JP2021002916A - 照明装置 - Google Patents

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Chizuru Imayoshi
ちづる 今▲吉▼
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Kengo Shinoda
健吾 篠田
福田 秀樹
Hideki Fukuda
秀樹 福田
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Shinichi Shibahara
信一 芝原
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康則 阿野
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明穂 相場
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Abstract

【課題】電池130の充電を行う際に、電池の温度上昇を抑制し、電池130の長寿命化を考慮した充電電流を得る。【解決手段】電池130と、電池130の電力で光源部300を点灯させる点灯回路530と、点灯回路530が光源部300を点灯させたときに消費する消費電力量に相当またはそれ以上の充電量を微小な充電電流かつ充電規定時間で充電する充電回路520を備え、電池130を充電する際に、電池130の寿命が短くならないようにする。【選択図】 図3

Description

誘導灯に内蔵された電池を充電する充電回路に関する技術がある。(例えば、特許文献1、2参照。)
特開昭52−72431号公報 特開平10−23680号公報
しかしながら、電池を空に近い状態から充電する際、充電効率を考慮した充電電流や充電時間を考慮した充電電流を設定し、満充電後はトリクル充電を行うことで電池の長寿命化を図ることは検討されていたものの、トリクル充電時の電池の温度による電池寿命について検討がなされていないという課題があった。
本発明は、電池の充電を行う際に、電池の温度上昇を抑制し、電池の長寿命化を考慮した充電電流を得ることを目的とする。
本発明の照明装置は、電池と、前記電池の電力で光源を点灯させる点灯回路と、前記点灯回路が前記光源を点灯させたときに消費する消費電力量に相当またはそれ以上の充電量を微小な充電電流かつ充電規定時間で充電する充電回路と、前記電池、前記点灯回路及び前記充電回路を格納する筐体と、を備えた。
本発明によれば、電池の充電を行う際に、電池の温度上昇を抑制し、電池の長寿命化を考慮した充電電流を得ることができる。
実施の形態1の非常灯1000を示す斜視図。 図1の非常灯1000から光源部300、枠部400を外した状態を示す斜視図。 図1の非常灯1000の筒体110に格納されている回路ユニット部120の回路構成と電池130と光源部300の配線を示すブロック図。 回路ユニット部120の動作のフローチャートを示す図。 電池130の充電電流の特性を示す図。 ニッケル水素電池(恒温トリクル充電用)における電池130の寿命特性の一例を示す図。 実施の形態1における電池130の充電電流特性の他の例を示す図。 実施の形態1における第二のトリクル充電の他の例を示す図。 実施の形態1における第一、第二のトリクル充電の他の例を示す図。 実施の形態1における他の照明装置である誘導灯2000を示す斜視図。 図10の誘導灯2000から光源部920、表示部910を外した状態を示す斜視図。 図3の回路ユニット部120の充電回路520の具体例を示すブロック図。 図3の回路ユニット部120の充電回路520の他の具体例を示すブロック図。 図3の回路ユニット部120の充電回路520の他の具体例を示すブロック図。 図3の回路ユニット部120の充電回路520の他の具体例を示すブロック図。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の非常灯1000を示す斜視図、図2は、図1の非常灯1000から光源部300、枠部400を外した状態を示す斜視図である。
非常灯1000は、器具本体100と、器具本体100を天井などの取り付けるための取付部200と、停電などの非常時に点灯する光源部300と、器具本体100に光源部300を取り付ける枠部400とを備える。
器具本体100は、円筒形状かつ有底の筒体110(筐体ともいう。)と、この筒体110の内部に取り付けられ、外部から引き込まれた外部電線が接続される端子台(図示していない。)と、この端子台に電気的に接続され、筒体110に格納された回路ユニット部120と、この回路ユニット部120に電気的に接続され、筒体110に格納された電池130と、を有する。
回路ユニット部120は、ケース121と、ケース121の内部に格納される回路部500と、回路部500に実装されたモニタランプLa、Lb、Lcと、回路部500に実装された点検スイッチSW1、SW2を備える。
取付部200は、V字状に折り曲げられて形成されたバネ材であり、折曲部を境に、一端側が器具本体100(筒体110)の側面に取り付けられ、他端側が天井などの被取付部に形成された取付穴の内壁に押し当てられて、器具本体100を天井などに固定する機能を有する。
光源部300は、レンズ310と、レンズ310の内側に配置される発光ダイオード320(図示していない)とを備える。なお、発光ダイオードが発する光の配光制御方法に応じて、レンズ310以外の光学部品(反射板や拡散板など)を用いる場合がある。
枠部400は、光源部300(レンズ310)が露出する窓部410(開口部)とモニタランプLa〜Lcが露出するモニタランプ窓420と点検スイッチSW1、SW2が露出する点検スイッチ窓430が形成され、筒体110の開口部111に取り付けられることにより、筒体110の開口部111を閉塞するカバーとしての機能を有する。
次に、回路ユニット部120の構成について説明する。
図3は、図1の非常灯1000の筒体110に格納されている回路ユニット部120の回路構成と電池130と光源部300の配線を示すブロック図である。
回路部500は、外部から供給される商用電源ACなどの交流を直流に変換する交流直流変換部510と、交流直流変換部510から供給された電力により動作し、接続された電池130を充電する充電回路520と、接続された電池130の電力により動作し、接続された光源部300を点灯させる点灯回路530と、充電回路520と点灯回路530を制御する制御部540と、この制御部540を動作させる制御電源を生成する制御電源部550と、交流直流変換部510と充電回路520との間に介在し、制御部540によってオン・オフ状態が切り替えられる制御スイッチ560と、光源部300や電池130の状態を示すモニタランプLa、Lb、Lcと、電池の異常や寿命を点検する点検スイッチSW1、SW2と、を備える。なお、点検スイッチSW1は商用電源ACを遮断して停電状態を模擬し、電池130で光源部300を点灯させることができるかを点検するものであり、点検スイッチSW2はDCDCコンバータ512を所定時間停止させ、電池130により所定時間光源部300を点灯させることができるかを点検する、いわゆる自己点検用のスイッチである。
交流直流変換部510は、入力された交流を脈流の直流に整流する整流回路511と、この整流回路511で整流した直流を、異なる電圧の直流に変換するDCDCコンバータ512と、DCDCコンバータ512の出力を分流する2つのダイオードを有する分流回路513と、分流回路513で分流して発生した電圧を平滑する平滑コンデンサ514と、を備える。
充電回路520は、商用電源などの外部電源により動作し、電池130を充電する。
点灯回路530は、停電などにより商用電源などの外部電源が供給されなくなったとき、電池130の電力によって動作し、光源部300を点灯させる。
制御部540は、例えばマイクロコンピュータ(マイコン)などで構成される。
制御部540は、電池130の電池電圧を検出する電池電圧検出部541と、DC−DCコンバータの出力を監視し、模擬的に商用電源21が供給されているか否かを検知する停電検出部542と、電池130が正常に充電されているか否かをLEDからなる充電モニタ11aに電池充電検出信号を出力して、電池モニタ11を点灯/消灯させる電池モニタ信号出力部543aと、光源部300の異常を検出した時にLEDからなるランプモニタ11bを点灯/消灯させるランプモニタ信号出力部543bと、点検中にLEDからなる点検モニタ11cを点灯/消灯させる点検モニタ信号出力部543cと、DCDCコンバータ512の出力をオン/オフする遮断回路47を制御する信号を出力する遮断回路制御部544と、DC−DCコンバータ29の動作を制御(オン/オフ信号を出力)するDC−DCコンバータ2、制御回路部30と、非常点灯時のDC−DCコンバータ29の出力を検出する出力電圧検出部545と、点検スイッチSW1、SW2からの信号を入力する点検スイッチ信号入力部546と、充電回路25の充電電流を切替える充電電流切替部547と、点灯回路530の動作を制御する点灯回路制御部548と、を備えている。
制御部540は、充電回路520及び点灯回路530の動作を制御するものであり、外部電源が供給されているときは、点灯回路530の動作を停止(光源部300を消灯)し、充電回路520を動作させて電池130を充電する。また、外部電源が供給されていないときは、制御部540は、充電回路520の動作を停止させるとともに、点灯回路530を動作させて光源部300を点灯させる。
なお、制御部540は、外部電源が供給されているときは制御電源部550が生成する制御電源Vccで動作し、外部電源が供給されていないときは電池130の電力で動作する。
また、制御部540は、点検スイッチSW2のスイッチ操作により、電池130が寿命であるかをチェックし、その結果をモニタランプLa、Lb、Lcで表示する点検機能を有している。また、制御部540は、点検機能での点検結果の表示のほかに、光源部300が寿命であるか否か、電池130が正常に充電できているか否かなど、機器内の動作状況をモニタランプLa、Lb、Lcに表示する機能も有している。
モニタランプLa、Lb、Lcは、例えば、3つのLEDを有し、それぞれのLEDの発光色は、赤色、橙色、緑色である。赤色のLED(モニタランプLa)は、光源部300が異常(例えば、寿命時間を超えたとき)なときに点灯し、橙色のLED(モニタランプLb)は、点検スイッチSW2の操作により電池130による動作を点検しているときに点灯し、緑色のLED(モニタランプLc)は、充電回路520が電池130を正常に充電しているときに点灯する。なお、モニタランプLa〜Lcの3つの点灯、消灯状態の制御は、制御部540が行っている。
制御電源部550は、交流直流変換部510が出力する直流電圧を昇圧または降圧し、例えば15Vの直流電圧を生成し、制御用電源Vccとして、制御部540などに供給する。
点検スイッチSW1、SW2は、プッシュスイッチなどからなり、プッシュスイッチが押されている間、外部からの電力が遮断されている(停電状態)を模擬し、充電回路520による電池130の充電を停止するとともに、電池130の電力で点灯回路530を動作させて光源部300を点灯させる。
次に、点検ユニット2の動作について説明する。
図4は、回路ユニット部120の動作のフローチャートを示す図である。
商用電源ACが供給されているとき、DCDCコンバータ512は、整流回路22で整流した電圧を昇圧または降圧して、電池130を充電するに足りる電圧に変換する。
DCDCコンバータ512で変換した電圧は、制御電源部550でさらに制御用電源として適正な電圧(例えば、直流電圧10V)に変換され、制御部540の制御電源Vccとして入力される。 なお、制御スイッチ560は、外部電源が入力されている場合のデフォルト設定はオン状態である。
制御部540は、停電検出部542にDCDCコンバータ512の電圧が入力されており、この状態のとき、制御部540は、停電ではないと判断する。
このとき、制御部540は、遮断回路制御部544からスイッチ制御信号を出力し、このスイッチ制御信号により制御スイッチ560をオン状態にする。この制御スイッチ560を介して、充電回路520にDCDCコンバータ512の電圧が入力され、電池130を充電する。また、充電回路520が電池130を正常に充電しているとき、制御部540は、モニタランプLc(充電モニタLc)を点灯させる。
次に、充電回路520が電池130を充電する充電方法について説明する。
図5は、電池130の充電電流の特性を示す図である。
充電回路25は、2種類の充電電流を設定することができるようになっている。
一つ目は、電池130の充電が消費された状態から満充電まで充電する第一のトリクル充電である。この第一のトリクル充電を行う際の電流値は、1/20ItmA〜1/30ItmAである。
二つ目は、第一のトリクル充電で電池130を満充電した後、自己放電などにより充電量が低下した分を補うための第二のトリクル充電であり、いわゆる補充電である。この第二のトリクル充電を行う際の電流量は、1/66It〜1/50ItmAである。
充電回路520は、制御部540から充電電流を制御する信号が出力され、この信号に基づき第一のトリクル充電または第二のトリクル充電の電流値を選択して、電池130を充電する。
制御部540はタイマーを内蔵している。
タイマーは、充電回路25が第一のトリクル充電の電流値で電池130を充電した時間をカウントする。
カウントする時間(規定時間)は電池が確実に満充電になる時間とし、規定時間を過ぎたら、第二のトリクル充電の電流値に切替えて、電池130の充電を継続する。
なお、満充電の設定は、充電電流×時間が電池の容量の220%以下になるようにする。
たとえば、
非常灯の時 1/25ItmA×48時間=192%
誘導灯の時 1/25ItmA×24時間=96%
である。ここで、充電時間である24時間、48時間は、一般社団法人照明工業会の規格(JIL5501、JIL5502)などで定められた規定の充電時間であり、必ずしも第一のトリクル充電を行う充電時間は24時間あるいは48時間に限定されるものではない。
また、電池130を充電する充電時間、充電容量は、実際には、非常点灯時に放電する電流と時間に最低限必要なだけ充電をすれば良い。このようにすることによって、充電回路520も電池130も、負担が少なくできる。
なお、第一のトリクル充電を行っているときに、瞬時停電や点検スイッチSW1、SW2による点検動作などによって、第一のトリクル充電が一時的に遮断された場合、瞬時停電や点検動作などから復帰した後、再び第一のトリクル充電の電流値で規定時間の充電を行なう。この場合、瞬時停電や点検動作の時間(放電時間)によっては、電池130に残っている電池残量があるため、電池130が満充電に達した状態で第一のトリクル充電を行う場合もあり得るが、トリクル充電は元々継続して充電する事が可能な電流値であるから、電池130及び電池130の周囲温度が所定温度(例えば40℃)以下であれば、電池130の寿命を著しく悪化させることはない。また、急速充電を再開する場合のように、電池130の充電状態を分析して急速充電の時間を変えたりする必要がない。
また、図6にニッケル水素電池(恒温トリクル充電用)における電池の寿命特性の一例を示す。
図6において、縦軸が100%のとき、電池メーカが推奨する寿命年数が維持できることを差し、率が下がることに寿命年数が短くなることを指している。横軸は電池130が置かれている環境における周囲温度を指しているが、電池130の温度は、その周囲温度より高くなる。なお、従来の充電電流による電池の温度上昇と本実施の形態の充電電流における電池の温度上昇については、後述する。この図6によれば、周囲温度約40℃を境に急激に電池の寿命が短くなることが分かる。
次に、非常時の光量が異なる3種類における機種での従来の充電電流による電池の温度上昇と、実施の形態の充電電流における電池の温度上昇とを比較した結果を表1にまとめた。なお、機種Aは、ミニハロゲン30W相当(LEDによる消費電力は約7.8W)の光を発する非常灯、機種B、機種Cは、ともにミニハロゲン13W相当(LEDによる消費電力は約2.6W)の光を発する非常灯、機種Dは、ミニハロゲン9W相当(LEDによる消費電力は約1.6W)の光を発する非常灯である。よって、それぞれの機種における電池容量は、機種A>機種B=機種C>機種Dの順で異なっている。
表1より、従来の充電電流で充電すると、充電量の差による電池の温度差は、±3〜4℃程度の範囲であり、電池の温度はいずれも40℃以上になるのに対し、本実施の形態における充電電流で充電すれば、充電量の差による電池の温度差は、±1〜2℃程度の範囲となった。よって、充電による電池の温度上昇を抑えるとともに、充電量に増減があっても、電池の温度上昇はほぼ同程度に抑えることができた。このように、電池の温度上昇を規定温度(40℃)以下とすることができたので、電池の長寿命化を図ることができる。
また、本実施の形態では、充電回路520や電池130のコストを低減するために簡易な構成として、タイマーのみでの充電制御を行う場合について説明しているが、図7に示すように、電池130の温度または電池130の周囲温度の検出結果、あるいは電池電圧の監視(−ΔV)の検出結果を組み合わせることにより、最適な充電電流で電池130を充電するようにしてもよい。
また、本実施の形態では第一のトリクル充電、第二のトリクル充電について、特に個別の制御をするようなことはせずに連続的にトリクル充電する場合について説明したが、第一のトリクル充電、第二のトリクル充電は連続的な充電電流の供給でなくてもよく、例えば、図8、図9に示すように周期的にパルス状の充電を行うパルス充電であってもよい。このようにパルス充電を行う場合、充電電流そのものを変えなくても、パルスの周期を設定すれば、パルス充電による充電電流の実効値を、連続的に充電を行うトリクル充電の充電電流と等しくなるようにすることができ、部品変更などを行うことなく微小電流の調整が容易になる。
なお、本実施の形態では、非常灯の場合について説明したが、誘導灯などの照明装置であっても構わない。誘導灯2000の場合は、図10、図11に示すように、表示部910と、表示部910を発光させる光源部920と、この光源部920を点灯させる点灯回路930と、上述した電池130と、この電池130を充電する充電回路520と、電池130と点灯回路930と充電回路520を収納するとともに、表示部910と光源部920が取り付けられるケース940を備えている。誘導灯200は、電池130を充電中も光源部920を点灯させており、充電回路520、電池130の自己発熱に加え、光源部920ならびに点灯回路930の自己発熱によって、誘導灯2000の内部の温度は、外部の温度と比較して高温環境下になっている。しかしながら、このような環境下であっても、電池130の充電電流を1/20ItmA以下とすることによって、電池130、充電回路520の自己発熱が抑制でき、電池130の長寿命化が実現できる。
また、本実施の形態では、急速充電回路が不要となるので、急速充電を行うための制御を行う必要がなく、充電回路520の制御が簡易になるほか、急速充電のように、大きな充電電流が不要となるので、充電回路520に流れる電流が少なくなり、電子部品の耐電流量も小さくすることができ、小さいサイズの電子部品を用いることから充電回路の大きさを小さくすることができ、さらに、電子部品などのコストも削減することができる。
また、図3に示す充電回路520の具体例として、図12〜図15に示す回路方式がある。
図12、図13のように、充電抵抗と呼ばれる抵抗Rを充電電流切替部547からの信号でスイッチSW3をオンオフすることで、抵抗R1と抵抗R2の抵抗の接続を制御し充電電流を切替える。
このように、抵抗R1と抵抗R2の接続を切り替えるだけで、第一のトリクル充電と第二のトリクル充電とを容易に切り替えることができ、制御部540を簡素化できる。
また、図14のように、電池130の充電電流を電流検出部Rsenceで検出し、電流検出信号受信部549で受け取り、そのデータ(検出電流)に基づき、充電電流切替部547はフォトダイオードPDを介してDCDCコンバータ512に信号を送信する。この充電電流切替部547の信号により、DCDCコンバータ512の出力電圧を変化させることで電池130に流れる充電電流を制御する。
図14のような回路構成であれば、電池130の充電電流を電流検出部31で検出して、充電電流切替部547からの信号によりDCDCコンバータ512の動作自体を操作することができるので、電池130に流れる充電電流を制御することができ、より適切な充電電流で電池130を充電することができる。
また、図15のように充電電流を電流検出部Rsenceで検出し、汎用的なアンプ内蔵の定電流制御用IC570を用いた場合、充電電流切替部547からの信号でスイッチSW4をオンオフし、電流検出抵抗Rsenceの値を変化させることでDCDCコンバータ512の出力電圧を変え、電池130に流れる充電電流を制御することもできる。
充電電流をトリクル充電する方法としては、直流電流をそのまま流し続けることでももちろん可能であるが、充電電流値そのものは一定として、充電電流をオンオフ(充電電流をパルス状に流すこと)により実効電流を減らすことでも充電電流の制御が可能となる。
この場合は、DCDCコンバータ512の出力をオン/オフする遮断回路560を制御する信号を出力する遮断回路制御部544により遮断回路560の操作により実現することが可能となり、容易に電池130をパルス充電することができる。
この実施の形態では、点灯回路530が光源部300を点灯させたときに消費する消費電力量に相当またはそれ以上の充電量を微小な充電電流かつ充電規定時間で充電する充電回路520と、電池130、点灯回路530及び充電回路520を格納する筒体110(筐体、枠部400、器具本体100)と、を備えた照明装置について説明した。この照明装置によれば、電池130の充電によって電池130の寿命が短くなることを抑制できる。
実施の形態2.
本実施の形態は、実施の形態1により、第一のトリクル充電後の充電動作の変形例である。よって、実施の形態1の充電動作と相違する部分について説明する。
充電回路520は、実施の形態1と同様に、第一のトリクル充電にて、電池130を規定時間充電して確実に満充電にし、規定時間経過後、第二のトリクル充電に切り替えて、電池130の補充電を継続する。
第二のトリクル充電にて、電池130が自己放電した放電分を補い、電池130が満充電状態となるように維持しようとするが、例えば、周囲温度の影響による電池130の温度が上昇した場合、電池130の充電効率が低下して電池130の充電量が規定充電量よりも低くなってしまう場合がある。このような環境(電池130の周囲温度が高い状態)が断続的に継続した場合、第二のトリクル充電による補充電では、電池130に充電された電池容量が徐々に低下してしまう場合がある。そのため、第一のトリクル充電から第二のトリクル充電に切り替わったのち、定期的(例えば1カ月おき)に第一のトリクル充電にて、規定時間の充電を行うようにして、電池130に充電された充電容量が満充電(あるいは規定容量以上)状態に戻るようにする。
このようにすることによって、第二のトリクル充電で補充電を行っても電池130の充電量(mAh)が低下してしまった場合(特に高温の場合)であっても、電池130の充電量(mAh)を規定充電量以上に回復させることができ、電池130の充電量(mAh)が足りなくなることはない。
この場合でも、電池130の温度を測定するようなことはしなくて良く、特別な電圧検出なども不要である。
なお、電池130と、電池130を充電する充電回路520と、電池130と充電回路520とを格納する筒体110(筐体、枠部400、器具本体100)と、電池130の温度または電池130の周囲温度を測定する温度センサを有し、充電回路520は、温度センサが測定した温度が規定温度以下となるように充電電流を制御した照明装置としてもよい。このようにすることで、電池130が適正な温度範囲となるように充電電流が制御できるので、電池130の充電によって電池130の寿命が短くなることを抑制できる。
1000 非常灯、100 器具本体、110 筒体、111 開口部、120 回路ユニット部、121 ケース、130 電池、200 取付部、300 光源部、310 レンズ、320 発光ダイオード、400 枠部、410 窓部(開口部)、420 モニタランプ窓、430 点検スイッチ窓、500 回路部、510 交流直流変換部、511 整流回路、512 DCDCコンバータ、513 分流回路、514 平滑コンデンサ、520 充電回路、530 点灯回路、540 制御部、541 電池電圧検出部、542 停電検出部、543a 電池モニタ信号出力部、543b ランプモニタ信号出力部、543c 点検モニタ信号出力部、544 遮断回路制御部、545 出力電圧検出部、546 点検スイッチ信号入力部、547 充電電流切替部、548 点灯回路制御部、549 電流検出信号受信部、550 制御電源部、560 制御スイッチ、570 定電流制御用IC、La、Lb、Lc モニタランプ、SW1、SW2 点検スイッチ、Rsence 電流検出部、R、R1、R2、Rs1、Rs2 抵抗、PD フォトダイオード、2000 誘導灯、910 表示部、920 光源部、930 点灯回路、940 ケース。

Claims (5)

  1. 電池と、
    前記電池の電力で光源を点灯させる点灯回路と、
    前記点灯回路が前記光源を点灯させたときに消費する消費電力量に相当またはそれ以上の充電量を微小な充電電流かつ充電規定時間で充電する充電回路と、
    前記電池、前記点灯回路及び前記充電回路を格納する筐体と、
    を備えた照明装置。
  2. 電池と、
    前記電池を充電する充電回路と、
    前記電池と前記充電回路とを格納する筐体と、を有し、
    前記充電回路は、0.05ItmA以下で24時間以上前記電池を充電する照明装置。
  3. 電池と、
    前記電池を充電する充電回路と、
    前記電池と前記充電回路とを格納する筐体と、を有し、
    前記充電回路は、1/20ItmA以下で24時間以上前記電池を充電し、前記電池を満充電した後は、1/50ItmA以下で前記電池を補充電する照明装置。
  4. 電池と、
    前記電池を充電する充電回路と、
    前記電池と前記充電回路とを格納する筐体と、
    前記電池の温度または前記電池の周囲温度を測定する温度センサを有し、
    前記充電回路は、前記温度センサが測定した温度が規定温度以下となるように充電電流を制御する照明装置。
  5. 規定温度は40℃である請求項4に記載の照明装置。
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