JP2021010412A - 2液混合容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】容器の内部に保存された化粧料を密封した状態で安定して保存できる2液混合容器を提供する。【解決手段】第1液と第2液を分離して保存して、使用時に前記第1液と前記第2液を混合される2液混合容器であって、前記第1液を保存するスポイトと、前記スポイトを内部に保持し、前記第2液を保存する容器と、を備え、前記スポイトは、薄肉に形成された破断部と、前記破断部の先端側に前記スポイトの先端を封止する封止部と、を備える2液混合容器。【選択図】 図2

Description

本発明は、2液混合容器に関する。
使用する前に、2液を混合して使用する化粧品が知られている。
特許文献1には、第一、第二内容物が互いに分離された状態で維持され、使用時に第二内容物が使用者の操作を介して容器ボディーの内部に吐出されて混合される化粧品二液容器が開示されている。
特表2016−527948号公報
特許文献1に開示の化粧品二液容器では、ピペットの先にキャップが設けられている。そのため、ピペットとは別にキャップが必要であり、部品点数が増える。また、製造の際にキャップがピペットから外れる可能性がある。そのために、内容物を保存しているピペットの取り扱いを慎重に行う必要がある。
本発明の一実施形態は、容器の内部に保存された化粧料を密封した状態で安定して保存できる2液混合容器を提供する。
開示の2液混合容器は、第1液と第2液を分離して保存して、使用時に前記第1液と前記第2液を混合される2液混合容器であって、前記第1液を保存するスポイトと、前記スポイトを内部に保持し、前記第2液を保存する容器と、を備え、前記スポイトは、薄肉に形成された破断部と、前記破断部の先端側に前記スポイトの先端を封止する封止部と、を備える。
本開示の2液混合容器により、容器の内部に保存された化粧料を密封した状態で安定して保存することができる。
本実施形態に係る混合容器の一例の使用状態での側面図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の断面図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の細管部の断面図と底面図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の底部の上面図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の組み立て方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の組み立て方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の組み立て方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の組み立て方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の組み立て方法、使用方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の一例の使用方法を説明するための図である。 本実施形態に係る混合容器の変形例を説明する図である。 本実施形態に係る混合容器の変形例を説明する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付し、重複する説明を省略する。以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
<2液混合容器>
[混合容器全体]
図1は、本実施形態に係る混合容器1に化粧料の液体の成分Aと成分Bを充填した状態の化粧料1000の側面図である。図1において、化粧料1000は、未開封、未使用状態で、化粧料の成分Aと成分Bとが分離された状態である。図2は、本実施形態に係る混合容器1の断面図である。なお、混合容器1は2液混合容器、化粧料の成分Aは第1液、成分Bは第2液、の一例である。
混合容器1は、スポイト10、容器20を備える。スポイト10は、未開封、未使用の状態で化粧料の成分Aを保存する。また、スポイト10は、開封後では、化粧料の成分Aと成分Bを混合したり、混合した化粧料を手や指等に滴下したりするのに用いられる。スポイト10は、細管部110、蓋部120、加圧部130を備える。本開示のスポイト10は、液を吸い上げて吐出するという通常のスポイトの機能と、スポイトの先端を封止して液を保持する機能を備える。容器20は、未開封、未使用の状態で化粧料の成分Bを保存する。また、容器20は、開封後では、化粧料の成分Aと成分Bを混合した化粧料を保存するのに用いられる。容器20は、本体部140、底部150を備える。スポイト10と容器20との間に、上封止部160を備える。
次に、各部について詳細を説明する。
[細管部110]
細管部110は、化粧料の成分Aを内部に保持する。細管部110の先端は細くなっている。細管部110は、透明の部材、例えば、樹脂やガラス、で形成されている。樹脂の材料として、例えば、PET(polyethylene terephthalate)、ポリプロピレン、アクリル、ABS(acrylonitrile butadiene styrene)等である。
細管部110の詳細について説明する。図3は、本実施形態に係る混合容器1の細管部110の断面図と底面図である。図3(a)が細管部110の断面図である。図3(b)が細管部110の底面図である。
細管部110は、円筒形の円筒部111、先端に近づくほど細くなる先細部112、細管部110の先端を封止する封止部113、を備える。先細部112の先端と封止部113の間には、薄肉に形成された破断部114が形成されている。すなわち、スポイト10には、薄肉に形成された破断部114が形成され、その破断部114の先端側に封止部113を備える。破断部114で、先細部112と封止部113とが切りはなされることにより、細管部110の内部の液体(化粧料の成分A)を細管部110の外に出すことができる。なお、本実施形態の先細部112は、先端に近づくほど細くなっているが、先細部112の形状については、先端のみ細くなってもよいし、同じ太さ(一定の径の管)でもよい。
また、封止部113の外側の側面には、円周方向に等間隔で4個の突起115が形成されている。突起115は、後述する底部150の爪部151に挿入される。
さらに、細管部110の上部には、フランジ部116が形成されている。
[蓋部120]
蓋部120は、本体部140の螺着部142に螺着する。蓋部120が本体部140と螺着することによって、本体部140の上部開口部143と細管部110のフランジ部116との間の上封止部160が押圧される。それにより、本体部140の気密を保持する。蓋部120は、樹脂で形成されている。
[加圧部130]
加圧部130は、細管部110の内部を加圧する。加圧部130は、細管部110の上部に取り付けられている。加圧部130は、柔軟な部材、例えば、ゴムやエラストマーで内部が空洞であるドーム状に形成されている。加圧部130が指で押しつぶされることにより、加圧部130の内部の圧力が上昇する。それによって、加圧部130は、細管部110の内部を加圧する。
[本体部140]
本体部140は、化粧料の成分Bを内部に保持する。また、本体部140は、化粧料の成分Aが内部に充填された細管部110を内部に保持する。なお、後述するように、化粧料の成分Aと成分Bを混合した状態の化粧料を内部に保持する。
本体部140は、上部が細くなった筒状の形状となっている。本体部140は、円筒形の筒状部141、上部に蓋部120と螺着する螺着部142を備える。螺着部142の上部には、細管部110が挿入される上部開口部143を有する。また、筒状部141の下部には、底部150が挿入される下部開口部144を有する。
本体部140は、透明の部材、例えば、樹脂やガラス、で形成されていることが好ましい。
[底部150]
図4は、本実施形態に係る混合容器1の底部150の上面図である。
底部150は、本体部140の下部開口部144に取り付けられ、本体部140の気密を保持する。底部150には、細管部110の封止部113が挿入される爪部151を備える。爪部151は、底部150に形成された断面円形の穴である。その穴の側面には、12個の爪152が、深さ方向に形成されている。当該爪152は、上面視で、穴の側面に対して略垂直な面と、当該側面に対して傾斜した傾斜面とにより構成されている。これにより、封止部113の突起115と、爪部151の爪152とは、ラチェット機構180(図9を参照)を構成する。スポイト10の蓋部120を本体部140に取り付ける方向(蓋部120を上から見て時計回りの方向)に回転したときは突起115が爪152に引っかからず、回転可能になっている。
[上封止部160]
上封止部160は、本体部140の上部開口部143と、細管部110のフランジ部116との間に設けられる。上封止部160は、いわゆる、ガスケット又はパッキンである。上封止部160は、蓋部120を螺着することにより、上部開口部143とフランジ部116との間で、加圧されて密封する。上封止部160は、例えば、ゴムやエラストマー、樹脂(例えば、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピレン等)で形成されている。
<混合容器の組み立て方法>
図5〜図8は、本実施形態に係る混合容器1の組み立て方法を説明するための図である。図にそって、混合容器1の組み立て方法を説明する。
[化粧料の成分Aの充填]
図5は、細管部110に化粧料の成分Aを充填した状態を示す図である。最初に細管部110に、化粧料の成分Aを充填する。また、細管部110に上封止部160を取り付ける。
[スポイトの組み立て]
図6は、化粧品の成分Aを充填した細管部110に、加圧部130と蓋部120を取り付けた状態を示す図である。細管部110の上部に加圧部130と蓋部120を取り付ける。これにより、化粧料の成分Aを充填された状態のスポイト10が組み立てられる。細管部110に、加圧部130と蓋部120を取り付けることによって、化粧料の成分Aが充填されている細管部110の内部の気密が保たれる。それにより、例えば、化粧料の成分Aを充填した細管部110を倒したり、細管部110を運搬時に揺らしたりしても、化粧料の成分Aが細管部110と加圧部130の内部からこぼれることがない。
[化粧料の成分Bの充填]
図7は、容器20に化粧料の成分Bを充填した状態を示す図である。容器20は、本体部140の上部開口部143から化粧料の成分Bを注ぎ込まれる。それによって、容器20に化粧料の成分Bが充填される。
[混合容器の組み立て]
図8は、混合容器1を組み立てた状態を示す図である。化粧料の成分Bが充填された容器20の本体部140の上部開口部143に、化粧料の成分Aが充填されたスポイト10を挿入する。そして、蓋部120を上から見て時計回りに回転させて、蓋部120を本体部140の螺着部142に螺着する。それによって、上部開口部143とフランジ部116とで上封止部160が押圧されて、本体部140が密封される。
また、蓋部120が螺着されると、細管部110の封止部113が、底部150の爪部151に挿入される。図9は、底部150と、爪部151に挿入された封止部113の挿入状態を説明する図である。封止部113は、断面で表している。蓋部120を取り付けるために回転させると、底部150に対して封止部113は矢印Cの方向に回転する。封止部113の突起115と、爪部151の爪152とは、ラチェット機構180を構成する。そのため、図9のように、封止部113が矢印Cの方向に回転しても、突起115は、爪152に引っかかることなく回転する。すなわち、細管部110を挿入する際には、封止部113は爪部151で空転する。これにより、破断部114で、先細部112と封止部113とが切りはなされることない。したがって、混合容器1の内部に、化粧料の成分Aと成分Bを分離した状態で保管することができる。
<混合容器の使用方法>
図10は、本実施形態に係る混合容器1の使用方法を説明するための図である。図8のように、混合容器1の内部に、化粧料の成分Aと成分Bを分離した状態で保管している状態から、スポイト10を取り外す。具体的には、蓋部120を上から見て反時計回りに回転させる。スポイト10を取り外すために回転させると、図9において、封止部113は矢印Dの方向に回転する。封止部113の突起115と、爪部151の爪152とは、ラチェット機構180を構成する。そのため、矢印Dの方向に回転すると、突起115は、爪部151の爪152に引っかかって回転しない。そうすると、封止部113は、破断部114で先細部112から切断される。封止部113が切断されると、先細部112の先端が開放される。すると、細管部110に保持していた化粧料の成分Aが、先細部112の先端から容器20に吐出することが可能になる。ここで、加圧部130により化粧料の成分Aが加圧されることにより、化粧料の成分Aが細管部110から突出して、化粧料の成分Aと容器20に保持していた化粧料の成分Bとは混合される。このように、化粧料の成分Aと成分Bとを混合させることができる。また、混合した化粧料の使用時には、混合した化粧料をスポイト10により、例えば、手のひらや指先に、滴下することができる。さらに、蓋部120を再び本体部140に螺着することにより、混合した化粧料を大気にふれることを防止しながら保存することができる。このように、容器20は、化粧料の成分Aと成分Bを混合した状態の化粧料を内部に保持する。
<作用・効果>
スポイト10は、細管部110の破断部114により内部の液体(化粧料の成分A)を保持することから、容器の内部に保存された化粧料を密封した状態で安定して保持することができる。また、細管部110において、封止するための封止部113を一体に形成していることから、追加で封止するための部材が不要であり、製造コストや製造にかかる時間を低減することができる。
本実施形態の混合容器1により、化粧料の成分A、成分Bの2液を分離して保管することができる。また、蓋部120を開封することにより、化粧料の成分A、成分Bを混合することができる。これにより、化粧料の成分Aと成分Bを混合させることにより劣化する場合に、化粧料を劣化させることなく保管することができる。また、使用する前に、化粧料を混合させることができる。
本実施形態の混合容器1において、組み立て時には、細管部110の封止部113が分離されずに、最初に使用する際に封止部113を分離することが可能である。これにより、混合容器1を簡易に組み立てることができる。また、使用する際にも手間無く使用することができる。
<変形例>
[変形例1]
図11は、本実施形態に係る混合容器1の変形例1を説明する図である。図11(a)は、未開封、未使用状態、図11(b)は開封後の封止部213が切り離された状態を表す。本変形例1では、細管部210の先細部212の形状が、細管部110の先細部212と異なる。本変形例1の細管部210は、先端に近づくほど細くなる先細部212、細管部210の内部の液体(化粧料の成分A)を封止する封止部213、を備える。先細部212の先端と封止部213の間には、破断部214が形成されている。さらに、先細部212には、破断部214を覆うように、保護部217を備える。保護部217を備えることにより、破断部214で先細部212と封止部213とが切りはなされた破断面を覆うことができる。破断面が覆われることにより、使用時に手や指が当該破断面に当たることない。それにより、手や指を痛めることなく安全に使用することができる。
[変形例2]
図12は、本実施形態に係る混合容器1の変形例2を説明する図である。図12(a)は、変形例2の容器25の一部断面図である。図12(b)は、図12(a)のF−F'部分断面図である。図12(c)は、図12(a)のG−G'部分断面図である。本変形例2は、底部150とは異なる底部350を備える。また、それに伴って、本変形例2は、本体部140とは異なる本体部340を備える。また、本変形例2では、上記の構成により、細管部210の封止部213の切り離し方法が、細管部110の封止部113の切り離し方法とは異なる。
本変形例2の本体部340は、下部開口部344側に嵌合部345を備える。嵌合部345は、後述する底部350の嵌合部355の内側に挿入されることにより、嵌合部355と嵌合して容器25を組み立てる。嵌合部345は、嵌合部345の外側の面に突起347を備える。なお、突起347は、例えば、円周方向に等間隔で4個備える。また、嵌合部345の外側の面に、底部350と結合するための結合部348を備える。
本変形例2の底部350は、爪部351、嵌合部355を備える。爪部351は、爪352を備える。爪部351は、爪部151と同様の構造となっている。嵌合部355は、嵌合部355の内側に、本体部340の嵌合部345が挿入されることにより、嵌合部345と嵌合して容器25を組み立てる。嵌合部355は、嵌合部355の内側の側面には、爪356を備える。当該爪356は、上面視で、嵌合部355の側面に対して略垂直な面と、当該側面に対して傾斜した傾斜面とにより構成されている。なお、爪356は、例えば、円周方向に等間隔で複数個備える。また、嵌合部355の内側の側面に、本体部340と結合するための結合部358を備える。
本体部340の下部開口部344に、底部350を挿入することにより容器25を組み立てる。本体部340の嵌合部345と底部350の嵌合部355とは、一度組み立てると、本体部340の結合部348と底部350の結合部358とが結合して、挿入方向に外れないようになっている。また、後述するように、底部350は、本体部340に対して、片方の方向に回転するように嵌合されている。容器25は、嵌合部345の内部側面345aと、爪部351の外側側面351aとの間に、下封止部370を備える。下封止部370は、いわゆる、シール部材である。下封止部370は、内部側面345aと外側側面351aとの間で、径方向に潰されることにより、内部側面345aと外側側面351aを径方向に押圧して密封する。このように密封することによって、回転動作が加わっても密封することができる。下封止部370は、例えば、ゴムやエラストマー、樹脂(例えば、発泡ポリエチレン又は発泡ポリプロピレン等)で形成されている。
本体部340と底部350により容器25を組み立てる際に、スポイト10を容器25に取り付けて封止部113が爪部351に挿入されると、封止部113の突起115と、爪部351の爪352とは、ラチェット機構182を構成する。すなわち、図12の矢印Cの方向に封止部113は爪部351に対して回転可能である。スポイト10を容器25に取り付ける際には、封止部113は、矢印Cの方向に回転する。そのことから、スポイト10を容器25に取り付ける際には、封止部113が先細部112から切り離されることはない。
容器25を組み立てるために、底部350が本体部340に挿入されると、本体部340の嵌合部345と、底部350の嵌合部355が、嵌合する。本体部340の突起347と、底部350の爪356とは、ラチェット機構184を構成する。すなわち、図12の矢印Eの方向には底部350は本体部340に対して回転可能であるが、矢印Eの逆方向には回転することができない。
本変形例2では、スポイト10の先細部112から封止部113を切り離すために、底部350を矢印Eの方向に回転する。それによって、図12(b)のように、爪部351が矢印Eの方向に回転する。そして、爪352によって突起115が回転させられることにより、破断部114において、封止部113が先細部112から切り離される。封止部113が切り離されることにより、スポイト10の細管部110に保持していた化粧料の成分Aが、先細部112の先端から容器20に吐出することが可能になる。
本変形例2では、ラチェット機構182により、組み立て時には、細管部110の封止部113が分離されずに、底部350を回すことより封止部113を分離することが可能である。これにより、化粧料の成分Aと成分Bを混合することなく、混合容器1を簡易に組み立てることができる。また、化粧料を使用する前に、化粧料の成分Aと成分Bを簡単に混合することができる。
[上記以外の変形例]
本実施形態では、第1液、第2液として、液体の化粧料の成分A、Bとしたが、第1液、第2液は、化粧料の成分に限らない。例えば、第1液、第2液として、例えば、薬品、食品、印刷用のインク、顔料、染料、塗料等の元になる成分の液体でもよい。なお、スポイト内の成分については、第1液のような液体に限らず、粉末状の物質でもよい。
ラチェット機構180の突起115と爪152の個数については、それぞれ少なくとも1個備えていればよい。突起115や爪152の数を増やすと、先細部112と封止部113とが切りはなす際の角度が小さくなる。また、蓋部120を回転する際の回転を安定させることができる。ラチェット機構182、184でも同様に、突起(突起115、347)と爪(爪352、356)の個数は、それぞれ少なくとも1個備えればよい。
以上、実施形態について詳述したが、上記の実施形態はすべての点で例示であって、上記の実施形態に限定されるものではない。上記の実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の実施形態の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
1 混合容器
10 スポイト
20 容器
113 封止部
114 破断部
115 突起
151 爪部
152 爪
180 ラチェット機構
182 ラチェット機構
213 封止部
214 破断部
351 爪部
352 爪
A 化粧料の成分
B 化粧料の成分
開示の2液混合容器は、第1液と第2液を分離して保存して、使用時に前記第1液と前
記第2液を混合される2液混合容器であって、前記第1液を保存するスポイトと、前記ス
ポイトを内部に保持し、前記第2液を保存する容器と、を備え、前記スポイトは、薄肉に
形成された破断部と、前記破断部の先端側に前記スポイトの先端を封止する封止部と、を
備え、前記破断部において、前記封止部が前記スポイトから切りはなされる
開示の2液混合容器は、第1液と第2液を分離して保存して、使用時に前記第1液と前記第2液が混合される2液混合容器であって、前記第1液を保存するスポイトと、前記スポイトを内部に保持し、前記第2液を保存する容器と、を備え、前記スポイトは、薄肉に形成された破断部と、前記破断部の先端側に一体に形成された前記スポイトの先端を封止する封止部と、を備え、前記容器は、前記容器の底部に形成された穴の側面に爪が設けられた爪部を備え、前記封止部は、前記封止部の外側の側面に突起を備え、前記封止部が前記爪部に挿入されることにより、前記突起と前記爪とでラチェット機構を構成し、前記封止部が前記爪部に挿入された状態で前記スポイトを前記突起が前記爪に引っかかって回転しない方向に回転させることにより、前記破断部において、前記封止部が前記スポイトから切りはなされる。

Claims (3)

  1. 第1液と第2液を分離して保存して、使用時に前記第1液と前記第2液が混合される2液混合容器であって、
    前記第1液を保存するスポイトと、
    前記スポイトを内部に保持し、前記第2液を保存する容器と、を備え、
    前記スポイトは、薄肉に形成された破断部と、前記破断部の先端側に前記スポイトの先端を封止する封止部と、を備える
    2液混合容器。
  2. 前記容器は、前記容器の底部に形成された穴の側面に爪が設けられた爪部を備え、
    前記封止部は、前記封止部の外側の側面に突起を備え、
    前記封止部が前記爪部に挿入されることにより、前記突起と前記爪とでラチェット機構を構成する
    請求項1に記載の2液混合容器。
  3. 前記第1液と前記第2液は、化粧料の成分であり、
    前記第1液が、前記スポイトに保存され、前記第2液が前記容器に保存されている
    請求項1又は請求項2に記載の2液混合容器。
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