JP2021008959A - 加圧流体プロセス用の封入システム - Google Patents

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Abstract

【課題】補強チューブまたはその他の補強導管を使用する必要なく、様々なサブシステムまたはサブユニットを接続することができる加圧流体を取り扱う流体管理システムを提供する。【解決手段】このシステムは、1またはそれ以上の剛性封入部材により、セグメントの長さに沿う様々な位置で封入された無補強導管50の1または複数のセグメントを利用する。無補強導管は使い捨ての構成要素とすることができ、剛性封入部材は再使用することができる。一態様では、封入部材は、無補強導管の一部を取り囲んで封入する二部分バルブ本体12を含むことができる。別の態様では、封入部材は、無補強導管の一部を取り囲んで封入する二部分ジャケット60を含むことができる。二部分バルブ本体および二部分ジャケットは、フローシステム全体の一部としてシステム内の様々な位置で結合されるものであってもよい。【選択図】図1A

Description

本発明の分野は、一般に、製品の製造、生産または捕捉に使用される流体ベースのシステムおよび方法に関する。より具体的には、本発明は、医薬および生物学的用途またはその他の衛生的プロセス産業に関連して使用される流体ベースのプロセスシステムおよびその構成要素に関する。
[関連出願]
本願は、2014年12月19日に出願された米国仮特許出願第62/094,829号に対する優先権を主張するものであり、この出願は、引用によりその全体が本明細書に援用される。優先権は、米国特許法第119条によって主張されるものである。
多くの商業製品は、化学的プロセスおよび生物学的プロセスを用いて製造される。医薬品は、例えば、大規模な反応炉およびその他の設備を使用して商業的量で製造される。いわゆる生物学的製剤は、細胞または組織などの生存体から生成または分離される薬品またはその他の化合物である。生物学的製剤は、タンパク質、核酸、生体分子またはこれら物質の複雑な組み合わせから構成することができる。それらは、細胞のような生存体を含むことさえある。例えば、商業規模で生物学的製剤を製造するためには、非常に高度で高価な設備が必要とされる。医薬品および生物学的製剤の双方において、例えば、最終生成物が得られる前に種々のプロセスを生じさせる必要がある。生物学的製剤の場合、細胞が増殖チャンバなどで増殖され、栄養素が注意深く調節されて増殖チャンバ内に注入されなければならないこともある。また、細胞によって生成された廃棄物も、発酵チャンバから制御された方式で除去されなければならないこともある。別の例として、生存細胞またはその他の生命体により産生された生物学的製剤は、抽出され、濃縮され、最終的に回収されなければならないこともある。全体的な製造プロセスは、様々な別個のプロセスではあるが、相互に接続されたプロセスを含むことがある。例えば、特定の流体および試薬の添加を必要とするシステムの1つの部分において、目的の生物学的製剤が製造されることもある。製造された製品は、分離技術を用いて1またはそれ以上の下流プロセスで抽出されなければならないこともある。
最終生成物を製造するためには多数の個々のプロセスが必要とされるため、様々な反応物質、溶液および洗浄液がしばしば、導管および関連するバルブを使用して様々なサブシステムに送り込まれ、或いは移送される。これらのシステムは、そのようなシステムで必要とされる多数の導管、バルブ、センサなどによって非常に扱い難く組織的に複雑となることもある。これらのシステムは、視覚的に複雑である(例えば、スパゲッティに似ている)だけでなく、相互汚染の問題を回避するために、使用と使用の間に殺菌されることが要求される多くの構成要素も含む。事実、医薬品および生物学的製剤の調製の場合、連邦食品医薬品局(FDA)は、薬剤および医薬品の調製に必要とされる洗浄、殺菌またはバイオバーデンの低減の手順がますます厳しくなってきている。これらの製品の多くはバッチで製造されており、さまざまな構成要素に対して繰り返し洗浄、殺菌またはバイオバーデン低減の作業が必要となるため、このことは特に懸案事項となる。
多くの生産システムでは、様々なサブシステムまたはサブユニットが、行われる様々なプロセス操作に流体を運び、かつそれらプロセス操作から流体を運ぶ導管を介して互いに接続されている。かなりの頻度で、上記流体は非常に大きな圧力を受ける。現在のシステムでは、様々なタイプの配管が、様々なサブシステムまたはユニットを接続するための導管として使用されている。それらには、補強チューブ、無補強のチューブ、異なる材料で作られたチューブが含まれる。編組シリコーンチューブのような補強導管を使用することには幾つかの欠点がある。第一に、編組シリコーンチューブは、急激な角度またはカーブで、曲げることができない。その結果、編組シリコーンチューブ(またはその他の補強導管)は、導管セクションを非常に長くする長半径のセクションを必要とする。これは、システムに組織的な複雑さを引き起こし、導管の長いターニングセクションが必要とされる。さらに、導管のそれらの長いセクションは、大きな滞留量を有する。現代の医薬品および生物学的製造プロセスでは、製造プロセス中に生成される最終生成物の量は、非常に少なく、かなりの金額に相当する。滞留量内で失われた残留物は、非常に大きな経済的損失をもたらす可能性がある。したがって、このような操作における滞留量を減少または最小化することが不可欠である。より大きな直径のチューブが使用される場合、補強配管に関する上記問題はさらに悪化する。生産システムがより大きい生産量のためにスケールアップされるに連れて、より大きい直径の導管がより低い圧力定格でますます使用されるか、あるいはチューブ(例えば、剛性があり、短いターンに曲げることができない複数編組チューブ)が追加の補強とともに使用されるものとなる。補強シリコーンまたはその他の補強チューブの別の欠点は、無補強のチューブと比較して遥かにコストが高いことである。しかしながら、無補強のチューブは、高い流体圧力で行われるプロセスでは、導管が破損するため、使用することができない。
本発明の一態様では、補強チューブまたはその他の補強導管を使用する必要なく、様々なサブシステムまたはサブユニットを接続することができる加圧流体を取り扱う流体管理システムが開示される。流体管理システムは、1またはそれ以上の剛性封入部材により、セグメントの長さに沿って様々な位置(またはすべての位置)で封入された無補強導管の1またはそれ以上のセグメントを利用する。無補強導管は、例えばシリコーンなどの医薬プロセスおよび生物学的プロセスに適合する材料から形成することができる。無補強導管は使い捨ての構成要素とすることができ、剛性封入部材は再使用することができる。
一態様では、封入部材は、無補強導管の一部を取り囲んで封入する二部分バルブ本体またはバルブを含むことができる。別の態様では、封入部材は、無補強導管の一部を取り囲んで封入する二部分ジャケットを含むことができる。本発明の有利な一態様では、無補強導管の長さの実質的にすべてが、1またはそれ以上の剛性封入部材によって封入される。例えば、ある長さの無補強導管は、1またはそれ以上の二部分ジャケット部材によって封入されることに加えて、二部分バルブ本体によって封入されるものであってもよい。幾つかの実施形態では、剛性封入部材は、互いに結合するように構成される。剛性封止部材は、互いに嵌合する雄形および雌形の端部を用いて、互いに結合することができる。代替的には、剛性封入部材は、接合フランジの外周の周りに固定されたクランプとともに、接合フランジを使用して互いに固定されるものであってもよい。
一例として、ジャケット部材は二部分バルブ本体と結合することができる。さらに別の選択肢では、異なるジャケット部材が互いに結合することができる。同様に、二部分バルブ本体およびジャケット部材は、流体管理システムの一部である様々な処理サブユニットまたはサブシステムと結合することができる。例えば、様々な入口及び出口がジャケット部材の端部と結合することができる。固定構造の代替例として、別の態様では、隣接する封止部材が、単に、互いに当接するだけであってもよい。この特定の代替的な実施形態は、比較的低い流体圧力が使用される場合に、使用することが可能である。より高い流体圧力では、隣接する封止部材の間により強い結合構造を有することが好ましい。特定の実施形態では、封入部材は追加の機能を組み込むことができる。例えば、センサを二部分バルブ本体またはジャケット部材に組み込むことができる。
別の実施形態では、流動プロセス内で加圧流体を処理するための流体管理システムは、ヒンジを介して互いに結合された第1半部および第2半部を有する二部分ジャケット(two-part jacket)を含み、前記第1半部が半円形の内面を規定し、前記第2半部が半円形の内面を規定し、前記第1半部および第2半部が互いに結合して、二部分ジャケットを通る円形通路を規定するように構成されている。このシステムは、加圧流体を運ぶように寸法設定されたルーメンを内部に有する無補強ポリマー導管(unreinforced polymer conduit)を含み、無補強ポリマー導管が前記円形通路内に配置されており、無補強ポリマー導管が前記円形通路内にぴったりと嵌る。このシステムは、前記二部分ジャケットの第1半部または第2半部の少なくとも一方の上に配置された少なくとも1の留め具を含み、少なくとも1の留め具が、前記無補強ポリマー導管の周囲に前記第1半部および第2半部をしっかりと保持するように構成されている。
別の実施形態では、流動プロセス内で加圧流体を処理するための流体管理システムが、加圧流体を運ぶように寸法設定されたルーメンを内部に有する無補強ポリマー導管のセグメントを含む。このシステムは、前記無補強ポリマー導管のセグメントの一部分を封入する二部分バルブ本体(two-part valve body)を含み、当該二部分バルブ本体が、ヒンジを介して互いに結合された第1半部および第2半部と、前記無補強ポリマー導管のセグメントの周囲に閉じた状態で前記第1半部および第2半部を固定するように構成された留め具とを有し、当該二部分バルブ本体が、前記第1半部または第2半部の一方に配置された(手動でまたは自動的に作動される)可動アクチュエータを備え、前記可動アクチュエータが、前記無補強ポリマー導管のセグメントと選択的に係合して、前記無補強ポリマー導管のルーメンのサイズを調節する(ルーメンのサイズが、0%(すなわち閉じた)と100%(完全に開いた)との間のどこかに調整され得る)ように構成されている。このシステムは、前記無補強ポリマー導管のセグメントの残りの部分を封入する少なくとも1の二部分ジャケットをさらに含み、当該少なくとも1の二部分ジャケットが、ヒンジを介して互いに結合された第1半部および第2半部を有し、前記第1半部および第2半部がそれぞれの内面を規定し、それぞれの内面が、互いに結合して、前記少なくとも1の二部分ジャケットを通る通路を規定するように構成され、前記第1半部および第2半部が、前記無補強ポリマー導管のセグメントの残りの部分を含む。
別の実施形態では、流動プロセス内で加圧流体を処理するための流体管理システムが、半円形の内面を規定する第1半部および半円形の内面を規定する第2半部を有する二部分バルブ本体を含み、前記第1半部および第2半部が、ヒンジを介して接続されるとともに、閉じた態様に互いに結合して、前記二部分バルブ本体を貫通する円形通路を規定するように構成され、前記二部分バルブ本体が、前記二部分バルブ本体の第1半部および第2半部を互いに固定するために配置された留め具を有する。このシステムは、半円形の内面を規定する第1半部および半円形の内面を規定する第2半部を有する二部分ジャケットをさらに含み、前記第1半部および第2半部が、ヒンジを介して接続されるとともに、閉じた態様に互いに結合して、前記二部分ジャケットを貫通する円形通路を規定するように構成され、前記二部分ジャケットの少なくとも一端が、前記二部分バルブ本体の第1半部および第2半部に形成された凹部または溝部内に嵌入するように寸法設定された雄形端部で終端となる。無補強ポリマー導管は、前記二部分ジャケットおよび前記二部分バルブ本体の円形通路内にぴったりと配置される。
図1Aは、流体管理システムの一実施形態を示している。二部分バルブ本体が、二部分バルブ本体と結合する二部分ジャケットとともに示されている。無補強ポリマー導管の共通のセグメントが、本体およびジャケット内に形成された通路内に配置されている。図1Bは、図1Aの流体管理システムの別の図面を示している。 図2Aは、エルボーの形態の二部分ジャケットの一実施形態を示している。また、二部分ジャケット内に配置される無補強ポリマー導管のセグメントも示されている。図2B−図2Eは、エルボーの形態の二部分ジャケットの別バージョンを示している。図2F−図2Jは、曲線状の形態を有する二部分ジャケットのさらに別の実施形態を示している。 図3Aは、別の実施形態に係る二部分ジャケットの一実施形態を示している。図3Bは、図3Aの二部分ジャケット内に配置される無補強ポリマー導管のセグメントの図面を示している。図3Cは、センサが取り付けられた、図3Aの実施形態の側面図を示している。図3D−図3Gは、図3A−図3Cに示されるタイプの実施形態の更なる図面を示している。 図4Aは、無補強ポリマー導管のセグメントを取り囲む二部分ジャケットを示す、流体管理システムの別の実施形態を示している。この実施形態では、センサがジャケット内に配置されている。図4Bは、圧力センサを組み込んだ流体管理システムの別の実施形態を示している。 図5は、流体管理システムの別の実施形態を示している。この実施形態では、二部分ジャケットの各半部が、摩擦接合により互いに固定されている。雄形突起が、雌形開口部内に挿入されて、閉じた形態で二部分ジャケットを維持している。任意のタイまたはその他の留め具が使用されるものであってもよい。 図6Aは、別の実施形態に係る流体管理システムの側面図を示している。図6Bは、図6Aの流体管理システムの上面図を示している。図6Cは、図6BのB−B線に沿った流体管理システムの断面図を示している。図6Dは、図6Aの流体管理システムの別の上面図を示しており、内部の導管を示すために、バルブ本体の一部が取り除かれている。図6Eは、図6Aの流体管理システムの斜視図を示している。 図7Aは、流体管理システムの別の実施形態を示している。図7Bは、二部分ジャケットと二部分バルブ本体との間のインターフェースの部分切り取り図を含む斜視図を示している。図7Cは、ジャケットの断面図を示している。 図8Aは、センサまたはゲージガード膜を含む流体管理システムの別の実施形態の側面図を示している。図8Bは、図8Aの実施形態の端面図を示している。図8Cは、内部に含まれる無補強導管を示す部分切り取り図を含む図8Aの実施形態の上面図を示している。図8Dは、図8Aの実施形態の斜視図を示している。 図9Aは、T字形態の流体管理システムの別の実施形態の側面図を示している。図9Bは、図9Aの実施形態の端面図を示している。図9Cは、内部に含まれる無補強導管を示す部分切り取り図を含む図9Aの実施形態の上面図を示している。図9Dは、図9Aの実施形態の斜視図を示している。 図10Aは、流体管理システムの別の実施形態の上面図を示している。図10Bは、図10Aの流体管理システムの別の実施形態の端面図を示している。図10Cは、図10Aの流体管理システムの別の実施形態の斜視図を示している。 図11Aは、流体管理システムの別の実施形態の上面図を示している。図11Bは、図11Aの流体管理システムの別の実施形態の端面図を示している。図11Cは、図11Aの流体管理システムの別の実施形態の斜視図を示している。 図12Aは、流体管理システムの別の実施形態の側面図を示している。図12Bは、図12Aの流体管理システムの別の実施形態の上面図を示している。図12Cは、図12Aの流体管理システムの別の実施形態の斜視図を示している。 図13Aは、一実施形態に係る流体管理システムの部分切り取り上面図を示している。図13Bは、図13Aの流体管理システムの側面図を示している。図13Cは、図13Aの流体管理システムの端面図を示している。 図14Aは、一実施形態に係る流体管理システムの上面図を示している。図14Bは、図14Aの流体管理システムの側面図を示している。図14Cは、図14Aの流体管理システムの部分切り取り端面図を示している。 図15Aは、一実施形態に係る流体管理システムの上面図を示している。図15Bは、図15Aの流体管理システムの側面図を示している。図15Cは、図15Aの流体管理システムの部分切り取り端面図を示している。図15Dは、図15Aの流体管理システムの展開斜視図を示しており、二部分ジャケットの2つの半部が互いに分離されている状態を示している。明確化のために、無補強ポリマー導管が取り除かれている。 図16Aは、互いに連結された2つの別個の二部分ジャケットを含む流体管理システムの別の実施形態を示している。この実施形態では、閉じた状態において、一方の二部分ジャケットの一端が、他方の二部分ジャケットに挿入されて、軸方向に相対的に固定されている。幾つかの実施形態では(ここで図示されているように)、2つの隣接する二部分ジャケットが依然、インターフェースで互いに相対的に回転可能となっている。図16Bは、図16Aの流体管理システムの別の図であり、2つの連結された二部分ジャケット間の連結またはインターフェースをより良く示すために、1つの二部分ジャケットの一方の半部が取り除かれている。図16Cは、クランプを使用して二部分ジャケットに固定された(複数のバルブを保持する)二部分バルブ本体を含む流体管理システムの別の実施形態を示している。図16Dは、図16Cに示すクランプの端面図を示している。 図17は、クロマトグラフィユニットおよび種々の封入ジャケットおよびバルブを組み込んだ流体管理システムの一実施形態を示している。 図18Aは、複数の二部分バルブ本体および二部分ジャケットを加圧システム内に組み込んだ別の実施形態に係るタンジェント流ろ過(TFF)システムを示している。図18Bは、TFFシステムの拡大斜視図を示している。図18Cは、システム(例えば、バルブ、ポンプなど)を制御するとともにセンサおよびその他の構成要素からのフィードバックを監視するのに使用される関連コンソールとともに、連結されたタンク(およびカート)を示すTFFシステムの斜視図を示している。 図19Aは、流体管理システムの一部として一体化され得る構成要素またはデバイスのコレクションを示している。無補強導管が、二部分バルブ本体および複数の二部分ジャケット(直線状のもの2つと曲線状のもの1つ)とともに示されている。図19Bは、互いに組み立てられた図19Aの構成要素またはデバイスのコレクションを示している。
図1Aおよび図1Bは、一実施形態に係る流体管理システム10の一実施形態を示している。この実施形態では、流体管理システム10は、二部分バルブ本体12(図1Aおよび図1Bでは開いた構成で示されている)を含み、この二部分バルブ本体が、(図1Bから分かるように)第1半部14と、ヒンジ18を介して接続された第2半部16とを含む。バルブ本体12の第1半部14および第2半部16の各々は、バルブ本体が閉じた状態にあるときにバルブ本体12を通る通路24を規定するそれぞれ半円形の内面20,22を含む。内面20,22は半円形であるとして説明しているが、面20,22は異なる形状を有していてもよい。重要なことは、内面20,22の1または複数の形状が、そこに収容される可撓性導管または配管の外形と一致することである(後述)。この実施例では、半円形の内面20,22は、T字形の通路24を規定しているが、異なる形状の通路も企図される。例えば、通路24は、直線状、曲線状、分岐状(例えば、十字状)などであってもよい。通路24は、単一の平面内にあってもよいし、複数の平面内にあってもよい。
さらに図1Aを参照すると、バルブ本体12は、留め具26を含み、この留め具は、閉じた状態でバルブ本体12を維持するために使用されるとともに、必要に応じて、バルブ本体12を選択的に開く(または閉じる)ために使用され得る。この実施例では、留め具26は、ねじ付きラッチ28要素と、ラッチ28を定位置に締め付けたり緩めたりするために使用できるノブ30とを含む。ねじ付きラッチ28は、ピボットを介してバルブ本体12の第1半部14に取り付けられ、ノブ30が取り付けられたねじ付きシャフトを含む。バルブ本体12を閉じてロックするために、ねじ付きラッチ28は、回動されて、バルブボディ12の第2半部16に形成されたノッチ31内に入り、ノブ30は、第2半部16に対して締め付けられて、バルブ本体12を閉じた状態に固定する。バルブ本体12を開くためには、ノブ30を反対方向に回転させ、ねじ付きラッチ28を回動させ、第1および第2半部14,16が開くようにする。
バルブ本体12は、複数の材料から形成することができる。例えば、バルブ本体12は、例えばステンレス鋼のような金属から形成することができるが、その他の金属及びその合金も使用することができる。代替的には、バルブ本体12は、環境または用途に適した、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)またはその他の工業用熱可塑性材料のようなポリマー材料から形成することもできる。例としては、ポリエーテルイミド(PEI)、脂肪族ポリアミド(例えば、ナイロン)、ポリフェニルスルホン(例えば、RADEL)などが挙げられる。
図1Aおよび図1Bに示すように、バルブ本体12は、終端フランジ32,34,36を有し、それぞれのフランジの各半部が、バルブ本体12のそれぞれの半部14,16にそれぞれ形成されている。バルブ本体12が閉じた状態にあるとき、フランジ32,34,36が完全に形成される。フランジ32,34,36は、接続部品、デバイス、部品、構成要素(例えば、二部分ジャケットなど)の対応するフランジと接合するために使用される。図1Bまたは図16Dに示すようなクランプ35が、接合フランジの周囲に配置され、隣接する構成要素間の確実な取り付けを行うために締め付けられる。しかしながら、幾つかの代替的な実施形態では、バルブ本体12は、終端フランジ32,34,36を省略することができる。例えば、構成要素は、バルブ本体12の内部凹面に固定されることによって、バルブ本体12と接合することができる。
図1Aおよび図1Bの実施形態では、バルブ本体12は、バルブ本体12に取り付けられた2つのバルブ40,42を備えるものとして示されている。各バルブ40,42は、アクチュエータ要素44を含み、このアクチュエータ要素は、バルブ本体のそれぞれの半部14,16の開口を通り抜け、バルブ本体12の通路24の内部に配置される無補強ポリマー導管50を“ピンチ”するように選択的に作動される。バルブ40,42は、当業者に一般に知られている任意の種類のバルブであってもよい。例えば、バルブ40,42は手動バルブであってもよく、これにより、ボンネットなどを手動で回転させてアクチュエータ44を前進/後退させることができる。代替的には、バルブ40,42は、図1Aおよび図1Bに示すような自動作動式バルブであってもよい。図1Aおよび図1Bに示すバルブ40,42は、空気ポート46,48を使用する空気圧作動式バルブである。また、図1Aおよび図1Bに示すバルブ40,42は、バルブ40,42の位置(例えば、開いているか閉じているか)を示す任意の位置フィードバック表示スイッチ45も含む。任意の位置フィードバック表示スイッチ45は、電気配線用のポート49を含むことができる。図1Aおよび図1Bに示すバルブ40,42は、空気圧作動式であるが、その他の作動様式を採用することも可能である。例えば、バルブ40,42は、サーボ作動式、モータ作動式、油圧作動式などであってもよい。
さらに図1Aおよび図1Bを参照すると、流体管理システム10のこの実施形態は、第1半部62および第2半部64を含む二部分ジャケット60を含む。二部分ジャケット60は、好ましくは、例えばポリマーベースの材料を使用した剛性構造から形成される。材料には、ポリエチレン(PE)およびポリプロピレン(PP)などの標準的な熱可塑性樹脂およびポリオレフィン、またはULTEM樹脂のようなポリエーテルイミド(PEI)などの硬質プラスチックが含まれる。また、二部分ジャケット60は、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)またはペルフルオロアルコキシ(PFA)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリカーボネート(より耐熱性があってもよい)、ポリスルホン(PSU)などのフルオロポリマーから形成することもできる。図1Aおよび図1Bの実施形態では、ジャケット60の2つの半部62,64が、必要に応じてジャケット60を開閉できるように1またはそれ以上のヒンジ66(そのような2つのヒンジ66が図1Bに示されている)を介して接続されている。二部分ジャケット60は、無補強ポリマー導管50をぴったりと取り囲み、高い流体圧力下で無補強ポリマー導管50が機能しなくなる(例えば、破裂する又は導管内で動脈瘤タイプの膨らみを形成する)のを防止する外骨格タイプの構造を規定している。二部分ジャケット60の各半部62,64は、二部分ジャケット60が閉状態にあるときに、円形状の通路69を形成するそれぞれの半円形の内面66,68を含む。バルブ本体12と同様に、内面66,68の形状は、無補強ポリマー導管50(幾つかの実施形態では、円形とは異なる場合がある)の外周形状によって決定される。図1Aおよび図1Bの実施形態では、二部分ジャケット60の端部が、各半部62,64に形成されたフランジ70,72を含む。この実施形態では、フランジ70が、二部分バルブ本体12のフランジ36と嵌合するように形成されている。Oリング型シール(図示省略)のような任意のシールをフランジ70,36の間に配置して、流体密封シールを形成するのを助けることができる。この構成では、図1Bまたは図16D(クランプ540)に示すクランプ35が、二部分ジャケット60を二部分バルブ本体12に固定するために、嵌合フランジ70,36の周りに配置されるものであってもよい。なお、クランプ35が二部分ジャケット60を二部分バルブ本体12に固定しても、依然として2つの構成要素間に相対的な回転があってもよい。この点に関して、二部分ジャケット60と二部分バルブ本体12が互いに固定されていても、両者の間に回転自由度が存在するようにしてもよい。
上述したように、二部分ジャケット60上のフランジ70,72は任意であってもよい。幾つかの実施形態では、フランジが全くなく、別のインターフェースモダリティを使用して二部分ジャケット60がバルブ本体12に固定されるようにしてもよい。例えば、二部分ジャケット60の端部は、バルブ本体12の第1および第2半部14,16に直接形成される対応する溝部(または***部)と嵌合するように構成された***部(または溝部)を有するように設計されるものであってもよい。この特定の実施形態では、例えば、バルブ本体12を閉じることによって、バルブ本体12が二部分ジャケット60にも固定される。
さらに図1Aおよび図1Bを参照すると、無補強ポリマー導管50が、二部分バルブ本体12に形成された通路24および二部分ジャケット60に形成された通路69内に配置されて示されている。無補強ポリマー導管50は、ルーメンまたは通路を含み、このルーメンまたは通路が、当該導管の長さに沿って延び、その中に含まれる流体を運ぶ。無補強ポリマー導管50は、あらゆるポリマー材料から形成することができ、そのようなポリマー材料には、ポリマー熱可塑性エラストマー(TPE)、熱可塑性ゴム(TPR)、シリコーン(熱硬化またはUV硬化)またはその他のポリマーが含まれるが、これらに限定されるものではない(これは、すべての実施形態に当てはまる)。本発明の一態様では、(円形の断面形状を有する場合の)無補強ポリマー導管50の外径は、通路24,69の内径に実質的に等しい。これに関して、二部分バルブ本体12と二部分ジャケット60はともに、無補強ポリマー導管50をぴったりと封入して、無補強ポリマー導管50内に含まれる高い流体(すなわち液体)圧力によって引き起こされる無補強ポリマー導管50の膨張またはその他の運動に対する抵抗力を提供する。図1Aおよび図1Bに示すように、無補強ポリマー導管50の端部は、二部分バルブ本体12の対応するフランジ32,24および二部分ジャケット60のフランジ72内に嵌合および存在するように寸法決めされたそれぞれのフランジ52,54,56を含む。フランジ52,54,56は、別の無補強ポリマー導管50(図示省略)の隣接フランジが嵌合して流体密封シールを形成するように構成することができる。例えば、フランジ52,54,56は、別の無補強ポリマー導管50の対応する雌形凹部内に嵌合する雄形シールリングまたは拡張部を含むことができる(逆もまた同様である)。幾つかの実施形態では、バルブ本体12と二部分ジャケット60との間に形成されるインターフェースに応じて、無補強ポリマー導管50にフランジ52,54,56が存在しなくてもよい。
無補強ポリマー導管50の寸法は変化するものであってもよい。幾つかの実施形態では、無補強ポリマー導管50の内径は、1/8インチから2.5インチまたはそれ以上の範囲とし得る。無補強ポリマー導管50の長さも変化するものであってもよい。図1の例示のシステム12では、無補強ポリマー導管50のほぼ全体が、二部分バルブ本体12および二部分ジャケット60によって覆われている。流体管理システム20は、カプセル化構造を使用することによって、非常に高い流体圧力を取り扱うことができる。例えば、流体管理システム20は、破損または故障なしに、幾つかの用途において100psiを超える圧力に耐えることができる。本明細書の実施形態は、無補強ポリマー導管50を使用するという内容で主に説明されているが、更に強化されたロバスト性のためにポリマー導管に補強または補強態様を組み込むことも可能である。
本明細書で検討される流体管理システムは、任意の数の形態および構成を取ることができることに留意されたい。例えば、流体管理システムは、システム全体に組み込まれた複数の二部分ジャケット60および複数のバルブ本体12を含むことができる。流体管理システムは、バルブではないその他の構成要素を組み込むことができる。これには、例えば、ポンプ、センサ、分離装置、試薬ホルダ、容器などが含まれる。流体管理システムの実際の構成は、目的および特定の用途によって決定される。形態にかかわらず、一つの特定のシステム構成では、少なくとも1つの二部分ジャケット60のみならず、流路内に収容された少なくとも1つのバルブ本体12も存在する。しかしながら、その他の実施形態では、バルブは全く存在しなくてもよい。
図1Aに示すように、二部分ジャケット60上に1またはそれ以上の留め具74を配置して、これを閉じた状態に維持することができる。留め具74は、図1Aに示すようなフレックスタイを含むことができ、あるいは、二部分バルブ本体12に関して使用されるようなラッチ28およびノブ30機構を含むことができる。また、留め具74は、ねじ、ボルトまたは2つの半部62,64間の摩擦接合を含むこともできる。フレックスタイが使用される場合、フレックスタイが固定位置に留まり、二部分ジャケット60の長さに沿ってスライドしないように、二部分ジャケット60の外周部は、フレックスタイを受け入れるために形成された凹部を有することができる。
図2Aは、内部に配置されるように寸法決めされた関連する無補強ポリマー導管50を有する別の二部分ジャケット80の実施形態を示している。二部分ジャケット80は、ヒンジ86を介して互いに接続された第1半部82および第2半部84を含む。ヒンジ86は、第1半部82を第2半部84に固定する金属ピン(図示省略)を介して一体に保持されている。この実施形態では、ねじ付きラッチ90およびノブ92を使用する留め具88が、第1半部82を第2半部84に固定するために使用される。先の実施形態と同様に、ねじ付きラッチ90は、第1半部82に固定された一端を中心に回動可能となっている。第2半部84は、ねじ付きラッチ90を受け入れるように寸法決めされたスロットまたはノッチ92を含む。ノブ92の締め付けは、第1半部82および第2半部84を一体的に固定することとなる。この実施形態では、二部分ジャケット80の両端に、前述したものと同様の任意のフランジ94,96が含まれている。また、図2Aは、二部分ジャケット80の内部に配置することができる無補強ポリマー導管50も示している。無補強ポリマー導管50は、任意の端部フランジ52,54を含む。この実施形態の二部分ジャケット80が如何に湾曲して、無補強ポリマー導管50の湾曲した通路を提供するのかに留意されたい。この実施形態では、湾曲形状は円弧状であるが、湾曲形状は、例えば“s”字形状の曲がりのようなその他の形状を含むことができる。この形状は、無補強ポリマー導管50に内部流路の閉鎖(例えば、過度の曲げによる流路の圧迫またはねじれ)を生じさせる急なコーナまたは曲げを有さない形状を含むことができる。補強されたシリコーンチューブとは異なり、無補強ポリマー導管50の短いセグメントは、導管のねじれの恐れがないより小さな曲率半径で使用することができる。
図2B−図2Eは、湾曲構成を有する二部分ジャケット80の別の実施形態を示している。二部分ジャケット80は、ヒンジ86を介して互いに接続された第1半部82および第2半部84を含む。ヒンジ86は、金属ピン87(図2Cおよび図2D)を介して一体に保持される。二部分ジャケット80の両端部は、前述のものと同様のフランジ94,96を含むが、これらは、本明細書中で説明するように任意のものである。また、図2Cは、二部分ジャケット80の内部に配置することができる無補強ポリマー導管50も示している。無補強ポリマー導管50は、端部フランジ52,54を含む。この実施形態では、二部分ジャケット80は、例えば、図1Aに示されているものと同様の留め具74を使用して、閉じた状態に保持されるものであってもよい。また、二部部分ジャケット80は、第1半部82および第2半部84間の摩擦接合を使用して結合されるものであってもよい。例えば、半部(例えば、82)の一方は凹部などを含むことができ、他方の半部(例えば、84−またはその反対)は、凹部内に嵌合して固定配置構成を形成する***部などを含む。
図2F−図2Jは、湾曲形態を有する二部分ジャケット80’のさらに別の実施形態を示している。二部分ジャケット80’は、ヒンジ86を介して互いに接続された第1半部82と第2半部84を含む。この代替的な実施形態では、二部分ジャケット80’の端部は大きなフランジ構造を有していない。二部分ジャケット80’は、半部82,84の周面または外面の周りに端部に形成された凹部85を含み、凹部は、本明細書中(図1A)に記載されるようなフレキシブルタイ(例えば、ジップタイ)のような留め具74を受け入れるように寸法設定されている。これに代えて或いはこれと併せて、二部分ジャケット80’を、上記のような凹部/***部を用いて摩擦接合で一体に保持することができる。例えば、図2Jは、4つの異なるロック要素89を示し、一方の半部82,84上に位置する雄形の***部または突起部が、他方の半部82,84に位置する対応する開口または凹部と摩擦係合するような寸法にされている。ロック要素は、図5に示すように、ボス162内に配置された対応する開口160内に嵌合する柱部158を含むことができる。
図3A−図3Gは、別の実施形態による二部分ジャケット100の別の実施形態を示している。二部分ジャケット100は、その他の実施形態に記載されているようなピン(図示省略)を内部に有するヒンジ105を介して結合された第1半部102および第2半部104を含む。二部分ジャケット100の各半部102,104は、無補強ポリマー導管50を保持するための部分に沿って半円形の内面を含む。さらに、各半部102,104は、二部分ジャケット100内により大きい直径の通路を形成するそれぞれ内側の凹部セグメント106,108を含む。これら内側の凹部セグメント106,108は、図3Bおよび図3Dに示すように、無補強ポリマー導管50に形成された球状または拡張領域57を保持するように寸法決めされている。例えば、この実施形態では、無補強ポリマー導管50のより長い長さ部分は、図3D、図3Fおよび図3Gに示すように、二部分ジャケット100の両側から延びることができる。球状または拡張領域57は、それらの周囲で二部分ジャケット100が閉じられたときに、それぞれの内側の凹部セグメント106,108内に固定されて、二部分ジャケット100に対する無補強ポリマー導管50の移動または動きを防止する(例えば、円周方向に拘束されることに加えて、軸方向の動きは生じない)。この実施形態では、二部分ジャケット100は、例えば、図3Cに示すようなセンサ112を固定するために使用される取付領域またはマウント110も含む。取付領域110は、計器、センサ、サンプリング装置またはその他の装置を受け入れるように設計することができる。センサ112は、例えば、無補強ポリマー導管50の一部との接触を介して流体の圧力を測定する圧力センサを含むことができる。この実施形態では、センサライナ111が、取付領域110上に配置されて、無補強ポリマー導管50を通過する実際の流体とセンサ112との間に設けられている。二部分ジャケット100内に含まれるか又は組み込まれ得る追加のタイプのセンサ112には、例えば、引用により本明細書に援用されるPCT国際公開WO2015/109209に開示されるセンサが含まれる。また、二部分ジャケット100は、その外面に***部114も含み、この***部は、図3Cに示すようなフレキシブルタイまたはジップタイのような留め具116の位置決めおよび保持を行うために使用されるものであってもよい。
図4Aは、二部分ジャケット120の別の実施形態を示している。この実施形態では、二部分ジャケット120が、ヒンジ126によって結合される第1半部122および第2半部124を含む。無補強ポリマー導管50のセグメントが、半部122の1つに配置される形で示されている。この実施形態では、二部分ジャケット120は、本明細書中に記載されているように、無補強ポリマー導管50のそれぞれのフランジ52,54を保持する任意の端部フランジ128,130を含む。この実施形態では、二部分ジャケット120が、二部分ジャケット120の半部122,124に形成されたセンサマウント132を含む。センサマウント132は、その中にセンサ134を収容するように寸法決めされている。センサ134は、例えば、圧力センサとすることができる。例えば、この実施形態では、圧力センサ134に最も近い無補強ポリマー導管50の部分は、圧力センサ134の検出面に接触する薄い壁または膜を含むことができる。これに関して、圧力センサ134と無補強ポリマー導管50を通過する実際の流体との間には、物理的接触は存在しない。しかしながら、その他の実施形態では、流体との直接的な接触が形成されるように、検出面または検出要素が、無補強ポリマー導管50の内部に入り込むものであってもよい(例えば、pHセンサ、伝導度センサなど)。留め具136は、二部分ジャケット120に取り付けられ、この実施形態では、前述したように、ねじ付きラッチ138とノブ140によって形成されている。第2半部124の対向する側には、ねじ付きラッチ138を受け入れる寸法にされたスロットまたはノッチ142が形成されている。ノブ140は、無補強ポリマー導管50の周囲に二部分ジャケット120を固定するために締め付けることができ、あるいは、二部分ジャケット120が開放されるように緩めることができる。無補強ポリマー導管50および/またはセンサ134は、交換することができる。
図4Bは、圧力センサ134を組み込んだ二部分ジャケット120の別バージョンの実施形態を示している。この実施形態では、二部分ジャケット120が、ヒンジ126によって結合された第1半部122および第2半部124を含む。図4Bは、圧力センサ134の端部が如何にして無補強ポリマー導管50と相互作用するのかを示す部分切欠図を示している。この実施形態では、圧力センサ134の端部は、無補強ポリマー導管50内の生成物または試薬と接触しない。圧力センサ134の端部は、無補強ポリマー導管50の壁に接触し、壁を介して圧力を感知することができる。無補強ポリマー導管50の壁は、圧力センサ134によって圧力を容易に測定できるように、薄く又は狭くなったセクション(例えば、膜)を含むことができる。
図5は、二部分ジャケット150の別の実施形態を示している。この実施形態では、二部分ジャケット150が、ヒンジ156によって結合された第1半部152および第2半部154を含む。この実施形態では、二部分ジャケット150が、摩擦接合構成を用いて閉じた態様で固定されている。具体的には、第1半部152は、複数の柱部158を含み、それら柱部にテーパが付けられるとともに、それら柱部が、第2半部154に配置されたボス162に位置する対応する開口160内に嵌合するように寸法決めされている。同様に、第2半部154は、複数の柱部164を含み、それら柱部にテーパが付けられるとともに、それら柱部が、第1半部152に配置されたボス168に位置する対応する開口166内に嵌合するように寸法決めされている。この実施形態では、二部分ジャケット150は湾曲しているが、任意の数の形状を取ることができる。さらに図5を参照すると、二部分ジャケット150の外側に、本明細書中に記載されているようなフレキシブルタイのような留め具172を受け入れるように寸法決めされた溝部170が配置されている。摩擦接合は、二部分ジャケット150を閉じた状態で固定するが、1または複数の留め具172の追加により、二部分ジャケット150がさらに固定される。当然のことながら、幾つかの実施形態では、摩擦接合で十分であり、2つの半部152,154をしっかりと固定する。
図6A−図6Eは、流体管理システム200の別の実施形態を示している。この実施形態は、90°の湾曲部(その他の湾曲部および形状が考えられる)を有する二部分ジャケット230を有する手動操作の二部分ブリードバルブ202を組み込んでいる。この実施形態では、二部分ジャケット230の一部が二部分ブリードバルブ202と結合する。二部分ブリードバルブ202は、ヒンジ208を介して接続された2つの半部204,206を含む。2つの半部204,206は、前述したように、ねじ付きラッチ210およびノブ212を使用して、固定されている。二部分ブリードバルブ202は、一端に任意のフランジ214を含む。二部分ブリードバルブ202は、無補強ポリマー導管50内の流れを調整するためにアクチュエータ218(図6C)を前後に動かす手動操作のボンネット216を含む。すなわち、アクチュエータ218は、無補強ポリマー導管50のルーメンの有効直径または断面積を調整することによって流れを調整するために、そこに含まれる無補強ポリマー導管50の外側に接触する。この実施形態では、アクチュエータ218は、バルブ202内の滞留量を最小化するように角度が付けられている。
二部分ジャケット230は、ヒンジ236を介して接続された第1半部232および第2半部234を含む。第1半部232および第2半部234は、図5について説明したのと同様の摩擦接合を用いて互いに固定することができる。二部分ジャケット230は、図5のフレキシブルタイ172のような留め具を受け入れることができる凹部238を含む。この実施形態では、二部分ジャケット230の端部が、肩付き端部240(図6C)を含む。二部分バルブ202の本体は、ぴったりと嵌る構造で肩付き端部240を受け入れて収容するように寸法決めされた凹部209を含む。この実施形態では、二部分ジャケット230は「雄形」端部を含み、二部分バルブ202は係合する「雌形」端部を含む。肩付き端部240は、凹部209内に押し込まれて、二部分ジャケット230と二部分バルブ202との間に相互係止構造を形成することができる。この実施形態では、二部分ジャケット230が雄形端部を含むが、代替的な構成では、二部分バルブ202が雄形端部を有し、雌形端部が二部分ジャケット230の端部に設けられるものであってもよい。重要な点は、これらの2つの構成要素が互いに結合することである。なお、二部分ジャケット230を二部分バルブ202に固定する雄形/雌形のインターフェースでは、依然として2つの構成要素の間に相対的な回転が存在し得ることに留意されたい。この点に関して、二部分ジャケット230と二部分バルブ202との間に、互いに固定されていても、回転自由度が存在し得る。
図6C、図6Dおよび図6Eは、二部分ジャケット230内に収容された無補強ポリマー導管50を示している。この実施形態では、無補強ポリマー導管50の一方の端部が、前述したように、フランジ214内に嵌合するように寸法決めされたフランジ52を含むことができる。当然のことながら、バルブ202にフランジ214が存在しないその他の実施形態では、フランジ52は任意なものとなる。
図7A−図7Cは、流体管理システム250の別の実施形態を示している。この実施形態では、複数(すなわち、4つ)の二部分ジャケット252,254,255,256が、図7Cに最もよく示されているように、相互係止接続部を介して端部どうしで互いに接続されている。例えば、隣接するジャケット252,254,255,256は、雌形端部260と結合する雄形端部258を用いて互いに接続されている。図7Cは、そのようなジャケット254を示しており、このジャケットは、肩部262を含む一つの雄形端部258を含み、肩部は、図7Cに示すように、雌形端部260に対応する凹部264内に嵌合するように寸法決めされている。図7Aを再び参照すると、流体管理アセンブリ250は、二部分ジャケット252のうちの1つの雄形端部258と結合する二部分バルブ本体266を含む。二部分バルブ本体266は、その他の実施形態において本明細書中で説明されるものと同様のヒンジ271を介して接続された2つの係合する半部268,270を含む。凹部272(図7B)は、各半部268,270に配置され、かつ二部分ジャケット252の雄形端部258と結合するように寸法決めされている。この実施形態では、二部分バルブ本体266は、2つの手動操作バルブ274,276(本明細書中に記載されているように、対応するアクチュエータを動かす手動操作ボンネット)を含む。二部分バルブ本体266は、本明細書中に記載されているように、その他の構成要素を接続するために使用することができる2つのフランジ278,280を含む。二部分ジャケット252は、雄形端部258と凹部272との間の嵌合を使用して、二部分バルブ本体266と結合する。二部分バルブ本体266は、留め具273(例えば、ノブおよびねじ付きラッチ)を使用して閉じた状態で固定される。
二部分ジャケット252,254,255,256の各々は、ヒンジ288を介して接続された2つの半部から形成されている。図7A−図7Cの実施形態では、二部分ジャケット252,254,255,256が、図7Bに示すように、1またはそれ以上のジップタイ290を使用して閉じた構成で固定されている。ジップタイ290は、隣接する二部分ジャケット252,254,255,256の間の接続によって形成された凹部292内に置くことができる。図7Bは、二部分バルブ本体266と二部分ジャケット252,254,255,256の両方に収容される無補強ポリマー導管50を示している。
図8A−8Dは、流体管理システム300の別の実施形態を示している。この実施形態では、3つの端部304,306,308を含む二部分ジャケット302が提供されている。2つの端部304,306は、無補強ポリマー導管314のそれぞれの端部310,312を保持するフランジを含む。流体は、図8Cに示すように、ルーメン315を介して導管314を通ることができる。フランジ付き端部308で終端する二部分ジャケット302にT字形構造が形成されている。フランジ付き端部308は、無補強ポリマー導管314のキャップの無い部分を保持する。したがって、流体は、フランジ付き端部308で終端するT字形構造内の導管314の部分に入ることができるが、狭い膜316が導管314の端部を覆うため、流体は導管314のこのセグメントを離れることができない。圧力センサ(図示省略)をフランジ端部308に配置することができ、それにより、圧力検出面または端部が膜316と接触する。圧力検出面または端部は、無補強ポリマー導管314によって運ばれる如何なる生成物または試薬とも接触しないが、流体からの圧力は、膜316を通って圧力センサの圧力検出面または端部に伝達される。二部分ジャケット302は、同様の留め具に関して前述したように動作するねじ付きラッチ320要素およびノブ322を含む留め具318を使用して、閉じた状態で固定することができる。
図9A−図9Dは、流体管理システム330の別の実施形態を示している。この実施形態では、T字形構造を形成する3つのフランジ付き端部334,336,338を含む二部分ジャケット332が提供されている。3つのフランジ付き端部334,336,338は、無補強ポリマー導管346の対応する形状のフランジ付き端部340,342,344を受け入れる。二部分ジャケット332は、ヒンジ352を介して回動する2つの半部348,350を含む。ネジ付きラッチ356要素およびノブ358を含む留め具354は、二部分ジャケット332を開閉するために、選択的に締め付け又は緩めることができる。流体管理システム330は、如何なるバルブも備えていないが、T字形状の無補強ポリマー導管346をカプセル化するために使用される外骨格構造として機能する。その他の構成では、この流体管理システム330はその他の構成要素および装置と一体化することができる。これは、本明細書に開示および記載されているその他の二部分ジャケットと同様にバルブも含む。したがって、流体管理システム330は、個々の構成要素を一体に組み立てることにより形成されるより大きなシステムにおける1つのモジュール構成要素として機能することができる。
図10A−図10Cは、流体管理システム360の別の実施形態を示している。このシステム360においては、T字形状の二部分ジャケット366を使用して第2の二部分バルブ本体364に接続された第1の二部分バルブ本体362が設けられている。二部分バルブ本体362,364の各々は、それぞれの導管ラインA、B、C、Dへの流れを開閉するように作動される2つの手動バルブ365を内部に含む。単一の無補強ポリマー導管346は、第1の二部分バルブ本体362、第2の二部分バルブ本体364および二部分ジャケット366によって封入されている。この実施形態では、二部分ジャケット366が、第1および第2の二部分バルブ本体362,364の対応するフランジ付き端部と結合するフランジ付き端部を使用して、第1の二部分バルブ本体362および第2の二部分バルブ本体364に接続されている。クランプ368は、フランジを互いに固定するために使用することができる。各バルブ本体362,364は、2つの半部で形成され、ヒンジ370を含む。バルブ本体362,364は、本明細書中に開示されるものと同様の留め具371(例えば、ノブおよびねじ付きラッチ)を使用して、閉じた状態で固定することができる。同様に、二部分ジャケット366は、2つの半部に形成され、ヒンジ372を含む。この実施形態では、二部分ジャケット366がT字形構成を有する。T字形ジャケット366の一方の開口端部が図10Cに示されている。この例示された実施形態では、圧力トランスデューサ374は、無補強ポリマー導管346に沿って中間点に配置され、無補強ポリマー導管346を、無補強ポリマー導管346上にオーバーモールドされた編組ポリマー導管376のセグメント(例えば、編組シリコーン)に橋渡しする。
図11A−図11Cは、図10A−図10Cの流体管理システム360’の代替的な実施形態を示している。この実施形態では、圧力トランスデューサ374は存在しておらず、2本の脚部のみが編組ポリマー導管376を有する。また、T字形ジャケット366も異なる方向に向けられている。図12A−図12Cは、流体管理システム380の別の実施形態を示している。このシステム380には、直線状の二部分ジャケット386を用いて第2の二部分バルブ本体384に接続された第1の二部分バルブ本体382が設けられている。二部分バルブ本体382,384の各々は、それぞれの導管ラインA、B、C、D、E、Fへの流れを開閉するように作動される3つの手動バルブ388を内部に備えている。単一の無補強ポリマー導管390が、第1の二部分バルブ本体382、第2の二部分バルブ本体384および二部分ジャケット386によって部分的に封入されている。この実施形態では、二部分ジャケット386が、第1および第2の二部分バルブ本体382,384の対応するフランジ付き端部と結合するフランジ付き端部を使用して、第1の二部分バルブ本体382および第2の二部分バルブ本体384に接続されている。クランプ392は、フランジを互いに固定するために使用することができる。バルブ本体382,384の各々は、2つの半部で形成され、1または複数のヒンジ394を含む。バルブ本体382,384は、本明細書中に開示されるものと同様の留め具396を使用して、閉じた状態で固定することができる。同様に、二部分ジャケット386は、2つの半部で形成され、ヒンジ398を含む。この実施形態では、二部分ジャケット386は、直線形状を有するが、その他の形状も考えられる。この実施形態では、無補強ポリマー導管390は、バルブ本体384,386および二部分ジャケット386によって一部のみが囲まれて、端部が露出したままとなっている。この実施形態は、低圧力の用途に適している場合がある。さらに図12A−図12Cを参照すると、使い捨ての無菌コネクタ399が、導管390の主ラインの端部およびその脚部に配置されている。コネクタ399への接続は、クランプ392を使用して行うことができる。
図13A−図13Cは、エルボーの形態の流体管理アセンブリ400の別の実施形態を示している。エルボーは、ヒンジ408を介して互いに接続された第1半部404と第2半部406とを含む二部分ジャケット402から形成される。二部分ジャケット402は、閉じられたときに、無補強ポリマー導管50をエルボー形態で内部に保持する通路を規定する。この実施形態では、無補強ポリマー導管50上に配置された対応するフランジ414,416を受け入れる、二部分ジャケット402に配置された任意のフランジ410,412が設けられている。ネジ付きラッチ420およびノブ422を使用する本明細書中に記載のものと同様の留め具418は、閉じた状態で二部分ジャケット402を固定するために使用される(並びに、二部分ジャケット402を開放するために緩められる)。留め具418は、例えば、二部分ジャケット402を開放して、その中に収容されている(すなわち、使用または汚染された)無補強ポリマー導管50を無補強ポリマー導管50の別のセグメントに交換するために、速やかに緩めることができる。例示の実施形態のエルボー400は90°回転するが、その他の実施形態では、異なる角度(例えば、45°、60°など)を使用することができる。
図14A−図14Cは、T字形態の流体管理アセンブリ430の別の実施形態を示している。T字は、ヒンジ438を介して互いに接続された第1半部434と第2半部436とを含む二部分ジャケット432から形成されている。二部分ジャケット432は、閉じられたときに、無補強ポリマー導管50をT字形態で内部に保持するT字形通路を規定する。この実施形態では、無補強ポリマー導管50上に配置された対応するフランジ446,448,450を受け入れる、二部分ジャケット432に配置された任意のフランジ440,442,444が設けられている。ネジ付きラッチ454およびノブ456を使用する本明細書中に記載のものと同様の留め具452は、閉じた状態で二部分ジャケット432を固定するために使用される(並びに、二部分ジャケット432を開放するために緩められる)。留め具452は、例えば、二部分ジャケット432を開放して、その中に収容されている(すなわち、使用または汚染された)無補強ポリマー導管50を無補強ポリマー導管50の別のセグメントに交換するために、速やかに緩めることができる。
図15A−図15Dは、十字形態の流体管理アセンブリ460の別の実施形態を示している。十字は、第1半部464と第2半部466とを含む二部分ジャケット462から形成されている。図15Dに示すように、十字形アセンブリ460の2つの半部464,466は、一対の「雄形」ダボ465を用いて結合され、これらダボは、第2半部466から延び、第1半部464に位置する対応する凹部467に挿入される。ダボ465と凹部467との間には、摩擦接合が形成されるものであってもよい。二部分ジャケット462は、閉じられたときに、無補強ポリマー導管50をT字形態で内部に保持するT字形通路を規定する。この実施形態では、無補強ポリマー導管50上に配置された対応するフランジ478,480,482,484を受け入れる、二部分ジャケット462に配置された任意のフランジ470,472,474,476が設けられている。ネジ付きラッチ488およびノブ490を使用する本明細書中に記載のものと同様の一対の留め具486は、閉じた状態で二部分ジャケット462を固定するために使用される(並びに、二部分ジャケット462を開放するために緩められる)。ねじ付きラッチ488は、旋回し、二部分ジャケット462の両側に位置するそれぞれのノッチ489内へと回動する。留め具486は、例えば、二部分ジャケット462を開放して、その中に収容されている(すなわち、使用または汚染された)無補強ポリマー導管50を無補強ポリマー導管50の別のセグメントに交換するために、速やかに緩めることができる。この実施形態はヒンジを使用しないものとして例示されているが、代替として、ダボ465および凹部467の代わりに、1つまたはそれ以上の代替的なヒンジを使用できることを理解されたい。同様に、ヒンジを使用するその他の実施形態は、同様のダボ及び凹部を利用することができる。
図16Aおよび図16Bは、流体管理アセンブリ500の別の実施形態を示している。この実施形態では、互いに接続された2つの別個の二部分ジャケット502,504が設けられている。無補強ポリマー導管50のセグメントは、二部分ジャケット502,504内に収容され、それら二部分ジャケットにより封入されている。この実施形態では、1つの二部分ジャケット502が、隣接する二部分ジャケット504と結合する端部510とともに、2つのフランジ付き端部506,508を含む。さらに、二部分ジャケット502は、ヒンジ512を介して互いに固定された第1半部502aおよび第2半部502bを含む。本明細書中に記載のものと同様の2つの留め具514(例えば、ねじ付きラッチおよびノブ)は、閉じた状態で二部分ジャケット502を固定するために使用される。他方の二部分ジャケット504は、単一フランジ付き端部516と、二部分ジャケット502の端部510と接合する対向端部518とを含む。二部分ジャケット504は、ヒンジ520を介して互いに固定された第1半部504aおよび第2半部504bを含む。本明細書中に記載のものと同様の2つの留め具521(例えば、ねじ付きラッチおよびノブ)は、閉じた状態で二部分ジャケット504を固定するために使用される。図16Aに示すように、二部分ジャケット502,504の2つの端部510,518は、二部分ジャケット504の端部518の「雌形」端部内に挿入される二部分ジャケット502の端部510に位置する「雄形」を使用して、互いに固定されている。2つの端部510,518を互いに固定するために、一対のタイ522が、二部分ジャケット504の端部518の外周の周りに配置されている。
図16Bは、図16Aと同じ流体管理アセンブリ500の別の図を示すものであるが、二部分ジャケット504の第1半部504aを取り除くことにより、二部分ジャケット502の端部510と他方の二部分ジャケット504の端部518との間の接続をよりよく示している。図16Bに示すように、端部510は、二部分ジャケット504の端部518内に形成された雌形端部526内に延びる雄形端部524を含む。雄形端部524は、ラジアルリング528をさらに含み、このラジアルリングは、雄形端部524の外周の周りに延び、雌形端部526の内面に形成された環状溝530の周りに位置する。この実施形態では、二部分ジャケット502,504が液密構造で互いに固定されているが、ジャケット502,504は、接続部の周りに互いに回転することができる。当然のことながら、インターフェース、すなわち、雄形端部524と雌形端部526との間のインターフェースは、本明細書中で説明するその他の二部分ジャケットおよび構成要素とともに使用することができる。雄形/雌形インターフェースは、図1Bのクランプ35、図16Dのクランプ540または図10A−図10Cのクランプ368などの別個のクランプを使用する代わりに使用することができる。
図16Cは、クランプ536を用いて3つのバルブ534a、534b、534cが固定された二部分バルブ本体532を示す。バルブ534a、534b、534cは、バルブの作動によって分岐導管ライン50a、50b、50cを通る流体の流れが調節されるように、二部分バルブ本体532内に配置されている。例えば、バルブ534aの作動によって、分岐導管ライン50aへの流れを閉鎖(または開放)することができる。この実施例では、二部分ジャケット538がクランプ540を用いて二部分バルブ本体532に固定されている。クランプ540は、図16Dに示されており、開口部544で分割されたほぼ円形の本体部分542を含む。ノブまたはナット548を有するねじ付きラッチ546は、本体部分542の一方の側に固定され、ラッチ546をスロットまたは溝内に配置するように回転して、ノブまたはナット548の締め付けによってクランプ540を締め付けることができる。この実施形態では、二部分バルブ本体532が、本明細書中に記載されるような結合フランジを使用して二部分ジャケット538の端部と結合し、クランプ540が、2つの構成要素を互いに固定するために、フランジの周りで固定されている。
図17は、1またはそれ以上のプロセス構成要素またはサブユニット1002を組み込んだ別の実施形態に係る例示的な流体管理アセンブリ1000を示している。この実施例では、プロセスサブユニット1002がクロマトグラフィユニットとなっている。クロマトグラフィユニット1002は、対象となる特定の標的を捕捉して、後で溶出するために使用することができる。対象となる標的は、分子、細胞、ウイルスまたはその他の対象標的を含むことができる。クロマトグラフィユニット1002は、典型的には、対象となる特定の標的に結合するために選択的である樹脂で充填される。対象となる標的が樹脂に結合した後、結合した標的は、溶離液をクロマトグラフィユニット1002に通すことによって、クロマトグラフィユニット1002から溶出することができる。
図17は、クロマトグラフィユニット1002への入口1004が、コネクタ1008(例えば、図10Aおよび図10Cに示されるクランプ368または図16Dのクランプ540のような構成要素を接続するのに一般的に使用されるクランプなど)を介して二部分ジャケット1006に接続されていることを示している。二部分ジャケット1006の一端はクロマトグラフィユニット1002の入口1004に接続し、二部分ジャケット1006の第二端はカート1012に取り付けられた二部分バルブ本体1010に接続する。カート1012は、カート1012を必要に応じて動かすことができるように、図示のようにキャスタホイール1014(またはその他の車輪)を含むことができる。二部分バルブ本体1010に接続する二部分ジャケット1006の端部は、コネクタ1016(例えば、図10Aおよび図10Cに示されるクランプ368または図16Dのクランプ540のような構成要素を接続するのに一般的に使用されるクランプなど)を介して二部分バルブ本体に接続されている。無補強ポリマー導管1020は、図17において、二部分ジャケット1006内に破線で示されている。二部分バルブ本体1010の反対側は、コネクタ1016を介して別の二部分ジャケット1022に接続されている。無補強ポリマー導管1020は、図17において、二部分ジャケット1022内に破線で示されている。無補強ポリマー導管1020は、二部分ジャケット1006内にある無補強ポリマー導管1020のセグメントと同じ(すなわち、連続的)であってもよい。代替的には、無補強ポリマー導管1020は、二部分ジャケット1006内にある無補強ポリマー導管1020のセグメントと異なるものであってもよい。例えば、無補強ポリマー導管1020の異なるセグメントの端部は、例えば、その他の実施形態に関して本明細書中に記載したフランジ接続を使用して、コネクタ1016で結合することができる。
さらに図17を参照すると、クロマトグラフィユニット1002の出口1024は、コネクタ1008を介して二部分ジャケット1026に接続されている。二部分ジャケット1026は、他端でコネクタ1016を介して別の二部分ジャケット1028に接続されている。この実施形態の二部分ジャケット1028は、クロマトグラフィユニット1002を出る流体の1またはそれ以上のパラメータを検出するために使用することができるセンサ1030を内部に含む。例えば、センサ1030は、圧力センサ、pHセンサ、伝導度センサ、濁度センサなどを含むことができる。図17に示すように、無補強ポリマー導管1032は、二部分ジャケット1026内に収容されており、図示の実施形態では湾曲した形状またはs字形状となっている。この無補強ポリマー導管1032は、二部分ジャケット1028を通って連続していてもよく、あるいは、無補強ポリマー導管の別個のセグメントが、それぞれのジャケット1026,1028で使用されるものであってもよい。
さらに図17を参照すると、二部分ジャケット1028の端部は、コネクタ1016を介して二部分バルブ本体1034に接続される。無補強ポリマー導管1032は、二部分バルブ本体1034を通って続くようにしてもよく、あるいは別個の無補強ポリマー導管1032が使用されるものであってもよい。この実施形態では、二部分バルブ本体1034は、無補強ポリマー導管1032(または無補強ポリマー導管の異なるセグメント)をその中に保持する追加の二部分ジャケット1036,1038に接続される。二部分ジャケットは、本明細書中に記載されているように、コネクタ1016を介して二部分バルブ本体1034に接続されるものであってもよい。
この実施形態は、1つの特定のプロセスサブユニット1002が、複数の流体管理システム(例えば、複数の二部分ジャケットおよび二部分バルブ本体)を含むより大きなシステムにどのように組み込まれるのかを示す単なる一例に過ぎないことに留意されたい。プロセスサブユニット1002および様々な流路、接続部、二部分バルブ本体および二部分ジャケットは、異なる構成で使用することができる。この例は、様々な構成要素がプロセスフローの一部としてどのように相互に統合されるのかを示すために与えられている。また、図17の実施形態では、無補強ポリマー導管のほぼすべてが、二部分ジャケットまたは二部分バルブ本体のいずれかによって覆われている。幾つかの実施形態では、例えば、圧力が低い場合、無補強ポリマー導管は、覆いが外されて、外部環境に曝されるようにしてもよい。
この実施形態では、クロマトグラフィユニット1002が図示されているが、本実施形態に記載の二部分バルブ本体1010,1034およびジャケット1006,1022,1026,1036,1038は、その他の多くの操作ユニットおよびプロセスユニットに関連して使用されるものであってもよい。限定ではなく説明目的の例として、希釈ユニット、緩衝液調製ユニット、発酵ユニット、サンプリングユニット、試薬供給ユニット、混合ユニット、流体移送ユニット、センサユニットなどに関連して、二部分バルブ本体およびジャケットを使用することができる。
図17の実施形態を参照すると、流体管理アセンブリ1000の一部は、1回使用の使い捨てアイテムであるが、その他の構成要素は再使用することができる。例えば、多くの製造プロセスでは、生産工程がバッチモードで実行される。1つのバッチが行われた後に、別のバッチ反応プロセスが生じ得る。図17のシステム1000では、例えば、内部の無補強ポリマー導管セグメントをバッチまたは工程の間に廃棄することができる一方で、様々な二部分ジャケット1006,1022,1026,1036,1038および二部分バルブ本体1010,1034を再利用することができる。さらに、幾つかの実施形態では、センサ1030は、バッチ間で再利用可能であってもよい。例えば、試薬または生成物と接触する内部ポリマー導管セグメントを処分することができる一方で、ハードウェア(例えば、バルブ、ポンプなど)が取り付けられた単一のカート1012は、再利用することができる。さらに、内部ポリマー導管セグメントの交換は、比較的迅速に達成することができる。これらは、単に、本明細書に記載のタイプの留め具(例えば、ねじ付きラッチおよびノブ)を使用して二部分ジャケット1006,1022,1026,1036,1038および/または二部分バルブ1010,1034を開放し、ポリマー導管セグメントを取り除き、ポリマー導管セグメントを元に戻すことにより、取り換えることができる。その後、ジャケット1006,1022,1026,1036,1038およびバルブ1010,1034を閉じて、ポリマー導管セグメントを封入し、別のバッチを実行することができる。なお、図17の実施形態では、比較的短いセグメントが、様々な構成要素を接続するために使用されている。従来技術のシステムでは、補強された編組シリコーンが使用され、チューブのねじれを避けるために長い距離を必要としていた。問題は、チューブの長い距離が非常に大きな滞留量を有することである。この滞留量は無駄であり、相当量の試薬または反応生成物を含んでいる可能性があり、これは非常に大きな金額を示す可能性がある。本明細書に例示されたタイプのシステム1000は、滞留量が僅かか全くないため、そのような貴重な生成物を無駄にすることを回避する。図17に示すように、流体管理システム1000は、滞留量を減少させ、様々な構成要素を、隣接する構成要素間に管の長いセグメントを必要とせずに、互いに近接して配置することができる。
図18Aおよび図18Bは、本明細書中に記載のタイプの流体管理装置を組み込んだ別の実施形態に係るタンジェント流ろ過(TFF)システム2000を示している。TFFシステム2000は、車輪2004(例えば、キャスタ型車輪)を有するフレームアセンブリカート2002を含む。この実施形態では、TFFホルダアセンブリ2006は、タンジェント流ろ過のために使用され、例えば、無菌バッグまたはタンクなどに貯蔵されるバッチプロセスから加圧流体を受け入れる入口2008を含む。TFFホルダアセンブリ2006は、1回使用のポリプロピレンベースの供給物/残留物(retentate)/透過物分配ブロックを組み込んでいる。TFFホルダアセンブリ2006は、例えばALPHABIO社(カリフォルニア州ランチョサンタマルガリータ)から得ることができる。TFFホルダアセンブリ2006は、他の生成物から所望の生成物(例えば、タンパク質)を選択的にろ過するために使用される複数のフィルタ膜を含む。典型的には、所望の生成物は、より大きな分子量を有し、TFFホルダアセンブリ2006の膜を通ってろ過されることが妨げられ、TFFホルダアセンブリ2006の残留物出力に残る。その後、TFFホルダーアセンブリ2006の残留物出力は、典型的には、バッチプロセス貯蔵容器に再循環され、それにより、流体がTFFホルダアセンブリ2006を通って流れ続けるに連れて、濃度が増加する。供給溶液中のより小さなサイズの成分は、ろ過膜を通過し、別個の透過物出口を介して、TFFホルダアセンブリ2006から出ることができる。透過物は、出口経路に沿って1またはそれ以上のセンサを介してサンプリングされた後、廃棄物として投棄されるものであってもよい。
図18A、図18Bおよび図18Cは、二部分ジャケット2014を介して二部分ピンチバルブ本体2012(2方向転換ピンチバルブ)に接続されたポンプ2010(1回使用のポリプロピレンポンプヘッドを使用する1回使用のマルチチャンバQUATTROFLOW(登録商標)ダイヤフラムポンプ;イリノイ州バーリッジにあるHolland Applied Technologies社より販売されている)を示している。二部分ピンチバルブ本体2012は、2つの別個のバルブ2013,2015を含む。一方のバルブ2013は、ポンプ2010への流れを制御し、他方のバルブ2015は、必要に応じて、低位置ドレインまたは生成物回収ポートとして使用するために開くことができる。この実施形態に記載の二部分バルブおよび二部分ジャケットはすべて、内部の流体を運ぶために使用される無補強導管(例えば、シリコーンライナ)の1またはそれ以上のセグメントを封入する。無補強導管またはライナは、明確化のために、図18A−図18Bには示されていないが、それらは、本明細書中に記載のジャケット、バルブおよびその他の構成要素に収容され、取り囲まれている。ポンプ2010の出力は、一連の湾曲する二部分ジャケット2016,2018に接続されている(このジャケットの組み合わせは、異なる軸に沿って複数の曲げを形成することに留意されたい)。圧力センサ2020は、ジャケット2018の接続部と、TFFホルダアセンブリ2006への入口2008との間に設けられている。TFFホルダアセンブリ2006は、残留物を含む加圧残留物出口2021を有する。本明細書中で説明しているように、残留物は、標的を濃縮または精製するために再循環させることができ、標的としては、医薬品、分子、細胞、細菌、ウイルスなどを含むことができる。残留物は、本明細書中に記載されているように、二部分ジャケット2022によって封入された1回使用の無補強導管またはライナ(例えば、シリコーン)内に収容される。一連のセンサ2024,2026,2028は、ジャケット2022と一列に接続され、流量、圧力および伝導率をそれぞれ測定する。二部分バルブ2030は、最後のセンサ2028に接続される。この実施形態では、二部分バルブ2030は、2つの別個のバルブ2031,2033を含む。一方のバルブ2031は、システム内の圧力および流れを制御できるように、内部に含まれる無補強導管(例えば、5%閉じる、30%閉じる、75%閉じるなど)の開度を調節するために使用される。これに関して、バルブ2031は、バルブ2031が開いているかまたは閉じている程度を変えることによって、システム内の圧力を調整または制御することができる。他方のバルブ2033は、例えば、残留物をサンプリングするために使用することができるポートへの流れを分岐または迂回させるために使用される。図18Aには示されていないが、二部分バルブ2030の出口は、上述したようにポンプ2010を用いて吸引された残留流体を無菌バッグまたはタンク等に戻す(図18Cを参照)。この戻り経路は、加圧流体が流れる無補強導管を含む、本明細書中に記載されているような1またはそれ以上の二部分ジャケットを含むこともできる。
TFFホルダ2006は、加圧され、別の二部分ジャケット2034内に収容される透過物出口2032(図18Bに最もよく見られる)も含む。この特定の実施形態では、単一の出口に結合する2つの透過物出口2032があり、それらのすべてが二部分ジャケット2034内に含まれる。一態様では、透過物は、廃棄される廃液に対応することもある。図18Bに示すように、二部分ジャケット2034は別の二部分ジャケット2036に接続されている。二部分ジャケット2036とUV光学ランプ/検出器アセンブリ2042との間には、伝導率/温度センサ2038と圧力センサ2040を組み合わせたものが設けられている。これらのセンサ2038,2040,2042は、透過物の状態を監視するために使用される。図18Bに示すように、透過物は別の二部分バルブ2043に続く。二部分バルブ2043は、流体を廃棄物ストリームまたは試料ポートの何れかに迂回させるための2つのバルブ2045,2047を含む。
図18Bに示すように、蠕動ポンプ2044(例えば、0.01−16.0LPMフローの制御範囲を有するWatson−Marlow/Bredel620シリーズ)が示されており、これは、TFFシステム2000を流れる緩衝溶液および生成物を含む別の無菌バッグまたはその他の容器から流体を送り込むために使用される。流体は、上述した無菌バッグまたはタンクなどにポンプで送り込まれ、TFFシステム2000の流体源が使用される。図18Bに示すように、蠕動ポンプ2044は、二部分バルブ2049に接続されている。二部分バルブ2049は、1つのポートで生成物供給部に連結されている。二部分バルブ2049の他方のポートは、緩衝溶液等の供給源に連結されている。二部分バルブ2049は、2つのバルブ2051,2052を含み、それらは、TFFシステム2000を流れてから共通のバッグまたはタンクなどに送り込まれる生成物および/または緩衝液の流れを調整するために使用することができる。
図18Cは、タンジェント流ろ過(TFF)システム2000を示しており、このシステムでは、別のカート2054が、残留物をリサイクルするために使用される容器2058(タンクまたはバッグなど)などを格納するタンク2056をその上に収容している。また、図18Cは、動作パラメータを見たり、システムの動作を制御(例えば、タッチスクリーン)およびプログラムしたりするために使用できる1またはそれ以上のディスプレイ2060などを含むコンソール2059も示している。コンソール2059は、ポンプ2010,2044、バルブおよびセンサなどを操作するための電子機器および制御システムを含む。図18Cに示すように、別の二部分ジャケット2062(または互いに接続された複数のジャケット)は、一端がバルブ2030の出力に接続され、他端が容器2058に接続されている。上述したように、残留流体は、このラインを介して容器2058に戻される。別の二部分ジャケット2064(または互いに接続された複数のジャケット)は、容器2058の低い位置から二部分バルブ2012に接続される。このラインは、容器2058から流体を引き出して、ポンプ2010を介してTFFホルダアセンブリ2006に通すために使用される。さらに図18Cを参照すると、別の二部分ジャケット2066(または複数のジャケット)は、一端が容器2058の頂部または上部領域に接続され、他端が蠕動ポンプ2044に接続されている。蠕動ポンプ2044は、生成物および/または緩衝溶液を運び、それらは、最初に当該ポンプに接続された二部分バルブ2049に(オンサイトまたは別のコンテナ(図示省略)の接続部から)入り、その後、蠕動ポンプ2044を通って容器2058に入る。
図19Aおよび図19Bは、本明細書中に記載の流体管理システムのモジュール特性を示している。図19Aは、様々なモジュール式の二部分ジャケット2100,2102,2104および二部分バルブ2106を互いに接続して、無補強ポリマー導管2010のセグメントのための所望の流路を形成する方法を示している。二部分バルブ2106は、無補強ポリマー導管2010を挟むようにアクチュエータ2109を作動させるボンネット2107とともに示されている。各ジャケット2100,2102,2104は、それぞれの半部を互いに固定するためのヒンジ2105(または複数のヒンジ)を有する。無補強ポリマー導管2010は、高圧力下にある流体を運ぶことができる。無補強ポリマー導管2010を取り囲むジャケットおよびバルブは、システムに含まれる高い流体圧力によって、無補強ポリマー導管が機能しなくなること又は膨張することを防止する。ジャケット2100,2102,2104(およびバルブ2106)は、一種の外骨格として機能して、加圧流体により無補強ポリマー導管2010に作用する半径方向の圧力に抵抗する。無補強ポリマー導管2010がジャケット2100,2102,2104およびバルブ2106によって被覆されるため、補強チューブまたは補強導管の必要はない。当然のことながら、これは構築された流路の比較的簡単な例であるが、無補強ポリマー導管2010の1のセグメント(または複数のセグメント)の周囲に一連の二部分ジャケットおよびバルブをどのように配置できるのかというモジュール特性を示している。
このため、本明細書中に記載された二部分ジャケットは、特定の用途およびアプリケーションに応じて様々な位置で、無補強ポリマー導管の周囲に配置することができることを理解されたい。二部分ジャケットは、無補強ポリマー導管のより長い距離またはセグメントに沿って、互いにエンドツーエンドの配置で接続されるものであってもよい。二部分ジャケットは、プロセス内でインラインに配置された様々なその他の構成要素にさらに接続することができる。これには、例えば、ポンプ、フィルタ、セパレータ、タンク、センサ、バルブ、マニホールド、カラムなどが含まれる。システムは、外側のジャケット/バルブを開いて、無補強ポリマー導管を新しい無補強ポリマー導管に交換することにより、システム(またはシステムの一部)を迅速に組み立てたり分解したりすることができるように設計されている。その後、二部分ジャケットおよびバルブなどを新しい無補強ポリマー導管の周りで閉じて、次のバッチまたは製造工程のために定位置に固定することができる。
図19Aに示すように、二部分ジャケット2100,2102,2104とともに二部分バルブ2106内に封入されることとなる無補強ポリマー導管2010のセグメントが提供されている。この例では、直線的な二部分ジャケット2012の後に流路方向を変更するために、湾曲した二部分ジャケット2014が使用されている。図19Bは、無補強ポリマー導管2010上に取り付けられかつ閉じた状態で固定された二部分ジャケット2100,2102,2104および二部分バルブ2106を示している。二部分ジャケット2100,2102,2104は、二部分ジャケット2100,2102,2104を維持するためにその周囲に取り付けられた留め具2120を含むことができる。同様に、二部分バルブ2106は、閉じた状態に固定するための留め具2122を含む。留め具は、本明細書中において先に述べたように、ねじ付きラッチおよびノブを含むことができる。
本明細書中に記載された全ての実施形態およびその変形例では、ポリマーベースの構成要素(例えば、二部分ジャケットまたは二部分バルブ本体)について、3次元印刷技術を使用して構成要素を製造することができる。これにより、顧客の要件や用途に合致するように、カスタマイズ設計された形状およびサイズで、部品を作成することができる。部品を製造するために、印刷されるオブジェクトの電子ファイルが作成される。電子ファイルは、任意の数のファイル形式とすることができ、それにはOBJ、STL、VRML、X3G、FBX、AMFなどが含まれるが、これらに限定されるものではない。
本明細書中に記載されている無補強導管またはライナは、無菌条件またはバイオバーデン低減のみを必要とする条件が求められる用途に使用することができる。何れの場合においても、無補強導管またはライナは、通常、滅菌またはバイオバーデン低減プロセスを受ける。これらは、例えば、無補強導管またはライナを、オゾン、エチレンオキシド、ガンマ線照射またはX線照射に曝すことを含むことができる。無補強導管またはライナは、典型的には、袋または二重袋内に包装または保存され、その後、それらは組立場所で開封される。本明細書中に記載のジャケットおよびバルブは、必ずしも、滅菌されたり、あるいは無補強導管またはライナに使用されるものと同様のバイオバーデン低減プロセスに曝されたりする必要はない。代わりに、バルブおよびジャケットは、拭き取りなどのそれほど厳格ではない従来の準備プロセスを受けたり、あるいは過酸化水素の噴霧を受けたりすることができる。
本発明の実施形態を開示および説明してきたが、本発明の範囲から逸脱することなく様々な変更を行うことができる。例えば、二部分ジャケットを互いにまたは他の構成要素(例えば、バルブ)に接続する様々な方法が本明細書中に開示されている。幾つかの方法は、隣接する構成要素を接続するために隣接するフランジを囲むクランプに依存する。本明細書中に記載のその他の方法は、隣接する構成要素の対応する「雌形」の溝部、凹部または開口部に嵌合する1つの構成要素の「雄形」突出部または端部を使用する。雄形および雌形の配置構成を使用する幾つかの方法は、2つの隣接する構成要素間の回転を可能にする。これらは、隣接する構成要素を相互に固定するための代替的な方法であり、これらを互いに置き換えることができることに留意されたい。このように、本明細書中に具体的に説明されて図面に示される隣接する構成要素を接続するために使用される特定のインターフェースにかかわらず、その他の記載された実施形態で様々な取付スキームを用いる(または置き換える)ことができることを理解されたい。同様に、様々な実施形態は、二部分ジャケットを結合するヒンジを示しているが、代替例は、ヒンジを省略して、図15Dに示すようなダボ/凹部構造を使用することである。ダボ/凹部の代替例は、本明細書中に記載のその他の実施形態で使用することができる。このため、本発明は、以下の特許請求の範囲およびそれらの均等物以外に、限定されるべきではない。

Claims (1)

  1. 流動プロセス内で加圧流体を処理するための流体管理システムにおいて、
    ヒンジを介して互いに結合された第1半部および第2半部を有する二部分ジャケットであって、前記第1半部が半円形の内面を規定し、前記第2半部が半円形の内面を規定し、前記第1半部および第2半部が互いに結合して、二部分ジャケットを通る円形通路を規定するように構成された、二部分ジャケットと、
    加圧流体を運ぶように寸法設定されたルーメンを内部に有する無補強ポリマー導管であって、前記無補強ポリマー導管が前記円形通路内に配置され、前記無補強ポリマー導管が前記円形通路内にぴったりと嵌る、無補強ポリマー導管と、
    前記二部分ジャケットの第1半部または第2半部の少なくとも一方に配置された少なくとも1の留め具であって、前記無補強ポリマー導管の周囲に前記第1半部および第2半部をしっかりと保持するように構成された少なくとも1の留め具とを備えることを特徴とする流体管理システム。
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