステンダー全体が引出口から引き出された後に、更にミラーリッドに対して引き出し方向に所定量だけスライド可能にミラーリッドに保持されている。太陽光がフロントドアの上部側から車室内に入射して、この入射光が乗員にとって眩しかったり、暑さを感じさせたりすることもある。この場合には、支持軸をフロントドア側に水平回動させることにより、サンバイザをフロントドアの上部に沿わせる。そして、ミラーリッドを引出口から所定量引き出した後、更にエクステンダーをミラーリッドに対して引き出し方向にスライドさせることにより、エクステンダーが更に引き出し方向に延長されるので、エクステンダーによる遮光範囲をミラーリッドと共に広げることができる。
特許文献2には、車両用サンバイザの固定構造が記載されている。サンバイザは、車両に取り付けられた支軸と、その支軸に固定された遮光板と、その他付属部品によって構成されている。遮光板には軸孔が設けられており、この軸孔に、支軸の横軸部が挿通されて、支軸と遮光板とが接続されている。遮光板を側方ガラス側に配置する場合、刻々と変化する日光の方向に対応するために、遮光板は横軸部に対してその軸方向にスライドできるようになっている。遮光板の軸孔に支軸の横軸部が挿通されており、この軸孔の内面に横軸部の外面が摺動しながら抜き差しされることにより、遮光板のスライドを可能としている。
特開2003−165332号公報
特開2018−177227号公報
特許文献1に記載のサンバイザでは、サンバイザをフロントドア(サイドドア)側で使用する際には、サンバイザをサイドドアの上部に沿わせ、エクステンダーをサンバイザ本体から後方へ引き出すことによって、エクステンダーによる遮光範囲を後方へ広げることができる。しかし、エクステンダーはサンバイザ本体の内部に収容可能であり、エクステンダーの幅(上下方向の長さ)がサンバイザ本体の幅よりも短いので、エクステンダー側の遮光範囲は、サンバイザ本体側の遮光範囲よりも上下方向に狭い。このため、乗員の頭部に近いサイドドアのサイドガラスの後部側(エクステンダー側)の遮光範囲を十分に確保することができない可能性がある。
特許文献2に記載のサンバイザでは、遮光板を側方ガラス(サイドガラス)側で使用する場合、刻々と変化する日光の方向に対応するために、遮光板は横軸部に対してその軸方向にスライドできるようになっているので、乗員の頭部に近いサイドガラスの後部側へ遮光板をスライドさせることによって、サイドガラスの後部側の遮光範囲を十分に確保することが可能である。しかし、サイドガラスの後部側へ遮光板をスライドさせると、サイドガラスの前部側には遮光板がなくなり、サイドガラスの前部側が開放されるので、サイドガラスの前部側の遮光範囲を十分に確保することができない。
そこで、本開示は、サイドガラス側の遮光範囲を十分に確保することが可能な車両用サンバイザの提供を目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様の車両用サンバイザは、支持軸と第1遮光板と第2遮光板とを備える。支持軸は、車室の上面部のうち前側の車幅方向外端部に回転可能に支持される基端部側から上下方向と交叉する所定方向の一側へ延びる。第1遮光板は、支持軸の基端部側から上記一側へ延び、上記所定方向に沿った移動が規制された状態で、支持軸に支持される。第2遮光板は、支持軸及び第1遮光板の少なくとも一方に上記所定方向にスライド移動可能に支持される。第2遮光板は、第1遮光板に対し、上記所定方向の他側の通常位置と上記一側の延長位置との間をスライド移動可能である。第1遮光板及び第2遮光板によって遮光可能な遮光範囲は、第2遮光板を通常位置に配置した通常状態よりも延長位置に配置した延長状態の方が上記一側へ長い。第2遮光板の上記所定方向と交叉する方向の長さは、第1遮光板の上記所定方向と交叉する方向の長さ以上の長さに設定される。
上記構成では、第2遮光板は、第1遮光板に対し、所定方向の他側の通常位置と一側の延長位置との間をスライド移動可能であり、第1遮光板及び第2遮光板によって遮光可能な遮光範囲(以下、単に「遮光範囲」という。)は、第2遮光板を通常位置に配置した通常状態よりも延長位置に配置した延長状態の方が上記一側へ長い。このため、車両のサイドガラス側からの光を遮光したい場合には、支持軸を回転させて車両用サンバイザをサイドガラスの上方に配置した状態で、第2遮光板を通常位置から延長位置へ引き出すことによって、遮光範囲を後方(一側)へ延長することができるので、乗員の頭部に近いサイドガラスの後部側を第2遮光板によって遮光することができる。
また、第2遮光板の上記所定方向と交叉する方向の長さは、第1遮光板の上記所定方向と交叉する方向の長さ以上の長さに設定されるので、延長状態にした際のサイドガラスの後部側の遮光範囲を、上記所定方向と交叉する方向に十分に確保することができる。
また、第1遮光板は、上記所定方向に沿った移動が規制されているので、第2遮光板を通常位置から延長位置へ引き出しても、第1遮光板は上記所定方向に移動しない。このため、車両用サンバイザをサイドガラスの上方に配置した状態で第2遮光板を延長状態にした際に、サイドガラスの前部側を第1遮光板によって遮光することができる。
従って、サイドガラス側の遮光範囲を十分に確保することができる。
本発明の第2の態様は、上記第1の態様の車両用サンバイザであって、規制手段を備える。規制手段は、第1遮光板に対する上記一側への第2遮光板の移動を延長位置までに規制する。
上記構成では、規制手段が、第1遮光板に対する上記一側への第2遮光板の移動を延長位置までに規制するので、通常状態から延長状態にする際に、第1遮光板側からの第2遮光板の脱落を防止することができる。
本発明の第3の態様は、上記第1の態様または上記第2の態様の車両用サンバイザであって、保持手段を備える。保持手段は、第2遮光板を通常位置に解除可能に保持する。
上記構成では、保持手段が、第2遮光板を通常位置に保持するので、通常状態での第2遮光板の上記一側への移動を抑制することができる。
また、保持手段が第2遮光板の保持を解除可能であるので、保持手段による保持を解除することによって、第2遮光板を通常位置から延長位置へ移動させることができる。
本発明の第4の態様は、上記第1の態様〜上記第3の態様のいずれかの車両用サンバイザであって、第2遮光板の上記所定方向の長さは、第1遮光板の上記所定方向の長さよりも長い。通常状態の第1遮光板の全域は、第2遮光板に重なる。
上記構成では、通常状態の第1遮光板の全域が、第2遮光板に重なるので、通常状態の遮光範囲は、第2遮光板によって確保される。このため、通常状態の遮光範囲を、第2遮光板によって上記所定方向と交叉する方向に十分に確保することができる。
また、通常状態の第1遮光板の全域が、第2遮光板に重なるので、通常状態で第2遮光板を把持し易い。このため、フロントガラスの上方に配置した通常状態の車両用サンバイザをサイドガラスの上方に移動させて延長状態にする際に、通常状態の第2遮光板を把持して車両用サンバイザをフロントガラスの上方からサイドガラスの上方へ移動させて、第2遮光板を把持したままで上記一側へ引き出すことによって延長状態にすることができる。このように、車両用サンバイザをフロントガラスの上方からサイドガラスの上方へ移動させた後、通常状態から延長状態にする際に手を持ち替える必要がないので、簡単にフロントガラスの上方の通常状態の車両用サンバイザをサイドガラスの上方に移動させて延長状態にすることができる。
本発明の第5の態様は、上記第1の態様〜上記第4の態様のいずれかの車両用サンバイザであって、支持軸は、車室の前方のフロントガラスの上方で車幅方向に延びる前方位置と、車室の車幅方向外側のサイドガラスの上方で前後方向に延びる側方位置との間を、基端部を中心として傾動可能である。
上記構成では、支持軸は、基端部を中心として前方位置と側方位置との間を傾動可能であり、前方位置の支持軸は、フロントガラスの上方で車幅方向に延び、側方位置の支持軸は、サイドガラスの上方で前後方向に延びる。このため、フロントガラス側からの光を遮光したい場合には、支持軸を前方位置に配置することによって第1遮光板及び第2遮光板で遮光することができ、サイドガラス側からの光を遮光したい場合には、支持軸を側方位置に配置することによって第1遮光板及び第2遮光板で遮光することができる。また、例えば、フロントガラス側の遮光したい領域の車幅方向の長さよりも、サイドガラス側の遮光したい領域の前後方向の長さが長い場合には、フロントガラス側で使用する際には支持軸を前方位置に配置して第2遮光板を通常状態にして使用し、サイドガラス側で使用する際には支持軸を側方位置に配置して第2遮光板を延長状態にして使用することができる。
本開示によれば、サイドガラス側の遮光範囲を十分に確保することができる。
本発明の一実施形態に係るサンバイザの車室側からの斜視図であって、(a)は前方使用状態を、(b)は側方使用状態をそれぞれ示す。 側方使用状態のサンバイザの支持軸及び第1遮光板の車幅方向内側からの側面図である。 図2のIII−III矢視断面図である。 側方使用状態のサンバイザの第2遮光板の車幅方向内側からの側面図である。 図4のV方向から視たサンバイザの前面図である。 図4のVI−VI矢視断面図である。 図4のVII−VII矢視断面図である。 側方使用状態且つ延長状態のサンバイザの車室側からの斜視図である。 図8のIX−IX矢視断面図である。 図4に対応するサンバイザの変形例を示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において、FRは車両の前方を、UPは上方を、INは車幅方向内側をそれぞれ示す。また、以下の説明において、前後方向は車両の前後方向を意味し、左右方向は車両前方を向いた状態での左右方向を意味する。
図1(a)及び図1(b)に示すように、本実施形態に係るサンバイザ(車両用サンバイザ)10は、車両1の車室2の上方を区画するルーフ(車室の上面部)3に取り付けられる。サンバイザ10は、ルーフ3の前端部の車幅方向一側(本実施形態では、右側)の外端部に回転可能に支持されて上下方向と交叉する方向に延びる支持軸11と、支持軸11に回転可能に支持される2つの遮光板12,13とを備える。乗員が車室2内のシート(図示省略)に着座して前を向いた状態で、乗員の前方には、フロントガラス4が配置され、乗員の側方(本実施形態では、右側)には、サイドドア5のサイドガラス6が配置される。また、乗員がシート(図示省略)に着座した状態で、乗員の頭部は、サイドガラス6の後部側の車幅方向内側に位置する。
サンバイザ10は、図1(a)に示すように、不使用時には、車両1のフロントガラス4の上方で車幅方向に延びて遮光板12,13がルーフ3の下面に沿う収納状態(図1(a)の二点鎖線で示す状態)にすることができ、フロントガラス4からの光を遮光したい前方使用時には、収納状態から支持軸11を中心として遮光板12,13をフロントガラス4側へ回転させて前方使用状態(図1(a)の実線で示す状態)にすることができる。また、サンバイザ10は、図1(b)に示すように、サイドガラス6からの光を遮光したい側方使用時には、前方使用状態(図1(b)の二点鎖線で示す状態)から支持軸11をサイドドア5側へ回転させて側方使用状態(図1(b)の実線で示す状態)にすることができる。また、側方使用状態では、サンバイザ10は、前後方向の長さが互いに異なる後述する2つの状態(通常状態(図1(b)の実線で示す状態)または延長状態(図8参照))にすることができる。なお、以下の説明では、サンバイザ10に関する方向は、特に説明のない限り、側方使用状態における方向を示す。
図2に示すように、支持軸11は、断面円形状の棒体であって、ルーフ3の前端部の車幅方向外端部に上下方向に延びる軸を中心として回転可能に支持される基端部11aを有し、ルーフ3に片持ち状に支持される。収納状態及び前方使用状態の支持軸11は、基端部11a側から車幅方向内側へ延び、フロントガラス4の上方で車幅方向に延びる前方位置(図1(b)に一点鎖線で示す)に配置される。側方使用状態の支持軸11は、基端部11a側から後方へ延び、サイドガラス6の上方で前後方向に延びる側方位置に配置される。支持軸11の基端部11aと先端11bとの間の中間部分には、外周面から径方向内側へ凹む係止溝部(保持手段)14が設けられる。係止溝部14は、断面円弧状に形成され(図7参照)、支持軸11の周方向に沿って全周域に亘って延びる。
図2及び図3に示すように、2つの遮光板12,13のうち一方の第1遮光板12は、遮光性を有する略矩形状の板状体であって、支持軸11の基端部11a側に配置され、支持軸11に回転可能に支持される。第1遮光板12は、側方使用状態では、車幅方向と交叉して上端部が側方位置の支持軸11に支持され、前方使用状態では、前後方向と交叉して上端部が前方位置の支持軸11に支持され、収納状態では、上下方向と交叉して前端部が前方位置の支持軸11に支持される。第1遮光板12は、支持軸11の基端部11aの近傍から後方(所定方向の一側)へ向かって延びる。第1遮光板12の前端部(他側の端部)12aは、支持軸11の基端部11aの近傍に位置し、第1遮光板12の後端部12bは、支持軸11の係止溝部14よりも前方(所定方向の他側)に位置する。すなわち、支持軸11は、第1遮光板12の後端部12bよりも後方へ突出する。支持軸11のうち第1遮光板12の前後方向の両側には、ストッパ7a,7bが設けられる。ストッパ7a,7bは、支持軸11に対する軸方向(所定方向)に沿った第1遮光板12の移動を規制する。第1遮光板12の後端部12bには、第1遮光板12の厚さ方向(車幅方向)の両側面から突出した状態で上下方向に延びる第1突出部(規制手段)15が設けられる。
図4〜図9に示すように、2つの遮光板12,13のうち他方の第2遮光板13は、遮光性を有する略矩形状の板状体であって、二枚の板24a,24bを重ねて袋状に形成される。第2遮光板13の内側には、第1遮光板12を挿入可能な内部空間25が区画される。第2遮光板13の前端面には、第1遮光板12が挿通可能な開口16が形成される。第2遮光板13の開口16は、内部空間25と外部とを連通する。第2遮光板13の前後方向の長さは、第1遮光板12の前後方向の長さよりも長く、第2遮光板13の上下方向(上記所定方向と交叉する方向)の長さは、第1遮光板12の上下方向の長さよりも長く、第2遮光板13の厚さ(車幅方向の長さ)は、第1遮光板12の厚さよりも厚い。第2遮光板13は、その内部空間25に第1遮光板12を配置(挿入)した状態で、第1遮光板12とともに支持軸11に対して回転可能に、且つ支持軸11及び第1遮光板12に対して軸方向にスライド移動可能に、支持軸11及び第1遮光板12の双方に支持される。第2遮光板13は、側方使用状態では、車幅方向と交叉して上端部が側方位置の支持軸11に支持され、前方使用状態では、前後方向と交叉して上端部が前方位置の支持軸11に支持され、収納状態では、上下方向と交叉して前端部が前方位置の支持軸11に支持される。第2遮光板13は、第1遮光板12の略全域を内部空間25に挿入することによって第1遮光板12の略全域と重なる通常位置(図4参照)と、通常位置よりも後方の延長位置(図8参照)との間をスライド移動可能である。なお、収納状態では、第2遮光板13は、通常位置に配置される。
第2遮光板13を通常位置に配置した状態(以下、「通常状態」という。)では、第2遮光板13の前端部13aは、第1遮光板12の前端部12aと前後方向の略同じ位置(本実施形態では、僅かに前方)に位置し、第2遮光板13の後端部13bは、支持軸11の先端11bよりも後方に位置する。通常状態では、第1遮光板12の略全域と重なる第2遮光板13によって、サンバイザ10の遮光範囲が確保され、遮光範囲の前後方向の長さL1は、第2遮光板13の前端部13aから後端部13bまでの長さL1となる(図4参照)。第2遮光板13を通常位置から延長位置へスライド移動させると、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13のスライド移動に伴って、第1遮光板12が第2遮光板13の開口16から前方へ露出する。すなわち、第2遮光板13を延長位置に配置した状態(以下、「延長状態」という。)では(図8参照)、第2遮光板13の前端部13aは、第1遮光板12の前端部(他側の端部)12aよりも後方に位置する。延長状態では、第1遮光板12のうち第2遮光板13の開口16から前方へ突出する領域、及び第2遮光板13の双方によって、サンバイザ10の遮光範囲が確保される。延長状態のサンバイザ10の遮光範囲の前後方向の長さL2は、第1遮光板12の前端部12aから第2遮光板13の後端部13bまでの長さL2であり、通常状態のサンバイザ10の遮光範囲の前後方向の長さL1よりも後方へ長い。サンバイザ10の遮光範囲の前端(他端)20は、通常状態では第1遮光板12の前端部12aよりも僅かに前方の第2遮光板13の前端部13aであり、延長状態では第1遮光板12の前端部12aであり、通常状態と延長状態とで前後方向の略同じ位置に位置する。サンバイザ10の遮光範囲の後端(一端)21は、通常状態及び延長状態の双方で第2遮光板13の後端部13bであり、通常状態よりも延長状態の方が後方に位置する。すなわち、サンバイザ10の遮光範囲は、通常状態よりも延長状態の方が後方へ長い。第2遮光板13の開口16の車幅方向の長さL3は、第2遮光板13の内部空間25の車幅方向の長さL4よりも短い(図6参照)。
図6及び図9に示すように、第2遮光板13の開口16の左右の両側には、第2遮光板13の厚さ方向の内側へ突出する第2突出部(規制手段)17が設けられる。第2突出部17は、延長状態で第1遮光板12の後端部の第1突出部15に前方から当接し、第1突出部15に対する第2遮光板13の後方への移動を延長位置までに規制する。すなわち、第2遮光板13の第2突出部17と第1遮光板12の第1突出部15とは、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制する規制手段として機能する。
図4及び図7に示すように、第2遮光板13の内部空間25を区画する厚さ方向の両側の内面18のうち、支持軸11を厚さ方向の両側から挟む位置には、係止部材22が設けられる。係止部材22は、厚さ方向内側へ突出する断面円弧上の係止突起部(保持手段)19を有する。係止突起部19は、支持軸11を第2遮光板13の厚さ方向の両側から挟み、且つ通常状態で支持軸11の係止溝部14に係止可能な前後位置に配置される。第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14とが係止した状態では、第2遮光板13が通常位置に保持される。第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14との係止状態は、作業者が第2遮光板13を後方へ引くことによって解除可能である。すなわち、第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14とは、第2遮光板13を通常位置に解除可能に保持する保持手段として機能する。
収納状態のサンバイザ10をサイドガラス6側で延長状態にする場合には、作業者は、先ず、収納状態の第2遮光板13を把持し、支持軸11を中心として第2遮光板13を下方へ回転させるとともに、支持軸11を前方位置から側方位置へ回転させて側方使用状態にする。次に、作業者は、第2遮光板13を把持したまま第2遮光板13を後方へ引いて、第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14との係止状態を解除し、第2遮光板13を通常位置から延長位置へスライド移動させる。
上記のように構成されたサンバイザ10では、第2遮光板13は、第1遮光板12に対し、前側の通常位置と後側の延長位置との間をスライド移動可能であり、サンバイザ10の遮光範囲の後端21は、通常状態よりも延長状態の方が後方に位置する。このため、車両1のサイドガラス6側からの光を遮光したい場合には、側方使用状態の第2遮光板13を通常位置から延長位置へスライド移動させることによって、サンバイザ10の遮光範囲の後端21を後方へ配置することができるので、乗員の頭部に近いサイドガラス6の後部側を第2遮光板13によって遮光することができる。
また、第2遮光板13の上下方向の長さは、第1遮光板12の上下方向の長さよりも長いので、延長状態にした際のサイドガラス6の後部側の遮光範囲を、上下方向に十分に確保することができる。
また、第1遮光板12は、支持軸11の軸方向に沿った移動が規制されており、第2遮光板13を通常位置から延長位置へスライド移動させると、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13のスライド移動に伴って、第1遮光板12が第2遮光板13の開口16から前方へ露出する。このように、第2遮光板13を通常位置から延長位置へスライド移動させても、第1遮光板12によって第2遮光板13よりも前方に遮光範囲を確保することができるので、延長状態にした際のサイドガラス6の前部側を第1遮光板12によって遮光することができる。
また、サンバイザ10の遮光範囲の前端20は、通常状態と延長状態とで前後方向の略同じ位置に位置するので、通常状態から延長状態にしても前側の遮光範囲が前後方向に狭くならない。
また、通常状態では、第2遮光板13が第1遮光板12の略全域と重なり、遮光範囲が第2遮光板13によって確保される。このため、通常状態の遮光範囲が第1遮光板12及び第2遮光板13の双方によって確保される場合とは異なり、通常状態の遮光範囲の上下方向の長さを、第2遮光板13によって十分に確保することができる。
従って、本実施形態によれば、サイドガラス6側の遮光範囲を十分に確保することができる。
また、第2遮光板13の第2突出部17と第1遮光板12の第1突出部15とは、互いに当接することによって第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制する。このため、通常状態から延長状態にする際に、第1遮光板12側からの第2遮光板13の脱落を防止することができる。
また、第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14とは、互いに係止した状態で第2遮光板13を通常位置に保持するので、通常状態での第2遮光板13の後方への移動を抑制することができる。
また、第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14とは、通常位置への第2遮光板13の保持を解除可能であるので、第2遮光板13の係止突起部19と支持軸11の係止溝部14との係止状態を解除する(本実施形態では、作業者が第2遮光板13を手で後方へ引いて解除する)ことによって、第2遮光板13を通常位置から延長位置へ移動させることができる。
また、通常状態では、第2遮光板13が第1遮光板12の略全域と重なる。すなわち、通常状態では一つの遮光板(第2遮光板13)によって遮光範囲を確保するので、通常状態のサンバイザ10の外観が煩雑とならず、見栄えを向上させることができる。
また、通常状態の第1遮光板12の全域が、第2遮光板13に重なるので、通常状態で第2遮光板13を把持し易い。このため、収納状態のサンバイザ10をサイドガラス6側で延長状態にする際に、収納状態(且つ通常状態)の第2遮光板13を把持してから、側方使用状態且つ延長状態にするまで、第2遮光板13から手を離すことなく、一連の動作で行うことができる。従って、簡単にフロントガラス4の上方の通常状態のサンバイザ10をサイドガラス6の上方に移動させて延長状態にすることができる。
また、支持軸11が、基端部11aを中心として前方位置と側方位置との間を傾動可能であるので、フロントガラス4側からの光を遮光したい場合には、支持軸11を前方位置に配置してサンバイザ10を前方使用状態にすることができ、サイドガラス6側からの光を遮光したい場合には、支持軸11を側方位置に配置してサンバイザ10を側方使用状態にすることができる。また、本実施形態のように、フロントガラス4側の遮光したい領域の車幅方向の長さよりも、サイドガラス6側の遮光したい領域の前後方向の長さが長い場合には、フロントガラス4側で使用する際には支持軸11を前方位置に配置して第2遮光板13を通常状態にして使用し、サイドガラス4側で使用する際には支持軸11を側方位置に配置して第2遮光板13を延長状態にして使用することができる。
なお、本実施形態では、第1遮光板12に第1突出部15を設け、第2遮光板13に第2突出部17を設け、第1突出部15と第2突出部17とを、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制する規制手段として機能させたが、規制手段はこれに限定されるものではなく、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制可能な手段であれば、他の手段を設けてもよい。例えば、所定の長さの紐状部材(規制手段)の一端を第1遮光板12に、他端を第2遮光板13に固定し、前記紐状部材が張ることによって第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制してもよい。或いは、第1遮光板12に対する後方への第2遮光板13の移動を延長位置までに規制可能な規制手段を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13に係止突起部19を設け、支持軸11に係止溝部14を設け、係止突起部19及び係止溝部14を、第2遮光板13を通常位置に解除可能に保持する保持手段として機能させたが、保持手段はこれに限定されるものではなく、第2遮光板13を通常位置に解除可能に保持可能な手段であれば、他の手段を設けてもよい。例えば、第1遮光板12及び第2遮光板13の双方に磁石(保持手段)を固定し、係る磁石が通常位置で互いに引き合うことによって、第2遮光板13を通常位置に解除可能に保持してもよい。或いは、第2遮光板13を通常位置に解除可能に保持する保持手段を設けなくてもよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13を、支持軸11及び第1遮光板12の双方から支持したが、第2遮光板13は支持軸11及び第1遮光板12の少なくとも一方に支持されていればよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13を、二枚の板24a,24bを重ねて袋状に形成したが、これに限定されるものではない。例えば、第2遮光板を、第1遮光板12と同様に板状に形成してもよく、係る第2遮光板が、第1遮光板12と重なった状態で軸方向(所定方向)にスライド移動可能であってもよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13の厚さを、第1遮光板12の厚さよりも厚くしたが、これに限定されるものではなく、例えば、第2遮光板を袋状に形成しない場合には、第2遮光板の厚さを、第1遮光板12の厚さと同一、または第1遮光板12の厚さよりも薄くしてもよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13の上下方向(上記所定方向と交叉する方向)の長さを、第1遮光板12の上下方向の長さよりも長くしたが、これに限定されるものではなく、例えば、第2遮光板を袋状に形成しない場合には、第2遮光板の上下方向の長さを、第1遮光板12の上下方向の長さと同一にしてもよい。
また、本実施形態では、第2遮光板13の前後方向の長さを、第1遮光板12の前後方向の長さよりも長くしたが、これに限定されるものではない。例えば、図10に示すサンバイザ(車両用サンバイザ)40のように、支持軸11の軸方向(所定方向)へのスライド移動が規制された状態で支持軸11に支持される第1遮光板41を、支持軸11の基端部11a側から先端11bよりも後方(一側)へ長く形成し、第2遮光板42を、第1遮光板41よりも前後方向に短く形成してもよい。この場合であっても、第2遮光板42の上下方向(上記所定方向と交叉する方向)の長さは、第1遮光板41の上下方向の長さ以上の長さに設定される(図10では、上下方向の長さが第1遮光板41よりも長い第2遮光板42が図示されている。)。第2遮光板42は、例えば、第1遮光板41を巻回する薄板筒状に形成され、第1遮光板41に軸方向へスライド移動可能に支持される。第2遮光板42は、第2遮光板42の前端部42aが第1遮光板41の前端部(他側の端部)41aよりも後方に位置し且つ第2遮光板42の後端部42bが第1遮光板41の後端部41bよりも前方に位置する通常位置(図10に実線で示す位置)と、第2遮光板42の前端部42aが第1遮光板41の後端部41bよりも前方に位置し且つ第2遮光板42の後端部42bが第1遮光板41の後端部41bよりも後方に位置する延長位置(図10に二点鎖線で示す位置)との間をスライド移動可能である。通常状態のサンバイザ40の遮光範囲の前後方向の長さL1は、第1遮光板41の前端部41aから第1遮光板41の後端部41bまでの長さL1であり、延長状態のサンバイザ40の遮光範囲の前後方向の長さL2は、第1遮光板41の前端部41aから第2遮光板42の後端部42bまでの長さL2である。すなわち、サンバイザ40の遮光範囲の前端(他端)43は、通常状態及び延長状態共に第1遮光板41の前端部41aであり、通常状態と延長状態とで前後方向の同じ位置に位置する。また、サンバイザ40の遮光範囲の後端(一端)44は、通常状態のときが第1遮光板41の後端部41bであり、延長状態のときが第2遮光板42の後端部42bであり、通常状態よりも延長状態の方が後方に位置する。サンバイザ40の遮光範囲は、通常状態よりも延長状態の方が後方へ長い。
以上、本発明について、上記実施形態に基づいて説明を行ったが、本発明は上記実施形態の内容に限定されるものではなく、当然に本発明を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例および運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、サンバイザ(車両用サンバイザ)10,40を、ルーフ3の前端部の右側の外端部に取り付けたが、左側の外端部に取り付けてもよい。
本開示に係る車両用サンバイザは、様々な車両に広く適用することができる。
1:車両
2:車室
3:ルーフ(車室の上面部)
4:フロントガラス
6:サイドガラス
10,40:サンバイザ(車両用サンバイザ)
11:支持軸
11a:支持軸の基端部
12,41:第1遮光板
12a,41a:第1遮光板の前端部(他側の端部)
13,42:第2遮光板
14:係止溝部(保持手段)
15:第1突出部(規制手段)
17:第2突出部(規制手段)
19:係止突起部(保持手段)
20,43:遮光範囲の前端(他端)
21,44:遮光範囲の後端(一端)

Claims (5)

  1. 車室の上面部のうち前側の車幅方向外端部に回転可能に支持される基端部側から上下方向と交叉する所定方向の一側へ延びる支持軸と、
    前記支持軸の前記基端部側から前記一側へ延び、前記所定方向に沿った移動が規制された状態で、前記支持軸に支持される第1遮光板と、
    前記支持軸及び前記第1遮光板の少なくとも一方に前記所定方向にスライド移動可能に支持される第2遮光板と、を備え、
    前記第2遮光板は、前記第1遮光板に対し、前記所定方向の他側の通常位置と前記一側の延長位置との間をスライド移動可能であり、
    前記第1遮光板及び前記第2遮光板によって遮光可能な遮光範囲は、前記第2遮光板を前記通常位置に配置した通常状態よりも前記延長位置に配置した延長状態の方が前記一側へ長く、
    前記第2遮光板の前記所定方向と交叉する方向の長さは、前記第1遮光板の前記所定方向と交叉する方向の長さ以上の長さに設定される
    ことを特徴とする車両用サンバイザ。
  2. 請求項1に記載の車両用サンバイザであって、
    前記第1遮光板に対する前記一側への前記第2遮光板の移動を前記延長位置までに規制する規制手段を備えた
    ことを特徴とする車両用サンバイザ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の車両用サンバイザであって、
    前記第2遮光板を前記通常位置に解除可能に保持する保持手段を備えた
    ことを特徴とする車両用サンバイザ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の車両用サンバイザであって、
    前記第2遮光板の前記所定方向の長さは、前記第1遮光板の前記所定方向の長さよりも長く、
    前記通常状態の前記第1遮光板の全域は、前記第2遮光板に重なる
    ことを特徴とする車両用サンバイザ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の車両用サンバイザであって、
    前記支持軸は、前記車室の前方のフロントガラスの上方で車幅方向に延びる前方位置と、前記車室の車幅方向外側のサイドガラスの上方で前後方向に延びる側方位置との間を、前記基端部を中心として傾動可能である
    ことを特徴とする車両用サンバイザ。
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