JP2021009213A - 画像形成装置 - Google Patents

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Masakichi Katayama
雅吉 片山
雄作 牧野
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雄作 牧野
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Abstract

【課題】操作部の上面の水平面に対する角度とICカードリーダの上面の水平面に対する角度を揃えることができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置Aにおいて、原稿の画像を読み取る画像読取部8と、画像読取部8によって読み取られた画像を形成する画像形成部と、画像読取部8の枠体30に支持され、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部9と、操作部9に隣接して設けられ、ICカードからユーザの情報を受け付けるICカードリーダ20と、画像読取部8の枠体30とICカードリーダ20とを連結させるカードリーダマウント21であって、枠体30に取り付けられる枠体取付面21aと、ICカードリーダ20が取り付けられ、操作部9の上面9xの水平面Hに対する角度θ1と、ICカードリーダ20の上面20xの水平面Hに対する角度θ2が揃うように、枠体取付面21aに対して交差する方向に延びるリーダ取付面21bと、を有するカードリーダマウント21と、を備える。【選択図】図4

Description

本発明は、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザビームプリンタ、LEDプリンタ等)などの画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、特許文献1に記載のように、ユーザのICカード情報を読み取り、個人を認証するためのICカードリーダを備える構成が知られている。
特開2011−154075号公報
画像形成装置の使用に際して個人認証を必要とするケースは、例えば画像形成装置の設置場所が公共施設やオフィス等の複数のユーザが同じ画像形成装置を使用する場合など限られている。従って、画像形成装置において、ICカードリーダは標準の仕様として搭載されず、オプションとして任意に取り付けられることが多い。またICカードリーダは、一般的にユーザの利用性の観点から画像形成装置の前面における画像形成に関する設定が可能な操作部に隣接して設けられることが多い。
図9は、従来の画像形成装置に対するICカードリーダ120と操作部109の取り付け構成の一例を示す図である。図9に示す様に、従来の取り付け構成では、画像形成装置の上部に設けられた画像読取部108の枠体を補強する補強板110に対して、ICカードリーダ120が直接的に取り付けられ、操作部109が保持部材134を介して取り付けられていた。
しかしながら、操作部109の上面の角度は製品によって異なる。つまり操作部109の上面が水平面に対して平行な構成や、水平面に対して傾斜した構成など、製品によって様々な構成が存在する。ここで従来の取り付け構成のように、画像読取部の枠体に対してICカードリーダを直接的に取り付ける構成では、図10に示す様に、操作部の上面の水平面Hに対する角度θ1と、ICカードリーダの上面の水平面Hに対する角度θ2が揃わない場合がある。この場合、互いに隣接して配置されるICカードリーダと操作部との間で一体感が無く、デザイン上好ましくないとユーザが感じる可能性がある。
そこで本発明はこのような現状に鑑み、操作部の上面の水平面に対する角度とICカードリーダの上面の水平面に対する角度を揃えることができる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部によって読み取られた画像を形成する画像形成部と、前記画像読取部の枠体に支持され、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部と、前記操作部に隣接して設けられ、ICカードからユーザの情報を受け付けるICカードリーダと、前記画像読取部の前記枠体と前記ICカードリーダとを連結させる連結部材であって、前記枠体に取り付けられる第1取付面と、前記ICカードリーダが取り付けられ、前記操作部の上面の水平面に対する角度と、前記ICカードリーダの上面の水平面に対する角度が揃うように、前記第1取付面に対して交差する方向に延びる第2取付面と、を有する連結部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において、操作部の上面の水平面に対する角度とICカードリーダの上面の水平面に対する角度を揃えることができる。
画像形成装置の斜視概略図である。 画像形成装置の断面概略図である。 ICカードリーダの斜視図と分解斜視図である。 画像形成装置におけるICカードリーダの取り付け部分の斜視図である。 画像形成装置におけるICカードリーダの取り付け部分の分解斜視図である。 カードリーダマウントの斜視図と側面図である。 画像形成装置におけるICカードリーダの取り付け部分の斜視図である。 画像形成装置におけるICカードリーダの取り付け部分の斜視図である。 ICカードリーダの従来の取り付け構成を示す図である。 ICカードリーダの従来の取り付け構成を示す図である。
(第1実施形態)
<画像形成装置>
以下、まず本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の全体構成を画像形成時の動作とともに図面を参照しながら説明する。なお、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本実施形態に係る画像形成装置Aは、イエローY、マゼンダM、シアンC、ブラックKの4色のトナーを中間転写ベルトに転写した後、シートに画像を転写して画像を形成する中間タンデム方式の画像形成装置である。なお、以下の説明において、上記各色のトナーを使用する部材には添え字としてY、M、C、Kを付するものの、各部材の構成や動作は使用するトナーの色が異なることを除いて実質的に同じであるため、区別を要する場合以外は添え字を適宜省略する。
図1は、画像形成装置Aの斜視概略図である。図2は、画像形成装置Aの断面概略図である。図1、図2に示す様に、画像形成装置Aの装置本体50の前面には、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部9が支持されている。操作部9は、各種の情報が表示される表示部9aが鉛直方向の上向きとなるように配置される。また操作部9は、数値を入力するためのテンキー9bを有する。操作部9において、表示部9aやテンキー9bが無い部分は外装カバー9cによって覆われている。ユーザは、テンキー9bを操作して数値の入力等を行うことで、シートSの種類、画像の出力サイズ、画像形成枚数の設定等、画像形成に関する設定を行うことができる。
また画像形成装置Aは、装置本体50の前面の操作部9と隣接した位置において、ICカードの情報を読み取ってユーザの認証を行うICカードリーダ20が取り付け可能に構成されている(図4参照)。ICカードリーダ20は、任意で装着されるオプションの装置であり、図1、図2ではICカードリーダ20を二点鎖線で示している。ICカードリーダ20の取り付け構成については後述する。
また画像形成装置Aの上部には、原稿の画像を読み取る画像読取部8が設けられている。画像読取部8は、リーダ8aとADF8bから構成される。リーダ8aは、ガラス板で形成された不図示の読取面に載置された原稿の画像を光学的に読み取って画像データに変換する。ADF8bは、原稿トレイ8b1に積載された原稿を自動的に搬送して画像を読み取る。ADF8bは、回動自在に支持されており、ADF8bを回動させて上方に開放することでリーダ8aの読取面にアクセス可能となる。
また画像形成装置Aは、シートSにトナー像を転写して画像を形成する画像形成部を備える。画像形成部は、感光ドラム1(1Y、1M、1C、1K)、帯電ローラ2(2Y、2M、2C、2K)、現像装置3(3Y、3M、3C、3K)を備える。また一次転写ローラ5(5Y、5M、5C、5K)、レーザスキャナユニット98、中間転写ベルト6、二次転写ローラ16、二次転写対向ローラ12、駆動ローラ17などを備える。
次に、画像形成装置Aによる画像形成動作について説明する。画像を形成する際は、まず不図示の制御部に画像形成ジョブ信号が入力される。これにより給送ローラ11、搬送ローラ85が回転し、シートカセット10に積載収納されたシートSがレジストローラ86に送り出される。次にシートSは、レジストローラ86によって所定のタイミングで二次転写ローラ16と二次転写対向ローラ12から形成される二次転写部に送り込まれる。
一方、画像形成部においては、まず帯電ローラ2Yにより感光ドラム1Y表面が帯電させられる。その後、画像読取部8に読み取られた原稿の画像の画像信号等に応じてレーザスキャナユニット98が感光ドラム1Y表面にレーザ光を照射し、感光ドラム1Y表面に静電潜像を形成する。その後、現像装置3Yにより感光ドラム1Yの表面に形成された静電潜像にイエローのトナーを付着させ、感光ドラム1Y表面にイエローのトナー像を形成する。感光ドラム1Y表面に形成されたトナー像は、一次転写ローラ5Yに一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト6に一次転写される。
同様のプロセスにより、感光ドラム1M、1C、1Kにも、マゼンダ、シアン、ブラックのトナー像が形成される。そして一次転写ローラ5M、5C、5Kに一次転写バイアスが印加されることで、これらのトナー像が中間転写ベルト6上のイエローのトナー像に対して重畳的に転写される。これにより中間転写ベルト6の表面に画像信号に応じたフルカラーのトナー像が形成される。
その後、中間転写ベルト6が駆動ローラ17から駆動力を伝達されて周回移動することで、フルカラーのトナー像が二次転写部に送られる。そして二次転写部において二次転写ローラ16に二次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト6上のフルカラーのトナー像がシートSに転写される。
次に、トナー像が転写されたシートSは、定着装置15において加熱、加圧処理が施され、これによりシートS上のトナー像がシートSに定着される。その後、トナー像が定着されたシートSは、排出ローラ13によって排出部7に排出される。
<ICカードリーダ>
次に、ICカードリーダ20の構成について説明する。図3(a)は、ICカードリーダ20の斜視図である。図3(a)に示す様に、ICカードリーダ20は、画像形成装置Aの装置本体50および操作部9とは別体であり、画像形成装置Aの装置本体50に対して任意に着脱されるオプション装置である。ICカードリーダ20は、ユーザのICカード情報を電磁気的に読み取って、ICカードからユーザ情報を受け付ける。ICカードリーダ20に読み取られたICカード情報は、不図示のICカードリーダ制御部によって個人認証のための処理に用いられる。
図3(b)は、ICカードリーダ20の分解斜視図である。図3(b)に示す様に、ICカードリーダ20は、ICカード情報を読み取るカードリーダ本体24と、カードリーダ本体24を収容する収容部材23と、収容部材23の蓋である上カバー25と、カードリーダステー22から構成される。カードリーダ本体24は、非接触式であり、ユーザがICカードを近接させてかざすことでICカードに記憶されたユーザの情報を受け付ける。
上カバー25は、爪部25aを備える。上カバー25は、カードリーダ本体24を収容した状態の収容部材23の不図示の嵌合部に対して爪部25aが嵌合することで、収容部材23に取り付けられる。また収容部材23の下部には、カードリーダステー22が不図示のビスによって取り付けられる。カードリーダステー22には、六つのビス穴22aが形成されている。後述するように、ICカードリーダ20は、カードリーダステー22のビス穴22aにビスが挿通されて締結されることで他の部材に固定される。
図4は、画像形成装置AにおけるICカードリーダ20の取り付け部分の斜視図である。図5は、画像形成装置AにおけるICカードリーダ20の取り付け部分の分解斜視図である。図4、図5に示す様に、ICカードリーダ20は、カードリーダマウント21を介して、リーダ8aの枠体30の前面30aに取り付けられる。つまりICカードリーダ20は、カードリーダマウント21によってリーダ8aの枠体30に連結される。枠体30は、外装カバーや不図示のガラス板を支持しており、内部にCISやCCD等の不図示の読み取りユニットを有している。読み取りユニットは、枠体30内を移動することでガラス板上の原稿画像を読み取ることが可能になっている。
図6(a)は、カードリーダマウント21の斜視図である。図6(b)は、カードリーダマウント21の側面図である。図6に示す様に、カードリーダマウント21(連結部材)は、リーダ8aの枠体30に取り付けられる枠体取付面21a(第1取付面)と、ICカードリーダ20が取り付けられるリーダ取付面21b(第2取付面)を有する。また枠体取付面21aとリーダ取付面21bを連結する連結面21cを有する。
枠体取付面21aは、リーダ8aの枠体30の前面30aに沿って平行に延びる面であり、リーダ8aの枠体30の前面30aに形成されたビス穴30a1(図5)と対応する位置にビス穴21a1が形成されている。これらのビス穴に対して不図示のビスが挿通されて締結されることで、リーダ8aの枠体30の前面30aに対して、カードリーダマウント21の枠体取付面21aが取り付けられる。
リーダ取付面21bは、枠体取付面21aやリーダ8aの枠体30の前面30aと交差する方向に延びる面であり、ビス穴21b1が形成されている。リーダ取付面21bのビス穴21b1と、ICカードリーダ20のカードリーダステー22のビス穴22a(図3参照)に不図示のビスが挿通されて締結されることで、ICカードリーダ20がリーダ取付面21bに対して取り付けられる。枠体取付面21aとリーダ取付面21bとのなす角度は、図6に示す角度θ3となっている。
ここで角度θ3は、枠体取付面21aに取り付けられる操作部9の上面9xの水平面Hに対する角度θ1(図4)と、リーダ取付面21bに取り付けられるICカードリーダ20の上面20xの水平面Hに対する角度θ2(図4)が揃うように設定されている。つまりリーダ取付面21bと枠体取付面21aとのなす角度θ3は、操作部9の上面9xの水平面Hに対する角度に応じて調整されている。このような構成により、互いに隣接して配置されるICカードリーダ20の上面20xと操作部9の上面9xの向きが揃い、外観に一体感を持たせることができる。つまりオプションとしてICカードリーダ20を取り付ける場合に、標準装備されている操作部9の上面9xの水平面Hに対する角度に応じてカードリーダマウント21の角度θ3を変える。これにより操作部9やICカードリーダ20に加工を施すことなく、外観に一体感を持たせることができる。
ここで操作部9の上面の水平面Hに対する角度θ1と、ICカードリーダ20の上面の水平面Hに対する角度θ2は、同じであることが理想的なものの、公差の影響を考慮するとこれらを完全に同一とすることは容易ではない。そこでICカードリーダ20の上面20xの水平面Hに対する角度θ2と、操作部9の上面9xの水平面Hに対する角度θ1の差分が公差の範囲内である3°以下であればよい。これにより外観に一体感を持たせることができ、上記同様の効果を得ることができる。
なお、本実施形態の操作部9は、表示部9aとテンキー9bを有し、表示部9aやテンキー9bが無い部分が外装カバー9cに覆われている構成である。この構成の場合、操作部9の上面9xとは、外装カバー9cの上面を意味する。これに対し、操作部9として、ハードタイプのテンキー9bや外装カバー9cを有さず、表示部9aにソフトキーが表示されるタッチパネル方式の構成を採用してもよい。タッチパネル方式の操作部9の場合、操作部9の上面9xとは、表示部9aの上面を意味する。
また図4に示す様に、画像形成装置Aの前後方向(矢印V1方向)において、リーダ8aの枠体30の前面30aと操作部9の上面9xの後端部9x1との間には隙間L1が形成されている。同様に、画像形成装置Aの前後方向において、リーダ8aの枠体30の前面30aとICカードリーダ20の上面20xの後端部20x1との間には隙間L2が形成されている。これらの隙間L1、L2は、画像形成装置AからICカードリーダ20や操作部9へ接続される束線の経路や中継基板等の電装部品の設置スペースとして利用される。
ここで隙間L2の幅は、画像形成装置Aの前後方向におけるカードリーダマウント21の連結面21cの幅L3(図6(b))に依存する。従って、カードリーダマウント21の連結面21cの幅L3によっては、図7に示す様に、隙間L1、L2の長さが異なり、ICカードリーダ20の上面20xの後端部20x1の位置と操作部9の上面9xの後端部9x1の位置が揃わない場合がある。この場合、互いに隣接して配置されるICカードリーダ20と操作部9の間で一体感が無く、ユーザがデザインの観点から好ましくないと感じる可能性がある。
そこでICカードリーダ20の上面20xの後端部20x1の位置と、操作部9の上面9xの後端部9x1の位置とが揃うように、カードリーダマウント21の連結面21cの幅L3を設定する。このような構成により、互いに隣接して配置されるICカードリーダ20と操作部9の端部位置が揃い、外観に一体感を持たせることができる。
また図8に示す様に、画像形成装置Aの製品出荷時においては、カードリーダマウント21等のICカードリーダ20の取り付け部分は外装カバー55に覆われるため、上述した隙間L1、L2は目立ちにくくなる。従って、ユーザによっては、ICカードリーダ20と操作部9の上面の後端部の位置が揃っているよりも、前端部の位置が揃っている方が、外観に一体感があると感じる可能性がある。そこでICカードリーダ20の上面20xの前端部20x2の位置と、操作部9の上面9xの前端部9x2の位置が揃うように、カードリーダマウント21の連結面21cの幅L3を設定してもよい。これにより外観に一体感を持たせることができる。
ここでICカードリーダ20の上面20xの後端部20x1の位置と、操作部9の上面9xの後端部9x1の位置は、同じであることが理想的であるものの、公差の影響を考慮するとこれらを完全に同一とすることは容易ではない。同様に、ICカードリーダ20の上面20xの前端部20x2の位置と、操作部9の上面9xの前端部9x2の位置は、同じであることが理想的であるものの、公差の影響を考慮するとこれらを完全に同一とすることは容易ではない。
そこでICカードリーダ20の上面20xと操作部9の上面9xの後端部の位置を揃える場合、ICカードリーダ20の上面20xの後端部20x1の位置と操作部9の上面9xの後端部9x1の位置との差分が公差の範囲内である2mm以下であればよい。またICカードリーダ20の上面20xと操作部9の上面9xの前端部の位置を揃える場合、ICカードリーダ20の上面20xの前端部20x2の位置と操作部9の上面20xの前端部20x2の位置との差分が公差の範囲内である2mm以下であればよい。これにより両者の外観に一体感を持たせることができ、上記同様の効果を得ることができる。
なお、鉛直方向(図4に示す矢印V2方向)に関して、操作部9の上面の位置とICカードリーダ20の上面の位置は同じであることが好ましいものの、異なる位置に位置していてもよい。即ち、少なくても操作部9の上面9xとICカードリーダ20の上面20xの前端部、後端部、又は水平面Hに対する角度のいずれかが揃っていれば、外観に一体感を持たせることができる。しかしながら、鉛直方向に関する操作部9の上面9xの位置とICカードリーダ20の上面20xの位置が同じ関係、即ち面一の関係にあることで、互いに隣接する操作部9とICカードリーダ20の外観上の一体感を更に持たせることができる。
また本実施形態では、ユーザを認証する装置としてICカードリーダを用いたものの、本発明はこれに限られるものではない。即ち、ユーザを認証する装置として、指紋認証装置や数値を入力するテンキーなどを用いても、上記同様の効果を得ることができる。
8…画像読取部
9…操作部
20…ICカードリーダ
21…カードリーダマウント(連結部材)
21a…枠体取付面(第1取付面)
21b…リーダ取付面(第2取付面)
21c…連結面21c
30…枠体(画像読取部の枠体)
A…画像形成装置

Claims (10)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部によって読み取られた画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部の枠体に支持され、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部と、
    前記操作部に隣接して設けられ、ICカードからユーザの情報を受け付けるICカードリーダと、
    前記画像読取部の前記枠体と前記ICカードリーダとを連結させる連結部材であって、前記枠体に取り付けられる第1取付面と、前記ICカードリーダが取り付けられ、前記操作部の上面の水平面に対する角度と、前記ICカードリーダの上面の水平面に対する角度が揃うように、前記第1取付面に対して交差する方向に延びる第2取付面と、を有する連結部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記操作部の上面の水平面に対する角度と、前記ICカードリーダの上面の水平面に対する角度は、同一であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記操作部の上面の水平面に対する角度と、前記ICカードリーダの上面の水平面に対する角度の差分は、3°以下であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 鉛直方向に関して、前記操作部の上面の位置と、前記ICカードリーダの上面の位置は同じ位置であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部によって読み取られた画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部の枠体に支持され、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部と、
    前記操作部に隣接して設けられ、ICカードからユーザの情報を受け付けるICカードリーダと、
    前記画像読取部の前記枠体と前記ICカードリーダとを連結させる連結部材であって、前記枠体に取り付けられる第1取付面と、前記ICカードリーダが取り付けられる第2取付面と、前記第1取付面と第2取付面を連結する連結面であり、画像形成装置の装置本体の前後方向において、前記ICカードリーダの上面の後端部の位置と前記操作部の上面の後端部の位置が揃うように前記前後方向の幅が設定されている連結面と、を有する連結部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  6. 前記前後方向に関して、前記操作部の上面の後端部の位置と、前記ICカードリーダの上面の後端部の位置は同じ位置であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記前後方向に関して、前記操作部の上面の後端部の位置と、前記ICカードリーダの上面の後端部の位置との差分は、2mm以下であることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  8. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像読取部によって読み取られた画像を形成する画像形成部と、
    前記画像読取部の枠体に支持され、操作によって画像形成に関する設定が可能な操作部と、
    前記操作部に隣接して設けられ、ICカードからユーザの情報を受け付けるICカードリーダと、
    前記画像読取部の前記枠体と前記ICカードリーダとを連結させる連結部材であって、前記枠体に取り付けられる第1取付面と、前記ICカードリーダが取り付けられる第2取付面と、前記第1取付面と第2取付面を連結する連結面であり、画像形成装置の装置本体の前後方向において、前記ICカードリーダの上面の前端部の位置と前記操作部の上面の前端部の位置が揃うように前記前後方向の幅が設定されている連結面と、を有する連結部材と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記前後方向に関して、前記操作部の上面の前端部の位置と、前記ICカードリーダの上面の前端部の位置は同じ位置であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記前後方向に関して、前記操作部の上面の前端部の位置と、前記ICカードリーダの上面の前端部の位置との差分は、2mm以下であることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
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